令和元年第219回滑川町議会定例会〔決算審査特別委員会〕
令和元年第219回滑川町議会定例会
〔決算審査特別委員会〕
1.日 時 令和元年9月9日(月)
午前 9時00分 開会
午後 4時18分 閉会
2.場 所 滑川町議会議場
3.議 題
(1)委員長互選
(2)副委員長互選
(3)認定第1号 平成30年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定について
(4)認定第2号 平成30年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定につ
いて
出席委員(12名)
1番 瀬 上 邦 久 委員 2番 高 坂 清 二 委員
3番 松 本 幾 雄 委員 5番 上 野 葉 月 委員
6番 井 上 奈 保 子 委員 7番 紫 藤 明 委員
8番 服 部 幸 雄 委員 9番 北 堀 一 廣 委員
11番 菅 間 孝 夫 委員 12番 内 田 敏 雄 委員
13番 吉 野 正 浩 委員 14番 阿 部 弘 明 委員
欠席委員(なし)
出席者
滑 川 町 議 会議長 上 野 廣
代 表 監 査 委 員 稲 葉 一 正
監 査 委 員 宮 島 一 夫
事務局職員出席者
議 会 事 務 局 長 木 村 晴 彦
書 記 平 岩 春 菜
録 音 篠 﨑 美 幸
録 音 島 田 昌 徳
説明のため出席した人
町 長 吉 田 昇
副 町 長 柳 克 実
教 育 長 馬 場 敏 男
総 務 政 策 課 長 大 塚 信 一
税 務 課 長 篠 﨑 仁 志
会 計 管 理 者 兼 木 村 俊 彦
会 計 課 長
健 康 福 祉 課 長 小 柳 博 司
町 民 保 険 課 長 岩 附 利 昭
健 康 づ く り課長 會 澤 孝 之
環 境 課 長 関 口 正 幸
産 業 振 興 課長兼 服 部 進 也
農業委員会事務局長
建 設 課 長 吉 野 徳 生
教育委員会事務局長 澄 川 淳
水 道 課 長 武 井 宏 見
議 会 事 務 局 長 木 村 晴 彦
代 表 監 査 委 員 稲 葉 一 正
議 選 監 査 委 員 宮 島 一 夫
総務政策課副課長兼 大 林 具 視
主席主幹・総務担当
総務政策課副課長兼 松 本 由 紀 夫
主席主幹・財政担当
総務政策課副主幹・ 松 葉 良 次
企 画 調 整 担 当
総務政策 課主査・ 齋 藤 訓 行
人権・自治振興担当
総 務 政策課主任・ 小 林 祐 太
秘 書 広 報 担 当
総 務 政策課主任・ 武 内 章 泰
総 務 担 当
総 務 政策課主事・ 高 橋 利 賀
総 務 担 当
税 務 課 副 課長兼 島 田 昌 徳
主 席 主 幹 ・
管 理 担 当
税 務 課 主 幹 ・ 大 熊 緩 子
資 産 税 担 当
税 務 課 副 主幹・ 西 浦 俊 行
町 民 税 担 当
会 計 課 副 課長兼 高 坂 克 美
主 席 主 幹 ・
会 計 用 度 担 当
町 民 保険課副主幹 高 坂 真 理 子
町 民 担 当
産 業 振 興 課 福 島 吉 朗
副課長兼主席主幹・
土 地 改 良 担 当
産 業 振興課主幹・ 吉 野 和 弘
農 林 商 工 担 当
農 業 委員会事務局 鯨 井 丈 晴
主 任 ・ 農 地担当
建 設 課 副 課長兼 市 川 明 浩
主席主幹・管理担当
建 設 課 副 課長兼 瀬 谷 匡 洋
主 席 主 幹 ・
開 発 指 導 担 当
建 設 課 主 査 ・ 江 森 徹
道 路 整 備 担 当
議 会 事務局主任・ 平 岩 春 菜
庶 務 担 当
町 民 保険課主事・ 村 田 仁 美
年 金 国 保 担 当
健康福祉課副課長兼 稲 村 茂 之
主席主幹・福祉担当
健康福祉課副課長兼 篠 﨑 美 幸
主 席 主 幹 ・
高 齢 者 福 祉担当
健 康 福祉課主査・ 奥 野 忠
福 祉 担 当
健 康 福祉課主任・ 石 川 恵 子
福 祉 担 当
健 康 福祉課主任・ 贄 田 誠
福 祉 担 当
健 康 づ く り 課 関 静
副課長兼主席主幹・
保 健 予 防 担 当
健 康 づ く り 課 福 島 知 子
主 席 主 幹 ・
健 康 づ く り担当
健康づくり課主査・ 早 川 裕 美 子
保 健 予 防 担 当
環 境 課 主 幹 ・ 権 田 尚 司
生 活 環 境 担 当
環 境 課 主 査 ・ 久 保 島 賢
生 活 環 境 担 当
教 育 委員会事務局 小 林 晴 美
次 長 兼主席主幹・
教 育 総 務 担 当
教 育 委員会事務局 木 村 寿 美 代
次 長 兼主席主幹・
生 涯 学 習 担 当
教 育 委員会事務局 宮 島 栄 一
次 長 兼主席主幹・
文 化 財 保 護担当
教 育 委員会事務局 田 中 稔 浩
指 導 主 事 ・
学 校 教 育 担 当
教 育 委員会事務局 堀 口 章 子
主 幹 ・図書館担当
教 育 委員会事務局 赤 沼 稔
主 任 ・
生 涯 スポーツ担当
町 民 保険課主査・ 金 井 淳 子
年 金 国 保 担 当
町 民 保険課主査・ 山 岸 美 奈 子
介 護 保 険 担 当
町 民 保険課主任・ 厚 目 峻 佑
年 金 国 保 担 当
町 民 保険課主任・ 綾 英 紀
介 護 保 険 担 当
町 民 保険課主事・ 村 田 仁 美
年 金 国 保 担 当
環 境 課 副 課長兼 神 田 等
主 席 主 幹 ・
下 水 道 担 当
環 境 課 主 査 ・ 上 武 史
下 水 道 担 当
環 境 課 主 任 ・ 長 野 純 一
下 水 道 担 当
水 道 課主席主幹・ 上 野 聡
施 設 担 当
水 道 課 主 任 ・ 野 口 あ か り
庶 務 担 当
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。おはようございます。
ご着席願います。
〇議長(上野 廣議員) 皆さん、おはようございます。昨日の台風15号の対応、大変ありがとうございました。お疲れさまでした。
さて、去る9月4日の議会において、認定第1号 平成30年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定について及び認定第2号 平成30年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定についての2件について、議長並びに議会選出の監査委員を除く12名の委員で構成する決算審査特別委員会を設置して審査することに決定いたしました。十分なる審査をお願いいたします。
ただいま当委員会に正副委員長がおりません。委員会条例第9条に、「委員長及び副委員長がともにいないときは、議長が委員長の互選を行わせる」とあります。そして、「互選に関する職務は、年長の委員が行う」とあります。
ただいま出席している委員の中で、年長の委員は井上奈保子委員でございます。井上奈保子委員に臨時委員長をお願いします。臨時委員長席にお着きお願いします。
〔臨時委員長 井上奈保子委員委員長席に着席〕
◎開会及び開議の宣告
〇臨時委員長(井上奈保子委員) 皆様、おはようございます。井上奈保子です。年長のゆえをもちまして、暫時臨時委員長を務めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
ただいまの出席委員は12名です。定足数に達しておりますので、ただいまから決算審査特別委員会を開催します。
(午前 9時00分)
◎委員長の互選
〇臨時委員長(井上奈保子委員) これより委員長の互選を行います。
お諮りいたします。委員長の互選は、指名推選の方法により行いたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇臨時委員長(井上奈保子委員) 異議なしと認めまして、委員長の互選は指名推選により行います。
それでは、ご指名をお願いいたします。どなたか。
松本委員。
〇3番(松本幾雄委員) 瀬上委員をお願いします。
〇臨時委員長(井上奈保子委員) ただいま松本委員のほうから、瀬上委員を委員長にという指名がありました。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇臨時委員長(井上奈保子委員) 異議なしと認めます。
よって、瀬上委員が委員長に当選されました。
ただいま委員長が決まりましたので、臨時委員長の職をここで解かせていただきます。
それでは、瀬上委員長、委員長席にお着き願います。
それでは、以上で決定いたしました。ご協力ありがとうございました。
〔臨時委員長 委員長と交代〕
〇委員長(瀬上邦久委員) おはようございます。ただいま各委員からご推挙賜り、委員長という重責を担うことになりました瀬上邦久でございます。
平成30年度の決算審査に当たり、皆様の絶大なるご支援、そしてご協力をいただき、特別委員会のスムーズな運営ができますよう、微力ではございますが、委員長を務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。
◎副委員長の互選
〇委員長(瀬上邦久委員) それでは、これより副委員長の互選を行います。
お諮りします。副委員長の互選は指名推選とし、委員長より指名したいと思います。これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) 異議なしと認めます。副委員長に内田敏雄委員を指名します。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) 異議なしと認めます。
よって、内田敏雄委員が副委員長に当選されました。
内田敏雄副委員長、副委員長席にお着き願います。
ここで、内田敏雄副委員長にご挨拶をお願いしたいと思います。
〇副委員長(内田敏雄委員) 内田敏雄です。ただいま瀬上委員長よりご指名を賜り、副委員長に当選した内田敏雄でございます。
微力でございますが、瀬上委員長を補佐し、平成30年度の決算審査に当たり、特別委員会のスムーズな運営ができますよう努めさせていただきます。皆様のご協力をお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) ありがとうございました。
◎会議録署名委員の指名
〇委員長(瀬上邦久委員) 次に、会議録署名委員の指名でございますが、委員長において指名をいたします。
8番 服 部 幸 雄 委員
9番 北 堀 一 廣 委員
11番 菅 間 孝 夫 委員
以上3名の方お願いをいたします。
◎認定第1号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(瀬上邦久委員) 決算審査特別委員会に付託された案件は、本定例会において付託された認定第1号 平成30年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定についての件と認定第2号 平成30年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定についての件の各会計決算8件の審査でございます。
審査日程は1日とし、既に本会議において、会計管理者である木村会計課長から平成30年度滑川町一般会計及び特別会計決算6件の説明を受けた後、武井水道課長から平成30年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の説明をいただいております。このため、平成30年度滑川町一般会計決算から順次審査を行います。
なお、審査に当たって各常任委員会の所管ごとに審査を行いたいと思います。
このような進め方でよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) それでは、このように進めさせていただきます。
それでは、平成30年度滑川町一般会計決算の審査を行います。
最初に、総務経済建設常任委員会の所管の審査を行います。
質疑に入る前に、各担当課、局の説明員がおりますので、各担当課長、局長から説明員のご紹介をお願いいたします。
最初に、大塚総務政策課長、お願いいたします。
〇総務政策課長(大塚信一) 皆さん、おはようございます。総務政策課長の大塚でございます。本日の説明員を紹介したいと思います。説明員につきましては、各自自己紹介で行いたいと思いますので、よろしくご理解をお願いいたします。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) おはようございます。総務政策課財政担当副課長の松本と申します。本日はよろしくお願いいたします。
〇総務政策課副主幹・企画調整担当(松葉良次) おはようございます。総務政策課企画調整担当副主幹、松葉と申します。よろしくお願いします。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) おはようございます。総務政策課人権・自治振興担当、齋藤と申します。よろしくお願いいたします。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・総務担当(大林具視) おはようございます。総務政策課副課長総務担当主席主幹の大林と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
〇総務政策課主事・総務担当(高橋利賀) おはようございます。総務政策課総務担当の高橋と申します。よろしくお願いします。
〇総務政策課主任・総務担当(武内章泰) おはようございます。総務政策課総務担当の武内と申します。よろしくお願いします。
〇総務政策課主任・秘書広報担当(小林祐太) おはようございます。総務政策課秘書広報担当の小林と申します。よろしくお願いします。
〇総務政策課長(大塚信一) 以上8名で担当いたしますので、よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 次に、木村会計課長、お願いいたします。
〇会計管理者(会計課長)(木村俊彦) おはようございます。会計管理者兼会計課長の木村でございます。本日は、私と説明員の2名でお世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。
〇会計課副課長兼主席主幹・会計用度担当(高坂克美) 会計課会計用度担当の高坂と申します。よろしくお願いいたします。
〇会計管理者(会計課長)(木村俊彦) どうぞよろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 次に、岩附町民保険課長、お願いいたします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 皆さん、おはようございます。町民保険課の説明員を紹介させていただきます。町民保険課長の岩附でございます。
〇町民保険課副主幹・町民担当(高坂真理子) おはようございます。町民保険課町民担当の高坂と申します。よろしくお願いいたします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 以上2名で対応させていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 次に、篠﨑税務課長、お願いいたします。
〇税務課長(篠﨑仁志) おはようございます。税務課長の篠﨑です。よろしくお願いいたします。説明員の紹介につきましては、それぞれ自己紹介とさせていただきます。
〇税務課副課長兼主席主幹・管理担当(島田昌徳) おはようございます。税務課副課長兼主席主幹・管理担当、島田と申します。よろしくお願いします。
〇税務課主幹・資産税担当(大熊緩子) おはようございます。税務課資産税担当の大熊と申します。よろしくお願いいたします。
〇税務課副主幹・町民税担当(西浦俊行) おはようございます。税務課町民税担当の西浦と申します。よろしくお願いいたします。
〇税務課長(篠﨑仁志) 以上4名で説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 次に、服部産業振興課長兼農業委員会事務局長、お願いいたします。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 皆さん、おはようございます。産業振興課長兼農業委員会事務局長の服部でございます。本日の説明員に関しては自己紹介とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(福島吉朗) 産業振興課副課長土地改良担当、福島と申します。よろしくお願いいたします。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 産業振興課農林商工担当、吉野と申します。よろしくお願いいたします。
〇農業委員会事務局主任・農地担当(鯨井丈晴) 農業委員会事務局農地担当の鯨井と申します。よろしくお願いします。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 以上4名で対応させていただきますので、よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 次に、吉野建設課長、お願いいたします。
〇建設課長(吉野徳生) 皆さん、おはようございます。建設課長の吉野でございます。よろしくお願いいたします。説明員につきましては自己紹介とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
〇建設課副課長兼主席主幹・管理担当(市川明浩) おはようございます。建設課管理担当の市川と申します。よろしくお願いいたします。
〇建設課副課長兼主席主幹・開発指導担当(瀬谷匡洋) おはようございます。建設課開発指導担当副課長、瀬谷と申します。よろしくお願いします。
〇建設課主査・道路整備担当(江森 徹) おはようございます。建設課道路整備担当、江森と申します。本日はよろしくお願いいたします。
〇建設課長(吉野徳生) 建設課、以上4名で対応させていただきます。よろしくどうぞお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 次に、木村議会事務局長、お願いいたします。
〇議会事務局長(木村晴彦) おはようございます。議会事務局長の木村でございます。本日はよろしくお願いいたします。説明員の紹介につきましては自己紹介とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
〇議会事務局主任・庶務担当(平岩春菜) おはようございます。議会事務局庶務担当の平岩と申します。本日はよろしくお願いいたします。
〇議会事務局長(木村晴彦) 以上2名で担当させていただきます。よろしくお願いします。
〇委員長(瀬上邦久委員) ありがとうございました。各担当課、局の説明員の紹介が終わりました。
それでは、質疑に入ります。質疑は委員ごとに1回とし、一問一答、40分間とします。また、質問、回答については、質問者は質問席で行い、回答者は自席でお願いをいたします。
それから、委員長権限で質問者、答弁者は着座のまま質問、答弁を行って結構でございます。
なお、町長、副町長、教育長に答弁を求める場合には、みずから指名をお願いをいたします。
それでは、質疑ありませんでしょうか。
菅間委員。
〇11番(菅間孝夫委員) おはようございます。11番、菅間孝夫です。何点か質問させていただきます。着座のまま失礼します。
それでは、質問させていただきます。決算書の82ページ、上のほうに谷津の里運営管理委託料、伊古の里運営管理委託料というのがあります。谷津の里のほうが169万4,000円、伊古のほうが324万円でしょうか、この管理の方法とか、いろいろ条件あるのでしょうが、どんな差があってこういう金額が倍近く違うのでしょうか、お尋ねします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課長、お願いいたします。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長。担当者のほうから説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野よりただいまの菅間委員のご質問に対しまして答弁させていただきます。
谷津の里と伊古の里の管理費の差というご質問でございましたが、両方とも指定管理者の契約のほうを結ばせていただき、管理のほうをお願いしているところでございます。谷津の里につきましては、市民農園を中心とした周辺管理、交通広場だとか、散策路、また区域内の山林等についての整備のほうもお願いしている状況でございます。また、伊古の里につきましては、こちらは主に新沼を利用した釣り堀、伊古の里フィッシングパークでございますが、こちらのほうの管理もお願いしておりまして、おかげさまで伊古の里のフィッシングパークにつきましては8年目を迎えております。昨年については若干、いろんな影響ございまして釣り人の来客とかについては減少はしてしまったのですけれども、おかげさまで管理のほうも事業のほうも順調に進んでいるところでございます。規模のほうが伊古の里については沼もあったり、またちょうど二宮山の上にも展望塔がありますので、そちらのほうの管理も全てお願いしているので、谷津の里から比べると規模が大きいので、管理費のほうも増額となっているというふうに考えております。
菅間委員の質問に対しての回答は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 菅間委員。
〇11番(菅間孝夫委員) 谷津の里の土地は、あれは町のものなのでしょうか。また、土地を貸していると思うのですが、その地代はこの管理料から差し引きするのでしょうか、お尋ねします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、お願いいたします。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野よりただいまの菅間委員の質問に対してご答弁させていただきます。
谷津の里の市民農園でございますが、こちらは町の土地でございます。今市民農園の貸し出しの状況でございますが、136区画ございまして、現在貸し出しの状況は約7割となってございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇11番(菅間孝夫委員) 管理料が安いというのは、この地代が入るとか、そういうことは影響していないのでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 産業振興課農林商工担当、吉野よりご答弁申し上げます。
地代に対しては、それだから安いというふうになっているとは思っておりません。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 菅間委員。
〇11番(菅間孝夫委員) 私の聞き落としかもしれませんけれども、谷津の里の地権者はどなたでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁させていただきます。
谷津の里の地権者という質問でよろしいですか。それは貸し農園を借りている人ではなくて、谷津の里の地権者、一応先ほどご答弁申し上げましたが、指定管理のほうを結ばせていただいて、谷津の里管理組合のほうで管理も含め、上のほうは行っていただいているという状況でございます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 菅間委員。
〇11番(菅間孝夫委員) そうしますと、地主さんは何人もの方がいらっしゃるということなのでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁申し上げます。
地権者については、複数名いると思います。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 菅間委員。
〇11番(菅間孝夫委員) その地権者の方には借地料などを払っていると思うのですが、そういったものがどのくらい支払われるのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁申し上げます。
借地料については、決算書のほうに載せていただいております合計金額といたしまして25万4,044円となります。どうぞよろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 菅間委員。
〇11番(菅間孝夫委員) 何人の方に25万円払うことになりますか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁させていただきます。
先ほど136区画で約7割ということでございましたが、それより細かいデータについては今手元にございませんので、後ほど確認してご答弁申し上げたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 菅間委員。
〇11番(菅間孝夫委員) はい、わかりました。
伊古の里のほうは、地権者はどなたになりますか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁させていただきます。
こちらも先ほどお話しさせていただきました管理につきましては伊古の里管理組合のほうにお願いしておりまして、土地の所有者につきましても何人かおります。借地料については、年間で75万2,254円でございます。先ほどと同じように、それより細かい数字については後ほどご回答させていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 菅間委員。
〇11番(菅間孝夫委員) 伊古の里と谷津の里の面積は大分違いがあると思うのですけれども、どのくらいの比率で違うのでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁させていただきます。
谷津の里と伊古の里の面積等、そちらについても今資料につきましてはご用意させていただき、菅間委員のほうにご回答させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 菅間委員。
〇11番(菅間孝夫委員) ありがとうございました。
そして、伊古の里のほうはフィッシングセンターがあるから、大分収入があるかと思うのですが、あれとは別会計になるのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁させていただきます。
伊古の里のフィッシングパークの売り上げについては、そちら収入のうちの一部となります。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 菅間委員。
〇11番(菅間孝夫委員) ありがとうございました。
では、次に、その何行か下になりますと生活改善グループ補助金25万円というのがありますが、埼玉県内にはこういったグループは何カ所ぐらいございますか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁させていただきます。
菅間委員の生活改善グループの県内における件数でございますが、今手元に具体的な数字がございませんので、そちらにつきましても、申しわけありませんが、確認させていただき、ご回答させていただければと思います。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 菅間委員。
〇11番(菅間孝夫委員) ありがとうございました。昔からよく聞いたことのある生活改善グループ、歴史のあるグループだと思います。県内、恐らくもうないのではないかなと思っていますが、町内ではそういった方が活躍していただいております。できれば、町内に何人ぐらいの方がどんな活躍をなさっているか、どんなことを活動なさっているかもあわせて調べていただきたいと思います。今お答えできるものは、何人ぐらいとか、活動内容はわかりますか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁させていただきます。
生活改善グループのほうでは、先ほどお話しさせていただきましたように件数については後でお話しさせていただきたいと思いますけれども、こちらについては皆様ご存じのように、滑川まつりや農業祭等のイベントのほうに参加していただき、また区長会の皆様と協力して赤飯の無料配布、また農業祭のほうでは手づくりみそやコンニャクの販売のほうも行っていただいております。先ほどお話しさせていただいたように、件数、人数については後ほどご回答させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 菅間委員。
