平成31年第216回滑川町議会定例会〔予算審査特別委員会〕
平成31年第216回滑川町議会定例会
〔予算審査特別委員会〕
1.日 時 平成31年3月12日(火)
午前 9時00分 開議
午後 3時08分 閉会
2.場 所 滑川町議場
3.議 題
(1)議案第14号 平成31年度滑川町一般会計予算の議定について
(2)議案第15号 平成31年度滑川町国民健康保険特別会計予算の議定について
(3)議案第16号 平成31年度滑川町介護保険特別会計予算の議定について
(4)議案第17号 平成31年度滑川町後期高齢者医療特別会計予算の議定について
(5)議案第18号 平成31年度滑川町下水道事業特別会計予算の議定について
(6)議案第19号 平成31年度滑川町農業集落排水事業特別会計予算の議定について
(7)議案第20号 平成31年度滑川町浄化槽事業特別会計予算の議定について
(8)議案第21号 平成31年度滑川町水道事業会計予算の議定について
出席委員(13名)
1番 菅 間 孝 夫 委員 2番 高 坂 清 二 委員
3番 上 野 葉 月 委員 5番 井 上 奈 保 子 委員
6番 内 田 敏 雄 委員 7番 森 田 泰 雄 委員
8番 服 部 幸 雄 委員 9番 宮 島 一 夫 委員
10番 吉 野 正 浩 委員 11番 阿 部 弘 明 委員
12番 松 本 幾 雄 委員 13番 瀬 上 邦 久 委員
14番 上 野 廣 委員
欠席委員(なし)
出席者
滑 川 町 議 会議長 北 堀 一 廣
事務局職員出席者
議 会 事 務 局 長 木 村 晴 彦
書 記 平 岩 春 菜
録 音 島 田 昌 徳
録 音 関 口 正 幸
説明のため出席した人
町 長 吉 田 昇
副 町 長 柳 克 実
総 務 政 策 課 長 大 塚 信 一
会 計 管 理 者 兼 木 村 俊 彦
会 計 課 長
健 康 福 祉 課 長 小 柳 博 司
町 民 保 険 課 長 岩 附 利 昭
健 康 づ く り課長 會 澤 孝 之
環 境 課 長 笠 原 直
教育委員会事務局長 澄 川 淳
水 道 課 長 武 井 宏 見
町 民 保険課主事・ 村 田 仁 美
年 金 国 保 担 当
健康福祉課副課長兼 稲 村 茂 之
主席主幹・福祉担当
健康福祉課副課長兼 篠 ア 美 幸
主 席 主 幹 ・
高 齢 者 福 祉担当
健 康 福祉課主査・ 奥 野 忠
福 祉 担 当
健 康 福祉課主任・ 石 川 恵 子
福 祉 担 当
健 康 福祉課主任・ 贄 田 誠
福 祉 担 当
健 康 づ く り 課
副課長兼主席主幹・ 関 静
保 健 予 防 担 当
健康づくり課主幹・ 福 島 知 子
健 康 づ く り担当
環 境 課 主 幹 ・ 権 田 尚 司
生 活 環 境 担 当
環 境 課 主 任 ・ 久 保 島 賢
生 活 環 境 担 当
教 育 委員会事務局 小 林 晴 美
次 長 兼主席主幹・
教 育 総 務 担 当
教 育 委員会事務局 木 村 寿 美 代
次 長 兼主席主幹・
生 涯 学 習 担 当
教 育 委員会事務局 宮 島 栄 一
次 長 兼主席主幹・
文 化 財 保 護担当
教 育 委員会事務局 橋 本 慎 也
指 導 主 事 ・
学 校 教 育 担 当
教 育 委員会事務局 吉 野 和 弘
主 幹 ・
生 涯 スポーツ担当
町民保険課副課長兼 今 井 茂 子
主 席 主 幹 ・
年 金 国 保 担 当
町 民 保険課主査・ 金 井 淳 子
年 金 国 保 担 当
町 民 保険課主査・ 山 岸 美 奈 子
介 護 保 険 担 当
町 民 保険課主任・ 厚 目 峻 佑
年 金 国 保 担 当
環 境 課 副 課長兼 服 部 進 也
主 席 主 幹 ・
下 水 道 担 当
環 境 課 主 任 ・ 長 野 純 一
下 水 道 担 当
環 境 課 主 事 ・ 菅 野 真 未
下 水 道 担 当
水 道 課 主 幹 ・ 堀 口 章 子
庶 務 担 当
水 道 課 主 幹 ・ 上 野 聡
施 設 担 当
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。
ご着席願います。
◎開議の宣告
〇委員長(松本幾雄委員) 皆さん、おはようございます。委員各位には予算審査特別委員会第2日目にご参集いただきまして、まことにありがとうございます。
ただいまの出席委員は13名全員であります。定足数に達しておりますので、ただいまから予算審査特別委員会を開会します。
(午前 9時00分)
◎議案第14号の質疑、討論、採決
〇委員長(松本幾雄委員) 昨日に引き続き、一般会計予算、文教厚生常任委員会所管事項について審査を行います。
1日目に説明員の紹介まで終わりました。各課、局において説明員等の変更はございますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(松本幾雄委員) なしということです。
それでは、既に説明をいただいておりますので、直ちに質疑に入ります。質疑ありませんか。
宮島委員。
〇9番(宮島一夫委員) 9番、宮島一夫です。2点ほど質問をさせていただきます。私の質問は簡単な質問ですから、簡潔にお答えをいただけると幸いでございます。
まず、1点目ですけれども、67ページをお願いいたします。予防接種委託料がありますけれども、この予防接種というのは、どういう種類の予防接種だか説明をお願いします。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康づくり課。
〇健康づくり課副課長兼主席主幹・保健予防担当(関 静) 健康づくり課保健予防担当、関から答弁させていただきます。
ご質問の予防接種の種類でございますが、全部で15種類ございます。子宮頸がん予防ワクチン、ヒブワクチン、小児肺炎球菌ワクチン、麻疹・風疹混合ワクチン、麻疹の単独ワクチン、風疹の単独ワクチン、日本脳炎ワクチン、三種混合ワクチン、BCG、二種混合、四種混合、不活化ポリオ、水痘、B型肝炎、高齢者の肺炎球菌。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 宮島委員。
〇9番(宮島一夫委員) ありがとうございました。
インフルエンザの予防接種というのは含まれていないのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康づくり課。
〇健康づくり課副課長兼主席主幹・保健予防担当(関 静) 健康づくり課保健予防担当、関が答弁いたします。
高齢者のインフルエンザも含まれております。失礼しました。
〇委員長(松本幾雄委員) 宮島委員。
〇9番(宮島一夫委員) ありがとうございました。
実はインフルエンザというのは非常に今大変だということで、大変だというのは、一般の人が見て大変だということなのですけれども、いろんなところで、お金の問題で言われております。というのは、ほかの今説明していただいたいろんなものについては、当事者はよくわかっているのですけれども、一般の人はわかっていないものだから、それほど関心がないというか。この間というか、2月3日に我々議会といたしましても報告会を行いました。その中でもインフルエンザの予防接種が滑川は高いという意見が出ました。その中で、私も地元でもたまに懇親会というか懇談会やっておりますけれども、高いと。これなぜかというと目立つのです、ほかのと比べて。ほかのだって比較すれば、滑川が安いものもあると思うのです。だから、目立つので、これが目立つといっても松山と嵐山ぐらいの比較になってしまうと思うのですけれども、参考までに東松山市と嵐山町は、インフルエンザは幾らで受けられるか教えてください。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康づくり課。
〇健康づくり課副課長兼主席主幹・保健予防担当(関 静) 健康づくり課保健予防担当、関から答弁させていただきます。
ご質問の東松山市については、自己負担は1,000円、嵐山町については1,500円でございます。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 宮島委員。
〇9番(宮島一夫委員) 恐らく言っている人は、東松山と比較して高いということを言っているのだと思うのですけれども、その中で我々としても限られた予算でやっているので、我慢してもらうところもあるのだよという話もしました。そうしたら、ないのだったら長寿祝金をやめて、そっちは健康にすぐというのではないので、こっちへ回してもらったらどうだという意見も出ました。これは確かにそういう考えもあるのですけれども、なかなか難しいところで、恐らく町長としても非常に頭の痛いところで、どっちもやりたいなというのが本音だと思うのですけれども、私としても何とかこれは、今のところはこういう考えですよと。私の考えは言ってありますけれども、町の考えとして町長に参考意見でもあればお聞かせいただきたいと思うのですけれども、よろしくお願いします。
〇委員長(松本幾雄委員) 町長、お願いします。
〇町長(吉田 昇) 宮島委員の質問に答弁申し上げます。
それは、いろいろな意見があろうかというふうに思います。予算編成の時期にはそういった討論も十分やっておるわけでございます。こうしたものをやめて、こうしたほうに手厚くするとか、いろいろそうした審議を重ねて予算の編成をやっておるわけでございまして、そうした意見も十分尊重したいというふうに思いますけれども、今後においては、そうしたインフルエンザの予防接種の個人負担、これらについては十分検討してまいりまして、町民の皆さんの期待に応えられるような方向で次の年度の予算からは検討してまいりたいというふうに思います。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 宮島委員。
〇9番(宮島一夫委員) ありがとうございました。
恐らく町長としても両方やりたいというのは、やまやまだと思うのですけれども、限られた予算でございますので、どうしてもということであります。ありがとうございました。
続いて、これは何回も私はしつこくやっている問題なのですけれども、文化財のことについて質問をさせていただきます。108ページをお願いします。埋蔵文化財の整理作業なのですけれども、ことしはどういうことをやろうと計画しているのか教えてください。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局、お願いします。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・文化財保護担当(宮島栄一) 教育委員会事務局文化財保護担当、宮島が宮島委員さんの質問にお答えさせていただきます。
今年度の文化財の事業計画といたしましては、業者等から申請のありました包蔵地関係の試掘業務のほかに、今まで行っておりました寺谷等の発掘業務は、今年度は申しわけないのですけれども、中止というふうな方向で予算のほうを組まさせていただきました。そのほかにエコミュージアムセンターにおいて、ミヤコタナゴの繁殖及び保護を行っていくのが今年度の事業計画でございます。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 宮島委員。
〇9番(宮島一夫委員) ありがとうございました。
寺谷廃寺については、私は非常に期待していたのですけれども、今年度やらないというようですけれども、その理由を聞かせてください。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・文化財保護担当(宮島栄一) 文化財保護担当、宮島のほうからお答えさせていただきます。
今年度寺谷の事業を行わない理由といたしましては、平成30年度におきまして職員の健康上の問題から30年度の事業のほうも県、国のほうに申請をいたしまして中止をさせていただきました経緯がございます。あわせまして30年度途中に国、県より31年度の事業の申請の打診がございました。その際局長等と現在の職員状況等を考慮いたしまして国、県のほうに相談いたしましたところ、そういう状況であれば31年度のほうは、とりあえず事業申請のほうはされないでおいてもらいたいというような回答をいただきましたので、当初の予算におきまして事業計画のほうは計上しないという方向になりました。今後職員等の状況によりまして事業を再開できるような体制が整いましたら、補正等で対応できるようであれば、そのように対応していきたいと思っております。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 宮島委員。
〇9番(宮島一夫委員) ありがとうございました。
そうすると、再開をするという見通しはあるのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・文化財保護担当(宮島栄一) 文化財保護担当、宮島がお答えさせていただきます。
遅くとも平成32年度からは再開のほうはさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
〇委員長(松本幾雄委員) 宮島委員。
〇9番(宮島一夫委員) ありがとうございました。
いや、私もこれしつこく取り上げて、あそこ何とかして、ただ見つかってよかったなというだけではなくて、文化財を活用してまちおこしをして、少しでも利益を上げて町の税金をふやしたいなとそこまで考えているのですけれども、5年も10年もたって何も出てこないとなると、これは打ち切られてしまうのではないかなという心配はしておりました。
そこで、前から話しているのですけれども、ブルドーザーやユンボでがっと掘ってしまうというわけにいかないので、やっぱり人海戦術になります。そうしたところ町民の方に協力をいただいて、これは区長さんによくお願いして、コンビニ弁当とお茶ぐらいで、みんなに協力してもらって掘ったらどうかという話もしました。これは町の中でもいろんな意見があります。というのは、あそこに瓦が1個あったというのは誰か持ってきて捨てたのではないかという考えもあります。私はそういう考えはとらない、あそこにあったという考えをとっているので、しつこくしているのですけれども。というのは、ああいう貴重品も案外簡単に手に入ってしまう場合があるのです。ちょっとこれは町の中のことなのでお話ししますけれども、貴重なものが手に入るのです。非常に重要な天然記念物みたいなものでも手に入る場合があります。これは私のためにというか、そういうことがありましたので、きょうここで報告できるのは法律違反にならなかったから話ができるのですけれども、これはちょっと脇のほうで聞いていただければいいのですけれども、富士山ができて、あっちの、静岡のほうに旅行に行ったことがありまして、あそこ、風穴というのが幾つもあるのです。下のほうにでかい風穴で、富士山ができて風穴ができたときの氷というのを見せている風穴があるのです。そこは門番がいまして、少しばかり協力金か何かお金取って中へがっと入っていって、さらに横穴があって、金網がしてあって見せているのですけれども、これが何万年も前の氷かというので見てきましたけれども、出口に来ましたら一緒に行った仲間が四、五キログラムぐらいの氷を持ってきたのです。それも普通では入れない二、三メートル上なのですけれども、その人は悪気はない、法律違反だと思っていない。出てきて、「一夫さん、これは何万年も前の氷だから、今夜水割りつくって飲みましょうよ、おいしいでしょ」と、こういうわけなのです。これはもう大変なことになってしまったということで、門の中でしたからすぐ戻してきてくれということで戻してきたので、笑い話で済むのですけれども、門の外へ出てしまうと、これは法律違反ですから、えらいことになってしまうのですけれども。
この瓦も何かの拍子で拾ってきたのだか、そのほかの方法で持ってきて、あそこの羽尾へ捨てたと言う人もいるのです。だから、私もこれが5年も10年も出ないと、やめてしまうのではないかなという心配はしておりました。ぜひ私はあるという立場でやっておりますので、いろんな人の協力をいただいて復活したら二、三年のうちにはめどをつけていただきたいと、こう思っております。何とかめどをつける方法、案というのがお持ちでしたらお聞かせいただきたいと思います。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・文化財保護担当(宮島栄一) 文化財保護担当、宮島のほうからお答えさせていただきます。
はっきりとした今のところ計画というのはございませんけれども、30年度開催していただきました文化財保護委員会の方からももう少し文化財のほうに予算や力を注いで発掘のほうを急いでほしいという意見をいただいておりますので、なるべくそういった意見に沿うように努力していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
〇委員長(松本幾雄委員) 宮島委員。
〇9番(宮島一夫委員) 急にここで案を出せと言ってもこれは無理な話なので、来年度に向けてどうか3年ぐらいでめどつけて、どっちかになるような形ではないと今のような方法で少しずつ掘っているのだと、恐らく全体が終わらないうちに時間が来て終わりになってしまうと思います。私も余りいい案が出せるかどうかわかりませんけれども、一緒になって考えさせていただきたいと思います。何とかあそこで滑川がこの比企の中心だったというのをアピールしたいなと思っております。これはすぐここで回答してくれと言っても無理なことなので、お願いということにして私の質問は終わります。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) ほかに質疑ありませんか。
瀬上委員。
〇13番(瀬上邦久委員) 13番、瀬上ですが、何点かお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。着座で済みませんが、よろしくお願いします。
まず、71ページの埼玉中部資源循環組合、これ、けさ私ごみを捨てに行きましたら、こういう形で、今新しい施設ができるという話を聞いたということで、いつごろできるのでしょうかということで聞かれました。5年ぐらいの間にはできるのではないかというふうに私は答えたのですが、前にも何回かお聞きしたときに何年か延びてしまうのではないかというようなお話も聞きましたので、いつごろできるかお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課。
〇環境課長(笠原 直) 環境課長、笠原がお答えします。
埼玉中部の今後のスケジュールでございますが、平成31年1月21日の正副管理者会議で決定された事項なのですが、ごみの焼却場と附帯施設の用地取得について31年度末を31年度前半とし、ごみ処理施設の事業者選定を、30年度後半を31年度後半とし、1年おくれることになりました。これに伴いまして新ごみ処理施設の供用開始時期は平成34年度末から35年度末となるものでございます。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 瀬上委員。
〇13番(瀬上邦久委員) これが完成すると、小川地区衛生組合の関係でございますが、これは全て廃止ではなくて小川地区衛生組合のほうは、例えば処理の何かが残るのでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課。
〇環境課長(笠原 直) 環境課長、笠原がお答えします。
埼玉中部資源循環組合で処理するごみというのは可燃ごみです。それと粗大ごみになります。その他のごみにつきましては各市町村で処分するものもございますが、資源ごみ、廃プラスチック、金属類、布類、紙類等は、これまでどおり小川地区衛生組合で処理することになります。こういったことは構成市町村でも同じようになっております。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 瀬上委員。
〇13番(瀬上邦久委員) それと、もう一点ですが、滑川町がごみの分類が非常に厳しいというようなことを聞きます。これは焼却するときの温度が低いからではないかというようなことも聞いたこともあるのですが、新しい施設ができれば焼却するものについても余り細かく分類しなくてもできるのでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課。
〇環境課長(笠原 直) 環境課長、笠原が答弁いたします。
処理施設につきましては、埼玉中部資源循環組合で建設する熱回収施設につきまして、性能はいいものでございます。ただ、今までどおり18種類のごみを分別していくということで何でも燃やせるということになりますと、ダイオキシンの問題等いろいろございます。今の段階では、これまでどおり可燃ごみだけを焼却するということで、あとは粗大ごみを分解した中から出てくる可燃ごみ、残渣の廃プラ類等を焼却するというのみにとどまっております。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 瀬上委員。
〇13番(瀬上邦久委員) ありがとうございました。
私の質問は以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) ほかに質疑ありませんか。
井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) 井上です。質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。それでは、着座させていただきます。
今瀬上委員のほうから質問がありました。それと同じで私も埼玉中部資源循環組合の関係の質問させていただきます。新ごみ処理施設だよりというところ、これを見せていただきまして、この中のところでちょっとわからないことがありました。例えば30年度の補正予算のところではスケジュールの見直しをしたということで、予定していた建設用予定地の土地購入費、それから建物や工作物などの物件補償費、用地取得支援業務委託料が減額になったということで、本年度、改めて31年度の予算を提示したということでございますけれども、この減額した土地購入費とかあるいは物件補償がスケジュールを変更したことによって減額した、その理由をお願いします。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課。
