令和元年第220回滑川町議会定例会(第3号)

令和元年12月6日(金曜日)         議 事 日 程 (第3号)    開議の宣告                                       1 議案第65号 滑川町町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について    2 議案第66号 滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について   3 議案第67号 滑川町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制           定について                                4 議案第68号 埼玉中部資源循環組合の規約変更について                  5 議案第69号 埼玉中部資源循環組合の解散及び財産処分について              6 議案第70号 比企広域公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び同委員会の規           約の変更について                             7 議案第71号 令和元年度滑川町一般会計補正予算(第4号)の議定について         8 議案第72号 令和元年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の議定について   9 議案第73号 令和元年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第3号)の議定について   10 議案第74号 令和元年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)の議定につい           て                                   11 議案第75号 令和元年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)の議定について   12 議案第76号 令和元年度滑川町水道事業会計補正予算(第3号)の議定について      13 発議第 1号 滑川町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例           の制定について                             14 滑川町選挙管理委員及び補充員の選挙について                      15 閉会中の継続調査の申し出について(議会運営委員会)                  日程の追加                                         16 議案第77号 滑川町印鑑条例の一部を改正する条例の制定について            出席議員(13名)    1番  瀬  上  邦  久  議員      2番  高  坂  清  二  議員    3番  松  本  幾  雄  議員      5番  上  野  葉  月  議員    6番  井  上  奈 保 子  議員      7番  紫  藤     明  議員    8番  服  部  幸  雄  議員      9番  北  堀  一  廣  議員   10番  宮  島  一  夫  議員     12番  内  田  敏  雄  議員   13番  吉  野  正  浩  議員     14番  阿  部  弘  明  議員   15番  上  野     廣  議員 欠席議員(1名)   11番  菅  間  孝  夫  議員
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人      町       長    吉   田       昇      副   町   長    柳       克   実      教   育   長    馬   場   敏   男      総 務 政 策 課 長    大   塚   信   一      税  務 課  長    篠   ア   仁   志      会 計 管 理 者 兼    木   村   俊   彦      会  計 課  長      健 康 福 祉 課 長    小   柳   博   司      町 民 保 険 課 長    岩   附   利   昭      健 康 づ く り課長    會   澤   孝   之      環  境 課  長    関   口   正   幸      産 業 振 興 課長兼    服   部   進   也      農業委員会事務局長      建  設 課  長    吉   野   徳   生      教育委員会事務局長    澄   川       淳      水  道 課  長    武   井   宏   見
本会議に出席した事務局職員      議 会 事 務 局 長    木   村   晴   彦      書       記    平   岩   春   菜      録       音    高   坂   克   実
議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
  相互に礼。
  ご着席願います。

    開議の宣告
議長(上野 廣議員) 皆さん、おはようございます。議員各位には第220回滑川町議会定例会第4日目にご参集いただきまして、まことにありがとうございます。
  11番、菅間孝夫議員より欠席届が提出されております。
  ただいまの出席議員は13名であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
  本日の議事日程はお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
                                   (午前10時00分)

    議案第65号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第1、議案第65号を議題とします。
  事務局長より朗読をお願いします。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第65号 滑川町町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを説明いたします。
  滑川町町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、滑川町町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
                          令和元年12月3日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  提案理由につきましては、令和元年8月7日付の人事院の勧告を踏まえ、町長、副町長及び教育長の期末手当を改定するために、滑川町町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により議決を求めるものでございます。
  お手元の新旧対照表をごらんください。最初に、第1条関係ですが、期末手当の第6条関係について説明申し上げます。ことしの人事院勧告は特別職の期末手当支給を年間0.05カ月引き上げる勧告でございます。6月期末手当は既に支給済みでございますので、12月支給月を0.05カ月引き上げ、改定をするものでございます。右側の改正前、条例の第6条ですが、改正前の期末手当基礎額100分の222.5を左側の改正後の条文中6月に支給する場合は100分の222.5、12月に支給する場合は0.05カ月引き上げて100分の227.5に変更するものでございます。
  下段の第2条関係ですが、来年以降の支給月数を平準化するために令和元年に年間引き上げた0.05カ月を半分ずつ、0.025カ月ずつ振り分ける改正になります。6月には0.025カ月を加え、12月は逆に0.025カ月を減らし、平準化する改正でございます。右側、改正前条例の第6条の条文中、期末手当基礎額の6月に支給する場合の100分の222.5、12月に支給する場合には100分の227.5を平準化して左側下線部にあるように、100分の225とするものでございます。
  この条例は公布の日から施行しますが、2条関係の規定につきましては令和2年4月1日から施行いたします。
  以上が議案第65号の議案説明となります。よろしくご審議をお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第65号 滑川町町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員でございます。
  よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。

    議案第66号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第2、議案第66号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第66号 滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを説明いたします。
  滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
                          令和元年12月3日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  提案理由につきましては、令和元年8月7日付の人事院の勧告を踏まえ、一般職職員の給料表、住居手当及び勤勉手当を改定するため、滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により議決を求めます。
  お手元の新旧対照表をごらんください。改正条例の第1条関係ですが、第14条の5勤勉手当でございますが、ことしの人事院勧告は職員の勤勉手当を年間0.05カ月引き上げる勧告でありますが、右側改正前の下線部の100分の92.5とあるものを左側、改正後にあるように、6月は支給済みでございますので100分の92.5、12月の勤勉手当を0.05カ月引き上げて100分の97.5とする改正でございます。
  続いて、次の別表第1第3条関係ですが、ことしの給与改定につきましては、30歳半ばまでの若手職員の平均0.1%引き上げをする勧告でございまして、給料表を次のように改正をいたしました。改定前と改正後を比較していただきますと、給料表の1級においては79号まで、2級においては31号まで、3級においては15号まで、4級においては7号までそれぞれ表を国に合わせて改正をするものでございます。
  続いて、新旧対照表の7ページをごらんください。第2条関係ですが、住居手当になります。町の住居手当第8条の3関係ですが、国の改定によりまして第8条の住居手当の最低借上家賃額を1万2,000円から1万6,000円、4,000円引き上げる改正とするものでございます。
  続いて、8ページをごらんください。第2項のア、イの各条文につきましては、月額基準額が2万3,000円を境に今まで計算されていましたが、やはり4,000円引き上げ、2万7,000円を基準とする変更となります。
  続いて、イにおいては支給限度額の計算になりますが、括弧内にあるその控除した額の2分の1が1万6,000円を超えるときとあるのが1万7,000円と改正となり、最高限度額が今までの2万7,000円から2万8,000円となる改正となります。少し条文を見てみますとややこしいところありますので要約しますと、住居手当については最低家賃が1万6,000円以上支払う職員が対象となり、手当の限度額が今まで2万7,000円だったものが、限度額が2万8,000円となる改正となります。これによりまして、計算方法によりまして不利益をこうむる職員も数名おります。ただし、2,001円以上不利益をこうむる職員については1年間の猶予期間があるわけですけれども、2,000円以下の職員についてはこのまま改正となりますので、若干不利益を受ける職員が出てまいります。
  続いて、その次の勤勉手当でございます。勤勉手当につきましては、先ほどの特別職と同じように年間の支給月分を平準化するために改正するものでございます。同様にやりますので、よろしくご理解いただきます。今までが100分の92.5、12月に支給する場合の100分の97.5という条文を改正したわけですけれども、来年度、左側下線部のように100分の95に改正しまして平準化する改正となります。
  この条例は公布の日から施行しますが、第2条関係と及び先ほどの不利益関係の附則の第4項の規定につきましては来年4月1日から施行いたします。
  以上が議案第66号の説明となります。よろしくご審議をお願いします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結いたします。
  次に、討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第66号 滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手をお願いします。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。

    議案第67号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第3、議案第67号を議題とします。
  事務局長より朗読をお願いします。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第67号 滑川町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを説明いたします。
  滑川町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定について、滑川町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
                          令和元年12月3日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  提案理由ですが、人事院規則の一部改正を踏まえ、職員の病気休暇制度を改定する必要があるため、滑川町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例を制定したく、地方自治法の規定により議決を求めます。
  新旧対照表をごらんください。条文改正がちょっと長いのですけれども、ここを要約して申し上げたいと思います。まず、病気休暇につきましては、連続する8日以上の病気休暇をとり、復職した場合、さらに連続して20日以上勤務しないで同じ病気で病気休暇を取得した場合は、連続した病気休暇として最高90日とする改定になっております。また、結核性疾患に対する医療の進歩、罹患率の低下により他の病気と差をつける必要がなくなっていることから、病気休暇の日数を今まで最高1年であったものを90日と改正するものでございます。
  この条例は令和2年4月1日から施行いたします。
  以上、雑駁でございますが、説明にかえさせていただきます。
  以上が滑川町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についての説明となります。よろしくご審議をお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  次に、討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第67号 滑川町職員の勤務時間、休日及び休暇に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。

    議案第68号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第4、議案第68号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  関口環境課長に提出議案の説明を求めます。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、議案第68号 埼玉中部資源循環組合の規約変更についてご説明を申し上げます。
  地方自治法第286条第1項の規定により、埼玉中部資源循環組合規約を別紙のとおり変更することについて関係地方公共団体と協議するため、同法第290条の規定により議会の議決を定める。
                          令和元年12月3日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  初めに提案理由でございますが、10月5日開催の埼玉中部資源循環組合正副管理者会議におきまして、構成いたします9市町村の首長により、組合の解散に向け協議を進めていくことが正式に決定されました。このことを受けまして、組合解散後における事務の承継、決算の調製等に関する規定の整備を行うため、同組合の規約を変更することについて協議したいので、地方自治法第290条の規定により議決を求めます。
  ご審議いただきます埼玉中部資源循環組合の規約の変更につきましては、先ほど申し上げました構成9市町村が今回の12月の定例議会において地方自治法第286条第1項の規定により議案提案を行い、令和2年3月31日をもって組合解散するために必要なものでございます。
  配付されております資料の新旧対照表をごらんいただきたいと思います。埼玉中部資源循環組合規約では、現行では第16条までしかございませんが、ここに新たに1条を加え17条とする改正でございます。具体的には組合設立当初は解散するという状況については想定外であったため、今回17条で解散時の事務の承継及び決算の調製、審査認定について構成団体で協議して決めるという内容でございます。
  以上、説明といたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
  上野葉月議員。
          〔5番 上野葉月議員登壇〕
5番(上野葉月議員) 上野葉月です。質問いたします。
  解散した後に構成団体がその後の事務等を行うということなのですけれども、具体的にはどのようなことがあるのか。また、その作業ボリューム、それからそれに係る人件費等の費用の見込み等、わかっていたら教えてください。
議長(上野 廣議員) 関口環境課長、お願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、答弁いたします。
  解散後、事務を継承いたします吉見町が継承いたしますのは、解散後の残務整理も含めて、裁判に関係すること、その後、あとは補助金の返還に関することについて行う予定でございます。そして、その費用につきましては、その後継承する団体のほうで、この後の議案にもありますけれども、5,000万円を吉見町のほうに残しまして、そのうち国庫補助金の返還に3,257万8,000円、事務用品のリースの未払い、4月以降の未払いの分を1,000万円、それと裁判費用を300万円、そのほか吉見町の事務処理費用として442万2,000円持つということでございます。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 再質問を上野葉月議員、お願いします。
5番(上野葉月議員) この財務処理というか、事務作業は大体どれくらいで終わる見込みを持っていらっしゃいます。
議長(上野 廣議員) 関口環境課長、お願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、上野葉月議員の質問にお答えします。
  期間についてはまだはっきりと、残務処理がどのくらいかかるかというのは、はっきり期間等は明確には出ておりませんけれども、吉見町のほうが事務のほうを継承してやっていくと。全てかかるのにはっきりどのくらいかかるかというのは、ちょっと現在のところでははっきりとしておりません。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) ちょっと上野葉月議員に申し上げます。
  解散、財産処分関連は次の69号のほうのことなので、今回は規約の変更についてだけの議案なのですけれども、そこを認識してやってください。
5番(上野葉月議員) ちょっとどちらにかかるかわからないのですけれども、印鑑がどうなるのかについて聞きたいのですが、どっち……
議長(上野 廣議員) 暫時休憩、お願いします。
          休 憩  (午前10時23分)

