平成29年第205回滑川町議会定例会〔予算審査特別委員会〕

              平成29年第205回滑川町議会定例会                   〔予算審査特別委員会〕 1.日  時 平成29年3月10日(金)        午前 9時00分 開会        午後 3時44分 延会 2.場  所 滑川町議場 3.議  題    (1)委員長互選    (2)副委員長互選    (3)議案第22号 平成29年度滑川町一般会計予算の議定について
出席委員(13名)    1番  高  坂  清  二  委員      2番  北  堀  一  廣  委員    3番  石  川  正  明  委員      5番  井  上  奈 保 子  委員    6番  田  幡  宇  市  委員      7番  森  田  泰  雄  委員    8番  菅  間  孝  夫  委員      9番  宮  島  一  夫  委員   10番  吉  田  文  夫  委員     11番  阿  部  弘  明  委員   12番  松  本  幾  雄  委員     13番  瀬  上  邦  久  委員   14番  上  野     廣  委員                         欠席委員(なし)
出席者      滑 川 町 議会議長    長 谷 川   元   夫
事務局職員出席者      議 会 事 務 局 長    笠   原       直      書       記    今   井   茂   子      録       音    會   澤   孝   之
説明のため出席した人      町       長    吉   田       昇      副   町   長    柳       克   実      教   育   長    小   澤   正   司      総 務 政 策 課 長    吉   野   正   和      税  務  課  長    赤   沼   正   副      会 計 管 理 者 兼    木   村   俊   彦      会  計 課  長      健 康 福 祉 課 長    大   塚   信   一      町 民 保 険 課 長    小   柳   博   司      健 康 づ く り課長    小   原   由   之      環  境 課  長    堀   口   幸   男      産 業 振 興 課長兼    吉   田       浩      農業委員会事務局長      建  設 課  長    吉   野   徳   生      教育委員会事務局長    森   田   耕   司      議 会 事 務 局 長    笠   原       直      総務政策課副課長兼    篠   ア   仁   志      主席主幹・総務担当      総務政策課副課長兼    岩   附   利   昭      主 席 主 幹 ・      企 画 調 整 担 当      総 務 政策課主幹・    稲   村   茂   之      秘 書 広 報 担 当      総 務 政策課主幹・    福   島   知   子      総  務  担  当      総 務 政策課主幹・    大   林   具   視      人権・自治振興担当      総 務 政策課主幹・    松   本   由 紀 夫      財  政  担  当      総 務 政策課主任・    武   内   章   泰      総  務  担  当      税 務 課 主 幹 ・    権   田   尚   司      資 産 税 担 当      税 務 課 主 査 ・    高   坂   真 理 子      管  理  担  当      会 計 課 副 課長兼    高   坂   克   美      主 席 主 幹 ・      会 計 用 度 担 当      町民保険課副課長兼    木   村   寿 美 代      主席主幹・町民担当      産 業 振 興 課    服   部   進   也      副課長兼主席主幹・      土 地 改 良 担 当      産 業 振興課主査・    齋   藤   則   行      農 林 商 工 担 当      農 業 委員会事務局    権   田   正   司      次 長 兼主席主幹・      農  地  担  当      建 設 課 副 課長兼    飯   塚       晃      主席主幹・管理担当      建 設 課 主 幹 ・    神   田       等      都 市 計 画 担 当      建 設 課 主 査 ・    江   森       徹      道 路 整 備 担 当      議 会 事務局主幹・    今   井   茂   子      庶  務  担  当      健康福祉課副課長兼    木   村   晴   彦      主席主幹・福祉担当      健康福祉課副課長兼    篠   ア   美   幸      主 席 主 幹 ・      高 齢 者 福 祉担当      健 康 福祉課主査・    奥   野       忠      福  祉  担  当      健 康 福祉課主任・    石   川   恵   子      福  祉  担  当      健 康 福祉課主事・    齋   藤   敬   己      福  祉  担  当      町民保険課副主幹・    堀   口   章   子      年 金 国 保 担 当      健 康 づ く り 課    市   川   明   浩      副課長兼主席主幹・      健 康 づ く り担当      健康づくり課主幹・    関           静      保 健 予 防 担 当      環 境 課 主 幹 ・    島   田   昌   徳      生 活 環 境 担 当      教 育 委員会事務局    澄   川       淳      次 長 兼主席主幹・      教 育 総 務 担 当      教 育 委員会事務局    山   崎   則   枝      指 導 主 事 ・      学 校 教 育 担 当      教 育 委員会事務局    小   林   晴   美      次 長 兼主席主幹・      生 涯 学 習 担 当      教 育 委員会事務局    関   口   正   幸      次 長 兼主席主幹・      文 化 財 保 護担当      教 育 委員会事務局    吉   野   和   弘      副  主  幹  ・      生 涯 スポーツ担当      教 育 委員会事務局    野   本   健 一 郎      主 査 ・図書館担当

