令和元年第218回滑川町議会定例会(第3号)

              令和元年第218回滑川町議会定例会 令和元年6月11日(火曜日)         議 事 日 程 (第3号)    開議の宣告                                      1 議案第32号 滑川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一           部を改正する条例の制定について                      2 議案第33号 滑川町都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制           定について                                3 議案第34号 令和元年度滑川町一般会計補正予算(第2号)の議定について         4 議案第35号 令和元年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の議定について   5 議案第36号 令和元年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第1号)の議定について    6 議案第37号 令和元年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の議定につい           て                                    7 議案第38号 令和元年度滑川町水道事業会計補正予算(第1号)の議定について       8 議案第39号 町道路線の廃止について                          9 議案第40号 財産の取得について                           10 閉会中の所管事務調査の申し出について                         11 閉会中の継続調査の申し出について(議会運営委員会)                  出席議員(14名)    1番  瀬  上  邦  久  議員      2番  高  坂  清  二  議員    3番  松  本  幾  雄  議員      5番  上  野  葉  月  議員    6番  井  上  奈 保 子  議員      7番  紫  藤     明  議員    8番  服  部  幸  雄  議員      9番  北  堀  一  廣  議員   10番  宮  島  一  夫  議員     11番  菅  間  孝  夫  議員   12番  内  田  敏  雄  議員     13番  吉  野  正  浩  議員   14番  阿  部  弘  明  議員     15番  上  野     廣  議員 欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人      町       長    吉   田       昇      副   町   長    柳       克   実      教   育   長    馬   場   敏   男      総 務 政 策 課 長    大   塚   信   一      税  務 課  長    篠   ア   仁   志      会 計 管 理 者 兼    木   村   俊   彦      会  計 課  長      健 康 福 祉 課 長    小   柳   博   司      町 民 保 険 課 長    岩   附   利   昭      健 康 づ く り課長    會   澤   孝   之      環  境 課  長    関   口   正   幸      産 業 振 興 課長兼    服   部   進   也      農業委員会事務局長      建  設 課  長    吉   野   徳   生      教育委員会事務局長    澄   川       淳      水  道 課  長    武   井   宏   見
本会議に出席した事務局職員      議 会 事 務 局 長    木   村   晴   彦      書       記    平   岩   春   菜      録       音    関           静

議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
  相互に礼。
  ご着席願います。

    開議の宣告
議長(上野 廣議員) 皆さん、おはようございます。議員各位には、第218回滑川町議会定例会第6日目にご参集いただきまして、まことにありがとうございます。
  ただいまの出席議員は14名全員であります。定足数に達しておりますので、ただいまから会議を開きます。
  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。
  これより、本日の会議を開きます。
                                   (午前10時00分)

    発言の訂正
議長(上野 廣議員) 日程に入る前に、澄川教育委員会事務局長より発言を求められておりますので、これを許可します。よろしくお願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、議長のお許しをいただきましたので、発言をさせていただきます。
  先週6月7日、上野葉月議員の再質問の答弁の中で、滑川中学校の自転車事故について、骨折した生徒はいないと思いますといった発言をいたしましたが、その後中学校へ確認したところ、6月10日まででけがを負った自転車事故は、4月で2件、5月に2件、6月に1件発生しておりまして、そのうち、4月の2件と6月の1件については、骨にひびが入る骨折をしているそうです。
  こちらの確認不足で誤った発言をしてしまい、まことに申しわけございませんでした。おわびいたしますとともに、発言の訂正をお願いしたいと思います。
  また、追加の報告をさせていただきたいと思います。同じく、上野葉月議員のご質問にあった通学時の暑さ対策の答弁の中で報告できればよかったことなのですが、7日の答弁の後に決裁がおり確認できたことでしたので、あわせてここで述べさせていただきます。
  交通安全啓発と通学時の暑さ対策を兼ねて、町としてご支援いただき、滑川町交通安全対策協議会様より、今年度町の小学生全員に対して、冷感タオルマフラーを配付していただけることとなりました。今後も子どもたちの通学の安全対策、負担軽減に努めてまいりたいと思います。
  以上、お詫び、訂正と、それから追加の報告をさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 大塚総務政策課長、お願いします。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、先ほど澄川局長が説明した交対協の関係のことにつきまして、若干ですけれども、補足したいと思います。
  交通安全対策協議会といたしましては、子どもたちの安全のために、毎年ヘルメットの配付だとか、それから埼玉県の交通災害共済の負担だとか、そういったことをやり、また年間を通して交通事故防止について各団体の皆さんの協力を得ながら努めてきております。
  今回の冷感タオルの関係なのですけれども、担当の職員のほうでは、教育委員会のほうからも前々からそういう話もあったということで、一応検討の中にあったそうなのですけれども、私のほうには直接まだその話がない中で、7日の日の議会終了後、こういったものを配付したらどうかということで話がありました。もうちょっと早く話をしていただければ、その話がそのときできたわけですけれども、今回交通安全対策のPRグッズとして、毎年いろんなものを提供しているわけですけれども、そういった通学のときの冷感タオルもその一つとして使えないかということで話がありましたので、タイミング的には、今回そういった議員さんの質問もありましたので、そういうことをやっていこうということで決裁をしたところでございます。ただし、これにつきましては交通安全対策のPRグッズとしてやっているものでございますので、毎年これを実施するかというのはまた別問題で、その時々のタイムリーなものをPRするために使っていきたいというふうに思っています。あくまでも、交通安全対策ということでご理解をいただければと思います。よろしくお願いします。
議長(上野 廣議員) ありがとうございました。
  ただいま澄川教育委員会事務局長より、上野葉月議員の一般質問の答弁について、会議規則第64条の規定によって訂正の申し出がございました。
  お諮りします。これを許可することにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、澄川教育委員会事務局長からの発言の訂正の申し出を許可することに決定しました。

