平成26年第194回滑川町議会定例会(第1号)

              平成26年第194回滑川町議会定例会 平成26年11月28日(金曜日)         議 事 日 程 (第1号)    開会及び開議の宣告                                   1 会議録署名議員の指名                                  2 会期の決定                                       3 諸般の報告                                       4 行政報告                                        5 全議案の一括上程、説明                                 6 議案第54号 専決処分の承認を求めることについて                    7 議案第55号 滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について   8 議案第56号 町長及び副町長の給与等に関する条例及び教育委員会教育長の給与、勤務時間           その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定について      9 議案第57号 滑川町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例           の制定について                             10 議案第58号 滑川町・小川町適応指導教室に関する事務の委託に関する規約の制定について 11 議案第59号 埼玉中部資源循環組合の設立について                   12 議案第60号 平成26年度滑川町一般会計補正予算(第5号)の議定について       13 議案第61号 平成26年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の議定について 14 議案第62号 平成26年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第2号)の議定について  15 議案第63号 平成26年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の議定につ           いて                                  16 議案第64号 平成26年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)の議定について  17 議案第65号 平成26年度滑川町水道事業会計補正予算(第2号)の議定について     18 閉会中の継続調査の申し出について(議会運営委員会)                  19 追加議案第66号 平成26年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の議定に             ついて                               出席議員(14名)    1番  井  上  奈 保 子  議員      2番  北  村  徳  章  議員    3番  田  幡  宇  市  議員      5番  伊  東  康  夫  議員    6番  上  野     廣  議員      7番  長 谷 川  元  夫  議員    8番  森  田  泰  雄  議員      9番  高  坂  清  二  議員   10番  紫  藤  昌  久  議員     11番  上  野  憲  子  議員   12番  石  川  正  明  議員     13番  大  山  尚  美  議員   14番  北  堀  一  廣  議員     15番  金 井 塚  徳  一  議員 欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人      町       長    吉   田       昇      副   町   長    柳       克   実      教   育   長    小   澤   正   司      総 務 政 策 課 長    新   井   佳   男      会 計 管 理 者 兼    武   井   宏   晃      会  計 課  長      税  務 課  長    上       俊 一 郎      健 康 福 祉 課 長    山   下       進      町 民 保 険 課 長    森   田   耕   司      健 康 づ く り課長    堀   口   幸   男      環  境 課  長    横   田   一   己      産 業 振 興 課長兼    吉   田   利   好      農業委員会事務局長      建  設 課  長    赤   沼       裕      水  道 課  長    篠   ア   一   美      教育委員会事務局長    江   森   不 二 男
本会議に出席した事務局職員      事  務 局  長    吉   野   正   和      書       記    今   井   茂   子      録       音    吉   田       浩 

    開会及び開議の宣告
議長(金井塚徳一議員) 皆さん、おはようございます。議員各位には大変ご多用のところ、第194回滑川町議会定例会にご参集いただきまして、まことにありがとうございます。
  ただいまの出席議員は全員でございますので、定足数に達しております。ただいまから第194回滑川町議会定例会を開会します。
  これより本日の会議を開きます。
                                   (午前10時00分)
                                           
    会議録署名議員の指名
議長(金井塚徳一議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議規則第125条の規定によりまして、議長において指名をいたします。
   13番  大 山 尚 美議員
   14番  北 堀 一 廣議員
   1番  井 上 奈保子議員
  以上3名の方にお願いをします。
                                           
    会期の決定
議長(金井塚徳一議員) 日程第2、会期の決定を議題とします。
  本件につきましては、議会運営委員会でご審議いただいておりますので、議会運営委員会委員長に報告をお願いします。
  議会運営委員会、上野憲子委員長、お願いします。
          〔議会運営委員長 上野憲子議員登壇〕
議会運営委員長(上野憲子議員) 皆さん、おはようございます。11番、上野憲子です。議長の命によりまして、議会運営委員会の報告を申し上げます。
  本定例会の運営にかかわる議会運営委員会は、去る11月25日、午前10時より開催しました。出席者は議長を初め、議会運営委員会委員6名、執行部より町長、副町長、総務政策課長にご出席をいただき、付議されます案件等について説明を受け、慎重に審議しました。
  その結果、会期は本日より12月4日までの7日間とし、本日は諸般の報告、行政報告、全議案の一括上程、説明、議案審議を行い、本会議終了後に議会全員協議会を開催します。29日、30日は休日休会とします。12月1日は午前10時より一般質問を行います。12月2日は休会とします。12月3日は、午前10時より一般質問を行います。12月4日は午前10時より議案審議を行いまして、全議案審議、全日程終了次第、閉会とすることと決定しました。
  なお、会期日程につきましては、お手元に配付した会期予定表のとおりでございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
  以上をもちまして、議会運営委員会の報告を終わります。
議長(金井塚徳一議員) ただいまの議会運営委員会委員長の報告のとおり、会期を決することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 異議なしと認めます。
  よって、委員長の報告のとおり、会期は本日より7日間として、全議案審議、全日程終了次第、閉会と決定しました。
                                           
    諸般の報告
議長(金井塚徳一議員) 日程第3、諸般の報告を行います。
  議長より報告させていただきます。
  初めに、本定例会の会期予定、議事日程及び議案等につきましては、お手元に配付しておきましたのでご了承願います。
  次に、本職宛て提出のありました陳情第9号 町公的審議会等委員への宅地建物取引業者の登用に関する件、生活保護費受給者の家賃直接支払いに関する件の写しをお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
  次に、監査委員から平成26年9月、10月、11月実施の例月出納検査の結果報告がありました。報告書は事務局に保管してありますので、随時、閲覧を願います。
  次に、閉会中に議長が出席しました会議、研修等につきましては、報告書を配付してございますが、この場において幾つかご報告させていただきます。
  私、議長出席のいろいろ行事につきましては、一覧にしてご配付をしてございますが、その中で目につくのは、他町村といいますか、外部よりの視察の多くを計上させていただきました。17番の北海道佐呂間町、それと22番、宮城県大河原町議会、28番、富山県上市町議会、それと13番、北海道南幌町議会、このように広範囲からの研修の議員の皆さんにおいでをいただきました。非常に滑川町の行政についての興味が高いというふうに感じられております。その内容につきましては、皆様方ご承知のとおり子育て支援、福祉関係の充実ということが非常に評価されているというふうに思いました。
  そのほか幾つかお知らせしたいのは、ここでスポーツ関係の活躍が非常に目につきました。スポーツ関係の行事にも出席をさせていただいております。その中で、健康増進にもつながる大変な活躍でございましたが、全日本のシニア全国大会のソフトボールなのですが、第3位というようにすばらしい成果をおさめられました。このように、また町内でもスポーツを盛んにしていただいて、町民の健康につなげていけばよろしいかなというふうに思います。
  それと、11月8日でございます。七つの祝い。非常にたくさんの7歳のお祝いの皆さんが集まりました。よそではどんどん子どもの減少という状況が聞かれますが、滑川では毎年ふえていくというふうに、非常に喜ばしい次第でございました。将来の人材がたくさんいるなというふうに頼もしく思いました。
  いずれにしましても、滑川町の将来は非常に明るい将来であるというふうに感じております。それには、滑川町の財政的な基盤の充実というふうなことが一番の課題になるかと思います。今行われているような非常にすばらしい町民福祉の行政を閉ざさないように、お互いに頑張っていきたいというふうに感じております。
  簡単ですが、以上で議長としての報告を終わらせていただきます。
                                           
    行政報告
議長(金井塚徳一議員) 日程第4、行政報告を行います。
  吉田町長より行政報告をお願いします。
          〔町長 吉田 昇登壇〕
町長(吉田 昇) 皆様おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、定例会開会に当たりまして、一言ご挨拶と一般行政報告を申し上げます。
  本日は、第194回滑川町議会定例会を招集させていただきましたところ、何かとご多忙の中、ご健勝にて全議員にご出席を賜りまして開会できますことに、厚くお礼申し上げます。
  本定例会は、平成26年度一般会計補正予算の議定を初め、12議案の重要案件の審議をお願いするものでございます。慎重審議を賜りまして、原案どおり可決、決定いただけますようお願いを申し上げます。
  次に、一般行政報告を申し上げます。
  11月3日には、昭和59年に町制を施行してより30周年を迎えることができました。これもひとえに議員各位を初め、町民皆様のお力によるものと感謝しておるところでございます。
  11月1日の滑川町制施行30周年記念式典では、上田清司埼玉県知事を初め、多くの来賓にご臨席を賜り、盛会に開催することができました。まことにありがとうございました。
  式典終了後の記念コンサートも200名を超す大勢の方々にご鑑賞いただき、町制施行記念事業を大いに盛り上げることができました。これを一つの契機として、今後も町の文化振興にも取り組んでまいりたいと思います。
  また、同じく30周年記念事業として行った10年後の自分、家族への手紙も大変に好評をいただき、630通のメッセージをお預かりいたしました。町で大切に保管し、10年後の40周年のときに郵送したいと思います。未来に思いをはせながら、楽しみにしていただきたいと思います。
  恒例となっております社会福祉協議会主催の敬老会も、10月8日から3日間行われました。504名が元気に参加をされ、会場のコミュニティセンターも笑顔にあふれ、大変喜ばしく思うところでございます。
  また、毎年行われております秋のイベントでは、多くの皆様のご協力をいただき、盛大に開催することができました。特に町民体育祭は、台風の接近で天候が心配されましたが、おかげさまで盛大に開催することができました。
  滑川まつりは、秋晴れのもと、町制施行30周年の当日でもあったことから、例年以上に盛会に行うことができました。ご協力をいただき、まことにありがとうございました。
  11月22日には、滑川町が主催して第12回比企郡市人権フェスティバルを開催いたしました。21世紀は人権の世紀と言われ、全ての人々がお互いの人権を尊重し、ともに生きる社会をつくり上げていくことが求められております。今回のフェスティバルを通じて、さまざまな人権問題への理解、関心を深めることができたと思っております。
  昨年も好評をいただいたプレミアム共通商品券は、10月26日に販売を開始し、大好評により1,000セットが即完売となっております。町の商工業、経済の活性化につながることを期待をしております。
  町村会のシステム共同化による住民情報の総合行政システムの入れかえ作業は、11月22日から24日にかけて行いました。住民情報にかかわる全てのシステムが対象となり、大変に大がかりな作業となりましたが、現在まで大きな混乱もなく実施ができております。
  さて、スポーツでは全国レベルでの活躍が光りました。ソフトボールの滑川シニアチームが県大会を制覇し、全国大会に出場しました。見事全国3位という成績をおさめました。日ごろの練習の成果をいかんなく発揮されての快挙であります。大変におめでとうございます。
  これら教育関係につきましては、後ほど教育長より報告をいたします。
  次に、表彰関係でございますが、先輩議員である篠崎高一さんが旭日単光章を、特定郵便局長としての功績で福田の栗原四郎さんと、長年危険業務に従事をしたことに対して月輪の中元勝さんが瑞宝双光章を授章されました。
  県知事表彰では、先輩議員であります吉澤栄一さんが自治功労として受賞され、月の輪7丁目の神田克彦さんと福田の小林紀夫さんが長年の消防団活動に対しまして表彰を受けられました。
  みなみ野の鶴田今朝幸さんと福田の堀口敏子さんは、地道なボランティア活動の功績により、シラコバト賞を受賞されました。
  また、先日の記念式典では、町政に功績のありました34名の方に、町の表彰条例に基づき表彰をいたしました。
  受賞者の皆様のさらなるご活躍をご期待申し上げます。
  町民の生命と財産を守る消防団員の皆さんが、日ごろの訓練の成果を発揮し、9月21日の消防操法大会に出場し、5位と検討をされました。
  10月16日の自衛消防総合訓練大会では、ボッシュや日立オートモーティブシステムなどの町内企業が優勝するなど、すばらしい訓練の成果を上げられました。町を預かる者といたしまして、大変心強く思うところでございます。
  これから季節は火災が多く発生する時期となります。防災の基本は、自分の身は自分で守ることです。職員も一丸となって防災に取り組んでまいりたいと思います。
  以上、主なものだけでございますが、挨拶と一般行政報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
                                           
