令和2年第221回滑川町議会定例会(第3号)
令和2年第221回滑川町議会定例会
令和2年3月11日(水曜日)
議 事 日 程 (第3号)
開議の宣告
1 議案第 1号 滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
2 議案第 2号 滑川町一般職職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について
3 議案第 3号 滑川町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
4 議案第 4号 滑川町会計年度任用職員の給与、費用弁償及び旅費に関する条例の一部を改正
する条例の制定について
5 議案第 5号 滑川町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について
6 議案第 6号 滑川町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を
改正する条例の制定について
7 議案第 7号 滑川町職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例の
制定について
8 議案第 8号 滑川町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部を改正す
る条例の制定について
9 議案第 9号 滑川町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定について
10 議案第10号 滑川町区長等に関する条例を廃止する条例の制定について
11 議案第11号 滑川町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
12 議案第12号 滑川町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改
正する条例の制定について
13 議案第13号 滑川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一
部を改正する条例の制定について
14 議案第14号 滑川町浄化槽事業条例の一部を改正する条例の制定について
15 議案第15号 滑川町環境委員等に関する条例を廃止する条例の制定について
16 議案第16号 滑川町学校職員の服務の宣誓に関する条例を廃止する条例の制定について
17 議案第17号 令和元年度滑川町一般会計補正予算(第5号)の議定について
18 議案第18号 令和元年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の議定について
19 議案第19号 令和元年度滑川町介護保険特別会計補正予算(第2号)の議定について
20 議案第20号 令和元年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の議定について
21 議案第21号 令和元年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第4号)の議定について
22 議案第22号 令和元年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)の議定につい
て
23 議案第23号 令和元年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)の議定について
24 議案第24号 令和元年度滑川町水道事業会計補正予算(第4号)の議定について
25 議案第33号 町道路線の廃止について
26 議案第34号 町道路線の認定について
27 議案第25号 令和2年度滑川町一般会計予算の議定について
28 議案第26号 令和2年度滑川町国民健康保険特別会計予算の議定について
29 議案第27号 令和2年度滑川町介護保険特別会計予算の議定について
30 議案第28号 令和2年度滑川町後期高齢者医療特別会計予算の議定について
31 議案第29号 令和2年度滑川町下水道事業特別会計予算の議定について
32 議案第30号 令和2年度滑川町農業集落排水事業特別会計予算の議定について
33 議案第31号 令和2年度滑川町浄化槽事業特別会計予算の議定について
34 議案第32号 令和2年度滑川町水道事業会計予算の議定について
35 閉会中の継続調査の申し出について(議会運営委員会)
日程の追加
36 議案第35号 滑川町教育委員会委員の任命について
出席議員(13名)
1番 瀬 上 邦 久 議員 2番 高 坂 清 二 議員
3番 松 本 幾 雄 議員 5番 上 野 葉 月 議員
6番 井 上 奈 保 子 議員 8番 服 部 幸 雄 議員
9番 北 堀 一 廣 議員 10番 宮 島 一 夫 議員
11番 菅 間 孝 夫 議員 12番 内 田 敏 雄 議員
13番 吉 野 正 浩 議員 14番 阿 部 弘 明 議員
15番 上 野 廣 議員
欠席議員(1名)
7番 紫 藤 明 議員
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人
町 長 吉 田 昇
副 町 長 柳 克 実
教 育 長 馬 場 敏 男
総 務 政 策 課 長 大 塚 信 一
税 務 課 長 篠 ア 仁 志
会 計 管 理 者 兼 木 村 俊 彦
会 計 課 長
町 民 保 険 課 長 岩 附 利 昭
健 康 福 祉 課 長 小 柳 博 司
健 康 づ く り課長 會 澤 孝 之
環 境 課 長 関 口 正 幸
産 業 振 興 課長兼 服 部 進 也
農業委員会事務局長
建 設 課 長 吉 野 徳 生
教育委員会事務局長 澄 川 淳
水 道 課 長 武 井 宏 見
代 表 監 査 委 員 稲 葉 一 正
本会議に出席した事務局職員
議 会 事 務 局 長 木 村 晴 彦
書 記 平 岩 春 菜
録 音 神 田 等
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。
よろしくお願いします。ご着席願います。
◎開議の宣告
〇議長(上野 廣議員) 皆さん、おはようございます。議員各位には、第221回滑川町議会定例会第9日目にご参集いただきまして、誠にありがとうございます。
(午前10時00分)
〇議長(上野 廣議員) ここで、謹んで申し上げます。
平成23年3月11日に発生いたしました東日本大震災から9年が経過いたしました。この大震災では、多くの尊い命と財産が失われております。被害に遭われた皆様方に心からお見舞いを申し上げますとともに、犠牲になられました方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみ申し上げます。
これより犠牲になられた方々のご冥福を祈り、黙祷をささげたいと思います。ご起立をお願いします。
1分間の黙祷をお願いします。
〇議会事務局長(木村晴彦) 黙祷。
〔黙 祷〕
〇議会事務局長(木村晴彦) お直りください。ご着席ください。
〇議長(上野 廣議員) 欠席届が出ております。欠席届、7番、紫藤明議員。
ただいまの出席議員は13名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
なお、本日、稲葉一正代表監査委員より午前中の欠席の連絡を受けておりますので、ご報告申し上げます。
◎答弁の補足
〇議長(上野 廣議員) ここで、関口環境課長より発言を求められておりますので、これを許可します。よろしくお願いします。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) おはようございます。環境課長の関口でございます。環境課長、議長のお許しをいただきましたので、発言させていただきます。
3月5日の一般質問において、阿部議員よりご質問をいただきました滑川町内の廃棄物の量について、平成30年度小川地区衛生組合に搬入された家庭ごみの実績は、可燃ごみ2,782トン、不燃ごみ234トン、資源429トン、合計3,446トンでございます。
以上、発言とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 本日の議事日程はお手元に配付しておきましたので、ご了承ください。
次に、予算審査特別委員会報告書をお手元に配付しておきましたので、ご了承を願います。
◎議案第1号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第1、議案第1号を議題とします。
事務局長より朗読をお願いします。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第1号 滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを説明いたします。
議案第1号 滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について
滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由につきましては、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が公布され、地方公務員法の一部が改正されたことに伴い、滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により議決を求めます。
添付されております新旧対照表を御覧ください。期末手当や勤勉手当の中の条文が改正により削除されております。地方公務員法16条等により職員の欠格条項が決められており、その内容が従前は職員が成年被後見人となった場合は失職する条文でしたが、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化を図るための関係法律の整備に関する法律が施行されたことにより、被後見人になったことを理由に、期末手当や勤勉手当等の支給に関する条件の制限はしないという改正となります。
よろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第1号 滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
◎議案第2号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第2、議案第2号を議題とします。
事務局長より朗読をお願いします。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。よろしくお願いします。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第2号 滑川町一般職職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを説明いたします。
議案第2号 滑川町一般職職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について
滑川町一般職職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由ですが、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律が公布され、地方公務員法の一部が改正されたことに伴う条例制定及び公務のために旅行する職員に対し支給する旅費の支給対象地域を変更する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により議決を求めます。
新旧対照表を御覧ください。先ほどの被後見人等の関係する法令の改正によりまして、滑川町の条例の中身の文言、条文等を改正したものですが、もう一つ、2ページ目に旅費の支給が書いてあります。これにつきましては、町職員につきましては、県内の旅費については全て支給をしないということで昨年4月から実施しております。それを条例を改正して、正式にこの4月から実施するということになります。
よろしくお願いします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第2号 滑川町一般職職員等の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。
◎議案第3号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第3、議案第3号を議題とします。
事務局長より朗読を願います。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第3号 滑川町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを説明いたします。
議案第3号 滑川町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
滑川町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由につきましては、職員が特殊自動車の運転業務に従事した場合に、特殊勤務手当として支給している特殊自動車運転手当を廃止する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により議決を求めるものでございます。
新旧対照表を御覧ください。改正前の第2条の5項にあります特殊自動車が記載されていると思いますが、現在はそのような自動車を運転する業務はございませんので、条例改正をして廃止するものでございます。
後につきましては、条ずれが起きますので、順次訂正をしているものでございますので、よろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第3号 滑川町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。
◎議案第4号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第4、議案第4号を議題とします。
事務局長より朗読を願います。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読は終わりました。
大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。よろしくお願いします。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第4号 滑川町会計年度任用職員の給与、費用弁償及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明いたします。
議案第4号 滑川町会計年度任用職員の給与、費用弁償及び旅費に関する条例の一部を改正する
条例の制定について
滑川町会計年度任用職員の給与、費用弁償及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由につきましては、滑川町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正を踏まえ、滑川町会計年度任用職員の給与、費用弁償及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により議決を求めます。
新旧対照表を御覧ください。改正前の第19条の条文の中の第13条が先ほどの条例の廃止によりまして条ずれが起きておりますので、第12条と改正するものでございます。
よろしくお願いします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第4号 滑川町会計年度任用職員の給与、費用弁償及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。
◎議案第5号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第5、議案第5号を議題とします。
事務局長より朗読をお願いします。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第5号 滑川町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを説明いたします。
議案第5号 滑川町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について
滑川町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由につきましては、滑川町会計年度任用職員及び県費負担教職員の服務に関する規定を制定するため、滑川町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により議決を求めます。
新旧対照表を御覧ください。改正前の職員の服務の宣誓第2条の条文の中の任命権者のその後に、括弧内の「地方教育行政の組織及び運営に関する法律第37条第1項に規定する県費負担教職員にあっては、教育委員会。以下同じ。」を加え、また第2項として、地方公務員法第22条の2第1項に規定する会計年度任用職員の服務の宣誓については、「前項の規定に関わらず任命権者は別段の定めをすることができる」と加えるものでございます。
よろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第5号 滑川町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。
◎議案第6号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第6、議案第6号を議題とします。
事務局長より朗読を願います。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。よろしくお願いします。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第6号 滑川町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを説明いたします。
議案第6号 滑川町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正
する条例の制定について
滑川町議会の議員その他非常勤の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由につきましては、会計年度任用職員制度の導入に伴い、公務災害補償等に関する規定を制定するために、滑川町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により議決を求めるものでございます。
新旧対照表を御覧ください。第1条及び第5条第2項において、それぞれ字句を加え、条文の整理をし、第5条の第4項については、会計年度任用職員においても常勤職員の公務災害補償に係る平均給与額の例とすることが定められたために条文を追加するものでございます。
よろしくお願いします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第6号 滑川町議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。
◎議案第7号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第7、議案第7号を議題とします。
事務局長より朗読を願います。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第7号 滑川町職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを説明いたします。
議案第7号 滑川町職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例の制定
について
滑川町職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由につきましては、滑川町職員の失職の特例を制定するために、滑川町職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により議決を求めるものでございます。
新旧対照表を御覧ください。第1条には文言の追加をしております。「並びに職員の失職の特例」というものを加えております。
それから、第5条には失職の特例として「第1項及び第2項」を条文として追加をしております。第5条第1項につきましては、任命権者は法第16条第1号の規定により該当するに至った職員のうち、その経緯に係る罪が過失によるもので、かつその刑の執行を猶予された者については情状を考慮して、特に必要があると認めるときは、その職を失わないものとすることができる。2項として、前項の規定によりその職を失わないものとされた職員が、その刑の執行猶予の言渡しを取り消されたときは、当該取消しの日にその職を失うということになります。6条につきましては、条ずれによりまして改正するものでございます。
よろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
討論はありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第7号 滑川町職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。
◎議案第8号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第8、議案第8号を議題とします。
事務局長より朗読を願います。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読は終わりました。
大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第8号 滑川町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明いたします。
議案第8号 滑川町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部を改正する条
例の制定について
滑川町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由につきましては、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の一部改正に伴い、滑川町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部を改正する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により議決を求めます。
新旧対照表を御覧ください。上位法の改正に伴い、影響を受ける部分の一部を、滑川町の条例の一部を改正をするものですが、1つとして、まず条例の題名を改めます。従前の「滑川町行政手続における情報通信の技術の利用に関する条例」という名前から、改正後は「滑川町情報通信技術を活用した行政の推進に関する条例」と変わります。
また、条例が分かりやすいように、章立てとしまして目次等を設けております。
3つ目として、上位法に合わせた文言の整理、さらに第2章には情報システムの整備計画、第5章には情報通信技術を利用するための能力等の格差是正について努力義務規定を設けています。
条文的には長文になりますので説明を省きますが、国の法律改正によりまして、条例改正のみが現在進んでおります。実際の実務については、これを基に規則を定めないと行政手続の電子申請につきましてはまだできない状況にあります。これから随時準備をしながら、そういった手続が進んでいくための条例改正となります。
