平成30年第215回滑川町議会定例会(第4号)

平成30年12月10日(月曜日)         議 事 日 程 (第4号)    開議の宣告                                       1 議案第73号 滑川町町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について    2 議案第74号 滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について   3 議案第75号 滑川町こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について   4 議案第76号 滑川町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制           定について                                5 議案第77号 滑川町重度心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定           について                                 6 議案第78号 平成30年度滑川町一般会計補正予算(第3号)の議定について        7 議案第79号 平成30年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の議定について  8 議案第80号 平成30年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の議定につい           て                                    9 議案第81号 平成30年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第2号)の議定について  10 議案第82号 平成30年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の議定につ           いて                                  11 議案第83号 平成30年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)の議定について  12 議案第84号 平成30年度滑川町水道事業会計補正予算(第3号)の議定について     13 議案第85号 字の区域を変更することについて                     14 議案第86号 字の区域を変更することについて                     15 議案第87号 町道路線の廃止について                         16 発議第 2号 滑川町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例           の制定について                             17 請願第 3号 国に対し「立憲主義を堅持し、憲法9条を守り、戦争しない日本を求める意見           書」の提出を求める請願書について                    18 請願第 4号 国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願書について  19 閉会中の継続調査の申し出について 日程の追加 20 諮問第 1号 滑川町人権擁護委員候補者の推薦について                 出席議員(14名)    1番  菅  間  孝  夫  議員      2番  高  坂  清  二  議員    3番  上  野  葉  月  議員      5番  井  上  奈 保 子  議員    6番  内  田  敏  雄  議員      7番  森  田  泰  雄  議員    8番  服  部  幸  雄  議員      9番  宮  島  一  夫  議員   10番  吉  野  正  浩  議員     11番  阿  部  弘  明  議員   12番  松  本  幾  雄  議員     13番  瀬  上  邦  久  議員   14番  上  野     廣  議員     15番  北  堀  一  廣  議員 欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人      町       長    吉   田       昇      副   町   長    柳       克   実      総 務 政 策 課 長    大   塚   信   一      税  務 課  長    篠   ア   仁   志      会 計 管 理 者 兼    木   村   俊   彦      会  計 課  長      健 康 福 祉 課 長    小   柳   博   司      町 民 保 険 課 長    岩   附   利   昭      健 康 づ く り課長    會   澤   孝   之      環  境 課  長    笠   原       直      産 業 振 興 課長兼    吉   田       浩      農業委員会事務局長      建  設 課  長    吉   野   徳   生      教育委員会事務局長    澄   川       淳      水  道 課  長    武   井   宏   見
本会議に出席した事務局職員      議 会 事 務 局 長    木   村   晴   彦      書       記    平   岩   春   菜      録       音    高   坂   克   美
議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
  相互に礼。
  ご着席願います。

    開議の宣告
議長(北堀一廣議員) 皆さん、おはようございます。議員各位には第215回滑川町議会定例会第6日目にご参集をいただきまして、まことにありがとうございます。
  ただいまの出席議員は14名全員であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
  なお、本日教育委員会横塚元幸教育長職務代理者より欠席の連絡を受けておりますので、ご連絡を申し上げます。
  なお、本日の議事日程は、お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
                                   (午前10時00分)

    議案第73号の説明、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第1、議案第73号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第73号 滑川町町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてをご説明申し上げます。
  提案理由でございますが、平成30年8月10日付の人事院の勧告を踏まえ、町長、副町長及び教育長の期末手当を改定する措置を講じる規定を制定いたしたく、地方自治法第96条第1項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
  それでは、添付をされております新旧対照表をごらんいただきたいと存じます。新旧対照表の右側が改正前、左側が改正後でございます。それぞれアンダーラインの引いてある箇所が改正部分となります。
  最初に、新旧対照表の第1条関係の内容につきましてですが、ことしの人事院勧告に基づき、期末手当の支給月数の引き上げ、0.05カ月を行うものでございます。町長、副町長及び教育長につきましては、勤勉手当はございませんので、期末手当を引き上げる内容となります。既に6月に規定の支給月分100分の212.5、月に換算しますと2.125カ月の支給がされておりますので、12月の一時金の支給を変更するものとし、現行の100分の227.5、月に換算しますと2.275カ月を0.05カ月引き上げ、100分の232.5、月に換算しますと2.325カ月とするものです。これにより記載はされておりませんけれども、年間支給月は100分の440、月に換算しますと4.40カ月から100分の445、月に換算しますと4.45カ月の0.05カ月の引き上げとなります。
  続いて、裏面の第2条関係の新旧対照表をごらんください。ことしの勧告内容が平成31年度以降は一時金の支給につきまして、6月支給と12月支給の支給月数を同じにする勧告内容となっております。先ほど申し上げました年間支給月数100分の445を半分ずつ、6月及び12月に振り分け、100分の222.5とする改正でございます。
  なお、改正文の中の附則に記載してありますが、この条例の施行日は公布の日から施行することといたします。ただし、第2条の規定は平成31年4月1日から適用し、第2条の規定は平成30年12月1日から適用するものでございます。
  以上で説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  質問時間は、答弁を含み30分といたします。
  質問形式は、対面一問一答方式とします。
  議長より指名を受けた質問者は、質問席につき質疑に入ります。
  1回目に一括質疑、あるいは一括答弁、または最初から一問一答方式にするかは、質問者に委ねます。
  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第73号 滑川町町長等の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(北堀一廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。

    議案第74号の説明、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第2、議案第74号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第74号 滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明いたします。
  提案理由ですが、平成30年8月10日付の人事院の勧告を踏まえ、一般職職員の給料表及び勤勉手当を改定する措置を講じる規定を制定いたしたく、地方自治法第96条第1項の規定により、議決を求めるものです。
  改正の内容ですが、今回の改正は一般職の勤勉手当を年間0.05カ月、給料を0.2%引き上げる改正内容となります。
  添付をされております新旧対照表をごらんください。まず、第1条関係の新旧対照表ですが、滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部改正ですが、第14条の5第2項第1号中、一般職の職員ですが、100分の90、月に換算して0.9カ月を100分の95、月に換算して0.95カ月、0.05カ月の引き上げを行い、同項2号中、これは再任用職員になりますが、100分の42.5、月に換算して0.425カ月を100分の47.5、月に換算して0.475カ月の0.05カ月の引き上げをいたします。
  また、別表第1、第3条関係の行政職給料表を下記のとおり改めます。給料表につきましては、アンダーラインがありませんが、全ての号給において金額の差はあるものの、平均0.2%を引き上げをされております。
  続きまして、新旧対照表、最後のページをお開きください。第2条関係の滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を次のように改正します。最初に、期末手当関係ですが、第14条の2第2項中のアンダーライン部分の6月に支給する場合においては100分の122.5、12月に支給する場合においては100分の137.5までを左側のように100分の130に改めます。これは今回の勧告により、先ほど町長等の説明と同様に、期末手当において6月と12月の支給月を平準化する勧告もされている関係から、年間支給月を2分の1ずつ振り分けるための改正となります。
  続いて、勤勉手当第14条の5関係ですが、第2項第1号中のアンダーライン部分にある100分の95を100分の92.5に、同項第2号中、100分の47.5を100分の45に改正いたします。これは先ほど提案したことしの勤勉手当の改定をいたしましたが、やはり年間支給月数の2分の1ずつを6月と12月に振り分けるための改正となります。一般職においては、期末手当と勤勉手当を合算すると、6月及び12月の支給月数100分の222.5となります。町長等の支給月数と同じになります。
  なお、条例改正の議案書の本文の附則に記載、提案してあるとおり、第2条関係については平成31年4月1日から施行、第1条関係の別表1の給料表改正の適用は平成30年4月1日からの適用、また改正後の期末手当関係は平成30年12月1日から適用することといたします。
  以上が滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の説明といたします。よろしくご審議をお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  菅間孝夫議員。
          〔1番 菅間孝夫議員登壇〕
1番(菅間孝夫議員) 1番、菅間孝夫です。議長のお許しをいただきましたので、質問させていただきます。
  ラスパイレス指数の話なのですが、ことし30年度のラスパイレス指数は、滑川町はどのようでしょうか、お尋ねします。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 菅間議員さんの質問に答弁いたします。
  本年のラスパイレス指数につきましては、現在試算中ということで、まだ正確な公表はされておりません。ということで、決まり次第皆さんのほうにお示ししたいと思います。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 菅間議員。
1番(菅間孝夫議員) それでは、29年、28年度のラスパイレス指数をお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 菅間議員さんの質問に答弁いたします。
  正確な数字はちょっと手元にありませんけれども、29年に102.幾つでしたか、そのくらいの数字になりましたけれども、それが県内の町村の中で1位になっていました。その関係から、町長と相談しまして、組合等の協力を得ながら全職員の1年間の延伸を昨年行ってまいりました。
  28年度の数字はちょっと記憶にありませんので、この後おっしゃった数字は持ってまいりたいと思います。よろしくお願いします。
議長(北堀一廣議員) 菅間議員。
1番(菅間孝夫議員) 前回ラスパイレス指数の質問をさせていただきましたところ、28年度には数字がぐっと下がって109、県内で16位、全国で千六百幾つ自治体があるのでしょうか。その中から140位という位置にありました。昨年、29年4月1日ですと、埼玉県ですと5番目、町というところですと1番目でございます。それから、全国的に見ますと、1,673の自治体、指定都市と中核都市を除いておりますけれども、29年度第13位、市、村、町ありますけれども、13位、102.6でなっております。町で見ますと、全国でも1番です。どうして一旦順位が下がったのにまた上がるような結果になったのでしょうか、お尋ねします。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、菅間議員さんの質問に答弁いたします。
  ラスパイレス指数につきましては、試算のやり方ということでいろいろと問題があるわけですけれども、現在示されている指数については、受け入れるしかないかなと思います。例えば5年刻みの平均という形で国との比較になるわけですけれども、滑川町のように職員が偏っている場合、そうすると、そこの平均額が上がってしまうと。そうすると、国のように平均的に職員が張りついている給料表と比較したときは、それだけで数字が上がってしまう可能性はあります。それから、あとは町村的に国より初任給等の格付が今でいう4号俸ですか、高く設定してあるところもございます。これは長い間のいろんな取り決めで行っているもので、国と国の昇給の方法は違いますので、一概に言えないのかなと思います。
  それから、例えば税務課の職員、教育委員会の職員等が除外されている場合があります、計算するときに。それなもので、その年々で変化が必ず起きてしまうというのが現状になります。いろいろと町としましても、ラスが高くあるということについては非常に懸念していますので、組合とも相談しながらそういった格付、昇給の問題等もこれから解決していかなければならない問題かなと思っております。しかしながら、先ほど言ったように職員構成によって数字が変わってしまうというものを、いまだにその数字しか使われないというのに対しては、個人的にはいかがかなという気持ちは持っていますけれども、ただ数字として発表されてしまえば、やはりそれに対しては是正をしていかなければならないという考えでおりますので、今後もご理解をよろしくお願いしたいと思います。
議長(北堀一廣議員) 菅間議員。
1番(菅間孝夫議員) そういう理由のようですけれども、それでは現給保障を廃止することになっておりましたが、廃止されたのでしょうか。
  それと、地域手当はどうなっておりますか、お尋ねします。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 菅間議員さんの質問に、総務政策課長答弁いたします。
  ご指摘の点については、前任者が隣にいましたので、既に廃止はしてあるそうです。
  それから、地域手当については6%の支給率となっております。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 菅間議員。
1番(菅間孝夫議員) 現給保障は、ことしの4月から廃止になっているようです。
  地域手当なのですが、比企郡内ですと滑川町だけが地域手当が支給されております。どうして滑川町だけがそのようになっているのですか、お尋ねします。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、菅間議員さんの質問に答弁いたします。
  地域手当につきましては、今の制度になってから一旦廃止はされましたけれども、滑川町の場合はパーソントリップといって、東京へ勤めている人間が実質的に多い場合は、そういった地域手当を支給してもよい団体になっております。そんな関係で町は支給しております。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 菅間議員。
1番(菅間孝夫議員) 滑川町だけが比企郡内で指定を受けているのでしょうか、お尋ねします。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、菅間議員さんの質問に答弁いたします。
  先ほど言ったとおり、そのパーソントリップという方式というのですか、その関係で町が該当するということで、滑川町は支給できるという地域になっています。ほかの地域については、そこが該当しないので、一旦廃止されたままになっています。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 菅間議員。
1番(菅間孝夫議員) 私の知識ではそこまでわかりませんでしたので、これ以上はお尋ねしません。
  臨時職員の給料の話なのですが、現在は幾らになっておりますでしょうか、時給の話です。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、菅間議員さんの質問に答弁いたします。
  臨時職員も種類はありますけれども、一般的な臨時職員につきましては、1時間当たり900円ということになっています。
議長(北堀一廣議員) 菅間議員。
1番(菅間孝夫議員) 去年の4月1日ごろからの資料ですと、880円と出てくるのです。郡内のほかの地域は大体900円を超えているところなのですが、滑川町は900円になっているのでよろしいのですね。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、菅間議員さんの質問に答弁いたします。
  町としましては、最低賃金を上回るように改定を行ってきております。この10月から900円に引き上げを行っております。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 菅間議員。
1番(菅間孝夫議員) たしか29年10月1日施行の臨時職員の賃金を見ますと、880円ということになっておりますので、最低賃金から超えているのでしょう。臨時職員も頑張っておりますので、何人ぐらい滑川町の臨時職員はおりますか。郡内のほかの町の人数も大体教えてください。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、菅間議員さんの質問に答弁いたします。
  臨時職員につきましては、的確な数字はわかりませんけれども、四十数名いるはずです。現在一般職が136か7ぐらいでしたか。臨時職員の方が四十数名で、総数で180ぐらいの職員体制になっています。郡内についてはちょっと資料がございませんので、またの機会にお示ししたいと思います。よろしくお願いします。
議長(北堀一廣議員) 菅間議員。
1番(菅間孝夫議員) ありがとうございました。これで質問を終わります。
議長(北堀一廣議員) ほかに質疑ありますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第74号 滑川町一般職職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(北堀一廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。

    議案第75号の説明、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第3、議案第75号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  小柳健康福祉課長に提出議案の説明を求めます。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、議案第75号 滑川町こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
  提案理由でございますが、関連法に基づく規定の追加と事務手続の明確化を図るため、滑川町こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
  改正の内容でございますが、お手元の新旧対照表をごらんいただきたいと存じます。初めに、第2条、定義でございますが、こちらは文言の整理でございます。
  続いて、第3条、支給対象でございますが、第2項で規定しております除外対象に、新たに第3号として児童福祉法に規定されている施設入所児に関する条文を追加し、以下項番の繰り下げとあわせ、文言の整理を行ったものでございます。
  続いて、第5条、支給の方法につきましては、文言の整理を行ったものでございます。
  続いて、第6条、受給資格者の登録でございますが、事務手続の明確化を図るため、加筆、変更を加えるもので、第2項には受給資格者の認定及び台帳への記載について、第3項には別居に係る場合の認定について、また第4項には資格証の交付についての規定をそれぞれ定めさせていただきました。
  続いて、第7条、届け出の義務でございますが、こちらも事務手続の明確化を図るため、改正を行うものでございます。
  なお、今回の改正につきましては、文言の整理によるものを除き、本年行われました埼玉県による事務手続監査でご指摘を受けたもので、現在受給されている方が対象外となる事例はございません。
  施行期日は、公布の日からとなります。
  以上で議案説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第75号 滑川町こども医療費支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(北堀一廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第75号は原案のとおり可決されました。