          再 開  (午前10時27分)
議長(上野 廣議員) 再開します。
  上野葉月議員、再質問願います。
5番(上野葉月議員) では、質問は以上です。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
  阿部議員、お願いします。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明です。よろしくお願いいたします。
  この解散については、私は大賛成でありますけれども、改めて確認をしたいことが何点かありますので、お願いしたいというふうに思います。
  6月の本会議で質問をさせていただきました。そのときもかなり突っ込んだ話になったわけですけれども、今回解散するに当たって、それぞれの自治体で住民への説明責任が求められるというふうに思うのです。組合全体としては宮ア管理者が言うような、吉見町との分担の割合の問題が最終的には原因になったわけですけれども、この間裁判でも求められているいろいろな事実関係をもう一度きちんと整理をして、それをやはり全体のものにしていくことが必要なのではないかなというふうに思うのです。6月の議会のときにも私質問しましたけれども、なぜこのような経過を積んで裁判にまでなって、最終的には解散ということになったわけですけれども、なぜそのような場所を選定したりしたのかというようなことについて、ぜひ明らかにしてほしいというふうに思います。これはまだ情報公開請求が今されていますけれども、まだ情報公開になっていないというふうに聞いていますので、改めてここの点についてお聞きしておきたいというふうに思います。
  平成25年度の3月に埼玉中部広域協議会が設置をされました。その中に建設検討委員会が同時に設置をされ、同時に吉見町の役場の中に推進会議なるものが設置をされるというふうな経過なのです。この推進会議の中で吉見町の建設予定地8地域が選定され、そこの中にいわゆる和解条項違反と言われている場所も含まれていたということで、最終的にそこが選定されたということになったわけです。それが翌平成26年の1月かに同協議会に諮問されるという経過なのです。このところで、今の情報公開請求しているのは、この吉見町の役場内に設置された推進会議なるこの組織の議事録の公開を求めているのです。ここで、まさに決定的な候補地が選ばれたということになりますので、ここの問題を検証するということは非常に大事なことなのではないかなというふうに思うのです。私たち人間ですから、誤りをすることは多々あるわけで、しかしその誤りを二度と繰り返さないために、それを自分の今後生きる上での糧としていくということが必要なのと同じように、この役場にとっても、また私たち議員にとってもこの検証というのは必要なのではないかなというふうに思います。こういったことを繰り返さないということと、住民に対する説明責任、多大な迷惑をかけるわけですから、そういったようなことからもこの説明責任については欠かせないというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(上野 廣議員) 関口環境課長、お願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、阿部議員さんのご質問に答弁したいと思います。
  今回の解散についての説明責任、もちろん大変な費用を使っておりますので、町のホームページ、また広報等の中で解散については周知をしていくということで考えております。
  以上でございます。
環境課長(関口正幸) 再質問お願いします。
  阿部議員。
14番(阿部弘明議員) それはもう当然だというふうに思いますけれども、町としてもここの点をやはり知るべきだし、解明をして、なぜこうなってしまったのかについてはやはりみんな疑問に思っているので、そこは吉見町が情報公開を拒否しているということなわけですけれども、ここはやはりそこの責任については、これから解散の手続に入るわけですけれども、そういった中でも、またこの情報公開を求める裁判をクリアする上でも必要なのではないかなというふうに思いますけれどもどうでしょうか。
議長(上野 廣議員) 柳副町長、お願いします。
          〔副町長 柳 克実登壇〕
副町長(柳 克実) 副町長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  先ほど吉見町のごみ処理場に至る用地選定の経過等のそもそもの部分についてきちっとした検証が必要ではないかというふうにお話をいただいたところでございまして、また誤りを繰り返さないためにもこの検証は必要なのだというご意見をいただきました。私もこの吉見町へのごみ処理場の関係につきましては、協議会、そして組合ができてからずっと携わらせていただいた一人でございます。そういった意味では、当初このごみ処理場が広域的な行政として吉見町で受けていただいて進めていただくということで、この地域の将来に向けた夢、そして希望を持った広域的な行政が推進されるのではないかなということで大いなる夢も持っていた一人でもございます。
  そういった中で、吉見町の、私から見ますと主導により8つの候補地を選定をいただいたと。この構成市町村もやはり地元の吉見町が推進をいただくわけでございまして、吉見町の意向も大いに尊重をしていただいた中でこの8つの箇所が選定されたわけでございます。そしてその一つが現在の吉見町にあるごみ処理場の一つの隣接している地域で、裁判もあり、合意形成のした中でその地に改めて新たな処理場をつくりたいということの一つの選定場所として選ばれたわけでございます。そして、そこが候補地となったわけでございまして、これらにつきましても私は吉見町の地元の意向を尊重して用地選定がされたというふうに私自身は思っておるわけでございます。
  そういった意味では、この後、組合議会等も最終的には2月には開かれるというふうに考えておりますので、組合議会等の中でもその辺について、組合議会としても推進したわけでございますから、明らかにした中で、また検証をしていただく中で、これらについてきっちりとした説明がいただけるものではないかと思っておるところでございまして、阿部議員さんのお話しいただく過程につきましても組合議会等で説明をいただけるものと思っております。それをいただいた中で我々も検証をさらにしていただかなければならないというふうにも考えておるところでございます。よろしくお願い申し上げます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) それでは、本当に期待をして質問を終わります。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございませんか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第68号 埼玉中部資源循環組合の規約変更についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。

    議案第69号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第5、議案第69号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  関口環境課長に提出議案の説明を求めます。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、議案第69号 埼玉中部資源循環組合の解散及び財産処分について、地方自治法第288条及び第289条の規定により、令和2年3月31日をもって埼玉中部資源循環組合を解散し、及び同組合の財産処分を別紙のとおり定めることについて議決を求める。
                          令和元年12月3日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  初めに、提案理由でございますが、先ほど議案第68号でもご説明したとおり、10月5日開催の埼玉中部資源循環組合正副管理者会議において、構成する9市町村の首長により組合の解散に向け協議を進めていくことが正式に決定されました。このことを受けまして、地方自治法288条及び289条の規定により、令和2年3月31日をもって埼玉中部資源循環組合を解散し、同組合の財産処分を別紙のとおり定めることについて、地方自治法第290条の規定により議決を求めます。
  ご審議いただきます埼玉中部資源循環組合の財産処分につきましては、構成9市町村が今回の12月定例議会におきまして、地方自治法第290条の規定により議案提案を行い、令和2年3月31日をもって組合解散するために必要なものでございます。
  それでは、議案の3枚目をごらんください。表がございます。上段の表は解散後、事務の承継をする吉見町に今まで組合で使用していた備品を引き継ぐものでございます。全て事務用品でございます。
  続いて、基金でございますが、滑川町に返還される返還金の想定額の総額は5,533万3,400円でございます。内訳は、ごみ処理施設建設費負担金計画積立として積み立てていたものが3,694万8,000円であります。そのほかに執行残の現金について構成する団体の負担割合、均等割20%、人口割90%で計算した場合、滑川町は6.71%となります。金額とすると1,838万5,400円であり、総額5,533万3,400円であります。
  続いて、右上に議案説明資料としてある埼玉中部資源循環組合の解散に伴う事務の承継等に関する協議書の説明をいたします。先ほど議案第68号の規約変更を受けて追加された17条の規定により、解散後の事務処理について取り決めたものです。説明資料の2ページをごらんください。
  第1条といたしまして、解散後の事務の承継は、吉見町が行うとあります。承継する事務の中には、会計に関することのほか4件の訴訟に関することも検証いたします。
  第2条では、解散後の決算の調製、審査及び認定についても吉見町が行うこと。
  第3条では、事務の承継の始まりは解散の翌日の令和2年4月1日としています。
  第4条の事務処理費用ですが、吉見町が組合の事業を承継するに当たり、別表に基づき算定した額5,000万円を吉見町で歳入することと予定しております。5,000万円の内訳は、循環型社会形成推進交付金国庫補助金の返還金を3,257万8,000円及び4月以降に支払う事務用品リース等の未払い金1,000万円、現在も継続しています裁判費用が300万円、その他吉見町の事務処理費用といたしまして442万2,000円です。
  第5条の構成団体の清算ですが、計画積立以外の歳計現金から未払い金及び第4条で規定した額を控除した額をこの割合で継承するものです。滑川町の場合は6.71%となります。これは負担金の負担割合である先ほど言った均等割10%、人口割90%から算出した数値です。
  また、第5条の2項では、吉見町が継承した歳計現金に不足が生じた場合には、構成団体が前項の割合で負担するとしております。組合では、不足が生じないように十分検討してこの額を出しております。
  以上、議案の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
  上野葉月議員、お願いします。
          〔5番 上野葉月議員登壇〕
5番(上野葉月議員) 5番、上野葉月です。よろしくお願いします。
  吉見町に帰属させる財産として公印15個というのがあるのですけれども、埼玉中部資源循環組合というものが解散した後、そうすると印鑑は廃棄なのかなという感じもするのですけれども、吉見町に公印を帰属させて、その公印の使用方法について教えてください。
議長(上野 廣議員) 関口環境課長、お願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、上野議員のご質問に答弁いたします。
  公印につきましては残務処理、先ほどもご説明いたしましたように補助金の返還であるとか、事務処理上に使用するということでございます。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 再質問、上野葉月議員お願いします。
5番(上野葉月議員) 残務処理として補助金の返還、それから細かい事務処理、それから今継続している裁判の処理、裁判の相手方としての行動というのがあったと思うのですけれども、補助金の返還というのはかなり業務が確定されていて、先が、終わりが見えているかと思うのですが、訴訟についてはどうなるかわからない。これで建設が中止となったところで取り下げられるものもあるかもしれないし、そのまま継続するものもあるかもしれないという状況だと思います。その訴訟において印鑑を使う場面も出てくるのかなと思うのですけれども、その場合は、印鑑というのは埼玉中部資源循環組合の印鑑を使うのでしょうか。それとも構成員9市町村のそれぞれの印鑑を使っていくのでしょうか。そういうような取り決めというのはもう話し合われておりますか。
議長(上野 廣議員) 関口環境課長、お願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、上野議員のご質問に答弁いたします。
  裁判について、その残された公印を使用するのかということについては、明確に取り決めというか、今のところは聞いてはおりませんが、どのような形というか、ただ来年の3月31日で一応組合のほうはもう解散してしまいますので、事務処理上に使うことであって、その裁判がいつまで続くかはっきりわかりませんけれども、それに公印が使用されるかどうかということはちょっと明確にはわかりません。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 柳副町長、お願いします。
          〔副町長 柳 克実登壇〕
副町長(柳 克実) 副町長、上野葉月議員のご質問に対して答弁をさせていただきます。
  先ほど公印の使用についてどのような使用が想定されておるのかというふうなご質問内容だったと思います。それに対しまして、関口課長のほうから想定をされる使用方法につきまして答弁をさせていただきました。そういう中で、私が思うには今現在まだこの公印につきまして担当課長の会議、幹事会という会議がございますが、その中で具体的に公印の解散後の使用方法につきましては、多分細かく触れていないのではないかなというふうに思っております。そういった意味では、組合事務局に想定される公印の使用につきまして再度確認をさせていただいた上で答弁をさせていただくと。そのほうがより正確にご質問に対する答えになってくるのではないかなというふうに現段階で考えておるわけでございます。少し時間をいただきまして、改めてこれにつきましてお答えさせていただければというふうに思っております。よろしくお願いします。
議長(上野 廣議員) 上野葉月議員、お願いします。
5番(上野葉月議員) ありがとうございます。これは要望でもあるのですけれども、公印をここで吉見町に帰属させた場合、そして組合が解散した後、もし滑川町の名前でいろいろ書類をつくっていくことになるとしたら、裁判関係かと思うのですけれども、その場合にリスクというか、何かしらリスクが大きくなって滑川町に来るということはないのか。その辺を弁護士さん等いらっしゃると思いますので、確実に確認をとっていっていただきたいということをお願いしたいと思います。
  それから、吉見町に印鑑を、実印を預けるというのは結構大変なことだと思いますので、印鑑を押すような、特に実印を押すような業務に関してのチェック機構みたいなものを設けなくてもいいのかという、その辺のことも今後のこととして検討していただければなと思います。
  それから、次の2、基金についてお伺いします。滑川町の金額として出ておりまして、いただいた資料としても総額は出ているのですけれども、明細というのは現段階では存じ上げていないというか、わからない状態なのですけれども、特に戻ってくる金額ではなくて、負担しなければいけない3,800万円について、消費というか使ったものに対する内訳を、細かい明細、内訳を知りたいのですけれども、そういう資料はありますでしょうか。
議長(上野 廣議員) 関口環境課長、答弁お願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、上野議員のご質問に答弁いたします。
  大ざっぱといえばですが、三千八百万何がしのお金について、ある程度ざっと出したものが滑川町の負担でありますと、人件費の部分が平成27年から令和元年度含めてですが、2,309万6,415円と、それとあとは事務管理費が308万円、それと施設整備の関係が1,900万円ということで、もう少し細かな点になると、今後全ての事業が終了した段階でそういった細かな今までの支出の明細というか、出す必要がありますけれども、現在のところですとその程度の金額ということでご理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 再質問、上野葉月議員お願いします。
5番(上野葉月議員) ありがとうございます。恐らく組合が支出した金額として、いろいろ細かい明細が出ていて、滑川町はそれに6.71%、負担率と同じ率を乗じていろいろ清算する額も決まってきているということだと思うのですけれども、滑川町の負担分ということではなくて、全体の組合の総額、6.71掛ける前のものでいいので、もう少し明細を資料として出していただけたらと思います。これは要望です。
  それから、これで解散、清算としたとしてもちょっと残る、ずっと残るものとしての懸念が裁判であると思うのですけれども、そうなった場合、構成団体がそれぞれ協議していくということなのですけれども、滑川町、協議していく場合の担当官、あるいは担当者、責任者というのはもう決まっていらっしゃるのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 関口環境課長、お願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、上野議員のご質問にお答えいたします。
  先ほどご質問の中にあったように、解散後も全て吉見町のほうが事務のほうは継承いたしますが、全て吉見町にお任せということではございませんで、その後、現在それぞれの構成市町村の担当課長があります幹事会というのがございまして、それが解散後も残務処理の状況であるとか、そういったことを確認する会を継続していくということはお話がございます。そして、そのまま裁判の関係の窓口については担当しております環境課のほうが内容について、それについての情報を別途というふうになるのかなと考えております。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 再質問をお願いします。
  上野葉月議員。
5番(上野葉月議員) 事務的な窓口なり処理の担当課は引き続き環境課ということでわかるのですけれども、いわゆる責任の所在なり、一番の責任者というのはやはり町長になるのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 柳副町長、お願いします。
          〔副町長 柳 克実登壇〕
副町長(柳 克実) 解散後の責任の所在はどちらが負うのかというふうなご質問だと思います。先ほど関口課長のほうからは事務的な部分についての話し合いの場は担当課長で組織をする幹事会で行いますというふうなお話をさせていただいたところでございます。そして、最終的な責任は、やはりこれは滑川町長に負っていただくということになろうかと思います。当然のことながら私自身にも担当課長のほうから報告をし、さらに町長に報告をし、通常の決裁区分に従って事に処していきたいというふうに思っておりますし、そのように最終責任者であります町長が最終的には責任を負って事に当たっていくということでございます。よろしくお願い申し上げたいと思います。
議長(上野 廣議員) 上野葉月議員、再質問をお願いします。
5番(上野葉月議員) はい、わかりました。
  最後にお聞きしたいのですけれども、解散、そして財産処分をするに至った今回の埼玉中部資源循環組合の解散に至ってしまったことの一番大きな要因、それからここから得た今後の課題というのは何だとお考えでしょうか。これは、副町長または町長にお答え願いたいと思います。お願いします。
議長(上野 廣議員) 副町長、答弁願います。
          〔副町長 柳 克実登壇〕
副町長(柳 克実) 副町長、上野葉月議員のご質問に答弁をさせていただきます。
  まず、解散に至った主たる要因は何かと、1点だと思います。私はこれにつきまして先ほど答弁をさせていただきましたが、協議会から組合に至るまでかかわらせていただいた一人でございます。その中でやはり感じるのは、1つには以前からお話しさせていただきましたが、私どもはいろいろこの組合の事業をやる上においても、この滑川町議会の中で議決をいただき、予算を執行をさせていただいておるわけでございます。そういった中で吉見町が地元の人たちに対して、大変我々もお世話になるわけでございまして、その地元の人たちがどういうものを望んでおるのかと。私は、組合の議会におきまして、地元の意見を十分に吸い上げていただいて、それらをもとに私で、滑川町に帰って議会で議員の皆さんに、こういうものを地元の人たちが望んでいますと、それに対してこれだけの費用がかかってしまいますと、それを構成市町村の中で負担した中で地元の要望にも応えさせていただきたいということで組合議会ではお願いをしてまいりました。しかしながら、地元吉見町の意見としましては、総額、金額では23億円だとか、それをまず決めていただきたいと、そういう中で地元に入ってきて地元で説明をしていきたいのだと。それだけでは、私滑川町に帰って議会で説明できませんと。どこの構成市町村も吉見町以外はそういう部分がございました。その辺の一つには、合意が至らなかったのは解散になった一つの要因かなと。
  そしてもう一つは、その吉見町で望んだ施設に対しまして利用者割という部分がございました。これにつきましても吉見町は組合の負担施設の建設費等は合意形成はできたわけですが、それと同じ割合で全部の市町村から負担をしていただいた中でその附帯施設の運営をしていきたいというお話をいただきました。構成市町村の、特に吉見町のごみ処理場から遠いところの町村につきましては余り利用者がいないのではないかと想定されると。そのような中で、やはりこれも地元の議会に帰り、また地元の住民の皆さんに、要らない中での施設に対して一定の額を負担するのはなかなか説明ができないという中での合意形成に至らなかったと。したがいまして、先ほど申し上げました2つの要素の中で合意がなされず解散に至ってしまったということでございます。阿部議員さんの質問の中でもお答えさせていただきましたが、この話が始まったときに、広域的な行政、歴史に残る仕事にかかわらせていただけるのは、そういった意味では大いに期待と希望と夢を持っていたわけでございますが、結果的には残念な結果になってしまいました。かかわらせていただいた一人として非常に申しわけないと思うと同時に、繰り返して申し上げますが、残念だったなという思いでいっぱいでございます。
  そしてもう一つの質問、今後につきましてでございますが、当面はやはりこの小川地区衛生組合の中でのごみ処理につきまして対応していかなければならないということでございます。滑川町は今人口がふえておりますが、ほかの小川地区衛生組合の構成市町村につきましては人口が少しずつですが減っておるというふうな状況下にあります。ごみの量も少しずつですが、減っていくのではないかなというふうに思っております。しかしながら、年数もたっておる施設でございますので、今後小川地区衛生組合の、また構成市町村の中で十二分に協議をいただく中で、この施設を今後5年、10年は少なくとも使えるような形で財源も投資をした中で、延命措置を図った中でごみ行政を推進していかなければならないというふうに思っておるところでございます。そういった意味では、また議会議員の皆様にもいろいろ協議をさせていただく中で、またご理解を得て町の環境行政の推進に資していかなければならないというふうに思っておるところでございまして、今後もよろしくお願いを申し上げたいと思います。
  以上です。
議長(上野 廣議員) 上野葉月議員、再質問をお願いします。
5番(上野葉月議員) ありがとうございます。
  繰り返しになりますが、要望として情報公開及びここの議案についております金額についてのもう少し詳細な明細の公開、それから今回のことを教訓にしての今後の展開というものを、例えば裁判も全部訴えがおろされるのではないかと思うと今後余り考えなくてもいいと思うのですけれども、もしかしたら続いていくかもしれないので、その辺のこともちょっとリスクを大き目に見ながら今後について慎重に、それから情報も公開して、それから議会にも情報をいただきながら進めていただけたらと思います。ありがとうございます。質問は以上です。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ありますか。
  この後、では休憩に入りたいのですけれども、休憩した後に再質問をお願いします。
  暫時休憩します。再開は11時25分とします。
          休 憩  (午前11時12分)