〇環境課長(笠原 直) 環境課長、笠原が答弁いたします。
減額しましたのは、本年度土地の購入予定でしたが、31年度前半に行うことになりましたので、30年度の予算を減額しまして31年度に移行したことによります。こうしたことで今までと減額したのではなくて、31年度に移行したということで総額的には変わりはございません。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) 例えば30年度のことですが、土地の購入費とか、それから物件の補償費、これがこの30年度で減額したというのですよね。そこで減額したその理由、もう一回お願いします。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課。
〇環境課長(笠原 直) これにつきましては、土地の購入また物件補償等は今年度行う予定でございました。ただ、先ほども申し上げましたが、全般的に1年おくれることになりまして、31年度の予算で土地の購入また物件補償等を行うことになりました。これが理由でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) 30年度においては、これを減額したわけですね。その減額したものは一切あれですか、相殺というか、ここでは今までどおり減額したものはそのままに額を置いておいて、そのままの額で新たに減額して、例えば1,000万円のところ800万円になったとか、そういうふうになった場合に200万円の減になったわけです。それはそのままの額置いておいて、新たに31年度にそれを引き継いで予算計上したわけですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課。
〇環境課長(笠原 直) 環境課長、答弁いたします。
先ほど申し上げましたのは30年度で土地の購入費とか物件補償費を減額しまして、30年度土地を購入して物件を補償する予定だったのですが、これが先送りになりまして、31年度に土地を購入し、物件を補償するということになりましたので、この費用は31年度に減額して、翌年度に計上させていただくということで予算のほうは行っております。
〇委員長(松本幾雄委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) 済みません、ちょっとその説明わからないのです。どうして30年度においては建物だとか工作物などの物件の補償費、それから用地取得支援業務の委託料、そういうものがそのところで減額になったのかという、そのことなのです。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課。
暫時休憩します。
休 憩 (午前 9時28分)
再 開 (午前 9時29分)
〇委員長(松本幾雄委員) 再開します。
〇環境課長(笠原 直) 環境課長、笠原がお答えいたします。
30年度につきましては用地交渉等のおくれがありまして、また周辺施設等の整備の関係もありまして住民との話し合い等がまだ進んでいない中で、スケジュールを全体的に1年おくらせるということになりました。このことによりまして土地の購入も31年度に用地交渉を行いまして、用地取得を行うということでスケジュールのほうが正副管理者会議でも決定されたところでございます。
以上、答弁とさせていただきます。
〇委員長(松本幾雄委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) そうすると、大きくかいつまんで言うと、スケジュールを見直したという、それが大きな要因なのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課。
〇環境課長(笠原 直) 環境課長、笠原が答弁いたします。
スケジュールを見直したということが大きな要因となっております。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) 了解しました。
それではもう一つ、本年度の事業の中でこれからやるというのですけれども、先ほどこの事業が35年末に稼働というのですか、完成の予定のような説明が今瀬上委員のほうでありましたけれども、本年度の予定として、ごみ処理基本計画だとか、あるいは地域計画策定をするという、それからあと土地購入、物件補償、これをやるということなのですけれども、今これからごみ処理基本計画というのをやることで、今後の計画のスケジュールにおいて34年、35年までの間にこれが基本計画から実施に当たってまで、実施、それから稼働に至るまでの期間とかそういうことを考えてみて、計画的にこれが進むというか、そういう予定はいかがですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課。
〇環境課長(笠原 直) 環境課長、答弁いたします。
基本計画設計案に基づいて計画のほうは進めておりますが、これを全体的に1年先延ばしにすることによりまして、全体的な附帯設備や周辺施設整備計画等も全体的に1年ずれ込むことになりますが、基本的には35年稼働ということは可能だと思います。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) それでは、この中でこの事業を行うに当たっての支援業務委託というのはここにありますけれども、整備運営の事業者選定についてPR法の規定に準じた方式による事業者選定手続や、契約についての支援などの委託と書いてありますけれども、これからごみ処理基本計画を始めるというのに、もうここではPFI法に準じた方式ということで、今基本計画を決めるに当たって既にこれがもう決まっているのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課。
〇環境課長(笠原 直) 環境課長、笠原が答弁いたします。
これにつきましては既に協議は済んでおりまして、PFI法と同じような形式ですが、DBO方式といいまして公設民営型で運営のほうは進めていく予定でございます。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) それはPFI方式で、この手法でやるというのはどの段階でこれが出たのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課。
暫時休憩します。
休 憩 (午前 9時34分)
再 開 (午前 9時36分)
〇委員長(松本幾雄委員) 再開します。
委員に申し上げます。本委員会は予算審議委員会ですので、その点をよろしくお願いします。
井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) 今一部事務組合のことだからという言葉をいただいたのですけれども、この31年度の町からの予算が人口割、そして均等割といたしまして市町村の負担金が町から2,718万6,000円ですか、8.9%の割合で新年度も出されて町からこれ出ています。ということは一部組合であってもこの内容については質問してもいいのではないですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 質問者は、どこに質問しているのですか。
〇5番(井上奈保子委員) もう一回、もう一回。
〇委員長(松本幾雄委員) 何課に質問しておりますか。
〇5番(井上奈保子委員) 何課。何課の質問。何課って、今のここでしてはいけないのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 総務政策課。
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、大塚が答弁いたします。
私の考えが妥当かどうかわかりませんけれども、あくまでも国の予算委員会とは違って町の予算書に基づくご質問ということで、聞いている限りでは全体的には一般質問的な話になっているかなという形で、だんだんと路線がそちらへ向かっているので、ちょっと休憩させてもらったということです。ですから、今井上委員さんがお話ししたように、町からこれだけのお金が出ているので、そのことでどうでしょうかという質問であれば、これについては妥当かと思うのですけれども、なかなか向こうの建設の状況がどうだとか、これからの事業がどうだとかという話になってくると、だんだんとそちらの話に進んでいってしまうということで、少しブレーキをかけては申しわけないのですけれども、そういったことで町の予算書を通じて質問をしていただければいいかなと思ったので、そういったことを事務局にお願いしました。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) そんなに掘り下げて聞く意図はありませんけれども、やはりこのごみ処理施設は今いろいろな問題もほかにもありますので、やはりある程度皆さんが最初のうちからこれは了解しておく、そういう内容が幾つかあるのだと思いますので、そういうことをある程度把握できたらなというふうに私も事前に把握できたらと思って質問をしたわけなのですけれども。ただ、今大塚総務課長のおっしゃるようにPFIとかそういうことになると、やはり経済建設のほうになるというそういう範疇もありますので、私も今の答弁を聞きまして、ああそうかなとも思いましたけれども、やはり大きな問題なので、今後のこれがどうなるのかな、35年までの間にこれができるかどうか。やっぱり一町民として、そういうことでごみ問題はこれからまだまだ大きな問題になると思いますので、早目にそれが稼働できればと思って、そういうことも含めまして質問させていただいたのですけれども、それでは今までの理由等はお聞きできました。
以上で質問を終わります。ありがとうございました。
〇委員長(松本幾雄委員) ほかに質疑ございませんか。
服部委員。
〇8番(服部幸雄委員) 8番、服部です。よろしくお願いします。着座にて質問させていただきます。
91ページです。91ページに小川町広域適応指導教室負担金97万5,000円とあります。この件について質問させていただきます。今町の政策が功を奏して、子どもたちがどんどん、どんどんふえているところです。とてもすばらしいことだと思います。それに伴って、どうしてもこれは現実的にはさまざまな不適応を起こしてしまう子どもたち、不登校の子どもたちもどうしても人数割でふえていくのが現実でございます。それを補う意味で小川町広域適応指導教室というのが、広域ですから近隣の市町村が負担金を出し合って運営している、そういうことだと思うのですけれども、滑川町も約100万円の負担をしているわけです。
それで、1点目の質問なのですが、当町から今現在何名ほどこの適応指導教室に通っているでしょうか、お願いします。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(橋本慎也) 学校教育担当、橋本が答弁いたします。
現在滑川中学校から1名の生徒が通級しております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 服部委員。
〇8番(服部幸雄委員) なかなか指導の効果というのがあらわれない部分もあるのですが、状況的にどういう状況でしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(橋本慎也) 学校教育担当、橋本が答弁いたします。
今通級を始めて通級できる日数がふえてきておりまして、これを中学校のほうへの通学にもつなげていきたいというふうに今考えているところです。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 服部委員。
〇8番(服部幸雄委員) 私も違う地区で教員をやっているときに若干お世話になったこともあるのですけれども、1点はどうしても距離が遠いので、保護者の方が送り迎えしなくてはいけませんので、その辺がちょっとおっくうになってしまうというようなことも大きな原因だったような気もいたします。それで、ここに通って学校に戻れるようになれば、それが一番理想的なのですけれども、ぜひそうなってほしいと思いますけれども、今現在ほかにもいっぱい実は通わせたい子もいると思うのですけれども、いろんなところから通えないという子もいると思うのですが、実際には担任さんとかスクールガードとかスクールソーシャルワーカーとか、さまざまな支援員がそれをカバーしながら子どもたちの面倒を見ていると思うのですけれども、なかなか手間がかかる、時間がかかるというのが現実です。
それで、ちょっと近隣を見ますと、ときがわ町とか東松山市は独自でこういう教室を運営していまして、特にときがわ町は公民館みたいなところの小さな部屋を1つ使って、支援員を雇ってやっているわけなのです。そういったところで予算をうまく使いながらやっているところなのですけれども、滑川町としては将来的でいいのですけれども、これだけ子どもたちがふえてきていると、どうしてもそういう不適応を起こす子どもたちがいますので、町内にそういう施設が1カ所あって、そこに予算を充ててやっていければ、子どもたち、また親も安心して通わせることができるかなと個人的には思うのですけれども、その辺の、5年先とかそういう先で結構なのですけれども、そういう見通しはあるのでしょうか、そこだけお聞かせください。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(橋本慎也) 学校教育担当、橋本が答弁いたします。
滑川町に限ったことではないのですが、不登校児童生徒が今大変増加しております。また、小川町まで通わなければならない距離の問題等もあります。そういったところから考えましても、本町においても設置の必要があるというふうに考えております。ただ、設置場所、人材確保の点から実現が困難な状況にあります。また現在5町村が協定を結んで負担金を支払い、小川町に委託している状況ですが、単独での設置となりますと、財政面のところからもやはり厳しいところがあります。ですが、検討を重ねていきたいというふうに思っております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 服部委員。
〇8番(服部幸雄委員) ありがとうございます。
これだけ子どもたちがふえている中ですので、やっぱり小川町のほうに委託するというよりは、自分たちの町でこういう子どもたちにも手厚く支援していくという方法をこれからは考えていったほうがいいと思います。毎年100万円の費用をかけているわけですけれども、それでは当然町内でやると予算的には足らないと思うのですけれども、町を担っていく子どもたちのためにという観点から、支援員、それからそういう場所、何とか数年後には見つけて実施していけるような方向でやっていただければありがたいなと思います。要望です。
以上で質問を終わります。ありがとうございました。
〇委員長(松本幾雄委員) ほかに質疑ありませんか。
上野委員。
〇3番(上野葉月委員) 3番、上野葉月です。質問させていただきます。着座にて失礼します。
90ページの英語指導助手派遣委託料についてお伺いします。こちらで3名体制というふうにお聞きしたのですけれども、割り算すると大体1人分が420万円から430万円ぐらいになると思うのですが、この委託料に関して先生に直接、例えば430万円というのが行く形なのでしょうか、それとも何かしらの仲介業者等を依頼していて、そこの業者にも入って先生にも入るという形なのでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(橋本慎也) 学校教育担当、橋本が答弁いたします。
上野委員様がおっしゃるとおり、後者のほうの仲介業者のほうにも入る形になっております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 上野委員。
〇3番(上野葉月委員) 実際に英語指導助手の先生個人に幾らぐらい入るかというのは把握していらっしゃいますか。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(橋本慎也) 学校教育担当、橋本が答弁いたします。
月額30万円程度ということになっております。
〇委員長(松本幾雄委員) 上野委員。
〇3番(上野葉月委員) 次に89ページ、滑川中学校補助教諭賃金について、同じことなのですけれどもお聞きします。
こちらは271万、大体272万円ということなのですが、年間通しての賃金ということで、1年間フルタイムの賃金ということでよろしいでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(橋本慎也) 学校教育担当、橋本が答弁いたします。
フルタイムでの勤務の金額になります。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 上野委員。
〇3番(上野葉月委員) 英語指導助手よりも低い金額、大体月額30万円ですと300万円から360万円に、8月をどう計算されているかわからないのですけれども、300万円から360万円になると思うのですけれども、英語の指導助手よりもきちんと日本の教職免許を取った方の賃金のほうが低いということなのですけれども、以前40人学級ではなくて35人学級、少人数学級の実現を高学年までできないかというお話をしたときに、なかなか臨時採用で優秀な人材が集まらないというようにお答えいただいたのですけれども、やはり1年間、しかも教職免許を持っていてフルタイムで働いて272万円という賃金では優秀な方は来てくれないと思うのですけれども、この滑川中学校補助教諭賃金を、例えば英語指導助手を仲介が入るとしても大体1人当たり420万円上げられるのであれば、こちらの滑川中学校補助教諭のほうももう少し上げることは検討できないのでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川が上野委員のご質問に答弁させていただきます。
済みません、先ほどお話しした英語指導助手1人当たりの月額30万円という単価ですが、申しわけございません、こちらには福利厚生費、雇用保険料また業者さんが採用に使った就労に必要な手続、例えば税の申告ですとかビザの更新等、ここら辺の費用も含まれての1人当たりの単価でございます。先生1人に直接支給される給与ではありませんでしたので、済みません、訂正させていただきたいと思います。
また、滑川中学校補助教諭の賃金でございますが、こちらについては、要綱に基づき時給単価1,400円で計算をさせていただいております。ただ、これにつきましては実際の臨時職員と同じような賃金の支払いの方法になりますので、実際に先生がご勤務されたときの、例えば部活動の顧問をやるですとか、そういったところの時間外については満額まだ予算編成の都合上ついていないというのが現状でございます。実際に平成23年ぐらいに同じように中学校の補助教諭の方がいらっしゃいまして、1年間ご勤務されたときの決算額が1年間330万円から340万円ぐらいの賃金になったかと思われます。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 上野委員。
〇3番(上野葉月委員) 県のほうになってしまうと思うのですけれども、大体補助教諭の平均年齢って若い方が多いと思うのですけれども、正式採用の方の場合は幾らぐらいになるのでしょうか。大体で結構です。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川が上野委員の質問にご答弁させていただきます。
済みません、ちょっと今ここでは資料がないので、県職員の臨時の先生の給与はちょっとわからないのですが、やはり年齢によって若干違いがあるようです。
〇委員長(松本幾雄委員) 上野委員。
〇3番(上野葉月委員) ありがとうございます。
この272万円という数字を見て、少し少ないなと感じたので、これでは特別に少人数等の制度をせっかく町でしても、なかなか優秀な方というのは集まってこない、敬遠されてしまうのではないかなという金額だったので、仮に実際の数字がもう少し高くなるとしても、もう少し予算をつけてあげて、採用も予算が低いと難しい部分も出てくると思いますので、もう少し予算をつけて来てもらいやすい経済的な環境をつくっていただければと思います。これは要望です。
次に、もう一点質問です。71ページ、先ほどから質問も出ているのですが、埼玉中部資源循環組合負担金についてお伺いします。2,718万円という金額についてなのですけれども、まずこれに加えて70ページ、一般廃棄物収集運搬委託料、それから小川地区衛生組合塵芥処理費負担金というのが関連予算としてあると思うのですけれども、現在ごみにかかっている費用というのは、この3項目の合算と考えてよろしいでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課。
〇環境課主幹・生活環境担当(権田尚司) 環境課生活環境担当、権田がお答えします。
家庭ごみに対しての予算としては、この3項目でよろしいと思います。
〇委員長(松本幾雄委員) 上野委員。
〇3番(上野葉月委員) 吉見につくっているごみ処理場の建設費等の関係もあると思うのですけれども、吉見だと小川より少し遠くなるかと思うので、運搬委託料等は少し上がるのかなとか予測するのですけれども、吉見の中部資源組合でつくっているもの、ごみ処理場が完成したとしたら、総額としては小川も残るということなので項目的には変わらないと思うのですけれども、吉見のごみ処理場が完全に稼働した場合、この総額というのは減るのでしょうかふえるのでしょうか、見通しとして教えてください。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課。
〇環境課主幹・生活環境担当(権田尚司) 環境課生活環境担当、権田がお答えします。