議長(金井塚徳一議員) 続いて、小澤教育長より行政報告をお願いします。
          〔教育長 小澤正司登壇〕
教育長(小澤正司) 改めまして、皆さんおはようございます。議長のお許しをいただきましたので、教育長、教育関係の報告事項を申し上げます。
  初めに、10月以降、各学校や幼稚園におきましては、幼稚園の運動会、彩の国教育の日にちなんだ各小中学校の学校公開等それぞれの行事において、議員の皆様には大変ご多用の中ご臨席をいただき、子どもたちへの温かい声かけや激励をいただきましたことを心よりお礼申し上げます。
  この2学期は、幼稚園では運動会、秋祭り集会、各学校では修学旅行や宿泊学習、音楽会、遠足などの大きな行事を実施してまいりました。行事に取り組む子どもたちの一生懸命な姿を見ることができ、さまざまな体験的な活動を通して、心身ともにたくましく成長していることを実感できました。
  滑川中学校では、11月18日に25地区進路指導・キャリア教育研究発表会を行い、小中高の先生方に授業を公開しました。また、運動部活動では先日行われた新人大会で、サッカー部、バレー部、硬式テニスのペアが優勝し、陸上部、剣道部が比企地区予選会を勝ち抜き、県大会に出場を果たしました。野球は残念ですが決勝で敗れ、県大出場はなりませんでした。
  月の輪小学校では、平成25年度、26年度と埼玉県教育委員会の委嘱を受け、道徳教育の研究に取り組んでまいりました。そして本日、研究発表と、文部科学省教科調査官澤田浩一氏をお招きして、これからの道徳教育のあり方についての講演会を行います。
  福田小学校では、学校、家庭、地域の連携の取り組みが評価され、本年度、埼玉・教育ふれあい賞を受賞したところでございます。
  宮前小学校では、本年度より立ち上げた通級指導教室が軌道に乗り、児童一人一人の指導、支援の充実をさらに図れるようになってきております。
  この間、生徒指導上のトラブルなど何件かはありましたが、おかげさまで各学校、園等におきましては、大きな事件、事故等もなく、充実した教育活動が展開されております。
  また、ここへ来て日没が早くなり、交通事故の危険が増す時期となっております。あわせてこのたび滑川中学校が自転車通学安全モデル校の指定を受けましたので、これをきっかけにしながら町内各学校での交通安全指導の徹底をさらに図っているところでございます。
  それでは、教育関係全般についてご報告させていただきます。
  初めに、学校教育関係ですが、町の教育行政重点施策の1つの柱、確かな学力の育成に関しては、各学校とも町教育委員会から学力向上の研究委嘱をお願いしております。教える内容の分析、教師の発問の仕方、言葉の選び方、子どもたちの反応の観察といった具体的な視点から授業改善を図るために、積極的に授業研究を行っております。また、町の学校運営改善推進委員会を中心にして、授業時数や内容について検討し、量と質の両面から真に学力向上につながる指導計画等の立案を行っているところでございます。
  2つ目の柱、豊かな心と健やかな体の育成に関しては、小中学校生徒指導担当者委員会やいじめ・非行問題防止ネットワーク・サポートチーム等を立ち上げ、町として小中の連携、協力体制の整備を図り、双方の情報の共有化により、小中の連携した指導ができるよう取り組んでおります。加えて、教育相談の面からもスクールカウンセラーや教育相談員による町教育相談室での通常の相談活動だけでなく、各小学校に出向く巡回相談活動も行っております。小中の連携した相談活動の継続を図り、いじめ・不登校対策に全力を注いでおるところでございます。
  さらに、警察、児童相談所などの関係諸機関とも連携を図り、積極的な生徒指導を展開し、生徒指導上の問題を未然に防ぐよう全力を挙げて取り組んでおります。
  3つ目の柱、質の高い学校教育に関しては、学校への訪問、授業参観、学校評価を充実させ、学校のミッション達成に向けての状況を把握してまいります。それを踏まえて、各学校での授業改善等、教育委員会としての支援や援助のあり方を検討してまいりたいと考えております。
  次に、来年度小学校に入学する児童の健康診断を10月1日に月の輪小学校、8日に宮前小学校、15日に福田小学校において実施いたしました。来年度の入学予定者数は11月現在、宮前小学校が81名、福田小学校32名、月の輪小学校92名、合わせて205名の予定でございます。ほかに青鳥小学校への区域外就学ですが5名、特別支援学校1名の見込みでございます。
  この就学児健診にあわせて、ことしも親の学習講座を開催し、親の役割・家庭の役割等について、保護者への学習の機会を提供しております。
  幼稚園では、来年度の新入園児の募集を行い、3歳児は90名、4歳児は7名の応募がありました。その結果、定員に達しておりませんので、応募者全員に入園していただくことにいたしました。今後、追加募集を行っていく予定でございます。
  次に、教育総務関係ですけれども、9月定例議会において教育委員会より設定させていただきました債務負担行為2件についてご報告させていただきます。
  初めに、町立幼稚園及び小中学校空調設備等整備事業ですが、各学校の施設状況等を勘案し、滑川幼稚園、宮前小学校、滑川中学校の3校にはガス空調設備を、福田小学校、月の輪小学校には電気空調設備を選択し、整備することとしました。過日入札を行い、業者が決定しましたので、順次設置工事に着手し、来年の夏には使用できるように整備してまいります。
  次に、宮前小学校プレハブ教室等整備事業ですが、職員室南側の職員駐車場敷地に普通教室6教室、男女トイレ、多目的トイレ、エレベーター、空調設備等を備えたプレハブ校舎を整備してまいります。これらについても、過日入札が行われ、業者が決定しており、来年度の学校運営に活用できるよう、可能な限り早期に整備していきます。なお、両事業ともリース方式による整備となっております。
  次に、メール配信システム導入事業ですが、これは県の緊急雇用創出基金事業交付金を活用したもので、町内の幼稚園及び小中学校4校1園を対象にし、緊急時における保護者への連絡をメール配信により行うシステムとなります。
  こちらも契約済みとなっており、来年1月をめどに保護者の方へ通知、メールアドレスの登録を行い、テスト稼働を経て、来年4月から本稼働となる見込みでございます。
  また、月の輪小学校校務用及び教育用パソコン機器等システムの入れかえ工事ですが、こちらについても過日入札を実施し、業者決定をしております。機器の調達やシステムのカスタマイズ等の準備を行い、来年3月からの仮稼働、現在使用中のシステムからのデータの移行を行い、4月から両システムの本稼働に向け進めてまいりたいと思います。
  その他、来年度から使用する新しい教科書に沿った指導書、指導教材の購入費等を各小学校の予算に計上しております。さらに、本補正予算中の学校別における事業ですが、宮前小学校の校舎北側の非常階段の改修工事、福田小学校の児童用机、椅子購入、滑川中学校の体育館用折り畳み椅子購入などについて計上させていただいておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
  次に、生涯学習関係では、チャレンジキッズ!なめがわには131名の応募があり、低学年は58名、高学年は40名を抽選して、98名で実施しております。9月から1月までに低学年と高学年各3回ずつ計6回、主に森林公園の環境学習プログラムを活用した体験活動を中心に行っております。
  子ども大学くまがやには、現在本町から18名の子どもたちが参加しております。11月8日には伊古の里において武州ころ柿復活推進協議会の協力のもと、ころ柿に関する講義と干し柿づくりの一部、皮をむき、それをつるべて、さらに薫蒸し、棚にかけるまでの作業を体験してもらいました。12月6日には全5回の活動を終え、卒業式が行われる予定で、そこで子どもたちには自分でつくった干し柿を配付することになっております。
  また、今年度の寿学級小江戸川越めぐりは、9月12日の水房をスタートに、11月11日の上福田まで15地区に分けて実施しました。364名の参加をいただき、無事終了することができました。第3回は12月10日から2月6日の予定で、けんちんうどんづくり等を中心に開催を予定しております。
  その他、先ほど町長からもお話がありましたが、11月22日、人権フェスティバルをフレサよしみにおいて開催いたしました。ことしは滑川町が幹事町ということでしたが、適当な施設がないため、吉見のフレサよしみをお借りして開催したものでございます。開会行事、そして江川紹子さんによる講演を午前中行い、午後からは各市町からの12団体による舞台発表が盛大に開催されました。総勢1,067名の参加を得て、人権尊重社会建設に向けての一助とすることができたものと思います。
  次に、生涯スポーツ関係ですが、まず10月12日に第30回町民体育祭を開催しました。本年度は町制施行30周年の冠をつけて、盛大に開催することができました。前日には、各行政区より1名ずつのご協力をいただき、スポーツ推進委員とともに準備を行い、準備万端で当日を迎えることができました。種目や内容も工夫し、30周年記念にふさわしく、昼休みには交通安全母の会や老人クラブ、各地区の健康づくりグループ等を中心に滑川音頭と滑川町歌の披露などもあり、大いに体育祭を盛り上げていただきました。
  結果については、優勝羽尾2区、準優勝羽尾1区、第3位月輪。特別賞は敢闘賞みなみ野・十三塚、努力賞上福田、がんばったで賞羽尾3区がそれぞれ受賞しております。また、体育賞については、功労賞は有井ひとみさん、鈴木昇さん、宮島清さんの3名、優秀選手賞は滑川シニアソフトボールクラブが受賞をされました。大変おめでとうございます。改めて本体育祭にかかわりました役員、選手、全ての皆様方に感謝を申し上げ、引き続き来年度もことしに負けないすばらしい体育祭が開催できますよう努めてまいりたいと思います。
  続いて、11月8日には第29回世代交流輪投げ大会を開催しました。老人クラブ連合会を中心に参加いただきました世代交流輪投げ大会ですけれども、6歳から92歳まで184名の参加をいただき、盛大に開催することができました。年齢を問わずに誰でも楽しみながら参加できる輪投げは、まさに健康スポーツの象徴であり、今後とも各地区の健康づくり、仲間づくり、さらには地域づくりに大いに活用してほしいと思います。町としても引き続き普及啓発に努めてまいりたいと思います。
  また、今年度の第37回日本スリーデーマーチは、11月1日から3日の日程で開催されました。滑川町は1日目と2日目が通過コースとなり、1日目に羽尾・平集会所の南側で15名の役員、主にバレーやインディアカの方々のご協力をいただきましたが、により湯茶とあめ、そして笑顔のおもてなしを行いました。また、恒例となっているボランティア団体寄っといでによる甘酒接待も、雨模様の中、大盛況で、スリーデーマーチを側面から盛り上げていただきました。
  その他、スポーツ推進委員の篠ア英明様、そして志村政男様の2名が全国スポーツ推進委員連合から30年勤続表彰を受けました。30年という長きにわたり、本町のスポーツ発展にご尽力いただきました功績は多大であり、心より敬意を表します。
  今後の予定としましては、12月6日の滑川町駅伝競走大会、年が明けて1月24日のスキー・スノーボード教室、3月の比企郡駅伝競走大会と続きます。今後とも生涯スポーツの振興、発展のためにご理解、ご協力をお願い申し上げます。
  公民館、図書館関係では、公民館の秋の事業といたしまして、第36回滑川町文化祭を11月1日から3日まで、コミセンにおいて盛大に開催することができました。ことしは、例年以上にすばらしい技の持ち主が初めて出展するケースが多く見られたように思います。今後さらに文化祭がより多くの町民の作品発表の場、交流の場となるよう、創意工夫に努めてまいります。
  また、11月8日の七つの祝いでは、210名の該当者の中、181名の参加があり、出席率は約86%でした。当日は、多くの議員の皆様にもご臨席をいただき、まことにありがとうございました。
  後期の公民館教室は、4教室を募集しております。昨年に続き、なめがわ郷土かるたの旅教室を計画したところ、ことしも23名の参加がありました。小高孝彦さんに案内をお願いし、泉福寺の重要文化財阿弥陀如来座像等を見学しながら町内をめぐっております。現在4回のうち3回が終了したところでございます。
  そのほか、着つけ教室、俳句教室なども開催し、参加者の皆さんは非常に熱心に取り組んでおります。
  また、エコとの共催で立ち上げたわが街ガイド養成講座は4回シリーズで計画し、昨日第1回がスタートをしました。将来的には滑川町のボランティアガイドとして活躍できればと考えております。
  今後、年明けの1月11日には成人式を挙行します。文教厚生常任委員の議員の皆様にはご臨席を賜りたくお願い申し上げます。よろしくお願いいたします。
  図書館では、11月3日の滑川まつりに合わせ、図書館まつりを開催しました。アニメ映画の上映やクイズ大会などに200名以上の子どもたちの参加がありました。古本市では、除籍となった古い資料を無償で配布し、雑誌を含め、ほとんどがなくなるほど大盛況でございました。
  今後、12月6日にはクリスマスおはなし会を開催いたします。読み聞かせボランティアの皆さんの協力を得て、たくさんの絵本、紙芝居等を用意し、手づくりグッズのプレゼントなどさまざまな工夫を凝らし、子どもたちに喜んでいただけるおはなし会になるよう準備を進めているところでございます。
  最後に、文化財関係では、11月14日に比企地区の教育委員会と合同で文化財めぐりを実施し、今回は吉見町内の文化財を訪ねて回りました。また、現在福田地区に所在する文化財収蔵庫の屋根の改修を行っています。この施設は、昭和11年建築の旧福田農協米穀倉庫であり、大谷石づくりの重厚な建物です。改修は年内終了の予定でございます。羽尾地内の寺谷廃寺については、確認調査を実施する予定でございます。
  また、エコミュージアムセンターでは、ミヤコタナゴの野生復帰に向け、その増殖に取り組んでおりますが、ことしの人工増殖で誕生した稚魚は562尾で、これとは別に、ことしもセンター中池において二枚貝を使った自然増殖に取り組み、250尾ほどの稚魚の浮上が確認できております。小さな稚魚を安全に捕獲することが難しいため、目視によるものですけれども、人工増殖とあわせて、ことしは約800尾を超える繁殖数となっているものと思います。
  以上、雑駁ではございますが、教育関係の報告とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
議長(金井塚徳一議員) これで行政報告を終わります。
                                           