    議案第76号の説明、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第4、議案第76号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  小柳健康福祉課長に提出議案の説明を求めます。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、議案第76号 滑川町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
  提案理由でございますが、中国在留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の名称変更があったため、滑川町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
  改正の内容でございますが、新旧対照表をごらんいただきたいと存じます。対象者として第3条に規定しております第3条第3項第2号の規定でございます。こちらに書かれている法律の名称の変更があり、こちらの改正を行うものとなっております。
  なお、施行は公布の日からとなります。
  以上で議案説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第76号 滑川町ひとり親家庭等の医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(北堀一廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第76号は原案のとおり可決されました。

    議案第77号の説明、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第5、議案第77号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  小柳健康福祉課長に提出議案の説明を求めます。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、議案第77号 滑川町重度心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてご説明申し上げます。
  提案理由でございますが、埼玉県重度心身障害者医療費支給事業補助金交付要綱の改正に伴い、滑川町重度心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例を制定したく、地方自治法第96条第1項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
  改正の内容でございますが、お手元の新旧対照表をお開きいただきたいと存じます。初めに、第4条でございますが、こちらにつきましては、文言の整理に続き、第2項で所得制限の対象者を、また第3項では災害等に見舞われた場合の例外の規定をそれぞれ新たに加えるものでございます。
  続いて、第5条、受給資格の登録でございますが、こちらも文言の整理によるものと、新たに第2項として、申請者に対する町の事務手続を明確化いたしました。
  続いて、第6条、受給者証の交付でございますが、第2項を削除し、文言の整理により条文を改めるものでございます。
  続いて、第9条、届け出の義務でございますが、こちらも文言の整理に加え、新たに第2項として、不正が行われないよう受給資格者に対して所得の状況を届け出る規定を設けるものでございます。
  続いて、お手元にございます議案書の附則をお開きいただきたいと存じます。こちらに条例の施行日を平成31年1月1日というふうにするとともに、現在受給されている方の経過措置として、平成34年9月までこの経過措置のほうを継続するということを定めさせていただきました。
  以上で議案の説明とさせていただきます。ご審議のほどをよろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
  阿部弘明議員。
          〔11番 阿部弘明議員登壇〕
11番(阿部弘明議員) 11番、阿部です。よろしくお願いいたします。
  所得制限を設けるということで、これまでなかったのではないかなというふうに思うのですが、具体的にはどういうふうな制限になるのか教えてください。
議長(北堀一廣議員) 小柳健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  こちらの改正の趣旨でございますけれども、この重度心身障害者医療費助成事業を安定的かつ継続的に維持をするため、所得制限を行うという内容になっております。具体的な制限の内容につきましては、一例としてなのですけれども、扶養親族がいない場合、年間の所得として360万円程度以上の収入のある方につきましては、こちらの助成の対象外となるといった内容になっております。給与所得に換算しますと500万円ちょっと金額収入がある方というものになりますので、ご理解をいただければと思います。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(北堀一廣議員) 阿部議員。
11番(阿部弘明議員) いずれにしても重度心身障害者の助成、これまでの目的からいってもこの医療費助成というのは非常に重要だというふうに思うのですが、県の制度ですね。これが改悪されるということについて、先ほどの趣旨について説明ありましたが、これ簡単にそういうことで制限を設けていいのかなというふうに思うのですけれども、県がどういうふうに説明しているのかなというふうに思うのですが、どうなのですか。例えば所得制限がやっぱり必要だというようなことになると、何でもかんでもそういうふうになりがちなのですが、いかがでしょう。
議長(北堀一廣議員) 小柳健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  県の説明というお話がございました。県のほうもこちらの制度全般につきましては、国の社会保障改革の中で進められているものになっておりますので、県としても恐らく国に対して意見のほうは出している可能性が高いと思います。ただ、制度上こういったものが入ってきておりますので、これにのっとって行うのが我々の仕事になりますので、その点はご理解をいただければというふうに考えます。よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 阿部議員。
11番(阿部弘明議員) いずれにしても国、県の方針に沿った形での条例の改正ということになるわけですけれども、いずれにしてもこれが与える影響というのは、町の場合どのぐらいの方々に影響が与えられるのか教えてください。
議長(北堀一廣議員) 小柳健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  現在滑川町でこちらの支給対象となっておられる方につきましては、現在336名という人数を把握しております。このうち、この新しい制度のほうで該当になる方というのは、細かくはちょっと見ていないのですけれども、恐らく1桁の人数であるかというふうに推察をしているところです。なお、先ほど附則のところでも申し上げましたけれども、平成34年の9月末までは、現在受けている方につきましては現行の制度がそのまま保障されるという内容になっておりますので、その点のご理解もお願いをしたいと存じます。
  以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 阿部議員。
11番(阿部弘明議員) いずれにしてもこういった福祉制度に所得制限を設けていく国の方針については、やはり町としても異議を唱えていかなければいけないのではないかなというふうに思います。やはり所得に応じた制度というのを今どんどん導入されているわけですけれども、あくまでも福祉ですので、それはもう重度心身障害者の方々への医療費助成は公平に行うべきだというふうに思います。
  以上で私の質問を終わります。
議長(北堀一廣議員) ほかに質疑ありますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第77号 滑川町重度心身障害者医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手多数〕
議長(北堀一廣議員) 賛成多数。
  よって、議案第77号は原案のとおり可決されました。

    議案第78号の説明、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第6、議案第78号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第78号 平成30年度滑川町一般会計補正予算(第3号)の議定について説明いたします。
  補正予算書の1ページをお開きください。議案第78号 平成30年度滑川町一般会計補正予算(第3号)、平成30年度滑川町一般会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億7,105万1,000円を追加し、歳入歳出それぞれ63億3,310万5,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  第2条 債務負担行為の追加は、「第2表 債務負担行為補正」による。
                          平成30年12月5日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  8ページをごらんください。最初に歳入ですが、款1町税、項1町民税においては、個人所得の増加分として、個人町民税4,000万円、景気好転による企業からの法人町民税3,000万円の収入を見込み、項2固定資産税については、ソーラーパネルや工場の機械の増設により、3,000万円の増収を見込んでの補正予算を計上しております。
  下段の款14国庫支出金、項1国庫負担金、目2民生費国庫負担金ですが、節2障害福祉費国庫負担金として、障害福祉サービス介護給付費・訓練等給付費負担金として、今後の支出見込みである費用の国庫負担分として3,001万4,000円、節3児童福祉総務費国庫負担金として、保育所運営費負担金として154万1,000円、障害児通所支援給付費負担金として442万5,000円増額補正をして計上しております。
  9ページをごらんください。中段の款15県支出金、項1県負担金の目2民生費県負担金につきましては、先ほどの国庫負担金と同様に、節2障害福祉県負担金として、障害福祉サービス介護給付費・訓練等給付費負担金として、今後の支出見込みの県負担分として1,500万7,000円、節3児童福祉総務費県負担金として、保育所運営費負担金77万円、障害児通所支援給付費負担金として221万2,000円増額補正をするものでございます。
  下段の款15県支出金、項2県補助金、目2民生費県補助金、節2障害福祉費県補助金65万9,000円を超重心児等家族に対するレスパイトケア事業補助金、児童福祉総務費県補助金では、乳幼児医療費支給事業補助金に107万2,000円、多子世帯保育料軽減事業補助金として307万5,000円、今後の支出を見込み、補助金の増額補正を計上するものです。なお、レスパイトケアとは聞きなれない事業ですが、直訳いたしますと息抜きという意味で、超重度の障害児を在宅で介護している保護者の負担軽減のために一定期間障害児を入院させたときの補助制度でございます。
  以上が歳入の補正の主なものでございます。
  続いて、歳出11ページをお開きください。歳出につきましては、各課局における人件費につきましては、平成30年度人事院勧告による給与改定による給料、職員手当の増額が見込んでありますが、職員の出産育児休暇や人事異動に伴う補正または職員の退職等により、総額では減額補正となっておりますことを説明とし、各課局の人件費の内容説明につきましては省略をさせていただきます。
  それでは、主なものについて説明をいたします。12ページの上段をごらんください。節26寄附金として、平成30年度北海道胆振東部地震見舞金10万円を支出するため、埼玉県町村会からの依頼により補正をいたしました。なお、見舞金につきましては、町村会が立てかえによりまして、既に支払い済みでございます。
  少し飛びまして、15ページをお開きください。款2総務費、項4選挙費、節6町長選挙費関係ですが、選挙が終了し、費用の確定により節3職員手当から節18備品購入費まで、おのおの減額補正をいたしました。
  目7県議会議員選挙費についてですが、31年4月早々の選挙が予定されており、告示が3月になる関係から、30年度予算に報酬及び旅費を補正計上するものでございます。
  目8町議会補欠選挙においても町長選挙同様に9月実施により額が確定したために、各節を減額補正をするものでございます。
  17ページをごらんください。款3民生費、項1社会福祉費、中段の目3障害福祉費ですが、歳入のところで説明したとおり、国、県の補助を受け、節19負担金、補助及び交付金として障害福祉サービス介護給付費・訓練等給付費を初めとした説明欄にある各事業に対して、利用人数や利用回数の増加により、今後の給付の不足分を見込んで補正したものでございます。
  続いて、18ページをごらんください。款3民生費、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費ですが、節13委託料として保育実施委託料6,453万3,000円、節19負担金、補助及び交付金として障害児通所支援事業給付費負担金883万3,000円、節20扶助費としてこども医療費2,708万4,000円、児童手当費1,232万6,000円を入所児童の増加や支給人数、支給件数の増加等により増額補正をするものでございます。
  19ページをごらんください。上段の節23償還金、利子及び割引料ですが、平成29年度国庫及び県の児童福祉費負担金の額が確定したことにより、返還金が生じたための補正をするものでございます。
  少し飛びまして22ページをごらんください。款4衛生費、項1保健衛生費、目2予防費、節13委託料ですが、妊婦健康診査業務委託料の今後の見通しの不足分として90万円、予防接種委託料として787万2,000円の増額補正、高齢者インフルエンザ予防接種委託料52万7,000円については、前年度決算額まで需要を見込んでの補正でございます。節20扶助費として養育医療費140万円を計上、これは1歳児未満の障害児に対する医療費の一部負担をこども医療費とは別として、扶助費として支払うための補正でございます。
  続いて、目4水道事業費、節19負担金、補助及び交付金42万円ですが、水道事業経営戦略策定経費として水道会計へ繰り出すものでございます。今後の水道料金や水道事業等の見通しを立てるための策定事業でありますが、繰出金の2分の1が特別交付税措置されるために繰り出すものでございます。
  24ページをごらんください。款6農林水産業費、項1農業費、目5農地費、節13委託料として、ため池耐震性点検・ハザードマップ作成業務委託料150万円を補正計上いたしました。平成25年に実施したため池一斉点検の結果を受けて、特に危険と認められるため池のより詳細な調査を実施するための予算の計上でございます。
  少し飛びまして、27ページをごらんください。中段にあります款9消防費、項1消防費、目3消防施設費、節15防火貯水槽撤去工事費216万円ですが、借地をさせていただいた地主の方からの申し出により、大字都地内の防火水槽を撤去するための予算計上となっております。
  28ページをごらんください。款10教育費、項1教育総務費、目3教育振興費、節19負担金、補助及び交付金ですが、私立幼稚園就園奨励費補助金の申請を受け付けたところ、当初見込みより多く予算不足が見込まれるために44万9,000円の増額補正をし、また認定こども園等施設型給付費負担金101万円については、新たに認定こども園がふえたことによる増額補正となっております。
  最後に、飛びまして33ページをごらんください。款14予備費、項1予備費、目1予備費ですが、今回の一般会計補正予算不足分に充当するために予備費を2,872万9,000円減額補正するものでございます。
  以上、雑駁ではありますが、一般会計補正予算の説明とさせていただきます。よろしくご審議をお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 質疑に入る前に、ここで暫時休憩をいたします。再開は午前11時5分といたします。
          休 憩  (午前10時50分)

          再 開  (午前11時05分)
議長(北堀一廣議員) 再開します。
  これより質疑に入ります。
  井上奈保子議員。
          〔5番 井上奈保子議員登壇〕
5番(井上奈保子議員) 5番、井上です。何点か質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。
  それでは、最初にこの予算書の9ページのレスパイトケア補助金のところですけれども、これは説明ですと超重心児等の家族への補助金ということで説明を受けました。これは、この重度心身の子どもたちを見ているご家族の方が、その子どもさんたちが入院しているときに息抜きというか、体を休めるという意味でのそういうための費用ということで、すごくこれが131万8,000円ですか、支出出ておりますが、これは補助金、負担金のところで多分県の補助金かなと思いますけれども、この超重心児等ってあるのですけれども、ここではこの超重心児と、それからほかにはどの程度のお子さんがここには含まれているのでしょうか。
議長(北堀一廣議員) 小柳健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、井上議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  こちらは超重度心身障害者等となりますけれども、一番身近な例としてなのですけれども、例えば交通事故等に遭って意識がなかなか戻らなくて、病院のほうも治癒する見込みがないとなりますと、病院のほうは退院をせざるを得ない状況になります。そういったときにご家庭に帰ってくるわけですけれども、そういったところで家族の負担を軽減するために入院措置等をとりながら、今後のケアをしていくといった内容のものになっておりますので、ご理解をいただければと思います。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(北堀一廣議員) 井上議員。
5番(井上奈保子議員) それで、今重度心身児等という、等というのがありますね。すると、重度心身児等というのはどういう意味ですか。
議長(北堀一廣議員) 小柳健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、井上議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  こちらですけれども、等の扱いでよろしいでしょうか。例えばですけれども、一例として障害者の関係です。障害者の手帳だとかの取得をする必要がございます。ただ、手帳の取得にはある程度の経過期間というのを見なければなりませんので、その間を同様に見ていくといったような内容になっておりますので、ご理解をいただければと思います。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(北堀一廣議員) 井上議員。
5番(井上奈保子議員) 確かにこの超重度心身障害児をお持ちのご家庭は、いろんな面で大変なところがあるかなというふうに思いますけれども、現在滑川町の中では、この超重度心身児のいらっしゃるご家庭は何件ぐらいありますか。
議長(北堀一廣議員) 小柳健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、井上議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  補正予算前につきましては、該当者はございませんでした。今回具体的なものになってしまいますけれども、ことしの8月、山田のほうで交通事故がございました。この方が現在病院に入院中なのですけれども、病院のほうから退所する予定があるということで、予算の措置をとらせていただいたものになっております。
  以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 井上議員。
5番(井上奈保子議員) はい、了解いたしました。
  次に、2番目の質問をいたします。10ページの埼玉県利用者支援事業、括弧して母子保健型の、そこへ補助金が31万5,000円ということで減額になっておりますが、これについてご説明をお願いします。
議長(北堀一廣議員) 會澤健康づくり課長、答弁願います。
          〔健康づくり課長 會澤孝之登壇〕
健康づくり課長(會澤孝之) 健康づくり課長、井上議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  こちらは10月から仮稼働しました子育て世代包括支援センターの関係の補助金を使うお金なのですが、仮稼働しまして必要のない額が決まってきましたので、そちら辺の整理した金額を減額させていただきました。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 井上議員。
5番(井上奈保子議員) そうしますと、この支援事業というのは、ただいま會澤課長さんが申しましたように子育て支援センター、これが母子保健型ということなのですか。
議長(北堀一廣議員) 會澤健康づくり課長、答弁願います。
          〔健康づくり課長 會澤孝之登壇〕
健康づくり課長(會澤孝之) 健康づくり課長、井上議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  こちらでいう括弧書きになっています母子保健型というのが今現在仮稼働しています子育て世代支援包括センターのほうで行う内容なのですが、これは幅広くいろんな支援をしていくという中から、当町で何をしていくかという中で選んだのがこの母子保健型ということであります。内容については、妊娠された女性の方が保健センターのほうに母子健康手帳を交付に来られます。そのときに、今までも同じようにやっていたのですが、母子保健型を導入することによって、さらに一歩、二歩踏み込んで胎児、お母さん、それから出産後に至っているまで、そのお子さんの健康状態、それからお母さんの精神状態、健康状態を見守っていくということで始めた事業になります。それを母子保健型として進めていっているところです。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 井上議員。
5番(井上奈保子議員) 冒頭の埼玉県利用者支援事業というこれが、括弧は母子保健型となっておりますけれども、ただ埼玉県利用者支援事業というのだと、これを見ただけでは何なのだかちっとも理解できないのです。これを先ほどの子育て支援センター、そのようなことで説明があればなのですけれども、ただ埼玉県利用者支援事業というのだと、何なのだかちょっとわからないので、私質問したのですけれども、こういう書き方というのはどういうことなのですか。
議長(北堀一廣議員) 會澤健康づくり課長、答弁願います。
  暫時休憩します。
          休 憩  (午前11時14分)