          再 開  (午前11時25分)
議長(上野 廣議員) 再開します。
  質疑を続けます。質疑ありませんか。
  服部議員、お願いします。
          〔8番 服部幸雄議員登壇〕
8番(服部幸雄議員) 8番、服部です。今回の件につきまして、さまざまな意見があろうかと思いますので、そんな観点から質問を1点させていただきます。
  今回の中部の組合の解散については、個人的には残念な方向だったなと思います。今日までに町長、副町長、正副議長、それから環境課長さん、皆さんが多くの協議を重ねてきた結果だったということで、本当にご苦労さまでしたと申し上げるきりありません。議会というのは執行部と両輪と言われておりますので、私も責任を感じている一人でございます。ごみ処理問題は大きな課題でありまして、どこの自治体も10年、20年、30年を見越して対策を練っているものと思います。去年、ことしと視察で最先端のごみ処理センターを視察してまいりました。第一の感想がこれが処理センターかと思うほどきれいな施設、建物でありまして、中も整っておりまして、それから大気汚染もほとんど出ないというようなことで、そこで働く職員の皆さんがプライドを持って働いておりました。
  今回の中部の解散のことについてなのですが、本当に広域的なごみ処理の課題がまた残ったのだなという、そんな感想です。小川衛生組合でも随時部分修理でもたせている状況でございます。去年行った川島のごみ処理センターの川島町の職員の方が、中部ができるのを心待ちにしている。だから、部分修理、部分修理で対応しているのだというお話も聞きました。今回のごみ処理施設の件ですが、なかなか今は一自治体で対応するのは経費等で本当に大変なことなのだなというのが視察をするたびに思いました。ある新聞に2回ほど記事が載りました、今回の件について。先ほどから話題に出ている温泉の附帯施設の分担金の件で、1回目の記事では、管理者が公平に割ってほしいというような、そんな内容の記事でした。2回目の記事につきましては、それではということで、副管理者のほうから、ではそこの分担金も含めて話し合いを持とうという記事の内容でしたけれども、そこのところも物別れに終わってしまったというような記事の内容でありました。これを読んだある人が、近所の人が大分本質と違うところで動いているのではないのというような、そういう意見も持っている方もいらっしゃいました。そういう中で、解散については当然町民への説明というのは大切だと思います。しかし、同時に今後滑川町としてはどういう方向でこのごみ処理問題を扱っていくのかというのがまた同時進行で進められていかなくてはいけない内容かと思います。
  先ほど副町長さんからもありましたけれども、小川衛生組合のほう、修理、修理で、延命化して持っていくというのも一つの手です。それから、この前ちょっと視察に行ったとき出たのですけれども、民間に委託するというのも一つの手なのかなという、ただ経費的なものです。その辺をもうちょっと詳細に見て計算してみないとわからないのですけれども、いずれにしましてもそういうことを検討する時期がもう差し迫っている、そんな感じがします。非常に大事な課題であるという認識で私たちもこのごみ処理問題については取り組んでいかなくてはいけないかなと思います。そこで質問なのですが、先ほど副町長さんからも出ましたけれども、1つは衛生組合、小川のほうです、延命化を図っていくというような方向もあると思うのですが、民間というような、委託というようなことも一つ考えられるということで、その辺について少し執行部のほうでお考え等とか、または今は白紙であるとか、そんな回答をいただければありがたいと思いますが、以上よろしくお願いします。
議長(上野 廣議員) 吉田町長、お願いします。
          〔町長 吉田 昇登壇〕
町長(吉田 昇) 町長、服部議員の質問に答弁を申し上げます。
  中部資源循環組合が解散という方向になりましたので、もうこのごみ処理は一日も休むわけにはまいりません。そこで、すぐに小川地区衛生組合の5カ町村、この首長ですぐ相談をして、とりあえずは衛生組合の今の炉を延命措置をとるということで十分炉を補修をしながらしばらくやっているという方向でございますけれども、それに伴いまして、今服部議員からお話がありましたとおり、民間委託、これも同時に研究を進めていこうということで、寄居の三ケ山にありますオリックス、これにつきましては議会のほうではもう議長さんと服部議員さんも視察をいただいたと思うのですが、私たちもこのオリックスの施設を近いうちに視察をしましょうということになりまして、事務局にその日程を詰めてくれというお話になっておりますから、近々日程が詰まると思いますので、オリックスとのいろいろ今後提携をしながら、どういう方向で民間委託の方向をやっていくのがいいか、それらについて近々に検討してまいるということになりますので、またそうしたお話を首長会議で、こういう方向で今後進めていくというようなことがある程度まとまりましたらまた議会のほうにも報告をしてまいりたいというふうに思います。
  以上です。
議長(上野 廣議員) ありがとうございます。
  では、再質問、服部議員お願いいたします。
8番(服部幸雄議員) ありがとうございました。幾つかの方法があるということですけれども、いずれにしても財政面との相談になってこようかと思います。そういったところでまた議会とも十分協議を重ねながらやっていければなと思いますが、またいろいろご指導していただければと思います。
  以上で質問を終わりにします。ありがとうございました。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございませんか。
  内田議員、お願いします。
          〔12番 内田敏雄議員登壇〕
12番(内田敏雄議員) 12番、内田敏雄です。許可をいただきましたので質問させていただきます。
  今回の埼玉中部資源循環組合の解散についてですが、先ほどから何度も検証という言葉が出てくるのですが、実際に検証をやる具体的なお考えはあるのでしょうか。
  それと、もし検証をするのであればどういう組織、いわゆる第三者組織でやるのか、あるいは執行部の中にそういう委員会みたいなものをつくるのかということと、あと時期的なものも教えていただければありがたいのですが。
議長(上野 廣議員) 関口環境課長、お願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、内田議員のご質問に答弁いたします。
  今回の解散についての検証作業ということについてですから、まだ明確にその内容、時期等は決まっておりませんが、検討いたしまして、今回のことについて検証をしていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 内田議員、お願いします。
12番(内田敏雄議員) 検証はやられるということなのですが、時期的なものはいつごろになるのか、まだわかりませんでしょうか。
議長(上野 廣議員) 関口環境課長、お願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、内田議員のご質問に答弁いたします。
  時期については、解散後、先ほどもご説明したとおり、構成市町村の各担当課長の幹事会が継続されますので、そういった中で今までのことについて検証していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 内田議員、再質問お願いします。
12番(内田敏雄議員) 今回の組合解散に至っては、滑川町もかなり大きな損害が出ると思うので、町民に対してはやっぱり説明責任をきっちり果たしていかなければいけないと思います。やはり今年度末に解散ということなので、少なくとも今年度末には検証の動きが始まるように希望としてお伝えしたいので、よろしくお願いいたします。
  以上で質問を終わります。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
  阿部議員、お願いします。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明です。よろしくお願いいたします。
  昨日いただきました試算表がありますけれども、見方がよくわからないのでちょっと教えていただきたいのです。要するにこれがもとになって返還額が出されているというふうに思いますけれども、仮の試算という項目がありますが、この中身が想定返還額計ということで、この右の2つが足されているというふうに思うのですけれども、計画積立返金分とその他現金というふうに分かれていますけれども、この内訳を教えていただきたいのですが。
議長(上野 廣議員) 関口環境課長、お願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、阿部議員さんからのご質問に答弁いたします。
  昨日全協の中でこの試算というか、表のほうを提示させていただきまして、この計画、返還金につきましては、総額で5,533万3,400円ということでございまして、その内訳の細かな資料につきましては現在精査しておりますので、改めてその資料のほうは出させていただきたいなと考えております。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) その資料を見ないでこの返還金額について合意を求めるというのは、ちょっと乱暴なのではないかなと思うのですけれども、どうでしょう。
議長(上野 廣議員) 関口環境課長、お願いします。
          〔「ちょっと済みません」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 暫時休憩します。
          休 憩  (午前11時41分)

          再 開  (午前11時42分)
議長(上野 廣議員) 再開します。
  環境課長、お願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、阿部議員さんのご質問にお答えします。
  まず、施設整備資金の精算については、平成29年が1,834万6,000円、それと平成30年が1,860万2,000円で合計で3,694万8,000円ということでございます。これはごみ処理施設の計画積立金の内訳でございます。
  それと、構成市町村、滑川町の負担金のほうがそれぞれ平成27年が1,046万1,000円と平成28年が1,920万8,000円、そして平成29年は2,917万7,000円と、それと平成30年は2,659万5,000円と、そして令和元年度は819万円ということでございます。そして、負担金の中からごみ処理施設の建設費を除いた分としますと、平成27年は1,046万1,000円、それと28年は1,920万8,000円、そして29年は1,067万1,000円、そして平成30年度は799万3,000円、そして令和元年度は819万円でございます。
  以上になります。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) では、もう一度お聞きしますけれども、この仮の試算の中の想定返還額計が5,533万3,400円になっていて、計画積立返金分というのは3,694万8,000円と、これが返還される金額でよろしいのですね。この右側のその他現金1,838万5,400円、これはどういう内訳なのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 関口環境課長、答弁お願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、阿部議員さんのご質問にお答えいたします。
  その内訳といたしますと、滑川町の負担が人件費でございますね、それは議員であるとか、その他非常勤特別職、その他が正副管理者、一般職等の人件費がございますが、それは2,309万6,415円、そして事務管理費のほうが308万4,956円でございます。そのほかが施設整備費ということになりまして、ただ、まだ全てがこの令和元年度の分は入っていませんで、細かく案分をしますとそのような形になるということでご理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) まだわかりませんが、ちょっとそこの部分って、私がもらったこの計算書によると決算見込みも含めて吉見町に5,000万円出すというのはわかりました。それとその5,000万円のうち国に返さなければいけないのが3,257万8,000円だというのもわかりました。それでそのほかについては裁判費用等が発生するというようなこともわかりました。5,000万円は吉見町に出すというのは、このその他現金の中にこれは入っているわけなのですか。
議長(上野 廣議員) 関口環境課長、ご答弁お願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、阿部議員さんのご質問にお答えいたします。
  その中にその他というか、総額というか、全体の中にその5,000万円というのは入っております。
  以上でございます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) ちょっともう一度、申しわけないのですけれども、このその他現金の合計は、負担金及び分担金負担金の合計が2億7,400万円なのですよね。
議長(上野 廣議員) 暫時休憩。
          休 憩  (午前11時48分)

          再 開  (午前11時52分)
議長(上野 廣議員) 再開します。
  暫時休憩します。再開は午後1時とします。
          休 憩  (午前11時53分)