    全議案の一括上程、説明
議長(金井塚徳一議員) 日程第5、全議案の一括上程を行います。
  事務局長に朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(金井塚徳一議員) 吉田町長より提出議案の説明をお願いします。
          〔町長 吉田 昇登壇〕
町長(吉田 昇) 町長、本定例会に提出させていただきます認定及び議案の説明をさせていただきます。
  その前に、普通ですと、議会はいつも定例会はその月の第2週を初日とするということで通例議会を開会をしておるわけでございますけれども、今回は人事院勧告がございまして、職員の給与、そして議員も私たちも同じでございますけれども、期末手当の増加というものがございました。この法案につきましては、11月いっぱいに可決をしないと12月5日の支給に間に合わないということで、ことしは11月中の開会とさせていただきました。
  町村によっては、11月に臨時会を開いて給与法案、そうしたものを可決をした町村もございますけれども、うちの町につきましては11月中にこの給与法案を可決をいただき、引き続き12月定例会を行っていただくということで、今回は11月に招集をさせていただいたということで、ですから議会運営委員会の中で決定をいただいたわけでございますが、どうしても本日この給与法案を可決をしていただきたいということから、通例ですと一般質問を先にやったわけでございますけれども、今回は議案審議を一番初めにしていただき、後に一般質問を行うというようなことで議運で決定をいただきましたので、よろしくお願いしたいというふうに思います。
  それでは、提出議案の説明をさせていただきます。
  議案第54号 専決処分の承認を求めることについては、12月14日に執行が確定した衆議院議員総選挙の予算759万1,000円を計上するため、平成26年度滑川町一般会計補正予算(第4号)を11月21日に専決処分をしたので、議会の承認をお願いするものでございます。
  議案第55号 滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定については、人事院勧告を踏まえ、一般職の職員の給与、手当等を改定するため、本条例の一部を改正をお願いするものでございます。
  議案第56号 町長及び副町長の給与等に関する条例及び教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定についても、人事院勧告を踏まえた期末手当を改定するため、本条例の一部改正をお願いするものでございます。
  議案第57号 滑川町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についても、期末手当の支給割合を改定するため、本条例の一部改正をお願いするものでございます。
  議案第58号 滑川町・小川町適応指導教室に関する事務の委託に関する規約の制定については、近隣5町村が共同設置する適応指導教室の事務を小川町に委託する規約を定めるものでございます。
  議案第59号 埼玉中部資源循環組合の設立については、2市5町1村のごみ処理施設の建設等に関する事務を共同処理するため、埼玉中部資源循環組合を設立することについて協議をしたいので、議会の議決をお願いするものでございます。
  議案第60号 平成26年度滑川町一般会計補正予算(第5号)の議定については、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2,611万6,000円を追加し、歳入歳出それぞれ61億2,541万3,000円としたいものでございます。
  議案第61号 平成26年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の議定については、既定の歳入歳出それぞれ4,586万円を追加し、歳入歳出それぞれ17億1,517万円としたいものでございます。保険給付費の増額が主なものでございます。
  議案第62号 平成26年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第2号)の議定については、既定の歳入歳出それぞれ248万7,000円を追加し、歳入歳出それぞれ4億4,777万6,000円としたいものでございます。開発による接続分担金や負担金の増額と事業費の減額が主なものでございます。
  議案第63号 平成26年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の議定については、施設費の減額と事業費の増額によるもので、総額の増減はございません。
  議案第64号 平成26年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)の議定については、既定の歳入歳出それぞれ4,232万4,000円を減額し、歳入歳出それぞれ9,180万1,000円としたいものでございます。国・県の補助金の減額に関連するものが主なものでございます。
  議案第65号 平成26年度滑川町水道事業会計補正予算(第2号)の議定については、既定の事業費41万1,000円を追加したいもので、給与改定によるものでございます。
  以上、提出をいたしました12議案の説明とさせていただきます。
  なお、詳細につきましては、その都度担当課長より説明いたします。十分なるご審議を賜りまして、原案どおり速やかなご承認、ご議決をいただけますようよろしくお願いを申し上げます。
  それから1点、追加議案をお願いしたいというふうに思います。これは当然、議長さん、議会運営委員会にお諮りをいたしまして提出をさせていただきますが、一般会計のほうから後期高齢者の特別会計へ繰出金を組んでございます。しかし、後期高齢者のほうのその受け皿の補正予算が今回出ておりません。ミスでございました。その追加予算を追加議案として提出をさせていただきたいというふうに思いますので、議長さん、議会運営委員会にお諮りをして提出をさせていただきたいというふうに思いますが、議員各位のご了解をお願いしたいというふうに思います。
  以上です。
議長(金井塚徳一議員) 暫時休憩といたします。再開は11時10分。お願いします。
          休 憩  (午前10時51分)
                                           
          再 開  (午前11時10分)
議長(金井塚徳一議員) 再開します。
                                           
    議案第54号の説明、質疑、討論、採決
議長(金井塚徳一議員) 日程第6、議案第54号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(金井塚徳一議員) 朗読が終わりました。
  新井総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 新井佳男登壇〕
総務政策課長(新井佳男) 総務政策課長、議案第54号 専決処分の承認を求めることについて説明いたします。
  まず、提案の理由ですが、平成26年11月21日に平成26年度滑川町一般会計補正予算(第4号)を専決処分したので、議会に報告し、その承認を求めるため、この案を提出するものであります。
  内容につきましては、11月21日、衆議院の解散に伴います選挙費用を専決処分により計上させていただいたものであります。専決処分の日は11月21日でございます。
  1ページをお開きいただきたいと思います。
  議案第54号 平成26年度滑川町一般会計補正予算(第4号)。
  平成26年度滑川町一般会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ759万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ60億9,929万7,000円とする。
  2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  平成26年11月21日提出、滑川町長、吉田昇。
  2ページのところをちょっとごらんいただきたいと思います。歳入の関係でございますが、款で款15県支出金項3県委託金でございまして、県から衆議院選挙に関係する予算を県のほうから759万1,000円をいただけるという内容でございます。
  続きまして、3ページのところの歳出でございますが、759万1,000円いただけるところでございますが、若干の上積みをさせていただきまして、一般会計のほうからは865万円の歳出という予算をつくらせていただきました。不足分の105万9,000円につきましては、予備費のほうから充てさせていただきたいと思います。
  開票時間ですとか、いろいろな部分でぴったりというわけにはいきませんが、できるだけ支出を抑えた形で選挙のほうを執行していきたいと思っております。
  歳出の詳細につきましては、7ページ以降に詳細のほうありますけれども、説明のほうは割愛させていただきたいと思います。
  以上で説明は終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(金井塚徳一議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質問時間は答弁を含み30分とします。
  質問形式は対面一問一答方式とします。
  質問席につき、質疑に入り、1回目に一括質疑・一括答弁、または最初から一問一答方式にするかは質問者に委ねます。
  質疑ありませんか。
  北堀議員。
          〔14番 北堀一廣議員登壇〕
14番(北堀一廣議員) 14番、北堀です。
  1点だけお伺いしたいと思います。このたびの突然の解散によりまして、いろいろ忙しい中を今やりくりをしていただいていると思いますが、きょうまでのところ、まずポスターを張る掲示板等がまだ立っていないようですが、公示までには間に合うかどうか、その点をひとつお伺いしたいと思います。
議長(金井塚徳一議員) 総務政策課長。
          〔総務政策課長 新井佳男登壇〕
総務政策課長(新井佳男) 総務政策課長、ただいまのご質問にご答弁申し上げます。
  今回この補正予算を専決処分をするに当たりまして、内部でもこの今回の補正でいいのではないかという部分も議論がありまして、補正対応で一括して上程しようか、あるいは専決でやろうかということで、いろいろと内部でも協議させてもらいました。
  その結果、専決処分でやらせていただいたわけなのですけれども、その理由が解散と同時に、今北堀議員さんから申し上げていましたように、ポスター掲示場の設置をしなくてはいけないとか、もろもろの負担行為、準備行為が発生しますので、事前に動けるようにということで専決処分のほうをさせていただきました。ポスター掲示場のほうにつきましても、もう契約の運びまで進んでおりますので、間違いなく公示日までには町内に設置できる予定になっておりますので、よろしくお願いいたします。
議長(金井塚徳一議員) 北堀議員。
14番(北堀一廣議員) ありがとうございました。了解しました。
  以上です。
議長(金井塚徳一議員) ほかにありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) なしと認めます。
  これより議案第54号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
          〔挙手全員〕
議長(金井塚徳一議員) 全員賛成です。
  よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。
                                           
    議案第55号の説明、質疑、討論、採決
議長(金井塚徳一議員) 日程第7、議案第55号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(金井塚徳一議員) 朗読が終わりました。
  新井総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 新井佳男登壇〕
総務政策課長(新井佳男) 総務政策課長、議案第55号 滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明いたします。
  提案の理由ですが、平成26年8月7日付の人事院勧告を踏まえ、一般職員の給料表、通勤手当、勤勉手当を改正する措置を講じる規定を制定いたしたく、地方自治法第96条第1項の規定により議決を求めるものでございます。
  改正の内容ですが、新旧対照表を用いて説明させていただきたいと思います。新旧対照表の中で、アンダーラインの引いてあるところが新旧の対照になります。まず、8条の4第2項イの部分に、改正前600円を改正後630円に改正するという内容ですが、通勤手当の改正になります。通勤手当は、2キロメートル以下はゼロ円ということで出ません。2キロ以上3キロメートルの場合には2,000円支給いたします。そして、3キロメートル以上4キロメートル以内は現在2,600円で支給していますが、改正では2,630円になるものでございます。同じように4キロ以上5キロメートル以内は現行3,200円でございますが、今回の改正により3,260円に改正されます。
  続きまして、勤勉手当の改正になりますが、14条の5第2項(1)をごらんください。勤勉手当が100分の67.5を100分の82.5に引き上げるものでございます。本来は6月と12月ともに勤勉手当を100分の75月に改定するものですが、6月の一時金につきましては既に支給されているため、12月の勤勉手当を6月の引き上げ分も含めまして支給しますという内容となっております。また、27年度からは勤勉手当の支給は6月、12月ともに100分の75に戻していきます。
  (2)の再任用の職員も同様の考え方で勤勉手当の引き上げを行います。ただし、率につきましては低く抑えてあります。
  続きまして、2ページになりますが、給料表の改定になります。平均改定率は0.3%で、引き上がる範囲は初任給から43歳までの方になります。初任給では2,000円引き上がります。その後、段階的に下がっていきまして、43歳で100円の引き上げになります。それ以上の年齢層は引き上げはございません。
  参考に申しますと、この表で改正後の1級の9号級をごらんいただきますと、14万6,500円となっております。ここが高卒の初任給になります。14万4,500円から14万6,500円ということで、2,000円の引き上げとなっております。同じように1の19号級をごらんいただきますと、16万700円となっております。ここが短大の卒業生の初任給になります。続きまして、1級の29号級18万800円につきましては大卒の初任給に当たります。
  続きまして、最後の6分の6ページをごらんいただきたいと思います。先ほど申し上げました勤勉手当を100分の75に27年度から戻しますよという内容がここのほうに記載されております。6分の6ページにつきましては、27年度からの適用となります。
  最後に、人事院勧告によります給与改定での人件費の引き上げでございますが、共済組合負担金あるいは退職手当の負担金を含めまして、全部で1,030万6,000円になります。
  このほかにも27年度より改正になる事項がございますが、現在組合と協議中でございます。協議が調いましたら、3月議会に提案させていただきたいと思います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(金井塚徳一議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
  森田議員。
          〔8番 森田泰雄議員登壇〕
8番(森田泰雄議員) 8番、森田でございます。
  1級から6級まであるのですけれども、一番最初のところだけを見ていただきますと、1級が2,000円上がり、2級が2,700円上がり、3級が2,600円、4級が1,500円、5級が1,500円、6級が1,300円、これ一律ではないのですか。
議長(金井塚徳一議員) 総務政策課長。
          〔総務政策課長 新井佳男登壇〕
総務政策課長(新井佳男) 総務政策課長、答弁申し上げます。
  職員のこの給料表自体は、1級の1号からずっと、1級だけで考えますと93号級までございますが、町が採用している職員が高卒1の9から大体1の29までの範囲内で初任給はほとんど格付でなっておりますので、初任給に関しますと一律2,000円のアップという形で今説明をさせていただいたところでございます。該当者がいないということでご理解いただきたいと思います。
議長(金井塚徳一議員) 森田議員。
8番(森田泰雄議員) よくわからないのですけれども、ずっと行って、86級になりますと1,300円しか上がっていない。これどういう計算になるのか、よくわからないのですけれども。
議長(金井塚徳一議員) 総務政策課長。
          〔総務政策課長 新井佳男登壇〕
総務政策課長(新井佳男) 総務政策課長、答弁申し上げます。
  上がる幅が確かに初任給からだんだん、だんだん年齢が上になるにつれて下がってきます。それは今度、今回の人事院勧告で若い方の給与を手厚くして、だんだん段階的に減らしていって、我々の年齢層は43歳までしか上がらないのですけれども、44歳以降の年齢については今回の人事院勧告では上げませんよということで、2,000円を頭に段階的に下がっている。下がっているというか、少ない額で賃金を上げているというような形でご理解いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。一律ではありませんので。
議長(金井塚徳一議員) 森田議員。
8番(森田泰雄議員) そうすると、企業で役付定年みたいなものですか。わかりました。ありがとうございます。
議長(金井塚徳一議員) ほかにありますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。討論はありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 討論なしと認めます。
  これより、議案第55号 滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
          〔挙手全員〕
議長(金井塚徳一議員) 全員賛成です。
  よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。
                                           
    議案第56号の説明、質疑、討論、採決
議長(金井塚徳一議員) 日程第8、議案第56号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(金井塚徳一議員) 朗読が終わりました。
  新井総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 新井佳男登壇〕
総務政策課長(新井佳男) 総務政策課長、議案第56号について説明いたします。
  内容につきましては、期末手当の引き上げでございまして、一般職員と同じ内容でございます。一般職員では勤勉手当の引き上げを行いましたが、特別職、町長、副町長、教育長さん等については勤勉手当がありませんので、期末手当の引き上げになっております。引き上げ幅につきましては一般職員と同じで、6月が0.75月、12月が0.75月の引き上げとなっております。ただし、26年度につきましては、もう既に6月の一時金は支給済みということでございますので、12月で調整をさせていただいているという内容でございます。
  ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
議長(金井塚徳一議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。討論はありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第56号 町長及び副町長の給与等に関する条例及び教育委員会教育長の給与、勤務時間、その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
          〔挙手全員〕
議長(金井塚徳一議員) 全員賛成です。
  よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
                                           
    議案第57号の説明、質疑、討論、採決
議長(金井塚徳一議員) 日程第9、議案第57号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(金井塚徳一議員) 朗読が終わりました。
  新井総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 新井佳男登壇〕
総務政策課長(新井佳男) 総務政策課長、議案第57号について説明いたします。
  内容につきましては、期末手当の引き上げで、議案第56号と同じ内容でございます。
  ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(金井塚徳一議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。討論はありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第57号 滑川町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
          〔挙手多数〕
議長(金井塚徳一議員) 賛成多数です。
  よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。
                                           