よろしくお願いします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
阿部議員。質問席でお願いします。
〔14番 阿部弘明議員登壇〕
〇14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明でございます。質問させてください。よろしくお願いします。
まず、この条文全体を通じて、非常に大きな変更が幾つかあるのではないかというふうに思うのです。基本的にこの条例が目指すまず目的なのですけれども、これまでの町民の利便性の向上を図るという目的から、行政運営の簡素化及び効率化を図るというようなことに変更されている。これの趣旨というか、要するになぜこのような目的を変えることが必要なのかというのが、まず1点目です。
一問一答でよろしいのでしたっけ。
〇議長(上野 廣議員) 一問一答でお願いします。
〇14番(阿部弘明議員) では、これをまずお願いします。
〇議長(上野 廣議員) 大塚総務政策課長、ご答弁をお願いします。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部議員さんの質問に答弁いたします。
ご指摘のとおり、町民の方にとっても有利になる、町のほうに訪問しなくても自宅で申請をできる、そういった将来を目指しているのは事実かと思います。また反面、行政運営の効率化を目指しているのではないかという指摘もありました。これは事実、将来はAIとかが進んできまして、私の研修を受けた中では、人口2万人以下の町では、恐らく職員が7割ぐらいになるのではないか。2万人を超えてきますと、もっと減るのではないかという推計が出ています。それは、やはりこういったものがどんどん導入される中で、職員の配置だとかが変わってくるのかなということは分かります。ただ、やはり将来、今現在の少子化もありますし、人口減にもなりますので、そういった意味を加味して物事が進んでいるかと思います。
この前の全協の中でも申しましたけれども、私は個人的には、やはり人間対人間というのは必要だとは思います。ただ、その反面、どうしても経費やそういったものを考えると、将来的にはそういったものがどんどん導入されてくるというのは、これは紛れもない事実かなと私は思っております。
以上です。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
〇14番(阿部弘明議員) 続きまして、この条文でいきますと、第3条なのですけれども、先ほど説明にもありましたけれども、この情報システムの整備計画というのが義務づけられたわけですね。これによって、町は新たな負担を強いられるということになるというふうに思います。今課長さんの言われている行政の効率化というのが目的の一つとしてあるというふうに思いますけれども、私は決して効率化するということにはならないだろうというふうに思います。余計なまた仕事が増えるというようなことになると思います。そういったような意味で、要するに整備計画の策定義務、これが町に課せられるという問題については指摘しておきたいというふうに思います。
この整備計画、具体的に言うとどのくらいのものを国は求めているのか、現在分かるところはありますか。
〇議長(上野 廣議員) 総務政策課長、答弁をお願いします。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部議員さんの質問に答弁いたします。
この条例改正につきましては、担当者ともいろいろと話をさせていただきました。ただ、何をこれからするかというのは、全然まだ担当レベルでは話もないし、技術的なものについての指示もないという状況でございます。ただ、条例だけを改正しなければ国に準じないということで、条例だけは改正をしていると。先ほどご説明申し上げましたけれども、これを実際運営するためには規則をつくらなければいけないということで、その辺の指示もいずれは来ると思います。
いろいろと議論はされています。例えば今現在行われておる町の自動交付機ではなくて、例えばどこでもコンビニで取れるようにしたほうがいいのではないかというのも、実際それはこれに関係なくできる状況にありますけれども、やはり費用対効果だとかそういったことを考えると、現在町でそういった部分でも導入するのは難しいと。そういった中で、この電子申請を全て入れていいものかというのは、職員間の中でも話合いはされています。12月のときに内田議員さんにも答弁しましたけれども、実際に県のシステムを使いながら電子申請を技術的にやってできるということになっていますけれども、実際にはまだ職員が1回試しにやってみただけで、町民の方からは一切そういうアクセスはないということになっていますので、これからいろんな制約はあるのだと思いますけれども、電子申請なりでやれるとなっても、すぐそれが実現するかというのは、ここで申し上げていいかどうか分かりませんけれども、難しいかなというのが直感です。
よろしくお願いします。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問をお願いします。
〇14番(阿部弘明議員) 大塚課長さんは、そういう思いもあるのだろうと思いますが、一旦条例をつくられれば、これに基づいた様々な整備をしていかなければならないというふうに思います。
もう一つ、私危惧を感じるのは、この条例、条文のこの改正前と改正後の基本的な形なのですけれども、改正前、今のこの条例については、基本的には主語が町の機関等はというふうになっているのです。これが要するに情報システムの整備のところだけ町の機関等の義務が言われ、後は規定するとか、規定で定めるところによるとか、そういったようなところにもう全部変わっているのです。町の機関が判断するのではなくて、規定によるものだというふうに文脈が変わったのです。この規定とか規制で定めるとかというのは、もうできているのでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 総務政策課長、ご答弁願います。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部議員さんの質問に答弁いたします。
先ほどさらりと触れた関係で、伝わらなかったのかも分かりませんけれども、この条例は条例として改正はしておりますけれども、実際の運用するための規則は一切できておりませんので、規定なり規則なり言われていますけれども、それに関するものは一切ありません。
以上です。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員。
〇14番(阿部弘明議員) つまり、今後できるものは何だか分からないけれども、それによる判断というか、様々な、ずっとこの条文がありますけれども、例えば縦覧についてもそういうふうになっているのですね。そういったようなことから、本当にこの開かれたものとして、住民が自分の個人情報についてどこまで開示されているのか、どういうふうになっているのか、今後このマイナンバーカードが様々なところで使われることを目的としているわけですから、いわゆる健康保険証もそうですし、あとこの間何かポイントがつくとか、いろいろやってとにかく普及をさせると。この前なんかマスクを買うのに、今度マイナンバーを使うとか、そんなことまで言うような人もいるわけですから、本当にありとあらゆるところでこれを使わせると、そして普及をさせていくというのが狙いだというふうに思うのですけれども、こういったような非常に危険だと言うとあれですけれども、またいろいろ出てきますが、例えばこの条文の中に、要するにプライバシーを守らなければならないという条項が一つもないのです。要するに個人情報を守るという義務がこの町にあるのだということも記されていないのですね。そういったようなことを考えると、本当にこの条例が、町がやらなければならない住民の福祉の向上につながるのかどうかというふうに思うわけです。そういったようなことをこの条文を見て思いました。本当にそういう意味では、非常に危険な中身の、今後の規則などがどうなるのかも分からない条例を私は安易に通すわけにはいかないなというふうに思っております。
以上で質問を終わります。
〇議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
吉野議員。
〔13番 吉野正浩議員登壇〕
〇13番(吉野正浩議員) 私は、この条例改正については賛成の立場でございます。
というのは、電子申請というのは、現状紙媒体と両方でやっているわけですから、やはり今後、今団塊世代の人はほとんどパソコンも使えるし、インターネットも使っています。そういう中で、私もよく使うのですけれども、やはりそういった申請ができないと不便な方も随分おられます。体の悪い人もいます。今後は高齢化してきますけれども、ほとんどがもうインターネットを使う時代で、電子化自治体というのも今一生懸命取り組んでいるところもございます。私は、情報の漏洩とかそういうものではなくて、この制度自体がやはり住民にとって非常にサービス向上につながると。職員は大変かもしれませんけれども、これは住民サービスの向上に非常に寄与するものだと思います。
以上です。
〇議長(上野 廣議員) ほかに討論ございますか。
阿部議員。
〔14番 阿部弘明議員登壇〕
〇14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明でございます。議案第8号の条例改正について、反対討論を行いたいというふうに思います。
先ほど質問でも行いましたけれども、この目的が大きく変更されるという問題が第1点あると思います。町民の福利厚生、福祉の向上、これを本来の町の目的としているわけでありますけれども、この条文からはそれが全く読み取れないと。さらに、その福祉の向上について削減しているような項目にもなっているということから、まず反対の1点目の理由でございます。
次に、この整備計画を町に義務づけられるという問題です。町は、これまでもこのマイナンバーカードが導入されるということで、職員の対応が非常に煩雑になり、非常に長時間労働も増える、そういった負担がさらに増えてくるというふうになると思います。そういったようなことからも反対をしていきたいというふうに思っています。
さらに整備計画の中に、当該情報システムの安全性などについてはうたわれているのですけれども、住民のプライバシー保護義務について全く触れていないという問題があるというふうに思います。これでは住民の不安を解消するものになっていないというふうに思います。
続いて、第5条の申請について触れておきたいというふうに思います。この申請について、また縦覧について、様々なところで町の機関等という主語が削られてしまっています。つまり町の判断ではなくて、今後できるであろう規則などによってこの規定がされるということになってしまいます。これは、もう町の権限が及ばない、そういったようなことになりかねない、そういった条例になってしまう可能性があるということを指摘をしておきたいというふうに思います。
この間、私も町の皆さんともお話をしてきましたけれども、やはり今普及率が15%程度というこのマイナンバーカードを普及させるための一つの手だというふうに思いますが、今様々なこのマイナンバーカードを使わざるを得ないような仕組みを至るところで政府はつくってきています。こういったようなマイナンバーカードをいかに普及させるかという、それと併せて町の行政に対してこういった義務を負わせ、そして町民に対してはプライバシーの侵害のリスクを負わせるというようなことが、この条例に関わる大きな問題になってきているというふうに思います。この間、プライバシー侵害の問題については、様々な自治体でこの情報漏洩やなりすましなどの問題が噴出しているわけでありますけれども、それがまだまだ後を絶たないような状況の中でこういった条例をつくるということは、町にとっても住民にとっても何らメリットがないのではないのかというふうに思います。
もう一つ、今の賛成討論についてお話ししておきますと、この条例の中に、第11条でこの情報通信技術の利用のための能力等における格差の是正ということがうたわれています。つまりこういったものを利用できる方と利用できない方が出てきてしまうと。先ほどのコンビニで利用ができるというような話もありましたけれども、ではコンビニのない地域ではどうするのかというようなことになるわけであります。要するに地域格差がそこで生まれてしまうし、この装置をコンピューターを持っているかどうかでも格差が生まれてしまう。そういった格差を生んでしまう流れにも続くのではないかというふうに思います。そういった意味で、住民にとって、また行政にとっても何らメリットのないこのマイナンバーカードの普及、そしてそれを促進させるための条例については反対をしていきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) なしと認めます。これをもちまして討論を終結します。
これより議案第8号 滑川町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立多数〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成多数です。
よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。
◎議案第9号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第9、議案第9号を議題とします。
事務局長より朗読を願います。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。よろしくお願いします。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第9号 滑川町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定についてをご説明いたします。
議案第9号 滑川町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定について
滑川町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の改正に伴い、滑川町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により議決を求めます。
新旧対照表を御覧ください。書面審理、第6条第2項なのですけれども、これ全文を削るわけなのですけれども、下線部分が全文にかかっていませんが、6条第2項を全文廃止します。それから、各号をその関係で繰り上げるという形になります。先ほどの第8号で議論いただきました行政手続に関する関係で条例が廃止されるものです。よろしくお願いします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第9号 滑川町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。
◎議案第10号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第10、議案第10号を議題とします。
事務局長より朗読を願います。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読は終わりました。
大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。よろしくお願いします。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第10号 滑川町区長等に関する条例を廃止する条例の制定についてを説明いたします。
議案第10号 滑川町区長等に関する条例を廃止する条例の制定について
滑川町区長等に関する条例を廃止する条例を別紙のとおり制定する。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由ですが、地方公務員法及び地方自治法の改正に伴い、滑川町区長等に関する条例を廃止する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により議決を求めます。
提案理由につきましては、先ほど言ったとおり、法律の改正によりまして条例を廃止するものですが、上位法の改正によりまして、特別職非常勤職員という中に区長さんはいたわけですが、仕事等の内容の厳格化に伴いまして任用は変わりました。今まで特別職非常勤職員として任用されていました区長さん、区長代理さん及び補助員さんが特別職非常勤職員から外れることになりましたので、区長等に関する条例につきましてはその必要がなくなったということで、全文を廃止するものでございます。
以上よろしくお願いします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
阿部議員。質問席にお願いします。
〔14番 阿部弘明議員登壇〕
〇14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明です。よろしくお願いいたします。
この条例を廃止をするということになると、区長さんと町との関係というのはどこに定められているということになるわけなのですか。
〇議長(上野 廣議員) 大塚総務政策課長、ご答弁をお願いします。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部議員さんの質問に答弁いたします。
今後は、区長さんと業務提携というか委託契約を結んで、仕事については今までどおりということでお願いする予定でございます。それから、身分保障につきましては、特別に町村会の保険等に加入しまして、いざというときはそれを適用するということになっています。
以上です。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、質問願います。
〇14番(阿部弘明議員) これまでの仕事と変わらない契約になるのでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 大塚総務政策課長、ご答弁をお願いします。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部議員さんの質問に答弁いたします。
ご指摘のとおり、今までと何ら変わりはなく、区長さんは大変だと思いますけれども、条例が改正されただけであって、仕事の内容については今までどおり町と地域を結ぶパイプ役として、今後も頑張っていただきたいなと思います。
以上です。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
〇14番(阿部弘明議員) そうなると、いわゆる公的な仕事をやっている区長さんなわけなのですよね。町からいろんなことを依頼されてやるわけなのだけれども、そういったような公的な、要するに位置づけが私人という位置づけにするけれども、しかしそういった業務委託みたいな形で、果たしてそういう要するに公的なこと、業務委託をして、その人に義務を負わせるわけだから、そこがどういうあれになるのか、要するに委託契約になるのか、それとも地域によってはどうなのかとか、いろいろこの仕事によっては出てくるのだろうと思いますけれども、どういうふうになるのかなと非常に心配なのですけれども、その辺はどうでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 大塚総務政策課長、ご答弁をお願いします。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部議員さんの質問に答弁いたします。
内容的には、先ほど言ったとおり何ら変わらない考えでおりますが、一応それは区長さん等の考え方もあると思いますけれども、やはり区長さんとなると地域の代表ということもありますので、それなりの公的な考えを持っていただきたいということもありますし、契約の中身はまだ見ていませんけれども、しっかりと公務上、私たちが出したものについて、それは今までどおりやはりある程度守秘義務を守っていただきたいというのは現実あるかと思います。内容的には、だから仕事的については全て同じで取り扱っていきたいというふうに考えています。
これは、国の法律が改正されて、会計年度任用職員が入ってきたために、いろいろな特別職の見直しがされてしまったと。言葉的に仕事の内容を厳格化したと国ではあるのですけれども、大変それは失礼な言い方かなと思っているのです。区長さんの仕事を厳格化したらそこから外すというのは、どういう考えなのか私にもちょっと理解ができませんけれども、仕事の内容的に一般的な会計年度任用職員とは違うということから、そこを適用から外されているというのが現実なのです。ただ、町とするとやはり区長さんがいないことには行政運営が成り立ちませんので、そこら辺は今までどおりの関係で契約をしながら、ぜひ従来どおりの形で町に対しても協力していただきたいし、町も区長さんを通じて地域のためにいろいろと仕事をしていきたいというのが、基本的な考えでございます。
以上です。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問をお願いします。
〇14番(阿部弘明議員) 今言われた守秘義務だとか、あといわゆる地位利用というのは考えられるわけなのですけれども、それは今までいわゆる準公務員的なあれなので、守らなければならない、やってはならないということになるのだろうと思いますが、その枠というか、たがが外れるわけなので、その辺についてはそれぞれの委託契約の中にそういうのが入ってくるのかというようなことについてはどうでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 大塚総務政策課長、答弁をお願いします。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部議員さんの質問に答弁いたします。
恐らく個人の活動については、制限はなかなかできないのかなと思います。ただそれは、今言ったとおり地域の代表でもあるということで、その辺の関係につきましては、いろんな会議等を通じてお話をして、こちらからお願いするしかないのかなというふうに考えています。逆に非常勤の職員でありながら例えば選挙活動をする方もいます。それらについてもいろんな指導はしますけれども、なかなかそこまで踏み込んだことができないところもあるわけです。恐らく指摘されているのは、そういった例えば選挙の関係だとか、そういったことにもその地位を利用しての活動をするのではないかとか、そういったご意見もあるかと思いますけれども、その辺につきましては、やれないことはないのだと思います、法律上。ですけれども、やはり地域の代表であるということを踏まえていただいて、そこをしっかりこちらからはお願いしていくしかないというのが、今の考えでございます。
以上です。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、お願いします。
〇14番(阿部弘明議員) 地位利用と選挙活動は全然別ですから、そういったような本当に私人というふうになると完全に枠が外れるわけですから、非常にその辺は今までの住民が見ている区長さんと今後同じ仕事なのだと言われても、そういったような私人としての区長さんというふうに考えると、ちょっと失礼だけれども、例えば自分のところのためにこういうことをやってほしいということで、いろいろやるとかいうようなことがまたあってはならないというふうに思うのです。その辺のことについて、やはりそういった委託契約という形になるのかあれですが、その辺も考慮していかないと、結構難しい立場に区長さん置かれるのではないかなという感じはするのですけれども。