実際に中部のほうが稼働してみないとわからないのですが、一般廃棄物の収集運搬については大体1,000万円ぐらいふえるという見積もりが出ております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 上野委員。
〇3番(上野葉月委員) ありがとうございます。
それから、訴訟が中部資源循環組合、新たにごみ処理場を建設することについて出ていると思うのですが、前に質問したときに訴訟と並行して建設の計画を進めていくということだったのですけれども、仮に建設中止になった場合というのは、今支払っている負担金等は戻ってくるのでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課。
〇環境課長(笠原 直) 環境課長、笠原がお答えします。
裁判の関係につきましては、できれば埼玉中部のほうへお聞きしていただきたいと思います。これについて負担金はどのくらい戻るかということについては、現在算出のほうはしていないと思います。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 上野委員。
〇3番(上野葉月委員) では、ちょっと質問の仕方を変えるのですけれども、組合のほうの建設が仮に裁判の関係でうまくいかなかった場合、組合員の滑川町は組合に対して今までに支出したお金、支出したけれども、受けられなかった利益に対するお金を戻してくれと請求する権利はあるのでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課。
〇環境課長(笠原 直) 環境課長、笠原がお答えします。
これまでに支払いました負担金につきましては、構成市町村が合意のもとにこうした組合を立ち上げたわけでございますから、これについては戻ることはないと思いますが、その点についても埼玉中部に問い合わせないと、今後の残った分とかどういうふうになるかはわかりません。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 上野委員。
〇3番(上野葉月委員) 裁判が出ている状態で並行して進めるということに私はリスクを感じるのですけれども、それに対する対応策というのはどうなっているのかなという思いでお聞きしました。ありがとうございます。
質問は以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) ほかに質疑ございませんか。
吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) 10番、吉野正浩です。よろしくお願いいたします。4点ほどお聞きしたいと思います。着座にて失礼します。
まず第1点目ですが、ページでいうと18ページです。体育施設の使用料というところ、一番上段ですけれども、これで体育館、文化スポーツセンター、総合運動公園、球場等ということで4つの施設がございます。これについてまず条例を見させていただきましたら、基本的には町民の方と在勤者の方は無料ということに基本的にはなっているのですけれども、物によっては2分の1と。当分の間は無料ですというような条文もまちまちなのですが、その辺の条例上の使用料の関係をよく4施設見ていただいて、どう感じるかちょっとお聞かせいただきたいのですけれども。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局主幹・生涯スポーツ担当(吉野和弘) 生涯スポーツ担当、吉野より答弁させていただきます。
今ご質問いただきました吉野委員の質問に対してでございますけれども、今現在使用料については今お話しいただいたとおりとなっております。こちらにつきましては条例に基づいて、そのような状況になっておるのですけれども、町内の方につきましては無料、町外の方については有料、照明の関係については町内、町外かかわらず、料金のほうはいただいている状況でございます。また、この料金についてでございますが、料金のほうは近隣の市町村等と金額のほうも足並みをそろえるような形で現在設定のほうはされておりますが、以前消費税のほうの増税のお話が出たときに、使用料の見直しの検討もさせていただいたのですけれども、消費税の増税が8%から10%に増税が見送りになった際に、また町内のほうのこの使用料等の内容についても一旦見送りさせていただきまして、また消費税の増税の時期に合わせるような形でまた見直しのほうもさせていただく予定ということで話のほうは進めている状況でございます。この使用料については、金額につきましては大体例年の収入の実績に基づきまして予算のほうは計上させていただいているという状況でございます。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) わかりました。基本的には町民の方と在勤者の方は無料という形が方針ということで、ただ条文上はいろいろの書き方をしていて、ちょっとわかりづらいところが実際ございます。そういったことがあります。
次に予約の方法ですが、どのような方法をしているかお聞かせください。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局主幹・生涯スポーツ担当(吉野和弘) 生涯スポーツ担当、吉野より答弁させていただきます。
体育施設の予約の方法でございますが、町内の団体につきましては前の月の10日、例えば4月分の予約については前の月の10日、3月の10日という形で前の月の10日から町内の団体の皆様につきましては、予約のほうを開始させていただいております。ただし、10日が土日の場合につきましては近いほうの平日ということで、例えば10日が土曜日でしたら9日の金曜日、10日が日曜日でしたら、近いほうの平日ということで月曜日ということで予約のほうは受けております。また、町外の団体の皆様につきましては、予約については利用されたい日の3日前からの予約の受け付けをさせていただいております。極力町内の皆様を優先にご利用いただくというような状況で、現在は予約のほうは受けております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) ちょっとお聞きしたいのですけれども、公共施設の予約の関係でシステムを導入してほしいと。やはり一々予約に行かなくてはいけないとか、そういうものというのは多分苦情出ていると思うのです。そういった中で町民からの導入の要望等あるかどうかお聞きします。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局主幹・生涯スポーツ担当(吉野和弘) 生涯スポーツ担当、吉野より答弁させていただきます。
今ご質問いただいたとおり、予約のやり方につきましてはシステムの導入とかというようなお声もいただいております。今現在限られた施設で皆様に極力ご利用いただくには、今お話をいただいたシステム化というのも予算のかかる問題ではございますので検討のほうはさせていただいて、いずれはそのようなシステム化というのも導入していきたいというふうには検討させていただきたいと思います。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) 次に、大体の施設はこの収入を見ると、運動公園のナイター照明が多目的グラウンドでありますので72万円という数字で、ちょっと歳入が大きくなっている以外は、ほとんどそんなには収入ないわけですけれども、こういった中、スポーツの普及とか振興というのは確かに重要だと思いますけれども、その反面受益者負担の考えもございます。平成29年度の監査意見では、やはり行財政改革を進める上でこういった受益者負担の関係も検討してくださいということで述べられております。先般私が質問しまして、総務政策課のほうで消費税も10%になると、こういった機会にこういった施設の受益者負担の関係もやはり検討していったほうがいいのではないかというお考えを述べていただきました。その考えを総務政策課のほうで答弁お願いしたいと思います。
〇委員長(松本幾雄委員) 総務政策課。
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、吉野委員さんの質問に答弁いたします。
ご指摘の件につきましては前回答弁させていただきました。今委員さんと教育委員会の担当者のやりとりを聞いていて感じたことというのは、恐らく今の滑川町の体育施設ができたころ、本当にスポーツ振興を図るという意気込みが町政に生かされたという中で、条例的には有料ですよと、しかし当分の間無料というのは当時の首長さんの考えもどんどんスポーツになじんでほしいということで多分そういうふうな方針をとったと思うのです。ですから、コミュニティセンターも同様です。本来であれば有料施設なのですけれども、やはりそこも無料でやっていると、町内については。この考えについては、ずっと維持してきたわけですけれども、おかげさまをもちましてコミュニティセンターでいえば文化的な活動、それからスポーツでいえばすばらしい結果が出てきたのかなと思います。
ただ、今となってみますと時代が変わって、吉野委員さん言うように受益者負担という問題が出てまいりました。そういった中で、応分の負担をとるようにというのは前々から指摘されていたわけです。どこでそれをスタートしていいかというのが難しかったわけですけれども、これを消費税の増税に合わせてというのは非常におこがましいのですけれども、ただ現実電気料金等を考えても相当な料金を支払っているわけです。なるべく役場とか体育館とか電気のほうも一緒にしたりして安くはしているのですけれども、コミセンにしても相当大きくなります。では全体の電気代のこのくらいは負担してもらったらどうかということで、それを利用状況で割って、今単価計算はしております。また近々そういった使用料の検討委員会も担当者のほうに言って開く予定で今進んでいますので、またそういったものが明細化されれば、また議員の皆さんや町民の皆さんに提案して、ご理解をいただきたいなというふうに思っております。いずれにしても受益者負担の考え方については受け入れざるを得ないという言葉は悪いですけれども、そのような方向で行かなければならないのかなというのが今の考えです。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) ありがとうございました。
私も体育施設というのは、やっぱりスポーツの振興というのは非常に大切だと思います。ですから、そういった考えは十分ございますけれども、若干そういった受益者負担ということも加味していかなくてはいけないと。そうした中で、やはり公共施設の予約システムなんかもそういった利用者に対して、そういうものを入れると、導入もしていくということもお願いしながら、若干の人数割すればそんなに負担はかからないと思うので、飲み物1本ぐらいで済む場合もあるかもしれないし、そういったものはやはり検討していっていただきたいと考えております。よろしくお願いします。
次に57ページです。児童福祉費委託料、放課後児童対策事業委託料ですが、前年に比較しまして2,460万円ほど増額しています。新たな施設の設置ということで執行部のほうから説明がございましたが、もう少しちょっと詳しい内容をお聞かせいただきたいと思います。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課主任・福祉担当(贄田 誠) ただいまの質問に対しまして健康福祉課福祉担当、贄田が答弁させていただきます。
放課後児童対策事業委託料、31年度から新しい施設ということで計上させていただいたわけなのですけれども、こちらの施設につきましては、まず従前からやっていただいている滑川町の学童保育協議会、わくわくクラブという施設を現在6カ所運営されているところなのですけれども、今回宮前小学校の東側にプレハブ校舎があるのですけれども、そちらの教室が今あいてしまっているような状況、なおかつ、今宮前小学校区において学童利用児童が年々ふえてきておりまして、このままだと待機児童が発生してしまうという懸念がありまして、協議会のほうからもお声がありまして、もう一施設、新たに学童保育の場所を設けるということで、平成31年度より宮前小学校の東側のプレハブ校舎において新たに実施するというふうな運びになっております。
それから、もう一つ、これも地元のNPO法人さんで、今よつば保育園というところを建設しているのですけれども、同じ法人さんで、また平成31年度より新たに学童保育を実施したいというふうなお声がありましたので、そちらの施設につきましても平成31年度より予算化して、事業を運営していただこうというふうに今考えております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) わかりました。
そうしますと、今児童数が相当ふえているということをお聞きしますけれども、放課後児童クラブの待機児童というのは解消されるという考え方でよろしいのでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・福祉担当(稲村茂之) 健康福祉課福祉担当、稲村より答弁させていただきます。
来年度学童保育に入所を希望している生徒が現在265名ということで定員を満たしておりますので、現在は待機児童は発生しない、また来年度も発生しないというふうに考えております。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) ありがとうございました。
非常に2つの施設が新設されるということで私も安心しました。よろしくお願いいたします。
それでは、次に歳出67ページ、保健衛生費関連ですけれども、昨年10月10日付で滑川町の歯科口腔保健に関する条例が制定されました。条例第3条には、町の責務として歯科口腔保健の推進に関する施策を策定し実施するとうたわれていますけれども、来年度の予算ではどのような予算が計上されているかお伺いします。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康づくり課。
〇健康づくり課副課長兼主席主幹・保健予防担当(関 静) 健康づくり課保健予防担当、関から答弁させていただきます。
条例に基づきまして来年度の事業につきましては、歯科につきましては妊娠期からになりますが、妊娠期については母親学級における歯科の健康教育が入っております。生まれてからですが、乳幼児健診につきましては10カ月健診から歯科医師による歯科講話を入れております。1歳半、2歳児、3歳児健診につきましては歯科検診及び歯科教育が入っております。その後成人につきましては成人歯科健診ということで20歳以上の町民の方を対象に、内容としましては歯周病検診なのですけれども、そちらを年1回計画しておりまして、歯周病検診プラス個別の歯科指導を計画しております。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) 条例の中に乳幼児から高齢者までということで、非常に高齢者というのが、町長も健康長寿日本一というのが目標だということなのですけれども、やはり健康寿命を延ばすには、歯の保健衛生といのは非常に大切だと思うのです。そういった中で高齢者や障害のある方、また介護を必要とする方というのは、非常にこれは課題なのですけれども、どこの市町村も課題だと思うのですけれども、こういったものについて今後施策を展開していく考えというのはございますでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康づくり課。
〇健康づくり課副課長兼主席主幹・保健予防担当(関 静) 健康づくり課保健予防担当、関から答弁させていただきます。
おっしゃるように高齢者、障害者、要介護者の歯科口腔の健康保持増進は本当に重要な課題の一つであると考えております。その中で障害者、要介護者につきましては寝たきり訪問歯科診療という事業がもう20年以上続いております。こちらにつきましてはケアマネジャーや家族、当人から要望がございましたら、こちらから連絡調整をしまして訪問診療を展開しておる次第でございます。いずれにしましても成人歯科健診、先ほど述べたのですが、20歳以上ということで間口は広いのですが、実際受診者は70歳、80歳の方は非常に少ないものですから、そこら辺も考慮しまして今後PRについても検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) こういった条例ができまして、今までいろいろ事業やってきたものもあるし、今後そういった他の年齢の方にも対応していくというお考えを聞きました。そういった中で施策とかそういうものというのがある程度計画づくりというのですか、そういうものをある程度文面でやっていくという計画案をつくるというのは、お考えはあるのでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康づくり課。
〇健康づくり課副課長兼主席主幹・保健予防担当(関 静) 健康づくり課保健予防担当、関から答弁させていただきます。
計画策定につきましては、条例には特に町単独でつくるというのはうたっていないのですけれども、ただ国、県の計画がございますので、そちらの指針に基づきまして町のほうでもこれから検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) わかりました。健康面というと、歯科口腔保健というのは意外と重要な位置づけにあるのですけれども、そういったものも普及啓発して町民に普及していくような計画を立てていただければ助かると思います。よろしくお願いします。
次は103ページでお願いします。教育振興費の報償費の部活動指導者謝金に関することなのですが、この制度は私にとっては予算書上初めて見るものですから、その内容をお伺いしたいと思います。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(橋本慎也) 学校教育担当、橋本が答弁いたします。
こちらにつきましては、部活動の外部指導者の報償費に当たります。現在滑川中学校では吹奏楽部で外部指導者を導入しております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) 今学校の先生もそういった部活動経験がない方が、見たら中学校で46%ぐらい、先生にいるということと、あと非常に時間がすごくオーバーワークになってしまっているという中で、今体育関係、部活動関係にこの制度を利用しているところが多くあるみたいですけれども、教員のほうからこういった制度を活用してみてはどうかとか、保護者のほうから要望とかというのは出ていないでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(橋本慎也) 学校教育担当、橋本が答弁いたします。
現在のところ、そういった要望のほうは、学校そして保護者からも上がっておりませんが、オーバーワークの実態があることは事実でありますので検討していきたいと考えております。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) わかりました。もしそういった任用する場合は、この間の新聞見ますと、日本スポーツ協会でことしの3月8日から競技の専門性を持つ指導者と学校などを引き合わせる公認スポーツ指導者マッチングを開設すると発表しております。参考となれば、こういうところから適任者というのですか、そういった方を選んでいただければと参考に言いました。
以上です。どうもありがとうございました。
〇委員長(松本幾雄委員) ほかに質疑ありますか。
阿部委員。
なお、質疑があるようですが、休憩後にお願いします。
暫時休憩します。再開は10時40分とします。
休 憩 (午前10時25分)
再 開 (午前10時40分)
〇委員長(松本幾雄委員) 再開します。
阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 11番、阿部です。よろしくお願いいたします。
まず最初に、教育無償化に関する質問をさせていただきたいというふうに思います。今年度の消費税増税に伴って教育の無償化について打ち出されておりますけれども、この計画でいうと3歳から5歳児の全てと、そして住民税非課税世帯のゼロから2歳児を対象にするというようなことで行われるわけですけれども、教育委員会、今年度予算で、この教育委員会のほうで、また保育園の担当をしているところで、この影響を考えている予算にどういうふうに反映されているのかお聞きしたいというふうに思いますが。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
幼児教育の無償化につきましては、教育委員会所管の部分の予算で考えられるのは滑川幼稚園の保育料でございます。この当初予算編成時には無償化の具体的な内容について、まだ国等から指示がございません。そういう状況でしたので、保育料については通年分満額が予算計上されてございます。ですので、10月以降の保育料については、当然保護者に関しては徴収しないことに恐らくなるかと思いますので、保育料としての歳入はこの半分になってくるかと思います。また、その代替の財源として、国のほうから臨時交付金等の収入が見込まれる予定でございます。その辺につきましては補正予算等で対応を考えております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 続いて、健康福祉課。
〇健康福祉課主任・福祉担当(石川恵子) 健康福祉課福祉担当、石川が答弁させていただきます。
