特定外来生物のクビアカツヤカミキリにご注意ください
クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定されています
クビアカツヤカミキリとは
クビアカツヤカミキリは平成30年1月に特定外来生物に指定され、サクラやウメ、モモ等のバラ科の樹木に産卵し幼虫が樹木の内部を食い荒らす昆虫です。繁殖力が強く、被害が進むと樹木の枯死や倒木などが発生する恐れがあります。
特定外来生物に指定され、生態系や人体、農林業に害を及ぼす可能性がある観点から販売、飼養、運搬等が法律により禁止されています。
クビアカツヤカミキリの特徴
・成虫の体長は25ミリメートルから40ミリメートル程度です。
・成虫の胸部が赤色で、体はツヤのある黒色です。
・幼虫はバラ科の樹木を摂食し、フラスと呼ばれる木くずとフンが混ざったものを排出しながら2~3年かけて成長し、6月~8月ごろに成虫となり樹木の外へ出ます。
クビアカツヤカミキリ フラス
(提供:埼玉県環境科学国際センター)
クビアカツヤカミキリ、フラスを発見したときは
クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定されているため、生きたまま持ち運ぶ、持ち帰って飼育する、捕獲した個体を別の場所へ放す等の行為が禁止されています。成虫を発見した際には、市販の殺虫剤を用いるほか、靴で踏み潰すなどの方法で駆除を行ってください。警戒心が強く、素早く動くため見つけたら逃がさないように捕殺しましょう。捕殺後は可能な範囲で写真等の記録を取り、埼玉県環境科学国際センター(電話0483-73-8331)か環境課までご連絡ください。
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埼玉県比企郡滑川町大字福田750-1
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更新日:2023年06月14日