令和2年第221回滑川町議会定例会〔予算審査特別委員会〕
令和2年第221回滑川町議会定例会
〔予算審査特別委員会〕
1.日 時 令和2年3月9日(月)
午前 9時00分 開会
午後 3時16分 延会
2.場 所 滑川町議場
3.議 題
(1)委員長互選
(2)副委員長互選
(3)議案第25号 令和2年度滑川町一般会計予算の議定について
出席委員(13名)
1番 瀬 上 邦 久 委員 2番 高 坂 清 二 委員
3番 松 本 幾 雄 委員 5番 上 野 葉 月 委員
6番 井 上 奈 保 子 委員 7番 紫 藤 明 委員
8番 服 部 幸 雄 委員 9番 北 堀 一 廣 委員
10番 宮 島 一 夫 委員 11番 菅 間 孝 夫 委員
12番 内 田 敏 雄 委員 13番 吉 野 正 浩 委員
14番 阿 部 弘 明 委員
欠席委員(なし)
出席者
滑 川 町 議 会議長 上 野 廣
事務局職員出席者
議 会 事 務 局 長 木 村 晴 彦
書 記 平 岩 春 菜
録 音 篠 﨑 美 幸
録 音 木 村 寿 美 代
説明のため出席した人
町 長 吉 田 昇
副 町 長 柳 克 実
教 育 長 馬 場 敏 男
総 務 政 策 課 長 大 塚 信 一
税 務 課 長 篠 﨑 仁 志
会 計 管 理 者 兼 木 村 俊 彦
会 計 課 長
町 民 保 険 課 長 岩 附 利 昭
健 康 福 祉 課 長 小 柳 博 司
健 康 づ く り課長 會 澤 孝 之
環 境 課 長 関 口 正 幸
産 業 振 興 課長兼 服 部 進 也
農業委員会事務局長
建 設 課 長 吉 野 徳 生
教育委員会事務局長 澄 川 淳
議 会 事 務 局 長 木 村 晴 彦
総務政策課副課長兼 大 林 具 視
主席主幹・総務担当
総務政策課副課長兼 松 本 由 紀 夫
主席主幹・財政担当
総 務 政策課主査・ 齋 藤 訓 行
人権・自治振興担当
総 務 政策課主任・ 小 林 祐 太
秘 書 広 報 担 当
総 務 政策課主任・ 武 内 章 泰
総 務 担 当
総 務 政策課主事・ 強 瀬 利 賀
総 務 担 当
税 務 課 副 課長兼 島 田 昌 徳
主 席 主 幹 ・
管 理 担 当
税 務 課 主 幹 ・ 大 熊 緩 子
資 産 税 担 当
町民保険課副主幹・ 高 坂 真 理 子
町 民 担 当
産 業 振 興 課 福 島 吉 朗
副課長兼主席主幹・
土 地 改 良 担 当
産 業 振興課主幹・ 吉 野 和 弘
農 林 商 工 担 当
農 業 委員会事務局 鯨 井 丈 晴
主 任 ・ 農 地担当
建 設 課 副 課長兼 市 川 明 浩
主席主幹・管理担当
建 設 課 副 課長兼 瀬 谷 匡 洋
主 席 主 幹 ・
開 発 指 導 担 当
建 設 課 主 査 ・ 江 森 徹
道 路 整 備 担 当
会 計 課 副 課長兼 高 坂 克 美
主 席 主 幹 ・
会 計 用 度 担 当
議 会 事務局主任・ 平 岩 春 菜
庶 務 担 当
町 民 保険課主事・ 村 田 仁 美
年 金 国 保 担 当
健康福祉課副課長兼 稲 村 茂 之
主席主幹・福祉担当
健康福祉課副課長兼 篠 﨑 美 幸
主 席 主 幹 ・
高 齢 者 福 祉担当
健 康 福祉課主査・ 奥 野 忠
福 祉 担 当
健 康 福祉課主任・ 石 川 恵 子
福 祉 担 当
健 康 福祉課主任・ 贄 田 誠
福 祉 担 当
健 康 づ く り 課 福 島 知 子
主 席 主 幹 ・
健 康 づ く り担当
健康づくり課主査・ 早 川 裕 美 子
保 健 予 防 担 当
環 境 課 主 幹 ・ 権 田 尚 司
生 活 環 境 担 当
環 境 課 主 査 ・ 久 保 島 賢
生 活 環 境 担 当
教 育 委員会事務局 小 林 晴 美
次 長 兼主席主幹・
教 育 総 務 担 当
教 育 委員会事務局 木 村 寿 美 代
次 長 兼主席主幹・
生 涯 学 習 担 当
教 育 委員会事務局 宮 島 栄 一
次 長 兼主席主幹・
文 化 財 保 護担当
教 育 委員会事務局 田 中 稔 浩
指 導 主 事 ・
学 校 教 育 担 当
教 育 委員会事務局 堀 口 章 子
主 幹 ・図書館担当
教 育 委員会事務局 赤 沼 稔
主 任 ・
生 涯 スポーツ担当
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。
ご着席願います。
〇議長(上野 廣議員) 皆さん、おはようございます。早朝よりありがとうございます。
本定例会の初日に議案第25号 令和2年度滑川町一般会計予算の議定についてから議案第32号 令和2年度滑川町水道事業会計予算の議定についてまでの8議案について、議長を除く13名の委員で構成する予算審査特別委員会を設置して審査することに決定いたしました。滑川町議会としては、15回目の予算審査特別委員会の設置であり、今回も前年度に続いて議場を使用して開催しますので、十分なる審査をお願いいたします。
ただいま当委員会には正副委員長がおりません。委員会条例第9条に、「委員長及び副委員長がともにいないときは、議長が委員長の互選を行わせる」とあります。そして、「互選に関する職務は、年長の委員が行う」とあります。
ただいま出席している委員の中で、年長委員は井上奈保子委員であります。井上奈保子委員に臨時委員長をお願いします。臨時委員長席にお着き願います。
〔臨時委員長 井上奈保子委員委員長席に着席〕
◎開会及び開議の宣告
〇臨時委員長(井上奈保子委員) 皆さん、おはようございます。井上奈保子です。年長のゆえをもちまして、暫時臨時委員長を務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、ただいまの出席委員は13名全員です。定数数に達しておりますので、ただいまから予算審査特別委員会を開会いたします。
(午前 9時00分)
◎委員長の互選
〇臨時委員長(井上奈保子委員) これより委員長の互選を行います。
お諮りいたします。委員長の互選は、指名推選の方法により行いたいと思いますが、これに異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇臨時委員長(井上奈保子委員) 異議なしと認め、委員長の互選は指名推選により行います。
それでは、ご指名をお願いいたします。
松本委員。
〇3番(松本幾雄委員) 北堀委員にお願いします。
〇臨時委員長(井上奈保子委員) ただいま北堀一廣委員を委員長にとのご指名がありました。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇臨時委員長(井上奈保子委員) それでは、異議なしと認めます。
よって、北堀一廣委員が委員長に当選されました。
ただいま委員長が決まりましたので、臨時委員長の職をここで解かせていただきます。
北堀一廣委員長、委員長席にお着き願います。ご協力ありがとうございました。
〔臨時委員長、委員長と交代〕
〇委員長(北堀一廣委員) 皆さん、おはようございます。ただいま各委員からご推挙を賜り、委員長という重責を担うことになりました北堀です。
令和2年度の当初予算の審査に当たり、皆様の絶大なるご支援、ご協力を賜りながら、特別委員会の運営が円滑にできますよう、微力ではございますが、委員長を務めさせていただきます。どうかひとつよろしくお願いを申し上げます。
それでは、着座にて進行いたします。
◎副委員長の互選
〇委員長(北堀一廣委員) これより副委員長の互選を行います。
お諮りをします。副委員長の互選は指名推選とし、委員長より指名したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 異議なしと認めます。
よって、副委員長には高坂清二委員を指名いたします。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 異議なしと認めます。
よって、高坂清二委員が副委員長に当選をされました。
高坂清二副委員長、副委員長席にお着き願います。
ここで、高坂副委員長にはご挨拶をお願いいたします。
〇副委員長(高坂清二委員) ただいま北堀一廣委員長よりご指名を賜り、副委員長に当選した高坂清二でございます。
微力ではございますが、北堀一廣委員長を補佐し、令和2年度の当初予算の審査に当たり、特別委員会の運営が円滑にできるよう務めさせていただきます。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
◎会議録署名委員の指名
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、会議録署名委員を指名いたします。委員長にて指名をいたします。
5番 上 野 葉 月 委員
6番 井 上 奈保子 委員
7番 紫 藤 明 委員
以上、3名の方にお願いをいたします。
◎議案第25号の上程、説明、質疑
〇委員長(北堀一廣委員) 予算審査特別委員会に付託された案件は、本定例会において付託をされた議案第25号 令和2年度滑川町一般会計予算の議定についてから議案第32号 令和2年度滑川町水道事業会計予算の議定についてまでの各会計予算8議案の審査であります。
当委員会における審査日程は2日間といたします。
審議は議案第25号 令和2年度滑川町一般会計予算の総務経済建設常任委員会所管事項の審査から始め、文教厚生常任委員会の所管事項と続き、そして令和2年度の各特別会計予算並びに水道事業会計予算の審査を行います。
質問者は質問を質問席で行い、答弁者は答弁を自席でお願いいたします。質問者、答弁者は、委員長権限で着座のまま質問、答弁を行って構いません。
質疑は一問一答方式、時間は40分間といたします。回数制限は設けませんが、一般会計の総務経済建設常任委員会の所管事項で1回、文教厚生常任委員会の所管事項で1回、特別会計・事業会計でそれぞれ1回ずつということです。
なお、町長、副町長、教育長に答弁を求める場合には、自ら指名をお願いいたします。
このような進め方でよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 異議なしの声がありますので、ではそのように進めたいと思います。
議案第25号 令和2年度滑川町一般会計予算の議定についての審査を行います。
まず最初に、総務経済建設常任委員会の所管事項の審査を行います。
各担当課長、局長から自席にて歳入歳出予算の所管事項の説明を求めます。
まず最初に、大塚総務政策課長、お願いいたします。
〇総務政策課長(大塚信一) おはようございます。総務政策課長の大塚でございます。
それでは、一般会計の予算についての説明を申し上げます。
〇委員長(北堀一廣委員) 暫時休憩いたします。
休 憩 (午前 9時11分)
再 開 (午前 9時11分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開します。
〇総務政策課長(大塚信一) それでは、説明申し上げます。
全体予算につきましては、前回説明申し上げていますので、総務政策課の予算のみ説明させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。総務政策課につきましては、本年度予算額が7億2,210万2,000円でございます。昨年と比較しまして630万7,000円の減額の予算となっております。
歳出の関係につきましては、前々から申し上げていますけれども、会計年度職員の人件費等を盛り込んだ予算となっております。ほかにつきましては、例年と同じような予算組みとなっておりまして、大きな差異はないということで提案させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
次に、木村会計課長、お願いします。
〇会計管理者兼会計課長(木村俊彦) おはようございます。会計課長の木村でございます。会計課所管の主な予算につきまして、着座にて説明をさせていただきます。
最初に、歳入についてご説明いたします。予算書の29ページをお願いいたします。款21諸収入、項6雑入、目1雑入、節15雑入の中ほど、上からちょうど10行目に当たりますが、県証紙の売りさばき収入として112万1,000円を計上させていただきました。そのまま29ページの上から3行目に目を転じていただきますと、節2県証紙売りさばき手数料として3万6,000円とありますが、これは先ほど説明させていただきました県証紙の売りさばきに伴い、埼玉県から入ってくる手数料です。率は売りさばき収入の3.24%でございます。
続いて、歳出について説明いたします。予算書の37ページをお願いいたします。款2総務費、項1総務管理費、目4の会計管理費を御覧ください。ページの右下、節10需用費の消耗品として178万7,000円を計上させていただきました。現在、庁舎内で使用する紙や筆記具など、各課共通で使用する事務用品につきましては、経費節減のため会計課で一元管理しておりますが、その調達に係る経費でございます。その下の印刷製本費31万9,000円も、役場で使用する封筒などの印刷に係る経費でございます。さらに、その下の県証紙112万1,000円は、先ほど歳入のところで触れましたが、会計課窓口で売りさばく県証紙の仕入れに係る経費でございます。
続いて、節11の役務費ですが、ページを1枚めくっていただきまして、38ページを御覧ください。38ページの1行目に、クラウド口座振替取りまとめサービス利用料として88万5,000円とありますが、これは平成30年度に導入させていただいたものでございます。口座振替につきましては、長らく会計課の窓口において、金融機関と直接データを受け渡しするという方法で行っておりましたが、データ紛失の危険性があることなどから、多くの金融機関で廃止されることとなりまして、これに代わり通信によってデータの受渡しを行うための経費でございます。
次に、手数料70万9,000円とありますが、このうち55万円につきましては、町の指定金融機関として、役場の1階に派出窓口を置く埼玉りそな銀行へ、公金事務の取扱手数料として支払っているものでございます。残る15万9,000円は、再振込や残高証明の発行などの手数料でございます。
会計課につきましては以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、篠﨑税務課長、お願いします。
〇税務課長(篠﨑仁志) おはようございます。税務課長の篠﨑です。それでは、税務課の所管する予算について、着座にて説明をさせていただきます。
令和2年度一般会計予算の11ページをお開きください。歳入でございます。款1町税でございます。町税の本年度予算額は30億1,210万5,000円で、前年度比3,322万円の増額です。歳入全体の51.4%を占めております。
それでは、町税の内訳について説明いたします。13ページをお開きください。款1町税、項1町民税、目1個人、本年度予算額10億1,470万円で、前年度比2,550万円の増額でございます。納税義務者数の増により増加させていただきました。
目2法人、本年度予算額2億6,460万円で、前年度比マイナス2,110万円の減額でございます。法人税割の税率変更により、減収を見込み減額させていただきました。
続きまして、項2固定資産税、目1固定資産税、本年度予算額15億1,300万円で、前年度比2,400万円の増額でございます。土地については、ほぼ横ばいのため前年と同額を見込み、家屋については、新築家屋の増加及び大規模家屋の建設により増額させていただきました。
目2国有資産等所在市町村等交付金及び納付金、本年度予算額216万5,000円で、前年度と同額でございます。
続きまして、項3軽自動車税、目1種別割、本年度予算額4,924万円で、前年度比302万円の増額でございます。登録台数の増加により増加させていただきました。なお、令和元年10月1日以降、自動車の排気量等に応じて毎年かかる軽自動車税が種別割に名称変更となりました。
続きまして、14ページをお開きください。同じく項3軽自動車税、目2環境性能割、本年度予算額100万円でございます。令和元年10月1日から、自動車取得税が廃止され、環境性能割が導入されました。新車、中古車問わず、取得時に課税となり、軽自動車に対する環境性能割が町税としての収入になります。令和2年2月分から令和3年1月分の12か月分を見込み計上しました。
続きまして、項4町たばこ税、目1町たばこ税、本年度予算額1億6,740万円で、前年度比80万円の増額でございます。近年の禁煙傾向により、納税者の減少を見込む一方で、令和2年10月からの増税による増額を見込みました。
続きまして、44ページをお開きください。歳出でございます。款2総務費、項2徴税費、目1税務総務費、本年度予算額9,519万円で、前年度比マイナス570万2,000円の減額でございます。
主な内容ですが、節12委託料で、今年度は航空写真撮影業務委託料として492万8,000円を計上させていただきました。評価替えに必要となるもので、航空写真により、道路からは確認できない土地の地目変更や家屋の新増築を確認し、適正な課税をするものでございます。なお、前年度予算措置してありました土地鑑定評価委託料は、3年に1度の業務により今回は計上しないため、合計では減額となるものでございます。
45ページ、下段を御覧ください。目2賦課徴収費、本年度予算額2,048万円で、前年度比356万3,000円の増額でございます。人件費の増及び節10需用費の消耗品の増並びに46ページ、12委託料、13使用料及び賃借料の電算関係費用の増額でございます。
以上で税務課の所管する予算の説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、岩附町民保険課長、お願いします。
〇町民保険課長(岩附利昭) おはようございます。町民保険課長の岩附でございます。町民保険課所管の戸籍住民基本台帳関連予算を着座にて説明をさせていただきます。
最初に、歳入の主な項目からご説明をさせていただきます。予算書の19ページをお開きいただきたいと存じます。款14使用料及び手数料、項2手数料、目1総務手数料のうち節の3戸籍基本住民台帳手数料として520万8,000円を予算計上いたしました。内容は、住民票や印鑑登録、戸籍謄本など、戸籍及び住民登録等の事務手数料となります。前年度とほぼ同額を見込んでおります。
続きまして、20ページをお願いいたしたいと思います。款15国庫支出金、項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金のうち節の9戸籍住民基本台帳費国庫補助金として1,088万6,000円を計上いたしました。前年度比704万4,000円の増で、社会保障・税番号制度、こちらはマイナンバーカードに関する市町村事務への交付金でございます。
続いて、22ページをお開きいただきたいと思います。款16県支出金、項1県負担金、目1総務費県負担金のうち節の3戸籍住民基本台帳費県負担金ですが、旅券事務に係る交付金として81万円を予算計上しております。なお、こちらの交付金につきましては、県から交付された同額をパスポートセンター事務を委任する東松山市へ全額委託料として支出をいたします。
次に、歳出につきまして説明を申し上げます。ページ飛びまして、予算書の46ページをお願いしたいと思います。款2総務費、項3戸籍住民基本台帳費、目1戸籍住民基本台帳費でございますが、全体で6,732万3,000円、前年度比1,216万6,000円の増額となります。増額の理由といたしましては、節の1報酬、会計年度任用職員の報酬等支出と、節の12委託料、電算機保守等委託料の増額になります。委託料では、新たにデジタル手続法の公布に伴う戸籍証明のオンライン化を目指した戸籍システム改修費が含まれます。
また、節の18負担金補助及び交付金のうち、通知カード、個人番号カード関連事務の委任に係る交付金397万5,000円の支出見込みで、こちらにつきましては全額を国庫補助金にて賄っております。
以上、簡単ではございますが、戸籍住民基本台帳関連の予算説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 続いて、服部産業振興課長兼農業委員会事務局長、お願いします。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 皆様おはようございます。産業振興課長兼農業委員会事務局長の服部です。農業委員会、産業振興課所管の令和2年度予算につきまして、着座にて説明させていただきます。款項目での説明を中心に行わせていただきます。
最初に、収入から説明させていただきます。令和2年度滑川町一般会計予算書の21ページをお開きください。款15国庫支出金、項2国庫補助金、目4農林水産業費国庫補助金でございますが、農村地域防災・減災事業補助金といたしまして4,120万円を計上しております。こちらにつきましては、ため池耐震調査及びハザードマップ作成業務に関連します補助金であり、補助率100%により9か所のため池の耐震調査及び17か所のため池のハザードマップを作成する予定でございます。
続きまして、24ページをお開きください。款16県支出金、項2県補助金、目4農林水産事業費県補助金でございますが、本年度1,129万4,000円、84万円の減となっております。内訳でございますが、節1農業委員会費県補助金といたしまして262万8,000円、前年度比18万2,000円の減。補助金内訳でございますが、農業委員会交付金118万円、農地利用最適化交付金110万4,000円、農業委員会補助金34万4,000円。
節2の農業振興費県補助金といたしまして45万1,000円、前年度比160万1,000円の減となっております。内訳でございますが、経営所得安定対策推進事業費補助金45万円が主なものであり、昨年度予算計上されていた農業次世代人材投資資金交付金の対象者が不在となったため150万円の減額となっております。
節3農地費県補助金821万5,000円、前年度比94万3,000円の増でございます。新規地区である和泉、菅田地区を含む7地区を対象とした多面的機能支援事業補助金でございます。
次の25ページになりますが、款16県支出金、項3県委託金、目3農林水産事業費県委託金、アライグマ個体分析調査県委託金29万5,000円で、前年度比5万4,000円の増となっております。
少し飛びますが、28ページをお開きください。款21諸収入、項4受託事業収入、目5農業水産業費受託事業費収入、農業者年金受託金といたしまして9万6,000円、前年度比9,000円の減となっております。
収入関連の最後に30ページをお開きください。款21諸収入、項6雑入、目1雑入、節15雑入内の中段にありますが、令和2年度につきましても、ターナちゃんポロシャツの販売を予定しております。ターナちゃんグッズ販売代金といたしまして、82万5,000円を売上げとして計上してございます。昨年度比で9万6,000円の増となっております。
続きまして、支出の部に移らせていただきます。飛びます。72ページをお開きください。款5労働費、項1労働諸費、目1労働諸費17万7,000円となっております。昨年度比5,000円の増で、昨年同様の予算計上となっております。
下段へ続きます。款6農業水産業費、項1農業費、目1農業委員会費でございますが、2,341万8,000円、118万9,000円の減でございます。主な減額の要因でございますが、人件費等の見直しによるものでございます。
また、新規事業として、73ページ中段、節12委託料内にある農地情報公開システム業務委託料を計上しております。
73ページ、下段を御覧ください。款6農業水産業費、項1農業費、目2農業総務費でございますが、4,932万4,000円、前年度比としまして1,057万2,000円の増となっております。
続きまして、74ページを御覧ください。款6農業水産業費、項1農業費、目3農業振興費でございますが、1,357万2,000円、前年度比192万円の減となっております。主な減額要因は、昨年度計上されていた農業次世代人材投資資金交付金の対象者が不在となったことによるものでございます。
節7報償費156万5,000円、予算項目変更により、主に営農推進員、有害鳥獣捕獲従事者への報償費になります。
節11役務費126万4,000円、予算科目変更により、主に有害鳥獣捕獲員作業員の手数料になります。
節13委託料523万7,000円、前年度比5万5,000円の減で、昨年同様の予算計上となっております。
75ページを御覧いただけますでしょうか。節18負担金補助及び交付金410万8,000円、162万2,000円の減となっております。農業次世代人材投資資金交付金の対象者が不在となった補助金の見直しが主な減額要因でございます。
続きまして、75ページ、下段以降、76ページを御覧ください。款6農業水産業費、項1農業費、目5農地費でございますが、7,052万1,000円、前年度比6,971万5,000円の減となっております。節12委託料におきまして、昨年度に引き続き、国費100%による農村地域防災・減災事業を計画しています。委託内容は、耐震調査業務9か所、ハザードマップ作成業務17か所を予定しており、合わせて4,727万円となっております。ため池一斉点検等データ更新委託でございますが、令和元年度で作成したため池耐震診断調査データ、ため池豪雨点検調査データを庁内で使用しているGISに反映し、情報の共有化を図るものでございます。
76ページから77ページになりますが、節18負担金補助及び交付金でございますが2,042万6,000円、255万円の増となっております。主なものを説明しますと、上福田土地改良区事業補助金として570万円を計上してございます。排水路柵渠布設工事約420メーターを予定しており、町補助金として計上しております。
また、多面的機能支払交付金1,095万4,000円、125万7,000円の増となっております。各土地改良区組合の運営等に関する補助金を合わせまして50万円計上しております。
次に、款6農林水産業費、項1農業費、目7農業集落排水費といたしまして、農業集落排水事業特別会計への繰出金として6,300万円を前年と同額を計上してございます。