こちらの健康福祉課のほうも教育委員会のほうと同様となっております。予算編成時点でまだ未定という形でしたので、当初予算のほうでは前年度と同様という形で予算のほう作成させていただいております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) この計画による、要するに全然この無償化については加味していない予算になっているということだと思いますけれども、今後補正になるにしても、例えば町立保育園は全額町の負担になるという方向らしいのですけれども、途中で補正予算を組むというふうなことにならざるを得ないのだろうなというふうに思いますが、そこはどのぐらいの予算を見込んでいらっしゃるのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川が阿部委員の質問に答弁させていただきます。
先ほどお話ししました幼稚園の保育料につきましては、今現在予算計上されています額の2分の1を予定しております。先ほど申しましたが、私立幼稚園の就園奨励費、また認定こども園に対する施設型給付費、こちらのほうも3歳から5歳の子どもがいらっしゃいますので、この幼児教育の無償化の対象になってきます。こちらについても国から細かな指示が、制度的なものが指示が出次第、同じく補正予算のほうで対応を考えていきたいと思っています。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) もう一つ、保育所の関係で、当町では教育費無償化をやっておりますけれども、この教育費無償化は、給食費は含まないというふうになっておるわけですけれども、この影響というか、要するに無償化をしているわけなのだけれども、逆に例えばおやつ代をどうするとかというような話が出てくるのではないかなというふうに思うのですけれども、その辺はどういうふうに考えたらよろしいのでしょうか。要するに保育料の中に含んでいるものの中に無償にならないものが出てくるのではないのかなと。その場合の対応というか、わかりますか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課主任・福祉担当(石川恵子) 健康福祉課福祉担当、石川のほうで答弁させていただきます。
おやつ代に関しましては、今までも町のほうで行っている給食費無償化の対象外という形で各保育園ごとで徴収されているもの等になっておりますので、そちらに関しましては今後も同じような対応という形で考えております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) いずれにしても町への教育費、また保育に関する費用がさまざま影響及ぶというふうに思います。2019年度は、さまざま国が面倒見ると、とりあえずはというふうになっていますけれども、来年度からは、全部はしごを外される可能性ありますので、この辺についてまた本当によく検討していかなければいけないなというふうに思います。
続きまして、同じく教育委員会に就学援助についての質問をしていきたいと思います。どこに入っているのかちょっとわからなかったのですけれども、扶助費だということですが、現在就学援助の入学前支給というのがまだ当町では行っていないのですけれども、全国的には既にもう7割を超える自治体で実施をしているということなのですが。その辺就学援助をはっきり言って給付するわけですが、それを入学前にもう給付してしまうというのと、今現在町が行っている、貸付制度で行っているということについての、これは全く同様なのだというふうに考えていらっしゃるのか、どういうふうに考えているのかお聞かせください。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
今阿部委員がおっしゃられた他の市町村の7割ぐらいがやっているというのは、要保護、準要保護の就学援助費の前倒し支給かと思います。滑川町では、今教育支援金の貸付金という制度がございます。これは今お話しした要保護、準要保護の就学援助費を担保として貸し付けをする制度でございます。貸付金を先にお渡しをして貸し付けという形をとるのですが、就学援助が支給された際、そこをもって貸し付けした金額を返していただくという形をとりますので、実質的には就学援助費の前倒しの支給と同じことかなというふうに所管のほうでは考えております。ただ、貸し付けという制度をとりますので、事務が一手間入ってしまうというのは正直ございます。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) なぜ入学前倒しか、支給に踏み切れないのか、その辺お聞かせください。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
滑川町では、教育支援貸付金の制度のほうが恐らく全国的に要保護、準要保護の就学援助の前倒しの支給が広まったのと同時か、もうちょっと早かったかのではないかなと思います。町として貸付金制度のほうが先に導入されていたため、そういった形で今現在両方の制度がそのまま存続している形になっております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 要するに今やっているからこのままやっていこうというお話だというふうに思いますけれども、やはり就学援助の枠も金額も引き上げられていますし、31年度からだと思いますが、入学準備金が幼稚園で約1万円引き上がっていますし、小中学校でも1万円引き上がっていますし、アルバム代についても新設されているとかいうような、要するにそういう項目で支給ができるのだよということを、これは沖縄の例ですけれども、この就学援助を皆さんぜひ使ってくださいというような、宣伝というかテレビコマーシャルまでやっているというようなことで、そういう利用者がふえると。決して就学援助を受けることが恥ずかしいことでも何でもないというようなことを示しているわけなので、ぜひそういうような制度への移行をそろそろ検討するべきときではないかなというふうに思いますので、どうでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
要保護、準要保護の就学援助につきましては町としても毎年住民の方、保護者の方に周知していただくために小中学校全校生徒に年度の頭にこういった制度があります、ぜひご活用くださいということで通知のほうを配布させていただいております。また、そのような中で先ほど阿部委員がおっしゃったように、教育支援貸付金と要保護、準要保護の就学援助、両方存続するのではなくて、貸し付けの制度をなくしてということですか、準要保護の就学援助の前倒しのほうを1本に絞ってはということなのですが、これにつきましては、今後保護者の利便性と学校の手間とか、またせっかくつくった貸付金の制度でもありますので、そちらのほうの目的等も勘案しながら存続について検討していきたいと思います。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 貸付金制度は、特に小中学校にこだわっていないですよね。ですから、高校生でも大学でも貸付金制度を利用できるということになっているのではないかなと思いますが、今そういったような就学前倒しの就学援助金の利用者、要するにそれを利用させる前にというか、それの前に前倒しのやつは奨学金でやるというふうな、貸付金でやるというふうなお話ですけれども、今その実態はどんなふうになっていますか。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
教育支援貸付金なのですが、対象となるのは幼稚園、小学校、中学校のみでございます。高校、大学に入学する際には対象にはなっていません。この貸付金の現在の利用者なのですが、現在2名の方が申請中でございます。今申請中ということで審査の途中でございます。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 高校、大学への支援というのは何かありましたよね。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
高校、大学入学に際しての教育的支援としては奨学資金の貸し付けが対象となっております。先ほどお話しした教育支援金貸付金は要保護、準要保護の就学援助費、こちらを担保として貸し付けするものですので、対象のほうが幼稚園、小学校、中学校のみとなっています。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) この前できた贄田春吉、あれは何に使っているのでしょう。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
贄田春吉さんから寄附をいただいた、その寄附金を原資に先ほど来お話ししております教育支援金貸付金の原資とさせていただいております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) では、このぐらいにしまして。
次、これもちょっとどこに項目が入っているのかわからないのですが、デマンド交通の週3回をもっとふやしてほしいというような要望があったのですけれども、このことについては今回の予算の中にはどういうふうに反映されていますか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・福祉担当(稲村茂之) 健康福祉課福祉担当、稲村より答弁させていただきます。
デマンド交通につきましては、平成28年9月からスタートいたしまして、1年間運行したのが平成29年度になります。平成29年度につきましては1日平均56名の方が利用をしております。そういった中で、今までのふれあいバスにつきましては、1日の平均が約57名ということで、利用者数についてはほぼ同数でございました。ただ費用につきましては、ふれあいバスよりもデマンド交通のほうが1日当たり約5,800円程度高くなっているのが29年の決算との比較になります。数字的な観点から比較すると、利用者数は同等でありますけれども、ふれあいバスのほうが低費用であったというふうには思われます。しかし、運行日数が週2回から3回になったこと、またデマンド交通のほうが自宅へ迎えに来て、目的地まで運んでいただけるというドア・ツー・ドアということで、利用者の要望に沿った効率的な運用ができております。そういった中から利用者からふやしてもらいたいという要望等も実際にあるのは現実でございますけれども、現状この週3回の運行で回していきたいというふうに思っております。ということから、31年度の予算も週3回の運行ということで予算のほうは計上させていただいております。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 日にちによっては、大分混むとかというようなことが言われるのですけれども、そんなことは余りないのでしょうか。要するに台数的なというか、平均すればそういうふうになるのだろうと思いますけれども、偏りというかそういったようなことはあるのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・福祉担当(稲村茂之) 健康福祉課福祉担当、稲村より答弁させていただきます。
デマンド交通の平成30年度の申し込みをいただいてお断りをした件数ですけれども、2月までの状況ですが、現在まで25件ということで月約2件少しという、そういった状況になっております。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) その辺の改善を求める声だというふうに思いますけれども、ぜひ今後検討していただければなというふうに思います。
続きまして、55ページの障害者福祉の扶助費ところですが、難聴児補聴器購入費助成事業給付費というふうになっているのですけれども、これ具体的に教えていただけますか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課主査・福祉担当(奥野 忠) 健康福祉課福祉担当、奥野が答弁申し上げます。
こちらの助成事業につきましては、障害者手帳が取得できない聴覚障害児への補聴器の購入助成となります。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 今何名くらいの児童があれを使っていらっしゃるのかわかりますか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課主査・福祉担当(奥野 忠) 健康福祉課福祉担当、奥野が答弁申し上げます。
30年度につきましては2名の申請が出ております。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 非常に大事な事業だというふうに思いますので、ぜひ進めていただければなというふうに思います。
あともう一つ、67ページの予防接種なのですけれども、先ほどの質問にもありましたけれども、肺炎球菌の補助が打ち切られるという話があったのですが、また復活したというような話も聞いたのですけれども、どんなふうな感じになるのでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康づくり課。
〇健康づくり課副課長兼主席主幹・保健予防担当(関 静) 健康づくり課保健予防担当、関から答弁させていただきます。
高齢者肺炎球菌の予防接種の助成につきましては、今年度は3,000円助成をしておりますが、次年度につきましては、高齢者肺炎球菌の対象者が65歳から100歳までの5歳刻みの方が対象になるわけでございますが、それ以外の66歳以上の今まで接種歴のない方につきましては、任意で接種していただいた方につきましては、5,000円の自己負担で残りの分を法定外の予防接種として助成していく予定でございます。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 続けられないのかな、続くのですよね。継続されるのでよろしいのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康づくり課。
〇健康づくり課副課長兼主席主幹・保健予防担当(関 静) 健康づくり課保健予防担当、関から答弁させていただきます。
継続させていただきます。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 5歳刻みで1回だけという補助ですので、接種率が余りにも低いという判断で継続するというふうなことらしいのですけれども、肺炎で亡くなる方非常に多いわけで、ぜひこの予防接種の拡充というか、要するに65歳1回だけですから、毎回受けられるのかなと思ったら1回だけだというお話だったので、ぜひその辺拡充をお願いしたいなというふうに思います。その拡充する考えは今のところないですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康づくり課。
〇健康づくり課長(會澤孝之) 健康づくり課、會澤のほうから今のご答弁させていただきます。
話が戻りまして、今年度まで実際は65歳以上は、来年度からは65歳のみという話だったものが年度末になって国の方針がまた経過措置を継続させるという話で、今余りにも直前だったものですから、現場サイドでもそれに向けて動いております。受けるほうとしては、今までどおり5歳刻みの方が法定内ということで受けることができます。その方についても今までどおり通知を差し上げて周知をしていく形になります。65歳の方のみになるということを受けて、健康づくり課でも今までの補助制度を整理しまして、そのときに受けられなかった方については同じように受けられるように4月を迎える段階で要綱を整理したところです。それによって同じ条件で受けることができます。ただ、それについても生涯に1回と、補助を受けられるのは1回ということです。これについては例えば予算上の問題があるとかそういう話ではなくて、やはり高齢者になってから体の中にワクチンを入れるということに対する危険性ですとか、安全性に関するいろんな学会の意見もございます。なので、60歳、70歳、80歳ということで体に要は菌を入れるわけなので、そういうことに対しての安全性をやはり逆に体に悪影響を及ぼすといけないということで、できれば国としては1回の推奨ということです。ただ、ワクチンの有効性もありますので2回、3回と受けたい方については自費でもって自己判断でもって、お医者さんと相談した上で自分の責任でもって受けてくださいというのも含めた意味での1回ということとご理解いただきたいと思います。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) その考え方は違いますけれども、わかりました。肺炎になるリスクのほうがやはり高いのかなというふうに思います。
もう一つ別なことで、健康福祉の長寿ふれあい入浴券、代替案が考えられなかったというお話ですが、どういうふうにこれから検討されていくのかお聞かせください。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部委員のご質問に答弁をさせていただきます。
議会の場でも何度もご質問いただきまして、町としても非常に困惑をした中でこの1年経過してきたという現実でございます。なめがわ温泉につきましては、まだ正式にいつ再開するというお話はございませんし、またあれを閉鎖するというお話のほうもいただいておりません。したがいまして、なめがわ温泉の再利用も視野に入れながら代替事業というのも検討していく必要がございますので、時間もかかっているということでございます。その点ご理解をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) まだそこを視野に入れているという非常に心の広いお考えだなというふうに思いますけれども、もうちょっと難しいと考えるのが妥当かなというふうに思いますけれども、そういうご意見ですので、お聞きしておきたいというふうに思います。
続きまして、56ページのいじめ問題再調査委員会という方とか、いろんなところにこのいじめ問題の委託とか報酬とか出ているのですけれども、その辺全体的にこの関連というか教えていただければというふうに思うのですけれども。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
いじめ問題なのですが、こちらいじめ問題対策の各団体がそれぞれ教育費並びに民生費のほうに計上してございます。まず89ページをごらんになっていただきたいと思います。教育振興費の節1報酬の中に滑川町いじめ問題対策連絡協議会、こちらが町にあるいじめ問題対策の団体等の連絡調整をする会議の場でございます。本来いじめ問題がありますと、学校のほうでいじめ問題の対策の先生方で組織した組織によっていじめ問題ついて調査を行います。その後、調査結果について保護者等が納得いかない場合について、今度は町のほうの教育委員会のほうでいじめ問題について調査を行います。それが89ページの2番目にあります滑川町いじめ問題調査審議会になります。こちらのほうでいじめ問題についてさらに調査をいたします。教育委員会が所管するこの審議会での調査結果にも、また保護者等が納得いかないということであれば、民生費のほうに計上されていました、今度町長部局、町のほうで所管するいじめ問題の再調査委員会、こちらのほうに諮る形になります。そういった形でいじめ問題に関する審議会等についてはこういった状況でございます。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) いろんなところで教育委員会に絡んでいろいろ問題になっているわけですけれども、対応する、非常に難しい問題だというふうには思うのですけれども、直接対応するのはこの連絡会の委員さんなのですか。連絡協議会か、ちょっとよくわからないですが。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
いじめ問題に対する連絡協議会は先ほどお話ししたとおり各審議会、団体等の総合的な調整の場でございます。まずは学校のほうで問題に対して対応する、その後は教育委員会所管の審議会で対応する、さらにその後、町のほうの福祉課のほうで所管していますいじめ問題再調査委員会で対応するという形になります。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) わかりました。どうもありがとうございます。
続きまして、先ほどの吉野委員の質問と絡みますけれども、社会教育施設等の利用料の問題で総務課長さんからもお話ありましたが、他の市町村の動向はどうなのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
申しわけありません。他市町村の社会教育施設の使用料の状況については、今現在資料がございませんので、また時間をちょっといただければと思います。
〇委員長(松本幾雄委員) 暫時休憩。
休 憩 (午前11時13分)
再 開 (午前11時14分)
〇委員長(松本幾雄委員) 再開します。
教育委員会事務局。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、澄川、阿部委員の質問に答弁させていただきます。
社会体育施設並びに社会教育施設の管内の使用料の状況については調査にお時間いただきたいと思いますので、この会期内にもし調査の結果が出ればご報告させていただければなと思います。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 私、そもそも町民の皆さんが高い税金を払って、その上利用料も払わなければいけないという、この考え方そのものが納得できないのですけれども、他市町村と足並みをそろえていくというようなお話もありましたので、ぜひその辺も検討していただければというふうに思います。
あともう一つ、中部環境の問題なのですけれども、先ほど3名の委員の方からご質問がされましたけれども、これについて先ほど井上委員さんの質問に、要するに組合の問題なのでというようなお話ありましたが、実際負担金払って、その上将来にわたる積立金ということで、この予算の中でも相当の金額になっているわけですから、ここ将来どうなるのかというのが多くの不安があるのだろうというふうに思います。ぜひきちんとした説明を組合のほうから議員向けにやっていただきたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課。