要するに、今まではいわゆる準公務員だからということで、公平公正でやっているのだということでできたのだけれども、今後はそうではなくなるというふうになると、いろんなことを考える人がいますので、住民の中でもそういうふうに考えるというふうに思うので、そこは非常に住民の代表としての区長さんが個人的にいろんなことをやってくれるというふうになってしまわないようにする、そういったようなことをどういうふうな形で持っていくのかなというのが非常に心配なのですが。
〇議長(上野 廣議員) 大塚総務政策課長、ご答弁をお願いします。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部議員さんの質問に答弁いたします。
準公務員であろうがなかろうが、地域の代表として、公平公正な立場でやれる方を地域の方が選んでいただけるというふうに考えて、そういった方と一緒に町は努力していければと考えています。
以上です。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員。
〇14番(阿部弘明議員) この件については、区長さんとの話合いというのはやっているのでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 大塚総務政策課長、お願いします。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部議員さんの質問に答弁いたします。
一応、区長会がありますので、区長会のほうにそういうことは計らいをして、そういった制度になるのだということは説明はしてあります。
以上です。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員。
〇14番(阿部弘明議員) ぜひそういった懸念のないような制度というか、どういうふうにやったらいいのかよく分かりませんけれども、やはり住民と区長さんとの関係、非常に今でもなかなか難しいというか、言っても聞いてくれないとかいろいろな話が出ますが、そういったような区長さんの資質に任せられるような、だんだん住民の要望が区長さんを通じてとなって、区長さんの能力だとか、いろんなこの資質の問題でできるとかできないとかというようなことが結構あるというのが現状だというふうに思うのです。そういったようなことも踏まえて、今後のこの在り方についてもぜひ検討をしていただきたいというふうに思います。
以上で私の質問を終わります。よろしくお願いします。
〇議長(上野 廣議員) ほかに質疑ありますか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第10号 滑川町区長等に関する条例を廃止する条例の制定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。
◎議案第11号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第11、議案第11号を議題とします。
事務局長より朗読を願います。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読は終わりました。
小柳健康福祉課長に提出議案の説明を求めます。よろしくお願いします。
〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、議案第11号 滑川町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
議案第11号 滑川町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
滑川町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由でございますが、災害弔慰金の支給等に関する法律の改正に伴い、滑川町災害弔慰金の支給に関する条例の一部を改正する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
改正の内容でございますが、お手元にございます新旧対照表を御覧ください。初めに目次でございますが、今回の改正に合わせ、条例全体を分かりやすくするために章立てをいたしました。第7条につきましては文言の整理でございます。
続いて、第14条関係でございますが、第1項に法令の改正に伴い、保証人についての条文を追記いたしました。また、第2項では、こちらも法令の改正により貸出しの利率が年3%から年3%以内で条例に定める率に変更されたため、被災者の負担軽減を鑑み、利率について1%に改正するものでございます。第3項につきましては、保証人の責務について追記をいたしました。
続いて、第15条関係でございますが、法令の改正により償還方法等が変更されたため、各号ともに同様に改正するものであります。
続いて、次のページになります。第16条関係でございますが、弔慰金及び見舞金の支給について、公費支出の観点から公正・透明を重視いたしまして、新たに支給審査委員会の設置を設ける規定でございます。
なお、条例の改正につきましては公布の日からでございます。
以上で議案説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
上野葉月議員。
〔5番 上野葉月議員登壇〕
〇5番(上野葉月議員) 5番、上野葉月です。質問いたします。
保証人についてなのですけれども、改正前の第15条の3には償還免除、保証人、一時償還等で、保証人という言葉が入ってはいます。改正後の第14条のところで災害援護資金の貸付けを受けようとする者は保証人を立てることができるとあるのですけれども、これは保証人を立てなくてもいいけれども、立てることができるということとして文言どおり読んでいいのか、それとも保証人を立てなければいけなくなったのでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、答弁をお願いします。
〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、上野議員さんのご質問に答弁をいたします。
文言のとおり、保証人を立てることができるという規定になっております。なお、保証人を立てる立てないによりまして償還の率、それに違いがございますので、そのために利用される方の判断で、保証人を立てたり立てなかったりということができるような規定となっております。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 上野葉月議員、再質問お願いします。
〇5番(上野葉月議員) 災害のとき、恐らく慌ただしい中で、普段より準備がない中で貸付けを受けようという流れが起きてくると思いますので、その中で保証人を探さなければいけないということに仮になるとしたら、大変負担が大きくなってしまう改正なのかなと思ってお聞きしたのですけれども、どちらでも選択できるということで安心しました。
質問は以上です。
〇議長(上野 廣議員) ほかに質問。
阿部議員、お願いします。
〔14番 阿部弘明議員登壇〕
〇14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明です。よろしくお願いします。
まず、そもそもの弔慰金の金額やその条件などについて、ちょっとお聞きしたいのですけれども。
〇議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
弔慰金の金額等につきましては、条例に記載されておりますので、そのままちょっと読ませていただきます。まず、幾つかパターンがあるのですけれども、災害援護資金の限度額というのがございます。これにつきましては、災害における1世帯当たりの貸付限度額につきましては、災害による当該世帯の被害の種類及び程度に応じ、それぞれ定められております。1として、療養に要する期間がおおむね1か月以上である世帯員の負傷に該当する場合、1として、家財についての被害金額がその家財の価格のおおむね3分の1以上である損害につきましては150万円、家財の損害があり、かつ住居の損害がない場合については250万円、住居が半壊した場合につきましては270万円、住居が全壊した場合につきましては350万円。
大きな2としまして、世帯主の負傷がなく、かつ次のいずれかに該当する場合になります。家財の損害がなく、かつ住民の損害がない場合150万円、住居が半壊した場合170万円、住居が全壊した場合250万円、住居の全体が滅失もしくは流出した場合350万円、このような内容となっております。細かいところはまだあるのですけれども、代表的な例でご説明をさせていただきました。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、質問はありますか。
〇14番(阿部弘明議員) これは町独自の制度で、例えば県とか国の様々な助成がありますけれども、それとの併用ができるということでよろしいのですか。
〇議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんの質問に答弁をさせていただきます。
これらにつきましては、町独自の条例でございますので、上位のほうで災害救助法等適用になった場合につきましては、そちらの活用のほうもできるというふうになっております。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
〇14番(阿部弘明議員) ありがとうございます。
災害で住居などの被害に遭われた場合については、これは使えるということで、あまり私も知らなかったのですけれども、ぜひ今後周知をお願いしたいなというふうに思います。
あとこの限度額、これは今言われたのは、全て貸付けということでよろしいのですか。
〇議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をいたします。
全て貸付けということになります。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、お願いします。
〇14番(阿部弘明議員) 15条のこの償還については、半年または毎月月賦償還というふうな感じになっているのですけれども、やはり毎月返したほうが返しやすいのか、ちょっとよく分からないのですけれども、どういうふうにして、何でこれが入ったのかちょっと教えてください。
〇議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、答弁をお願いします。
〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
償還の方法なのですけれども、現実こちらを利用している方というのは、私の記憶にある限り町内ではございません。したがって、返す方法につきましては、恐らくいろんなパターンを取ったほうが返しやすい、当事者のためにいろんな方法を取っているのだというふうに私としては理解をしております。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員。
〇14番(阿部弘明議員) 償還金の支払い猶予というのもあるのですけれども、この資金の出どころというのは、どこか基金か何かあるのですか。
〇議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、答弁をお願いします。
〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
先ほど申し上げましたように、使用例がないということであるのですけれども、町の予算からすると、一般会計の予備費からというようなところになるかと思います。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員。
〇14番(阿部弘明議員) 今毎年のように災害が起こり、町の中でもそういったような心配が大きいわけですので、こういったような制度があるということについても改めて周知をしていただいて、安心できる町だということを広めていただきたいなというふうに思います。
以上で質問を終わります。
〇議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第11号 滑川町災害弔慰金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立をお願いします。
〔起立全員〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。
暫時休憩します。再開は11時半とします。
休 憩 (午前11時19分)
再 開 (午前11時30分)
〇議長(上野 廣議員) 再開します。
◎議案第12号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第12、議案第12号を議題とします。
事務局長より朗読を願います。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読は終わりました。
小柳健康福祉課長に提出議案の説明を求めます。
〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、議案第12号 滑川町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
議案第12号 滑川町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正す
る条例の制定について
滑川町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由でございますが、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、滑川町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
改正の内容でございますが、新旧対照表をお開きください。初めに、第3章関係でございますが、改正前については要綱により設置されました子ども・子育て支援事業計画策定委員会を条例に規定する子ども・子育て会議に改めるもので、基準の向上を鑑みた改定でございます。
続いて、第6条になります。保育所との連携でございますが、第2項は文言の整理でございます。第4項は新たに追記する条文で、家庭的保育室卒業後の受け皿となる連携施設の確保が困難な場合、町長が認めるときは連携施設の確保を不要とするものでございます。
また、第5項は、こちらも新たに追加する条文で、先ほどご説明いたしました第4項の連携施設の確保に関し、利用定員が20名以上の企業主導型保育所、または自治体が運営費等の支援を行っている認可外保育所を連携協力するものとして確保しなければならない規定の追加でございます。
第16条は、食事の提供に関する条文でございますが、第2項に規定しております搬入施設に関する条文の追加でございます。
第37条につきましては文言の整理でございます。
第45条は、満3歳以上の児童を受け入れている保育所型事業所内保育事業者について、卒園後の受け皿となる連携施設の確保を不要とするものでございます。
最後に附則でございます。文言の整理とともに、連携施設を確保することが困難な事業者が連携施設を確保しないことができる経過措置期間を現在の5年から10年に延長するものでございます。
施行につきましては、交付の日からとなります。
以上でご説明を終わりにします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
討論はありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第12号 滑川町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。
◎議案第13号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第13、議案第13号を議題とします。
事務局長より朗読をお願いします。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読は終わりました。
小柳健康福祉課長に提出議案の説明を求めます。よろしくお願いします。
〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、議案第13号 滑川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
議案第13号 滑川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を
改正する条例の制定について
滑川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由でございますが、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する政令の施行に伴い、滑川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正したく、地方自治法第96条第1項の規定により議会の議決を求めるものでございます。
改正の内容でございますが、新旧対照表をお開きください。附則にございます職員の経過措置に関する条文でございますが、放課後児童支援員のみなし認定の期間を2年間延長し、令和4年3月31日までとするものです。こちらにつきましては、職員の確保が困難な状況を鑑み、支援員の確保及び育成を図るためのものでございます。
なお、施行は令和2年4月1日からとなります。
以上で議案の説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
上野葉月議員。質問席にお願いします。
〔5番 上野葉月議員登壇〕
〇5番(上野葉月議員) 5番、上野葉月です。質問いたします。
現在このみなし認定によって勤務されている職員というのは、滑川町にはいらっしゃるのでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、ご答弁をお願いします。
〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、上野議員さんのご質問に答弁をいたします。
現在滑川町の学童保育所でみなし認定として支援員活動をしている方につきましては、現在のところはおりません。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) 上野葉月議員、再質問をお願いします。
〇5番(上野葉月議員) 先ほどの説明でも、放課後児童預かりのところで、支援員が足りないためのみなし認定の延期というようなご説明があったのですけれども、当町滑川町で資格に足りる人の不足、あるいは今回コロナ対策で時間の急な延長と、長くするというのが求められているのですけれども、やはりそれができるかできないかというのも、スタッフがいるかいないかというところに左右されてくると思うのですけれども、今みなし認定の方はいないということだったので、現状滑川町の放課後児童クラブについては資格を持った方で運営することができていて、スタッフの人数も足りているということでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、ご答弁をお願いします。
〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、上野議員さんのご質問に答弁をいたします。
先ほど答弁を差し上げましたとおり、現在のところは支援員のほうで運営ができております。ただ、現在の学童保育所で支援員として働いている職員の方のうち、まだ若い方が多数いらっしゃいます。こういった方が今後出産あるいは育児を控えた場合につきまして、なかなかすぐに資格を持った方の確保が難しいというものもございまして、今回このような改定とさせていただきました。
以上で答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 上野葉月議員、再質問をお願いします。
〇5番(上野葉月議員) 分かりました。ありがとうございます。
質問は以上です。
〇議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第13号 滑川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。
◎議案第14号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第14、議案第14号を議題とします。
事務局長より朗読をお願いします。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
関口環境課長に提出議案の説明を求めます。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、議案第14号 滑川町浄化槽事業条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
議案第14号 滑川町浄化槽事業条例の一部を改正する条例の制定について
滑川町浄化槽事業条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由につきましては、令和元年6月19日の浄化槽法の一部を改正する法律の公布に伴い、滑川町浄化槽事業条例の一部を改正いたしたく、地方自治法第96条第1項の規定により議決を求めます。
それでは、新旧対照表のほうを御覧いただきたいと思います。
滑川町浄化槽事業条例の第2条は、用語の意義(1)公設浄化槽の第2条「第1号」を第2条「第1号の2」とするものです。
これは、市町村が管理する浄化槽であり、滑川町では公設浄化槽を指すものでございます。
続いて、第3条については、見出しの「整備区域」を「浄化槽処理促進区域」と名称変更し、本文中の「区域(以下「整備区域」という。)」を「浄化槽処理促進区域」と名称変更するものです。
加えて、「町の生活排水処理に関する計画に規定された浄化槽整備区域とする。」を「滑川町全域とし、下水道事業区域、農業集落排水事業区域を除く。」と変更するものです。これにより町内の下水道事業区域及び農業集落排水事業区域以外は全て浄化槽処理促進区域とするものです。
続いて、第5条の本文中、「整備区域」を「浄化槽処理促進区域」と名称変更するものです。
この条例は、令和2年4月1日から施行するものでございます。
以上で議案第14号 滑川町浄化槽事業条例の一部を改正する条例の制定について説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
吉野議員、お願いします。
〔13番 吉野正浩議員登壇〕
〇13番(吉野正浩議員) 13番、吉野正浩です。よろしくお願いいたします。
この条例の制定の背景は、し尿のみを処理する単独浄化槽から、し尿と生活雑排水全てを処理する合併浄化槽への転換を促して環境負荷を削減していく趣旨のものと思われます。
そこで、本町の合併浄化槽への転換の状況をお伺いします。
〇議長(上野 廣議員) 関口環境課長、ご答弁お願いします。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、吉野議員さんのご質問に答弁いたします。
滑川町の現在の合併浄化槽の状況でございますけれども、数といたしましては、平成31年4月1日の現在の数値といたしましては合併処理槽1,801基、内訳といたしましては公設浄化槽が145基、個人設置の浄化槽が1,656基、そして単独処理槽が425基ということでございます。
〇議長(上野 廣議員) 再質問お願いします。
〇13番(吉野正浩議員) 整理しますと、今やっているのは公設の下水プラス農業集落排水ですね。それと合併浄化槽、次が単独浄化槽、そしてくみ取りということになると思います。ここで問題となるのは、単独浄化槽とくみ取り世帯数の関係なのです。この数というのは、今どのぐらいあるか把握しておりますでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 関口環境課長、ご答弁お願いします。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、吉野議員さんの質問に答弁いたします。