続きまして、77ページ、下段以降、79ページを御覧ください。77ページ、款7商工費、項1商工費、目2商工振興費でございますが、本年度1,981万4,000円、前年度比390万1,000円の減となっております。主な要因は、企業誘致奨励金の対象が3社から2社になったことによるものでございます。
78ページ、節18の負担金補助及び交付金でございますが、主なものとしまして、商工振興資金利子補給事業補助金として90万円、企業誘致奨励金として550万4,000円、これは2社分でございます。それから、商工会補助金として634万7,000円、工業団地振興対策補助金として50万円、耐震住宅リフォーム補助金として30万円となっております。
78ページ、下段の款7商工費、項1商工費、目3観光費でございますが、369万1,000円、34万5,000円の増で、昨年同様の予算計上となっております。
節10需用費の説明欄で消耗品費でございますが、ターナちゃんポロシャツの作成代金としまして90万8,000円を計上しており、来年度も550着をめどに販売を予定しております。
節18負担金補助及び交付金、主なものといたしまして、森林公園年間パスポート券購入補助金400名分としまして63万5,000円、滑川まつり事業補助金としまして124万円、観光協会補助金としまして65万円。
79ページになりますが、款7商工費、項1商工費、目4の消費者行政推進費ですが、本年度84万円、前年度比8,000円の減となっております。東松山市で行っております1市4町の東松山市消費生活センターへの運営に関する負担金83万2,000円が主なものとなっております。
最後になりますが、飛びます。117ページを御覧ください。款11災害復旧費、項1農林水産施設災害復旧費、目1農林水産施設災害復旧費でございますが、項目の設定での計上となっております。
以上、雑駁ではございますが、農業委員会、産業振興課所管の予算の説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、吉野建設課長、お願いします。
〇建設課長(吉野徳生) おはようございます。建設課長の吉野でございます。よろしくお願いいたします。それでは、令和2年度建設課所管の予算の概要を着座にて説明させていただきます。
最初に、歳入から説明申し上げます。予算書の18ページをお開きください。中段でございます。
款14使用料及び手数料、項1使用料、目2土木使用料でございます。本年度予算額1,923万円で、前年度比17万円の減額でございます。内容は、節1道路橋梁総務使用料1,551万5,000円、町道、水路等の占用料及び資材置場、駐車場の使用料でございます。
節2都市計画総務使用料371万5,000円、駅前広場等の使用料でございます。
次に、19ページをお願いいたします。款14使用料及び手数料、項2手数料、目5土木手数料でございます。本年度予算額61万5,000円で、前年度比2万5,000円の増額でございます。内訳は、節1土木総務手数料14万8,000円、節2都市計画総務手数料46万7,000円。内容は、土木証明等の手数料、都市計画法に基づく申請手数料でございます。
21ページをお開きください。中段、款15国庫支出金、項2国庫補助金、目5土木費国庫補助金、節6道路維持費国庫補助金1,375万円で、前年度比1,375万円の減額でございます。内容は、大字羽尾地内の町道9303号線道路改良工事及び跨高速道路橋の橋梁定期点検に伴う防災安全社会資本整備交付金でございます。
続きまして、歳出の説明を申し上げます。79ページをお開きください。款8土木費、項1土木管理費、目1土木総務費でございます。本年度予算額198万7,000円、前年度比2万4,000円の減額でございます。主な内容は、土木積算システム・パソコン機器借上料、協議会等の負担金でございます。
次に、80ページをお願いいたします。款8土木費、項2道路橋梁費、目1道路橋梁総務費でございます。本年度予算額3,933万円で、前年度比256万4,000円の増額です。主な内容は、職員の人件費及び協議会等の負担金でございます。
81ページをお願いします。目2道路維持費でございます。本年度予算額6,797万4,000円で、前年度比155万7,000円の減額です。主な内容といたしましては、節10需用費921万4,000円で、防犯灯等の電気料及び滑川高校西通線排水ポンプ自家発電設備オーバーホール、南の除塵機の修繕料でございます。
次に、節11の役務費1,066万3,000円で、町道補修、雑草刈り払い作業員の手数料でございます。
節12委託料359万円で、町道街路樹管理及び滑川高校西通線排水ポンプ維持管理委託料でございます。
節13使用料及び賃借料1,175万6,000円で、主に重機借上料及びLED街路灯賃借料金でございます。
節14工事請負費2,975万1,000円で、交通安全施設維持工事及び交通安全施設新設工事といたしまして、みなみ野地内の町道156号線点字ブロックの敷設工事費でございます。また、公共施設適正管理推進事業による大字都地内町道145号線の舗装修繕工事費となっております。
次に、82ページをお願いいたします。目3道路新設改良費でございます。本年度予算額6,147万1,000円で、前年度比6,035万5,000円の増額です。主な内容は、節12委託料1,495万円で、大字月輪地内町道102号線及び町道116号線の測量設計と委託料となっております。
節14工事請負費4,450万円で、社会資本整備総合交付金事業による大字羽尾地内町道9303号線道路改良工事費、町単独事業による大字和泉地内町道4026号線道路改良工事費でございます。
目4橋梁維持費でございます。本年度予算額700万円で、前年度比4,800万円の減額でございます。減額理由につきましては、跨高速道路橋、公園駅南通り大橋の橋面舗装工事と伸縮装置の取替え工事を実施いたしましたが、橋梁本体工事はネクスコ東日本との打合せにより、令和3年度以降に実施することとなったことによるものでございます。内容は、節18負担金補助及び交付金700万円で、5年ごとに義務化された防災・安全社会資本整備交付金事業による跨高速道路橋5橋の定期点検の負担金でございます。
83ページをお願いいたします。款8土木費、項3河川費、目1河川総務費でございます。本年度予算額801万4,000円で、前年度比52万1,000円の増額です。主な内容は、職員の人件費及び協会等の負担金でございます。
84ページをお開きください。款8土木費、項5都市計画費、目1都市計画総務費でございます。本年度予算額2,329万5,000円で、前年度比1,732万3,000円の減額です。主な内容は、職員の人件費、開発許可システム保守等委託料及び協議会等の負担金でございます。
次に、目4の公共下水道費でございます。本年度予算額1億1,500万円で、前年度比2,000万円の増額です。内容は下水道事業特別会計への繰出金でございます。
目6公園費でございます。本年度予算額1,772万2,000円で、前年度比134万2,000円の増額です。主な内容は、町内各種公園等の植栽管理、清掃委託、遊具点検等維持管理費の費用でございます。
最後に、118ページをお開きください。下段でございます。款11災害復旧費、項2公共土木施設災害復旧費、目1道路橋梁災害復旧費でございます。災害時対応のための科目設定でございます。
以上、建設課所管の予算説明といたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 最後に、木村議会事務局長、お願いします。
〇議会事務局長(木村晴彦) おはようございます。議会事務局長の木村でございます。議会事務局所管の予算につきまして説明させていただきます。
議会事務局の所管する歳入予算科目はございません。
歳出予算科目につきましては、議会費と監査委員費の2項目でございます。
最初に、予算書の32ページをお開き願います。款1議会費、項1議会費、目1議会費でございます。本年度予算額9,312万6,000円で、前年度比145万円の増額の予算を計上させていただきました。
主に増額になった予算につきまして、ご説明申し上げます。初めに、会計年度任用職員に関する経費につきまして、節1報酬費、節3職員手当のうち期末手当、節8旅費のうち費用弁償に関しましては、合わせまして104万1,000円の皆増でございます。
節11需用費の説明欄にございます消耗品費につきましては、18万3,000円の減額でございます。これにつきましては、前年度議会議員改正に伴う用品購入に伴うものでございます。
次に、節12委託料の議会音声配信業務委託料につきまして、74万4,000円の皆増でございます。こちらにつきましては、12月定例会の全員協議会で説明をさせていただきましたが、議会基本条例に基づく開かれた議会としての議会中継を実施するものでございます。
次に、節18負担金補助及び交付金の議員年金給付費負担金につきましては、55万5,000円の減額となります。これにつきましては、町村議会議員共済会から示された負担率に基づいて算出したものでございます。負担金の率につきましては、令和2年度35.4%で、前年度36.9%と比較して1.5%下がっております。なお、現在議員年金の給付を受けております退職議員につきましては11名、遺族につきましては5名、合計16名となっております。そのほかにつきましては、前年度とほぼ同額でございます。
続きまして、予算書50ページをお開き願います。款2総務費、項6監査委員費で目1監査委員費でございます。本年度予算額79万7,000円で、前年度とほぼ同額でございます。
以上が議会事務局が所管する予算でございます。雑駁な説明で申しわけございませんが、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 各所管事項ごとの説明、大変ありがとうございました。
それでは、ここで各担当課、局の説明員の方がおりますので、各課長、局長から紹介をお願いいたします。
最初に、大塚総務政策課長、お願いします。
〇総務政策課長(大塚信一) それでは、総務政策課長の大塚でございます。
説明員の紹介を行いますが、紹介につきましては各自自己紹介で行いますので、よろしくお願いします。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) おはようございます。総務政策課財政担当、副課長の松本と申します。本日はよろしくお願いいたします。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) おはようございます。総務政策課人権・自治振興担当、齋藤でございます。よろしくお願いいたします。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・総務担当(大林具視) おはようございます。総務政策課副課長、総務担当、主席主幹の大林と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
〇総務政策課主事・総務担当(強瀬利賀) おはようございます。総務政策課総務担当の強瀬と申します。本日はよろしくお願いします。
〇総務政策課主任・総務担当(武内章泰) おはようございます。総務政策課総務担当、武内と申します。よろしくお願いいたします。
〇総務政策課主任・秘書広報担当(小林祐太) おはようございます。総務政策課秘書広報担当の小林と申します。よろしくお願いいたします。
〇総務政策課長(大塚信一) 以上7名でございます。よろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、木村会計課長、お願いします。
〇会計管理者兼会計課長(木村俊彦) 会計課長の木村でございます。本日は、私と説明員の2名で対応させていただきます。
説明員につきましては、自己紹介とさせていただきます。
〇会計課副課長兼主席主幹・会計用度担当(高坂克美) おはようございます。会計課会計用度担当、高坂と申します。よろしくお願いします。
〇会計管理者兼会計課長(木村俊彦) どうぞよろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、篠﨑税務課長、お願いします。
〇税務課長(篠﨑仁志) 税務課長の篠﨑です。よろしくお願いします。
説明員につきましては、それぞれ自己紹介とさせていただきます。
〇税務課副課長兼主席主幹・管理担当(島田昌徳) おはようございます。税務課副課長兼主席主幹、管理担当の島田と申します。よろしくお願いいたします。
〇税務課主幹・資産税担当(大熊緩子) おはようございます。税務課資産税担当、大熊と申します。よろしくお願いいたします。
〇税務課長(篠﨑仁志) 以上3名で説明させていただきます。
なお、町民税担当、西浦につきましては、確定申告期間中ということで、申告受付会場の責任者として業務をしておりますので、欠席をさせていただきます。ご了承いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、岩附町民保険課長、お願いいたします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長の岩附でございます。よろしくお願いいたします。
町民保険課の説明員につきましては、自己紹介とさせていただきます。
〇町民保険課副主幹・町民担当(高坂真理子) おはようございます。町民保険課町民担当の高坂と申します。よろしくお願いいたします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 以上の2名で説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 続いて、服部産業振興課長兼農業委員会事務局長、お願いいたします。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長兼農業委員会事務局長の服部です。本日はよろしくお願いいたします。
説明員の紹介に関しては、取りあえずは自己紹介とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(福島吉朗) 産業振興課土地改良担当、副課長、福島と申します。よろしくお願いいたします。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) おはようございます。同じく農林商工担当、吉野と申します。よろしくお願いいたします。
〇農業委員会事務局主任・農地担当(鯨井丈晴) 農業委員会事務局農地担当、鯨井と申します。よろしくお願いいたします。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 以上4名で説明いたします。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、吉野建設課長、お願いいたします。
〇建設課長(吉野徳生) 建設課長の吉野でございます。よろしくお願いいたします。
説明員につきましては、自己紹介をいたしますので、よろしくお願いいたします。
〇建設課副課長兼主席主幹・管理担当(市川明浩) おはようございます。建設課副課長、管理担当の市川と申します。よろしくお願いいたします。
〇建設課副課長兼主席主幹・開発指導担当(瀬谷匡洋) おはようございます。建設課副課長、開発指導担当、瀬谷と申します。よろしくお願いいたします。
〇建設課主査・道路整備担当(江森 徹) おはようございます。建設課道路整備担当の江森でございます。本日はよろしくお願いいたします。
〇建設課長(吉野徳生) 以上4名で説明に当たらせていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 最後に、木村議会事務局長、お願いします。
〇議会事務局長(木村晴彦) 議会事務局長の木村でございます。
説明員につきましては、自己紹介とさせていただきます。
〇議会事務局主任・庶務担当(平岩春菜) おはようございます。議会事務局庶務担当の平岩と申します。よろしくお願いいたします。
〇議会事務局長(木村晴彦) 以上2名で説明をさせていただきます。
〇委員長(北堀一廣委員) 自己紹介、大変ありがとうございました。
それでは、これより質疑に入ります。質疑ありませんか。ないと終わりにしますよ。
宮島一夫委員。
〇10番(宮島一夫委員) それでは、1件お伺いします。
78ページです。商工費の中で……
〇委員長(北堀一廣委員) 宮島委員、すみません。質問席でお願いします。質問席へ着いてお願いします。
〇10番(宮島一夫委員) 分かりました。
それでは、質問させていただきます。78ページ、商工費ですけれども、その中で企業誘致奨励金というのがあります。私は、これは非常に大事なことであると思っております。いつも一般質問でも企業にどんどん来てもらって、税収を増やすということを唱えております。具体的にどういう活動に使うのか、教えていただきたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当、答弁願います。
暫時休憩します。
休 憩 (午前 9時57分)
再 開 (午前 9時58分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開します。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長が宮島委員さんの答弁にご回答させていただきます。
こちらのほうの企業誘致奨励金に関しては、条例上で決まってございまして、3年間こちらのほうを補助金として活用していただくように考えております。そちらの活用のほうに関しては、基本的には企業の方の考え方の中で、いかようにも考えていただけるのかなというふうに考えていますが、私どものほうとしまして、こちらのほうの企業誘致奨励金の条例に基づいて交付しているところでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(北堀一廣委員) 宮島委員。
〇10番(宮島一夫委員) どういうふうにするかというのはこれからだと思うのですけれども、私はこういうふうに使ってほしいというのは何回も言っていますので、きょうは言いませんけれども、執行部のほうで一番これがいいということで、効率的に使っていただきたいと思います。どうかうまく使ってもらって、1社でも2社でも来てもらうということでお願いしたいと思います。
私の質問は終わります。よろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかにありませんか。
吉野正浩委員。
〇13番(吉野正浩委員) 13番、吉野正浩です。委員長より発言のお許しをいただきましたので、質問をしたいと思います。
まず、13ページです。町民税個人現年課税は、先ほどご説明したとおり、納税義務者が増えたということで増加しておりますということですが、給料所得者と営業と農業の方についての人数の増減を、分かりましたらお願いしたいのですけれども。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当、答弁願います。
暫時休憩します。
休 憩 (午前10時01分)
再 開 (午前10時01分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開します。
〇税務課長(篠﨑仁志) 税務課長、吉野委員の質問に答弁いたします。
お手元に資料のほうがございませんので、後で回答させていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) それでは、給与所得者、営業と農業の1人当たりの収入の増減、所得でもいいのですけれども、について分かりますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当、答弁願います。
〇税務課長(篠﨑仁志) 税務課長、吉野委員の質問にお答えします。
農業、営業等につきましては、収入の増減等は今のところ分からない状態でございます。給与所得者につきましては、ある程度の数字は言えないのですけれども、昨年に比べますと増額になるかなという感じがしております。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) 申告は、確定申告でも何でも営業所得者、営業等、農業という区分をもって受けていると思うので、その辺を電算化しているのであれば、今までの私が前に言ったことも、今言ったことも、全て入っているデータだと思うのですが、その辺。私は、なぜかというと、要するに給料所得者については、納税義務者が増えたということですが、一人一人の所得はどうであるかと。あと、営業もそうです。やっぱり、町内の営業等の1人当たりの収入とか、納税義務者というのはどう変わったのかとか、特に農業もそうです。そういったことを、今どういう状況にあるのかなというのを聞きたくて質問したわけですが、ないのであれば、後で教えてください。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) 次に、下に法人の現年課税ですが、地方の法人課税の偏在是正措置として法人住民税の法人税割が、先ほどのご説明のとおり税率が下がりました。その分を国税として、地方法人税として拡大して交付税の原資化しました。そこで、本町における税法改正による法人税割の減額分、要するに減った分ですね。それと、これを地方交付税のほうに配分するということですので、地方交付税の配分分について分かれば、地方交付税の配分というのは滑川町はどのくらいの形で、大体大都市というのは少なくて地方が多いということになっているのですが、その配分額についてお願いしたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) それでは、財政担当、松本より吉野委員さんのご質問にお答えしたいと思います。
こちらの偏在是正の関係で、令和2年度の普通交付税の算定に入ってくるのですけれども、この算定では地域社会再生事業費という費目を設けて、その中で交付税のその部分の額を算定していくということで、算定方法として、例えば国が決めた1平方キロメートル、町の中にその1キロメートルの四方の人口が幾つもあるのですけれども、それを集約して、それを基礎数値として配分していくという方法とかも取られるのですけれども、それ以上に詳しい算定方法と申しますと、まず人口構造の変化に応じた指標ということで、人口減少率ですとか、高齢者人口比率、それから生産年齢人口減少率等、設けられる指標がございます。
そして、もう一つは、先ほど申し上げました1平方キロメートル当たりの人口という部分なのですけれども、人口集積の度合いに応じた指標ということで、その人口を基に計算していくという方法が国の地方財政対策において示されております。ただし、この交付税の算定、具体的には今年の7月ぐらいに行われる予定でございます。そのようなスケジュールですので、まだ今のところは、その配分額については未定ということでご了承いただきたいと思います。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) 分かりました。
次が15ページでお願いします。地方消費税交付金の関係ですけれども、昨年10月から消費税、地方消費税が10%となりまして、地方消費税交付が増額しました。国は引上げ分について、使途を明確にして国民に還元し、社会保障財源化するとしています。ここに社会保障財源ということで1億4,195万3,000円がのせてありますけれども、これをどのような社会保障財源に充てたかということをお願いしたいと思っているのですが。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答え申し上げます。
この予算書上では、実際社会保障経費というと多岐にわたります。また、子育て支援ですとか介護保険、後期高齢者医療、その他もろもろ多岐にわたり、それに対して個別に充当していくというのはかなり煩雑になってしまうかなと思いまして、こちらの予算書上では介護保険の特別会計の繰出金と、それと保育の実施委託料、そちらのほうに便宜的に配分させていただいております。実際には使途の明確化ということで、社会保障4経費に対する配分資料というのを、申し訳ございません。これから作らせていただこうと思いますが、ホームページで公表させていただきたいと思いますので、ご了承いただければと思います。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) 分かりました。
それでは、次、37ページをお願いしたいのですけれども、ここの総務管理費の12の委託料というのがございます。その中で町プロモーションビデオ制作委託料ですけれども、この目的とか内容、これはどういう放映方法をするのかについてお伺いします。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主任・秘書広報担当(小林祐太) 総務政策課秘書広報担当、小林より説明させていただきます。
こちらの町プロモーションビデオ制作委託料につきましては、来庁者、また行政視察、またイベントなどで町のPRツールとして、およそ15分程度という想定ではございますが、その中で撮影、編集、録音、ナレーション、また制作管理等を一式委託して、町のプロモーションビデオを制作するものとしております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) すみません、ちょっと聞き取れなかったのですけれども、これはどういう場所で放映するのですか。どういうものに使うのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主任・秘書広報担当(小林祐太) 総務政策課秘書広報担当、小林より説明させていただきます。
