令和2年第222回滑川町議会定例会(第2号)

              令和2年第222回滑川町議会定例会 令和2年6月3日(水曜日)         議 事 日 程 (第2号)    開議の宣告  1 議案第36号 専決処分の承認を求めることについて(令和元年度滑川町一般会計補正予算(第           6号))  2 議案第37号 専決処分の承認を求めることについて(滑川町税条例等の一部を改正する条例)  3 議案第38号 専決処分の承認を求めることについて(滑川町国民健康保険税条例の一部を改           正する条例)  4 議案第39号 専決処分の承認を求めることについて(滑川町介護保険条例の一部を改正する           条例)  5 議案第40号 専決処分の承認を求めることについて(損害賠償の額を定めることについて)  6 議案第41号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度滑川町下水道事業特別会計           補正予算(第1号))  7 議案第42号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度滑川町一般会計補正予算(第           1号))  8 議案第43号 専決処分の承認を求めることについて(滑川町税条例等の一部を改正する条例)  9 議案第44号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度滑川町国民健康保険特別会           計補正予算(第1号)) 10 議案第45号 専決処分の承認を求めることについて(滑川町国民健康保険条例の一部を改正           する条例) 11 議案第46号 専決処分の承認を求めることについて(滑川町後期高齢者医療に関する条例の           一部を改正する条例) 12 議案第47号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更について 13 議案第48号 令和2年度滑川町一般会計補正予算(第2号)の議定について 14 議案第49号 令和2年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の議定につい           て 15 議案第50号 令和2年度滑川町水道事業会計補正予算(第1号)の議定について 16 議案第51号 町道路線の廃止について 17 議案第52号 町道路線の認定について 18 閉会中の所管事務調査の申し出について 19 閉会中の継続調査の申し出について 日程の追加 20 議案第53号 令和2年度滑川町一般会計補正予算(第3号) 出席議員(14名)    1番  瀬  上  邦  久  議員      2番  高  坂  清  二  議員    3番  松  本  幾  雄  議員      5番  上  野  葉  月  議員    6番  井  上  奈 保 子  議員      7番  紫  藤     明  議員    8番  服  部  幸  雄  議員      9番  北  堀  一  廣  議員   10番  宮  島  一  夫  議員     11番  菅  間  孝  夫  議員   12番  内  田  敏  雄  議員     13番  吉  野  正  浩  議員   14番  阿  部  弘  明  議員     15番  上  野     廣  議員 欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人      町       長    吉   田       昇      副   町   長    柳       克   実      教   育   長    馬   場   敏   男      総 務 政 策 課 長    吉   野   徳   生      税  務 課  長    篠   ア   仁   志      会 計 管 理 者 兼    木   村   俊   彦      会  計 課  長      町 民 保 険 課 長    岩   附   利   昭      健 康 福 祉 課 長    小   柳   博   司      健 康 づ く り課長    武   井   宏   見      環  境 課  長    関   口   正   幸      産 業 振 興 課長兼    服   部   進   也      農業委員会事務局長      建  設 課  長    稲   村   茂   之      教育委員会事務局長    澄   川       淳      水  道 課  長    會   澤   孝   之
本会議に出席した事務局職員      議 会 事 務 局 長    木   村   晴   彦      書       記    田   島   百   華      録       音    松   本   由 起 夫
議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
  相互に礼。よろしくお願いします。
  ご着席願います。

    開議の宣告
議長(上野 廣議員) 皆さん、おはようございます。議員各位には、第222回滑川町議会定例会第2日目にご参集いただきまして、誠にありがとうございます。
  本日3番、松本幾雄議員より、他の公務のため早退届が提出されておりますので、ご報告申し上げます。
  ただいまの出席議員は14名全員であります。定足数に達しておりますので、ただいまから会議を開きます。
  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
  これより本日の会議を開きます。
                                   (午前10時00分)