    議案第58号の説明、質疑、討論、採決
議長(金井塚徳一議員) 日程第10、議案第58号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(金井塚徳一議員) 朗読が終わりました。
  江森教育委員会事務局長に提出議案の説明を求めます。
          〔教育委員会事務局長 江森不二男登壇〕
教育委員会事務局長(江森不二男) 教育委員会事務局長、議案第58号 滑川町・小川町適応指導教室に関する事務の委託に関する規約の制定について説明申し上げます。
  まず、提案理由でございます。滑川町、小川町、嵐山町、ときがわ町及び東秩父村が共同して設置する適応指導教室に関する事務のうち、滑川町が処理すべき事務の管理及び執行を小川町に委託するため、地方自治法第252条の14第1項の規定に基づき、滑川町・小川町適応指導教室に関する事務の委託に関する規約を制定したく、同法第252条の14第3項の規定により議決を求めるものでございます。
  次のページをお願いいたします。第1条でございます。小川町、滑川町、嵐山町、ときがわ町及び東秩父村、4町1村が共同して設置する適応指導教室に関する事務のうち、滑川町が処理すべき事務の管理及び執行を小川町に委託するという第1条、委託事務の範囲となっております。
  第2条でございます。管理及び執行の方法については、小川町の条例、規則及びその他の規定の定めるところによるというものになっております。
  第3条でございます。経費の負担です。経費の負担につきましては、委託事務の管理及び執行に要する経費については滑川町の負担、小川町に支払うということになっております。
  2項でございます。前項の経費の算出の方法についてでございますが、経費の50%の額を関係町村の均等割としまして、残り50%の額を関係町村における前年度の10月1日現在の児童総数割とするということになっております。
  4条で予算の計上、5条、決算の場合の措置、6条、管理状況の報告、7条で連絡会議ということで毎年1回行うということになっております。8条では条例の改正の場合の措置、続いて9条が協議ということでございます。
  附則といたしまして、この規約については27年4月1日から施行ということでございます。
  参考資料のほうをごらんいただきたいと思います。
  広域適応指導教室の事務委託の流れということで、今回、町のほうに上程をさせていただいております。その後、告示ということで告示を行います。そして、4町1村で協議が行われます。協議というのは、協議書の締結ということでございます。
  本日お配りをいたしました資料のほうをお願いいたしたいと思います。初めに1枚めくっていただきまして、小川町広域適応指導教室設置規則というのがございます。第2条の目的をごらんいただきたいと思います。適応指導教室については、小川町、滑川町、嵐山町、ときがわ町及び東秩父村の町村立の小中学校でございます。不登校児童生徒に対し自立と学校生活への適応にかかわる指導等を行い、学校への復帰に資することを目的とするということになっております。
  以下、3条で業務、第4条で職の設置、5条で職務、6条、手当というふうになっております。
  その後でございます。次のページをごらんいただきたいと思います。先ほど申し上げました小川町の適応指導教室の利用に関する協定書というのがございます。この協定書、4町1村での協議によりまして次のようなものになってくるということでございます。その中で、経費の負担が第3条にございます。経費の負担については、4町1村で支払うということになっております。その経費の負担でございます。その協定書を結ぶのが4町1村の町村長及び町村の教育長が同意をもって締結ということになります。
  次に、適応教室の負担金の関係がございます。これにつきましては、次の一番最後のページです。広域適応指導教室の負担金関係資料というのがございますが、そちらをごらんいただきたいと思います。
  この適応指導教室につきましては、現在も行われております。それで、小川町のほうで場所の変更ということで、それに伴いまして新たなしっかりしたこういう要綱等を整備していこうということで、この提出ということでございます。
  現在の負担金の計算方法でございますけれども、在籍児童数の10月1日、前年度在籍児童数の10月1日現在の人数割で全て定めておりました。
  予算なのですけれども、300万円を予算ということで行っております。そのうち、相談室につきましては光熱費、水道代等においては小川町で負担をしているということになっております。
  それから、新年度予算でございますけれども、これが試算がされたものが一番下のほうにございます。要綱の中に書いてあります予算、想定でございますけれども、300万円とした場合の試算を26年度の例でつくっております。それによりますと、まず300万円が予算ですから、150万円を5町村で割りまして、30万円が均等割、その後150万円を前年度の10月1日現在の児童生徒数で割ると。それで金額を出すと。その出した金額に30万円をプラスしたのが各町村の負担金ということで試算をしております。
  前年度で申し上げますと、滑川町においては児童生徒数が1,711名、負担金については86万6,000円ということでございました。この要綱、これをつくった場合については、新年度負担金については73万3,000円ということになるということでございます。
  この要綱については、いろいろな問題というのは、その負担金の割合の関係が一番の問題だったと思うのですけれども、それが町においては今回は多少減額になるということでございます。
  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いしたいというふうに思います。
議長(金井塚徳一議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
  森田議員。
          〔8番 森田泰雄議員登壇〕
8番(森田泰雄議員) 森田でございます。
  この広域指導室云々は、不登校の児童、生徒の適応指導に関することなので非常に大事なことなのですけれども、なぜ小川町に委託するのか、その理由が1つと、小川町に委託しますとこの運営がうまくいくのかどうか。その辺の2つ。
議長(金井塚徳一議員) 教育長、お願いします。
          〔教育長 小澤正司登壇〕
教育長(小澤正司) この適応指導教室に関しては、もともとこの比企管内では東松山市にだけしかなかったのです。それで、ただ東松山市以外の市町村からの通級者が非常にふえてしまって、東松山市の子が入れないような状況になってしまったのです。そのときに、県のほうからも指導があって、比企の西部のほうでひとつ立ち上げてくれないかということでもって、人口が多いのが小川町ですから、小川町のほうでそれを引き受けてくれて立ち上げたという、そういう経緯があります。
  それで、その中で、今お配りしてある資料の中にもいろいろ書いてあるのですけれども、ここのところは3人で運営しているのですけれども、1人は専門員ということで室長さんですね。これは、退職校長さんがやっていますけれども、この専門員の室長さんの給料というのは全部小川町のほうでしょってくれているのです。そのほかに指導員と指導補助員というのが2人、教員OB等なのですけれどもいまして、教育相談にたけた人なのですけれども、対応しています。その指導員さんと指導補助員さんの報酬、それからそのほかの需用費、コピー機の使用とか、そういうふうなものが大体年間300万円かかるということでもって、それを各市町村で分担しようということなのです。
  実際に、ではその専門員さんと今言った指導員、指導補助員の3名は、一緒の部屋でもってほとんど活動しているのですけれども、専門員さんは適応指導教室の滑川町から通っている子どもの対応は一切しないかというと、そんなことはなくて、ほとんどの仕事というのは、そういう子どもたちの対応が全てなのです。ですから、その1人の分については小川町のほうで全部しょっていただいているし、それから部屋の管理とか光熱費とか水道代のほうも全部小川町のほうでしょっていただいているということなのです。
  そこのところに周辺の市町村からも、なかなか学校には行けないけれども、学校から外のところであれば通えると。ただ、そこのところにずっといるというのではなくて、そこのところはあくまでも学校へ戻すということを前提に対応していますので、ですから滑川町の場合にもそこのところへ通っていても、卒業前には学校のほうに戻れるというケースがほとんどでございます。
  ですから、そんな形で小川町を中心にして、最初は県のほうで、ですからかかる費用は全部出ていたのです。ですが、3年ぐらいで県のほうのお金が切れてしまいましたので、その後は各市町村でお金を出し合ってやろうということを、今までは全部人数割でずっとやってきたのです。それで、県の補助が切れてしまったときにも、ですから人数割だけで来たわけですけれども、今回県のほうからの指導もありまして、それを人数割ではなくて、こういうふうな形で半分は均等割、残りの半分を人数割にするような形でしっかりした書類を整えて、県のほうに申請してください、その上で県のほうで認可しますよという、そういう手続が必要だということになったのです。
  そんなことで、小川町さんのほうで中心になって、そういう手続等も進めていただいているということでございます。
  以上です。
議長(金井塚徳一議員) 森田議員。
8番(森田泰雄議員) わかりました。各市町村に専門員と指導員を置くことでなくて、小川町に置いて、小川町が滑川、嵐山、ときがわの地区を担当するということですか。わかりました。ありがとうございました。
議長(金井塚徳一議員) ほかにありますか。
  大山議員。
          〔13番 大山尚美議員登壇〕
13番(大山尚美議員) 13番、大山です。
  現在、滑川町では何人ほどの利用者がここに行っていらっしゃるのでしょうか。
議長(金井塚徳一議員) 小澤教育長。
          〔教育長 小澤正司登壇〕
教育長(小澤正司) 大山議員さんの質問に、教育長、答弁させていただきます。
  現在はほぼゼロです。というのは、多いときには二、三名行っていたのですけれども、昨年あたりが1名だったのです。その子が今ほとんど行っておりませんので、現在は滑川町からそこに常時通っているという子どもはゼロでございます。
  以上です。
議長(金井塚徳一議員) 大山議員。
13番(大山尚美議員) すぐ把握できなければいいのですけれども、実際に滑川町で不登校になられている小中学校の生徒って何人ほどいらっしゃるのでしょうか。
議長(金井塚徳一議員) どちらが答える、教育長でよろしいですか。
  小澤教育長。
          〔教育長 小澤正司登壇〕
教育長(小澤正司) 大山議員さんの質問に、教育長、答弁させていただきます。
  今資料きょう持って来ていないのですけれども、井上議員さんのほうから今回細かい質問が出されていますので、そのときにまたまとめて答弁させていただきたいと思いますけれども、小学校のほうに関してはここのところ二、三年、ほとんどゼロか1ぐらいです。これだけの児童の中でほとんど不登校がないということであるかと思います。
  それから、中学校に関しては、はっきり不登校傾向だという子どもは3ないし4くらいですけれども、そのほかに予備軍と言えるような子どもたちがいますので、それらについても、またそこのところで資料のほうで示させていただきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。
議長(金井塚徳一議員) 大山議員。
13番(大山尚美議員) 過去に利用されて、昨年は1名いらしたということで、過去に利用された方で、先ほどの教育長のお話の中で、卒業間近に学校に不登校が解消されて、復帰ができているというお話をされたと思うのですけれども、卒業間近というかどのあたりで、卒業がもうあと1カ月ですよとか、1週間ですよという、そういうころに各教室に帰れるようになられたのか、あるいは少し前で普通に学校の生活ができたのかどうかを教えてください。
議長(金井塚徳一議員) 小澤教育長。
          〔教育長 小澤正司登壇〕
教育長(小澤正司) 教育長、答弁させていただきます。
  実際には、そこにところに行かないで済めばそれが一番いいのですけれども、やはりいろんな事情で学校の教室のほうに入れなくなったときに、いろんな方法を考えます。そのときの選択肢の1つとして、やはりそういう適応指導教室みたいなのもあるけれども、行ってみるかいというふうな形で話をして、本人、親の了解が得られれば適応指導教室のほうへ行ってもらうというのも一つの選択肢です。
  ただ、適応指導教室のほうに行ったからといって、学校は丸投げということは全くありません。あくまでも学校へ戻ることを前提に対応していますから、ですから学校の子どもたちに配布している資料等も全て配布しますし、対応しますというのは常に家庭訪問もしますし、適応指導教室のほうにも担任や校長等が顔を出しますので、私なんかも時々顔を出しますけれども、そんなふうな形で関係を切らないようにして、できるだけ早く学校のほうに戻ってこれるような対応をしております。
  ですから、子どもによっては、なかなかふだんは行けないけれども、では定期テストのときには来て受けてみるかいと言って、来て教室に入れる子もいれば、教室に入れないで保健室でもって受ける子もいますし、保健室にも来られないけれども、問題を持っていって、そこの教室でもって一応テストをやってみるという子もいますし、そんなふうな形で、ともかく家庭、それから適応指導教室との関係を常に密に取りながら情報交換しながら、一日も早く復帰できるようにしていますので、卒業式直前になって駆け込みで卒業証書だけもらうために来るという形ではなくて、その前に、3年生になるときというのは一つの大きなきっかけにもなると思いますので、そんなところを大事にしながら、あるいは学年の切りかわりなんかも大事にしながら、できるだけ復帰できるようによく連絡をとり合って対応をしています。
議長(金井塚徳一議員) 大山議員。
13番(大山尚美議員) 以上で終わります。
議長(金井塚徳一議員) ほかにありますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) なしと認めます。
  これより討論に入ります。討論はありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第58号 滑川町・小川町適応指導教室に関する事務の委託に関する規約の制定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(金井塚徳一議員) 全員賛成です。
  よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩といたします。再開は午後1時ちょうどにお願いします。
          休 憩  (午前11時55分)
                                           
