令和2年第224回滑川町議会定例会(第1号)
令和2年第224回滑川町議会定例会
令和2年9月1日(火曜日)
議 事 日 程 (第1号)
開会及び開議の宣告
1 会議録署名議員の指名
2 会期の決定
3 諸般の報告
4 行政報告
町長提出議案の一括上程、説明
5 認定第 1号 令和元年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定について
6 認定第 2号 令和元年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定について
7 議案第56号 滑川町監査委員に関する条例の一部を改正する条例の制定について
8 議案第57号 滑川町事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について
9 議案第58号 滑川町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定め
る条例の一部を改正する条例の制定について
10 議案第59号 滑川町敬老年金支給条例の一部を改正する条例の制定について
11 議案第60号 令和2年度滑川町一般会計補正予算(第5号)の議定について
12 議案第61号 令和2年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の議定について
13 議案第62号 令和2年度滑川町介護保険特別会計補正予算(第1号)の議定について
14 議案第63号 令和2年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の議定について
15 議案第64号 令和2年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第2号)の議定について
16 議案第65号 令和2年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の議定につい
て
17 議案第66号 令和2年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)の議定について
18 議案第67号 令和2年度滑川町水道事業会計補正予算(第3号)の議定について
19 議案第68号 町道路線の廃止について
20 議案第69号 町道路線の認定について
21 請願第 1号 「核兵器禁止条約に参加することを国に求める意見書」の提出に関する請願
22 一般質問
出席議員(14名)
1番 瀬 上 邦 久 議員 2番 高 坂 清 二 議員
3番 松 本 幾 雄 議員 5番 上 野 葉 月 議員
6番 井 上 奈 保 子 議員 7番 紫 藤 明 議員
8番 服 部 幸 雄 議員 9番 北 堀 一 廣 議員
10番 宮 島 一 夫 議員 11番 菅 間 孝 夫 議員
12番 内 田 敏 雄 議員 13番 吉 野 正 浩 議員
14番 阿 部 弘 明 議員 15番 上 野 廣 議員
欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
町 長 吉 田 昇
副 町 長 柳 克 実
教 育 長 馬 場 敏 男
総 務 政 策 課 長 吉 野 徳 生
税 務 課 長 篠 ア 仁 志
会 計 管 理 者 兼 木 村 俊 彦
会 計 課 長
町 民 保 険 課 長 岩 附 利 昭
健 康 福 祉 課 長 小 柳 博 司
健 康 づ く り課長 武 井 宏 見
環 境 課 長 関 口 正 幸
産 業 振 興 課長兼 服 部 進 也
農業委員会事務局長
建 設 課 長 稲 村 茂 之
教育委員会事務局長 澄 川 淳
水 道 課 長 會 澤 孝 之
代 表 監 査 委 員 稲 葉 一 正
本会議に出席した事務局職員
議 会 事 務 局 長 木 村 晴 彦
書 記 田 島 百 華
録 音 高 坂 克 美
録 音 上 野 聡
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。よろしくお願いします。
ご着席願います。
◎開会及び開議の宣告
〇議長(上野 廣議員) 皆さん、おはようございます。議員各位には大変ご多用のところ、第224回滑川町議会定例会にご参集いただきまして、誠にありがとうございます。
ただいまの出席議員は14名全員であります。定足数に達しておりますので、ただいまから第224回滑川町議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
(午前10時00分)
◎会議録署名議員の指名
〇議長(上野 廣議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第125条の規定により、議長において指名いたします。
14番 阿 部 弘 明 議員
1番 瀬 上 邦 久 議員
2番 高 坂 清 二 議員
以上、3名の方にお願いします。
◎会期の決定
〇議長(上野 廣議員) 日程第2、会期の決定を議題とします。
本件につきましては、議会運営委員会でご審議いただいておりますので、議会運営委員会委員長に報告をお願いします。
議会運営委員会、宮島一夫委員長、お願いします。
〔議会運営委員長 宮島一夫議員登壇〕
〇議会運営委員長(宮島一夫議員) おはようございます。10番、宮島一夫です。議長の命によりまして、議会運営委員会の報告を申し上げます。
本定例会の運営に関わる議会運営委員会は、去る8月25日午前10時から開催いたしました。出席者は、議長をはじめ議会運営委員7名、執行部より町長、副町長、総務政策課長にご出席いただき、付議されます案件等について説明を受け、慎重に審議しました。
なお、会期については、8月27日午前9時30分から再度、議会運営委員会を開催しました。出席者は、議長をはじめ議会運営委員6名に出席をいただき審議いたしました。その結果、会期は本日から9月9日までの9日間と決定しました。本日は諸般の報告、行政報告、町長提出議案の一括上程、説明、請願の審査の後、一般質問を行います。
2日は一般質問、決算認定議案の説明、審査報告、総括質疑、決算審査特別委員会を設置し、決算認定議案の付託を行います。
3日は休会とし、午前10時から全員協議会を開きます。全員協議会終了後、総務経済建設常任委員会を開催し、付託された請願の審査を行います。
4日は休会とします。
5日、6日は休日休会とします。
7日は休会とし、午前9時から決算審査特別委員会を開き、付託案件の審査を行います。
8日、9日は議案審議を行いまして、全議案審議、全日程終了次第、閉会とすることと決定しました。
なお、会期日程につきましては、お手元に配付した会期予定表のとおりでございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
以上をもちまして議会運営委員会の報告を終わります。
〇議長(上野 廣議員) 議会運営委員長、ありがとうございました。
ただいまの議会運営委員会委員長の報告のとおり、本定例会の会期は本日から9月9日までの9日間にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
よって、会期は本日から9月9日までの9日間に決定いたしました。
◎諸般の報告
〇議長(上野 廣議員) 日程第3、諸般の報告を行います。
議長より報告させていただきます。
初めに、本定例会の会期予定、議事日程及び議案等につきましては、お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
次に、今議会には決算審査報告のため、稲葉一正代表監査委員に出席をいただいていますので、ご了承お願いします。
本職宛てに提出のあった請願文書表をお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
次に、町長から令和元年度決算に基づく健全化判断比率・資金不足比率に関する報告書及び寄附報告書の提出がありましたので、お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
次に、教育委員会から令和2年度教育委員会点検・評価報告書の提出がありましたので、お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
次に、監査委員から令和2年6月、7月、8月実施の例月出納検査の結果報告がありました。報告書は事務局に保管してありますので、随時閲覧願います。
次に、閉会中に議長が出席しました会議、研修等につきましては、報告書を配付してございますが、この場において幾つかご報告させていただきます。
6月25日、公益財団法人埼玉県市町村振興協会評議員会が開催されました。私は、埼玉県町村議長会前副会長として出席させていただきました。本振興会は、市町村振興宝くじであるサマージャンボ宝くじ、ハロウィンジャンボ宝くじの収益金交付金の交付を受け、県内市町村の振興のため、各種事業を実施しております。本会は、令和元年度事業報告と議案第1号 令和元年度決算報告の承認についてでございました。市町村に対する資金貸付事業がありまして、災害時における緊急融資事業及び災害防止対策事業など、並びに市町村における緊急に設備を要する施設整備事業のため、資金の貸付けをしております。令和元年度に、42の市町村に総額500億円の低利で貸し付けております。これからコロナの影響で、税収が厳しくなると予想されます。滑川町でも低利での緊急時利用を検討してもよいと思いました。
ちなみに、比企郡では小川町、嵐山町、ときがわ町、吉見町で令和元年度、総額4億180万円貸付けが行われました。多分台風19号の関連と思われます。
次に、新型コロナウイルス感染問題で、埼玉県町村議長会の各種研修会、会議等が中止になっていますが、埼玉県知事と埼玉県議会議長への恒例の要望については、昨年同様に実施する予定でございます。滑川町議会から町村共通要望として、上野葉月議員から新型コロナウイルス感染症対策として、児童の間隔を確保するために1教室当たりの児童数を最大38人とすること、服部議員から大水害に備え、災害は為政者の最大の責務であることを踏まえ、県内小中河川の点検と対策を実施することの2件、それから個別要望がありまして、これは町村1件のみでございまして、滑川町議会から(仮称)嵐山小川インターチェンジ・熊谷間広域幹線道路の整備促進についての要望書を埼玉県町村議長会事務局に提出いたしました。事務局でまとめて整理して、埼玉県町村議長会峯岸議長から、埼玉県大野知事、埼玉県議会田村議長に要望書を提出する予定です。
また、令和元年度全国町村議長会全国大会において全会一致で決定いたしました、町村会議員選挙の改正案でございます。供託金制度15万円の導入、選挙費用の公費負担、ビラ頒布の解禁などが本年6月の国会で可決されたという情報が、埼玉県町村議長会会長の峯岸会長から連絡がありました。滑川町の次期議員選挙には、新しい公費、公選法により行われると思います。
以上、議長からの報告といたします。
次に、比企広域市町村圏組合議会定例会の報告を松本幾雄議員、お願いします。
〔3番 松本幾雄議員登壇〕
〇3番(松本幾雄議員) 皆さん、おはようございます。3番、松本幾雄です。議長の命により、令和2年第3回比企広域市町村圏組合議会定例会の報告を申し上げます。
本定例会は、8月6日午前10時に招集され、開会及び開議の宣言後、会議録署名議員の指名が行われ、会期は1日限りと決定されました。
報告第4号 令和元年度比企広域市町村圏組合斎場及び霊きゅう自動車事業特別会計継続費繰越計算書、議案第23号 財産の取得について、議案第24号 比企広域市町村圏組合斎場の設置及び管理運営に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第25号 令和2年度比企広域市町村圏組合一般会計補正予算(第1号)について、議案第26号 令和2年度比企広域市町村圏組合消防特別会計補正予算(第2号)について、議案第27号 令和2年度比企広域市町村圏組合斎場及び霊きゅう自動車特別会計補正予算(第1号)について、議案第28号 令和2年度比企広域市町村圏組合介護認定及び障害者区分審査会特別会計補正予算(第1号)について、議案第29号 令和2年度比企広域公平委員会特別会計補正予算(第1号)について、議案第30号 令和元年度比企広域市町村圏組合一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第31号 令和元年度比企広域市町村圏組合消防特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第32号 令和元年度比企広域市町村圏組合斎場及び霊きゅう自動車事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第33号 令和元年度比企広域市町村圏組合介護認定及び障害者区分審査会特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第34号 令和元年度比企広域公平委員会特別会計歳入歳出決算の認定について、全てが原案のとおり可決いたしました。
なお、一般質問に東松山市議、鈴木健一議員が立ち、昨年度の台風19号について行政をただしました。
なお、関係書類につきましては議会事務局に保管してございますので、御覧いただければと思います。
以上で、令和2年第3回比企広域市町村圏組合議会定例会の報告といたします。
〇議長(上野 廣議員) ありがとうございました。