先ほども申し上げたとおり、単独浄化槽については425基ということで、くみ取りについては、数については不明でございます。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) 吉野議員、再質問お願いします。
〇13番(吉野正浩議員) 町では補助金を出しているようなのですけれども、補助金の内容をちょっとお聞きしたいと思います。
〇議長(上野 廣議員) 関口環境課長、ご答弁お願いします。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、吉野議員さんのご質問に答弁いたします。
現在、町のほうでは浄化槽の転換につきまして補助金を出しておりまして、5人槽につきましては10万2,000円と、あと7人槽、10人槽といって徐々に上がっていくのですけれども、一番多いのが5人槽ということで、10万2,000円が一番多くなっております。
あとは、工事費の半分を国のほうの補助金、それと県のほうの補助金というのが50万円を限度として県のほうからの補助金、それと個人の方の負担分、そしてあとは町のほうの負担分ということでやっております。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) 吉野議員、ほかにありますか。
〇13番(吉野正浩議員) 今県内のある市が単独浄化槽の方とくみ取りの方にアンケートを取ったところ、合併浄化槽を設置しない理由を聞いたところ、一番多かったのが、やはりお金がかかるということですね。2番手には、現状で不便や不都合を感じないということで、特に3番目が処理水の放流先がないということで、次の項目で、アンケートの中で要望として、放流先の確保を優先していただきたいという内容でございました。私もこの放流先の問題がすごくネックになっておりまして、非常に合併浄化槽の転換が進まないものではないかと思いまして、昨年質問しました。その中で、側溝が土側溝の場合は県が非常に補助金を出しているわけですけれども、難色を示していますと。この辺については、後日協議してみますということでありました。その辺はどのように協議が進んでいるものか、ちょっとお聞かせ願いたいと思います。
〇議長(上野 廣議員) 関口環境課長、お願いします。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、吉野議員さんのご質問に答弁いたします。
先ほどもご質問があったとおり、放流先については先ほどおっしゃったように、県のほうは土側溝のほうについては今協議中でございますが、あとは方法といたしましては、土壌蒸発散という形で、放流先がないところについては、掘って土壌のほうで蒸発散するという方法もございます。ただ、敷地等の関係もありますので、それは個別についてそれぞれ相談しながら対応してまいりたいと考えております。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) 吉野議員。
〇13番(吉野正浩議員) 土側溝の関係なのですけれども、放流水は流しているところは地域でやはり用水関係とか、そういうところに流してもいいということになっていると思うのですけれども、それは土でできていますけれども、その辺は大体、今用水組合とかそういうところというのはみんな泥でできていまして、町の側溝も場合によってはU字溝ではなくて、道路でできているところがあるのですけれども、その辺は流していいということでなっていると思うのですけれども、それはどういう意味なのか。
〇議長(上野 廣議員) 関口環境課長、答弁お願いします。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、吉野議員さんの質問に答弁いたします。
その土側溝のほう、かなり全てが整備された部分ではないということで、土側溝もかなりございます。先ほども申し上げているように、合併処理浄化槽のほうに転換等をしていただければ、その放流する水もかなりきれいになりますので、そういったことでは水質に関しては特に問題等もないということで考えておりますので、そういう点については、そういうところを残しても特に問題はないと考えております。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) 吉野議員。
〇13番(吉野正浩議員) それでは、私の近所でもやはり水道業者が来たときに、ここの家は無理だよという、放水先がちょっとこれでは問題だなということを言われた方がいると思うのですけれども、確認ですけれども、これからは農業用水とか、水利とか、町の土でできた側溝等については、終末がちゃんと雨水管、河川等に入るもので、最終的に土壌等で終わってしまうようなところでなければ、これは許可していく方向でよろしいのでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 関口環境課長、答弁お願いします。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、吉野議員さんの質問に答弁いたしたいと思います。
そのような形で、しっかりと放流水のしっかりしたものであれば、そういったところでもよいというように考えておりますので、そのように考えていただければと思っております。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) 吉野議員。
〇13番(吉野正浩議員) これは、本当にやっぱりどうしても設置したくてもできないという方が何人もいると思うので、その辺はきちんと細かいところまでよく業者のほうに、そういうものもいいよと。ただ、あまりにも土側溝が最終的にもうどこ行ってしまっているのだか分からないようなところとか、そういうものとか、そういうものは協議なのですけれども、考え方は前向きに転換が進むように指導していっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
以上で終わります。
〇議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第14号 滑川町浄化槽事業条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
暫時休憩します。再開は午後1時とします。
休 憩 (午前11時54分)
再 開 (午後 1時00分)
〇議長(上野 廣議員) 再開します。
ここで、午前中の吉野正浩議員の質問に対する答弁について、関口環境課長より発言を求められておりますので、これを許可します。よろしくお願いします。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、議長のお許しをいただきましたので、発言させていただきます。
午前中の議案第14号 滑川町浄化槽事業条例の一部を改正する条例の制定において、吉野議員よりご質問をいただきました合併浄化槽の放流先について、土側溝であっても放流できると答弁いたしましたが、合併浄化槽については放流先の確保が不可欠となっております。
先ほど吉野議員さんの答弁を一部訂正させていただきます。処理水の放流先は、公共水路や道路側溝への接続が考えられますが、全て水路管理者及び道路管理者への許可が必要になってきます。しかしながら、工作物等を整備されていない水路や側溝については人工的につくられた勾配が確保できないため、処理水等が流れにくくなる場所や流末がない場所等ございますので、個別に現地を確認し、管理者と協議の上、判断することとなります。
以上をおわびして訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 再質問ありますか。もしも吉野議員より再質問の要求がありましたら、採決は可決されておりますが、吉野議員の残り時間の範囲内で再質問を許可します。
〔13番 吉野正浩議員登壇〕
〇13番(吉野正浩議員) 13番、吉野正浩です。
ちょっと確認なのですが、厚生労働省からの通知を見ましたりすると、合併浄化槽の設置については法令に基づく水路の管理者から水路の占用許可が必要がある場合、また水路の管理者が法令に基づく協議が求められた場合等については、法令上の手続を行うよう指導することは、ここでいう放流同意を求めるとは違いますよということなのですが、あくまでも占用というものは、放流の同意を妨げるものではないというような解釈でよろしいのでしょうか。いろいろ条件は今聞きましたけれども、先頭の放流先の条件にもよってケース・バイ・ケースというのは聞きましたけれども、基本的にそういったことに対してちょっとご答弁願いたいのですけれども。
〇議長(上野 廣議員) 関口環境課長、ご答弁お願いします。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、吉野議員さんの質問に答弁いたします。
先ほど吉野議員が言ったように、私のほうで先ほど答弁したとおり、ケース・バイ・ケースではございますけれども、吉野議員さんが言っていたような形のことでよろしいかと思っております。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) いいでしょうか。再質問。
〇13番(吉野正浩議員) 分かりました。すごく柔軟な対応をしていただいて、ありがとうございます。
昔は、単独浄化槽というのは非常に臭いとか出たことがありました。そういったときに非常に近隣に迷惑かけたりすることもあったと思いますけれども、この合併浄化槽というのは、その単独浄化槽の8分の1の汚水というか、ものしかでないという非常に高性能なものですから、その辺をよくご理解いただきまして、町内でも柔軟な対応をしていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
〇議長(上野 廣議員) ありがとうございました。
◎議案第15号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) それでは、日程第15、議案第15号を議題とします。
事務局長より朗読を願います。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
関口環境課長に提出議案の説明を求めます。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、議案第15号 滑川町環境委員等に関する条例を廃止する条例の制定についてご説明申し上げます。
議案第15号 滑川町環境委員等に関する条例を廃止する条例の制定について
滑川町環境委員等に関する条例を別紙のとおり廃止する。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由につきましては、地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴い、滑川町環境委員等に関する条例を廃止する条例を制定いたしたく、地方自治法第96条第1項の規定により議決を求めます。
今回の条例の廃止は、先ほど議案第10号の中で、区長に関する条例の廃止がございましたけれども、それと連動しておりまして、滑川町の場合は区長、補助員等につきましては、そのまま環境委員、環境補助員、環境委員代理ということになっておりますので、今回の条例の廃止は地方公務員法及び地方自治法の一部改正に伴う会計年度任用職員制度の創設により、滑川町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例から、環境委員、環境委員代理、環境補助員が削除されるため条例を廃止するものです。
条例廃止に伴い、今後は環境委員等に関する規則を整備し、従来どおり各地域で環境保全のために努めていただく予定でございます。
以上、議案第15号 滑川町環境委員等に関する条例を廃止する条例の制定について説明を終わります。よろしくご審議のほどお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第15号 滑川町環境委員等に関する条例を廃止する条例の制定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。
◎議案第16号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第16、議案第16号を議題とします。
事務局長より朗読を願います。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
澄川教育委員会事務局長に提出議案の説明を求めます。
〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、議案第16号 滑川町学校職員の服務の宣誓に関する条例を廃止する条例の制定についてをご説明させていただきます。
議案第16号 滑川町学校職員の服務の宣誓に関する条例を廃止する条例の制定について
滑川町学校職員の服務の宣誓に関する条例を別紙のとおり廃止する。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由でございますが、職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正に伴い、滑川町学校職員の服務の宣誓に関する条例を廃止する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により議決を求めます。
学校におけます県費負担教職員については、任命権者が県の教育委員会であるため、市長村における職員の服務の宣誓に関する条例では別に定めが必要であると考えられます。
学校における県費負担教職員の服務監督権者は、当該職員の身分の属する市町村、つまり滑川町となりますので、町条例で規定することが必要となります。
議案第5号でご審議いただきました滑川町職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正により、県費負担教職員について追加して明記することで、当該職員の服務の宣誓について規定していました既存の条例が不要となるため、滑川町学校職員の服務の宣誓に関する条例を廃止する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定より議決を求めるものでございます。
なお、施行期日については令和2年4月1日となります。
説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第16号 滑川町学校職員の服務の宣誓に関する条例を廃止する条例の制定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
◎議案第17号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第17、議案第17号を議題とします。
事務局長より朗読を願います。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第17号 令和元年度滑川町一般会計補正予算(第5号)の議定についてを説明申し上げます。
議案第17号 令和元年度滑川町一般会計補正予算(第5号)の議定について
令和元年度滑川町一般会計補正予算(第5号)を別冊のとおり定める。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
それでは、1ページをお開きください。
議案第17号 令和元年度滑川町一般会計補正予算(第5号)
令和元年度滑川町一般会計補正予算(第5号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ978万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ66億7,270万2,000円とする。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
(繰越明許費)
第2条 地方自治法第213条第1項の規定より、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、「第2表 繰越明許費」による。
(債務負担行為の補正)
第3条 債務負担行為の変更は、「第3表 債務負担行為補正」による。
(地方債の補正)
第4条 地方債の追加、変更及び廃止は、「第4表 地方債補正」による。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
続いて、6ページを御覧ください。第2表、繰越明許費ですが、款3民生費、項1社会福祉費として、プレミアム付商品券事業434万1,000円、款8土木費、項2道路橋梁費として、防災・安全社会資本整備交付金事業(町道1066号線(福田大木)側溝蓋設置工事430万円、防災・安全社会資本整備交付金事業(橋梁長寿命化修繕工事)3,436万円、款10教育費、項1教育総務費として、公立学校情報通信ネットワーク環境整備事業1億548万5,000円、項3中学校費として、プールサイド床改修事業60万円、項6保健体育費として、総合体育館ホール等天井板緊急修繕事業512万4,000円を計上いたしました。
続いて、7ページを御覧ください。第3表の債務負担行為補正ですが、変更前の限度額の表にある賃貸借契約により決定した額ですが、それぞれ契約により限度額を確定したために変更をするものでございます。
続いて、8ページを御覧ください。第4表、地方債補正ですが、追加として公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備債を追加しました。
これは当初、先ほど繰越し事業の補助損を借入れするものでございます。
変更につきましては、それぞれ事業額が確定したために、それぞれ限度額を増減補正するものでございます。なお、償還利率、返済方法の変更はございません。
続きまして、10ページを御覧ください。
歳入歳出補正予算事項別明細書については、主なものを概略説明いたします。
初めに、歳入の主な内容につきましてご説明申し上げます。
歳入につきましては、款3利子割交付金から款7ゴルフ場利用税交付金までの各種交付金は、県の収入見込みの確定から減額するものでございます。
款9地方特例交付金は、幼児教育無償化に伴う町負担額を令和元年度のみ臨時交付をされ、2,004万4,000円増額するものでございます。
国庫支出金につきましては、額の確定により減額補正が多いわけですが、公立学校情報通信ネットワーク環境整備のための補助金2,368万9,000円を見込んでいるため、総額で1,066万4,000円の増額補正とし、款20諸収入においてはプレミアム商品券購入者数の減少等による多くの減額補正を見込んでおります。
また、款21町債においては、公立学校情報通信ネットワーク環境整備債の借入れ等により増額の補正となっております。
これらは、12ページから21ページまで詳細が記されておりますので、ご参照をください。
次に、歳出の主な内容につきまして説明を申し上げます。
歳出全般につきましては、3月議会でございますので、令和元年度において不用となった予算の減額及び委託料や工事請負費等の契約残金等の減額補正が多く含まれております。
最終補正予算ということで、残金の精算等の関係予算の細かい説明につきましては省略をさせていただきたいと存じますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
それでは、22ページを御覧ください。最初に、款1議会費、項1議会費、目1議会費については、主に議会だより印刷製本金残金等の精算による補正でございます。
続いて、同じく中段から30ページまでが総務費となります。項1総務管理費関係ですが、主に臨時職員賃金や電算経費等の額の確定により減額の補正となっておりますが、24ページの下段より項2徴税費、目1税務総務費においては、節13委託料としての土地鑑定評価委託料の減額、25ページ上段の項3戸籍住民基本台帳費、目1戸籍住民基本台帳費の節19負担金、補助及び交付金に通知カード・個人番号カード関連事務の委任に関する交付金として、J―LISへ支払う交付金を137万4,000円を見込み、25ページ、項4選挙費、29ページ、項5統計調査費までありますが、選挙の終了に伴う人件費や報酬等の確定により減額補正の計上となっております。
30ページの中段を御覧ください。款3民生費になりますが、同様に精算減額が多く、減額予算計上となっております。
31ページの上段、節19負担金、補助及び交付金においては、プレミアム付商品券購入者の大幅な減により8,750万円の減額、目3障害福祉費では、節19負担金、補助及び交付金に超重心児等家庭に対するレスパイトケア事業補助金の減額、節23償還金、利子及び割引料においては、国、県への返還金が生じたための増額補正となっております。
32ページの目1児童福祉総務費関係においても、各種補助事業の確定による減額や、33ページ上段の返還金等の減額等を見込み、目2児童福祉施設費では節11需用費として修繕料を地元要望による都ふれあい広場の植栽管理費として137万5,000円、節15工事請負費として子育て支援センターのエアコン交換工事16万9,000円を予定しております。
34ページ、目1国民健康保険費においては、節28繰出金として国保特別会計繰出金314万1,000円を計上し、後期高齢者医療費においては、35ページで節28繰出金として、後期高齢者医療特別会計繰出金を120万1,000円の減額をしております。
35ページから37ページが款4衛生費関係になりますが、他の予算同様に年度の精算減額が多いわけですが、36ページ、目2予防費の節13委託料においては、高齢者インフルエンザ予防接種委託料は、接種者の増加により増額予算、節20扶助費として、生活保護受給時の手術費用を増額補正いたしました。
36ページの下段からが塵芥処理費用ですが、37ページ、節19負担金、補助及び交付金において、中部資源循環組合負担金1,083万9,000円の減額予算を計上いたしました。
中段からが款6農林水産業費になりますが、下段の目3農業振興費では、節19負担金、補助及び交付金において、認定新規就農者からの中止の届出により、農業次世代人材投資資金150万円の減額、台風19号で飛散した稲わらの処分費用、産地緊急対策支援事業負担金として164万5,000円の増額補正をしております。これにつきましては、全額国庫補助となっております。
38ページ中ほどを御覧ください。款7商工費、項1商工費、目2商工振興費ですが、節19負担金、補助及び交付金の工業団地振興対策補助金ですが、東松山工業団地事業組合の事業の黒字により、本年は支出なしの減額、企業誘致奨励金は固定資産の評価額の減額により補助金額が減額となり、補正を計上したものでございます。
38ページの下段からが土木費となり、精算の補正計上がほとんどですが、39ページ下段の目3道路新設改良費、節15工事請負費に防災・安全社会資本整備交付金事業道路等工事として、福田大木地内の道路側溝工事のための予算を計上しております。
40ページ下段が款8土木費、項5都市計画費ですが、目4公共下水道費として、下水道の使用料の減収により公共下水道事業特別会計への繰出金1,800万円の増額をしております。
続きまして、41ページ下段からが教育費になります。42ページを御覧ください。目3教育振興費、節13委託料ですが、歳入予算でも説明をしましたが、文部科学省GIGAスクール構想実現のための小中学校校内LAN整備等委託料として1億548万5,000円を計上しております。また、緊急工事として、44ページの項3中学校費、目1学校管理費、節15工事請負費に滑川中学校プールサイドの床改修工事費60万円、48ページの項6保健体育費、節15工事請負費の総合体育館ホール等天井板緊急修繕工事費512万4,000円を計上いたしました。どちらも令和2年度に繰越しをしながら工事を進めていきます。