〇11番(菅間孝夫委員) ちょっと聞き取りにくいのですが、また後で回答をお願いしたいと思います。
次、96ページの中ほどよりちょっと上段に防災行政無線のデジタル工事があるのですけれども、これは町内何カ所もあるのですが、全部終了しておりますか、お尋ねします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) 総務政策課人権・自治振興担当、齋藤が答弁申し上げます。
親局が1局、庁舎内でありまして、中継局の子局が既設のものが67、それに新設したものが3個で全てで70、これ全て工事が完了しております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 菅間委員。
〇11番(菅間孝夫委員) スピーカーなどの移動もしているかと思うのですが、そのスピーカーの移動、全体的には何カ所ぐらい向きを変えた、移動した、そういう結果もわかりますでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 暫時休憩します。
休 憩 (午前 9時29分)
再 開 (午前 9時29分)
〇委員長(瀬上邦久委員) 再開します。
総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) 総務政策課人権・自治振興担当、齋藤がご答弁申し上げます。
スピーカーのほうは23台増設という形でやっております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 菅間委員。
〇11番(菅間孝夫委員) デジタル化になってからスピーカーの音量等の効果、結果というのですか、よく聞こえるようになったとか悪くなったとか、そういった調査はしておりますか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) 総務政策課人権・自治振興担当、齋藤がご答弁申し上げます。
そちらのスピーカーの関係なのですけれども、昨日も監査委員さんのほうからそういったご指摘ございましたので、先日の9月1日の防災訓練の日に、戸別のスピーカーについても広域の避難所開設の訓練のときにそちらのスピーカーを使って、それが聞き取れるかという形で訓練というか、試験をさせていただいたところでございます。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 菅間委員。
〇11番(菅間孝夫委員) その結果は出ておりますか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) 総務政策課人権・自治振興担当、齋藤がご答弁申し上げます。
この工事をする際にも調査のほうをいたしまして、その範囲で聞こえるような形で設置をしております。また、その訓練のときにも聞こえたということで話を聞いておりますので、大丈夫だったのかなと担当としては考えております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 菅間委員。
〇11番(菅間孝夫委員) 恐らく結果的にはよい結果になったかなとは思っております。中には、よく鳴り過ぎてしまって、頭の上にスピーカーがあるものですから、テレビの音が聞こえなくなった、そんな意見も寄せられております。そのほうが災害のときにはテレビより優先して声が通るということで間違いがないかなと思っておりますけれども、これからいろいろ情報を仕入れて、より一層のデジタル化があってよかったなということを調査していただきたいと思います。
簡単ではございますが、これで質問を終わります。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) ほかにございますでしょうか。
井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) 井上でございます。何点か質問させていただきます。よろしくお願いいたします。
最初に、行政報告書より質問させていただきます。
平成30年度の税収についてですけれども、税収につきまして、昨年と比べて税収において2,294万9,000円、0.7%の増収になっているという結果が出ておりまして、これが税収が増収になったということが納税義務者の増加が要因ということで、内容についてそうかなと思ったのですけれども、これにつきましては納税相談等、いろいろ納税を勧奨というか、多くするために関係職員が収納について大変お骨折りいただいている、その結果、そういうのがここにも出ているのかなというふうに、本当に改めてご苦労さまというふうに思っております。
この町税のうちでございますけれども、税目の町民税のうち法人税も、それから個人税、ともに昨年と比べてふえております。個人税とともに、法人税でございますけれども、法人税も2,406万3,000円の増になっておりまして、これだけの額がふえているということは本当に町にとってもいいことだなというふうに思っておりまして、予算執行におきましても大変この増額ということがプラスになっていることかと思いますが、以前法人税につきまして大変減収ということになっている年もありましたけれども、この30年度におきましては29年と比べては増収になっているということでございますが、この法人税の増収の内訳について伺います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 税務課、答弁願います。
〇税務課副主幹・町民税担当(西浦俊行) 税務課町民税担当、西浦より答弁申し上げます。
法人税につきまして、先ほど委員おっしゃったように約2,400万円増収となっておりますが、内訳といいまして、基本的には各法人、29年と比べて余り変化はない状態でした、税収につきましては。一番大きな要因として、ある1社なのですが、海外のグループ企業、その企業間で取引をする際に、同族企業に販売をしたときにその金額です。どうしても同族企業となると安く販売したりするケースがあるので、そういったときに、最終的に海外への移転価格税制という制度がございまして、そちらのほうの3年分の修正申告、それを定期的に行う企業がございますので、それによって修正申告によって約2,400万円増収となっております。そちらが主な内訳と大きな要因となっております。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員、質問どうぞ。
〇6番(井上奈保子委員) 海外のあれですけれども、その部分がふえているということでございますけれども、それは法人税というか、法人税の中の全てではないと思うのですけれども、もう少しそこを詳しくお願いします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 税務課、答弁願います。
〇税務課副主幹・町民税担当(西浦俊行) 町民税担当、西浦より答弁申し上げます。
先ほどご説明させていただきました移転価格税制の関係で約3年分で、ちょっと大きな企業さんですので、2,000万円が増収という形で修正分として入っております。残り400万円になりますので、その他大手の企業さんの税収のほうが若干上がったという形で合計約2,400万円の増収ということになっております。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) 今の大きな企業というのがありましたけれども、企業が何社かあるわけですよね、その中のうちの大きな企業の払った分が、大きな企業というとおよそ何社ぐらいですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 税務課、答弁願います。
〇税務課副主幹・町民税担当(西浦俊行) 税務課町民税担当、西浦より答弁申し上げます。
先ほどご説明させていただいた移転価格税制関係の修正については……
〇6番(井上奈保子委員) もう一回、何ですか。
〇税務課副主幹・町民税担当(西浦俊行) 移転価格税制、海外の関係の修正申告を行ったのは1社でございます。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) 了解いたしました。
この2,400万円は昨年とは大して違わないということでございますけれども、増収になったということについては明らかな数字が出ておりますので、この税が多くなったということに対していいわけですよね、上向きで。しかし、これがずっとこのままでいくという見通しというのがないわけですよね。そういうことで、30年度はそういうことでこれだけ出たのですが、このことについて、このことに関連してこの後の先行きというか、およそはどんなお考えがありますか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 税務課、答弁願います。
〇税務課副主幹・町民税担当(西浦俊行) 税務課町民税担当、西浦より答弁申し上げます。
まず、井上委員さんおっしゃるとおり、世界情勢等の関係等もございまして、なかなか企業さん、先行きどうかという不安な点もございます。
また、滑川町におきましても、これだけ多額の税収にはなるのですが、そのウエートとしては、いわゆる大きな企業さん何社かという、本当に5社、6社の中で大きく賄っていただいている部分が多くございます。特に自動車関連企業等ございますので、そういったところで収益の影響等、世界情勢の関係で変わってくれば非常に大きな打撃を受けることも想定できますので、そういった不安は持ってはございます。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) そのこと了解いたしました。
それでは、もう一つ関連いたしまして、今後会社とか企業から税金をふやして、29年、30年度よりもさらにふやしていただくためにも町でもいろいろ努力これからもすると思います。その中で、私何回も質問させていただいている中で、積極的な企業誘致ですか、そういうのを進めていただきたいということを私は申し出ているのですけれども、これを町の職員だけにやれやれというのではなくて、企業誘致をやって税収をふやすという、そのためには職員はもちろん、組織をつくって、それについて研究して、進めて誘致をやっていくという、そういうことに努力していただくことはもちろんですけれども、私たち一般の町民ですか、そういう人たちもいろいろな知恵を出して、こういうふうにやったほうがいいよという、そういうことをやらなければ、その責任は私たちもあるわけです。ですから、そういうことでこれから職員、そしてまた町民を含めて企業の誘致を進めていくという、それが私必要かと思いますが、このことについて今の時点で30年度まででどのぐらいの進展があったか伺います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 産業振興課農林商工担当、吉野より答弁させていただきます。
今ご質問いただきました30年度の企業の誘致の関係でございますが、こちら町内の企業進出については相談のほうは随時受け付けておりまして、企業のほうが新設や増設をした場合については固定資産税の優遇の措置のほうを行ってございます。優遇期間については3年間でございます。こちら30年度につきましては、島野精機株式会社が30年度2年目となっております。もう一点、株式会社ヤマダイ大竹、こちらのほうが1年目となってございます。それぞれの金額については、島野精機株式会社が216万2,000円、ヤマダイ大竹が1年目で509万円でございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) それは税制措置ですよね。島野精機が2年目に入っての216万2,000円、ヤマダイさんですか、これが1年目で509万円という、それが税収になったわけですよね。これはもう既に誘致されていて、開業しているわけですから、当然3年目のうちの何年ということでこの税金を払ってもらっているわけですよね。
しかし、今度はこれ以外に新しく、例えば大きな企業ではなくても、去年ですか、聞いた質問の中では、町でも何カ所か企業誘致の候補地を調査しているという、そういう答弁もいただいております。そういうことで、新たに誘致するための調査する箇所についての場所がどの程度進展しているか、それをお聞きします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課副主幹・企画調整担当(松葉良次) 総務政策課企画調整担当、松葉が答弁いたします。
滑川町内には産業振興ゾーンということで町内に数カ所、総合振興計画で定めております。その中で町の所有の土地というものはないのですけれども、個人や民間の土地ということになっておりまして、引き合いといいますか、問い合わせは来ております。問い合わせは来ているのですけれども、そこに工場を建てようとかということになりますと、都市計画法の縛りがありますので、開発許可というのがそのままだとなかなか難しい状況なのと今現在そのままで開発可能というところはない状況であります。
問い合わせということであるのですけれども、一部問い合わせ来ているところで所有者のほうも企業誘致に前向きなところもあるのですが、そちらはなかなか、実際にどの企業がとか、そういうところについてはまだそこまでは至っておりません。
以上でよろしいでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) ただいま説明いただきました。何カ所か候補地があるということで、そのところについて今いろいろ手をつけているということでございます。それについては開発許可等、土地が民間とか、あるいは個人のものとか、そういうことでいろいろ条件があって、すぐすぐはできないということでございます。
何か以前山田のほうで1つ土地があって、そこでは文化財の関係で発掘調査等の関係で、それも手がけているようなお話がありましたが、このことはどうなのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課副主幹・企画調整担当(松葉良次) 総務政策課企画調整担当、松葉が答弁いたします。
山田地区につきましては、今井上委員さんおっしゃりましたとおり埋蔵文化財があるということになっておりまして、そちら開発する、造成する場合にはそっち側の発掘調査が必要ということで、そこについての費用も懸案事項になっているかと思います。また、あっち側は丘陵地ですので、造成しようとすると高低差がかなりあるもので、そっち側についても造成主体、土どめ等、そっち側の造成費用も高額になるような話も聞いております。そうすると平場のほかのところのほうが有利というような話も聞いてはおります。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) そうしますと、山田の候補地はそういう埋蔵文化財等のことでまだ手間がかかるというような、時間的なおくれというか、そういうのがまだあるようでございますが、しかし工場誘致するにはやはりその周りの整備がまずは必要であって、今ここへ来てくださいとていう、来ていただくためにはそれなりの準備とか整備とか、そういうのをきちんとしておかないと、いろんな会社が今は来てくれないというような、そういうお話聞いておりますので、それをするには大変時間等も、あと費用もかかると思うのです。
でも、前も私申し上げたと思いますけれども、何もしないで来てくださいではなくて、町としてもある程度ここを開発したいということであれば、町の今厳しい財政ですけれども、多少は先行投資ということでそこへして、それで会社に来てもらって、それを後で還元するというような、そういうことも必要かなというふうに思うのですけれども、例えば嵐山のところから来た道路から和泉へ抜ける道も、今町長がそのことでよくいろんな会議で開発を進めているという、そういうお話でございますけれども、あそこなんかだったらそんなに人家等も関係ないようですので、ああいうとこのどこか、そういう企業が来て事業が始まれば税収にもつながるのかな、あるいは町民の雇用等の拡大、そういうのにもつながるのかなというふうに思いますけれども、これはすぐすぐやったからって、すぐに始めるのも大変なことだと思いますけれども、おいおいこれも町の税収を増収するためにも、やはりこれも今後はさらに必要になってくることだと思いますので、私は思うのですけれども、今も経費のうちでも義務的経費が大変ふえてきております。そんなところでかさんできている。まず、もっとこれがかさんでくることと私予想します。そうすると、町としての自主財源ですか、これというのはもっとパーセンテージが上がればいいのかなというふうに私思っております。
これは今まで私申しましたように大変なことだと思いまして、町にそうせよ、そうせよという、それをただ押しつけるのではなくて、私どももみんなでこの町をどうしたらいいかという、これは私たちのこれからの課題だと思うのですけれども、できればもう少し何かの方法で税収増収ですか、これをできる方法をもう少し何とか策で考えてやっていただきたいなというふうに、これは要望でございますが、これについてはよろしくお願いいたします。
それでは、次に質問なのですけれども、先ほど菅間委員から無線の質問がありましたけれども、私も行政報告書のところの総務の7の危機管理、防災のところのエ、携帯型無線機整備について、そこで質問いたします。ここでデジタル無線機を20台整備したという30年度の報告が載っております。この無線機について携帯なのですね。これはハンド型、ハンディーのものですけれども、私たちは実際にこの無線機を見る機会は余りありませんでしたけれども、ことしの6月27日に千葉県の東庄町の議会が防災についての視察ということで滑川町を訪れました。そのときにそういう細かい質問があったときに、事務局のほうから無線機はこういうものですよということで、ハンディータイプの無線機を出してくださって、実際に東庄町の人たちにも、それから私たちにも、手で私も実際に持たせて見せていただきまして、こういうものかということで見たのですけれども、496万8,000円ということで、20台買ったということだと1台が24万8,400円という、そういう値段になるので、確かに1台はそのぐらいの値段がするのんかなというふうに見受けました。大変高価なものなので、大事には使っていると思いますけれども、実際には携帯のハンドマイクはそんなに必要になっては、防災のとき等必要なものですから、本当は利用されないほうがいいかなというふうに思いますけれども、今までの稼働はどのぐらいだったのかお聞きしたいと思います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) 総務政策課人権・自治振興担当、齋藤がご答弁申し上げます。
こちらのMCA型の携帯型無線機につきましては、先週行われました9月1日の防災訓練を初め、昨日の台風15号の対応時にも被害調査という形で使わせていただきました。それ以前には、行方不明の人を捜すときに町の職員が何班かに分かれて、それぞれがその携帯無線を持って、各地域に飛んで調査状況を報告していただいたという事例もございます。
以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) そうしますと、これ平成30年度に購入していますよね。そうすると30年度における利用、稼働の回数というか、稼働、どの程度でしたか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) 総務政策課人権・自治振興担当、齋藤がご答弁申し上げます。
こちら30年度に整備はしたのですけれども、年度末の整備となったため、30年度の利用状況は、申しわけありません、ございませんでした。ですので、31年度から利用を開始した形になっておりますので、ご了承いただければと思います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) それでは、この購入が年度の終わりに購入したということで、稼働はなかったということで、31年度、ことしになって行方不明とか、あとこの前の先週の防災無線の訓練のときに使ったということですね。これが実際にいざというときに大変役に立つと思います。固定と違って、ハンディーの場合はいろんなところへ行ってそれが使われますから、電波が飛ぶわけですから、大変便利だと思いますけれども、20台というのはどういうことで20台にしたのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) 総務政策課人権・自治振興担当、齋藤がご答弁申し上げます。
20台の個数なのですけれども、今までの車載型にプラスアルファという形で、少し増設という形で考えて20台というふうに設定いたしました。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) これはいろんな災害発生時等においては大変必要な便利なもので、台数が多ければ多いほど利用価値が出るので、費用対効果というか、そういうのも考えれば20台というのも、本当にこれだけのものでいろんなことが防げればすばらしいことだと思いまして、本当に効率的に使っていただきたいと思いますけれども、これの維持とか管理費、そういうことについてはどの程度になっていますか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課主査・人権・自治振興担当(齋藤訓行) 総務政策課人権・自治振興担当、齋藤がご答弁申し上げます。
こちらにつきましては月々の使用料というものがかかりまして、そちらが20台で5万1,840円になります。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) ありがとうございました。
もう一点、質問したいのですけれども、防犯ブザーについてなのですけれども、これは購入、配布については総務政策課のほうで取り上げられておる問題なのですが、利用については……
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員、済みません、ページ数をお願いできますか。
〇6番(井上奈保子委員) ページは29ページです。行政報告書です。総務の5、(5)防犯のウです。児童の防犯ブザーの配布のところなのですけれども、210個配布したということでございます、30年度が。しかし、これは配布したというだけであって、利用するのは小学生だと思うのですけれども、そうしますとこれ教育委員会にわたる問題かと思いますが、ここで質問してよろしいのでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 済みません、では文教のときにひとつお願いしたいと思います。
〇6番(井上奈保子委員) 配布したことは総務で配布したということで、これに関連してはまたもう一回改めて質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、2点質問させていただきまして大変いい答弁いただきまして、参考にしたいと思います。ありがとうございました。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員の質疑は終了しました。
ほかに質疑ございますでしょうか。
上野委員。
〇5番(上野葉月委員) 済みません、質問します。菅間委員も質問したのですけれども、96ページの防災行政無線デジタル化等整備工事についてなのですけれども、国からの補助金がかなり入る事業だったと思います。現在というか、完了したところでの総額が2億6,500万円程度だということなのですけれども、このうち国からの補助金等でやっているということでいいと思うのですけれども、内訳というのはわかりますか。補助金と町で支出したお金の内訳を教えてください。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) それでは、総務政策課財政担当、松本よりお答え申し上げたいと思います。
この事業なのですが、以前は補助金がつくという話もあって、補助金がつくというのを今まで数年待っていたのですけれども、それがつかないというふうになりまして、なおかつ平成32年度までに整備しなければいけない、そういう状況に至りました。そこで、この事業なのですが、国庫補助金のかわりに起債です。お金を借りるという手段で資金調達ができるということがわかりまして、そちらを起債を利用して資金調達をしたというのが結果でございます。
決算書で申し上げますと32ページの一番下です。一番下、2行ございますけれども、下から2行目が緊急防災・減災事業債、これが防災、歳出のデジタル化工事のほとんどの部分です。防災無線のデジタル化に充てられています。そして、一番下の行、防災対策事業債というのがあります。400万円なのですけれども、こちらのほうがデジタル化工事の中で全国瞬時警報システム、いわゆるJアラートの自動受信装置ですか、そちらのほうの入れかえ、更新に対してこちらの防災対策事業債が充てられるということで充てたものです。同じデジタル化工事の中なのですけれども、国の事業債の決まりでこのとおり2通りの借り入れをもって行わせていただきました。
なお、下から2行目の緊急防災・減災事業債につきましては、お金を借りるということなのですが、ただの借金ではなくて、元利償還金の7割を地方交付税、普通交付税の基準財政需要額に算入するという仕組みになっております。その分地方交付税が多く来るという計算になります。防災対策事業債につきましても、元利償還金の50%が普通交付税の基準財政需要額に元利償還金が算入されるということです。こちらもただ単に借金をするだけではなくて、交付税を幾らかでももらって、なるべく町の持ち出しを少なくしたい、そういった狙いでこの起債を充てさせていただきました。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) では、起債を用いて支出をしているということなのですけれども、そこも読み込んだ上で、今の言葉でいうと町の持ち出しと、それから交付税で来る分というのは大体総額に対して何割、何割、あるいは金額にして幾ら幾らという大体の内訳はわかりますか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答え申し上げます。
普通交付税の基準財政需要額に算入ということで申し上げましたけれども、普通交付税の算定というと収入が多い自治体のほうがもらえるお金が少ないというのが実態でございます。ご案内のとおり、滑川町の財政力指数0.92ということです。9割2分は自前の財源で調達できるであろうという理論的な算定のもとに普通交付税をいただいているものですから、この元利償還金の残り、財政力指数で裏の0.08です。この部分しか普通交付税としては理論的には入ってこないという計算です。8%だけなのですけれども、やはり幾らかでも持ち出しを少なくしたい、そういった意図がございます。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野委員、どうぞ。
〇5番(上野葉月委員) わかりました。では、もう一つ、国庫補助金、国からの補助金が予想というか、補助金事業として行われているため池事業についてお伺いしたいのですけれども、82ページの下から3行目のところ、ため池耐震性点検・ハザードマップ作成業務委託料1,787万円とあるのですけれども、この金額は今回の議会中にも資料としていただいた農村地域防災減災事業ため池耐震調査業務委託という業務の一環としての支出ということでよろしいでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(福島吉朗) 産業振興課、福島がご答弁いたします。
ハザードマップとため池点検が一連の関係性の業務かというご質問でよろしいでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) 今回耐震性の調査を全額国庫負担ということで行うと聞いていますが、この一連の流れに含まれるものか、あるいは全く別の事業として行われているものかという質問です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(福島吉朗) 産業振興課、福島がご答弁いたします。