          再 開  (午後 1時00分)
議長(金井塚徳一議員) 再開します。
                                           
    議案第59号の説明、質疑、討論、採決
議長(金井塚徳一議員) 日程第11、議案第59号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(金井塚徳一議員) 朗読が終わりました。
  横田環境課長に提出議案の説明を求めます。
          〔環境課長 横田一己登壇〕
環境課長(横田一己) 環境課長、議案第59号 埼玉中部資源循環組合の設立についてご説明申し上げます。
  初めに提案理由でございますが、平成25年3月26日に東松山市、桶川市、滑川町、嵐山町、小川町、吉見町、ときがわ町及び東秩父村の8市町村にて埼玉中部広域清掃協議会が設立されました。この協議会の目的は、一般廃棄物処理熱回収施設等の整備に当たり基本的な事項について協議するため設置されたものでございます。
  同年4月には吉見町役場内に事務局を設置し、協議会、調整会議、建設検討委員会、幹事会をたび重ね開催し、本年3月26日開催の平成26年度第4回協議会において、建設予定地として吉見町大字大串字中山在地区が決定されました。
  本年度の協議会では、平成27年度の早い時期に地方自治法に定める一部事務組合を設立するため、各種の会議を開催し、協議を重ねてまいりました。一部事務組合は、複数の地方公共団体がその事務の一部を共同して処理するため設ける特別地方公共団体でございます。
  ご審議いただきます埼玉中部資源循環組合の規約につきましては、構成8市町村が今回の12月定例議会において、地方自治法第284条第2項の規定により議案提案を行い、平成27年4月1日から可燃ごみ及び粗大ごみの処理施設及び管理運営並びにこれに附帯する事務を共同処理するため、埼玉中部資源循環組合を設立することについて議決を求めるものでございます。
  それでは、事前にご配付させていただきました埼玉中部資源循環組合規約説明資料に基づきましてご説明申し上げます。
  1ページをお開きいただきたいと思います。規約第1条では一部事務組合の名称を、第2条では構成団体が8市町村であることが明記されております。第3条では共同処理する事務が明記され、組合で広域処理するごみの種類は可燃ごみと粗大ごみであり、共同処理する事務は可燃ごみ処理施設と粗大ごみ処理施設の建設及び管理運営並びに附帯する事務とされております。また、組合が行わない事務は、東松山市、桶川市及び小川地区衛生組合、中部環境保全組合が設置するごみ処理施設とされております。
  2ページをお開きいただきたいと思います。第5条から第9条におきましては、議会の組織、議員の選挙方法について明記され、定数、選出方法、任期について記されております。
  第10条から第12条におきましては、管理者及び副管理者の設置、選任方法、任期及び職務権限が記されております。
  3ページをお開きいただきたいと思います。第13条及び14条では会計管理者及び職員について、監査委員については定数、任期及び選任方法が記されております。
  4ページをお願い申し上げます。第15条におきましては、経費の支弁の方法が記されております。負担区分では、均等割、人口割、搬入量割とすること、負担割合では建設費においては可燃ごみ処理施設と粗大ごみ処理施設の建設費の負担割合、そして施設が完成し、ごみ処理施設の供用が開始された後の維持管理費についての負担割合が記されてございます。
  5ページをお開きいただきたいと思います。附則といたしまして、この規約の施行日を平成27年4月1日として、準備行為においては一部事務組合の県知事認可がされた後、組合議員選挙、管理者の選任等の準備が行われると規定しているものでございます。
  以上が規約の各条項についての内容説明でございますが、さらに負担区分と負担割合についてご説明をさせていただきます。
  廃棄物の処理及び清掃に関する法律では、市町村は一般廃棄物の処理について継続的な責任を有するものと解されております。市町村がみずから処理する場合はもとより、他者に委託して行わせる場合も、その行為の責任は引き続き市町村が有するものでございます。市町村の処理責任は極めて重いものとされております。
  こうした一般廃棄物に関する市町村の処理責任の観点から、負担区分についても構成団体が等分に負担する均等割を設定することとし、その割合は事業の推進に必要となる基本的な経費の割合等を参考といたしました。
  さらに、市町村は廃棄物の処理を通じて生活環境の保全上の支障の除去や発生の防止のため措置を講ずるべきものとされていることから、その対象となる住民の数に応じた人口割を設けました。
  これまでの大量生産、大量消費、大量廃棄型の社会にかわる循環型社会、いわゆる天然資源の消費が抑制され、環境への負荷ができる限り低減された社会の実現には、3R、発生抑制、再利用、再生利用の取り組みとごみの適正処理は、両輪として大きな役割を担っております。
  そこで、構成団体のごみの排出量が負担する額に反映される搬入割を設定することといたしました。このことから、負担区分の基本的な考え方は、均等割とは、ごみの広域処理するための経費を構成団体で均等に負担する割合でございます。人口割とは、将来にわたって住民の衛生環境を守り、ごみを安全に安定して処理するために構成団体の人口に応じて負担する割合でございます。搬入量割とは、構成団体の搬入したごみの量に応じて負担する割合でございます。
  次に、6ページをお開きいただきたいと思います。建設費の均等割を10%とした理由でございますが、1の供用開始前の建設費については、構成団体が一般財源分等を一度に負担するのではなくて、平成30年度に約5%相当額、平成31年度に約45%相当額、平成32年度に50%相当額を負担することといたしました。
  2の建設中の人件費につきましては、平成27年度に一部組合が設立後、処理場が完成し、供用が開始するまでの6年間の年5,000万円とし、6年間で3億円であり、人件費が占める割合は17.8%の試算結果でございます。建設費の総額は112億6,258万1,189円となり、一般財源分12億8,570万円、起債償還元金83億9,430万円、起債利子分15億8,258万1,189円でございます。
  7ページをお開きいただきたいと思います。3の均等割の設定とその率につきましては、新しい一部事務組合が所有する設備等の資産は構成団体の共有であるとの考え方もできます。それらを反映するために交付金制度や交付税措置に頼らず、構成団体が負担する額については費用負担の割合ではなく金額を同一とする均等割とし、事業の公平性と財源の確保を図ることといたしました。
  次に、供用開始後の維持管理費につきましては均等割を5%とした理由でございますが、埼玉中部環境保全組合及び小川地区衛生組合の予算総額に占めます議会費及び総務費の割合を参考に、維持管理費の均等割を5%に設定をさせていただきました。
  次に、8ページをお願い申し上げます。この表は、一般的にごみ焼却施設の耐用年数が30年であることから、建設費及び維持管理費を年8億円とした場合の構成市町村ごとの負担金額及び年平均負担額を示したものでございます。
  最後に、9ページをお願い申し上げます。この協定書(案)につきましては、新ごみ処理施設整備構想中の周辺整備施設、健康増進施設及びスポーツ広場等でございますが、それらの整備費及び維持管理費並びにごみ処理施設建設に伴う地元要望等の地域環境整備事業を行う場合において、組合規約の変更を要する場合におきましては協議し、変更手続を行うことについて確認するための協定書の案でございます。
  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
議長(金井塚徳一議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑はありますか。
  上野憲子議員。
          〔11番 上野憲子議員登壇〕
11番(上野憲子議員) 上野です。何点か質問させていただきたいと思います。
  きょうの文面の中で、まず建設予定地のことについて質問させていただきたいと思います。何カ所かあって、もう場所が選定されたということですが、そこの地権者の中で、もう既に了解が済んでいるのかどうか。
議長(金井塚徳一議員) 環境課長。
          〔環境課長 横田一己登壇〕
環境課長(横田一己) 環境課長、上野憲子議員のご質問にお答え申し上げます。
  先日、協議会の事務局とお話をさせていただきました。そのうち、建設予定地約5ヘクタールあるわけですけれども、現在反対をされている方が1名と聞いております。
  以上でございます。
議長(金井塚徳一議員) 上野憲子議員。
11番(上野憲子議員) この1名の方については、今後どのように説得をしていく考えなのでしょうか。
議長(金井塚徳一議員) 環境課長。
          〔環境課長 横田一己登壇〕
環境課長(横田一己) 環境課長、上野憲子議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  今中部環境の協議会の事務局と、それから吉見町の農政課の職員等におきまして、地域住民の方々に個別訪問の説明、それから反対をされている皆様についても根強く協議をさせていただいてご理解をいただくように努力しているというふうなことを聞いております。
  以上でございます。
議長(金井塚徳一議員) 上野憲子議員。
11番(上野憲子議員) 地権者の中では反対は1名ということですが、その地域住民の中での反対者の割合というのは、どの程度いらっしゃるのでしょうか。
議長(金井塚徳一議員) 環境課長。
          〔環境課長 横田一己登壇〕
環境課長(横田一己) 環境課長、上野憲子議員のご質問に答弁させていただきます。
  反対派といいますか、今現在の中部環境組合のところをごみ処理施設を建設する際に、地元が大変賛成派と反対派に分かれて、最終的には裁判所の和解ということで処理をされて、ごみ処理施設の建設に入ったということで、今回も今現在の中部から、今度北側のところに新たなごみ処理施設をつくるということで、非常に私どもも同じ場所のところでどうなのだろうかという話をほかの構成市町村の方々と話をしてまいりましたけれども、当の吉見町につきましては当時の反対派の方と同じような方たちが今現在の協議会のほうの傍聴にも来ておりますけれども、粘り強く交渉する中で、今後ご理解がいただけるのではないかということの中で、今回の吉見町の大串地区、こちらのほうに建設予定地として決定をされたということでございます。
議長(金井塚徳一議員) 上野憲子議員。
11番(上野憲子議員) 今回また大串地区ということで決定されたということなのですけれども、この隣接地は現焼却施設が建設される際に、裁判所の和解勧告に基づいて建設反対の裁判を起こした地元住民と中部環境組合との間で、第10項、債務者は吉見町飯島新田地区、ちょっとあと幾つか地区があるのですけれども、大串地区及び川島町にそのごみ処理施設を新設または増設しないと明記された場所であるということがまず第1番で、その地元住民は、この事項があることから仕方なく和解に応じたという経緯があるということも話されておりました。その場所に、再びまたごみ処理施設を建設するということを協議会は決定したわけですが、前の裁判のときの和解の中で付記されたこの文言からいうと、ちょっと矛盾が起きるのではないかなというふうに考えているのですけれども、いかがでしょうか。
議長(金井塚徳一議員) 環境課長。
          〔環境課長 横田一己登壇〕
環境課長(横田一己) 環境課長、上野憲子議員のご質問にお答え申し上げます。
  確かに中部衛生組合のところについては、裁判所の和解の中で、今後新たな施設を増設したり増築をしたりということはしないということの中で和解が成立したと聞いております。今回の新たな場所につきましては、今回新たな場所が建設されることによりまして、今現在の施設は撤去されるということの中で、地元のほうの同意をいただくのだということで協議会の会長とも申し上げておりますので、その方向で今後進められるものと考えております。
  以上でございます。
議長(金井塚徳一議員) 上野憲子議員。
11番(上野憲子議員) 私も衛生議会のほうに出させていただいて、毎年多額の修理費が出ていて、またいつパンクするかわからないという中で、本当に先ほど、ごみ処理においては町の責任というのが大変だという話がされております。したがって、いつもそのごみ焼却場がどうなってしまうかと心配な、そういう部分の負担がなくなるということでは、この新しい施設ができるということについては本当にいいと思うのですけれども、その以前の問題で、やはりもうちょっとスムーズに地域住民の方々との和解ができた上で事が始まるのであれば、本当にもろ手を挙げて賛成させていただく立場なのですけれども、そういうことを含めると、まだ今回議案で出された組合の設立については拙速ではないかなというふうな気がしたので質問をさせていただきました。
  また今後、方法論になるかとは思うのですけれども、例えば東秩父村の人たちにしてみれば、今まで小川に運べたわけですよね。それが今度幾つかの町、市を通って吉見町まで運ばなければならない。大きな施設で安心して焼却ができるという意識を優先するか、それとも方法的にちょっと大変でないかなというような気もするので、そこら辺も含めて、今回この議案に対しては組合設立はちょっと拙速ではないかなというふうな気がしたので質問をさせていただきました。
  以上です。
議長(金井塚徳一議員) ほかにありますか。
  石川議員。
          〔12番 石川正明議員登壇〕
12番(石川正明議員) 12番、石川、質問させていただきます。
  これは、とりあえず環境課長に聞きますけれども、現在今3町3村、小川地区衛生組合から、東松山市もそうですし、中部もそうですし、この今現存する処理施設というのは今後どういうふうになっていくのかというのをまずお聞きします。
議長(金井塚徳一議員) 環境課長。
          〔環境課長 横田一己登壇〕
環境課長(横田一己) 環境課長、石川議員のご質問に答弁をさせていただきます。
  今回構成8市町村が集まりまして協議会をつくり、先ほど申し上げたようなごみ処理施設を一部組合をつくって共同処理していくということでございまして、今現在の東松山市、桶川市、それから小川地区衛生組合、埼玉中部環境センター、それぞれが所有していますごみ焼却施設につきましては、使用開始から松山市のクリーンセンターが37年、それから桶川市の環境センターも37年、小川地区衛生組合の焼却場が38年、それから埼玉中部環境センターにつきましては現在供用開始から30年ということで、先ほどご説明申し上げましたように、ごみ処理施設の耐用年数はほぼ30年ということから、それぞれの施設ももう耐用年数を過ぎて、随時延命措置をとりながら供用開始をしているということでございまして、今度のこちらの中部の組合ができた場合につきましては、処理施設が32年に完成して、33年から供用開始ということを今目途に行っておりますので、新しい処理施設ができた場合につきましては、それぞれの構成市町村が持っているごみ処理施設につきましては撤去するということでございます。
  以上でございます。
議長(金井塚徳一議員) 石川議員。
12番(石川正明議員) そうすると、撤去するという申し合わせが完全にできているのですか。
議長(金井塚徳一議員) 環境課長。
          〔環境課長 横田一己登壇〕
環境課長(横田一己) 環境課長、石川議員のご質問に答弁させていただきます。
  それぞれが構成団体が持っている処理施設については、それぞれの構成団体または一部組合でこれから管理を引き継ぐものと、今回の埼玉、こちらの新しい一部組合については、そちらのほうの施設には権限はありませんということでございます。
  以上でございます。
議長(金井塚徳一議員) 石川議員。
12番(石川正明議員) それでは、町長に伺うのですけれども、先ほど児童数の話も出ましたけれども、恐らくこの桶川市も含めてと思うのですが、人口がふえていくのは滑川町だけですよね。みんな減っていきますよね、相当。滑川町ふえるといっても、大きな市と比べると数は大したことないですけれども、いずれにしろふえていくのは滑川町だけで、ほかは皆減っていきますよね。それと、ごみの量というのは各市町村これから減っていくわけですよね。
  それで、維持管理費のこのパーセントなのですけれども、搬入量割が80%という大きなウエートを占めているのですが、これで例えば今の課長の説明のように、今現存する施設は、それぞれの組合が今後判断をして、また少し手を加えて続けていくのだというようなことが、仮に数年先とか30年、33年供用開始以降起きてもおかしくないのだと、今の現状では。皆さん、それをなくすという申し合わせはできていないということですから。すると、ごみが減ってきておると。そうすると何も、ではそこまで持っていく量は、この搬入量割の割合が大きいから、維持管理費の負担金ですよね。それは、少なくするために東松山市が今自分のところをもう少し延命をして、そっちへ持っていく分を減らそうということもできるわけですね、今の話ですと。だから、その辺がどういうことなのだか聞きたいのですけれども。
議長(金井塚徳一議員) 吉田町長。
          〔町長 吉田 昇登壇〕
町長(吉田 昇) 町長、石川議員の質問に答弁申し上げます。
  今課長が答弁申し上げましたけれども、小川地区衛生組合は組合はまだ残るわけでございます。し尿処理がございますから組合はそのまま残りますけれども、し尿処理はずっと続けていくわけですけれども、ごみ処理施設については、もう今やっと直し直し使っているという状況になりますから、新しい今提案申し上げております中部環境ができたら、もううちのほうのごみ施設は使わないという。まだそれを使わないと決定をしたわけではございませんけれども、もうそれは使わないという方向になると私は思っております。
  今負担割合がいろいろございました。これは、確かに人口の大きいところ、それから小さいところ、いろいろございます。そうした中で、東秩父の足立村長からもいろいろ意見も出ました。しかし、そういったものを全て、いろいろ人口の大小はあるけれども、皆さんで話し合って、何とかお互いに我慢できるというところでこの負担割合を決めて、一応合意に達したということでご理解をいただきたいというふうに思います。
  以上です。
議長(金井塚徳一議員) 石川議員。
12番(石川正明議員) これは、要望としてだけ申し上げておきますけれども、人口が減っていくと。滑川町がふえた、今後ふえるであろう数ぐらいは、この小川地区衛生組合の中でそれよりも人口が減ってしまうわけです。恐らくほかの市町も同じように減っていくわけです。そういう中で、ごみの量も恐らく減っていくのだと思います。そういう中で、今現存する小川地区衛生組合の焼却施設が大変な状況であるということは私も認識はしていますけれども、ほかのことはちょっとわからないのです。もしかしたら少し手を直す、入れれば、まだまだ使えるという焼却炉も実はあるのかもしれないのです。その辺のことが十分にすり合わせをされて、この新しくできるところに、皆さん全部の構成市町村がみんな持っていくのだということで、前提でこの負担割合、維持管理費の、これが決められているのであればそういう危惧はないのですけれども、今後のことだとは思うのですけれども、特に首長同士でその辺のその後のことをよく申し合わせといいますか、話し合いをしておいていただきたいなということでございます。
  以上で終わります。
          〔「答弁したほうがいいですか」と言う人あり〕
12番(石川正明議員) では、答弁お願いします。
議長(金井塚徳一議員) 吉田町長。
          〔町長 吉田 昇登壇〕
町長(吉田 昇) 町長、答弁申し上げます。
  それは、今石川さんからご指摘をいただいたとおり、今後首長同士、それから事務レベルもそうでございますけれども、そうしたものはきっちり決めて、また議会へ報告を申し上げたいというふうに思います。
  以上です。
12番(石川正明議員) はい、どうもありがとうございました。
議長(金井塚徳一議員) ほかに。
  森田議員。
          〔8番 森田泰雄議員登壇〕
8番(森田泰雄議員) 8番、森田でございます。
  石川議員の質問にちょっと関連するのでございますけれども、この埼玉中部資源環境組合ができますと、粗大ごみと可燃ごみを受け入れますということで、小川地区衛生組合に組合が行わない事務として、東松山市の設置するごみ処理施設、桶川市のごみ処理施設、小川衛生地区のごみ処理施設、中部環境のごみ処理施設。ごみ処理施設というのは、どのようなものなのか。
議長(金井塚徳一議員) 環境課長。
          〔環境課長 横田一己登壇〕
環境課長(横田一己) 環境課長、森田議員のご質問に答弁させていただきます。
  今回のごみ処理施設につきましては、可燃ごみ及び粗大ごみでございます。そういったことから、不燃ごみについてはそれぞれの各市それから各組合が今後引き続き処理するものということでございます。
  以上でございます。
議長(金井塚徳一議員) 森田議員。
8番(森田泰雄議員) そうしますと、小川地区衛生組合は現在焼却炉を持っておりますけれども、地主との契約でもって、この焼却炉を撤去した場合には次の焼却炉ができないというような約束事があるということなのですけれども、そうしますとここのところは全て撤去になってしまうのですか。
議長(金井塚徳一議員) 環境課長。
          〔環境課長 横田一己登壇〕
環境課長(横田一己) 環境課長、森田議員のご質問に答弁させていただきます。
  今現在の焼却炉、あそこに大きい煙突があって、炉がございますが、そちらの建物については今後新しい施設ができた場合については撤去されるというふうに考えております。
  ただし、先ほど申し上げましたように不燃ごみにつきましては、今後も小川地区衛生組合、桶川市、東松山市、埼玉中部につきましては今後も引き続き処理を行っていくということでございますので、今後あちらのほうの焼却施設の炉が解体された後につきましては、地元との約束の中で、施設を広げないとかいろんなふうなお約束があると思いますので、その枠内の中の、例えば今後小川町の近く、今まで個人の方が粗大ごみを持っていって処理をしていただいたようなことで、東秩父村とかときがわ町からすると、今まで小川町まで持っていったものが、今度は吉見町まで持っていかなくてはならないということの中で、今小川地区衛生組合の構成町村の担当課長会議の中でも話をしているところでございますが、今後住民サービスの低下にならないような形で、どういうふうに対応していったらいいのかということの中で、例えば住民の皆様が直接持ち込まれる粗大ごみについては、一旦そこにストックヤードを設けながら、今度の新しい処理施設のほうに搬入するということも今後考えていかなくてはならないのではないかということの中で、今後またその炉の撤去をした後の利用につきましては、構成市町村または関係地主の方と協議をしながら対応させていただきたいというふうに今協議をしているところでございます。
  以上でございます。
議長(金井塚徳一議員) 森田議員。
8番(森田泰雄議員) はい、わかりました。そうしますと、不燃ごみ関係については残る可能性が大であると、焼却炉については撤去にしてしまう可能性があるけれども、不燃ごみについては依然として小川地区衛生組合として残る可能性があるので、今その辺の検討をしておるということの解釈でよろしゅうございますか。
  はい、ありがとうございました。
議長(金井塚徳一議員) ほかに質疑はありますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。討論ありますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) なしと認めます。
  これより議案第59号 埼玉中部資源循環組合の設立についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
          〔挙手多数〕
議長(金井塚徳一議員) 賛成多数です。
  よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。
                                           