    議案第36号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第1、議案第36号を議題とします。
  事務局長より朗読をお願いします。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  吉野総務政策課長に提出議案の説明を求めます。よろしくお願いします。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) おはようございます。総務政策課長、議案第36号 専決処分の承認を求めることについて(令和元年度滑川町一般会計補正予算(第6号))を説明申し上げます。
  提案理由につきましては、令和2年3月23日に令和元年度滑川町一般会計補正予算(第6号)を専決処分したので、議会に報告し、その承認を求めるため、この案を提出するものでございます。
  今回この専決処分の承認をお願いする内容は、新型コロナウイルス感染症対策に伴う事業実施による増額補正でございます。
  令和元年度滑川町一般会計補正予算(第6号)の1ページを御覧ください。令和元年度滑川町一般会計補正予算(第6号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ617万3,000円を追加し、歳入歳出それぞれ66億7,887万5,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
                          令和2年3月23日専決       
                              滑川町長  吉 田   昇
  それでは、6ページの歳入から主な内容につきまして説明を申し上げます。
  款14国庫支出金、項2国庫補助金、目2民生費国庫補助金、節3児童福祉総務費国庫補助金528万円、目3衛生費国庫補助金、節2予防費国庫補助金を50万円増額補正し、款20諸収入、項6雑入、目1雑入、節15雑入39万3,000円を増額補正したものでございます。これらは、新型コロナウイルス感染症対策室として子ども・子育て支援交付金及び学校臨時休業対策費補助金でございます。
  7ページを御覧ください。歳出の内訳でございますが、款3民生費、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費を528万円増額補正いたしました。主な内容は、節の13委託料として、放課後児童対策事業委託料268万円、節19負担金、補助及び交付金として、埼玉県地域子育て支援拠点事業費補助金100万円、延長保育促進事業補助金160万円でございます。新型コロナウイルス感染症対策として、開所時間延長に係る経費や備品購入費等に充てるため、特例措置として交付するものでございます。
  次に、中段、款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費を33万5,000円増額補正いたしました。主な内容ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止を図るための備品購入等でございます。
  下段の款10教育費、項6保健体育費、目3学校給食費につきましては、節13委託料から節22補償、補填及び賠償金への予算の組替えでございます。
  以上が議案第36号 専決処分の承認を求めることについての説明といたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質問時間は答弁を含み30分とします。残り時間は表示板に表示します。質問形式は対面一問一答方式とします。議長より指名を受けた質問者は質問席に着き、質疑に入ります。1回目に一括質疑、一括答弁、または最初から一問一答方式にするかは質問者に委ねます。
  質疑ありませんか。
  阿部議員。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明でございます。よろしくお願いいたします。
  まず、初めに昨日吉田町長からこの専決決議についてのお話がありました。やはり私も議会の大事な仕事として予算、または補正予算の確定など、町の行政についてのチェックをするという役割はあるだろうというふうに思います。そういった意味で、まずこの専決決議をせざるを得なかったわけでありますけれども、具体的にこの町の仕事として、この間の、私たち議員のほうも一般質問を猶予するというふうなこともやったわけですが、町の仕事、この間いろいろ進めてこられたらというふうに思います。このコロナ対策について非常に苦心なされたということは分かっておりますけれども、この議場の中でやはりきちんとそういった説明もある程度やっていただいたほうが住民の皆さんにも分かりやすいのではないかなというふうに思うのですけれども、その辺についてまずお聞きしたいというふうに思います。この項については、教育関係についてちょっと質問をしますので、まず教育委員会のほうからできればというふうに思います。この間の先生方の様々なお仕事、休業中の仕事が大変だったろうというふうに思いますけれども、そういったような中身についても議場の中でお答えいただければというふうに思います。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 教育長、阿部議員の質問に答弁させていただきます。
  3月から臨時休業となりまして、教職員についてどのような職務をこなしていたかということでご答弁させていただきます。まず、3月は急なことでございました。そこで、まず職員の中で全ての職員はその頃は出勤をしておりましたので、まず最初に、その3月の未指導の部分をどのように子どもが来ない中でやるかということで、その辺で各担任については、未指導の部分がこれだけある。そのために、ではプリント等を作成し、それを配布しやっていただく。当然回収もしてはいたのですけれども、なかなか家だけではまだ指導していない部分ですので、できないことも含めて、また新年度になったら改めて確認するということで、3月中については、教員が未指導の部分のプリントをつくり、子どもたちに配布していました。一番の主眼に置いたのは、急な休業になりましたので、子どもたちも年度末ということで大変不安に思っていたところもあります。そこで、各学校で各家庭に電話連絡をさせていただいて、今どんな状況なのか、健康状態はいいのかということでその辺の確認はしていただきました。
  卒業式については、以前3月議会でも報告させていただきましたけれども、最初は保護者を1名入れてということだったのですが、感染状況が非常に悪くなってきたということで、来賓、それから、保護者なしで、各学校で内容を精選させていただいて実施をさせていただきました。それが3月中の主なものでございます。
  さらに、4月に入りまして、当初本来であれば、4月最初から再開できるという見込みでしたけれども、それがままならず、1か月の延期が発表されました。そこで、当然未指導分も含めてやっていくのですけれども、新年度1か月授業をやらないということは非常に大変なことになりますので、その辺も工夫をしながら、やはり同様にプリント等を作成し、プリントを子どもたちの家に届けたり、取りに来ていただいたりしながら、それを回収し、丸つけをしたりしながら返しておりました。その間なのですけれども、やはり最初のときは学校から電話を入れて、各家庭の状況を把握していました。学校によっては全部4月中にポストにプリントを配布するということもやらせていただいて、なかなか子どもたちと会える時期ではなかったので、そのポストに入れて、家庭の状況とか、その地域を知るということも併せてやらせていただきました。それが4月です。
  4月なのですけれども、教育委員会、学校で一番考えたことは、子どもたちが3月から来ていない、不安なのです。ですから、当然学習保障もしなくてはいけないのですけれども、家庭にいる子どもたちの姿が見えないということで、電話、それから学習生活相談日というのを設けさせていただいて、子どもたちに来ていただいて、プリントを渡す、もらう、今どんな生活ということで、非常に短い時間ではありますけれども、そのことで子どもたちの状況を把握するということで、その都度、教育委員会のほうには報告がありまして、全然来ない家庭には必ず電話を入れるとかということを徹底していただきました。その関係で、非常に4月の8日、それから幼稚園は10日、入学式の関係は非常にいろんなご意見もいただいたのですけれども、とにかく担任も知らないで相談はできないということなので、相談体制を確立するために、その日、入学式という名で本当に短い時間だったので、保護者1名入れさせていただいたのですけれども、これが入学式かというような状況ではあったのですけれども、そこで校長が話をし、担任を紹介し、いつでも相談をしていいよということで体制を整えさせていただきました。他の在校生についても本当に短い時間ですが、学校に来ていただいて、担任を紹介し、何かあれば担任なのでということで、その後は担任が中心となって学校に電話を入れたり、プリントを取りに来たときには担任が対応したりということで、一番学校で配慮した点は子どもたちの生活状況、それから健康状態をさせていただきました。
  職務としては、先ほども話したとおりにプリント作成、それからもう再開が本当に何回も変わったのですけれども、そのための授業の準備というのをさせていただきました。ただ、緊急事態宣言後は接触を8割避けるというような指示がございましたので、こちらもその点を踏まえて、学校のほうもなかなか8割まではいかなったのですけれども、職員についても分散での出勤ですので、自宅出勤を命じまして、その自宅の中で教材研究等をやっていただきました。6月1日を迎えたという、おおむねですけれども、そのような対応を取らせていただきました。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) ありがとうございました。
  それでは、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) ありがとうございます。大変苦労なさって、この数か月間、先生方も、そして何よりもやはり子どもたちが非常にいろんな意味で不安があるということを聞いています。やはり一番心配なのは、親もそうですけれども、感染してしまうのではないかという心配がやはり強いのだろうというふうに思うのです。それを今回再開したというふうなことで、これから本当に感染が防げるのかというような不安が非常に大きいのではないかなというふうに思います。その辺で、今後のことについて、今回教育費のところでちょっと幾つか項目がありましたので、今後のことについて、やはり再開、今分散登校ですけれども、もうすぐ普通の登校になっていくのだろうと思いますが、果たして、いわゆる3密は防げるのかというような不安があるだろうと思いますけれども、その辺について学校としてはどういうふうにお考えなのかお聞かせください。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 教育長、阿部議員さんの質問に答弁させていただきます。
  今後でございますけれども、よく2週間というスパンが示されております。ここまで子どもたちも学校に来ていなかったわけですので、2週間はそのためにいろんな意味で生活も含めて見たいなということがありまして、この2週間は分散の登校をさせていただいています。宮前小学校、月の輪小学校、それから、滑川中学校はもう人数が多い関係で、どうしても学校に来て2つのクラスに分けるという教室の余裕がございません。そこで、午前午後の登校とさせていただいています。福田小学校につきましては、人数が少ないので、1つのクラスが大体20名ぐらいであれば、1メートル以上の間隔というのは取れます。実際の教室でも計ってみました。ですので、20を超えた場合には、少し2週間は離そうということで、今福田小学校についても3学年についてその人数超えていますので、2つに分けて授業をやっております。
  幼稚園につきましては、どうしても子どもたちが離れろと言っても離れられません。そこで、人数を半分にさせていただいて、午前午後というわけにはいきませんので、1日ごとに今登園をさせていただいています。その間もバスの中が非常に密になりますので、今はできる限り保護者の送迎をお願いして、送迎できない家庭もありますので、バスも動かしてはいますけれども、そのバスも密になる状況ではございませんので、2週間これで過ごさせていただきます。
  3週間目は、全員で登校させますけれども、当然その1メートルという間隔がなかなか、やっと取れるか取れないかという状況であります。ですが、それまでに培いました近くでしゃべらないだとか、マスクをするだとか、そういった生活様式の中での全員での学習を始めさせていただこうというふうに思っています。ただ、そこから給食も始めさせていただきますけれども、3週間目はみんなで生活するための生活様式、どういうところに配慮すればいいか、それから給食も始めさせていただきますので、給食時での生活の仕方、ここを3週間目には重点を置いて指導させていただきます。
  4週間目なのですけれども、徐々に掃除もしていかないと、除菌ということも、教員で放課後等にはやっているのですけれども、子どもたちにも少しそういうことも含めてということで、3週間目、4週間目については徐々にそういう掃除という観点でも少し指導をさせていただこうと思っています。
  この1か月間が新たな環境の中での生活をどう定着させるかということを段階的に計画を立ててやらせていただいています。当然阿部議員さんが言うように、感染リスクをゼロにするということは非常に難しいとは思っていますけれども、可能な限り感染リスクを低くした中できちっとした適切な指導をやっていこうということで、今段階的に始めさせていただいています。
  当然これから暑くなったり、いろんな子どもたちの問題も含めて、通常の課題と感染防止の課題がありますので、それは併用して学校のほうも対応していかなくてはいけないということもございますので、今のように段階的に重点の指導を決めさせていただいて今後はやっていく予定で、今学校と相談しながらやっているところです。
  ただ、この後、昨日も東京都で少し感染が広がったということがございますので、感染状況によれば、また給食をやめざるを得ないですとか、また分散にせざるを得ないとかという判断もしなくてはいけないかなということは十分踏まえています。ですので、その辺も踏まえていきながら、ただ、やっぱり勉強が遅れてどうしようという不安、学校に慣れられるかという不安、子どもによってそれぞれ違いますので、その子どもたちの一人一人のというわけにはなかなかいきませんけれども、学校を再開をしたということは安全で安心な部分も最優先に考えさせていただいて、段階的に今後実施をしていくということで計画を立てさせていただいております。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) ありがとうございます。
  今の状況ですと、どうしても密接場面というのは避けられないということだというふうに思うのです。そのためにも少人数学級がどうしても今必要だろうというふうに思うわけでありますけれども、それは同じ思いだろうというふうに思いますので、これも県、国に対する要望を強めていかなければいけないというふうに思います。それで、ここでお聞きするのはあれなのですけれども、今後暑くなって、長距離長時間通学ということになるわけですけれども、それへの対応についてはどういうふうにお考えですか。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 教育長、阿部議員さんの質問にご答弁させていただきます。
  この暑さの対策につきましては、本年度のみならず毎年課題となっていることでございます。ただ今年度につきましては、学習保障の観点で、夏休みを8月1日から8月23日までと短縮させていただいておりますので、余計暑い日の登下校ということは予想されます。私たちもこの暑さ対策については検討していくということもあります。今まで保護者の方々にご理解、ご協力いただきながら送迎等もやっていただいています。そういうことも含めまして、今後保護者の方々にもご理解、ご協力をいただきながら、そういった面で特に夏休み中での登下校については検討していかなくてはいけないなということで考えているところでございます。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) この問題については、これまでも何回も質問されていますけれども、今回については特にマスクをしながら、そして夏休みが短くなるという、これはまさに通常ではないわけなのです。したがって、これはいわゆるコロナ対策として考えなければならない課題だというふうに思うのです。ですから、教育委員会というだけでなく、町全体としてこれをどういうふうに、要するに子どもの命を守る、そしてコロナから守るという、そういったような感染症と併せて熱中症対策も含めてやらなければいけないということだというふうに思うので、ここは町全体としての取組を要望したいのですけれども、これについてはどうでしょうか。
議長(上野 廣議員) 吉野総務政策課長、お願いします。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、阿部議員の質問に答弁をいたします。
  暑さ対策は例年課題になっていることだと思います。町全体として臨時交付金等々も使えるメニューがあると思いますので、町全体として子どもの安全安心を守っていくように考えていきたいと思います。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) ぜひコロナ感染と併せて、熱中症で倒れるようなことがあってはなりませんので、絶対そういったような対応を町としても取り組んでいただきたいというふうに思います。
  あと今後のこともなのですけれども、こうやって学校が再開されていくわけですけれども、教員もそうですが、あらゆる、要するに様々な福祉施設もそうですが、とにかく……ごめんなさい、ちょっと今の訂正です。子どもや保護者の皆さんに、今言ったようなことで学校が安全だというふうな理解を求めるような、そういったような対策というか、行っていらっしゃるのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 教育長、阿部議員さんのご質問にご答弁させていただきます。
  こちらから保護者に伝える手段としては、今のところ教育長名で繰り返し手紙を出させていただいています。まず、5月のときに、5月中旬に夏休みを短縮しますよというお知らせをさせていただきました。その後5月25日に、6月1日からの再開をしますという手紙を出させていただきました。再開のときには当然検温等を十分していただいたり、せきエチケット等をお願いする内容の文書を出させていただいた。その後、6月1日の日に、子どもたちが登校した日に、同じように今後学校の対応はこうやっていきますよということで手紙を出させていただきました。この後なのですけれども、今のところの予定では、2週間終わった後に、恐らく課題も含めて出てくると思っています。その2週間終わった後に、通常登校になる前に一度手紙を出させていただきたいというふうに思っています。こういうことを配慮しながら学校でも気をつけていきますので、家庭でもお願いしますというような文書。その後に、今月終わりに、今教育委員会のほう、学校のほうが2週間ごとのサイクルでやっていますので、一月やった成果も含めて、あとはその後7月になりますので、その暑さ対策等も含めて改めて手紙を出させていただいて、今そのように計画的、意図的に、文書でしか、あと町のホームページにも掲載させていただいているのですが、そのような形で周知をさせていただいています。やはり子どもたち学校に来たい思いが若干強くて、どうしても熱を測り忘れたり、来たときに熱があったりとかという状況もあって、その辺もまた少し徹底をしていかなくてはいけないというような課題も徐々に出始めていますので、この辺は教育委員会、学校、それから家庭と連携取りながら、密に連絡とか情報は発信していきながら進めさせていただきたいというふうに思っています。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) 次は、いわゆる学力テストなのですけれども、県はやるような方向で示しているようなのですが、どんな状況なのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 教育長、阿部議員さんのご質問にご答弁させていただきます。
  全国の学力テストは中止の方向でということで、その資料については自分たちで使って採点も含めてやっていいですよということで、自由に使っていいですよということでありました。県のほうは、もし市町村のほうでやる意向があれば申し出ていただければ、県としていろいろ採点も含めてやってくれるということですので、滑川町とすると、県の学力調査については参加することといたしました。これ大きな理由は、全国の学力テストと県の学力テストの大きな違いというのは、全国の学力テストの場合には、6年生と中3のみで、そのときの単発でやられているのですけれども、県の学力調査は一人一人を全部毎年、経年で追跡しているのです。そうしますと、今年度実施する場合には、昨年度の内容がどのぐらいできていたり、生活の仕方はどうだったり、勉強の仕方という質問紙も含めてやってくださいますので、町として知りたいのは実際に3月、4月、5月を休んだことによって、子どもたちが今まで学習をしてきたことがどれだけ落ちているかとか、心の面で質問紙によってどのくらい変化があるか。それを全体ではなく個々で見たいなというのがありまして、それを町単独で調査するのは非常に財政的にも、人力的にも難しいので、ちょうど埼玉県の場合は一人一人の経年変化を追っていただいていますので、それに参加させていただいて、実際にこの3か月間、学校が休業したことへの子どもたちの一番落ちている学力的な部分、それから今県の学力・学習状況調査は自己肯定観とか、そういった部分も見られるような質問紙とクロス集計をしていますので、その辺も見させていただいて、この3か月間で子どもたちがやはり失ってきた部分も含めてこのテストを利用させていただいて、きちっと分析し、今後の教育課程に役立てたいなというふうに思っています。ですので、もし全国学テもやっていいよということであれば、当然全国学テは、いっときですので、それは余り私やる価値はないだろうなと思いますけれども、ただ県の学習の場合は一人一人の経年が追えますので、そういった意味で今回は参加させていただいて、その調査をやらせていただこうというふうに思っています。
  以上です。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) そのテストをやるということについて、どうしてもテストですので、いい成績を取らせなくてはいけないというような教育になるのかなというふうに思うのですけれども、そういう懸念はないのですか。当然この3か月間で学力の格差は大きく開いているだろうというふうに思うのです。そういったような中で、無理やりそういったテストで一人一人を評価していくというようなことが果たしてよろしいのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 阿部議員さんの質問に教育長のほう答弁させていただきます。
  当然このテストをもって一人一人の評価云々ということであれば、その使い方によっては違う方向に行くかと思うのですけれども、県の学力調査自体の趣旨が一人一人の経年の変化を追っていく。ただ、今回については3か月の休業期間があるということも踏まえて、学校についてはそれぞれの分析をしていきたいというふうには考えています。ですから、当然県の学力調査をやりますよと子どもたちに言えば、そのために努力する子どもは当然いると思います。それをしてはいけないよということはしたくはありませんし、かといって、学校のほうでそのための練習をするとかということは一切考えていません。今町としては、おおむね一月、学習の生活に慣れた後頃に県の学力調査を、これは自由にこちらで日程が選べますので、おおむね7月いっぱいぐらいにやってくれれば、県のほうで集計してくれるということなので、おおむね一月ぐらい、慣れた後にやろうと思っています。ただ、通常授業が今までありますので、改めてこれのために何かをするということは一切ありません。活用の仕方についても一人一人の経年、通常あれば、もしかしたらこの子は通常に伸びているだろう。ところが、余り伸びていない。そうすると、この3か月間で、やはりこの子にとっては学習保障というのが十分できていなかったのだなという一つの目安にもなりますので、そういった意味での活用をしていきたいというふうに思っています。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、時間がないので。
14番(阿部弘明議員) 時間ですね。お話分かりますが、とにかく子どもたちが不安な中で再開されているわけですから、その不安を先生方と一緒になって解きほぐしていくという、その作業がこの間、これから重要になっていくのだろうなというふうに思います。やはり休校中の子どもたちの暮らしや生活、どういう不安を抱えていたのか、何か今心配事はないのかというような話を先生方丁寧に聞いていただいて、本当に1人の子どもも残さないような教育に努めていただければというふうに思います。
  以上で私の質問を終わります。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございませんか。
  井上奈保子議員。
          〔6番 井上奈保子議員登壇〕
6番(井上奈保子議員) 6番、井上です。2点ばかり質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
  まず、1点目でございますが、ただいまコロナ対策についていろいろ阿部議員のほうからも学校関係の内容について質問がありました。私も学校に関しての質問をさせていただきますが、まず1つ目といたしまして、今私どもも全部マスクを着用しているわけでございますが、あともう一つの考えはフェースシールドですか、それという考えもあるのですが、普通の会議ですと、それは今は使用されておりませんが、ショッピングセンターなんか行きますと、レジスターのところで店員さんがフェースシールドで対応しております。そういう場面は別に差し支えないと思うのですけれども、例えば学校での授業の中で、先生対生徒の中で、もちろん今ソーシャルディスタンスというか、そういうことで、フィジカルディスタンスですか、そういうことで距離を置いているわけでございます。もちろん生徒と先生との距離も空いていて、教壇のところから生徒に対しての距離があると思いますが、今現在は、多分先生はマスクをして授業をしていると思いますけれども、マスクをすると、私どもどなたを見てもそうですけれども、ここの上きり分からないです。あとはマスクというのは、口の表情、形、発声する、口を開く、その様子もふっと見て何を言っているのかなという、ちょっとそれ、ら、りとか、本当に分からないような、ぱとか、そういう発声したときの口の形で音も大体判断できるわけです。しかし、マスクしていた場合に、全部の生徒がその様子を見て、ああ、今何て言っているのかなと思って理解できる子はいいのですが、中には理解できない子もいると思うのです。もしかしたら、ある新聞に出ていましたけれども、指導者は、指導者の表情が分かるためには、マクスではなくてもフェースシールド、それを使ってもいいのではないかという、そういうことで実際に使っている学校があるという報道がありました。そうすると、生徒も指導者の表情が分かるし、授業の内容も理解できやすいのではないかという、そういうことがありましたけれども、滑川町におきましては、そのことに対してどのようなお考えがありますでしょうか。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 教育長、井上議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  今いろんな報道で、フェースシールドとマスクをしながらとか、フェースシールドしながらの映像がかなり流れています。町の考えをお話しさせていただきます。当然例えば中学校の英語、外国語を発音なしに授業ができるかといったら到底できません。では、子どもたちも黙って聞いていれば英語が身につくかといったら身につきません。ですので、今全ての小中学校については、児童生徒分、教員分をフェースマスクを用意させていただいて、指導場面に応じて使用するようにお話をしています。例えば今音楽の授業で歌を歌う、交互に歌を歌うというのは飛沫感染の影響で余り望ましくないと言われています。当然マスクのみですと、飛沫感染も全てが防げるわけではありませんので難しいのですけれども、フェースマスクをしたからといって、それが全てゼロかといってもできませんので、その指導場面に応じて、まさか英語をずっとやらないわけにはいきませんので、指導の場面、それから指導の仕方も工夫しながらマスク、それからフェースシールドを活用して授業を進めるように話をしています。ただ、フェースシールドがあるからといって今までどおりに授業ができるというのは、これは教員の考え違いですので、当然今の状況の中で考えて、それを適切に使用するようにということで話をしています。
  幼稚園につきましては、幼児があれをして遊んでいるわけにはいきませんので、教員分は用意させていただいて、当然歌を歌いながら子どもたちを座らせたりいろんな場面がございますので、そうやって歌とかを歌って活動せざるを得ないような場面については、それを着用して授業をするようにということで、そのような方針で今進めさせていただいております。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 井上議員、再質問。
6番(井上奈保子議員) ありがとうございます。
  それでは、もう町としては場面場面でフェースシールドも着用しているのですか、それともこれから……
          〔「もう既にやっています」と言う人あり〕
6番(井上奈保子議員) していますか。
          〔「はい」と言う人あり〕
6番(井上奈保子議員) ありがとうございます。
  何か報道によりますと、簡単に手作りでできるということで、今いろいろな会社ですか、企業で急いでこのフェースシールドに対応しているところがあるという、そういう量産しているというところがありますけれども、素人でも簡単に手作りで、何か1個45円ぐらいで、安い値段で、費用でそれが手作りでもできるのだという、そういうこともありましたので。数をもっと増やすときには、もしできたらそういうふうな費用を削減するためにも手作りでそういうものを、フェースシールドをつくって、なるべくそういうところでコロナ対策に貢献できるというか、そういうふうな方法も考えたらどうかなというふうに思っているのですけれども、どうでしょう。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 教育長、井上議員さんのご質問にご答弁させていただきます。
  実は私も100円ショップに行っていろんなものを買って実際につくってみました。それで、校長会のときにも紹介させていただいて、もうそのときに既に中学校などは購入していました。ちょうどその後、学校再開の間際になって非常に品薄になったのです。ですので、宮前小学校なんかは先生方が皆さん手作りでつくって、子どもたちの分もつくっていました。ですので、うまくいいタイミングで買えたところと、手作りしたところといろいろございますので、恐らくこの後使っていけば傷みも出てきますので、そういう手作りのものも含めて、お金のうまい使い方をしながら適切に授業のほうを進めていきたいというふうに思っています。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 井上議員。
6番(井上奈保子議員) ありがとうございます。
  確かにマスク着用、フェースシールドの着用だけでコロナウイルスが防げるという、それはないと思います。しかし、これを1つでも、2つでも防ぐためには、やっぱりその対策がそれこそ必要ではないかなというふうに私は思っております。ぜひこれもいろんな方法でもう少し考えていただければと思います。これは結構でございます。
  それから、もう一点、今授業は始めたばかりで、ホップ・ステップ・ジャンプのうちのホップというか、もう本当に休業が終わって始めたばかりということで、まだまだ生徒さんも大変、先生も大変なときかと思いますけれども、これからいろいろ特別授業というのですか、家庭科とか音楽とか、先ほど教育長さんおっしゃいましたような音楽、そしてまた理科とか実験があります。あるいは体育ですか、そういう教科に対して文科省のほうからもいろいろ指導というか指示が来ていると思うのですけれども、例えば密集を避けるため、あるいはその中の飛沫感染というか、飛沫についての問題を避けるためにもいろいろ、音楽ならば声を出して歌われなければ音楽は始まらないわけです。声出さないということは、英語にしてもそうです。例えば、そうすると体育なんかも1人だけで、ラジオ体操なんか1人でできると思いますけれども、やはりある程度の人数が一緒になってやる内容もあると思います。そんなときに、例えば文科省がこういうふうにするというふうなある程度の骨子というか、具体的な指導というか、こういうのが来るとは思うのですけれども、町として、例えば家庭科ですか、家庭科の実習、あるいは理科の実験、そういうところはやっぱりある程度密集というか、そういう3密の中の幾つかが該当すると思うのですけれども、そういう授業に対して、町としてはそういうふうな特別な授業をどのようにこれから行っていくのかなという、その方法についてお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 教育長、井上議員さんの質問に答弁させていただきます。
  こちらのほうにつきましても段階的に進めさせていただく予定でいます。この2週間は、基本的にはそのような授業は行いません。3週目から少しの少人数、何人かで余り近寄らないでやるものというのを少しずつ始めさせていただこうというふうに思っています。この2週間、いわゆる今月です。今月は、そのフェースシールド等を使いながら、ここまで授業が可能かというのを工夫しながら進めていきたいというふうに思っています。
  特に中3などは受験が控えていますので、実験を全くやらないとか、それを紙の上で見るということは非常に知識の定着には厳しい状況です。ですので、今例えば中学校などは、その実験をビデオに撮って、それをDVDとかにして、それを視聴してということで、学校で視聴するとどうしても密集になってしまいますので、それを持ち帰らせて、家庭で今DVDがどのくらい見られるかという調査もしていますので、そういうのを見て、それを感想してというような工夫もさせていただいています。家庭科等につきましても調理実習自体は厳しいのですけれども、そこまでの計画を立てる段階はできます。余り密にならないように相談をしながら、健康状況とか栄養素とかを考えながら計画を立てる。申し訳ないけれども、その先については少しご家庭にご協力をいただいて、調理の部分はもし家庭でできたらお願いします。ただ、それを全部家庭任せではなく、少しコロナ感染症の状況も見ながら、例えば3学期等に少し、大丈夫になれば、それをまた学校でその部分はやらせていただくというようなことで今計画を立てさせていただいています。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 井上議員。
6番(井上奈保子議員) 詳しくご説明ありがとうございました。
  これから今までにない新しい方法の模索が始まると思います。ぜひこの町に合った、生徒さんに合った、いかにしたら生徒さんがこれで命を守ったり、あるいはこれからスムーズに授業に入っていけるか、そのような内容について、大変ですけれども、ぜひ教育のほうでもご尽力をまたお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
議長(上野 廣議員) ほかにございますか。
  服部議員。
          〔8番 服部幸雄議員登壇〕
8番(服部幸雄議員) 8番、服部です。よろしくお願いします。
  ただいま馬場教育長さんより、3月から今日までを、教育委員会と学校の取った経過措置、対応等について詳しくご説明がありました。教育委員会とか学校のこれは職務とはいえ、大変きめ細かいご指導をしていただいて、町民として深く感謝を申し上げたいと思います。これからも学校と家庭、または学童、保育園とか、そういったところと緊密な連絡や連携を取りながらやっていかないと、なかなか出口の見えない感染でございますので、またその都度細かい対応をしていただければと思います。
  そこで質問です。36号は一般会計予算についてでございます。まず、1点目は、消毒液等の現物所有とか、今後の予算対応、措置についてお聞きできればと思います。多分この後も消毒液は、これからはもうどんどん世の中に出てくると思うのですけれども、まだまだ必要かなと思います。
  2点目ですが、これはコロナ関係で、大分長期のお休みでしたので、学校不適応児童が大分予想されるというか、テレビ等で時々取り上げられております。現状としてはどうなのでしょうか。
  3点目です。先生方の健康は非常に心配されます。感染防止と授業補助と、子どもたちの心の安全安心を三重の対応を迫られているわけです。先生方が倒れたら、誰も指導も対応もしてくれる人はいません。ということで、ぜひ健康面の配慮等もよろしくお願いできればと思います。
議長(上野 廣議員) 一問一答方式でお願いしたいのですけれども。
8番(服部幸雄議員) では、1点目、消毒等の現有と、それから予算措置です。お願いします。
議長(上野 廣議員) 健康福祉課長、よろしくお願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、服部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  ご質問にありました消毒液の調達の関係でございます。健康福祉課所管の事業で、36号の専決の補正予算のほうに載せている関係でございますけれども、予算書の7ページになります。児童福祉総務費の中に委託料、放課後児童対策事業委託料と、19負担金、補助及び交付金で地域子育て拠点の事業補助金と延長保育促進事業の補助金がございます。こちらの3事業につきましては、冒頭総務政策課長が申し上げましたとおり、いずれも新型コロナ対策ということで臨時に交付になったものでございます。この予算ですけれども、内容的には幾つかメニューがございますけれども、基本的に使っているのは、各事業所が新型コロナの対策として購入する物品に使用していいというような内容になっております。事業所によって購入するものについては異なりますけれども、マスクを購入したり、あるいは消毒液を購入したり、石けんを購入したり、あるいは空気清浄機等を購入しているところがございます。そういった形で保育所につきましては対応を図っております。また、学童保育所についても同様な補助がついておりますので、先ほど申し上げたものと同様なものを各学童保育所のほうで購入をしております。ただ、この交付決定が非常にタイトな時間でございましたので、事業所によっては3月31日までにちょっと執行できないというようなものもございました。これに関しては、つい最近ですけれども、令和2年度でまた新たに同様な補助金のほうが国のほうから交付されるという通知が届いておりますので、これを使い対応してまいりたいというふうに考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 服部議員。
8番(服部幸雄議員) ありがとうございました。それでは、各事業所の対応に遅れがないように、ぜひ配慮をしていただければと思います。
  では、続きまして、学校不適応児童の現況についてお願いできればと思います。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 教育長、服部議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  3月から始まりました長期の臨時休業の最中もそうなのですが、電話での対応をしたり、それからそういう子どもたちが学校に学習生活相談日とはいえ、なかなか学校に来られない状況というのがありましたので、こちらのほうで許可をいただいて、保護者がいいと言えば家庭訪問等もさせていただきました。今6月1日、2日の2日間登校しているわけですけれども、なかなか長期の欠席をしていた子も含めて、1日、2日は、ちょっと休みがちだった子どもたちも比較的来ているということで、学校から情報をもらっております。少し昨年度長期で休みだった子も中学校のほうは非常に昨年度多かったのですけれども、今のところ昨年度から、中3が卒業しましたので、大方来ている状況で、非常に今のところはいい状況になっているということで来ています。実は長期の欠席につながるといけないなということがありましたので、市町村によっては1日置きに登校させているところも実際あります。ただ、本町の場合には、そういう状況も踏まえて、毎日登校させようということで、午前午後という形を取らせていただいた経緯もございますので、その辺も子どもたち一人一人に対応していきながらきちっと見ていきたいなというふうに思っています。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 服部議員。
8番(服部幸雄議員) ありがとうございました。また、引き続ききめ細かなご指導をお願いできればと思います。
  では、3点目ですが、先生方への健康面への配慮についてご質問いたします。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 教育長、服部議員さんの質問にご答弁させていただきます。
  当然新型コロナウイルス感染防止のためにも教員が体調不良のまま出勤しているというのは、これは一番よくないということでございます。ですので、体調管理、もし体調不良の場合には子どもたちと同様にきちっと休むように今指導をさせていただいています。ですので、当然疲れての体調不良も含めて、風邪ぎみ、発熱も含めて、学校、今教職員全員がそういった状況で来ているという状況はありませんので、その辺も両面からご安心いただければというふうに思っています。
議長(上野 廣議員) 服部議員。
8番(服部幸雄議員) ありがとうございます。ぜひ先生方の健康にもご配慮していただければと思います。いずれにしましても正解のない対応です。これからも状況を見ながら対応していっていただければありがたいと思います。
  以上で質問を終わりにします。ありがとうございました。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ありますか。
  上野葉月議員。
          〔5番 上野葉月議員登壇〕
5番(上野葉月議員) 5番、上野葉月です。質問させていただきます。
  7ページの中段にある物品購入費、次亜塩素酸水生成器39万円についてお伺いします。こちらについて、効果についての疑義が示されているのですけれども、新型コロナウイルスへの効果として本当に効果があるのかというところがまだ実証されていないように思うのですけれども、その点についてどうお考えでしょうか。効果があると考えてご購入されているのか、そこの確証というところについてお伺いします。
議長(上野 廣議員) 武井健康づくり課長、お願いします。
          〔健康づくり課長 武井宏見登壇〕
健康づくり課長(武井宏見) 健康づくり課長、上野議員のご質問に答弁させていただきます。
  次亜塩素酸水につきましては、食品添加物としての殺菌能力は厚生労働省より認められておりますが、新型コロナウイルスに対しての効果については現在のところ検証されておりません。それにつきまして、こちらについて町として確認はできていない状況ですし、もちろん効くかどうかについて確証を持っているわけではございませんが、インフルエンザもしくはノロウイルス等にも効果は確認されておりますので、ある意味期待を持って、ほかの感染症の予防にも活用できるという意味で購入を考えさせていただきました。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) 今回町の行政のほうで手指消毒のアルコールの不足や、あとマスクの不足について非常に懸念されて、購入や取得にかなりご尽力されていたというのは存じておりますので、恐らくこの生成器が入手することができれば自家生産できるというか、自分のところでつくれるということでここの購入に至ったのかなと思います。なので、この生成器を購入する意図というのは、感染症対策全般に有効であろうという期待を込めてということで理解しました。ただ、新型コロナ対策というところでは、次亜塩素酸水の評価等で出ているように、効果を確認し、効果があると認識して購入されているわけではないということでよろしいですね。今回新型コロナウイルス対策でいろいろな道具が出てきているのですけれども、やはり自治体が購入するとなると、それは効果があるのではないかということが、やはり住民に、町の方に認識されていくことになるので、利用する際も、これは感染症全般に対する効果を期待してというか、効果が実証されているわけではないということと、あと特に新型コロナに関して、次亜塩素酸水が感染防止の効果を確実に持っているわけではないということを認識しつつ使っていただけたらなと思います。
  そのほか感染症対策ということでの道具なのですけれども、例えばマスクだって新型コロナが流行し始めた頃、WHOは感染防止についてはマスクは効果がないので、医療関係者に優先的に回すようにというような報道もされていたかと思います。マスクも鼻のところと、この頬のところに隙間ができてしまうので、やはりここの隙間があると効果は半減するというのはあると思います。なので、つけるに当たってもそのような指導みたいなのは必要なのかなと思います。
  あと、例えば先ほどお話に出ていたフェースシールド、フェースマスクに至っては、空気は全く通してしまうので、果たしてそれを使う効果というのはどうなのかなというのは、私は思っております。もともとは歯医者さんなんかが使っていました。歯医者さんの治療で水滴が飛んでくる、それを防ぐことは確かにできると思うのですけれども、空気に乗ってくるものをあれは防げないと思うのです。あと、よく子どもたちが今使っている花粉症防止の眼鏡みたいのがあるのですけれども、あれは普通の眼鏡と違って脇まできちんとプラスチックが来ているのですけれども、あれは結局のところは、やっぱり花粉が入ってきてしまって防げないというふうに花粉症のお子さんを持つ親御さんがおっしゃっていました。あそこまで脇があってもやはり花粉は入ってきてしまうのです。そういうふうに考えた場合、ウイルスは見えないから、みんな想像はできないのですけれども、やはりもう入ってきてしまうと思うのです。子どものつけ方だったり、フェースマスクだったりして入ってきてしまうと思うのです。そこのところで、その道具をどう使うのか。町が予算をかけて購入して使うというところで、やはりそれは効果があるものをしっかりと使ってほしいと思うのです。
  その効果と目的というところなのですけれども、目的をまずしっかり立ててほしいなと思っていて、先ほど馬場教育長のご答弁の中で、感染リスクを下げる、極力ゼロに近づけていくという発言があったのですけれども、もともと新型コロナ感染症の対策の目的というのは、病院の感染者数のピークを下げて、病院で例えば酸素マスクだとか人工呼吸器が必要になるような人を、病院のベッド数を満杯にならないようにするというのも対策の一つだったと思うのです。何かそれがいつの間にか感染率をとにかく下げる、リスクをゼロにするみたいに今移ってきてしまっているのですが、子どもに関しての致死率というのは、いろんなデータがありますけれども、0.2より低いわけです。無症状、無自覚のまま感染してしまうという方もかなり、子どもだったら多分8割とかいるのではないかなというデータも出ています。その中でリスクを極力下げるゼロリスクの対策を取るのか、それともある程度かかってしまって、でもかかった人がきちんと病院に行ける体制を取っていくのかというところで、全然やり方というのは違ってくると思うのです。そこのところをどう考えるかというのをしっかり取っていかないと、ひたすらこういう商品を購入するだとか、ひたすらとにかく防ぐというほうに流れてしまうのではないかと思うのです。これで滑川町は感染者がゼロでずっと来ている。そして、コロナは分からないですけれども、インフルエンザと同じような特性を持つとしたら落ち着く時期ではあります。インフルエンザは冬なので、それとともにというのであれば、夏はちょっと落ち着くかなという時期であると思うのです。その中でこれだけの対策を取っていったとして、では少しはやり始めたときにちょっときつくするって、もうこれだけ今きつくしてしまったらできないです。やはりテレビとかコマーシャルとかを見ていると、それはリスクをあおって商品を売ろうというほうにやっぱりどうしても流れていく。マスクは必要、フェースマスクも必要、フェースシールドも必要みたいなほうに流れていく中で、本当にそれに対する効果、そして新型コロナウイルスどういうものなのか、まだ実態が分からない中で、どの程度に防いでいくのか。その辺をしっかり方策をつけて考えてほしいと思うのですけれども、感染を防ぐ目的をどう考えているのか、そこのところをまずお伺いしたいのですけれども。多分全体の方針に関わることだと思うので、感染というものをどの程度に感染のピークを抑えて、病院をとにかく機能させる状態を保つというところで考えていくのか。とにかく町民を感染させない、軽症であっても感染させないというほうで考えていくのか。いろいろまだ専門家の中でも新型コロナの特性が分からない、予防策も分からないという中で判断するのは難しいと思うのですけれども、科学は科学、政治は政治である、行政は行政であると思うのです。そこのところをどう考えるかを決めないと、どうしてもリスクを避けていくという方向にしか流れていけないと思うのです。そこのところをどう考えるかということを町長にお聞きしたいのですけれども、いかがでしょうか。
議長(上野 廣議員) 町長、お願いします。
          〔町長 吉田 昇登壇〕
町長(吉田 昇) 町長、上野議員の質問に答弁を申し上げます。
  今の質問に対しましては、感染をさせないというのは、私は基本だというふうに思っています。そのために国が出しております3密、そうしたものもなるべく避けてくれということは、やっぱり感染をさせないということに重点を置いてやっていることだというふうに思っております。
  以上です。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) 感染をさせないということだったのですけれども、例えば自粛の今回の休校期間中であっても学童保育は運営されていました。それから保育園も運営されていました。自粛要請はあったけれども、それはあくまで利用者への自粛ということで、自粛の要請だけだったと思うのです。それで、感染をさせないということであったら、学校よりも学童保育、そして保育園のほうがはるかに感染率は高い場所、普通にというか、一般的に子どもと接している人から考えてそうだと思うのですけれども、それでもこの期間中に政府はそこのところは動かしていたわけです。そうすると、私は感染をさせないということを最優先に取っていたのかな。ピークを下げればいいぐらいに考えていたのではないかなと思うのですけれども、休校期間中であっても、ではなぜ保育園や学童保育を動かしていたのだとお考えになりますか。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、上野議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  ご指摘のとおりこの間国のほうも学童保育所あるいは保育所については、登園の自粛等の要請をしながら原則開所して受入れをというような基本的な方針を持っておりました。これにつきましては、特にライフラインの業務に携わる方たち、警察等も含め、あるいは医療機関も含めてですけれども、そういった方の勤務をしっかりしていただくためというのが大義となっております。町といたしましては、おっしゃるとおり感染症のリスクは非常に高いところだったわけでございますけれども、登園の自粛要請により、保護者の中では会社等の通勤を自粛する方もいらっしゃいました。こういった方についてはご自宅で見ていただくよう要請をしながら、この間過ごしてきたということでございます。
  参考までに町内の学童保育所と保育所との当面の自粛に係る登園状況、概略ですけれども、お伝えしてまいります。まず、保育所については、本来の登園する児童に対して、2分の1から3分の1の方が登園しています。学童保育所については、同様に2分の1から5分の1の方が通所しているという状況です。大ざっぱに申し上げますと、全体の2分の1以下の登園で済んだということがございます。しかしながら、感染症のリスクは決してこれで消えたわけではございませんので、引き続き手洗い、うがい、消毒等を徹底しながら、事業の継続に対して努力をしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) では、学校での対策ということで、この熱中症等がはやってくる中で、マスク、そしてフェースシールドまで用意されているということなのですけれども、そこで防げる効果、感染率の、感染が下げられるかもしれないではなくて、感染がどの程度防げると見込んで使用しているのかをお聞きしたいと思います。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 教育長、上野議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  今新型コロナウイルス感染症につきましては、不明な部分も多いですけれども、いわゆる飛沫感染というのが非常に感染としては大きいというようなことが言われています。ですので、学校としては、飛沫感染という部分には、当然授業を行う上で声を出さない授業というのはございませんし、子どもたちが近寄ってしゃべらないようにするとかというのもゼロには当然できませんので、その辺を含めて飛沫感染には十分注意をしながら授業を進めていく。先ほども申し上げたとおり、感染リスクは当然下げていくようには努力はしますけれども、ゼロにすることは当然できないということは私たちも認識をしておりますので、フェースシールドがあるから、マスクがあるからといって、今までと同様な、通常な授業ができるというふうには思っていないというのは先ほどの答弁と同様でございます。ただ、その中でやはり工夫をしていきながら、子どもたちに身につけさせるべきことは身につけさせないといけないなというふうに思っています。ですから、どの程度といったときの割合というよりも、感染源を絶つとか感染経路を絶つということを主眼に置きながら、できる限り、可能な限り、感染を低く下げていくような努力をしていくということなので、それが何%ですよというのは実際には言えませんけれども、可能な限り感染を下げていくということでご答弁をさせていただきます。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) 学校に関することについてなのですけれども、町の住民の方でもそうなのですけれども、この新型コロナウイルス、絶対に感染したくないという、感染しないでいきたいというリスクがとても高い感染症と考えている方と、それからこれはインフルエンザと同程度なのではないかと考えている方と、いろんな専門家の意見等も出ているので、そういうふうに分かれてくると思うのです。この感染症は実際のところ、インフルエンザと同じぐらいなのではないか。それぐらいの注意をすればいいのではないか。実際に無症状の方というのもすごく多いというふうに、それがこの感染症の怖いところであるというふうにも、もうこれは初めから出ていて、ここの説のところは変わらないと思うのです。そういった中で、例えば今もマスクをしての登校だとかありますけれども、熱中症のほうが心配だとか、フェースシールド効果もどれくらいか分からないし、この感染症のリスクがどの程度、どんなに大きいものかも分からないのに、この光景はちょっと異様だ、ここまでさせたくないという意見というか、そちらの考え方に立つ方もいると思うのです。私はそうなのですけれども、例えばこのフェースシールドを学校でずっとしてなければいけないのだけれども、これどんな意味があるのって子どもに聞かれた場合、私は答えられない。そういう方々もいると思うのですけれども、そういう人に対する選択肢や配慮というのはどのようなふうに担保されるのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 教育長、上野議員さんの質問に答弁させていただきます。
  当然いろんな意見はございます。マスクだってそんなに効果がないのだからしなくてもいいだろうという方も極端な話いらっしゃるのも事実です。ただ、学校としては皆さんをお預かりしている以上、感染リスクを可能な限り下げていって、安心してやっていただきたいという思いがあって、今のような段階的、それから取組をさせていただいています。ですから、フェースシールドもお話ししたように、マスクをしてフェースシールドをしないと効果があるのだとかないのだとかという意見よりも、先ほども確かに空間があって、飛沫感染以外に空気感染をするというリスクが非常に高いという検値が出れば、またフェースシールドの成果というのですか、もう違ってくるとは思ってはいますけれども、今のところ飛沫感染ということが重要視されておりますので、当然外国等でもフェースシールドをしているから今までどおり授業はできますよということは、私たちも話していませんし、指導場面、その教科、内容によってそれは使い分けをしていかなくてはいけないなというふうに思っています。ただ、1日中フェースシールドをしている学校はいけないというふうには私ども思っていませんし、それはそれぞれの学校だとか、自治体が判断をしていきながらやっていくことだと思っています。ただ、私たちとしてはリスクを最大限可能な限り下げて安心して授業を子どもたちに受けさせてあげたいなという思いで今のような取組をさせていただいています。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) この次亜塩素酸水生成器をはじめ、新型コロナウイルス感染症対策でマスク、フェースシールド等、あと3密を避ける集会の禁止等いろいろな案が出ていると思うのですけれども、いろいろな知見がどんどん更新されていきますので、常にその情報を取って、今まで、例えば1か月前に正しいとされていたことが今は何かしらの検証の結果、全く新しく更新されていくというのがこれから、あるいはもう起こっておりますし、どんどん起こってくると思うのです。その中で自治体、予算を取っているので、なかなかすぐに方向転換というのが難しい面もあると思うのですけれども、常に情報収集をして、更新されたことは更新された事象に基づいて動いていくという、そういう柔軟な姿勢を取ってほしいということと、それからやはりリスクは避けたいというところで、ちょっと感染症対策が過剰になってしまっている面もあるのかな。報道なんかで結構すごくガードされたシーンがよく映されたりするので、これはどうなのかなと思ったりもするのですけれども、やはり根拠、効果、リスク、その辺を常に勘案しながら対策を立てていただきたいと思います。
  次の質問に移ります。7ページの一番下の行なのですけれども、給食委託料460万円、それから学校等臨時休業対策給食等補償金460万円というのがあるのですけれども、これについての詳細、何月分に当たるのかとか、全額なのかとか、その辺の詳細を教えてください。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、上野議員のご質問に答弁させていただきます。
  学校等臨時休業対策給食等補償料ですが、これは令和2年3月の給食を提供している受注業者さんに払う委託料に関する損害賠償料になります。
  以上です。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) 前にちょっと聞いてしまっているかもしれないのですけれども、3月分、休校になって給食がなくなったということなのですけれども、支払わなくて済んだ額というのは、460万円が支払った額ということ。では、3月分に本来払うべきだった予算額と、あと支払い先、支払う用途が変わったと思うのですけれども、そこのところの金額を教えていただいていいですか。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、上野議員のご質問に答弁させていただきます。
  こちらの予算につきましては、議案第40号でも審議いただきました専決処分に係るものと同様のものでございます。令和2年3月、学校の臨時休業により給食が提供されなくなりました。給食を提供されないということを町のほうから要請したため、そこに係る加工運搬の委託料3月分について補償したものでございます。通常授業が行われて、給食が普通に提供されたと仮定した場合の試算なのですが、その場合については恐らく666万8,508円の委託料になったかというふうに試算をしております。この予算の406万2,000円なのですが、その給食提供受注業者であります業者さんのほうが、令和2年3月分の加工運搬の補償料の請求ということで上がってきた数字が460万2,000円でございました。予算措置をする際に、試算した660万円と、業者から出てきました請求額の460万2,000円、最高町が上限として補償するに当たっても、相手のほうが請求してきた額であろうということで460万2,000円の予算措置をさせていただきました。その後、実際の損害賠償の額については、この受注業者が東松山市とも同じ給食を提供している、また同じメニューで提供しているということもありまして、東松山市と協議を含めた中で実際に損害賠償の額を決定させていただいております。それにつきましては355万3,461円という金額の損害賠償をこの学校等臨時休業対策給食等補償料の中から支払いをしてございます。
  以上です。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) 分かりました。ありがとうございます。
  質問は以上です。
議長(上野 廣議員) ほかにございますか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  討論に入ります。討論ありますか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第36号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。