ハザードマップのほうも同じくため池のほうの補助金、国庫補助金100%で事業のほう行っております。これもこの間の全協のときにも申し上げたのですが、今年度、来年度、来年度いっぱいまで国の補助金のほうが100%つきますので、防災重点ため池については残っている部分全て来年度、令和2年度の事業で完了させていきたいと考えております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) この1,787万円に対応する国庫補助というのは、もう既に出ているのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(福島吉朗) 産業振興課、福島がご答弁さしあげます。
ハザードマップに対しての国の補助金ですが、1,754万円が国からの国庫補助金になります。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) この金額も総額1億の中に含まれるのでしょうか。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(福島吉朗) 産業振興課、福島がご答弁いたします。
これは総額の中には含まれません。1億1,000万円といっているのは今年度のみ、令和元年度の事業、国からの補助金の額になります。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) では、総額ではなくて、事業全体に対して、事業に対して組んだ予算に対して全額の国庫補助が出るという理解でいいのでしょうか。上限はないのですか。国庫補助に上限はないですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(福島吉朗) 産業振興課、福島が答弁いたします。
事業に対しての限度額というのはないのですが、限りある国税になってきますので、要望額に対してつく額というのがうちのほうでは決められません。実際のところ令和元年度、今年度、平成31年度のほうは1億2,000万円の要望に対して現在1億1,000万円の国の国庫補助金のほうの内示が出ております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野委員。
〇5番(上野葉月委員) わかりました。ありがとうございます。質問は以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野葉月委員の質問は終わりました。
ほかに質疑ありますでしょうか。
〔何事か言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員の質疑につきましては、休憩後とさせていただきたいと思います。
暫時休憩とします。再開は10時30分とします。再開は10時30分です。よろしくお願いします。
休 憩 (午前10時11分)
再 開 (午前10時30分)
〇委員長(瀬上邦久委員) 再開します。
吉野委員、質問をどうぞお願いいたします。
〇13番(吉野正浩委員) 吉野正浩です。よろしくお願いします。着座にて失礼します。
それでは、1点目ですが、行政報告書のほうをよろしくお願いします。42ページから44になると思うのですけれども、平成30年の町税の不納欠損額についてですけれども、調べてみましたところ、平成27年度は700万円、28年度は1,800万円、29年度は2,100万円と年々上昇しておりましたけれども、平成30年度は1,400万円と減少させております。さらに、収納率は町税で0.62ポイント、国民健康保険税で3.63ポイント増加させており、租税負担の公平性の観点からも評価いたします。
そこで、収納率アップの要因を分析していましたら、教えてください。よろしくお願いします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 税務課、答弁願います。
〇税務課副課長兼主席主幹・管理担当(島田昌徳) 税務課管理担当、島田がご答弁申し上げます。
収納率アップの要因でございますけれども、積極的な督促、督促は毎期ごとに督促を行わなければいけないですので、行っておりますが、その後1カ月たちました時点で毎期ごとに納期の1カ月たちますと督促、もう一カ月たちますと催告をいたしております。催告の中に納付書を同封しまして通知を申し上げている状況がありますので、コンビニ等の収納がふえたものと考えておりますので、より身近なところで納付ができやすいということで利便性を向上させました結果、納税率が上がったものということも一つの要因ではないかというふうに考えております。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) ちょっと報告書を見ますと、口座振替につきましては平成29年度よりも全体的には低いのです。ただそういう中で、今ご答弁いただいたように督促の中にコンビニ収納の納付書を入れたり、そういった工夫をされているということで、そういった成果が出ているのだと思います。
また、これだけポイントを上げるとなるといろいろ、また今後ポイントを上げていくためには適切な差し押さえを適正にやっていくとか、そういったことも考えがあると思うのですけれども、これ以上もっと収納率を上げていくためのお考えがございましたら、お願いしたいと思います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 税務課、答弁願います。
〇税務課副課長兼主席主幹・管理担当(島田昌徳) 税務課管理担当、島田がご答弁申し上げます。
確かに収納率を上げるために今後何ができるかというところはありますけれども、今後について町県民税につきましては県税の指導、助言もありますので、そちらのお知恵をかりながら差し押さえ、特に預金調査、それから給与の差し押さえ、それから場合によっては今後について、昨年30年度につきましては自動車の登録の差し押さえを2件新たに行っておりますので、自動車の登録の差し押さえ、それから場合によっては不動産の差し押さえというところに、今のところ不動産の差し押さえというのは行っておらない状況があるのですけれども、今後は件数をふやしていきたいというふうに考えておりますので。
以上でございます。
〇13番(吉野正浩委員) ありがとうございます。今後もそういったお考えがあるのであれば、頑張っていっていただきたいと思います。
参考に、わかればなのですけれども、近隣のまちとの収納率の比較を町税と国民健康保険税なんかで収納率の比較で滑川町というのはどこら辺にあるかどうか、わかりましたらお聞かせ願いたいのですけれども。
〇委員長(瀬上邦久委員) 税務課、答弁願います。
〇税務課副課長兼主席主幹・管理担当(島田昌徳) 今手元に資料はございませんけれども、記憶によりますと比企管内では6番目の順位ということで記憶しております。県内では63市町村中18位でございました。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) わかりました。相当比企郡の町村というのは徴収率、収納率が高いということがわかりました。県下の中では上位に入っているということでわかりました。
では、次よろしいでしょうか。2点目なのですけれども、行政報告書の48ページなのですが、証明書等の自動交付機の関係なのですが、特につきのわ駅の自動交付機のことでご質問いたします。
以前の議会でも質問があった質問かもしれないのですけれども、自動交付機の利用率が平成29年度より30年度は3.5ポイント上昇しておりまして、非常に利用者が多くなってきている中で、つきのわ駅の平日の利用時間帯が役場の前の自動交付機と違って5時に終わってしまうのです。ここの庁舎前は7時なのですけれども、早く終了してしまうのです。なぜ時間差があるのかお聞きしたいと思うのです。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課副主幹・町民担当(高坂真理子) 町民保険課町民担当、高坂が答弁申し上げます。
つきのわ駅の自動交付機の稼働時間につきましては、どういった経緯がありまして5時までとなっているのか、申しわけありません、そのあたりが確認がとれていないのですけれども、利用者の方の利便性向上のために、もしそういったことが稼働時間の延長が可能であれば検討をちょっと考えたいと思っております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) 余りに即答していただいたので、びっくりしました。もう少し検討してもらっても結構なのですけれども、できればお金の問題とか、何か言っていただければよかったと思うのですけれども、いずれにしても、市野川の南側というのですか、そこは役場の出張所もなくて、あそこの地域は非常に共働きの多い世帯だと思うのですよね。そういう中でつきのわ駅は5時にもう終わってしまいます。そういった面ではもう少し改善をしていただきたいということと、あとつきのわ駅のところに、ここは5時に終わりますけれども、役場へ行けば7時までやっていますよという表示がしてあるかどうかお聞きしたいのです。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課副主幹・町民担当(高坂真理子) 町民保険課町民担当、高坂が答弁申し上げます。
つきのわ駅には、役場の自動交付機の稼働時間については案内は掲示は多分していないと思います。そちらにつきましては、早い段階で役場の自動交付機のご案内も掲示したいと考えております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) よろしくお願いします。
それでは、3点目に行きます。77ページです。太陽光発電の件なのですけれども、ここでは個人のやつが出ているのですが、事業用の太陽光発電設備についてここで発言してよろしいですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) これは、文教のほうでひとつ質問お願いしたいと思います。
〇13番(吉野正浩委員) これ文教なのですね。わかりました。私の質問は以上です。文教でさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員の質問は終わりました。
ほかに質疑ございますか。
阿部委員、お願いします。
〇14番(阿部弘明委員) 阿部です。よろしくお願いいたします。最初に、行政報告書の6ページからずっとあるわけなのですけれども、税収関係の問題などについてちょっとお伺いしたいというふうに思います。
先ほどの上野委員のお話もありましたけれども、国庫補助が出なくて借金をせざるを得ないというような話もありましたが、基本的にこの町の自主財源は他のまち等に比べても非常に高いですし、財政力指数も高いというふうになっていますよね。そういう中で、報告書の12ページにもありますけれども、臨時財政対策債だけが借金がどんどんふえるというような流れというか、傾向になっているのですけれども、人口もふえて自主財源もふえて、そしてそういう中で交付税は減らされて臨財債がふえるというような、これがこの間の町の財政の一つのパターン的なものなのかなというふうに思うのですが、これについてどういうふうにお考えでしょうか。こういう流れについてどういうふうにお考えか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) それでは、総務政策課財政担当、松本よりお答え申し上げます。
阿部委員さんご指摘の臨時財政対策債の件なのですが、こちらの臨時財政対策債、平成13年度に創設されまして、その当時の経費が国税の不足によって地方交付税が十分に配分されない。その代替財源として創設されたという経緯もあります。そういったところで、その当時から一番交付税の財源が足りないというのは地方交付税の財源となる国税です。5税あるのですが、申しわけありません、何税が何%というのは失念いたしまして、また後でお伝えしたいと思うのですけれども、何税が何%というのが法定率として決められた部分でございます。そこが従前から一向に変わっていない。そのため普通交付税が十分に配分されないで、かわりの臨時財政対策債が続いているというのが今の現状かと思います。
滑川町といたしましても、国会議員さんに要望いたしまして、先ほど申し上げました普通交付税制度における国税の法定率の引き上げ、こういったものを近年行っております。そういったことでしか、実際借金ではなく現金をもらうための方法というと、やはり国税の法定率を上げるという、そこしかないのかなと捉えております。
以上とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 先日、基準財政需要額の計算式いただきました。物すごく問題だなと思うのですけれども、基準財政需要額から基準財政収入額を引いて、引いた額が要するに交付税になるわけなのだけれども、ところがこの収入額の中に臨時財政対策債の可能額みたいなのを入れているみたいな感じなのですけれども、それでいいのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答え申し上げます。
結果的にはそのような形にも捉えられるかとは思うのですけれども、算定の過程ではどちらかというと基準財政需要額のほうに含まれるというふうに捉えていただけるとよりよろしいかなと思います。ただ、結果的には、どちらに含まれていても臨時財政対策債発行可能額を差し引いた額が現金でもらえる普通交付税の額ということには変わりません。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 臨時財政対策債の発行可能額に近い形で臨時財政対策債を発行していますよね。それはせざるを得ないわけですけれども、それが要するに普通交付税で補填されるのはその金額ではない。財政力指数に合わせた金額で交付税は交付されるわけですから、そういったような財政力指数にかかわらず財政を圧迫する原因というか、非常にここにあるのかなというふうに思うのですけれども、その辺どうでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答え申し上げます。
臨時財政対策債、実は借りなくても普通交付税算入はしてもらえるのです。ただ、借りないと今現在滑川町の財政も毎年なかなか予算も成り立たず、財政運営していけないという現状がございます。埼玉県内でも不交付団体を除いて全団体で臨時財政対策債の発行をしているのが現状となっております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) もう一度ちょっと、この問題なのですけれども、要するに財政力指数、自主財源が高ければ高いほど交付税が減らされるというような、この間も議論があるのですが、このことについて今後の財政のあり方について考えるときに果たして、要するに自主財源が高ければ財政力がある、財政が豊かだというわけにはならないということも一方であるわけですよね。でも、その辺の、要するに町は人口をこれからふやしたり、自主財源をどんどん確保したり、企業誘致をしたりというようなことを考えているわけですけれども、この町の基本方針というのは今後町の財政にとってどうなのかというふうに、根本的な問題なのですけれども、どんどん、どんどん自主財源をふやしていこうというふうに努力をするわけですけれども、それは当たり前の話なのですけれども、しかしそれに応じて町の財政がそんなに豊かにならないというか、なかなか厳しいというような状況が続いているわけですけれども、この辺の基本的な考え方、私は人口をふやすことはいいことだし、一人一人の町民の所得が上がって豊かになることは非常にすばらしいことだし、企業もどんどんもうけを高くしていくということは皆さんの幸せに通じるわけだから、これは非常にいいことだなというふうに思うのですが、この考え方で町は今後もこういうことでやっていくのかなと。もしや、そんなに頑張ってやらなくても交付税をもらったほうがいいのではないかというような一方で考え方もあるわけだけれども、そういったことについてはどのようにお考えですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答え申し上げます。
私財政担当ですので、お金の面でだけしかお答えは控えさせていただきたいと思うのですけれども、まず普通交付税の算定で、阿部委員さんご案内のとおり、滑川町が必要な額から滑川町の収入額を差っ引いたものが普通交付税額だというふうに捉えております。その過程の中で、滑川町の収入額、難しく言うと基準財政収入額という言葉使うのですけれども、その算入に当たっては実際に税金として入った額を丸々用いるという場合は少ないです。実は75%しか算入していないのです。
だから、その裏の、裏というか残った25%、こちらのほうは専門的用語で留保財源という言葉を使っているのです。この留保財源という言葉、ちょっと今使わせてもらいましたけれども、私のほうで以前何かの機会に調べたことがありまして、後ほど阿部委員さんに資料をお渡ししたいと思うのですけれども、人口1人当たりの留保財源の額、比企管内で並べてみました。滑川町がかなり高いのです。そういった意味でも普通交付税の算定に関係ない部分の余裕というのが滑川町は多いということは言えるかと思います。税収が上がるためには人口増が、特に生産年齢の人口がふえるということは重要になるかと思うのですけれども、人口がふえれば税収はふえる。先ほど申し上げた留保財源もそれに伴ってふえる。ですから、財政担当といたしましても、お金の面でだけの話なのですけれども、人口がふえるのはいいことだと捉えております。ただ、一方で普通交付税制度、どうしても臨時財政対策債にしても何にしても税収というのを差っ引かれてしまう。そういった意味ではちょっと苦しい部分もあるかと思うのですが、留保財源というところを捉えてみた場合に関しては滑川町も人口がふえたほうがいいと、そのように言えるかと思います。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) もうちょっと全体的な話は、課長さんのほうからのほうがいいです。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部委員さんの質問に答弁いたします。
総論的な話になってしまうかもわかりませんけれども、常日ごろ阿部委員さんとも話ししますけれども、単純な話国が普通交付税として全額支出していれば何ら問題はないのかなと思います。本来は、普通交付税を国税として集めた中で日本全国の市町村に分配することによって同じような行政ができる、それが仕組みだと思うのです。それがある日突然に、今松本が言ったとおり平成13年から、国の財政事情が悪いということで、ある一定の率においては地方で借金をしなさいと。借金をさせて、その借金も本来なら全額国が持っていただければ、これも普通交付税いただいたのと同じ状態なのでしょうけれども、先ほどいろいろ細かい技術的な話がありましたけれども、財政の中に入れるとか入れないとか言っていますから、数字がどうしても動いてしまって、そうすると阿部さんが言ったとおりに、財政力指数が高いのがいいのか、低いのがいいのか、不交付団体になったほうがいいのかと、そういった議論になってくるのだと思うのです。
不交付団体になってくれば交付税も何も関係ありませんから、自主財源で町としてやっていけばいいわけですから、松本が言ったとおり自主財源をふやしてやっていけば、いずれ不交付団体になるかもしれません。ただし、やはり目の前にお金があれば使いたくなるのが本来と思うのです。より一層の行政サービスをふやしていかなければならない。町長もいろんな構想を持っているのでしょう。でも、予算的に難しいから抑えている部分がいっぱいありますので、それをあっちから言われたこと、こっちから言われたことを全部これを認めてやっていけば、最終的には幾ら自主財源をふやしてもまた交付税をもらわなければやっていけない団体になってしまうと。そうすると、交付税全額もらえるわけではないですから、また臨財債に頼るような話になってしまいます。
いずれにしても、私は単純な話、臨財債を国が導入したのなら、全額これは後からでもいいですからやはり借金を国が持つべきだと思います。それができないのだったら、最初からそれは交付税で負担をするというのをもう一回国全体で考えていただきたいと。そうでなければ地方の自治体はこれ以上やっていけなくなってくる自治体ができますので、幾ら行政サービスをよくしようとしても実現できないというのが、総論的な話になりますけれども、そういった考えになります。
技術的なことは財政担当から申したとおりだと思います。よろしくお願いします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) ありがとうございました。
続いて、消費税の地方消費税収入の件なのですけれども、質問です。地方消費税の収入はどのようにして算定されるのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 総務政策課、答弁願います。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答え申し上げます。
今現在消費税8%、10月から10%ということで国から示されていますけれども、10%になってからの率でお話ししたいと思います。この10%というのは、消費税と言っているのは国の消費税でして、それと地方消費税、これを合わせたもので10%だそうです。その10%のうち、国の消費税は7.8%、そして地方消費税は2.2%ということで、まず国に行きます。そして、この2.2%、地方消費税として行くわけですけれども、このうち10月からの予定の話でいくと、半分が引き上げ分の地方消費税交付金、引き上げ分といいますか、社会保障財源の地方消費税交付金、そしてもう半分が従来分の地方消費税交付金ということになります。
これの各自治体への配分方法なのですけれども、まず日本全国の中で都道府県の間で配分が行われます。こちらのほうが統計の数値で小売年間販売額とサービス業対個人事業収入額、そして人口、この3つの数値を使って都道府県ごとに案分していくそうです。そのようにして各都道府県に案分したものを今度その県内の自治体に配分するわけですけれども、県内の自治体に配分するに当たっては同じく統計の数値の国勢調査の人口と従業員数、経済センサスの従業員数、これを用いて案分するということになっています。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) いずれにしても、要するに全体のパイが大きくならなければ、その配分がどうなるかというような話になるわけですよね。10%のもともとのパイですよね、それがどれだけになるのかというのが消費税、地方消費税どれだけ返ってくるかということだというふうに思うのですけれども、大塚課長は非常に安定した税収だというふうに言われましたけれども、非常に経済に左右されやすい税収ではないかなというふうに思うのです。ぜひその辺のことについても、今後10%になるということでいろんな意味で財政面が考えなければいけない問題がたくさん出てくるわけで、そういったようなこともあわせて、来年度の予算の問題になるかもしれませんが、要望をしておきたいというふうに思います。
続きまして、報告書の15ページ、議会の問題なのですけれども、議会のいろんな要望出してはいるのですけれども、なかなか進まないのですけれども、少しは改善ができないのかなというふうに思うのですけれども、図書室の問題と、あと傍聴のトイレの問題などもお願いしてはいるのですけれども、その辺はどうでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 議会事務局、答弁願います。
〇議会事務局長(木村晴彦) 議会事務局長、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
図書室の件につきましては、これまでの定例会、臨時会の議事録、それと決算書、予算書、行政報告書等が保管されております。阿部委員ご指摘のあったパソコンでのインターネットの閲覧等の準備ですが、ケーブルを差すコネクターがまだ整っておりませんので、参与室での閲覧はできるということで、広報委員会あるいは議会運営委員会等の開催時にはその部屋でインターネットの閲覧ができる準備が整っておると思われます。
それから傍聴席、4階のトイレの件についてですが、こちら庁舎の管理とも相談をしながら対応していきたいと思います。予算の範囲内でできる限り対応を考えていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) もう一点、議事録のインターネットでの公開なのですけれども、かなりおくれるのですけれども、もう少し早くならないですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 議会事務局、答弁願います。
〇議会事務局長(木村晴彦) 議会事務局長、阿部委員の質問に答弁いたします。
基本的に、例えば3月定例会の議事録については次回の定例会までにはというふうにやっております。ということで、議事録のほうは委託に出しておるわけですが、その後各議事録署名人さんの署名を受けた後にインターネットでのアップロードを考えておりまして、物は整っておるのですが、署名がなかなか進まないということで、皆さんがそろったときに署名をもらったり、あるいは出向いてサインをしてもらったりということで、その辺ちょっとてこずってしまったので、できる限り、定例会のときに署名をもらえるように、今回は間に合ったので、ここで6月定例会の署名をもらい切ると思いますので、アップロードができると思います。できる限り次の定例会前までにはということで続けてアップロードをしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 続きまして、行政報告書でいうと49ページになるのですが、マイナンバー制度の問題についてお伺いいたします。
先日も、横浜だと思いますけれども、マイナンバーカードが紛失したりパソコンが紛失したりというようなこともあり、非常に管理面というか、問題にはなっているので、多くの住民の皆さんは、そういった面もあり、また必要性もないというようなことから、マイナンバーカードへの取得については今全体では13%というふうに言われているのですが、これを総務省は無理やり推し進めようということで、今年度ですか、国や地方公務員の皆さんに強制的に取得をさせるというような話になっているようなのですけれども、そういったことまでしないとマイナンバーカードを普及できないというような、行く行くは消費税の還元するマイポといったかな、いうようなことで、とにかくマイナンバーカード持たないとできないのだというようなことをどんどん進めようとしているのですけれども、こういったような状況今あるのですけれども、実際にマイナンバーカードの取得率はうちの町ではどのくらいで、また取得しない理由というのはどんなふうに考えていますか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課副主幹・町民担当(高坂真理子) 町民保険課町民担当、高坂が答弁申し上げます。
滑川町のマイナンバーカード取得率なのですけれども、大体約8%から9%の間となっております。済みません、詳細の8.何%までは今数字が手元にないので、申しわけありません。
それから、マイナンバーカードを取得しない理由についてなのですけれども、こちら町民担当のほうではマイナンバーカードを取得する方しかマイナンバー関係はお越しいただいておりませんので、取得しない理由とかについては、申しわけありません、私のほうでは伺ってはおりません。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 必要ないからだというふうに思うのですけれども、そういったようなことでそんなに普及、非常に危険性もあるし、そういったようなことで私も指摘はしてきたのですけれども、強引に進めようという総務省のお考えのようなのですが、そういったようなことについても今後、なぜマイナンバーカード取得しませんかというのは取得していない人に聞くしかないので、なかなか難しいかもしれませんが、そういったようなこともあわせて今後町でも、あとそういった管理面でもぜひ十分注意してやっていただきたいなというふうに思います。