          再 開  (午前11時15分)
議長(北堀一廣議員) 健康づくり課長、答弁願います。
          〔健康づくり課長 會澤孝之登壇〕
健康づくり課長(會澤孝之) 健康づくり課長、井上議員さんのご質問に回答いたします。
  今おっしゃられたように、項目ではちょっとわかりにくいのですが、県のほうの補助金の名称があります。こちらが取りまとめてですが、健康福祉課さんのほうでいろんな補助金とともに補助申請をする項目のうちの一つになっています。その名称を使わせていただいていますので、大変申しわけないのですが、ちょっとわかりにくい名称となっておるところをご理解いただきたいと思います。
議長(北堀一廣議員) 井上議員。
5番(井上奈保子議員) ただいまご説明いただきまして、県のほうからの名称だということで、そのままこれが載せてあるということを今お聞きいたしましたけれども、ただ私も、ほかの人もこれを見ただけでそれがイコール子育て支援のセンターのことかなということをちょっと想像つかないのです。ですから、町自体としてもそのような、もう少し町としてそれを砕けて、ふいと見てわかるような、そういうことに書きかえるとか、そういうこと、これはしてはいけないのですか。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、井上議員さんの質問に答弁いたします。
  してはいけないということはないと思いますけれども、先ほど會澤課長言ったとおり、補助金名等を名称として使う例は、ほかにもたくさんあるのだと思います。私の補正予算の説明にでもそういったことも加えておけば、また丁寧だったのかもわかりませんけれども、先ほどのレスパイトケアとか、聞きなれないなと思いましたので、あれはあえて注釈を入れましたけれども、ほかについては補助金名だなという形で、私はそのまま説明を省いたのですけれども、その辺についてはまた今後もいろいろ気をつけていきたいと思いますので、よろしくご理解をお願いします。
議長(北堀一廣議員) 井上議員。
5番(井上奈保子議員) 今のご説明ありがとうございました。
  次に、18ページの民生費の節19負担金、補助及び交付金のところでございますが、障害児通所支援事業給付費負担金が計上されておりますが、ここの障害児通所支援事業の通所は、障害児が通所しているこの事業所ですが、ここは通所は何カ所あって、そこへ通所している障害児さんは何人いらっしゃるかお聞きしたいと思います。
議長(北堀一廣議員) 小柳健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、井上議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  通所している施設の数及びその人数というご質問でございました。申しわけございません。今手元に細かい資料がございませんので、後ほど精査してご報告をさせていただきたいと思います。
  以上、よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 井上議員。
5番(井上奈保子議員) それでは、もう一点だけお願いいたします。
  28ページの教育振興費、節19負担金、補助及び交付金のところで、認定こども園等施設型給付費の負担が101万円計上されております。先ほどの大塚総務政策課長さんの説明ですと、新たに認定こども園ができた、ふえたということで、この費用を計上するという説明がありましたけれども、どこにこの認定こども園ができたのですか。
  そしてまた、そこで受け入れている人数は、これから受け入れるわけですか。もしこれからそういう受け入れる、あるいは今まで保育所、あるいは保育園だったところが認定になったか、人数的にちょっとわかりませんが、それをお聞きしたいと思います。
議長(北堀一廣議員) 澄川教育委員会事務局長、答弁願います。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、井上議員のご質問に答弁させていただきます。
  認定こども園等施設型給付費負担金の増額についてですが、冒頭大塚総務政策課長からありましたとおり、新規で認定こども園が1園ふえてございます。これは東松山市にあります聖ルカ幼稚園、こちらが子ども・子育て支援制度を今年度から導入いたしまして、認定こども園としてスタートしております。そちらに係る給付費負担金となります。滑川町からは2名の方が通園していらっしゃいます。
  以上でございます。
議長(北堀一廣議員) 井上議員。
5番(井上奈保子議員) ただいま澄川局長のほうから説明いただきまして、了解いたしましたけれども、1つもう既に認定こども園が東松山にもできておりまして、また新たに聖ルカ幼稚園だったところが、今度聖ルカのこども園になったというわけで、そうすると、この近くでは2つもう近隣ではできているということでございますね。ただいま町内から2名の方がこの聖ルカのこども認定保育園へ入園というお話が、今説明がありました。やっぱり保育所、保育園も大変利用者も多くって、今まだなかなか入れない子どももいらっしゃる。それは保護者が希望しているところには入れないのだという、そういうお話もありますけれども、なるべく子どもさんが待機児童にならないように、そういうところにどんどん入所できるような、そういうことでふえていって、つくっていっていただければいいかなというふうに思っております。
  それでは、先ほどの障害児の通所支援事業、そこのところの答弁また後でいただきたいと思いますが、以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
議長(北堀一廣議員) ほかに質疑ありますか。
  上野葉月議員。
          〔3番 上野葉月議員登壇〕
3番(上野葉月議員) 3番、上野葉月です。議長のお許しを得ましたので、質問させていただきます。
  まず1点目が先ほどの井上議員と同じく、28ページの私立幼稚園就園奨励費補助金及び認定こども園等施設型給付費負担金についてなのですけれども、恐らくここが臨時的にふえるというのは、町内の方が滑川幼稚園に行かずに町外の幼稚園またはこども園を利用しているということだと思います。それで、ことし滑川町滑川幼稚園の説明会でも新規の保護者というか、入園の希望書を出した子は100人の定員に対して75人程度だったと聞いています。子どもの数自体は減っているわけではないのに、滑川幼稚園の利用者というのは少し減る傾向にあるのかなと思うのですが、この原因というのがやっぱり午後預かりがなかったりだとか、帰ってくる時間がほかの近隣の幼稚園と比べて1時半ぐらいでとても早いので、利用しづらいのが原因なのではないかなと思うのですが、滑川町の滑川幼稚園の午後預かり、あるいは降園時間の検討等について何か考えていらっしゃることはありますでしょうか。
議長(北堀一廣議員) 澄川教育委員会事務局長、答弁願います。
          〔教育委員会事務局長 澄川 淳登壇〕
教育委員会事務局長(澄川 淳) 教育委員会事務局長、上野葉月議員のご質問に答弁させていただきたいと思います。
  私立幼稚園の就園奨励費の補助金並びに認定こども園の施設型給付費負担金の補正につきましては、当初の見込みに対しての増額ということになりますので、数字的には補正予算という形で増額の補正となっております。私立幼稚園の就園の人数につきましては、実は昨年とそれほど大きな変更はございません。当初の予算を組むときに新入園児、3歳児ですか、が新しく何人ぐらい入ってくるかというのがちょっと見込み切れないというところもありまして、年度途中で補正をさせていただいております。
  また、認定こども園につきましても聖ルカ幼稚園、今までも私立幼稚園という形で滑川町から就園されている方はいらっしゃったのですが、それがやはり新入園児何人になるかわからないということで、ある程度数字が見えてくるこの時期まで補正のほうを少し待たせていただいたというのが正直なところでございます。
  ただ、上野議員おっしゃるとおり、滑川幼稚園の新入園児の入園希望者数だんだん減ってきているというのが事実でございます。これは、教育委員会としましては、やはり保育時間、上野議員がおっしゃるように幼稚園比較的早い時間で保育時間が終わってしまいますので、もうちょっと長く就労したいという保護者の方が多くいらっしゃるため、保育園または延長保育をやっている幼稚園等に就園されている方が多いのかなというのが、こちらのほうでも認識しているところでございます。
  滑川幼稚園でも延長保育、過去今までやっていた経緯がございます。これが3歳児保育をスタートした時点で保育室、それから教職員等の人材の確保という面で延長保育まで手が回らなくなったというのが正直なところでございます。その状態は今でもまだ続いておりまして、確保と入園時100名というところ、定員割れしているところではございますが、クラス数に関しては100名定員と同数のクラス数で今保育のほうを運営してございます。そのため、保育室のあきですとか、延長保育に係る職員の人材確保という点がまだできていないのが正直なところでございます。
  ただ、延長保育のニーズがあるということもこちらのほうは把握しておるところでございますので、このまま七十四、五名程度の新入園児が3年続いた場合については、クラス数を今ある学年4クラスから3クラスに減らして、空き教室をつくっての延長保育というのも考えられないことではないかと思います。その時期になりましたら、延長保育の再開についてもまた検討していきたいと思います。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(北堀一廣議員) 上野葉月議員。
3番(上野葉月議員) ありがとうございました。子育て中の方から比較的意見の多いことなので、検討していただければと思います。
  あともう一点質問したいのですけれども、22ページの款衛生費、節13委託料、予防接種委託料についてなのですが、787万円、結構大きい数字が出ているのですけれども、予想と違っての額だと思うのですけれども、どのような形でこれだけの予想との違いというのが、しかも予防接種って比較的予測が立てやすいのかなと思うのですが、どういう形でこれだけの差異が出てくるのでしょうか。
議長(北堀一廣議員) 會澤健康づくり課長、答弁願います。
          〔健康づくり課長 會澤孝之登壇〕
健康づくり課長(會澤孝之) 健康づくり課長、上野議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  この予防接種委託料については、内容が乳幼児対象、それから小中学生の対象者、それから高齢者の肺炎球菌ワクチンの接種と項目が多数ございます。これらをそれぞれ足したものを新年度で要求しておるところでございますが、それを査定で減額されている部分については、今回再度見直しをさせていただきまして、今後年度末までに必要となるかなという分について予算要求をさせてもらっております。
  内容についてなのですが、乳幼児については10種類以上の予防接種があります。B型肝炎、ヒブ、小児肺炎、四種混合、BCGといったものがあります。それから、小中学生については日本脳炎、二種混合、子宮頸がん、そういった予防接種があります。それから、高齢者については肺炎球菌ということで行っております。それぞれについて、毎年の乳幼児対象についてはそれぞれ受ける時期が決まっておりますので、年度当初におおむね対象者が出ています。それに対して毎回何回受けなければならないかという数字で出しております。その額について全員がそのまま受けるわけではないので、その案分した分を今回載せております。なので、全体足すと、案分でいくと大きな額になるのですが、それぞれの項目が多いということでご理解いただければと思います。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 上野葉月議員。
3番(上野葉月議員) ありがとうございます。乳幼児の予防接種はかなり数が多くなっていて、その子が例えば風邪を引いてしまうと、スケジュールどおりに打ち切れずに、例えば1歳をオーバーしてしまうなんていうこともよく生じるぐらいに、多分今予防接種の本数が多くなってしまっているので、そういう関係で額の増減というのが見込みよりも激しいのかなと、ちょっとその辺がご懸念してお聞きしたのですけれども、特にそういうことではなく、いろんなものを足し込んでいくと、そうなっていくという理解をいたしました。
  質問は以上です。ありがとうございます。
議長(北堀一廣議員) ほかに質疑はありますか。
  森田泰雄議員。
          〔7番 森田泰雄議員登壇〕
7番(森田泰雄議員) 7番、森田でございます。2点ほど質問させていただきます。
  まず24ページ、ため池耐震性点検・ハザードマップの作成というのですけれども、ため池の耐震性となると、非常にその調査が難しいのではないかと思うのですけれども、家やなんかですと耐震基準があるのですけれども、このため池については、その耐震基準というのがあって、どのようにしてやるのか、その辺ちょっと教えていただきたいと思います。
議長(北堀一廣議員) 吉田産業振興課長、答弁願います。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 吉田 浩登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、森田議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  ため池の耐震診断ということでございますが、ため池の命とも言えます堤体、こちらの崩壊防止というような形で堤体におきましてボーリング調査を行います。ボーリング調査を行いまして、地質調査というような形で、せん断係数というような形でどのくらいの地質の層を持っているかというような形で診断をいたしまして、それで耐震の検査を行うというような、そういうような形で検査を行うような診断となっております。
  以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 森田議員。
7番(森田泰雄議員) 堤体となると、堤体の中には中央に粘土が入っておるのですけれども、その辺でボーリングを何カ所ぐらいやったらその耐震が調査できるのか。
議長(北堀一廣議員) 吉田産業振興課長、答弁願います。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 吉田 浩登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、森田議員さんのご質問にご答弁させていただきます。
  ボーリング調査ということで、堤体に穴をあけるということでございます。本来であれば両脇、真ん中、3カ所やるのが一番いいのかと思うのですけれども、場合によっては両脇の2カ所というような形で検査をさせていただきまして、抜いた穴につきましては、新たに別の泥を入れまして補修をしておく、そのような形で対応しておるということでご理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 森田議員。
7番(森田泰雄議員) 2カ所ではちょっと足りないと思うのですけれども、ため池等の耐震基準というのはあるのですか。
議長(北堀一廣議員) 吉田産業振興課長、答弁願います。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 吉田 浩登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、森田議員さんのご質問に答弁させていただきます。
  先ほど質問に対しまして回答させていただきましたボーリング調査、こちらによりまして、その堤体のせん断係数、そちらを導き出します。そのせん断係数によりまして、今度はどれだけその堤体が水圧にもつか、そういう計算をさせていただきまして、そこが安全率、Fイコール1.2、ここの計算方式がありまして、この安全率、F1.2におさまるかどうか、これを計算上持っていくということで安全性を導き出し、この堤体は安全か、そろそろ補修をしないといけないかという形で計算上導き出すということでなっております。
  以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 森田議員。
7番(森田泰雄議員) はい、わかりました。堤体だけでなくて、沼は大きくなっていますけれども、その周辺の調査というのはしないのですか。
議長(北堀一廣議員) 吉田産業振興課長、答弁願います。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 吉田 浩登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、森田議員さんのご質問にご答弁させていただきます。
  町内にございますため池、ほとんど谷津沼ということで、谷津の一部をせきとめてつくったため池でございます。堤体以外につきましては里山、山の斜面というような形で考えておりますので、やはり堤体が一番の重要なところと考えておりますので、堤体についてのボーリング調査ということで実施をしている次第でございます。
  以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 森田議員。
7番(森田泰雄議員) どうもありがとう。
  次に、滑川町の沼の数が200と言っておるのですけれども、正式にはどのくらいありますか。
議長(北堀一廣議員) 吉田産業振興課長、答弁願います。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 吉田 浩登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、森田議員さんのご質問にご答弁させていただきます。
  埼玉県のため池データベースなのですけれども、こちらに載っている、登録している滑川町のため池が113カ所となっている次第でございます。そのほかにこれに載らない小さいため池等もあるかと思うのですけれども、それが合わせると200、昔でいう親子沼というような形で、上沼、中沼、下沼、そういうような形の中の堤体がもうなくなってしまい、1つの沼になったことも考えられますので、現時点では113カ所ということで把握をしている次第でございます。
  以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 森田議員。
7番(森田泰雄議員) そうしますと、今113カ所ですけれども、1つの沼に対して中沼、上沼とあるようなのは、とりあえず1つの沼として数えているらしいのですけれども、そうすると200にはちょっと届かないのですけれども、200と言っているのはどういう形で言っているのか。
議長(北堀一廣議員) 吉田産業振興課長、答弁願います。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 吉田 浩登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、森田議員さんのご質問にご答弁させていただきます。
  200というため池の数、こちらにつきましては、恐らく森田さんがご幼少のころは200ぐらいあったかと思います。現時点では底を埋め立ててしまった沼、あるいはゴルフ場内でもう見つかっていないような沼、そういったのもあるかと思いますので、滑川町において総数約200というのは、昔からの通説ということで、私も全て数えたわけでございませんので、200が本当にあるかどうかというのは、この場ではお答えできませんので、その辺につきましてはご理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 森田議員。
7番(森田泰雄議員) はい、わかりました。よくわからないようですけれども、今までに沼を埋め立てたというのは聞いていないのですけれども、その辺のこともあるのかもしれませんので、その辺で質問を終わらせていただきます。
  次に、27ページ、消防施設の中で防火水槽の撤去工事が入っておりますけれども、これはどこの場所ですか、教えていただきたいと思います。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、森田議員さんの質問に答弁いたします。
  これは先ほど説明の中に申し上げましたけれども、大字都地内です。関越の側道に隣接したとこに防火水槽があります。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 森田議員。
7番(森田泰雄議員) よく聞こえなかったのですけれども、どこですか、場所は。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 失礼しました。森田議員さんの質問に答弁します。
  大字都地内です。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 森田議員。
7番(森田泰雄議員) 都となると、都には幾つ消火栓がありますか。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、森田議員さんの質問に答弁いたします。
  大変申しわけございませんけれども、消火栓の数については、ちょっと今私は把握はしておりませんので、必要であれば午後また答弁させていただきます。よろしくお願いします。
議長(北堀一廣議員) 森田議員。
7番(森田泰雄議員) せっかく防火水槽ができておるのに撤去するというのはどういう理由かわからないのですけれども、一応この都地区においても消火栓の数はあっても、そんな太い線が行っていないと思うのです。消火栓から出せるのが65パイ、それで、消防車から取り出すのが65パイですから、何カ所あっても、1カ所をとってしまうと、なかなかほかからとれないというような状況なのですけれども、その地区の配管の径はどのくらいありますか。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、森田議員さんの質問に答弁いたします。
  何分にも手元に資料がありませんので、わからないことと、水道課のほうがどちらかというと答弁できやすいのではないかと思うのですけれども、恐らく手元に資料がないでしょうから、またの機会ということでよろしくお願いします。
議長(北堀一廣議員) 武井水道課長、答弁願います。
          〔水道課長 武井宏見登壇〕
水道課長(武井宏見) 水道課長、森田議員のご質問に答弁させていただきます。
  該当の詳細箇所を把握しておりませんが、都の関越の側道につきましては、南側が156センチです。150パイの本管が通っております。
  以上でございます。
議長(北堀一廣議員) 森田議員。
7番(森田泰雄議員) この消火栓の設置してある場所は公用地ですか、それとも私有地ですか。
議長(北堀一廣議員) 武井水道課長、答弁願います。
          〔水道課長 武井宏見登壇〕
水道課長(武井宏見) 水道課長、森田議員のご質問に答弁させていただきます。
  消火栓につきましては道路上に設置してございますので、所有は町となっております。
  以上でございます。
議長(北堀一廣議員) 森田議員。
7番(森田泰雄議員) それでは、なぜ撤去するのか、その理由をお聞かせいただきたいと思います。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、森田議員さんの質問に答弁いたします。
  今回お願いされたのは民地にある防火水槽です。民地に入っている防火水槽を所有者のほうでほかの利用をしたいので、防火水槽を撤去してほしいという申し出で今回撤去する。先ほど言ったのは消火栓ですから、道路上にあるものです。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 森田議員。
7番(森田泰雄議員) 幾ら民地であろうと、これは防火用の水槽でございますので、これ今何立米あるのかわかりませんけれども、撤去するということは余り賛成できないのですけれども、全く撤去しなければいけないのか、それとも残してもいいのか、その辺は見解を聞きたいと思います。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、森田議員さんの質問に答弁いたします。
  防火水槽の撤去につきましては、地主さんのほうから申し出があり、消防の担当と、それから消防署だとか、その辺の打ち合わせをちゃんとしまして、消火栓等も今数がふえてきておりますので、あればいいでしょうけれども、それが撤去されても対応はできると判断して、地主さんの申し出ですから、これは地主さんのほうに従ったということです。去年あたりも和泉地内にもやはり防火水槽を撤去してほしいというのがありましたけれども、今は消火栓が大分整備されているということがありますので、そこに頼らなくても大丈夫なのかなというふうに考えております。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 森田議員。
7番(森田泰雄議員) それで、この防火水槽で道路用地と私有地にまたがっているそうですけれども、私有地の面積はどのくらいありますか。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、森田議員さんの質問に答弁いたします。
  詳しい面積についてはちょっと把握していませんけれども、たまたまおとといその脇を私が通ったのです。ここの場所かというのは確認しましたので、面積についてはまた後でお知らせいたします。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 森田議員。
7番(森田泰雄議員) この地区は120パイの配管がされておるということでございますけれども、だんだんこの地区も人口がふえてきておりますので、120パイでもし火災が発生した場合には、消防車が2台程度しか放水できないと思うのですけれども、この防火水槽があれば、短期的にはすぐ水がかけられますけれども、なぜその私有地について撤去してくれという理由なのか、それを聞きたいと思います。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、森田議員さんの質問に答弁いたします。
  これはあくまでも私有地でございますので、所有者が別な利用方法をしたいということで申し出がございますので、これはそれに従うしかないなという考えでいます。何度も申しますけれども、今120とおっしゃいましたけれども、たしか150と水道課長は答弁しておりますので、消火栓についてもある程度あるし、また現在は火災のときは、水槽車等も直ちに行きますので、それなりの、それなりという言い方は申しわけございません、消火活動はしっかりできると私は思っております。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 森田議員。
7番(森田泰雄議員) わかりましたけれども、その民有地に設置してあるというのは、恐らく契約書があるかと思うのですけれども、その契約書をよく見ていただいて、その辺でやはりせっかく設置してあるものを撤去するのではなくて、そのまま継続していただくような形をとっていただけたらと思いますので、質問はこれで終わります。
議長(北堀一廣議員) ほかに質疑ありますか。
  阿部弘明議員。
          〔11番 阿部弘明議員登壇〕
11番(阿部弘明議員) 11番、阿部です。よろしくお願いいたします。
  まず初めに収入の面なのですけれども、町税が1億200万円増額になっているわけですけれども、その主な理由については、個人町民税、法人町民税がそれぞれ4,000万円、3,000万円など、あと固定資産税が3,000万円というような感じで、非常に自分の町の収入、独自の財源がふえているというようなことだというふうに思いますが、それぞれ理由について、根拠について教えていただければと思います。
議長(北堀一廣議員) 篠ア税務課長、答弁願います。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、阿部議員の質問に答弁いたします。
  まず最初に、町民税の個人、所得割でございますけれども、増額の理由につきましては、納税義務者の増加による所得割の増額と、個人の株式の売却の伸び、分離課税分が増額したことによるものでございます。納税義務者の増加による所得割額として約2,500万円、分離課税分として約1,500万円の内訳となっております。
  町民税法人税割でございますけれども、増額の理由につきましては景気の好転により企業の収益が増加したことによるものでございます。本年と昨年の4月から10月までの調定額で約1,600万円の増、そして本年11月から3月までの中間予定申告及び確定申告で約1,400万円を見込んでおります。
  続きまして、固定資産税の償却資産の分でございますけれども、増額の主な理由につきましてはソーラーシステム所有者などによる修正申告、それから企業が新規に導入した機械等の増加に伴うものとなっております。修正申告の内訳としてソーラーシステム分約600万円、機械などの未申告分約200万円、また企業の新規機械等分として約1,500万円、その他現在の調定額に合わせて増額の補正をさせていただきました。
  以上で答弁とさせていただきます。
議長(北堀一廣議員) 阿部議員。
11番(阿部弘明議員) 法人税割の増額ということになったわけですけれども、個人の所得割については人口増等によるものというふうに思うのですが、法人税割がこの間お願いしておりますけれども、今後10月の消費税導入に合わせて標準税率が下がるというようなことになるわけですけれども、その辺考えていくと、今後の見通しというのはどういうふうになりますか。
議長(北堀一廣議員) 篠ア税務課長、答弁願います。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、阿部議員の質問に答弁いたします。
  法人税割の税率につきましては、平成31年10月以降開始の事業年度より標準税率が9.7%から6%に改正されます。県内自治体及び近隣市町の税率等も勘案し、また自主財源確保の観点からも制限税率8.4%の適用と、その適用範囲等を来年3月議会においてお示しし、ご審議をいただきたいと考えております。
  以上で答弁を終わります。
議長(北堀一廣議員) 阿部議員。
11番(阿部弘明議員) いずれにしても9.9から制限税率目いっぱいやっても8.4ですから、かなり税収減になるというふうに思うのです。この辺の問題と、これが例えば国のほうからはどのような手当てをするということになっているのか。要するにこのままいけば、税収ががくっと下がるというのはもう目に見えているわけですから、どういう手当てをするということになっているのかお聞かせください。
議長(北堀一廣議員) 篠ア税務課長、答弁願います。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、阿部議員のご質問に答弁いたします。
  税制改正によります標準税率が、平成31年10月以降開始の事業年度から都道府県法人税割が3.2%から1%、市町村法人税割が9.7から6%にそれぞれなります。かわりに減額分の5.9%につきましては、地方法人税として国の交付税特別会計に繰り入れられて、地方交付税として地方へ配分されることになっております。また、国において地方法人課税における税源の偏在を是正する新たな措置については、平成31年度税制改正において結論を得るとされております。大都市に集中する法人税収入を地方に再配分するということになりますけれども、滑川町にどの程度影響するか、現段階では不確かな部分もございますので、国、県の動向に注視いたしまして、歳入の見通しを図ってまいりたいというふうに考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(北堀一廣議員) 阿部議員、質疑の途中ですが、暫時休憩をいたします。再開は午後1時といたします。
          休 憩  (正  午)