    議案第32号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第1、議案第32号を議題といたします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  小柳健康福祉課長に提出議案の説明を求めます。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) おはようございます。健康福祉課長、議案第32号 滑川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてご説明を申し上げます。
  提案理由でございますが、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、滑川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正したく、地方自治法第96条第1項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
  改正の内容でございますが、お手元の新旧対照表をごらんください。第10条第3項にございます放課後児童支援員の研修に関する規定に、都道府県知事のほか、今回新たに指定都市の長が追加されましたので、本条例も同様に改正するものでございます。
  なお、施行の日は公布の日からとなります。
  以上で議案の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  質問時間は、答弁を含み30分とします。残り時間は表示板に表示します。
  質問形式は、対面一問一答方式とします。議長より指名を受けた質問者は質問席に着き、質疑に入ります。1回目に一括質疑一括答弁、または最初から一問一答方式にするかは質問者に委ねます。
  質疑ありませんか。
  井上奈保子議員。
          〔6番 井上奈保子議員登壇〕
6番(井上奈保子議員) おはようございます。6番、井上奈保子です。
  この議案の32号についての質問をさせていただきたいのですが、ただいまの説明が、新旧対照表によっての説明をいただいたわけでございますけれども、先日の最初の説明ですと、これは職員の資格というようなことをちょっとどなたかから、総務政策課長さんからかな、説明をいただいたのですけれども、この支援員の資格のことで、旧の場合は都道府県知事が行う研修を修了したものということと、あと今度それが改正後が都道府県知事、または指定都市の長が行うという文言が入っているわけですが、どのような違いがあるのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、井上議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  今回新たに加わりました指定都市の長ですけれども、通常言われておりますのが、政令都市ですとか、政令指定都市とか言われているものになります。埼玉県ですと、該当するのはさいたま市のみでございます。県知事のほかに、さいたま市も開催することができるというような内容の規定でございます。
  以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 再質問はございますか。
  井上奈保子議員。
6番(井上奈保子議員) ただいま答弁いただきました。埼玉県におかれては、さいたま市のみということでございましたけれども、そうしますと、もし政令指定都市がない都道府県においては、都道府県知事のみという、そういうところもあるわけですか。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、井上議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  政令指定都市がない場合ですけれども、その場合は従来どおり都道府県が開催する研修のみということになります。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 井上奈保子議員、再質問お願いします。
6番(井上奈保子議員) そうしますと、条例の改正の中身といたしましては、政令指定都市があるかないか、どっちかでこの資格の研修が違うということでございますけれども、その研修する中身といたしましては、今までどおりで違いはないのでしょうか。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、井上議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  研修の中身につきましては、済みません、きょう資料のほうを持ってこないので、細かいところはお答えできないのですけれども、厚生労働省のほうでこれは定めておりますので、県であろうが指定都市であろうが、研修の中身については同様なものだというふうに考えております。
  以上で答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 井上奈保子議員、再質問お願いします。
6番(井上奈保子議員) これで了解いたしました。ありがとうございました。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) なしと認めます。
  これより討論に入ります。
  討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) なしと認めます。
  それでは採決いたします。
  これより議案第32号 滑川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。ありがとうございました。

    議案第33号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第2、議案第33号を議題といたします。
  事務局長より朗読をお願いします。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  関口環境課長に提出議案の説明を求めます。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、議案第33号 滑川町都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
  提案理由ですが、月輪、羽尾地区内の公共下水道環境工事進捗に伴う下水道供用開始区域拡大のため、滑川町都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正いたしたく、地方自治法第96条第1項の規定により、議会の議決を求めるものです。
  配付されております資料の新旧対照表をごらんいただきたいと思います。滑川町都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の第4条関係の別表ですが、第8負担区まででありましたが、新たに1つ加えて第9負担区までとする改正でございます。
  具体的には、月輪字西荒井地区の7.5ヘクタールと、羽尾十三塚地区の5ヘクタールです。また、1平方メートル当たりの負担金額は、第8負担区と同様660円でございます。
  以上、説明といたします。よろしくご審議をお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  質疑はありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第33号 滑川町都市計画下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。