          再 開  (午後 1時00分)
議長(上野 廣議員) 再開します。
  阿部議員の質疑を続けます。
  阿部議員の質問に対して、関口環境課長、答弁をお願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、阿部議員さんのご質問にお答えいたします。
  組合のほうで使いました歳出の内訳ということでございますけれども、を申し上げたいと思います。人件費が総額といたしまして3億4,420万8,872円、内訳は議員が1,972万820円、そしてその他非常勤特別職が286万6,000円、そして正副管理者96万9,225円、そして一般職が3億1,196万2,827円、そして事務管理費の総額が4,597万5,499円、内訳が報償費、そして委託料等でございますが、894万7,751円、そしてリース代等事務所使用料のほうが2,503万9,666円、そしてその他消耗品、備品、電気代等が1,171万8,082円、そして施設整備費が1億6,299万5,328円でございます。それともう一点、先ほどの中でそれぞれの事務……申しわけございません。ちょっと資料を、申しわけございません。
          〔「細かくなくていいですよ」と言う人あり〕
環境課長(関口正幸) 済みません。あと先ほどご質問があった別表のほうの内容なのですけれども、この議案説明資料の別表のほうの内容ですけれども、歳計現金、未収金、未払い金の決算は一式が34万7,000円ということで、経理事務、そして決算の財務書類等の作成でございます。そして公用文書の1件4,000円というのは、情報公開調査回答等連絡調整事務1件当たり4,000円というこです。そして、訴訟に関する事務といたしまして、裁判等の出張が1件当たり1万2,000円ということで、出張費であるとか弁護士の打ち合わせ、交通費等でございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) 大きく言って、要するに組合全体の歳入歳出についての全体はわかるような資料の提示をお願いしたいということと、そしてこの歳入については各市町村の分担金や国からの補助金、県からの補助金などが入ってくるわけですけれども、それを全体として幾らだったのかと。それが大体26億4,769万9,000円というふうな数、数字でしょう。これにこれが入ってきた金額で歳出が今予定されて見込みも含めて23億8,794万円というのがこれからの歳出の見込みと、それが全体ですよね。その中から国に返還するお金、そして吉見にお願いするお金というふうな形と、あとは各市町村に返すお金というふうになるわけですね。そういう形でちょっと全体がわかるような資料をぜひ提出していただきたいと、お願いしたいというふうに思います。お金については以上であります。
  もう一つ、今後の問題について、先ほど服部議員のほうからもお話が出ました。ぜひちょっと、今後についてはとりあえずは小川の衛生組合の一員としてまた引き続き小川の処理場でやっていくということになろうかというふうに思いますけれども、先ほどちょっと町長からの答弁で民間委託などという話も出ましたので、あえてちょっと言っておきたいなというふうに、質問しておきたいなというふうに思うのですけれども、これは滑川町の環境基本計画、これ去年策定されたものですけれども、地球環境に対する身近な行動の促進ということで町の取り組みとしては、滑川町地球温暖化対策実行計画に基づき省資源、省エネルギーへの取り組みを推進し、二酸化炭素など温室効果ガス排出の削減について総合的な取り組みを行っていくというふうになっているわけです。この中で特に重要なのは廃棄物処理の推進ということで、ごみの減量化を図るため生ごみの処理機などの補助制度、または一般から出る生ごみの減量化を推進するとか、さまざまな分別を引き続き行い、町民の皆さんからも協力をしてもらうというようなことで大きくこういったような流れをつくっているというふうに思います。今現在もこの世界中でこの取り組み、温室効果ガスの削減の取り組みが進められ、このままいくと本当に地球環境そのものが破壊されるというようなことも言われているわけですけれども、こういった世界的な取り組みが進められ、滑川町にとってもそういった本格的にこの温室効果ガス削減の取り組みを進めなければならない時期に来ているというふうに思います。各地区、地域でも気候非常事態宣言などが出されて、議会が決議しているというようなことも言われていますので、ぜひそういった観点からこのごみ処理の問題についても、恐らくごみの問題というのは温室効果ガスやリサイクルや、そういったようなことを絡めるとどうしても町民の皆さんの協力も得なければいけないというようなことになるだろうと思いますので、引き続きこの辺についてはやっていくというお考えなのかというふうなことを質問いたします。よろしくお願いします。
議長(上野 廣議員) 関口環境課長、お願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、阿部議員さんのご質問に答弁いたします。
  ごみの分別も含めてですが、先ほどから地球温暖化というような人間一人一人の大変大きな問題でございますので、阿部議員さんからもご指摘がありましたように、滑川町でも地球温暖化のCO2の削減のためにLED化だとかそういったことも含めて、さまざまな取り組みもしておりますし、これ町だけではなかなかあれで、先ほどもお話のあるように、町の皆さんに協力をしていただいて、ぜひともこの地球温暖化、ごみのリサイクル、そして削減等を進めていくために、そのためにぜひとも環境課のほうもその辺を皆さんのほうにご理解いただくように今後も含めてぜひ活動のほうを進めていきたいなと思っておりますので、ご理解いただけるようによろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) ぜひこの問題については、今後のごみ処理場をどうつくっていくかという計画の中でも検討していかなければならない課題だというふうに思っています。今はごみ処理場進んでいまして、何でも燃やせてしまうというようなことになっていて、だから分別が必要ないというようなこともそういったような発達というか、そういうふうにどんどん進化しているというような状況があります。しかし、何でも燃やすというのはCO2をどんどん出すということになりかねません。その辺はよく、基本的にはごみというのは出さないと、発生源をとめるというのが最良の課題だというふうに思いますので、その辺を町としても今後ともこのCO2削減、そしてごみの減量化をどう進めていくかということを基本に据えたごみ政策について進めていただきたいというふうに思います。
  以上で私の質問を終わります。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第69号 埼玉中部資源循環組合の解散及び財産処分についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。

    議案第70号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第6、議案第70号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第70号 比企広域公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び同委員会の規約変更についてを説明いたします。
  比企広域公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び同委員会の規約変更について、地方自治法第252条の7第2項の規定により、令和2年3月31日をもって比企広域公平委員会を共同設置する地方公共団体から埼玉中部資源循環組合を脱退させるとともに、比企広域公平委員会共同設置規約を別紙のとおり変更することについて議決を求めます。
                          令和元年12月3日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  提案理由につきましては、先ほど申したとおり、埼玉中部資源循環組合の解散により、共同設置の地方公共団体から脱退させるとともに、規約の改正をすることについて協議をしたいので提出するものでございます。
  お手元の新旧対照表をごらんください。改正前の第1条の下段のほうにあります埼玉中部資源循環組合、下線が引いてありますけれども、これが改正後には外れますので、改正後のような条文になりますので、よろしくお願いいたします。
  以上、比企広域公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び同委員会の規約変更についての説明となります。よろしくご審議をお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第70号 比企広域公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び同委員会の規約変更についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。

    議案第71号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第7、議案第71号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第71号 令和元年度滑川町一般会計補正予算(第4号)の議定についてを説明いたします。
  議案書の1ページをお開きください。議案第71号 令和元年度滑川町一般会計補正予算(第4号)、令和元年度滑川町一般会計補正予算(第4号)は次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ3億9,124万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ66億6,292万1,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  (継続費の補正)
  第2条 継続費の追加は、「第2表 継続費補正」による。
  (債務負担行為の補正)
  第3条 債務負担行為の追加は、「第3表 債務負担行為補正」による。
                          令和元年12月3日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  次に、5ページをお開きください。第2表の継続費補正でございます。追加としましては、款2総務費、項1総務管理費に、令和2年度までに策定を義務づけられている滑川町公共施設個別施設計画策定業務委託料として、今年度に1,300万円、令和2年度に800万円を計上しております。
  次に、6ページをごらんください。第3表の債務負担行為補正ですが、4件上げさせていただております。令和2年当初からリース契約を結びます公用車について、今年度中に契約を進めるための債務負担行為、さらにはリース期間が切れます基幹系システム、統合型GIS賃貸借事業、さらには月の輪小パソコン教室のパソコン機器等の整備事業の債務負担行為となります。
  次に、10ページをごらんください。初めに、歳入の主な内容につきまして説明申し上げます。款1町税、項1町民税の個人町民税及び法人税ともに現年課税分が納税義務者の増、個人所得の伸びにより、総額6,521万1,000円の増となり増額補正をし、項2固定資産税、目1固定資産税につきましては、土地、償却資産ともに下落が少なかったことや滞納繰り越し分の収入により3,007万9,000円の増額補正、項3軽自動車税、目1軽自動車税においても315万5,000円の増額補正となっております。
  続いて、款12分担金及び負担金、項2負担金、目2民生費負担金ですが、10月からの幼児教育無償化に伴い、保護者負担金が1,628万7,000円の減額補正となります。
  次に、11ページ、ごらんください。款14国庫支出金、項1国庫負担金、目2民生費国庫負担金として、節2障害福祉費国庫負担金として3,746万5,000円、節3児童福祉総務費国庫負担金として保育所運営費負担金に1億4,607万4,000円、障害児通所支援給付費負担金に943万4,000円、目10教育費国庫負担金、節4教育振興費国庫負担金として施設等利用給付費国庫負担金330万2,000円など、総額1億9,795万5,000円の増額補正を計上いたしました。
  また、中段にあります項2国庫補助金ですが、大きなものとしては、目2民生費国庫補助金、節3児童福祉総務費国庫補助金として子ども・子育て支援交付金448万4,000円の増額、目4農林水産業費国庫補助金、節3農地費国庫補助金、農村地域防災減災事業補助金の1,000万円の減額を含み、合計で333万9,000円の減額補正を計上いたしました。
  続いて、12ページをごらんください。款15県支出金、項1県負担金、目2民生費県負担金ですが、節2障害福祉費県負担金として障害福祉サービス介護給付費・訓練等給付費負担金1,873万2,000円、節3児童福祉総務費県負担金として保育所運営費負担金6,546万3,000円を初めとした7,053万7,000円、総額で8,940万5,000円を計上しております。
  続いて、款15県支出金、項2県補助金、目2民生費県補助金として、節3児童福祉総務費県補助金として808万8,000円を計上し、13ページになりますが、款18繰入金、項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金を5,000万円減額、款20諸収入、項6雑入、目1雑入ですが、節15雑入、14ページ説明にありますように、埼玉中部資源循環組合負担金返還金5,533万3,000円を含む6,441万2,000円を増額計上いたしました。
  次に、歳出の主な内容につきまして説明を申し上げます。16ページをごらんください。上段の款2総務費、項1総務管理費、目6企画費の節13委託料として、滑川町公共施設個別施設計画策定業務委託料1,300万円、節15工事請負費に羽尾3区内の町有地樹木伐採等工事費173万5,000円、節17公有財産購入費の土地基金返還金として240万8,000円計上いたしました。
  続いて、20ページ、上段をごらんください。款3民生費、項1社会福祉費、目3障害福祉費に障害福祉サービス介護給付費・訓練等給付費7,493万円を計上いたしました。
  21ページをごらんください。款3民生費、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費ですが、節13委託料として放課後児童対策事業委託料752万5,000円、保育所保育実施委託料として1億4,923万5,000円、節19負担金、補助及び交付金として、埼玉県地域子育て支援拠点事業費補助金593万3,000円、保育所等給食費補助金1,046万6,000円、障害児通所支援事業給付費負担金1,886万9,000円、節20扶助費にこども医療費として3,074万9,000円等、児童福祉費総額で2億3,759万6,000円の増額補正を計上いたしました。
  続いて、24ページをごらんください。款4衛生費、項1保健衛生費、目2予防費の節13委託料に予防接種委託料として370万円、25ページになりますが、節20扶助費に養育医療費として300万円を計上いたしました。中段以降の款4衛生費、項2清掃費、目2塵芥処理費の節19負担金、補助及び交付金ですが、埼玉中部資源循環組合の解散により815万7,000円の減額となりました。
  続いて、27ページをごらんください。款6農林水産業費、項1農業費、目5農地費の節13委託料のため池耐震調査業務委託料ですが、歳入額の確定により1,000万円の減額補正をしております。節17公有財産購入費につきましては、土地開発基金への返済金としてそれぞれ予算計上をしております。
  28ページをごらんください。款8土木費、項2道路橋梁費、目3道路新設改良費の節17公有財産購入費の町道用地取得費については、町道103号線、9303号線を取得した際の土地開発基金への返金となります。
  29ページをごらんください。中段の款9消防費、項1消防費、目3消防施設費の節17公有財産購入費ですが、消防滑川分署敷地の購入費として土地開発基金への返済金となっております。
  次に、30ページをごらんください。款10教育費、項2小学校費、目1学校管理費ですが、節11需用費に各小学校消耗品や修繕料として546万円を計上し、31ページ、節14使用料及び賃借料としてバス借上料やパソコン借上料として164万1,000円、節15工事請負費として月の輪小の災害復旧校舎床改修工事として217万8,000円、節17公有財産購入費として宮前小プール用地代として土地開発基金への返済金172万円、節18備品購入費として各学校の備品教材費として1,233万2,000円を計上いたしました。
  続いて、32ページ、中段の項3中学校費、目1学校管理費ですが、節18備品購入費に学校管理備品205万2,000円、目2教育振興費の節20扶助費に要保護・準要保護生徒援助費188万8,000円を含む213万2,000円を計上しました。
  続いて34ページをごらんください。項5社会教育費、目4図書館費、節15工事請負費に滑川町立図書館防水工事として607万1,000円を計上いたしました。
  最後に、35ページをごらんください。中段の款12公債費、項1公債費ですが、地方債の返済額確定により目1元金は903万5,000円の増額計上、目2利子については235万7,000円を減額計上いたしました。
  次に、款14予備費、項1予備費、目1予備費に692万5,000円を計上いたしました。
  以上が一般会計補正予算の説明となります。よろしくご審議をお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
  井上議員、お願いします。
          〔6番 井上奈保子議員登壇〕
6番(井上奈保子議員) 6番、井上です。2点ばかり質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。
  それでは、最初にこの予算書の27ページ、お願いいたします。27ページの農業費の公有財産購入費のところの親水公園用地の取得費が計上されておりますが、以前羽尾の地内で親水公園を何かつくるということをちょっと聞いたことがありますけれども、この場所について、この場所と、そしてどんな形態でどんな目的でこれをやるのか、ご説明をお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、井上議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  こちらの公有財産購入費のほうなのですけれども、こちらはちょっとご質問の趣旨と違って申しわけございません。回答のほうに関しては、以前上福田地区の土地改良区で行った、上福田で行った改良事業に伴う公園、親水公園があるのですけれども、そちらの部分の金額に対して起債というか、お金を借りていた分を返す金額でございますので、今回新たに工事をつくるというものではございません。
  以上でございます。以上、回答とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 井上議員、再質問お願いします。
6番(井上奈保子議員) そうしますと、この130万9,000円ですか、この額は新たにどこどこつくるのではなくて、今の服部課長のご説明ですと、既に上福田にできている場所、そのところに対しての返還というか、あと足りない分をこの金額で返すという、そういう用地取得費なのですか。わかりました。これ新たにここに計上されておりますので、どこかこの費用で、これだと余り広いところはできないと思いますが、どこか1カ所町民のオアシスになるような、そんなところを計画なさっているのかなというふうに思って質問させていただきました。それでは、今のことにつきましては了解いたしました。
  続きまして、よろしいですか。31ページの教育費のところ、お願いいたします。15の工事請負費、災害復旧校舎床改修工事の月の輪小学校のところでございますが、ここに工事費が計上されております。説明を最初教育長さんのほうから教育行政の中で説明をいただきまして、校舎の3階ですか、そこのところから雨が入ってきて床が浸水したということでそこを改修、そしてまたそこを塗り直す塗装ですか、研磨して塗装するという、そういうことだということをご説明いただきました。これは今回の台風19号の被害による復旧という、そういう説明もいただきましたが、以前この月の輪小学校に関しましては、多分校舎が建築して3年か4年ぐらいたってかなというふうに私記憶しておりますが、どういう、あのときも何か地震があったせいか、多分地震のときだったと思いますが、既にそのときに月の輪小学校の校舎の一部のタイルが剥がれてそこを修復するという、そういうこともありまして、予算の計上がなされたと記憶しております。今回は、この築10年ですね、この前10周年記念を行ったわけですから、そうしますと10年のうちで今回はこの校舎の3階の床が水で害を受けたという、そういうことでございますが、新しい校舎でまだ10年きりたっていないということでこれだけのもう既に被害が2回も出ているし、今回の19号の雨、この雨量と風と多分そのことで予想外の、想定外の被害ということでこれも受けたというふうに思っておりますが、この月小の校舎にこれだけの被害があったということは、ふだんの10年間のうちにいろいろな建築上の問題点とかそういうことが起こる可能性というか、これはつくって校舎を使用してみないとわからないわけでございます。恐らくこの校舎の3階のところもこれだけの雨量が、風と雨量のためにこれが発生したというふうに思いますが、それ以前につくってから点検をやっていると思いますけれども、この災害、地震とか今回の雨ですよね、風、そういうことに対してどのあたりがどういうふうになっているだろうというそういう建築したときからのことを考えてどの程度の点検をふだんから行っているかお聞きします。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、井上議員のご質問に答弁させていただきます。
  月の輪小学校の維持管理につきましては、ご存じのとおり、PFI事業という手法で建築、それから維持管理をしています。今年度いっぱい建築してから10年間ということで維持管理についてもPFI事業の中で進めさせていただいております。また、この維持管理の中で建物について、また設備等につきまして定期的に点検の業務も行っております。月の輪小学校については、その点検を行うことで予防保全、壊れる前に、傷み始めたらすぐに手をつけて建物を長寿命化、長もちさせるという手段で維持管理のほうを進めています。井上議員のご質問があったとおり、建築してから災害も含めて大きな修繕、大規模な修繕というのは、外壁のタイルの剥落と、それから今回の床の改修、この2つが建ててから10年で大きな修繕となっています。
  以上、答弁とさせていただきます。
          〔何事か言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 暫時休憩します。
          休 憩  (午後 1時38分)