次に、行政報告書の85ページの農業関係なのですけれども、病害虫防除事業ということで経費の補助をしているというわけなのですけれども、この農薬、さまざまな今農薬が出回っていますが、心配しているのは今発がん性なども心配されている除草剤のグリホサートとか、またミツバチがいなくなってしまうというような殺虫剤のネオニコチノイドという、そういったような農薬が、殺虫剤があるわけですけれども、その辺の使用については町ではどういうふうにお考えなのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課主幹・農林商工担当(吉野和弘) 農林商工担当、吉野より答弁申し上げます。
今ご質問いただきました農薬についてでございますが、こちらについては殺虫、除草の効果があるものをご使用いただいておるのですが、各方面からの協力をいただき、助言をいただきながら、今お話しいただいたほかのものに影響というのも考慮して今後も取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課長。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、ご答弁ちょっと補足をさせてください。
今阿部委員のほうからお話をさせていただきましたこちらの薬剤なのですけれども、そちらのほうは基本的に農薬のほうの大丈夫ですよと、お墨つきと言ったら申しわけないのですけれども、そちらのほうのことでなっております。それで補助金を出しているということでございますので、基本的にはそういうことは、阿部委員のおっしゃられているところの中の心配されるところはないかと思うのですけれども、今後こちらのほうに関しては変わる可能性もございます。今現在はこういうことということでご理解いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 非常に危険性があるということで世界的にはもう使用禁止になっている。日本だけは規制緩和をしてどんどん、要するにどれだけ含んでいいのかというようなことについては基準値を上げてしまっていると、規制緩和しているわけですけれども、世界的にはそういう規制がかかって使用禁止、欧州諸国ではもう使用禁止というようなことになっているのです。そこはよく、ちょっと忘れましたけれども、東京のほうの議会で役所がこれを使用していますよというのを言われて住民が申し入れをして、それやめたというような経緯もありますので、ぜひここはよく検討していただきたい。役場の除草もいろいろやるだろうというふうに思いますが、そこもよく調べてやっていただきたいなというふうに思います。
続きまして、報告書の87ページ、農業振興の問題で、苗木の補助を今やっていらっしゃいますけれども、今どんどん、どんどん苗木を植えている最中ですよね。これからどんどん、どんどん実がなってくるというふうになりますけれども、これからそれをどうするのかというような心配が、要するに柿はどんどんなるけれども、それを干し柿にどんどん、どんどんできる、そういう流れが見えてこないというような話もあるのですが、その辺いかがでしょう。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、答弁させていただきます。
今ぽろたん、ミカン、柿という形で補助金のほうを出させていただいているのですが、今現在ぽろたんのほうも干し柿のほうも好評をもちましてすぐ売れてしまっている状況なのです。今現在、桃栗三年柿八年ではないですけれども、ある程度でき上がってきているところでございます。だんだんですけれども、これからほかのプロジェクトの関係、武州ころ柿のプロジェクトの関係もそうなのですけれども、行っていただける方を募集しながら、順次拡大しながらいきたいと思っております。今の状況では今後まだまだ販売経路は開拓しなくてはいけないなというふうに思いながらも、まだ不足してしまって、すぐ売れてしまっているということで今動いていますので、これからも頑張っていきたいと思いますので、ご理解いただければと思います。よろしくお願いします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) きょうはこの程度で。
あと、先ほども出ましたけれども、報告書の89ページのハザードマップの問題なのですが、ハザードマップを今、大体危険なため池がこれだけあって、ここの周辺の人たちはそういうときにどういうふうにして逃げたり避難したりというようなふうなハザードマップをつくっているのだと思うのですが、それはいつ完成して、どういうふうに周知しているのでしょう。
〇委員長(瀬上邦久委員) 産業振興課、答弁願います。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(福島吉朗) 産業振興課、福島がご答弁させていただきます。
ハザードマップにつきましては、先ほどもちょっと言ったのですが、令和2年度には防災重点ため池に指定されているため池は全て完了する予定になっておりますので、その作業が終わりましたら全てのものを公開、インターネットになるか、どういう形になるかは、今後容量の関係等もありますので、ホームページなんかになるのか、どういう形になるのか、これは流動的になりますが、公表してまいりたいと思います。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) わかりました。危険なため池だというのをわかっているというか、これから耐震診断したり、いろいろやるわけだけれども、しかし危険性があるということであれば危険性を知らせ、避難のルートだとか、そういったような警告、どうやってお知らせするかというようなことも今後検討していただきたいなというふうに思います。
それでは、決算書の88ページなのですけれども、道路維持費のところで以前質問させていただいたことあるのですけれども、通学路が特にまずいということで国からもいろいろ指導があるというふうに思うのですが、ブロック塀の診断というか、調査というか、それは大体終わっているのでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 建設課、答弁願います。
〇建設課副課長兼主席主幹・開発指導担当(瀬谷匡洋) 建設課、瀬谷がお答え申し上げます。
ブロック塀の対策につきましては、県の建築安全センター等とも連携いたしまして、これから危険性等の判断等について検討していけたらなと思っておりますけれども、今のところまだ補助等につきまして具体化はしてないというのが現状でございます。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 調査については行ったのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 建設課、答弁願います。
〇建設課副課長兼主席主幹・開発指導担当(瀬谷匡洋) 建設課、瀬谷がお答えいたします。
これは県のほうからの後押し等もございまして、順次実施等に向けて動いていけたらなということを考えている次第でございます。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) よくわかりませんけれども、調査はなるべく早くやって、危険箇所については、持ち主もいらっしゃるだろうから、そういったようなことを考えながらなるべく早くやったほうがいいというふうに思います。それはよろしくお願いします。
あとは、時間がないので、済みません、最後に中小企業振興の関係なのですけれども、報告書の91ページ見ても余り融資にしても進んでいないというような状況があるのかなというふうに思います。一方で、先ほどから出ましたけれども、企業誘致についてはかなりの助成をされているというようなことです。これは埼玉新聞で出ていたのですけれども、企業誘致の問題でいろんな税収面だとか雇用の面だとか、期待する向きは確かに大きいのです。そういったようなことを期待しながらも、しかし誘致した企業が例えば下請の関係や雇用の関係などについて、はっきり言って自分のところが一番で、地域のことを本当に考えているのかなんていうことも疑問点として出されているのです。例えば要するに企業誘致をして、それで労働者を募集したりするわけだけれども、そういったような中で正規労働者についてはすぐ……
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、時間超えておりますので、手短にお願いします。
〇14番(阿部弘明委員) わかりました。済みません。今後この企業誘致についてもそういったような問題、労働者も例えば非常に非正規労働者が多くなるとかいうような問題もあわせてあるわけで、そういったようなことも検討していただきたい。何でも企業誘致すればいいというわけではないのではないかなというふうに思います。その辺、時間が来ましたので、終わりにしたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員の質問は終わりました。
ほかに質疑ございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして平成30年度滑川町一般会計決算の総務経済建設常任委員会の所管の質疑を終結といたします。
暫時休憩します。再開は11時45分とします。
説明員の皆さん、大変ありがとうございました。入れかえをお願いをいたします。
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。
休 憩 (午前11時22分)
再 開 (午前11時45分)
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。
ご着席願います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 再開します。
これより平成30年度滑川町一般会計決算の文教厚生常任委員会の所管の審査を行います。
質疑に入る前に、各担当課、局の説明員の方がおりますので、各担当課長、局長から説明員のご紹介をお願いをいたします。
最初に、小柳健康福祉課長、お願いいたします。
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長の小柳でございます。どうぞよろしくお願いいたします。説明員につきましては、各自自己紹介とさせていただきます。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・福祉担当(稲村茂之) 健康福祉課副課長の稲村です。よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(篠﨑美幸) 同じく健康福祉課高齢者福祉担当の篠﨑と申します。よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課主任・福祉担当(石川恵子) 健康福祉課福祉担当の石川と申します。よろしくお願いします。
〇健康福祉課主査・福祉担当(奥野 忠) 健康福祉課福祉担当、奥野と申します。よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課主任・福祉担当(贄田 誠) 健康福祉課福祉担当、贄田と申します。よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課長(小柳博司) 以上の6名でご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 次に、岩附町民保険課長、お願いいたします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課の説明員の紹介をさせていただきます。紹介につきましては、自己紹介とさせていただきます。
町民保険課長の岩附です。よろしくお願いいたします。
〇町民保険課主事・年金国保担当(村田仁美) 町民保険課年金国保担当の村田と申します。よろしくお願いします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 以上2名で対応させていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 次に、會澤健康づくり課長、お願いいたします。
〇健康づくり課長(會澤孝之) 健康づくり課長の會澤と申します。よろしくお願いします。説明員につきましては自己紹介とさせていただきますので、よろしくお願いします。
〇健康づくり課副課長兼主席主幹・保健予防担当(関 静) 健康づくり課保健予防担当の関と申します。よろしくお願いいたします。
〇健康づくり課主席主幹・健康づくり担当(福島知子) 健康づくり課健康づくり担当、福島と申します。よろしくお願いいたします。
〇健康づくり課主査・保健予防担当(早川裕美子) 健康づくり課保健予防担当の早川と申します。よろしくお願いいたします。
〇健康づくり課長(會澤孝之) 以上4名で説明に当たらせていただきます。よろしくお願いします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 次に、澄川教育委員会事務局長からお願いいたします。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川と申します。本日はよろしくお願いいたします。説明員については、自己紹介とさせていただきます。お願いします。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(田中稔浩) 教育委員会学校教育担当指導主事、田中と申します。よろしくお願いいたします。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・教育総務担当(小林晴美) 教育委員会事務局教育総務担当の小林と申します。よろしくお願いします。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・生涯学習担当(木村寿美代) 教育委員会事務局生涯学習担当の木村と申します。よろしくお願いいたします。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・文化財保護担当(宮島栄一) 教育委員会事務局文化財保護担当、宮島と申します。よろしくお願いいたします。
〇教育委員会事務局主幹・図書館担当(堀口章子) 教育委員会事務局図書館担当の堀口と申します。よろしくお願いいたします。
〇教育委員会事務局主任・生涯スポーツ担当(赤沼 稔) 教育委員会事務局生涯スポーツ担当、赤沼と申します。よろしくお願いいたします。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 以上7名で説明に当たらせていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) ありがとうございました。
次に、関口環境課長、お願いいたします。
〇環境課長(関口正幸) 環境課長の関口です。どうぞよろしくお願いいたします。説明員につきましては、各自自己紹介とさせていただきます。
〇環境課主幹・生活環境担当(権田尚司) 環境課生活環境担当、権田です。よろしくお願いします。
〇環境課主査・生活環境担当(久保島賢) 同じく生活環境担当の久保島と申します。よろしくお願いいたします。
〇環境課長(関口正幸) 以上3名において説明させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) どうもありがとうございました。各担当課、局の説明員の紹介が終わりました。
ここで暫時休憩といたします。再開は1時とさせていただきます。再開は1時です。よろしくお願いします。
休 憩 (午前11時49分)
再 開 (午後 1時00分)
〇委員長(瀬上邦久委員) 再開します。
それでは、質疑に入ります。
質疑は委員ごとに1回とし、一問一答、40分間とします。また、質問と回答については、質問者は質問席で行い、回答者は自席でお願いします。それから、委員長権限で質問者、答弁者は着座のまま質問、答弁を行って結構です。
なお、町長、副町長、教育長に答弁を求める場合は、みずから指名をお願いいたします。
それでは、質疑はありませんか。
服部委員。
〇8番(服部幸雄委員) 服部です。よろしくお願いいたします。決算書の100ページです。下段のほうに小川町広域適応指導教室負担金というのがありますけれども、これはご存じのように小川町とか滑川町とか近隣の町村で負担金を出し合ってそういった教室を運営しているわけなのですけれども、ここに毎年91万8,000円ずつかかっているわけです。そんなところで1点質問させていただきますけれども、滑川町も人口がどんどん子どもたちも児童数がふえていまして、当然それに伴ってさまざまな課題も浮き上がってくるわけですけれども、不登校とか発達障害を抱えた子もいるわけで、そういった子たちへの指導も小川町に何町村かで一括でお願いするというのは、滑川町としては現実に合わないんのではないかなという気がいたします。
というのは、遠いです。あそこまで送り迎えをしなくてはいけません。そういったこともありますし、これだけ児童生徒数がふえてきたのですから、当町で適応指導教室がどこかに持てないものかどうかということで、1点目の質問は今現在適応指導教室に通っている子がいるかいないか。2点目なのですが、適応指導教室を本町でつくる予定があるのかないのか。この2点をお願いしたいと思います。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁をしてください。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(田中稔浩) それでは、教育委員会事務局学校教育担当指導主事の田中のほうで答弁をさせていただきます。
1点目ですが、小川町の適応指導教室に通っている子どもについて現在1名おります。適応指導教室のほうで不登校児童生徒の自立と学校生活への適応に係る指導を行い、学校復帰ができるよう援助に努めるという目的で適応指導教室ございますが、こちらのほうに1名通っております。
そして、町への設置の予定という部分についてですが、設置場所や、あるいは人材の確保等の点から実現が困難な状況にあるというのがまず1点ございます。また、現在5町村で協定を結んで、負担金を支払って小川町に委託をしております。しかし、単独での設置となると財政的な面でも厳しくなってくるということが予想されるため、現在では厳しいのかなというふうなところでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 服部委員。
〇8番(服部幸雄委員) 今1名ということなのですけれども、週何回通われているのか。それからあと、指導していただいている内容についてお願いできたらと思います。プライバシー等もありますので、答えられる範囲内で結構です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(田中稔浩) それでは、教育委員会事務局学校教育担当指導主事の田中のほうで答弁をさせていただきます。
今通っている1名のお子さんについてですが、週によっては変化がございますが、およそ2日から3日程度の割合で適応指導教室のほうに通っております。学校のほうへの復帰を目指してさまざまな活動をしているということでございますので、よろしくお願いいたします。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 服部委員。
〇8番(服部幸雄委員) 教育委員会としては、時々そういう家庭と、またはお子さんと接点を持って、今現在どんな気持ちでいるのかとか、前向きになってきているのだとか、そういうところの把握みたいなのはなさっているのでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(田中稔浩) 学校教育担当指導主事の田中のほうで答弁をさせていただきます。
まず、適応指導教室に通っているお子さん等とのかかわりでございますが、学校のほうが中心となってそのお子さん、またご家庭との連携はとっております。そして、報告については、学校と教育委員会とでも連携をとらせていただいておりますし、小川町の適応指導教室のほうからも毎月、今月は何日通いましたという報告とその内容等についてご連絡をいただいているところでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) ありがとうございました。服部委員、どうぞ。
〇8番(服部幸雄委員) 先ほど田中指導主事さんのほうから町独自でそういう教室を持つというのは、財政面とか人的な面でというお話がありましたけれども、確かにおっしゃるとおりだと思います。ただ、その分各学校で担任が抱えている問題等が多いのではないかなという気がいたします。そうでなくても今プログラミングとかさまざまな取り組みが文科省のほうから来ておりますので、そういった研修会等で追われているのが日々かなと思います。どうしても適応指導教室等に通う子というのは細やかな指導をマンツーマンでしなくてはいけない場面がいっぱい出てきますので、それを各学校または担任にというあたりはちょっと大変かなと思います。
そういう観点から、これだけ児童生徒数がふえてきた滑川町でありますので、適応指導教室、財政面、人的な面で本当に大変だというのは当然わかるのですけれども、何か開設に向けて前向きな、とりあえず話し合いでも結構ですので、または各学校の先生方のご意見等も聞きながら、そういう教室があったら少しは担任の先生もそういったところに相談をしながらうまい指導ができるのかなという観点からも、そういったあたり学校の先生方のご意見等も聞きながら、少し前向きな取り組みができるかどうかというあたりなのですが、その辺についてはいかがでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(田中稔浩) 学校教育担当指導主事の田中のほうで答弁をさせていただきます。
先ほど服部委員さんのおっしゃったように、学校にも相談をしていただければというふうな内容のことがございましたが、まずは学校のほうへもこういったお話が来ていますということをしっかり意見を伺うところから始めていければいいのかなと考えております。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 服部委員、どうぞ。
〇8番(服部幸雄委員) ぜひそういう方向で、現場の先生方の声をちょっと拾っていただければなと思います。どうしても担任は自分で抱え込んでしまう傾向がありますので、そういったところも管理職等の意見も聞きながら、どういう形だったらそういう適応指導教室が機能を持った指導教室になるのかどうか、そういったあたりも担任さんに声をかけるとある程度浮かび上がってくるものがあるのかもしれません。ということで、ぜひ学校現場の声をまた拾ってみていただきたいなと思います。よろしくお願いします。
未来ある子どもたちですので、この間私が一般質問でしたゲーム依存と同じように、どこかでつまずいてしまっているような子をとにかく早くもとに戻してあげて、勉強とかそういったのに気持ちを全面的に出していける、楽しい日々が送れるようにサポートするのが私たちの役目であろうかと思いますので。そういったあたりも財政面とか人的な面で厳しいとは思いますけれども、ぜひちょっとここで立ちどまって考えていただければありがたいなと思います。要望です。
以上で質問を終わりにします。ありがとうございました。
〇委員長(瀬上邦久委員) 服部委員の質問は終わりました。
ほかに質疑ございますか。
井上委員。
〇6番(井上奈保子委員) 井上です。2点質問いたします。よろしくお願いいたします。
それでは、最初、先ほどの経済建設のところで質問いたしましたブザーです、携帯用の。子どもさんに小学生が入学するときにブザーを渡すということで30年度はブザーを、総務の防犯のところでございますが、それと文教と関連いたしましての質問でございます。
ブザーの件は、先ほど申しましたように行政報告書の29ページに防犯ブザーの配布についてというところがありまして、30年度は210個配布したという報告があります。この防犯ブザーの所持について、持たせるためにこれを配布しているわけだと思うのです、目的は。しかし、ポケットベルの所持の問題ですが、ある関係者が調べたところ、調べた範囲はどの範囲を調べたか、ちょっと私も定かではないのですけれども、あるデータによりますと子どもさんがふだん登下校にそのブザー、それを所持している、それが49.6%だったという、そういうデータが載っておりました。これは、先ほど私申しましたように調べた範囲がちょっとわからないのですけれども、このことからそれでは滑川町ではお子さんがどの程度ふだん所持しているか、ちょっとそれを伺いたいのです。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁お願いします。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(田中稔浩) それでは、教育委員会事務局学校教育担当指導主事の田中のほうで答弁をさせていただきます。
小学校入学時に子どもたち全員に防犯ブザーは配布させていただいております。子どもたちは、登下校の際ランドセルに防犯ブザーをくっつけて登下校に持って通っております。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員、どうぞ。
〇6番(井上奈保子委員) その辺はちょっと私も、そのためにポケットベルというか防犯ブザーを小学生に210個ですか、配布をしたのだと思うのですけれども、その目的はもちろん携帯、持つために配ったのだと思うのです。その目的はいざというときのために、それを鳴らして人に知らせるという、そういうための目的だと思うのです。それの所持の率がどの程度かというのを今お聞きしたいのです。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(田中稔浩) 学校教育担当指導主事の田中のほうで答弁をさせていただきます。
所持率についてですが、全員に配布をしているので100%配布をしておりますが、それが絶対かというと、もしかするとランドセルにぶら下げていないで登校してしまっている子もいる可能性もあるので、100%配布はしておりますが、多くの子が必ず持っているというのは確かだということでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員、どうぞ。
〇6番(井上奈保子委員) それは、そうしますとどのぐらいというパーセンテージはまだつかんでいないのだと思うのですけれども、例えば同じデータのところで、登下校の場合がそのときのは49.6%であったけれども、それはランドセルにつけていたという、そういうことです。そのほか、子どもさんたちがショッピングだとか、それからどこかへ遊びに行くときだとか、あるいは習い事に行くとか、そういうときに行くときには持たない人が多いというのです、持たないお子さんが。持っているお子さんは14%から7%の所持だという、そういうことなのだそうです。ということは、せっかく配っていただいたそれの目的に合わないと思うのです。私思うのですけれども、ランドセルにつけてあった場合に、それをすぐに手にとって鳴らすということは不可能なのですか、あるいは可能なのですか。ポケットベルをランドセルにつけていた場合は、いざ何か事が起こったときにランドセルからそれをとって、すぐそれを作動というか、音を出すという、そういう動作に移るまでのあれというのはどんなものですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(田中稔浩) それでは、学校教育担当指導主事の田中のほうで答弁をさせていただきます。
防犯ブザーについてですが、もともとそんなに大きいものではございません。ひもがくっついているのですけれども、そのひもを引っ張るとつっかえているものが抜けて音が鳴るという仕組みになっておりますので、比較的簡単に音が出るような仕組みになっております。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員、どうぞ。
〇6番(井上奈保子委員) そうしますと、ランドセルについている場合もそれすぐに自分の手元に引っ張って使えるのですか、それは可能なのですか。わかりました。