    議案第34号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第3、議案第34号を議題といたします。
  事務局長より朗読をお願いします。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。よろしくお願いします。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第34号 令和元年度滑川町一般会計補正予算(第2号)の議定についてを説明申し上げます。
  それでは、補正予算書の1ページをお開きください。議案第34号 令和元年度滑川町一般会計補正予算(第2号)。令和元年度滑川町一般会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ911万7,000円を追加し、歳入歳出それぞれ59億960万3,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  (地方債の補正)
  第2条 地方債の追加は、「第2表 地方債補正」による。
  令和元年6月6日提出、滑川町長、吉田昇。
  続いて、5ページをごらんください。第2表、地方債補正の追加でございます。
  追加としましては、学校施設環境改善交付金事業債、限度額540万円。さらに、学校教育施設等整備事業債、限度額80万円の2件でございます。
  起債の方法、利率、償還の方法につきましては、掲載のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。
  なお、対象事業につきましては、月の輪小学校の多目的ルーム天井耐震補強工事に475万2,000円、滑川中北側昇降口ホール天井耐震補強工事に469万8,000円を使うもので、おのおの国の対象事業費から国庫補助を除いた残額をおのおの270万円、100%起債で、総計で学校施設環境改善交付金事業債として計540万円の借り入れ。また、国の対象事業とならない部分の75%を学校教育施設等整備事業債としておのおの40万円、合計80万円を借り入れるものでございます。
  6ページをごらんください。6ページにつきましては、歳入歳出補正予算事項別明細書の歳入の部分となり、国庫支出金291万7,000円及び町債620万円の合計911万7,000円を歳入補正し、総額59億960万3,000円とするものでございます。
  次に、7ページをごらんください。7ページにつきましては歳出になりますが、今回の6月補正につきましては、人事異動等による職員人件費の補正が主なものになっております。
  それでは、詳細につきまして、8ページの歳入から主な内容につきまして説明を申し上げます。
  最初に、款14国庫支出金、項2国庫補助金、目2民生費国庫補助金、節3児童福祉総務費国庫補助金7万6,000円を増額補正するもので、これは母子家庭等対策総合支援事業に対する事務費への補助金として計上するものでございます。
  続いて、目3衛生費国庫補助金ですが、緊急風しん抗体検査等事業に係る費用への感染症予防費補助金として、抗体検査費用の償還払い費用3万4,000円を計上するものでございます。
  続いて、目7教育費国庫補助金ですが、節3小学校費国庫補助金として140万8,000円、節5中学校費国庫補助金として139万9,000円として、先ほど説明した月の輪小学校及び滑川中学校の耐震補強工事に対する補助金を計上したものでございます。
  款21町債は、先ほど説明しました各学校の施設改善に対する国対象事業分の補助残金として、町負担分を説明にありますように、学校施設環境改善補助金事業債として540万円、また国対象事業分以外の町負担分、学校教育施設等整備事業債として80万円、合計620万円を歳入計上するものでございます。
  次に、歳出の9ページをごらんください。歳出につきましては、先ほど申したとおり職員の人事異動に伴い、給料や職員手当、共済費、退職手当組合負担金等の組み替えが行われておりますが、各課、局ごとの人件費関係の説明については、ここでは省略をさせていただきますので、ご理解をよろしくお願いいたします。
  10ページをごらんください。款2総務費、項1総務管理費、目5財産管理費として、修繕料を124万8,000円計上させていただきました。これは、庁舎の浄化槽、原水ポンプ槽の配管修繕及びポンプ交換費用113万4,000円、さらに非常用予備発電機起動用バッテリー交換費用11万3,000円を予算計上したものでございます。
  14ページをごらんください。款3民生費、項3老人福祉費、目2老人福祉施設費ですが、節11需用費に消耗品費として、当初予算によりマレットゴルフ場のホールカップ購入費9万2,000円を計上いたしましたが、日ごろ管理をいただきますマレットゴルフ愛好会が自前で用意ができたことにより減額補正し、かわりとして節16原材料費として、芝生の購入費9万2,000円を計上するものでございます。
  16ページをごらんください。中段の款4衛生費、項1保健衛生費、目2予防費ですが、34万5,000円を増額計上いたしました。内訳は、節12役務費に風しん追加対策に伴う支払い事務手数料を24万5,000円計上し、節13委託料に当初計上した風しん対策事務手数料24万5,000円を減額し、予算の組み替えをさせていただきました。また、節19負担金、補助及び交付金として、乳幼児等法定外予防接種費及び風疹追加対策に伴う抗体検査及び予防接種費用補助金34万5,000円を計上いたしました。
  大きく飛びまして、21ページをごらんください。款10教育費、項2小学校費、目1学校管理費、節11需用費に、宮前小学校体育館入り口雨漏り修繕費として10万円、宮前小学校体育館内のスクリーンの修繕料として194万4,000円、節15工事請負費に、月の輪小多目的ルーム天井耐震補強工事費475万2,000円、節18備品購入費として、月の輪小に裁断機購入費用47万6,000円を計上いたしました。
  続いて、目2教育振興費の節18備品購入費ですが、プログラミング教育教材をそれぞれ購入するために、合計費用28万3,000円を計上いたしました。
  続いて、中段の項3中学校費、目1学校管理費ですが、節15工事請負費として、滑川中学校北側昇降口ホール天井耐震補強工事費469万8,000円を計上させていただきました。先ほどの月の輪小学校耐震工事及び滑川中学校耐震工事につきましては、歳入のところで説明いたしましたが、国補助及び町債により行うものでございます。
  続いて、22ページをごらんください。中段の項5社会教育費、目2文化財保護費、節13委託料として、障害者雇用枠として2人予定しておりましたが、1人の応募のみでございましたので、当面の人員不足をシルバー人材への委託で補うために予算を計上し、また節15工事請負費として、エコミュージアムセンターの事務室、倉庫及びセミナーハウス脇の廊下への雨漏り修繕工事を実施するために、237万6,000円を計上いたしました。
  23ページをごらんください。予備費にありますが、全体の不足額を予備費より支出するため、補正を計上いたしました。
  以上で、一般会計補正予算の説明といたします。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
  宮島議員、お願いします。
          〔10番 宮島一夫議員登壇〕
10番(宮島一夫議員) 10番、宮島一夫でございます。1件、質問をさせていただきます。
  21ページをお願いします。この前、議運のときに説明をしていただいたのですけれども、ちょっと内容がわからないので、後で質問してくれという話でしたので、きょう質問をさせていただきます。18番の備品購入費のところで、プログラムをつくる機材という話をしてもらいました。私は、プログラムというのはソフトのことかなというふうに自分で解釈しまして、ぜひいいことだからやってもらいたいと思うのですけれども、これはソフトをつくる機材なのですか、教えてください。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、宮島議員のご質問に答弁させていただきます。
  こちら、教育振興備品、備品購入費となっております。小学校で、平成32年度から始まります新学習指導要領に基づくプログラミング教育に使う指導教材となります。こちら、月の輪小学校で購入する備品につきましては、レゴというブロックをつくっているメーカーございますが、そこで出しているプログラミング用の教材となります。また、宮前小学校で買う予定の教材につきましては、ブロック、組み立てて形をなす教材なのですが、これで信号機をつくったりですとか、ロボットカーをつくったりをして学習する教材でございます。
  これが、何のためにそういったものを使うかというと、先ほどお話のとおり新しく始まる新学習指導要領に基づく教材になるわけなのですが、プログラミングとして情報活用能力を学習の基盤となる資質、能力と位置づけ、教科横断的に育成する旨を明記するとともに、小学校のプログラミング教育を実施いたします。小学校では、こちらは必修となります。教科といたしましては、算数、理科、また総合的な学習の時間、こういった教科の中で学習をしてまいります。
  プログラミング的思考を学ぶために行う教材でございまして、プログラミング的思考というのは、自分が意図する一連の活動を実現するため、例えば先ほどお話しした信号であれば、青信号から青信号が点滅、それから赤に変わってという形の、そういう信号の、自分が意図する動きを信号でさせるためにどういったことをすればいいのかといった、どういう動きの組み合わせが必要で、どういう命令をさせればその動きが実現できるかといった、そういった考え方を学ぶ、そういう論理的に考えていく力、これを学ぶための教材となります。
  プログラムの働きやよさ、また情報社会がコンピューターを初めとする情報技術によって支えられているといったことを気づいていただいたり、また身近な問題の解決に主体的に取り組む態度、またコンピューター等を上手に活用して、よりよい社会を築いていこうとする態度などを育むために行うものでございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 宮島議員、再質問お願いします。
10番(宮島一夫議員) ありがとうございました。
  今の説明ですと、ソフトに近いようなお話でございますけれども、これは何年生から始めるのだか教えてください。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、宮島議員の質問に答弁させていただきます。
  4年生、5年生、6年生が対象となりますが、主に6年生を中心に学習のほうを進めてまいります。
  以上です。
議長(上野 廣議員) 再質問、宮島議員、お願いします。
10番(宮島一夫議員) ありがとうございます。非常に大事なことなので、ぜひ進めてもらいたいと思います。というのは、コンピューターは、すごいコンピューターありますけれども、ソフトがなくては動きません。私ごとで恐縮なのですけれども、こういうソフトというのは、個人から頼まれたものでも、子どもがやっていましたけれども、ちょっとしたもので30万円から二、三百万円するのです。企業が使うものだと、何千万円とか何億円なのです。一般的に使えるものだと何千億円とか、そういうことだそうでございます。
  今世界では、シリコンバレーが一番有名なのですけれども、最近インドが非常に能力が高くて、日本の会社もインドに頼んでいるという状況だそうでございます。これは、数学ができないとできないのです。足し算と掛け算しかできない人はその範囲、微分までできる人はその範囲と決まっているそうですけれども、子どもが、大体13歳から20歳ぐらいの人がつくっているそうです。だから、ぜひ滑川の子どもたちにもこれを学んでいただいて、滑川からスティーブ・ジョブズが出るぞと、このくらいの勢いでやっていただきたいと思います。
  私の質問は終わります。
議長(上野 廣議員) ありがとうございます。
  ほかに質疑ございませんか。
  阿部議員。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部です。よろしくお願いいたします。
  まず1点目ですが、先ほど説明がなかったのでお聞きしたいのですけれども、13ページの老人福祉総務費の一世紀長寿祝金、マイナス100万円ですよね、どういうことなのかちょっと教えてください。
議長(上野 廣議員) 小柳健康福祉課長、お願いします。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  一世紀長寿祝金の減額100万円につきましては、大変申し上げにくいことなのですけれども、予定の方で2名お亡くなりになった方がおりましたので、減額補正をさせていただきました。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問をお願いします。
14番(阿部弘明議員) わかりました。ありがとうございます。
  もう一つ、21ページからあるのですけれども、先ほどから説明のある耐震補強工事なのですけれども、これも前から幾つか出てきているようなことだと思うのですが、これは耐震診断を行い、そして順次この工事を行っているという感じなのですか。今までも幾つかあったようなと思うのですけれども、ちょっとそのことについて、国の補助の関係だと思うのですけれども、教えてください。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、阿部議員の質問に答弁させていただきます。
  今回計上させていただいています月の輪小学校並びに滑川中学校の耐震補強工事ですが、これは昨年度行いました非構造部材に関する耐震調査の結果に基づき、耐震補強工事を行うものでございます。これは、平成27年度に文科省のほうで定めました非構造部材の耐震補強の基準に基づき調査を行い、補強工事を行うものでございます。
  内容といたしましては、両方とも天井の耐震補強工事になります。高さが6メートル以上、それから面積が200平米以上、これに該当する天井を特定天井という位置づけを行い、耐震補強の必要があるということで基準が定められております。
  月の輪小学校、滑川中学校につきましては、高さがそれぞれ6メーター以上ございますが、面積は200平米以下でございます。ただ、そういう200平米以下の天井につきましても、高さが6メーター以上ある場合、特定天井に準ずる天井、準特定天井ということで、同じく耐震補強の対象となります。
  そういった場所が、月の輪小学校については多目的ルーム、校舎1階の一番東側になります。コンピュータールームとか図書室の南側にある、ちょうど真ん中の広いホールがございます。そちらが高さが6.3メートル、面積は147平米ございます。こちらが耐震補強の対象となります。
  また、滑川中学校につきましては、校舎1階北側、子どもたちがいる昇降口、あそこの上が吹き抜けになっております。昇降口のホール、こちらがやはり天井高が6.3メートル、水平投影面積が120平米ということで、それぞれが準特定天井という位置づけになりますので、こちら耐震補強工事を行います。
  大きな地震があった場合、実際こういった天井が鉄骨の躯体からワイヤーや金属のシャフトでつるような状態になっていまして、天井材、石こうボード等が配置されています。どうしても鉄骨からワイヤー等でつられているので、これが地震のときに振れるのです。振れて、天井材が壁に当たり、崩れて天井が落ちるといった危険性がありますので、その天井が振れないように、天井の下地材の振れどめを行う工事でございます。こちら補助対象となっております。補助金のほう内定が出まして、補助は採択されましたので、今年度この補正予算で補助金並びに歳出予算を計上させていただき、夏休みにそれぞれの工事を実施させていただきたいと思っております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) ありがとうございました。
  阿部議員、再質問をお願いします。
14番(阿部弘明議員) 国の補助が出ているのですけれども、要するに100%出ないというのは、そういった十分満たしていないというようなことでそうなのですか、それとももともとこういう基準なのですか。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、阿部議員の質問に答弁させていただきます。
  こちら、補助基準に基づく補助金でございまして、もともと補助率が補助対象事業の3分の1となっておりますので、こういった数字となっております。
  以上です。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) この非構造部材の耐震補強ということなのですけれども、月の輪小は結構まだ新しい学校ですけれども、やはりそういう診断結果が出たわけなの。そもそも天井のつくり方が、施工するときに、新しくつくるときにそういうつくり方をするわけだけれども、そこの基準が、そういったものを国が定められたというのが、どうもちょっとよくわからないのです。何かきっけがあったのか、ちょっと教えてもらいたいのですけれども。
議長(上野 廣議員) 澄川教育委員会事務局長、ご答弁お願いします。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、阿部議員の質問に答弁させていただきます。
  鉄骨、また鉄筋コンクリート造の躯体の建物の場合、このつり天井といった天井材の設置の仕方は一般的な建築法でございます。ただ、こういった非構造部材に関しては、今まで耐震基準等は実はございませんでした。これは、平成19年度の新潟中越地震、また平成20年度の岩手・宮城内陸地震、また平成23年度の東日本大震災、そういった大きな地震を経る中で、建物の非構造部材の耐震基準について改めて定められて建築基準法施行令の改正等を伴う中で、非構造部材の耐震基準、これは文部科学省の基準ではあるのですが、こちらの基準に基づいて、今回耐震補強の工事を行うものとなりました。
  以上です。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) わかりました。ありがとうございます。
  これで質問を終わります。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質問なしと認めます。
  これから討論に入ります。
  討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) なしと認めます。
  これより議案第34号 令和元年度滑川町一般会計補正予算(第2号)の議定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立全員〕
議長(上野 廣議員) ありがとうございます。賛成全員です。
  よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。