    議案第37号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第2、議案第37号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  篠ア税務課長に提出議案の説明を求めます。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、議案第37号 専決処分の承認を求めることについての説明を申し上げます。
  本案は、滑川町税条例等の一部を改正する条例でございます。令和2年度税制改正に伴うものでありまして、地方税法の一部を改正する法律が令和2年3月31日成立、同日公布をされたことに伴い、滑川町税条例の改正を3月31日に地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により議会に報告し、その承認を求めるため提案をいたします。
  それでは、滑川町税条例等の一部を改正する条例の概要の説明をさせていただきます。主な改正内容ですが、非課税措置について、「ひとり親」を対象に追加、所得控除に「ひとり親控除」を追加、固定資産の所有者不明の場合、使用者を所有者とみなす規定の整備、軽量な葉巻たばこに係る紙巻きたばこの本数への換算方法見直し等を行う税条例の改正を行いました。
  それでは、資料の滑川町税条例の一部改正新旧対照表を御覧いただきたいと思います。1ページを御覧ください。改正条例本文第1条の規定の内容でございます。第24条の改正は、法律改正に合わせて、非課税の範囲について、「寡夫」を対象から除き、「ひとり親」を対象に追加するものでございます。
  第34条の2の改正は、法律改正に合わせて、所得控除に「ひとり親控除」を追加する等の所要の整備を行ったものでございます。
  第36条の2の改正は、法律の改正に合わせて、項ずれによる規定の整備を行ったものでございます。
  2ページを御覧ください。第36条の3の2、第36条の3の3の改正は、法律改正に合わせて改正するもので、給与所得者及び公的年金等受給者が単身児童扶養者に該当する場合において、その旨の記載事項を不要とする等、所要の整備を行ったものでございます。
  3ページ中段を御覧ください。第48条の改正は、法律の改正に合わせて、項ずれによる規定の整備を行ったものでございます。
  下段の第54条第2項の改正は、規定の整備により用語の改正を行ったものでございます。
  4ページを御覧ください。第54条第4項の改正は、法律の改正に合わせて、固定資産の所有者不明の場合、使用者を所有者とみなし、固定資産台帳に登録するときは、あらかじめその旨を使用者に通知する規定の整備を行ったものでございます。
  中段の同条第5項の改正は、地方税法規定の新設に合わせて、調査を尽くしても所有者が一人も明らかとならない資産について、使用者がいる場合には、使用者を所有者とみなすことができることについて新設したものでございます。
  同条第6項から5ページ、第8項までの改正は法律改正に合わせて改正するもので、項ずれ及び規定の整備により用語の改正を行ったものでございます。
  6ページを御覧ください。第61条及び同条の2の改正は、法律の改正に合わせて、項ずれによる規定の整備を行ったものでございます。
  7ページを御覧ください。第74条の3の改正は、地方税法規定の新設に合わせて、登記又は補充課税台帳に所有者として登記又は登録がされている個人が死亡している場合における現所有者に賦課徴収に必要な事項を申告させることができる規定について新設したものでございます。
  中段の第75条の改正は、規定の整備により、用語の改正を行ったものでございます。
  下段の第94条の改正は、法律の改正に合わせて、軽量な葉巻たばこに係る紙巻きたばこの本数への換算方法について見直しを行ったものでございます。
  8ページを御覧ください。第96条の改正は、法律の改正に合わせて、たばこ税の課税免除の適用に当たり、必要な手続の簡素化について整備したものでございます。
  下段の第98条及び9ページの第131条の改正は、法律の改正に合わせて、項ずれによる規定の整備を行ったものでございます。
  9ページ中段の附則第3条の2及び10ページの第4条の改正は、規定の整備により用語の改正を行ったものでございます。
  11ページを御覧ください。附則第6条から附則第8条までの改正は、改元の対応を図ったものでございます。
  12ページを御覧ください。附則第10条の2の改正は、法律の改正に合わせて、項ずれによる規定の整備を行ったものでございます。
  14ページを御覧ください。附則第10条の4から21ページの附則第23条までの改正は、改元の対応及び規定の整備により用語の改正を行ったものでございます。
  22ページを御覧ください。改正条例本文第2条の規定の内容でございます。第19条から24ページの第23条までの改正は、法律改正に合わせて改正するもので、規定の整備により用語の改正を行ったものでございます。
  25ページを御覧ください。第31条の改正は、法律改正に合わせて改正するもので、規定の整備を行ったものでございます。
  30ページを御覧ください。第48条の改正は、法律改正に合わせて改正するもので、項ずれに伴う措置を行ったものでございます。
  37ページを御覧ください。第50条の改正は、法律改正に合わせて改正するもので、項ずれに伴う措置及び用語の改正を行ったものでございます。
  40ページを御覧ください。第52条の改正は、法律改正に合わせて改正するもので、規定の整備を行ったものでございます。
  43ページを御覧ください。第94条の改正は、法律改正に合わせて、軽量な葉巻たばこに係る紙巻きたばこの本数への換算方法について見直しを行ったものでございます。
  47ページを御覧ください。附則第3条の2の改正は、法律改正に合わせて改正するもので、規定の整備を行ったものでございます。
  49ページから54ページまでの第3条は、平成31年制定の条例第6号の一部改正条例の改正でございます。法律の改正に合わせて、改元の対応及び用語の整備を行ったものでございます。
  55ページから56ページまでの附則第8条は、平成27年制定の条例第19号の一部改正条例の改正でございます。
  57ページから58ページまでの附則第9条は、平成28年制定の条例第22号の一部改正条例の改正でございます。
  59ページの附則第10条は、平成29年制定の条例第14号の一部改正条例の改正でございます。
  60ページから65ページまでの附則第11条は、平成30年制定の条例第9号の一部改正条例の改正でございます。それぞれ改元の対応を行ったものでございます。
  以上で議案第37号 専決処分の承認を求めることについての説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。議長より質問される議員に申し上げます。提出された議案の審議をお願いしたいので、議題外の質問はなるべくお控えいただきますようお願いいたします。質疑ございますか。
  吉野議員。
          〔13番 吉野正浩議員登壇〕
13番(吉野正浩議員) 13番、吉野正浩です。よろしくお願いします。
  滑川町の税条例の一部を改正する条例の中の所有者不明土地等について、使用者を所有者とみなし、固定資産税を課することができる規定の追加についてお伺いします。現在町内における所有者不明の土地等の状況をまずお伺いしたいと思います。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、吉野議員のご質問に答弁いたします。
  現在の町内での所有者不明の土地についてでございますが、9件でございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員。
13番(吉野正浩議員) 9件の内訳を聞きたいと思います。土地とか家屋、土地については、農地なのか、畑とか田とか山林とかあるのですけれども、そういった種別が分かればお願いしたいと思います。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、吉野議員のご質問に答弁いたします。
  宅地が6件、畑1件、田んぼ1件、山林1件でございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員。
13番(吉野正浩議員) ありがとうございました。
  続きまして、今度は使用者を所有者とみなして固定資産税を課することになりましたけれども、その事務的なプロセスはどのようにしていこうかということを、どのようにお考えかお聞きしたいと思います。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、ご答弁お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、吉野議員の質問に答弁いたします。
  所有者不明土地については、所有者がいることを把握した場合、使用者に聞き取り調査を行い、所有者としてみなすことが適当と判断した場合においては、事前に使用者に通知した上で、翌年度から使用者に課税をすることになります。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員。
13番(吉野正浩議員) ありがとうございました。
  次は直接町の業務にはならないと思うのですけれども、住民の利便というか、そういった向上の関係で、今所有者不明の土地等は、登記簿上の所有者が死亡しまして、相続登記をしないでほっておいて、何代もそれが続いてしまって、結局相続人が死んだりして、追跡調査ができなくなってしまったりする場合とか、相続放棄がなされているなどが考えられます。相続人は登記所まで行って申請するのは非常にちょっと敷居が高いと感じたり、専門の業者さんもおりますけれども、非常にお金がかかるのではないかとか、そういう懸念がありまして、所有権の移転をしないケースがあると思います。法務局では、相続等に関する登記について相談を各登記所で行っておりますけれども、こういったことを町として住民福祉の向上というか、住民サービスの向上ということで相続登記とか、そういうものについて住民向けの周知は行っているかお聞きしたいと思います。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、ご答弁お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、吉野議員の質問に答弁いたします。
  法務局のほうから送付のありました相続登記のチラシを税務課の窓口に置きまして周知のほうをしております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員。
13番(吉野正浩議員) 今後自治体によっては司法書士会の先生方をお願いして相談窓口を開設したり、いろいろ努力している自治体もございます。チラシもそうですけれども、ぜひ広報とかで相続登記については、登記所で非常に親切に、一般の人が行って相続登記というと親切に対応していただけると思います。ぜひそういったものを住民向けに周知をお願いしたいと思います。
  私の質問は以上です。
議長(上野 廣議員) ほかにございますか、質疑。
  阿部議員。
  阿部議員の質問は休憩後ということでどうですか、あと10分しかないので。それでは、暫時休憩いたします。再開は午後1時といたします。
          休 憩  (午前11時49分)

          再 開  (午後 1時01分)
議長(上野 廣議員) 再開します。
  議案第37号の質疑を続けます。なお、質問される議員に再度申し上げますが、提出された議案の審議をお願いしたいので、議題外の質問はできる限りお控えいただきますようお願いいたします。
  それでは、阿部議員、よろしくお願いします。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明でございます。よろしくお願いいたします。
  法人税のところです。議案のまず27ページから28ページにかけて、この条例のやつで、この中で資本金の額を有する法人で資本金額が1,000万円以下であるもののうち、従業員数の合計が50人を超えるもの、これからずっと、資本金が50億円を超える、また従業員が50人を超えるということで、それぞれ均等割の税率についての改正だというふうに思いますけれども、年間12万円から最高300万円というふうになっているのですけれども、この改正というのはどういう趣旨で行われるものなのか、そしてこれによってどのくらいの、いわゆる今まで300万円の法人が一律5万円ということになるのか、それによる町の町税への影響というのはどのぐらいになるのか、取りあえず教えてください。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、阿部議員のご質問に答弁いたします。
  ここのところの改正は、用語の整備を行ったものでありまして、均等割の税率を変更したものではございません。よって、税率を変更したものではないということですので、税収への影響等はありません。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) ごめんなさい。では、これは変わっていないということですね。
          〔「そうです」と言う人あり〕
14番(阿部弘明議員) 変わっていない。ごめんなさい。それでは、分かりました。
  続きまして、34ページのところですが、連結決算の項目があるのですけれども、この部分を全部削除されたということではないのですか。これも同じなのですか。削除、そのまま同じだということでいいのですか。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、ご答弁お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、阿部議員のご質問に答弁いたします。
  ここのところもやはり国の地方税の改正によりまして、町税のほうも改正をしたというところで、所要の整備を改正したわけなのですけれども、そのことによって変更等はありません。町税等の影響はないということでございます。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) この改正前の34ページの9のところなのですけれども、下線がずっと引いてあるのですが、これが削除されたのではないですか。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、阿部議員の質問に答弁いたします。
  地方税法の改正によりまして削除したものでございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) ですから、連結法人の場合、これまでは課税されていたものが、それが課税されなくなるということはないのですか。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、阿部議員の質問に答弁いたします。
  概要のほうを申し上げます。国税における連結納税制度はグループ全体を一つの納税主体と捉えて課税する仕組みから今般グループ通算制度に移行することになりました。具体的には、企業グループを一つの納税単位として、一体として計算した法人税額を親法人が申告する現行の制度に加えまして、各法人が個別に法人税額の計算及び申告を行いつつ、引き続き損益通算との調整を行うこととされたものが概要となっております。ですので、法人町民税におきましては、この損益通算する前の額を課税標準としているため、今回の改正を行ったわけなのですけれども、そのことについて何の影響は受けないということになります。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) これまでは連結決算、納税するときに親法人の税率で納税するということになっていたのですけれども、今度はそれぞれが個法人というのですか、がそれぞれが納税するという、その率は親法人の率で変わらないということでよろしいのですか。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、阿部議員の質問に答弁いたします。
  率については、変更はないと考えております。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) 分かりました。
  以上で私の質問終わります。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  それでは、討論ありませんか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第37号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。

    議案第38号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第3、議案第38号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  篠ア税務課長に提出議案の説明を求めます。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、議案第38号 専決処分の承認を求めることについての説明を申し上げます。
  本案は、滑川町国民健康保険税条例の一部を改正する条例でございます。地方税法施行令の一部を改正する政令が令和2年3月31日成立、同日公布されたことに伴い、国民健康保険税条例の改正を3月31日に地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第3項の規定により議会に報告し、その承認を求めるため提案をいたします。
  それでは、滑川町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の内容の説明をさせていただきます。主な改正内容ですが、医療分における賦課限度額を63万円、介護分における賦課限度額を17万円、軽減措置による5割軽減の所得限度額を世帯員1人につき5,000円、2割軽減の所得限度額を世帯員1人につき1万円、それぞれ増額とするものでございます。
  資料の滑川町国民健康保険税条例の一部改正新旧対照表を御覧いただきたいと思います。第2条第2項は、医療分における賦課限度額について、「61万円」から「63万円」に、同条第4項は、介護分における賦課限度額について、「16万円」から「17万円」にそれぞれ引き上げるものでございます。
  第21条につきましては、世帯の軽減判定所得の算定において、被保険者の数に乗ずべき金額につき5割軽減については「28万円」から「28万5,000円」に、2割軽減については「51万円」から「52万円」にそれぞれ引き上げるものであります。
  以上で議案第38号 専決処分の承認を求めることについての説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
  阿部議員。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明です。今回の国保税の上限の引上げなのですけれども、先ほどからお話しされているように、このコロナウイルスの関係で非常に町民の生活が逼迫しているというような中で、どうしてもこれ上げる必要があるのかどうか、ちょっとお聞きしたい。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、阿部議員の質問に答弁いたします。
  説明したとおり、地方税法の一部改正する政令が3月31日に成立したわけなのですけれども、その前段として町の国民健康保険運営協議会のほうでこの件について協議をされたわけです。それを受けまして、今回税条例のほうの一部を改正したということになります。税条例で国保の額を上げていいのかどうかということなのですけれども、税務課としてはそういった理由で今回の国保条例の改正をするものでございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) これによって影響を受けられる方、何人ぐらいそれぞれいらっしゃるのか、分かりますか。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、阿部議員の質問に答弁いたします。
  今回の賦課限度額63万円の世帯は、今現在の見込みでございますけれども、25世帯ということになろうかと思います。また、介護分のほうの賦課限度額が17万円の影響を受ける世帯につきましては、同じく今現在の見込みでございますけれども、15世帯というふうに見込んでおります。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) この国保税が上げられることによって、いつからこの国保税の影響を受けられるのか、何月からということになるのか教えてください。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、阿部議員の質問に答弁いたします。
  今回の改正で令和2年7月になりますと、国民健康保険税の納税通知書が発送されますが、そこから適用になります。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) まさに今大変な時期になるわけですけれども、そういったときに住民、確かに所得がそれだけあるのだからということで、国保税も上がるわけですけれども、しかしこの限度額という、これを上げることによって町の国保税の財政がそんなに豊かになるわけではないのではないかなというふうに思うのです。むしろ今一生懸命このコロナ対策で自粛をされて、そしてとにかく感染しないように努めているというこのこと自体がやはり医療費を低減させて、本当に国保にとっても、町民の健康にとってもいいことではないかなというふうに思うのです。ですから、むしろここで国保税を上げるというようなことは、今提案されていますから、なかなか引き下げるというのは難しいかもしれませんが、後で国保税の猶予などが提案されますけれども、そういったような方面にどんどんシフトしていかないと、本当に町民の暮らしを町が脅かしてしまうというようなことになりかねないというふうに思うのです。ですから、今回こういったような提案されていますが、これについてはやはり考え直すべきではないかなというふうに思います。いかがでしょうか。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、答弁お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、阿部議員の質問に答弁いたします。
  おっしゃるとおり今現在新型コロナウイルスの影響によりまして、町民の方々の生活等が脅かされております。その中でこの提案をするわけなのですけれども、先ほど話にも出ましたとおり、徴収の猶予、それから減免といったようなまた特例制度もございますので、そちらを住民の方々に十分周知をして制度のほうを利用していただければというふうに思います。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) 今はこういった時期になったわけなので、検討するというのが難しいかもしれませんが、ぜひお願いしたいというふうに思います。国保というのは、やはり全体というか、先ほど申し上げましたけれども、町民の皆さんが健康であるために、健康を維持するためにつくっている制度ですから、これが引き上げられることによって自粛ができなくなってしまうというようなことだって考えられるのです。今様々な納付が町民に届いていて、それを払うためには仕事をせざるを得ないというようなふうにもなっているのです。そういったようなことを考えると、今のこの時期というのはちょっと考え直してもらいたいなということで私の質問を終わります。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第38号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手多数〕
議長(上野 廣議員) 賛成多数です。
  よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。

    議案第39号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第4、議案第39号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  岩附町民保険課長に提出議案の説明を求めます。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、議案第39号 専決処分の承認を求めることについての説明を申し上げます。
  滑川町介護保険条例の一部を改正する条例について、地方自治法第179条第1項の規定により、別紙のとおり専決処分したので、その承認を求める。
                          令和2年6月2日提出       
                              滑川町長  吉 田   昇
  提案理由でございますが、介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定等に関する政令の一部を改正する政令が令和2年3月30日に成立、公布されたことに伴い、令和2年3月31日に滑川町介護保険条例の一部を改正する条例を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により提案いたします。
  それでは、滑川町介護保険条例の一部を改正する条例の内容を説明させていただきます。改定の趣旨といたしましては、今回の改正は昨年10月からの消費税率の引上げに伴い、その財源を基に低所得者の介護保険料の軽減強化を図るものでございます。
  添付資料の滑川町介護保険条例の一部改正、新旧対照表のほうを御覧いただきたいと存じます。改正の内容でございますが、所得段階別介護保険料の第1段階から第3段階までの方の保険料をそれぞれ引き下げるものでございます。
  第2条第2項は、所得階級第1段階の保険料でございますけれども、改正前「2万3,900円」から改正後「1万9,100円」に引き下げるものでございます。差引き4,800円の減額でございます。
  次に、同条第3項では、所得階級第2段階の保険料について、改正前「3万9,800円」から「3万1,800円」に引き下げるものでございます。差引き8,000円の減額でございます。
  次に、同条第4項は、所得段階第3段階の保険料について、改正前「4万6,200円」から改正後「4万4,600円」に引き下げるものでございます。差引き1,600円の減額でございます。金額につきましては、全て年額になってございます。
  なお、この条例の施行期日は令和2年4月1日から施行となります。
  以上で議案第39号 専決処分の承認を求めることについての説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第39号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。