ここで議長を交代します。瀬上副議長、議長席へお願いします。
〔議長、副議長と交代〕
〇副議長(瀬上邦久議員) ここで、議長に代わりまして議事を進めてまいります。
ここで、小川地区衛生組合議会定例会の報告を上野廣議員、お願いします。
〔15番 上野 廣議員登壇〕
〇15番(上野 廣議員) 座席番号15番、上野廣です。議長の命により、小川地区衛生組合定例議会の報告をいたします。
本定例会は、8月12日午前10時より小川町役場で、1日の会期で開催されました。
衛生組合提出議案第12号、13号、14号の3件と議員提出議案第1号、1件でございまして、それぞれ可決決定いたしました。
1件目の議案第12号は、池ノ入環境センター臭気捕集装置落下による物損事故の事故に関わる損害賠償の額の決定及び和解についてでございます。これは、バキューム車が池ノ入環境センターの受入室に停車中、天井部に設置されていた臭気捕集装置のワイヤーが切れて落下し、バキューム車を破損させてしまった事故の損害賠償額20万円の件でございます。緊急で少額でしたので、専決処分しようとしたのですが、小川地区衛生組合には専決処分の規定がないということが分かりまして、今回議案第12号として提出したものです。そのため、議員提出議案第1号というのは、管理者の専決処分事項の指定についてで、管理者の専決処分できる範囲を明確化したものでございます。
次に、議案第13号は、令和2年度小川地区衛生組合一般会計補正予算(第1号)で、令和元年度決算結果に基づく補正です。5,272万9,000円を追加し、14億8,057万9,000円とするものです。ほとんど予備費に充てるという内容の議案でございます。
議案第14号は、令和元年度小川地区衛生組合一般会計歳入歳出決算の認定についてでございます。令和元年度の決算額は、歳入総額13億1,024万5,000円、歳出総額12億3,751万6,000円で、歳入歳出差引額は7,272万9,000円でした。平成30年度より若干減っております。施設の老朽化による維持補修工事の執行増減がそのまま決算につながっているということでございます。
一般質問が田中照子議員からありました。当衛生組合が抱える課題と方向性はという内容で、埼玉中部資源組合が解散後、小川地区衛生組合の将来をどうしていくべきか、二度の失敗は許されないという強い認識からの質問でございました。小川地区衛生組合では、令和2年度第1回環境衛生常任委員会において、これからの方向性として、1、現在の施設を改修し継続していく、2、民間委託に切り替える、3、全く新しい施設を建設するという3択の方向性で検討していこうということになっております。
また、可燃ごみのごみの処理方法の検討については、技術面、環境面等から高度で専門的な知識が要求されることから、ごみ処理に関する学識経験者を含む委員で構成する新たな会議、仮称ですが、小川地区衛生組合可燃ごみ処理の在り方検討会を設置いたしまして検討することになっているとのことです。学識経験者としては、埼玉県公益法人全国都市清掃会議技術部長、一般社団法人日本環境センター次長、埼玉県環境科学国際センター担当部長等を現在お願いしているとのことです。この3つの方向性を検討する中で、特に環境負荷、住民サービス、コスト、継続性の観点を踏まえ、中期的5年から10年及び長期的10年以上に取るべき可燃ごみの在り方について検討していただくとのことになります。
以上、報告とします。資料は事務局にありますのでご参照ください。
以上です。
〇副議長(瀬上邦久議員) ありがとうございました。
ここで議長を交代します。上野議長、議長席へお戻りください。
〔副議長、議長と交代〕
〇議長(上野 廣議員) 以上で、諸般の報告を終わります。
◎行政報告
〇議長(上野 廣議員) 日程第4、行政報告を行います。
吉田町長より挨拶並びに一般行政報告をお願いします。
〔町長 吉田 昇登壇〕
〇町長(吉田 昇) 皆さん、おはようございます。議長のお許しをいただきましたので、開会に当たっての挨拶と一般行政報告を申し上げます。
本日は、第224回滑川町議会定例会を招集させていただきましたところ、議員各位には何かとご多忙の中、ご健勝にて出席を賜り、開会できますことに厚く御礼申し上げます。
この夏も異常気象に見舞われ、様々な災害が発生しました。7月に、熊本県を中心に九州や中部地方などで発生した集中豪雨により、大きな被害が広範囲に及びました。この夏に起きた災害により、数多くの尊い命が奪われてしまいました。亡くなられた方のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた方に心よりお見舞いを申し上げます。また、今なお大変な生活を強いられている被災者の生活再建が、一日も早く実現することを望んでいる次第でございます。
また、新型コロナウイルス感染拡大による混乱が依然として続いており、全国各地で感染拡大防止対策の最中においても、数多くの尊い命が失われてしまいました。亡くなられた方のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、罹患された皆様及び関係者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。そして、一日も早い快復を願っております。そして、新型コロナウイルス感染防止のために、医療現場をはじめとして全国各地、あらゆる現場で対策に取り組んでおられる方々へ敬意と感謝を申し上げます。感染症が終息に向かい、国民が安心できる生活に一日も早く戻れることを心から願うばかりでございます。
さて、本定例会は、令和元年度一般会計及び特別会計決算並びに水道事業会計決算の認定をはじめ、14案件の審議をお願いするものでございます。慎重審議を賜りまして、原案どおり承認、議決をいただけますようよろしくお願い申し上げます。
それでは、一般行政報告を申し上げます。
新型コロナウイルスにつきましては、感染拡大を阻止すべく、町民に対して密室空間、密集場所、密接な場所を避ける行動をお願いする中、町民スポーツ祭、滑川まつりをはじめ、様々なイベントや行事、会議の中止、公共施設の使用禁止措置など、町民に対して大切な人や家族等を守るため、感染症予防行動にご協力をお願いしてきました。
現在、滑川町において新型コロナウイルス感染症の陽性者は、7月21日に県から公表された男性のほか4名の陽性者の報告でございます。合計5名でございます。陽性者は数名出ておりますが、住民一人一人が感染予防に取り組んでもらっていることに関しましては、住民各位に感謝を申し上げる次第でございます。今後も、感染防止について適切な情報収集と情報発信に努め、町民の皆様が安心して生活できるよう必要な対策を講じてまいりますので、町民の皆様、関係各位のご理解、ご協力を心よりお願いを申し上げます。
新型コロナウイルス感染対策としての特別定額給付金事業につきましては、7,807世帯、98.9%に給付を終了しております。今、新型コロナウイルス感染拡大で生活設計が変わり、移住を考えている人が増えています。そんな中、国の資料を基に集計した住みたい街ランキングが「週刊朝日」の8月7日号に掲載されました。滑川町は、3大都市圏での人気のまちとして第24位にランクされました。埼玉県では、戸田市に続き第2位でございました。
また、コロナ禍で通勤せずに家で働くテレワークの普及の結果、多くの人が都会を出始めました。コロナ時代の後悔しない移住先ランキングが「AERA」の8月増大号に掲載され、滑川町は関東地区の市町村で12位にランキングされました。移住したいまちとして、滑川町は全国の中でも高い人気を得ております。
総合振興計画のキャッチフレーズ「住んでよかった 生まれてよかったまちへ 住まいるタウン滑川」のさらなる実現のため、今後も子育て支援をはじめ各種施策を総合的に展開してまいります。
さて、本年は、あの痛ましい世界大戦の終結から75年を迎えました。コロナ禍の中ではありましたが、悲惨な戦争の記憶を風化させないという強い気持ちの中で、写真パネル展「戦争と平和を考える2020」を8月6日から18日間にわたりコミュニティセンターで開催させていただき、多くの皆さんから共感をいただきました。
以上、新型コロナウイルス関係中心の報告になりましたが、開会に当たっての挨拶と一般行政報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 続いて、馬場教育長より教育行政報告をお願いします。
〔教育長 馬場敏男登壇〕
〇教育長(馬場敏男) おはようございます。議長の許しをいただきましたので、教育長、教育関係の報告をさせていただきます。
本年度は、新型コロナウイルス感染対策のため、5月末まで学校園を臨時休業とした関係で、1学期終業式を7月31日とし、2学期始業式を8月24日といたしました。8月24日、幼稚園、小中学校とも順調なスタートを切っております。3週間という例年より短い夏季休業ではありましたが、事件、事故等の報告はなく、教育活動が再開されております。
学期初めに当たりまして、新型コロナウイルス感染対策を充分に取りつつ、1学期に実施できなかった学校行事を子どもたちの成長を考えながら充実したものにしていくために、全教職員で全児童生徒、園児を見守っていくことを再確認し、子どもたちの小さな変化も迅速に、学年、学校全体、教育委員会で情報を共有するとともに、保護者への連絡、連携を密にすること、地域の方々にご理解いただきながら取り組みを進めることについて、これまでも各校で丁寧に行っておりますが、再度、指示をいたしたところでございます。
また、本年度は、これからの社会を見据えた新たな学びへと進化する年の始まりでもありました。海外での専門家の中には、今後10年から20年程度で半数近くの仕事が自動化される可能性が高い、2011年度にアメリカの小学校に入学した子どもたちの65%は、大学卒業時に彼らが小学校の頃には存在しなかった職に就くだろうなどと述べている方もいらっしゃいます。進化した人工知能が様々な判断を行ったり、身近なものの働きがインターネット経由で最適化されたりする時代が到来し、社会や生活を大きく変えていくとの予想がされております。
このように、社会の変化が激しく未来の予想が困難な時代の中で、子どもたちには変化を前向きに受け止め、社会や人生を人間ならではの感性を働かせて、より豊かなものにすることが期待されています。子どもたちが学校で学ぶことは、社会と切り離されたものではありません。社会の変化を見据えて、子どもたちがこれからを生きていくために必要な資質、能力を踏まえて学習指導要領が改訂され、子どもたちには自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、自ら判断して行動し、よりよい社会や人生を切り開いていく力を育むための教育を、小学校は本年度から、中学校は来年度から実施する予定でおりました。
昨年度までも、その準備として様々な取り組みを行ってきたところです。特にこれからを生き抜くためには、主体的、対話的で深い学びの視点からの授業改善が必要とされており、子どもたちが周りの人たちとともに考え、新しい発見や豊かな発想が生まれる授業が期待されておりましたが、3密を避けるなどの感染対策をする中での大胆に授業を展開するという状況ではない状況になってしまいました。しかし、その中でどのように子どもを成長させるかを考え、工夫しながら授業を進めております。そのため、保護者の参観を制限したり、健康管理をお願いしたりなど、依頼する内容は増えるとは思いますが、正しく恐れながら、子どもの成長を中心に考えた学校運営を進めております。
議員の皆様にも学校に来校いただき、子どもたち、教職員の姿を御覧いただきたいところでございますが、昨年度のようにご来賓としてお招きするということができませんので、ご希望のときは個別にご依頼いただければと存じます。
今後の行事については、行事の目的、園児、児童生徒の心情等を踏まえ、万全な感染防止対策や保護者の十分な理解を得て実施していく考えでおります。ただし、感染症対策を講じてもなお感染のリスクが高い行事や、近隣の感染状況、外出自粛要請等が発出された場合は、中止や延期をしてまいります。
次に、教育委員会関係ですが、令和元年度の教育委員会の事務点検・評価について教育委員会で協議し、去る8月5日に有識者からのご意見をいただき、報告書をまとめさせていただきました。地方教育行政の組織及び運営に関する法律26条の規定に基づき、本議会に提出いたしますとともに、公表してまいりますので、よろしくお願いいたします。
それでは、教育関係全般についてご報告をさせていただきます。
学校教育関係では、例年夏季休業に行われておりました中学校の総合体育大会、県大会も中止となり、3年生についてはそれぞれの部活ごとに引退試合や演奏を行い引退しました。思う存分部活動も行えずの引退となりましたが、今後学校の最高学年として活躍する場を少しでもつくり、中学校の最終年度を充実したものにしていきたいと思います。この考えは、幼稚園教育における年長、小学校教育における6年生でも同様でございます。
また、本町では平成30年度より3年間、県の委嘱で人権教育総合推進事業を受けております。この事業では、学校、家庭、地域社会が一体となった人権教育の推進を行うため、町内全校で人権教育の授業公開を実施しておりました。しかし、本年度は公開できないため、教育委員会だよりなどを回覧することで各学校の取組を紹介していき、学校、家庭、地域社会が一体となった人権教育を推進していきたいと考えております。