49ページを御覧ください。款13諸支出金、項2基金費、目1財政調整基金費へ5,800万円を補正計上。款14予備費、項1予備費、目1予備費においては歳入歳出予算の過不足を3,946万3,000円減額し、充当することといたしました。
以上が減額補正を中心とした歳出の説明になります。
雑駁な説明ではございますが、議案第17号 令和元年度滑川町一般会計補正予算(第5号)となります。よろしくご審議のほどお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
上野葉月議員、お願いします。
〔5番 上野葉月議員登壇〕
〇5番(上野葉月議員) 5番、上野葉月です。よろしくお願いします。
質問いたします。37ページなのですけれども、上のほうなのですが、埼玉中部資源循環組合負担金2,083万円が戻ってきているのですけれども、8月に事業中止の話があって、今年度は中部へは支出していないということで、全く支出していなくて、この金額が今年度予算の全てだったのかの確認をしたいのですけれども、それでよろしいでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 関口環境課長、ご答弁お願いします。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、上野議員の質問に答弁いたします。
今回のこの2,083万9,000円につきましては、埼玉中部資源循環組合の解散に伴いまして、通常でありますと、第1期から第4期まで払っているのですけれども、今年度につきましては第1期から第3期分の負担金1,902万9,000円のうち、施設建設費として積み立てておりました1,083万9,000円が不用になったため減額するということで、第4期分については途中で解散ということが決まりましたので、納入はしておりません。
そして、先ほども言ったように、1,083万9,000円については、昨年の11月中に、今年度予算でございますので、戻入ということで戻ってございます。
そして、今年度、埼玉中部のほうで事務費というか、負担金として使ったものは819万円でございます。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) 上野葉月議員、再質問お願いします。
〇5番(上野葉月議員) では、今年度分で支出した819万円について、何かしら成果物なり、普通支出するとその対価、サービスなり物なりの対価というものがあると思うのですけれども、その819万円分について、何かしら滑川町に恩恵が戻ってくる分というのはあるのでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 関口環境課長、答弁お願いします。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、上野議員さんの質問に答弁いたします。
この819万円というのは、組合の運営のための人件費であるとか、いろんなものをリースしたりとかということの一部、それぞれの構成市町村のほうが出しているものの、その中の一部として使われたもので、成果というか、物について、これが成果として戻るというようなものはございません。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) 上野葉月議員。
〇5番(上野葉月議員) 残念なことですが、分かりました。
それから、中止によって戻ってきたり、予定していたけれども支出しないで済むようになった金額というのが、今回もこのように1,000万円計上されていて、来年度も戻ってくるお金があるかと思うのですけれども、そのお金というのはどのように処理されるのでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 関口環境課長、ご答弁お願いします。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、上野議員さんの質問に答弁いたします。
滑川町のほうでは、負担金のほうは平成27年から今年度、令和元年度までで全てで9,347万1,000円負担しておりまして、そのうち想定返金額として5,627万2,800円戻るということでございます。そして、先ほど申したように、この金額についてはもう町のほうから組合のほうに請求書は出しておりますので、2月中か、この3月の半ばには入金されるということで、来年度以降につきましては、吉見町のほうに事務費ということでお渡しをしてありますけれども、それが全て終了した段階でお金が戻った場合においては、残った場合においてはその負担の割合がございますので、その割合において返金がされると思いますが、それがいつになるかということははっきり分かりませんけれども、全て終了した段階で残金がある場合には、その負担割合に応じて返金があると考えております。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) 上野葉月議員。
〇5番(上野葉月議員) 分かりました。ありがとうございます。
次の質問をいたします。38ページ、企業誘致奨励金でマイナスの56万円なのですけれども、ちょっと説明していただいたのですが、詳細が分からなかったので、どうして戻ってくるというか、支出しないことになったのか、ご説明をもう一度お願いします。
〇議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、ご答弁お願いします。
〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、上野議員さんの質問にご答弁させていただきます。
今回、令和元年度、3社のほうにお支払いをさせていただいたのですけれども、そちらの段階で当初の金額、こちらのほうの関係と支出する差異がございました。その関係で金額が少なくなったという状況でございます。
ちなみになのですけれども、島野精機さんのほうが3年目で、こちらのほうが164万2,000円、そして、ヤマダイ大竹さんのほうが2年目になりまして381万7,000円、そして、アサヒロジスティクスさんが当初1年目ですので、386万1,000円ということで、合わせまして実績額としまして875万5,000円支出してございます。予算額が932万円だったものですから、そちらの分の差額として補正をさせていただいたという次第でございます。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 上野議員、再質問をお願いします。
〇5番(上野葉月議員) 分かりました。見込額の違いということで、枠を持っていた企業が例えば抜けたとか、途中でやめたとか、そういうことではないということですね。
次の質問をいたします。公共下水道費なのですが……
〇議長(上野 廣議員) ページ数を言ってください。
〇5番(上野葉月議員) すみません、40ページ、公共下水道費なのですが、1,800万円と額が大きいのですけれども、これはどういう理由によるのでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 関口環境課長、お願いします。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、上野議員さんの質問に答弁いたします。
こちらの公共下水道費ということで1,800万円、下水道事業特別会計繰出金ということでございまして、このあと下水道のほうの補正予算の説明はその後あるのですけれども、今年度滑川町のほうで下水道収入が減額、大口の契約者でございます東武鉄道さんのほうの収入がかなり減額してしまったということで、今回3月補正で下水道事業のほうに1,800万円のほうを追加で繰り出しをお願いしたということでございます。この1,800万円というのは、下水道事業のほうで足りなくなってしまった分を一般会計のほうから入れていただくための予算でございます。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) 上野議員、お願いします。
〇5番(上野葉月議員) 大口契約者という話は前の説明でも出てはいたのですけれども、幾ら大口契約者とはいえ、とても額が大きいなと思ったのでお聞きしました。
次の質問に移ります。43ページの一番下、要保護・準要保護児童援助費のところです。宮小で30万円、月小で40万円、それから44ページのところで下のほう、同じく要保護・準要保護生徒援助費というところでマイナス40万円とあるのですけれども、これは対象児童が減ったということなのでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、上野議員のご質問に答弁させていただきます。
宮前小学校、月の輪小学校、滑川中学校、それぞれ要保護・準要保護児童援助費ということで減額補正をさせていただいております。
これは、当初見込んだ人数よりも若干申請者の人数が少なかったというのがございますが、見込みがそれぞれの保護、援助される科目、全てを満額で見込んでいたということもありまして、見込額が多少多く見ていたということがあって、減額の補正という部分もございます。また、部活動費と、実際その部活で使ったものについて、領収書を添付して申請をしていただく形になっているのですが、その中の部活動等の用品費、これについても申請が思ったよりも少なかったということで減額としております。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 上野議員さん、質問をお願いします。
〇5番(上野葉月議員) ありがとうございます。小学校についてなのですけれども、例えば外国語が主なその子の言語である児童であるとか、それから家庭でのケアが少し足りないのかなという子とか、いろんなお子さんがいらっしゃると思うので、その子への個別的な対応が十分にできているかというと、そう言えるのかどうか、今のスタッフ、担任の先生が25人、40人持っている中で、そういう特別に恐らく時間を割いてあげたほうがいい子への対応が十分できているかどうかというと、どうなのかなと思うところもあるので、計画上げた予算なので、できればそういう手厚いケアに配慮して回してあげられたらよかったかなと思います。この金額があるから、それを誰か人件費をつけるというのも難しい話だとは思うのですけれども、ここに書かれたような要保護・準要保護児童について、もっと手厚いケアが恐らく必要で、それをすることでいろんな問題も、例えば通学路なり、学級崩壊なり、そういう問題もだんだん落ち着いてくる、そういうポイントとなる子たちだと思うので、なるべく予算もつけて、手厚いケアをしていただけたらなと思います。
次の質問に移ります。47ページです。同じく教育費で、図書館に関する費用なのですけれども、電算機やシステム関連等、電算機保守等委託料25万円、それから、何とお読みするのか分からないのですけれども、TRCMARK等の使用料などがあるのですけれども、これは図書館資料のオンライン化等、そういうことが関係してくるような費用なのでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、答弁お願いします。
〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、上野議員のご質問に答弁させていただきます。
図書館費の電算機保守委託料、また電算機借上料、これについては図書館の本を管理するための管理システムのそれぞれ機械の使用料、それからソフトの使用料等となっております。また、TRCMARKというのですが、こちらについては図書館流通センターから本のほうを購入して、図書館で整備させていただいているところでございますが、その本についているバーコードがついています。そのバーコードに伴うデータ、管理、それがTRCMARKというバーコードとそれに附属する図書の名前ですとか、分類ですとか、作者名ですとか、そういった図書の情報がそのバーコードに全部入っているのですが、そのデータの使用料ということで、こちらのほうを予算計上させてもらっております。それが年度当初に契約をして、その契約の残額ということで、今回減額の補正予算をさせていただいております。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 上野議員。
〇5番(上野葉月議員) 滑川町でも近隣の図書館でも最近は電算化が進んでいて、バーコードで管理された本と、それから個人の貸出しカードで管理ができるようになっていると思うのですけれども、滑川町の図書館は予約というのはできるのでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、上野議員のご質問に答弁させていただきます。
図書館において、ご希望の本、借りたい本があれば、予約をしていただければ予約のほうはできます。ただ、オンラインの予約はまだ図書館のほう対応しておりませんので、その辺ご承知いただければと思います。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 上野議員、再質問お願いします。
〇5番(上野葉月議員) オンラインの予約がそろそろ必要なのではないかなと思うことと、あとオンラインの蔵書検索、埼玉県のほうの仕組みを使うと、滑川町の本も蔵書検索ができるようになってはいるのですけれども、恐らくその流れを知っている利用者というのは少ないのではないかなと思います。
普通、近隣の図書館ですと、その図書館、滑川町だったり、松山だったり、小川町だったりというところで、その図書館の入り口からオンラインの検索ができて、そこの検索の結果からオンラインの予約もできるという流れになっているところが多いのですけれども、かなり電算化が進んでいるので、どうなのか分からないのですけれども、もう少しでできるところにいるのではないかなと思います。
できればこのオンラインでの予約ができるようになってほしいなというところと、あと今回の新型コロナ感染症の対策のところで、図書館が、滑川町は頑張ってかなり開けてくれていたと思うのですけれども、やはり閉めざるを得ない状況になってしまいました。家の中で過ごしてくださいというところで、感染していない人も家の中で過ごさなければいけない状況なので、やっぱり何をするというところで、本を読むというのはすごくいい選択肢としてあると思うのです。その中でやっぱり感染症が広がると、そういう施設も閉めざるを得なくなってくる。もしオンラインでの予約というのが可能であれば、例えば窓口で貸出しだけするとか、そういう対策を探っていくこともできるのではないかなと、無人で貸出しでもいいと思うのですけれども、そういう対策も選択肢の一つとして考えられるのではないかなと思うのです。
このような電算化に関する金額がかなりのってきている中で、オンラインの蔵書検索、予約というところについては、どう今後の対策としてお考えになっていますでしょうか。また、これらのシステムの仕組みから延長としていくことができるのでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、上野議員のご質問に答弁させていただきます。
上野議員のおっしゃるとおり、近隣の図書館ですと、オンラインのほうで、そこの図書館には何が、どんな本がある、どんな蔵書がある、それから予約のほうもできるというのは聞いております。滑川町のほうではまだオンラインでの予約、検索システムのほうは入ってはいないのですが、本自体についてはここで先ほどお話ししたとおり、データのほうで管理はできています。ですので、住民の方々の利便性の向上を図るという意味でも、オンラインでの検索や予約のほうできるように、ぜひシステム導入のほうを検討していきたいなというふうには考えています。
また、県のほうの検索のシステムとも連動する中で、周りの市町村と同じように使い勝手のよい形のもので導入ができたらなとは思ってはおりますので、その導入について、経費等も当然かかるので、その辺、財政等も勘案しながら、システムの導入についてはぜひ前向きに検討をしていきたいと思います。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 上野議員、再質問をお願いします。
〇5番(上野葉月議員) オンラインでの予約については前向きな検討をしていただけるということで、どうぞよろしくお願いします。
質問は以上です。ありがとうございました。
〇議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
阿部議員、お願いします。
〔14番 阿部弘明議員登壇〕
〇14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明です。よろしくお願いします。
まず初めに、プレミアム商品券の件で……
〇議長(上野 廣議員) ページ数を言ってください。
〇14番(阿部弘明議員) 6ページと16ページですか、来年度に繰り越すということで、434万1,000円と。16ページのところでは、マイナス補正で2,113万1,000円というふうになっているのですけれども、この繰り越すのと補正でマイナス補正するというのは、ちょっと説明をお願いしたいのですが。
〇議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
初めに、繰越しの関係なのですけれども、ご承知のとおりプレミアム付商品券の事業につきましては、令和元年度の事業ということで進めております。今般国のほうから事業の終了について通知があったわけなのですけれども、基本的に繰り越せる部分については繰り越しをしなさいというような指示が出ております。
プレミアム付商品券の事業、町では販売は2月29日までやっておりました。これの使用については、今月3月31日までが使用期限なのですけれども、通常の例ですと、令和元年度分、4月請求については出納閉鎖は5月ですので、前年度分の令和元年度分の支出ということで、4月以降も5月の出納計算まではできるのですけれども、国のほうがそこのところは認めないというような通知が出ておりますので、4月以降の請求につきまして、この繰越しのところで支払うというような内容の対応を取らせていただいたというものになります。これが1点です。
もう一点が、補助金と減額、それとあと歳出のほうの事業費のほうもかなり大きな減額をしております。これについてご説明いたします。プレミアム付商品券事業につきましては、役場の中で各関係課から職員を出していただいて、チームを組んで事業の進捗に当たってまいりました。当初該当者を抽出する際なのですけれども、担当する課のほうからいただいた情報を基に、健康福祉課のほうでまとめて所管をしておりますので、予算の要求等してまいりました。ただ、その後、通知を発送する段階になったときに、該当者が当初の報告いただいた数よりもかなり少ないということで精査をしたところ、当初の報告に誤りがあったというような状況が判明いたしました。したがいまして、12月の補正ではもう間に合わなかったというのがありますので、今回3月補正でその辺のところを全て精査して、数字のほうを計上させていただいております。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
〇14番(阿部弘明議員) 該当者が予定より少ないということで、ちょっと実数で、最終的には、要するに対象になる方は何人いて、今回このプレミアム商品券を購入された方は何人いたという、ちょっとそれを教えてください。
〇議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をいたします。
基準が先月2月25日時点のデータになります。まず、購入対象者数ですけれども、非課税者、子育て世帯合わせまして2,880人、このうち購入をされた方につきましては1,005人ということになっております。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
〇14番(阿部弘明議員) 非常に少ない購入しかなかったということなのですが、この原因というのは何が原因でしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、答弁お願いします。
〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
販売が少なかった原因ということで、あくまでも予想ということになりますので、あらかじめお伝えしておきます。今回のプレミアム事業商品券につきましては、販売という形をとっております。最小単位が額面500円のチケット10枚つづり、最小単位が5,000円になります。この5,000円のチケットを買うのに、手持ちで4,000円を支払っていただくと。そうすると、1,000円分上乗せしたチケット5,000円をお渡しするということになります。
ご存じのとおり、先ほど申し上げたとおり、このプレミアム付につきましては、消費税の10%と合わせまして、低所得者対策ということも加味した事業内容になっております。あくまでも推測でございますけれども、基となるお金をご用意するのがちょっと厳しかったところの部分もあるのではないかというふうに考えております。また、使用期間も3月31日までという限られた期間の中でしか使用できませんので、そういったものを勘案して、購入される方、また購入をちゅうちょされる方ということで、今回このような結果になったというふうに推測をしております。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
〇14番(阿部弘明議員) そのとおりだというふうに思います。あまりにも消費税増税対策ということで様々な手を打ってきた政府なのですけれども、ほとんどうまくいっていないというのが現状だというふうに思います。
続いて、学校給食のことでちょっとお聞きしたいのですが、48ページですけれども、昨日、来年度予算のところでもお聞きしましたけれども、学校給食用品費で、これは3月いっぱいの補正だというふうに思うのですけれども、休校によるこの用品の購入がストップしているというふうに思うのですけれども、要するに買わなくてもよくなったのか、それとも賠償しなければいけないのか、その辺ちょっと教えてください。
〇議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、阿部議員のご質問に答弁をさせていただきます。
阿部議員のご指摘のとおり、この給食用品費は食材料費の経費でございます。3月の補正予算をつくる日程の都合上、2月の上旬にこの数字、2月、3月分の給食を執行するに当たって不足と思われる額132万1,700円を増額補正をさせていただいたところでございますが、3月休校になりましたので、3月分丸々給食の食材料費、ほとんどの額が費用がかからないという形になりますので、こちらの増額補正ですが、実際執行することなく、そのまま使わずに予算が流れるという形になるかというふうに思います。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
〇14番(阿部弘明議員) これは東松山と一緒に購入して、それでセンターでつくるという形になるのだと思うのですけれども、そういうことで、その案分として、これがうちの町がこの補正でこれぐらいだろうと来たのだけれども、検討したけれども、それは要らなくなったということなのですか。ということで、これはちょっと東松山とも検討していただければというふうに思うのですが、ちょっと給食センターの事業の中身がよく分かりませんけれども、かなりの事業者でこの給食関係で損害をこうむっているという話をお聞きしているのですけれども、その辺の要するに損害補填というか、これはそもそも国がやらなければいけない問題だというふうに思いますけれども、東松山と滑川でその辺の検討についてはなさっているのかお聞きしたいなと。
〇議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、ご答弁をお願いします。
〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、阿部議員のご質問に答弁をさせていただきます。