          再 開  (午後 1時00分)
議長(北堀一廣議員) 再開します。
  阿部議員さんの質問の途中ではございますが、午前中の質問に対して、大塚総務政策課長と小柳健康福祉課長より発言を求められておりますので、これを許可いたします。
  まず初めに、大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、午前中の菅間議員さんの地域手当の関係と臨時職員の関係について答弁いたします。
  まず、地域手当の関係なのですけれども、答弁の中で申したとおりパーソントリップという調査があります。これはどのような人が、どのような目的で、どこからどこへ、どのような交通手段で移動したかなどを調べるということで、国勢調査の中で通勤や通学の人の動きを調査しております。このパーソントリップの数値によりまして、過去に地域手当は廃止はされたのですけれども、人事院の規則によりまして支給をしてもよろしいという地域が指定されました。埼玉県では現在28市町村、県が入りますと29になると思いますけれども、その中で滑川町は6級地に指定されています。近場では比企郡の鳩山町が6級地になっております。それから、隣の東松山市は4級地ということで指定されていまして、その級によりまして支給率が決まってきます。6級地につきましては6%の地域手当の支給、東松山市につきましては4級地でございますので、12%まで支給することが可能となっております。地域手当については以上でございます。
  それから、臨時職員の内訳でございます。私庁舎内のことしか頭に浮かんでこなかったので四十数名と申しましたけれども、全体では78名の臨時職員がおります。これは庁内のほか鳥獣保護員だとかエコ、文化財、図書館、それから幼稚園の臨時職員、それから各学校の支援員、公務員、それから認定調査員等を含めた総トータルが78人となっております。ちなみに、近隣の市町村ですけれども、先ほど言いましたけれども、滑川町が正規職員134名と76名の非正規職員、嵐山町が140名の正規職員と98名の非正規職員、小川町が259名の正規職員と非正規職員が104名、川島町が176人の職員に対して非正規職員数が113、吉見町が179人の正規職員に対して非正規職員が86名、鳩山町が130人の正規職員に対して非正規職員が69名、ときがわ町が119人の正規職員に対して95名の非正規職員がおります。非正規職員の内訳については把握できませんが、そういったぐあいになっておりますので、よろしくお願いいたします。
  続いて、森田議員さんのご質問にお答えいたします。
  防火水槽の関係ですけれども、大字都地内にある個人所有地に設置している防火水槽ですが、そこに住宅建築をしたいということで、その申し出によりまして撤去するということでございます。ご心配の撤去しても大丈夫かということにつきましても消防署等も検討はされておりまして、この防火水槽付近には消火栓や、また一般の防火水槽がありまして、事業所内等にも施設の防火水槽が設置してあるということで、一朝有事のときにはそれらも消防用水利として利用するということになっておりますので、問題ないと考えての撤去でございます。面積については、大体4.5メートル掛ける5メートルということで、約22平米ぐらい。深さが約3メートルの防火水槽で、水量については40トンというようなことになっています。契約書についてはございません。無償で借りておりまして、固定資産税については減免をしているということになっておりますので、よろしくご理解をお願いします。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 次に、小柳健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、議長のお許しをいただきましたので、午前中の井上奈保子議員さんからご質問いただきました障害児通所支援事業の関係でご報告をさせていただきます。
  まず、町内にある事業所の数ですけれども、1カ所でございます。
  続いて、現在利用している人数ですけれども、人数については現在14名の方が利用しております。
  以上、報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) お待たせをいたしました。阿部議員、質問願います。
11番(阿部弘明議員) お答えですと、減額分については交付税で賄われるということで、それはしっかりとした現金で来るのか、また臨時財政対策債などで来るのかについてお答えいただきたいと思います。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部議員さんの質問に答弁いたします。
  今回法人税の率が下がるわけですけれども、一応国から来ている資料によりますと、その減税した分を地方交付税として再配分するというのが建前になっております。実際滑川町のように工業団地等を抱えていますと、相当率が下げられるということになりますと、その分の減税ということが考えられます。再配分がどのくらい配分されるのかというものも定かではございません。ただし、現在都道府県で持っている法人事業税の中に新しく法人事業税交付金というのがつくられるそうです。それが約2%分の相当分として、これは32年から交付されるということになっています。ただし、もともと法人税として課税していたのが、市町村で滑川の場合は9.7%ありました。2%相当分が返ってきたとしても一番安いところは6ですから8%分、全体的には下がってしまうのかなという推測はできますけれども、こればかりは国の方針でございますので、なかなかそれに対して是正はできないのかなと思います。その辺の今阿部議員が言うように確実に地方交付税として再配分されることを期待することと、先ほど言った法人事業税交付金、新しく設けられた交付金が入ってくるところに期待をしていくしかないのかなと思います。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 阿部議員。
11番(阿部弘明議員) 滑川町は埼玉県の町村の中でも三芳町に次ぐ自主財源が豊富な町だと、約半分近くが町税という形で賄われているということだというふうに思うのです。それぞれの努力が本当に実るというか、なかなかこれがそのようにならないというのが今の国の地方への財政方針だというふうに思うのです。ここについては本当にこれからも強く、知事会もそうですし、町村会もそうですけれども、強く意見を述べていただければというふうに思います。消費税の増税が今後企業への法人税の収入にも大きく影響するだろうというふうに思いますし、また一人一人の生活に大変な重みになってくるわけですから、その辺についてもまた町としてもご検討いただければというふうに思います。これについては回答は結構です。
  続きまして、22ページの、先ほど説明ありましたが、水道事業費の経営戦略策定事業補助金という、政策をつくる補助金だというような話ですけれども、どういう、経営戦略というふうに言われていますので、何か水道事業を経営的な形に持っていこうというのがお考えなのでしょうか。
議長(北堀一廣議員) 武井水道課長、答弁願います。
          〔水道課長 武井宏見登壇〕
水道課長(武井宏見) 水道課長、阿部議員のご質問に答弁させていただきます。
  経営戦略と申しますのは、滑川町の水道事業が今後10年間どのような経営をしていくのが効率がいいのかという部分を計画を立てるものなのですが、それに先立ちまして今年度アセットマネジメントというのをやってございます。現在の水道事業の資産状況を調査いたしまして、また一般質問の中で吉野議員の質問の中にもございましたが、今後老朽化した水道管を更新していく、そのような財政的にこれからの負担がふえていくわけでございますが、そういうものをなるべく効率的にやっていくための水道事業の経営の内容を、今回につきましては指標です、ある程度の道筋を経営戦略という形で立てさせていただくというのがこれは総務省のご指導でございます。国のご指導で全国の公営企業、それから下水道事業等も必ずつくりなさいと、平成28年度から平成30年度までの間につくりなさいというご指導がありまして現在つくっているところでございます。
  以上でございます。
議長(北堀一廣議員) 阿部議員。
11番(阿部弘明議員) 中身はそういうふうなことで、今後どういうふうに町の水道事業を持っていくのかという基本的な考え方をつくっていくのだというふうに思うのです。今回の臨時国会で水道法が改正されまして、コンセッション方式なども取り入れられるということになったのですけれども、これについてはいろいろ異論がありまして、非常に民営化につながる重大な法案だということで、各自治体がどういうふうにそれを考えていくのかということ、今後の課題になるというふうに思いますが、非常に危険性をはらんでいるというふうに思いますので、ここについては十分検討していただきたいと。ヨーロッパは各自治体で一度は民営化をしたけれども、水道料金がはね上がるとか、水質が悪化するとか、さまざまな問題が噴出をして、結局はもう一度民営化から公共事業へ転換しなければいけないと。民間への違約金を相当払わなければいけないような自治体も出てくるというようなことで、十分この問題については注意を喚起していきたいというふうに思います。これは、ご回答は結構です。済みません。この点について課長のお考え方何かあれば教えてください。
議長(北堀一廣議員) 武井水道課長、答弁願います。
          〔水道課長 武井宏見登壇〕
水道課長(武井宏見) 水道課長、阿部議員のご質問に答弁させていただきます。
  先日国会で可決されました水道法の改正でごさいますが、こちらにつきましては来るべき人口減少社会、それによる水道利用者、収入の減少、また水道施設の経年による更新事業の増加に備えて、水道事業者の経営基盤の強化、国、県の指導による水道事業広域化の推進が主なものとなっております。その中でコンセッション方式と呼ばれる民間への経営移譲というのが導入が可能になったという形の法律であると伺っております。ただし、官民連携とこちらは呼ばれているのですが、官民連携の手法についてはさまざまなメニューがございます。この中でその一手法としてコンセッションというものが認められたということでございますが、今まで全国で官民連携行われた事例を見ますと、経営は今までできなかったわけですけれども、官民連携としてはPFIというような方式をとっているというところが多くございます。施設の所有権、それから例えば水道料金の設定ですとか、そういうものにつきましては基本的に自治体に残し、料金の収納ですとか、そのあたりを民間に委託するというような例が多くございます。
  滑川町につきましては、現在検針業務につきましては民間委託しております。これも一つの官民連携の例ではないかなと思うのですが、今後県主導による広域化という面もございます。すぐすぐ滑川町が広域化するということではございません。また、すぐすぐ民営化するということでもございませんが、今後の、先ほど申し上げたとおり経営基盤の強化という中でこのような手法を取り入れていくということも一つの検討事項ではないかというふうに考えております。現状ですぐどうなるということは、ここでは申し上げられませんが、今後近隣の市町村と協議しながら、こちらは県内第6ブロックということで、比企郡内の市町村で広域化については可能性も検討しているところでございます。こちらにつきましては、将来に向け検討を進めていくということでお答えとさせていただきたいと思います。
  以上でございます。
議長(北堀一廣議員) 阿部議員。
11番(阿部弘明議員) 命の根幹にかかわる水の問題ですので、安易な民営、今は料金の計算については民営に委託しているという話ですけれども、これをもっと踏み込むと、今世界の多国籍企業が日本の水を狙っているというようなことで、はっきり言って投資の対象になっているのです。そういったようなことを考えると、私たちのこの大事な水をそういう投資の対象にしていいのかと。要するにもうけの材料にされてしまうということですので、十分検討していただき、決してそういった方向に進まないように私はお願いしたいというふうに思います。
  続きまして、17ページ、これお聞きしたいのですが、障害福祉サービス介護給付費・訓練等給付費ということで6,002万円かな、増額になっているのですけれども、中身について教えていただきたいのですが。
議長(北堀一廣議員) 小柳健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  障害福祉サービス介護給付費・訓練等給付費の中身でございますが、介護給付費といたしまして、居宅介護、同行援護、行動援護、短期入所等がございます。また、訓練等給付費として、就労移行支援等もございます。こういったさまざまな障害者向けの施策を合算をした内容となっておりますので、ご理解をいただければと存じます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(北堀一廣議員) 阿部議員。
11番(阿部弘明議員) 結構大きな金額の増額なのですが、見込めなかったということでよろしいのですか。
議長(北堀一廣議員) 小柳健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  平成30年度の当初予算において、一部財源不足等で予算のつかなかった部分がございます。決算が確定して、これからの執行見込み等を精査した段階で今回このような補正予算を計上させていただきました。よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 阿部議員。
11番(阿部弘明議員) 続きまして、12ページの説明ありましたけれども、平成30年北海道地震の見舞金ということで支出されるのですが、何か埼玉町村会で支出した分だということで、何かこれ基準が設けられているのですか。要するに北海道は出すけれども、こっちは出さないとか、いろいろあるのですか。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、阿部議員のご質問に答弁いたします。
  基準については、私は把握はしていないのですけれども、大きな災害がありますと、町村会が中心になって見舞金等を支出する検討がされて、各自治体にこれだけのお金をお願いしたいというので通知が来ているように思うのですけれども、恐らく計算方法はあるのだと思いますけれども、今資料がありませんので答弁できません。よろしくお願いします。
議長(北堀一廣議員) 阿部議員。
11番(阿部弘明議員) ことしは災害がたくさん発生していますので、それぞれにお見舞いを出すことについては非常に大切な、いいことだというふうに思うのですけれども、こっちは出して、こっちは出さないというふうな、何か基準というか、考えがあるのかというふうなことでお聞きしましたけれども、また後で教えてください。
  時間がないので、あと、これは補正で聞いていいのかあれなのですが、一般質問でも出されましたけれども、花和楽の湯の問題で、補正では何も書いていないのでというか、もう営業は多分ないだろうと、営業というか、今年度はないだろうというようなお話があって、ではその分についてはどうするのかというふうに私はずっと思っていたのですが、今回補正には間に合わなかったのだろうというふうに思いますけれども、多分それだけの、要するに使わなかったものとしてマイナス補正されるのか、それとも何かお考えがあるのかお聞かせください。
議長(北堀一廣議員) 小柳健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  補正予算につきましては、確かに今回締め切りの時期に間に合わなかったというものでございます。今の予定ですと3月の議会のほうに減額の補正予算を計上する予定でございます。
  また、代替の事業につきましては、全員協議会の前で議員皆様にお話を申し上げましたとおり、この案件につきましては今後も継続的に何らかの高齢者に向けた施策をしていく中で、どうやってどういう事業を取り組んでいったらいいのかというのを改めてテーブルに広げて、広く町民の皆様のご意見も伺いながら組んでいきたいというふうに考えておりますので、しばらく時間をおかけする可能性もございますが、その辺のご理解もいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 阿部議員。
11番(阿部弘明議員) 今年度中は今のお答えだと無理だというような話になるわけですけれども、何とか考えていただけないかと。こういった緊急事態なわけで、予想をしていなかった、12月に再開するだろうというふうな話で、12月から再開すれば、あと半年ぐらいあるわけだから、どうぞ使ってくださいという話になるのだろうと思うのですけれども、今お年寄りの、せっかく券をもらったのに使えないということで非常に困ったというか、不満というか非常に強いというふうに思うのです。楽しみにしている方がたくさんいらっしゃるので、ここは何とか、どういうのが一番いいのかというのは、お考えあれですけれども、とにかく何らかの形で今年度はこれでとりあえず乗り切るというか、何か方策を緊急事態として考えていただければというふうに思います。いかがでしょうか。
議長(北堀一廣議員) 小柳健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 小柳博司登壇〕
健康福祉課長(小柳博司) 健康福祉課長、阿部議員さんのご質問に答弁をさせていただきます。
  確かに阿部議員さんおっしゃるように、高齢者の方、非常に楽しみにしていた方が多いように見受けられますし、またお問い合わせの電話等も再三にわたり当課のほうに入っております。町としては、この本議会でお話をしてからということで、まだ町民の皆様には具体的なお話のほうは申し上げてございませんが、全員協議会でお話ししたとおり1月号の広報紙等を使って、当面の町の対応ということでお知らせをする予定です。
  今ご要望にございました代替の事業でございますけれども、ご承知のとおり、この長寿ふれあい温泉券の事業につきましては、町の高齢者に向けた政策的な事業ということで私のほうは認識しております。すぐに代替事業というのは、事業者の方との打ち合わせ等も必要になりますし、また、要綱等の改正、どういった形で町民の方にお知らせをしていくのかといったようなさまざまな課題もございますので、先ほど申し上げましたように、改めて一度テーブルの上にのせて事業のほうを計画していきたいという考えでおりますので、その点ご理解をいただければと思います。よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 阿部議員。
11番(阿部弘明議員) ぜひご検討いただければということで私の質問を終わります。ありがとうございました。
議長(北堀一廣議員) ほかに質疑はありますか。
  吉野正浩議員。
          〔10番 吉野正浩議員登壇〕
10番(吉野正浩議員) 10番、吉野正浩です。議長に発言のお許しをいただきましたので、質問させていただきます。
  ページは8ページです。歳入の町税、項が固定資産税、目が固定資産税の償却資産の3,000万円の補正についてですが、先ほど阿部議員のほうからの質問に対して税務課長の答弁がありました。本来償却資産というのは毎年1月1日現在を数え日としまして、1月31日までに申告しなさいよという制度になっています。ここで補正が上がるということは、先ほど税務課長からお話のあった未申告とか修正申告しかないと思っております。こうした中、今月の7日の埼玉新聞発表で、関東信越国税局が平成29年事業年度の法人税調査で、大口、悪質な不正計算が想定される県内の3,983法人を対象に調査を実施しました。2,990法人で申告漏れが確認され、うち856法人で不正計算があったと報道されました。申告漏れは前年比5.3%増とのことです。これはそういった法人税の申告の際、償却資産もあわせてやるのですけれども、その補正はその一連かわかりますか。
議長(北堀一廣議員) 篠ア税務課長、答弁願います。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、吉野議員のご質問に答弁いたします。
  税務課のほうで把握しています法人税につきましては、今お話があったような不正な申告等はございません。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(北堀一廣議員) 吉野議員。
10番(吉野正浩議員) 多分税理士さんを通じて修正申告とか未申告は来ているので、よく見てみないとわからないとは思うのですけれども、本来今まで例年申告していた業者がちょっと数字が違ったりするというのは、全体的に不正計算が相当あるということが言われていますので、その辺は少し内容も把握しまして、悪質な会社については町としても償却資産というのは課税庁が市町村で滑川町ですから、その辺はよく把握されて、今後の未申告とか、そういうものに役立ててもらったほうがいいと思います。固定資産税の償却資産は皆さんご存じのとおり、土地とか建物と違って登記が全くないものですから、納税義務者が自分で申告をすることになっております。ですから、先ほど申し上げたとおり申告をしないで未申告になっている方も当然いるのです。税務署のほうは、そういったものについてはきちっと、ブラックリストではないですけれども、ある程度持っていまして、相当の調査内容でやっているのだと思うのですけれども、償却資産については課税庁が市町村ということで、年1回実態調査をしなさいよというのが地方税法に義務づけられています。そこで、お伺いしますけれども、地方税法に基づく実地調査を滑川町は実施しているか、していないかお聞きします。
議長(北堀一廣議員) 篠ア税務課長、答弁願います。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、吉野議員の質問に答弁いたします。
  実地調査でございますけれども、書類調査と現地調査ということでなっております。現地に赴く調査のほうというのは行っておりませんが、埼玉県市町村課の指導によりまして、今年度より企業で保有する固定資産台帳を提出してもらいまして、償却資産として申告済みの資産と照合する書類調査を行っております。書類調査で不明な点などがあれば、現地での調査も行っていきたいというふうに考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(北堀一廣議員) 吉野議員。
10番(吉野正浩議員) 法人税調査というのが税務署へ行って、今は照会ができるように法律が変わりまして、できれば税の繁忙期ではない時期につきましては税務署に行きまして、法人税の調査をよく調べていただいて、町の固定資産台帳と照合するとか、そういった内部的なこともできますので、確かに現地調査となりますと、今やはり埼玉県の協力を得るとかしないと、なかなか内容が難しいですから、法人税の一種ですから、償却資産の関係は簡単には、市町村の職員がこうだろう、ああだろうとはなかなか言えない部分はありますが、内部調査であれば税務署へ行けば閲覧させていただけますので、そういったものももしあれでしたら利用していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
議長(北堀一廣議員) 篠ア税務課長、答弁願います。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、吉野議員の質問に答弁いたします。
  吉野議員がおっしゃるとおり、税務署のほうに行って調査をすることも考えております。現に個人の分につきましてもそういったことで税務署のほうに行きまして、申告書等の照会もしております。法人税につきましても今後そういった方向でいきたいと思いますので、よろしくお願いします。
議長(北堀一廣議員) 吉野議員。
10番(吉野正浩議員) ありがとうございます。
  先ほど大塚総務政策課長から近隣の町の人員数、職員数を聞きまして、滑川町、人口の割には人員が余りいないということで、皆さん頑張っていると思います。こういった人員不足の中で、非常に見落としがちな調査だと思いますけれども、一応法律に基づいてのものですから、計画的に課題に取り組んでいってもらいたいと思います。これはお答え結構です。
  次に、延滞金の関係なのですけれども、次のページの10ページです。諸収入です。その中の町税延滞金というのが680万円ほど補正で計上されておりますけれども、昨年の決算から見ますと、既に上半期で、前年の半分から比べると相当多くなってきているのですけれども、この増については先ほどの影響もあるのかもしれませんけれども、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
議長(北堀一廣議員) 篠ア税務課長、答弁願います。
          〔税務課長 篠ア仁志登壇〕
税務課長(篠ア仁志) 税務課長、吉野議員のご質問に答弁いたします。
  催告書等により滞納している方が納入をしていただいたことに加えまして、延滞金が多額であった企業が一括して納入したことによるものでございます。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(北堀一廣議員) 吉野議員。
10番(吉野正浩議員) ありがとうございました。税の公平性もありますので、そういった企業に対して粘り強く徴収に対して頑張っていただきたいと思います。
  最後となりますけれども、22ページです。衛生費、保健衛生費の予防費の中の19の負担金、補助及び交付金の風疹ワクチンの接種費用補助金の関係なのですけれども、これは昔から三日ばしかと言われまして、妊婦が感染しますと、生まれてくる子どもに対して先天性の風疹症候群といって、心疾患とか難聴、白内障などになりやすくなるということで、大きな影響を与えるものです。平成25年には何か大流行したみたいなのですけれども、その後鎮静化しております。最近ちょっと新聞見ましたら、何か関西のほうか何かで相当流行の兆しがあるとかという報道を聞きましたが、現状流行の兆しについてはどうかお伺いします。
議長(北堀一廣議員) 會澤健康づくり課長、答弁願います。
          〔健康づくり課長 會澤孝之登壇〕
健康づくり課長(會澤孝之) 健康づくり課長、吉野議員の質問に答弁させていただきます。
  まず、補正予算の内容についてですが、昨年度のこの補助金を使われた方が11名おりました。ことしについてはおっしゃるとおり、この予防接種を受けていなかった世代がふえてくるということで、当初から昨年以上、20名近い方が受けられるように予算を組みましたが、今月時点で既にそれ使い切っておりまして、残り1名分の補助金しかありません。ことし、ご存じのとおり風疹については大流行しているということで、それを危惧しまして、前半分の使用実績に基づいた補正を今回させてもらっております。それでいっても、ここ数年の実績からいってもかなりの予算の増となっております。
  現在の風疹の状況ということなのですが、主に流行しているのが関東地方ということでありまして、特に関東地方でも東京、千葉、神奈川がかなり増加しております。それについて埼玉県でも増加している状況であります。これについての例年のグラフ等を確認しますと、ピークに当たるのが10月から11月にかけてが多いようです。まだ結果が出ていないのですけれども、本来であればこの12月、1月に向けては実際に風疹にかかる方の患者数は減ってくると思うのですけれども、あくまでも今回のものについては予防接種ということなので、これだけテレビや新聞などで広報されていますと、私たちも予防接種を受けたいと、対象者の方については受けたいという要望がかなり高くなってくると思いますので、今後の動向を見ながら、場合によっては今後も予算の3月補正なりということも考えて我々のほうで動いていく予定であります。また、それについては情報も随時入ってくると思いますので、状況については保健センターのほうのホームページもございますので、そちらのほうでできる限り周知をしていければと思います。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 吉野議員。
10番(吉野正浩議員) 補助金の内容なのですが、妊婦の方と一般の男性の方の比率とか人数とかわかれば、大体で結構ですけれども。
  それとあと、もうピークが過ぎたということなのですけれども、流行した際のある程度そういった住民への周知とか、そういうものはどうなっているかお聞きしたいと思います。
議長(北堀一廣議員) 會澤健康づくり課長、答弁願います。
          〔健康づくり課長 會澤孝之登壇〕
健康づくり課長(會澤孝之) 健康づくり課長、吉野議員の質問に答弁させていただきます。
  比率についてなのですが、今手元に数字がありませんので、細かい数字は出ないのですが、今回の対象者については、女性については妊娠を予定している方ということで妊娠前になります。男性については、妊娠をしている女性の配偶者ということなので、男性に関して言えば、女性が妊娠していないと対象にはなりません。女性については妊娠前に薬を入れるので、妊娠前にこれから妊娠をしたいという希望される方についての予防接種ということになりますので、その辺は細かい数字を見なければわからないのですけれども、おおむねどちらと言わず同じぐらいの人数だったかなと思っております。
  また、周知についてなのですが、特段ホームページ等では注意喚起はしていないのですが、助成についての対象者、それからそういう助成がありますよということについては載せてありますので、それを見た方が昨年に比べると既に半年で倍以上の方が利用されているということで、かなりの方に周知が行っているのではないかと判断しております。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 吉野議員。
10番(吉野正浩議員) わかりました。
  医療機関によくポスターとか張ってありますけれども、ああいうのは県でやっているものなのですか。そうですか。お答え結構です。わかりました。
  では、以上で私からの質問は終わります。ありがとうございました。
議長(北堀一廣議員) ほかに質疑ありますか。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第78号 平成30年度滑川町一般会計補正予算(第3号)の議定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立全員〕
議長(北堀一廣議員) 起立全員です。
  よって、議案第78号は原案のとおり可決されました。