さらに、子どもたちの豊かな心と健やかな体を育成するために、管理職のリーダーシップの下、生徒指導体制及び教育相談体制の整備充実を図ってまいります。いじめや不登校、問題行動への対応につきましても、これまでと同様、真摯に丁寧に学校一丸となって取り組み、早期対応、早期解決に努めてまいります。特に新型コロナウイルス感染者への誹謗中傷が社会問題となっております。本町では、このようなことがないよう丁寧に対応していきたいと考えております。また、この時期に不安などで生徒指導上の問題が出てくることが予想されます。そのためにも、関係機関と情報共有、連携の強化を図ってまいります。また、県から配置されているスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、町の相談員等が連携して、不登校やいじめ、不安を抱えている児童生徒、保護者に対する相談など、様々なアプローチをしております。今後も関係諸機関との連携を図り、子どもたちの課題解決につながる支援を充実してまいります。子どもたちの小さな変化の迅速な把握、保護者との連携、地域の力をお借りしての支援など、本町の子どもたちの健全な育成に全力を挙げてまいります。
次に、各校の施設整備状況について報告をさせていただきます。当初予算をいただいておりました福田小学校の防犯カメラの修繕工事につきましては、夏休みを利用して完了いたしました。こちらは、埼玉県の防犯環境整備推進補助金の交付を受ける予定でございます。
また、6月補正で予算対応いただきました宮前小学校のタブレットパソコン、アイパッドの修繕、宮前小学校、福田小学校のエレベーター、消防設備の修繕につきましては順次着手し、それぞれ対応して、備品、各施設の適切な管理に努めているところでございます。
また、今年度教科書の改訂に伴う各小学校の教科用指導書教材等の購入につきましては、授業の準備に使用できるよう購入させていただいております。さらに、理科教育設備整備等補助金を利用した備品の購入につきましては、現在購入を進めているところでございます。
7月の臨時議会では、地方創生臨時交付金を財源とした新型コロナウイルス感染症防止の予算として、空気清浄機、サーモグラフィー、水道自動水栓等の備品購入等を措置していただきましたが、現在それぞれの購入に向けての手続を進めているところでございます。
給食関係につきましては、新型コロナウイルス感染症防止対策のため、学校を休校にした際の給食の食材費のキャンセル分の補填をさせていただきます。また、文部科学省のGIGAスクール構想の実現に向けた補助事業の一環で、繰越明許させていただいた小中学校校内LAN整備事業と地方創生臨時交付金も併せて活用した児童生徒1人1台のタブレットパソコンの整備事業につきまして、それぞれ手続を進めております。ICT教育設備の整備におきましては、各方面からも高い関心を集めているところですので、今後も機器整備の維持管理やセキュリティー等に留意しながら、学校現場における教育の情報化、時代に対応したICT教育環境の推進拡大を図っていきたいと思います。
9月の補正予算では、主に当初予算編成時に減額調整した科目の復元分及び今後の執行見込みによる補填が必要と思われるものを中心に、予算要求をさせていただきました。
今後も幼稚園、小中学校の施設整備につきましては、子どもたちが安全で安心して生活、学習ができるよう、子どもたちを取り巻く全ての環境に着目し、それぞれの学校の特色に合わせて整備を行っていきます。特に新型コロナウイルス感染症防止対策につきましては、関係機関と連携し、情報を共有しながら必要な整備を行っていきます。今後におきましても、議会からのご指導並びにご理解及びご協力をよろしくお願いいたします。
生涯学習関係では、高齢者のための寿学級の第2回目も、感染防止対策の観点から中止とさせていただきました。現在の状況は、滑川中学校のひまわりの里づくり活動とタイアップし、中学校から預かったヒマワリの種を各地区の高齢者の皆さんに育てていただき、町の至るところで見事な花を咲かせました。今後は、種の収穫と回収についてもご協力をお願いする予定でございます。
また、併せて雑巾作りもお願いしておりましたが、各地域から801枚集まりました。これを有効活用していただくため、幼稚園や小中学校に届けました。作ってくださった皆さんの心が籠もったすばらしい贈り物を受けた幼稚園、小中学校の子どもたちも、自分たちのことを思い、力を尽くしてくださった地域の方々の温かい気持ちを感じたことと思います。
今年度の平和啓発事業は、先ほど町長からもあったとおり「戦争と平和を考える2020」をコミュニティセンターにおきまして、8月6日から23日までの18日間開催いたしました。平和資料館から借用いたしました戦前、戦中の学校の写真パネルと、防空頭巾や寄せ書き、千人針などを展示いたしました。サークル活動に来た折に見ていただいた方も含め、330名の来場者がございました。
今後の事業といたしましては、小学校を対象にしたチャレンジキッズなめがわを10月から、例年よりも回数を減らし内容を充実させ実施いたします。公民館事業ですが、前期の公民館教室は感染防止の観点から、教室数や募集定員を減らして2教室を計画し、感染予防対策を徹底しながら予定どおり8月に、ニューヨーク生まれのエクササイズでありますジャイロキネシス教室を実施いたしました。第42回文化祭につきましては、規模を縮小して希望したサークル団体の作品展示と菊の花の展示を11月5日から10日に実施する予定で準備を進めております。今後とも、公民館事業へのご協力をお願いいたします。
スポーツ関係事業でございますが、感染防止の観点から、本年度事業はほぼ中止となっております。新しい生活様式に沿った開催を可能な限り模索いたしましたが、感染防止の有効な対策が十分でない中での実施は難しいと判断させていただきました。
町民スポーツ祭は、残念ながら元号が変わってから一度も開催ができておりません。現在は、来年度の開催に向けてスポーツ推進委員の皆様と教育委員会事務局職員で、新たな競技、種目の検討も含め協議を行っております。町民の皆様が一丸となって取り組む町の大きなイベントの一つでもあります。令和の時代になっても途切れることのないよう、創意工夫して開催ができるよう努めてまいります。
体育施設でございますけれども、7月臨時議会において承認いただきました文化スポーツセンター、総合体育館の蛇口の自動水栓化工事に着手しております。また、本議会にて文化スポーツセンター1階の空調設備の老朽化によりまして、空調機設置工事の予算を上程しております。
文化財関係でございますが、月輪古墳群出土の馬、人物などの埴輪の小展示をエコミュージアムセンター受付前で、8月7日より公開しております。年内いっぱい常設で、展示継続をする予定でございます。
今後の予定としましては、9月より羽尾地区での社会福祉法人オルオルの生活介護施設建設に伴う発掘調査を予定しております。また、寺谷廃寺の確認調査についても9月中に調査対象地の下草刈りを実施し、10月上旬からの調査開始を予定しております。また、エコミュージアムセンターでは、本年度人工繁殖いたしました稚魚について、ホール内にて展示公開しております。9月からは、空調設備の入替え工事を実施する予定でございます。
このほか、大学生を対象とした博物館学芸員資格取得のための博物館実習を8月に立正大学より2名受け入れました。
図書館では、6月より図書館資料のウェブ予約の受付を開始しました。現在30名ほどの申込みがございました。
また、例年行っておりました図書館の各行事についても、やむを得ず中止とさせていただきました。基本的に、月3回行っておりましたおはなし会でございますが、8月より再開をいたしました。感染防止対策を十分に行った中で人数制限をし、予約制にて行っております。図書館1階の閲覧室の空調設備の老朽化のために、8月上旬に設置工事を行いました。現在、新たな空調機器で快適な空間となっております。
以上、大変雑駁ではございますが、教育関係の報告とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 以上で行政報告を終わります。ありがとうございました。
暫時休憩いたします。再開は11時5分といたします。
休 憩 (午前10時49分)
再 開 (午前11時05分)
〇議長(上野 廣議員) 再開します。
◎町長提出議案の一括上程、説明
〇議長(上野 廣議員) 日程第5、認定第1号から日程第20、議案第69号まで16議案の一括上程を行います。
事務局長に朗読願います。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 吉田町長より提案理由の説明をお願いします。
〔町長 吉田 昇登壇〕
〇町長(吉田 昇) 本定例会に提出をさせていただきます認定及び議案の提案理由の説明を申し上げます。
初めに、認定第1号 令和元年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定についてでございますが、地方自治法第233条第3項の規定に基づき、議会の認定をお願いするものでございます。
認定第2号 令和元年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定については、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、議会の認定をお願いするものでございます。
議案第56号 滑川町監査委員に関する条例の一部を改正する条例の制定については、地方自治法の一部改定に伴い、条例の一部改正を行うものでございます。
議案第57号 滑川町事務手数料条例の一部を改正する条例の制定については、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が改正をされ、個人番号通知カードが廃止されたことに伴い、条例の一部改正を行うものでございます。
議案第58号 滑川町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定については、子ども・子育て支援法の改正による幼児教育・保育の無償化を盛り込んだ新たな給付制度の創設に伴い、内閣府令の運営基準が変更されましたので、基準に合わせて条例の一部改正を行うものでございます。
議案第59号 滑川町敬老年金支給条例の一部を改正する条例の制定については、新型コロナウイルス感染症により影響を受けている高齢者の生活支援をするため、支給額を増額するため、条例の一部改正を行うものでございます。
議案第60号 令和2年度滑川町一般会計補正予算(第5号)の議定については、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2億3,427万3,000円を追加し、歳入歳出それぞれ83億2,663万4,000円とするものです。主なものは、歳入においては、新型コロナウイルス感染拡大による税収減に伴い地方譲与税等を減額し、決算による繰越金及び繰入金を見込み、歳出においては、給食用品費、認定こども園等施設型給付費負担金等を増額するものでございます。
議案第61号 令和2年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の議定については、既定の歳入歳出の総額に8,650万9,000円を追加し、歳入歳出それぞれ16億3,785万4,000円とするものです。決算による繰越金の増額に伴う一般会計への繰り出しによるものでございます。
議案第62号 令和2年度滑川町介護保険特別会計補正予算(第1号)の議定については、既定の歳入歳出の総額に1億3,060万円を追加し、歳入歳出それぞれ12億2,260万円とするものです。決算による繰越金の増額に伴う一般会計への繰り出しによるものでございます。
議案第63号 令和2年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の議定については、既定の歳入歳出の総額に1,040万8,000円を追加し、歳入歳出それぞれ1億8,346万1,000円とするものです。決算による繰越金の増額に伴う一般会計への繰り出しによるものでございます。
議案第64号 令和2年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第2号)の議定については、既定の歳入歳出の総額に1,141万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ3億7,606万7,000円とするものです。歳入の主なものは、決算による繰越金の増額で、歳出の主なものは、下水道の清掃、調査の委託料でございます。
議案第65号 令和2年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の議定については、既定の歳入歳出の総額に872万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ9,502万4,000円とするものです。歳入の主なものは、決算による繰越金の増額及び一般会計からの繰入金で、歳出の主なものは施設費でございます。
議案第66号 令和2年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第1号)の議定については、既定の歳入歳出の総額から96万円を減額し、歳入歳出それぞれ5,594万円とするものです。決算による繰越金の減額によるものでございます。
議案第67号 令和2年度滑川町水道事業会計補正予算(第3号)の議定については、第3条の収益的支出を140万円追加するものです。営業費用の増額が主なものでございます。