    議案第40号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第5、議案第40号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  澄川教育委員会事務局長に提出議案の説明を求めます。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、議案第40号 専決処分の承認を求めることについてをご説明させていただきます。
  損害賠償の額を決定することについて、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、その承認を求めるものでございます。
  提案理由でございますが、新型コロナウイルス感染防止対策として、令和2年3月に実施いたしました滑川町立幼稚園及び小中学校の臨時休業期間について、当該期間中に給食を停止したことで町と給食提供の委託契約を締結している受注業者に損害が生じたため、滑川町委託契約約款第7条第2項の規定に基づき、その損害を賠償することとなりました。
  町の損害賠償において、その額の決定については地方自治法第96条第1項第13号の規定により、本来であれば議会の承認をいただく議決事項でございますが、令和2年3月23日に専決処分を行った令和元年度一般会計第6号補正予算において計上された予算が失効であったため、同年3月31日に専決処分により損害賠償の額の決定を行い、事務の執行をいたしました。そのため、その後の直近の議会である本議会において、地方自治法第179条第3項の規定により本議案を上程し、議会の承認を求めるものでございます。
  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
  上野葉月議員、お願いします。
          〔5番 上野葉月議員登壇〕
5番(上野葉月議員) 5番、上野葉月です。質問いたします。
  休校により給食が停止になったことによる損害賠償額を決定するということで、およそ355万円、こちらの算出根拠は先日説明していただいて、給食を提供しなかったとしてもかかる人件費や管理費等ということでご説明をいただいたので、算出根拠については大体というか、承知しました。それで、加工運搬費と食材費というものが給食についてかかっていて、そちらの合計額として3月分として支払ったのがおおよそ630万円程度ですね。そして、予算額として見込んでいた金額がおおよそ666万円程度ではないか。では、そこのところはお聞きしたのですけれども、予算額との差と、それから今回新型コロナ感染対策で補正予算等が出ているのですけれども、そこから充当した額と、本来の予算のところからその金額が抜けた額とかがあると思うのですけれども、ちょっとその辺の整理を教えていただけますか。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、ご答弁お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、上野議員のご質問に答弁させていただきます。
  まず、加工運搬のほうからご説明させていただきます。加工運搬なのですが、令和2年3月、本来どおり給食が提供されていたら加工運搬のみで660万円ぐらいかかったという試算でございます。それに対して実際は給食が提供できなかった、そのことについて損害賠償をしたというのが今回の専決処分の内容でございます。予算につきましては460万2,000円、6号補正のほうで計上させていただきました。この460万2,000円というのは昨日の全員協議会のほうで説明させていただきましたが、令和2年3月分の損害賠償額として、当初受注業者である業者さんのほうから請求された額でございます。こちらで試算した額が660万円で、業者さんが請求してきた額が460万2,000円ということなので、町が損害賠償をするにしても最大必要な額は460万2,000円であろうということで予算計上をさせていただきました。その後、その賠償額の確定のために東松山市とも併せて受注業者、滑川町、東松山市ということで3者の中で令和2年3月に必要だった経費というのを算定して、その算定した1か月分の経費に対して、東松山市、滑川町、その他私立学校もあるのですが、食数で案分をした中でそれぞれの損害賠償の負担割合を決定して、それが今回の専決処分のほうで示させていただいた損害賠償額353万3,461円ということになります。
  続いて、食材費の説明をさせていただきます。食材料費なのですが、こちら令和2年3月の給食停止、これはかなり急な対応だったものですから、給食については既に献立等も決定し、食材は一部発注済みでございました。その発注済みの食材に対して、食品ロスですか、そちらについての補償という形での支払いをしたところでございます。令和2年3月中に相手業者であります埼玉県学校給食のほうから請求された額が52万4,310円、これは令和元年度の食材料費として支出済みでございます。今回の令和2年の補正予算のほうで食材料費の過年度分という形で計上させていただいている金額がございます。それが約210万円ぐらいの金額が予算計上させていただいています。これを過年度分、令和2年3月分の食材料費のロス分という形で改めて精算するものでございます。これは埼玉学校給食の受注業者以外の直接学校に納品をする主食です、麺、うどん、パン、それから牛乳、これらについての損害についての支払い分でございます。また、受注業者である埼玉学校給食に直接食材を納入している業者、いわゆる2次契約業者、こちらについても補償するということで、そこの部分も合わせて約210万円という形の食材料費の補償になってございます。そちらについては、今年度本議会において予算が承認され次第、支出するという形を取ります。
  なお、食材料費の損害賠償分につきましては、学校臨時休業対策費補助金ということで、文部科学省の補助金が財源として用意されています。これは昨年度払った50万円と、それから今年払う210万円合わせて274万2,660円という数字になるのですが、この額の4分の3が補助金という形で歳入されます。また、この補助金、文部科学省の補助金ではあるのですが、実際には文部科学省から全国学校給食連合会の団体のほうに補助金が交付され、その連合会のほうから町に入るということで、予算についても国庫補助金ということではなくて雑入という形で予算計上させていただいております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 上野議員、ご質問願います。
5番(上野葉月議員) 当初の予算額、それから実際に支払った額で、そこに補償額等が入ってきていて、さらにコロナ対策で補助金も入ってきているのですけれども、その辺を整理すると、結果として本来休校がなかったらば、3月で3月にかかった給食費、滑川の場合は補助をしているので、補助の額よりは損害賠償をしたとしても、町のお金から出る金額というのは少なかったのですということでいいですよね。実際に補助金という分は抜いて町が払った額というのは幾らぐらいになるか、分かりますか。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、ご答弁お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、上野議員のご質問に答弁させていただきます。
  令和2年3月に係る損害賠償です。食材料費については274万2,660円、加工運搬については353万3,461円ということで、合計で627万6,121円の支出となります。これについて205万6,000円の補助金の充当が予定されておりますので、町として支出する額については差引きになります405万7,771円の予定でございます。
  以上です。
議長(上野 廣議員) 上野議員、質問願います。
5番(上野葉月議員) そうすると、いわゆる浮いた額というか、休校によりいろいろ大変なことがあったとは思うのですが、給食については支出せずに済んだ分というのが出てくると思うのですけれども、その金額についての行き先というか使途は決まっているのでしょうか。それは学校のために使われるのですか、給食のために使われるのですか。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、上野議員のご質問に答弁させていただきます。
  予算で組んでいた額よりも支出額は実際少なくなっていますので、当然予算残額としては残りがございます。これは令和元年度決算を打ったときに今年度に回って繰越金という形で決算処分をいたしますので、その後繰越金でありますから、一般財源という形で令和2年度の補正予算等の財源に使われるかと思います。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) 町の保護者の方と話していて、やはり特にこの2週間、かなり午前登校、午後登校、分散登校をせざるを得ない状況になっていたり、それから休校中の例えばオンラインで何かを行うだとか、そしてこの6月暑い時期からいきなり通学となって、スクールバスを運行できないのではないかとか、そういう話が出てくる中で、でも給食がなくなったから、給食のお金があるのではないかみたいな話はやはり会話の中で出てくるので、その金額どれくらいなのかなと思ってお聞きしました。恐らく保護者の方、住民の方が思っているほどはお金は、どう表現したらいいのですか、浮いていないというところが分かったことと、あとそれから、給食に充てられるべきであったお金も学校の経費になるのではなくて、一般予算の中に組み込まれていくということで承知しました。滑川の小学生、中学生、子ども人口が増加しているということで、何か本来であればもうちょっと手厚くなってもいいのではないかなという、例えば通学に関するところなんかでも、なかなか改善が行き届かないというところがあるので、少しでも何かでお金が浮いたらそちらに回していただければなと思って、金額の詳細について質問しました。
  質問は以上です。

    発言の訂正
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、ご意見をお願いします。
教育委員会事務局長(澄川 淳) 発言の許可を下さい。
議長(上野 廣議員) はい、いいです。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、先ほどの上野議員からのご質問の答弁の中で、令和2年3月実際かかった金額と、補助金を引いて町が実際に負担しなければならなかった金額なのですけれども、先ほど405万円とお話ししましたが、すみません、計算が間違っておりました。422万121円、これが町が単独で準備して支払いをした金額となります。訂正させていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) いいですか。
5番(上野葉月議員) はい。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
  阿部議員。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部です。よろしくお願いします。
  1点だけなのですけれども、この事業所、損害を受けたということで町と東松山と協議をしているわけですけれども、この事業所そのものは雇用調整助成金を受けているのですか。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、ご答弁お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、阿部議員のご質問に答弁させていただきます。
  相手業者のほうが補助金のほうを受領しているかどうかというのは確認はできておりません。ただ、受領しているものと想定して経費のほうは算定をしております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) パート賃金の6割を補償しているということですね、6割というのは最低限のところですけれども、それを補償している場合に、国の雇用調整助成金というのは出るのではないかと思うのですけれども、そこは協議していないですか。これから今度、これ3月分ですね。4月、5月の分がこれから出ますね。4月、5月で、いわゆる国が要請した場合の助成率というのは多分9割とか10割とかというような形になるだろうと思うのですけれども、その辺についての話合いはまだしていませんか。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、阿部議員さんの質問に答弁させていただきます。
  令和2年3月中のパートさんの給与の補償の関係ですが、昨日の全員協議会の中の別紙の資料をご参照いただければと思うのですけれども、こちらについてはパートさんの給与自体は6割、公的負担の6割補償をした中での経費の算定をしています。6割補償は企業がする補償割合であります。それについて企業が負担する補償割合について阿部議員がおっしゃるとおり、国のほうに補助を出せばそれの6割が恐らく補助金という形で企業のほうに歳入されるはずです。なので、そこの申請を実際企業さんのほうがしているかどうかというのは、そこまではこちらでまだ把握してはございませんが、しているものと思って、そこに国からの財源がその企業に入っているだろうといことで、そこは町や東松山や、またその他の私立学校で負担する経費ではないという形で判断をして経費の算定をしてございます。
  この加工運搬の補償なのですが、阿部議員がおっしゃるとおり令和2年の4月、5月、これについても生じてまいります。これについてはまだ協議が済んでおりませんので、今後経費の算定をしていく形になるかと思いますが、公的負担の6割という考え方は今後も国自体が負担6割、公的補償6割という考え方が変わらない限りはその6割の数値を堅持しながら経費の確認、協議をしていきたいというふうには思っています。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、お願いします。
14番(阿部弘明議員) 3月については分かったのですけれども、今後の補助率というか国からの率はもう出されていますけれども、いわゆる10分の10出すというようなところも結構出てくるはずなのです。ですから、そういう意味では全員協議会でも言いましたけれども、賃金補償を事業所が6割なんて言うのではなくて、100%出すと。そこについて、国が補償するというふうに協議のほうを進めてもらいたいなというふうに思うのです。基本的には町の負担にならないわけですから、ぜひその辺はまた協議をお願いしたいというふうに思います。
  以上です。よろしくお願いします。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結いたします。
  これより議案第40号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 全員賛成です。
  よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。

    議案第41号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第6、議案第41号を議題とします。
  事務局長より朗読をお願いします。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  関口環境課長に提出議案の説明を求めます。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、議案第41号 専決処分の承認を求めることについてご説明を申し上げます。
  提案理由でございますが、令和2年4月23日に令和2年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第1号)を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により議会に報告し、その承認を求めるため、この案を提出するものです。
  今回この専決処分をお願いする内容でございますが、羽尾地内町道108号線公共下水道1号マンホールポンプの緊急修繕の実施に伴う増額補正でございます。お手元に配付してあります補正予算書(第1号)の1ページを御覧いただきたいと思います。
  令和2年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ400万円を追加し、歳入歳出それぞれ3億6,465万6,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
                          令和2年4月23日専決       
                              滑川町長  吉 田   昇
  次に、6ページをお開きください。歳入についてご説明いたします。款5繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金ですが、400万円を増額し、計1億1,900万円といたしました。森林公園東側町道108号線、町営駐輪場の近くにあります公共下水道のマンホールポンプの緊急修繕工事を実施するため、一般会計より繰入れしていただくものです。
  次に、7ページをお開きください。歳出についてご説明いたします。款1総務費、項2維持管理費、目1管渠維持管理費469万9,000円を増額補正し、計1億2,832万7,000円といたしました。増額の理由は節14工事請負費マンホールポンプ施設改修工事によるものです。下水道は通常自然流下で流れるように勾配をつけて敷設しております。しかし、平たん部では長い距離に下水道を敷設すると勾配をつけているため、下水道が次第に深くなってしまいます。この場合、工事費がかさむ上、維持管理が難しくなります。このような場所では、マンホールの中にポンプを設置し、下水を地表付近までくみ上げ、再び浅い位置から自然流下で流します。今回のマンホールポンプについては、老朽化した2基のうち1基が停止し、もう1基も不調な状況でございます。
  次に、款5予備費ですが、69万9,000円を減額補正し、計125万8,000円といたしました。全体としましては、修繕工事費509万9,000円のうち、400万円を一般会計より新たに繰入れしていただき、残りの109万9,000円を委託料と予備費から支出するものでございます。なかなか下水を止めるというわけにはございませんので、緊急修繕を実施するということで専決処分をお願いしたところでございます。
  以上、説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第41号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 全員賛成です。
  よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。

    議案第42号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第7、議案第42号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  吉野総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、議案第42号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度滑川町一般会計補正予算(第1号))を説明申し上げます。
  提案理由につきましては、令和2年4月30日に令和2年度滑川町一般会計補正予算(第1号)を専決処分したので、議会に報告し、その承認を求めるため、この案を提出するものでございます。
  今回この専決処分の承認をお願いする内容は、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、特別定額給付金給付事業及び子育て世帯への臨時特別給付金給付事業の実施に伴い、増額補正をしたものでございます。
  それでは、1ページをお開きください。令和2年度滑川町一般会計補正予算(第1号)。令和2年度滑川町一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ19億9,676万6,000円を追加し、歳入歳出それぞれ78億5,176万6,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
                          令和2年4月30日専決       
                              滑川町長  吉 田   昇
  それでは、6ページの歳入から説明申し上げます。款15国庫支出金、項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金を特別定額給付金給付事業費補助金及び特別定額給付金給付事業費事務費補助金として、合計19億6,510万3,000円増額補正し、下段、目2民生費国庫補助金として、子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費補助金として3,166万3,000円増額補正いたしました。
  以上が歳入の説明になります。
  次に、歳出について説明申し上げます。7ページを御覧ください。款2総務費、項1総務管理費として19億6,520万3,000円を増額補正いたしました。主な内容ですが、目5財産管理費及び目6企画費の節3職員手当等から節12委託料までが特別定額給付金給付に要する経費、人件費、郵送料、手数料、システム改修費等でございます。1,520万3,000円で、節18負担金、補助及び交付金19億5,000万円、特別定額給付金の給付額でございます。
  次に、7ページ下段、款3民生費、項2児童福祉費として3,166万3,000円増額補正いたしました。主な内容は目1児童福祉総務費の節3職員手当等から節12委託料まで148万3,000円が子育て世帯への臨時特別給付金給付に要する経費、人件費、郵送料、手数料、システム改修費等となります。節18負担金、補助及び交付金3,018万円が児童手当に上乗せする子育て世帯への臨時特別給付金の給付額となります。
  以上が議案第42号 専決処分の承認を求めることについての説明といたします。ご審議のほどよろしくお願いします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
  阿部議員。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明です。よろしくお願いいたします。
  まず初めに、この間給付金をめぐって、町の私たちのこの議会でも議員の一般質問を縮小したほうがいいというような話もそういった職員の皆さんの負担を考えると、そうせざるを得ないなということで判断したという経緯もあります。そういったようなことで、この間の職員の皆さんの給付金に限らず、様々な新型コロナウイルス対応をされていると思いますが、その辺の経緯についてお聞かせいただきたいというふうに思います。
議長(上野 廣議員) 総務政策課長、よろしくお願いします。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、阿部議員の質問に答弁をいたします。
  滑川町における新型コロナウイルス感染症対策についてでございます。町では国、県の新型コロナウイルス感染症の基本方針、国が2月の25日に発令をしております。その基本方針に基づき対策本部を設置し、対策会議を重ね、関係機関と連携を図りながら感染拡大の防止のための対策に取り組んでまいりました。町民の皆様を対象とした感染症対策としては、健康づくり課に感染等の相談窓口を設置を行っております。情報の周知といたしましては、防災行政無線、防災メール、ホームページ、広報など、あらゆる手段を使って、感染症の情報の提供を行うとともに、不要不急の外出や手洗い、うがい、マスクの着用、及び3密を避けてください、いただくなどのご協力をお願いしてきたところでございます。また、公共施設の貸出しの禁止、会議、イベント等の中止、縮小、延期等の措置を取らせていただきました。
  役場庁舎の対策といたしましては、消毒液の設置、定期的な換気、飛沫感染予防用のシールド、ビニールのシートを貼らせていただいたなどの設置を行う対策をしてきたところでございます。職員につきましてもマスクの着用、手洗い、せきエチケットの徹底、体調管理として毎日出勤、勤務前の検温を実施していただくという施策を行ってまいったところでございます。4月7日の緊急事態宣言を受けて、4月16日から勤務体制を2班に分けて業務の継続の確保を図ってきたところでございます。
  町民の皆様の生活支援対策等につきましては、従来の相談体制を継続しながら国、県の政策、持続化給付金、特別定額給付金、児童手当等の臨時特別給付金等が十分に利用できるよう情報提供の支援をホームページ等に掲載、更新を行う中で関係各課において相談体制を強化してきております。特に特別定額給付金につきましては、プロジェクトチームを設置し、早期給付に努めてまいっております。また、令和2年度の国の補正予算により創設された新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金を活用した事業の支援も実施をしてまいる。このようなものが町の対策となります。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) どうもありがとうございます。
  職員の皆さんには休みの日にもこの給付の作業などをされているようでした。感謝申し上げたいと思います。質問ですけれども、今回世帯への給付ということになっているわけですが、いわゆる世帯ごとの給付になっているわけですけれども、結構難しいのが世帯から逃れているというか、DVの被害者などの皆さんの対応が心配されたわけですけれども、そういった問題については配慮をどんな感じでされたのか教えてください。
議長(上野 廣議員) 吉野総務政策課長、お願いします。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、阿部議員の質問に答弁をいたします。
  DV被害者への支援でございますけれども、町との関係の関連機関と、県も含めて連携をし、情報をいただく中で、しっかりと給付金を受け取れるように申請書を送付をするようにしております。支給漏れのないようにしっかりと被害者のほうに届くように施策を取ったところでございます。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) 現在のこの支給率というかどのくらいまでされて、それでDV被害者等への対応件数などについても教えてください。
議長(上野 廣議員) 総務政策課長、ご答弁お願いします。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、阿部議員の質問に答弁をいたします。
  特別定額給付金についての給付状況ということでよろしいかと思います。まず、基準日が令和2年の4月27日現在の滑川町の住民基本台帳による世帯数と住民人口になります。まず、世帯数でございます。7,886世帯。人口で1万9,345人の方が給付対象の方となります。先ほど申しましたDV被害者の方なのですけれども、町内の住基登録者が2件、他市町村の住基登録者が2件。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) パーセント。給付率。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) すみませんでした。5月31日現在の受付数がまず6,764件。パーセンテージにしますと85.8%でございます。振込の状況についてもお知らせをさせていただきます。本日が第4回目の振込になります。総給付件数で6,743件。人口で1万7,039名の方に振込を本日付で行っております。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) 本当にスピード感のある給付状況だというふうに思います。引き続きよろしくお願いしたいと思います。
  続いて、もう一つ、この定額給付金の問題なのですが、申請の方法について見ると、公務員の人については申請を要るのか、要らないのか。申請が要るというふうに聞いたのですが、要らなくなったのですか。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  定額給付金につきましては、公務員であるかないかは問わず、全て同様な扱いになります。先ほど阿部議員さんのほうからお話がありました公務員の申請の関係につきましては、子育て世帯への臨時特別給付金、こちらが関係してまいりますので、こちらのお話を少しさせていただければと思います。子育て世帯への臨時特別給付金につきましては、児童手当の受給世帯ということで健康福祉課が所管している事業になりますので、健康福祉課のほうで現在事業を進めております。現在の進捗状況についてお話をさせていただきますと、5月21日付で該当者にお知らせの通知を発送いたしました。国の取扱いの基準によりますと、通知が届いてから約2週間程度、受け取り拒否の申出の期間を取りなさいというのがございますので、現在その期間中でございます。6月5日までその期間を設定しておりますので、6月5日以降、受け取り拒否の申出がなかった場合については速やかに手続を行う予定でございます。
  公務員の関係なのですけれども、児童手当につきましては、通常市区町村のほうから住民の方に手当のほうをお支払いしておりますが、公務員につきましては所属する所属長、勤務先の市区町村等の役場のほうで支給しております。したがいまして、公務員については所属の市区町村から申請書を受け取って、3月31日現在、住民票を置いている市区町村のほうにその申請書を提出するというような取扱いになっております。これについては国のほうの取扱いを見ますと、公務員については平成26、27年の子育て世帯臨時特定給付金の前例を踏まえ、本来どおりの申請が必要であるというような文言がございますので、この扱いによりまして公務員の方については所属長を通じて交付された申請書を居住している市区町村のほうに提出という流れになっておりますので、ご了解いただければと存じます。
  以上、ご説明となります。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) ちょっと聞こうと思ったのですけれども、この子育ての給付金はそういう対象に対しての、要るか、要らないかをまず調査というか申請を受けて、それから振り込むという、それは公務員も一緒なのだろうと思うのですけれども、そういうようなやり方なのですか。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  子育て世帯への臨時給付金につきましては、先ほどお話ししました該当者に通知のほうを出しまして、要らないと言った方だけ受け取り拒否の申出書を出していただくということになっております。したがいまして、受け取りますという場合については何らかの手続をする必要はございません。ただ、公務員については、先ほど言ったように、申請の手続をいただかないとお支払いができないというような取扱いになっておりますので、ご承知おきをお願いしたいと存じます。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) 公務員はそうなるという何か理由はあるのですか。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  取扱いの基準につきましては、先ほど申し上げましたとおり、公務員については前回の子育ての臨時給付金の前例を踏まえ、従来どおり申請が必要であるというふうに国のほうで出しております。先ほど言いましたように、児童手当、通常お住まいの方は市区町村から支給ということで、市区町村のほうで該当者のほうが把握できます。ただ、公務員については所属している所属長、勤務先のほうから支出されますので、全て居住している市町村のほうで把握しているということではございません。したがいまして、公務員については所属長が発行した申請書を使って居住している市町村のほうに提出するという流れになっておりますので、ご了解いただければと存じます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) 分かりました。どうもありがとうございました。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
  上野議員。
          〔5番 上野葉月議員登壇〕
5番(上野葉月議員) 上野葉月です。質問をさせていただきます。
  今の質問と同じなのですが、7ページ、特別定額給付金についてなのですけれども、進捗状況のほう大変迅速に対応していただいているということで、そこは分かったのですけれども、初めの予算計上の19億5,000万円、これの算定はどのようなふうにしているのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 吉野総務政策課長、お願いします。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、上野議員の質問に答弁をいたします。
  特別定額給付金の給付事業の算定の根拠でございます。算定の根拠は先ほど申し上げたとおり、滑川町に居住する方、令和2年の4月27日の住民基本台帳に記載されている方が対象でございます。世帯数としては先ほど申し上げましたが、7,886世帯、1万9,345人、1人当たり10万円でございますので、約19億3,450万円というところですが、今後の変更分等も加味しまして19億5,000万円というものでございます。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 上野葉月議員。
5番(上野葉月議員) 4月27日基準日の人口に対して10万円を掛けて算定しているということで、先ほど給付申請と給付率を教えていただいたのですけれども、これどこかの段階で終わりというか、申請の締めみたいなのがどこかの段階で来るかと思うのですけれども、申請がない方というのも恐らく発生するのではないかなと思うのですが、申請がない方、要らないというのであればいいのですけれども、例えば知らなかったりとか何らかの事情でできない方なども含まれるのではないかなと思います。そのような方へのフォローはどういう形を考えているのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 吉野総務政策課長、お願いします。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、上野議員の質問に答弁をいたします。
  申請の受付期限なのですけれども、町では8月31日としております。給付を開始した時点から国では3か月という期限で行っておりますけれども、滑川町につきましては8月31日でございます。今現在約88%の振込が今日で終了するわけですけれども、今後給付の申請漏れということで申請書がまだこちらに届かないという方が何件あるか分かりませんけれども、7月の中旬ごろには確認の意味で申請を促すというような手続は取らせていただきたいなというふうに今現在は考えております。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) ありがとうございます。これだけ周知もされてニュースにもなっているので、なかなか知らないという方はいらっしゃらないかもしれないのですけれども、大変そうでなかなか重い腰が上がらないとか、何かしらで分からなくて進められなくて困っているという方はもしかしたらというか発生すると思いますので、そのような方への対応もしていただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
  それから、次の質問なのですが、7ページ、同じく特別定額給付金に係るところで、アウトソーシング業務委託料という、125万円というのがあるのですけれども、どんな事柄についてアウトソーシングしているのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 吉野総務政策課長、お願いします。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、上野議員の質問に答弁をいたします。
  特別定額給付金給付事業のアウトソーシング業務委託料、125万4,000円の委託内容でございます。委託内容につきましては、基本処理料及びCSVデータ作成料として27万5,000円、申請書の作成費用として97万9,000円で予算を組んでおります。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) その書類なのですけれども、何のためのというか、何が書かれた書類かということと、それから全くの外部に出している。例えばシステムを入れてそこに、システムは庁舎内にあって、そのシステムでやるとかということではなくて、全く外部に出しているということですか。物理的にも外部に出しているということですか。ちょっと書類の名称が何を書く名称か分からなかったのですけれども、その書類に書かれている内容というか、何の書類を作成する。
議長(上野 廣議員) 吉野総務政策課長、お願いします。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、上野議員の質問に答弁いたします。
  申請書がお届きになったと思います。申請書の作成費用でございます。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) はい、承知しました。
  それから、同じくなのですけれども、同じような給付金で子育て世帯への臨時特別給付金のところでもやはりアウトソーシング業務委託料、こちらのほうが金額が少なくて29万7,000円というのがあるのですが、こちらはどのようなことをアウトソーシングしているのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、上野議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  子育て世帯への臨時給付金に係るアウトソーシングにつきましては、先ほど総務政策課長が申し上げましたものとほぼ同様でございます。基本処理に係るデータ作成と、あとお知らせ分及び受け取り拒否分の封入封緘作業等でございます。ただしなのですけれども、こちら予算を要求しまして、実際にアウトソーシングに出すということを想定して、事業者のほうと日程の打合せをしたところ、こちらが希望する日程よりかなり遅れてしまうということになりましたので、これにつきましては健康福祉課の職員を動員して、自前の処理で全て事業のほう完了しておりますので、付け加えてご説明をさせていただきます。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) ありがとうございます。滑川町、かなり迅速に対応していただいていると思うのですけれども、そのような迅速な対応の陰には外に出さずに地道に多分封入等されたと思うのですけれども、そのような作業もあったということで承知いたしました。
  質問は以上です。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
  吉野議員、お願いします。
          〔13番 吉野正浩議員登壇〕
13番(吉野正浩議員) 13番、吉野正浩です。よろしくお願いします。
  引き続きまして、私のほうも特別定額給付金の給付事業の関係でちょっとお伺いします。7ページ、8ページに通信運搬費というのがあるのですけれども、大体町のほうで給付金について速やかな対応をして、もう既に4回分支払っていただいたということをお聞きしました。その成果というのですか、相手が分からなくては困りますね。口座に振り込んだということがこれは通知がされているのか、されていないのかちょっとお聞きしたいと思います。
議長(上野 廣議員) 総務政策課長、お願いします。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、吉野議員の質問に答弁をいたします。
  滑川町としては、給付決定通知は実施はしておりません。これにつきましては、交付決定通知は必要なのかというのを国のほうでQ&Aを出しております。今回の給付金については、あくまでも給付金を給付することとなった旨を知らせる行為にすぎないことから、それ自体何らの権利を生じさせるものではなく、必ずしも送付の必要はないということで、スピーディーにやると、申請書を発送するという事務のほうに人員を割いておりますので、今回決定通知のほうは発送はいたしません。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員。
13番(吉野正浩議員) 通信運搬費というのは、例えば郵送としますと、世帯数からすると269万6,000円という数字が相当大きい数字なので、大体町からの国民健康保険に関しても税金にしてもやはり振込があると当然はがきでいつごろ振り込みますよというような丁寧な通信運搬のはがき料がここに入っているかなと思ったのですけれども、意外と269万6,000円というのは、これは通信運搬だから切手とかそういうことなのですか、これ。相当高い金額なのですけれども。
議長(上野 廣議員) 吉野総務政策課長、お願いします。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、吉野議員の質問に答弁をいたします。
  当初通信運搬で申請書を発送するお金と返送は後納ということで役場のほうで支払いますので、その返信用の分も町で持っています。当初は先ほど吉野議員のほうから質問があったとおり、決定通知書も発送するということで予算は組んでおります。しかしながら、今回は決定通知は出さないということで事務を進めております。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員、お願いします。
13番(吉野正浩議員) そういうことで、緊急だったもので、そういった形でのお知らせはなかったということなのですが、子育て世帯への臨時特別給付金というのは児童手当と一緒に口座へ振り込むということなのですね。これは通知のほうはいかがなものなのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、吉野議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  子育て世帯への臨時給付金につきましても先ほどの特別定額給付金と同様、改めての通知のほうは現在考えておりません。所定どおり拒否の申出がない限り全て振り込まれるということになっておりますので、それで代えるという考えでおります。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員、質問ございますか。
13番(吉野正浩議員) 町民の方は非常に新聞報道等で遅れているとか、どこはもう、給付の早いところはもうとっくに終わっているとか、相当給付されているとかというのを見る中でこういった通知というのですか、こういうものというのは、私はやったほうが効果が出るのだと思います。だから、そういうふうな方針でやるということであれば致し方ないのですけれども、ここら辺は国のそういうQ&Aがあるということは、それを各自治体のほうで見まして、あまり手間がかからないほうがいいやという、そういった、したということでそんな感じでよろしいですか。分かりました。
  すみません、問合せなんか、まだ入りましたかとか、大体町民の人って意外と町からお金が入るとなるとはがき来るのが一般的なので、まだ入りませんとかそういう問合せなんかあるのではないかと思うのですけれども、いかがなものですか。
議長(上野 廣議員) 稲村建設課長、お願いします。
          〔建設課長 稲村茂之登壇〕
建設課長(稲村茂之) 建設課長、稲村より答弁をさせていただきます。
  私のほうで特別定額給付金の事務のほうを主でやらせていただいております。先ほど議員さんよりお話があった問合せ等につきましては、全くないということはございません。やっぱりいつ入るかということで気になられる方もいらっしゃいます。問合せあった方につきましては、何日ということはなかなか言えないのですが、おおよその目安で1週間後、また10日ぐらいには入金を予定しておりますということで丁寧に対応させていただいております。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員。
13番(吉野正浩議員) 分かりました。どうもありがとうございました。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結いたします。
  討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第42号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩します。再開は2時45分といたします。
          休 憩  (午後 2時33分)