    議案第35号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第4、議案第35号を議題といたします。
  事務局長より朗読をお願いします。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  岩附町民保険課長に提出議案の説明を求めます。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、議案第35号 令和元年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の議定についてをご説明申し上げます。
  最初に、1ページ目をお願いいたします。令和元年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)。令和元年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  令和元年6月6日提出、滑川町長、吉田昇。
  今回の補正につきましては、予算額に対しまして本年度の執行見込み額で不足が生じるものにそれぞれ増額補正をし、対応を図るものでございます。
  なお、今回の補正は、歳入歳出予算の総額に変更はございません。
  歳入はございませんので、歳出についてご説明を申し上げます。6ページ目をお開きいただきたいと存じます。
  初めに、款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費ですが、32万2,000円を増額補正し、計651万9,000円とするものです。内容といたしましては、13の委託料といたしまして、国保システムの電算の改修委託料でございます。
  続きまして、款6保健事業費、項2特定健康診査等事業費、目1特定健康診査等事業費ですが、75万5,000円を増額補正し、計2,013万4,000円とするものです。内容といたしましては、特定健診の受診者の眼底検査実施のための受診券印刷製本5万円及び検査の委託料70万5,000円でございます。
  続いて、款10予備費、項1予備費、目1予備費でございますが、107万7,000円を減額補正し、計676万3,000円とするものです。内容といたしましては、これまでご説明申し上げました歳出補正予算額の一般管理費、特定健康診査等事業費の合算額を予備費から充当するものでございます。
  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
  井上奈保子議員、お願いします。
          〔6番 井上奈保子議員登壇〕
6番(井上奈保子議員) 6番、井上です。質問させていただきます。
  きのうの全協のときに、係の岩附さんのほうからですか、この説明をいただきました。この中で、目的といたしまして特定健診に、医師の判断で行っていた眼底検査を一定の条件を設けて集団健診、個別健診において実施しますという、この目的がここに書いてありますけれども、今までの特定健診のときに医師の判断で眼底検査を行っていたのですか。
議長(上野 廣議員) 岩附町民保険課長、お願いします。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、井上議員さんの質問にお答えいたします。
  眼底検査の件なのですけれども、眼底検査につきましては、今までも行っておりました。その件は、今までお医者さんが、この方について眼底検査が必要だと認める方につきまして受診を促し、眼底検査を行うことによって疾病の早期発見、早期治療に役立てるということで行っておりました。
  答弁につきましては以上でございます。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 井上奈保子議員、再質問をお願いします。
6番(井上奈保子議員) 特定健診時にということですが、国保の対象者が健診を行ったときに、あなたは眼底検査が必要ですよということで、特定健診を行ったときに、いろいろな血圧とか血糖状況ですか、そういうのを見て、その結果といたしまして眼底検査を受診者に、それでは特定のお医者へ今度は個人的に行くような、そういう方法でこれを行っていたのですか。
議長(上野 廣議員) 町民保険課長、お願いします。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、井上議員さんの再質問にお答えしたいと思います。
  眼底検査につきましては、まず特定健診の受け方につきましては、集団健診と個別健診がございます。今まで、集団健診につきましては行っておりませんでした。そして、国保の加入者につきまして、40歳以上から74歳までの方が医療機関に受診されるのが個別健診と申し上げます。個別健診の際に、そういったリスクがある方をお医者様が拾い上げまして、受診を促すということで受診をされております。
  以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 井上奈保子議員、再質問をお願いします。
6番(井上奈保子議員) ありがとうございます。
  私、最初の質問で集団健診のことについて質問して、この眼底検査をしていたかどうかというのを聞いたわけですけれども、集団健診ではなくて、今のお話ですと個別健診で個人的に指定の医院へ行って調べてもらった人が、眼底検査が必要だという、そういう結果が出たわけですね。そうしますと、今まで特定健診というか、集団健診で受けていた人は、そういうことは一切していなかったわけですよね。個別で行った人たちだけがこのような結果が出たという、そうしますとそういうことをベースというか、もとにして、それで集団健診のところへもそれを設けようという、そういうことでこれを始めたのですか、どうですか。
議長(上野 廣議員) 暫時休憩。
          休 憩  (午前10時53分)