そうしますと、お子さんが登下校のときにそういうもの必要にならないのがいいわけでございます。そのためには、交通指導員さん、あるいは登下校のボランティアさんがいらしたり、あと110番の家、子どもさんを守るそういう家がありますよね、そういうおうちなんかの見守りも大変役立ってくださっていると思うので、子どもさんの見守りは、意外と今は安全なのかなと思いますけれども、いつどんなときにそれが発生するか。いろんなところで、安全だと思っても意外と死角というか、盲点が今はあるのです。ですから、そういうところでいつ何どきどんなことが起こるかわからないということで、せっかくのこの防犯ブザー、これを配ってある以上はこれを本当に何かのときには利用ができたという、そういうことが一番大事なことで。ただ配ったからいいではなくて、あるいはランドセルにつけてあるからいい、安心だではなくて、やっぱり実際にこれが役立つかどうか、そういうことも学校のほうで何とか、実証というか、そういうものを調べてみるとか、そういうことについてはいかがでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、井上議員の質問に答弁させていただきます。
井上議員がおっしゃるとおり、防犯ブザーただ持っているだけでは意味がございません。今現在小学生についてはランドセルにつけて、そのブザーの使い方、登下校のときに何かあったら、こういう形でひもを引いてブザーを鳴らすのだということで指導はしております。ただ、それについても今後繰り返し指導していくとともに、先ほど井上議員がおっしゃった有効活用という意味でも、登下校のときだけではなく、ふだんの外出時、塾に行くときですとか、友達のうちに遊びに行くとき、そういったときにも防犯ブザー活用できるようにという指導を学校のほうを通して子どもさんにしていきたいと思います。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員、どうぞ。
〇6番(井上奈保子委員) それで、私思うのですけれども、登下校にランドセルのところにつけて行くのはそのままでいいのですけれども、今度は習い事に行ったりなんかするときに改めてまたそこからとって持っていく、その手間というか、子どもさんも忙しい。時間に追われているでしょうから、そういうときにランドセルのところからくっつけてあるのをわざわざとって、また習い事とか何かに行くというのはちょっと大変なのかなというふうに私思うのです。そのときに、評論家というか、調べた人の意見にもあるのだけれども、できれば2つ持たせることも手ではないかという、そういうことがありましたけれども、やっぱりこれはその子の命とか、そういう守るためのものですから、ただある飾りではないので、やっぱり1つよりは2つのほうが、複数のほうが守れる率は多いわけですよね。ですから、お金はかかると思いますけれども、できれば私は家庭で買うのも、1つ幾らかわかりませんけれども、家庭でそれを子どもさんに所持させるとか、あるいはまた町でそれをもう一つ子どもさんに予備として持たせるとか、何かそういうようなこともこれからは考えていってもいいのではないかなというふうに、今は本当に子どもさんへのそういう犯罪も多発しておりますし、そういう面で、宝であるお子さんが安全に健やかに育つために、登下校の、あるいは習い事に行ったとき等に身を守る、そういうことに対してはポケットベルだけではないのですけれども、それを有効に利用できるためにも1つより2つのほうが、複数のほうが役立つかなというふうに私は思うので、もしそういうことができましたら、それもひとつお考えいただきたいなというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川、井上委員の質問に答弁させていただきます。
確かに井上委員おっしゃるとおり、防犯ベル2つあるほうが有効に活用できるのかなと。確かにランドセルにつけておいて、外してまたそれを持って、ふだん外出で使って、登校のときにまたランドセルにつけるというのは確かに手間もかかります。うっかりして忘れてしまうこともあるかもしれないので、確かに2つ持てるというのは大変いいことかなと思います。なかなか予算の問題もあります。公費で買うか、またそれぞれご家庭で用意していただくかということについてはちょっと検討の余地があるかなとは思いますが、1つ以上防犯ブザーを用意して防犯対策をするというのは大変いいことかなと思います。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員、どうぞ。
〇6番(井上奈保子委員) では、今の問題なのですけれども、防犯ベルを今までに子どもさんが使った経緯というか、そういうことはございましたでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、井上委員の質問に答弁させていただきます。
済みません、今ちょっとここで学校さんのほうで防犯ブザーを使った事例があるかどうか、事案があるかどうかというのはちょっとここではわかりませんので、学校に照会をしてみて、また後日回答させていただければと思います。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員、どうぞ。
〇6番(井上奈保子委員) ありがとうございます。配った以上、それでいいではなく、それがどのように活用されているか、そういう経過というか、これもまた追跡調査というか。毎日子どもさんが持っているわけですから、それについてはそういうところまで一応は調べていただきたいなというふうに思いました。それは、ではお願いいたします。
次に、もう一つですけれども、行政報告書の100ページのネットパトロール事業です。これも前に私質問させていただきました。また質問させていただきますが、今お子さんがいろいろ、スマートフォンですか、それを持ったりなんかして、いろいろ利用上に問題が生じているというような、そういうお話も聞いておりまして。ここのところでもインターネット上に潜む危険から子どもたちを守るためという、こういうところでSNSや個人プロフィールサイト、こういうところにおける子どもたちの書き込みなどを監視して、それで該当する児童生徒を保護したり指導したりしているという、そういうことをおやりになったということで30年度の報告書に載っております。毎年これは載っておりますが、30年度については、以前私聞いたのですけれども、ちょっと忘れてしまいましたので、もう一度30年度につきましてこれ委託先はどこか。委託料が52万2,547円、それが決算で出ております。委託料を使ったということでありますので、この委託事業に対してどこへ委託しているのでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・教育総務担当(小林晴美) 教育委員会事務局教育総務担当の小林が井上委員さんのご質問に答弁いたします。
委託をしている会社ですが、株式会社JMCというところに委託をしております。こちらのほうから毎月その月の報告が上がってきまして、30年度は27件だったかと記憶しております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員、どうぞ。
〇6番(井上奈保子委員) もう一回ちょっと教えてください。今のところ、株式会社どこだか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・教育総務担当(小林晴美) 教育委員会事務局教育総務担当の小林がお答えいたします。
こちら会社が株式会社JMCとなります。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員、どうぞ。
〇6番(井上奈保子委員) 株式会社JMCって、それは何かの略ですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・教育総務担当(小林晴美) 教育委員会事務局教育総務担当の小林が答弁いたします。
略ではなく、こういう会社の名称となっております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員、どうぞ。
〇6番(井上奈保子委員) 株式会社JMCという会社の名前なのですね。その会社はどこにあるのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、よろしくお願いします。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・教育総務担当(小林晴美) 教育委員会事務局教育総務担当の小林が答弁いたします。
こちらの会社は、東京都目黒区中目黒にある会社でございます。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員、どうぞ。
〇6番(井上奈保子委員) JMCという会社が東京都にあるという、そこは理解いたしました。
この会社が監視していて、何か問題があったときにその該当する児童生徒を保護したり指導したりしているという、そういうことがありますが、30年度においてはこのような保護、指導ということがありましたでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・教育総務担当(小林晴美) 教育委員会事務局教育総務担当の小林が答弁いたします。
30年度におきましてもそういった事例につきましてはこちらの会社のほうから指導していただきまして、削除していただくように指導をしていただきました。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員、どうぞ。
〇6番(井上奈保子委員) 何をしていただくようにですか、何をしていただくように指導をしていただいた。ちょっともう一回そこをお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・教育総務担当(小林晴美) 教育委員会事務局教育総務担当の小林が答弁いたします。
不適切な記載等につきまして削除していただくように指導をいただきました。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員、どうぞ。
〇6番(井上奈保子委員) 不適切な何ですか、ちょっと聞き漏れたのですけれども、もう一回、済みません。
〇委員長(瀬上邦久委員) では、教育委員会事務局、少し大きな声でお願いします。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・教育総務担当(小林 晴美) 教育委員会事務局教育総務担当の小林が答弁いたします。
不適切な表現のものについて削除を依頼しました。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員、どうぞ。
〇6番(井上奈保子委員) ありがとうございます。不適切な表現ですね。それは、小学生だったのですか、中学生が該当でしたでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川、答弁させていただきます。
それは、中学校での案件でございます。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員、どうぞ。
〇6番(井上奈保子委員) やっぱり今スマホ等の所持でいろいろ問題が生じているという、そういう結果というか、そのことに関しては今本当にいろいろなところでその問題が起こっているということで、しまいには大きな取り返しのつかない問題にまで発展するという、そういう話にも及んでおります。ネットパトロールですか、これの大事さ、普通にただ見て監視しているのとは違ってネットで見ているパトロール、これは大変貴重というか、大事なことだと私は思っております。昔ではとてもこういうことはできなかった。今の文明の発達というか、こういうのでこういうものができるという、そういうことは子どもさんにとって本当にこれは幸せというか、いい時代だと思います。そういうことで、ぜひ子どもさんたちがそういうところに巻き込まれないためにもこれからもこの委託を続けていただき、子どもさんが安心、安全に通学ができ、また育つことができますことを町のほうでもこれからもご尽力いただきたいと思います。
それでは、以上お願い申し上げました。この2点で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
〇委員長(瀬上邦久委員) 井上委員の質問は終わりました。
ほかに質疑ございますか。
上野委員、どうぞ。
〇5番(上野葉月委員) 上野葉月です。質問させていただきます。
では、まず決算書の100ページ、一番上のフッ化物薬剤分包謝礼5万9,000円についてお伺いします。金額は小さいのですけれども、これは作業自体は誰がどのようなことをしていることに対する謝礼でしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・教育総務担当(小林晴美) 教育委員会事務局教育総務担当の小林が答弁いたします。
こちらのフッ化物につきましては、町の薬剤師さんにお願いしまして分包していただいております。分包に基づきましては単価がありまして、単価掛ける学校の人数分ということで謝礼のほうをお支払いしております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野委員、どうぞ。
〇5番(上野葉月委員) フッ化物洗口に当たって保護者に同意書をとっていると思うのですけれども、今はどれくらいの率あるいは人数の子どもがしないという選択をしているでしょうか、わかったらお知らせください。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・教育総務担当(小林晴美) 教育委員会事務局教育総務担当の小林が答弁いたします。
令和元年度の分につきましては、宮前小学校29名、福田小学校10名、月の輪小学校45名の方がフッ化物洗口をしないという回答をいただいております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野委員、どうぞ。
〇5番(上野葉月委員) もうフッ化物洗口、東京都のほうでは一斉実施、集団での実施はしていないそうです。フッ化物洗口が虫歯の予防に効果があるかということについて、歯科医師のほうでは効果があると言っている意見が多いようなのですが、ないという意見もあります。
また、一方でフッ素という薬物自体が子どもの脳に悪影響を及ぼすという結果も出ておりまして、弁護士の団体のほうで中止要望を都には出した。それで集団での実施はやめていくことになったというふうに聞いています。そういうような観点からもフッ化物洗口を集団で実施する意味があるのだろうかという疑問を私は持っています。
それから、もう一つ、やることへの疑問の一つとして、学校の教員に対しての働き方改革という問題が出てきておりまして、今学校の行事等をかなり精査している状況だと思います。このかかる費用、出てくる費用としては5万9,000円で小さいのですけれども、例えば同意書をとったりだとか、同意書ある子とない子に分けて実施をしたりだとか、週1回時間をとっていったりだとか、そういうことでそれなりに大きな庶務として発生しているのではないかなと思います。
それで本当に虫歯を予防する効果があるのか、予防する効果が仮に何割かはあったとして、脳への悪影響という、そういうことを冒してまでやる必要があるのかということから、フッ化物洗口の効果について、それから必要性、今後も続けていくのかどうか、予算をとっていくのかどうかということについてお考えを伺います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川、上野委員の質問に答弁させていただきます。
このフッ化物洗口事業については、当初埼玉県の歯科医師会の推奨がありましてスタートした事業でございます。分包等薬品の提供についても歯科医師会を通して県のほうからいただいている状況です。
今おっしゃられたように、集団実施についてその効果、必要性についてということですが、虫歯の予防の効果としてはある程度効果がある、見られるのではないかということで歯科医師会のほうからは情報をいただいております。それによってスタートした事業ではあるのですが、今おっしゃられたフッ素が脳に影響があるというのは、済みません、今初めて、不勉強で申しわけなのですが、お聞きした情報でございます。そういったことも含めて、このフッ化物洗口についてその効果、必要性を再度検証していきたいと思います。また、県の歯科医師会の意見等もお伺いする中で事業の実施についても改めて検証していきたいと思います。
ただ、このフッ化物についても、ご存じのとおり保護者の方の同意を得てということになっておりますので、必ずしも強制ではなく、保護者の方の自由意思のもとでこちらのほうを実施させていただいているということはご承知おきいただきたいと思います。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野委員、どうぞ。
〇5番(上野葉月委員) おっしゃられるように同意をとっていただいていて、同意をとるということは恐らく、効果もあるけれども、リスクもあるということをご認識の上でやっている事業なのかなと推測します。そういう効果とリスク、それから働き方改革ということで、こういう小さなことでも入ってくることで、どんどん積み重なりますとやはり庶務という部分が大きくなってきます。そうすると、メーンの本当の子どもを見るだとか子どもを指導するだとか、そういうところの時間がちょっとずつ削られてしまう結果にはなると思いますので、これを機にいろんな要素から事業を検討していただければと思います。これは要望です。
次の質問をいたします。決算書の78ページ、一番上の段の埼玉中部資源循環組合負担金2,659万円について伺います。決算書なので、もう確定した金額だとは思うのですけれども、内訳について、既に支出してしまった金額、戻ってくる可能性のない金額、それと積み立て等にした金額もあるかもしれませんので、そういう内部でためている分の金額というのの内訳がわかるようでしたら、教えてください。
〇委員長(瀬上邦久委員) 環境課、答弁願います。
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、上野委員のご質問に答弁いたします。
埼玉中部資源循環組合の負担金でございますけれども、30年度がもう既に納入が終わっておりまして、現在では平成31年3月31日までに基金といたしまして8億6,291万589円が組合の財源調整を図る財政調整基金及び施設整備に必要な施設整備基金として積み立ててございます。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野委員、どうぞ。
〇5番(上野葉月委員) 2,659万円のうち、そのような基金に含まれる部分というのはわかりますか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 環境課、答弁願います。
〇環境課主査・生活環境担当(久保島賢) 生活環境担当、久保島がお答えいたします。
組合の予算として9市町村全体の予算を成立されている中で滑川町の負担金ということで請求されておりますので、滑川町の負担金のうち幾ら積み立てたということころは組合からは報告はございません。なので、町では把握していないということになります。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野委員、どうぞ。
〇5番(上野葉月委員) この事業を中心にして生産していくという方向性だと思うのですけれども、この金額のうち、支出して、まだ消費していなくて戻ってくる可能性のある部分というのは、そういう形では把握していらっしゃいますか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 環境課、答弁願います。
〇環境課主査・生活環境担当(久保島賢) 生活環境担当、久保島がお答えいたします。
先ほど環境課長が申しました基金の残高につきまして、今後精算を行っていく中で分配されていくというふうに考えておりますので、現在出した負担金の中の内訳ということでは考えておりません。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野委員、どうぞ。
〇5番(上野葉月委員) 内訳としてはわからないということなのですが、大体の感じとして、ではこのお金というのは、この2,659万円というのはもう既に何かに使ってしまったお金になるのでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 環境課、答弁願います。
〇環境課主査・生活環境担当(久保島賢) 生活環境担当、久保島がお答えいたします。
この負担金の中で積み立てている分というのは当然ございます。なので、今支出した負担金の中では基金の部分もあり、委託として使用したという部分も含まれてございます。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野委員、どうぞ。
〇5番(上野葉月委員) この金額の中には基金としてプールされている部分もあるし、委託調査等でもう使用して何かしらの業者に支払った部分もあるということで、その金額なり内訳なりというのは今のところは滑川町のこの金額の中の内訳としては把握していないということで、把握というか、金額が出せないということで理解してよろしいでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 環境課、答弁願います。
〇環境課主査・生活環境担当(久保島賢) 生活環境担当、久保島がお答えいたします。
そのとおりでございます。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野委員、どうぞ。
〇5番(上野葉月委員) この決算書をつくる中でも、どの課も予算を切り詰めて予算を組んでいただいていると思うのですけれども、この中部資源循環組合については金額が大きい割には返ってくる回答が曖昧な感想を受けます。確かに組合が使っているお金だとは思うのですけれども、組合の一員として滑川町もこれだけの金額を出しているわけなので、もう少し環境課としてもこの滑川町のお金の使途について、組合ではなく組合員としての滑川町として詳細をつかんでいただけたらなと思います。
質問は以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 上野委員の質問は終わりました。
ほかに質疑ございますか。
吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) 吉野正浩です。よろしくお願いします。午前中の太陽光の関係でちょっと質問しましたけれども、事業用の太陽光発電設備についてということで、資料的には行政報告の77ページはこれは個人の家がソーラーをした場合の補助の関係なのですが、それと絡めまして恐縮なのですけれども、事業用の太陽光発電設備についてお伺いします。
先月、総務経済建設常任委員会の所管事務調査で自然環境等と太陽光発電設備設置事業との調和に関する条例を制定しました茨城県龍ケ崎市に行ってまいりました。お話では、現在の法律の中では立地規制は困難であり、市の方針や必要な手続を明確化するために、また抑制区域の指定等を行うということで条例を制定したということです。埼玉県でも、やはりメガソーラーで日高市でも17だか、ヘクタールの大きな太陽光発電ができるということで、環境面に非常に支障があるということで条例を制定しておりました。
滑川町では、以前お聞きしたところによりますとガイドラインで指導していますという話は伺いました。また、今後国の動向も含めまして、滑川町ではこの関係についての抑止力のあるルール等を設置するお考えがあるかどうかお聞きいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 環境課、答弁願います。
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、吉野委員のご質問に答弁いたします。
メガソーラー、大きな発電の太陽光については以前より乱開発によって自然環境が破壊されるというようなお話は受けておりまして、6月の議会のときも内田議員のほうからご質問があった中で、滑川町のほうではガイドラインとしては開発抑制ということではなくて、安全面を第一ということで事業計画等について届け出を受けているというようなことでそのときもお話をさせていただいたのですけれども、確かに景観とか自然環境を守る上で近隣の市町村と、こういった同じような悩みを持っているところもございますので、その抑制というか、条例制定まで、その辺については検討しながら、足並みをそろえてそういう形、自然豊かな滑川町の環境をぜひ守っていきたいというのは第一にございますので、そういった点を踏まえながら、新たな規制に向けて滑川町だけではなくて県等も含めて働きかけをぜひしていきたいなと考えております。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) わかりました。よろしくお願いいたします。
ただ、その中で国の動向、国のほうでは今のところガイドライン的なものしかないのではないかと思うのですけれども、各自治体が、非常に太陽光発電というのはいい面もあるのですけれども、そういった面では地域で非常に問題になっていることも現状あります。そういった中で、国の動きなんかが何かありましたら、お聞かせいただければと思いますが。
〇委員長(瀬上邦久委員) 環境課、答弁願います。
〇環境課主幹・生活環境担当(権田尚司) 環境課生活環境担当、権田から答弁させていただきます。
県の研修に私も行っているのですが、そちらでFIT法、電力買い取り制度ですね、こちらのほうが2020年度大幅な改正を予定しているということです。乱開発等いろいろ叫ばれていますので、2020年度に大幅に改正するということを聞いております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員、どうぞ。
〇13番(吉野正浩委員) わかりました。そういった動向も踏まえながら、滑川町としても今後の対策とかを考えていくのだと思います。
それでは、次に移らせていただきます。行政報告書の54ページですが、生活保護についてお伺いします。実施機関は埼玉県となると思いますけれども、わかる範囲内で生活保護制度についてお聞きしたいと思います。第1点ですが、生活保護の現状の保護率とその推移、あと比企郡内での比較、そうしたものがわかりましたら、お願いします。
第2点目です。あと受けている世帯の……
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員、一問一答でお願いします。
〇13番(吉野正浩委員) わかりました。
〇委員長(瀬上邦久委員) それでは、健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・福祉担当(稲村茂之) 健康福祉課福祉担当、稲村より吉野委員さんの質問にお答えいたします。
現在滑川町の生活保護世帯といたしましては、平成30年度の末でいいますと120世帯、人数でいうと170人となっております。保護率としては0.85%になります。先ほどお話あったように、西部福祉事務所管内の平均の保護率は1.13%、そういう状況になっておりますので、平均よりは滑川町低いという状態になっております。ただ、先ほどお話あった推移ということでいいますと、人口増加とともに、若干でありますけれども、毎年ふえてきているところでございます。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員、どうぞ。
〇13番(吉野正浩委員) それでは、世帯類型というのですか、老人世帯とか傷病世帯とか母子世帯等とかあると思うのですけれども、そういった中でできれば多い順というのですか、そういう世帯類型をちょっとお知らせいただきたいと思います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・福祉担当(稲村茂之) 健康福祉課福祉担当、稲村より吉野委員さんの質問にお答えいたします。
生活保護者の状況ですけれども、一番多いのが高齢者になっております。パーセントでいいますと44.2%、続きまして傷病者の方で22.5%、その次が障害の方で13.3%、あと母子の方で4.2%、それ以外の方はその他という形になります。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員、どうぞ。