          再 開  (午後 1時38分)
議長(上野 廣議員) 再開します。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、井上議員の質問に答弁を追加させていただきます。
  先ほどお話ししました外壁の剥落についてですが、こちらについては施工業者の大和リースさん、済みません、SPCですね、イー・エル・シー滑川(株)のほうで経費のほうは負担しております。追加で補足の説明をさせていただきました。
  以上です。
議長(上野 廣議員) 井上議員、再質問お願いします。
6番(井上奈保子議員) ただいまのご説明、了解いたしましたが、それでは初めの地震の被害のときのタイルにつきましては、その会社のほうで負担ということなのですか。今のご説明ですと。あれは多分大した被害ではなかったのですよね、広さがね、あのタイル、地震のときのタイルは。ちょっとそのこともう一回お願いいたします。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、井上議員の質問に答弁をさせていただきます。
  月小のタイルの剥落については、東日本大震災、こちらをきっかけにして起こったものと思われます。地震をきっかけに起こったものについては、町費で負担した部分が幾ばくかございますが、その後、それをきっかけにしてタイルの剥落が何度かその後も見られております。それについては、先ほどお話ししたとおり、イー・エル・シー滑川(株)のほうで費用負担を行った中でタイルの剥落について全て補修をしています。現在外壁のタイル部分の7割から8割ぐらい恐らく張りかえた形でおります。そのうちの大部分が、先ほどお話ししたとおり、イー・エル・シー滑川(株)の負担で補修工事、改善工事を行っております。
  以上、答弁させていただきます。
議長(上野 廣議員) 井上奈保子議員、再質問お願いします。
6番(井上奈保子議員) そうしますと、今回の月小の3階の校舎への浸水の改修、そして何かエレベーターピット内にも流入したという、そういうことですが、そうすると大変なこれ被害かなというふうに思いますが、ふだんの点検の中でPFIで手がけた手法でやって、こういうところが雨とか大雨が降ったり、それから風が吹いたりしたときの弱点というか、こういうところがちょっとキーポイントというか、そういう何か被害があると、そこに来るのだという、そんなような、今までに想定はされていなかったのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、井上議員の質問に答弁させていただきます。
  今回の台風による校舎への浸水でございますが、やはり想定外の雨量が長時間降り続いたことによる浸水かと判断しています。今まで建築以来、夏の時期とかはかなり集中豪雨のような大雨も降ったことが何度かございます。そのときもこういった状況は見られませんでした。今回については、想定外の雨量で浸水をしてしまったということではあるのですが、また今回と同じ規模の台風が来ることも当然可能性としては考えられます。想定外ということではもうなくなっていますので、今回排水が追いつかなかったこのウッドデッキの部分については、何らかの改修を加えて、同程度の台風の災害のときでもきちんとした排水ができて、浸水が起こらないように今業者さんのほうと、SPCのほうと改良の方法について検討しているところでございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 井上議員、再質問お願いします。
6番(井上奈保子議員) 先ほどの局長の答弁で定期的、そして予防保全ということでなさっているということですが、その程度はどの程度にやっていらっしゃるか、もう一回ご説明をお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、井上議員のご質問に答弁させていただきます。
  月の輪小学校の維持管理に係る点検業務ですが、建物の外観、それから設備等につきまして、目視並びに打設等を行いながら、その点検の業者さんに恐らく、済みません、記憶だと2カ月に1遍の頻度で点検のほうを実施しております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 井上議員、再質問お願いします。
6番(井上奈保子議員) ありがとうございました。今までの局長の答弁で十分わかりました。月小は築まだ10年ということで、PFI手法、本当に新しい手法でつくった校舎で、町民みんなが羨望の眼で見た建物でございますので、子供さんもすばらしい利便性のある校舎の中で授業ができるということ、本当に幸せかなというふうに思っております。そんなすばらしい校舎でございます。これからも今澄川課長がおっしゃいましたように、想定外の雨量、いろんな災害が起こる可能性がこれからはもっとふえてきております。子供さんが安心安全で授業ができるよう、これからもこの点検作業等に十分力を入れていただき、子供さんの学習が支障のないように行われますように、この校舎の点検等、これからもなお一層見回って目を配って配慮していただけたらなということをお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございませんか。
  阿部議員。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明です。幾つか質問をさせていただきたいと思います。
  まず初めに、11ページの総務費国庫補助金で社会保障・税番号制度番号・通知カード事務等交付金というふうになって75万4,000円という、いわゆるマイナンバーカードに対する補助金だというふうに思うのですけれども、この間いろいろ私も質問させていただきましたが、マイナンバーカードの普及率については大体この町でも1割程度と、全国的にも13%ぐらいというふうに聞いています。それで、この普及を促進するという前回の総務政策課長さんのお話もありました。しかし、そのマイナス面についてお聞きしたいというふうに思います。町はさまざまな個人情報を持っているわけですけれども、それが漏れるとかいろんなところに使われるとかいうようなことについて、基本的には個人情報は守らなければいけないというふうに私は思いますけれども、なぜ町、自治体はこの個人情報を守らなければいけないのかというふうな根本的な質問なのですけれども、よろしくお願いします。
議長(上野 廣議員) 大塚総務政策課長、お願いします。
          〔何事か言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 暫時休憩いたします。
          休 憩  (午後 1時49分)