給食の休校に伴う損害補償についてなのですが、3月2日から休校になった関係で、3月の上旬に提供する給食で、食材はある程度購入してしまったということがありますので、そちらについてはある程度町のほうで請求を受けたら支払いをしなければいけないかなというふうには考えています。
それについての補填というのは、まだ国や県のほうから正式な通知、通達等が来ておりませんので、この段階では何とも分からないのですが、いずれ何らかの補填があるとありがたいなというふうには思っております。
先日、保護者の給食費については、国のほうで補填をというお話がちょっとあったかと思います。それについて滑川町では、給食費の無償化事業を行っておりますので、保護者の給食費負担分は町がその分を支払いをしていますので、そこに部分について国のほうは対応してくれるのかどうかというのはちょっと実は個人的に気になっているところでもあります。これについては、県を通して国のほうにもちょっと質問ではないですが、確認をしていきたいなというふうには考えています。
ご質問の実際に埼玉学校給食、民間の業者ではありますが、そちらのほうがこうむっている損害、実際、給食の提供がございませんので、加工運搬費については契約上、こちらで債務を負担する必要はないのかなというふうには思ってはいるところではございますが、実際埼玉学校給食はかなりの損害をこうむっているかと思います。
実際ちょっと、今日議会に上がる前に、その埼玉学校給食の社長のほうからお電話をいただきました。ちょっと自分は不在だったので電話には出ていないのですが、恐らくそのことについての相談があったのではないかなというふうに思います。そちらにつきましては、阿部議員がおっしゃるとおり東松山市と一緒に埼玉学校給食のほうに委託をしていますので、東松山市も含めて3者でまた協議等これからしていく必要があるのかなというふうには思っています。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
〇14番(阿部弘明議員) あわせて、この給食の休校が続いていて、給食を食べられないというか、子どもたちが親御さんも困っているだろうなというふうに思うのですけれども、例えば国がこの点については就学援助というのがありまして、いわゆるそういった子どもたちに対する援助を国が行っているわけなのですけれども、それが基本的には使わなくても済むと言うと変だけれども、国からは来ているのだけれども、町としてはそれは使わないでいるということで、そういったようないわゆる子どもの貧困対策として、この給食について何らかの手当てができないのかなというふうにも思うのですけれども、一斉休校ということで、給食は全面的に中止ということになっているわけなのだけれども、その辺の配慮を検討できないのかなというふうに思うのですが、どうでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、ご答弁をお願いします。
〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、阿部議員のご質問に答弁させていただきます。
町の給食費無償化、それから国で行っています就学援助、こちらも給食について経費を控除する、扶助するという形の援助になっているかと思います。実際休校になって給食がないということになると、今度は給食の提供についての支援が必要なのかなというふうに、阿部議員のご質問趣旨も恐らくそこの部分ではないかなというふうに思います。
給食の提供なのですが、これはやはり買ってすぐ渡せて、それで済むものではないかと思います。ちゃんとした調理を行い、そしてしかる場所で子どもたちに提供しなければならないということで、場所であったり、提供する業者であったり、その辺の確保ができないとなかなかその給食の提供、食べ物の提供というのは難しいかなというふうには思っています。ということで、実際今この休校期間中、給食の提供をしてあげたいという気持ちはありますが、実際にそれを実現するのはかなり難しいことかなというふうに考えます。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
〇14番(阿部弘明議員) 難しいというふうに思うのですが、いつまで続くのかなという感じもするので、その辺の対応について、子どもたちにそれがやれればいいのかとか、どういう方法でやるのかとか、学校が開けば一番いいのですけれども、そういったようなことについて、まだ休校を続けるというようなことであれば、本当に考えていかないと大変なのかなという感じはいたしますので、よろしくお願いしたいと思います。
続きまして、同じく教育振興費、42ページなのですけれども、国のほうから約1億幾らの情報通信ネットワーク整備事業ということで、あと地方債も併せてやるわけなのですけれども、いわゆるGIGAスクールというか、一人ずつパソコンを持ってもらってと。変な話だけれども、休校になってもこれで授業ができるというようなことも言っているぐらいの話なのですけれども、本当にそんなことができたらというか、学校が要らなくなってしまうのかなというような感じになるのですけれども、そもそもこのGIGAスクールについてお考えを、いろんなメリット・デメリットについては議論されているというふうに思うのですが、国はどんどんこれを進めるというふうになっているわけなのですけれども、かなり注意をするというか、子どもの成長をこれで本当の保証できるのかなというふうに思うのですけれども、ちょっとお考えがあればお聞かせいただきたいと思いますが。
〇議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、阿部議員のご質問に答弁させていただきます。
阿部議員がおっしゃるとおり、GIGAスクール構想の実現ということで、今文科省が強く推し進めている事業でございます。1人1台の端末、これはタブレット端末を想定していますが、それと高速大容量の通信ネットワーク、これを一体的に整備することで、多様な子どもたち一人一人個別で、しかも最適化された資質、能力が一層確実にできる教育ICT環境を実現するため、こちらの事業を推し進めるということで、こちらのGIGAスクール構想がスタートしています。これは、文科省単独の事業ではなくて、経済産業省、それから総務省、あとは内閣府のICT戦略室、そちらのほうとも連携する中で進めている事業となります。
事業費については、1億548万5,000円ということで、この経費を使って小学校3校と中学校1校、合わせて4校の整備を行います。こちらにつきましては、まず校内LAN整備ということで、そのタブレット端末が1人1台行き渡ったときに、それが当然無線も使いますので、動画や教材等を見るときにストレスなくきちんと動くようにということで、そのためのネットワーク、校内LANの整備をするというのが今回の事業でございます。加えて、タブレット端末を保管する充電の保管庫が必要となってきますので、充電保管庫の整備と校内LANの整備、こちらが合わせての今回の工事事業となります。
補正予算のほうで計上させていただいたのは、補助金が頂けるということと、併せて補助金の裏、補助裏と言われるいわゆる町で単独で補填しなければならない部分について、100%起債ができるということで、今回補正のほうで計上をさせていただきました。
阿部議員が先ほどおっしゃったように、1人1台のタブレット端末が行き渡ったときに、確かにそれが持ち帰って自宅でそれを学習する、いわゆるテレワークとはちょっと違いますけれども、家庭学習でのツールとして使うことも将来的には考えているということでございます。
今後学習活動の中で、デジタル化というのは急速に進んでくるかと思います。今教科書に伴う教材、それについてもデジタル教材というのがかなり入ってきています。また、指導要領の改正で、今デジタル教科書というのも今後入っていくと思われます。令和6年に学習指導要領が変わって、教科書が改訂になります。そのときにはデジタル教科書についてもかなり増やしていくということで文科省のほうからも方針が出ています。そういったICT化、デジタル化に伴う学習活動の変化に対応するために、今回このGIGAスクール構想に歩調を合わせて、校内LANの整備、端末の整備を進めていきたいというふうに考えています。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
〇14番(阿部弘明議員) そういう構想で文科省がやっているというお話は分かるのですけれども、それが今後、要するに学校教育そのものが問われるというか、それぞれ家庭で勉強していればいいという話なのかどうかという物すごく大きな、教育が変わっていくような気もするのですけれども、決して学校というのはただ読み書きそろばんができればいいだけではなくて、やはり人間としての成長を育む大切な場だというふうに思うのです。そういったようなことを考えると、ただ、要するに端末でその子に合わせていろんな宿題だとか、要するにできる子はどんどんやれるし、そうでない子はというような感じで、それぞれがそれぞれ育っていくと言うと変ですけれども、それで本当にいいのかなという感じがするのですけれども、学習というか、教育という点でも、また学校という集団生活が、人間の育成というか、成長にとって非常に大事な場所であり、また一緒に学ぶということが非常に大事なのではないかなというふうに思うのです。
そういったようなことを考えると、確かに文科省の進めているこのGIGAスクールというのは、大体そういったような、どこかの新しいもうけ口を探しているような感じがしてしようがないのですけれども、本当に人間を大切にさせる教育ということであれば、こんなところにたくさんの予算をつけるよりも、先生をもっと増やしたほうがいいし、そういった施設もちゃんとしたほうがいいのではないかなというふうに私は思うのですけれども、何かお考えがあればお聞かせください。
〇議長(上野 廣議員) 馬場教育長、お願いします。
〔教育長 馬場敏男登壇〕
〇教育長(馬場敏男) 教育長、阿部議員さんの質問に答弁させていただきます。
私は、基本的に教育そのもの、今知識基盤社会と言われています、いわゆる最低限の知識がない限りは、その上に立っての思考とかが働かない限りは、なかなかこの世の中で生きていけない、そういう時代だと言われています。
最低限のその知識というものは、当然一人でも学び得るというふうには思っています。ただ、先ほど阿部議員さんも言ったように、私は教育というのは教え育むものということで考えております。当然子どもたちがみんなでいろんな意見を出し合って、その中から精査していく、大人が一ついい意見を言ったから、それが全てが解決ではないと思っています。ですので、これから滑川町としてやっていくべきところは、その知識基盤の部分はしっかりつけていく。ただし、その上に立って、地域ですとか、そういう社会周りの人たちにも協力いただいて、いわゆるお年寄りにはお年寄りの今まで生きてきた人生を伝えていただく、それから下の子たちの面倒も見てもらう、そんな総合的な教育ができればいいなというふうに思っています。ですので、いくらAIですとか、そういうものが進んだとしても、私自身、学校教育というのはなくならないと思っていますし、なくすべきではないと思っています。ただ、やはりいろんなICT機器に身を委ねてしまって、教員自身が資質・能力の向上ができない、これは最低限あってはならないというふうに思っていますので、滑川町の教職員についてはしっかりと研修をさせて、それなりの資質向上を身につけたいというふうには思っております。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
〇14番(阿部弘明議員) ありがとうございました。これで質問を終わります。
〇議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔発言する人なし〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第17号 令和元年度滑川町一般会計補正予算(第5号)の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
暫時休憩します。再開は午後2時25分です。
休 憩 (午後 2時14分)
再 開 (午後 2時25分)
〇議長(上野 廣議員) 再開します。
◎議案第18号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第18、議案第18号を議題とします。
事務局長より朗読願います。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
岩附町民保険課長に提出議案の説明を求めます。
〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、議案第18号 令和元年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の議定についてご説明を申し上げます。
恐れ入りますが、補正予算書の1ページ目をお開きいただきたいと存じます。
議案第18号 令和元年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
令和元年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,379万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ17億2,363万8,000円とする。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
今回の補正の主なものにつきましては、歳入につきましては保険税の収納見込みによる減額と保険給付費の財源を確保するための県補助金、一般会計繰入金の増額補正となります。
歳出につきましては、医療費の執行見込みによる保険給付費の増額、そして基金の積立金への支出、また保険事業の最終的な執行見込額によるそれぞれ増減を行うものでございます。
詳細につきまして、6ページをお開きいただきたいと思います。歳入の主なものから説明をさせていただきます。
初めに、款1国民健康保険税、項1国民健康保険税、目1一般被保険者国民健康保険税でございますが、医療給付費分、介護納付金分、後期高齢者支援金分を合わせまして現年度課税分1,792万円を減額補正いたします。減額の主な理由につきましては、一般被保険者の減少によるものでございます。
次に、款5国庫支出金、項1国庫補助金、目2社会保障・税番号制度システム整備費補助金として88万8,000円を補正いたします。こちらは、来年3月から予定されているマイナンバーカードを用いた医療保険のオンライン資格確認の準備のためのシステム改修補助金でございます。
次に、款6県支出金、項1県補助金、目1保険給付費等交付金でございますが、4,593万2,000円を追加いたします。こちらは、保険給付費に充てる県からの普通交付金については増額、また特別調整交付金については交付が確定により減額をさせていただきます。
次に、7ページになります。款10繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金でございますが、314万1,000円を追加いたします。こちらは、保険基盤安定繰入金等の交付額の確定によるものでございます。
続いて、款12諸収入、項1延滞金、加算金及び過料、目1延滞金でございますが、174万9,000円を追加いたします。こちらは、一般被保険者の延滞金収入の増加が見込めるための増額でございます。
続いて、歳出の主な内容につきましてご説明申し上げます。
8ページをお願いいたします。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費でございますが、節13委託料、行政事務電算委託料として65万5.000円の追加、そしてレセプト点検委託料の執行額の確定により42万1,000円の減額をするものでございます。
次に、款2保険給付費、項1療養諸費でございますけれども、一般と退職を合わせた療養給付費の計3,667万円を追加いたしまして、計10億2,224万6,000円とさせていただきました。こちらは国保連合会へ支払う療養給付費請求額の増額によるものでございます。
続いて、款2保険給付費、項2高額療養費ですが、目1一般被保険者高額療養費と目2退職被保険者高額療養費を合わせまして、9ページの上段1,190万7,000円を追加補正いたしまして、1億4,710万5,000円とさせていただきました。こちらも高額療養費支払いのための国保連合会請求額の増額によるものでございます。
続いて、同じページの下段にあります款6保健事業費、項1保健事業費でございますが、目1保健衛生普及費として人間ドック補助金を16万円の増額、目2の保養事業費では、節13委託料といたしまして、糖尿病性腎症重症化予防共同事業委託金の確定により90万8,000円を減額させていただきます。
続いて、10ページ、項2特定健康診査等事業費でございますが、488万2,000円の減額補正をいたしまして、1,525万2,000円とさせていただきます。減額の主な理由につきましては、節の13委託料、保健事業委託料の執行額の確定によるものでございます。
次に、款7基金積立金、項1基金積立金、目4財政調整基金積立金でございますが、新たに2,000万円を積み立てさせていただきます。国保事業費納付金、保険給付費の支払いなど財源が不足した場合の資金とさせていただきます。
次に、その下段、款9諸支出金、項1償還金及び還付加算金でございますけれども、還付金、償還金を合わせまして、11ページの計751万1,000円を追加させていただきます。主な支出は、目5保険給付費等交付金の償還金といたしまして、平成30年度の医療費実績確定に伴う精算金支払いが主な理由でございます。
最後に、11ページ、款10予備費、項1予備費でございますけれども、3,690万2,000円を減額いたしまして、計5,458万9,000円とするものでございます。こちらは、今回の補正予算に関わる差引きを予備費において調整させていただいたものでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
上野葉月議員。
〔5番 上野葉月議員登壇〕
〇5番(上野葉月議員) 5番、上野葉月です。よろしくお願いします。
6ページの加入者減による補正額の減額、合計で1,792万円ということなのですけれども、滑川町人口が増えている中で加入者が減っているということなのですが、それで今補正が入るということは、見込みよりも少なかったということだと思うのですが、その加入者減の理由、要因というのを教えてください。
〇議長(上野 廣議員) 岩附町民保険課長、ご答弁お願いいたします。
〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、上野議員さんの質問に答弁いたします。
国民健康保険税のほうの一般被保険者でございますけれども、先ほど申し上げたとおり、かなり被保険者のほうが減少しております。年間の平均といたしまして、昨年度より218人も減っております。こちら原因と言いましても、なかなか原因がつかめないのですけれども、やはり政府が推し進めております働き方改革等で、社会保険適用の人たちもかなり増えてまいりました。
また、逆に国民健康保険加入者のほうが収入の少ない方、または無職者の方が最後のとりでとして加入しております。なかなか減少の理由としまして、やはりこのような世の中になってきて、そういった所得のない人は国保へ入ってきているのですけれども、先ほど町長からもありましたけれども、後期高齢者に移行している人もかなりの数がいらっしゃいます。そういったものも原因かと思われますので、つけ加えてさせていただきます。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 上野議員、再質問お願いします。
〇5番(上野葉月議員) 分かりました。恐らく滑川町は人口が増えている。増えている方たち、子育て世代で戸建てを買えるぐらいの収入がある方も多いと思いますので、そういった方は国保ではないほうに行くということで、人口増はこの国民健康保険の使用者増には多分入ってこないのかなというお見込みなのかと思います。その中で、収入が少ない方が国保に入ってくるという現実があるということで、なかなか運営は大変なのかもしれませんが、無駄がないように運営してくださるようお願いします。何で加入者が減っているのかなと思ったので、質問いたしました。
以上です。
〇議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第18号 令和元年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
◎議案第19号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第19、議案第19号を議題とします。
事務局長より朗読願います。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
岩附町民保険課長に提出議案の説明を求めます。
〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、議案第19号 令和元年度滑川町介護保険特別会計補正予算(第2号)の議定についてご説明を申し上げます。
補正予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。
議案第19号 令和元年度滑川町介護保険特別会計補正予算(第2号)
令和元年度滑川町介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ9,782万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ11億5,395万3,000円とする。
第2項 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出補正予算」による。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
今回の補正内容につきましては、歳入につきましては国・県補助金、交付金等の額の決定による収入見込額を、また歳出につきましては最終的な執行見込額によりそれぞれ増減を行うものでございます。
内容につきまして、6ページをお開きいただきたいと思います。歳入の主な項目についてご説明申し上げます。
款1保険料、項1介護保険料、目1第1号被保険者保険料でございますが、10万1,000円を追加し、2億8,550万9,000円とするものでございます。これは、現年度分普通徴収の滞納繰越分の追加となります。
続きまして、款4国庫支出金、項1国庫負担金、目1介護給付費負担金でございますが、2,710万7,000円を減額補正し、1億6,434万9,000円とするものです。減額の理由でございますが、交付額の決定によるものでございます。
次に、下段の項2国庫補助金のうち目1調整交付金につきましては1,998万3,000円の減額、目4事業費補助金につきましては37万4,000円を追加いたしまして、目9保険者機能強化推進交付金につきましては38万5,000円を追加補正いたします。これらの増減の理由でございますが、交付額の確定によるものでございます。
次に、款5支払基金交付金、項1支払基金交付金、目1介護給付費交付金でございますが、3,372万2,000円を減額いたします。こちらも交付額の決定により減額するものでございます。
次に、7ページに移りまして、款6県支出金、項1件負担金、目1介護給付費負担金でございますが、1,787万3,000円を減額し、1億3,321万9,000円とするものでございます。こちらも負担金額の確定による減額でございます。
続きまして、歳出の主な項目についてご説明を申し上げます。
8ページになりますけれども、款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費に13委託料、電算機保守等委託料として47万5,000円を追加補正いたします。こちらは、介護報酬改定に伴うシステム改修費でございます。