〇13番(吉野正浩委員) 今滑川町の生活保護のお仕事なのですけれども、県との執務の分担割合というのがわかりましたら、お願いしたいと思います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・福祉担当(稲村茂之) 健康福祉課福祉担当、稲村より答弁させていただきます。
現在町で行っているものにつきましては、生活困窮者の相談業務、そして生活保護に当たっての申請の受け付け、それを行っております。それ以外につきましては、西部福祉事務所のほうで行っております。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員、どうぞ。
〇13番(吉野正浩委員) そうしますと、処遇困難ケースとかいろいろあると思うのです。精神の方とか、そういう方とか浪費家とか、いろいろの問題ケースを抱えていることがあると思うのですけれども、そういったものについては県のほうで全て対応するという考え方でよろしいのでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・福祉担当(稲村茂之) 健康福祉課福祉担当、稲村より答弁させていただきます。
第一義的な相談窓口が滑川町になっております。町のほうで相談を受ける中で、緊急性等ない場合につきましては、アスポート相談支援センター等につなぎながら、また福祉事務所とも連絡をとりながら、それぞれの支援が、またそういうサポートが受けられるような形で連携をとって進めております。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員、どうぞ。
〇13番(吉野正浩委員) 最近埼玉県でもやっぱり人員が足りないとかという問題が発生していると思うのですけれども、生活保護の県の担当者も相当件数を抱えているのではないかと思うのです。そういった中で非常に町の分担割合というのがふえてきているのではないかと思うのですけれども、そういった県の職員が大変だからというようなものというのは感じますか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・福祉担当(稲村茂之) 健康福祉課福祉担当、稲村より答弁いたします。
埼玉県西部福祉事務所には生活保護を担当しているケースワーカーがおります。滑川町にも担当しているケースワーカーが四、五名おりますけれども、そのケースワーカーの方の状況を見ますと1人当たりの件数がふえているようにも感じます。町としてもそういった生活困窮の方の相談もふえておりますので、そういった部分では件数的にはふえているのかというふうには思っております。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員、どうぞ。
〇13番(吉野正浩委員) わかりました。要は町のほうでもケースワーカーが四、五人いるということで一生懸命、県のほうからは多分いろいろこういうことをお願いしますとかということで仕事はふえているのだと思います。
では、次の質問に移らせていただきます。57ページ、緊急通報システム事業についてお伺いします。ひとり暮らし高齢者の人数を把握していれば、まずお願いします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(篠﨑美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当、篠﨑が答弁いたします。
ひとり暮らしの人数につきましては、ただいま民生委員さんに調査をして上げてもらっている最中でございますので、今年度の最新の数字がわかり次第お知らせしたいと思います。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員、どうぞ。
〇13番(吉野正浩委員) 中には、緊急通報システムというのは一人で住んでいる方がもし倒れた場合とかというときに、やっぱりいつも持っていると安心すると思うのです。そういう中で、今いろいろな問題で世帯分離という方も相当見受けられると思います。だから、要は純然たるひとり暮らしという方と世帯分離をされてひとり暮らし高齢者という方もおると思うのです。できれば、私の考えでは本当に一人で世帯分離もしない方、これには100%支給してほしいぐらいの感じでいるのですけれども、そういったことで、世帯分離されている方とひとり暮らしの高齢者とか、そういう形での仕分けというのは把握されているのでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(篠﨑美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当、篠﨑が答弁いたします。
今実際民生委員さんに把握していただいているのが世帯分離等の住基上の独居は関係なく、全く一人の方ということで今調査を依頼しているところでございます。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員、どうぞ。
〇13番(吉野正浩委員) わかりました。そういうことで把握していただくというのが一番いいと思いますので、そういう方につきましては緊急通報システム等を支給するようにお願いしておきたいと思います。
次に、60ページお願いします。シルバー人材センター活動費補助事業についてです。補助金額が平成29年度も同額の600万円ということになっていますけれども、1点目にこの支給となる根拠となる規則等ありましたら、その名称をお願いします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(篠﨑美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当、篠﨑が答弁いたします。
福祉団体等補助金という名目になりまして、これは国のシルバーのほうに補助を出しております。国と同額以上の財政支援を地方公共団体が行わなければいけないということになっておりますので、金額はそれで600万円という形で決まっております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員、どうぞ。
〇13番(吉野正浩委員) 一般的に団体に対する補助金というのは、事業費補助、例えば商工会に補助を出すにしても何にしても事業費があると、それよりその事業費に対する補助を精査して積み上げて毎年度決めていくというのが一般的な補助金の考え方なのですが、シルバー人材センターについては、そういう補助金のやり方でこれはよろしいのでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(篠﨑美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当、篠﨑が答弁いたします。
先ほどの600万円ですが、町の持ち分として600万円ということになりますので、実績報告ではそれ以上の実績をいただいております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員、どうぞ。
〇13番(吉野正浩委員) 実績というのは全体の実績だと思うのです。人件費を除く、例えば機械を買ったとか、いろいろな事業がシルバーにもあると思います。それを精査して、その中で何分の幾つとか、そういう取り決めで積み上がったものが例えば600万円ではなくて、町の予算が600万円なら600万円かもしれないのですけれども、それ以上いっていれば600万円で済むかもしれないですけれども、それ以下だったら四百何万円とか、そういう実績に基づいた金額の積算というのはしないのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(篠﨑美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当、篠﨑が答弁いたします。
シルバーの補助金に対しましては、滑川町老人福祉団体等活動費補助金という名目の中で700万円以内ということでうたわれております。町の補助というのは国の補助と同額を出さなくてはいけないということですので、600万円という形で出させていただいております。実際実績もきちんと把握しておりますので、国と同額の補助という形で600万円を町のほうから補助しております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員、どうぞ。
〇13番(吉野正浩委員) わかりました。私も勉強不足で、普通団体補助というと事業費の補助に対する積み上げで、金額はこういう定額ではないと思ったのですけれども、国の補助と同額というのですか、それを出すということが決まりということですね。わかりました。どうもありがとうございました。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員の質問は終わりました。
ほかに質疑ございますか。
阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 阿部です。よろしくお願いします。まず、行政報告書の61ページなのですけれども……
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、もう少し大きな声でお願いします。
〇14番(阿部弘明委員) 済みません。長寿ふれあい温泉入浴補助事業についてですけれども、前年度途中で終わったわけですけれども、町民の皆さんからは本当に強い要望が寄せられておりまして、何とかならないのかということです。花和楽の湯自体はまだまだしばらく使えそうにもないようなのですけれども、今後、とりあえず前年度の予算が余っているわけだというふうに思いますけれども、それどうするのかということや今後の事業について年度途中でも検討する余地があるのかどうか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部委員さんのご質問に答弁をいたします。
まず、予算関係ですけれども、こちらの事業につきましては実際に使った費用に関して町のほうでお支払いをしているということで、年額で幾らという決まりでお支払いをしている事業ではございませんので、その点まずご理解をいただきたいと存じます。
続いて、2点目にございました事業の関係ですけれども、以前にもお話を差し上げたと思いますけれども、花和楽の湯につきましてはまだ正式な廃業というようなお話のほうは町のほうはいただいておりません。したがって、現在の状況ですと花和楽の湯がいつ再開するのかということも勘案しながら、代替事業のほうも検討していくというような状況でございます。代替事業につきましては、現在のところ具体的な内容についてはまだテーブルのほうに上がってはおりませんので、今後とも慎重に周りの動向を見極めながら検討してまいりたいというふうに感じております。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) そういう説明というか、町民の皆さんへのお知らせというか、その辺もう少し安心できるお知らせを何とかできないのかなというふうに思うのです。今までやってきている事業ですから、それが今途中でとまっているわけですから、そこは何とか継続というか、代替事業も含めて今検討をしていると。大体町民の皆さんも花和楽の湯はいつ再開するかわからないななんていう感じを持っていますので、その辺をもう少し易しくというか、わかりやすい説明をしていただけないかなというふうに思うのですけれども、どうでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部委員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
町民に対する具体的なお知らせでございますけれども、こちらにつきましては非常に重要な問題だというふうに認識はしております。ただお知らせをしただけで、具体的にいつから始まるとある程度のめどが立たないとお知らせをしてもなかなか意味もないし、逆に町民の方も混乱させてしまう場合もございますので、お知らせをするタイミングとしては具体的な新たな事業、花和楽の湯含めてですけれども、再開する事業のめどが立った段階でお知らせをしたいというふうに考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 花和楽の湯がどうなるかを見極めてから判断するのですか、それともそろそろもう判断しようというふうにしているのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部委員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
花和楽の湯の再開につきましては、冒頭お話ししたとおり、まだ廃業という連絡のほうは正式に受けておりません。したがいまして、再開することも視野に入れながらというようなことで、両方勘案しながら考えていかなければならないという状況であることをご理解いただきたいと存じます。
以上、答弁をさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) ちょっとこれ以上あれですけれども、なるべく代替措置も含めた検討を始めて、それで町民の皆さんになるべく早く知らせていただきたいというふうに思います。これは要望です。
次に、行政報告書の63ページの地域子育て支援拠点事業ということで、これに載っているわけですけれども、まだちょっと、いろいろ事業をやられているのでよくわからないのですが、具体的に何をやられているのかというのをもうちょっと詳しく教えてください。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課主任・福祉担当(石川恵子) 健康福祉課福祉担当、石川より答弁いたします。
こちらの地域子育て支援拠点ですが、乳幼児及びその保護者の方がその拠点となっている場所に出向きまして、そちらのほうで同じ子育て世帯の保護者の皆様と一緒にちょっと話をすることで仲間づくりですとか、同様の相談事なども話ができるようにという場になっております。また、そちらのほうには専属で相談に乗ってくださる方もいらっしゃいますので、そちらの方に子育ての相談等も乗っていただくというような場所になっております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 第二ハルムの保育園の横にあるやつだと思うのですけれども、この補助金額795万1,000円なのですけれども、どんなふうにしてそれが使われているのかよくわからないのですけれども、その人件費だとか物品購入費だとかいろいろあるのだろうと思うのですが、どんな感じなのでしょうか。あと、今後こういった支援拠点事業というのはよつば保育園さんでもやられるようなことを聞いたのですけれども、そういったようなふやしていくようなお考えだというふうに思いますけれども、それは大変いいことだと思いますが、このお金どんなふうになっているのか、ちょっと教えてください。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課主任・福祉担当(石川恵子) 健康福祉課福祉担当、石川が答弁いたします。
こちらの補助金の金額につきましては、この金額ですが、まず国と県と町で3分の1ずつという形で金額のほうが発生しております。内訳としましては、阿部委員さんがおっしゃったように、やはり職員を雇うということでありますので、職員の人件費ですとか施設の維持費、またいろいろこちらの拠点のほうで事業等も開催しておりますので、そういった事業の開催費などで使われております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) わかりました。
続いて、同じく行政報告書の65ページのデマンド交通についてですけれども、登録者数、運行回数というふうになっているのですけれども、登録している人がこの運行回数をたくさん使っているのでしょうか、それとも満遍なくなく登録した人が使っていらっしゃるのか、それとも偏っているのかとか、その辺の状況をわかったら教えてもらいたいのですけれども。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・福祉担当(稲村茂之) 健康福祉課福祉担当、稲村より阿部委員さんの質問にお答えいたします。
登録者数の登録している方が均等に利用しているわけではなく、利用につきましてはある程度偏っているというふうに思います。それ以外にも社会福祉協議会のサロンとか、そういったものにも利用をいただいております。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) ことしは選挙がたくさんあった年なのですけれども、投票率の低下が問題になっていますが、例えば投票日当日などの運行などについては要望はないですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・福祉担当(稲村茂之) 健康福祉課福祉担当、稲村より答弁させていただきます。
運行につきましては、月、水、金の週3日ということで行っております。私たちが見たところによりますと、期日前投票に利用されている方もいらっしゃったようには思います。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 投票当日に行きたいのだけれども、足がないのだという話もあったのですが、その辺については今後ぜひご検討いただけないかなというふうに思います。余り範囲を広げると大変、何でもかんでも日曜日の行事のたびにデマンド交通というわけにもいかないだろうと思いますが、とりわけ選挙というのは非常に重要なことですので、ご検討いただければなというふうに思います。これは要望です。よろしくお願いします。
続きまして、69ページの肺炎球菌の接種なのですけれども、今何%ぐらいまでこの肺炎球菌、これちょっとよくわからない。835人に対して322人が接種したということで、残りはこの差でよろしいのでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康づくり課、答弁願います。
〇健康づくり課副課長兼主席主幹・保健予防担当(関 静) 健康づくり課保健予防担当、関から答弁させていただきます。
おっしゃるとおり、30年度実績につきましては対象人数が835名で接種人数が322名ということで、約38.5%の接種率になっております。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) まだまだなわけなのです。要するに全員が接種するというふうにはなっていないのですが、この接種勧奨をということで行われているのですけれども、この時限措置がいつとまるのかわからないのではないかなというふうに思うのですけれども、その辺町としてもいろいろ考えなければいけないのだろうと思いますが、何か特別な勧奨というのが必要になってくるのではないかなと思いますが、どうでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康づくり課、答弁願います。
〇健康づくり課副課長兼主席主幹・保健予防担当(関 静) 健康づくり課保健予防担当、関から答弁させていただきます。
この高齢者の肺炎球菌の予防接種につきましては、本来であれば30年度まで70歳から100歳の方を拾うわけだったのですが、国の方針がまたさらに5年間、今後延長されまして、引き続き65歳と、あと100歳までの5歳刻みの方を対象としまして接種をすることとなっております。接種勧奨につきましては、4月の上旬に対象の方には個人通知を発送しております。年度内の接種となっておりますので、年明けにまた再度接種勧奨につきまして広報で掲載をしまして勧奨をさせていただいております。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) よろしくお願いします。
続いて、77ページからなのですけれども、環境問題なのですが、ごみの減量化対策ということで打ち出されていらっしゃるのですけれども、ごみの減量化について排出ごみについては年々減量しているというふうに思うのですけれども、分別収集やっているわけですが、プラスチックごみについての減量をどうするかというのは今国でも大きな問題になって、この前のG7ですか、でもいろいろ話題になっているようですが、ここについての対策というか、対応というのは町としてはどのようにお考えでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 環境課、答弁願います。
〇環境課主幹・生活環境担当(権田尚司) 環境課生活環境担当、権田が答弁させていただきます。
プラスチックごみについては、町民の方に改めて分別の徹底をしていただくよう、広報なり、何かで促していきたいと思っております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) ごめんなさい、先ほど言ったのはG21ですけれども、その中でも日本の政府としてもこの削減についてのリーダーシップをとっていくというようなことを言われているわけですが、基本的にプラスチックごみについては、リサイクルというよりももともと出さないというのがベストというか、それしかないという、今世界の流れはそういう方向で、とにかくいろんなコップにしてもストローにしてもプラスチックでないものを使おうというようなことの流れが今強くなっているというふうに思うのですけれども、これについて要するに町としてもその辺できることがどのぐらいあるのかなというふうに思うのですが、例えばこれは都内のある自治体なのですけれども、庁舎内の、ここの庁舎とかいろいろ町の施設の中にある自動販売機のいわゆるボトルですよね、プラスチックボトルが出てくるような商品はなくしていくというようなことまで今進められているようなのですけれども、町が率先してそういったような政策を進めていくというようなことについてはどうでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 環境課、答弁願います。
〇環境課長(関口正幸) 環境課長、阿部委員のご質問に答弁いたします。
確かにプラスチックごみについては、地域というか、世界的な問題になっておりますので、埼玉県内においてもいくつかの市では、市内で行われる会議等ではペットボトルの飲み物は使用しない。それと、いろんなイベントがあった場合にもペットボトルの飲み物を使用しないで、昔ながらのジャグというか、水を冷やしたようなもので飲んでいただくというような形で、根本的にそのような方法というか、プラスチックのものを使用しないというような意識の中で全町的に取り組んでいかなければなかなか減っていかないのではないかなと考えております。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) ぜひそういう方向でご検討いただきたいなというふうに思います。
もう一つ、ごみの減量化の問題についてですけれども、町の事業系ごみの割合については近年どんな状況なのか教えていただきたいと思います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 環境課、答弁願います。
〇環境課主査・生活環境担当(久保島賢) 環境課生活環境担当、久保島がお答えいたします。
一般廃棄物のうち、家庭系のごみが占める割合が75%、事業系のごみが占める割合が25%となっております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 推移というか、わかりますか、近年の。
〇委員長(瀬上邦久委員) 環境課、答弁願います。
〇環境課主査・生活環境担当(久保島賢) 環境課生活環境担当、久保島がお答えいたします。
事業系ごみの推移といたしましては、近年横ばい、ほぼ同じ量で推移しているということになっております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) おっしゃるとおりで、家庭ごみについては減量されているのですけれども、事業系ごみなかなか減らないというのが多くの自治体の課題だというふうに思うのです。これを減らさないと全体量が減っていかないということなので、この79ページにありますけれども、計画、令和4年度までに25年度比で温室効果ガス20%削減というようなことを目標にして掲げていらっしゃるということですが、ぜひそういったようなことも含めて検討していただきたいなというふうに思います。
続きまして、101ページ、子ども・子育て支援制度についてですが、ちょっとこの報告書の説明をしてもらいたいなと思うのですけれども、ここの段落の4行目から、滑川幼稚園の新制度へ移行したが、公立幼稚園のため国、県からの直接の給付はなく(交付税措置)、新制度に基づく保育料の改正や実費徴収に係る補足給付が導入されというふうになっているのです。ここの意味がよくわからないのですが、ちょっと教えてください。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
平成27年度からスタートした子ども・子育て支援制度なのですが、主に認定こども園、それから公立の幼稚園が当初スタートした段階で制度に導入しています。滑川幼稚園の場合、今公立幼稚園ですので、新制度に移行してはいるのですが、一般の認定こども園等ですと施設型給付費ということで国、県、その所在市町村でそれぞれ子どもに係る保育の費用について施設型給付費という形で補助金が給付されるのですが、公立幼稚園の場合は国、県からの直接給付はなく、交付税という形で措置されて、子どもに係る保育の経費が給付される形となっています。
また、この新制度を導入したときに、今まで滑川幼稚園は保育料は一律9,000円という保育料だったのですが、この新制度の導入と同時に所得に対する階層を設定しまして、所得に応じた保育料を導入しております。また、実費徴収に係る補足給付ということで、生活保護世帯の方が就園する際にかかる実費徴収分、例えば遠足のときの遊園地等の入園料ですとか、園服ですとか、そういった保育料以外に幼稚園が実費として徴収する部分、これについて上限額はあるのですが、補足給付という形で補助金が出ます。こちらについても国、県、町とそれぞれ3分の1ずつ負担しての給付となっています。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) ありがとうございました。わかりました。
続いて、この下のスクールソーシャルワーカーなのですけれども、延べで759件の相談があるということなのですけれども、これ何人の方がいらっしゃって、町が負担して週3日になっているようなのですが、どういう状況なのでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〔何事か言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) 暫時休憩します。
休 憩 (午後 2時31分)
再 開 (午後 2時31分)
〇委員長(瀬上邦久委員) 再開します。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
済みません、件数は延べ件数になってしまいますので、実際の人数等はちょっと今ここでは、済みません、把握しておりません。ただ、県費分の負担と町費分の負担とそれぞれありまして、県費分が439件、町費が301件でございます。主に不登校、家庭内の問題、発達障害等にかかわる相談や対応となっております。中で、学校には約191回、スクールソーシャルワーカーの方訪問をいただいて、その他機関に227回の訪問を1年間でいただいております。
以上となります。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 何人いらっしゃるのですか、ソーシャルワーカー。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