議会事務局長(笠原 直) ご起立願います。
  相互に礼。
  よろしくお願いします。ご着席願います。

議長(長谷川元夫議員) 皆さん、おはようございます。
  本定例会の初日に、議案第22号 平成29年度滑川町一般会計予算の議定についてから議案第29号平成29年度滑川町水道事業会計予算の議定についてまでの8議案について、議長を除く13名の委員で構成する予算審査特別委員会を設置して審査することに決定をいたしました。
  滑川町議会としては、今回13回目の予算審査特別委員会の設置であり、今回も前年度に続いて議場を使用して開催しますので、十分なる審査をお願いを申し上げます。
  ただいま当委員会には正副委員長がおりません。委員会条例第9条に、「委員長及び副委員長がともにいないときは、議長が委員長の互選を行わせる」とあります。そして、「互選に関する職務は、年長の委員が行う」とあります。
  ただいま出席している委員の中で、年長委員は森田泰雄委員であります。森田泰雄委員に臨時委員長をお願いをいたします。臨時委員長席にお着きを願いたいと思います。よろしくお願いいたします。
          〔臨時委員長 森田泰雄委員委員長席に着席〕

    開会及び開議の宣告
臨時委員長(森田泰雄委員) 皆さん、おはようございます。臨時委員長として、年長というゆえをもって一応つかせていただきたいと思います。
  きょうの欠席者はおりません。ただいま出席委員は、議長を除く13名全員でございます。定足数に達しておりますので、ただいまから予算審査特別委員会を開催いたします。
                                   (午前 9時00分)

    委員長互選
臨時委員長(森田泰雄委員) 委員長の互選を行いたいと思いますが、お諮りいたします。委員長の互選は、指名推選の方法により行いたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
臨時委員長(森田泰雄委員) ご異議なしと認め、委員長の互選は指名推選により行いたいと思います。
  ご指名をお願いいたします。
6番(田幡宇市委員) 予算委員会の委員長に上野廣委員を推薦申し上げます。
臨時委員長(森田泰雄委員) ありがとうございます。ただいま上野廣委員を委員長にとのご指名がありました。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
臨時委員長(森田泰雄委員) ありがとうございます。異議なしということで、上野委員が委員長に当選されました。
  ただいま委員長が決定しましたので、臨時委員長の職を解かせていただきます。
  上野委員長、委員長席にお着きいただきたいと思います。
          〔臨時委員長、委員長と交代〕

    副委員長互選
委員長(上野 廣委員) おはようございます。ただいま田幡委員からご指名を受け、委員各位からご推挙賜り、委員長という重責を担うことになりました上野廣でございます。滑川町町民の生活安定に大切な平成29年度当初予算の審議でございます。微力ではございますが、委員長を務めさせていただきます。
  本委員会の運営が円滑にいきますよう、皆様方の絶大なるご支援、ご協力をお願い申し上げまして、私からの挨拶といたします。
  それでは、着座にてさせていただきます。
  これより副委員長の互選を行います。
  お諮りします。副委員長の互選は指名推選とし、委員長より指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
委員長(上野 廣委員) 異議なしと認め、副委員長に菅間孝夫委員を指名します。これにご異議ございませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
委員長(上野 廣委員) 異議なしと認めます。
  よって、菅間孝夫委員が副委員長に当選されました。
  菅間孝夫副委員長、副委員長席にお着きください。お願いします。
  ここで、菅間孝夫副委員長にご挨拶をお願いします。
副委員長(菅間孝夫委員) ただいま上野委員長よりご指名を賜り、副委員長に当選しました菅間孝夫でございます。
  微力ではございますが、上野委員長を補佐し、平成29年度の当初予算の審査に当たり、特別委員会の運営が円滑にできますよう努めさせていただきます。皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございました。

    会議録署名委員の指名
委員長(上野 廣委員) 次に、会議録署名委員の指名でございますが、委員長において指名いたします。
   1番  高 坂 清 二 委員
   2番  北 堀 一 廣 委員
   3番  石 川 正 明 委員
  以上、3名の方にお願いいたします。

    議案第22号の上程、説明、質疑
委員長(上野 廣委員) 予算審査特別委員会に付託されました案件は、本定例会において付託された議案第22号 平成29年度滑川町一般会計予算の議定についてから議案第29号 平成29年度滑川町水道事業会計予算の議定についてまでの各会計予算8議案の審査であります。
  当委員会における審査日程は2日間といたします。