          再 開  (午後 1時49分)
議長(上野 廣議員) 再開します。
  大塚総務政策課長、お願いします。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部議員さんの質問に答弁いたします。
  ちょっと突然に振られましたので、話がちょっとまとまらないかと思いますけれども、いずれにしても、個人個人のプライバシーを守るために情報が煩雑化して乱用されるようになってきてから個人情報保護法等ができて、そういったものをしっかり守っていかなければならない、本人のプライバシーを守っていかなければならないというのが15年、20年ぐらい前に最初動き出したと思いますけれども、そういった中で今やられているのかと思います。マイナンバー云々で情報が流れるのではないかとかって、そういう危惧は前々から阿部さんからも指摘はされていますけれども、私も担当職員とはその辺の議論は常にしているのですけれども、一番は最高の行政機関の中で個人情報を守っていくということで今やっていますので、そこを気にしてやっていると、やはり私たちの仕事も促進できないということになります。当然こちらにもありましたけれども、役場職員として守秘義務もありますから、それについてもしっかり守っていきたいなと、話の論点がずれるかもしれませんけれども、答弁とします。よろしくお願いします。
議長(上野 廣議員) 阿部議員。
14番(阿部弘明議員) これは平成23年の社会保障・税番号大綱というのが国がつくったわけですけれども、ここではいわゆる個人情報の有用性、要するに個人情報を今どんどん、どんどん集積されたり、インターネット上ではもう本当に自分、個人情報まさに丸裸になるような状況になっています。そこについての危険性について、国としても危険性が高まるということで、プライバシー侵害、成り済ましによる被害の危険、ひいては表現の自由といった権利の行使についても抑制的にならざるを得ないと。まさに民主主義の危機をも招くおそれがあるという意見も看過はできないというふうに国も言っています。改めて、なぜこのプライバシー権というか、要するに自分個人情報というのがなぜ個人の権利として、個人情報を守る権利というのがあるのかということについて考えてほしいなというふうに思うのです。今この問題については、全国で8つの裁判所でこのマイナンバー制度については違憲だと、憲法違反だということで争われています。いわゆるプライバシー権、自己情報コントロール権という個人の情報をみだりに第三者に収集、保存、利用、提供されない自由というようなこの権利についてはもう憲法13条で保障された幸福追求権に当たるというふうに憲法学者もおっしゃっております。その権利について、やはり私たち、保障したり、お互い守るようなことをしなければいけないし、また最先端の情報を得ている地方自治体はそういった役割が非常に大きく求められているというふうに思うのです。
  今皆さんもご存じだと思いますけれども、この情報社会というか、さまざまな情報が集積をされて、本当に一人一人の、この人の趣味は何で何が好きで何が嫌いで、どういう思想を持っていて、どういう行動をするかとか、どういう買い物をするかとかというなのが、本当に丸裸になっているような状況があるのです。ここに今政府はこれに加えて、自治体が持っている情報をつけ加えるということを考えているというふうに思います。その最たるものが税金の所得だとか、そういったような関する問題や、行く行くは健康の問題にまで、診察券もそれにしてしまおうというような話ですから、そういったようなことまで踏み込んでしまうと。まさに全ての情報がどこかに集積されてそれが利用されかねないという危険が非常に高くなっているという、こういった情報社会なのだということを考えていかなければいけないというふうに思います。そういったようなことで、改めてこの問題についてぜひ今、先日大塚課長さんのほうからは、公務員または地方公務員が率先してそれの取得について推進するというような趣旨のお話がありました。しかし、公務員、地方公務員も同様に人権を持っており、プライバシー権を侵害してはならないというふうに考えるわけであります。ですから、そういったようなことを国が推進するから、その最先端で頑張るのだというようなことではなくて、逆にこのプライバシー権というのは地方自治体職員が最も守らなければならない、そういう権利だということを自覚をしていただきたいし、ぜひ職員の皆さんにもそういった趣旨で、そういったそもそもの自治体職員としてのあり方についても伝えていただきたいなというふうに思います。いかがでしょうか。
議長(上野 廣議員) 大塚総務政策課長、お願いします。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部議員さんの質問に答弁いたします。
  やはり前もってのお話がない中での答弁でございますので、間違いがあったらまた指摘していただければと思います。るる今説明がありましたけれども、私個人はそのように感じておりません。今のプライバシー云々という話とこのマイナンバーカードをくっつけて話をしていくと、話がややこしくなっていくのではないかなと私は思っています。今回公務員のほうに国から、地方公務員から率先してやれ、やれとは言っていませんね、やってほしいという依頼が来ております、実際ね、正直な話。それは、私は国から言われたことを全て正直にやるとは言いませんけれども、私たちは1つの決まりの中で仕事をしているわけです。その決まりをやはり推進するのは公務員の役目だと思っています。交通法規を率先して守るのも、交通法規をしっかり守って自動車運転をして町民の見本になるのも公務員の役目だと思っています。それと同じように、今マイナンバーカードを推進しなかったらいろんなことが進んでいかない状況に置かれているわけです。そういったものを国がどうやって進めようかということで、いろんな手法を使って進めているわけです。そういう中でやはり公務員として町民の見本となるようにということでやるのかなと思います。これはちょっと記憶が定かではないのですけれども、半年以上前、どういった内容の文書かわかりませんでしたけれども、今後は公務員を最初にお願いしたいと。それから、地方公務員が窓口でお客さんが来たときにマイナンバーのカードについて丁寧に説明してください。それはマイナンバーカードを発行する課でなくて、建設課であろうが、環境課であろうが、そこに来たお客さんにマイナンバーカードを取得していますかということで、そういった内容から丁寧に説明してくれと。それが国が進める推進方法だということでやってきています。
  今回役場職員にそういったことをお願いしたというのは、それだけでなくて、来年の3月までに、現在、先ほど言われたとおり、滑川町はまだ10%を超えたぐらいですか、11%ぐらいなのですか、これを20%までに引き上げてほしい依頼も来ています。そうなると、先ほど言ったとおりに公務員を優先化させていったときに、町民課長の試算だと滑川町内に扶養者を含めて二千何百人いるそうです。その方のマイナンバーカード申請がもし役場に集中して来たときに果たして対応できるのかという議論もあるわけです。ですから、なるべく役場の職員とすれば現場の町民福祉課の職員の作業能率を下げないように皆さんである一定期間にまとまってやりましょうということであって、別に国がやれと言ったからやっているわけではなくて、あくまでも中の職務遂行の上でやっているだけの話でございます。ですから、それは別に国から強制されたわけでもありませんし、たださっきから言っているように、やはり私たちは町民の見本にならなければいけない部分もあるわけです。ですから、役場の職員がマイナンバーカードを申請していなくて町民の方にしてくれというのは、これはちょっとお門違いかなという話もありますので、役場がまず率先してやりましょうということで進めております。
  以上です。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) プライバシー権の問題と、このマイナンバー制度の問題は切り離せないというふうに思います。これを分けて考えられれば、全く問題ないのです。要するにプライバシー権は侵害されないと、このマイナンバー制度によって。それができる、この間のさまざまな事故や、きょうのニュースでもありましたけれども、神奈川県の税情報の入ったハードディスクがどこかに流れていたというようなことが起こり得るわけなのですね、集積していると。それはもうこの間の年金の問題もそうですし、とにかくさまざまな事故、または漏えいなどが起きていることを考えると、決してこれを分けられるかというふうに思うのです。それは分けたい気持ちはわかりますけれども、しかしそういったようなことにはならないと、今の情報社会の中では。ですから、この問題について前々から警告をし、町民はなぜまだ10%ちょっとの取得なのかというのを考えれば、ほとんど使う必要のないカードだからです。それを無理やり使わせようとして今政府はこれにさまざまなひもつけをやって、これを有用性を持たせようとしているわけなのです。そんなものを町が率先して進めなければいけないということには絶対ならないというふうに思います。ぜひこの辺について、どちらにしても、大塚課長さんは交通法規のことについて言いましたけれども、法律は守らなければいけませんけれども、これはマイナンバーカードを取得しなければいけない法律はないのです。だから、任意だというふうになっていて、だからまだ10%なのです。これを法律化してしまったら本当に大変なことになるなというふうに思います。そういったようなことを考えると、決して強制もできないし、職員に対してもそういったようなことをきちんと周知をしていったほうがいいのではないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
議長(上野 廣議員) 大塚総務政策課長、お願いします。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部議員さんの質問に答弁いたします。
  今ここで話をしても平行線になってしまいますけれども、私は推進する側の職員でございますので、これは何をどう言われてもそこを推進していくのが私の職務でございますので、そこは相入れないものでございますので、ご理解をしていただきたいと思います。
  10%の取得しかないというのは、阿部さんの言われたとおりだと、私もそう思います。ですから、国はいろんなものに使えるようにということでプレミアをつけて今始めているのだと思います。そういうことでそれがまた最終的には情報漏れ云々にならないようにそういったセキュリティーの部分についてもしっかり私は進めていただているのかなと思っていますし、そういったことについても職員とも議論をしながらこの場に立っておりますので、よろしくお願いします。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) 立場はよくわかりますが、よろしくお願いいたします。
  続いて、歳入のほうで……
議長(上野 廣議員) ページ。
14番(阿部弘明議員) 10ページですけれども、民生費のところで保育所の児童の保育料のマイナスが出ているのですけれども、これについての国からの歳入というのはどこかに入っているのですか。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問にご答弁をさせていただきます。
  国からの歳入の関係というご質問でございました。お手元の予算書11ページ、上段のほうにございますけれども、国庫負担金の中の児童福祉総務費国庫負担金、保育所運営費負担金、こちらのほうに国のほうの予算のほうは計上してございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) わかりました。ありがとうございます。
  あと、同じページの農村地域防災減災事業補助金が1,000万円の減になっている、この理由について教えてもらいたいのですが。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、阿部議員さんの質問に答弁させていただきます。
  こちらの1,000万円なのですけれども、当初1億2,100万円という形で計上してございました。そして1億1,000万円の国庫補助の金額が確定しましたので、1,000万円金額を減額させていただいた次第でございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) 新聞報道でため池の耐震化の調査についての、いわゆる地方自治体から上がってきたため池の調査箇所が、調査ため池が4,000カ所ぐらいが基準以上であり、調査必要ないというふうになって、かなりの金額がマイナスになっているというふうに聞いたのです。そこはそれではないよね。それではない。わかりました。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、阿部議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  今回の金額のほうに関しては、当初見積もった金額がございます。そちらの金額が、私ども今回50ほどあるのですけれども、その中のことしの金額として28カ所を想定してございました。そちらの金額に合わせて国庫補助のほうが減額となったことでこちらのほうの1,000万円減額ということですので、そちらのご質問のとおりとはならないのですけれども、よろしくお願いいたします。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) 最後に、この補正予算の中ではよくわからないのですが、施設管理のところになるのだろうというふうに思うのですけれども、ちょっと前も質問させていただいたことあるのですけれども、庁舎や学校施設などさまざまな施設の除草剤についてお聞きしたことあるのですけれども、今世界的にはもうこれは発がん性があり、だめなのではないのというふうに言われている除草剤、いわゆるラウンドアップなどが使われているということで、多分この庁舎でも使われているのではないかなというふうに思います。そこの規制というか、現状と、そしてそれをこのまま使い続けるのかどうか、非常に心配なのです。基本的には公的施設ですから、その施設の除草剤が発がん性物質が含まれているとなると、やはり住民の危惧も大きくなるのではないかなというふうに思うのですが、その辺について、ちょっと突然なのですけれども、教えていただきたいと思います。
議長(上野 廣議員) 大塚総務政策課長、お願いします。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部議員さんの質問に答弁いたします。
  以前環境課のほうで除草剤の関係の答弁をしたかと思います。町でも実際庁舎の周りに花等を植えていますので、業者によって除草剤をまいております。実際まいたときには看板を上げてそういったことは町民に教えております。ただ、それが発がん性物質云々となりますと、ちょっと私どもの手元はわかりませんので、今後業者のほうにその薬等を一回精査させまして、できる限りそういうことを排除していきたいなと今後考えますので、よろしくご理解お願いします。
議長(上野 廣議員) ただいまの発言は議題外となっておりますので、今後はご注意ください。
14番(阿部弘明議員) 失礼いたしました。
  これで質問を終わります。ありがとうございました。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
  それでは、休憩の後にしてください。
  暫時休憩します。再開は2時25分です。
          休 憩  (午後 2時12分)

          再 開  (午後 2時25分)
議長(上野 廣議員) 再開します。
  それでは、質疑ありませんか。
  上野葉月議員、お願いします。
          〔5番 上野葉月議員登壇〕
5番(上野葉月議員) 5番、上野葉月です。
  21ページの上から3行目、保育所保育実施委託料1億4,923万5,000円についてお伺いします。10月に、国のほうの政策で幼児教育無償化が実施されて、基本3歳児以上の幼稚園の費用は無料、そして、ゼロ、1、2歳児については、住民税非課税世帯についてが無償という形での無償化が始まりました。報道であったのですけれども、開始1カ月にして国のほうで準備していた予算額をオーバーして、追加の予算が必要となったという報道もありました。今回補正予算として金額が上がっているのですけれども、まず保育園のほうについて、この金額が出てきた経緯と内容についてお伺いします。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、上野葉月議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  今回保育の委託料として、こちらの金額のほうが掲載された経過、理由というお話でございました。こちらにつきましては、町としては国の所定どおり補助金の交付請求というのを国のほうに上げております。その結果、国から交付決定としておりてきたものの金額をこちらのほうに掲載させていただいているという内容です。
  なお、それだけでなくて、今現在保育園のほうでお預かりしております児童数、こちらのほうも精査して、あわせて計上ということになっておりますので、ご了解いただければと存じます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 上野葉月議員、再質問お願いします。
5番(上野葉月議員) 10月からの幼児教育無償化によって全体的な保育園の利用児童数や、それからそれにかかる費用というのはふえたのでしょうか、減ったのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、上野葉月議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  10月からの無償化に伴って保育園の児童数等、ふえたか減ったかというご質問の内容でございます。こちらについては無償化によってふえた、減ったということはございません。通常のとおり転出等で保育園を退園される場合については減少になりますし、その場合については保留で名簿のほうに残っております児童のほうがそこの保育園のほうに入所するといったような形でとっておりますので、直接無償化に関係するといった事例はございませんので、ご了解いただければと存じます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 上野葉月議員、再質問お願いします。
5番(上野葉月議員) 費用のほうはいかがでしょうか。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、上野葉月議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  費用に関してなのですけれども、報道等で一部お耳に入っているかと思うのですけれども、保育の無償化によって保育所の保育料のほうを値上げをしているというのが何度か一般的なテレビ等の報道でされております。ただ、町内の保育所においては、そういった事例のほうは聞こえてございませんので、従来どおりの保育料で保育のほうを進めております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 上野葉月議員、再質問お願いします。
5番(上野葉月議員) 保育園が設定している料金が上がったか、下がったかということもそうなのですけれども、どの園も金額は据え置きということで承知いたしました。
  それから、制度が変わって料金体系などもきっと変わっているのだと思うのですけれども、その辺の料金体系が変わったり、保育の中では今まで給食費が含まれていたものが別建てになったとか、そういう制度変更もあると思うのですけれども、そういうようないろいろな変更を含めた上で10月の幼児教育無償化前と無償化後で町が保育園にかける経費としての増減があったかどうかをお聞きします。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、上野葉月議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  無償化の導入によって、町と保育園とのお金のやりとりの関係で大きく変わったところの関係でございますけれども、上野葉月議員おっしゃるとおり一番大きく変わったところは給食費でございます。ご承知のとおり無償化前は、保育園につきましては、国から交付されます公定価格の中に給食の副食費分、いわゆるおかず類なのですけれども、こちらを含めて国のほうから交付がされておりました。ただ、無償化によって、今回この副食費を保護者徴収ということで従来の公定価格から外に出すという方式に変わっております。幼稚園方式なわけなのですけれども、それと統一するような様式のほうに変更になっております。この関係で町の給食費、保育園分ですけれども、どうしようかということで取り扱いに関しまして健康福祉課と、あと教育委員会と、あと財政担当含めまして協議の場を何度か設けました。その結果なのですけれども、保育園の給食費につきましては副食費として従来支給されておりました4,500円、こちらを上限として各園のほうに支出をするという方針で決定いたしました。これに関してなのですけれども、そうしますと主食費といって、ご飯類ですけれども、これについては、町のほうからは4,500円を超える部分については支出はできませんので、各保育園のほうで4,500円を上限に副食費、主食費まとめていただければ、その中でおさまりますけれども、それを超える分につきましては、各園保護者のほうから徴収していただくというような形に変わりましたので、報告をさせていただきます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 上野葉月議員、再質問お願いします。
5番(上野葉月議員) 給食費の取り扱いについては承知しました。ここで補正予算が組まれているということは、質問の繰り返しになるのですけれども、無償化によって保育費のいろいろな制度改変含めた上で、町が保育に対して支出するお金の総額としては上がったと捉えてよろしいのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、上野葉月議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  町の保育委託料としてお支払いをする総額については、昨年度から比べますと増額しております。この理由につきましては、本年4月1日よりよつば保育園さんが開園しておりますので、そちらに通われている児童生徒分については新たに増額になっております。ただ、園児1人当たりにつきましては、詳しくは精査しておりませんけれども、従来とほぼ同様の金額ではないかというふうに推察をしております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 上野葉月議員、再質問お願いします。
5番(上野葉月議員) 承知いたしました。ありがとうございます。
  それから、今回同じく10月の幼児教育無償化によって影響を受けるのが幼稚園のほうであると思うのですけれども、次に30ページの私学助成幼稚園等施設等利用給付に当たるのかと思うのですけれども、この額のところで、やはり10月から始まった幼児教育無償化に伴う変化、あるいは増額によるものなのか、それともまた別の理由がある金額なのか教えてください。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、上野議員のご質問に答弁させていただきます。
  私学助成幼稚園等施設等利用給付費負担金でございますが、こちらは上野議員がおっしゃるとおり10月からの幼児教育無償化により増額になった費用負担でございます。これは私立幼稚園に就園している子供たちが教育標準時間を過ぎた預かり保育、この預かり保育に係る保育料分について、幼児教育無償化に伴い町が負担する金額となったものです。
  なお、幼児教育無償化に係るこの74万6,000円ですが、国庫負担金、それから子ども・子育て支援交付金の充当財源がございます。10分の10の形になって無償化が実現されています。町として歳出する額はふえてはいますが、ふえた分については財源がある、歳入があるという形になってございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 上野葉月議員、再質問お願いします。
5番(上野葉月議員) 承知いたしました。
  質問は以上です。ありがとうございます。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございませんか。
  吉野議員、お願いします。
          〔13番 吉野正浩議員登壇〕
13番(吉野正浩議員) 13番、吉野正浩です。議長からお許しをいただきましたので、2点ほど質問させていただきます。
  ページでいいますと24ページです。目予防費のうちの報償費、自殺対策講座の講師謝礼が5万円の減額補正されていますが、どういった理由かお聞かせください。
議長(上野 廣議員) 會澤健康づくり課長、お願いします。
          〔健康づくり課長 會澤孝之登壇〕
健康づくり課長(會澤孝之) 健康づくり課長、吉野議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  今おっしゃられた自殺対策講座講師謝礼についてですが、今回講座のほうをなくしたという意味合いではなくて、講座を行うのですが、来ていただく先生のお支払いの方法が変わりまして、5万円ではなくて費用弁償のほうに5,000円という金額が載っていると思うのですけれども、こちらとの入れかえとなります。費用の払い方が変わったということでご理解いただきたいと思います。
  以上です。
議長(上野 廣議員) 吉野議員、再質問お願いします。
13番(吉野正浩議員) 了解しました。私、自殺対策の少し後退かなというものをちょっと心配して質問したわけですけれども、やっぱり自殺者は、私が覚えているのに昔は1年間に3万人ぐらい亡くなっておりまして、国が、これは個人的な問題ではなくて社会的背景があるということで国のほうが法律も制定しまして推進したところ、今2万人台まで下がってきたということです。自殺は私も身近で経験しておりますけれども、身内や身の回りの人や家族、同僚、同級生、非常に大きな影響を与えるものが自殺でございます。ぜひ、非常に地道な事業だと思いますけれども、自殺対策につきまして一生懸命、地道であると思いますけれども、推進していっていただきたいと思います。
  もう一点です。農業振興費の……
議長(上野 廣議員) ページを言ってください。
13番(吉野正浩議員) 済みません、26ページです。農業振興費の賃金です。有害鳥獣捕獲作業員賃金が増額1万4,000円されています。どのようなことなのか教えていただきたいと思います。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、吉野議員さんの質問に答弁させていただきます。
  今回1万4,000円という形で計上させていただきましたが、賃金のほうの改定がございました。最低賃金が改定しましたので、そちらのほうの金額の改定でございますので、よろしくお願いいたします。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員、再質問をお願いします。
13番(吉野正浩議員) 増額補正につきましてはわかりました。関連しまして、私こういった有害鳥獣捕獲作業関係の概要がよくわかっていないのです、実は。滑川町でも水房なんかも来てくれている方が多いのですけれども、ほかに従事者とか、そういう方もいて、どのように滑川町の鳥獣捕獲作業がされているのか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、吉野議員さんの質問に答弁させていただきます。
  基本的には1週間、一月という単位になってしまうのですけれども、その中で、およそなのですが、1週間に2度ほど有害鳥獣捕獲員さんのほうが活動させていただいております。そして、猟友会のほう、こちらのほうなのですけれども、例えば大型害獣ですけれども、イノシシ等が発見された場合、それを駆除しなければいけない段階に関しては猟友会の方にお願いしまして対応させていただくというような形の対応でございます。基本的には、その2段構えで駆除のほうを行っておりますので、よろしくお願いいたします。
          〔「従事者は2名ぐらいいるのですか」と言う人あり〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 申しわけございません。
  従事者の1週間に2度のほうに関しては、お二人でございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員、再質問お願いします。
13番(吉野正浩議員) 大変申しわけありません。私の認識がというか、よくわからない点なのですけれども、この鳥獣関係の作業員というのは町が委嘱した方がやっていると思うのです。あと、従事者というのが基本計画の中で現在70人いて、今後1年間に何十人ずつふやしていきますよと、講習も含めてそういう人を広めていきますよというのをちょっと見たのですけれども、その従事者と捕獲員のあれはどういう形。人数は、今捕獲員は2名ですよね。従事者は何名ぐらいいて、どのようなお願いをしているのか聞きたいのですけれども。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、ご答弁お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、吉野議員さんの質問に答弁させていただきます。
  今回こちらのほうの作業のほう2つあるのですけれども、先ほどお話しした点がございます。そして、有害鳥獣の関係では先ほどの猟友会の方にお願いしている部分、そして環境課のほうが所管する部分になってしまうのですけれども、そちらのほうで毎年複数名、約10名ほどなのですけれども、そちらのほうのくくりわな等、わな等の関係の方がいらっしゃいます。そちらの方は猟友会ではなくても任意で、例えばアライグマ等のわな捕獲、こちらのほうをしたいよという方がいらっしゃった場合に講習を受けて、そしてわなのくくりができるというような作業の形になりますけれども、その2形態、2形態というよりも私ども先ほどお話ししたのがありますので3形態になりますが、よろしくお願いいたします。
  そして、人数のほうなのですけれども、済みません、私のほうは定かでないのですけれども、50名から60名ぐらいだったと思うのですが、いらっしゃるというようなふうに聞いております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員、再質問お願いします。
13番(吉野正浩議員) もうちょっと教えてください。従事者報酬というのが46万円計上されているのですけれども、五、六十名いるという話なのですけれども、この従事者報酬というのは、従事者自体がどういうふうに従事者と言っているのか、ちょっとその辺も、私たちの大字にも従事者している方がいるのですけれども、誰が従事者という形で町のほうで認識しているのかも含めてお聞かせ願いたいのですけれども。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
  暫時休憩します。
          休 憩  (午後 2時46分)