          再 開  (午前10時54分)
議長(上野 廣議員) 再開します。
  岩附町民保険課長。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、井上議員さんの再質問にお答えしたいと思います。
  先ほど井上議員さんがおっしゃるとおり、集団健診のときは行っておりませんでした。そして、やはり予防医療が大切だというものがまず考えられまして、近隣の比企管内、東松山市、滑川町、川島町、吉見町、鳩山町が今回比企医師会と協議を重ねまして、5月7日にやっとそういった協定を締結することができました。これから、集団健診でもそういった人たちのリスクを抱えている方を拾い上げて、これからの生活習慣病を減らすような努力を続けてまいりたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 再質問、井上奈保子議員、お願いします。
6番(井上奈保子議員) ただいまの岩附課長さんのほうからの説明で、この内容につきましてはわかりましたが、国保ですから40歳から74歳までの人が対象ということで、今回は眼底検査を受けたいという希望者に対しては受けるのだという、そういう予算が出たわけなのです。しかし、例えば私なんか後期高齢者でございますけれども、後期高齢者も眼底検査は多分個人的に病院でやっている人が多いと思いますけれども、今運転するのに、とても目の見え方、それで運転の視野が狭くなるとか、そういうことで事故を起こすとか、そういうこともありますので、もちろん74歳までの人の目の検診はとても大切でございますが、それと同じ同等以上に、もっとお年寄りになった、そういう人たちの目の検査も必要ではないかなというふうに私は思うのですけれども、そういうことに関してはどうお考えですか。
議長(上野 廣議員) 岩附町民保険課長、お願いします。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、井上議員さんの再質問にお答えしたいと思います。
  後期高齢者医療、今広域連合さんのほうで予算の成立とかいろいろやってもらっているのですけれども、今回の比企管内の話の中で、とりあえずといいましょうか、これから40歳以上の方のそういったリスクを少なくするということで話を始めました。
  今回こういった1市4町で話がまとまって、比企医師会とも話がまとまってスタートしたものでございます。もちろん高齢者の方をないがしろにするような、そういうことをするような意味ではございませんので、これからそういったさらなる拡大を重ねることにつきましては、比企医師会、また近隣の市町村とよく打ち合わせをしながら進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解をお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 井上奈保子議員、お願いします。
6番(井上奈保子議員) ただいまの説明でわかりました。
  やっぱりこれから、今目の疾患というか、そういう人が多くなっているということで、眼科なんかでもそういうお話を聞いております。そういうことで、やはりこの眼底検査の導入というのは大変、本当にいいことだと思いますので、これで多くの人が受けて、血圧とか血糖値、そういうことにも関係していますので、健康で皆さんが暮らせるような、そういうことで眼底検査の導入については、これは本当にいい方法というか、やり方だと思いますので、ぜひともこういうことをほかにも拡大していっていただきたいと思います。
  以上で質問を終わります。ありがとうございました。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございませんか。
  阿部議員。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部です。よろしくお願いします。
  もう一度ちょっと整理をしてもらいたいのですけれども、集団健診にしろ個別健診にしろ受けますよね。それで、何らかの問題があるということで、特定保健指導というところを受けなさいというふうになりますよね。その眼底検診というのは、その中に入るのですか。
議長(上野 廣議員) 岩附町民保険課長、お願いします。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、阿部議員さんの質問にお答えさせていただきます。
  眼底検査につきましては、特定健康診査の中で行う一つとなっております。そちらの今度の保健指導につきましては、その後の医師の判断で、そういったリスクを抱えている方の検査の結果を受けての指導となりますので、とりあえず眼底検査につきましては、特定健康診査の診断の中で行う業務と考えていただいて結構でございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 再質問、阿部議員お願いします。
14番(阿部弘明議員) 特定健診をやりますよね。それで異常が見つかった場合に、また眼底検診というのは、それと並行して行うということですか。要するに特定健診の中に、その眼底検診が入るわけなのですか。
議長(上野 廣議員) 暫時休憩します。
          休 憩  (午前11時01分)

          再 開  (午前11時02分)
議長(上野 廣議員) 再開します。
  岩附町民保険課長、お願いします。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、阿部議員さんのご質問にお答えしたいと思います。
  眼底検査につきましては、特定健康診査の検査の一部として行うものでありまして、特定保健指導につきましてはまた別物として、こちらのほうでそういった方のリストを上げて、そういった方に指導を促すような指導をしていくということになりますので、ご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) この間、質問させていただいていますけれども、要するにそういった異常が見つかって、健診、もっとちゃんと調べようと、眼底検査なども今度行うということになったということで、予防には効果があるのかなと思いますけれども、最終的にそれで終わってしまって、検査して終わりという、悪くてももう終わりみたいな、要するに特定保健指導を受けるというのは率が非常に低いわけですよね、今の状況だと。要するに異常が見つかっても、それをどうするのかというようなことについて、一人一人がまたそういった保健指導を受けるということについては、なかなか今20%いかないような状況になっているわけですけれども、これは健康づくりのほうになってしまうのかと思うのですけれども、そういったようなことについて今後の課題というのはどうお考えなのかなと思うのです、予防の関係からいくと。
議長(上野 廣議員) 岩附町民保険課長、お願いします。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、阿部議員さんのご質問にお答えしたいと思います。
  特定保健指導の関係なのですけれども、やはり特定保健指導のほうの主なリストといいましょうか、糖尿病のそういった治療のほうがメーンになろうかと思います。
  特定健康診査のほうの眼底検査なのですけれども、きちんと眼底検査を受けた後は、その結果がまた主治医の先生に行くようになっておりますので、そういった眼底検査の結果を主治医等が治療に役立てると、そういうようなシステムを構築しておりますので、決してその場限りの検査だけで終わらず、その後の医療機関での治療に役立てていただくと、そういったシステムになっておりますので、ご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) 特定保健指導の受診率の低さというのは、これからの課題だというふうに思いますので、ぜひ取り組みを強化していただきたいというふうに思います。
  以上で質問を終わります。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) なしと認めます。
  討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) なしと認めます。
  これより議案第35号 令和元年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 全員賛成です。
  よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩します。再開は11時25分といたします。
          休 憩  (午前11時06分)