  審議は、議案第22号 平成29年度滑川町一般会計予算の総務経済建設常任委員会所管事項の審査から始め、文教厚生常任委員会の所管事項と続き、そして平成29年度の各特別会計予算並びに水道事業会計予算の審査を行います。
  質問者は質問を質問席で行い、答弁者は答弁を自席でお願いします。質問者、答弁者は、委員長権限で着座のまま質問、答弁を行って結構でございます。質疑は一問一答方式、時間は40分とします。回数制限は設けませんが、一般会計の総務経済建設常任委員会の所管事項で1回、文教厚生常任委員会の所管事項で1回、特別会計・事業会計ではそれぞれの会計で1回ずつということにします。なお、町長、副町長、教育長に答弁を求める場合には、みずから指名をお願いします。このような進め方でよろしいでしょうか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
委員長(上野 廣委員) では、そのように進めさせていただきます。
  議案第22号 平成29年度滑川町一般会計予算の議定についての審査を行います。
  最初に、総務経済建設常任委員会の所管事項の審査を行います。
  各担当課長から自席にて歳入歳出予算の所管事項の説明を求めます。
  最初に、吉野総務政策課長、お願いします。
総務政策課長(吉野正和) おはようございます。総務政策課長、吉野でございます。総務政策課の所管する予算につきまして、着座で説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
  それでは、総務政策課の所管する一般会計予算でございますけれども、歳入につきましては、既に全体予算のところで2度ほど説明をさせていただきましたので、主に歳出を中心に説明をさせていただきたいと存じます。
  最初に、予算書の32ページをごらんいただきたいと存じます。款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費でございます。本年度予算額2億6,360万3,000円、対前年度比3,249万9,000円減額の予算を計上しております。主な減額の要因は、退職者と人事異動者との給与差による人件費の減額によるものでございます。
  また、34ページの節19負担金、補助及び交付金の退職手当組合負担金について、退職者が平成27年度は5人でありましたが、平成28年度は2人であるため、大幅な減額となっております。主な内容でございますが、33ページの節7賃金に臨時職員賃金として3,449万2,000円の予算を計上しております。臨時職員28人分の賃金でございます。
  また、節8報償費に、平和啓発事業講師謝礼として3万円の予算を計上しております。昨年は平和啓発事業として、ピースバスツアーを実施してまいりましたが、事業内容を変更し、講師を招聘し、講演会形式で平和啓発事業を行う予定で予算計上したものでございます。
  次に、35ページをごらんいただきたいと存じます。目2文書広報費でございます。本年度予算額1,268万8,000円、対前年度比23万円増額の予算を計上しております。各節の予算は、前年度と比べ多少の増減はございますが、おおむね前年度予算を踏襲しております。
  次に、36ページの下段をごらんいただきたいと存じます。目5財産管理費でございます。本年度予算額4,436万円、対前年度比148万8,000円減額の予算を計上しております。役場庁舎の施設設備の維持管理に要する経費でございます。各節の予算は、前年度と比べ多少の増減はございますが、おおむね前年度予算を踏襲しております。
  次に、38ページをごらんいただきたいと存じます。目6企画費でございます。本年度予算額1億3,013万2,000円、対前年度比1,053万3,000円減額の予算を計上しております。主な減額の要因でございますが、小川赤十字病院に対する建設負担金が平成28年度で終了したことによるものでございます。
  次に、40ページの下段をごらんいただきたいと存じます。目9人権政策費でございます。本年度予算額107万1,000円、対前年度比7万5,000円減額の予算を計上したところでございます。前年度とほぼ同額の予算でございます。
  次に、41ページをごらんいただきたいと存じます。目10コミュニティセンター費でございます。本年度予算額1,854万5,000円、対前年度比68万3,000円増額の予算を計上しております。各節の予算は、前年度と比べ多少の増減はございますが、おおむね前年度予算を踏襲しております。
  次に、目15諸費でございます。本年度予算額2,884万8,000円、対前年度比115万8,000円減額の予算を計上しております。
  次に、少し飛びまして、46ページをごらんいただきたいと存じます。項4選挙費、目1選挙管理委員会費でございます。本年度予算額895万5,000円、対前年度比24万円増額の予算を計上しております。おおむね前年度予算を踏襲しております。平成29年度は、選挙の予定はございません。
  次に、48ページをごらんいただきたいと存じます。項5統計調査費、目2指定統計調査費でございます。本年度予算額53万6,000円、対前年度比34万4,000円減額の予算を計上しております。
  次に、飛びまして84ページをごらんいただきたいと存じます。款9消防費、項1消防費、目1常備消防費でございます。本年度予算額2億8,050万2,000円、対前年度比1,324万7,000円増額の予算を計上しております。増額の要因でございますが、常備消防費負担金算出の基礎となる消防費基準財政需要額割を算出するに当たり、平成27年国勢調査の人口が適用され、地方交付税の基準財政需要額が増額となり、負担金の金額が前年度より増額となっております。
  次に、目2非常備消防費でございます。本年度予算額1,796万円、対前年度比153万9,000円減額の予算を計上しております。減額の要因でございますが、比企広域消防組合非常備消防費負担金の減額によるものでございます。
  次に、目3消防施設費でございます。本年度予算額135万7,000円、対前年度比330万4,000円減額の予算を計上しております。