          再 開  (午後 2時46分)
議長(上野 廣議員) 再開します。
  産業振興課、服部課長お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、吉野議員さんの答弁をさせていただきます。
  先ほどお話しの40万円の金額ですけれども、そちらに関しては春夏行っている有害鳥獣の捕獲のときに行っている猟友会にお支払いする金額でございます。そして、先ほどのお話の地元の方、こちらに関しては基本的にはボランティアという形になって、自分の農地の捕獲をするためだけというふうになっておりますので、賃金は発生しておりません。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員、再質問お願いします。
13番(吉野正浩議員) わかりました。鳥獣関係につきましては、先日ニュースで、富士見市でイノシシが出没しましたけれども、ちょっと聞くと中尾の辺でも随分ウリ坊がいるとか、やっぱり発生源というか、そういうところで頑張っていかないと、この前もうちの脇を行って、月の輪で捕獲されて大きな問題になりましたけれども、移動距離が相当イノシシも広くなってきておりますので、鳥獣の捕獲につきましては、発生源と言ってはなんなのですけれども、発生しているみたいですから、滑川町のほうも、一生懸命捕獲のほうをお願いしたいと思います。
  以上です。
議長(上野 廣議員) ご苦労さまでした。
  ほかに質疑ございますか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第71号 令和元年度滑川町一般会計補正予算(第4号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員でございます。
  よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。

    議案第72号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第8、議案第72号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  岩附町民保険課長に提出議案の説明を求めます。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、議案第72号 令和元年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の議定についてをご説明申し上げます。
  最初に1ページ目をお開きいただきたいと存じます。議案第72号 令和元年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、令和元年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
                          令和元年12月3日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  今回の補正につきましては、予算額に対しまして本年度の執行見込みで不足が生じるものに、それぞれ増額補正をして対応を図るものでございます。
  なお、今回の補正は、歳入歳出予算の総額に変更はございません。
  歳入はございませんので、歳出につきましてご説明を申し上げます。
  6ページ目をお開きいただきたいと存じます。初めに、款6保健事業費、項1保健事業費、目1保健衛生普及費でございますが、74万円を増額補正いたしまして、計583万6,000円とするものでございます。理由といたしましては、人間ドックの受診者がここのところふえてきております。その増加によりまして、受診者への補助金に不足が見込まれるためでございます。
  次に、款9諸支出金、項1償還金及び還付加算金、目1一般被保険者保険税還付金でございますが、100万円を増額補正し、計250万円とするものでございます。こちらは、国保一般被保険者がさかのぼって資格を喪失したときに生じる保険税の還付金に不足が生じるおそれがあるためでございます。
  続いて、款10予備費、項1予備費、目1予備費でございますが、174万円を減額補正し、計9,149万1,000円とするものでございます。内容といたしましては、これまでご説明申し上げました歳出予算の補正の人間ドック補助金、そして一般被保険者保険税還付金の合算額を予備費から充当をさせていただきます。
  説明は以上でございますけれども、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第72号 令和元年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。

    議案第73号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第9、議案第73号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  関口環境課長に提出議案の説明を求めます。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、議案第73号 令和元年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第3号)の議定についてご説明いたします。
  1ページをお開きください。令和元年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ101万8,000円を追加し、歳入歳出それぞれ3億7,839万3,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
                          令和元年12月3日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  次に、6ページをお開きください。初めに、歳入についてご説明申し上げます。
  款7諸収入、項4雑入、目1雑入ですが、101万8,000円を増額補正し、計102万円といたしました。消費税還付金によるものでございます。
  次に、7ページをお開きください。歳出についてご説明申し上げます。
  款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費ですが、17万4,000円を増額補正し、計3,262万円といたしました。内訳といたしましては、節3職員手当等、勤勉手当について2万6,000円を増額補正いたしました。これは人事院勧告による昇給によるものでございます。
  次に、節4共済費、市町村職員共済組合負担金14万8,000円を増額いたしました。こちらも人事院勧告による昇給管理によるものでございます。
  款5予備費、項1予備費、目1予備費ですが、84万4,000円を増額補正し、計1,062万6,000円といたしました。
  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結いたします。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第73号 令和元年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第3号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。

    議案第74号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第10、議案第74号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  関口環境課長に提出議案の説明を求めます。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、議案第74号 令和元年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)の議定についてご説明いたします。
  1ページをお開きください。令和元年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
                          令和元年12月3日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  次に、4ページをお開きください。歳入については1億287万7,000円で、補正はございません。
  次に、6ページをお開きお願いいたします。歳出についてご説明いたします。
  款1施設費、項1施設管理費、目1維持管理費ですが、380万円を増額補正し、計4,451万1,000円といたしました。増額の内容は台風19号による浸水被害を受けた伊古・広瀬地区農業集落排水施設の非常用エンジンポンプ及び制御盤の修繕353万1,000円、和泉ナンバー6中継ポンプ槽の修繕26万9,000円などでございます。
  次に、款2農業集落排水事業、項1農業集落排水事業費、目1総務費ですが、9万円を増額補正し、674万6,000円といたしました。増額の内容は、節2給料、一般職給料については1万1,000円を増額補正いたしました。これは、人事院勧告によるものでございます。
  次に、節3職員手当等、地域手当、期末手当、勤勉手当ですが、2万2,000円を増額いたしました。こちらも人事院勧告による昇給によるものでございます。また、節4共済費、市町村職員共済組合負担金5万5,000円増額いたしました。こちらも人事院勧告による昇給によるものでございます。また、節19負担金、補助及び交付金、退職手当組合負担金2,000円を増額いたしました。こちらも人事院勧告による昇給に関連したものでございます。
  次に、款5予備費、項1予備費、目1予備費ですが、389万円を減額補正し、計52万9,000円といたしました。
  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
  吉野議員、お願いします。
          〔13番 吉野正浩議員登壇〕
13番(吉野正浩議員) 13番、吉野正浩です。議長のお許しを得ましたので、1点だけ質問させていただきたいと思います。
  この農業集落排水は、まず、大変恐縮なのですけれども、場所は鈴木自動車の脇でよろしいでしょうか。
議長(上野 廣議員) 関口環境課長、お願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、吉野議員のご質問に答弁いたします。
  そのとおりでございます。鈴木自動車の脇にある農業集落排水でございます。
議長(上野 廣議員) 吉野議員、再質問お願いします。
13番(吉野正浩議員) 先日、総務経済建設常任委員会のほうでここの浄水施設を視察させていただいたのですが、滑川河川がすぐ脇にありまして、構造上見たら、越水したらすぐ地下のほうへ入っていくような設計になっておりまして、そういう中での補正なのですけれども、やはり想定外を想定した改修をしていかないと、この380万円をかけても、あの規模の台風が来ると、またこれが修繕となると、やはり町としても同じ繰り返しというのは非常にまずいということになりかねません。そういった意味で今回想定外を想定したような、ちゃんと修繕というのは考えているかどうかお聞きしたいと思います。
議長(上野 廣議員) 関口環境課長、お願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、吉野議員の質問に答弁いたしたいと思います。
  今回の台風19号につきましては、先ほどもお話ししたとおり、本当に想定外ということでございましたけれども、今後は特別対策としましては、大雨、台風、そういうようなときには、もちろん今回は非常用のエンジンポンプも修繕いたしますけれども、あわせて今そっちのメンテナンスを行っている業者等にも話して、また別のポンプ等も入れて、すぐ排出ができるように、今回の浸水をいたしましても非常用ポンプ、配電盤のほうが故障はしたのですけれども、全体的な機能というのは時間がたって水が引いた段階では動いておりますので、機能的には特に問題なかったのですけれども、今後はそういったこともぜひ、本当に100年に1度、何年に1度というのはこれから毎年来るということも考えられますので、その辺も含めて同じことを繰り返さないようにやっていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 吉野議員。
13番(吉野正浩議員) 了解しました。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第74号 令和元年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手をお願いします。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。

    議案第75号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第11、議案第75号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  関口環境課長に提出議案の説明を求めます。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、議案第75号 令和元年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)の議定についてご説明いたします。
  1ページをお開きください。令和元年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
                          令和元年12月3日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  次に、4ページをお開きください。歳入につきましては6,265万1,000円で、補正はございません。
  次に、6ページをお開きください。歳出についてご説明いたします。
  款2施設管理費、項1施設管理費、目1浄化槽管理費ですが、9万4,000円を増額補正し、1,426万2,000円といたしました。内訳といたしましては、節2給料、一般職給料については1万8,000円を増額補正いたしました。これは人事院勧告による昇給でございます。次に、節3職員手当等、地域手当、期末手当、勤勉手当ですが、1万9,000円を増額いたしました。こちらも人事院勧告による昇給によるものでございます。また、節4の共済費、市町村職員共済組合負担金5万5,000円増額いたしました。こちらも人事院勧告による昇給によるものでございます。また、節19負担金、補助及び交付金、退職手当組合負担金2,000円を増額いたしました。
  次の款6予備費、項1予備費、目1予備費ですが、9万4,000円を減額補正し、計972万3,000円とさせていただきました。
  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第75号 令和元年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。