〇環境課長(笠原 直) 環境課長、笠原がお答えいたします。
この問題につきましては、やはり細かい点については私どもはわからないところもございますが、埼玉中部資源循環組合に申し出まして、滑川町の議員皆様と全員協議会等で話ができる機会があればと思いますので、この点については中部のほうへ問い合わせてみたいと思います。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) ぜひよろしくお願いしたいと思います。
あと時間3分ありますので、待機児童問題なのですけれども、現在の待機児童数とその解消へ向けた方策というか、お考えをお聞かせください。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課主任・福祉担当(石川恵子) 健康福祉課福祉担当、石川が答弁いたします。
31年4月の申し込み状況等について説明させていただきます。まず申込者数のほうが合計で589名、昨年度の申込者数が508名ですので、86名ふえているという形になっております。その中で、ことしの4月からよつば保育園さんという保育園を新たに新設ということで、4月開所を目標に今準備等を進めておりますので、そこで受け入れの定員数もふえたというところもございまして、入所者数のほうがそのうち533名の方が入所できております。昨年度の入所者数が474名ですので、前年度よりも72名の方が入所できたという形になっております。その中で保育園のほうに入れなかったお子さん、入所保留児童は合計で56名おります。この56名の中で、また別に国に報告する待機児童というものがございますが、こちらの国報告の待機児童になるお子さんたちは13名となる見込みです。この13名というのは町内全ての保育園さんを希望して、それでも保育園に入れなかった方の人数になっております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 保育所の中には受け入れができないということで、要するに保育士が足りないという状況があるというふうに聞いていますけれども、そういう保育所は幾つありますか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課主任・福祉担当(石川恵子) 健康福祉課福祉担当、石川が答弁いたします。
あくまで保育園さんのほうで、1園はもし保育士がもう一人でもふえればゼロ歳児のほうが受け入れられるという園はございました。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) この保育士さんのなり手がないという問題については、この間私も何回も質問させていただきましたけれども、やはり待遇改善がどうしても必要だというふうに思います。この間町もいろいろ努力をされてきているというふうには思いますけれども、抜本的な解決にはまだ至っていないというふうに思いますので、この問題はぜひ本当に本腰を入れた対策を国、県ともに求めていきながら改善する必要があるというふうに思います。よろしくお願いします。
これで質問終わります。
〇委員長(松本幾雄委員) ほかに質疑ございませんか。
森田委員。
〇7番(森田泰雄委員) 7番、森田でございます。
この予算編成に当たっては、各市町村とも同じフォーマットでやっているのだと思うのですけれども、今数えてみましたら歳入で44件、歳出で196件、特別で70件の310件の1,000円の表示がされておりますけれども、企業で申しますと1,000円ではない1円なのです。1年間仮に10万円でも20万円でも価格が棚卸しをしてみて、1年間動かなった場合には備忘価格として1円で表示しておるのです。それで町としても今1,000円で表示しておりますけれども、企業並みに1円にしますと、310ですから、31万円あって1円で表示する30万9,000円の物が使える形になるわけですけれども、これをフォーマットができているとなると、できないのかもしれないのですけれども、企業並みの表示の仕方をすれば若干使えるようになるかと思うのですけれども、それはいかがでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 暫時休憩。
休 憩 (午前11時23分)
再 開 (午前11時23分)
〇委員長(松本幾雄委員) 再開します。
総務政策課。
〇総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、森田委員さんの質問に答弁いたします。
正直申しまして、昨日質問していただければ専門家がいたのですけれども、恐らくこれ予算書って1,000円単位ですよね。要するに1,000円単位で計算している関係で、そこまでの数字は載せないというふうになっております。これが円単位であれば載せることも可能なのでしょうけれども、そうなってきますと億、10億の単位が非常に数字が並びますのでやりづらいのかなと。例えばこれが県だとか、国の予算書になりますと、今度は何百万単位、何千万単位、そういうふうになると思いますので、今ご質問の形で企業が1円単位ということですけれども、町の予算書については予算編成上1,000円単位ということになっていますので、1,000円以下の数字は科目設定の関係で1,000円ということで掲載しておりますので、何も起きなければそのまま1,000円ということで、最終的には要らなくなるお金となると思います。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 森田委員。
〇7番(森田泰雄委員) そのとおりだと思うのですけれども、仮に企業の場合には1年間1円にしておいても、仮に20万円の物が売れるように発生しますと、20万円の定価をつけて、またもとに戻すのです。役所の場合には1,000円にしておいて補正でもってカバーするような形をとるのではないかと思うのですけれども、今の私の提案については参考にしていただいて検討してみていただきたいと思います。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) ほかに質疑ありませんか。
〔発言する人なし〕
〇委員長(松本幾雄委員) 質疑なしと認めます。
これで文教厚生常任委員会所管事項の質疑を終結します。
以上をもちまして一般会計予算について全ての質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論ありますか。
〔発言する人なし〕
〇委員長(松本幾雄委員) 討論なしと認めます。
これをもちまして討論を終結します。
これより議案第14号 平成31年度滑川町一般会計予算議定についての採決をします。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(松本幾雄委員) 賛成全員。
よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。
説明員の皆様は大変ありがとうございました。説明員の交代をお願いします。
暫時休憩します。再開は午後1時といたします。
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。
お疲れさまでした。
休 憩 (午前11時27分)
再 開 (午後 1時00分)
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。
よろしくお願いします。ご着席願います。
〇委員長(松本幾雄委員) 再開します。
初めに午前中の質問に対し、澄川教育委員会事務局長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。
〇教育委員会事務局長(澄川 淳) 委員長のお許しをいただきましたので、午前中のご質問に対するご回答をここでさせていただきたいと思います。
体育施設及び社会教育施設の使用料の管内の状況でございます。平成28年度の調べではございますが、各施設、各管内の体育施設、コミュニティセンター、公民館の詳細な使用料の状況を調査した資料がございます。これにつきましては、施設ごとはもちろんのこと、借りる部屋、借りる団体、また借りる時間帯によりかなり細かく料金のほうは設定されてございます。ここで口頭で使用料についてご報告すると大変時間もかかりますので、窓口のほうにこちら資料ご準備しておきますので、ご参照されたい方は窓口までご閲覧のほうお願いしたいと思います。
以上、報告させていただきます。
◎議案第15号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(松本幾雄委員) 議案第15号 平成31年度滑川町国民健康保険特別会計予算の議定についての審査を行います。
岩附町民保険課長、説明を求めます。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長の岩附でございます。
それでは、議案第15号 平成31年度滑川町国民健康保険特別会計予算の議定についてご説明を申し上げます。
最初に予算書の139ページ、140ページをお願いいたします。事項別明細の内容につきましてご説明を申し上げます。
平成31年度の国民健康保険特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ16億240万円で、前年度比2,240万円の増、率にして1.42%の伸びとなっております。増額の主な要因といたしましては、歳入では保険基盤安定のための繰入金、歳出では県へ支払う国民健康保険事業費納付金が増加したことによるものでございます。
それでは、歳入の主な項目について説明を申し上げたいと存じます。
予算書の141ページをお願いいたします。款1国民健康保険税、項1国民健康保険税、目1一般被保険者国民健康保険税は本年度予算額3億6,858万7,000円を計上し、前年度比960万6,000円の減額となっております。減額の主な理由といたしましては、一般被保険者数の減少によるものでございます。
続きまして、目2退職被保険者等国民健康保険税は本年度予算額67万円で、前年度比369万6,000円の減額となっております。減額の理由につきましては退職者医療制度の廃止によりまして、大幅に該当者が減少するためでございます。
続きまして、142ページをお願いいたします。ページの下段、款6県支出金、項1県補助金、目1保険給付等交付金でございますが、本年度予算額11億5,844万3,000円の歳入を見込んでおります。こちらは普通交付税特別交付金として県から交付される保険給付費となっております。
続いて、143ページをお願いいたします。ページの中ほど、款10繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金でございますが、本年度予算額7,302万5,000円を予定しております。こちらは財政基盤の安定のため、法定の負担率によりまして、国、県、町から繰り入れを行うものでございます。
続きまして、歳出の主な項目についてご説明申し上げます。
146ページをごらんいただきたいと存じます。款1総務費、項1総務管理費でございますが、今年度予算額合計で648万2,000円となり、前年度とほぼ同額を計上いたしました。
続きまして、147ページの下段になります。款2保険給付費、項1療養諸費でございますが、一般被保険者、退職被保険者を合わせまして、148ページの中ほどにございます、本年度予算額合計で9億8,557万6,000円の歳入を見込んでおります。主なものにつきましては、目1一般被保険者療養給付費の9億5,871万2,000円でございます。
続いて148ページをお願いいたします。ページの中段、項の2高額療養費でございますが、一般被保険者、退職被保険者を合わせまして、149ページの上段、本年度予算額合計といたしまして1億3,519万8,000円の歳入を見込んでおります。こちらも療養諸費と同様、前年度比増額予算となっております。
続いて、ページの下段、項4出産育児諸費、目1出産育児一時金でございますけれども、前年度と同額の840万円を計上いたしました。
続いて、150ページをお願いいたします。ページの中段、項の5葬祭諸費、目1葬祭費でございますけれども、こちらも前年度と同額の150万円を計上いたしました。
続いて、款3国民健康保険事業費納付金でございますが、項1医療給付費分が一般被保険者と退職被保険者を合わせ2億8,777万9,000円となり、次に151ページの中段になりますが、項の2後期高齢者支援金等分が同じく1億730万4,000円、その下、項の3介護納付金分が同じく3,294万3,000円となり、本年度予算額合計は4億2,802万6,000円となります。この額が滑川町から埼玉県へ納める納付金でございます。なお、平成31年度の納付金算定に関しましては、約2,600万円の激変緩和措置が講じられております。
続いて、152ページをお願いいたします。下段にございます、款6保健事業費、項1保健事業費でございますが、目1保健衛生普及費と目2保養事業費と合わせまして、本年度予算額合計745万2,000円となります。節13委託料として糖尿病性腎症重症化予防事業を来年度も実施いたします。
最後になりますが、153ページの中ほど、款6保健事業費、項2特定健康診査等事業費つきましては、本年度予算額1,937万9,000円を計上いたしました。予算額は、前年度とほぼ同額でございます。31年度も被保険者の健康保持増進を図るため、特定健康診査による集団健診及び個別健診を実施してまいります。
以上をもちまして国民健康保険の特別会計の予算説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(松本幾雄委員) 説明が終わりました。
岩附町民保険課長より説明員の紹介をお願いします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長の岩附でございます。
紹介につきましては、自己紹介とさせていただきます。
〇町民保険課副課長兼主席主幹・年金国保担当(今井茂子) 年金国保担当の今井と申します。よろしくお願いいたします。
〇町民保険課主査・年金国保担当(金井淳子) 年金国保担当、金井です。よろしくお願いいたします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 以上、3名で説明をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
〇委員長(松本幾雄委員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 阿部です。よろしくお願いします。
まず、国保料のことなのですけれども、前年度から国保料というか県への納付金という形になったわけですけれども、そういう算定の中で国保料を決めていかなければいけないというふうなことになったわけですけれども、この前送っていただいた国保新聞の記事で所得に占める国保税の割合について書いてありました。これはかなり少なく見積もっているのかなというふうに思いますけれども、所得が今どんどん下がってきているのですが、10年間で2割、この国保加入者の所得が下がっていると言われているのですが、逆に国保税の負担が2割ふえているというふうに言われています。この新聞によりますと、所得の約1割を国保税が占めているというようなことなのです。多いところでは世帯に応じては2割近い負担をせざるを得ないというようなところもあるわけなのですけれども、この負担の割合についてどういうふうにお考えでしょうか。要するに私はこの負担は大変な負担だなと所得が低い中で1割も2割も払わなければいけないということ自体が大変なのではないかなと思いますが、その辺についてどういうふうに思われていますでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課、お願いします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民課長、阿部委員さんのご質問にお答えしたいと思います。
先ほど阿部委員さんからお話があったとおり、全体の国保加入者の所得が下がってきているという現状がやっぱりございます。先ほどお話があったとおり、国保税はもちろんのこと、社会保険料に対する支払いの割合が1割とか2割超える家庭もあると聞いております。そういったことが生活を圧迫するというのが一番その世帯にとっては大変なことだと思っております。そして、今回の30年度の改正におきまして、軽減率が今度7割と5割と2割と3つに分かれましたので、その辺軽減の拡大が図られましたので、その辺の所得が少ない方につきましては7割、それ以外については5割の方、または中間の所得層の方には新しく今度2割の軽減が図られましたので、半ばいたし方ないのかなという気もしますけれども、生活する上での社会保険料の負担、これはやはりこれからも一番問題になっていくのではないかと担当の課長としては考えております。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 現在の国保加入者の世帯の平均収入というのはわかりますか。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課、お願いします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、阿部委員さんの質問にご答弁いたします。
申しわけございません、きょう税務課のほうが出席しておりませんので、賦課徴収につきましては税務課のほうにお願いしてある部分がございまして、この場では申しわけございませんが、お答えが出ませんのでご理解いただきたいと思います。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) それでは質問を変えて、この賦課方式のやり方を今までのやり方から2方式に変更したわけですけれども、先ほども言われたように軽減措置も行われるというようなことで、全体的にはお話聞くと変更したことによって、保険税の負担が大変だという苦情は全くなかったというふうに聞いていますけれども、どういうふうに皆さん感じているのかわかりませんが、なれてしまっているのかもしれませんけれども、私たちこの賦課方式の2方式の中で、いわゆる均等割という考え方が残っています。今までは4方式であったわけですけれども、均等割をまず残して、あと所得割というふうな形になったわけですけれども、均等割というのがほかの保険料というか、協会けんぽにもないし、皆さんが加入しているそういったさまざまな健康保険制度ありますけれども、均等割、頭割りで幾らというふうな計算の仕方というのはないのですが、これについてやはり人頭税に当たるのではないかなというふうには思うのですが、その辺をなくす方向でぜひ検討して、町ではできませんけれども、この問題やはり一つ提起をしておきたいなというふうに思うのです。要するに所得割だけというふうになると、今度はまたどういうふうなやり方って、やっているところはないと思うのですが、例えば均等割の部分の子どもの部分は均等割から外すとかというようなことをやっている自治体もあるのです。そういったようなことについてぜひ検討していただければなと思うのですが、その辺についてはいかがですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課、お願いします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、阿部委員さんのご質問にご答弁いたします。
先ほどお話があったとおり、平成30年度から2方式ということで所得割と均等割について徴収をさせていただいております、賦課方式がですね。今国がどうしても応能応益割を50対50に近づけるということをしておりまして、そのことも影響がありまして所得割はもちろんとりますし、また均等割もとらなくてはいけないということで、私たちも一つの保険者でございますので、国の方針には従うという方向で進めているのですけれども、確かに均等割につきましては、もちろん先ほど言った軽減もありますので、7割、5割、2割の軽減です。そういった軽減の影響を受ける方もいらっしゃいますので、その辺はご理解をいただきたいと思っております。
それと、あと例えば子どもたち、小学生とかそういった方、均等割の軽減ができないかとかということがございますけれども、そういったことをやっている市町村もございますけれども、滑川町はもちろん国民健康保険入っていらっしゃらない方も医療費の軽減とか給食費の無料化もやっていますので、そういったことの恩恵も受けているといいますか、そういったところでも手厚く子どもたちの手当てといいますか、そういったものをやっておりますので、今のところ国民健康保険税の中での子どもに対する均等割の軽減等は、これ以降またご検討するということでご理解をいただきたいと思います。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 検討していただきたいと思うのですが、全国知事会、また市町村の、そういう地方団体も国の国庫負担をもっとふやしてくれと、1兆円というふうに数字も出して、そういうふうに言われているわけで、そもそもこの国保の制度そのものが今低所得者と高齢者が入っている、加入している健康保険になっているわけです。ですから、最後のセーフティーネットになっているわけで、ここの負担をいかに少なくするかというのは今課題だというふうに思います。改めてこの国保制度が持つ役割というか、私は基本的には国保法でも言われているように、社会保障の一環としてあるのだというふうに思うのですけれども。要するにセーフティーネットというか最後のとりでとしてあるわけで、ここから外れてしまうと健康保険に入れなくなってしまうとなるわけですから、そういったような制度として改めて考えるというか、見直す必要があるなというふうに思っているのですが、その辺についてお考えをお聞かせください。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課、お願いします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、阿部委員さんのご質問にご答弁いたします。