    議案第60号の説明、質疑、討論、採決
議長(金井塚徳一議員) 日程第12、議案第60号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(金井塚徳一議員) 朗読が終わりました。
  新井総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 新井佳男登壇〕
総務政策課長(新井佳男) 総務政策課長、議案第60号 平成26年度滑川町一般会計補正予算(第5号)の議定について説明いたします。
  1ページをお開きいただきたいと思います。
  平成26年度滑川町一般会計補正予算(第5号)。
  平成26年度滑川町一般会計補正予算(第5号)は次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2,611万6,000円を追加し、歳入歳出それぞれ61億2,541万3,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  (債務負担行為の補正)
  第2条 債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為補正」による。
  (地方債の補正)
  第3条 地方債の変更は、「第3表 地方債補正」による。
  平成26年11月28日提出、滑川町長、吉田昇。
  続きまして、5ページをお開きいただきたいと思います。第2表、債務負担行為補正でございます。追加といたしまして公用車借り上げ料平成27年度分、期間が平成27年度から平成34年度まで、限度額が賃貸借契約により決定した額ということで、債務負担行為の追加をお願いいたします。公用車のリースにつきましては、27年度分といたしまして普通車が2台、軽自動車が4台、軽貨物が1台、幼稚園バスが1台となっております。
  続きまして、6ページの第3表、地方債補正でございます。
  羽尾中部地区の土地改良事業債の限度額が2,030万円となっておりました。変更によりまして、限度額を1,830万円に変更をさせていただきたいと思います。これは、農山漁村活性化プロジェクト支援の交付金の減に伴う起債額の変更となります。
  続きまして、8ページの歳入の内訳をご説明いたします。歳入歳出補正予算の事項別明細書でございます。予算科目別に見ますと、歳入といたしまして町税が8,000万円の増、地方特例の交付金が248万9,000円の増、国庫支出金が217万9,000円の増、それから県の支出金が5,687万5,000円の減、諸収入が32万3,000円の増、町債が200万円の減、合計いたしまして2,611万6,000円の増となります。
  続きまして、9ページをごらんいただきたいと思います。歳出でございます。予算科目別に見ますと、議会費が73万3,000円の増、総務費が613万8,000円の増、民生費が6,469万5,000円の増、衛生費が223万6,000円の増、農林水産業費が8,587万6,000円の減、商工費が7万7,000円の増、土木費が294万7,000円の増、消防費が5,000円の増、教育費が2,865万3,000円の増、予備費が650万8,000円の増、合計いたしまして2,611万6,000円の増となっております。
  続きまして、10ページの歳入の内訳につきましてご説明申し上げます。款1町税、項1町民税、目2の法人税ですけれども、今回8,000万円の増額補正をさせていただきたいと思います。
  続きまして、その下となりますが、款9地方特例交付金の目1の地方特例交付金が248万9,000円の増額補正となっております。説明では、減収補填の特例交付金ということで、新築住宅に関係しています住宅ローン減税分を補填をさせていただいているということでございます。
  それから、款14国庫支出金でございますが、目2の民生費国庫負担金で565万7,000円の増額補正となっております。これにつきましては、保育所の運営費の負担金の565万7,000円の増となっております。
  続きまして、10ページ、一番下になりますが、款14国庫支出金、目4の農林水産業費の国庫の補助金でございます。337万8,000円の減でございます。説明のところにありますように、農山漁村活性化プロジェクト支援の交付金、羽尾中部の土地改良の圃場整備の交付金が337万8,000円減となりました。この減に関連しまして、先ほどの地方債のほうも減額の補正をさせていただいたところでございます。
  続きまして、目7の教育費国庫補助金10万円の減となっております。これは、文化財の事業の国庫の補助金が減額となったということでございます。
  続きまして、11ページをお開きください。款15県支出金の目2の民生費の県負担金でございますが、338万6,000円の増でございます。内訳といたしましては、説明欄のところにあります保育所の運営費の負担金が282万9,000円の増、後期高齢者医療保険基盤安定負担金が55万7,000円の増でございます。
  続きまして、その下の款15県支出金、目2の民生費の補助金でございますが、189万3,000円の増となっております。説明については、ごらんのとおりでございます。
  それから、目4農林水産業費の県補助金6,210万4,000円の減となっております。説明欄にもございますが、内容につきましては農産物の災害対策の県の補助金が1,045万円減、それと経営体の育成条件整備事業の県の補助金が5,165万4,000円の減、これは大雪のときの災害の確定数値による変更でございます。
  それから、12ページの款21の町債、目4の農林水産業債ですが、200万円の減、これは羽尾中部土地改良事業の事業債ということで減額をさせていただきました。
  続きまして、13ページの歳出につきましてご説明申し上げます。この歳出の中で、人事院勧告によります人件費関係、それから時間外勤務手当の増額補正につきましては、この中で説明のほうは省略させていただきたいと思います。
  最初に、14ページの款2総務費、目5の財産管理費のところでございますが、133万7,000円の増額補正をさせていただきます。内容につきましては、需用費で修繕料ということで、庁舎内のいろいろな悪くなったところの修繕のほかに、この議場の椅子の修繕あるいは3階の喫煙コーナーに換気扇を設ける、そういったものを含めた修繕料でございます。
  続きまして、目6の企画費の中で節11の需用費で修繕料が16万円組んでおります。こちらの修繕料は、月の輪の南集会所の室外機が盗まれたということで、新しく設置する予算でございます。
  節13委託料426万6,000円につきましては、電算機の保守の委託料でございます。給与システムあるいは職員用のパソコン、そういったものに該当いたします。
  続きまして、節の15の工事請負費で、月輪中丸集会所駐車場かさ上げ工事ということで6万4,000円を補正のほうをさせていただきました。これにつきましては、中丸集会所の雨水が個人の敷地内に流れ込んでしまうということで、流れ込まないようにブロックによりかさ上げをさせていただきたいと思います。
  続きまして、少し飛びますが、18ページをお開きいただきたいと思います。款3の民生費の目3の障害福祉費になりますが、34万円の増額補正をさせていただきたいと思います。内容にいたしましては、扶助費の福祉タクシーの利用料金の助成給付事業、タクシーの初乗り運賃を助成していたのですけれども、初乗り運賃が値上げになったということで今回補正のほうをさせていただきたいと思います。
  続きまして、19ページをお開きいただきたいと思います。款3の民生費の目1児童福祉総務費になります。4,456万3,000円の増額補正です。その右側の説明欄でございますが、最初は報償費といたしまして出産祝金が100万円の増額補正、これから3人目の出産が5人ほど追加で見込まれるということでの追加補正でございます。
  それから、13委託料では保育所の保育実施の委託料ということで2,250万4,000円の増額補正となります。入所児童がふえてきたという関係でございます。
  それから、節20の扶助費、こども医療費の2,016万2,000円、ひとり親家庭の医療費74万4,000円の増加でございます。
  続きまして、20ページの款3民生費の続きの目2の老人福祉施設費でございます。115万8,000円の増でございます。内容的には、節の15工事請負費で115万8,000円を計上させていただきました。内容的には節のところに、説明のところにあります下福田ふれあい広場の遊具等撤去工事94万2,000円、これにつきましては撤去をしたものを内部で検討した結果、松寿荘の芝生広場に移設しようという内容も含まれております。
  続いて、月輪ランドトイレ撤去工事21万6,000円、古くなったトイレを撤去、解体する費用でございます。
  続きまして、21ページをお願いいたします。款3民生費の目1の後期高齢者医療費でございます。節13委託料のところの59万6,000円でございますが、検診委託料ということで59万6,000円を、これは後期高齢者の検診委託料になると思います。
  それから、節19負担金、補助及び交付金1,566万円でございます。これも後期高齢者の医療を広域連合市町村負担金ということで1,566万円を予算計上させていただいております。
  続きまして、節28繰出金でございます、74万4,000円。後期高齢者医療特別会計繰出金74万4,000円ということで、町長のほうからも当初お話がありましたが、事務の不手際によりまして繰出金という一般会計からの項目を設けておきながら、受け皿となっております後期高齢者医療の特別会計のほうで今回補正をしていなかったということで、これからまた追加議案でご説明のほうはさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  続きまして、22ページの款4の衛生費の中の目3の環境衛生費でございますが、節18の備品購入費で46万5,000円を計上させていただきました。これにつきましては、以前保健センターと環境課が一緒に暮らしていた時期がありましたが、現在は分かれて暮らしておりますので、物置が環境課のものが保健センターに置いてあるということで、支障を来しているということで、新たに環境課用の物置を設置するものでございます。
  続きまして、23ページ、款6農林水産業費の農業費の目3の農業振興費でございますが、8,179万9,000円の減額補正となっております。内容といたしましては、19負担金、補助及び交付金の中で、滑川町環境保全型農業推進事業費補助金を30万円のプラス、増額補正です。これは、大雪の被害の際に要らなくなったビニールハウスの廃プラ等を処分する費用として不足分を計上させていただきました。
  それから、農作物災害対策事業補助金2,089万7,000円の減額でございます。これは、次期作の分を、苗木ですとか肥料ですとか、そういったものの次期作をつくるための補助金が確定により減額となったという内容でございます。
  続いて、経営体育成条件整備事業、被災者支援型補助金の6,130万円の減額でございます。これは、雪で壊れた施設を、農業用施設の撤去あるいは再建費の補助金ということで予算計上ありましたけれども、これも確定によりこの6,130万円が減額となったという内容でございます。
  続きまして、24ページの目5の農地費のところでございますが、466万8,000円の減額となります。内容的には節15の工事請負費が、月輪地区にあります高根沼の下の排水改良工事でプラスの101万6,000円、増額補正で新規にその工事代金を計上させてもらったのですけれども、節19の負担金及び補助金の中で、羽尾中部土地改良事業の補助金が609万5,000円減額となったということで、あと上福田の多面的機能の支払い負担金が40万4,000円増、それらを相殺しますと466万8,000円の増額補正となっております。
  続きまして、27ページの教育費の小学校費の学校管理費のところでございますが、需用費で477万2,000円の増額補正となっております。これにつきましては、消耗品、光熱水費、修繕料、そういったものがこちらの説明欄に書いてありますけれども、該当する学校名を申し上げますと、消耗品費の5万円については宮小です。光熱水費の17万9,000円も宮小になります。それから28ページの修繕費の281万4,000円も宮小になります。それから消耗品費の8万円が月の輪小学校。燃料費、光熱水費、修繕料、以下あるのも月の輪小学校の関係の予算でございます。
  次に、28ページの節の18の備品購入費で、1,218万8,000円を計上させていただいております。これにつきましては、それぞれの学校名が入っておりますので、ごらんいただきたいと思います。
  それから、目2の教育振興費で節11の需用費100万円を計上させていただいております。これについても、消耗品、教材費、これはともに月の輪小学校の関係の予算でございます。
  続きまして、少し飛びますが、30ページの教育費の社会教育費、目4の図書館費で、節11の需用費で100万円の補正をさせていただいております。これは、修繕料といたしまして100万円で、図書館の浄化槽が大分古くなって傷んできたということで、浄化槽の修繕に該当いたします。
  続きまして、31ページの教育費の保健体育費、目3の学校給食費のところで192万7,000円の増額補正となっておりますが、これは給食用の食器が大分古くなったので、買いかえるという内容でございます。
  以上で説明とさせていただきたいと思います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(金井塚徳一議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
  長谷川議員。
          〔7番 長谷川元夫議員登壇〕
7番(長谷川元夫議員) 7番、長谷川です。税務課長にお聞きをいたします。
  町民税の法人分8,000万円の増額補正、これらの法人の内容、予算計上の理由、根拠をお聞かせいただきたいと思います。
議長(金井塚徳一議員) 税務課長。
          〔税務課長 上 俊一郎登壇〕
税務課長(上 俊一郎) 長谷川議員さんのご質問に対しまして、税務課長、答弁を申し上げます。
  先ほど、根拠あるいは理由ということでございました。これには各企業の決算が大きく影響してまいります。滑川町内の法人税割の対象企業者数、現在約330社ほどございます。その中で現在自分の手元には、町内の主要法人約50社の最新資料が手元にございます。おのおのの企業の前年業績、毎年業績が随時決定してまいりました。10月末日現時点では、おおよそ予定納税額は約1億円ほど計算上では見込めます。決算が確定してきたために見込めるということでございます。これは、計算上の話でございまして、しかし今後、業績不振の企業も出てくると十分想定しなければなりませんので、約2割ほど控えた数字で計上してございます。
  ちょっと質問から具体的な内容に入ってまいるのですが、具体的な企業名は特定できないよう、約50社の手持ちの資料の業種を順不同で上位3社ほど拾い出してみましたので申し上げたいと思うわけですが、増額が見込める法人といたしまして工業団地内の3社がございます。1社につきましては自動車部品関連会社、大型トラックから軽自動車までのステアリングポンプ製品の生産をしている会社でございます。こちらが増額が1,600万円でございます。2社目は、やはり自動車関連のエンジン、トランスミッション等のアルミダイキャスト製品の製造や、そういったものをしている会社で1,400万円。3社目につきましては、物流サービス業でございます、これの増額が870万円。再度簡単に言いますと、増額が見込める上位3社につきましては、自動車関連部品で1社目が1,600万円、同じく自動車のエンジン部門の関係で1,400万円の増額、それから物流サービス業で870万円の増額と。
  逆に、前年度決算割れを起こしている法人につきましてもちょっと調べてみましたが、順不同で3社を申し上げますと、1社目がやはり自動車部品、建築用ラバージョイント、産業用ゴムを製造しておりますこの会社が決算割れが1,800万円。2社目が製薬関連の業者、こちらの関連の業種が前年決算割れ、減の470万円。3社目が鉄道関連の業種でございます。これが290万円の減。
  こういったことで、自動車関連につきましては増額が見込める法人あるいは前年度割れの法人ということで分かれているわけですが、こういったところの業種が主にこの50社の中で、根拠といいますか影響しているかと思います。
  以上でございます。
議長(金井塚徳一議員) 長谷川議員。
7番(長谷川元夫議員) ありがとうございました。いろいろお聞かせをいただきましたけれども、増もあれば減もあるという形ですけれども、8,000万円の増額補正という予算を組んだということは、総じて言えば、アベノミクス効果が出てきたということだと思います。地方へもじわじわと浸透してきたかというふうに考えます。
  よくアベノミクス効果が地方に、また中小企業には及んでいないというふうに言われますけれども、地方の行政も民間企業もそれなりの自助努力が必要であります。努力の結果として効果があらわれるものであります。
  実際、先ほどの答弁の中で自動車部品ということを聞きましたけれども、部品ということは、大手からの下請け、中小企業というふうにもなります。そういったことに増額、増収というような傾向が出てきたというふうに思うことは、やはりアベノミクス効果があらわれてきたのかなというふうに私は思います。
  さきの定例会において、我が町は地方創生の礎となる、滑川町はそうなり得る自治体であるというふうに主張をいたしましたが、この増額補正ができることは、まさに町長を初めとした町民の優良企業誘致などの政策がもたらした効果だというふうに私は考えます。自信を持っていい政策実現だというふうに考えます。
  少し論点が飛びますけれども、今回の総選挙、道州制を全面に打ち出している政党もあります。政府自民党も将来の道州制は政策視野にはあります。しかし、すぐに道州制導入には、みずから待ったをかけました。理由には、全国町村会の反対もありますけれども、今はまずしっかりとした地方個々の市町村をつくり上げるのが順序であろう、一定の地方創生をなし遂げ、地方を強くしてからの道州制ということだというふうに考えます。現在での道州制のシミュレーションというか、導入した場合を考えてみますと、滑川町が含まれるのは、総選挙の比例ブロックで言えば北関東ブロック、埼玉、群馬、栃木、茨城県というふうになります。いずれも主力産業が農業の各県であります。経済圏としては弱い、税収、財政面を一つとっても厳しい予想ができます。
  したがって、今国のとる政策は拙速な道州制の導入ではなく、全国町村会も主張するみずから努力する自治体、個々の市町村がみずから強くなる地方創生をなし遂げるための政策であろうと私は考えますけれども、町長のお考えをお聞かせください。
議長(金井塚徳一議員) 吉田町長。
          〔町長 吉田 昇登壇〕
町長(吉田 昇) 町長、長谷川議員の質問に答弁を申し上げます。
  私もこの間、工業団地の総会に行ってまいりました。私は、いつも工業団地の総会に行きますと、団地の皆さんに景気の具合を聞きます。そうした中で、仕事量は大分ふえていると、もうけは少ないけれどもいうことで、そうした面では仕事はふえている。そういった面から雇用もふえているというお話も聞きました。
  先ほど長谷川議員の言うとおり、アベノミクスの効果、これはやっぱり隅々まで来るのは時間がかかるというふうに思います。そうしたことから、この間の工業団地の総会の各企業の皆さんの感じでは、私は多少アベノミクスの効果がある程度こちらまで波及はしてきているというふうに思います。
  しかし、それは業種別にはいろいろあるというふうに思います。やっぱり輸出産業ですか、自動車とかそういったものはある程度非常にいい。しかし、円安と申しましょうか、円安が非常に118円というようなところまで来ているというような状況から、中小企業においては原料、そうしたもののいわゆる高いというようなことから、大変だというような企業もあるのだというお話を聞いておりますけれども、総体的にはアベノミクスが徐々にではありますけれども、地方まで波及をしているというようなふうに私も感じております。今回8,000万円の追加の補正ができたというのも、そうしたいわゆる法人税の伸びというふうに理解をしております。
  そして、今お話のございました道州制の問題につきましても、これは町村会は徹底的に反対でございます。この間の19日の全国町村長大会におきましても、道州制絶対反対ということでずっとやってまいりました。そうした効果もあったことと思います。政府は、とりあえず国会へ法案の提出を見送ったと。私も実は、新藤総務大臣のところへ陳情に行きました。そのときに総務大臣から、「町村会長、道州制の問題は私のところが担当省だから、私がそれ、はい、やめますと言うわけにはいきませんよ」と。もう法案を提出する省なのだからということで、「これだけは町長、勘弁してくんなよ」と、総務大臣に言われましたけれども、一応いわゆる町村会絶対反対という力も強かったのだろうというふうに私は思いまして、法案が見送られた。しかし、長谷川議員の言うとおり、まだまだ予断は許さない。これからどういう方向でまた道州制が出てくるかわからない。しかし、我々はしっかりと、あくまで道州制反対を貫いてまいりたいというふうに思っております。長谷川議員の申すとおり、しっかり地方に力をつけてということが、やっぱり国が考えていることは私も第一だというふうに思っております。
  地方六団体ございますけれども、特にその中では、私は町村会が一番結束力が高いというふうに思っております。この間の総会にも、解散前でございましたけれども、総理も来ていただいた、石破創生大臣も来ていただいた、重要閣僚は全て来ていただいたということで、本当に我々がしっかり、この町村会がやっていることにそうしたいわゆる政府の幹部も来ていただいたということで、私も大変そうした面では自信を強く持ったわけでございます。
  今後も、地方創生、そうしたいわゆる国の方針が出ておるわけでございますから、大いにそうしたものを利用して、しっかりと私たちも力をつけていくよう努力をしてまいりますので、議員各位にもよろしくお願いを申し上げまして答弁といたします。よろしくお願いします。
議長(金井塚徳一議員) 長谷川議員。
7番(長谷川元夫議員) どうも、町長にはありがとうございました。
  今回の総選挙、結果はわかりません。私の所属する我が党も責任与党としての主張を重ね、投票率の上昇のもとで勝利できるように全力で頑張りたいと思います。
  自民党は小選挙区、満遍なく候補者がそろいました。我が党とともにもう一つ、いつまでも主張を変えず、全国に候補者を満遍となく立てる政党もあります。私どもと主義主張は正反対ではありますけれども、このことは敵ながらあっぱれであります。
  一方、道州制、憲法、安全保障、原発、経済政策の対案も持たないで、考えの全く違う政党が野党共闘と称し、この選挙に臨むとしております。ましてや選挙の前から比例復活の自分の惜敗率を心配して、他の選挙区の有力な候補者の入党、公認を自身の権限で取り消すような人がいる。これこそ大義なき共闘だというふうに思います。それらに同調するような同僚議員が万が一いるとすれば、国の将来ひいては町の将来のために、ぜひともご一考をいただきたい。
  私も無所属の議員であります。何もかも党の押しつけの指示は受けてまいりませんでした。国策にも町政にも是々非々で臨む、それが無所属の地方議員であります。背を向けたお願いで失礼であれば、背中をさらに厚く厚くしてお訴えをさせていただきます。ぜひご一考をお願いをいたします。
  終わります。
議長(金井塚徳一議員) ほかにありますか。
          〔発言する人なし〕
議長(金井塚徳一議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。討論はありますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第60号 平成26年度滑川町一般会計補正予算(第5号)の議定についての採決をします。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立全員〕
議長(金井塚徳一議員) 全員賛成です。
  よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。
                                           