    議案第79号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第7、議案第79号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  岩附町民保険課長に提出議案の説明を求めます。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、議案第79号 平成30年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の議定についてをご説明させていただきます。
  最初に、1ページ目をお願いいたします。
  平成30年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)。
  平成30年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ343万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ16億3,566万5,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
                          平成30年12月5日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  今回の補正につきましては、予算額に対しまして、本年度の執行見込み額で不足が生じるものにそれぞれ増額補正をし、対応を図るものでございます。
  詳細につきまして、6ページ目をごらんいただきたいと存じます。初めに、歳入についてご説明いたします。
  款6県支出金、項1県補助金、目1保険給付費等交付金でございますが、343万6,000円を増額補正して、計11億4,940万6,000円とするものでございます。内容につきましては、埼玉県から交付されます保険給付にかかわる普通交付金によるものでございます。
  続きまして、7ページ目をごらんいただきたいと存じます。歳出についてご説明申し上げます。
  初めに、款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費でございますが、3万円を増額補正し、計651万6,000円とするものでございます。内容といたしましては、消耗品として国保システムの機器のプリンタートナー代でございます。
  続いて、款2保険給付費、項1療養諸費、目3一般被保険者療養費ですが、343万6,000円を増額補正し、計1,708万3,000円とするものです。内容といたしましては、一般被保険者の療養費でございますけれども、資格喪失後の受診と資格遡及加入者のための療養費分の支払いとなります。
  続いて、款2保険給付費、項5葬祭諸費、目1葬祭費ですが、30万円を増額補正し、計180万円とするものでございます。内容といたしましては、国保加入者の葬祭費の支給のための増額補正となります。
  続いて、8ページをお願いいたします。款6保健事業費、項1保健事業費、目1保健衛生普及費ですが、80万円を増額補正し、計491万1,000円とするものでございます。内容といたしましては、人間ドック受診者のための補助金でございます。
  続いて、款10予備費、項1予備費、目1予備費ですが、113万円を減額補正いたしまして、計5,788万9,000円とするものです。内容といたしましては、これまでご説明を申し上げました歳出補正予算額の消耗品費、葬祭費、人間ドック補助金の合算額を予備費から充当をするものでございます。
  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第79号 平成30年度滑川町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の議定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(北堀一廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第79号は原案のとおり可決されました。