やはり先ほど阿部委員さんも申されたとおり、社会保障の中の国民健康保険、また健康保険の分野で日本は国民皆保険を進めております。そして、国民健康保険は最後のとりででございます。皆さんが平等に医療を受けられる、そういった体制をとるというのが保険者としての務めでもあると考えております。先ほど話がありましたけれども、国民健康保険税、税の負担につきましては、どうしても平等に負担していただくというのがやはりありますので、全体としては保険料これだけ必ず集めなくてはならないという数字がございますので、もちろん軽減も必要ですけれども、その国保の運営するための資金は、やはり全体としては確保しなくてはならないという、そういった宿命もございますので、保険者としてのそういったことがありますので、ご理解をいただきたいと考えております。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) そういう本当に苦しい保険者としての立場だというふうに思いますが、最終的には社会保障制度の一環としての国保だというふうに思います。
それで先ほど、話ちょっと変わりますが、特定健診やそういったような健診の率の目標値があって進めてきましたけれども、どの辺まで今到達をされているのでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課、お願いします。
暫時休憩します。
休 憩 (午後 1時24分)
再 開 (午後 1時24分)
〇委員長(松本幾雄委員) 再開します。
〇町民保険課副課長兼主席主幹・年金国保担当(今井茂子) 年金国保担当、今井が答弁いたします。
2月末現在の特定健診の受診率でございますけれども、滑川町におきましては32.4%まで到達しております。
以上でございます。
年金国保担当、今井が追加で答弁いたします。
先ほど2月末現在の数値を申し上げましたが、目標値といたしましては45%が目標値となっております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 国の出している60%でしたか、出しているわけですけれども、大体他の市町村見ても、そんなにいっているところはほとんどないというようなことだと思いますが、国の定めるいろんな国保に対してのペナルティー措置だとかというようなものを設けて、補助金これ以上、これ以下だったら出さないとか減らすとかというような話があるのだろうと思いますが、その辺のラインって何かあるのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課、お願いします。
〇町民保険課副課長兼主席主幹・年金国保担当(今井茂子) 年金国保担当、今井がご答弁申し上げます。
ペナルティー化というラインというのははっきりこちらではつかんでいないのですけれども、ペナルティー化というよりは補助金を県のほうで算定するに当たって、その基準値をどの程度達しているかということによって、例えば何点とか点数化をされて、全体的な補助金の額を出しているようなことがあります。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 特定健診と、そして保健指導もあるのですけれども、保健指導のほうは何%ぐらいいっているのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課、お願いします。
暫時休憩します。
休 憩 (午後 1時27分)
再 開 (午後 1時27分)
〇委員長(松本幾雄委員) 再開します。
〇町民保険課副課長兼主席主幹・年金国保担当(今井茂子) 年金国保担当、今井がご答弁申し上げます。
特定保健指導につきましては、今集計の途中になっておりますので、はっきりした数字がまだ出ておりません。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) いずれにしても健診の率を高くしていくことは、国保制度そのものを守ると同時に、町民の皆さんの健康を守ることにもつながりますので、引き続き努力をしていただきたいというふうに思いますが、ことし何かそういったこうやるのだというような何かあればお聞かせください。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課、お願いします。
〇町民保険課副課長兼主席主幹・年金国保担当(今井茂子) 年金国保担当、今井がご答弁申し上げます。
まずは、集団健診が6月もしくは10月に実施されるわけですけれども、そちらを受診されていない方につきましては、受診の勧奨をしていくということで受診勧奨通知、もしくは場合によっては電話による勧奨ということも視野に入れて事業を組んでいきたいと思います。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 医療にかかっている人でそういう健診受けないという方もいらっしゃると思うのですけれども、その辺はカウントされているのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課、お願いします。
〇町民保険課副課長兼主席主幹・年金国保担当(今井茂子) 年金国保担当、今井がご答弁申し上げます。
医療にかかっている方で受診されていないという方につきましては、個別に全員把握するというのがちょっと難しいと思いますので、通知とかに関しては一律受診されていますかということで送るような形にはなっていくとは思うのですけれども、その辺は課題として考えていかなければいけない部分かとは思います。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) そういう細かいところになるかもしれませんけれども、それで受診率というふうにカウントされるのかどうかわかりませんが、しかし医療にかかっていて、いつも検査みたいなものをやっているという方も結構いらっしゃるわけで、特に高齢者の方は多いわけで、そういったようなことも含めて調査というか、しっかり見ていただければなというふうに思います。いずれにしても特定健診の受診率、早く40%、50%に向けて頑張っていただきたいなというふうに思います。
以上で私の質問終わります。
〇委員長(松本幾雄委員) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(松本幾雄委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論ありますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(松本幾雄委員) 討論なしと認めます。
これをもちまして討論を終結します。
これより議案第15号 平成31年度滑川町国民健康保険特別会計予算の議定についてを採決します。
本案は原案どおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(松本幾雄委員) 賛成全員。
よって、議案第15号は原案どおり可決されました。
◎議案第16号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(松本幾雄委員) 議案第16号 平成31年度滑川町介護保険特別会計予算の議定についての審査を行います。
岩附町民保険課長、説明を求めます。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、議案第16号 平成31年度滑川町介護保険特別会計予算の議定についてご説明をさせていただきます。
予算書の161ページ、162ページをお開き願います。事項別明細書につきましてご説明を申し上げます。
平成31年度の介護保険特別会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ11億3,622万円と定めさせていただきました。前年度比4,422万4,000円の増で、率にいたしまして4%の伸びとなっております。増額の要因といたしましては介護被保険者数の増加と、それに伴う介護サービス費の増加に対応するための予算となっております。
それでは、歳入の主な項目についてご説明いたします。163ページをお開き願います。
款1保険料、項1介護保険料、目1第1号被保険者保険料ですが、本年度予算額2億9,011万1,000円で、前年度比2,172万5,000円の増額予算となっております。増額の主な理由は被保険者数の増加によるものでございます。
次に、同じページの款4国庫支出金、項1国庫負担金、目1介護給付費負担金でございますが、本年度予算額1億9,145万6,000円で、前年度比811万5,000円の増となっております。これは各介護サービス費の増加を見込んだ額となっております。
続いて、同じく163ページから164ページにかけてございます項2国庫補助金といたしまして、本年度予算額合計2,822万6,000円を計上いたしました。また、その中で目9保険者機能強化推進交付金で87万円ですが、新たな交付金といたしまして高齢者の自立支援、重症化予防、介護予防等の取り組みに対しまして交付される予定でございます。
続いて、その下段にございます、款5支払基金交付金、項1支払基金交付金につきましては、本年度予算額合計で2億8,929万1,000円を計上いたしました。前年度とほぼ同額の歳入を見込んでおります。
続いて、ページの下段、款6県支出金、項1県負担金、目1介護給付費負担金につきましては、本年度予算額1億5,109万2,000円を計上いたしました。こちらも前年度とほぼ同額の歳入を見込んでおります。
続いて、165ページをお願いいたします。下段から166ページ中段にかけてございます款9繰入金、項1一般会計繰入金でございますが、合わせまして本年度予算額1億4,697万3,000円を一般会計から繰り入れを行います。
続いて166ページの中段にございます款10繰越金、項1繰越金、目1繰越金でございますが、本年度予算額3,533万4,000円を計上いたしまして、前年度比3,504万4,000円の増額予算といたしました。
以上が歳入の説明となります。
続きまして、歳出の主な項目についてご説明いたします。168ページをお願いいたします。
款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費でございますが、104万6,000円で、前年度比285万4,000円の減額となっております。これは前年度支出のパンフレット作成費、システム改修費分の減額となります。
続いて169ページの下段に移りまして、款2保険給付費、項1介護サービス等諸費でございますが、こちらは171ページの上段までの目1から目9までの各種サービス給付費の合計といたしまして、本年度予算額9億6,045万8,000円を計上しております。
続いて、同じく171ページ中ほどから172ページ中段にかけての項2介護予防サービス等諸費でございますが、目1から目7まで各種予防サービス給付費の合算といたしまして、本年度予算額3,141万6,000円を計上しております。前年度比では235万5,000円の減額となっております。
続いて、173ページをお願いいたします。ページ中段の項の4高額介護サービス等費でございますが、合計で本年度予算額1,760万1,000円を予算計上いたしました。前年度比238万2,000円の増額予算とさせていただきました。
続いて、174ページをごらんいただきたいと存じます。ページの中ほど項の6特定入所者介護サービス等費でございますが、合計で本年度予算額4,069万5,000円を予算計上しております。前年度とほぼ同額の予算で、内容は介護施設利用者の自己負担限度額超過分を補助するためのものでございます。
続いて、175ページをお願いいたします。款の5地域支援事業費、項1介護予防・生活支援サービス事業費でございますが、176ページの上段にございます、合計で本年度予算額1,407万1,000円を計上しております。主な内容といたしましては、目1介護予防生活支援サービス事業費で1,390万6,000円の支出を見込んでおります。
続いて、177ページ、款の5地域支援事業費、項3包括的支援事業・任意事業でございますが、目3から目10までの合算が179ページの中ほどにあります、合計で本年度予算額635万6,000円を計上しております。
最後に180ページをごらんいただきたいと存じます。款の6基金積立金、項1基金積立金、目1介護給付費準備基金積立金でございますが、4,766万6,000円を予算計上いたしました。こちらは今後のさらなる保険料の上昇が見込まれるため、急激な保険料の上昇を抑えるべく基金への繰り入れによる準備を進めるものでございます。
以上、簡単ではございますが、平成31年度介護保険特別会計の予算説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(松本幾雄委員) 説明が終わりました。
岩附町民保険課長より説明員の紹介をお願いします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長の岩附でございます。
紹介につきましては、自己紹介とさせていただきます。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸と申します。よろしくお願いいたします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課は2名でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 次に、小柳健康福祉課長より説明員の紹介をお願いします。
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長の小柳でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
健康福祉課、説明員につきましては自己紹介とさせていただきます。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(篠ア美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当で地域包括支援センターを担当しております篠アと申します。よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課長(小柳博司) 以上、2名でご説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(松本幾雄委員) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 阿部です。よろしくお願いいたします。
まず初めに、180ページにあります基金なのですけれども、今現在残高はどのぐらいになっていますか。増減を教えていただけますか。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課、お願いします。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸が阿部委員のご質問にご答弁させていただきます。
基金の残額についてご質問があったかと思いますが、平成29年度の3月末の時点での残金ですが、1億2,592万1,394円です。こちらにつきましては平成30年度において4,000万円を取り崩す予定となっておりますので、結果的には8,592万1,394円となる予定でございます。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) ちょっと今の説明わかりませんが、取り崩すというのはどこに歳入が入っているのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸が阿部委員のご質問にご答弁させていただきます。
平成30年度の4,000万円の取り崩した額というのは、平成30年度の補正予算におきまして給付費のほうに充てさせていただく予定となっております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) そうすると1億2,000万円から4,000万円減額しているということでいいのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸が阿部委員のご質問にご答弁させていただきます。
そのとおりでございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 介護保険の財政なのですけれども、歳出のほうで給付費の増減がいろいろ出ているのですけれども、この間国の介護保険事業から地域への移行ということで移されて、それでいろいろ増減があってその中で精査されてきたのだというふうに思いますが、この予算の中で特徴的というと変ですけれども、例えば予防サービスが304万円の減額になっていますね。それで、高額介護サービス費が238万円の増額に予算上はなって、地域支援のほうになると、これの介護予防・生活支援サービス事業費が381万円の増額になるというような形で出っ込み引っ込みがいろいろ出てくるのですけれども、その理由というか、どうもこの介護保険の給付サービスいろいろ分かれてしまっていて、見えないところがあるのですけれども、どういうふうな形に今後なろうとしているのか、今なっているのかというのをもうちょっと教えてもらえますか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(篠ア美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当、篠アが答弁いたします。
まず初めに、予防給付の今後の動向について説明したいと思います。阿部委員さんがおっしゃいましたとおり、予算書175ページの地域支援事業費、これが予防に係る主な経費になっております。その中でふえているものもあれば減っているものもある、おっしゃるとおりです。ふえているものは175ページの目1にあります介護予防・生活支援サービス事業費が大幅にふえております。これは介護度の軽度者の方、要支援1、要支援2、またチェックリストで簡易的に総合事業対象者となった方の訪問型サービスと通所型サービスに係る費用になっております。滑川町では軽度のうちに、早いうちに介護保険を利用していただきまして、これが自立支援また重度化防止ということで国の流れにも沿って行っております。
また、減とされています、予算書の178ページ下段にあります、9家族介護支援事業、これが減となっております。この減は今まで紙おむつ支給事業、また寝たきり老人手当支給事業を介護保険の特別会計の地域支援事業費として行っておりました。これが国の要綱が変わりまして、国の対象とするところが介護保険を利用していない方のための家族支援ということになりました。滑川町におきまして寝たきり老人手当は要介護4、5の方、また紙おむつ支給事業については要介護3、4、5の方としておりますので、全てが介護保険サービスを使っている方となっております。そのため、国の要綱が変更になりますので、平成31年度にはこれを特別会計のほうで使うことができないということで、来年度は一般会計のほうに寝たきり老人手当と紙おむつ支給事業のほうを予算として載せさせていただきました。これが減となっております。
予防に関する増と減については以上になります。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) 毎年毎年いろんな変更があって大変だなというふうに思うのですけれども、介護保険から外れたものについては一般会計でというふうになりますけれども、その予算措置というのはどういうふうになるのですか。国からの交付金とか補助金とか出るのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(篠ア美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当、篠アが答弁いたします。
介護保険を使っている方はこの特別会計の地域支援事業費で重複になるので、介護保険の給付とまた紙おむつとか寝たきり老人手当の給付ということで重複になるので、対象から外しなさいよというのが国のほうの要網に平成31年度変わります。そのため、介護保険を使っている方が滑川町の場合には寝たきり老人手当とか紙おむつ給付事業の対象になっておりますので、その方たちの分を一般会計のほうで上げさせていただきましたので、特別会計としては減になっております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) いずれにしても介護保険からは外れていくという形になるわけですね。要するにお金の上では介護保険の保険の中では面倒見ていないというふうな形になるわけですね。そういうこと、わかりました。
あと、もう一つ。今予防だと思うのですけれども、これ介護保険になっているのかちょっとよくわかりませんが、月の輪と、もう一つ、土塩のほうのあれではなくて上福田、あっちのほうでお年寄りの皆さんに集まってもらって、そういう何かやっていますけれども、済みません、ちょっとその辺の状況を、うまくいっているのかどうか、前年度から始めたのだと思いますけれども、教えていただければと思います。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(篠ア美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当、篠アが答弁いたします。