    議案第61号の説明、質疑、討論、採決
議長(金井塚徳一議員) 日程第13、議案第61号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(金井塚徳一議員) 朗読が終わりました。
  森田町民保険課長に提出議案の説明を求めます。
          〔町民保険課長 森田耕司登壇〕
町民保険課長(森田耕司) 町民保険課長、議案説明をさせていただきます。
  議案第61号 平成26年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の議定についてを説明を申し上げます。
  最初に、1ページをお願いいたします。
  平成26年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ4,586万円を追加し、歳入歳出それぞれ17億1,517万円とする。
  第2項 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  平成26年11月28日提出、滑川町長、吉田昇。
  詳細につきましては、6ページをごらんいただきたいと思います。歳入について説明を申し上げます。款4療養給付費交付金、項1療養給付費交付金、目1療養給付費交付金になりますが、補正額4,586万円を増額しまして、補正後の計9,478万2,000円でございます。内容につきましては、療養給付費交付金の現年度分3,570万9,000円と、前年度交付金の生産交付分1,015万1,000円の増額でございます。
  次に、7ページをごらんいただきたいと思います。歳出の主な項目について説明を申し上げます。款2保険給付費、項1療養諸費、目1一般被保険者療養給付費になりますが、補正額6,000万円を増額し、計8億8,508万1,000円でございます。内容につきましては、医療費の増加によるものでございます。
  続きまして、9ページをごらんいただきたいと思います。款8保険事業費、項1保険事業費、目1保健衛生普及費になりますが、補正額50万円を増額しまして、計364万7,000円でございます。内容につきましては、人間ドック補助金を25名分増額するものでございます。
  以上、審議のほどよろしくお願いをしたいと思います。
議長(金井塚徳一議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) なしと認めます。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第61号 平成26年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
          〔挙手全員〕
議長(金井塚徳一議員) 全員賛成です。
  よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。
                                           