議案第68号 町道路線の廃止については、町道路線の整備のため、道路法の規定に基づき路線の廃止をお願いするものです。
議案第69号 町道路線の認定については、町道路線の整備のため、道路法の規定に基づき路線の認定をお願いするものでございます。
このほか人事案件が2件ございます。通例であれば、議運にいつもその旨をお話をするわけでございましたが、今回はその方から承諾を得るのが少し遅くなったため、議運にかけられませんでしたので、全員協議会で細かな説明を申し上げたいと思いますので、ご了解を賜りたいというふうに思います。
以上、認定2件及び議案14件を提出し、提案理由の説明とさせていただきます。
なお、詳細につきましては、議案ごとにその都度、担当課長よりご説明申し上げます。
十分なるご審議を賜りまして、原案どおり承認、議決をいただけますようよろしくお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
〇議長(上野 廣議員) ありがとうございました。
◎請願第1号の上程、説明、委員会付託
〇議長(上野 廣議員) 日程第21、請願第1号 「核兵器禁止条約に参加することを国に求める意見書」の提出に関する請願についてを議題といたします。
本請願は、上野葉月議員が紹介議員でありますので、内容説明をお願いします。よろしくお願いします。
〔5番 上野葉月議員登壇〕
〇5番(上野葉月議員) 紹介議員の上野葉月です。「核兵器禁止条約に参加することを国に求める意見書」提出に関する請願書の説明を行います。
お手元の請願書を御覧ください。
滑川町議会議長、上野廣様、2020年8月24日。
核兵器禁止条約に参加することを国に求める意見書提出に関する請願書
件名、核兵器禁止条約に参加することを国に求める意見書提出に関する件。
請願の理由です。
広島・長崎の被爆75周年を新型コロナパンデミックのもとで迎えました。パンデミックが明らかにしたものの一つは、軍事力、とりわけ核兵器がウィルスと闘う上で何の意味も持たないということです。今日、世界の核保有9か国の核兵器予算は、約7.6兆円にものぼります。これだけあれば医師、看護師など医療従事者を100万人以上増やすことができます。
現在世界には1万4,000発近くの核弾頭が存在し、2,000近くの核ミサイルが直ちに発射できる状態にあり、意図的な使用の危険に加え、偶発や誤算によって核爆発が起きかねない状況が続いています。いま国際社会に求められているのは、世界の多数の国ぐにの政府と、草の根の市民社会が力を合わせて核兵器固執勢力を包囲し、その政策を変更させることにあります。そのためにも、核兵器禁止条約を一日も早く発効させなくてはなりません。批准国はすでに44か国に達し、あと6か国で条約が発効します。核兵器の非人道性を厳しく告発し、この兵器を違法化し「悪の烙印」を押した条約が発効すれば、核兵器保有国を政治的、道義的に拘束し追い詰め核兵器廃絶に大きな力を発揮します。
ところが、唯一の戦争被爆国である日本の政府は未だに核兵器禁止条約に背を向け続けています。日本政府は、核兵器のない世界に実現に向けた国際社会の取り組みをリードする「橋渡し」の役割を果たすと言いますが、日本政府が国連総会に提出した決議には、「核兵器のない世界」をうたいながら核兵器禁止条約に一切言及していません。この決議は、核兵器禁止条約の先頭に立ってきた国々からも厳しい批判を浴びました。他方米国は棄権、中国・ロシアが反対したことでも、「橋渡し」論が国際的にはすでに破たんしていることは明らかです。最新の世論調査でも、国民の7割が「条約に参加すべきだ」と答えています。この夏の平和記念式典で広島市長は初めて日本政府に核兵器禁止条約の締結国になるよう求めました。「非核平和都市宣言」を高らかに謳っている滑川町の町民としては、いち早く「核兵器禁止条約」への参加を望むところであります。
被爆75周年にあたり「核兵器のない世界」をめざすため「核兵器禁止条約」に早急に参加することを国に求める意見書を地方自治法第99条の規定に基づき提出するよう請願いたします。
請願要旨、「核兵器禁止条約」に早急に参加することを国に求める意見書の提出のお願い。
上記の通り、地方自治法第124条の規定に基づき請願いたします。
請願者、日本平和委員会滑川町支部代表、橋本廣。
住所、埼玉県比企郡滑川町月の輪2丁目3番の6、電話番号、090─2520─6578。
意見書の提出先、内閣総理大臣。
以上です。よろしくお願いします。
〇議長(上野 廣議員) 請願内容の説明が終わりました。
お諮りします。会議規則第39条第1項の規定により、総務経済建設常任委員会に付託し、会期中の審査に付したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
よって、請願第1号につきましては、総務経済建設常任委員会に付託し、会期中の審査に付すことに決定いたしました。
暫時休憩します。再開は午後1時です。
休 憩 (午前11時24分)
再 開 (午後 1時00分)
〇議長(上野 廣議員) 再開します。
◎一般質問
〇議長(上野 廣議員) 日程第22、一般質問を行います。
一般質問は通告順に行います。答弁を含み50分とします。残り時間は表示板で指示します。質問形式は対面一問一答方式とします。議長より指名を受けた質問者は、最初から質問席に着き、1回目の質問は通告した質問事項等を全て一括質問します。そして、一括答弁を受けます。2回目の質問からは、1回目の質問順位に関係なく一問一答方式とします。ただし、1回目に一括質問しないものは再質問できないものとします。
◇ 服 部 幸 雄 議 員
〇議長(上野 廣議員) 通告順位1番、議席番号8番、服部幸雄議員、ご質問願います。着座でお願いします。
〔8番 服部幸雄議員登壇〕
〇8番(服部幸雄議員) 8番、服部幸雄です。通告に基づいて一般質問をいたします。
なお、議長のお許しを得て着座にて質問させていただきます。よろしくお願いします。
1点目ですが、新型感染症に対する対応についてです。今年の2月から始まったコロナウイルス感染症騒動は、日本列島のみならず全世界を巻き込んだ、数十年に1度の非常事態となりました。社会全体や教育機関等が、困惑の中で対応してきました。そして今日、いまだ終息への出口が見つからない恐怖の中にいます。そして、今回の未知の感染症への対応から、私たちは対策に対して多くの教訓を得ました。今、私たちが取り組むべきことは、この時期にその対応に対してのしっかりとした、そして冷静な検証と現在の状況の沈静化と、次の感染症の発生時に向けての対応について備えなくてはなりません。
町としては、早い時期に感染症対策のチラシ、厚生省が作成したのを参考にしたチラシでした。を配布し、3密を避けることや、マスク、手洗いの励行や集会等の自粛を呼びかけ、町主催のイベントや会議などを中止し、素早く適切な対応をいたしました。そして、非常事態宣言が発令された翌日の4月8日には、特別対策本部を設置されました。そのような丁寧な対策の数々が功を奏して、本町では町民の協力もあり、陽性者は今のところ少人数で収まっています。しかし、まだ非常事態は続いています。これからも油断することなく、感染予防を実行していくのがベストだと思います。
そこで質問です。今後は、今回のような非常時に備え、マスク、消毒用アルコールの備蓄をし、学校、幼稚園、介護施設等に状況に応じて配付の準備ができる体制を整えておくべきだと考えます。今回のような突発的な感染症の発生や自然災害に備え、平素の準備がいかに大切か、とてもよい教訓になりました。
そこで、まず執行部としての現在までの感染症対応の是非と、今後の対応の方向性についてお尋ねします。
次に、教育関係ですが、政府の要請により長期にわたって幼稚園、学校の臨時一斉休校が実施され、各家庭では大変な対応を迫られました。特に共働きのご家庭では、子どもの対応に困惑した家庭が多かったと聞きます。子どもやご家庭に多くのご苦労をおかけすることとなりました。
滑川町教育委員会としては、政府の方針に沿って一斉休校という苦渋の決断を行いました。しかし、家庭で世話の出来ない幼稚園児や小学1、2年生の登校を可とするといった受皿を設け、少しでも家庭の負担を少なくする対応は、保護者にも共感と理解を得ました。教育長が以前おっしゃっていた、ベストではないがベターの対応は、大変適切であったと思います。そして、その対応に当たった先生方のご苦労は、並大抵のことではなかったと想像されます。電話連絡や家庭訪問、そして家庭学習プリントの配付、健康への配慮等、身を粉にしてのご指導に深く感謝いたします。しかし、日々学び続ける児童生徒達に、約3か月以上にわたる学習の空白は、どこかで補填しなくてはなりません。
今回の対応では、ほかの自治体の教育委員会の対応で参考になる取組がありました。それは、タブレット端末を活用したオンライン授業という家庭学習の取組です。タブレットを通じて学校と子どもの連絡を密にし、学習指導や生活指導を行うという試みです。これは、文科省や経済産業省は、学びを止めない未来の教室というサイトを設けていました。また、教育産業では、無料で教材や学習アプリを紹介していました。NTTコーポレーションとか、あとはまなびポケット、あとヤフー、ベネッセホールディングス、ソフトバンク、様々な会社が無料で同様のサービスを提供しておりました。これは、将来子どもたちを自社製品に取り込むための方法であるということは明白ですが、緊急時の対応としては活用に値するものだと、その当時は思いました。
いずれにしても、この難局を子どもたちの自立への指導のチャンス、教育改革へのチャンスと捉え、今後の指導に生かしていくことが大切だと思います。そして、改めて親子や家庭にとって学校の必要性や有用性、ありがたさを認識した騒動であったのではなかろうかと思います。
そこで質問です。今後また大災害や、今回のような感染症の発生により臨時休業を行わざるを得ない事態が発生したとき、タブレット端末を活用してオンライン授業による学習保障を行っていく予定があるのかお尋ねします。
また、ある自治体では学童保育施設に図書館が本の配達を行い、子どもたちの知的好奇心に応えている活動を行っているとの報道もありました。または図書館が工夫し、ただ閉館をしているのではなく、衛生面での安全を確保した上で図書の貸出しを行うのも一つの方法であると考えます。このようなときこそ、本に親しむ児童生徒を多く育てる機会です。町立図書館では、今後同様な状況が発生したとき、このような取組が可能かお尋ねします。
そして、自宅待機という環境の中で危惧されるのがスマホ依存症です。勤務しているため、親の目が十分に届かない家庭の中で、教育学者はスマホ依存症の増加を大変心配しています。スマホ依存症は、子どもの未来を奪い去ってしまう恐ろしい依存症です。普段の生活の中で、正しいスマホの使用について学校での児童生徒への指導の状況をお尋ねします。
質問として4つ目ですが、こんなことわざがあります。「逆風が吹いたとき、凡者は風よけを造り、賢者は風車を造る」。これは、困難な状況に直面したときこそ、発想の転換を大切にするという教えです。これを教育現場にも当てはめると、一斉休校時には感染予防の対策はしながらも、数か月にもわたる期間を有効に使わせるよいチャンスと置き換えられます。まさに生きる力や生き抜く力を培う絶好のチャンスです。こんなときこそアクティブラーニングの基礎を育てるチャンスです。つまり、先生方や学校の工夫が問われるところです。そのためには、日中一人になっても食事や学習等、規律ある生活が自主的に送れるような心構えを普段の生活の中で培っておく必要があります。自分の生活は自分で守ることのできる児童生徒の育成が求められています。難しいことではありますが、そのような自立や自活できる児童生徒の育成を平素の学習や保護者への呼びかけ等の中で、今後どう対応していくのかお尋ねします。
続いての質問です。そして、保護者が在宅ワークになったり雇い止めに遭い、その結果、児童虐待が多く発生いたしました。児童と親が狭い家庭の中で生活していると、ささいなことでいざこざが発生し、その怒りのはけ口が弱い児童に向けられているというのだそうです。あってはいけないことが現実的に起こっています。今回の長期休業中に、学校や親からこのような報告はありましたでしょうか。
次に、自然災害発生の災害対応への現在の進捗具合についてお尋ねいたします。昨年は、15号、19号による台風が東関東や東北に甚大な被害を与えました。特に19号は、100年に1度の大型台風の襲来とマスコミが報道し、実際甚大な被害を関東の広範囲に与えました。埼玉県では、川越市や東松山市やその他の地区に多くの浸水被害をもたらし、多くの人的、物的被害が発生しました。マスコミは、100年に1度とか、これまでになかったハリケーン並みの大型台風と伝えていました。しかし同時に、これからは毎年のように今回並みの台風が襲ってくると、自然科学者達は警鐘を鳴らしています。その原因は、温暖化による海水温の高温化現象だと言われています。海水が高温になると、今後ますます大型の台風が発生すると、その怖さを訴えています。毎年今回のような大型台風が発生する可能性は大きくなってきているのが現状です。行政に携わる人が常に念頭に実践すべきは、町民の安心安全です。安心安全が確保されなければ町民の幸福はありません。
12月の定例議会で、私は滑川、市野川の常時点検を提案しました。両河川の点検整備改修等は埼玉県の管轄です。前回の台風で、滑川、市野川の弱点が見えてきました。そして、平時のしっかりとした点検がいかに大切かを学びました。山田地区では今年の3月中旬、産業振興課のご指導により県の河川担当者3名に現地に来ていただき、昨年バックウオーターが発生した現地を視察してもらいました。産業振興課の皆さんと山田区長、土地改良理事数名も参加し、バックウオーター解消への対策をお願いいたしました。同時に、河川パトロールの点検時の報告を町にも報告してもらうよう要望しました。しかし、残念なのは河川担当者の方から、確実に報告しますとの確約は得られなかったことです。