生活支援体制整備事業の中で、社協のほうにコーディネーターを委託しまして、その中で各地区に出てもらいまして住民の声をお聞きしたところ、集会所の活用がもっとできないかと、あと自分で歩いて行けるところでみんなが集まれる場所がないかということで声が上がりまして、月の輪地区の月の輪中央集会所と下福田地区の下向古姓集会所、2カ所におきまして、すこやかサロンという形で社協の生活支援コーディネーターを中心に毎月行っております。参加者の状況ですけれども、月の輪につきましては、5月が13名、6月22名、7月13名、8月12名、9月がお休みで、10月10名、11月12名、12月14名、1月10名、2月9名となっております。また、下向古姓におきましては5月が15名、6月21名、7月6名、8月11名、9月9名、10月13名、11月13名、12月15名、1月11名、2月8名の参加となっておりまして、季節の行事に合わせたゲームや調理実習、体操、また口腔体操などを実施しております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) ありがとうございます。
ひとりぼっちというか、話し相手をつくって楽しく過ごす機会を多くしていこうということだというふうに思うのですけれども、今後のサロンをどういうふうにして発展させるというか、何かお考えありますか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(篠ア美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当、篠アが答弁いたします。
この2つのモデル地区がうまくいっておりますので、できればそのほかの地区でも開催したいと思っております。ただ、集会所の開放とういうことで地元住民のご理解、また区長さんのご理解がないと開放することができませんので、これからも地元の方、区長さん、また民生委員さんとかとともに新しい場所を開発していきたいと思っております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) お年寄りの居場所というか、を確保するというのは非常に大事なことだというふうに思います。この開催している、昼間だと思うのですけれども、大体平日の昼間なのですか。お年寄りとあわせて、よく今子ども食堂とかって言っているのですけれども、お子様の居場所というか、なかなか、例えば学童に、学童終わってからではどうなのかわかりませんけれども、例えば土日だとかというような場合だと、なかなか居場所がないというか、そういったようなこともあるので、そういったようなことも今後お年寄りとあわせて考えたらいいのかなというふうに思うのですけれども、そういったお考えはまだないですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部委員のご質問に答弁をさせていただきます。
ご指摘のとおり高齢者も小さなお子さんも居場所というものを身近なところにあるのが必要だというふうに考えております。高齢者につきましては、先ほど来担当のほうからお話ししていますとおり、サロンという形で今後各地区の集会所のほうに広げていく予定になっております。ただ、子どもにつきましては時間帯ですとか、そういった面もありますので、地域のところに細かく開所していくというものは現在なかなか難しいのが状況でございます。試みとして、先ほど午前中のところでも話しましたけれども、学童保育所を一部ですけれども、午前中の期間だけ開設してやっていくというのを来年度から実施予定です。これを可能な範囲内、以後も各学校区にできれば設置したいというような考えを持っておりますので、これについては実際に運営をする学童保育所の協議会とも話し合いを進めながら今後進めてまいりたいというふうに考えております。
また、先ほど来子ども食堂の話もありましたけれども、やはり幼児と大人と、おじいちゃん、おばあちゃんですね、一堂に集まる機会というのは非常に貴重な時間だと思います。こういったものも各地区のご理解をいただきながら進めていければというふうに考えておりますので、ご理解をいただければと思います。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 阿部委員。
〇11番(阿部弘明委員) よろしく。いろんな新しい方々もたくさん流入していますので、そういった方々とお年寄りとのコミュニケーションがとれたりできると本当にいい町になるなというふうに思うので、ぜひ皆さんも頑張っていただきたいなというふうに思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。
〇委員長(松本幾雄委員) 暫時休憩といたします。再開は2時15分とします。
休 憩 (午後 1時58分)
再 開 (午後 2時15分)
〇委員長(松本幾雄委員) 再開します。
ほかに質疑ありませんか。
吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) 10番、吉野正浩です。よろしくお願いします。
1点だけお伺いします。特別養護老人ホームへの入所の待機者はどのくらい町内でいるか、ちょっと教えていただきたいと思います。
〇委員長(松本幾雄委員) 暫時休憩します。
休 憩 (午後 2時15分)
再 開 (午後 2時16分)
〇委員長(松本幾雄委員) 再開します。
町民保険課、お願いします。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸より吉野委員のご質問に答弁させていただきます。
ただいま手元にございます資料がないもので、後ほど正式な数をお答えさせていただきます。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) その際は、本人は特別養護老人ホームに入りたいと言ってるのだけれども、施設があいてないから他の施設に行っていただいているというものは待機という形でお願いしたいと思うのです。要するに申し込んだのだけれども、違う施設入っていると。老健施設に入っているとかというのは、要するに待機という見方で私は見ていると思うのです。というのは、やっぱり個人負担がどうしても特養のほうが安いし、入れるのであれば老健とかその他の介護利用型とか、そういうところよりも安いので、そういったものを含めると、相当待機という考え方とすると多くなると思うのです。それと、あと待機はしているのですけれども、そういったところへちゃんと割り振っているというものをちょっと示していただきたいと思うのですけども。
それと、あと町内の施設がございますけれども、こういったところには町民であれば優先的にある程度他の外部から来ている方よりも優先度が高いのかどうかちょっとお聞きしたいのです。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課、お願いします。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸より吉野委員の質問にご答弁させていただきます。
町内の住民の方が優先で入れるということになっております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) そういたしますと、町内にそういった施設がたくさんあるところは当然有利ですけれども、例えば他の市町村にないときにといった場合は当然はじかれる率も高いと。最終的には施設をいっぱい町内にあった自治体のほうがそういった施設に入りやすいという考え方でよろしいのでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課、お願いします。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸より吉野委員の質問にご答弁させていただきます。
一概にそうとは言えないと思います。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) そうしますと、施設に割り振る場合、ケアマネ等と相談すると思うのですけれども、そういった場合はやはり何を優先するのか、介護度なのか待機時間なのか、そういったことがきちっと優先をつける委員会があるのかもしれないのですけれども、そういった内容をお聞きかせいただきたいのですけれども。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課、お願いします。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸よりご答弁させていただきます。
実際に滑川町内にある施設に伺いましたところ、施設内での検討委員会を実施した上で優先順位を決めていらっしゃって、またその順位がひっくり返ってしまったときというのは、必ず理由をつけて、まだ待機している方についても順位が入れかわったというような内容がわかるような文書を送っているということをお聞きしております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) 大変恐縮で、私の勉強不足なのですけれども、そうしますと町と施設の関係、例えば町のほうでそういった決定権がある程度そういう場で意見をきちっと言えるのか、それとも各施設にそれを全部任せてしまってあるのか。ただ、その施設に入りたいというときはその施設かもしれませんけれども、他の施設に行くときにも、やはりそういった各施設で、町は介入しないで、そういった委員会で入所者を入れているかどうかちょっと聞きたかったのですけれども。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課、お願いします。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸が吉野委員の質問にご答弁させていただきます。
各施設ごとでの検討委員会になりますので、町の介入のほうはありませんが、その検討委員会の結果こうなりましたというような内容は文書でいただいております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) 私以前聞いたことがあるのですけれども、さいたま市とか東京都ですと、また施設をつくるというのが非常に地価が高くて大変なものですから、例えば近県の千葉とか埼玉のほうへ、つくっている施設に対して、そういった特別養護老人ホームのベッド代を年間もう幾つということで予約してしまってやっている自治体もあるみたいなのですけれども、そうすると住民にとっては優先順位が上がるのです。そういったことというのは現在は今で言う、ここで言えばさいたま市とか、こういう大都市のほうからこういった比企郡のほうにお金のベッド代を払うから、その施設のベッドを押さえてしまうということはないのでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 町民保険課、お願いします。
〇町民保険課主査・介護保険担当(山岸美奈子) 町民保険課介護保険担当、山岸が吉野委員の質問にご答弁させていただきます。
現在滑川町ではそのようなことはございません。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 吉野委員。
〇10番(吉野正浩委員) わかりました。なかなか、家族は特別養護老人ホームに入りたいのですけれども、その前のいろいろお金のかかる施設で、いる中でお亡くなりになってしまっているケースなんかもよくお聞きしますので、これからどんどんそういう方がふえると思いますけれども、入りやすいような施策を、お金もかかると思いますけれども、検討していっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
〇委員長(松本幾雄委員) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(松本幾雄委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論ありますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(松本幾雄委員) 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終結します。
これより議案第16号 平成31年度滑川町介護保険特別会計予算の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(松本幾雄委員) 賛成全員。
よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。
◎議案第17号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(松本幾雄委員) 議案第17号 平成31年度滑川町後期高齢者医療特別会計予算の議定についての審査を行います。
岩附町民保険課長に説明を求めます。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、議案第17号 平成31年度滑川町後期高齢者医療特別会計予算の議定についてご説明を申し上げます。
予算書の187ページ、188ページをお開き願います。事項別明細書についてご説明を申し上げます。
平成31年度の後期高齢者医療特別会計の予算額は、歳入歳出それぞれ1億6,507万3,000円で、前年度対比8.60%の増、額にして1,307万3,000円の増額予算となっております。増額の理由といたしましては、被保険者数の増加に伴う予算措置でございます。
続きまして、歳入の主な項目についてご説明を申し上げます。
189ページお開きお願いいたします。最初に款1後期高齢者医療保険料、項1後期高齢者医療保険料、目1特別徴収保険料でございますが、本年度予算額6,798万3,000円を計上いたしました。こちらは年金から徴収する特別徴収の分になります。
続きまして、同じく目2普通徴収保険料でございますが、本年度予算額6,156万3,000円を計上いたしました。こちらは、納付書または口座振替により徴収する部分になります。
次に、款4繰入金、項1一般会計繰入金、目1一般会計繰入金でございますが、本年度予算額2,732万1,000円で、前年対比285万7,000円の減額の予算となっております。こちらの財源は主に低所得者の保険料軽減に対する保険基盤安定繰入金として歳入をするものでございます。
続きまして、歳出の主な項目についてご説明を申し上げます。
192ページをお願いいたします。中段にございます款1総務費、項3保健事業費、目2保健事業費として本年度予算額182万円を予算計上いたしました。こちらは、人間ドック受診者及び保養所利用者への補助金となります。
続いて、同じページの下段から193ページの上段にかけての款2後期高齢者医療広域連合納付金、項1後期高齢者医療広域連合納付金でございますが、本年度予算額1億5,817万5,000円を予算計上いたしました。こちらは、後期高齢者医療広域連合の試算によるものでございます。前年度対比では859万1,000円の増額となります。
以上をもちまして、まことに簡単でございますが、後期高齢者医療特別会計予算の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(松本幾雄委員) 説明が終わりました。
岩附町民課長より説明員の紹介をお願いします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長の岩附でございます。
紹介につきましては、自己紹介とさせていただきます。
〇町民保険課副課長兼主席主幹・年金国保担当(今井茂子) 年金国保担当の今井と申します。よろしくお願いいたします。
〇町民保険課主任・年金国保担当(厚目峻佑) 町民保険課年金国保担当の厚目と申します。よろしくお願いします。
〇町民保険課長(岩附利昭) 以上3名で説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(松本幾雄委員) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(松本幾雄委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(松本幾雄委員) 討論なしと認めます。
これをもちまして討論を終結いたします。
これより議案第17号 平成31年度滑川町後期高齢者医療特別会計予算の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(松本幾雄委員) 賛成全員。
よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。
◎議案第18号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(松本幾雄委員) 議案第18号 平成31年度滑川町下水道事業特別会計予算の議定についての審査を行います。
笠原環境課長に説明を求めます。
〇環境課長(笠原 直) 環境課長、議案第18号 平成31年度滑川町下水道事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。
195ページをお開きください。歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3億6,300万円と定めました。前年度比3,100万円の減となります。減額の主な理由は、下水道工事請負費の減によるものでございます。
次、198ページをお開きください。第2表、地方債ですが、流域下水道事業債の限度額を2,160万円、公営企業会計移行債の限度額を660万円といたしました。
次に、歳入歳出予算についてご説明いたします。
201ページをお開きください。主な歳入についてご説明いたします。
上段の款1分担金及び負担金、目1下水道事業分担金415万8,000円を計上いたしました。下水道区域外から公共下水道に接続する分担金で約20件を見込んでいます。
次の款1分担金及び負担金、目1下水道事業負担金1,875万6,000円を計上いたしました。前年度比1,178万6,000円の増となります。下水道工事後に接続する受益者の増加によるもので、約70件見込んでいます。
次の款2使用料及び手数料、目1使用料2億247万1,000円を計上いたしました。前年度比1,344万8,000円の増額となります。下水道の使用料でございます。
次に、202ページをお開きください。款3国庫支出金、目1国庫補助金については国庫補助事業を平成31年度は予定しておりませんので、廃目とさせていただきました。
次に、款5繰入金、目1一般会計繰入金、9,500万円を計上いたしました。前年度比500万円の減となります。下段の款6繰越金ですが、925万9,000円を計上いたしました。
次の203ページの下段をごらんください。款8町債、目1下水道事業債2,820万円を計上いたしました。前年度比3,070万円の減となります。減額の主な理由は、平成30年度の下水道工事及び市野川水浄化センターの耐震工事に係る起債の減でございます。内容は、流域下水道事業債2,160万円、公営企業会計移行債660万円です。公営企業会計につきましては、平成31年度から35年度までの間に法適用事業へ移行するよう国から指導を受けており、滑川町では34年度以降を目標に準備を進めるものでございます。
次に、205ページをお開きください。主な歳出についてご説明いたします。款1総務費、目1一般管理費3,132万8,000円を計上しました。前年度比594万円の増でございます。主な内容は節13委託料の下水道使用料徴収事務等委託料710万3,000円、新規事業として公営企業会計移行業務委託660万円でございます。
次の206ページをお開きください。下段の款1総務費、目1環境維持管理費1億2,516万7,000円を計上いたしました。前年度比1,030万3,000円の増となります。増額の主な理由は下水道接続者の増加による市野川流域下水道への負担金の増額、今後の下水道施設の適切な維持管理を行うためのストックマネジメント計画の策定によるものでございます。主な支出の内容は、節13委託料のうちマンホールポンプ保守点検委託料462万円、次のページの滑川町公共下水道ストックマネジメント計画策定業務委託料120万円、節19負担金、補助及び交付金、市野川流域下水道維持管理負担金1億709万7,000円、節27公課費、消費税納付金733万1,000円でございます。
次に、款2事業費、目1建設事業費2,978万6,000円を計上いたしました。前年度比4,904万5,000円の減となります。減額の主な理由は下水道工事請負費の減によるものでございます。主な支出の内容については次の208ページをごらんください。節13委託料、滑川町生活排水処理計画策定業務委託510万円ですが、平成27年度に策定した同計画の見直し作業を行います。
次に、節19負担金、補助及び交付金、市野川流域下水道建設負担金2,168万1,000円でございます。
次のページの款3公債費ですが、目1元金1億4,279万3,000円、目2利子3,070万円、計1億7,349万3,000円を計上いたしました。流域下水道事業債及び公共下水道事業債の元金及び利子の償還でございます。
款5予備費は322万4,000円といたしました。
下水道事業については以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(松本幾雄委員) 説明が終わりました。
笠原環境課長より説明員の紹介をお願いします。
〇環境課長(笠原 直) 環境課長の笠原でございます。
私のほかに説明員が3名おりますので、自己紹介いたします。
〇環境課副課長兼主席主幹・下水道担当(服部進也) 下水道担当、服部でございます。よろしくお願いいたします。
〇環境課主任・下水道担当(長野純一) 同じく下水道担当、長野です。よろしくお願いします。
〇環境課主事・下水道担当(菅野真未) 同じく下水道担当、菅野と申します。よろしくお願いいたします。