こちらにつきましては、主に他自治体からの行政視察や、またイベントのブース等で放送して、町のプロモーションとして活用したいというものになっております。
以上になります。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) 分かりました。
次、39ページをお願いします。39ページの企画費の節7の報償費です。婚活支援事業結婚支援員報償金の内容について、まず。
そして、関連しまして、次の41ページの総務管理費の負担金補助及び交付金の中で婚活支援事業補助金40万円が計上されています。各々の内容及び本町の婚活支援事業の今後のやっていく施策というのがあると思うのですが、その分まとめてお願いしたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、吉野委員さんの質問に答弁いたします。
最初の報償金ですけれども、これにつきましては現在町に婚活支援員さんがおります。婚活支援員さんのお手伝いによりまして、うまく結婚できた場合、その支援員さんに支払う報償費でございます。基本的には、1組につき5万円なのですけれども、当時これを考え出した方が、支援員さんも昔で言えば仲人ですから、結婚式の披露宴等にも呼ばれるのではないかということで、その参加するためのお祝いぐらいは出してあげたほうがいいのではないかということで考えたのが報償費でございます。
それから、補助金につきましては、婚活支援事業をいろいろ展開しているのですけれども、なかなかこれが、委託とかでやったこともあるのですけれども、うまくいかないところもあったのですけれども、2年前にも商工会の青年部にお願いして婚活支援パーティーを組んでいただきました。昨年もお願いするわけだったのですけれども、商工会の青年部のほうがいろんな事業がありまして、大きな事業があるということでちょっと受けられないということで、昨年は実施できなかったのですけれども、今年はまた早くから商工会のほうと打合せができておりまして、商工会のほうで婚活支援のパーティーていうか、どんな形になるか分かりませんけれども、そういった事業を組んでいただくということで、そのための予算を組んでおります。
町としては、これも前々の人口減とかいろんなことで日本各地で、いずれにしても結婚をして子どもを産むということが、本来周りから祝福されるということが原則的なことがありますので、そういった全国的に婚活支援のブームが高まりまして、町としては子どもたちは増えていますけれども、農家の方とかなかなか結婚をしない方もいるので、そういった方の出会いの機会をつくっていこうということでつくったのが、この制度でございます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) ありがとうございます。
昨年、総務経済建設常任委員会のほうで茨城県坂東市に調査に行ってまいりました。そこで、結婚相談事業というのは非常に力を入れておりまして、市を辞めた退職者の1人の方を結婚相談推進員ということで、その下には今言った結婚相談員が何人もいるわけですけれども、ここのすごいところは結婚相談日というのを毎月設けていまして、その方が相談に当たるということで、非常に婚活イベントも盛んで、年間10組ぐらい成婚させているということなのです。要するに、仲人、結婚相談所と同じようなことを業者がやっています。そういったことも非常に成果があるということで、参考に述べました。よろしくお願いします。
次、よろしいでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) 73ページ、よろしいでしょうか。農業費の農業委員会費の負担金補助及び交付金の中で、農業委員活動費補助金が32万2,000円計上されていますけれども、これはどういったものかどうか教えていただきたいのですけれども。
〇委員長(北堀一廣委員) 農業委員会事務局担当、答弁願います。
暫時休憩します。
休 憩 (午前10時16分)
再 開 (午前10時16分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開します。
〇農業委員会事務局主任・農地担当(鯨井丈晴) 農業委員会事務局農地担当、鯨井より説明のほうをさせていただきます。
計上されています農業委員会活動費補助金というものになるのですけれども、こちらですが、農業委員さんが例えば地元等で話合いの場を持ったり、農地の相談等業務を当たったり、そういった場合の農業委員さんの活動、要は補助金対象とは通常でならない部分の活動を行ったときのその支援という形で使っております。あとは、こちらの金額になりますと、農業委員さんのほうで先進地の視察研修をしたりする場合の補助金という形で利用しております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) これは、実績的には今何点かあったのですけれども、話合いとかということなのですけれども、私はちょっと見てみますと、担い手への農地の集積とか集約化を推進した活動とか、遊休農地の発生防止の解消活動とか、農業経営者の新規参入の促進活動とか、そういったものに使っているような補助金はあるのですけれども、先進地視察と会議ということなのですけれども、もう少し具体的に教えていただけますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 農業委員会事務局担当、答弁願います。
〇農業委員会事務局主任・農地担当(鯨井丈晴) 農業委員会事務局農地担当の鯨井より説明させていただきます。
具体的に言いますと、こちらの補助金の場合ですと、農業委員さんの活動のPRも含めての利用という形になっております。例えば農業祭、こちらのときにブースで農業委員さんが実際は餅つきとかをして活動しているのですけれども、その際相談窓口も併せて出しております。そういった場合のときの例えばお茶代、あとは必要な経費で物を買ったりという形を対応しております。
先進地の視察というところに関しては、今年はすみません。台風、ウイルス等の関係で中止になってしまったのですけれども、例えば新しい技法を使った農業とかをやっているところを見に行き、それが滑川のところでも生かしていけないか。先ほどお話にあったように最適化活動とかで、例えばこういうやり方をして、いろいろ担い手さんに農地を集積しているというところの事例があれば、そちらを見に行って、そのいい事例のところを地元の農業委員さんが持ち帰っていただいて、地元で生かせないかというところで、検討していくという形の活動で使っております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) これは農業委員の活動費補助金交付要綱とか、そういう決まりのものはあるのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 農業委員会事務局担当、答弁願います。
〇農業委員会事務局主任・農地担当(鯨井丈晴) 農業委員会事務局農地担当、鯨井より説明いたします。
要綱のほうがございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) 分かりました。
私からは以上です。どうもありがとうございました。
〇委員長(北堀一廣委員) ここで暫時休憩をいたします。再開は10時35分とします。
休 憩 (午前10時19分)
再 開 (午前10時35分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開します。
ほかに質疑ありませんか。
井上奈保子委員。
〇6番(井上奈保子委員) 井上です。何点か質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。それでは、着座させていただきます。
最初に、予算書の40ページをお願いします。40ページの総務管理費の12の委託料の一番下のところですけれども、滑川町公共施設個別施設計画策定業務委託料、ここのところで800万円計上されております。このことが、131ページの継続費の表がここにあるのですけれども、ここのところで総務費の総務管理費のところで、事業名が滑川町公共施設個別施設計画策定事業としてここには載っておるわけでございますが、この40ページでは、事業をする策定業務の委託料が載っているのです。その両方の関係がちょっと分からないのですけれども、この関係について説明願います。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 総務政策課財政担当、松本よりお答え申し上げます。
今、ご指摘いただきました点でございますけれども、同一事業と捉えていただいて差し支えございません。同一事業です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) 同一事業は恐らく同じだと思うのですけれども、131ページにある事業名が設計策定業務事業ですよね。その事業として、ここで継続費として載っているわけですよ。そこでは、年度としては令和元年度と、それから令和2年度の2年がここへ載っているわけなのです。この財源が、一般財源としてこれは計上されておりまして、この表を見ますと、前々年度末までの支出額、前年度末までの支出額又は支出額の見込み及び当該年度以降の支出予定額並びに事業の進行状況等に関する調書ということで、とても長い肩書なのです。その長い肩書の下の表を見ると、一番上の款項、事業名の一番右のほうにずっと、今表名になっておりました前々年度末の支出額とか、全部それが一つずつ項目ごとに出ているのです。この令和元年度のところを見ますと、214万5,000円というのが一般財源のところで載っておりまして、前年度末までの支出あるいは見込額、その枠に入っているのです。それが今度もう一つ飛ばして、当該年度末までの支出予定額も同じ額なのです。その一番最後が継続費の総額に対する進捗率というのが10.7%ですか、それが載っているのですけれども、この表を見て理解できないのです。というのは、前年度、前々年度末までの支出額という枠があるのですけれども、ここがゼロになっているのです。前々年度というと、今から言うと平成30年度だと思うのです。そうすると、滑川町の公共施設個別施設計画策定事業はいつから始めたのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答え申し上げます。
この事業ですけれども、今年度、令和元年度の12月補正で予算計上しまして、その際に継続費を設定させていただきまして、令和元年度と令和2年度合わせて2,100万円ということで、予算の設定をさせていただいております。
そして、令和元年度1,300万円の予算なのですけれども、こちらの131ページの表でありますとおり、元年度1,300万円のところ、214万5,000円の支出予定となっております。こちらのほう、もともと予算の組み方として、今年度中に多く予算額を設定しておいて、継続費というものは予算額で余りが出たら、その余った額を翌年度に繰り越して使えるのです。そういった部分もありますものですから、今年度多く1,300万円の予算設定をして、余った額を翌年度に繰り越して、その余った額と令和2年度当初予算額800万円を合わせて、令和2年度に執行していこうという内容になっております。
ちなみに、この事業ですけれども、令和2年度までに国のほうでつくりなさいと要請をされている事業でして、この計画に盛り込んだ施設の修繕計画、あと維持管理計画、そういったものは交付税措置のある起債を使えるということになっております。そのために計画の策定を行わせていただいておるところです。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) ただいま説明を聞いてちょっとまだ分からない部分があるのですけれども、これが令和元年度の12月補正で214万5,000円計上したわけですよね。そうではないのですか。
〔「1,300万です」と言う人あり〕
〇6番(井上奈保子委員) 1,300万ですか。そうしますと、この継続費の総額に対する進捗率というのは、10.7という率がここで出ているのですけれども、この10.7というのは何に対してなのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答えします。
こちらの10.7というのは、事業費の総額に対しての10.7でございます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) ということは、それだけの進捗率というか、それは継続費の総額に対する進捗率ということは、金額をそれだけ使ったということですか。それとも、やった内容の進捗率ですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答えします。
あくまでこの進捗率は、金額を基に算出させていただいております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) 金額の進捗率が10.7。それで、この2年度の予算として1,798万5,000円、これが載っている分ですね。それの合計が下に2,013万円が載っていますよね。結局、令和2年度で継続費に対する進捗率が100になるという計が載っているのですけれども、89.3%、今年度やるわけですよね。そうしますと、お金はこの継続費でやっていくわけで、これで全部100%できるわけですけれども、仕事としてこの内容、公共施設の個別施設計画の策定事業に対して、この事業をする課は総務課で全部やるのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答え申し上げます。
こちら、公共施設の個別施設計画ということで、例えば学校関係の施設ですとか子育て支援関係施設、それから文化施設、役場庁舎、そのほか様々公共施設があります。例えば駅前のトイレとかもそうなのですけれども、そういったものを全部個別に施設の劣化度合い、どのくらい老朽化しているかという度合いを見まして、今後どのように修繕をしていくかというのを示す計画なのですけれども、いろんなジャンルの施設のことを盛り込む計画なのですけれども、公共施設ということで、同じ、一括に総務政策課で全部やらせていただく予定です。
ただし、この計画をつくる中で、学校施設、幼稚園も含みますけれども、学校施設に関しては、文部科学省のほうから施設の調査の指針というのが示されておりまして、建物のコンクリートの老朽化度合いを調べないといけないとかという内容もあるのです。学校施設に限ってですけれども。そういった部分は、学校施設のコンクリートを若干取って、どのぐらい劣化しているかというのを調べないといけないのです。そういった部分に関しては、教育委員会に大きくご協力いただきまして進めていく計画でございます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) ありがとうございます。そうですよね、いろいろな学校、それからコミュニティセンターとか、そういう公共施設ですから、総務課だけでそれをトータルしてやるというのはなかなか難しく、各部門とかセクションとか、そこで掌握しているところは、そこで調べてもらうということもあるかと思います。この計画策定の業務委託料がここにありますが、これは最終的にはいつごろまでに、令和2年度ですけれども、いつごろまでにこれは策定の予定ですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 総務政策課財政担当よりお答え申し上げます。
令和2年度いっぱいの契約期間となっておりますけれども、2月中ぐらいには完成させたいと担当では考えております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) 分かりました。やっぱり、いろいろなところで目に見えないところの劣化とか、そういうところも建物もあるかもしれませんし、これはアセットメント、それでしたよね。
〔「そうです」と言う人あり〕
〇6番(井上奈保子委員) その事業ですよね。そうすると、やっぱり劣化とか、早くにそういうのを発見して策定というか、一つ一つのものがちゃんと危険ではなく安全に使えるという、そういうことでやるのだと思うのですけれども、本当に一つ一つのところへ細かく気を配ってこれは策定していただけたらと思います。
それから、もう一点ですが、42ページの次のページでございますが、一番上のパートナーシッププラン策定委員というところがあるのですが、その後の下にもパートナーシッププラン作成業務委託料というこれが載っております。このパートナーシッププランは、多分私の記憶ですと、平成十四、五年ですか、そのあたりに多分策定されたと思うのですけれども、今回策定するというこの意味というか、これについてはいかがですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) 総務政策課人権・自治振興担当、齋藤が井上委員さんの質問に対してご答弁申し上げます。
こちらにつきましては、現在第2次滑川町パートナーシッププランが来年度までの後期推進計画ということで、5年間の計画ということで、今計画実施中のものでございますが、この内容を踏まえて、国の男女共同参画基本方針等を踏まえて、令和3年度以降の計画をまたさらに男女が男女共同ということで、男女にとらわれず、今はそういう性別に限らずですが、ともに共同参画できる社会の実現を目指して計画をしていくものと思いますので、その計画を来年度委員さんを集めまして、策定を実施していきたいと考えております。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) ありがとうございます。男女共同参画社会の実現という、そういう国レベルでこのことは今大変な問題としてもやっておるし、続けてずっと本当に世界的な問題としても挙げてやっているところでございます。以前の最初の策定のときの内容について、私は内容を見て、こういうことだというので分かったのですけれども、そうしますと今国レベルでこのような活発にやっていることについて、今回の滑川町の策定しますよね。この内容は何か以前と変化が、どのようなことを織り込むか、組み込むか、そういうようなことというのは、国のほうからあるいは滑川町独自としての変わったことというのはあるのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) 総務政策課人権・自治振興担当、齋藤のほうでご答弁申し上げます。
この計画につきましては、国のほうが、また新たに来年度男女共同参画の方針のほうを示す予定でございます。ですので、その内容を踏まえて、また埼玉県でも同様の男女共同参画の計画がございますので、そちらの計画も踏まえて、この新しい計画のほうに内容を盛り込んでいきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) ただいまの齋藤さんのほうからの答弁で理解できました。国からあるいはまた県から、そういういろんな内容がこっちへ入ってくるということで、それを踏まえてここで策定するということでございます。ぜひとも、パートナーシップ、今を生きる若者たちにも、これは引き継いでいく大事なプランでございます。今の人だけではないわけですから、これからの人も大変なこれは影響することでございますので、ぜひともいいプランを作成していただきたいということをお願い申し上げます。それでは、以上2点でございますが、質問させていただきました。
以上で終わります。ありがとうございました。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかに質疑ありますか。
上野葉月委員。
〇5番(上野葉月委員) 上野葉月です。質問させていただきます。
まず、18ページ、総務使用料の上から5行目、資材置場使用料についてです。説明いただいていて、森林公園駅南側の現在フジミ工研が使っているところの金額だと思います。1,419万円なのですけれども、これはもともと学校用地として取得して、今は公共施設用地ということなのですけれども、比較的結構大きいお金が賃借料として入っているので、例えばこのお金を学校整備のためあるいは通学路整備のためあるいは通学路が長いことに関するスタッフ人件費等のため等、何かしらの目的を持ったお金として積み立てるなり、使用していくとか、そういうことはできないでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 総務政策課財政担当、松本よりお答え申し上げます。
今、上野委員さんがおっしゃっていただいたような積立てという方法も可能です。ただし、今現在、なかなかこの2年度当初予算の編成でも、基金の取崩しをなるべく行わずに財政運営を行っていく。そういった依然厳しい財政状況下です。また、この1,400万円の行政財産使用料ですけれども、こちらも貴重な財源となっており、これがないと町の財政運営も成り立たないという厳しい状況です。いずれは、やはりそういうところでも余裕が出てきましたら、そういう積立て、例えば公共施設の整備ですとか、維持管理という問題も今後は発生してくるかと思います。大規模修繕等でもお金がかかってきます。そういったものに、まだ今のところお金の余裕はございませんけれども、行く行くは余裕が出たら、そのような基金の積立てという方向に生かしていけたらなと担当では思っております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) 学校用地あるいは公共施設用地として取得していて、もともとなかったものというふうに考えることもできるとは思いますので、その厳しい財政の中で、比較的優先順位が低くなってしまっている公共施設や学校、あるいは学校が遠いことから派生する問題、そのためにこれを使うというふうに、厳しいからこそ、していただけたらなと思います。これは要望です。
次、同じページなのですけれども、18ページ、駅前広場等使用料というのがあるのですけれども、これの内訳。滑川町には、つきのわ駅、それから森林公園駅があると思うのですけれども、その駅、あと南口、北口の内訳、あとどういったところが使用料を払っているのかということを教えてください。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当、答弁願います。
〇建設課副課長兼主席主幹・開発指導担当(瀬谷匡洋) 建設課開発指導担当、瀬谷からお答えいたします。
この駅前広場使用料371万4,000円でございますけれども、森林公園駅、つきのわ駅の駅前交通広場の使用許可に伴う使用料でございます。主な許可内容につきましては、タクシーの営業、企業の送迎等となっております。あわせて、バス停留所標識等については占有料を徴収しております。また、都第一公園についても、駐車場の一部使用を東松山工業団地事業協同組合に許可しておりまして、使用料を徴収しているところでございます。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) この駅前広場等使用料には、では駅前と、それから都の駐車場、両方が入るということですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当、答弁願います。
〇建設課副課長兼主席主幹・開発指導担当(瀬谷匡洋) 建設課開発指導担当、瀬谷からお答えいたします。
おっしゃるとおりでございます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) 駅についてなのですけれども、森林公園駅とつきのわ駅の内訳や、それから駅の南側、森林公園駅だったら、駅の南口、北口等の内訳というのは分かるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当、答弁願います。
〇建設課副課長兼主席主幹・開発指導担当(瀬谷匡洋) 資料はございますけれども、大変細かくて件数が多い形になっておりますので、後ほどお答えしたいと思います。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) ありがとうございます。
次の質問をします。21ページなのですけれども、農林水産業費国庫補助金のところ、農村地域防災減災事業等補助金4,120万についてです。先ほどご説明で、ため池のハザードマップなどというふうにおっしゃっていたのですけれども、ため池のハザードマップを作るという予定があるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当、答弁願います。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(福島吉朗) 産業振興課土地改良担当、福島のほうでお答えいたします。
ため池のハザードマップを来年度17の池で作る予定になっております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) ハザードマップ、現在地震のハザードマップがあると思うのですけれども、例えば地震のハザードマップがあって、それから災害対応で、去年地震が起きたときの災害ごみをどうするか等の計画を見せていただいたのですけれども、例えば地震のハザードマップと災害対応のごみの集積場を造る計画で、主な地震の発生箇所が資料によって違ったりとか、そういうことがあるのです。そういうところを各課縦割りでやっているのかもしれないのですけれども、同じ情報源を持ってやってもらいたいなと、それを見て思いました。