そこで質問です。県の河川担当に要望しました町への報告は、毎月来ているのでしょうか。河川パトロールからの報告は、関係住民も多くの関心を寄せています。ぜひ報告書を拝見し、今後の参考にしたいと思います。
質問の2つ目、町の組織である防災担当者会議ですが、この会議は災害を受けそうな箇所の再確認と、災害に備えた準備が大きな目的の防災会議と思います。12月の定例会議でも申し上げましたが、区長の代表の参加では地域の実態は把握できません。災害に遭ってからでの活動では、この会の意味がありません。
そこでお尋ねします。今年度開催される予定はありますか。そのとき該当地区、つまりそういう氾濫が起こりそうな該当地区の区長をメンバーに入れる等のお考えはありますか。
3つ目の質問です。先日作成された今年度のハザードマップが広報に掲載されていましたが、関係者の声がしっかり反映されたハザードマップになっていたでしょうか。また、台風シーズンが近づいてきている今日、住民にとって参考になるハザードマップになっているでしょうか。
以上、質問いたします。
〇議長(上野 廣議員) 順次答弁をお願いします。
質問事項1、新型感染症に対する対応についてのうち、1、マスク、消毒用アルコールの備蓄についてと質問事項2、自然災害発生の防災対応への現在の進捗具合についてのうち、2の防災担当者会議についてと3、ハザードマップについてを吉野総務政策課長にお願いします。
それから、質問事項1、新型感染症に対する対応についてのうち、2、オンライン授業による学習保障と図書館についてと3のスマホの使用についてと4の自立や自活できる児童生徒の育成についてと5の児童虐待等の報告についてを澄川教育委員会事務局長にお願いします。
それから、質問事項2、自然災害発生の防災対応への現在の進捗具合についてのうち、河川パトロールからの報告についてを稲村建設課長にそれぞれご答弁をお願いします。
初めに、吉野総務政策課長、答弁をお願いします。よろしくお願いします。
〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
〇総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、服部議員の質問に答弁をいたします。
最初に、1番の新型感染症に対する対応についての現在までの感染症対応の是非と今後の対応の方向性についてでございます。町では、国、県の新型コロナウイルス感染症の基本方針等に基づき対策本部を設置し対策会議を重ね、関係機関と連携を図りながら、感染拡大の防止のため対策に取り組んできたところでございます。
町民の皆様には、感染症対策として防災行政無線、防災メール、ホームページ、広報など、あらゆる手段により感染症情報の提供を行うとともに、不要不急の外出や手洗い、うがい、マスク着用及び密閉、密集、密接を避けていただくなどのご協力をお願いしてきたところでございます。また、公共施設の貸出しの禁止、会議、イベント等の中止、縮小、延期等の措置を取らせていただきました。
役場庁舎の対策として、消毒液の設置、定期的な換気、飛沫感染予防用のシールドの設置を置くなどの対策、職員につきましてはマスク着用、手洗い、せきエチケットの徹底、体調管理として毎日出勤前の検温を実施するとともに、一定期間勤務体制を2班に分け、業務継続の確保を図ってきたところでございます。また、防災用品として備蓄していたマスクや消毒液についても、必要に応じ配付をしてまいりました。このような対策の結果、町民の皆様の協力と理解を得ながら、感染者を少なく抑えていることができていると思っております。
今後の対応につきましては、引き続き町で行える最善な感染症対策を取りながら、国や県などの情報を常に注視し、新しい対応が必要となった場合には、迅速な対応が図れるよう努めてまいりたいと考えております。また、備蓄用用品等の残数も確認しながら、必要な物資を不足のないよう準備をしてまいります。
次に、自然災害発生の防災対応への現在の進捗具合についての2番目、防災担当者会議についてでございます。昨年12月の定例議会でお話のありました町内の自主防災会の合同会議につきましては、隔年で開催される地域防災訓練のない年に、各地区の自主防災会の会長さんや区長さん等に参集いただき、防災に対しての情報共有や共通認識を持っていただくことを主に開催を予定しておりました。しかしながら、今年度につきましては新型コロナウイルス感染症を予防する観点から、会議の開催を見送りたいと考えております。今後、開催する場合には、地域の実態を把握している地域の代表である区長さん等の意見を伺い、町の防災事業に反映できるよう努めてまいります。
次に、広報に掲載したハザードマップについてでございます。議員ご承知のとおり洪水に関するハザードマップにつきましては、本町では浸水想定区域の指定がないことから洪水ハザードマップ作成の義務がないため、現在まで作成を見送っております。しかしながら、近年の豪雨等により町内においても河川の増水や道路冠水など被害があり、ハザードマップの必要性を感じております。広報に掲載いたしました令和元年台風19号の主な被害状況の地図につきましては、議会での提案をいただく中で、昨年台風19号が過ぎた後に職員で確認できた被災箇所や、地域の区長さんからの報告のあった被害状況を基に作成させていただきました。
今年度、埼玉県から浸水想定区域図が示されました。今後は、今年度公表された浸水想定区域図や水害リスク図等を活用し、現在の被害状況地図と重ね地域の状況を伺い確認しながら、町民の皆様にとってより参考になる地図になるよう更新をしていきたいと考えております。
以上、答弁といたします。
〇議長(上野 廣議員) ありがとうございました。
次に、澄川教育委員会事務局長、答弁願います。
〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、服部議員のご質問に答弁させていただきます。
最初に、新型感染症に対する対応についての、タブレット端末やインターネット等を活用してオンライン授業による学習の保障を行っていく予定があるかの質問に答弁させていただきます。文部科学省が提言するGIGAスクール構想の実現に向け、本町でも今年度事業を進めているところでございます。この事業の内容ですが、小中学校の児童生徒1人1台のタブレットPC環境を整備するということで、1つは高速大容量の通信ネットワークを学校内に整備をすること、もう一つは児童生徒1人1台のタブレットPC、パソコンを調達すること、この2つの事業を一体的に行い、教育現場におけるICT環境の充実を図るものでございます。
このGIGAスクール構想が具現化されますと、学校現場での学びが変容いたします。検索サイトを活用した調べ学習、文書作成ソフト、プレゼンソフトを利用した表現、制作学習、実際に様々な情報を活用することで学習できる情報モラル教育などに加え、長期休業中や服部議員のご質問にあった臨時休業等の緊急時にあってもオンラインにより遠隔教育が可能になり、これまでの学校教育にも転換が見られることとなります。
このオンライン授業は、学校に行けない状況にあっても学びを止めない学習の保障のための手段となり、本町においても実践できるよう研究を進めています。オンライン授業は、大きく2つの種類に分かれ、1つは教員が時間割どおりに授業を行い動画で配信するリアルタイム型、同期型、ライブ型と呼ばれ、児童生徒と教員は、双方向でやり取りをしながら授業を進めていきます。もう一つは、児童生徒が学習管理システムや学校、教育委員会のウェブサイトに掲載された教材、また動画のコンテンツ、課題などにアクセスをして好きなときに取り組むオンデマンド型があります。これは、時間割にとらわれず学習ができ、理解できるまで繰り返し学ぶことができます。
また、このコロナ禍の中で実践されたオンライン授業では、インターネットで教員と児童生徒が顔を合わせることで、登校できなくてもつながりを保ち続けることができるといったことや、不登校や保健室登校だった児童生徒がオンライン授業であれば参加ができる、参加していたといった効果も見られたそうです。ただし、このオンライン授業の実施には、幾つかの課題がございます。1つに、家庭におけるインターネット通信環境の格差、2つ目に学校における配信や動画作製の設備や整備、3つとして教員のICT活用のスキルの向上、4つ目にインターネット通信料の費用負担、これらの課題が考えられています。
中でも、家庭におけるインターネット通信環境は大きな課題であり、この課題解消に向け、現在幾つかの対策を検討しています。モバイルルーターの貸与や、ご家庭にあるスマートフォンやパソコンを活用したテザリングの教示、またインターネット環境の整っていない家庭に対して学校を開放して、そこでオンライン授業の配信を受ける体制を整えるといったような対策を考えています。
また、家庭における学習ということであれば、オンラインでなくオフラインでの学習が可能となるよう、ドリル教材等のコンテンツの導入も検討しています。こういった対策を導入することで、児童生徒1人1台のタブレットパソコンを持つ効果を最大限に生かせるように取り組んでまいりたいと思います。
続いて、町立図書館での今後同様な状況が発生したときの取組についてご答弁させていただきます。今回の臨時休館中においても、休館前に予約されていた図書等については館外において受渡しを行い、利用者が返却ボックスへ返却するという形で一部貸出し業務を継続していました。貸出し資料、返却資料については、消毒等の清拭処理を行うなどの感染防止対策を施しています。
現在では、行政報告で教育長がお話ししたとおり、今年の6月より貸出し資料のウェブ予約が可能となっています。利用のためには、窓口にてウェブ予約の申込みをし、パスワードを発行する必要がありますが、これにより臨時休館中であっても図書等の予約が可能になります。これにより、予約、貸出し、返却の貸出し業務が一部限定された形ではありますが、対応可能であるというふうに考えています。いずれにいたしましても、感染状況に応じて図書館が感染拡大の感染源になることのないように留意しつつ、図書の貸出し業務を継続し、図書という町の知的財産を町民へ還元できるようにしていきたいと考えています。
続いて、質問の3、スマホ依存症について、学校での児童生徒への指導の現状について答弁をさせていただきます。スマホ利用につきましては、以前答弁させていただいたとおり、教科等による指導、講演会等による指導を繰り返し実施することで、児童生徒への指導、注意喚起を行っています。教科等による指導では、道徳の授業でスマホ利用によるトラブルを資料として子どもたちに議論させ、考えさせる授業を展開しています。また、総合的な学習の時間では、情報モラルや著作権に係る学習を実施し、スマホ利用だけでなく、インターネットやSNSの使用について繰り返し指導を行っています。
保護者への啓発や注意喚起については、授業参観後の保護者会や親子で参加する啓発講演会の開催等で実施をしています。しかし、啓発講演会への保護者の参加率が低いため、開催時期や広報、周知の方法等の工夫が必要だと考えていました。特に今年度は、コロナ禍により一堂に集まる授業参観や講演会の開催が困難な状況ですので、違った形での指導、注意喚起を検討する必要があると考えています。スマホ依存も含め、スマホ、ネットの危険性とその対策が重要と考えています。
その中でも、スマホによる情報モラル教育の推進が必要です。学習指導要領にも情報教育の充実がうたわれているように、学校で指導すべき重要な教育の一つです。その内容は、主にネットの長時間利用の問題、ネットいじめ等人間関係に関する問題、福祉犯罪被害や詐欺被害等の問題、これらについての理解を深め、こうしたネット関連のトラブルを避ける指導となっており、ネットの特性やネット依存に関する危険性などの知識を持たせることが重要です。
学校での指導では、ネットに依存するリスクや依存しないための知恵を児童生徒間で共有させることが重要です。例えばSNS等のコミュニケーションツールは、友達同士とのコミュニケーションを取るために必要なだけではなく、自分の不安を解消したり、自分の存在を認めてもらうためのツールとしての位置づけもあるため、利用時間が長時間にわたることが避けられない状況になっています。家庭や学校で利用する上でのルールを設定するだけでなく、本人の自己肯定感や有用性を高めたり、将来に対して夢や目標を持たせたり、日常的に親子で会話を心がけ信頼関係を築くことが必要で、これにより子どもたちの不安材料を取り除くことも、一方では重要です。また、規則正しい生活習慣で気持ちを安定させることも必要です。学校では、生徒が主体的にスマホ、ネットの利用や依存についての問題点に気づき、考える機会をつくる必要があります。このような機会を通して、自分にとって快適なスマホ、ネットとの距離を見つける。このことが大事だということを気づかせたいと考えています。
スマホ依存については、自分の時間や友達の時間を大切にすることを学校、家庭で繰り返し指導し、学校、学級全体で節度ある利用の意識を共有する必要があります。今後も学校、家庭と連携していきながら、生活に必要なツールであるスマホの活用について考えていきたいと思っています。