〇環境課長(笠原 直) 以上4名で説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(松本幾雄委員) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
宮島委員。
〇9番(宮島一夫委員) 9番、宮島でございます。
1点ちょっと教えてもらいたいのですけれども、208ページの負担金、補助及び交付金というので市野川流域下水道負担金で研修会・講習会負担金、これは金額は幾らでもないのですけれども、これどういうことをやっているのですか。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課、お願いします。
〇環境課主任・下水道担当(長野純一) 環境課下水道担当、長野が答弁させていただきます。
研修会・講習会負担金2万6,000円につきましては、下水道公社等が主催します研修会に職員が出席するための研修会の参加費用となっております。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) 宮島委員。
〇9番(宮島一夫委員) わかりました。いや、私は町と県が1年に1回来て説明してくれるのだけれども、それの費用かなと思ったのだけれども、それにしては私が会長やっているものだから、連絡がないから、何に使うのかなと思ったのです。わかりました。結構でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(松本幾雄委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論ありますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(松本幾雄委員) 討論なしと認めます。
これをもちまして討論を終結します。
これより議案第18号 平成31年度滑川町下水道事業特別会計予算の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(松本幾雄委員) 賛成全員。
よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。
◎議案第19号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(松本幾雄委員) 議案第19号 平成31年度滑川町農業集落排水事業特別会計予算の議定についての審議を行います。
笠原環境課長に説明を求めます。
〇環境課長(笠原 直) 次に、議案第19号 平成31年度滑川町農業集落排水事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。
219ページをお開きください。歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ9,450万円と定めました。前年度比350万円の増となります。
次に、222ページをお開きください。第2表、地方債ですが、農業集落排水事業債の限度額を100万円といたしました。
次に、説明書により歳入歳出予算についてご説明申し上げます。
225ページをお開きください。主な歳入についてご説明いたします。
款1分担金及び負担金、目1農業集落排水分担金210万円を計上いたしました。新規接続者の分担金で、3件見込んでいます。
款2使用料及び手数料、目1使用料1,780万円を計上いたしました。農業集落排水使用料でございます。
次に、款4繰入金、目1一般会計繰入金6,300万円を計上いたしました。前年度比500万円の増となります。
次の226ページをお開きください。款5繰越金ですが、259万7,000円を計上いたしました。
次に、下段の款7町債、目1下水道債は100万円を計上いたしました。農業集落排水事業債でございます。
次に、款8国庫支出金、目1農業集落排水国庫補助金600万円を計上いたしました。最適化整備構想策定業務に対する農山漁村地域整備交付金で、補助率は10分の10となります。
次の228ページをお開きください。主な歳出についてご説明いたします。
款1施設費、目1維持管理費3,731万1,000円を計上いたしました。前年度比209万7,000円の増となります。主な内容は節12役務費1,189万円、排水処理施設の汚泥引き抜き費等でございます。節13委託料1,333万3,000円、処置施設保守点検清掃業務、中継ポンプ保守点検業務、使用料徴収事務の委託料です。
次に、節19負担金、補助及び交付金、農業集落排水処理施設維持管理負担金428万7,000円は、野原土塩地区農業集落排水施設維持管理負担金の協定に基づき、熊谷市に支払うものでございます。
次に、230ページをお開きください。款2農業集落排水事業費、目2施設建設費ですが、951万8,000円を計上いたしました。主な内容は節13委託料700万円で、伊古広瀬地区、伊古山田地区、和泉菅田両表地区、土塩地区、以上4処理施設に関する農業集落排水処理施設等、最適化整備構想策定業務委託料となります。
次に、款3公債費ですが、目1元金3,011万円、次のページの目2利子966万3,000円、計3,977万3,000円を計上いたしました。農業集落排水事業債の償還金となっています。
款5予備費は285万5,000円といたしました。
農業集落排水事業については以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(松本幾雄委員) 説明が終わりました。
笠原環境課長より説明員の紹介をお願いします。
〇環境課長(笠原 直) 環境課長の笠原でございます。
説明員につきましては、先ほどと同じ4名でございます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(松本幾雄委員) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
上野委員。
〇3番(上野葉月委員) 3番、上野葉月です。
230ページについて質問します。節13の委託料、最適整備構想策定業務委託料で700万円というのがあるのですが、かなり金額が大きいのですけれども、これは何をというか、どこからどこまで策定してもらってどのようなものを、紙ベースでもらうのでしょうか、どのようなものを受領するための委託料なのでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課、お願いします。
〇環境課副課長兼主席主幹・下水道担当(服部進也) 環境課下水道担当、服部が上野委員さんのご質問に答弁させていただきます。
こちらの最適化整備構想なのですけれども、まず先ほど課長のほうからご説明させていただきましたが、農業集落排水施設のエリアが4つございます。こちらの部分の各管渠、そして処理施設、こちらのほうことしも調べているのですけれども、そちらのことしの委託の結果に基づきまして今後、およそなのですけれども、約10年ほどの計画に基づいて今後の維持管理計画、そして今ある処理施設がどれだけ長くもつか、こういうことをすれば長くもちますよというような感じのものの計画を練っていくものでございます。それが国のほうの指導としましてこちらのほうに入ってきまして、それが10分の10ということで先ほど課長のほうがお話しした件でございます。そして、データのほうなのですけれども、まず紙ベースもございます。そして、データとして、CDとして納入していただくような形で考えてございます。
以上でございます。
〇委員長(松本幾雄委員) 上野委員。
〇3番(上野葉月委員) では、特に実質的な何かを進めるような作業は伴わずに、構想計画の策定に関する業務ということでよろしいでしょうか。
〇委員長(松本幾雄委員) 環境課、お願いします。
〇環境課副課長兼主席主幹・下水道担当(服部進也) 環境課下水道担当、服部が上野委員さんのご質問に答弁させていただきます。
先ほども上野さんがお話ししたとおりの内容でいいと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇委員長(松本幾雄委員) 上野委員。
〇3番(上野葉月委員) ちょっと額が大きいので、コンサル等に関する金額としては何かちょっと大きいかなと思ったのですけれども、後でできたものをぜひ見せてください。
以上です。
〇委員長(松本幾雄委員) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(松本幾雄委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論ありますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(松本幾雄委員) 討論なしと認めます。
これをもちまして討論を終結します。
これより議案第19号 平成31年度滑川町農業集落排水事業特別会計予算の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(松本幾雄委員) 賛成全員。
よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。
◎議案第20号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(松本幾雄委員) 議案第20号 平成31年度滑川町浄化槽事業特別会計予算の議定についての審査を行います。
笠原環境課長に説明を求めます。
〇環境課長(笠原 直) 次に、議案第20号 平成31年度滑川町浄化槽事業特別会計予算についてご説明を申し上げます。
241ページをお開きください。歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ6,030万円と定めました。前年度比520万円の増でございます。増額の主な理由は、前年度繰越金の増によるものでございます。
次に、244ページをお開きください。第2表、地方債ですが、下水道事業債の限度額を960万円といたしました。
次に、歳入歳出予算についてご説明いたします。
247ページをお開きください。主な歳入についてご説明いたします。
款1分担金及び負担金、設置費分担金333万8,000円を計上いたしました。合併処理浄化槽設置費分担金でございます。
款2使用料及び手数料、目1浄化槽使用料957万8,000円を計上いたしました。浄化槽の使用料及び清掃料でございます。
款3国庫支出金、目1国庫補助金1,595万4,000円を計上いたしました。浄化槽整備事業補助金は、循環型社会形成推進交付金でございます。
次に、款4県支出金、目1県補助金、浄化槽整備事業補助金750万円を計上いたしました。
次の248ページをお開きください。款5繰入金1,000万円を計上いたしました。一般会計からの繰り入れでございます。
次に、款6繰越金432万6,000円を計上いたしました。前年度比416万1,000円の増でございます。
次の249ページ下段の、款8町債、目1下水道事業債ですが、960万円を計上いたしました。公設浄化槽設置費用の町負担金でございます。
次の250ページをお開きください。主な歳出についてご説明いたします。
下段の款2施設管理費、目1浄化槽管理費1,400万6,000円を計上いたしました。主な内容は次のページの節13委託料773万9,000円で、浄化槽の清掃及び保守点検の委託料でございます。
次に、款3施設整備費、目1浄化槽整備費3,641万4,000円を計上いたしました。内容は節15工事請負費、浄化槽設置工事2,352万9,000円、節17公有財産購入費、浄化槽本体購入費838万5,000円、次の252ページ上段の節19負担金、補助及び交付金、転換促進奨励補助金450万円でございます。
次の、款4公債費、目1元金116万4,000円、目2利子48万8,000円、計165万2,000円を計上いたしました。浄化槽事業費の償還金でございます。
款6予備費は762万8,000円といたしました。
以上で説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(松本幾雄委員) 説明が終わりました。
笠原環境課長より説明員の紹介をお願いします。
〇環境課長(笠原 直) 環境課長の笠原でございます。
説明員につきましては、先ほどと同じ4名でございます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(松本幾雄委員) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(松本幾雄委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(松本幾雄委員) 討論なしと認めます。
これをもちまして討論を終結します。
これより議案第20号 平成31年度滑川町浄化槽事業特別会計予算の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(松本幾雄委員) 賛成全員。
よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。
◎議案第21号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(松本幾雄委員) 議案第21号 平成31年度滑川町水道事業会計予算の議定についての審査を行います。
武井水道課長に説明を求めます。
〇水道課長(武井宏見) 水道課長、議案第21号 平成31年度滑川町水道事業会計予算についてご説明申し上げます。
別冊の水道事業予算書をごらんください。まず、1ページでございます。収益的収入及び支出、第3条でございます。収入、第1款事業収益4億1,287万8,000円で、支出、第1款事業費は3億7,613万1,000円でございます。
続いて、2ページでございます。資本的収入及び支出、第4条でございます。収入、第1款資本的収入は2,120万6,000円で、支出、第1款資本的支出は1億1,592万4,000円でございます。
詳しい内容につきましては、事項別明細書でご説明申し上げます。25ページをお開きください。平成31年度滑川町水道事業会計事項別明細書でございます。まず、収益的収入及び支出についてご説明いたします。収益的収入ですが、款1事業収益は4億1,287万8,000円で、前年度より834万3,000円の増額でございます。目1給水収益、節1水道料金については、総配水量249万立方メートルに対して、有収水量230万3,250立方メートルで、92.5%の有収率を見込んでおります。
次に、目3その他の営業収益、節1加入金、節2量水器取付料、節3手数料等につきましては、新規住宅等の増加を見込み、昨年より338万円の増額といたしました。
次に、26ページでございます。項2営業外収益の929万3,000円は、前年比127万7,000円の増額です。内訳といたしまして、目5雑収益の下水道料金徴収事務委託料及び農業集落排水料金徴収事務委託料が主なものになります。減額の主な理由につきましては、昨年度、経営戦略策定業務の国の財政措置として一般会計からいただいた他会計補助金が事業が終了し、なくなったためでございます。
続いて、27ページでございます。収益的支出の款1事業費は3億7,613万1,000円であり、前年度比208万円の増額となっております。
目1の原水及び浄水費は、受水費及び配水場の維持管理のための費用でございます。
節3委託料は231万円となっております。また、節6の受水費につきましては県よりの水購入費が主なものでございますが、県水分が1億6,726万3,000円、嵐山町とは町境の付近でのお互いの水を融通をしておりまして、滑川町からの給水のほうが若干多いため、滑川町から支払う金額が58万9,000円となってございます。
次に、28ページをごらんください。目2配水費及び給水費は、給配水管等の維持管理に要する費用でございます。前年度より71万9,000円の増額となっております。主なものといたしまして、節4委託料のうち検満メーター取替委託料698万円、節5賃借料のうち統合GISシステム賃借料648万円、節6修繕費のうち給配水管布設がえ工事に500万円、漏水修理に500万円となります。
続きまして、29ページでございます。目3業務費は、水道料金賦課徴収に伴う経費でございます。前年比119万2,000円の減額となっております。主なものといたしましては、節3印刷製本費、節4通信運搬費のうち納入通知書郵送料、節5委託料のうち検針業務委託料1,000万円、節7賃借料、水道料金等調定システム機器等賃借料などでございます。
次に、30ページをごらんください。目4総掛費の内容は、人件費及び庶務的な経費でございます。前年比262万5,000円の増額となってございます。節2給料、節3手当等の人件費については前年並みとなってございます。
次に、31ページをごらんください。節14委託料の中でございますが、一番下の水道基本計画策定業務が1,250万円となってございます。これは今後国の財政措置を受けるために策定が義務づけられた水道ビジョンを策定するための準備として実施するものでございます。
続きまして、33ページでございます。項2営業外費用、目1支払利息及び企業債取扱諸費、節1企業債利息でございますが、公的資金の企業債等の借入金に対する利息でございます。
項4予備費の200万円については、前年度並みとなってございます。
続きまして、34ページをごらんください。ここから資本的収入及び支出についてご説明を申し上げます。
款1資本的収入は2,120万6,000円で、前年比356万6,000円の増となってございます。内容は、負担金及び加入金でございます。
項1、目1負担金は消火栓設置工事負担金と給水工事負担金で320万円でございます。
項2、目1加入金につきましては1,800万6,000円で、新規加入の増加を見込み、前年度より316万6,000円増額とさせていただきました。
次に、35ページをごらんください。款1資本的支出は1億1,592万4,000円で、前年度より943万7,000円の増額でございます。
項1建設改良費、目1配水設備拡張費、節13委託料1,200万円ですが、1号配水地緊急遮断弁室築造工事設計委託料、町道配水管、給水管布設がえ工事の設計業務でございます。
節17工事請負費5,870万円について主なものを説明させていただきます。@の県水流量計更新工事については、2号タンクの県水を受け入れる量水器が法定検定満期を迎えるため交換する工事でございます。Aの町道108号線配水管布設工事につきましては、森林公園駅北口東側の丁字路から東松山斎場に向かう区間の、管路の増口径を実施するものでございます。B和泉増圧ポンプ場給水ポンプ更新工事については、和泉地区の水圧が低い地域に水を送る増圧ポンプが平成14年の設置から17年経過し、老朽化と壊れた場合の交換部品の入手が難しくなったため更新する工事でございます。Cの町道9290号線舗装本復旧工事につきましては、平成30年度に実施した羽尾金光地地内の配水管布設工事箇所の舗装本復旧工事でございます。D町道8080号線舗装本復旧工事につきましても月の輪中組地内の配水管布設工事の工事箇所の舗装本復旧工事でございます。
次に、項2目1節1企業債及び他会計4,023万2,000円ですが、借入償還金で、起債の元金分償還金等の借り入れの償還金でございます。
以上、説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
〇委員長(松本幾雄委員) 説明が終わりました。
武井水道課長より説明員の紹介をお願いします。
〇水道課長(武井宏見) 水道課長の武井でございます。
水道課からは、私のほか2名の説明員がおりますので、自己紹介させていただきます。
〇水道課主幹・施設担当(上野 聡) 施設担当、上野と申します。よろしくお願いいたします。
〇水道課主幹・庶務担当(堀口章子) 庶務担当、堀口と申します。よろしくお願いいたします。
〇水道課長(武井宏見) 以上3名で説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(松本幾雄委員) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(松本幾雄委員) 質疑なしということで認めます。
これをもちまして質疑を終結します。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(松本幾雄委員) 討論なしと認めます。
これをもちまして討論を終結します。
これより議案第21号 平成31年度滑川町水道事業会計予算の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(松本幾雄委員) 賛成全員。
よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。
◎閉会の宣告
〇委員長(松本幾雄委員) 以上をもちまして当委員会に付託された案件の審査は全て終了しました。
委員会の審査並びに議事の進行につきましては、委員各位並びに執行部、説明員の皆様の誠意と熱意あるご発言をいただき、当委員会の目的が達成されましたことに感謝とお礼を申し上げます。
これをもちまして平成31年度滑川町各会計当初予算にかかわる予算審査特別委員会を閉会します。大変ありがとうございました。
〇議長(北堀一廣議員) 予算審査特別委員会松本幾雄委員長、高坂清二副委員長を初め、委員各位、町執行部と説明員の皆さんには2日間にわたって午前9時からの開会にもかかわらず、真剣かつ熱心なる質疑をいただき感激申し上げます。この予算審査特別委員会の審査を受け、松本委員長には後ほど審査報告を議場で行っていただくことになります。よろしくお願いいたします。
なお、明日13日は午前10時に本会議を開き、議案審議を行います。よろしくお願いを申し上げます。本日は大変お疲れさまでした。
(午後 3時08分)
〇議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
相互に礼。
お疲れさまでした。