それから、住民の側から見るとハザードマップ、ため池のハザードマップ、地震のハザードマップ、それからもしかしたら河川に関するハザードマップと分かれてしまうと、いざ災害が起きたときに非常に分かりづらいというのがあります。例えば東日本大震災のときでは、まず地震が起きて、その後地域によってはですけれども、河川に関する避難も必要だったわけです。地震だということで公園に逃げた。そこの公園が河川のそばに設定してあると、では河川、水害に関する避難場所だということで、そこはアウトになってしまうわけです。そういうところでハザードマップを作ることになって、ため池のハザードマップだから、ため池を中心に作っていくとは思うのですけれども、災害は複合的に起こることが多くて、複合的に起こってしまったときが大災害になってしまうと思うので、ため池のハザードマップではあるけれども、ほかの災害のことも見込んでというか、できれば織り込んだ上で、ため池だけの独立した災害想定をするのではなくて、ほかのこともきちんと勘案した上でのハザードマップを作っていただけたらなと思います。そういうような思いとか、計画なり考えはありますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当、答弁願います。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(福島吉朗) 産業振興課土地改良担当、福島のほうでご答弁いたします。
こちらの事業になりますと、国のほうの補助金100%で作成する事業になっております。ため池以外のことに充てることはできませんので、今回の事業では恐縮なのですが、ため池のハザードマップになりますが、そのデータを防災担当などと共有して、上野委員さんのおっしゃっているような河川やため池、そして地震などと併せたようなハザードマップができるように、担当間で共有してそういうものが作れるように努力してまいりたいと思います。よろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) よろしくお願いします。大きなお金をかけて調査したせっかくの調査結果ですので、有効に活用していただきたいと思います。
次の質問です。39ページの企画費のところなのですが、真ん中、中段のところ、まち・ひと・しごと推進審議会、それから公有財産取得処分価格審議会、総合振興計画審議会とあるのですけれども、それぞれ26万円、3万6,000円、54万円、この金額はそれぞれの審議会の委員の報酬として払うもので、この委員というのはどういう方がなっているのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 総務政策課財政担当、松本よりお答え申し上げます。
こちらに上がっております3つの委員会の報酬ということなのですけれども、こちらは委員さんのほう、議会選出の方ですとか、学識経験者あるいは住民代表、それから公募の委員さん、様々なお立場の方にご参加いただいて、まずまち・ひと・しごと推進審議会なのですけれども、これは地方創生の計画、まち・ひと・しごと総合戦略というものがございます。それの進行状況の審査といいますか、そういったものを行う委員さんです。
それから、公有財産処分の委員さんにつきましては、何か大規模なと申しますか、高額な公有財産の取得あるいは売払いが生じた場合に、その金額を決める委員さんです。こちらのほうは、そういった案件が発生した場合のみ委員さんにお越しいただきまして、報酬をお支払いするものです。
それから、総合振興計画審議会委員報酬、こちらのほうは今年度、来年度で、総合振興計画の後期基本計画というものを策定しまして、令和3年度からの総合振興計画後期基本計画を始めていくわけですけれども、その計画をつくるために、各様々な立場からの委員さんにご意見を頂戴するために開催するものとなっております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) 基本的には、町内の町民の方になっていただいているということでいいのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 総務政策課財政担当、松本よりお答え申し上げます。
まち・ひと・しごとに関しましては、町民と申し上げますか、例えば県の地域振興センターの方ですとか、外部の方も入ったりしていますけれども、大半の方が町に在住もしくは在勤の方となっております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) ありがとうございます。
次の40ページの委託料なのですけれども、総額で3,021万円出ていて、そこに第5次滑川町総合振興計画後期基本計画策定委託料、そして滑川町公共施設個別施設計画策定業務委託料650万円、800万円という形で大きな金額の委託料があるのですけれども、そこと併せてなのですが、例えば第5次総合振興計画のところで650万円の委託料がありまして、それから今のところですと、3番目の総合計画審議会が該当してくるのでいいのでしょうか。54万円。そうした場合に、審議会の委員さん、それから委託したところの委託会社、それから担当の職員という方々がいらっしゃると思うのですけれども、その辺のどこまでを誰がやるのか、どのように誰が関わるのかというところと、これだけ委託の金額をかけるというところでの委託のメリット等についてお伺いしたいのですけれども。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答え申し上げます。
委託のメリットと申しますと、やはり総合振興計画と申しますとかなり分厚い冊子になっております。そして、それを職員だけでつくっていくというのには、日常業務もありまして、限界もございます。また、様々な方からご意見を頂戴していいものをつくるためにも、審議委員さんにも積極的に関わってご意見を頂戴するのも必要なことと思っております。
また、こういう計画策定におきましては、やはりコンサルティングの業者さん、そういったところのほうが項目の整理とか、そういった部分でも場数をこなしているというのもありまして、やはり業務をスムーズに進められる、そういった利点もございます。町の根幹をなす計画と総務政策課では把握しておりますので、以上のような効率性等を勘案しまして、効率性ですとか、町の皆様からのご意見を頂戴する、そういった部分も兼ねまして考えまして、策定の委託料、そして審議会の委員さんの報酬というのを組み立てさせていただいております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) ありがとうございます。委託先、コンサルタントに出していて、それで場数も踏んでいるので、つくってもらいやすいというところがあるとは思うのですけれども、コンサルタント業者は場数を踏んでいる分、どこも同じようなものができてしまうという結果はありがちな流れになってしまうと思うので、コンサルタントは同じような基本のモデルケースみたいなものを持っていて、そこからアレンジするのかと思うのですけれども、それを見ると委託したものというのは、特にこういう厚い冊子になってくると、本当にどこも似たり寄ったりみたいなものが出来上がってしまう場合もあると思います。そこをコントロールしていくのが町の職員さんであり、せっかく集まっていただいている審議会の方だと思うので、なるべく審議会で集まっている方々の意見を有効に入れていったり、職員さんや滑川町独自の意見をきちんと入れていったりして、お金をかけて委託したものの、できた成果物の資料がここと似ているねとか、ここと同じようではない、どこも同じだねみたいなふうにならないように努力してもらうようにお願いしたいと思います。
次の質問に移ります。44ページ、一番下の行の委託料なのですけれども、固定資産税の作業のために航空写真撮影業務委託料492万円が入っているということなのですけれども、これの目的自体は分かりました。ほかにも航空写真を活用している課というのは、建設課なりあると思うのですけれども、こういった航空写真の各課の共用というか、1つの課で使うのではなくて、同じ資料をほかの課でも似たような目的に使うのだったら使うみたいなことはなさっているのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当、答弁願います。
〇税務課主幹・資産税担当(大熊緩子) 税務課資産税担当、大熊がお答えいたします。
航空写真につきましては、3年に1度撮影をして、税務課としては課税資料として使うのですけれども、統合型GISのほうにも反映しておりますので、町の業務全体で利用することができて、情報の共有化また業務の効率化を図ることができていると思います。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) ここで撮った航空写真は、誰かほかの課も使っているという実績はあるのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当、答弁願います。
〇税務課主幹・資産税担当(大熊緩子) 税務課資産税担当、大熊がお答えいたします。
町で全部の課が見えます統合型GISのほうにこの写真を反映させておりますので、全ての課で航空写真を見ることができます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) 見ることができるというだけではなくて、実際に基幹の業務に使っているとか、そういう流れはあるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当、答弁願います。
暫時休憩します。
休 憩 (午前11時16分)
再 開 (午前11時16分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開します。
総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主任・総務担当(武内章泰) 総務政策課総務担当、武内が上野委員さんの質問にご答弁申し上げます。
今頂いている航空写真のデータですが、町の電算のほうでデータを頂きまして、町職員170台ほどパソコンがあるのですけれども、その中に統合型GISというシステムが入っております。そのGISに、その写真データを取り込んで、防災とか、あと建設課とかでもそれを閲覧できますので、日々の業務の中で、そういった航空写真を見ながら地図データと合わせながら使用しています。
以上になります。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) 分かりました。ありがとうございます。
次の質問に移ります。45ページの額は小さいのですけれども、たばこ小売人組合補助金10万5,000円というのがあるのですけれども、たばこ小売人というのは、今のところ実際何人ぐらいいらっしゃるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当、答弁願います。
〇税務課長(篠﨑仁志) 税務課長、上野委員の質問にお答えします。
正確な数は分かりませんけれども、恐らく十数名いらっしゃるかと思います。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) ありがとうございます。たばこというものについて、結構健康被害が大きいもので、昔と比べてかなりたばこを吸う方の肩身は狭くなっている状態かと思うのですけれども、でも、税金もたくさん賦課されて、町の税収にもなっていると思うのですけれども、このような、ほかにもあるのでしょうか。たばこのほかに例えば昔からあるもので、特別に販売が許可されていて、その組合に補助されているというのは、たばこ以外には何かあるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当、答弁願います。
〇税務課長(篠﨑仁志) 税務課長、上野委員の質問に答弁いたします。
たばこ以外にはないと思います。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) 補助金があるということは、推進あるいは推奨しているというふうにも読めるのですけれども、健康被害が大きい中でたばこに関して、たばこを勧めるような、推進するような補助金を入れていくというところの考え方をお伺いしたいのですけれども。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当、答弁願います。
〇税務課長(篠﨑仁志) 税務課長、上野委員の質問にお答えします。
元年度の事業計画として、たばこを勧めるということではなくて、計画としてはライターの無料配布とか美化活動、未成年者への喫煙防止活動、また事業としまして、滑川まつりがございますけれども、たばこの吸い当ての景品代等の事務費ということで、特に喫煙を防止するということではなくて、こういった事業の下にたばこ組合に補助金を出しているものでございます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) 分かりました。ありがとうございます。
次の質問に移ります。75ページ、比企丘陵農業遺産推進協議会負担金30万円とあります。これはため池農法を農業遺産にしていこうという話のお金だと思うのですけれども、今議会で町長からお話があって、来年度いっぱいのチャレンジとしたいというお話もあったのですけれども、何年続けていて、累計でどれくらいのお金をかけているかというのは分かりますでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当、答弁願います。
暫時休憩します。
休 憩 (午前11時21分)
再 開 (午前11時21分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開します。
答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野よりご質問に対しまして答弁申し上げます。
ご質問いただきました今までの事業費の合計につきましては、今手元にございませんので、後でお示しのほうをさせていただければと思います。
また、事業の期間につきましては、お話しいただきましたとおり次年度、令和2年度の6月を目途に申請のほうを予定しております。前回、平成30年度のときに申請のほうをさせていただきまして、採択ということを受けまして、その際にご指摘をいただいた内容等に基づいて、申請のほうの作業に鋭意取り組んでおるところでございます。よろしくお願いいたします。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) 平成30年度に初めて申請をして、30年、31年、令和2年度で、3年チャレンジするということでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁申し上げます。
申請につきましては、おっしゃられたとおり平成30年度に申請のほうをさせていただいて、隔年の申請となりますので、元年度が空いて、次の申請が令和2年度ということで予定のほうをさせていただいております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) 分かりました。ありがとうございます。
次の質問をいたします。78ページ、宮島委員も質問していたのですけれども、企業誘致奨励金550万円についてなのですが、前年度3社が2社になったということだったのですが、2社の企業名を教えていただけますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当、答弁願います。
暫時休憩します。
休 憩 (午前11時23分)
再 開 (午前11時23分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開します。
答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁申し上げます。
まず、1社目につきましては、町内の事業者でございますヤマダイ大竹株式会社が3年度目になります。続きまして、2社目でございますが、アサヒロジスティクス株式会社、こちらが2年度目となります。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) 比較的大きな会社だと思うのですけれども、大きな会社への奨励金も大事だと思うのですけれども、大きな会社はもう既に大きくて、ある程度事業も確立している部分があると思うのですが、小さい企業あるいは創業したいような企業への奨励金、これは本当に企業というよりも、まだ企業の種みたいなもので、小さいところが多くなると思うのですけれども、そのような小さなところ、これから大きくなるかもしれないところへの奨励金みたいなものはお持ちなのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁申し上げます。
今、お話しいただいたように、大きな企業に対しましては奨励金のほうがございますけれども、それ以外といたしましては、商工振興資金利子補給事業補助金ということで、こちらについては国からの融資の資金だけではなくて、県からの融資の資金も対象といたしまして、こちら利子の補給金の額については、支払い利子の10%以内、また利子補給金の額は、審議会のほうについては交付しないのですけれども、こちらについては1事業所当たり10万円を限度といたしまして、補助のほうをさせていただいております。取りまとめについては商工会のほうで行っているのですけれども、こちらのほう令和元年度の実績といたしましては、約40社で、延べ業者としましては90件ぐらいを実施しております。
以上です。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) すみません、よく聞こえなかったので、もう一度実績企業数をお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) いま一度答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁申し上げます。
実績でございますが、令和元年度、およそ40件、延べといたしますと、およそ90件でございます。
以上です。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) ヤマダイさんのほうの企業規模は分からないのですけれども、アサヒロジスティクスさんですと、かなり大きな企業になると思います。そこの中で企業誘致奨励金550万円、このうちの半分ぐらいなのかなと思うのですけれども、仮に300万円とした場合、アサヒロジスティクスさんが300万円奨励金としてもらうインパクトと、それからもう少し小さい中小企業で先見性がありそうなところ、将来性がありそうなところに、例えば100万円、200万円、奨励するインパクトというのがだんだん違ってくると思うのです。例えばアサヒロジスティクスさんに300万円入っても、そんなに企業的に大きなインパクトというのは、あるのかな、ないのかなと思うのですが、そういう大企業だけではなくて、地元の中小企業あるいは創業者等に向けての奨励金というのも検討していってはどうかなと思うのですけれども、そのような計画なり企画というのは、あるいは考えというのはお持ちでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁申し上げます。
今、お話しいただいた内容を、こちらのほうでは今あるもので実施しておるわけでございますが、ご意見を賜りましたことに基づきまして検討のほうをさせて、取組のほうにつきましても検討させていただきたいと思います。
以上です。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) ありがとうございます。質問は以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかに質疑ありますか。
内田敏雄委員。
〇12番(内田敏雄委員) 12番、内田敏雄です。幾つか質問させていただきたいと思います。
まず、27ページのまちづくり応援寄附金なのですけれども、これはふるさと納税でよろしいのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 総務政策課財政担当、松本よりお答え申し上げます。
内田委員さんご案内のとおり、ふるさと納税ということでよろしくお願いしたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 内田委員。
〇12番(内田敏雄委員) ふるさと納税で受ける寄附金の金額が予算化されたものですよね。そうすると、これは標準需要額の中に換算されるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 総務政策課財政担当、松本よりお答え申し上げます。
こちら寄附金に関しては、ふるさと納税だけではなくて、寄附金全般なのですけれども、交付税の基準財政収入額には算定されないものとなっております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 内田委員。
〇12番(内田敏雄委員) ということは、ふるさと納税で減額される分については、地方交付金で75%算入されると思うのですけれども、受けた分については換算されないわけですから、丸々プラスという考え方ができますよね。余りにも少ないかなというのを昨年から質問を何回かさせていただいているのですけれども、もうちょっと気合が入ってもいいのではないかと思うのですが。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答え申し上げます。
内田委員さんご指摘のとおり、もうちょっと寄附金のほうも額が上がって増えていったらいいなとは思うのですけれども、ただやっぱり全国的な傾向としまして、首都圏というのは、むしろ地方にふるさと納税でどちらかというとお金が出て行ってしまっている地域です。そういったこともありますと、ふるさと納税そのものを増やすことも大事なのですけれども、あまり損にならないような方法を考えていかなければならないと思っているところです。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 内田委員。
〇12番(内田敏雄委員) 昨年のふるさと納税の質問のときに、あまりにも今400万円とか、かなりの額が減額になっていると思うのです。もう無視できるような金額ではないと思うのです。その分については、やっぱり滑川町としても獲得して、もう少し収入に対する貪欲さが欲しいと思っているのですけれども。例えばふるさと納税は、単にお金をもらうだけの話、収入を増やすだけではなくて、滑川町自身のコマーシャルにもつながっていくと思うのです。だから、ふるさと納税に力を入れることが、そんなに後ろのほうに回されるようなものでなくて、もうちょっと前面に出してもいいのではないかなと。何もふるさと納税の企業、コンピューターで、今インターネットで募集するようなところに登録すればとかという話ではなくて、あくまで、もっと滑川町をコマーシャルするという考え方があまりにも足らないのではないかということを言いたいのですけれども、いかがでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、内田委員さんの質問に答弁いたします。
ご存じのとおり、ふるさと納税はそういった状況に今現在あります。質問の中にも、何もそういったネットだとか、そういったところにお金をかけろと言っているわけではないという話もありました。しかしながら、担当とも相談しまして、よく言うテレビだとかいろんなサイトだとかにどうやって登録しているのかということは、一応調べさせてもらいましたが、そこに例えばネットを開いていきなり滑川が出るためには、相当な経費がかかるということも事実分かりました。そういった意味で、なかなか手が出せないというのが現実であります。
町を売ることにつきましては、これは過去からずっといろいろあって、なかなかそれが具体性がないものもあるのですけれども、でも森林公園の来園者等を対象にしてやるとか、それから産業振興のほうでもいろんな農産物を販売したりとかとやっているのだと思いますけれども、そこだけのまだ具体的なマンパワーが足りないという感じもあります。その辺がちょっと甘えなのかも分かりませんけれども、今の現状に甘んじているところは正直あると思います。
ですから、先ほどの総振の話の中でも、審議会の委員さんからもそういった町をもう少しアピールしろとか、農産物をアピールしろとかいろいろ出てくるのですけれども、ではどうやってやるのかというのが出てこないのです、どうしても。ですから、どうしても現状維持のまま行ってしまうというふうに置かれております。これは課題として、ご指摘のとおりもっと力を入れて考えていかなければならないかとは思いますけれども、その辺の答弁にさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) 内田委員。
〇12番(内田敏雄委員) 確かに滑川町は、観光に関する予算についても非常に少なくて、もうちょっとせっかく森林公園があるので、滑川町をもっともっと売り込んでいただきたいというのは思っているのですけれども、ぜひ考えていただきたいと思います。
それから、次の質問に移りたいと思いますけれども、73ページの農林水産費の農業費の中の委託料で、農地情報公開システム業務委託料について質問したいのですが、これは農地のインターネットの検索で借りたい人に探せるようなそういうシステムだと思うのですけれども、全国規模のシステムですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 農業委員会事務局担当、答弁願います。
〇農業委員会事務局主任・農地担当(鯨井丈晴) 農業委員会事務局農地担当、鯨井より回答させていただきます。