          再 開  (午前11時25分)
議長(上野 廣議員) 再開します。

    議案第36号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第5、議案第36号を議題とします。
  事務局長より朗読をお願いします。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  関口環境課長に提出議案の説明を求めます。よろしくお願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、議案第36号 令和元年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第1号)の議定についてご説明申し上げます。
  1ページをお開きください。令和元年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  令和元年6月6日提出、滑川町長、吉田昇。
  次に、4ページをお開きください。歳入つきましては、3億6,300万円で補正はございません。
  次に、6ページをお開きください。歳出についてご説明いたします。
  1番目の款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費ですが、111万8,000円を増額補正し、計3,244万6,000円といたします。増額の主な理由は、節2給料98万8,000円と、節19負担金、補助及び交付金13万3,000円でございます。4月の人事異動に伴う給料及び退職手当組合負担でございます。
  次の2段目、款5予備費、項1予備費、目1の予備費ですが、先ほどの給料等の増額のため、111万8,000円の増額補正し、計210万6,000円といたしました。
  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) なしと認めます。
  討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) なしと認めます。
  これより議案第36号 令和元年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第1号)の議定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 全員賛成です。
  よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。

    議案第37号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第6、議案第37号を議題といたします。
  事務局長より朗読をお願いします。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  関口環境課長に提出議案の説明を求めます。よろしくお願いします。
          〔環境課長 関口正幸登壇〕
環境課長(関口正幸) 環境課長、議案第37号 令和元年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の議定についてご説明申し上げます。
  1ページをお開きください。令和元年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  令和元年6月6日提出、滑川町長、吉田昇。
  続いて、4ページをお開きください。歳入につきましては、9,450万円で補正はございません。
  次に、6ページをお開きください。歳出についてご説明いたします。
  款2農業集落排水事業費、項1農業集落排水事業費、目1総務費ですが、161万3,000円を増額補正し、計665万6,000円といたしました。増額の主な理由は、節2給料63万3,000円、節3職員手当等68万円及び節4共済費21万5,000円でございます。これらは、全て4月の人事異動に伴うものでございます。
  次に、2段目、款5予備費、項1予備費、目1予備費ですが、先ほどの給料等の増額のため、161万3,000円を減額補正し、計124万2,000円といたしました。
  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) なしと認めます。
  討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) なしと認めます。
  これより議案第37号 令和元年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)の議定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 全員賛成です。
  よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。

    議案第38号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 次に、日程第7、議案第38号を議題といたします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  武井水道課長に提出議案の説明を求めます。よろしくお願いします。
          〔水道課長 武井宏見登壇〕
水道課長(武井宏見) 水道課長、議案第38号 令和元年度滑川町水道事業会計補正予算(第1号)の議定についてをご説明申し上げます。
  今回の補正は、事業費中の営業費用における人事異動に伴う職員給与費等の変更が主なものとなっております。
  補正予算書のページをおめくりいただきまして、1ページをごらんください。読み上げさせていただきます。
  令和元年度滑川町水道事業会計補正予算(第1号)。
  第1条 令和元年度滑川町水道事業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるとおりとする。
  第2条 令和元年度滑川町水道事業会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正する。
  以下、科目、既決予定額、補正予定額、計の順で朗読させていただきます。
  支出、第1款事業費3億7,613万1,000円、マイナス73万7,000円、3億7,539万4,000円。
  第1項営業費用3億6,023万1,000円、マイナス73万7,000円、3億5,949万4,000円。
  第3条 予算第5条に定める(1)職員給与費を4,485万円に改める。
                          令和元年6月6日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  それでは、補正額の詳細についてご説明させていただきます。最後のページでございます8ページをごらんいただきたいと思います。令和元年度滑川町水道事業会計補正予算(第1号)事項別明細書、こちらの収益的支出でございます。
  款1事業費、項1営業費、目2配水及給水費、補正予算額は31万4,000円の増でございます。この内容は、節8材料費、修理等材料費です。こちらは、修繕材料の費用として当初予算に50万円計上してございましたが、既に一部執行しており、今後の緊急修繕の部材等の購入に不足するおそれがあるため、増額させていただくものです。
  続きまして、すぐ下の目4総係費になりますが、こちらにつきましては、補正予算額は105万1,000円の減額でございます。この内容につきましては、節2給料、職員給マイナス170万円、節3手当4万8,000円の増額でございます。
  次の節5法定福利費の再任用職員社会保険料が37万1,000円の増額、節19負担金、退職手当組合負担金は23万円の増です。こちらについては、4月の人事異動によるものでございます。
  なお、この事項別明細書につきましては、変更のあった目のみ掲載しております。一番上の事業費全体は、変更のなかった目の予算を含めました合計で、既決予定額3億7,613万1,000円からマイナス73万7,000円をさせていただきまして、3億7,539万4,000円となります。
  続きまして、お戻りいただきまして4ページからになりますが、令和元年度滑川町水道事業予定貸借対照表についてご説明させていただきます。今回の、この貸借対照表の変更点についてのみ説明させていただきます。
  まず、資産の部ですが、おめくりいただきまして5ページの中段になります。2、流動資産、(1)、現金預金、こちら当初予算では9億5,512万9,843円でございましたが、先ほどの補正予定額でご説明した減額分73万7,000円をこちらに戻す形になるのですが、加えまして9億5,586万6,843円とさせていただきます。
  これによりまして、このページの一番下の二重下線ところになりますが、資産合計が30億1,069万5,063円となります。
  続きまして、次の6ページからの負債の部になりますが、おめくりいただきまして、7ページをごらんいただきたいと思います。中段からの資本の部、7、剰余金、(2)、利益剰余金(積立金等)のハ、当年度未処分利益剰余金、こちら当初予算では2億3,541万5,456円だったのでございますけれども、こちらに先ほどと同様、補正で減額した73万7,000円を戻すというか、加えまして2億3,615万2,456円となります。そうしますと、その下の利益剰余金合計でございます。こちらが、8億9,587万4,306円となります。
  この変更によりまして、このページの一番下の行、二重下線の部分でございますが、負債資本合計が30億1,069万5,063円となります。
  この額につきましては、先ほどご説明申し上げました5ページの一番下の二重下線の部分、資産合計の30億1,069万5,063円と同額となります。資産合計、それから負債合計が一致してございます。こちらで貸借対照となっております。
  以上で、補正予算の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第38号 令和元年度滑川町水道事業会計補正予算(第1号)の議定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 全員賛成です。
  よって、議案第38号は原案のとおり可決されました。