          再 開  (午後 2時45分)
議長(上野 廣議員) 再開します。

    議案第43号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第8、議案第43号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  篠ア税務課長に提出議案の説明を求めます。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、議案第第43号 専決処分の承認を求めることについての説明を申し上げます。
  本案は、滑川町税条例等の一部を改正する条例でございます。地方税法等の一部を改正する法律が令和2年4月30日成立、同日公布されたことに伴い、滑川町税条例の改正を4月30日に地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第3項の規定により議会に報告し、その承認を求めるため提案をいたします。
  それでは、滑川町税条例等の一部を改正する条例の内容の説明をさせていただきます。主な改正内容ですが、新型コロナウイルス感染症に係る徴収猶予の特例に係る手続等についての税条例の改正を行いました。
  それでは、資料の滑川町税条例の一部改正新旧対照表を御覧ください。1ページを御覧ください。改正条例本文、第1条の規定の内容でございます。
  附則第10条は、法律改正に合わせて用語の整備を行ったものでございます。
  中段の附則第10条の2第27項は、法律改正に合わせて新設したものでございます。
  附則第15条の2は、法律の改正に合わせて改正したもので、軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減の適用期限を令和3年3月31日まで6か月延長するものでございます。
  下段の附則第24条及び2ページの同条第2項は、法律改正に合わせて新型コロナウイルス感染症に係る徴収猶予の特例に係る手続等について新設したものでございます。収入が大幅に減少した場合において無担保かつ延滞金なしで1年間徴収猶予できるものでございます。
  3ページを御覧ください。改正条例本文第2条の規定の内容でございます。
  附則第10条及び第10条の2第27項は、法律改正に合わせて条ずれによる規定の整備を行ったものでございます。
  附則第25条は、法律改正に合わせて改正するもので、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、文化芸術、スポーツイベントを中止等した主催者に対し、チケット等を購入した観客等がその払戻しを受けることを放棄した場合、県または町が条例でしたときは、個人住民税の寄附金税額控除の対象となることを新設したものでございます。
  4ページを御覧ください。附則第26条は、法律改正に合わせて改正するもので、個人の町民税の住宅借入金等特別税額控除について、その適用期限を令和15年度分から令和16年度分まで延長することについて新設したものでございます。
  以上で議案第43号 専決処分の承認を求めることについての説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
  阿部議員。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明でございます。よろしくお願いします。
  まず、徴収猶予についてお伺いしたいと思います。この猶予の要件、そして猶予の期間について教えてください。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、阿部議員の質問にご答弁いたします。
  まず、猶予する場合の要件でございますが、新型コロナウイルスの影響により、令和2年2月以降の任意の期間、おおむね1か月以上でございますが、において事業等に係る収入が前年同期に比べておおむね20%以上減少していること。一時に納付し、または納入を行うことが困難である納税者、特別徴収義務者が特例の対象となっております。
  続きまして、猶予の期間でございますが、納期ごとに最長1年間の徴収の猶予が受けられます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、ご質問願います。
14番(阿部弘明議員) 今の前年同月比で当月、これ証明する何か要るのですか。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、阿部議員の質問に答弁いたします。
  収入や現預金の状況が分かる資料を提出していただきますけれども、提出が難しい場合には口頭により伺うことになっております。具体的には預金通帳だとか売上帳とか、そういったものを提出していただければと思います。よろしくお願いします。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) では、大体お話を聞いて事情が分かればいいというようなことでよろしいのですか。そういうことでいいのですね。はい、ありがとうございます。
  猶予の期間、1年間ということですが、その後の、猶予ですから払わなければいけないことになるわけですけれども、その場合の分割等についての方法についての相談というのもやられるのだと思いますが、その辺はどんなふうに、要するに今年度の分が来年の分にのっかってしまったらますます大変だというような話にもなるのですけれども、そういうような様々な事情があるのだろうというふうに思いますが、その辺の相談、具体的に受けられている方、現在もそういった方いらっしゃると思うのですけれども、どんなふうにして納入、納めたらいいのかというような、教えていただけますか。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、阿部議員の質問に答弁いたします。
  この対象期間は、令和2年2月1日から令和3年1月31日までに納期限が到来する全ての税が対象となるわけなのですけれども、そこで1年間、納期ごとの1年間が最長ということでお話をいたしましたが、その期限が切れた後は、この特例の対象ではなくなってしまいますので、既存の徴収の猶予ということになります。また、この猶予期間中に資金繰りができた場合とかは、それぞれ分割で納入していただくわけなのですけれども、その納期限が1年過ぎた場合であっても分割等の相談は受けてまいりますので、個人に合った納税の方法で納入をしていただければというふうに思います。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) この件については町民の皆さんにどのぐらい周知をされるのかなというふうに思うのです。変な話ですけれども、今回の10万円の給付金もらって町税払ってしまったらまた大変になるというようなことになりかねないのです。そういったようなことも含めて周知についてはお願いしたいと思いますけれども、どうでしょうか。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、阿部議員の質問に答弁いたします。
  現在広報紙及びホームページにおきまして周知をしております。また、今後発送いたします町県民税、それと国民健康保険税の納税通知書の中にも徴収の猶予の案内を同封する考えでございます。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) 町民の皆さん本当に真面目に町税払おうという思う方は多いので、はっきり言って今のところはそんなに無理をしなくて生活費まで切り詰めることはないのだという話もぜひしていただきたいなというふうに思います。
  以上で質問終わります。
議長(上野 廣議員) ほかに質問ございますか。
  上野議員。
          〔5番 上野葉月議員登壇〕
5番(上野葉月議員) 上野葉月です。質問させていただきます。
  条文の文章についてなのですけれども、各所に新型コロナウイルス感染症等とあるのですが、この等は何を意味するのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、上野議員の質問に答弁いたします。
  等は何を含むのかということでございますけれども、新型コロナウイルスの蔓延防止のための措置を含んでおります。蔓延防止のための措置とは、具体的にはイベントの開催または外出や営業の自粛要請等、各種措置による影響により収入の減少があったことだということになっております。
  以上、答弁とさせてきます。
議長(上野 廣議員) 上野議員、お願いします。
5番(上野葉月議員) ありがとうございます。
  では、今回令和元年12月ごろから現在も感染の症例が出ている新型コロナウイルス感染症に限ってのことということですね。例えば世界中ではやってしまうような感染症だと、もう過去に何例も、サーズやマーズ等出ていて、今後もこういうパンデミックは今の情勢を見ると必ずまた起こってくるのではないかという予想をする専門家もいます。ここでこういう条文が出てくるのですけれども、ちょっとこの等というのがそういう類似のものが出てきたときに対応できるようにするためのものなのかなと少し期待をしたのですけれども、そういうことではなくて今回のことに限定したものということですね。仮になのですけれども、同じような規模のものがもし発生したような場合は、この現在の条例は使えないし使わないで、また別途のものを考えていくという、そういう感じになるのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 篠ア税務課長、お願いします。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、上野議員の質問に答弁いたします。
  今回のこの条例の改正なのですけれども、国税通則法や地方税法との整合性を図りながら行うものでございます。あくまでも地方税法の改正を受けての改正となります。今後類似の感染症等が発生した場合、改正するのかということでございますけれども、地方税法等の一部を改正する法律が成立、公布された場合には町の税条例もその都度改正していきます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) 今回の新型コロナ感染症に限ってのことということ、それから上位の規定の改正に係る改定であるということで承知しました。
  質問は以上です。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第43号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 全員賛成です。
  よって、議案第43号は原案のとおり可決されました。

    議案第44号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第9、議案第44号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  岩附町民保険課長に提出議案の説明を求めます。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、議案第44号 専決処分の承認を求めることについてのご説明を申し上げます。
  まず、提案理由でございますが、令和2年5月1日に、令和2年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により提案するものでございます。
  最初に、議案書の中、予算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。令和2年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。令和2年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ81万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ15億5,134万5,000円とするものです。
  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
                          令和2年5月1日専決       
                              滑川町長  吉 田   昇
  今回の補正でございますけれども、新型コロナウイルス感染症に感染した被用者等に対する傷病手当金の支給につきまして、必要な予算を確保するための増額補正でございます。
  詳細につきまして、6ページを御覧いただきたいと存じます。初めに、歳入の項目についてご説明申し上げます。
  款6県支出金、項1県補助金、目1保険給付費交付金として81万5,000円を増額補正するものです。こちらは節2特別交付金の特別調整交付金分として、傷病手当金を賄う県補助金でございます。
  続きまして、7ページを御覧いただきたいと存じます。歳出につきましてご説明申し上げます。
  款2保険給付費、項6傷病手当諸費、目1傷病手当諸費ですが、81万5,000円を増額補正するものです。こちらは傷病手当金の支給に関わる予算計上でございます。
  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
  阿部議員、お願いします。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明です。よろしくお願いします。
  国保に傷病手当金がつくというのは画期的なことだというふうに思うのですけれども、この81万5,000円というのは、どのように算出されているのか教えていただきたい。
議長(上野 廣議員) 岩附町民保険課長、ご答弁お願いします。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、阿部議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  予算額の81万5,000円の根拠でございますけれども、今回の傷病手当金の予算額を決定するに当たりまして、過去の前例がないこと、また支給実績がないことから想定額を使っての積算となりましたことを最初にご理解をいただきたいと存じます。
  積算の根拠といたしましては、4月30日専決で同じく傷病手当金の支給を始めました埼玉県後期高齢者医療広域連合が予算の算定に用いた資料を参考とさせていただき、予算をつくってございます。まず、想定の支給単価でございますけれども、埼玉県の最低賃金926円を時間単価といたしまして、8時間勤務を想定いたしまして、1日当たり7,408円をまず算出いたしました。そして支給率につきましては3分の2ということでございますので、日額を4,939円と想定をさせていただきました。そして、想定の支給日数でございますけれども、当初新型コロナウイルスの潜伏期間が14日程度とされたことに基づきまして、この14日から3日間の待機を除きまして11日として仮定をさせていただきました。
  最後に、想定する支給対象者ですが、滑川町では、いまだに感染者の新聞報道等ないことから、感染者、感染の疑いのある方の把握が難しいため、見込額として15人を仮定いたしまして計算をしております。計算式といたしましては、4,939円掛ける11日間、そして15人を想定した金額、これが計といたしまして約81万5,000円とさせていただきました。算出に当たりましては、近隣の市町村の予算額も参考に決定をさせていただいております。予算計上につきましては、先ほど述べた積算基礎で算出をしたわけでございますけれども、この先の感染状況によりまして、これを上回る申請等もあるかと思われます。そのときには未支給者が出ないように、さらなる補正等を考えてまいりますので、ご理解をいただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) 11日間というのが、要するに14日待機というふうに言われていて、それは何ともなければそれでいいわけだけれども、それで発症して病院に入院するというふうになった場合については想定していないのですか。
議長(上野 廣議員) 岩附町民保険課長、ご答弁お願いします。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、阿部議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  先ほど阿部議員さんも言ったとおり、11日間と区切るということは、もし感染した場合はもちろんその後続いてまいります。この間、国のほうからQ&Aが来たのですけれども、最高1年6か月まで延長できるということになりますので、もしそういった状況があった場合には、もちろんこの予算では足りませんので、さらなるまた補正または予備費等を流用いたしまして、ぜひとも対応していきたいというふうに考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) これについては県からのお金が出ていますけれども、例えばそういったような場合は引き続き県から出るということでよろしいのですか。
議長(上野 廣議員) 岩附町民保険課長、ご答弁お願いします。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、阿部議員さんのご質問に答弁いたします。
  まず、期日のほうなのですけれども、取りあえずといいますか、今回9月30日をもって一旦申請を切るということになっております。しかし、今回の新型コロナにつきましては、これからの状況というのは確かに読めないということがございますので、今現在につきましては国からの補助、全額支給するということが示されておりますので、これからの状況によっては、また支給について話があると思います。なおかつ申請する期間が2年間あるということですので、今年度の単独で切られるという可能性は低いのかなという感じはしております。まだその辺の件につきましては、県からの通知ございませんので、そういった通知が届きましたら、ぜひともそういったことを考慮して、期間等の検討に入りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  以上、答弁といたします。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) 続いて、対象として、いわゆる給料をもらっているというのが、そこからの算定になるわけなのですけれども、しかし、そういうふうになっていない方も、事業主や農業従事者とか、あとフリーランスの方とかいろいろいらっしゃるわけで、その辺への対応については、まだ国のほうとしても示していないというような感じなのですけれども、そういったような場合について、町としてどんなふうに対応できるのかというようなことについてもお聞きしたいと思います。
議長(上野 廣議員) 岩附町民保険課長、ご答弁お願いします。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、阿部議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  先ほど阿部議員さんからあったとおり、国民健康保険という加入者の特性を見ますと、農業者であったりまたはフリーランスであったり、中にはやはり仕事を持たない方もいらっしゃいますけれども、そういったことを考えますと、傷病手当金がかつてあった協会けんぽだとか組合健保とは違って、国保というのは様々な就業形態を持った方が加入されております。そういった方、報酬をもらうに当たってもどういった形でもらうかというのはそれぞれ違うと思います。そういった方を救うためにもその方の申請、または相談されたときには丁寧に話を聞きまして、なるべく収入と思われるものを拾い上げて、その方に合った給付の申請を受けてみたいと考えておりますので、その辺は、これからの方向づけ等、また国からのQ&A等も参考にさせていただいて検討させてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) よろしく。本当にもしかかった場合の保障が何もないとなったら本当に大変なので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
  これで質問終わります。
議長(上野 廣議員) ほかに質問ございますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第44号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手をお願いします。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。