  次に、85ページをごらんいただきたいと存じます。目4防災費でございます。本年度予算額611万1,000円、対前年度比1,068万6,000円減額の予算を計上しております。減額の要因は、平成28年度に埼玉県衛星系防災行政無線施設再整備事業を行い、完了したことによるものでございます。また、平成29年度は隔年実施の町全体の地域防災訓練を実施するため、需用費の消耗品費に必要な予算を計上してございます。
  次に、目5災害対策費につきましては、前年度とほぼ同額の予算でございます。
  以上、雑駁な説明で恐縮ですけれども、総務政策課所管の予算の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございました。
  次に、木村会計課長、お願いします。
会計管理者兼会計課長(木村俊彦) おはようございます。会計課長の木村でございます。会計課所管の予算につきまして、着座にて説明をさせていただきます。
  最初に、歳入について説明いたします。27ページをお開きください。款20諸収入、項2町預金利子、目1町預金利子ですが、節1の町預金利子として、歳計現金並びに歳計外現金の預金利子を1,000円ずつ予算計上してございます。
  続いて、28ページ、29ページをごらんください。目1雑入ですが、29ページの節15雑入の中ほどに県証紙の売捌収入として、346万6,000円を計上させていただきました。そのまま少し上に目を転じていただきますと、この県証紙の売りさばきに伴い、埼玉県から入ってくる手数料として、節2県証紙売捌手数料がありますが、29年度は11万2,000円を計上させていただきました。
  次に、歳出について説明いたします。36ページをお開きください。目4会計管理費ですが、節11需用費に県証紙の購入代金として346万6,000円を計上してございます。
  続いて、節12役務費に手数料として65万7,000円とありますが、そのうち50万円については、滑川町の指定金融機関である埼玉りそな銀行へ、公金の事務取扱手数料として支払うもので、26年度から予算計上をさせていただいているものです。残る15万7,000円につきましては、振り込みや残高証明などの手数料でございます。
  会計課は以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  次に、赤沼税務課長、お願いします。
税務課長(赤沼正副) おはようございます。税務課長の赤沼でございます。税務課の所管する予算について説明をさせていただきます。着座にて説明させていただきます。
  初めに、11ページをごらんいただきたいと思います。歳入でございます。款1町税でございます。町税は、町全体の歳入予算の53.8%を占めております。本年度予算額は29億2,067万5,000円で、前年度比1億1,660万6,000円の増額でございます。
  それでは、町税の内訳についてご説明申し上げます。13ページをお開きください。款1町税、項1町民税、目1個人、本年度予算額9億4,450万円で、前年度比2,900万円の増額でございます。納税義務者数の増により増額をさせていただきました。また、当初予算積算の徴収率を1%上げて見積もりを行いました。
  目2法人、本年度予算額2億8,465万円で、前年度比2,040万円の増額でございます。大手企業の収益が安定してきたので、変動割合を少なく見させていただき、増額をさせていただきました。また、当初予算積算徴収率を前年より1%上げて見積もりを行いました。
  続きまして、項2固定資産税、目1固定資産税、本年度予算額14億8,620万円で、前年度比5,390万円の増額でございます。増額の要因は事業所の増設や新築家屋の増により増額をさせていただきました。また、当初予算積算徴収率を前年より1%上げて見積もりを行いました。
  目2国有資産等所在市町村交付金及び納付金、本年度予算額233万5,000円で、8万円の増でございます。
  続きまして、項3軽自動車税、目1軽自動車税、本年度予算額4,519万円で、前年度比848万7,000円の増額でございます。登録台数の増加とともに、軽自動車の13年を経過した車両が増加したため増額となりました。また、当初予算積算徴収率を前年より2%上げて見積もりを行いました。
  続きまして、14ページをお開きください。項4町たばこ税、目1町たばこ税、本年度予算額1億5,780万円で、前年度比473万9,000円の増額でございます。売り上げ本数は減数傾向にありますが、当初予算積算において、売り上げ本数の減を例年より少なく見積もりをさせていただきました。
  続きまして、42ページをお開きください。歳出でございます。款2総務費、項2徴税費、目1税務総務費、本年度予算額8,317万2,000円で、前年度比792万6,000円の減額でございます。全体的には予算額は減額となりましたが、43ページ、節の13委託料で、前年度、平成30年度の評価がえに向けての土地鑑定委託料として1,275万7,000円を計上させていただきました。今年度も評価がえに向けて固定資産課税評価委託料770万円のうち、航空写真撮影とデジタル変換の費用として500万円を計上させていただきました。
  44ページをごらんください。目2賦課徴収費、本年度予算額1,769万4,000円で、前年度比103万6,000円の減額でございます。主な要因は節11需用費、消耗品と、節13委託料、電算委託料の減でございます。
  以上で税務課の所管する予算の説明を終わらせていただきます。ご審議の上よろしくお願いをいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございました。
  それでは、次に小柳町民保険課長、お願いいたします。
町民保険課長(小柳博司) おはようございます。町民保険課長の小柳でございます。町民保険課関連の予算説明を着座にてさせていただきます。
  最初に、歳入の主な項目についてご説明申し上げます。予算書の18ページをお願いいたします。中段から下の部分になりますけれども、款13使用料及び手数料、項2手数料、目1総務手数料のうち節3戸籍住民基本台帳手数料として524万3,000円の予算を計上しております。金額的には、前年度とほぼ同様でございます。内容は、各種証明書の発行等の手数料でございます。