こちらなのですけれども、昔農地台帳と言われて農業委員会のほうで持っていた農地のデータ等なのですが、今ですと農地情報公開システムというものに呼ばれておりまして、そちらがインターネットで公開されております。こちらは、滑川町だけなくて、ほかの市町村の農地も検索等ができるような状態になっております。そちらのほうに土地改良等を反映した最新のデータを更新するための業務という形で、取組の予算のほうを計上させていただいております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 内田委員。
〇12番(内田敏雄委員) 今現在、滑川町の農地を町外の人が借り上げているような、そういう実例は、実績はあるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 農業委員会事務局担当、答弁願います。
〇農業委員会事務局主任・農地担当(鯨井丈晴) 農業委員会事務局農地担当、鯨井より回答いたします。
滑川町の農地を町外の方が借りているということはございます。例えば、東松山市の農家さんであったり、嵐山町の農家さんであったり、隣接しているところ、自分が耕作しているところ、近くのところでは、例えば利用権というものを使いまして農地の貸し借り等をしております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 内田委員。
〇12番(内田敏雄委員) 隣接している人は、もうちょっと空いているのだったら借りたいという考え方は当然あると思うのです。今、だけれどもこのシステムの全国規模で公開して借手を探すというんは、何かあまり意味がないのではないかなと。そのために200万円もかけるというのは、何かもったいない気がするのですけれども。
〇委員長(北堀一廣委員) 農業委員会事務局担当、答弁願います。
〇農業委員会事務局主任・農地担当(鯨井丈晴) 農業委員会事務局農地担当、鯨井より回答させていただきます。
こちらの農地情報公開システムによる農地台帳の整備なのですが、こちらは法定台帳としての整備義務がございますので、こちらの金額のほうで対応のほうをさせていただきたいと考えております。
〇委員長(北堀一廣委員) 内田委員。
〇12番(内田敏雄委員) このシステム、必ず入らなければいけないものなのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 農業委員会事務局担当、答弁願います。
〇農業委員会事務局主任・農地担当(鯨井丈晴) 農地担当、鯨井より回答いたします。
法定台帳ですので、整備の義務はございます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 内田委員。
〇12番(内田敏雄委員) 町内で大きくやっていらっしゃる方がまだまだ増やしたいというような話もあるのではないかと思うのですけれども、それで十分かなと。町内の中で借りたいという人がいなくなったときには、やっぱりこういうシステムは必要になってくるかと思うのですけれども。
では、以上で、その次に移りたいと思います。75ページの農業費の中の負担金補助金及び交付金の中で、全国やまゆりサミット会負担金とあるのですけれども、このやまゆりサミット会って何ですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当、答弁願います。
暫時休憩します。
休 憩 (午前11時39分)
再 開 (午前11時40分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開します。
答弁願います。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) すみません。では、産業振興課長、ご答弁させていただきます。
こちらのやまゆりサミットのほうなのですけれども、ヤマユリを推進しましょうという自治体がございます。そのきっかけというのが、森林公園の中にヤマユリがかなり咲いているのですけれども、そちらのほうの関係で近くでお話をさせていただくと、長野県の御代田町、そして茨城で行方市、そして福島のほうで楢葉町とか、ちょっと離れたところもあるのですけれども、そちらと森林公園ももちろん入っているのですけれども、そのようなグループがございます。そちらのほうの負担金として計上しているものでございます。
以上、答弁させていただきます。
〇委員長(北堀一廣委員) 内田委員。
〇12番(内田敏雄委員) 金額は少ないのですけれども、本当に必要なのかなと。何でこの会に入らなければいけないのかなという素朴な疑問です。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当、答弁願います。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、ご答弁させていただきます。
こちらのほうは、森林公園の中でやはりヤマユリがきれいだということで、ヤマユリのほうを見物に来られる方もかなりいらっしゃいます。そうした中でこちらのほう行っておりますので、今後この会がなくなったりとか、その辺あたりがあれば、やむを得ずそちらのほうは解消していくと思うのですけれども、今現在随時行っております年1回の会議という形の負担金でございますので、この辺あたりは、今の段階では推進していこうかなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上、答弁させていただきます。
〇委員長(北堀一廣委員) 内田委員。
〇12番(内田敏雄委員) 考え方はいろいろ、ヤマユリはこの辺は自然に自生でいっぱい出てくるところで、うちのほうの近所の山でも、多分ちょっと下草を刈ってやれば、ヤマユリはいっぱい出てくるのだと思うのです。この会に参加するよりは、むしろヤマユリの根を食べるイノシシを退治したほうがよっぽど効果があるかなという感じがするのですけれども、余分な話でした。
あと一つだけ、81ページの道路維持管理費の中で工事請負費の道路照明灯新設工事についてお聞きしたいのですけれども、これは街路灯の費用ということでよろしいのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当、答弁願います。
〇建設課副課長兼主席主幹・管理担当(市川明浩) 建設課管理担当、市川が答弁いたします。
この道路照明灯の新設工事ですが、これは道路照明灯と防犯灯、あとは要望があれば公園の照明とか、そういった種類でございます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 内田委員。
〇12番(内田敏雄委員) 防犯灯は結構あちこちから要望が出ているかと思うのですけれども、今現在どのくらいの要望が出ているか把握されていますでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当、答弁願います。
〇建設課副課長兼主席主幹・管理担当(市川明浩) 建設課管理担当、市川が答弁いたします。
防犯灯の要望は、毎年各地区から上がって、区長さんを通じて来ておりますけれども、大体概算で年間一応20件ぐらいはあるのですけれども、それを優先度とか、要望の早いほうから順次やっているところでございます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 内田委員。
〇12番(内田敏雄委員) 今出ている年間20件ぐらい出てくる防犯灯の要望については、来年度のこの経費の中で大体賄えるというふうに考えてよろしいのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当、答弁願います。
〇建設課副課長兼主席主幹・管理担当(市川明浩) 建設課管理担当、市川が答弁いたします。
今回は28万1,000円という予算ですけれども、毎年ちょっとこれでは足りないところもあるのですが、補正予算等を要求した中で、優先度とかそういったものを考慮して、何とか要望には応えている状況でございます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 内田委員。
〇12番(内田敏雄委員) 私のほうは以上です。どうもありがとうございました。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかに質疑はありますか。
阿部弘明委員。
〇14番(阿部弘明委員) 阿部です。よろしくお願いします。
まず初めに、これはここでよろしいと思うのですけれども、会計年度任用職員さんの給料についてはここでよろしいのですか。全体の問題……
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇14番(阿部弘明委員) ちょっと待ってください。まだ質問していません。
〇委員長(北堀一廣委員) もとい。
阿部委員、ページ数をお願いします。
〇14番(阿部弘明委員) ページ数、124ページなのですけれども、会計年度任用職員さんの給料についての内訳が書いてありますけれども、報酬13万7,687円、職員手当ということで、これは期末手当のことだというふうに思いますけれども、1万9,284円というふうになっているのですが、要するに……
〔「単位、1,900……」と言う人あり〕
〇14番(阿部弘明委員) そうか。ごめんなさい。これは全体ですよね。そういうことか。
それで、期末手当に1,928万4,000円ということになるわけですね、すみません。ということで、これについては、総務省のほうからこの手当が来るというふうになっているということだと思うのですけれども、これを当て込んでと言うと変ですけれども、この給料の部分についてを全体として期末手当という形で面倒見るのか、それとも報酬、独自でこれを当て込むのかというようなことだと思うのですが、この辺は考え方として、期末手当がこれだけあれば、全体的には大丈夫だろうというようなことで考えていらっしゃるのか。どうなのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・総務担当(大林具視) 総務政策課総務担当、大林が答弁申し上げます。
この職員手当の中には、期末手当が入っております。それから通勤手当等々も入っているところでございます。期末手当といたしますと、大体1,700万円ぐらいを見込んでおるところでございます。期末手当の率に関しては、職員と均衡を図る上で、同じような月数で支払いを考えていると。それに基づいて条例を整備させていただいているところでございます。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 要するに期末手当があるから、その代わりに本給を下げるというような考えではないということでよろしいのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・総務担当(大林具視) 総務担当、大林が答弁申し上げます。
期末手当が支給されるからといって、本給を下げるわけではございません。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) もう一つ、職員の問題なのですけれども、先ほど井上委員のほうから男女共同参画プランの問題について出されましたが、職員採用の男女比というか、全体的にどんなふうな今状況になっているのか。今日もこの場面を見ると大体男の人が多いのですけれども、そういった関係。また、今後の計画というのはあるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 柳副町長、答弁願います。
〇副町長(柳 克実) 副町長、阿部委員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
正確な男女の人数、現在手元に資料ございませんので、後でご報告をさせていただきたいと思っておりますが、私の推察で答えさせていただくと、6.5対4.5ぐらいの割合なのかなと。比較的私どもの町職員は、女性が割合的には多いのではないかなというふうにも思っております。そして、この会計年度任用職員も女性の方が大半ではないかなというふうに現在思っておるところでございます。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) そういったような比率の割には、いわゆる幹部職員というか、課長さんとか多分いないと思うのですけれども、この辺の役員体制というか、職員体制について、今後の構想というか、ありますか、計画。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部委員さんの質問に答弁いたします。
急に副町長に振ってしまって申し訳なかったのですけれども、全体的な構想というのは、具体的にこうというのはないのですけれども、いずれにしても女性の管理者も増やしていきたいというのは、常に副町長とも話をしております。ただタイミング的に、女性の方がどうしても50を過ぎてから退職をされてしまったりとか、うちのほう、要するに副町長とか総務のほうの感覚では、この方を次にはと思っているのですけれども、その段階で退職されてしまっているというのが現実だと思います。過去には女性の管理者もおりました。
それから、恐らく同じ役場の中であっても、管理者になりたい方、なりたくない方もこれから出てくると思うのです。聞くところによりますと、よその市では管理職を既に断って、要するに40後半から50過ぎの人で管理職にならない方がたくさんいるという話も聞いています。ですから、これは今後の働き方のこともありますけれども、そういったものも出てくるかなと思います。
男女共同云々という話もありますけれども、やはり私たちの職場では男しかできない仕事もあるわけです、はっきり言って。ボランティア的な仕事もありますので、男の体力に頼るものもあるのです。ですから、今副町長が大体6・4でという話もありましたけれども、昔はもっと圧倒的に男が多かったのです。ですから、災害だとか何とかというときも、必ず力が発揮できるのですけれども、女性だからできないということはないのですけれども、やはりいざ災害とかになりますと、どうしても女性は危ないからということがあります。そういった現実の世界に入ったときになかなか難しいことがありますけれども、町とすれば別に女の人を登用を少なくするとか、男を増やすとかという考えは一切ございませんので、あくまでも成績主義で現在は採っていますので、その辺はご理解をよろしくお願いします。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) ぜひ、日本のジェンダー平等のランクが先進国では最下位と、121位だというふうに言われていますけれども、そういったようなこと考えると、やはり自治体の中でもそういったような働きやすいということも含めて、女性が働きやすい環境をつくっていくということも必要だというふうに思いますので、ぜひお願いしたいというふうに思います。
それでは、13ページの先ほどもちょっとあったのですけれども、法人事業税についてなのですが、15ページの法人事業税交付金と、この法人税割が下げられたということで、これに充てられるというふうに思ったのですけれども、先ほどの説明ちょっと違ったのですけれども、違うのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答え申し上げます。
先ほど吉野委員からご質問あった点は、税率が落ちた分ですね。その部分が国の交付税原資になって、国から普通交付税として配分される部分でして、こちらの15ページの法人事業税交付金につきましては、もともと法人事業税という都道府県税、県税の7.7%を平成31年度税制改正で市町村に交付することになりました。ですので、先ほどの普通交付税のものとはちょっと基になる原資が違うということでご理解いただければと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 次に、先ほどの説明にもあったのですけれども、地域社会再生事業費というのが新たに創設されて、いわゆる人口構造のあれに人口減少など、高齢化の人口などの率を用いて、それでそれに算出してということで計上されているというふうに思うのですけれども、それは基準財政需要額の中にこれも含まれているというふうに考えてよろしいのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) ここで暫時休憩します。再開は午後1時ということでよろしくお願いします。
休 憩 (午前11時58分)
再 開 (午後 1時00分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開します。
休憩前に続き予算審査を再開します。
続けます。総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 総務政策課財政担当、松本よりお答え申し上げます。
地域社会再生事業費という項目ですが、阿部委員さんお見込みのとおり、普通交付税の基準財政需要額として入ってくるものです。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) ありがとうございました。
続いて、38ページの一番下のところの庁舎等公共施設ごみ収集運搬業務委託料という238万7,000円というのあるのですが、これは何でしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主任・秘書広報担当(小林祐太) 総務政策課秘書広報担当、小林よりご説明させていただきます。
こちらの業務につきましては、役場庁舎から排出される公共ごみの収集運搬業務委託になります。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 庁舎のごみがこんなにあるのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主任・秘書広報担当(小林祐太) 総務政策課秘書広報担当、小林より説明させていただきます。
こちらの業務につきましては、庁舎から排出される可燃ごみを週2回収集運搬、またその他の不可燃ごみ収集運搬業務、週1回となっているのですが、そちらの委託業務になります。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) これは新しい科目ですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主任・秘書広報担当(小林祐太) 総務政策課秘書広報担当、小林より説明させていただきます。
こちらにつきましては、去年は環境衛生委託業務ということで、1つの科目にこちらのごみ収集運搬と、あと庁舎の受水槽の管理業務が1つになって科目取りされていたところ、業務の性質が違いますので、来年度からはこちらのごみ収集運搬業務というのを分離させて今回計上させていただきました。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 運搬だけなのですか。これは処理は別なわけなのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主任・秘書広報担当(小林祐太) 総務政策課秘書広報担当、小林より説明させていただきます。
こちらにつきましては、役場庁舎から出されたごみを役場で回収しまして、そこから業者が小川地区衛生組合まで運搬する業務となっております。例に例えると家庭ごみが毎日収集運搬あるとは思うのですけれども、そちらの事業所がそういったことを同じくやっているという考えでよろしいかと思います。
以上になります。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 何か随分たくさんごみが出るのかなという感想です。
次、78ページなのですけれども、商工振興資金利子補給事業補助金ということで90万円になっているのですが、今消費税も、あとコロナの問題で非常に経済が大変な状況になっているというようなことで、政府としても、また県としてもいろいろ中小企業対策を打ち出しているというふうに思うのですが、今回のこのコロナ問題で新しい融資制度等ができているというふうに思うのですが、それを入れてこの利子補給事業補助金を使うと、実質何%の利率で借りられるというふうになるのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野よりご答弁申し上げます。
今お話をいただきました商工振興資金利子補給事業でございますが、こちらは先ほども説明申し上げましたが、利子の補給金は10%以内というふうになっておりまして、コロナの関係で今県のほうからも調査等がまさに日ごとに来ている状況でございまして、それを合わせて何%になるというのは、今ここで正式な数字のほうは申し上げられないのですけれども、利子補給のほうに関しては今10%以内ではございます。今後、県のほうの調査等も踏まえまして、計算のほうはさせていただければと思います。
以上です。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 今、国、県ともにこの新型コロナウイルス特例ということで、様々な資金の貸付制度をやって相当利子補給をするということで、実質できればゼロに近い方向でやってほしいというふうに思います。この90万円で足りるのかなというふうに考えるのですけれども、ぜひ予備費などで対応してもらいたいというふうに思うのですけれども、そういったような制度の紹介というか、今中小企業に向けてどんなふうな形でやろうとしているのか、またやっているのか教えていただけますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当、答弁願います。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、阿部委員さんの質問に答弁させていただきます。
今現在なのですけれども、新型コロナ感染症の影響を受ける事業者の皆様へということで、こちらのほう、経済産業省のほうでパンフレットが出ております。そちらに合わせてやる予定で考えてございますが、滑川町の現状でお話しさせていただくと、商工会を経由して全部事業者の方にお話をしてございます。そして、商工会の関係で貸付けできるもの、そしてさらにこちらの経済産業省のほうでお話をさせていただければ、滑川町が証明するものと分かれてございます。それから、銀行単体で行くものとございます。その中で一番有利なものという形で業者さんには選んでいただければというふうに考えておりますので、こちらのほうは随時ご相談をしながら対処していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) この融資は、この制度を利用するには商工会を通じてというのは、商工会に入っていないと駄目みたいな感じなのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当、答弁願います。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、ご答弁させていただきます。
産業振興課のほうの部分に滑川町で回答する部分もございます。そちらのほうは商工会に関して、商工会の会員の皆様に関しては全部行くのですけれども、例えば銀行、これだけメディアでお話をされていますので、銀行に直接行かれる方もいらっしゃいます。銀行に行かれる方に関しては、町役場もしくは商工会のほうへというご案内があるみたいですので、その関係で私どものほうにご質問に来られる方が、今現在なのですが、1社ございます。そちらのほうは対応させていただいておりますので、よろしくお願いします。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) よろしくお願いします。本当に今大変な状況なのだと思いますので、丁寧な対応をお願いしたいというふうに思います。
次、81ページなのですが、道路維持費のところなのですけれども、先ほど点字ブロックの設置についてということで、交通安全施設新設工事887万円ということが出ました。この点字ブロックなどいわゆるバリアフリーを進める上で、町は要望があってからようやく対応するというような対応になっているのでしょうか。それとも計画を持って進めているのか、教えてください。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当、答弁願います。
〇建設課主査・道路整備担当(江森 徹) 建設課道路整備担当、江森のほうから阿部委員さんのご質問に答弁いたします。
先ほどの計画のお話ですが、駅広につきましては計画がありまして、今現在点字ブロックは設置済みです。今回は、その駅広につなぐための町道部分の歩道の中に点字ブロックをつけるというような計画をしております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) だから、町でそういった設置計画を持っているのか、今のところはこれで終わっているのか、そういうこと。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当、答弁願います。
〇建設課主査・道路整備担当(江森 徹) 建設課道路整備担当、江森のほうから阿部委員さんの質問に答弁いたします。
町としては計画は持っていません。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) ぜひ調査したりして、要望も聞いたりして、計画を持って進めてほしいというふうに思うのです。それは要望です。
