泉福寺仏像拝観と三門館跡について

更新日:2022年11月04日

泉福寺仏像拝観と三門館跡について

-泉福寺仏像について-
滑川町和泉地区には、新義真言宗智山派を宗派とする泉福寺というお寺があります。そして、この泉福寺には、国指定重要文化財に指定されている木造阿弥陀如来坐像があります。仏像拝観希望の方につきましては、下記添付ファイルにある拝観申請書に、必要事項を記入し拝観希望日の約1ヶ月前までに文化財保護担当へ提出して下さい。その後、教育委員会より拝観許可書を送付させていただきますので、当日はその許可書をお持ちになってお越し下さい。拝観は、町職員の立ち会いの下で行います。

申請書送付先
郵送の場合:355-0803 埼玉県滑川町大字福田763-4
滑川町教育委員会事務局文化財保護担当宛
ファックスの場合:0493-56-5143
メールの場合:na3412401@town.namegawa.lg.jp


(注)仏像保護のため、雨天の場合は拝観を中止させていただいています。

泉福寺阿弥陀如来坐像拝観申請書(PDFファイル:63.4KB)木造阿弥陀如来坐像と両脇侍立像(観音菩薩「右」勢至菩薩「左」)

 

 

-三門館跡-

三門館跡は、東西を丘陵に挟まれた間にあったとされる館跡です。現在、建物は残っておらず、土塁と空堀が残っているだけです。当時の武士の館は、敷地の周りを堀、もしくは柵などで囲い、さらに土で盛土をし、土塁を形成したものが主流で、敵の襲来に備えた造りとなっていました。三門館跡もこれに近い形であったと思われます。土塁と空堀は、西側の丘陵上には、南北約180m、丘陵裾に向かい東へ約50m、そして反対側の東側丘陵上には南北約180m、丘陵裾に向かい西へ約60m続いています。この空堀と土塁に囲まれた内側約200mが館の敷地跡だったと考えられています。また、この規模から察するに、館の規模は東西に約25m、南北に約50mの大きさだったと考えられています。
館の主については資料が乏しく、詳細は不明ですが、諸説あります。主なものは大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に関連してくる比企氏の比企遠宗の館とするものや現在の毛呂山町周辺を拠点としていた毛呂太郎季綱の所領、源頼朝の近習で曽我兄弟の仇討ち事件で頼朝を救ったとされる五所五郎丸の館とする説などがあります。

三門館跡の土塁と空堀

(注)館跡は、現在個人所有の私有地となっているため、敷地内には立ち入らないで下さい。

この記事に関するお問い合わせ先

教育委員会事務局 文化財保護担当

〒355-0803
埼玉県比企郡滑川町大字福田763-4

電話番号:0493-57-1902

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