    議案第39号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第8、議案第39号を議題といたします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  吉野建設課長に提出議案の説明を求めます。よろしくお願いします。
          〔建設課長 吉野徳生登壇〕
建設課長(吉野徳生) 建設課長、議案第39号 町道路線の廃止について説明申し上げます。
  提案理由でございますが、町道路線整備のため、この案を提出するものでございます。
  次のページをごらんください。内容につきましては、当該町道は、現在道路として使用されておらず、道路敷地が個人所有であるため、大字山田字宮田801番地3先から大字山田字根肥499番地4先までの町道2176号線の廃止を行いたいものでございます。
  当該路線につきましては、別紙路線の詳細図を添付をさせていただいておりますので、ご参照いただきたいと存じます。
  以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) なしと認めます。
  これより議案第39号 町道路線の廃止についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(上野 廣議員) 全員賛成です。
  よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。

    議案第40号の説明、質疑、討論、採決
議長(上野 廣議員) 日程第9、議案第40号を議題といたします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(上野 廣議員) 朗読が終わりました。
  服部産業振興課長に提出議案の説明を求めます。よろしくお願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、議案第40号 財産の取得についてご説明させていただきます。
  提案理由でございますが、農村公園用地として財産を取得したいので、滑川町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会でご承認いただきたく提案するものでございます。
  それでは、内容についてご説明させていただきます。両表・大木地区圃場整備事業は、関係地権者の協力を得て平成26年度から事業を実施し、令和元年度に換地作業を終了する予定となっております。当地区の事業計画では、計画当初より農村公園用地を町が取得するという計画で進んでおり、用地取得に関する議会の承認を得てから、換地登記業務を行うという予定で進んでおります。両表・大木地区の換地作業は、当初より換地原案を提示し、地権者の方々の内諾を得て作業をしており、水稲や畑作についても換地予定者、または農地中間管理事業による貸付者により適正に農地の管理もされていることから、最終作業である登記業務を行いたいと思っております。
  また、買収金額については、5月に開催された滑川町公有財産の取得及び処分価格審議会において単価決定されております。
  以上、内容の説明をさせていただきました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
  阿部議員、お願いします。
          〔14番 阿部弘明議員登壇〕
14番(阿部弘明議員) 14番、阿部。よろしくお願いいたします。
  この埋め立てた土というか、土砂というか、これはネクスコの工事から出てきた残土ということだと思いますけれども、これの土の安全性についての説明をお願いしたいと思います。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、よろしくお願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、阿部議員さんのご質問にご答弁させていただきます。
  まず、一番最初になのですが、平成26年度から工事の事業を実施しているのですが、その当時に残土のほう、私どもの圃場整備事業では用地を生み出すということで考えてございました。その中で、同時期なのですが、ネクスコ東日本さんのほうで残土の処分を考えていきたいという話がありまして、ちょうどマッチングしたという形の事業展開でございました。そんな中で、こちらの私ども圃場整備事業を実施している担当課であれば、農地をつくっていく事業でございます。そんな中で、残土に関してもそちらの安全性、こちらのほうを考えてございました。そうした中で、ネクスコさんとお話の中で協定書を結んでございます。平成27年度なのですが、こちらのほう協定を結ばせていただきました。その協定の中で、こちらのほうの圃場整備の中に搬入する土砂、こちらのほうもちゃんと基準に基づくものということを協定を結ばせていただきました。
  そちらの協定項目なのですが、項目でお話をすると全部で39項目、こちらのほうなのですが、この内容は埼玉県土砂の排出、たい積等の規制に関する条例、こちらのほうで行っております。こちらのほうの中で39項目というふうになっておりますので、その項目に全部合致した土砂が入っているということでございます。
  以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) なぜ心配するのかというと、今リニア新幹線のトンネルをつくっていて、このリニア新幹線のトンネルの工事の中から出てきた残土が、基準値を超えるヒ素とかフッ素とか、そういったのが大量に含まれているというようなことが出ていて、その残土をどう処分するのかというようなことが今問題になっているわけなのです。農地にしても公園にするにしても、非常に安全性が求められる場所になるというふうに思います。
  それで、その検査の方法というか、どのような形で誰が、例えばどういう頻度でやったのかというようなことをお尋ねします。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、よろしくお願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、阿部議員さんの再質問にご答弁させていただきます。
  まず一番最初に、こちらの土砂の検査の回数をご説明させていただきます。全部で4回になります。これは、一回一回残土の搬入をするときに、土砂のサンプルをとって検査をしてございます。ですので、平成28年度からなのですが、28年度、29年度、30年度、31年度という形で一回一回、計4回ございます。
  そちらのほうなのですが、基本的には一番最初にあった残土に関しては、ネクスコ東日本さんの高坂の置き場です。サービスエリアの横になるのですけれども、そちらのほうからほぼ多く持ってきてございます。そのときには、抽出という形なのですが、残土のところの部分を私どもで指定して、そしてこことここというような形で、向こうの選ぶところではなくて、私どもでこの辺で見ていただきたいということで、任意でやってございます。
  そちらのほうで行ってございまして、あとはもう一つのお話ですけれども、第三者機関のほうに提出してございます。それで、各4回ともなのですが、受注業者さんが違います。受注業者さんのほうが違うので、その中で受注業者さんのほうの負担で行ってございますので、各第三者機関に関しても、一回一回違うような形になってございます。ですので、全部が同じ業者さんではなく別々の業者さんなのですが、その中で私ども役場のほうに提出された数値に関しては、どれも基準値以下でした。
  以上で答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) 高坂の工事から出た残土と、あとほかもいろいろあると思うのですけれども、その場所場所での検査になるのですか。相当の量の残土だというふうに思うのですけれども、その4回ということで4年間にわたってやったということですけれども、大丈夫なのですか、心配なのですけれども。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、ご答弁お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、阿部議員さんの再質問にご答弁させていただきます。
  土砂のほうの数量をお話をさせていただきたいと思います。およそなのですが、今現在、今後入る予定のところでお話をさせていただきます。おおむね4万3,000立米ぐらいを予定してございます。その中、一回一回全部検査もしてございますので、この辺は安心安全だということで私どもは考えて搬入をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 阿部議員、再質問お願いします。
14番(阿部弘明議員) 心配なのですが、このリニアのトンネルの工事のやつだと、相当の量の基準値を超える有害残土が搬出されたというようなことなのです。これは、トンネルの山の中なので、いろんなのが入っているという、自然のヒ素だとかフッ素が入っているというような話なのですけれども、非常にもっといろんな心配も出てきているのですが、本当に一つはお願いしたいというふうに思うのですけれども、そういったようなこともあるので、要するに安全だというようなことを、この間いろんな39項目の検査をやったというようなことで、安全の確信を持っていらっしゃるわけだから、それについて皆さんにお知らせしていただきたいということと、できれば、今整地をしているわけですけれども、そこの土地の土砂の土の安全性を改めて調べるというようなこともお願いしたいなというふうに思います。いかがでしょうか。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、ご答弁お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、阿部議員さんの再質問にご答弁させていただきます。
  現在お願いしているのが、ネクスコ東日本さんの負担でお願いしてございます。そういった観点から、私ども今後協議の中で、そのお話をさせていただきたいと思っております。また、地元にお知らせするというものに関しても、できる限り安心安全を買っていただくというのはちょっと変ですけれども、皆さんにお知らせするという形の観点から、今までの経過のところに関してはお知らせをしたいと思っております。役員会の中では、ちょっとお話もさせていただいているのですが、皆さん全員には行き渡っていない部分もあるかもしれません。その中で、そちらのほうに関してはお話をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 再質問願います。阿部議員。
14番(阿部弘明議員) 行く行くは町内の子どもたちが遊ぶ、そういった公園になるのだろうと思いますので、ぜひ町内全体的にもそういった安全性についてのお知らせをしていただければというふうに思います。
  以上で質問を終わります。
議長(上野 廣議員) ほかに質疑ございますか。
  服部議員、お願いします。
          〔8番 服部幸雄議員登壇〕
8番(服部幸雄議員) 8番、服部です。1点質問させていただきます。
  本日の議会の承認を得て、それから元年度の換地予定が終了する。それを経て初めてこれは動き出す企画だと思うのですけれども、子どもたちから大人までが活用できる、そういう公園であってほしいなと誰もが願っているところなのですが、そういうものを、今現在何か青写真等がありましたらお聞かせ願えればと思うのですが、プラス子どもたちも活用できるという観点からも、何かそういう附帯的なものもあわせて併設する予定なのか、青写真の段階で結構ですので、もしありましたらお聞かせください。
  以上です。
議長(上野 廣議員) 服部産業振興課長、お願いします。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 服部進也登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(服部進也) 産業振興課長、服部議員さんのご質問にご答弁させていただきます。
  今現在のお話なのですが、私どもの圃場整備事業では、用地を生み出すのみを考えてございます。たまたまネクスコ東日本さんとの関係上、駐車場及びグラウンド、これが整備できるという状況でございます。私ども探していたところに、たまたまネクスコさんのほうが残土を出したいということがあったので、こういう形になりました。
  そして、今後換地が終わった後の青写真なのですが、現在私どものほうでは、まだ青写真がございません。今後地元の意向、そして役場のほうの関係各所との協議の中で決めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(上野 廣議員) 正午になりましたが、議案質疑を続けます。
  再質問お願いします。
8番(服部幸雄議員) 要望です。まだ青写真はこれからということでございますけれども、とにかく子どもたちも大人たちも喜んで行けるような、ぜひそういう公園づくりを目指していただきたいなと思います。
  グラウンドがというお話がありましたので、そこには子どもたちが活動できる場所も設置されるのかなと、子どもたちにとっても魅力ある場所づくりになろうかと思うのですけれども、ぜひそんな形に沿った公園づくりを、また皆さんの意見を聞きながら目指していただきたいなと思います。
  東松山市大岡に農林公園というのでしょうか、桜の名所で有名なところがあるのですけれども、あそこはやっぱり桜の時期っきり人が来ないので、今カフェを新設する予定だということで工事が進んでいるようですけれども、一つの参考ということでとどめていただければと思うのですが、それで、町民も初めてできる大型の農村公園ですので、期待しておりますので、着々とそんな準備を進めていただければなと思います。要望です。ありがとうございました。
議長(上野 廣議員) ありがとうございます。
  ほかに質疑ございませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 質疑なしと認めます。
  討論ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) なしと認めます。
  これより議案第40号 財産の取得についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立全員〕
議長(上野 廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩します。再開は午後1時とします。
          休 憩  (午後 零時02分)