  次に、20ページをお願いいたします。款14国庫支出金、項2国庫補助金、目1総務費国庫補助金のうち節9戸籍住民基本台帳費国庫補助金として617万円を計上しております。内容は、社会保障・税番号制度の交付に係る事務費、事業費に係る補助金でございます。
  続いて、22ページをお願いいたします。款15国庫支出金、項1国庫負担金、目1総務費国庫負担金のうち節3戸籍住民基本台帳費国庫負担金として72万5,000円の予算を計上しております。内容は旅券事務、パスポートの発給に関するもので、滑川町については東松山市と委託契約を結んでいるものでございます。
  続いて、歳出の主な項目についてご説明申し上げます。45ページをお願いいたします。款1総務費、項3戸籍住民基本台帳費、目1戸籍住民基本台帳費でございますが、総額で5,801万1,000円を予算計上しております。こちらにつきましては、前年度比1,753万6,000円の増額となっておりますが、増額の内訳としましては、人件費によるものおよそ1,300万円と、46ページにございます節19負担金、補助及び交付金のうち通知カード、個人番号カードの関連義務の委任に関する交付金の増額、こちらが約400万円の増額でございますが、こちらの2点でございます。なお、個人番号カードの事務委任に関しては、国庫補助金として歳入計上をしております。
  以上、簡単ではございますが、予算説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  次に、吉田産業振興課長兼農業委員会事務局長、お願いします。
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) おはようございます。産業振興課長兼農業委員会事務局長の吉田でございます。農業委員会、産業振興課所管の平成29年度予算の説明をさせていただきます。着座にて説明させていただきます。
  最初に収入からご説明させていただきます。予算書24ページをお開きください。款15県支出金、項2県補助金、目4農林水産業費県補助金でございますが、本年度2,266万2,000円、昨年度比1,015万9,000円の増となっております。こちらにつきましては、節3農地費県補助金といたしまして1,700万6,000円、前年度比1,017万円の増となっております。多面的機能支援事業補助金といたしまして677万6,000円、324万円の増となってございます。そして、平成29年度におきましては、かねてより地元要望として県にお願いしておりました伊古の谷沼、菅田の弁天沼排水路の2つの工事につきまして、新規工事として採択いただけることになり、県費単独土地改良事業、伊古谷沼地区補助金としまして660万円、県費単独土地改良事業、菅田弁天沼地区補助金としまして363万円を新規に計上させていただいております。
  29ページでございますが、下から2段目、款20諸収入、項6雑入、目1雑入でございますが、説明欄の下から8行目、ターナちゃんグッズ販売代金75万円につきましては、平成29年度におきましても、ターナちゃんポロシャツのほうを販売を予定しておりまして、その売上金として計上してございます。
  続きまして、支出についてご説明させていただきます。69ページをお開きください。款5労働費、項1労働諸費、目1労働諸費につきましては18万6,000円ということで、前年度比2万1,000円の減で、昨年同様の予算計上となっております。
  続きまして、款6農業水産業費、項1農業費、目1農業委員会費でございますが、2,011万4,000円、83万4,000円の増でございます。こちらにつきましては、農地台帳システム改修に伴う委託費の増によるものとなっております。
  次に、71ページをごらんください。款6農業水産業費、項1農業費、目2農業総務費でございますが、4,485万7,000円、前年度比157万1,000円の増でございます。こちらにつきましては、人件費の増によるものでございます。
  続きまして、72ページ、目3農業振興費でございますが、1,507万8,000円、151万8,000円の減でございます。
  73ページ、目4の畜産費でございますが、39万2,000円、前年比3万5,000円の減となっております。
  続きまして、74ページ、目5の農地費でございますが、7,499万5,000円、前年比1億5,194万1,000円の減となっております。前年度より、平成28年度より補助事業での補助金の流れが変わったことによりますことと、土地改良事業でも面整備工事がほぼ終了したことによりまして、大きな減額となっております。平成29年度県費単独土地改良事業としまして採択いただきました伊古谷沼堤体改修工事、菅田弁天沼下排水路整備工事につきまして、節13委託料で、両工事の設計業務委託としまして175万円、節15工事請負費としまして、菅田弁天沼下排水路整備工事で1,100万円、伊古谷沼堤体改修工事で2,000万円を計上させていただいております。
  節19負担金、補助及び交付金でございますが、4,193万1,000円で、9,937万2,000円の減となっております。現在行っております羽尾中部地区、両表・大木地区土地改良事業での土木工事が平成28年度でほぼ終了したことによりまして、大幅な減額となってございます。主な内容でございますが、土地改良施設維持管理適正化事業負担金としまして115万2,000円、上福田土地改良区事業補助金として620万円、山田土地改良区事業補助金としまして278万円、多面的機能支払交付金としまして903万6,000円、団体営両表・大木地区土地改良事業補助金としまして1,163万4,000円、こちらにつきましては、1億40万5,000円の前年度からの減額となってございます。団体営羽尾中部地区土地改良事業補助金1,050万円、こちらにつきましては、前年度から387万3,000円の減となっております。そして、土地改良区の運営等に対する補助金としまして50万円を計上してございます。