    議案第80号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第8、議案第80号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  岩附町民保険課長に提出議案の説明を求めます。
          〔町民保険課長 岩附利昭登壇〕
町民保険課長(岩附利昭) 町民保険課長、議案第80号 平成30年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の議定についてご説明を申し上げます。
  最初に、1ページ目をお願いいたします。平成30年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)。
  平成30年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
                          平成30年12月5日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  今回の補正につきましても予算額に対しまして、本年度の執行見込み額の不足が生じるものにそれぞれ増額補正をさせて、対応をさせていただくものでございます。
  なお、今回の補正は、歳入歳出予算の総額に変更はございません。
  歳入はございませんので、歳出につきましてご説明をさせていただきます。
  6ページ目をごらんいただきたいと存じます。款1総務費、項3保健事業費、目2保健事業費ですが、30万円を増額補正し、計182万円とするものです。内容につきましては、1人当たり2万円の補助を行っております人間ドックの補助金でございます。
  続きまして、下段、款4予備費、項1予備費、目1予備費でございますが、30万円を減額補正し、計1,692万7,000円とするものでございます。内容につきましては、先ほどご説明いたしました人間ドック補助金の増額補正分を予備費から充当するものでございます。
  説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第80号 平成30年度滑川町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の議定についてを採決します。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(北堀一廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第80号は原案のとおり可決されました。

    議案第81号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第9、議案第81号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  笠原環境課長に提出議案の説明を求めます。
          〔環境課長 笠原 直登壇〕
環境課長(笠原 直) 環境課長、議案第81号 平成30年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第2号)の議定についてご説明いたします。
  1ページをお開きください。平成30年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2,750万円を追加し、歳入歳出それぞれ4億4,078万1,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  (地方債の補正)
  第2条 地方債の補正は、「第2表 地方債補正」による。
                          平成30年12月5日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  次に、4ページをお開きください。第2表、地方債の補正でございますが、公共下水道事業債の限度額を1,750万円増額し、3,910万円に変更させていただきます。
  次に、8ページをお開きください。初めに、歳入についてご説明申し上げます。
  款1分担金及び負担金、項2負担金、目1下水道事業負担金ですが、1,000万円を増額補正し、計1,697万円といたしました。市野川水循環センター西側の月輪西荒井地区の町道8117号線における昨年度の下水道工事と本年度の水道工事の舗装本復旧工事の区間が同じであることから、環境課において本工事を施工するため、水道課からの工事負担分1,000万円を増額するものでございます。
  次の款8町債、項1町債、目1下水道事業債ですが、羽尾十三塚地区のマンホールポンプ設置工事及び月輪西荒井地区の舗装本復旧工事を施工するため、増額するものでございます。
  次に、9ページをお開きください。歳出についてご説明申し上げます。
  款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費ですが、27万4,000円を増額補正し、計2,501万6,000円といたしました。増額の内容は職員の給与改定に伴う人件費等11万4,000円のほか、節11需用費の16万円ですが、軽微な施設の修理や補修のための工具や部品、また消費税の電子申告化に伴う初期費用としてインストールソフト、カードリーダーなどを購入するための消耗品費でございます。
  次の款1総務費、項2維持管理費、目1管渠維持管理費ですが、27万円を増額補正し、計1億1,541万5,000円といたしました。下水道施設の簡易な修繕等を行う費用として、施設補修作業員賃金10万円、使用料及び賃借料、重機借上料10万円、原材料費7万円を増額するものでございます。
  次の10ページの款2事業費、項1下水道事業費、目1建設事業費ですが、2,950万円を増額補正し、計1億883万1,000円といたしました。羽尾十三塚地区のマンホールポンプ設置工事及び月輪西荒井地区の舗装本復旧工事による工事請負費の増額でございます。
  款5予備費、項1予備費、目1予備費ですが、254万4,000円を減額補正し、計1,990万7,000円といたしました。
  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第81号 平成30年度滑川町下水道事業特別会計補正予算(第2号)の議定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手多数〕
議長(北堀一廣議員) 賛成多数。
  よって、議案第81号は原案のとおり可決されました。
  暫時休憩をいたします。再開は午後2時15分といたします。
          休 憩  (午後 2時00分)

          再 開  (午後 2時15分)
議長(北堀一廣議員) 再開します。

    議案第82号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第10、議案第82号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  笠原環境課長に提出議案の説明を求めます。
          〔環境課長 笠原 直登壇〕
環境課長(笠原 直) 環境課長、議案第82号 平成30年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の議定についてご説明いたします。
  1ページをお開きください。平成30年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ10万円を追加し、歳入歳出それぞれ9,237万4,000円とする。
  第2項 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
  (地方債の補正)
  第2条 地方債の廃止は、「第2表 地方債補正」による。
                          平成30年12月5日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  次に、4ページをお開きください。第2表、地方債の補正ですが、農業集落排水事業債の限度額130万円を廃止させていただきます。
  次に、8ページをごらんください。初めに、歳入についてご説明いたします。
  款1分担金及び負担金、項1分担金、目1農業集落排水分担金ですが、140万円を増額補正し、計280万円といたしました。新規接続が当初予定の2件から4件にふえたことによる分担金の増額でございます。
  次の款7町債、項1町債、目1下水道債ですが、130万円を減額補正いたしました。減額の理由は伊古山田地区と和泉菅田両表地区の農業集落排水事業機能診断業務委託料の確定により、国庫補助金と町単費で委託料が支払えるため、起債が不要となったことによるものでございます。
  次に、9ページをお開きください。歳出についてご説明いたします。
  款2農業集落排水事業費、項1農業集落排水事業費、目1総務費ですが、6万3,000円を増額補正し、計521万8,000円といたしました。職員の給与改定による人件費等の増額でございます。
  次の目2施設建設費ですが、2万6,000円を減額補正し、計810万2,000円といたしました。農業集落排水事業機能診断業務委託の確定による委託料の減額112万6,000円と、新規接続がふえたことによる公共ます設置工事の工事請負費の増額110万円の差額によるものでございます。
  次に、款5予備費、項1予備費、目1予備費ですが、6万3,000円を増額補正し、計182万6,000円といたしました。
  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 議案審議の途中ではございますが、先ほどの阿部議員の質問に対しまして、大塚総務政策課長より発言を求められておりますので、これを許可します。
  大塚総務政策課長。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、先ほどの阿部議員さんの質問に答弁いたします。
  今回の北海道胆振東部地震に対する見舞金の関係ですけれども、今事務局のほうに確認したのですけれども、災害の規模や見舞金の金額等についての基準はないそうです。ただし、首長が集まる会議等で決めるそうです。今回は11月1日の町村会の役員会において提案し、賛同をいただいた町村において協力を依頼したということで、あくまでも強制ではないということで町村会の事務局からいただきました。ちなみに、今回埼玉県町村会全体として30万円、それから各町村に目安として10万円をお願いしたいということで提案をしたと聞いております。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 先ほどの提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第82号 平成30年度滑川町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)の議定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(北堀一廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第82号は原案のとおり可決されました。

    議案第83号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第11、議案第83号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  笠原環境課長に提出議案の説明を求めます。
          〔環境課長 笠原 直登壇〕
環境課長(笠原 直) 環境課長、議案第83号 平成30年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)の議定についてご説明いたします。
  1ページをお開きください。平成30年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。
  (歳入歳出予算の補正)
  第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
                          平成30年12月5日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  次に、4ページをお開きください。歳入につきましては5,704万1,000円と補正はございません。
  次に、6ページをお開きください。歳出についてご説明いたします。
  款2施設管理費、項1施設管理費、目1浄化槽管理費ですが、30万9,000円を減額補正し、計1,312万7,000円といたしました。職員の人件費の調整による減額でございます。
  次の款6予備費、項1予備費、目1予備費ですが、30万9,000円を増額補正し、計519万3,000円とさせていただきました。
  以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第83号 平成30年度滑川町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)の議定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(北堀一廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第83号は原案のとおり可決されました。

    議案第84号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第12、議案第84号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  武井水道課長に提出議案の説明を求めます。
          〔水道課長 武井宏見登壇〕
水道課長(武井宏見) 水道課長、議案第84号 平成30年度滑川町水道事業会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。
  1ページをお開きください。議案第84号 平成30年度滑川町水道事業会計補正予算(第3号)。
  第1条 平成30年度滑川町水道事業会計の補正予算(第3号)は、次に定めるとおりとする。
  第2条 平成30年度滑川町水道事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予定額を次のとおり補正する。
  科目、既決予定額、補正予定額、計で朗読いたします。
  収入、第1款事業収益、4億453万5,000円、42万円、4億495万5,000円。
  第2項営業外収益、1,057万円、42万円、1,099万円。
  支出、款1事業費、3億8,006万8,000円、45万3,000円、3億8,052万1,000円。
  第1項営業費用、3億6,123万円、45万3,000円、3億6,168万3,000円。
  第3条 予算第4条に定めた資本的支出の予定額を次のとおり補正する。
  科目、既決予定額、補正予定額、計、支出の順で朗読いたします。
  第1款資本的支出、1億680万7,000円、1,000万円、1億1,680万7,000円。
  第1項建設改良費、6,801万2,000円、1,000万円、7,801万2,000円。
                          平成30年12月5日提出
                              滑川町長  吉 田   昇
  続きまして、2ページをお開きください。予算実施計画(補正第3号)でございますが、収益的収入の款1事業収益、項2営業外収益、目2他会計補助金に42万円を追加し152万円とします。
  次に、収益的支出の款1事業費、項1営業費用、目2配水及び給水費に45万円を追加し、2,962万5,000円とし、目4総掛費に3,000円を追加し、7,048万3,000円といたします。
  そして、款1事業費の合計を3億8,052万1,000円とするものでございます。
  次に、資本的支出において、款1資本的支出、項1建設改良費、目1配水設備拡張費を既決予定額に1,000万円を追加し、1億1,680万7,000円とするものでございます。
  なお、この表でございますが、今回補正のない項目は記載を省略させていただいております。款ごとの一番上の行の合計額は記載を省略したものを含んだ合計となっておりますので、補正の合計とは一致しないことをご了承ください。
  次に、詳細について説明させていただきます。10ページをお開きください。事項別明細書をごらんいただきたいと思います。
  まず、収益的収入の補正の内容は款1事業収益、項2営業外収益、目2他会計補助金に42万円を追加し、152万円とするものでございます。これは一般会計補正予算の説明ではございましたが、本年度策定中の水道事業経営戦略に対する国の財政措置分を一般会計から繰り入れるものでございますが、額が確定したため今回補正するものでございます。
  次に、収益的支出の補正の内容ですが、款1事業費、項1営業費用、目2配水及び給水費、節8材料費に45万円を追加するものでございます。これは、漏水時の緊急修繕用の部材が使用したことにより在庫がなくなったため、新たに購入するものでございます。
  続きまして、同じく収益的支出の目4総掛費ですが、こちらは給与改定に伴うものでございます。
  次に、おめくりいただいて11ページ、資本的支出でございますが、款1資本的支出、項1建設改良費、目1配水設備拡張費、節18負担金に1,000万円を追加するものでございます。こちらは下水道事業特別会計補正予算でも説明があったと思いますが、環境課において実施する町道8117号線の舗装本復旧工事の、こちら水道課分の建設負担金ということになっております。
  続きまして、6ページからの滑川町水道事業予定貸借対照表の説明をさせていただきます。
  6ページからになりますが、7ページをお開きください。7ページ中ほどの流動資産の(1)現金預金につきまして、補正後の額8億9,364万8,331円より今回の補正額の合計1,003万3,000円を減額し、8億8,361万5,331円とするものでございます。
  1ページをめくっていただき9ページになります。資本の部になりますが、こちら7剰余金の(2)利益剰余金(積立金等)のハ、当年度未処分利益剰余金、これを補正前の額は1億7,724万4,199円でございましたが、こちらも今回の補正額1,003万3,000円を減額し、1億6,721万1,199円となります。
  こちらの一番下の二重線のところでございますが、補正後の額は29億9,655万2,907円となっています。こちらをごらんになっていただいた後に7ページに戻っていただきまして、同じく一番下の二重下線の部分でございます。こちらも資産合計が29億9,655万2,907円と同じ額でございます。一致してございますので、これで貸借一致ということになっております。
  以上、説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第84号 平成30年度滑川町水道事業会計補正予算(第3号)の議定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
          〔挙手全員〕
議長(北堀一廣議員) 賛成全員です。
  よって、議案第84号は原案のとおり可決されました。