スクールソーシャルワーカーは1名でございます。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 大変な件数だとういふうに思うのですが、どうなのでしょう、大変なのではないでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
こちら行政報告書にありますとおり、1名の方が週3回、県費で2日、町費で1日、週3日来ていただいてご対応いただいていますが、かなり件数ございます。1人ではなかなかさばき切れずに大変苦慮しているところでございます。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) こういうところに予算をつぎ込むというのは非常に大事なことだというふうに思いますので、ぜひ今後人数をふやすとか検討していただきたいというふうに思います。
続いて、図書館についてですけれども、ちょっとページわからないのですが、よろしいでしょうか。今国会でも取り上げられて、閣議決定などもされているようなのですけれども、障害者の方のバリアフリー、図書館でのバリアフリー化を求める、そういったような声が上がっております。いろんな方のボランティアの手で何とか支えられているというようなことなのですけれども、当町でのこの図書館での障害者に対する対応についてお聞かせください。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局主幹・図書館担当(堀口章子) 教育委員会事務局図書館担当、堀口、答弁いたします。
障害者に対してのバリアフリーについての設備といたしましては、障害者用トイレ及び障害者の方が車椅子でそのまま使える机のほうの設置がございます。
以上になります。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) それはもちろんなのですけれども、視覚障害者の方々のそういった対応、そういったことについてはどんなふうにされているのかなという。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局主幹・図書館担当(堀口章子) 教育委員会事務局図書館担当、堀口、答弁いたします。
カウンターのほうに健康福祉のほうから借り受けをしております、私は使ったことがないので、申しわけないのですが、読み上げをしてくれる装置がありまして、そちらのほうがあります。ただ、今のところ、設置はしているのですが、窓口で貸してくださいと言われたことがないので、使用はしたことがないのですけれども、そちらのほうはあります。あとは、カセットテープですが、そちらのほうを借りる方はいるようです。
以上になります。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 今後の課題だというふうに思うのですけれども、障害者の方が読書を通じてそういったいろんな情報を得るという権利を保障するためにも、その辺は検討していただきたいなというふうに思います。
あと、給食費の無償化の問題で改めてちょっとお願いしたいというか、お聞きしたいのですけれども、滑川町の給食費無償化については毎年のように多くの自治体から視察にお見えになるというような事業になっています。それだけやはり先進的な優れた政策だというふうに改めて感じるわけですけれども、これをこの間いろいろ雑誌の世界でもご紹介していただきましたけれども、いろんな研究者の方がこの制度の優れたところ、何が優れているのかというようなことをいろいろ分析されて、その精神的なものも含めて書かれているのですけれども、これをきちんと整理をすると言うとあれですが、何か欲しいなと。この経緯も含めて、さまざまな今まで視察に来られた方々にいろいろ澄川さんなんかが説明されているというふうに思うのですけれども、そういったようなこともあわせて、研究者も含めて、これを理論的な一つつのものにしていくみたいなことができないかなというふうに私は思うのですけれども、その辺いかがでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
阿部委員がおっしゃるとおり、給食費の無償化を始めて以来8年目ですか、迎えますが、毎年たくさんの自治体、団体から視察の申し込みをいただいています。その中で、給食費の無償化を始めた経緯、またその具体的な内容、それから事業経費、またその成果、今後の課題等について資料のほうを作成して説明をさせていただいています。また、この資料についても毎年毎年、改訂ではないですが、数字のほうを確認したり、また成果の内容を再検証する中で、検証した内容、また新たに出てきた課題についても追加をしながら資料のほうを作成させていただいています。こういった資料を公表する機会等があれば、阿部委員がおっしゃるようなそういったことにつながるのかなというふうには思ってはいるのですが、なかなかこれを周知する、公表するような場がないというのが正直なところでございます。ただ、教育委員会の中では、この給食費の無償化について、今お話ししたとおり、毎年毎年課題、それから成果について検証は続けております。また、今後ともこの事業が続く限り、そちらについては継続してやっていきたいと考えています。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 私一般質問でも行いましたけれども、権利条約なども考えると、要するに全ての子どもがひとしく教育を受けて健やかに育つ、そういった権利について本当に大きな要素として給食費無償化というのはあるのかなというふうに思うのです。それのこの間続けている本当に大きな特徴は、所得も関係なく全ての人に平等にというところなのだというふうに思うのです。町外も町内も関係なくというふうなこと、公正、公平、平等という、そういったような観点からぜひまとめていただければ。要するに憲法のそういった精神からも、子ども権利条約の精神からも導かれるような制度ではないかなというふうに思いますので、その辺もぜひお願いしたいなというふうに思います。
もう時間がないのですが、あと104ページの奨学資金と、あと贄田春吉教育支援基金についてですが、なかなか周知されていないのか、よくわかりませんが、少ないのです。そんなにみんな困っていないのかなというふうに思うのですが、その辺はどんなふうな周知のやり方とか、相談も含めてやっていらっしゃるのかということをお聞きしたいのですけれども。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・教育総務担当(小林晴美) 教育委員会事務局教育総務担当の小林が阿部委員の質問に答弁いたします。
ただいまの奨学資金なのですけれども、小学校に上がる際に、説明会のときにそれぞれの皆さんにパンフレットのほうを差し上げまして説明をさせていただいております。それから、もう一つのほうの奨学金につきましては、ほかの奨学金を借りていらっしゃる方も多く見受けられます。こちらのほうも返済をするということもありますので、何本も借りるということになりますと返済があるということで、その辺もそれぞれの皆さんお考えになっているのではないかと思います。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) もう一点ですが、先日の防災訓練で宮前小学校へ行ったのですけれども、やはり夏場は暑いということで、避難所になるわけなのですが、エアコン設置というのは検討されていないのか、その辺はどうでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
確かに夏場は体育館かなり暑くなります。中で授業等行う場合は、熱中症等注意が必要になるかなと思います。とはいえ、体育館に空調を設置して、それが効果がある空調となりますとかなり金額的にも大きなものになるかと思います。財政等の負担もあります。今現在については、体育館の空調設置は考えておりません。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 子どもたちにもそうですが、いざというときはそこで暮らさなければいけないふうになるわけで、そういったようなことも考えると決して、確かに高いだろうなというふうに思いますが、ご検討いただければというふうに思います。
以上で私の質問を終わります。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員の質問は終わりました。
ほかに質疑ございますでしょうか。
紫藤委員。
〇7番(紫藤 明委員) 紫藤です。よろしくお願いします。質問なのですが、行政報告書の100ページ、プレハブ校舎のリースに関してちょっとお聞きします。あと、決算書のほうだと104ページの宮小と112ページの滑川中学校ですか、両方なのですけれども、この金額というのはリースだとは思うのですが、実際に建てた場合との比較をされて建てているとは思うのですが、何年で償却とかという形であれば、リースでなくて建てたほうがよかったのかというのを思ったのですが、その辺はどういう経緯でリースという形で、かなりの金額だと思うので、27年から供用開始しているということはもう1億円近いお金が流れているとは思うのですけれども、その辺はどういう経緯でこの形になっているのでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川、紫藤委員の質問に答弁させていただきます。
こちらプレハブ校舎のリースでございますが、滑川中学校、宮前小学校ともにリースをした後は無償譲渡という形で町の所有になります。また、プレハブという名称をうたっておりますが、これはあくまでも建築物の工法でございます。決して仮設ではなく、本設の建物になりますので、ご理解のほどお願いいたします。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 紫藤委員、どうぞ。
〇7番(紫藤 明委員) ありがとうございました。それに附属しまして、行政報告書の下にプール等移設用地取得費というのがあると思うのですけれども、この172万円の内訳というのはどういうことになっているのでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 教育委員会事務局、答弁願います。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川、紫藤委員の質問に答弁させていただきます。
こちらプール等移設用地取得費でございますが、済みません、正確な年度と金額が今ここに資料がないのですが、宮前小学校の北側です。プール用地として用地取得をした際に、土地開発基金という基金を使って購入をしてございます。この基金について数年をかけて基金を払い戻していくという形で予算計上しております。そのうちの1年度分の金額となります。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 紫藤委員、どうぞ。
〇7番(紫藤 明委員) ありがとうございました。わかりました。
それで、ちょっとこれとは違う話になるのですが、宮前小学校のプールを新しくつくるというお話をお伺いしました。計画は進んでいるというお話なのですが、予算的な問題でできていないというお話が多いのをお聞きします。ここで町長さんにお聞きしたいのですが、プールをつくるという計画を順位的には町の政策中でどのくらいの順位で考えていらっしゃるか、お答えいただければと思います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町長、お願いいたします。
〇町長(吉田 昇) 町長、紫藤委員の質問に答弁をいたします。
プール等の移設につきましては、今計画をして、補助事業としてやりたいということで、補助待ちということでございます。大きな事業でございますから、町の単費だけでなく、なるべく補助金を使ってやるという考えでおりますので、補助金がつき次第やるということにしていきたいというふうに考えておるところでございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 紫藤委員、どうぞ。
〇7番(紫藤 明委員) ありがとうございました。なかなか補助金がつかないというお話も伺っていますので、その辺は県や国にお話しいただいて、できる限り早い事の解決を願っております。
私の質問は以上です。ありがとうございました。
〇委員長(瀬上邦久委員) 紫藤委員の質問は終わりました。ほかに質疑ございますでしょうか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして平成30年度滑川町一般会計決算の全ての質疑を終結いたします。
暫時休憩いたします。再開は3時10分とします。3時10分です。よろしくお願いします。
説明員の皆様は大変ありがとうございました。入れかえをお願いします。
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。
ご着席願います。
休 憩 (午後 2時50分)
再 開 (午後 3時15分)
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。
よろしくお願いします。
ご着席願います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 再開します。
これより特別会計決算の審査を行います。質疑は、各委員、会計ごとに1回とし、一問一答、40分間とします。また、質問と回答については、質問者は質問席で行い、回答者は自席でお願いします。
それから、委員長権限で質問者、答弁者は着座のまま質問、答弁を行って結構でございます。
なお、町長、副町長、教育長に答弁を求める場合は、みずから指名をお願いいたします。
質疑に入る前に、各担当課の説明者の方がお集まりですので、各担当課長から説明員のご紹介をお願いいたします。
最初に、岩附町民保険課長、お願いいたします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長の岩附でございます。町民保険課の説明員を紹介させていただきます。紹介につきましては、自己紹介とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
〇町民保険課主査・年金国保担当(金井淳子) 町民保険課年金国保担当、金井でございます。よろしくお願いいたします。
〇町民保険課主任・年金国保担当(厚目峻佑) 町民保険課年金国保担当の厚目でございます。よろしくお願いします。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸と申します。よろしくお願いいたします。
〇町民保険課主事・年金国保担当(村田仁美) 町民保険課年金国保担当の村田と申します。よろしくお願いします。
〇町民保険課主任・介護保険担当(綾 英紀) 町民保険課介護保険担当の綾でございます。よろしくお願いします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課、以上6名でご回答させていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 次に、小柳健康福祉課長、お願いいたします。
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長の小柳でございます。どうぞよろしくお願いいたします。健康福祉課説明員につきましては、自己紹介とさせていただきます。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(篠﨑美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当の篠﨑と申します。よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課長(小柳博司) 以上2名でご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) 次に、関口環境課長、お願いいたします。
〇環境課長(関口正幸) 環境課長の関口でございます。よろしくお願いいたします。説明員につきましては、各自自己紹介とさせていただきます。
〇環境課副課長兼主席主幹・下水道担当(神田 等) こんにちは、下水道担当の神田と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
〇環境課主査・下水道担当(上 武史) 下水道担当、上と申します。よろしくお願いいたします。
〇環境課主任・下水道担当(長野純一) 同じく下水道担当の長野と申します。よろしくお願いします。
〇環境課長(関口正幸) 以上4名で説明させていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) ありがとうございました。
各担当課の説明員の紹介が終わりました。
最初に、平成30年度滑川町国民健康保険特別会計決算の審査を行います。
それでは、質疑に入ります。質疑ありませんか。
阿部委員。
〇14番(阿部弘明委員) 阿部です。よろしくお願いします。今の担当全部で40分。
〇委員長(瀬上邦久委員) 国保だけ。
〇14番(阿部弘明委員) わかりました。
それでは、国保の行政報告書の115ページなのですが、被保険者数は150人減少ということになっていますけれども、医療費については……
〔「時計が動いていないよ」と言う人あり〕
〇14番(阿部弘明委員) 医療費については5,118万5,000円の増額というふうになっているのですけれども……
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、ちょっとお待ちいただけますか、申しわけないです。発言の残時間が動いていないものですから、済みません。
〇14番(阿部弘明委員) あと何分って出してくれれば。
〇委員長(瀬上邦久委員) では、阿部委員、20分からということでよろしいでしょうか。
〇14番(阿部弘明委員) 大丈夫です。
〇委員長(瀬上邦久委員) それでは、阿部委員、大変申しわけございませんでした。
質問をお願いします。
〇14番(阿部弘明委員) ということなのですが、その理由についてお聞かせいただきたいと思います。
〔何事か言う人あり〕
〇14番(阿部弘明委員) もう一度やりましょうか。
115ページの被保険者数が150人の減少というふうになっています。その医療費の状況を下に見ると、前年度比で5,118万5,000円の増額ということなのですが、その辺の理由を教えてください。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課主査・年金国保担当(金井淳子) 年金国保担当、金井が答弁申し上げます。
医療費につきましては、一般分については昨年度と比較しまして療養の給付費、療養費、高額療養費が増加となっております。それに対しまして被保険者数は年々減少しておりますので、1人当たり医療費の増加が医療費増額の原因と考えております。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 高額療養費によってはね上がるというのはあるのですけれども、かなりの増額なのですけれども、大体今おっしゃった中のどのぐらいの部分を高額療養費だとか、そういったようなのが占めているのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、阿部委員さんのご質問に答弁いたします。
116ページの(3)の高額療養費の支給状況があるのですけれども、先ほど阿部委員さんがおっしゃられたとおり、一般被験者については若干1件当たりの支給額が落ちているのですけれども、退職者医療費も平成30年度は落ちております。ただ、近年医療の高度化というのがありまして、1件当たりの病気に占める単価がやはり高くなっていると、そういう背景もございまして、1人当たり医療費も横ばいより下がっている。数字だけは下がっているのですけれども、やはり高度な医療化というのもそれはかなり影響されているのではないかなと考えております。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) そういったようなのにも対応しなければいけないということなのだろうと思いますけれども、117ページの特定健診の推移ですが、なかなか受診率引き上がらないというようなことなのですが、この辺については現状40%ということですけれども、どのような対応というか、いろいろ手を打ってもなかなかいかないということでしょうけれども、目標45ということで町の目標値はあるのですが、その辺についてどんな対応をするのか。積算してもなかなかうまくいかないのか。その辺についてどうでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課主査・年金国保担当(金井淳子) 町民保険課年金国保担当、金井が答弁申し上げます。
特定健診の未受診者勧奨につきましては、平成30年度から業者委託により実施しております。また、国保連合会の評価支援委員会などの助言を受けまして、受診勧奨の対象者について考慮を重ねまして、例えば年齢階層別ですとか受診歴などを精査しまして受診対象者を選定し、受診勧奨はがきを送付しております。さまざまな対応を試みておりますが、なかなか受診率が目標値を達成しないのが現状でございます。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) この受診率についてはこの間ずっと質問しているのですけれども、病院に通院したりして特定健診以上の検査をやっていらっしゃる方もお年寄りにはたくさんいらっしゃると思うのですけれども、その辺カウントされていないのだと思うのですが、今度厚労省の保険者努力支援ということで、特定健診の受診率をもってマイナス評価をするというのが出されています。ここは、この40.4%を評価されるということになるのか。その辺、要するにマイナス評価となると国保財政への影響が出てくるのだと思いますが、その辺どういうふうに対応しようとしていらっしゃるのか教えていただきたいと思います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課主査・年金国保担当(金井淳子) 年金国保担当、金井が答弁申し上げます。
努力支援制度につきましては、今年度の要件ですけれども、2017年度の受診率の実績が30%未満である場合減点の対象となります。滑川町の受診率についてはこちらは達成しておりますので、今回は減点の対象とはならないと考えてはおります。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 確かに20%未満だとか30%未満だとかでマイナス評価されるということなわけなのですけれども、この数字が、国の指導というか、だんだん強化されるとそういうふうにならなくなるのかなという気もするのです。そういったようなことから、この40.4%の数字なのですけれども、さっき言ったような、目に見えないと言うと変だけれども、町では把握できていない通院ずっとしているような方々についてのカウントをできないのかなということを思っているのですが、そうでないと正確な数字が出てこないというふうに思うのです。要するに、確かに特定健診という枠はあるから、そこには合致するけれども、それ以上のいろんな検査をやったりしている方々もお年寄りなんか特に多いだろうというふうに思うのです。病院にずっと通ってらっしゃる方、そういったような方についても受診率にカウントできるようにできないのかなと思うのですが、その辺はできないのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、阿部委員さんの質問に答弁いたします。
確かにそういった方がいらっしゃるのだと思います。実際に特定健診の場合は、特定健診を受けた方、そして人間ドックを受けた方もその合算になっておりますので、実際国がその2つしか見てくれないものですから、だから確かにそういったお医者さんでいろんな検査を受けて自分の健康状態を把握しているという方がいらっしゃると思います。ただ、残念ながらこういったマイナス査定のときに反映はされないという、ちょっとジレンマがあるのですけれども、担当課長としてもその辺はぜひ酌んでいただきたいなという要望はございます。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) ぜひよろしくお願いしたいと思います。
次が最後なのですけれども、行政報告書の118ページ、財政状況なのですが、この財政状況を見ますと前年繰越金から一般会計へ繰り入れしてと書いてありますが、今国保の基金というのはどのくらいになっているのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課主査・年金国保担当(金井淳子) 町民保険課年金国保担当、金井が答弁申し上げます。
現在の基金の残高は201万5,671円でございます。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 非常に財政的には厳しい国保の財政状況になっているというふうに思うのです。改めて国保の財政について考えるというか。この間私も要望していますけれども、国の負担をどんどん減らしたために、どんどん自治体と住民に負担がしわ寄せされて高い保険料になったり、また自治体の財政を圧迫するというような状況が続いているというふうに思うのですけれども、本当にこういった状況を改善するためにはやはり国からの補助金がどうしても必要だと、これは全国知事会、市町村会なども要望しているところだというふうに思いますけれども、ここについて、国保制度が改革されて今県の財政部分については県が持つという形でなったわけですが、しかしこの点については一向に改善されないというふうに思っているのです。要するに相変わらず財政状況は厳しい状況が続いているということではないかなというふうに思うのですけれども、この辺の国、県とのかかわりについて改めてお伺いしたいというふうに思うのです。何回も答弁いただいているのですけれども、今の状況を踏まえて改めてこの辺の財政状況についてのご答弁をお願いしたいというふうに思います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、阿部委員さんのご質問に答弁いたします。
最初に、先ほど金井主査のほうから答弁させていただいたのですけれども、基金残高についてちょっと訂正をさせていただきたいと思います。平成30年度から、療養給付の基金をかえて、今度財政調整基金というふうになったのですけれども、そちらの残高は今のところ1万5,671円しかございません。もしものときの金額がこれでございますので、いかに国保の財政が厳しいかというのがこの数字だけ見てもすぐわかると思います。先ほど金井が申し上げたのは高額医療費の資金貸付資金と出産資金の貸し付けの足した金額でございますので、訂正をさせていただきたいと思います。
国保の財政、もちろん財政厳しいのですけれども、それはなぜかというと、やはり被保険者がどんどん減ってくるということです。滑川町の状況を見ても、社会保険を離脱して入ってくる、または無職になって入ってくるといった方がどんどん多くなっています。町の状況をよく観察してみますと、滑川町って自営業を営みながらの国保加入者ってほかの市町村と比べると少ないという気がいたします。というのは、年金暮らしをしている方、または無職の方、そういった方がどんどんふえてきておりますので、そういったことで、国からの補助金、財政基盤の安定のいろいろ国からの補助金いただいているのですけれども、それが収入の大半を占めるということになります。というのは、被保険者が減っているので、国保税の収入もその分やはり減ってきているということがありますので、これからも、こういったことを言っては失礼ですけれども、国から、県からのそういった補助の金額を加味しながら、国保の加入者の健康を守るためにぜひとも努力していきたいと考えております。