  次に、75ページ、款6農林水産業費、項1農業費、目6林業費33万8,000円、前年比30万円の増となっております。こちらにつきましては、節13委託料としまして、林地台帳整備支援業務委託料としまして新たに計上させていただいております。
  同じく75ページの下から2段目の目7農業集落排水費でございますが、こちらにつきましては、農業集落排水費特別会計への繰出金ということで、ことしは5,800万円、前年度比800万円の増となっております。
  続きまして、76ページ、款7商工費、項1商工費、目2商工振興費でございますが、本年度1,638万2,000円、前年度比433万8,000円の増となっております。増額の主な要因でございますが、島野精機(株)が増設をしたことによりまして、企業誘致奨励金が発生して、こちらの増額となっておるものでございます。こちらにつきましては、節の19負担金、補助及び交付金の中で、企業誘致奨励金としまして309万円を計上してございます。
  次に、款7商工費、項1商工費、目3観光費でございますが、345万円の計上で、前年度比2万4,000円の増ということで、前年度と同じような予算の計上とさせていただいております。
  款7商工費、項1商工費、目4消費者行政推進費でございますが、前年度比1万6,000円の減で、52万円の計上でございます。こちらにつきましては、東松山市で行っております1市3町、東松山市、滑川町、吉見町、川島町の消費生活センターの運営に対する負担金として51万2,000円を計上しております。
  最後になりますが、114ページをごらんください。こちらにつきましては、款11災害復旧費、項1農林水産施設災害復旧費、目1農林水産施設災害復旧費でございます。こちらにつきましては、項目の設定での計上となっております。
  以上で農業委員会、産業振興課所管の予算の説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  続きまして、吉野建設課長、お願いします。
建設課長(吉野徳生) おはようございます。建設課長の吉野でございます。建設課が所管する予算につきまして説明をさせていただきます。着座にて失礼いたします。
  初めに、主な歳入予算から説明をさせていただきます。予算書の17ページをお開きください。下段、款13使用料及び手数料、項1使用料、目2土木使用料1,929万1,000円を計上させていただきました。主な内容は、町道、水路等の占用使用料及び駅前広場等使用料でございます。
  20ページをお開きください。款14国庫支出金、項2国庫補助金、目5土木費国庫補助金2,439万7,000円で、前年度比2,400万3,000円の減額の予算を計上いたしました。減額の主な要因は、防災・安全社会資本整備交付金による橋梁点検、舗装修繕工事が終了したことによる減額でございます。
  内訳につきましては、節1道路新設改良費国庫補助金1,725万9,000円、内容は町道103号線道路改良工事に伴う社会資本整備総合交付金でございます。
  節6道路維持費国庫補助金713万8,000円でございます。内容は、地域におけるLED照明導入促進事業調査費補助金でございます。地域におけるLED照明導入促進事業調査費補助金は、町内の防犯灯のLED化に向けた調査を実施するものでございます。
  次に、主な歳出予算の説明を申し上げます。79ページをお開きください。款8土木費、項2道路橋梁費、目2道路維持費4,349万6,000円で、前年度比1,997万6,000円の減額の予算を計上いたしました。減額の主な要因は、防災・安全社会資本整備交付金事業の舗装修繕工事の終了によるものでございます。主な内容につきましては、町道補修、雑草刈り払い作業員賃金、交通安全施設設置、防犯灯の修繕及び電気料等で、町道の維持管理に係る費用となっております。
  新規事業といたしまして、節13委託料、防犯灯LED化調査委託料713万9,000円を計上いたしました。内容は、環境省の実施する地方公共団体向けの補助事業である地域におけるLED照明導入促進事業により、調査導入事業を行いたいものでございます。事業採択が受けられれば、平成29年度に調査、平成30年度に工事に着手の予定でございます。これにより防犯灯の修繕費及び電気料の削減を図るものでございます。
  次に、80ページをお願いいたします。目3道路新設改良費4,611万6,000円で、前年度比1,400万4,000円の減額の予算を計上いたしました。主な内容は、社会資本整備総合交付金事業による町道103号線道路改良工事の費用でございます。
  次に、81ページをお開きください。下段でございます。款8土木費、項5都市計画費、目1都市計画総務費2,469万1,000円で、前年度比354万3,000円の増額の予算を計上いたしました。
  82ページをお願いいたします。中段、節13委託料143万1,000円でございますが、平成30年度より開発許可事務の権限移譲を受けるための開発許可システム導入の費用となっております。
  次に、下段、目4公共下水道費1億円で、前年度比1,775万円の増額の予算を計上いたしました。内容は下水道事業特別会計繰出金でございます。
  83ページをお願いいたします。目6公園費1,833万5,000円で、前年度比387万4,000円の増額の予算を計上いたしました。主な内容は町内各種公園等の植栽管理、清掃委託、遊具点検、土地賃借料等、公園等の維持管理の費用でございます。
  以上、建設課所管の予算の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございました。
  次に、笠原議会事務局長、お願いします。
議会事務局長(笠原 直) おはようございます。議会事務局長の笠原でございます。議会事務局所管の予算について説明させていただきます。着座にて説明させていただきます。
  議会事務局の所管する歳入予算科目はございません。
  歳出予算科目は、議会費と監査委員費の2項目でございます。