次に、もう一つここのところで、カーブミラーの清掃問題というのを聞いているのです。今、どんなふうにやっているのか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) 総務政策課人権・自治振興担当、齋藤がご答弁申し上げます。
カーブミラーにつきましては、現在交通安全母の会の会員様に、各地域においてカーブミラーの清掃をお願いしているところでございます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) それでいいのかどうかという質問なのですけれども、交通安全母の会の皆さんはそれでいいと思っていらっしゃるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) 総務政策課人権・自治振興担当、齋藤がご答弁申し上げます。
カーブミラーの清掃につきましては、以前から交通安全母の会にお願いをし、母の会の皆様のご協力の下実施していたわけですけれども、やはり母の会の会員さんのご不便ですとか、また高齢化というか、年齢の高い方がどうしても出てくると難しいというお話は聞いております。ですので、今後、まだ交通安全母の会に今後もカーブミラーの清掃はお願いしていくわけでございますが、ほかの方法、よりいい方法がないかどうかというのは検討事項かと考えております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 検討してください。
あと、ここになるのか分からないのですけれども、高速道路脇の側溝のふたの要望というのは出ているというふうに思うのですけれども、つきのわ保育園のところは一応ふたをしたのだけれども、ほかのところはまだ済んでいないというような話もあるのですが、その辺どうでしょう。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当、答弁願います。
〇建設課主査・道路整備担当(江森 徹) 建設課道路整備担当、江森のほうから阿部委員さんのご質問に答弁いたします。
側溝ぶたにつきましては、つきのわ保育園の前につきましては予算の要望はしております。しかしながら、現在の側溝が舗装と同じ高さで、そこに車を乗っけるためにはふたを相当グレードアップしないといけないということで、ふたの単価が相当上がってしまいます。その関係で事業費のほうも相当莫大な費用になってしまいます。その関係で、まずはつきのわ保育園の前を優先して予算要望して、その後順次ほかのところもやっていきたいというふうに考えております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) よろしくお願いします。
次、85ページなのですが、公園費のところですが、公園の整備計画というのは、町ではどんなふうな計画をお持ちなのでしょうか。要するに公園をつくるということと、併せて公園の遊具の整備についてです。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当、答弁願います。
〇建設課副課長兼主席主幹・開発指導担当(瀬谷匡洋) 建設課開発指導担当、瀬谷がお答えいたします。
まず、公園の整備計画ということでございますが、今のところ町のほうでの事業として、新たな公園を設置するという計画はいたしておらないところでございます。遊具につきましては、維持管理、また補修等を適宜適切に毎年予算を組んで行っているところでございます。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 今回みたいに学校がお休みになってしまって、行くところがないというような児童生徒がいらっしゃるわけなのだけれども、少し公園で遊ぶ分にはいいのかなというふうに思いますから、そういったような、要するに日常的にそういう場所がないという声が非常に多いのです。ですから、場所も含めて、あとその中身、遊具の点検はもちろん安全面でやっていらっしゃるわけだけれども、遊具の設置についても少しは検討してほしいというふうに思います。これは要望です。よろしくお願いします。
続きまして、75ページの次世代人材投資資金交付金が今回対象がいないということでなくなっているわけなのですけれども、どういうふうに今後しようと思っていらっしゃるのですか。ないので、そのままでしようがないなという感じなのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁させていただきます。
2年度分については先ほどお話しいただいたとおり減額となっておりますが、今後も町内の農業を振興していく方を発掘し続けていければと考えております。また、皆様のほうでも、このような方が適しているとかというような方がいるようでございましたら、お話も随時いただければと考えてございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) これに該当するというふうになると、かなり厳格な条件が必要になるのだと思うのですけれども、ちょっと教えてもらえますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁させていただきます。
お話をいただいたとおり、条件のほうは年々厳しくなっているというのが現状でございます。詳しい資料につきましては、今手元にございませんので、後ほどご用意のほうをさせていただければと思います。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) では、後でよろしくお願いします。
続きまして、87ページの防災費ですけれども、先ほども出ていましたが、ハザードマップ、なくなったら作るという話をされていましたけれども、どうなのかなと。要するに、今地震等、土砂災害等あるわけなのですけれども、それについてまだたくさんあるから大丈夫だというような感じで言われているわけなのだけれども、もっとちゃんと積極的に町民の皆さんにお知らせをするような姿勢も必要なのではないかと思うのですけれども、どうでしょう。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) 総務政策課人権・自治振興担当、齋藤のほうでご答弁申し上げます。
阿部委員おっしゃるとおり、災害は一朝有事、いつ起こるか分からないものですので、ハザードマップにつきましても作成をしたいところではございますが、先ほど委員も申し上げられたとおり、まだ相当数の余剰がございます。ですので、作成については見送らせていただいているところではございますが、今後災害多発期の台風時期ですとか、そういったときには広報などを通じて、ハザードマップまではいかないものの、以前浸水ですとか、そういった被害のあった箇所とかを図で示したようなものを広報を通じて皆さんにお知らせ等して、気をつけていただければというふうに検討していこうと考えているところでございますので、当面はそういった形で啓発をさせていただくということで検討しております。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) それは、広報へ載せるぐらいの中身なの、それとも今のあるようなものをそのまま折り込んで出すとか、そういう中身なの。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) 総務政策課人権・自治振興担当、齋藤がご答弁申し上げます。
内容は、台風19号のときに浸水されたような箇所とかを全てこちらで把握しておりますので、それを先ほどありました統合型GIS等の地図で表記したようなものを既に作成を進めております。そういったもので対応したいと考えておりますので、今あるようなものを折り込んでというものではなく、1ページないし2ページぐらいのボリュームで、気をつけていただくというような注意喚起のお知らせというふうにさせていただければと思います。よろしくお願いいたします。
〇14番(阿部弘明委員) 充実したものにしていただければというふうに思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) あと、40ページに戻って、40ページの役務費の町有地雑草刈払等作業員手数料16万円というのがあるのですけれども、これは町有地というのはどの辺まで示す。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 総務政策課財政担当、松本よりお答え申し上げます。
町有地ということで町が所有している土地が町内にいろいろあるわけですけれども、その町有地、種類はいずれにしても草刈りの必要が発生した場合、こちらの予算で、主にシルバー人材センターさんにお願いしまして草刈りを行っていただいています。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 公園は入らない。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) お答え申し上げます。
公園は含まず、普通財産となっている土地になっております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 公園の草刈りについては、では建設課……
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当、答弁願います。
暫時休憩します。
休 憩 (午後 1時24分)
再 開 (午後 1時25分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開します。
答弁願います。
〇14番(阿部弘明委員) まだ質問していないので。ごめんなさい。
〇委員長(北堀一廣委員) 暫時休憩です。
〇14番(阿部弘明委員) まず質問します。まだ質問していない。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員、質問お願いします。
〇14番(阿部弘明委員) この雑草刈払手数料75万円、非常に要望が強い公園が結構あるのですけれども、もう少しちゃんとというか、とにかくやってもらいたいという要望なのですが、これで足りるのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当、答弁願います。
〇建設課副課長兼主席主幹・開発指導担当(瀬谷匡洋) 建設課開発指導担当、瀬谷からお答えいたします。
この75万円につきましては、町で管理する公園、球場等の施設について、草刈り、樹木の剪定等の作業を実施するための作業員手数料でございまして、シルバー人材センター等にお願いしているところですけれども、埼玉県の作業員単価に基づき経費を算出して、予算を組んで支払いをしているところでございます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当、答弁願います。
〇建設課長(吉野徳生) 建設課長、阿部委員の質問に補足で答弁をさせていただきたいと思います。
ご指摘のとおり、公園も年間2回から3回ぐらいは草が繁茂する時期には実施したいのはやまやまです。しかしながら、予算的にはこれではなかなか難しいということは実際あります。なので、職員等で数回は出て対応しているのが今現状でございます。
以上、答弁といたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) ぜひ、公園がせっかくあるのに、草がぼうぼうで入れないという話も聞きます。蛇が出るとかいろいろあって。そういったようなことをぜひお願いしたいというふうに思います。
あと最後、34ページでいいのかな。先ほど職員の問題でお聞きしましたけれども、会計年度任用職員のパートとフルの率、どのくらいの率になっているのか、教えていただけますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主事・総務担当(強瀬利賀) 総務政策課総務担当、強瀬がご答弁いたします。
会計年度任用職員については、全員パートタイムとなっております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) いわゆるパートというのは、要するに時間が短いというのだね。要するに、いわゆる普通の5時までというのはないということ、基本的には。全部途中で帰ってしまう。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主事・総務担当(強瀬利賀) 総務政策課総務担当、強瀬がご答弁申し上げます。
フルタイムの定義というのが、週38時間45分以下の職員となっているのですけれども、年間で見ると、それよりも勤務時間が少ない職員ばかりとなっております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 時間ですね。はい、分かりました。終わります。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかにありますか。
服部幸雄委員。
〇8番(服部幸雄委員) 8番、服部です。質問を1点させていただきます。
ページは87ページです。目4防災費、節1報酬、その中の防災会議委員会報酬1,000円とあります。まず、この点についてお聞きしたいと思うのですが、防災会議のメンバー8名となっておりますが、各界から出ていらっしゃると思うのですけれども、どういった方々なのか。それから、開催予定、あとこの1,000円の意味というのをお聞かせ願えればと思うのですが、よろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) 総務政策課人権・自治振興担当、齋藤がご答弁申し上げます。
まず、こちらの委員さんの数なのですけれども、報償費として払われる委員さんが8名ということになっております。実際この会議の委員さんにつきましては、25名の方で構成されておりまして、そのうち我々職員の方ですとか、報償費が発生しない方もおりますので、報償費が発生する方が8名ということで8人とさせていただいております。
また、こちらの会議につきましては、地域防災計画を改定するときに集められる会議になっておりますので、この1,000円につきましては科目づけということで、実際には会議を行うというふうになった場合には、補正であったりですとか、そういった形で会議を開催させていただくということでご了承いただければと思います。よろしくお願いいたします。
それにメンバーになりますが、こちらで会長は町長となっておりまして、そのほかに町の職員、また消防長、消防団長、あとはNTTさんの支店長さんですとか、公共交通機関の東武鉄道の駅長さんですとか、あとは区長会長さん等もそちらに入ってくるかというふうに思います。よろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) 服部委員。
〇8番(服部幸雄委員) 防災計画の中でそういった位置づけ等はきちんとされているのでしょうけれども、とにかく安心安全を掲げる滑川町としては、これからの防災計画、大きな施策の柱になってこようかと思います。
先ほどの説明の中で、ハザードマップ作りはちょっと先送りしそうだという回答がございましたけれども、その他の方法で周知していくと。そういう内容でございましたけれども、いずれにしてもこれから地震マップとかハザードマップとか、沼のハザード、河川のハザードマップ、そういったものをある程度一つの図に落としていくような作業も、これから進められていくのではないかと思うのですけれども、その中でやっぱり大事なのは地域住民の声、生の声だと思います。役場での視点と地域に住んでいる方の視点が、若干ずれているようなところあるのではないかと思いますので、ぜひこれからもし作り上げていく中で、各地区の区長さん、代表ではなくて区長ですね。各地区の区長さん、それからあとは地域をよく知っている者、とにかくそういった人たちの声を防災計画、ハザードマップ作りに取り入れてもらうために防災会議を開いていただきたいと思っているのですが、将来的にですが、その点についてはいかがでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) 総務政策課人権・自治振興担当、齋藤がご答弁申し上げます。
服部委員おっしゃるとおり、地域の方の声というのは大変大事かと思います。また、地域にはそれぞれ自主防災会というのもございますので、そういったところの会長さんですとか、先ほど申し上げられた区長さん、そういった方の意見を反映できるような形で、会議委員としてではなくて、どこかそういった箇所を設けられればというふうには思いますので、随時検討していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 服部委員。
〇8番(服部幸雄委員) 事前準備が防災の要と思います。そういった中で、山田の山王の前を流れる川、滑川なのですけれども、19号台風のときにバックウオーターを起こしている箇所が100メートルの間に3か所もありました。そのうちの1つは、使われていない排水溝なのです。産業振興課さんとちょっとご相談申し上げたのですけれども、担当はとにかく県ですから、県の河川担当のほうに見ていただくということで、産業振興課さんのお骨折りで、一応現地視察をしていただくことになりました、今月中に。ちょっと腰が重いようなところあったのですけれども、来ていただくことになりました。ありがとうございました。
そういったところで、これは各地区ごとに対応かなと私もちょっと思うのです。例えば、滑川の中にある滑川流域の人たちは、大なり小なりそういった不安とか抱えている。本当にいつ大きな台風が来るかわからない状況の中で冷や冷やしながら生きている人もいるわけで、そういった人たちのために、ぜひまた滑川流域のところの人たちの意見を聞くようなところで、集約をしていただきたいのです。滑川はどことどことどこにどういう箇所があるのだというのを役場のほうで一括して、もし河川担当に聞かれたら、こちらから教えることができるぐらいの何かやっていただければなと思うのですけれども。これもすぐにということではないのですけれども、そんなことを言っていると、また8月、9月が来てしまいますけれども、危険箇所が実際あります。今回の19号台風で一番危なかった家は、滑川から30メートルしか離れていないのです。新築したばかりです。小さなお子さんが2人います。その家の前のブロック塀の半分ぐらいまで水が押し寄せてきまして、とうとう2人を2階に上げたと。そういう実際に避難された方もいらっしゃいますので、ぜひこれは県のほうとうまく連絡していく。その前の段階として、滑川町、滑川流域危険箇所を、木の生えているところはこれだ。瀬上委員もおっしゃったのですが、木の生えているところいっぱいあります。そういったことをよく掌握してから県のほうにまた訴えていくような、そういう資料作りをぜひやっていただきたいと思います。
新大野知事は、大きな河川だけではなくて、中小河川にもこれから防災対策をしっかりとやっていくというようなことを新聞にコメントで発表していますけれども、そのあたりも私たちはその言葉を信じたいと思いますので、またぜひそんな形でやっていただければと思うのですが、これは要望ということでお聞き願えればと思います。よろしくお願いします。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかに質疑ありますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) ないようですので、ここで午前中の質疑に対する答弁の補足説明の発言が求められておりますので、順次答弁を許可します。
まず、税務課、建設課、産業振興課、総務政策課。
まず初めに、税務課担当、答弁を願います。
〇税務課長(篠﨑仁志) 税務課長、委員長のお許しをいただきましたので、午前中の吉野委員の質問に答弁いたします。
農業所得者、営業所得者、給与所得者のそれぞれの前年比に対する人数、それと所得の増減でございますが、まず人数でございます。農業所得者、マイナス5人、営業所得者、マイナス5人、給与所得者、プラス250人でございます。所得の増減でございますが、農業所得者、1人当たりでございます。マイナス22万7,000円、営業所得者、マイナス3万1,000円、給与所得者、プラス8万4,000円でございます。
以上でございます。よろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、建設課担当、答弁願います。
〇建設課副課長兼主席主幹・開発指導担当(瀬谷匡洋) 建設課開発指導担当、瀬谷がお答えいたします。
午前中の上野委員からの駅前広場等使用料に関する件数内訳でございます。まず、第1番目といたしまして、森林公園駅駅前広場使用料でございますが、まず北口でございます。件数としては、表現は1か月当たり車何台という形になりますけれども、森林公園駅北口が40台、南口が29台。
2番目といたしまして、つきのわ駅駅前広場使用料でございますが、北口が2台、南口が2台となっております。
その他の占有料、使用料でございますが、これは送迎バス等のバス停標識を設置する場合でございますけれども、これが7件となっております。うち1件が森林公園駅南口、残り6件は森林公園駅北口の分になっております。
次に、4番目といたしまして、都第一公園駐車場使用料でございます。相手方は、東松山工業団地事業協同組合となっております。駐車場区画、西側と南側に分かれております。西側が26台、南側が30台となっております。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、産業振興課担当、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 産業振興課農林商工担当、吉野より、ご午前中上野委員からいただいた質問に対しまして答弁させていただきます。
比企丘陵農業遺産推進協議会の負担金のトータルの額でございますが、平成29年度が320万円、平成30年度が30万円、平成31年度が30万円、今回予算計上させていただきました令和2年度が30万円で、トータルで410万円でございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、総務政策課担当、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・総務担当(大林具視) 午前中に阿部委員さんのほうから柳副町長へご質問いただきました職員の構成比等につきまして、ご答弁をさせていただきます。総務担当の大林でございます。よろしくお願いいたします。
令和2年1月1日現在でございますが、職員の総人数といたしましては131名となります。男性が72名、女性が59名となっております。男性については全体の55%、女性については45%となっております。
それから、管理職の関係でございます。女性の管理職につきましては、27名いる管理職の中で4名となっております。こちらについては14.8%の比率でございます。なお、管理職の定義でございますが、副課長、それから課長職にある職員の方が管理職として位置づけられているということでございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 以上をもちまして、令和2年度滑川町一般会計予算の総務経済建設常任委員会の所管事項の質疑を終結します。
説明員には大変お疲れさまでした。
説明員のここで交代をお願いをいたします。
暫時休憩をいたします。再開は午後2時5分といたします。
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。
お疲れさまでした。
休 憩 (午後 1時43分)
再 開 (午後 2時05分)
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。
よろしくお願いします。ご着席願います。
〇委員長(北堀一廣委員) 再開します。
ただいまから令和2年度滑川町一般会計予算の文教厚生常任委員会の所管事項の審査を行います。
最初に、各担当課長、局長から自席にて歳入歳出予算の所管事項の説明を求めます。
まず初めに、小柳健康福祉課長、お願いいたします。
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長の小柳でございます。健康福祉課所管の令和2年度一般会計当初予算について、主に前年度と大きく変わる点を中心に、自席にてご説明を申し上げます。
初めに、歳入からご説明申し上げます。予算書の17ページをお開きください。下段にございます款13分担金及び負担金、項2負担金、目2民生費負担金でございますが、節2児童福祉総務費負担金として5,944万9,000円を計上させていただきました。前年度比4,646万5,000円の減額でございますが、減額の主な理由は、保育所入所児童保護者負担金で、昨年10月から始まりました保育の無償化によるものでございます。
次に、20ページをお開きください。款15国庫支出金、項1国庫負担金、目2民生費国庫負担金でございますが、合計で6億5,666万8,000円を予算計上しております。前年度比1億1,620万2,000円の増額でございますが、増額の主な理由は、節2障害福祉費国庫負担金のうち障害福祉サービス介護給付費・訓練等給付費負担金が前年度比約510万円の増額予算となりました。また、節3児童福祉総務費国庫負担金では、保育の無償化により、子どものための教育・保育給付費交付金2億3,355万1,000円が創設され、廃止されました従来の国庫負担金との差引きでも1億円を超える負担金が増額されたためでございます。また、児童手当負担金につきましても、前年度比約780万円増額の2億6,742万6,000円の予算を計上させていただきました。