次に、款2保険給付費、項1介護サービス等諸費でございますが、4つの介護サービス給付費の計で、9ページの上段の計になりますけれども、補正額8,878万5,000円を減額し、8億7,167万3,000円といたします。減額の理由といたしましては、本年度の執行見込額の精査によるものでございます。
続いて、中段の項2介護予防サービス等諸費でございますが、目1介護予防サービス給付費を500万円の減額補正をさせていただきました。減額の理由といたしましては、こちらも今年の執行見込額の精査によるものでございます。
続いて、下段の項4高額介護サービス等費ですが、目1高額介護サービス費につきまして200万円の追加補正をさせていただきました。高額介護サービス費の支出に不足が生じるためでございます。
続いて、10ページ、項6特定入所者介護サービス等費ですが、目1特定入所者介護サービス費を700万円の減額をし、目3特定入所者介護予防サービス費に10万円の追加補正をいたします。こちらも今年度の執行見込額の精査によるものでございます。
最後に、11ページになりますが、款5地域支援事業費、項1介護予防・生活支援サービス事業費でございますが、38万5,000円の追加をさせていただきました。こちらは歳入の追加補正、保険者機能強化推進交付金をこれに充当して、訪問型サービス事業費の充実を図るものでございます。
以上、簡単でございますが、予算説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第19号 令和元年度滑川町介護保険特別会計補正予算(第2号)の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
◎議案第20号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第20、議案第20号を議題とします。
事務局長より朗読をお願いします。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
岩附町民保険課長に提出議案の説明を求めます。
〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、議案第20号 令和元年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の議定についてご説明を申し上げます。
補正予算書の1ページ目をお願いいたします。
議案第20号 令和元年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
令和元年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ634万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億6,992万6,000円とする。
第2項 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
今回の補正予算は、歳入歳出ともに最終的な見込額により増減を行うものでございます。
詳細につきまして、6ページをお開きいただきたいと存じます。
初めに、歳入についてご説明申し上げます。
款1後期高齢者医療保険料、項1後期高齢者医療保険料でございますけれども、特別徴収、普通徴収合わせまして現年度課税分513万9,000円を減額補正いたしまして、9億2,440万7,000円とさせていただきます。
次に、款4繰入金、項1一般会計繰入金、目1一般会計繰入金でございますが、120万1,000円を減額補正し、計2,612万円とするものでございます。減額の理由といたしましては、保険基盤安定繰入金額の確定によるものでございます。
続きまして、歳出について説明させていただきます。
7ページをお願いいたします。款1総務費、項3保健事業費、目2保養事業費として補正額30万円を追加するものです。こちらは、人間ドック補助金の増額になります。
次に、款4予備費でございますけれども、664万円を減額補正し、計879万3,000円といたします。こちらは、今回の補正予算額に関わる差引きを予備費において調整をさせていただきました。
以上、誠に簡単でございますけれども、予算説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第20号 令和元年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
◎議案第21号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第21、議案第21号を議題とします。
事務局長より朗読をお願いします。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
関口環境課長に提出議案の説明を求めます。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、議案第21号 令和元年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第4号)の議定についてご説明申し上げます。
1ページをお開きください。
令和元年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第4号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,539万4,000円を減額し、歳入歳出それぞれ3億6,299万9,000円とする。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算の補正」による。
(地方債の補正)
第2条 地方債の変更は「第2表 地方債補正」による。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
次に、4ページをお開きください。第2表、地方債の補正ですが、流域下水道事業債の限度額を640万円減額し、1,520万円に、公営企業移行債の限度額を280万円減額し、380万円にそれぞれ変更するものでございます。
次に、8ページをお開きください。主な歳入についてご説明いたします。
款1分担金及び負担金、目1下水道事業分担金ですが、550万9,000円を増額補正し、計966万7,000円といたしました。開発により下水道区域外接続が想定より増加したことによるものです。
次に、項2負担金、目1下水道事業負担金ですが、470万円を減額補正し、計1,405万6,000円といたしました。令和元年度新規賦課の月の輪地区と羽尾13地区の受益者負担について、山林、田畑の徴収猶予の調定額を減額するものです。
次に、款2使用料及び手数料、目1使用料ですが、2,500万3,000円を減額補正し、計1億7,746万8,000円といたしました。減額の理由は、大口使用者である東武鉄道の下水道使用料が大幅に減少したため、使用料収入を減額するものです。
次に、款5繰入金、目1一般会計繰入金ですが、1,800万円を増額補正し、計1億1,300万円といたしました。先ほど説明いたしました東武鉄道の下水道の使用料収入が当初の見込みより大幅に減少したため、歳出の不用額を考慮しても歳出超過になるおそれがあるため、一般会計より繰入金を増額するものでございます。
次に、款8町債、目1下水道事業債ですが、920万円を減額補正し、計1,900万円といたしました。流域下水道事業債を充てる流域下水道建築負担金の額が確定したことと公営企業会計移行債を充てる公営企業会計移行業務が確定したためであります。
次に、10ページをお開きください。主な歳出についてご説明いたします。
款1総務費、目1一般管理費、227万円を減額補正し、計2,985万円といたしました。減額の主な理由は、節13委託料、公営企業会計移行業務の確定によるものです。
次に、款1総務費、目1環境維持管理費ですが、158万9,000円を減額補正し、計1億3,027万7,000円といたしました。減額の主な理由は、節13の委託料、節15工事請負費の事業の確定によるものでございます。節19負担金、補助及び交付金、市野川流域下水道維持管理負担金374万6,000円を増額補正するものです。増額の理由は、昨年の台風の影響により、不明水の流入によって市野川水処理場への維持管理負担金の支出が増加したためでございます。節27公課費、消費税納付金328万2,000円の減額理由は、平成30年度分の確定申告を行ったため、不用額の減額によるものです。
次に、11ページをお開きください。款2事業費、目1建設事業費ですが、751万4,000円を減額補正し、計2,227万2,000円といたしました。減額の主な理由は、事務事業の確定により受益者負担金前納報償金を93万3,000円、滑川町生活排水処理基本計画策定業務委託料を15万円減額し、市野川流域下水道負担金として640万5,000円を減額するものでございます。
款5予備費ですが、352万1,000円を減額補正し、計710万5,000円といたしました。
以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第21号 令和元年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第4号)の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
◎議案第22号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第22 議案第22号を議題とします。
事務局長より朗読を願います。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
関口環境課長に提出議案の説明を求めます。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、議案第22号 令和元年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)の議定についてご説明申し上げます。
1ページをお開きください。
令和元年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)は次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ240万円を減額し、歳入歳出それぞれ1億47万7,000円とする。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
(地方債の補正)
第2条 地方債の廃止は「第2表 地方債補正」による。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
次に、4ページをお開きください。第2表 地方債補正ですが、当初限度額100万円で予定しておりましたが、農業集落排水事業最適化整備構想業務に充当する予定でございましたが、町費で賄えるため廃止いたしました。
次に、8ページをお開きください。歳入についてご説明いたします。
款1分担金及び負担金、目1農業集落排水分担金ですが、140万円を減額補正し、計70万円といたしました。令和元年度の新規加入者が見込めないため1名分を残し減額いたしました。
続いて、款7町債、目1下水道事業債ですが、100万円を減額補正いたしました。農業集落排水事業最適化整備構想業務に充当する予定でしたが、町費で賄えるため減額いたしました。
次に、9ページをお開きください。歳出についてご説明いたします。
款1施設費、目1維持管理費ですが、96万7,000円を減額補正し、計4,354万4,000円といたしました。補正については事務事業の確定によるものでございます。
次に、款2農業集落排水事業費、目1総務費ですが、3万円を増額補正し、計677万6,000円といたしました。扶養手当の増額によるものでございます。
続いて、目2施設建設費ですが、209万円を減額補正し、計922万8,000円といたしました。事務事業の確定及び公共ます設置工事の申請減によるものでございます。
款5予備費は、62万7,000円を増額補正し、計115万6,000円といたしました。
以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第22号 令和元年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。
◎議案第23号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第23、日程第23号を議題とします。
事務局長より朗読をお願いします。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
関口環境課長に提出議案の説明を求めます。
〔環境課長 関口正幸登壇〕
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、議案第23号 令和元年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)の議定についてご説明申し上げます。
1ページをお開きください。
令和元年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出予算それぞれ2,884万5,000円を減額し、歳入歳出それぞれ3,380万6,000円とする。
第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳出予算の金額は、「第1表 歳出予算の補正」による。
(地方債の補正)
第2条 地方債の変更は、「第2表 地方債補正」による。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
次に、4ページをお開きください。第2表、地方債の補正ですが、下水道事業債の限度額を770万円減額し、190万円に変更するものでございます。
初めに、本議案の内容でございますが、歳入につきましては公設浄化槽設置数を30基から7基と減らしたことにより、分担金及び使用料を減額し、国庫補助金、県費補助金、町債におきましても上限となるため減額させていただくものでございます。公設浄化槽事業の啓発活動につきましては、町広報紙の掲載や浄化槽事業者による単独浄化槽設置者への周知などを行ってまいりましたが、設置希望者が年間10基程度と横ばい状態が現状でございます。ご理解をいただきたいと思います。歳出につきましても、公設浄化槽設置数の減によりまして、施設管理費及び施設整備費を減額させていただくものでございます。
それでは、説明書において説明させていただきます。
8ページをお開きください。歳入についてご説明いたします。
補正額の減額は、いずれも設置基数の減によるものでございます。
款1分担金及び負担金、目1設置費分担金262万4,000円を減額補正し、計71万4,000円といたしました。合併浄化槽設置費分担金でございます。
款2使用料及び手数料、目1浄化槽使用料16万3,000円を増額補正し、974万1,000円といたしました。過年度分の使用料及び清掃料となります。
款3国庫支出金、目1国庫補助金1,268万4,000円を減額補正し、327万円といたしました。
款4県支出金、目1県補助金600万円を減額補正し、150万円といたしました。
続いて、9ページをお開きください。款8町債、目1下水道事業債770万円を減額補正し、190万円といたしました。
次に、10ページをお開きください。歳出についてご説明いたします。
款1総務費、目1総務管理費5万4,000円を減額補正し、54万6,000円といたしました。事務事業の確定によるものでございます。
次に、款2施設管理費、目1浄化槽管理費12万2,000円を減額補正し、1,414万円といたしました。設置基数の減によるものでございます。
款3施設整備費、目1浄化槽整備費ですが、2,897万3,000円を減額補正し、計744万1,000円といたしました。全て設置基数の減によるものでございます。内訳は、節15工事請負費1,881万7,000円の減額、浄化槽設置工事費でございます。節17公有財産購入費655万6,000円の減額、公設浄化槽購入費でございます。節19負担金、補助及び交付金360万円の減額、転換促進奨励補助金でございます。
続いて、11ページを御覧ください。款6予備費、目1予備費につきましては30万4,000円を増額補正し、計1,002万7,000円といたしました。
以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第23号 令和元年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第3号)の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。
◎議案第24号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第24、議案第24号を議題とします。
事務局長より朗読をお願いします。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
武井水道課長に提出議案の説明を求めます。
〔水道課長 武井宏見登壇〕
〇水道課長(武井宏見) 水道課長、議案第24号 令和元年度滑川町水道事業会計補正予算(第4号)の議定についてのご説明をいたします。
補正予算書の1ページを御覧いただきたいと思います。
第1条 令和元年度滑川町水道事業会計補正予算(第4号)は、次に定めるとおりとする。
第2条 令和元年度滑川町水道事業会計補正予算、第3条に定めた収益的収入及び収益的支出の予定額を次のとおり補正する。
科目、既決予定額、補正予定額、計の順で朗読させていただきます。
(収入)
第1款事業収益、4億1,287万8,000円、マイナス3,920万円、3億7,367万8,000円。
第1項営業収益、4億358万5,000円、マイナス3,920万円、3億6,438万5,000円。
(支出)
第1款事業費、3億7,724万4,000円、マイナス1,111万6,000円、3億6,612万8,000円。
第1項営業費用、3億6,134万4,000円、マイナス1,377万2,000円、3億4,757万2,000円。
第2項営業外費用、570万円、265万6,000円、835万6,000円。
2ページをおめくりください。
第3条 予算第4条に定めた資本的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。
こちらも科目、既決予定額、補正予定額、計の順で読み上げます。
(収入)
第1款資本的収入、2,120万6,000円、マイナス920万円、1,200万6,000円。
第2項加入金、1,800万6,000円、マイナス920万円、880万6,000円。
(支出)
第1款資本的支出、1億1,397万4,000円、マイナス715万円、1億682万4,000円。
第1項建設改良費、7,374万2,000円、マイナス71万5,000円、6,659万2,000円。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
補正の内容につきましては、9ページの事項別明細書で説明させていただきます。
まず最初に、収益的収入及び支出でございます。
収入からになりますが、一番上の行になります。第1款事業収益、既決予定額4億1,287万8,000円から3,920万円を減額させていただき、3億7,367万8,000円とさせていただきます。内容でございますが、項2営業収益、目1給水収益につきましては、一部の大型利用者の使用水量の大幅な減少に伴い、また長梅雨など天候によるものと思われる全体的な使用水量の減少があったため、当初見込みよりも使用水量が少なくなったため、実績に応じまして3,000万円の減額をするものでございます。
目2その他の営業収益につきましては、水道の新規加入者の加入金でございますが、これも実績に応じて920万円減額するものでございます。
次に、収益的支出でございます。第1款事業費を既決予定額3億7,724万4,000円に対し、1,111万6,000円を減額させていただき、執行見込額は3億6,612万8,000円となります。内容につきましては、項1営業費用、目1原水及び浄水費、節6受水費ございますが、収入でも申し上げたとおり、水道使用料が見込みより大幅に減少したため、それに応じまして、県より購入する受水量が減ったため700万円を減額するものでございます。
目2業務費、目4総係費につきましても、主に委託料となりますが、入札等により執行見込額が当初予算を下回ったため、それぞれ業務費107万2,000円、総係費570万円を減額するものでございます。
項2営業外費用の目3、節1の消費税でございます。こちら平成3年度の確定申告により、税務署より示された令和元年度中に支払うべき中間納付額が当初予算では不足してしまったため、265万6,000円を増額させていただくものでございます。
続きまして、10ページでございます。ここからが資本的収入及び支出でございます。
まず、収入からでございますが、款1資本的収入の既決予定額2,120万6,000円から920万円を減額させていただき、執行見込額は1,200万6,000円となります。内容は、項2加入金、目1加入金、節1加入金で、新規加入者の伸びが見込みよりも少なかったため、実績に応じまして920万円減額するものでございます。
次に、支出でございます。款1資本的支出、既決予定額は1億1,397万4,000円から715万円を減額させていただき、執行見込額は1億682万4,000円となります。内容につきましては、項1建設改良費でございますが、入札等による請負残金等の整理のため715万円減額するものでございます。
続きまして、お戻りいただきまして5ページから8ページ目の予定貸借対照表について説明させていただきます。
まず、おめくりいただいて6ページを御覧いただきたいと思います。こちら貸方のほうになりますが5ページから8ページの貸借対照表の6ページの一番下の行、二重下線のところになります。こちら資本合計が30億5,916万1,063円であります。
続きまして、7ページからの負債の部でございますが、こちらも飛んで8ページをお開きいただきたいと思います。8ページの5行目でございます。こちら負債合計が2億9,946万5,720円です。
この負債の部の合計と次の資本の部の合計、一番下の行、二重下線のところから1つ上の行になりますが、こちらが27億5,969万5,343円となりますが、こちらは先ほどの負債合計を足しますと、一番下の行の二重下線、30億5,916万1,063円となります。
先ほどの6ページの一番下の二重下線の部分、それから今ご説明した8ページの一番下の二重下線の部分、こちらがともに30億5,916万1,063円となっております。両者が一致しておりますので、貸借対照ということでございます。
以上、説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
上野葉月議員。
〔5番 上野葉月議員登壇〕
〇5番(上野葉月議員) 5番、上野葉月です。よろしくお願いします。
2ページなのですけれども、加入金の当初立てた額が1,800万円、そして補正が920万円入っているのですけれども、新規の加入者数の見込み違いというか、予想とは違う実績だったということなのですけれども、そもそもこの見込みというか、予定の加入者数の見立てというのは、どういう根拠に基づいて立てているのでしょうか。
〇議長(上野 廣議員) 武井水道課長、ご答弁お願いします。
〔水道課長 武井宏見登壇〕
〇水道課長(武井宏見) 水道課長、上野議員のご質問に答弁させていただきます。
こちらの加入金ですが、新規加入者の数字については、平成28年度から平成30年度まで、毎年若干前後しますが、おおむね年間170件ほどの新規加入がございました。大体1件20万円の加入金が頂けますので、その金額で31年度、令和元年度も算出したわけなのですが、こちらが1月末現在、本年度、令和元年度については105件の新規加入者でございました。