  最初に予算書の31ページをお開き願います。款1議会費でございます。本年度総額9,433万8,000円で、前年度比45万1,000円増の予算を計上させていただきました。
  主に増減のあった予算についてご説明申し上げます。節13委託料の説明欄にございます議場音響システム保守等委託料21万6,000円の増額でございます。これにつきましては、総務費からの支出科目の変更によるもので、新たに計上させていただきました。
  次に、節19負担金、補助及び交付金の議員年金給付費負担金でございます。本年度予算1,467万4,000円で、前年度比48万円の減となっております。これにつきましては、町村議会議員共済会から示された負担額の率に基づいて算出したものでございます。負担金の率は、平成29年度39.7%で、前年度41%と比較して1.3%下がっております。
  人件費につきましては、人事院勧告に基づき増額となっておりますが、そのほかについては前年度とほぼ同額でございます。
  続きまして、予算書の49ページをお開き願います。款2総務費、項6監査委員費でございます。本年度総額81万9,000円で、前年度とほぼ同額でございます。
  以上が、議会事務局が所管する予算でございます。雑駁な説明で申しわけありませんが、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございました。以上で所管事項の説明、大変ありがとうございました。
  ここで、各担当課、局の説明員の方がおりますので、各課長、局長からご紹介をお願いします。
  最初に、吉野総務政策課長、お願いします。
総務政策課長(吉野正和) 総務政策課長、吉野でございます。総務政策課の説明員の紹介を自己紹介でさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 総務政策課財政担当主幹の松本と申します。本日はよろしくお願いいたします。
総務政策課副課長兼主席主幹・企画調整担当(岩附利昭) おはようございます。総務政策課企画調整担当の岩附です。よろしくお願いいたします。
総務政策課主幹・人権・自治振興担当(大林具視) 総務政策課人権・自治振興担当の大林と申します。よろしくお願いいたします。
総務政策課副課長兼主席主幹・総務担当(篠ア仁志) おはようございます。総務政策課総務担当、篠アです。よろしくお願いします。
総務政策課主幹・総務担当(福島知子) 総務政策課総務担当、福島です。よろしくお願いいたします。
総務政策課主任・総務担当(武内章泰) 総務政策課総務担当の武内です。よろしくお願いします。
総務政策課主幹・秘書広報担当(稲村茂之) おはようございます。総務政策課秘書広報担当の稲村です。よろしくお願いいたします。
総務政策課長(吉野正和) 以上8名で説明に当たらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございました。
  次に、木村会計課長、お願いします。
会計管理者兼会計課長(木村俊彦) 会計課長の木村でございます。本日は、私と説明員の2名で対応させていただきます。説明員につきましては、自己紹介とさせていただきます。
会計課副課長兼主席主幹・会計用度担当(高坂克美) 会計課用度担当の高坂と申します。よろしくお願いいたします。
会計管理者兼会計課長(木村俊彦) どうぞよろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  次に、赤沼税務課長、お願いします。
税務課長(赤沼正副) 税務課長の赤沼正副です。よろしくお願いをいたします。説明員につきましては、自己紹介をさせますので、お願いをいたします。
税務課主査・管理担当(高坂真理子) 税務課管理担当の高坂と申します。よろしくお願いいたします。
税務課主幹・資産税担当(権田尚司) 資産税担当、権田です。よろしくお願いします。
税務課長(赤沼正副) それから、小原副課長につきましては、現在確定申告の受け付けを、期間中でございますので、そちらのほうの責任者として会場のほうで執務をさせていただいております。よろしくお願いをいたします。以上、3名で説明に当たります。よろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  次に、小柳町民保険課長、お願いします。
町民保険課長(小柳博司) 町民保険課長の小柳でございます。説明につきましては、自己紹介させていただきます。
町民保険課副課長兼主席主幹・町民担当(木村寿美代) おはようございます。町民保険課町民担当、木村と申します。よろしくお願いいたします。
町民保険課長(小柳博司) 町民保険課、以上2名で説明に当たらせていただきます。よろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  次に、吉田産業振興課長兼農業委員会事務局長、お願いします。
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長兼農業委員会事務局長の吉田でございます。本日はよろしくお願いいたします。
  説明員の紹介につきましては、それぞれ自己紹介とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(服部進也) 産業振興課土地改良担当、服部でございます。よろしくお願いします。
産業振興課主査・農林商工担当(齋藤則行) 同じく産業振興課農林商工担当、齋藤です。よろしくお願いいたします。
農業委員会事務局次長兼主席主幹・農地担当(権田正司) おはようございます。農業委員会事務局農地担当の権田と申します。よろしくお願いします。
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 以上、4名で説明させていただきます。よろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  次に、吉野建設課長、お願いします。
建設課長(吉野徳生) 建設課長の吉野でございます。自己紹介をさせますので、よろしくお願いいたします。