    議案第85号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第13、議案第85号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第85号 字の区域を変更することについて説明させていただきます。
  提案の理由でございますが、公社営土地改良事業両表・大木地区の圃場整備工事完了に伴い道路、水路が完備されましたが、従前の字界では行政遂行上及び土地の維持管理上支障がありますので、換地処分後の整備された道路界、水路界をもって新たな字界とするものでございます。
  なお、換地処分につきましては、平成31年度中には終了すると聞いております。
  お手元に配付させていただいた添付資料の1枚目、大字下福田の両表・大木地区の位置図、赤色に塗られているのが今回土地改良事業を実施した区域となります。
  次のページの区域明細図ナンバー1をごらんください。大変図面が小さくて申しわけないわけですけれども、字界につきましては、黒線に丸印が旧字界です。赤色実線が新字界ということになりますので、ご理解をください。
  続いて、字界の変更についてですが、左下に凡例がついているかと思います。薄い黄色で塗られているところが大字福田字上両表に編入する区域でございます。続いて、青に塗られているところが字西両表に編入する区域、紫色に塗られているところが字芝山に編入する区域となります。
  もう一枚、次ページにナンバー2の区域明細図がありますので、ごらんいただきたいと思います。ピンク色に塗られているところが字大木に編入する区域、茶色に塗られているところが字大木前へ編入する区域でございます。このように変更後の水路界、道路界をもって字界としたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  以上、説明となります。
議長(北堀一廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第85号 字の区域を変更することについてを採決いたします。
  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(北堀一廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、議案第85号は原案のとおり可決されました。

    議案第86号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第14、議案第86号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  大塚総務政策課長に提出議案の説明を求めます。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、議案第86号 字の区域を変更することについてを説明させていただきます。
  提案の理由でございますが、公社営土地改良事業羽尾中部地区の圃場整備工事完了に伴い道路、水路が完備されましたが、従前の字界では行政遂行上及び土地の維持管理上支障がありますので、換地処分後の整備された道路界、水路界をもって新たな字界とするものでございます。
  なお、この地区につきましては、平成30年度中には換地処分登記をする目標だと聞いております。
  添付されています図面を見ていただきたいと思います。赤色で塗られているところが羽尾中部地区の位置図となっております。
  2ページ目に区域明細図がありますので、ごらんいただきたいと思います。やはり大変図面が小さくて申しわけないのですけれども、字界については、黒線に丸印が旧字界、赤色実線が新字界となりますので、よろしくお願いします。
  字界の変更についてですが、やはり左下に凡例がありますので、ごらんください。薄いピンク色で塗られているところが大字羽尾字平谷に編入する区域でございます。続いて、紫に塗られているところが字不二塚に編入する区域、青に塗られているところが字堀ノ内に編入する区域です。黄緑色に塗られているところが字吉田に編入する区域、黄色に塗られているところが字大谷に編入する区域でございます。このように変更後の水路界、道路界をもって字界としたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  以上、説明にかえさせていただきます。
議長(北堀一廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第86号 字の区域を変更することについてを採決いたします。
  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(北堀一廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、議案第86号は原案のとおり可決されました。

    議案第87号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第15、議案第87号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  吉野建設課長に提出議案の説明を求めます。
          〔建設課長 吉野徳生登壇〕
建設課長(吉野徳生) 建設課長、議案第87号 町道路線の廃止について説明申し上げます。
  提案理由でございますが、町道路線整備のため、この案を提出するものでございます。
  次のページをごらんください。内容につきましては、町道の払い下げによる大字福田字古姓1542番地1先から1538番地先までの町道1200号線の廃止を行いたいものでございます。
  当該路線につきましては、別紙路線網図、別紙路線の詳細図を添付させていただきましたので、ご参照いただきたいと存じます。
  以上で説明を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより議案第87号 町道路線の廃止についてを採決いたします。
  お諮りします。本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(北堀一廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、議案第87号は原案のとおり可決されました。

    発議第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第16、発議第2号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  菅間孝夫議員に提出議案の説明を求めます。
          〔1番 菅間孝夫議員登壇〕
1番(菅間孝夫議員) 1番、菅間孝夫です。議長の命によりまして、発議第2号につき提案理由及び内容説明を申し上げます。
                                平成30年12月5日
  滑川町議会議長 北堀一廣 様
                       提出者 滑川町議会議員 菅間 孝夫
                       賛成者  同   上  井上奈保子
                       賛成者  同   上  瀬上 邦久
                       賛成者  同   上  上野  廣
  滑川町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
  地方自治法第112条及び滑川町議会会議規則第14条第2項の規定により本案を提出いたします。
  提案理由を申し上げます。
  平成30年8月10日付の人事院勧告の趣旨を踏まえ、滑川町議会議員の期末手当の支給割合を改正するため、本案を提出するものです。
  次に、内容説明を申し上げます。
  本年度の人事院勧告において、期末手当につきまして0.05月分引き上げる勧告がありました。お手元の新旧対照表をごらん願います。
  まず、第1条関係では、右側の改正前の期末手当を年間0.05カ月分引き上げるものですが、6月につきましては既に支給済みでございます。12月の支給分に0.05カ月分を改正し支給するための条例改正であります。
  第2条関係では、平成31年度以降につきましては、6月及び12月の支給額を平準化することが示されているので、0.05カ月分を12月で引き上げたものを来年の6月支給月に0.025カ月分を加え、本年12月に0.05カ月分を引き上げたものを来年の12月については0.025カ月分減らし、6月及び12月ともに2.225カ月分を支給するという条例改正になります。
  以上で説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
議長(北堀一廣議員) 提出議案の説明が終わりました。
  これより質疑に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
  阿部弘明議員。
          〔11番 阿部弘明議員登壇〕
11番(阿部弘明議員) 11番、阿部弘明です。本発議についての討論を行いたいというふうに思います。
  今回の提案が議員発議というふうになっている点についても、まず一言申し上げたいというふうに思います。自分の報酬の引き上げについて自分で決めるというようなことになるわけで、確かに地方自治法でも報酬審議会の設置などを求めていることもあります。そういったような第三者機関をつくりながらこの審議を進めていくということが必要なのではないかというふうに思います。こういった経過を踏まえていないという点では、住民の理解が得られないのではないかというふうなのが1点目です。
  2つ目は、人事院勧告をもとにという点であります。余りにもこの理由が希薄だというふうに思います。かつて皆さんもご一緒したと思いますけれども、議員研修がありまして、長野県の飯綱町の経験が話されました。ここでは2年余りにわたってこの町の議員の定数の問題と報酬の問題について調査研究特別委員会を設けて議論を踏まえ、ようやく町民の皆さんへということでまず訴えを出し、それをもとにして町民の理解を深めてきたという経験があります。こういったような定数の問題や、また報酬の問題については、議会改革と一緒になって自分たちの議員のあり方などについて真剣な議論を通じて図っていくべきではないかというふうに思います。
  3つ目として、この滑川町の議員報酬は埼玉県の町村の平均よりもやや下回っているということは理解をしております。しかし、やはり町民の理解を得るということを考えていかなければいけないのではないかというふうに思うわけです。私たちのアンケートをとった結果、やはり議員への要望というのは物すごく強い。特にいろんな仕事をしてほしいと、税金のチェックや町民要望を町政に生かしてほしいというようなのを筆頭に、あわせて定数や報酬の削減の要望も出されてきているところです。こういったようなことを踏まえると、安易に議員報酬、人事院勧告からということで決めるのはいかがなものかというふうに思います。
  以上、私の意見を述べさせていただきました。どうもありがとうございます。
議長(北堀一廣議員) ただいまの反対討論に対して、賛成討論のある方。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより発議第2号 滑川町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立多数〕
議長(北堀一廣議員) 起立多数。
  よって、発議第2号は原案のとおり可決されました。

    請願第3号の委員長報告、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第17、請願第3号 国に対し「立憲主義を堅持し、憲法9条を守り、戦争しない日本を求める意見書」の提出を求める請願書についてを議題といたします。
  請願第3号について、総務経済建設常任委員会委員長より審査報告を求めます。
  総務経済建設常任委員会、瀬上邦久委員長、審査報告を演壇にてお願いいたします。
          〔総務経済建設常任委員長 瀬上邦久議員登壇〕
総務経済建設常任委員長(瀬上邦久議員) 13番、総務経済建設常任委員会委員長の瀬上邦久でございます。議長の命により、請願審査報告を申し上げます。
  総務経済建設常任委員会に付託されました請願第3号 国に対し「立憲主義を堅持し、憲法9条を守り、戦争しない日本を求める意見書」の提出を求める請願書の件について、会議規則第94条第1項の規定により、次のとおり審査の結果を報告します。
  12月5日午後3時より、役場会議室において総務経済建設常任委員会を開きました。出席者は、議長を含む総務経済建設常任委員会7名の出席のもとに慎重に審査をいたしました。
  本年7月に発生した西日本を中心に甚大な被害を受けた豪雨災害、9月に発生した北海道胆振東部地震における救助活動において、国民の多くが最も頼りにしているのが自衛隊であります。さらに、災害、国際貢献に十分対応できる強靭な国家をつくるためにも憲法9条に自衛隊をしっかりと明記すべきであるとの意見が出されました。
  このような状況を踏まえ、総務経済建設常任委員会に付託された請願第3号 国に対し「立憲主義を堅持し、憲法9条を守り、戦争しない日本を求める意見書」の提出を求める請願の件について審査の結果、不採択とすべきものと決定いたしました。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
議長(北堀一廣議員) 委員長の報告が終わりました。
  これより委員長の報告に対して質疑に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
  阿部弘明議員。
          〔11番 阿部弘明議員登壇〕
11番(阿部弘明議員) 11番、阿部弘明です。ただいまの委員長報告に対する反対、そしてこの請願に対する賛成討論を行いたいというふうに思います。
  先ほど委員長の方からも報告がありました。総務経済建設常任委員会での意見の中身について、私なりにまとめました。主な意見は、戦争には反対だと、また災害救助、人命救助などで命をかけている自衛隊は必要だと、憲法9条に自衛隊を明記することは賛成、戦争をしたくてするのではない、国の方針に従うと、また戦争はしないと思う、自衛隊はなくてはならない、災害に必要だと、危険なところに行く自衛隊は明記すべきというようなことで、採決については委員長を除いて、6人のうち私を除いて全員が反対をされました。
  私は、この請願に改めて賛成をする討論を行います。
  まず、反対する意見についての反論を行いたいというふうに思います。1つ目は、戦争には反対だと、戦争はしたくてするのではないと、戦争はしないと思うと、これは多くの国民の思いだというふうに思います。しかし、この思いを突き崩すのが今回の改定案ではないかと。安倍首相は9条に自衛隊を書き込むだけで何も変わらないというふうに言っていますが、本当にそうでしょうか。後方は前方にまさると。後につくった法律のほうが前の法律よりも強いという法の一般原則があります。つまり先にできている憲法9条2項である前項の目的を達成するために「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」と、「国の交戦権は、これを認めない」という項目ができなくなってしまいます。これまで自衛隊の防衛行動は必要最小限の専守防衛に限られてきました。ですから、自衛隊は戦力に当たらないと言って、憲法上許されるというふうに言われ、時の自民党政権は自衛隊の拡大を行ってきたという経過です。
  そして、この憲法9条2項がこれまでも米軍の要請に対しても一貫して自衛隊を戦地に派遣しないと、また海外派兵されても戦争しない組織というふうになってきたわけであります。かつてベトナム戦争のときも日本の米軍基地からベトナムへ爆撃や艦船が出撃しましたけれども、やはり自衛隊を出兵させることはできませんでした。そして、イラク戦争でも小泉首相が戦争を指示しても戦闘地域に行かせることはできませんでした。憲法9条が自衛隊の命を守ってきたと言っても過言ではありません。
  しかし、現在安保法制が施行され、自衛隊の防衛行動は専守防衛から集団的自衛権の行使まで拡大されてしまっています。それよって自衛隊は日本国外でも他国の軍隊の武力行使と一体となる活動が可能になったわけです。戦争に反対だと、またしたくてするのではないということはもう言えないと。残念ながら憲法9条が今回この請願にあるように、自衛隊明記論によって改定されたら、もはや米軍との一体となった今訓練を日常的に行っている自衛隊を見ても、米軍が行う海外での戦争に自衛隊が組み込まれてしまう、これは現実的な話であるというふうに思います。
  また、先ほど言われましたけれども、自衛隊は災害時に必要だと、危険なところに行く自衛隊を憲法に明記するのは必要だという意見です。これも多くの国民の思いであります。しかし、今述べたように、今回明記するのは海外で戦争することができる自衛隊であり、災害救助で頑張る自衛隊ではありません。災害救助で頑張るのは消防署員、警察官、先生、その他多くの公務員、ボランティアなどです。特に東日本大震災では消防士や消防団の犠牲が多く、消防職員27人、消防団員198人が公務中に殉職されました。警察官が25人、その他公務員職員が4人です。自衛隊だけを明記するというのは全く別の意図があると考えざるを得ません。
  去る10月5日に埼玉弁護士会は、自衛隊を憲法に明記する憲法改正に反対する総会決議を上げています。ここに自衛隊明記論の危険性をこういうふうに述べています。日本国憲法は、基本的人権を侵すことのできない永久の権利としています。基本的人権尊重主義をその基本原理の一つとして人権保障の限界を公共の福祉に反しない限り、最大の尊重を必要とするとしています。ところが、自衛隊が明記され、憲法上の組織になった場合、その任務や活動は基本的に憲法に根拠を持つ国家機関の行為ということになるので、自衛隊の任務活動に必要なことは公共の福祉として国民の基本的人権を制限する、そういうおそれがあるというふうに述べています。例えば自衛隊の活動を阻害するとして、知る権利を含む表現の自由が制限されたり、居住の自由や職業の選択の自由、財産権などなど、基本的な人権を制約する根拠として扱われる可能性があります。自衛のために必要として現在以上に莫大な国会予算が自衛隊に割り当てられることへの歯どめもなくなり、その財政確保のために社会保障が削減されたり、増税がなされるなど、国民生活にも大きな影響を与える時代が生じると考え、懸念されます。
  さらに、この改憲は立憲主義を無視しているということも重大な問題です。立憲主義というのは憲法で保障された個人の権利、自由を確保するために国家権力を制限したり、抑制することにあります。国家のために国民が奉仕するためのものではないことを明確に最高法規としてこの憲法が定めているわけであります。そのため、日本国憲法は基本的人権の保障を図るため、国会、行政、司法を分離させ、最高法規たる憲法に反する一切の法律や行政行為等を無効としています。内閣総理大臣その他の国務大臣を初め、権力分担者たる公務員に憲法尊重擁護義務を課しているのもそのためです。しかし、憲法を最も守らなければならない内閣や総理大臣がみずからを制限されるのが嫌だと、今回の改憲案が出てきているというふうに思います。今回の改憲は立憲主義を余りにも軽んじていると言わなければなりません。
  現在憲法がその人権や社会保障を守るとしている主権者である国民の間で、憲法改正が必要という活発な国民的議論が起こっているわけではありません。どの世論調査を見ても臨時国会に改憲案を提出することについては、反対が賛成を大きく上回っており、国民が政治に求めているのは社会保障や経済対策であり、改憲ではありません。ましてや自衛隊明記案の必要性を基礎づける具体的な立法事実について、これまで十分な説明もされたとは到底言えない状態にあります。憲法が気に食わないからといって、数の力で変えてしまおうというのは国の私物化であり、もはや民主主義とは相入れず、独裁国家というようなことも言われています。
  町民の暮らしと平和を守り、基本的人権を擁護し、社会正義を実現することを使命とするこの議会が、町民から出されたこの請願はそのことを強く求めているというふうに思います。当議会が立憲主義と日本国憲法の基本原理が徹底、堅持すべきであることを求める立場から、本意見書の提出を求め、この請願に対する賛成意見とさせていただきます。どうもありがとうございました。
議長(北堀一廣議員) 次に、委員長報告に賛成者の発言の討論を願います。
  討論ありませんか。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより請願第3号 国に対し「立憲主義を堅持し、憲法9条を守り、戦争しない日本を求める意見書」の提出を求める請願書についてを採決をいたします。
  この請願に対する委員長の報告は不採択とすべきものであります。
  お諮りします。請願第3号を採択することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立少数〕
議長(北堀一廣議員) 起立少数。
  よって、請願第3号は不採択とすべきものに決定いたしました。