    議案第45号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第10、議案第45号を議題とします。
  事務局長より朗読をお願いします。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  岩附町民保険課長に提出議案の説明を求めます。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、議案第45号 専決処分の承認を求めることについての説明を申し上げます。
  最初に提案理由でございますが、新型コロナウイルス感染症に感染した被用者等に対する傷病手当金の支給について、滑川町国民健康保険条例の一部を改正する必要が生じたため、令和2年5月1日に滑川町国民健康保険条例の一部を改正する条例を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により提案をさせていただきます。
  それでは、滑川町国民健康保険条例の一部を改正する条例の内容を説明させていただきます。最初に、一部改正を行うこととなった背景でございますけれども、今般の新型コロナウイルス感染症対策につきましては、国内でのさらなる感染拡大をできる限り防ぐため、労働者で感染または感染が疑われる場合には休みやすい環境を整備することが重要とされております。そのため、国内感染拡大防止の観点から新型コロナウイルスに感染した方または発熱が続くなどの症状があり、感染が疑われる方が仕事を休むことを余儀なくされ、給与等の全部または一部の支払いを受けることができなくなった場合に、傷病手当金の支給を受けられるよう、緊急的特例的な措置として、市町村国民健康保険にも創設をされたものでございます。
  一部改正の内容につきましてご説明いたします。滑川町国民健康保険条例の一部を改正する条例、条例の本文を御覧いただきたいと存じます。本文の既存の滑川町国民健康保険条例第15条の次に16条から18条までの3条を追加するものでございます。
  第16条では、新型コロナウイルスに感染したとき、または発熱等の症状があり、感染が疑われる場合において、療養のため労務に服することができない期間が3日を超えたときの傷病手当金の支給要件、傷病手当金の額の決定、支給期間についての記述となってございます。
  17条及び第18条につきましては、支給される傷病手当金と事業主から支払われる給与等との給与額の調整となっております。
  附則といたしまして、この条例の施行期日は公布の日から施行し、支給する期間は令和2年1月1日から規則で定める日、こちらの記述は令和2年9月30日といたします。
  誠に雑駁でございますが、議案第45号 専決処分の承認を求めることについてのご説明といたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
  上野議員、お願いします。
          〔5番 上野葉月議員登壇〕
5番(上野葉月議員) 上野葉月です。質問させていただきます。
  新型コロナウイルス感染症に感染した被用者に傷病手当金を出すということで、手当が出るということはとてもいいことだと思うのですけれども、新型コロナウイルス感染症に感染した人を判定することがすごく現状では難しいのではないかなと思っています。そこでお聞きします。今滑川町で実際にPCR検査を受けた方というのはいらっしゃるのでしょうか。もし滑川町の資料がなければ東松山の保健所管内の話でもいいのですけれども、検査を受けられた方というのがいらっしゃるのかどうかお聞きします。
議長(上野 廣議員) 岩附町民保険課長にお願いします。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、上野議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  感染のPCR検査の受診した方がいるかどうかの話でございますけれども、国民健康保険の被保険者になりますけれども、PCR検査を受けたという情報が今のところ実態としてまだ、申し訳ないですけれども、入ってきておりません。これからもPCR検査の受診したか否かのことにつきましては、なかなか情報として私たちの耳にはちょっと入ってこないのかなというのがございますけれども、町の状況は私からはちょっとお答えできませんので、国民健康保険の立場として答弁をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 武井健康づくり課長、お願いします。
          〔健康づくり課長 武井宏見登壇〕
健康づくり課長(武井宏見) 健康づくり課長、上野葉月議員のご質問に答弁させていただきます。
  滑川町、町内でPCR検査を受けた人の人数ということで、おっしゃったとおり滑川町の資料は残念ながらございません。こちら東松山保健所管内ということで保健所のほうからデータの提供を受けました。こちら令和2年2月中旬から5月末まで、5月31日までです、の間でのPCR検査の検査数は延べ360件ということで情報提供を受けました。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 上野議員、お願いします。
5番(上野葉月議員) その中での滑川町の人数というのは分からないと思うのですけれども、受けた方の中で、その360件の中で陰性、陽性の人数というのは分かりますか。
議長(上野 廣議員) 武井健康づくり課長、お願いします。
          〔健康づくり課長 武井宏見登壇〕
健康づくり課長(武井宏見) 健康づくり課長、上野議員のご質問に答弁させていただきます。
  この360件についての結果というのは教えていただけませんでした。ただし、比企管内の感染者につきましては、新聞等でご存じのとおり、現在まで27名ということが新聞等の報道でされております。
  なお、この検査件数360件につきましては、行政検査、埼玉県衛生研究所で検査した数となっておりまして、帰国者または職場等の濃厚接触者ということで、県外、他の民間施設等でPCR検査を受けた件数は入っていないということで保健所から伺っております。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) 分かりました。現在公開されている情報でもかなりこの新型ウイルスに感染している人の情報というのは、個人情報にも関することで非常に得にくいのだろうなということが今のご答弁で分かるのですけれども、検査受けたくても受けられないという話は、方が多いということは報道等されているのですけれども、その中で超過死亡者数というものが実態を測る指数になるというふうにされているのですが、滑川町の2、3、4、5月の超過死亡者数というのは分かりますか。
議長(上野 廣議員) 岩附町民保険課長、お願いします。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、上野議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  あらかじめ上野議員さんからいただきました埼玉県の超過死亡者数ですか、そちらのほうも拝見をさせていただきました。町民保険課で住民基本台帳のことも扱ってございますので、過去5年間の死亡者数を私のほうでちょっと調べさせていただきました。今回令和2年度の1月から5月までの死亡者のほうなのですけれども、1月が19名、2月が15名、3月が14名、4月が16名、5月が13名となってございます。過去5年間の実績と比べてみましても、それほど多くはないという結果が出ているのですけれども、過去5年間の平均と比べたものをちょっと言わせていただくと、1月については5年の平均より2人ばかり多くなってございます。2月につきましては過去5年より4人多いということになります。3月につきましては過去5年より2人少なくなっています。4月はほぼ同じでございます。5月につきましては実績が5年の平均より1人多いということになっております。過去5年の平均から比べますと、今年については約5名ほど多いという統計としては出てございますので、そういった数値があるということで報告をさせていただきます。それと、町民保険課でも死亡者数のグラフを同じようにつくってみましたので、後ほど上野議員さんにはお渡しをさせていただきたいと思います。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) 調べていただいてありがとうございます。PCR検査は日本では実施件数が少ないこともあってなかなか実態がつかめないというのが実情だと思います。その中で超過死亡者数調べていただいて、あまりすごく大きな感染で死亡したという数字は出てきていないのかなという印象を受けました。それで、これをお聞きしたのは、実態の把握というのをどのくらいが可能であって、現状どれくらいされているのかなというところでお聞きしたのですけれども、今回傷病手当が出ることになるとなりますと、PCR、新型コロナウイルスに感染しているという診断を受けられた人、検査を受けられた人と受けられなかった人で得られる手当が変わってきてしまうという結果が出てきます。それで、検査の結果、確実に新型コロナウイルスに感染しているという、いわゆる証明みたいなのを得るというのは現状なかなか難しい。どうなのですか。そういう人はかなり少ないのかなと思われて、かといって一方で2番目の条件に出ている発熱が続くなど症状があり、感染が疑われる方というのを広げていくと恐らく果てしなく広がってしまうのかなという印象があります。その中でこれを運用していくというのが、対象者の線引きがすごく難しいように思うのですけれども、その辺りはどのように対応されていくのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 町民保険課長、お願いします。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、上野議員さんのご質問に答弁いたします。
  線引きとなりますと、なかなか難しいとは思います。感染した人、感染しなかった人、疑いのある方ですか、そういった方はちょっと難しいと思いますので、これからもこういった死亡者数だとか、そういったものを参考にこれからも動向を見守っていきたいと考えておりますので、答弁になっているか分かりませんけれども、ご理解いただきたいと思います。
  以上、答弁といたします。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) ありがとうございます。せっかく傷病手当というものができたとしてもなかなか対象者を確定するところからまず難しい、その辺も含めてこの新型コロナウイルス感染症の難しさだと思うのですけれども、なるべくそういう、感染してしまった、あるいは感染の疑いがあって困った状況に陥ってしまった方に傷病手当なり救済の手が及ぶように窓口で対応していただければと思います。
  質問は以上です。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第45号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。

    議案第46号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第11、議案第46号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  岩附町民保険課長に提出議案の説明を求めます。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、議案第46号 専決処分の承認を求めることについてのご説明を申し上げます。
  提案理由でございますが、新型コロナウイルス感染症に感染した被用者等に対する傷病手当金の支給について、埼玉県後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の改正に伴い、令和2年5月1日に滑川町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例を専決処分したので、地方自治法第179条第3項の規定により提案をさせていただきます。
  それでは、滑川町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の内容を説明させていただきます。改正の趣旨といたしましては、令和2年4月30日に埼玉県後期高齢者医療広域連合で定める条例の一部改正が専決処分をされまして、傷病手当金の支給に関する規定が追加をされました。これに伴いまして、傷病手当金の支給に附随する町において行う事務を追加するものでございます。
  添付資料の新旧対照表を御覧いただきたいと存じます。改正後の欄、第6条第8号に傷病手当金の支給に係る申請書の提出の受付ということで、町において行う事務として追加をいたします。
  なお、この条例の施行期日は公布の日からといたします。
  誠に簡単ではありますが、議案第46号 専決処分の承認を求めることについての説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第46号 専決処分の承認を求めることについてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。

    議案第47号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第12、議案第47号を議題とします。
  事務局長より朗読をお願いします。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  吉野総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、議案第47号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてを説明申し上げます。
  提案理由でございます。鴻巣行田北本環境資源組合の名称変更に伴い、埼玉県市町村総合事務組合規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により、この案を提出するものでございます。
  内容につきましては、鴻巣行田北本環境資源組合から北本市が脱退し、新たに鴻巣市、行田市の2市で構成する彩北広域清掃組合に名称が変更されるものでございます。
  施行日は、埼玉県知事の許可のあった日から施行し、変更後の埼玉県市町村事務組合の規定は、令和2年4月1日から適用するものでございます。
  以上、議案第47号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についての説明といたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第47号 埼玉県市町村総合事務組合の規約変更についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。

    議案第48号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第13、議案第48号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  吉野総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、議案第48号 令和2年度滑川町一般会計補正予算(第2号)の議定について説明申し上げます。
  それでは、1ページをお開きください。議案第48号 令和2年度滑川町一般会計補正予算(第2号)。令和2年度滑川町一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,532万7,000円を追加し、歳入歳出それぞれ78億7,709万3,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出補正予算」による。
  (債務負担行為の補正)
  第2条 債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為補正」による。
                          令和2年6月2日提出       
                              滑川町長  吉 田   昇
  次に、5ページを御覧ください。「第2表 債務負担行為補正」でございます。追加といたしまして1件設定をさせていただきました。追加事項は、戸籍総合システムリプレイス事業でございます。期間は令和2年度から令和7年度まで、限度額は今後確定をいたします。賃貸借契約により決定した額でございます。
  次に、6ページを御覧ください。6ページにつきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書の歳入の部分となります。新型コロナウイルス感染症に伴う対策事業等として、国庫支出金2,217万9,000円をはじめ、合計2,532万7,000円を増額補正し、総額78億7,709万3,000円とするものです。
  続いて、7ページの歳出を御覧ください。今回の補正予算(第2号)につきましては、人事異動等による職員人件費の補正が主なものとなっております。また、その他新型コロナウイルス感染症に伴う対策事業の実施による事業費等も計上をさせていただきました。
  なお、歳入歳出の詳細につきましては、8ページ、歳入から主な内容につきましてご説明を申し上げます。
  それでは、歳入について説明申し上げます。8ページを御覧ください。款13分担金及び負担金、項2負担金、目5教育費負担金、節2幼稚園費負担金として519万2,000円の増額補正でございます。こちらについては滑川幼稚園における一時預かり保育を実施するに当たっての保護者負担金でございます。当初はすぐ下に記載があります款14使用料及び手数料、項1使用料、目3教育使用料の節1幼稚園使用料に予算計上しておりましたが、保護者負担金としての性格を持つことから、使用料から負担金として予算の組替えを行うものでございます。
  次に、款15国庫支出金、項2国庫補助金でございますが、合計2,217万9,000円の増額補正でございます。
  初めに、上段の目2民生費国庫補助金、節3児童福祉総務費国庫補助金ですが、子ども・子育て支援交付金として2,072万9,000円を増額補正するもので、これは新型コロナウイルス感染症に伴い、学童保育の平日の午前中開所に伴う経費等の国庫補助金として計上するものです。また、電算システム改修経費国庫補助金23万3,000円を計上、これは児童手当に係るマイナンバー情報連携体制整備に伴うシステム改修費に対する国庫補助金でございます。
  次に、下段の目7教育費国庫補助金ですが、節2教育振興費国庫補助金として121万7,000円を計上し、補習等の為の指導員等派遣事業補助金74万2,000円が主なものとなっております。
  次に、款16県支出金でございます。目7教育費県補助金ですが、先ほど国庫補助金の項目で申し上げた補習等の為の指導員等派遣事業補助金の県補助金分として148万5,000円を計上させていただきました。
  1枚おめくりいただきまして、9ページに移ります。款21諸収入、項6雑入、目1雑入ですが、学校臨時休業対策費補助金、令和元年分として166万3,000円の増額補正でございます。これは令和元年度分の学校臨時休業に伴い、学校給食食材費等の町の補償費に対して、全国学校給食連合会からの補助金でございます。
  次に、歳出の説明を申し上げます。歳出につきましては、職員の人事異動等に伴い、給料や職員手当、共済費、退職手当組合負担金等の予算の組替えが行われておりますが、各課局ごとの人件費関係の説明については省略をさせていただきます。
  初めに、11ページ上段を御覧ください。款2総務費、項1総務管理費ですが、目2文書広報費に広告料3万9,000円を計上し、これは宮城ふるさとBOOKが発刊されることに伴う町の広告掲載料でございます。松島町と災害相互支援協定を締結していることや、震災から10年の節目を迎えることなど、今回予算計上をさせていただき、広告を掲載するものでございます。
  次に、目5財産管理費になりますが、修繕料42万円でございます。これは庁舎内の消防設備修繕料でございまして、定期点検の指摘事項に基づくものでございます。修繕内容につきましては、屋内消火栓修繕や自動火災報知器設備の感知器交換等となります。
  少し飛びまして、14ページを御覧ください。上段の款3民生費、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費ですが、節12委託料に2,108万円の大幅な増額予算を計上いたしました。歳入予算でも説明させていただきましたが、新型コロナウイルス感染症に伴い、学童保育の平日午前中開所等に伴う経費としまして、放課後児童対策事業委託料に2,073万円を計上。なお、こちらは対象事業費の全額が国庫補助の対象となります。また、電算機保守等委託料に35万円の予算を計上しました。こちらは3分の2が国庫補助対象となっております。
  次に、2枚おめくりいただきまして、17ページを御覧ください。款6の農林水産業費でございます。最下段になりますが、項1農業費、目3農業振興費ですが、節10需用費に修繕料9万円を計上、18ページ上段になりますが、節17備品購入費に生活改善グループ管理備品27万5,000円の予算を計上いたしました。みそ加工所内の修繕及び備品購入費でございます。
  次に、1枚おめくりいただきまして、20ページを御覧ください。款10教育費についてご説明申し上げます。中段になりますが、項1教育総務費、目3教育振興費に337万1,000円を計上させていただきました。これは、新型コロナウイルスによる学校臨時休業中の補習を目的とした学習指導員を追加配置するための人件費予算でございます。
  なお、本予算は国の補習等のための指導員等派遣事業に該当するため、歳入予算で説明をした補習等の為の指導員等派遣事業補助金を、国3分の1、県3分の2の補助率で歳入予算に計上してございます。
  次に、その下の項2小学校費、目1学校管理費ですが、節10需用費に各小学校における修繕料として、計65万9,000円、節17備品購入費として、指導書教材費を計86万7,000円計上させていただいております。
  21ページに移ります。上段の目2教育振興費ですが、節17備品購入費に各小学校における理科教育振興備品として54万2,000円を計上いたしました。こちらは理科教育設備整備費等補助金として、多少の圧縮はございますが、国2分の1の補助金交付がございます。
  次に、中段の項3中学校費でございます。目2教育振興費については、先ほど小学校費でご説明申し上げました理科教育振興備品と同様で、節17備品購入費に60万3,000円の予算計上となっております。
  続きまして、22ページを御覧ください。中ほど款10教育費、項5社会教育費、目2文化財保護費ですが、エコミュージアムセンター内施設整備に伴い、節10需用費に12万4,000円を計上しております。
  また、また目4図書館費ですが、1枚おめくりいただき、23ページ上段を御覧ください。節14工事請負費として、図書館空調設備修繕工事として810万5,000円の増額予算でございます。図書館内の空調設備が現在故障しており、図書館利用者が快適に施設の利用ができる環境を提供するための整備といたしまして、新しくエアコンを設置するための工事費でございます。
  次に、中段の項6保健体育費でございます。目1保健体育総務費でございますが、東京オリンピック・パラリンピック大会の延期に伴い、聖火リレーも延期となったため、オリンピック・パラリンピック関連事業で予算計上されていましたイベント等警備委託料等の関連予算を総額60万7,000円減額するものでございます。
  次に、目3学校給食費でございます。歳入予算内で説明申し上げましたが、節10需用費に給食用品費、令和元年度学校等臨時休業精算分として221万9,000円を計上させていただきました。これは学校臨時休業に伴い、令和元年度の給食発注後のキャンセルにより発生した委託先への食材料費等の補償費でございます。
  なお、対象経費の4分の3につきましては、補助金対象となりまして、学校臨時休業対策費補助金として歳入予算に計上をさせていただいております。
  最後に、23ページを御覧ください。款14予備費になりますが、1,827万1,000円を増額補正させていただいております。
  以上、雑駁でございますが、一般会計補正予算(第2号)の説明といたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。

    会議時間の延長
議長(上野 廣議員) これより質疑に入りますが、その前にお諮りします。
  本日の会議時間は議事の都合によって、この際あらかじめこれを延長したいと思います。これにご異議ございますか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、本日の会議時間を延長することに決定いたしました。

議長(上野 廣議員) それでは、質疑に入ります。質疑ありませんか。
  井上奈保子議員。
          〔6番 井上奈保子議員登壇〕
6番(井上奈保子議員) 6番、井上です。質問させていただきます。
  20ページお願いいたします。教育総務費の教育振興費のところで、国からの補助金、そして県からの補助金と2種類の補助金が入っていて、補習等の為の指導員等派遣事業の補助金ということで計上されておりますが、国からは74万2,000円ですか、県からは148万5,000円ということで、2種類の補助金が出ておりますが、この説明見ますと、会計年度任用職員ということでなっておりますけれども、この補習をする、もちろん今までの学校休業のための補習だと思いますけれども、この内容について説明お願いいたします。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、井上議員のご質問に答弁させていただきます。
  今回の補習の為の指導員等派遣事業でございますが、これは令和2年度の国の第1次補正予算、こちらに基づいて新しく追加された補助事業の一つでございます。歳入につきましては、事業費の3分の1が国の補助、3分の2が県の補助となります10分の10の補助事業でございます。新型コロナウイルス対策による臨時休業から段階的再開に伴う子どもたちの学習保障のため、学習指導員を学校へ配置するための補助金でございます。
  指導員の体制でございます。児童生徒の学習の定着度に応じたきめ細やかな指導を図るため、1学級の人数が多いクラス、また中学3年生、中3対応のためにこの補助金を活用して実施をいたします。会計年度任用職員として学習指導員を雇用いたしまして、その指導員を各校に配置をいたします。7月、来月の配置を見込んでおりまして、滑川中学校に2名、宮前小学校に4名を配置を予定しています。また、この配置の基準なのですが、町のほうで仮設定をしているものでございまして、今後国や県から正式な補助要綱等の詳細を確認し、実際に実施する方向でおります。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 井上議員。
6番(井上奈保子議員) ただいまの説明ありがとうございました。県から3分の2、国から3分の1ということで、10分の10の補助金ということで、これの100%の補助金をいただけての指導なのですか、子どもたちの補習のための指導を行えるということで大変よいことだと思います。ただいまの説明ですと、1学級の人数が多いクラスということと、もう一つ、中学校のところをちょっと聞き落としたのですが、これをもう一回説明をお願いしたいのですが、配置につきまして、滑中が2名、そして宮小が4名というお答えをいただきましたけれども、あとの福小とか、福小は人数が少ないからかなと思うのですが、月の輪小学校と福小ですか、その2つについての補習、補習等の指導員の補充というか、そこら辺、配置する点についての2校についてはどうなのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 教育長、井上議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  今回補助事業ということで10分の10ということでなるべく活用したいなというところもあるのですが、実際に免許を持っている教員の数ですとか、当然幾つかに分かれたり、個別に指導も含めて考えたときに、教室数とかを考えて、今のところ町の基準として、小学校の場合、小学校1年生が今35人を超えると2つのクラスに分かれます。ですので、小学校の場合は、小学校2年生は県の単独の事業で35人を超えると2クラスに分かれるのですけれども、3年生以上についてはそれを超えたとしても1クラス40名なのです。今宮前小学校が、3年生、5年生、6年生が40に近い数なのです。ほかのところはおおむね35以下なのです。それを勘案して、補習できめ細やかなと考えたときに、1クラスが35人以上の学級を対象に、小学校のほうは少し配置をさせていただいて、中学校のほうは中3がおりますので、中学3年生、中学3年生の補習の時間に十分充ててあげたいなと思いまして、2名配置をさせていただくという、町の基準のほうで設定をさせていただきました。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 井上議員。
6番(井上奈保子議員) ただいまの説明ありがとうございました。滑中は3年生が対象になるということでございます。宮小の3年生、4年生、5年生が対象でなるということで、福田の小学校と月の輪小学校ですか、それは人数的に1学級の配分が対象ではないということですね。そうしますと、滑中が2名と宮小が4名ということで、この6名の指導員が配置されると思いますが、この指導員につきましてはどのような人が指導員になるのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 教育長、井上議員さんの質問に答弁させていただきます。
  今考えているのは、恐らく県のほうも補正の関係で県議会を通してですので、恐らく配置のほうが、要綱が定まるのが7月頃になるかなというふうに見込んでおります。そうしますと7月後半から夏休みあたりにかけてということで、補習ということを考えたときに、やはり指導力のあるベテラン教諭をということで、今退職をなさって少し余裕があったり、フルで働いていない方を採用させていただいて、指導力のある方に短期間ではございますけれども、指導していただこうというふうに考えております。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 井上議員。
6番(井上奈保子議員) ありがとうございます。短期間といいましても、1年を予定しているのでしょうか、短期間というのはどのぐらいの期間を予定しているのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 教育長、井上議員さんの質問に答えさせていただきます。
  当初の補正が大体8月ぐらいまでという話だったので、今のところこちらで考えさせていただいているのは、昨年度末からの積み残しが結構ありますので、そのことと1学期の間の7月、8月、この2か月ぐらい、1か月ちょっと、2か月ぐらいの間を想定させていただいて、この期間に少し少人数にさせていただいたりして手厚くやらせていただこうというふうに考えての予算設定でございます。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 井上議員。
6番(井上奈保子議員) そうしますと、7月、8月ということで、小学校は全教科のできる専門というか、小学校は全科でしょうから、大体退職なさった先生がそこで配置できると思うのですけれども、中学の場合は各教科がありますので、その教科によって多分配置する人が変わるかと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。
議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
          〔教育長 馬場敏男登壇〕
教育長(馬場敏男) 教育長、井上議員さんの質問に答弁させていただきます。
  中学校のほうはちょっと進路を見据えている部分がございますので、5教科のほうを中心とさせていただいて、その免許を持っている方にお願いをする予定でございます。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 井上議員。
6番(井上奈保子議員) ありがとうございました。休業中のロスの期間の取戻しというのは本当に大変かと思います。今まで家庭でやっていたそれが学校へ来て、マスゲームではありませんけれども、同じ人たちと仲間とやる、そのところの日常生活といいますか、その生活にまた戻ったわけですので、いろいろな子どもさんの戸惑いもあると思いますので、やはりそういう感情というか、そういう気持ち、心のそういうものだとかの考え方とかいろいろ子どもたちも変わってきていると思いますので、そういう中学校に当たりましても、あるいは小学校におきましてもそういう新しい指導者に指導していただくわけでございます。やっぱりそういうことでいろいろ配慮というか、そういうこともこれから考えて、子どもさんたちが安心に授業を受けられる、そういう環境づくりをしていただきたいなということをお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑はございますか。
  上野議員。
          〔5番 上野葉月議員登壇〕
5番(上野葉月議員) 上野葉月です。質問いたします。
  9ページなのですけれども、学校臨時休業対策費補助金というところが歳入で入っているのですけれども、これはどのような形、すみません、ちょっと対応する項目が分からなかったのですけれども、どのような形で学校では使用されるのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、上野議員のご質問に答弁させていただきます。
  こちらは先ほど来お話をしておりました令和2年3月の学校給食の加工、すみません、食材費の補償に係る補助金になります。文科省から全国学校給食連合会、こちらに入って、その連合会から町に入るため、ここの雑入というところで予算計上をさせていただいております。
  以上です。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) 分かりました。ありがとうございます。
  次の質問に移ります。14ページなのですけれども、民生費のところで放課後児童対策事業委託料、学童のことだと思うのですけれども、これの内容と、それから休校がなかった場合との比較、それから保育料なんかだと利用料の調整みたいのが入ったと思うのですけれども、この休校による保護者負担の増減と、それに対する対応というのがなされているのかということをお聞きしたいと思います。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、上野議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  ご質問いただきました放課後児童対策事業委託料につきましては、冒頭総務政策課長の説明がありましたとおり、新型コロナウイルス感染症による学校の臨時休業に関して、放課後児童クラブの運営に生じる経費を支援するためのものでございます。内容については主に2点ございます。1つは、平日において放課後児童クラブを午前中から開所するための経費、ご承知のとおり町内全部で8つの学童保育所ございますので、合わせて1,329万円の経費でございます。もう一つにつきましては、放課後児童クラブへの通所を自粛要請した期間、こちらは4月13日から5月31日にかけてでございますけれども、ここで通所を自粛した方への保育料の日割減額分を各学童保育所に補填する事業で、こちらも町内8つの学童保育所を合わせまして744万円となっております。ただし、予算の総額としては、4月、5月、6月まで見込んだ経費をこちら計上させていただいておりますので、現実にはこちらの今現在では3分の2の支出ということを見込んでおります。国庫補助率につきましては、いずれの事業も10分の10となっております。
  次に、ご質問ありました休校がなかった場合との比較でございますが、休校が行われなかった場合につきましては、放課後児童クラブにつきましては、通常の運営のまま行います。したがいまして、新たな経費が生じることはございませんので、今回の経費は単純に加算分ということでご理解をいただきたいと存じます。
  最後に、保護者負担の関係でございます。さきに述べましたとおり、通所を自粛した期間につきましては、自粛日数に応じて保護者の負担額を減額いたします。1日でも通所を自粛した場合は日割りでその分減額されることになりますので、そちらの分を今回の補助金を使って各学童保育所へ補填するというものになっておりますので、ご理解いただきたいと存じます。
  以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) ありがとうございます。保護者負担、自粛の場合の日割りになった場合も補填というか補助をしているということで、学童にも対応されているというところで安心しました。保護者負担についてなのですけれども、もし休校がなかったら、保護者の方というのは、学校が終わってから6時、7時ぐらいまでの、いわゆる放課後、夕方だけの時間の利用になると思うのですけれども、休校があったことで、1日の利用、夏休みと同じような1日の利用になったと思うのですけれども、その金額の差、保護者が支払う分ですね。保護者が支払う分の金額の差というのは、自粛による日割りとかしないところの丸々の月額でどれくらいなのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、上野議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  午前中から開所した場合、児童に係る経費につきまして、放課後児童クラブの対応につきましては恐らく全部把握していないというのが正直なところです。各学童保育所によって、その辺のところは保護者のほうにお伝えした中で事業のほうを展開しているものと存じます。一例で大変恐縮なのですけれども、保育料については従来半日のまま預かりまして、1日通所する場合、お昼代がどうしてもかかってしまいますので、お昼代だけ実費で徴収しているといったようなところもございます。繰り返しますけれども、それぞれ各事業所の事情に応じて利用者に説明をした中で通所のほうしていただいているということでご理解いただきたいと存じます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) 分かりました。ありがとうございます。
  質問は以上です。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
  阿部議員。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明です。
  補正予算の10ページ、給与の件なのですけれども、減額というのは人事異動だというお話でした。それで、ちょっと心配しているのが、この間役場も、あとはそうでもないと思うのですけれども、いわゆる出勤抑制というか、されているわけなのですけれども、正規の職員の皆さんはいいと思うのですが、会計年度任用職員等の出勤、要するに時給で計算されるわけですから、その辺の保障についてはどうなっていますか。
議長(上野 廣議員) 吉野総務政策課長、お願いします。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、阿部議員の質問に答弁をいたします。
  会計年度任用職員さんの待遇というか、仕事なのですけれども、今回先ほど述べました4月16日から5月25日まで職員の体制を2班体制にいたしましたという報告をさせていただきました。会計年度任用職員さんも出勤、自宅勤務という形で待遇は同じになっております。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) では、減額措置はないということですね。ありがとうございます。
  あと、ほかの、例えばちょっとどういうふうになっているのか分からないのですけれども、委託契約をしているところとか、そういったようなのって特にないですか。そういった方々で、先ほどの保育園とか、学童とか、そういったようなところはもう全部国からも補償が来るということですけれども、町が契約しているそういった業者で、そういったところは特にないですか。
議長(上野 廣議員) 吉野総務政策課長、お願いします。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、阿部議員さんの質問に答弁をいたします。
  町で委託を出している庁舎の管理の委託だとか、そこについても人の班を、体制をつくっていただいて、同じような方が交わらないような形で警備とか、あと清掃とか、そういった分についてもこちらが依頼をして、同じような体制を取ってくださいという形で委託料の減額とか、そういうものについてはございません。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第48号 令和2年度滑川町一般会計補正予算(第2号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。