続いて、20ページ下段にございます款15国庫支出金、項2国庫補助金、目2民生費国庫補助金でございますが、前年度比352万3,000円増額の3,821万1,000円を予算計上しております。節2障害福祉費国庫補助金につきましては、前年度比微増の予算を見込んでおりますが、21ページ、節3児童福祉費国庫補助金につきましては、子育て支援拠点の拡充や保育の無償化により、合算で前年度比約290万円の増額予算となっております。
続いて、22ページをお開きください。款16県支出金、項1県負担金、目2民生費県負担金でございますが、前年度比5,812万1,000円増額の3億202万1,000円の予算を計上しました。節2障害福祉費県負担金につきましては、障害福祉サービス介護給付費・訓練等負担金として前年度比約250万円の増額を見込むとともに、節3児童福祉総務費県負担金では、国庫負担金の増額と同様、保育の無償化により、子どものための教育・保育給付金として1億1,677万5,000円を新設し、廃止されました従前の負担金との差引きでおよそ4,800万円の増額予算となっております。また、児童手当県負担金につきましても、前年度比約190万円の増額を見込んだ予算となっております。
続きまして、23ページをお開きください。款16県支出金、項2県補助金、目2民生費県補助金でございますが、前年度比376万2,000円の増額の3,952万6,000円の予算を計上しております。節1社会福祉総務費県補助金と、次のページにございます節5老人福祉総務費県補助金につきましては、前年度とほぼ同額となっております。
23ページ、節2障害福祉費県補助金につきましては、前年度比240万円の減額予算でございますが、減額の主な理由は、超重心児等家族に対するレスパイトケア事業補助金によるものでございます。また、節3児童福祉総務費県補助金につきましては、前年度比約600万円の増額予算となっております。増額の主な理由につきましては、乳幼児医療費支給事業県補助金で約400万円、埼玉県地域子育て支援拠点事業費補助金で約135万円をそれぞれ前年度比増額したためでございます。
以上が、歳入の主なご説明でございます。
続きまして、歳出についてご説明を申し上げます。予算書の51ページをお開きください。款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費でございますが、1億995万9,000円の予算を計上させていただきました。前年度比では2,299万2,000円の増額予算となっておりますが、増額の主な理由は、人件費に係るものを除き、53ページ、節18負担金補助及び交付金にございます社会福祉協議会補助金を前年度比246万2,000円増額したためでございます。
続いて、53ページにございます目3障害福祉費でございますが、3億3,829万8,000円の予算で、前年度比では946万2,000円の増額となっております。増額の主な理由は、令和2年度中に町の障害者計画、障害者福祉計画を策定することから、54ページ、節12委託料にございます計画策定の委託料263万3,000円をはじめ、策定委員に係る委員報酬や費用弁償などを予算計上しております。
また、54ページ、節18負担金補助及び交付金で、障害福祉サービス介護給付費・訓練等給付費を前年度比約1,000万円増額いたしました。一方、同じ負担金補助及び交付金では、超重心児等家族に対するレスパイトケア事業を前年度比420万円減額し、180万円の予算となっております。節19扶助費につきましては、前年度とほぼ同額の予算となっております。
次に、56ページをお開きください。款3民生費、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費でございますが、11億6,089万9,000円の予算を計上いたしました。前年度比6,953万8,000円の増額予算でございます。増額の主な理由としましては、人件費に係るものを除き、57ページ、節12委託料にございます放課後児童対策事業委託料を前年度比約850万円ほど増額しました7,920万7,000円とさせていただきました。また、保育所保育実施委託料につきましては、前年度比約2,430万円増額の5億1,093万7,000円の予算を計上いたしましたが、増額の理由は単価の改正が主な内容となっております。
同じく57ページにございます節18負担金補助及び交付金では、令和2年度待機児童対策として家庭保育室の新設を予定しており、891万円の予算を新たに計上いたしました。また、保育所等給食費補助金につきましては、保育の無償化により、公定価格から除かれた副食費相当分を全額補助するため、前年度の2倍を上回る1,598万4,000円の予算を計上しております。
58ページ、節19扶助費につきましては、児童手当を前年度比約1,170万円増額の3億8,203万8,000円としました。増額の理由につきましては、近年の児童数の増加に伴い、支給額も増えているためでございます。また、同じく扶助費に、保育の無償化により子育てのための教育・保育給付費213万6,000円を新設しております。こちらは主に認可外保育所の利用料を助成するためのものでございます。
続きまして、58ページ、目2児童福祉施設費でございますが、前年度比384万1,000円減額の724万4,000円の予算といたしました。前年度比減額の理由でございますが、令和元年度に行いましたトイレの改修工事約350万円が主な理由で、他に大きな変更はございません。
続いて、59ページにございます款3民生費、項3老人福祉費、目1老人福祉総務費でございますが、前年度比628万7,000円増額の5,930万1,000円を予算計上いたしました。増額の主な理由でございますが、人件費に係る部分を除き、節12委託料にございます高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定業務委託料で、令和3年度から3年間にわたります第8期計画を策定するため、新規に予算計上いたしました。他の予算につきましては、前年度とほぼ同額となっております。
最後に、60ページにございます目2老人福祉施設費ですが、予算科目の見直しとともに、大字羽尾地内にございますマレットゴルフ場に水洗トイレを整備したことから、このための浄化槽維持管理委託料を計上したほかは、微増ではございますが、前年度を踏襲した予算となっております。
以上、誠に簡単ではございますが、健康福祉課所管令和2年度当初予算のご説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、岩附町民保険課長、お願いいたします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、町民保険課所管の予算について、着座にて説明をさせていただきます。
最初に、歳入の主な項目についてご説明申し上げます。予算書の20ページをお開きいただきたいと存じます。款15国庫支出金、項1国庫負担金、目2民生費国庫負担金のうち、節の7国民健康保険国庫負担金として本年度予算額1,367万6,000円を計上し、その下、節の8介護保険費国庫負担金として本年度予算額561万9,000円を計上いたしました。こちらの内容につきましては、それぞれ国民健康保険税、介護保険料の軽減に対する国の公費負担分でございます。
次に、22ページをお願いいたします。ページの上段、款15国庫支出金、項3国庫委託金、目2民生費国庫委託金のうち、節3国民年金費国庫委託金として本年度予算額304万2,000円を計上しております。内容につきましては、年金事務に関連する人件費、物件費等の事務費交付金でございます。
続いて、下段に記載の款16県支出金、項1県負担金、目2民生費県負担金のうち、節の7国民健康保険費県負担金として3,527万7,000円を、その下、節8後期高齢者医療保険費県負担金として2,165万8,000円を、そして節の9介護保険費県負担金として280万9,000円を予算計上しております。内容といたしましては、こちらも保険税、保険料の負担の軽減、財政基盤の安定を図るための県公費負担分でございます。
次に、28ページをお願いいたします。ページの中段、款21諸収入、項4受託事業収入、目1民生費受託事業収入のうち、節8後期高齢者医療保険費受託事業収入として本年度予算額339万5,000円を計上いたしました。こちらは、後期高齢者医療の健康診査、長寿健診に係る費用で広域連合から納入されるものでございます。
続いて、歳出の主な項目についてご説明申し上げます。ページ飛びまして、55ページをお開きいただきたいと存じます。款3民生費、項1社会福祉費、目4国民年金費でございますが、合計で本年度予算額478万6,000円を計上いたしました。内容は、年金事務に関連する人件費、事務費等でございます。
次に、61ページをお願いいたします。下段の項5国民健康保険費、目1国民健康保険費でございますが、総額で9,906万円を予算計上しております。内容は、人件費に係る部分を除きますと、主な支出では、次の62ページ、節27繰出金7,476万5,000円を国保特別会計で繰り出します。こちらの繰出金につきましては、例年どおり法定外の繰り出しは見込んでおりません。
続いて、62ページから63ページにかけての項7介護保険費、目1介護保険費でございますが、本年度予算額1億7,302万6,000円を計上しております。主な支出では、人件費に係る部分を除きまして、節の19扶助費の国民健康保険利用者負担額支給費378万2,000円を計上いたしました。こちらは町独自の事業といたしまして、介護保険利用者負担の軽減を図る目的で負担額の一部支給制度を行っております。また、節27繰出金、介護保険特別会計繰出金1億4,563万円を繰り出します。
次に、64ページをお願いいたします。項8後期高齢者医療費、目1後期高齢者医療費でございますが、こちらは本年度予算額1億6,754万円を計上しております。主な支出といたしましては、人件費に係る部分を除きまして、節の18負担金補助及び交付金、後期高齢者医療広域連合市町村負担金として1億2,618万7,000円及び節の27繰出金、後期高齢者医療特別会計繰出金2,887万8,000円でございます。
以上、簡単でございますが、予算の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、會澤健康づくり課長、お願いします。
〇健康づくり課長(會澤孝之) 健康づくり課長、會澤でございます。令和2年度における健康づくり課関連の歳入歳出予算の主なものについて、着座にて説明させていただきます。
初めに、歳入から説明させていただきます。21ページをお開き願いたいと思います。款15国庫支出金、項2国庫補助金、目3衛生費国庫補助金、節2予防費国庫補助金の677万4,000円についてですが、前年度比432万2,000円の増でございます。
まず、養育医療国庫補助金でございますが、平成25年度から権限移譲により市町村事務になったもので、国2分の1、県4分の1、町4分の1の費用負担割合となっており、体の発育が未熟なまま生まれ入院を必要とする乳児が指定医療機関において入院治療を受ける場合に、その治療に要する医療費を公費により負担する制度でございます。これまで10件に満たない件数で推移しておりましたが、昨年度は一気に17件と増加し、今年度については現時点で9件の申請ながら、長期入院で退院の見込みが立たない乳幼児を含んでおり、やはり支出額についてはかなりの増をお願いしておるところでございます。この補助金を受けられるのは、当該乳幼児が満1歳を迎えるまでと定められております。そういったことから近年における出産数の増加状況や令和元年度の実績を鑑みて246万円を見込み、前年度当初比で151万4,000円の増を計上させていただきました。
続きまして、乳児家庭全戸訪問事業等補助金でございますが、出産後早期に家庭を訪問し、母のメンタル面や乳児の健康チェック、子育てに関する相談などを行います。担当者の人件費の3分の1を国が補助します。算出基礎となる人件費単価の変動により、前年と若干の変動はございますが、前年度並みの事業内容を想定し、計上させていただいております。
次に、子育て世代包括支援センター事業補助金については、令和元年度4月より開設いたしました滑川町子育て世代包括支援センターに、助産師、看護師など資格を持った専門職員を配置するために係る人件費、消耗品費、システム維持管理費などが対象となり、国、県、町がそれぞれ3分の1を負担します。
次に、感染症予防費補助金ですが、令和元年度より3年間の国の臨時的時限措置であります大人の風疹対策に係る国の補助金になります。国は風疹罹患者数の増加が、集団予防接種を控えていた昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性に広がっていることや、2020年のオリンピック・パラリンピックでの訪日客の増加と、それに伴う人口移動の激化などによるさらなる蔓延を懸念し、追加的な緊急対策を行いました。令和元年度は国の詳細が年度末まで不透明な部分が多く、近隣市町村と同様に補正対応にて予算化したものでございます。
次に、24ページをお開きください。款16県支出金、項2県補助金、目3衛生費県補助金、節1保健衛生総務費県補助金9万8,000円でございます。内訳は市町村計画献血者促進事業費補助金、これが昨年と同額でございます。市町村に交付される補助金のうち人口割に基づき市町村に補助されるもので、定額のものです。
骨髄移植ドナー助成費補助金は、これまで町独自の要綱での運用をしておりましたが、国の補助金の該当になるように改正したため、令和2年度より歳入に計上いたしました。補助基準額14万円に対し補助率2分の1で、1人分を見込んで計上しております。
続きまして、すぐ下ですが、節2予防費県補助金351万3,000円は、70万4,000円の増となっております。最初に記載されています保健事業費県補助金230万円は、県の要綱による基準額により3分の2の補助額を算出したものです。町で行う健康相談事業、各種保健審査事業などに振り分けられる補助金で、昨年と同程度の規模での算出をしており、3万5,000円の増でございます。
養育医療費県補助金123万円は、先ほど養育医療国庫補助金で説明いたしました補助金のうち県の負担分でございます。全体の4分の1の補助額分でございます。同じく説明したとおり、算出基礎額の増加に伴い、75万7,000円の増額を見込んで計上させていただきました。
次に、健康長寿サポーター事業補助金5万円でございますが、健康長寿サポーター要請に係る補助金で、育成目標人数の限度額が6万円ですが、実績に基づいて計上させていただきました。
次に、乳児家庭全戸訪問事業等補助金31万5,000円でございますが、先ほど国庫補助金で説明しました補助金のうち県の負担分でございます。全体の3分の1の補助額でございます。
次に、自殺対策強化事業費県補助金2万7,000円でございますが、単価等による変動はございますが、昨年並みの事業内容での算出を行い、2分の1の補助額を計上しております。講演会での講師への謝礼等となっております。
早期不妊検査費助成事業補助金10万円でございますが、平成29年度より少子化対策目的で始まり、検査の自己負担分に対し2万円を上限に軽減させるためのものです。10分の10が県より補助されます。実績を踏まえて令和2年度は5件分を見込み、上程させていただきました。
早期不妊治療費助成事業補助金25万円でございますが、同じく平成29年度より少子化対策目的で始まった補助金であります。10万円を上限に県の支給額を超えた自己負担分を補助する制度で、2分の1が県より補助されます。先ほど同様実績を踏まえて令和2年度は5件分を見込み、上程いたしております。
埼玉県利用者支援事業母子保健型補助金121万1,000円でございますが、先ほど国庫補助金で説明しました補助金のうち、県の負担分でございます。補助金名が国と県で違っておりますが、子育て世代包括支援センター事業への補助となっております。国費同様3分の1の補助額でございます。
次に、不育症検査費助成事業補助金10万円でございますが、平成30年度より少子化対策目的で始まり、1組の夫婦に1回限り2万円を上限に補助する制度で、10分の10が県より補助されます。
次に、29ページをお開き願いたいと思います。款21諸収入、項6雑入、目1雑入、節7がん検診等負担金113万5,000円ですが、各種がん検診、若者健診での個人の負担金をこちらで歳入させていただきます。
同じページ、一番下の行になりますが、節15雑入の雑入(健康づくり課)5万円は、コバトン健康マイレージ歩数計の自己負担額でございます。
次ページ、同じく節15雑入の続きですが、一番上の在宅当番医制運営事業市町村負担金ですが、令和2年度は滑川町が幹事市町村の番となっており、各構成市町村から負担金を徴収し、比企医師会へ支払うために預かる予定の予算額となっております。
中段下の養育医療自己負担金58万円はこども医療費で負担される自己負担分の相殺分で、昨年並みの額で上程させていただきました。
歳入については以上でございます。
続きまして、歳出予算の説明をさせていただきます。65ページをお開き願いたいと思います。款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費でございます。本年度総額8,302万5,000円は、前年度比較864万7,000円の増でございます。おおむね昨年並みの内容での算定をいたしましたが、消費税増税の影響や新たに会計年度任用職員制度導入による人件費の変動による増額のほか、一番大きなものとしては、先ほど歳入でご説明いたしました令和2年度に幹事を務めます在宅当番医制運営事業費委託料の支出を計上した関係で大きく増額となっております。
内容として主なものをご説明明いたします。節1報酬ですが、新たな会計年度任用職員分を計上しております。子育て世代包括支援センターの保健師等有資格者1名及び産休育休に入る保健師の代替職員1名分を計上させていただいております。
節12委託料ですが、保健センターの施設を維持するための清掃や保守管理に係る諸経費となっております。先ほどご説明いたしました関係市町村から徴収いたしました在宅当番医制運営事業費委託料の支出を含んでおります。
続きまして、66ページをお開きください。中段の節13使用料及び賃借料ですが、福祉相談支援システム使用料132万円を計上させていただいております。今後予想される相談件数の増加、支援の必要な家庭への福祉教育といった複数課での連携の強化を、情報共有のため昨年より導入したシステムとなります。現在使用しているPKCの業務用端末への機能追加したものですが、関係業務担当のみに制限した運用をしております。国と県よりそれぞれ3分の1の補助金が充てられます。前年度比で66万円の増額となっておりますが、これは稼働初年度である令和元年度は10月からの支払いが始まったためによるもので、月額に変更はありません。
節18負担金補助金及び交付金でございますが、病院群輪番制病院事業負担金は、入院の必要な二次救急患者を夜間や休日に受け入れる医療機関を確保するための運営費を、比企管内の市町村が共同して人口利用実績などから案分して負担し合うためのものです。
続きまして、67ページからの目予防費の予算説明でございます。総額1億773万円は、前年度比1,395万3,000円の増でございます。主な増額の要因ですが、出生数の増加に伴い、母子に関する健診や予防接種の対象者数が増加しており、そのほか国の3年間の緊急対策の2年目であります大人の風疹抗体検査・予防接種に関する事務的な負担及び先ほど歳入の中でご説明いたしました養育医療費の増加などが大きな要因となっております。
内容として主なものをご説明いたします。節1報酬ですが、保健衛生総務費とは別に健康づくり担当の補助として、会計年度任用職員1名を前年度同様に上程させていただいております。
次に、節7報償費ですが、最初の母子保健事業講師等報償651万1,000円は、286万6,000円の増となっておりますが、これは乳幼児健診時での医師、保健師等への支払い委託料と、昨年度まで分かれた支出となっていたものをこちらに統一したためのもので、算出については前年並みとなっております。健康づくり推進員報償は現在59人委嘱しており、その方々への報償費となっております。他の項目については、研修会や講座へ招いた講師への謝礼が主なものとなっており、例年並みの上程をさせていただいております。
節10需用費、節11役務費については、金額の変動はございますが、積算についてはほぼ前年並みとなっております。
節12委託料ですが、金額の大きいものについてご説明いたします。まず、妊婦健康診査業務委託料1,593万2,000円ですが、93万2,000円の増額となっております。妊娠後、出産までに母子の健康状態を定期的に審査する業務の委託に係る費用です。基本健診14回分と、その他の健診を受けられる助成券を妊娠届時に母子健康手帳とともに交付しております。各健診の単価については、県内市町村で統一、一括埼玉県医師会と契約しております。増額分については、転入者増加に伴う助成券の随時交付分を見込ませていただいたものです。
続きまして、予防接種委託料ですが、5,229万8,000円となっております。875万5,000円の増額となっております。金額が大きいのは乳幼児が対象の予防接種がB型肝炎、小児肺炎球菌、BCGなど9項目、小中学生が対象の予防接種が日本脳炎、二種混合など4項目、高齢者が対象の予防接種が肺炎球菌などと項目が多く、対象者も広いため、合算すると高額となってしまうものです。
なお、子宮頸がんワクチンについては、平成25年6月の厚生労働省からの勧告により、通知等の積極的勧奨をしておりませんが、接種を希望される方については接種できるように予算の計上はさせていただいております。
また、令和2年度から新しく当初予算に算定したものとして、新生児へのロタウイルスワクチンの予防接種が10月から公定予防接種として始まるため、費用として対象者数140人で約460万円を見込んでおります。
また、昨年度は補正で対応いたしました国の3年間の緊急対策の2年目になります大人の風疹抗体検査・予防接種に関する費用も対象者1,350人、約650万円を見込んでおります。それぞれの予算の要求ベースの金額ですが、対象者から予想される実際の受診者数を勘案して予算を算出しており、年間を通して必要と予想される費用負担額と考えております。
健康診査事業委託料1,346万5,000円ですが、昨年と同額となっております。内容は、胃がん、乳がん、肺がんなどの各種がん検診と成人の歯周病検診、若者健診などで、6月と10月の集団健診と個別健診等での委託料となっております。
続きまして、68ページ中段ですが、節18負担金補助及び交付金から主な項目について説明いたします。まず、小児初期救急医療運営事業負担金242万9,000円で、9,000円の増でございます。積算に当たりましては、医師、看護師、薬剤師等の事業経費を各構成市町村の負担額を案分して算出しております。
次に、健康づくり団体補助金164万8,000円ですが、現在47グループ、約1,000人が体操や環境整備などの活動をしており、町も健康づくりの活動を後押しするための補助金です。実績に基づき、ほぼ前年並みとなっております。
寝たきり者歯科保健医療事業負担金、いわゆる訪問歯科診療ですが、33万6,000円ですが、これは障害等によって在宅状態の方で歯の治療が必要な方へ、保険診療を提供する事業です。比企管内の市町村で資金を拠出し合って運営費を賄っております。
続きまして、早期不妊検査治療費補助金、不育症検査費補助金ですが、先ほど補助金で説明したお子さんを望みながらなかなか恵まれないご夫婦を支援する制度となっております。これまでの制度利用実績件数に基づいて上程させていただいております。
最後に、節19扶助費の養育医療費550万円ですが、306万3,000円の増となっております。先ほど国、県の補助金の項目でもご説明いたしましたが、通常の件数については、ここ2年ほど利用者が急増したため、同程度を見込んでおります。令和2年度については、前年から継続して長期入院中の新生児を含んでいる分、高額となっております。費用については、国2分の1、県・町が4分の1ずつ負担をします。
雑駁ですが、以上で健康づくり課が令和2年度に所管する予算の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 続いて、関口環境課長、お願いいたします。
〇環境課長(関口正幸) 環境課長の関口でございます。よろしくお願いいたします。着座にて失礼いたします。
令和2年度滑川町一般会計予算、環境課所管の衛生費について、歳入歳出予算のご説明を申し上げます。最初に、19ページをお開きください。主な歳入についてご説明いたします。款14使用料及び手数料、項2手数料、目3衛生手数料107万円を計上いたしました。主な手数料は、節2環境衛生手数料の犬登録料等手数料59万8,000円、次の節3塵芥処理手数料の粗大ごみ収集運搬手数料43万円でございます。
次に、24ページをお開きください。款16県支出金、項2県補助金、目3衛生費県補助金のうち、節3環境衛生費県補助金の6万1,000円を計上いたしました。彩の国環境保全交付金でございます。埼玉県生活環境保全条例に基づく騒音、振動、悪臭等に関する権限委譲に対する交付金でございます。
次に、29ページをお開きください。款21諸収入、項6雑入、目1雑入ですが、節3汲取券売捌手数料12万8,000円を計上いたしました。小川地区衛生組合より納入される手数料でございます。
次に、同じく29ページ下段の節15雑入のうち、下から5行目にありますが、資源物売却代金として218万4,000円を計上いたしました。資源回収した新聞、段ボール等の紙類、衣類、アルミ缶の売却代金でございます。
歳入については以上でございます。
次に、68ページをお開きください。主な歳出についてご説明いたします。最下段を御覧ください。款4衛生費、項1保健衛生費、目3環境衛生費ですが、3,532万9,000円を計上いたしました。前年度比1,055万円の増となります。増額の主な理由は、比企広域市町村圏組合斎場及び霊柩車事業の東松山斎場の改修事業に伴う負担金及び新たに会計年度任用職員の報酬、その他人事異動による人件費等の増によるものでございます。