    議案第76号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第12、議案第76号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  武井水道課長に提出議案の説明を求めます。
          〔水道課長 武井宏見登壇〕
水道課長(武井宏見) 水道課長、議案第76号 令和元年度滑川町水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。
  今回の補正は収益的収支の事業費の増額及び資本的収支の建設改良費の減額が主なものとなっております。
  補正予算書の1ページをお開きください。令和元年度滑川町水道事業会計補正予算(第3号)。
  第1条 令和元年度滑川町水道事業会計の補正予算(第3号)は、次に定めるとおりとする。
  第2条 令和元年度滑川町水道事業会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正する。
  以下、科目、既決予定額、補正予定額、計の順で朗読させていただきます。
  支出、第1款事業費3億7,595万7,000円、128万7,000円、3億7,724万4,000円。
  第1項営業費用3億6,005万7,000円、128万7,000円、3億6,134万4,000円。
  第3条 予算第4条に定めた資本的支出の予定額を次のとおり補正する。
  同じく、以下、科目、既決予定額、補正予定額、計の順で朗読します。
  支出、第1款資本的支出1億1,592万4,000円、マイナス195万円、1億1,397万4,000円。
  第1項建設改良費7,569万2,000円、マイナス195万円、7,374万2,000円。
                          令和元年12月3日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  それでは、補正額の内容についてご説明させていただきます。最後のページになります。10ページのほうをお開きください。令和元年度滑川町水道事業会計補正予算(第3号)事項別明細書、こちらは収益的支出でございます。
  款1事業費、項1営業費用、目2配水及給水費、節5賃借料、補正予定額は6万6,000円です。統合GISシステム賃借料及びパソコン賃借料の消費税改定分となります。同じく節6修繕費、補正予定額は105万円の増です。こちらは当初見込みよりも今年度は漏水修理が多く、今年度中に不足するおそれがあるため補正させていただければと思います。
  次に、目3業務費、節5委託料、節6手数料、補正予定額は13万7,000円の増でございます。こちらは口座振替の手数料等が加入者の増加等により現予算で不足する見込みとなったため補正させていただければと思います。
  次に、目4総係費、補正予定額は合計で3万3,000円の増です。説明欄にございます節2給料、節3手当、こちらにつきましては人事院勧告に伴う給料改定による増額でございます。節14委託料、節16賃借料の会計システム保守料、それから賃借料につきましては消費税の改定分でございます。これの補正により収益的支出の補正額の合計は128万7,000円の増額となり、事業費全体の既決予定額が3億7,595万7,000円に対し、補正後の事業費全体の補正額は3億7,724万4,000円となります。
  次に、おめくりいただきまして11ページをごらんください。資本的支出の補正の内容についてご説明させていただきます。
  支出、款1資本的支出、項1建設改良費、目1配水設備拡張費、節2工事請負費、補正予定額はマイナス195万円です。右端の説明欄をごらんください。町道108号線配水管布設工事については314万円の増額、また以下2件の舗装本復旧工事につきましては、入札等により当初見込みより安価で契約することができ、かつ10月の消費税改定前に完成、支払いまでが完了した事業費につきまして減額させていただければと思います。これによりまして、資本的支出全体の既決予定額が1億1,592万4,000円に対し、補正後の総額は1億1,397万4,000円と、マイナス195万円となります。
  次に、お戻りいただきまして6ページをごらんください。令和元年度滑川町水道事業予定貸借対照表をごらんいただければと思います。今回の補正に伴います貸借対照表の変更点についてのみご説明させていただきます。
  まず資産の部、おめくりいただきまして7ページの中段になります。大きな2、流動資産(1)現金預金、こちら9月の決算及び補正後の金額につきましては9億5,530万3,843円でございましたが、先ほどの収益的収支の補正予定額でご説明しました128万7,000円をこちらから差し引く形になります。9億5,401万6,843円となります。これにより一番下の二重下線の部分のところでございますが、資産合計が30億884万5,063円となります。
  次の8ページからは負債の部になりますが、おめくりいただきまして変更のあった9ページをごらんください。中段からの資本の部、大きな7です。剰余金、(2)利益剰余金(積立金等)のハ、当年度未処分利益剰余金、こちらは9月決算及び補正後には2億3,558万9,456円でございましたが、こちらも先ほどと同様、収益的収支の補正額128万7,000円を差し引きますと2億3,430万2,456円となります。そういたしますと、このすぐ下の利益剰余金の合計が8億9,402万4,306円となります。これによりまして、このページの一番下の行、また二重下線の部分になりますが、こちらの負債資本合計が30億884万5,063円となります。この額は先ほどの7ページの下段の二重下線の部分、資産合計の30億884万5,063円と同額となりますので、資産合計、負債合計が一致します。これにより貸借対照となっていることがわかるかと思います。
  以上で説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明は終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第76号 令和元年度滑川町水道事業会計補正予算(第3号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。

    発議第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第13、発議第1号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  瀬上邦久議員に提出議案の説明を求めます。
          〔1番 瀬上邦久議員登壇〕
1番(瀬上邦久議員) 1番、瀬上邦久です。議長の命によりまして、発議第1号につき提案理由及び内容説明を申し上げます。
                               令和元年12月3日
  滑川町議会議長 上野 廣 様
                       提出者 滑川町議会議員 瀬上邦久
                       賛成者  同   上  宮島一夫
                       賛成者  同   上  松本幾雄
                       賛成者  同   上  服部幸雄
  滑川町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
  地方自治法第112条及び滑川町議会会議規則第14条第2項の規定により提出いたします。
  提案理由を申し上げます。
  令和元年8月7日付の人事院勧告の趣旨を踏まえ、滑川町議会議員の期末手当を改定するため、滑川町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を制定いたしたく、本案を提出するものでございます。
  次に、内容説明を申し上げます。
  本年度の人事院勧告において、期末手当等につきましては0.05月分引き上げる勧告がありました。お手元の新旧対照表をごらん願います。まず、第1条では、右側の改正前の期末手当を年間0.05カ月引き上げるものですが、6月につきましては既に支給済みでございます。12月の支給分に0.05カ月分を加算し、100分の222.5を100分の227.5に改正し、支給するための条例改正であります。
  第2条関係では、6月及び12月の支給額を平準化することから、ともに100分の225を乗じた額を支給するという条例改正になります。
  以上で説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いをいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
  阿部議員。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部弘明です。ただいまの発議に対しての討論を行いたいというふうに思います。
  まず初めに、議員報酬の問題を考える上で町内の町民の皆さんの年収等についても考えなければいけないというふうに思っています。今労働者の実質賃金は低下をし続けております。また、年金の受給額も下げられ、生活保護の支給額も下げられています。農家は米価の下落など、決して町民の暮らしはよくなっていないというのが現状だというふうに思います。埼玉県の町村別所得では、滑川町の町民の所得については288万6,000円というふうになっているそうです。他の市町村と比べれば若干上回っておりますけれども、いずれも低い水準で、10年前の284万5,000円と比べてもほとんどふえていないというのが現状です。また、この間ふえ続けている非正規労働の労働者の多くは年金200万円以下で、全国で1,000万人を超えているというような状況が13年も続いております。こういったような中で、人事院勧告を理由だけの議員報酬の引き上げは必ずしも理にかなったものではないというふうに言えると思います。議員報酬はその地域の住民の生活水準や前年度などからの推移などからも考えるべきというふうに思いますし、必ずしもこの引き上げが町民感情からいっても同意できるものか考えるべきではないかというふうに思います。
  今滑川町でも議会改革を叫び、当議会でもさまざまな試みが行われてきました。この議員報酬の問題もその俎上に上げて検討すべきではないかというふうに思います。全国町村議会議長会は昨年3月に町村議会議員の議員報酬のあり方検討委員会の最終報告を受け、公表いたしました。この中で、このように述べられています。町村議員の議員のなり手不足の問題からこの検討を始めております。しかし、議員のなり手不足については、議会議員の魅力の減退、そしてそれをどう転換するのかということから住民と歩む議会、住民の信頼回復を図り、そして議会基本条例に刻まれた議会を向上させていく、そして住民の福祉の向上をさせていく、そして議会議員の魅力を向上させる、そういうことで住民の信頼をかち取り、議員報酬の増額につなげていくということを提起をしております。
  先ほど申しましたように今住民の生活悪化が続く中で、議員報酬を引き上げるということは批判が多いテーマであり、説明責任が求められるというふうに思います。ここで、このあり方検討委員会は住民とともにこの報酬問題も考える。第三者機関による提案、そういったものが今必要だと、自治省の通達も踏まえ、報酬がお手盛りにならないように、そういったような批判からも第三者委員会などの検討が必要になるだろうというふうに思っています。こういったようなことを踏まえて、今全国で算定方式がさまざま試みられております。原価方式とか日当方式、年齢別報酬など、各自治体がさまざまな地域に応じて採用をしています。これら議会改革とあわせて議員報酬について検討すべきであり、安易にこの報酬の引き上げについてやるべきではないというふうに思います。
  以上をもって討論といたします。よろしくお願いします。
議長(上野 廣議員) ほかに討論ございますか。
  9番、北堀議員。
          〔9番 北堀一廣議員登壇〕
9番(北堀一廣議員) 9番、北堀です。議長のお許しをいただきましたので、私は賛成討論を行います。
  先ほど代表者、発議者瀬上邦久議員の報告を私は尊重し、賛成の討論といたします。
  以上です。よろしくご審議のほどお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 吉野議員、討論お願いします。
          〔13番 吉野正浩議員登壇〕
13番(吉野正浩議員) 13番、吉野正浩です。よろしくお願いします。
  私は、この発議に対して賛成の立場で行います。というのは、やはり今報酬の問題で、若い人が例えば議員になるといっても、この金額ではなかなか兼業していかないと無理。それでは、土日議会にしようかという考えも出てきますけれども、現状ではそれでも大変。そういう中で、1つは、議員報酬は決してこの金額では高いと思いません。比企郡の議会の議員の、これは議員報酬のあれを見ますと滑川町は決して高くなく、21万6,000円は全国平均の21万7,087円よりも低い金額です。比企郡でも半分以下の金額となっております。そういった意味を含めますと、この発議に対しまして人勧を加えた額で私は賛成意見といたします。
  以上です。
議長(上野 廣議員) ほかに討論ありませんか。
          〔発言する人なし〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより発議第1号 滑川町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立多数〕
議長(上野 廣議員) 賛成多数でございます。
  よって、発議第1号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩します。
          休 憩  (午後 3時33分)

          再 開  (午後 3時35分)
議長(上野 廣議員) 再開します。

    日程の追加
議長(上野 廣議員) お諮りします。
  ただいま町長から議案第77号が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  したがって、議案第77号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

    議案第77号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 追加日程第1、議案第77号を議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  吉田町長より提案理由の説明をお願いします。
          〔町長 吉田 昇登壇〕
町長(吉田 昇) 町長、追加議案の提案理由の説明を申し上げます。
  議案第77号 滑川町印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、成年被後見人等の権利の制限に係る関係法律の整備に関する法律の制定を受けて、印鑑登録証明事務処理要領の改正が行われたため、条例の一部改正を行うものでございます。
  内容につきましては、担当課長から詳しく説明を申し上げます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
議長(上野 廣議員) 次に、岩附町民保険課長に提出議案の説明を求めます。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、追加議案で提出させていただきました議案第77号 滑川町印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてをご説明させていただきます。
  滑川町印鑑条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定する。
                          令和元年12月6日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  提案理由でございますが、国が定める印鑑登録証明事務処理要領の一部改正についての施行に伴い、滑川町印鑑条例の一部を改正する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により議決をお願いしたいと思います。
  初めに、改正する趣旨につきましてご説明をさせていただきます。今回の一部改正の目的といたしましては、先ほど町長から説明があったとおり、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行により、成年被後見人の一律な権利制限の見直しがされました。これにより国が定める印鑑登録証明事務処理要領の一部改正が行われることから、町が行う印鑑登録証明の事務処理についても改正を行うものでございます。
  次に、改正の内容についてご説明をいたします。恐れ入りますが、最終ページ、新旧対照表をごらんいただきたいと存じます。右側、改正前、登録資格、第2条では、(2)下線部分、成年被後見人は印鑑登録を受けることができない規定になっておりましたが、改正後の左側、改正後におきましては意思能力を有しない者に改めまして、実際の事務に当たりましては、成年被後見人本人による申請でありまして、申請の際に法定代理人が同行することによって登録ができるものと見直しをするものでございます。
  次の登録の制限、第6条におきましては、電算化されている住民票の所要の規定の整備を行うものでございます。
  なお、施行期日につきましては、令和元年12月14日からの適用となります。
  まことに簡単でございますが、以上で説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして質疑を終結します。
  これより討論に入ります。討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これをもちまして討論を終結します。
  これより議案第77号 滑川町印鑑条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。

    滑川町選挙管理委員及び補充員の選挙について
議長(上野 廣議員) 日程第14、滑川町選挙管理委員及び同補充員の選挙を行います。
  お諮りします。選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定によって、指名推選にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。
  最初に、選挙管理委員の選挙を指名推選にて行います。
  お諮りします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、議長が指名することに決定しました。
  選挙管理委員には、金井盛與氏、贄田和子氏、齊藤隆氏、須澤隆氏、以上4名を指名します。
  お諮りします。ただいま議長が指名した諸氏を選挙管理委員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名いたしました金井盛與氏、贄田和子氏、齊藤隆氏、須澤隆氏、以上4名が選挙管理委員に当選されました。
  続いて、選挙管理委員補充員の選挙を指名推選にて行います。
  お諮りします。指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、議長において指名することに決定しました。
  選挙管理委員補充員には、堀口満江氏、山下進氏、大塚しのぶ氏、大野善望氏、以上4名を指名します。
  お諮りします。ただいま議長が指名しました諸氏を選挙管理委員補充員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、ただいま指名しました堀口満江氏、山下進氏、大塚しのぶ氏、大野善望氏、以上4名が選挙管理委員補充員に当選されました。
  次に、補充の順序についてお諮りします。補充の順序は、ただいま議長が指名しました順序にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、補充の順序は、ただいま議長が指名した順序に決定いたしました。

    閉会中の継続調査の申し出について
議長(上野 廣議員) 日程第15、閉会中の継続調査の申し出についてを議題とします。
  議会運営委員会宮島一夫委員長から、会議規則第75条の規定によって、お手元に配付しました申出書のとおり、次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、閉会中の継続審査の申し出があります。
  お諮りします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。

    閉会について
議長(上野 廣議員) お諮りします。
  本定例会の会議に付された事件は全て終了いたしました。
  会議規則第7条の規定によって本日で閉会したいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、本定例会は本日で閉会することに決定しました。

    町長挨拶
議長(上野 廣議員) ここで、吉田町長よりご挨拶をお願いします。
          〔町長 吉田 昇登壇〕
町長(吉田 昇) 議長のお許しをいただきましたので、本定例会の閉会に当たりまして一言御礼の挨拶を申し上げます。
  本議会におきましては、令和元年度一般会計補正予算を初め、追加議案を含め全13案件を慎重審議賜り、原案どおり可決決定をいただきまして深く感謝を申し上げます。
  会期中に議員各位より多くの提案、意見等をいただきましたことに対しましては、十分参考にさせていただき、今後の町政の執行に当たってまいる所存でございます。
  現在、来年度予算を編成中でございます。財源確保は極めて厳しい中でありますが、住民福祉の向上に職員一同が真摯に取り組んでまいる決意でございます。
  議員各位におかれましては、年末年始を迎え、ますますお忙しいことと存じますが、お体には十分ご留意をいただき、ご活躍されますことをご祈念申し上げまして、閉会に当たってのお礼の挨拶とさせていただきます。大変ありがとうございました。

    閉会の宣告
議長(上野 廣議員) これで本日の会議を閉じます。
  議員各位と執行部のご協力によりまして、本定例会を終了できました。深く感謝申し上げます。
  これをもちまして第220回滑川町議会定例会を閉会いたします。
                                   (午後 3時47分)
議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
  相互に礼。
  お疲れさまでした。