    議案第49号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第14、議案第49号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  関口環境課長に提出議案の説明を求めます。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、議案第49号 令和2年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の議定についてご説明申し上げます。
  1ページをお開きください。令和2年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
                          令和2年6月2日提出       
                              滑川町長  吉 田   昇
  次に、4ページをお開きください。歳入については、補正はございません。
  次に、6ページをお開きください。歳出についてご説明いたします。
  款1施設費、目1維持管理費ですが、164万円を増額補正し、計3,786万1,000円といたしました。増額の理由は、伊古広瀬地区の農業集落排水処理場の電磁流量計の修繕を行うためのものでございます。電磁流量計は、処理施設に流入した汚水量を磁気により計測する計器でございます。昨年の台風19号で浸水して以来、流量計が異常値を示すことがあり、早急に修繕をいたすために実施するためのものでございます。昨年度、非常用エンジンポンプと制御盤を修理いたしました電磁流量計につきましても建物災害共済の請求を行うものでございます。
  次に、款2農業集落排水事業、目1総務費ですが、13万7,000円を減額補正し、計476万6,000円といたしました。人事異動による減額でございます。
  款5予備費は150万3,000円を減額補正し、計125万1,000円といたしました。予備費より修繕料に充当するものでございます。
  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第49号 令和2年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。

    議案第50号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第15、議案第50号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  會澤水道課長に提出議案の説明を求めます。
          〔水道課長 會澤孝之登壇〕
水道課長(會澤孝之) 水道課長、議案第50号 令和2年度滑川町水道事業会計補正予算(第1号)の議定についてご説明いたします。
  今回の補正の理由は4月の人事異動に伴い、事業費中、営業費用における職員給与費等に変動が生じたために補正をお願いするものです。
  それでは、補正予算書のページをめくっていただきまして、1ページをお開きいただきたいと思います。令和2年度滑川町水道事業会計補正予算(第1号)。
  第1条 令和2年度滑川町水道事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるとおりとする。
  第2条 令和2年度滑川町水道事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正する。
  以下、科目、既決予定額、補正予定額、計の順で読み上げさせていただきます。
  支出、第1款事業費3億5,512万1,000円、208万1,000円、3億5,720万2,000円。第1項営業費用3億3,805万7,000円、208万1,000円、3億4,013万8,000円。
  第3条 予算第5条に定める(1)職員給与費を4,349万3,000円に改める。
                          令和2年6月2日提出       
                              滑川町長  吉 田   昇
  それでは、補正額の詳細についてご説明させていただきます。予算書最後のページになりますが、9ページを御覧ください。令和2年度滑川町水道事業会計補正予算(第1号)事項別明細書。
  収益的支出より款1事業費、項1営業費用、目4総係費になります。補正予定額として208万1,000円の増額を計上いたしまして、内訳ですが、節2給料の職員給が43万4,000円の増額。節3手当の扶養手当、ほかの諸手当が合わせて373万6,000円の増額。節5法定福利費が214万8,000円の減額。節19負担金より退職手当組合負担金が5万9,000円の増額です。
  以上、人事異動により再計算した差額について計上させていただきました。
  なお、この事項別明細書には、変更のあった項目のみ記載しております。1番上段の事業費全体額は、変更のなかった項目の予算を含めた額の表示になっております。既決予定額3億5,512万1,000円に208万1,000円を増額いたしまして3億5,720万2,000円となります。
  次に、5ページにお戻りいただきたいと思います。令和2年度滑川町水道事業予定貸借対照表を御覧いただきたいと思います。今回の補正に伴う貸借対照表の変更点についてご説明をさせていただきます。
  まず、資産の部より、次の6ページの中段、2流動資産、(1)現金預金です。こちら当初予算では9億5,542万4,072円でございましたが、先ほどの補正予定額で説明しました支出の増額分208万1,000円を差し引きまして、9億5,334万3,072円とさせていただきます。これにより一番下の二重下線の資産合計の額が30億6,061万2,272円となります。
  次におめくりいただいて、7ページからの負債の部になりますが、続く8ページを御覧いただきたいと思います。中段からの資本の部より、7剰余金、(2)利益譲与金(積立金等)のハ、当年度未処分利益剰余金ですが、こちらは当初予算では2億8,118万7,707円でございましたが、こちらに先ほどと同様補正で増額した208万1,000円を差し引きまして2億7,910万6,707円といたしますと、その下の利益剰余金合計が9億7,882万8,557円となります。この変更により、このページの一番下の行、二重下線の負債資本合計額が30億6,061万2,272円となります。この額が先ほど6ページで説明いたしました二重下線の資産合計額と同額となり、資産合計と負債資産合計の双方の金額が一致し、貸借が対照となっていることになりますので、ご確認をお願いしたいと思います。
  以上で補正内容の説明をさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
  阿部議員。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明です。よろしくお願いします。
  この財政状況で今住民の皆さんから強い要望がある水道料金を少し減額してほしいと、ほかの市町村でも基本料を数か月間免除するとかというような措置を取っているわけなのですけれども、このコロナの時期、そういったような支出をなるべく抑えられるというようなことなのですけれども、できませんか。どうでしょうか。
議長(上野 廣議員) 會澤水道課長、お願いします。
          〔水道課長 會澤孝之登壇〕
水道課長(會澤孝之) 水道課長、阿部議員のご質問に答弁させていただきます。
  初めに、現在の対応状況からご説明させていただきたいと思います。新型コロナウイルス感染症に関連して、水道料金の支払いが困難となった方への対応についてですが、国などから主に徴収猶予の実施及び事務的な給水停止を行わないことを要請する通知をいただいております。水道課では、今回の新型コロナウイルス感染症に関連した影響によって、水道料金の支払いが困難となった方からの相談に対しては従来どおり何らかの理由で支払いが困難になり、同じく相談に見えられた方と同様の対応を取っております。相談を受けた際には、お支払いいただける金額に応じて分納ができること、それから支払いの納期限を過ぎても延滞金などの加算金はいただいていませんよというようなこと、また給水停止の措置については使用者と直接連絡を取り合いながら、家族構成に乳幼児や高齢者、要介護者など社会的弱者などを抱えていないかなど、あるいは悪質な未納実態がないかなどなどを慎重に確認しながら行っており、事務的な給水停止は実施していないことなどを説明しております。そういったことを説明し、安心して水道水をお使いいただきながら、支払いができるようになったときには計画的に納付していただけるようお願いしておる状況でおります。このような内容で、同様の対応の継続ではありますが、現時点では今回のコロナウイルス関連によって支払いが困難になった方の相談に対しては十分にフォローができるものと考えております。
  次に、ご質問の内容であります水道料金の減免についての基本的な考え方ですけれども、まず減免を行う場合の費用についてご説明したいと思います。現在先ほど阿部議員からもお話ありましたが、減免を公表している多くの市町の場合、検針1回分、すなわち2回、2か月分の水道料金の基本料金を対象としているケースが多く見受けられます。滑川町で同じ条件の積算をしてみますと、使用する口径によって基本料金が違うわけなのですけれども、直近の検針件数、これが町全域で8,200件程度あります。これを金額にすると1,500万円程度の費用が必要になってきます。さらに減免を実施するためには、今現在使用しているシステムの改修費が100万円前後必要になってきます。ちなみに、滑川町の現在いただいている水道料金の基本料金については、一般家庭の場合、おおむねは13ミリから20ミリの口径を使っている家庭なのですけれども、1回の検針2か月分で、その中に20立米までの水量を含んで、1,600円プラス消費税をいただいております。比企地区内の市町で同程度の条件で基本料金を比較しますと、2番目に安価な水道料金をご利用いただいている状況です。今回の災害にも等しいとされる緊急事態に費用面だけで是非を判断するべき内容ではないということは承知の上です。承知の上で現在の水道事業の経営状況と併せて検討すると、水道事業予算単独での水道料金を一律減免するというわけにはなかなか考えにくいと判断しております。ただ、今後の方針といたしましては、今後予定されている第2次の地方創生臨時交付金などで水道料金減免のための財源確保が可能であれば実施していきたいという方向で考えております。また、交付金等の財源措置が得られない場合においても今後予想される感染拡大の第2波あるいは第3波によって甚大な影響が町民の生活に出た場合には、水道事業予算単独での減免措置に向けた再検討も行っていけるようにと考えております。
  補足ですが、日本中で多くの市町村がそうであるように、滑川町においても現在埋設されている水道管をはじめとした配水施設の老朽化の問題が懸念されておりまして、安全安心な水道水を今後も継続的に各ご家庭に届けるためには長期的な計画でもって新しいものに入れ替えていくということが非常に重要な課題となっており、それには莫大な費用を想定しております。現在の健全な経営状況を維持していくためには、これまで比較的安価な水道水を提供しながら、今後の課題解消のために少しずつ蓄えた原資に直接手をつけるというのは先ほども申したとおり、今後予想されている第2波、第3波の新型コロナウイルス感染の影響が町にとって甚大となったときに、町民の方々の生活を守る手段として今は温存させていただきたいと考えますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上です。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) ぜひよろしくお願いします。
  以上で終わります。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第50号 令和2年度滑川町水道事業会計補正予算(第1号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 全員賛成でございます。
  よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。

    議案第51号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第16、議案第51号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  稲村建設課長に提出議案の説明を求めます。
          〔建設課長 稲村茂之登壇〕
建設課長(稲村茂之) 建設課長、稲村より議案第51号 町道路線の廃止についてをご説明いたします。
  提案理由でございますが、町道路線整備のため、道路法第10条第3項の規定に基づき、この案を提出するものでございます。
  次のページを御覧ください。今回の廃止路線は町道103号線と町道9336号線の2路線の廃止をお願いするものでございます。この2路線は工事等の完了により実測で延長が確定したため、一度廃止をさせていただき、次の議案第52号で改めて認定をお願いするものでございます。該当の路線につきましては、別紙の路線網図を添付させていただきましたので、ご参照いただければと思います。
  以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いをいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第51号 町道路線の廃止についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。

    議案第52号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第17、議案第52号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  稲村建設課長に提出議案の説明を求めます。
          〔建設課長 稲村茂之登壇〕
建設課長(稲村茂之) 建設課長、議案第52号 町道路線の認定についてをご説明いたします。
  提案理由でございますが、町道路線整備のため、道路法第8条第2項の規定に基づき、この案を提出するものでございます。
  内容につきましては、次のページを御覧ください。今回の認定は町道103号線、町道8700号線、町道9336号線、町道9789号線の4路線の認定をお願いするものでございます。町道103号線と町道9336号線の2路線は、先ほどの議案第51号で廃止の議決をいただいた道路を改めて認定をお願いするものでございます。町道8700号線は、開発行為に伴う新設道路を町道として認定するものでございます。町道9789号線は、既に認定いただいた路線番号が重複していたため、本議会で改めて路線番号の認定をお願いするものでございます。該当路線につきましては、別紙の路線網図を添付させていただきましたので、ご参照いただきたいと存じます。
  以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第52号 町道路線の認定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩します。
          休 憩  (午後 4時40分)

議長(上野 廣議員) 再開します。
          再 開  (午後 4時49分)
議長(上野 廣議員) 再開します。

    発言の訂正
議長(上野 廣議員) 稲村建設課長より発言を求められておりますので、これを許可します。よろしくお願いします。
          〔建設課長 稲村茂之登壇〕
建設課長(稲村茂之) 建設課長、先ほど議案第52号で別紙の路線網図を紹介をさせていただきました。この別紙路線網図の左側下の町道路線名が間違っておりましたので、訂正をさせていただきたいと思います。
  町道「8770号線」と書いてあるものを「8700号線」と改めさせていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。
議長(上野 廣議員) ありがとうございます。

    日程の追加
議長(上野 廣議員) お諮りします。
  ただいま町長から議案第53号が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第53号を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。