    請願第4号の委員長報告、質疑、討論、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第18、請願第4号 国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願書についてを議題といたします。
  請願第4号について、総務経済建設常任委員会委員長より審査報告を求めます。
  総務経済建設常任委員会、瀬上邦久委員長、審査報告を演壇にてお願いいたします。
          〔総務経済建設常任委員長 瀬上邦久議員登壇〕
総務経済建設常任委員長(瀬上邦久議員) 13番、総務経済建設常任委員会委員長の瀬上邦久です。議長の命により、請願審査報告を申し上げます。
  総務経済建設常任委員会に付託された請願第4号 国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願書の件について、会議規則第94条第1項の規定により、次のとおり審査の結果を報告いたします。
  12月5日午後3時より、役場会議室において総務経済建設常任委員会を開きました。出席者は、議長を含む総務経済建設常任委員会7名出席のもとに慎重に審査をいたしました。
  国民の現在の暮らしの状況を考えてみると、消費税の増税により、経済情勢への影響が想定できるものの、消費税増税については、旧民主党、公明党、自由民主党の3党合意に基づき野田政権下で持ち出されたものでもあり、今回教育の無償化、あるいは民生費等へ充てることとされております。しかし、現在の非常に厳しい財政状況下の中、消費税の増税は極めて必要であるとの意見が出ました。このような状況を踏まえ、総務経済建設常任委員会に付託された請願第4号 国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願書の件について、審査の結果、不採択とすべきものと決定いたしました。よろしく審議のほどお願いを申し上げます。
議長(北堀一廣議員) 委員長の報告が終わりました。
  これより委員長の報告に対して質疑に入ります。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これより討論に入ります。
  阿部弘明議員。
          〔11番 阿部弘明議員登壇〕
11番(阿部弘明議員) 11番、阿部弘明であります。ただいまの委員長報告に対して反対する立場で、この請願に賛成する討論を行いたいというふうに思います。
  先ほど委員長からの報告にもありました。さまざまな意見が出されましたが、一つ一つ反論をしていきたいというふうに思いますが、まず消費税増税について望んでいる国民が多くいるかと、町民の中に消費税を上げてくれというふうに言われる方が本当にいるのでしょうか。2014年4月、安倍晋三政権が消費税を8%に引き上げた後、家計消費が増税前の水準を上回ったことはありません。2012年、年間の家計消費は360万円でした。2013年は363万円、最近の数字を見ますと、家計消費は338万円です。年間の家計消費が1世帯当たり年間で25万円減っている。毎月の支出にすると2万円以上も抑えているということになります。
  働く現役世代は最も支出が多い世代でありますが、衣食住に子どもや塾の教材などの値上げ、しかも働く者の実質賃金は下がり続けているのが現状です。どこを削れと言うのかという声が出るのも無理はありません。年金生活者はもっと深刻です。年金支給額が年々下がり、物価だけは上がる。健康保険税や介護保険料は上がる。食費を減らしたり、ぐあいが悪くても医者に行けないという事態も起きています。アンケートでも長生きが不安だというお年寄りの声が聞こえます。生活保護世帯も同様です。生活保護の扶養費が削減され、憲法25条違反だということで裁判も起こされている事態です。その上10%増税となれば、消費税は所得の少ないほど重くのしかかって、暮らしを破壊することは明白です。貧困と格差を拡大する、その上深刻な消費不況が続く中での増税は、暮らしと経済をさらに落ち込ませることになります。
  委員会の意見にもありましたけれども、消費税増税はもう決まったことだから仕方がないというふうに思っている方も多いのではないかというふうに思いますが、内閣官房参与を務める藤井京都大学大学院教授もしんぶん赤旗のインタビューで、消費税10%への増税中止は十分にあり得るというふうに言っています。その鍵となるのは国民世論というふうに語っています。増税中止の声を多数にすれば、安倍政権の増税中止、追い込むことができるというふうに思います。
  また、安倍首相は消費に万全の対策をとるというふうに言っています。そのための予算を来年度で計上するというふうに言っていますけれども、その対策もひどいということがわかってきました。中小商店でカードを使って買い物をしたら、期限限定でポイント還元をすると言いますけれども、カード払いを扱わない中小商店にとっては大迷惑、新たにそのための機械を導入しなくてはなりませんし、それも永久に続くわけではありません。また、プレミアム商品券なるものも検討されていますけれども、政府自身が新たな消費を喚起をしないというふうに言われています。駆け込み需要対策と言いますけれども、一般庶民に駆け込みをする余裕などありません。お金持ちや自動車会社、大手スーパーは一時は潤うかもしれませんが、しかし庶民は10%になった途端、本当に苦しみが待ち構えているというふうに思います。政府が考えている消費税増税の対策には何兆円もの費用がかかると言われています。対策は短期で終了しますが、10%の消費税はずっと続きます。景気の落ち込みを心配して増税分を戻すくらいなら、初めから増税そのものをやめるべきだというふうに思います。
  安倍政権は消費税を全て社会保障に使うと先ほどの委員長の報告もありましたが、本当にこれを信用する人がいらっしゃるのでしょうか。安倍政権は社会保障のためと言って8%増税を強行しながら健康保険、介護保険、年金、生活保護、あらゆる社会保障をこの6年間で3.9兆円も削減をしました。さらに消費税10%増税後、この消費税増税を考えている財務省は、同じように今後65歳以上の医療費負担を原則1割から2割にふやす、介護保険も利用料を原則2割負担にする、介護保険の要支援に加えて、介護保険1、2も保険から外すというようなことを考えているようです。年金の支給年齢をおくらせ、支給額も削減する、生活保護も連続に削減するなど、社会保障の大改悪が狙われているのが今財務省で具体的に検討されています。
  では、先ほども言われましたけれども、教育無償化についてはどうでしょうか。昨年の9月、安倍首相は消費税10%を財源とする全ての子どもたちの幼稚園、保育園の費用を無償化すると公約をして衆議院を解散しました。ところが、現在検討されている案はどうでしょう。給食費を無償化の対象から外すというふうに言っています。滑川町が行っている給食費の無償化へは全く補助がないばかりか、保育料や幼稚園の利用者負担が国費で賄われないため、さらなる自治体負担が増大することになります。現在全国知事会や市町村会などが全額国費で賄うべきだと要請を行っています。こんな教育無償化の案が出されているということです。
  国の財政が大変だから消費税増税はやむを得ないという声も聞こえます。消費税が導入され30年、国と地方の借金は4倍以上に膨れ上がりました。消費税の導入と、その後の増税で景気が悪化し、その上大企業の減税の大盤振る舞いをしたため、税収が減ったということが原因であります。この間の消費税税収は372兆円、一方で法人三税の税収は291兆円も減ったということです。大企業に税をまけた穴埋めに消費税が使われてきたというのが真実です。先ほどの議論でもありましたけれども、消費税の導入とあわせて法人税減税が行われているというのが本当の実態ではないでしょうか。国民に増税を強いれば景気が悪化し、税収そのものが落ち込む。国の借金を減らすためには、今大もうけをしている大企業や富裕層に負担を求めるべきではないでしょうか。増税を実施するとき、食料品など軽減税率にすると言っていますけれども、どうなるでしょう。軽減税率はありません。食料品などを現行の8%に据え置くだけであります。消費不況は8%への増税時からずっと続いています。
  複数税率が消費落ち込みの軽減にならないことは明らかです。むしろ商品やサービスによって税率が異なることで、小売業者に多大な負担になります。例えばコンビニやハンバーガー屋さんで、持ち帰りだったら食品扱いで8%、店内で食べたら外食なので10%、飲み物も、リポビタンDは医薬部外品なので10%、オロナミンCは清涼飲料なので8%と、税率の区分はめちゃくちゃです。小売店もお客も大混乱は必至になるというふうに思います。
  また、複数税率に伴って導入が予定されているのがインボイス制度です。インボイスとは8%と10%を取引ごとに区分した請求書のことですが、2023年から始められるというふうに言われています。今仕入税額控除が免税業者からできなくなるというもので、現在売り上げ1,000万円以下の業者は500万もいるというふうに言われていますけれども、この免税業者がいわゆる取引から外されてしまうということになりかねません。どうしても外されたくなければ、新たに課税業者にならざるを得ないというような中小業者いじめのインボイス制度です。
  これについては日本商工会議所を初め、多くの業界団体が反対を表明しています。日本の消費税率は外国に比べて低いのではという声もありますが、そもそも米国には消費税はありません。欧州でも消費税率を20%にしている国もありますが、消費税が税収全体に占める比率は、基本税率20%のフランスやイギリスでも税率8%の日本と大差ありません。なぜかというと、欧州では非課税品目など、ゼロ税率など軽減税率が非常に多いからであります。食料品の税率は、欧米ではゼロから7%程度です。日本の8%は国際的に高い税率です。欧州の社会保障財源で最も多いのは事業主が払う社会保障料です。財源を消費税など付加価値税に頼っているわけではありません。消費税の増税は今でも苦しんでいる国民にさらなる負担を強いるものです。
  憲法は、13条で国民に個人として尊重される生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利という幸福追求権を立法、その他国政の上で最大の尊重を必要とするとしています。個々の幸福はさまざまな形があろうと思いますが、お金があればという方も自分の家族や健康、生まれてきてよかった、生きてきてよかったと、そしてともに生きていてよかったという方もいるでしょう。人それぞれの幸福になる権利を応援するのが政治の役割ではないかと思います。その足を引っ張るような消費税増税は議員として絶対に許すことはできません。
  今回の安倍政権が進めようとしている来年10月からの増税はきっぱり中止すべきだということをもって、この請願に賛成する討論を終了します。どうもありがとうございました。
議長(北堀一廣議員) 次に、賛成討論ありますか。
          〔発言する人なし〕
議長(北堀一廣議員) 討論なしと認めます。
  これより請願第4号 国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求める請願書についてを採決いたします。
  この請願に対する委員長の報告は不採択とすべきものであります。
  お諮りします。請願第4号を採択することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立少数〕
議長(北堀一廣議員) 起立少数。
  よって、請願第4号は不採択とすべきものと決定をいたしました。
  暫時休憩します。
          休 憩  (午後 3時22分)

          再 開  (午後 3時23分)
議長(北堀一廣議員) 再開します。

    日程の追加
議長(北堀一廣議員) お諮りします。
  ただいま町長から諮問第1号が提出されました。これを日程に追加し、日程第20として議題にしたいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(北堀一廣議員) 異議なしと認めます。
  したがって、諮問第1号を日程に追加し、日程第20として議題とすることに決定をいたしました。

    諮問第1号の上程、説明、採決
議長(北堀一廣議員) 日程第20、諮問第1号を議題とします。
  事務局長より朗読を願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  吉田町長より提出諮問の説明をお願いいたします。
          〔町長 吉田 昇登壇〕
町長(吉田 昇) 町長、追加提案をいたします。
  諮問第1号の提案理由の説明を申し上げます。
  諮問第1号 滑川町人権擁護委員候補者の推薦についてでございますが、現在の細沼光子委員の任期が平成31年3月31日をもって満了するに当たり、引き続き細沼光子さんを推薦したいので、議会の意見を求めるものでございます。
  ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 提出諮問の説明が終わりました。
  お諮りします。本件は人事案件でありますので、質疑、討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(北堀一廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、質疑、討論を省略いたします。
  これより諮問第1号 滑川町人権擁護委員候補者の推薦についてを採決いたします。
  本件は原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。
          〔起立全員〕
議長(北堀一廣議員) 起立全員です。
  よって、諮問第1号は原案のとおり可決されました。

    閉会中の継続調査の申し出について
議長(北堀一廣議員) 日程第19、閉会中の継続調査の申し出についてを議題とします。
  議会運営委員会、井上奈保子委員長から、会議規則第75条の規定によって、お手元に配付した申し出のとおり、次期議会の会期日程の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について、閉会中の継続調査の申し出があります。
  お諮りします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(北堀一廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定をいたしました

    閉会について
議長(北堀一廣議員) お諮りします。
  本定例会の会議に付された事件は全て終了しました。
  会議規則第7条の規定によって本日で閉会したいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(北堀一廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、本定例会は本日で閉会することに決定をいたしました。

    町長挨拶
議長(北堀一廣議員) ここで、吉田町長よりご挨拶をお願いいたします。
          〔町長 吉田 昇登壇〕
町長(吉田 昇) 議長のお許しをいただきましたので、本定例会の閉会に当たりまして一言お礼の挨拶を申し上げます。
  本議会におきましては、平成30年度一般会計補正予算を初め、諮問を含む全16議案を慎重審議賜り、原案どおり可決いただきまして深く感謝申し上げます。
  会期中に議員各位より多くの提案、意見等をいただきましたことに対しましては十分参考にさせていただき、今後の町政の執行に当たってまいる所存でございます。
  現在来年度予算を編成中でございます。財源確保は極めて厳しい中にありますが、住民福祉の向上に職員一同が真摯に取り組んでまいる決意でございます。
  議員各位におかれましては年末年始を迎え、ますますお忙しいことと存じますが、お体には十分にご留意をいただき、ご活躍されますことをご祈念申し上げまして、閉会に当たってのお礼の挨拶とさせていただきます。大変ご苦労さまでございました。(拍手)

    閉会の宣告
議長(北堀一廣議員) これで本日の会議を閉じたいと思います。
  議員各位と執行部のご協力によりまして、本定例会が終了できました。深く感謝を申し上げます。
  これをもちまして第215回滑川町議会定例会を閉会いたします。
                                   (午後 3時30分)
議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
  相互に礼。
  お疲れさまでした。