主な内容については、69ページをお開きください。中段の節7報償費、環境委員等報償82万8,000円、前年度までは非常勤特別職の報酬として支払っていたものを、環境委員としての役務の提供に対して支払う報償費となりました。
次に、節12委託料のうち、比企河川合同水質調査委託料63万6,000円、農業用水路水質調査委託料39万7,000円。
次に、70ページの節18負担金補助及び交付金のうち、比企広域市町村圏組合斎場及び霊柩車事業負担金1,077万7,000円。また、住宅用太陽光発電システム設置事業補助金150万円ですが、補助金の内容は1キロワット以上10キロワット未満のシステムに対し、一律5万円を補助するもので、30基分となります。前年度までは40基の補助でしたが、当初の目的であります400基を達成したため、10基を減額いたしました。
次に、70ページを御覧ください。款4衛生費、項2清掃費、目1清掃総務費ですが、879万4,000円を計上いたしました。前年度比565万1,000円の減となっています。減額の理由は、人事異動によるものです。
款4衛生費、項2清掃費、下段の目2塵芥処理費ですが、2億5,630万6,000円を計上いたしました。前年度比48万円の減となっています。塵芥処理費全体では48万円の減ですが、内容としましては、71ページをお開きください。節12委託料9,343万1,000円のうち、一般廃棄物収集運搬業務委託料9,042万円ですが、滑川町内の一般家庭から出されたごみと資源の収集運搬を委託するものです。令和2年度より、スプレー缶の単独収集と資源プラスチックの運搬先が遠くなった関係から1,342万円の増額となっています。その他清掃作業委託料111万3,000円、生活パトロール町内美化推進事業委託料142万8,000円については、どちらも通常の収集では対応できないごみの回収でございます。
節18負担金補助及び交付金のうち、小川地区衛生組合塵芥処理費負担金1億6,138万8,000円は、滑川町の家庭から出される一般ごみ、粗大ごみ、事業系ごみを処理するための負担金でございます。
目3のし尿処理費ですが、4,291万5,000円を計上いたしました。主な内容は、節18負担金補助及び交付金の小川地区衛生組合し尿処理費負担金4,278万7,000円で、滑川町から排出されるし尿及び浄化槽汚泥を処理するための負担金です。
次の目4浄化槽事業費ですが、1,010万円を計上いたしました。主な内容は、節27繰出金、浄化槽事業特別会計繰出金1,000万円でございます。
環境課所管の予算については以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 最後に、澄川教育委員会事務局長、お願いいたします。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 失礼いたしました。教育委員会事務局長、教育委員会所管の歳入歳出予算の概要につきまして、着座にて説明をさせていただきます。
それでは、歳入予算から説明いたします。予算書の18ページ下段をお願いいたします。款14使用料及び手数料、項1使用料、目3教育使用料の節1幼稚園使用料ですが、新規の歳入科目として現年度預かり保育料を519万2,000円計上させていただいております。令和2年度から滑川幼稚園において新たに施行されます一時預かり保育事業に係る保護者負担分として、預かり時間に応じた保育料設定し、徴収させていただきます。なお、預かり保育につきましては、保育室や保育士の確保等、滑川幼稚園における保育環境の整備に3年間の移行期間を設けて、暫定的な運用としてスタートいたします。
次に、節2体育施設使用料ですが、97万4,000円を計上させていただいております。これは、各体育施設等の町外利用者の使用料及び総合グラウンドの夜間照明使用料となります。
20ページ中段をお願いいたします。款15国庫支出金、項1国庫負担金、目10教育費国庫負担金の節4教育振興費国庫負担金として1,230万4,000円を計上させていただいております。内容は、子ども子育て支援制度に基づく認定こども園に対する国庫負担金でございます。昨年10月から導入された幼児教育無償化制度に伴い、保育料分も措置されているため、全体で大幅な増額となっています。これらの認定こども園に通園する町の子どもたちに対する施設型給付費の国庫負担金として計上しており、国が2分の1、県が4分の1、町が4分の1の負担割合で保育経費を賄っております。
21ページ中段をお願いいたします。款15国庫支出金、項2国庫補助金、目7教育費国庫補助金1,142万4,000円を計上させていただいております。内訳としましては、節2教育振興費国庫補助金が970万8,000円で、町立幼稚園に就園する生活保護世帯に対する補助に加え、昨年10月からは私学助成幼稚園に対する副食費の補助も追加となった実費徴収分に係る補足給付費国庫補助金が10万7,000円、認定こども園で実施している預かり保育への補助として、一時預かり事業(幼稚園型)補助金が29万5,000円、そして同じく昨年10月の幼児教育無償化の導入により新設された私学助成幼稚園に通う園児の保育料に対する補助となる施設等利用給付費国庫補助金が930万6,000円でございます。
節6文化財保護費国庫補助金125万円は、町内での住宅建築や開発行為に伴う試掘及び羽尾地内の寺谷廃寺の調査再開に対する国庫補助金でございます。
23ページ上段をお願いいたします。款16県支出金、項1件負担金、目4教育費県負担金の節1教育振興費県負担金として615万2,000円を計上させていただいております。内容は、国庫負担金と同様で認定こども園に対する県負担金でございます。
24ページ下段をお願いいたします。款16県支出金、項2県補助金、目7教育費県補助金に1,174万円を計上させていただいております。内容は、国庫補助金と同様の子ども子育て支援制度及び幼児教育無償化に係るもののほか、昨年度からのスクールサポートスタッフ配置事業補助金も74万7,000円計上してございます。
25ページ下段をお願いいたします。款16県支出金、項3県補助金、目5教育費県委託金、節1教育振興費県委託金として90万円を計上させていただいております。これは平成30年度から県の委託を受けて実施しています人権教育総合推進地域事業に対する委託金で、学校、家庭、地域が一体となって人権教育に取り組むための研究に係るものでございます。3年間の継続事業で、令和2年度は事業期間3年目の最終年度となります。
28ページ下段をお願いいたします。款21諸収入、項5給食費、目1学校給食費、節1の現年度給食費として751万6,000円を計上させていただいております。町では、子どもたちの給食費無償化を令和2年度も継続して実施しますので、ここに計上されているのは教職員及び教育実習生等の徴収分でございます。
30ページ下段をお願いいたします。項6雑入、目1雑入、節2預かり保育事業収入の現年度おやつ代徴収金として、44万8,000円を新規歳入として計上させていただいております。これは幼稚園で実施する預かり保育において、園児へ提供するおやつに対する保護者負担分となります。
以上、歳入予算の説明とさせていただきます。
続きまして、歳出予算の説明をいたします。88ページ中段から教育費となります。教育費の総額は8億4,846万4,000円で、前年度と比較して3,089万3,000円の増額の予算計上をさせていただいております。款10教育費、項1教育総務費、目1教育委員会費でございます。本年度予算額134万2,000円で、前年度と比較して5,000円の増額の予算計上とさせていただいております。教育委員の報酬など、教育委員会の運営に関する経費でございます。
次に、89ページをお願いいたします。目2事務局費でございます。本年度予算額1億1,669万円で、前年度と比較して64万6,000円の減額の予算計上とさせていただいております。教育委員会事務局の職員に係る人件費が主なものでございます。
目3教育振興費として、本年度予算額1億2,697万5,000円で、前年度と比較して6,733万1,000円の大幅な増額の予算計上とさせていただいております。主な増額理由としては、幼児教育無償化制度の創設により園児の保育料分を各園に対して給付するために、増額となっています。認定こども園に対する認定こども園施設型給付費負担金が2,679万8,000円の増額、私立幼稚園に対して給付する私学助成幼稚園等施設等利用給付費負担金が1,861万4,000円の増額となっているため、この2費目での合算で4,541万2,000円の増額となりました。
また、臨時職員の雇用制度の改正により、昨年度までの臨時職員が会計年度任用職員と雇用形態が変わったことで、給与体系や給料表の適用、期末手当の導入、共済組合への加入といった正規職員に準じるものとなり、昨年と比較すると賃金や報償から報酬や職員手当等へ歳出科目が変わっています。これらの理由により、当初予算ベースでは2,631万4,000円の増額となっています。なお、今後の説明の中でも雇用人数に変更がないにもかかわらず、雇用形態が臨時職員から会計年度任用職員に変わったことで人件費が増額となっているケースが、各予算費目の中で散見をされます。
教育振興費の中での会計年度任用職員は、小学校非常勤講師、幼稚園、小中学校へ配置する学習生活指導支援員、中学校補助教諭等の雇用を見込んでいます。小学校非常勤講師は、来年度新規の配置となります。学習指導要領の改正による小学校での外国語の教科化に伴い、外国語の教員資格を有する方、専門知識を有する方に授業等を支援していただくために、各小学校での指導に尽力していただく予定でございます。
中学校補助教諭ですが、令和2年度では2年生、3年生の2学年が町基準でのクラス人数で編制する見込みですので、1名増の2名の配置を予定しています。これにより、令和2年度も中学校は各学年6クラス並行での学級運営となります。また、スクールソーシャルワーカー、スクールサポートスタッフも引き続き雇用し、教職員の負担軽減と子どもたちへのきめ細かい支援のため配置を行っていきます。
続いて、91ページをお願いいたします。節12委託料ですが、英語指導助手派遣委託料として1,300万円を計上させていただきました。これは令和2年度からの学習指導要領の改正による小学校での外国語の教科化や、今年度に引き続き中学校が学年6クラス並行となることから、英語指導助手3名体制を今年度と同様に継続し、外国語教育の充実に対応するものでございます。
また、東松山市の区域外就学委託料を105万円計上させていただきました。青鳥小学校へ7人の就学に対するものでございます。中学校は既に修了しており、令和3年度で東松山市の区域外就学は全て修了する予定でございます。
節13使用料及び賃借料を152万6,000円計上いたしました。この中のメール配信連携スマートフォン使用料24万円を新規に予算計上させていただきました。これは現在使用しているメール配信システムと連携をさせた公用スマートフォンを新たに整備し、各校へ貸与いたします。メール配信の送信用を主目的とし、緊急時の保護者等の連絡用、行事等の報告用としても使用できるようにいたします。教職員個人の携帯電話を使用するリスクを回避し、社会科見学などの校外学習や部活動など、学校外での相互連絡やメール配信も可能となり、子どもたちの安全安心を確保するために導入をいたします。
92ページをお願いいたします。節19負担金補助及び交付金は5,453万2,000円を計上いたしました。内訳ですが、子ども子育て支援制度に係る負担金で認定こども園施設型給付費負担金3,352万8,000円と、幼児教育無償化制度に係る負担金で私学助成幼稚園等施設等利用給付費負担金1,861万4,000円が主なものでございます。施設型給付費負担金については、国庫負担金のところでご説明したとおり、認定こども園に対する保育事業及び園児の保育料に対する給付であり、施設型利用給付費負担金は私学助成幼稚園等に通う園児の保育料に対する給付となります。
92ページ下段をお願いいたします。款10教育費、項2小学校費、目1学校管理費でございます。今年度予算額1億2,054万1,000円で、前年度と比較して5,314万9,000円の減額の予算計上とさせていただいております。主に小学校3校の学校施設や設備に関する維持管理経費でございますが、月の輪小学校のPFI事業の終了に伴い、5,058万5,000円の大きな減額となりました。なお、月の輪小学校の維持管理につきましては、PFI事業での一括管理の運用が終わるため、他の小中学校と同様設備別に委託等を行い、学校施設の維持管理を実施していきます。
96ページをお願いいたします。節14使用料及び賃借料が7,615万2,000円で、空調設備等借上料が3校で1,773万3,000円、宮前小学校プレハブ校舎等借上料が2,384万7,000円、パソコン等借上料が3校で3,190万5,000円が主なものでございます。
98ページをお願いいたします。目2教育振興費でございます。本年度予算額815万1,000円で、前年度と比較して62万1,000円の増額の予算計上とさせていただいております。主に小学校3校の学習指導に対する経費、就学援助費及び上部団体、加盟団体等への負担金でございます。
102ページ中段をお願いいたします。款10教育費、項3中学校費、目1学校管理費でございます。本年度予算額6,193万7,000円で、前年度と比較して423万円の減額の予算計上とさせていただいております。主に中学校の施設等に係る維持管理経費でございます。減額の要因は校務用及び教育用のパソコン等のICT機器の入替えに伴う借上料の確定により減額となったものでございます。
103ページ下段をお願いいたします。節14使用料及び賃借料が4,560万7,000円で、空調設備等借上料655万8,000円、プレハブ校舎等借上料2,003万4,000円のほか、パソコン等借上料の1,459万4,000円、こちらは教育用パソコン、校務用パソコン及び東校舎ICT機器等のリースに係るものでございます。
104ページ中段をお願いいたします。目2教育振興費でございます。本年度予算額701万円で、前年度と比較して134万1,000円の増額の予算計上とさせていただいております。主に中学校の学習指導に対する費用、就学援助費及び上部団体等への負担金でございます。増額の要因は、扶助費の要保護、準要保護、生徒援助費及び特別支援教育就学奨励費の増によるものでございます。
106ページをお願いいたします。款10教育費、項4幼稚園費、目1幼稚園費でございます。本年度予算額1億2,966万7,000円で、前年度と比較して729万2,000円の増額の予算計上とさせていただいております。主な増額の内容は、会計年度任用職員に係る人件費の増額によるものでございます。
節1報酬の2,922万円及び節3職員手当等の期末手当406万6,000円及び節4共済費の社会保険料504万3,000円及び節8旅費の費用弁償36万円ですが、これは幼稚園教諭及び事務職員として雇用する会計年度任用職員に対する人件費で、合計で15名を見込んでおります。これには今年度から実施予定の預かり保育に係る有資格者の専任職員、支援職員、事務職員も含まれています。また、預かり保育に係る予算については、主なもので消耗品費20万円、おやつを提供するため、賄い材料費56万円等を計上させていただきました。
107ページ中段をお願いいたします。節12委託料が1,407万2,000円で、園児バス運転業務等委託料の1,120万4,000円が主なものとなります。
次に、節13使用料及び賃借料が358万3,000円で、空調設備等借上料327万9,000円が主なものでございます。
108ページ下段をお願いいたします。款10教育費、項5社会教育費、目1社会教育総務費でございます。本年度予算額809万7,000円で、前年度と比較して62万4,000円の増額の予算計上とさせていただいております。主に社会教育指導員に係る人件費、チャレンジキッズ、青少年の主張大会、寿学級等の社会教育活動に係る経費となっています。
110ページをお願いいたします。目2文化財保護費でございます。本年度予算額1,953万3,000円で、前年度と比較して481万9,000円の増額の予算計上とさせていただいております。主に文化財保護及び発掘調査、ミヤコタナゴ保護繁殖、エコミュージアムセンターの維持管理等に対する経費でございます。昨年からの増額の主な理由は、エコミュージアムセンターに係る会計年度任用職員の人件費の増と、寺谷廃寺の発掘調査の再開に係る委託料の増となっています。
111ページの下段をお願いいたします。目3公民館費でございます。本年度予算額1,242万3,000円で、前年度と比較して5万7,000円の増額の予算計上とさせていただいております。主に職員人件費及び子どもまつり、文化祭、七つの祝い、かるた大会、公民館教室、公民館講演会など公民館事業全般に対する経費でございます。
113ページをお願いいたします。目4図書館費でございます。本年度予算額3,420万円で、前年度と比較して490万5,000円の増額の予算計上とさせていただいております。主な増額の理由は、人事異動による職員人件費の増と会計年度任用職員に係る人件費の増でございます。主に図書館活動、図書館の維持管理経費など図書館事業全般に対する経費でございます。
114ページをお願いいたします。節12委託料の電算機保守等委託料339万9,000円と節13使用料及び賃借料の電算機借上料251万4,000円は、図書館管理システムに係る経費で、令和元年度にシステムの入替えを実施しております。
節17備品購入費の421万3,000円は、視聴覚資料としてCD、DVDの購入費71万3,000円及び図書の購入費350万円を予算計上をさせていただいております。
115ページをお願いいたします。款10教育費、項6保健体育費の目1保健体育総務費でございます。本年度予算額869万4,000円で、前年度と比較して113万3,000円の増額の予算計上とさせていただいております。主な増額の理由は、今年開催されます東京オリンピックの聖火リレーの運営に係る経費で、消耗品費、通信運搬費、警備委託料、関係施設使用料、県への事業負担金等で合計126万2,000円を計上しています。
節1報酬121万6,000円及び節18負担金補助及び交付金の459万4,000円が主なもので、内訳としてスポーツ推進委員の報酬121万6,000円、町スポーツ協会補助金の375万円及びスポーツ少年団本部補助金の50万円が主なものとなっています。
次に、目2体育施設費でございます。本年度予算額1,382万1,000円で、前年度と比較して62万円の増額の予算計上とさせていただいております。主な増額の理由は、節12委託料の文化スポーツセンター管理委託料と体育施設管理委託料で、文化スポーツセンターと総合体育館の両施設において、建築基準法に基づく設備定期点検及び建築物定期点検の法定検査を実施するために増額となっています。体育施設費では、総合体育館、総合運動公園管理棟、多目的グラウンド、文化スポーツセンター等の施設に係る維持管理経費を計上しています。
116ページ中段をお願いいたします。目3学校給食費でございます。本年度予算額1億7,938万3,000円で、前年度と比較して17万円の増額の予算計上とさせていただいております。
節10需用費の給食用品費として、9,254万5,000円を計上させていただきました。これは給食の食材料費に係る経費でございます。
次に、節12委託料の給食委託料8,118万9,000円は、給食加工運搬に対する経費でございます。また、牛乳パック等収集運搬処理委託料として118万8,000円を計上させていただきました。さらに、令和2年度についても給食費無償化を継続し、先ほどの食材料費と合わせ節18負担金補助及び交付金として、町外幼稚園及び小中学校等給食費補助金409万9,000円を計上しています。対象者は142人を見込んでおります。
以上、雑駁ではございますが、歳出予算の説明といたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 各所管事項等の説明ありがとうございました。
ここで、各担当課、局の説明員の方おりますので、各課、局長から説明員の紹介をお願いをいたします。
まず初めに、小柳健康福祉課長、お願いいたします。
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長の小柳でございます。よろしくお願いいたします。
健康福祉課説明員につきましては、それぞれ自己紹介とさせていただきます。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(篠﨑美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当の篠﨑です。よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・福祉担当(稲村茂之) 健康福祉課福祉担当の稲村と申します。よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課主任・福祉担当(石川恵子) 健康福祉課福祉担当の石川と申します。よろしくお願いします。
〇健康福祉課主査・福祉担当(奥野 忠) 健康福祉課福祉担当、奥野と申します。よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課主任・福祉担当(贄田 誠) 健康福祉課福祉担当、贄田と申します。よろしくお願いします。
〇健康福祉課長(小柳博司) 以上の6名でご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、岩附町民保険課長、お願いいたします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長の岩附でございます。
町民保険課の説明員につきましては、自己紹介とさせていただきます。
〇町民保険課主事・年金国保担当(村田仁美) 町民保険課年金国保担当の村田と申します。よろしくお願いします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 以上2名で説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、會澤健康づくり課長、お願いいたします。
〇健康づくり課長(會澤孝之) 健康づくり課長の會澤でございます。
説明員については、自己紹介とさせていただきます。
〇健康づくり課主席主幹・健康づくり担当(福島知子) 健康づくり課健康づくり担当の福島と申します。よろしくお願いいたします。
〇健康づくり課主査・保健予防担当(早川裕美子) 健康づくり課保健予防担当の早川と申します。よろしくお願いいたします。
〇健康づくり課長(會澤孝之) 以上3名でご説明に当たらせていただきます。よろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) 続いて、関口環境課長、お願いいたします。
〇環境課長(関口正幸) 環境課長の関口でございます。よろしくお願いいたします。
私のほかに説明員が2名います。自己紹介といたします。
〇環境課主幹・生活環境担当(権田尚司) 環境課生活環境担当、権田と申します。よろしくお願いします。
〇環境課主査・生活環境担当(久保島 賢) 同じく生活環境担当の久保島と申します。よろしくお願いいたします。
〇環境課長(関口正幸) 以上3名で説明に当たらせていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 最後に、澄川教育委員会事務局長、お願いいたします。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
説明員につきましては、自己紹介とさせていただきます。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(田中稔浩) 教育委員会学校教育担当指導主事、田中でございます。よろしくお願いいたします。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・教育総務担当(小林晴美) 教育委員会事務局教育総務担当の小林と申します。よろしくお願いいたします。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・生涯学習担当(木村寿美代) 教育委員会事務局生涯学習担当、木村と申します。よろしくお願いいたします。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・文化財保護担当(宮島栄一) 教育委員会事務局文化財保護担当の宮島と申します。よろしくお願いします。
〇教育委員会事務局主幹・図書館担当(堀口章子) 教育委員会事務局図書館担当の堀口と申します。よろしくお願いいたします。
〇教育委員会事務局主任・生涯スポーツ担当(赤沼 稔) 教育委員会事務局生涯スポーツ担当、赤沼と申します。よろしくお願いいたします。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 以上7名でご説明に当たらせていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
お諮りをします。本日の審査はこの程度にとどめたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 異議なしと認めます。
よって、本日の審査はこれにて終わることに決定をいたしました。
次回の審査は明日3月10日火曜日午前9時から開会をいたします。よろしくお願いいたします。
◎延会の宣告
〇委員長(北堀一廣委員) 以上をもちまして本日の審査を終了とします。
(午後 3時16分)
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。
お疲れさまでした。