続いて、質問の4、自立や自活できる児童生徒の育成を平素の学習や保護者への呼びかけ等で、今後どう関与していくかのご質問に答弁させていただきます。学習指導要領等によると、児童生徒が学ぶことと自己の将来とのつながりを見通しながら、社会的、職業的自立に向けて必要な基盤となる資質、能力を身につけていくことができるよう学校での特別活動を要としつつ、各教科の特質に応じてキャリア教育の充実を図ること、その中で生徒が自らの生き方を考え、主体的に進路を選択することができるよう学校の教育活動全体を通じ、組織的かつ計画的な進路指導を行うこととあります。
キャリア教育というと、勤労観、職業観のみを育てる教育というイメージがありますが、そうではありません。社会的、職業的自立のために必要な基盤となる能力の育成が、キャリア教育の中心的な課題です。この内容に沿った特別活動の学級指導が今までも実施されていましたが、より目的が明確になり、実施されることとなりました。学習指導要領には、生徒が学習の見通しを立てたり、学習したことを振り返ったりする活動を計画的に取り入れるように工夫することとあり、特別活動の学級活動で、学校、家庭及び地域における学習や生活の見通しを立て、学んだことを振り返りながら新たな学習や生活への意欲につなげたり、将来の生き方を考えたりする活動を行うこと。その際、生徒が活動を記録し、蓄積する教材等を活用することなどとあります。
現在、小学校から高等学校を通じて、自らの学習状況やキャリア形成を見通したり、振り返ったりして自己評価を行うとともに、主体的に学びに向かう力を育み自己実現につなぐ力を整理する目的で、キャリアパスポートの導入が始まりました。この記述に対し教員が対話的に関わることで、自己評価に関する学習活動を深めていくことが重要とされています。
また、道徳においては、各学年を通じて自立心や自立性、自他の生命を尊重する心を育てることに配慮するとともに、児童の発達段階や特性等を踏まえ、例えば低学年は挨拶などの基本的な生活習慣、社会生活上の決まりを身につけ善悪を判断し、人間としてしてはならないことをしないこと、中学年では集団や社会の決まりを守り、身近な人々と協力して助け合う態度を身につけること、高学年では法令や決まりの意義を理解すること、相手の立場を理解し支え合う態度を身につけること、集団における役割と責任を果たすこと、国家社会の一員としての自覚を持つことなどを実態に応じて指導しています。指導内容の重点化を図り、このような学習と生活の中から、社会的、職業的自立に向けて必要となる資質、能力が身につくよう指導していきます。
質問の5番目、今回の長期休業中に、学校や親からこのような報告がありましたかの質問に答弁をさせていただきます。虐待案件の通報は、臨時休業となった3月から5月の間で4件あり、そのうち小中学校の児童が関連している案件は3件でした。学校が再開した6月には、通報がゼロ件でした。
臨時休業中には、学校、健康福祉課や保健センター、教育委員会とで連携をし、過去に相談のあった家庭などの状況を把握しました。学校においては、電話連絡や学習生活相談日を設けて児童生徒の情報を収集し、その情報を健康福祉課や保健センター、教育委員会と共有をしてきました。また、健康福祉課や保健センターは、相談があった家庭と連携を取り、電話での相談や訪問をしての相談活動を行ってまいりました。その結果、臨時休業中にあった虐待関連の通報が、先ほど答弁させていただいたとおり3件という結果になりました。その3件についても、現在も継続して見守りをしておりますが、児童生徒については落ち着いた状況にあります。しかし、学校が再開された後にも不安があり、落ち着かない状況があると思います。常に児童生徒の状況を把握し、関係機関と連携し、早期発見、早期対応に取り組んでまいりたいと思います。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) ありがとうございました。
最後に、稲村建設課長、答弁をお願いします。
〔建設課長 稲村茂之登壇〕
〇建設課長(稲村茂之) 建設課長、服部議員の質問に答弁をいたします。
河川パトロールの報告が町にあるかとの件でございますが、埼玉県東松山県土整備事務所から、河川パトロール実施後の報告は現在のところございません。ただし、異常等が発見された際には、滑川町に情報提供を受けることとなっております。
埼玉県では、通常時の河川パトロールは、警察官を退官、退職した方が行っていることもあり、土木技術的なパトロールではなく、法令上の不法占用、不法占拠、不法投棄、不法工作物等のパトロールを実施している状況です。しかし、台風等の水防時には、県が委託している建設土木業者が適宜河川パトロールを実施し、台風通過後には県の職員が被災状況を確認するためのパトロールを実施しているとのことでございます。この際の情報も、早急に町にいただけるように要望をしているところでございます。
また、河川内の樹木の伐採等のしゅんせつにつきましては、先日も知事への要望の際に、吉田町長から県に対し、川の流れを阻害する樹木の伐採について依頼したところ、県土整備部長より、河川内のしゅんせつについては起債することができるようになったことから、県でもしゅんせつについては実施していくとの回答を得ております。
今後も埼玉県に対し、適宜情報提供を着実に実行していただけるように、さらに要請してまいります。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 答弁が終わりました。ありがとうございます。
それでは、再質問をお願いします。
服部議員。
〇8番(服部幸雄議員) ありがとうございました。今の回答にありましたように、河川担当からの町への報告なのですけれども、不法投棄等のパトロールというのは、現在の状況にちょっと合っていないような視点のパトロールを行っているというような気はいたします。やっぱり土手というか、そういった辺りが本当に木が多く繁茂していないか、それからまたバックウオーターが起こりそうな箇所はないか、そういう観点でのパトロールをしていただきたいというような要望は、こちらから出せるのでしょうか。すみません、お願いします。
〇議長(上野 廣議員) 稲村建設課長、お願いします。
〔建設課長 稲村茂之登壇〕
〇建設課長(稲村茂之) 建設課長、服部議員さんの質問に答弁させていただきます。
先ほどお話ししたように、現状県では土木技術的なパトロールではないという状況でありました。ただ、東松山県土整備事務所でも水防時のパトロールはしているということですので、それに合わせてそういう土木技術的なパトロールもしていっていただけるような形で要望はしてまいりたいというふうに思います。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 再質問、服部議員お願いします。
〇8番(服部幸雄議員) ありがとうございました。ぜひ今のような観点でのパトロールをしていただきたいということと、必ずパトロールの結果を、何があってもなくてもきちんと報告してもらえるような、そういう体制づくりをぜひお願いできたらと思います。よろしくお願いします。
それでは、少し教育関係のほうなのですが、タブレット端末を使って子どもたちに1台ずつやって、これはGIGAスクール構想から来ているということなのですが、もう一度ちょっと確認しますが、町内の小中学校、全児童一人一人に渡るのがいつになるのか。それと、あと先ほど局長からもありましたが、家庭のインターネットの環境が整っていない、これは結構ありそうな気はします。それを今でもきっと何%とか、5%とか10%近くあるかもしれませんけれども、今の段階でどういう手だてでそういう家庭にはアプローチをしていこうとしているのか、もしありましたらで結構です。よろしくお願いしたいと思います。
〇議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、服部議員の再質問に答弁させていただきます。
児童生徒のタブレット端末の整備でございますが、現在事業のほうを進めておりまして、来月に入札の予定でございます。今年度中の整備の予定でございまして、年度末までには1人1台のタブレット端末の整備ができる予定でございます。台数といたしましては、小学校、中学校、児童生徒を合わせまして1,817台の調達の予定でございます。
続きまして、家庭におけるWi―Fi環境についてなのですが、これは今年の5月に小学校、中学校の保護者、家庭を対象にアンケートを取っています。回収率が100%というわけではございませんので、確実な数字というわけではございませんが、そこでアンケートで得られた家庭のWi―Fi環境、無線LAN、無線のWi―Fiが整備されている状況のほうを確認しています。宮前小学校では、アンケートの回答数全数に対してWi―Fiの整備が91.18%、福田小学校では同じ整備率が83.81%、月輪小学校では88.54%、滑川中学校では90.75%ということでございました。多少差はございますが、おおむね10%程度のご家庭で、まだ無線のWi―Fiが整備されていない状況ということになります。
先ほどタブレットパソコンが1,817台とお話ししましたので、このうちの10%となると180人ぐらいの子どもたちが、まだ家庭の中でWi―Fiの環境が整備されていないというのが現状かというふうに思います。こういった環境の中で、家庭におけるオンライン授業を実践しようとした場合、やはりなかなか全員同じようにというのは難しい状況でございます。ですので、先ほどの答弁の中でもお話しさせてもらいましたが、まずはお手元のご家庭にあるスマートフォン、お父さん、お母さん、保護者の方ですとか、本人も持っているかもしれませんが、そのスマートフォンを使って、それをモバイルのルーターとして使うテザリングという方法もございます。そういった方法を教示したりですとか、あとはやはりインターネット、あとスマートフォンもご家庭にないという家庭もあるかと思います。そういったご家庭の場合には、臨時休業中学校を一部開放して、学校に登校いただく中で、そこで授業の配信を受ける、そういったことでオンライン授業のほうを実施できるかなというふうに思っています。
また、今国のほうの補助事業の中で、モバイルのルーター、こちらの貸与というのも補助事業のほうでメニューでございます。ただ、こちらに関してはモバイルルーターの機械の補助のみとなっておりますので、その機械を町で購入した場合、その通信費も全て町のほうに負担がかかってしまいますので、その場合はご家庭、家にWi―Fi環境がある方との不公平が生じるということで、このモバイルルーターの貸与については、少し検討をまだ要するところかなというふうに思っています。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 服部議員、再質問をお願いします。
〇8番(服部幸雄議員) 今局長さんからお話がありましたように、お金を大分使う事業でもありますので、ぜひ丁寧に進めていただければと思います。
別の観点からもう一点なのですが、3か月近く子どもたちは家庭での学習を強いられたわけですけれども、実際に授業が始まって授業時数等の確保とか、そういった辺りが難しかったのだと思うのですけれども、実際に授業がこれで始まってみて、子どもたちの知識、指導内容の定着度あたりはどんな感触をお持ちでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 教育長、お願いします。
〔教育長 馬場敏男登壇〕
〇教育長(馬場敏男) 教育長、服部議員さんの再質問に答弁させていただきます。
現在授業時数等は、今までは学校行事等も含めての授業時数でしたけれども、1学期等は学校行事実施しておりませんので、それを除いて授業時数的には計算をさせていただいて、今年度中には未指導分も含めておおむね重点化を図っていますので、学習内容については修了する予定です。
定着度については、それぞれその単元ごとに簡単なテスト等をやっていて、指導した部分については定着をするように図っておりますけれども、それが100%全員が確実にという部分にまで、まだまだ至っていない部分もございますので、今後も含めまして、きちんと今年度定着するように授業のほうをしっかりとやっていきたいというふうに思っています。また、今年度1年間の定着についても、何らかの形かでは定着の度合いを測りたいなというふうにも考えております。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) 再質問、服部議員、お願いします。
〇8番(服部幸雄議員) ありがとうございました。子どもたちにとっても大事な定着度なのですけれども、先生方にとっても非常に大変な、定着に向けての指導になってくるわけなのですが、そちらのほうもぜひよろしくお願いできればと思います。
最後に、私のほうから御礼をひとつ申し上げさせていただきたいと思います。定例議会で何回も取り上げてきました山田地区の町道106号線の速度規制60キロを40キロへという要望なのですが、これは地元住民をはじめ、吉田町長、柳副町長、馬場教育長、小久保県議、総務政策課等の皆さんのご支援のおかげで、実はこの8月28日、この106号線が40キロのプレートの掲示と40キロの路面標示がなされ、28日から効力を発生するという具合になりました。大変町の皆さん方にもお世話になりましたし、また私たち、これからも安全に交通事故のない地域をつくり上げていこう、そんなことを地域住民で心がけていきたいと思っております。大変ご支援をいただきありがとうございました。深く御礼を申し上げます。
以上で私の質問等を終わりにさせていただきます。大変どうもありがとうございました。
〇議長(上野 廣議員) 以上で服部幸雄議員の一般質問を終わります。