    議案第53号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 追加日程第1、議案第53号を議題とします。
  事務局長より朗読をお願いします。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  吉田町長より提案理由の説明をお願いします。よろしくお願いします。
          〔町長 吉田 昇登壇〕
町長(吉田 昇) 町長、追加議案の提案理由を申し上げます。
  議案第53号 令和2年度滑川町一般会計補正予算(第3号)の議定については、既定の歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ5,598万8,000円を増額し、歳入歳出それぞれ79億3,308万1,000円とするものでございます。
  国の補正予算による新型コロナウイルス感染症対応地方創生交付金によるものが主な内容でございます。
  詳細につきましては担当課長から説明を申し上げますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(上野 廣議員) 提案理由の説明が終わりました。
  吉野総務政策課長に提出議案の説明を求めます。よろしくお願いします。
          〔総務政策課長 吉野徳生登壇〕
総務政策課長(吉野徳生) 総務政策課長、議案第53号 令和2年度滑川町一般会計補正予算(第3号)の議定について説明申し上げます。追加議案としてのご提案となりまして誠に恐縮ではございますが、よろしく審議のほどお願い申し上げます。
  本議案につきましては、令和2年度の国の補正予算により創設された新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した事業の補正予算でございます。本交付金は、新型コロナウイルス感染拡大を防止するとともに、感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活の支援をすることで、地域の実情に応じてきめ細やかに必要な事業を実施するために創設されたものでございます。町では、中小企業応援給付金事業として持続化給付金の対象とならない中小企業等へ10万円を給付する事業や、避難所等に毛布やマスク、消毒液等を配備する防災活動支援事業をはじめ、9つの事業に対しまして本交付金を活用し実施してまいりたいと考えております。地域住民のための生活支援、地域経済の活性化に努めることで安心して暮らせるまちづくりを実現するために必要な方々に必要な支援をし、速やかに事業の実施をしたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
  それでは、1ページをお開きください。議案第53号 令和2年度滑川町一般会計補正予算(第3号)、令和2年度滑川町一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,598万8,000円を追加し、歳入歳出それぞれ79億3,308万1,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  (債務負担行為の補正)
  第2条 債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為補正」による。
                          令和2年6月3日提出       
                              滑川町長  吉 田   昇
  次に、4ページを御覧ください。第2表、債務負担行為補正でございます。追加といたしまして1件設定をさせていただきました。追加事項は、公立学校情報機器等整備事業でございます。期間は、令和2年度から令和7年度まで、限度額は今後確定をいたします。
  次に、6ページを御覧ください。6ページにつきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書の歳入の部分となります。国庫支出金として新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金等を合計5,598万8,000円増額補正し、総額79億3,308万1,000円とするものです。
  続いて、7ページの歳出を御覧ください。冒頭で申し上げたとおり、歳出につきましては、この新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、以降は臨時交付金と申し上げさせていただきますが、こちらの交付金対象事業費につきまして計上させていただいております。なお、臨時交付金は人口、財政力指数、新型コロナウイルスの感染状況等により算定され、滑川町の交付限度額につきましては5,591万8,000円でございます。事業費総額が交付限度額を上回る部分につきましては、予備費を充当いたしまして、総額5,598万8,000円の増額となっております。
  それでは、歳入歳出の詳細につきまして、8ページの歳入から主な内容につきましてご説明を申し上げます。8ページを御覧ください。款15国庫支出金、項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金、節6企画費国庫補助金として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金5,591万8,000円でございます。
  また、同項内でございますが、目7教育費国庫補助金の節2教育振興費国庫補助金に公立学校情報機器整備費補助金7万円を計上させていただきました。こちらの補助金につきましては、歳出予算で改めて説明させていただきます。
  歳入の説明につきましては以上となりまして、次に歳出の説明を申し上げます。
  9ページ上段を御覧ください。初めに、款3民生費でございます。款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費ですが、節18負担金、補助及び交付金に合計333万3,000円の増額でございます。これは臨時交付金対象事業でございまして、上から申し上げますと、生活困窮者支援事業給付金として社会福祉協議会と連携しながら生活困窮者へ食材費の支援を行うための経費を40万円、保育所等給食費給付金として保育園児の副食費の補助分を160万3,000円、在宅重度心身障害者臨時給付金として在宅重度心身障害者に対し1名当たり1万円の上乗せをする補助金を133万円計上しております。
  次に、中段の項2児童福祉費でございます。目1児童福祉総務費、節18負担金、補助及び交付金といたしまして228万円の増額でございます。保育所等給食費補助金については、先ほど申し上げた上段の保育所等給食費給付金への予算の組替えによるものでございまして、対象事業費分でございます160万3,000円を減額させていただきました。また、認可外保育施設等保育料減免事業補助金として388万3,000円を増額計上させていただきました。こちらは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、自粛要請にご協力をいただいた認定こども園や認可外保育施設等における保育料の減免分を補助金として支出するものでございます。なお、本事業は今回の臨時交付金の対象事業には入っておりませんが、今後第2次の申請時において本事業を申請し、臨時交付金の活用を予定しております。
  次に、下段の款4衛生費でございます。款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費でございますが、臨時交付金を活用した公共的な空間安全安心確保事業として、節10需用費の医薬材料費に非接触型体温計の購入費116万2,000円、また節17備品購入費として次亜塩素酸水生成器の購入費47万6,000円を計上させていただきました。
  次に、10ページを御覧ください。款7商工費でございますが、項1商工費、目2商工振興費に計1,900万円の増額予算の計上でございます。こちらは臨時交付金対象事業費でございます。各種相談申請支援窓口開設事業として、社会保険労務士や中小企業診断士による経営相談を行う専用窓口設置のための費用として、新型コロナウイルス対策経営サポート窓口委託料に300万円、また中小企業応援給付金事業として、持続化給付金の対象とならない中小企業等へ10万円の給付をする小規模事業者等事業継続支援金に1,600万円を計上させていただきました。
  次に、款9消防費になりますが、項1消防費、目4防災費の節10需用費に消耗品費458万6,000円の増額予算でございます。こちらは臨時交付金対象事業の防災活動支援事業になりますが、避難所等に配備する毛布、マスク、消毒液等の購入費でございます。
  最後に、款10教育費でございます。項1教育総務費、目3教育振興費に計3,677万3,000円の増額補正でございます。こちらは文部科学省による教育の技術革新であるGIGAスクール構想に基づくICT環境の整備費でございまして、本議案の債務負担行為でも提案させていただいておりますが、公立学校情報機器等整備事業の事業費予算でございます。主な内容といたしまして、節13使用料及び賃借料に公立学校情報機器(タブレットPC等)の賃借料で3,659万7,000円の計上となっております。こちらは全児童生徒分のタブレット端末購入経費や導入経費等の総額を5年リースにより調達する予定でおりまして、リース初年度であります今年度は臨時交付金で充当できるリース枠を予算計上させていただいております。
  次に、節17の備品購入費でございますが、公立学校情報機器購入費に17万6,000円を計上いたしました。こちらもGIGAスクール構想に基づくものでございます。学校のオンライン授業等で使用する機器として、ウェブ配信に使用するカメラやマイク等の整備費でございます。なお、歳入予算科目でご説明申し上げたとおり、こちらの遠隔学習用機器の購入経費については、公立学校情報機器整備費補助金を充当しております。
  最後に、款14予備費でございます。11ページを御覧ください。臨時交付金を活用して様々な事業を展開してまいりますが、交付金対象事業であっても歳出の超過部分がございますので、超過部分については予備費を1,162万2,000円を充当いたしまして、速やかに事業を実施してまいりたいと考えております。
  以上、雑駁ではございますが、一般会計補正予算(第3号)の説明といたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
  吉野議員。
          〔13番 吉野正浩議員登壇〕
13番(吉野正浩議員) 13番、吉野正浩です。よろしくお願いします。
  ページでいいますと10ページなのですけれども、小規模事業者等事業継続支援金について質問したいと思います。この支援金についての申請の方法をまず教えていただきたいと思います。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、吉野議員さんの質問にご答弁させていただきます。
  こちらの継続支援金に対してなのですが、申請に当たりまして、まずこちら役場の窓口のほうに郵送というのを第一に考えてございます。基本的には郵送でやりたいと思っております。申請の用紙に関してはホームページ等にも、ホームページもしくは役場窓口もしくは要望によっては郵送という形も考えておりますので、よろしくお願いします。
  以上、回答とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員。
13番(吉野正浩議員) 昨日の全員協議会の中で、対象となるのは前年の1か月、前年との1か月の売上げの比率を見て20%以上50%未満としておりますけれども、私が調べてみますと、近隣の自治体では少しでも減少していればという表現とか、5%以上とか非常に対象を広げています。この20%というのはどのように決められたか、お聞かせいただきたいと思います。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、吉野議員さんの質問にご答弁させていただきます。
  まず20%の要因なのですけれども、私どもこちらの比企郡の各町村を確認させていただきました。そして、まず県内の各自治体のところも確認させていただきました。そんな中で20%から50%というのが比較的多かったものですので、この辺あたりが妥当ではないかということで判断をさせていただきました。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員。
13番(吉野正浩議員) 今の関係はちょっと置いておいて、次に小規模事業者の業種の制限を教えていただきたいと思います。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、吉野議員さんの質問にご答弁させていただきます。
  業種のほうは、基本的に中小企業庁が発行しております小規模企業白書の中の中小企業基本法の定義、この中から小規模事業者という形で考えてございます。まず製造業、建設業、運輸業、その他業種というふうなのが一くくりにあります。こちらが20人以下でございます。そして卸売業、これは5人以下、サービス業、5人以下、そして小売業、5人以下。サービス業のうち、宿泊及び娯楽業で常時雇用する事業には20人以下という形で掲示されていますので、そちらのほうの内容でいきたいと思っております。
  以上、答弁とさせていただきます。
          〔「業種」「業種、駄目な業種」と言う人あり〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 失礼いたしました。今対象外となる業種なのですけれども、公益法人、政治団体、宗教上の組織もしくは団体等、風俗営業法等の規制及び業務の適正化に関する法律に規定する性風俗関連特殊営業に該当する接客業務営業を行う事業者。それから、先ほどの掲げる事業者のほか、支援金趣旨の目的に照らして適当でないと町長が認め、判断する場合という形で私どものほうは該当させていただいておりますので、その中に該当する方が対象という形になっておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員。
13番(吉野正浩議員) 確認ですけれども、農業のとかお医者さんというのが業種の制限に入ってしまっていると思うのですけれども、その辺は農業の方でも対象になるのかどうか確認したいと思います。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、吉野議員さんの質問にご答弁させていただきます。
  今回、国の1次補正の中で臨時交付金、こちらのほうを対応させていただいている次第なのですけれども、その中では今回はその農業者さん、お医者さんのほうに関しては該当という形では考えてございませんでした、予算措置の関係で。今後2次補正、国のほうの2次補正の中でこちらのほうに対応できるような考え方も中では考えておりますので、この辺がちょっと国のお金次第と言ってはあれなのですけれども、ちょっとその辺あたりは考えたいと思いますので、よろしくお願いします。
  以上、ご答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員。
13番(吉野正浩議員) 先ほどの傷病手当についても農業者とかフリーランスは対象外とか、農業者にとって非常に新型コロナウイルスに対する支援というのは薄いと思うのです。特に農業というと、ああ、対象外ではないのと普通の人は思うかもしれないのですけれども、野菜を販売している人なんかは外食産業が非常に休業になってしまっておりまして、農作物の流通も非常に減になっています。それとあとスーパーとかJAの直売所なんかも休業ないし営業の短縮をしております。そうした中で、やはり農業関係も新型コロナウイルスに対して相当経済的にも影響を受けております。先ほども20%という話も出たのですけれども、この辺ももっと緩和して対象を広くしまして、やはり先ほど総務政策課長がおっしゃっていたように各自治体で柔軟に対応してほしいというお話であれば、やはりもう少し地元小規模事業者に対する対応を厚くしていただきたいと思いますが、その辺ご答弁よろしくお願いします。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、吉野議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  今後2次の補正の中で先ほど対応を考えたいというふうにお話しさせていただいたのですけれども、今後各、2次補正の金額に関しては幾らという形ではちょっとまだ私どものほうには来ていないのですけれども、町の全体で必要な業務、箇所ございます。そんな中で対応のほうを考えていきたいと思いますので、今後の検討課題ということでひとつ考えていただければと思うのですけれども、よろしくお願いいたします。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員。
13番(吉野正浩議員) 農業者というのは非常に弱小で、経済的に経営が大変です。そうした中で、先ほどの傷病手当とかそういう中でも農業者は除外されたり、いろいろ支援が足りません。そうした中で、町として今課長がおっしゃったとおり2次補正の際はぜひ滑川町として柔軟な対応をしていただいて、そういった小規模事業者の支援をお願いしまして、私の質問を終わりにします。
議長(上野 廣議員) ほかにございますか。
  阿部議員。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部です。よろしくお願いします。
  まず、10ページの商工振興費のサポート窓口委託料についてですけれども、相談員ということで社労士さんとかお願いするということなわけですけれども、全員協議会でもお願いしましたけれども、ぜひ、先ほども20%、50%の減額、収入減のところは国が面倒見るのだと。それが前提ですよね。国が面倒見るのだから、それから外れたところを町が見るというふうな意味合いだというふうに思うのですけれども、国がなかなかこれを、持続化給付金を出さないというか、出てこないのです。そういったようなところに対する手当というか、これが今求められているのではないかなというふうに思うのです。町はこの20%減の10万円を支給するというのは、どのぐらいのスピードでやろうとしているのですか。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、阿部議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  現在予定されているのは、今回こちらのほうで承認いただいた段階のお話でやっているのですけれども、7月の中旬ぐらいから申込みのほうを開始しようかなというふうに考えております。
  以上、ご答弁させていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) 7月中旬から申請を受け付けて、どのくらいの時間で給付がされるのですか。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、阿部議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  基本的には定額給付金で行っていますけれども、迅速に滑川町は行っております。それと同様にこちらの10万円の給付に関しても迅速に行いたいと思いますが、期間のところに関してはどれだけ申請が来るか、それによって若干マンパワーの関係がございますので、はっきり言えないというのが本当のところでございます。ただし、極力早くということで考えておりますので、よろしくお願いします。
  以上、ご答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) 国がなぜこの持続化給付金が滞っているかというと、まずオンラインでの申請で、それに合わせて様々な添付資料が必要で、なかなか難しいというような話なのです。町はそんなことはないと、条件が合えばすぐ給付するということでよろしいのですか。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、阿部議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  確かに書類のほうに関しては少なくしたいと思っております。ただし、前年対比という関係がございます。売上金の対比がございますので、そちらの関係がまず一つ。そして口座振込箇所、そして振込の依頼書とかございますので、この辺あたりなるべく簡素には考えているのですけれども、基本的にはそのような形の書類を頂くように考えております。窓口にお越しいただいたり、そして電話で相談いただいたりしたときにはこれが必要ですよと申し添えながらお話をするように考えておりますので、なるべく早く迅速に、そして親切にということを考えてやっておりますので、よろしくお願いします。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) よろしくお願いします。あわせて、このサポート窓口なのですけれども、さっき言ったように国の申請がなかなか難しいということで、今雇用調整助成金や持続化給付金の相談がなかなかできる人がいないと。やはり社労士さんなのです。ですから、ぜひこの社労士さんをそういう相談にも対応できるようにお願いしたいと思いますけれども、いかがですか。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、阿部議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  社労士さんのほう、そして中小企業診断士さんのほうを予定してございます。そんな中で、基本的に阿部議員さんのおっしゃられているように相談に関しては広く行うように考えておりますので、この辺あたりは親切に対応していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) 相談はいつ頃から始まるのですか。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、阿部議員さんの質問にご答弁させていただきます。
  先ほどお話ししたように申請と同じような時期に考えておりますので、7月中旬ぐらいになってしまうかなと。なぜかといいますと、委託をこれから考えております、商工会のほうへ。という形になりますので、どうしても入札関係の時間が必要になりますので、それぐらいになってしまうのではないかなというのが考えでございます。ただし、なるべく早くというのは考えておりますので、よろしくお願いします。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) よろしくお願いしたいと思います。
  次に、9ページの保健衛生費のところなのですけれども、医療費、そういった材料費だとかいろいろ必要だというふうに思うのですけれども、今一番必要なのはPCR検査なのではないかなというふうに思うのです。それへの対応について町は全く考えていないのか、教えてください。
議長(上野 廣議員) 武井健康づくり課長、お願いします。
          〔健康づくり課長 武井宏見登壇〕
健康づくり課長(武井宏見) 健康づくり課長、阿部議員のご質問に答弁させていただきます。
  PCR検査、検体の採取を集中的に行うために迅速な対応が可能になると言っていたPCR検査センター、こちらにつきましては、5月14日に埼玉県のほうがPCR検査対応方針というのを改定しまして、こちらのほうで県の医師会のほうにPCR検査センターの設置について要請を行いました。これに基づきまして、県内19地域の医師会、比企医師会も含まれます、これらの19地域が埼玉県と協定を結びまして、5月25日から東松山医師会の管内、こちらについてのPCR検査センターが設置されてございます。こちらにつきましては、新型コロナウイルスに感染のおそれがある場合は、かかりつけ医やお近くの病院の医師の診断によりPCR検査センターで検査ができるというような形になっております。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) よかったと思っているのですけれども、要するにかかりつけ医がなかなかこちらの相談でも対応しないというか、非常にそういったような場合があるのです。そういったときは保健センターにちょっと連絡をして、それでどうなのかというような話ができないのですか。
議長(上野 廣議員) 武井健康づくり課長、お願いします。
          〔健康づくり課長 武井宏見登壇〕
健康づくり課長(武井宏見) 健康づくり課長、阿部議員のご質問に答弁させていただきます。
  このPCR検査につきましては、県の所管となってございますので、町のほうから要請をするということができません。これにつきましては、県のPCR検査対応指針というのがございます。こちらによりますと、新型コロナの感染症状がある場合、またウイルス性肺炎が強く疑われる場合、また感染があり、除外診断として検査を危急的・緊急的に必要がある場合、これは濃厚接触者の場合だと考えております、にあるのですが、特に感染不安があり検査を希望する場合というのは、こちらは検査しないというのが明示されております。なので、これを町のほうから要請したとしても、この方針に基づいてPCR検査を実施している検査センター、それから医療機関につきましては、PCR検査を受けてくれないというような形になってございますので、町の保健センターもしくは町役場を通じたPCR検査の要請というのは現在受け入れられないというのが現状でございます。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) それでは全く改善されていないのではないかなという感じするのです。かかりつけ医やお医者さんが、病院が認めるということが今言ったような指針に基づいてやるのではないのですか。具合が悪いと、本当に悪くなっているなというような指針で、それでその指標に基づいて、では受けましょうという話になるのであって、それだと今までと大して変わらないのです。今まで保健所でやっていたのですけれども、それはそういう指針に基づいて何日間か待機して、それで受けろというような話になっていたのですけれども。そういったような何か改善されるのかなと私も期待していたのですけれども、例えば心配な人が受けられるようなセンターにしないと、本当に意味がないのではないかなと思うのです。具合が悪くならなければだめだというのでは。後でもちょっとお話ししますけれども、例えば先生だとか保育士さんだとか、そういった子どもさんとかと接触する方々は本当に自分がなっているかどうかというのは心配なのです。そういったような不安を解消するためにも、そしてやっぱりPCR検査を本当に広げることが、経済の上でも誰が感染しているかが分かることが物すごく大事だというふうに言われているのです。そういったような点でも、ぜひこの体制の強化というか、もっと広範な人が受けられるようなふうにしていただきたいというふうに、これはもうここで言ってもしようがないなと思うのですけれども、県のほうにも強く要望していただきたいなというふうに思います。
  以上です。取りあえずありがとうございました。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
  上野議員。
          〔5番 上野葉月議員登壇〕
5番(上野葉月議員) 上野葉月です。質問いたします。
  9ページの衛生費で出ている、別のところでも質問した次亜塩素酸水生成器47万6,000円についてなのですけれども、この機器は新型コロナウイルス感染症対策としてその予算から購入するということになっているのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 健康づくり課長、よろしくお願いします。
          〔健康づくり課長 武井宏見登壇〕
健康づくり課長(武井宏見) 健康づくり課長、上野葉月議員のご質問に答弁させていただきます。
  こちらは、この3号補正が全てコロナ対策ということになってございますので、次亜塩素酸水生成器につきましてもコロナ対策予算の中で購入させていただければと思っております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 上野議員。
5番(上野葉月議員) この次亜塩素酸水が新型コロナウイルスに対して効果があるかどうかはいまだ疑義があるというところはご認識されているということをご答弁いただいております。やはり税金を使って公共、町が買うということはある程度そのものに対する信頼性があるというふうに考える方が多くなると思いますので、効果に対して疑義があるものをその名目で買うというのは、私はやめたほうがいいのではないのかなと思います。今回感染症対策ということでアルコールの入手やマスクの入手ということ、町がご尽力されていたのは重々承知しておる中で、恐らくこれがあればアルコールの代替になるのではないかというところがあるのだと思います。例えばもし買うのであれば、コロナウイルス感染症対策ではなくて、もっと広く全般に感染症対策ということで購入するとか、ちょっとコロナウイルス感染症への効果が分からないままコロナウイルス感染症対策として物を買うというのはちょっとできれば考えていただきたいなと思うのですけれども、やはりこれはこのままというか、購入するということしか対応はないのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 武井健康づくり課長、ご答弁お願いします。
          〔健康づくり課長 武井宏見登壇〕
健康づくり課長(武井宏見) 健康づくり課長、上野葉月議員のご質問に答弁させていただきます。
  先ほどの令和元年度6号補正のときにもお答えさせていただきましたが、こちらの次亜塩素酸水生成器で作成される次亜塩素酸水につきましては、食品添加物として食材の殺菌ということで広く食材工場、それから福祉施設等でも活用されている製品でございます。購入を予定しているものです。これにつきましては、新型コロナに対する殺菌能力は今現在認定されておりませんが、ノロウイルス、それからインフルエンザウイルス等への効果は認められているものでございますので、期待を持っているという状況ではございますが、購入させていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 上野葉月議員、お願いします。
5番(上野葉月議員) 食品添加物ということなのですけれども、たしか使用方法として食品を口に入れる前には除去をすることみたいなことが書かれていたと思います。その点、ちょっと注意が必要なのではないかなと思います。もう予算計上されてしまって、なかなか変更は難しいかと思うのですけれども、新型コロナウイルス、なかなか実態や対応策がつかめない中ではあるのですけれども、やはり人の不安をあおって商品を開発したり、いろんな商品が出てくるという世の中の流れもあります。そこのところで検証というのは絶対に必要で、やはり町が買うということはそれなりの信頼性を皆さんが感じるということなので、効果に対して、特にこのコロナウイルス感染症ということで効果がまだ疑義があるのであれば、もう少し深く検討してほしかったなと思います。
  質問と要望は以上です。
議長(上野 廣議員) ほかにご質問ございますか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
  反対討論から始めます。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 反対討論がなければ、賛成討論お願いします。
  阿部議員。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明です。議案第53号 補正第3号の議定に賛成する立場で討論を行いたいというふうに思います。
  今回のこの補正第3号が町の町民の皆さんの本当に今の現状に寄り添った様々な施策を盛り込まれているというふうに思います。例えば在宅重度心身障害者臨時給付金や認可外保育施設保育料減免事業補助金など、なかなか他の地域でもできていないような先進的な施策を盛り込んでいるというふうに思います。しかし、国の第2次補正を受けた次のことも考えなければいけないというふうにも思います。そこで、討論に参加をしたいというふうに思いました。
  新型コロナウイルスの感染拡大、これはもはや世界で猛威を振るっているということで、今回も様々な自粛が行われ、多くの影響があるというふうに思います。私たちはこの間緊急のアンケートを行ってきました。本当に町民の皆さんの実態、要望、これが切実なものであるということがよく分かりました。9割もの方がコロナの影響を受けていると。また、仕事が減った、収入が減ったというような方、これが35%にも及んでいます。幾つか例を紹介したいというふうに思います。母がコロナの症状になったが、かかりつけ医が取り合わない。PCR検査が受けられないということで、自分も鬱病になりかけたというような方。また、収入が5分の1に減少して、子どもの学費、公共料金の支払いができないというような方。ある病院の方からは収入が8割から9割減になってしまったと。光熱費や家賃の支払いに悩んでいると。また、コロナにかかったらどこに相談したらいいのか分からない。インターネットではなく何らかの方法で知らせてほしい。パートの仕事の方は、シフトが減らされて休業手当も出ないというような方もいらっしゃいました。職場が医療機関で休みができないということで、非常に体調も悪いのだけれども、仕事をせざるを得ないというような方、独り親家庭の方でも本当に今大変な状況です。収入がストップして勤務先が飲食店のため3月末から自粛をしていると。再開のめどが立っていないということで、働きに行けないと。本当に収入が途絶えているというようなシングルマザーの方。仕事に行けなくて税金が払えないと。また早く10万円が欲しいと。それで税金を払って安心したいというような方もいらっしゃいます。埼玉県の中の病床数の少なさ、これを心配して、今度6月以降に学校が再開になったらというような不安をおっしゃっている方もいらっしゃいました。
  本当にこういったような様々な方が多くの声を寄せていただきました。私たちは本当に緊急事態宣言の下で町民が自ら自粛をし、そして国や県、町の要請に従って自粛をし、本当に収入が途絶えたり減収したりというというような中でも頑張っていらっしゃるというようなことに心を打たれたわけであります。今国が一律10万円の給付を始めたり、また県も休業補償などの独自施策をやっておりますけれども、1回こっきりでは全く足りないというのが現状だというふうに思います。憲法29条3項に、私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用いることができるという規定があります。これに従えば、感染拡大防止はまさに公共の福祉そのものであり、そのための自粛による損害への補償は、憲法の精神でもあるというふうに思います。アンケートから寄せられた町民の暮らしの実態や声は、憲法が保障する正当な補償とは今はなっていないというふうに思います。今後一層感染拡大も予想されています。町民目線の行政を自負する吉田町政が未曽有の危機にさらされている町民の命と暮らしを守るため全力を挙げられることをお願いするものです。
  つきましては、第2次補正について、次のことをお願いしたいというふうに思っております。1つ目は、独り親世帯対策のために児童扶養手当受給者への上積みの支給をお願いしたいということです。2つ目は、健康や生活、雇用、営業、こういったような様々な悩みを持っていらっしゃいます。こういった問題をワンストップで対応できるような相談窓口を設置していただきたいというふうに思います。次は、先ほどもお願いしましたけれども、水道料金の減免です。また、県の助成金の申請書類などを町や商工会議所などに配置をして相談窓口に置くなど、申請をしやすくしていただきたいというふうに思います。
  また、新型コロナ感染防止対策検査医療介護体制の整備、これが大きな2つ目です。先ほどお話ししましたけれども、PCRセンターが開設されましたけれども、それの体制の強化、そして幅広い対象を受けられるようなセンターにしていただきたいということ。また、医療機関や介護施設、障害者施設、保育園、障害者学童クラブなどへのマスクや消毒液等の確保に全力を挙げていただきたい。先ほど申しましたけれども、集団感染のおそれがある教員や保育士さん、学童指導員さん、介護施設で働く方々などについては、疑いのあるなしにかかわらず優先してPCR検査を受けることができるようにしていただきたいというふうに思います。さらに町民が安心できる正確な情報発信を日常的に行っていただきたいというふうに思います。
  次に、大きな3番目として、子どもたちの命と権利を守るためということです。学校が、休校が解除されました。詰め込み、また長時間授業とならないような十分な配慮をしていただきたいと。夏休みが短縮されるということでありますので、遠距離通学の暑さ対策をぜひ実施していただきたい。また、教員や児童生徒が発熱した場合、対応できる、休憩できるような部屋の確保、また給食の配膳の仕方や分散登校の考え方など、子どもの健康を守る施策について、保護者の皆さんや子どもたちに十分な理解を求めながら行っていただきたいというふうに思います。また、学生への支援も必要です。今13人に1人の学生が大学をやめようというようなことも言われています。本当にそういったことにならないような対策も必要だというふうに思います。ぜひこういったような問題について第2次補正の中でも検討いただき、次の議会での議論にしたいというふうに思います。どうぞよろしくお願いします。
  これで討論を終わります。ありがとうございました。
議長(上野 廣議員) ほかに討論ありませんか。
  井上奈保子議員。
          〔6番 井上奈保子議員登壇〕
6番(井上奈保子議員) 6番、井上です。
  ただいまのこの53号の議案に対しまして、この交付金につきましては、先ほどのご説明をいただいたように、この町の財政状況あるいはコロナの感染者の有無、状況、そういうこと等を鑑みての交付金をいただくということでございますので、今滑川町は感染者ゼロという本当に好調なときでございまして、これも町の職員の皆さんの昼夜を問わずの対応、そしてまた町民との協力でこのような状態が保っていられるというわけでございます。今後もこのような状況が保てること、さらによりよい環境を整えるためにもぜひこの予算の執行をしていただきたいとお願いする一人として、この議案に賛成いたします。
  以上です。
議長(上野 廣議員) ほかにありませんか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第53号 令和2年度滑川町一般会計補正予算(第3号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立全員〕
議長(上野 廣議員) 全員賛成です。
  よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。

    閉会中の所管事務調査の申し出について
議長(上野 廣議員) 日程第18、閉会中の所管事務調査の申し出についてを議題とします。
  会議規則第73条の規定によって、総務経済建設常任委員会、松本幾雄委員長、文教厚生常任委員会、服部幸雄委員長、議会運営委員会、宮島一夫委員長の3名から、お手元に配付しました閉会中の所管事務調査申出書のとおり、閉会中の所管事務調査としたい旨の申出がありました。
  お諮りします。各委員会の委員長からの申出のとおり、閉会中の所管事務調査とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、各委員会の委員長からの申出のとおり、閉会中の所管事務調査とすることに決定しました。

    閉会中の継続調査の申し出について
議長(上野 廣議員) 日程第19、閉会中の継続調査の申し出についてを議題とします。
  会議規則第75条の規定によって、議会運営委員会、宮島一夫委員長から、お手元に配付しました閉会中の継続調査申出書のとおり、次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、閉会中の継続調査としたい旨の申出がありました。
  お諮りします。議会運営委員会委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。

    閉会について
議長(上野 廣議員) お諮りします。
  本定例会の会議に付された事件は全て終了しました。
  会議規則第7条の規定によって本日で閉会したいと思います。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、本定例会は本日で閉会することにいたしました。

    町長挨拶
議長(上野 廣議員) ここで、吉田町長にご挨拶をお願いします。
          〔町長 吉田 昇登壇〕
町長(吉田 昇) 町長、議長のお許しをいただきましたので、本定例会の閉会に当たりまして一言お礼の挨拶を申し上げます。
  議員各位におかれましては、慎重にご審議をいただく中、会期を1日残し2日間で審議を終了することができました。また、令和2年度一般会計補正予算をはじめ、全18案件を原案どおり可決いただきまして、誠にありがとうございました。会期中に議員各位よりいただきました提案・意見に対しましては十分参考にさせていただき、町政の執行に当たってまいる所存でございます。町といたしましても、議決いただきました新型コロナ対応予算等の執行にスピード感を持ち、職員一同が住民福祉の向上に真摯に取り組んでまいる決意でございます。
  議員各位におかれましては、新型コロナウイルス感染症に対応した議会運営を実施をいただきましたことに心から感謝を申し上げる次第でございます。これからも健康には十分留意されまして、それぞれの立場でご活躍されますことをご祈念申し上げまして、閉会に当たってのお礼の挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。

    閉会の宣告
議長(上野 廣議員) これで本日の会議を閉じます。
  議員各位と執行部のご協力によりまして、本定例会が終了することができました。深く感謝申し上げます。遅くなって申し訳ございませんでした。
  これをもちまして第222回滑川町議会定例会を閉会します。
  大変お疲れさまでした。
                                   (午後 5時50分)
議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
  相互に礼。
  お疲れさまでした。