年度末までに前年並みのちょっと加入者が見込めないということで、これは大幅な減になるという形で減額させていただいた次第でございます。おおむね前年度、前々年度を参考に予算をつくっておりました。
以上でございます。
〇議長(上野 廣議員) 上野議員、再質問をお願いします。
〇5番(上野葉月議員) 新規加入者というのは、イコール新規の戸建て新築の家の戸数に比例してくると思うのですけれども、水道の加入というのは、家を使うようになったところで始まると思うのですけれども、建築というのはその前から始まっているわけで、建築確認等出るわけではないですか。そういうところからの情報をもらって予測を立てるというような、そういう流れは今はないのですか。
〇議長(上野 廣議員) 武井水道課長、ご答弁お願いします。
〔水道課長 武井宏見登壇〕
〇水道課長(武井宏見) 水道課長、上野議員のご質問に答弁させていただきます。
基本的には建築確認が下りたと同時に一番先に水道の手続に来るものですから、基本的にはもう確認が下りた時点では、ほとんどすぐ水道の工事が始まってしまうという状況でございますので、前年度にそれを予測するというのはなかなか難しいかなと思います。
以上、答弁とさせていただきます。
〇議長(上野 廣議員) 上野議員、再質問お願いします。
〇5番(上野葉月議員) はい、承知しました。国のほうで水道法が変わりまして、それで上水・下水とも企業会計の移行というものが市町村にも義務づけられて、それで国としては民営化していきたいのではないかと、民営化を先行して行っている世界の各都市で、逆に民営化から再公営化という流れがあったりします。
なので、この企業会計、そして民営化への流れというのはちょっと危惧しているところなのですけれども、企業会計になったところで資本的支出、そして先行投資とかという流れができるところで、正しい見込額を立てる、予測を正しくして、結果とのずれが少なくするというところはすごく大事になるし、企業会計にすることで見えてきてしまうところかと思いますので、確実な適切な運営というところを表面的に滑川町はきちんとしていますよというところを見た目でもしっかりと表せるようになるためにも、なるべくずれない適切な見立て、見込み、予想というところを、なかなか人口が流動的なところで難しいかとは思いますけれども、努めていただければと思います。
以上です。
〇議長(上野 廣議員) ほかにございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第24号 令和元年度滑川町水道事業会計補正予算(第4号)の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。
◎議案第33号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第25、議案第33号を議題とします。
事務局長より朗読をお願いします。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
吉野建設課長に提出議案の説明を求めます。
〔建設課長 吉野徳生登壇〕
〇建設課長(吉野徳生) 建設課長、議案第33号 町道路線の廃止について説明を申し上げます。
議案第33号 町道路線の廃止について
別紙の町道路線を廃止するため、道路法(昭和27年法律第180号)第10条第3項の規定により、議会の議決を求める。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由でございますが、町道路線整備のため、この案を提出するものでございます。
次のページを御覧ください。内容につきましては、町道の付け替えに伴う大字和泉地内町道4039号線、4225線及び町道103号線道路改良工事に伴う路線延長の変更による大字伊古地内町道6179号線外3路線、以上の6路線の廃止を行うものでございます。
当該路線につきましては、別紙路線網図、各路線の詳細図を添付させていただきましたので、ご確認いただきたいと存じます。
以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第33号 町道路線の廃止についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
◎議案第34号の説明、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第26、議案第34号を議題とします。
事務局長より朗読をお願いします。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
吉野建設課長に提出議案の説明を求めます。
〔建設課長 吉野徳生登壇〕
〇建設課長(吉野徳生) 建設課長、議案第34号 町道路線の認定について説明申し上げます。
議案第34号 町道路線の認定について
別紙の町道路線を認定するため、道路法(昭和27年法律第180号)第8条第2項の規定により、議会の議決を求める。
令和2年3月3日提出
滑川町長 吉 田 昇
提案理由でございますが、町道路線の整備のため、この案を提出するものでございます。
次のページを御覧ください。内容につきましては、山田土地改良事業により整備された大字山田地内町道2310号線、町道の付け替えに伴う大字和泉地内町道4039号線、4225号線の2路線、町道103号線道路改良工事に伴う路線延長の変更による大字伊古地内町道6179号線外3路線、開発行為に伴う道路新設による大字羽尾地内9787号線、9788号線、以上9路線の認定を行うものでございます。
当該路線につきましては、別紙路線網図、各路線の詳細図を添付させていただきましたので、ご確認をいただきたいと存じます。
以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより議案第34号 町道路線の認定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。
◎議案第25号〜議案第32号の委員長報告、質疑、討論、採決
〇議長(上野 廣議員) 日程第27、議案第25号 令和2年度滑川町一般会計予算の議定についてから、日程第34、議案第32号 令和2年度滑川町水道事業会計予算の議定についてまでの8議案を一括議題とします。
本8議案について、予算特別委員会委員長より審査報告を求めます。
予算審査特別委員会、北堀一廣委員長、審査報告を演壇にてお願いします。
〔予算審査特別委員長 北堀一廣議員登壇〕
〇9番(北堀一廣議員) 9番、北堀です。議長のお許しをいただきましたので、予算審査特別委員会の審査報告を申し上げます。
今定例会におきまして、予算審査特別委員会に付託になりました議案第25号 令和2年度滑川町一般会計予算の議定についてをはじめ、特別会計予算の議定について6件及び水道事業会計予算の議定についての合計8議案につきまして、審査いたしました経過と結果についてご報告を申し上げます。
まず、議案第25号 令和2年度滑川町一般会計予算の議定についてにつきましては、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
また、次に令和2年度の各特別会計予算でございますが、議案第26号 令和2年度滑川町国民健康保険特別会計予算の議定について、議案第27号 令和2年度滑川町介護保険特別会計予算の議定について、議案第28号 令和2年度滑川町後期高齢者医療特別会計予算の議定について、議案第29号 令和2年度滑川町下水道事業特別会計予算の議定について、議案第30号 令和2年度滑川町農業集落排水事業特別会計予算の議定について、議案第31号 令和2年度滑川町浄化槽事業特別会計予算の議定についてにつきましては、賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
そして、さらに議案第32号 令和2年度滑川町水道事業会計予算の議定についてにつきましても賛成全員で原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
以上が審査の結果でありますが、執行部におかれましては、審査の過程で委員各位より出されました質疑、意見等については十分意を用いられ、事務の執行に当たれますようお願いを申し上げ、予算審査特別委員会の審査報告を終わります。ご審議のほどよろしくお願いを申し上げます。
〇議長(上野 廣議員) 委員長の報告が終わりました。
これより委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
これより議案第25号から議案第32号までの8議案に対する討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
これより日程第27、議案第25号 令和2年度滑川町一般会計予算の議定についてから日程第34、議案第32号 令和2年度滑川町水道事業会計予算の議定についてまで8議案を一括して採決します。
本8議案に対する委員長の報告はいずれも原案可決であります。本8議案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第25号、議案第26号、議案第27号、議案第28号、議案第29号、議案第30号、議案第31号及び議案第32号は委員長の報告のとおり可決されました。
暫時休憩します。
休 憩 (午後 3時33分)
再 開 (午後 3時34分)
〇議長(上野 廣議員) 再開します。
◎日程追加
〇議長(上野 廣議員) お諮りします。
ただいま町長から議案第35号が提出されました。これを日程に追加し、議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
よって、議案第35号を日程に追加し、議題とすることに決定しました。
◎議案第35号の上程、説明、採決
〇議長(上野 廣議員) 追加日程第1、議案第35号を議題といたします。
事務局長に朗読をお願いします。
〔事務局長朗読〕
〇議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
吉田町長より提案理由の説明を求めます。
〔町長 吉田 昇登壇〕
〇町長(吉田 昇) 町長、追加議案の提案理由を申し上げます。
議案第35号 滑川町教育委員会委員の任命についてでございますが、岩ア千恵子委員の任期が満了となったため、岩ア委員を再任したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定に基づき議会の同意をお願いするものでございます。
なお、経歴につきましては添付をしてございますので、御覧をいただきたいというふうに思います。
〇議長(上野 廣議員) 提案理由の説明が終わりました。
お諮りします。本件は人事案件でありますので、質疑、討論を省略したいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 異議なしと認め、質疑、討論を省略いたします。
これより議案第35号 滑川町教育委員会委員の任命についてを採決します。
本案はこれに同意することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
〇議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
よって、議案第35号はこれに同意することに決定いたしました。
◎閉会中の継続審査の申し出について
〇議長(上野 廣議員) 日程第35、閉会中の継続審査の申し出についてを議題とします。
議会運営委員会、宮島一夫委員長から、会議規則第75条の規定によってお手元に配付いたしました申出書のとおり、次期議会(定例会までの間に開かれる臨時会を含む)の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、閉会中の継続審査の申出があります。
お諮りします。委員長から申出のとおり閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
よって、委員長から申出のとおり閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
◎退職者挨拶
〇議長(上野 廣議員) ここで、今年度3月31日限りで定年退職なされます大塚総務政策課長にご挨拶をお願いしたいと思います。
〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長の大塚でございます。議場という神聖な場所におきまして、議員皆様方のご配慮によりまして、今月をもって定年退職ということで、挨拶の場を与えていただき、誠に感謝を申し上げます。
先ほど休憩のときに、ある議員さんから、今日は1人しかいないから、十分時間取っていいからとご指摘いただいたのですけれども、なかなかアドリブが利きませんので、持ってきました原稿を基に挨拶をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
私は、昭和54年に役場に採用されました。当時は、小久保村政の時代でして、54年に今のコミセンが完成しまして、私の初の仕事はそのお祝いの弁当を妻沼の商店様に取りに行くのが大きな仕事でした、最初の仕事が。以来、体育館や役場ができ、図書館ができということで、ここの場所も公共施設の建設ラッシュの時代が以後続きました。
私は、最初福祉課の国民健康保険係に配属されまして、そこに2年間過ごしました。以後、農業委員会地籍調査係を2年、配属課の変更によりまして経済課地籍調査係へ1年、内部異動によりまして土地改良係を8年、そして教育委員会公民館主事としてコニュニティセンター勤務を8年、内部異動によりまして教育委員会体育担当を4年、産業振興課土地改良係を4年、税務課管理担当を2年、健康福祉課福祉担当を3年、水道課管理担当を1年、総務政策課企画調整担当を1年、健康福祉課課長を2年、そして最後に総務政策課長として3年、通算で延べ11の担当と2つの課長を経験し、41年間滑川町役場にお世話になりました。
この間、多くの住民の方のお世話になりまして、また多くの先輩の方々から言葉に尽くせないご指導をいただき、心より感謝を申し上げる次第です。
そして、今ここにおられます議員の皆様にも、議会のみならず地元での地域活動や消防団、スポーツ団体、さらにはPTA活動など多方面でお世話になりました。この場をお借りして改めてお礼を申し上げます。
特に、高坂議員におかれましては、役場職員当時に2度地籍調査担当として、土地改良係として、上司としてお世話になりました。仕事上のお付き合いは当然ながら、多方面でお世話になりまして、なかなか言葉には出せませんけれども、大変な恩義を感じているところでございます。
そして、執行部としては、最後が総務課長ということで、目に見えないプレッシャーと闘いながら、吉田町長、柳副町長、馬場教育長、そして亡くなられた小澤前教育長に特別な配慮、教示をいただきながら、そして同僚の各課局長に指導、ご協力を賜ることにより、今最後の議会を終え、そしてあと2週間少々でその責務を終わろうとしております。本当にありがとうございました。
プレッシャーと申し上げましたが、なぜか議会が近づくと風邪を引くというジンクスがあり、この3月議会は役場生活最後だからと気合を入れましたが、案の定2月27日の議会運営委員会あたりからやはりおかしくなり、いまだに余韻が残っている状況でございます。見た目と違う線の細さといいますか、心の弱さ、優しさが出ている証拠かなと自分で勝手に思っておりますので、特段のご理解をいただければと思います。
このような私ではありますが、議場において通算5年の課長職として、数々の一般質問や議案審議において答弁の機会を与えていただきました。知識のなさを露呈しながらも、常に勉強する機会をいただきましたので、質問に対しては全力で対応させていただきましたが、やはり通告書がないとアップアップになるという不甲斐なさで本日も終わりました。
私は、41年間の勤務中に何を求めて仕事をしてきたか、明確な答えはありませんが、信念としていつも思い続け、後輩にも伝えている言葉があります。それは、歴代の滑川町役場職員としても名物で頑固者であったと思われます元助役の中山正男さん、残念ながら昨年亡くなられましたが、現役当時は非常に厳しい方で、最後まで私なんかを寄せつけない雰囲気の方でしたが、中山さんにこんなことを言われたことがあります。「役場や地域の住民の方にとって必要とする役場職員は、野球に例えればオールラウンドプレーヤーなのだ。広く浅い知識でいいから、すぐに住民の方の困り事や相談事に応えられる職員が必要なのだ」と言われた経験があります。プロフェッショナルな仕事は、国や県に聞いて教われば大概のことはできる。そういう職員を採用しているのだとも言われました。
自分から狙ったわけではありませんが、たまたま終わってみますと数多くの職場で、数多くを学ばせていただき、数多くの人々とお付き合いをさせていただくことができました。このことは私の財産となっており、退職後も地域の方々へ少しでも多くお返しをしていかねばとも考えております。
41年間の中には凡プレーやエラーが多く、住民を魅了するようなファインプレーのない職員生活でしたが、41年間大きな病気をすることなく、入院等の迷惑もかけることなく、大好きな酒を飲んでも、二日酔いでも絶対に休まないことをモットーにしてまいりました。試合に例えれば、先発で全試合にフル出場してきたと勝手に自負しております。
話が長くなって恐縮ですが、私は何かの機会にと、歴史上の先人の辞世の句に学び、それを大切にしております。今日どれにしようかと悩みましたが、職員を辞めるに当たり、お許しをいただきまして、一つご披露を申し上げたいと思います。
これは私のみではなく、いろんな意味で多くの方が好きな歴史上の人物と言えば、農民から天下人になった立身出世の代名詞と言えば、豊臣秀吉ただ一人だと思います。秀吉の作と言われる辞世の句を披露いたします。
「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことも 夢のまた夢」、これは天下人になるまでの大阪での自らの経験、出来事をまるで夢を見ていたような生涯であったと、秀吉が亡くなる前に詠んだ辞世の句ですが、人生のはかなさを詠んだ句としてはあまりにも有名な句であります。天下人とは比べものになりませんし、決して41年間夢を見ていたわけではありませんが、過ぎてみると全く早いもので、経験した人間しか分からない早さを今まさしく体験をしております。
別の言い方で「光陰矢の如し」とも言いますが、20代、30代、40代、50代と、その世代の思い出に残ることを一つ一つ思うと、非常に懐かしい思い出として数多くが頭をよぎります。特にボランティア活動や地域行事の終了後には、ご褒美の慰労会、飲み会は必ず実施し、それがまた次の活動へのエネルギーになってきたと思います。そうは言いながらも、無駄に過ごした時間も人より多いのは確実で、それを自負しておりますが、今さら時間は大事なのだなとつくづく実感をいたします。今となっては後の祭りですし、この癖は今後も直らないとは思いますが、これからもしっかり前を向いて進みたいと考えております。
これからと申しましたが、4月以降につきましては、町の配慮により再任用職員として、また微力ながら町政の一端をお手伝いさせていただくことになりますので、偉そうなたわ言は言わず、静かに職員の言いつけを守り、仕事を手伝っていきたいと思います。
最後になりますが、私は一言が多くて、逆に配慮の足りない人間ですが、たびたび議員の皆様に議場ならず、ほかの場所でもご迷惑をかけたことが多々あり、恐縮しておりますが、今後も変わらぬご指導をお願いするとともに、議員皆様方がご健勝にて議員活動を実践され、町執行部と議会によりますます町民福祉の向上を目指されますことを祈念し、大変お世話になりました議員各位に再度お礼を申し上げ、言葉はまとまりませんが、退職を前にしてのお礼の挨拶に代えさせていただきます。
大変ありがとうございました。(拍手)
〇議長(上野 廣議員) ありがとうございました。
私は、公私ともに大塚総務課長さんにはお世話になりました。大塚総務課長さんのすばらしい答弁を聞けなくなるのは大変寂しい限りでございますけれども、今後のご活躍を祈っているところでございます。
続きまして、滑川町議会より定年退職記念の花束を贈りたいと思います。贈呈につきましては、井上奈保子議員よりお願いいたします。
〔花束贈呈〕
◎閉会について
〇議長(上野 廣議員) お諮りします。
本定例会の会議に付されました事件は全て終了しました。会議規則第7条の規定によって本日で閉会したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
本定例会は本日で閉会することに決定いたしました。
◎町長挨拶
〇議長(上野 廣議員) ここで吉田町長よりご挨拶をお願いします。
〔町長 吉田 昇登壇〕
〇町長(吉田 昇) 議長のお許しをいただきましたので、本定例会の閉会に当たりまして一言お礼の挨拶を申し上げます。
本議会におきましては、令和2年度一般会計予算をはじめ、人事案件を含む全35案件を慎重審議賜り、原案どおり可決、決定をいただきまして、深く感謝を申し上げます。
会期中に議員各位よりいただきました提案、意見に対しましては、十分参考にさせていただき、町政の執行に当たってまいる所存でございます。厳しい財政状況ではありますが、住民福祉の向上に職員一丸となりまして真摯に取り組んでまいる所存でございます。
本定例会におきましては、国難とも言うべきウイルスの発生ということで、国においても、全ての団体においても、いろんなイベント、それから行事が取りやめということになっております。町のほうもそれに従ってやっているという状況でございますし、議会のほうもそのような関係でご賛同賜り、本来でありますれば、今議会終了後、議員と職員で懇親会を毎年行っておるわけでございますが、今回はそうした関係から、そうした懇親会も中止せざるを得ない状況ということで、特に私は新年度予算の特別委員会の正副委員長をしていただきました北堀委員長、そして高坂副委員長、当然慰労を申し上げなくてはならないというふうに思っていたわけでございますが、申し上げたような理由から今回中止ということで、誠に申し訳ないというふうに思っております。またそうした国難が去りまして、機会が設けられたら、そうした機会を設けていきたいというふうに思いますので、ご了承をお願いしたいというふうに思います。
そして、ただいまは本3月で定年退職をする大塚総務政策課長に対しまして、議会のほうから花束の贈呈と、大変暖かくしていただき、心から感謝を申し上げます。私も本当に総務課長として、この大塚課長にはいろんな面で助けていただきました。特に議会答弁におきましては、皆さんもご存じのとおり非常に歯切れのよい、そして心籠もった答弁、聞いていて涙が出るような答弁を何回もしていただきました。その課長は、今定例会をもって定年というころで、あのすばらしい歯切れのよい答弁がこれから聞けないというのは私も本当に残念でなりません。
しかし、先ほど申し上げましたとおり、また4月からは再任用ということで、また行政にお骨折りをいただけるということでございますので、またいろんな面で町行政の発展のために彼には頑張っていただきたいというふうに思います。これからの大塚課長のご活躍を心から期待を申し上げる次第でございます。
終わりになりますけれども、議員各位におかれましては年度末を迎え、ますますお忙しいとは存じますが、お体に十分ご留意をいただきご活躍されますことを祈念申し上げまして、閉会に当たってのお礼の挨拶とさせていただきます。
大変ありがとうございました。(拍手)
◎閉会の宣告
〇議長(上野 廣議員) ありがとうございました。
これで本日の会議を閉じます。
議員各位と執行部のご協力によりまして、本定例会が終了できましたことを深く感謝申し上げます。
これをもちまして第221回滑川町議会定例会を閉会といたします。
大変お疲れさまでした。
(午後 3時56分)
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。
お疲れさまでした。