暫時休憩します。再開は2時5分とします。よろしくお願いします。
休 憩 (午後 1時49分)
再 開 (午後 2時05分)
〇議長(上野 廣議員) 再開します。
◇ 内 田 敏 雄 議 員
〇議長(上野 廣議員) 通告順位2番、議席番号12番、内田敏雄議員ご質問願います。質問席にお願いします。
〔12番 内田敏雄議員登壇〕
〇12番(内田敏雄議員) 12番、内田敏雄です。議長のお許しをいただきましたので、質問させていただきます。
新型コロナウイルスについて。新型コロナウイルス感染症は、町民の生活に著しい影響を与えています。感染症という事象には、起死回生の一発逆転ホームランは期待できません。しばらくはコロナ禍の影響を受けた生活を強いられることと思います。感染症対策は、滑川町が単独の力ではできることは限られていますが、町民の生活に寄り添った対策ができるのも町政とも考えます。
そこで、次のことをお伺いします。
1、小規模事業者支援事業の進行状況を伺いたい。
2、申請受付業務等で、非対面申請の普及やリモート会議等の普及も見据えて、行政のデジタル化を推進する必要があると思いますが、施策を伺いたい。
2、防犯対策について。滑川町は、令和元年中の犯罪認知件数、犯罪率が埼玉県内の順位が6位となっていて、平成30年中の順位8位より悪化しています。滑川町は、駅周辺を中心に市野川以南では都市化が進み、また生活様式の多様化などにより地域の人間関係が薄れ、地域のコミュニティーの希薄化が心配されます。そのような中で犯罪が発生しやすい状況が生じており、安全な暮らしを地域で支えるために、行政と地域が連携し、防犯パトロール活動や宅地周りの清掃活動などをお願いして取り組んでいますが、犯罪抑止の観点から、犯罪が起こりにくい環境をさらに整備していくことが必要です。その対策の一例として、防犯カメラの設置や防犯灯の整備の充実などが考えられますが、防犯カメラは設置費用が高額であることや、プライバシー保護の観点から管理が難しいことなどで普及が進んでいない状況にあります。また、新興の住宅地の中には防犯灯が未設置の場所があり、住民の方から早期の設置を望む声が聞かれます。
そこで、次のことをお伺いします。令和元年度要望、質問事項について、防犯関連の要望、質問としてどのような項目が挙げられていますか。
2、防犯灯の設置要望状況と設置状況はどうなっていますか。
3、犯罪認知の罪種と発生地域の状況はどうなっていますか。
4、今後の施策をお伺いします。
以上、よろしくお願いします。
〇議長(上野 廣議員) ありがとうございます。
順次ご答弁をお願いします。質問事項1、新型コロナウイルス対策についてのうち、小規模事業者支援事業についてを服部産業振興課長にお願いします。
質問事項1、新型コロナウイルス対策についてのうち、行政のデジタル化についてと質問事項2、防犯対策についてのうち、防犯関連の質問事項についてと犯罪認知の罪種と発生地域と今後の施策についてを吉野総務政策課長、質問事項2、防犯対策についてのうち、防犯灯の設置要望状況と設置状況についてを稲村建設課長にご答弁をお願いします。
初めに、服部産業振興課長、答弁を願います。
〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、内田議員さんの新型コロナウイルス対策の小規模事業者支援事業の進行状況についてをご答弁させていただきます。
小規模事業者支援事業の進行状況についてですが、新型コロナ対策として予算を議決していただいた後に、事業を推進してまいっております。
最初に、新型コロナウイルス対策経営サポート窓口事業についてですが、滑川町商工会を委託先として業務を行っております。ホームページや新聞折り込み等で広報を行い、新型コロナウイルス関連で困っている町内の事業者の方々に対し、社会福祉労務士、中小企業診断士による経営相談や労務相談等を広く行う相談窓口として、7月中旬である15日より行ってまいりました。事前予約制度として、既に相談実績としまして7日行い、相談件数は総数で17件となっております。
次に、滑川町小規模事業者等事業継続支援金についてですが、町ホームページや商工会にご協力を仰ぎながら広報活動を行ってまいりました。8月の5日より受付を開始いたしまして、8月末現在の受付状況のみになりますが、ご報告をさせていただきます。
現在の受付状況は、総数で23件、交付後決定の交付者に関しては12件となっております。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 次に、吉野総務政策課長、答弁をお願いします。
〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
〇総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、内田議員の質問に答弁をいたします。
質問事項1の新型コロナウイルス対策についてのA、行政のデジタル化の施策についてでございます。行政においても、手続や事務に用いる情報を紙からデータへと転換し、デジタル化を推進していくことが課題となっております。このため、本町では総合行政システムの導入やインターネット分離によるセキュリティー対策を行いながら、事務の効率化に努めております。
申請受付業務等での非対面申請の普及については、マイナンバーカードを利用したぴったりサービス、埼玉県と共同運用しております埼玉県電子申請・届出サービス等を町としても利用しております。平成30年5月に定められました地方公共団体におけるオンライン利用促進指針において示された優先的にオンライン化を推進すべき手続について、オンライン利用の実現に向け検討し、併せて業務フローを検証し、業務改革を進める必要があると考えております。
今年度実施をいたしました特別定額給付金のオンライン申請件数は、8月13日現在で100件でありました。オンライン利用による申請等は、実際に住民の方が利用することで、初めて負担軽減等のメリットが生じることから、オンライン利用に関する周知やスムーズに申請等が行えるような取組の必要性を感じたところでございます。
また、ウェブ会議につきましては、町としても埼玉県や市町村と会議を行う際に利用をしております。ただし、ホストライセンスは所有しておりませんので、町主催といったウェブ会議は実施しておりません。ウェブ会議を実施するためには、それぞれの場所での情報通信の環境が必要になるため、利用方法の検討が必要になります。
手続のオンライン化やウェブ会議といった情報通信技術の活用を推進するに当たり、インターネットやパソコン等の情報通信技術を利用できる人とできない人とで得られる情報に差が生じてしまうという課題も残ります。地域において情報化社会を推進するには、通信基盤の整備を行う必要があります。災害に強く、地域活性化のツールとしても有効な通信基盤の整備を進め、町内全域への通信基盤整備の普及促進に努める必要があると思っております。
今後は、対面とリモートの最適な組み合わせを考慮しながら、住民の利用性の向上とICTを活用した町民一人一人のライフスタイルに応じたきめ細やかなサービスの提供を構築し、行政のデジタル化を推進してまいりたいと考えております。
続きまして、質問事項2の防犯対策についての@、令和元年度要望、質問事項について、防犯関連の要望、質問についてでございます。令和元年度各地区における防犯関連要望、質問は2件でございます。1件は、滑川町としての防犯対策への取組についてを教えてください。要望、質問の回答につきましては、滑川町防犯のまちづくり推進条例に基づき、啓発、情報提供、活動支援、環境整備等の防犯対策事業を行っております。啓発事業として地区の役員に協力をいただき、みんなでつくろう安全で安心なまちののぼり旗を掲出し、犯罪意識の高揚を図っております。また、「広報なめがわ」において防犯に関する記事を掲載しております。平成30年度は、不審者や特殊詐欺からの被害防止等について、年4回掲載いたしました。毎月1回目の回覧日には、東松山警察署発行の森林公園だよりを回覧により配布し、防犯情報や犯罪発生情報を周知しています。パトロールや見守り活動を行う自主防犯活動団体への活動支援として、ベストと帽子を贈呈しております。また、年1回、川越比企地域振興センターの職員による防犯セミナーを開催しています。犯罪を起こさない環境整備として、森林公園駅前の放置自転車の取締りを行っております。原則週2回、街頭指導及び町無料駐輪場への移動により、放置自転車の増加を防止しています。子どもの防犯対策として、新入小学生を対象に防犯ブザーを贈呈しております。また、登下校中の児童生徒の安全のため、こども110番の家を設置しています。令和元年9月1日現在、109件の住民及び事業所に委嘱をしておりますとの回答を行っております。
そして、もう一件でございます。沿道への防犯カメラ設置についてでございます。要望、質問の回答は、現在滑川町では、主要施設にのみ防犯カメラを設置しております。防犯カメラの設置に当たっては、住民のプライバシーの保護や防犯カメラの維持管理、設置場所の検討など、課題を考慮していく必要があります。事件、事故発生抑止のため、自主防犯活動団体等のボランティアによるパトロールなど、町では防犯対策事業を展開しています。また、住民同士の挨拶や環境美化等、不審者を近寄らせない地域づくりにご協力をお願いいたしますと回答をしております。
次に、Bの犯罪認知の罪種と発生地域の状況でございます。埼玉県警察本部が公表しております滑川町で発生した令和元年度犯罪認知件数は181件でございます。内訳は、路上強盗ゼロ件、ひったくり1件、住宅対象侵入2件、自動車盗難3件、オートバイ盗難5件、自転車盗難31件、車上狙い10件、部品狙い6件、その他123件となっております。その他123件につきましては、東松山警察署の独自集計では、侵入盗難24件、住宅対象侵入盗難2件を除くものでございます。自動販売機狙い6件、万引き16件、置き引き5件、凶悪犯罪ゼロ、その他72件で、その他の内容は個人間のトラブル等の件数となっております。
発生地域につきましては、全てではなく主立ったものを東松山警察署及び東松山地区防犯協会が毎月発行している、どの地区で、いつ、どのような被害があったのかを地図上に示した地域安全ニュースを発行し、周知しているところでございます。地域別に見ますと、羽尾地区41件、月の輪地区13件、これは「の」が入る月の輪でございます。みなみ野9件で犯罪等が発生している状況でございます。町としてもこの情報を役場内に掲示し、周知をしております。地域安全ニュースでは、発生地域を公表できない事件につきましては掲載されておりません。地域を公表できない事件といたしましては、公表することで捜査に支障を来すおそれがある、2次被害を発生させる可能性がある事件となっております。
最後に、Cの今後の施策についてでございます。本町では、滑川町防犯のまちづくり推進条例に基づき、啓発、情報提供、活動支援、防犯灯設置による環境整備等の防犯対策事業を行っております。また、事件や事故発生防止のため、自主防犯活動団体等のボランティアによるパトロールも実施していただいております。こうした活動は、すぐに目に見えて効果が現れるものではありません。日々の地道な活動が徐々に効果を現すものと考えます。地域コミュニティーの力が、防犯対策において重要な役割を果たしていると認識をしております。
今後も町として、「広報なめがわ」や町内回覧、区長会での情報共有等、防犯対策等の情報発信を引き続き行い、防犯意識の向上と犯罪抑止に努めてまいります。また、住民の皆様におかれましても、地域のコミュニティーを大切にしていただき、不審者を近寄らせない地域づくりにご協力をお願いしたいと考えております。
以上、答弁といたします。
〇議長(上野 廣議員) 次に、稲村建設課長、答弁をお願いします。
〔建設課長 稲村茂之登壇〕
〇建設課長(稲村茂之) 建設課長、内田議員の質問に答弁をいたします。
防犯灯の設置要望状況と設置状況についてでございますが、防犯灯の設置要望に関しては、毎年多くの要望をいただいているところでございます。防犯灯は、設置を希望するご意見と、希望しないご意見もいただいております。そこで、町では区長さんに要望箇所について近隣住民との調整を図っていただき、あくまでも地域住民の総意として区長から要望をいただいているところでございます。また、要望いただいた防犯灯については、緊急性のあるものを最優先し、幹線道路や通学路、交差点等に優先的に設置しております。現場によっては状況が異なるため、要望をいただいたものは職員が全て現場を確認し、周辺の防犯灯との設置間隔や状況、交通量、予算等を総合的に勘案した上で設置しております。
令和元年度は30件の要望をいただき、年度内に17件を設置し、予算の関係で6基は令和2年度に設置し、合計23基は設置を完了しております。その他7件につきましては、1つの地区から狭い範囲での多数の設置要望があり、地元と協議して設置を見送らせていただきました。なお、申請いただいた中で見送りになった防犯灯については、地元との協議の際に理由を説明し、ご理解をいただいているところでございます。
このように、要望のあった防犯灯の設置は、地元と協議しご理解をいただき、現在まで保留になっているところはございません。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 答弁が終わりました。
内田議員、再質問をお願いします。
〇12番(内田敏雄議員) 小規模事業者の支援について再質問をしたいと思います。
小規模事業者の支援の件数なのですが、滑川町の小規模事業者はかなりたくさんいらっしゃると思うのですけれども、その中での件数にしてはやけに少ないというイメージがあるのですが、この辺をどうお考えですか。