          再 開  (午後 1時00分)
議長(上野 廣議員) 再開します。
  ただいま、3番、松本議員から早退届が提出されました。これを許可したので報告します。

    閉会中の所管事務調査の申し出について
議長(上野 廣議員) 日程第10、閉会中の所管事務調査の申し出についてを議題といたします。
  会議規則第73条の規定によって、総務経済建設常任委員会、松本幾雄委員長、文教厚生常任委員会、服部幸雄委員長、議会運営委員会、宮島一夫委員長の3名から、お手元に配付いたしました閉会中の所管事務調査申出書のとおり、閉会中の所管事務調査としたい旨の申し出がございました。
  お諮りします。各委員会の委員長からの申し出のとおり、閉会中の所管事務調査とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、各委員会の委員長からの申し出のとおり、閉会中の所管事務調査とすることに決定いたしました。

    閉会中の継続調査の申し出について
議長(上野 廣議員) 日程第11、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
  会議規則第75条の規定によって、議会運営委員会、宮島一夫委員長から、お手元に配付しました閉会中の継続調査申出書のとおり、次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、閉会中の継続調査としたい旨の申し出がありました。
  お諮りします。議会運営委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。

    閉会について
議長(上野 廣議員) お諮りします。
  本定例会の会議に付された事件は全て終了いたしました。
  会議規則第7条の規定によって本日で閉会したいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(上野 廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、本定例会は本日で閉会とすることに決定いたしました。

    町長挨拶
議長(上野 廣議員) ここで、吉田町長よりご挨拶をお願いします。よろしくお願いします。
          〔町長 吉田 昇登壇〕
町長(吉田 昇) 議長のお許しをいただきましたので、本定例会の閉会に当たり一言お礼のご挨拶を申し上げます。
  議員各位におかれましては、慎重にご審議をいただく中、会期を1日残し実質3日間の審議で終了することができました。また、令和元年度一般会計補正予算を初め、全9議案を原案どおり可決、決定いただきまして、まことにありがとうございました。審議の際に、議員各位より賜りました多くのご意見、ご提案につきましては真摯に受けとめ、今後の行政執行に当たって十分参考にさせていただきたいと思います。これからも職員一同、町政の発展、住民福祉の向上に取り組んでまいりますので、今まで以上の温かいご指導、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
  これからの季節、各地で多くのイベントも予定されていますが、議員各位におかれましては、公私にわたりご多忙のことと思いますが、健康には十分留意されまして、それぞれの立場でご活躍されますことをご祈念申し上げまして、閉会に当たってのお礼の挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

    閉会の宣告
議長(上野 廣議員) これで本日の会議を閉じます。
  議員各位と執行部のご協力によりまして、本定例会が終了できました。深く感謝申し上げます。
  これをもちまして第218回滑川町議会定例会を閉会します。
  お疲れさまでした。
                                   (午後 1時05分)
議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
  相互に礼。
  お疲れさまでした。