以上で答弁とさせていただきます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 国保法の改定でいわゆる応益割をどんどん、どんどん拡大してきたということから、そういったようなことで保険料が国保税は上がってきたわけですけれども、その前提というか、その前にはとにかく国庫負担の削減というのがずっときていたということで今の国保の財政状況があるのだろうというふうに思います。今おっしゃるように、国保の加入者というのは年金の方だとか、自営業で頑張っていらっしゃる方は非常に少ないというようなことなのだというふうに思うのです。そこは、本当に国保の状況を反映しているというふうに思います。そして、先ほど言われたように、病気になる率が非常に高い方々がたくさんいらっしゃる。高齢者がたくさんいらっしゃるということも一つの要因だというふうに思います。そこへの国からの支援というのは当然必要だというふうに思いますので、改めて町からもそういった支援を求めていっていただきたいなということで、私の質問を終わります。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員の質問は終わりました。
ほかに質疑ございますでしょうか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして平成30年度滑川町国民健康保険特別会計決算の質疑を終結いたします。
次に、平成30年度滑川町介護保険特別会計決算の審査を行います。
質疑はありませんか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、質問をどうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 阿部です。よろしくお願いします。介護保険の部分は、介護保険を受けていらっしゃる方々の状況をどれだけ把握していらっしゃるのかなというふうなことをまずお聞きしたいというふうに思います。全国的なアンケートで、これは認知症の人と家族の会という組織が行った。介護保険利用料に3割負担が導入されましたけれども、そういったようなことで介護保険についてのアンケートをとった結果についての報告がありました。介護保険の利用者の介護保険サービスについて、介護中の家族の方々からさまざまなご意見が出されたということです。1つは、2割負担になって支払いがとても苦しいということ。訪問介護をふやしたくても我慢せざるを得ないというようなことや2割負担で、本人の年金を全て施設利用料に充てなければならない。先行きが不安になっている。3割負担になってデイサービスの回数を減らさざるを得ない。介護保険の枠外の支払いが非常に多くなっていると。ショートステイが特に高いので、使えないというようなこと。こういったような声が出されてきているのです。そういったような中で、町もこういった声を受けながらいろいろ介護保険サービスをやっていらっしゃるのだろうというふうに思うのですけれども。実際そういったような声を聞いたり、またそれに対するいろんな対応をされているというふうに思うのですけれども、ちょっとお聞きしたいのですが、その辺の具体的な例があれば教えていただきたいと思います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸が阿部委員の質問に答弁いたします。
負担割合が3割になった方についての苦情といいますか、そういったご意見のほうは特に今年度もいただいておりません。今までどおりサービスが使えるように、こちらの介護保険担当も変わらず対応しております。ちなみに、令和元年度、負担割合の通知をした人数なのですけれども、1割負担の方477名、2割負担の方23名、3割負担の方14名となっております。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 特にそういった声がないというような話ですが、多分皆さんそういうふうに思っていらっしゃる方がたくさんいらっしゃるだろうというふうに思うのです。そこは、ぜひ町としても十分配慮していただきたい。介護保険については、多くが大体保険料については年金から引かれるわけですから、そういった保険料についてはなかなか文句も言いようがないというような感じもありますけれども、実際に支払う負担割合については、やはりいろいろ生活あるだろうというふうに思いますので、そこについてもまた配慮していただけないかなというふうに思います。
もう一つ、改めてお聞きしたいのですけれども、介護施設や特養もありますけれども、そういったところでのいわゆる職員不足というのは町では把握されていませんか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸が阿部委員のご質問にご答弁させていただきます。
施設での人員不足については、今のところ正確に把握はしておりません。ですが、厚労省が開発した見える化システムというものができましたので、今後そちらのほうを活用しましてきっちりとした介護人材の需要等を調べていきたいと思います。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 保育と同様に介護職員の待遇改善も求められているわけですけれども、それがなかなか進まない状況の中でやはり職員のなり手がいないというようなところが非常にふえているというふうに聞いております。そういったようなことで、要するに人手が不足しているために受け入れができないと、はっきり言って人がいないために制限してしまうというようなことが起きてはいないということよろしいのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸が阿部委員のご質問に答弁させていただきます。
今現在そのようなお話は聞いておりません。また、外国人人材の活用を始めていこうとしている施設もございまして、時代に合った運用をしていくところでございます。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) わかりました。それは、また置いておきます。
あと、120ページにあります介護保険利用者負担額軽減制度、これは町独自の軽減制度ということでよろしいのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸が阿部委員のご質問に答弁させていただきます。
町独自のサービスになっております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) この軽減を受けられる方については、ここに対象者ということで書いてあるわけですけれども、この保険料の1、2、3段階までは非課税世帯の方ということで、もう自動的にそういう方については軽減措置をするということになるのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸が阿部委員の質問に答弁させていただきます。
こちらのほうは、毎年1度、6月に確定申告の額が確定した後にこちらの介護保険担当のほうで抽出いたしまして、一斉にそちらの対象の方に通知をします。申請がない方は、特にこちらのほうからご案内はしておりません。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 通知というのは、あなたはこういう対象ですよという通知をやるのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸が阿部委員の質問に答えさせていただきます。
対象者であるという通知をさせていただいております。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) では、みんな私もそうですよと申請するわけですね。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸が阿部委員の質問に答弁させていただきます。
サービスを使っていらっしゃる方は、ほとんど領収書をお持ちになって申請をしていただいております。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 次は123ページの財政状況なのですが、まずちょっとその前にお聞きしたいのですが、町が独自でやっている総合事業がありますけれども、この総合事業への介護保険からの財政支援というのはどのくらいあるのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(篠﨑美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当、篠﨑が答弁いたします。
ただいまの123ページの(2)、歳出の部の地域支援事業費の中に、総合事業の方が使いました訪問介護サービス、また通所介護サービスがこの中に入っております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 何%ぐらい、この総合事業全体の何割ぐらいが介護保険からの。
〇委員長(瀬上邦久委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(篠﨑美幸) パーセンテージでは今出してはいないのですけれども、決算書のほうの176ページをごらんいただきたいと思います。5、地域支援事業費、1、介護予防・生活支援サービス事業費とあります。右の備考のところの下から2段目に、訪問型介護サービス事業費286万756円、通所型サービス事業費629万8,953円、この2つが総合事業費として該当しております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 済みません、ちょっとまだよくわからないのです。また後で聞きます。
こういった総合事業への繰り出しなども行って、最終的に基金積み立てが4,257万1,000円ということになるわけです。基金の総合計というのはどこかに出ていたと思うのですけれども、どんどん積み上がっているような感じがするのですが、今幾らになっていますか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸が阿部委員のご質問に答弁させていただきます。
今現在の基金の残高なのですけれども、1億2,849万2,394円、こちらが平成31年3月31日現在となっております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 暫時休憩します。
休 憩 (午後 3時53分)
再 開 (午後 3時54分)
〇委員長(瀬上邦久委員) 再開します。
阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 1億2,800万円という基金が今積み上がっているわけですけれども、この間の答弁は今後の高齢者社会に備えるのだというようなお話がずっとされているわけですけれども、どの辺までこれ積み上げようとしていらっしゃるのでしょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸が阿部委員の質問に答弁させていただきます。
基金の積み立てにつきましては、平成30年度において4,000万円取り崩しております。こちらはなぜかと言いますと、介護保険料の抑制です。上昇していく介護保険料を抑えるために、計画初年度の平成30年度に保険料に投入させていただきました。このようにどんどん上昇する介護保険料につきまして基金のほうから取り崩して投入することで保険料の上昇を抑えられるということになりますので、そのような形で今後も運用させていただきたいと思います。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 要するに4,000万円取り崩して、また4,200万円基金に積み立てるわけでしょう。だから、そんな感じでやっていらっしゃるわけだけれども、やはり基金をたくさんためておかないとだめだというお考えなのだと思うのです。だから、答弁ちょっとできないかもしれませんが、とにかくためておけばいいというのではなくて、何かやっぱり指標があるのではないですか。どのくらいためておけとか、国から何か言われているとかあるのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸より阿部委員の質問にご答弁させていただきます。
そちらの割合につきましては、先ほど申し上げました厚労省の見える化システムによりまして毎回介護保険料を割り出しておるのですが、最終的には介護保険の運営協議会の場で決まるわけなのですけれども、そちらの滑川町はこういった額でいくよという指標はその計画をつくる際にシステムのほうから割り出された額で行っております。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) しつこいですけれども、大体どのくらいを目指しているのですか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸が阿部委員の質問に答弁させていただきます。
今目指すというところについては、実際にそのシステムを使って割り出してみないとわからないのですが、これから今年度また計画の作成に携わっていきますので、第8期のほうで精査していきたいと思います。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員、どうぞ。
〇14番(阿部弘明委員) 見える化システムというのがよく見えないのですけれども、これで終わります。ありがとうございました。
〇委員長(瀬上邦久委員) 阿部委員の質問は終わりました。
ほかに質疑ございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして平成30年度滑川町介護保険特別会計決算の質疑を終結いたします。
次に、平成30年度滑川町後期高齢者医療特別会計決算の審査を行います。
質疑ございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) なしと認めます。
これをもちまして平成30年度滑川町後期高齢者医療特別会計決算の質疑を終結いたします。
次に、平成30年度滑川町下水道事業特別会計決算の審査を行います。
質疑ございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして平成30年度滑川町下水道事業特別会計決算の質疑を終結いたします。
次に、平成30年度滑川町農業集落排水事業特別会計決算の審査を行います。
質疑ございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして平成30年度滑川町農業集落排水事業特別会計決算の質疑を終結いたします。
次に、平成30年度滑川町浄化槽事業特別会計決算の審査を行います。
質疑ございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして平成30年度滑川町浄化槽事業特別会計決算の質疑を終結いたします。
これをもちまして認定第1号 平成30年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定についての質疑を全て終結します。
これより討論に入ります。討論ありますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) なしと認めます。
これをもちまして討論を終結します。
これより認定第1号 平成30年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定についてを採決いたします。
本案は原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立多数〕
〇委員長(瀬上邦久委員) 賛成多数です。
よって、認定第1号 平成30年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定については、原案のとおり認定することに決定しました。
◎認定第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(瀬上邦久委員) 次に、認定第2号 平成30年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定についての審査を行います。
質疑に入る前に、武井水道課長に説明員の紹介をお願いをいたします。
〇水道課長(武井宏見) 水道課長の武井でございます。水道課につきましては、説明員3名で説明をさせていただきます。自己紹介でさせていただきます。
〇水道課主席主査・施設担当(上野 聡) 水道課施設担当、上野と申します。よろしくお願いいたします。
〇水道課主任・庶務担当(野口あかり) 水道課庶務担当の野口と申します。よろしくお願いします。
〇水道課長(武井宏見) 以上でございます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(瀬上邦久委員) ありがとうございました。
本件については既に説明が終わっておりますので、直ちに質疑に入ります。質疑ありますか。
吉野委員。
〇13番(吉野正浩委員) 吉野正浩です。よろしくお願いします。水道事業会計決算書の32ページです。監査委員の審査の結果及び意見というところで、以前にも質問しましたが、水道管の管路の老朽化が指摘されています。やはり地震による水道管の破裂による住民生活への水の問題とか、多く取り沙汰されております。水道管の耐震適合率は、埼玉県が発表したものが2017年度は45.1%、全国平均が39%ですから上回っているわけですけれども、これを国は2022年度末までに50%以上を目標としております。本町の水道管の耐震適合率を教えていただきたいと思います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 水道課、答弁願います。
〔「暫時休憩」と言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) 暫時休憩します。
休 憩 (午後 4時04分)
再 開 (午後 4時04分)
〇委員長(瀬上邦久委員) 再開します。
水道課、答弁願います。
〇水道課長(武井宏見) 水道課長、吉野委員のご質問に答弁させていただきます。
この質問につきまして、耐用年数の経過率については前回ご質問いただいて、お答えした記憶がございます。現在適合率につきましては、済みません、今数字が手元にないものですから、耐用年数経過率につきましては48%ということで数字が出ておりますけれども、耐震適合率についてはお調べしてお答えさせていただければと思いますので、少々お待ちいただければと思います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員、どうぞ。
〇13番(吉野正浩委員) 私も、課長がお話をしたとおり、この適合率というのは初めて聞いたのです。これ何なのかなと、県はちゃんと数字出していて、全国も出しております。だからその辺を聞いたわけですけれども、適合率について低いようであれば今後の更新の計画というのも必要だと思います。監査のほうも指摘があったとおり、有収率が92.3%については前年度よりマイナス0.2%ということで、初めて県内平均値の92.5%を下回ったということで、やっぱり管路の老朽化などによる不明水の増加が疑われるという結果になっております。ですから、ここら辺もありますので、今後の更新が必要と考えておりますけれども、計画的なものがありましたらお教えいただきたいと思います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 水道課、答弁願います。
〇水道課長(武井宏見) 水道課長、吉野委員のご質問に答弁させていただきます。
昨年度アセットマネジメント及び経営戦略を作成させていただきました。今年度水道基本計画というのを発注しまして、現在つくっている最中でございます。これらを踏まえまして、更新計画については次年度以降立てた上で、なるべく早期に二、三年以内に更新事業を展開できればというふうにこちらとしては考えております。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員、どうぞ。
〇13番(吉野正浩委員) わかりました。
以上です。
〇委員長(瀬上邦久委員) 吉野委員の質問は終わりました。
ほかに。
服部委員、どうぞ。
〇8番(服部幸雄委員) 服部です。よろしくお願いします。決算書の6ページです。上から3番目の翌年度繰越利益剰余金、これが1億9,500万円ほどありますけれども、これは先日の説明では水道管の老朽化への対応というお話でございました。今吉野委員の質問の中にも更新計画が3年以内というような回答がありましたけれども、実際にどの地区から始められる、そういう計画なのか。そこのところをちょっと教えていただければと思います。
〇委員長(瀬上邦久委員) 水道課、答弁願います。
〇水道課長(武井宏見) 水道課長、服部委員のご質問に答弁させていただきます。
それを含めまして、地区ですとか、あとは過ぎた年数ですとか、そういうものを全て加味した上で計画を作成していくという段階ですので、現段階でどこからというところは決まっていないのですが、なるべく古い物から交換していきたいというふうには考えております。
〇委員長(瀬上邦久委員) 服部委員、どうぞ。
〇8番(服部幸雄委員) 耐用年数ということがありますけれども、大体交換の時期というのは何年、または何十年とかあるのでしょうけれども、その辺の基準というのはございましょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 水道課、答弁願います。
〇水道課長(武井宏見) 水道課長、服部委員のご質問に答弁させていただきます。
法定の耐用年数は40年ということになってございます。ただし、一般的な管路につきましては、こちら樹脂管、VP管ですとか、それから鉄管に限らず、おおむね60年程度は通常もつ。最近出ているものについては100年ぐらいもつというふうに言われておりますので、現在滑川町のアセットマネジメントにおいては40年から60年ということで計算させていただいております。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 服部委員、どうぞ。
〇8番(服部幸雄委員) 今現在1億9,500万円の剰余金があるわけですけれども、3年後これはいかほどになっているご予定でございましょうか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 水道課、答弁願います。
〇水道課長(武井宏見) 水道課長、服部委員のご質問に答弁させていただきます。
決算書、こちらですと4ページの中段下、Ⅱ、建設改良積立金というのがございます。こちらが今現在の建設改良積立金ということで4億5,939万8,850円となってございます。こちらに、これは議員の皆様にご認定いただいてからになりますが、今年度の案でございます4,000万円を足した額が現在の建設改良積立金、要するに更新計画に使える積立金という形になります。これにつきましては毎年の剰余金の金額によって変わってきますので、同程度積み立てができるということであれば、それなりの金額になるのかなというふうに考えております。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 服部委員、どうぞ。
〇8番(服部幸雄委員) ありがとうございました。
続きまして、32ページです。32ページの下から5行目あたりのところに、平成30年度は未納額が714万2,000円。これは29年度に比べて108万8,000円増加しているということなのですが、監査の審査の結果の意見として、収納体制の強化が必要と思われるとそこに書いてありますけれども、さまざまな方法をとって未納額の減少に努力されたいというコメントが載っているわけなのですが、これは多分大口は花和楽の湯、プラスあとは個々のという結果だと思うのですけれども、一番大口のところの今現在の滞納額とか、または督促の状況とか、ちょっとその辺を教えていただければと思うのですが。
〇委員長(瀬上邦久委員) 水道課、答弁願います。
〇水道課長(武井宏見) 水道課長、服部委員のご質問に答弁させていただきます。
ご指摘のとおり、一番大口は花和楽の湯で約300万円、それから同程度の所が事業所で1件、やはり300万円程度、こちらは下水道もありますので、下水道も合わせますとおおむね600万円の滞納となったところが大口というところでございます。こちらにつきましても現在収納努力を続けているところでございます。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 服部委員、どうぞ。
〇8番(服部幸雄委員) 企業ですから、財政的に困難な状況になると支払いはできないわけなのですが、いわゆる法的な手続みたいなのも含めてこれで全くとれないのか。それとも、そういう法的な手続も含めてどういう対応をしていこうとしているのか、ちょっとその辺を教えていただけますか。
〇委員長(瀬上邦久委員) 水道課、答弁願います。
〇水道課長(武井宏見) 水道課長、服部委員のご質問に答弁させていただきます。
先ほどの1件目、花和楽の湯につきましては、毎週でもないのですが、電話をした上でこちらと面会を申し込んでいるところでございますが、なかなか会ってもらえない。それから、少しでも支払いの努力をしてほしいということでお願いはしているところでありますが、今のところ、たしか3月の議会でも質問があったかと思うのですが、現在のところいただけていない状況です。
もう一件のところにつきましては、営業中でございますので、基本的には水道をとめますよということでお話をさせていただきますと、その都度少しずつお支払いをいただいているという形ですので、これについてももう少し減らす努力をしていただきたいということでお話をしているところでございます。
以上でございます。
〇委員長(瀬上邦久委員) 服部委員、どうぞ。
〇8番(服部幸雄委員) こういう回収というのは大変な作業かと思われます。それでも、やっぱり督促状を出したりとか、実際に会ったりとか、いろいろこちら側の考え等もきちんと伝えて、尻尾切れにならないようにぜひ続けて取り組んでいただければなと思います。
以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
〇委員長(瀬上邦久委員) 服部委員の質問は終わりました。
ほかに質疑ございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論ありますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(瀬上邦久委員) 討論なしと認めます。
これをもちまして討論を終結します。
これより認定第2号 平成30年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定についてを採決します。
本案は原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(瀬上邦久委員) 賛成全員でございます。
よって、認定第2号 平成30年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定については、原案のとおり認定することに決定しました。
◎閉会の宣告
〇委員長(瀬上邦久委員) 以上をもちまして当委員会へ付託された案件の審査は全て終了しました。
委員会の審査並びに議事の進行につきましては、委員各位並びに執行部、説明員の皆さんの誠意と熱意あるご発言をいただき、当委員会の目的が達成できましたことに感謝とお礼を申し上げます。
これをもちまして認定第1号 平成30年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定について並びに、認定第2号 平成30年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定についてに係る決算審査特別委員会を閉会とします。
〇議長(上野 廣議員) 決算審査特別委員会瀬上邦久委員長、内田敏雄副委員長を初め、委員各位、町執行部の皆さんには午前9時からの開会にもかかわらず、真剣かつ熱心なる質疑をいただきまして、大変感激しております。この決算審査特別委員会を受け、瀬上邦久委員長にはこの後、審査報告を議場で行っていただくことになりますので、よろしくお願い申し上げます。
議員各位には、あす10日は午前10時から議案審議を行いますので、よろしくお願い申し上げます。
(午後 4時18分)
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。
お疲れさまでした。
大変ありがとうございました。