〇議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、内田議員さんの再質問にご答弁させていただきます。
現在、先ほどお話しした23件という形でございますが、現実的に本日も、私が午前中課に、席に戻った段階でも出ております。徐々に出てまいっている状況なのですが、今後もこちらのほうに関しては広報等いたしながら、皆様のほうに申請していただけるような形で考えております。
それから、窓口のほう、電話対応でもかなりお話はいただいているのですが、例えばこういう書類はどうなのだろうとか、そういうものまでちゃんといただいて回答しておりますので、その辺あたりでまだ出てこないのがあるのかなというふうにも考えております。さらに推進のほうさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 内田議員、再質問をお願いします。
〇12番(内田敏雄議員) 午前中の町長の行政報告の中で、特別給付金の件数は99%近い数字が行ったというご報告があって、臨時議会のときに町の報告で、申請が出ていない人に対して町のほうからアプローチをしてみるというようなお話を聞いていたのですけれども、すごくいいことだと思うのです。その結果の数字が、多分99%ぐらいの近い数字として現れているのだと思うのですけれども、この小規模事業者の支援についてなのですが、小規模事業といっても、今は例えば個人の給与をいただいているような形に見える方でも、会社と請負契約みたいになっている人は小規模事業者扱いになると思うのです。そういう方も含めると、かなりたくさんの方がいらっしゃるはずなのですけれども、恐らくこういう経済が影響を受けて悪くなっているときに一番最初に影響を受けるのは、やっぱり弱い小規模、小さければ小さいほど影響は受けやすいはずなのですけれども、その辺のところはどこまで把握されているのか伺いたいのですが。
〇議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、ご答弁お願いします。
〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、内田議員さんの再質問にご答弁させていただきます。
こちらのほう、持続化給付金との兼ね合い等もあると思っております。持続化給付金に関しては、基本的には50%以上のマイナスがあったものに関しては国のほうという形で交付される。そして、私ども小口のほうに関しては、20%以上50%未満という形になっております。そんな中で、私どものほうも国のほう調べさせていただきましたが、ちょっとどの業者さんが出ているという形の回答はいただけません。個人情報という形の中でいただいていないということがありますので、私どものほう産業振興課の中で、どの業者さんがいただいている、いただいていないというのは不明でございます。そうした中で、皆様にお知らせする機会をさらに設けながら推進をしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 暫時休憩します。
休 憩 (午後 2時29分)
再 開 (午後 2時29分)
〇議長(上野 廣議員) 再開します。
服部産業振興課長。
〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、答弁をさせていただきます。
前回の議会でもお話しさせていただきました。商工会のほうで会員さんが約350ぐらい、そしてセンサス等で調べているのが500、その中で150の差がございます。そして、全体で500ぐらい滑川町には業者さんがあるのかなというふうに考えておりますが、そんな中でアンケート等を実施させていただきましたが、ほぼ、たしか60%ぐらいだったと思います。ちょっと手元に資料がございませんので、後でご報告させていただきますが、その方がかなり売上げが落ちたという回答をいただいているアンケート結果もございます。
今後アンケートのほうも四半期ごとで考えておりますので、9月から10月にかけて、またアンケートも実施する予定で考えていますが、そちらの中でも、また回答欄を設けながら回答していただければというふうに考えております。そんな中で、数字のほうもなるべく把握できればなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 内田議員、再質問をお願いします。
〇12番(内田敏雄議員) 小規模事業者といっても、個人ぐらいになるとなかなか把握するのは難しい部分もあるかとは思いますけれども、やっぱりそういう方にも寄り添えることができるのは町政だけだと思うので、特別給付金のような、そういう町民に寄り添った支援を頑張っていただきたいとお願いしまして、小規模事業に関する質問は終了したいと思います。
次に、デジタル化のことなのですけれども、通信基盤の話が出たのですが、通信基盤も整備していかなければいけないようなことでさっき話していただいたと思うのですけれども、今後さらにリモート会議だとか、それからそれ以外も、新しい例えば新規の会社を誘致する、工場を誘致する、そういう場合にも通信基盤が整備されているかどうかというのは大きく影響を受けると思います。その辺のところをもう少し詳しくお聞きできますでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 総務政策課長、答弁をお願いします。
〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
〇総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、内田議員の質問に答弁をいたします。
ただいまご質問いただきました通信基盤なのでございますけれども、やはり防災とか、企業誘致の関係もそうだと思うのですけれども、役所のWi―Fiの整備ですとか今現在ないのですけれども、防災に関しては体育館だとか集会所等にWi―Fi環境を整備しているとか、そういった情報の基盤整備というのは今後必要になってくるのかなというふうには考えております。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 内田議員、再質問をお願いします。
〇12番(内田敏雄議員) 前にもちょこっとデジタル化については質問したことがあるのですが、滑川町のデジタル化は、やっぱりほかと比べても少し遅れぎみだというふうに私は考えております。その辺のところは、ぜひそういう滑川町のデジタル化は遅れているということの認識を基に、施策を立てていただければありがたいなというふうに考えますので、よろしくお願いします。
最後に、防犯関係についてちょっとご質問をしたいと思うのですけれども、防犯に関する事業については、町でもいろいろやっていらっしゃるのは承知しております。いろんな整備、駅の整備だとか何か周りの掃除だとか、自転車の片付け、放置自転車の対策だとか、そういうことで整備にご苦労されていることは承知しているのですが、現実問題として表に出ていない防犯、盗難というのですか、先日もニュースで家畜が盗まれたというようなことをやっていましたけれども、滑川町の中でも農機具の盗難だとか、そういうのはちょこちょこ出ているように聞いています。また、今年に入って羽尾神社が3回、おさい銭泥棒が入ったというような話も聞いていて、たまたまお巡りさんとお話をする機会があって話していたら、お巡りさんもその話は届出があったので、パトロールをしていますというような回答をいただいたのですけれども、正直言って、具体的にそういう直接的な方策というのはなかなか町でも取りづらいと思います、予算も限られている中で。では、予算も限られている中で何ができるのかというと、もっとできることはあると思うのです。例えば今防犯委員という方がいらして、防犯委員の活動の方が町をパトロールしていらっしゃる、そういうのをよく見かけますが、ふだん散歩している方がたくさんいらっしゃる、そういう方に防犯パトロール中という帽子を貸し出すなり、何かあげるなりしても構わないけれども、配って、かぶっていただいて散歩していただくだけでも、防犯パトロールがすごく増えるわけです。帽子のお金だけだったらそんな高い値段ではないですし、そういうように何かもっとお金を使わないでも、実質的に効果がありそうな方法というのはあるのではないかと思うのですけれども、今までやってきたものも別によくないということではないのですけれども、もっとお金をかけないでもできる方法があるのではないかということで、そういう方法を考えて、施策をさらに講じていただけるかなということを聞いているのですけれども。
〇議長(上野 廣議員) 吉野総務政策課長、ご答弁お願いします。
〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
〇総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、内田議員の質問に答弁をいたします。
内田議員のご提案のとおり、いろんな方に地域を回っていただくときに、防犯強化しているのだ、滑川町として防犯に強い町づくりをしていくのだと、そういう意思をしっかり出せるような、そういった帽子であるとか、先ほども答弁させていただきましたけれども、防犯対応していますというような地域の防犯の中でやっていただいているものもありますので、その中で皆さんと協議をしながら、もっとよりよい防犯意識を持てるような活動ができるかということを検討させていただければと思います。よろしくお願いいたします。
以上です。
〇議長(上野 廣議員) 内田議員、再質問お願いします。
〇12番(内田敏雄議員) 防犯パトロールのことだけではなく、先ほどの防犯カメラの件もそうなのですが、防犯カメラを町で設置して24時間監視体制のものをつくるというのは、なかなかお金もかかると思うし、大変だと思うのです。でも、今は結構防犯グッズもたくさん販売されていまして、安いもので防犯カメラとかたくさんあるので、電池で動くようなものもあって、単3の乾電池8本で1年もつような、そういう防犯カメラもあって、防犯カメラで撮影したものを24時間監視する必要はないのです、カメラで撮ってあればいいわけで。しかも、何かあったときに確認できれば済むと思うのです。だから、常にそれを誰か担当者が行って確認しなくても、何か事件が起きたときだけ確認できるということで、何より防犯カメラが設置してあるという事実が犯罪の抑止力になるのではないかというふうに考えます。
そうしたら、では抑止力を最大限に生かすにはどうするのかということを考えたときに、一般の町民に協力を要請して、自宅の周りに防犯カメラを設置してくださいよというだけで滑川町の中に防犯カメラが増えれば、それだけで抑止効果はあると思うのです。数がたとえ増えなくても、滑川町ではそういう活動をしていることをもっと大きく宣伝することによって、犯罪の抑止力も働く方向に行くのではないかと、そういうことを考えているのですけれども、だからお金をかけなくてもできることはたくさんあるのではないかと。今後、だからどうなのでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 総務政策課長、ご答弁お願いします。
〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
〇総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、内田議員の質問に答弁をいたします。
各家庭に防犯カメラ、自主性を持って各自でつけていただくということは、今内田議員おっしゃったとおり、地域の防犯、抑止につながるのかなというふうに考えます。それについても先ほどから、前回から防犯カメラについては、プライバシーの問題であるとか費用の問題であるとか、町としてなかなか設置ができないというような答弁をさせていただいていましたけれども、今後について各家庭でそういうプライバシーに気をつけていただいて、各家庭で自主的につけていただく、そして地域の防犯活動につながっていくということだとすれば、町としてもその有効性については認識をしておりますので、各地域において自主的にやっていただければ、町としてはありがたく思っております。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) 内田議員、再質問お願いします。
〇12番(内田敏雄議員) ありがとうございました。ぜひ必ずしもお金をかけることだけが町の仕事ではないと思うので、お金をかけなくてもできることはたくさんあると思います。そういうことで、ぜひアイデアを絞っていただいてやっていただければと思いますので、私の質問は以上で終わります。ありがとうございました。
〇議長(上野 廣議員) 以上で内田敏雄議員の一般質問を終わります。
◎延会について
〇議長(上野 廣議員) お諮りします。
本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
よって、本日はこれにて延会することに決定しました。
◎次会日程の報告
〇議長(上野 廣議員) 明日2日は午前10時から本会議を開き、引き続き一般質問を行います。
◎延会の宣告
〇議長(上野 廣議員) 本日はこれにて延会いたします。
(午後 2時40分)
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。
お疲れさまでした。