    議案第62号の説明、質疑、討論、採決
議長(金井塚徳一議員) 日程第14、議案第62号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(金井塚徳一議員) 朗読が終わりました。
  横田環境課長に提出議案の説明を願います。
          〔環境課長 横田一己登壇〕
環境課長(横田一己) 環境課長、議案第62号 平成26年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第2号)について説明を申し上げます。
  本議案の内容につきましては、歳入につきましては区域外流入による接続分担金及び下水道事業負担金の増額並びに国庫補助金の確定に基づく減額でございます。歳出につきましては、事業費確定による減額及び予備費充当を行うため予算補正を行うものでございます。
  1ページをお願い申し上げます。
  平成26年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ248万7,000円を追加し、歳入歳出それぞれ4億4,777万6,000円とする。
  2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  平成26年11月28日提出、滑川町長、吉田昇。
  6ページをお願い申し上げます。初めに、歳入についてご説明を申し上げます。款1分担金及び負担金、項1分担金、目1下水道事業分担金になりますが、352万4,000円を増額補正し、352万5,000円を計上いたしました。内容につきましては、区域外流入の接続分担金でございます。
  次に、款1分担金及び負担金、項1負担金、目1下水道事業負担金になりますが、396万3,000円を増額補正し、4,206万4,000円を計上いたしました。
  続きまして、款3国庫補助金、項1国庫補助金、目1国庫補助金でございますが、500万円を減額補正し、4,500万円を計上いたしました。内容につきましては、国庫補助金額の確定によるものでございます。
  次に、歳出についてご説明を申し上げます。7ページをお願い申し上げます。初めに、款1総務費、項2維持管理費、目1管渠維持管理費でございますが、節13委託料につきましては、入札差金によります精査額として40万円を減額し、節15工事請負費につきましては、管渠等修繕工事費として300万円増額計上させていただきました。
  続きまして、款2事業費、項1下水道事業費、目1建設事業費でございますが、節8報償費につきましては、受益者負担金前納報奨金額を87万円減額し、節13委託料につきましては入札差金によります精査額といたしまして300万円を減額計上いたしました。
  8ページをお願い申し上げます。款5予備費、項1予備費、目1予備費となりますが、388万3,000円を増額補正し、1,919万6,000円とさせていただきました。
  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
議長(金井塚徳一議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) なしと認めます。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) なしと認めます。
  これより議案第62号 平成26年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第2号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
          〔挙手全員〕
議長(金井塚徳一議員) 全員賛成です。
  よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。
                                           
    議案第63号の説明、質疑、討論、採決
議長(金井塚徳一議員) 日程第15、議案第63号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(金井塚徳一議員) 朗読が終わりました。
  横田環境課長に提出議案の説明を求めます。
          〔環境課長 横田一己登壇〕
環境課長(横田一己) 環境課長、議案第63号 平成26年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。
  1ページをお願い申し上げます。
  平成26年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  平成26年11月28日提出、滑川町長、吉田昇。
  4ページをお願い申し上げます。初めに、歳入についてご説明申し上げます。歳入につきましては、補正前の額9,409万3,000円で、補正はございません。
  続きまして、歳出の主なものについてご説明申し上げます。6ページをお願い申し上げます。款1施設費、項1施設管理費、目1維持管理費になりますが、補正前の額3,503万5,000円に補正額87万円の減額補正となります。内容につきましては、節11需用費につきましては光熱水費40万円の増額、節12役務費につきましては通信運搬費10万円の増額、節13委託料につきましては入札差金によります精査額として137万円の減額でございます。
  次に、7ページをお願い申し上げます。款5予備費、項1予備費、目1予備費でございますが、79万5,000円を増額し、477万1,000円とさせていただきました。
  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
議長(金井塚徳一議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) なしと認めます。
  これより議案第63号 平成26年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
          〔挙手全員〕
議長(金井塚徳一議員) 全員賛成です。
  よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
                                           
    議案第64号の説明、質疑、討論、採決
議長(金井塚徳一議員) 日程第16、議案第64号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(金井塚徳一議員) 朗読が終わりました。
  横田環境課長に提出議案の説明を求めます。
          〔環境課長 横田一己登壇〕
環境課長(横田一己) 環境課長、議案第64号 平成26年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明を申し上げます。
  本議案の内容につきましては、まず初めに、歳入については公設浄化槽設置予定基数、当初につきましては80基から50基へ30基の減により分担金及び使用料を減額し、国庫支出金、県支出金、町債におきましても事業減となるため、減額するものでございます。ただし、国庫支出金につきましては、昨年度までは補助率3分の1でございましたが、汚水処理施設整備交付金のうち、低炭素社会対応型浄化槽整備事業推進事業として補助申請が承認されまして補助率2分の1となり、設置基数30基減になりますが、補助金額は少額の減額になります。歳出につきましては、公設浄化槽設置予定基数の減によりまして、施設整備費を減額するものでございます。
  それでは、説明に入らせていただきます。1ページをお願い申し上げます。
  平成26年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額から、歳入歳出それぞれ4,232万4,000円を減額し、歳入歳出それぞれ9,180万1,000円とする。
  2 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  (地方債の補正)
  第2条 地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。
  平成26年11月28日提出、滑川町長、吉田昇。
  4ページをお願い申し上げます。初めに、第2表、地方債補正についてご説明を申し上げます。特定地域生活排水処理施設事業債の限度額を2,650万円減額いたしまして、限度額1,980万円とするものでございます。
  次に、8ページをお願い申し上げます。歳入についてご説明を申し上げます。款1分担金及び負担金、項1分担金、目1設置費分担金でございますが、363万5,000円を減額補正し、542万1,000円といたしました。浄化槽設置者からの分担金でございます。
  款2使用料及び手数料、項1使用料、目1浄化槽使用料ですが、72万8,000円を減額補正し、564万円といたしました。
  款3国庫支出金、項1国庫補助金、目1国庫補助金になりますが、246万1,000円を減額補正し、2,524万7,000円といたしました。国からの汚水処理施設整備交付金となります。
  款4県支出金、項1県補助金、目1県補助金でございますが、900万円を減額補正し、1,830万円といたしました。設置予定基数の減に伴います整備事業補助金及びモデルタウン事業補助金の減額でございます。
  続きまして、9ページをお願い申し上げます。款8町債、項1町債、目1下水道事業債でございますが、先ほど申し上げました地方債を2,650万円を減額補正し、1,980万円とさせていただきました。
  続きまして、歳出の主なものについてご説明を申し上げます。10ページをお願い申し上げます。款2施設管理費、項1施設管理費、目1浄化槽管理費になりますが、59万円を減額補正し、1,725万4,000円といたしました。
  款3施設整備費、項1施設整備費、目1浄化槽整備費になりますが、4,358万円を減額補正いたしまして、6,613万8,000円といたしました。
  続きまして、11ページをお願い申し上げます。款6予備費、項1予備費、目1予備費でございますが、184万6,000円を増額補正し、612万2,000円とさせていただきました。
  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
議長(金井塚徳一議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) なしと認めます。
  これより討論に入ります。討論ありますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第64号 平成26年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
          〔挙手全員〕
議長(金井塚徳一議員) 全員賛成です。
  よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。
                                           
    議案第65号の説明、質疑、討論、採決
議長(金井塚徳一議員) 日程第17、議案第65号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(金井塚徳一議員) 朗読が終わりました。
  篠ア水道課長に提出議案の説明を求めます。
          〔水道課長 篠ア一美登壇〕
水道課長(篠ア一美) 水道課長、議案第65号 平成26年度滑川町水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
  今回の補正は、人事院勧告による給与改定の補正でございます。
  最初に、1ページをお開きいただきたいと思います。
  平成26年度滑川町水道事業会計補正予算(第2号)。
  第1条 平成26年度滑川町水道事業会計の補正予算(第2号)は、次のとおりとする。
  第2条 平成26年度滑川町水道事業会計予算(以下「予算」という)第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正する。
  科目、既決予定額、補正予定額、計。
  支出、第1款事業費3億5,315万円、41万4,000円、3億5,356万4,000円。
  第1項営業費用3億3,019万8,000円、41万4,000円、3億3,061万2,000円。
  第3条、予算第5条に定める(1)職員給与費を「4,307万3,000円」に改める。
  平成26年11月28日提出、滑川町長、吉田昇。
  今回の補正予算につきましては、事業費の営業費用を41万4,000円補正し、事業費を3億5,356万4,000円としたいものです。
  詳細につきましては、8ページをごらんいただきたいと思います。収益的支出、4目総掛かり費、補正予定額は41万4,000円です。これは給料、手当、法定福利費及び負担金等の補正によるものでございます。
  以上で説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(金井塚徳一議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) なしと認めます。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) なしと認めます。
  これより議案第65号 平成26年度滑川町水道事業会計補正予算(第2号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
          〔挙手全員〕
議長(金井塚徳一議員) 全員賛成です。
  よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。
                                           
    閉会中の継続調査の申し出について
議長(金井塚徳一議員) 日程第18、議会運営委員会の閉会中の継続調査の申し出についての件を議題とします。
  会議規則第75条の規定によって、議会運営委員会上野憲子委員長からお手元に配付しました閉会中の継続調査申出書のとおり、次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について閉会中の継続調査をしたい旨の申し出がありました。
  お諮りします。議会運営委員会委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 異議なしと認めます。
  よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
  暫時休憩します。
          休 憩  (午後 2時41分)
                                           
          再 開  (午後 2時43分)
議長(金井塚徳一議員) 再開します。
                                           
    日程の追加
議長(金井塚徳一議員) お諮りします。
  ただいま町長から議案第66号が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第19として議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第66号を日程に追加し、追加日程第19として議題とすることに決定しました。
                                           
    議案第66号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(金井塚徳一議員) 追加日程第19、議案第66号を議題とします。
  事務局長に朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(金井塚徳一議員) 朗読が終わりました。
  吉田町長に提出議案の説明を求めます。
          〔町長 吉田 昇登壇〕
町長(吉田 昇) 町長、追加議案の説明を申し上げます。
  議案第66号 平成26年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の議定についてでございますが、歳入歳出の総額に74万4,000円を追加し、歳入歳出それぞれ1億2,982万9,000円としたいものでございます。一般会計からの繰入金と保険給付による広域連合への納付金が主なものでございます。
  詳細については担当課長から説明を申し上げます。
議長(金井塚徳一議員) 森田町民保険課長に提出議案の説明を求めます。
          〔町民保険課長 森田耕司登壇〕
町民保険課長(森田耕司) 追加議案、大変ありがとうございます。それでは、町民保険課長、議案の説明をさせていただきます。
  議案第66号 平成26年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の議定について説明を申し上げます。
  それでは、最初に1ページをごらんお願いいたします。
  平成26年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出の総額に、歳入歳出それぞれ74万4,000円を追加し、歳入歳出それぞれ1億2,982万9,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の項目の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  平成26年11月28日提出、滑川町長、吉田昇。
  6ページをお願いしたいと思います。歳入のほうですが、款4繰入金、項1一般会計繰入金、目1一般会計繰越金になりますが、補正額74万4,000円を増額しまして、2,619万8,000円でございます。内容につきましては、保険基盤安定繰入金の増額でございます。
  次に、7ページをごらんいただきたいと思います。歳出でございますが、款2後期高齢者医療広域連合納付金、項1後期高齢者医療広域連合納付金、目1後期高齢者医療広域連合納付金になりますが、74万4,000円を増額しまして、1億1,562万6,000円でございます。内容につきましては、広域連合の納付金の増額になります。
  以上でございます。審議のほどよろしくお願いします。
議長(金井塚徳一議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) なしと認めます。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(金井塚徳一議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第66号 平成26年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を願います。
          〔挙手全員〕
議長(金井塚徳一議員) 全員賛成です。
  よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。
  以上をもちまして本日の会議を終了します。
  この後、3時5分より2階中会議室において議会全員協議会を開催しますので、引き続いての出席をお願いします。
                                           
    次会日程の報告
議長(金井塚徳一議員) 12月1日月曜日は、午前10時に開会しますのでよろしくお願いします。
                                           
    ◎散会の宣告
議長(金井塚徳一議員) 本日はこれをもちまして散会とします。
  大変ご苦労さまでした。
                                   (午後 2時49分)