建設課副課長兼主席主幹・管理担当(飯塚 晃) おはようございます。建設課管理担当の飯塚と申します。よろしくお願いします。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) おはようございます。建設課都市計画担当の神田です。よろしくお願いいたします。
建設課主査・道路整備担当(江森 徹) おはようございます。建設課道路整備担当の江森です。よろしくお願いいたします。
建設課長(吉野徳生) 以上4名で対応させていただきます。よろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  次に、笠原議会事務局長、お願いします。
議会事務局長(笠原 直) 議会事務局長の笠原です。よろしくお願いいたします。
  ほかに説明員が1人おりますので、自己紹介いたします。
議会事務局主幹・庶務担当(今井茂子) おはようございます。議会事務局庶務担当の今井と申します。よろしくお願いいたします。
議会事務局長(笠原 直) 以上です。よろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございました。
  これより質疑に入ります。質疑ありますか。
  森田委員お願いします。質問席でお願いします。着座で結構です。
7番(森田泰雄委員) おはようございます。質問を幾つかさせていただきます。
  まず、17ページ、道路占用使用料で1,327万4,000円が計上されておりますけれども、占用場所はどこですか。
委員長(上野 廣委員) 建設課長。
建設課長(吉野徳生) 建設課長、森田委員の質問に答弁をさせていただきます。
  担当が来ておりますので、担当の飯塚のほうから説明させます。よろしくお願いします。
建設課副課長兼主席主幹・管理担当(飯塚 晃) 建設課管理担当、飯塚と申します。
  町道の占用使用料につきましては、町道、道路占用料といたしまして、各会社それぞれ、熊谷観光開発、東松山カントリークラブ、東日本明星株式会社ほか、各社道路の占用として計上させていただいております。それぞれ数が多いものですから、ちょっとそのほかとさせていただきたいと思います。
委員長(上野 廣委員) 森田委員。
7番(森田泰雄委員) そうしますと、数がいっぱい多いということなのですけれども、平均金額はどのくらいになりますか。平均の金額。
建設課副課長兼主席主幹・管理担当(飯塚 晃) 平均の金額といたしましては、ほぼ9万円とか10万円、これは、あるいはそれぞれまちまちで、道路を広く使っている場合とか、部分的という場合もございまして、まちまちというお答えになるかと思います。
委員長(上野 廣委員) 森田委員、再質問お願いします。
7番(森田泰雄委員) そうすると、1つの例を言えば、高根カントリーの町道が走っておりますけれども、それを横切るのに占用料として幾らかいただいておるというようなことで、それが、数がいっぱいあるので、金額的にはそれぞれ異なった金額をいただいておるということでよろしいですか。
委員長(上野 廣委員) 森田委員、再質問お願いします。
7番(森田泰雄委員) 次に、その下の下にあります水路等占用使用料というのがありますけれども、水路というのはどこのことを指すのでしょうか。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当のほうで、神田のほうで説明させていただきます。
  こちらにつきましては、みなみ野の遊水地の場所に駐車場を設けておりまして、そちらのほうの駐車場の使用料という形で料金を取っております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 森田委員、お願いします。
7番(森田泰雄委員) それで、フジミ工研が今使っております場所に、いろいろ資材が置いてございますけれども、その使用料についてはどこに計上してあるのか。どこでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課、お願いします。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 総務政策課財政担当、松本のほうからお答え申し上げたいと思います。
  予算書で申しますと、17ページ、ごらんいただけますでしょうか。17ページの下段に款13使用料及び手数料、項1使用料、目1総務使用料というのがございまして、節1として財産管理使用料のほうが上がっております。この中で、財産管理使用料の中で、下から2番目、資材置場使用料という1,158万9,000円という額が上がっているかと思うのですが、そちらがフジミ工研さんから頂戴しているお金の予算となっております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 森田委員、お願いします。
7番(森田泰雄委員) この1,158万9,000円は、今まではトラッククレーン等で荷役作業をしておったのですけれども、現在ガントリークレーンが4台設置してありますけれども、その後の金額については変更してありますか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本からお答え申し上げます。
  こちらの使用料なのですが、あくまでも借りていただいている面積からだけ計算させていただいているもので、設置している資機材につきましては、この使用料の算定の対象としておりません。ということで、従前と変わらない積算方法で計算させていただいております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 森田委員。
7番(森田泰雄委員) トラッククレーンでやる作業とガントリークレーンを入れて、4台今入っておりますけれども、作業能力は全く違うのです。トラッククレーンの3倍から4倍できるので。それで、このガントリークレーンが何トンだか表示されていない。これは計量法によってどのくらいの能力があるのか、それを示すのが今までの慣例だったのですけれども、なぜ入っていないのか、その辺わかりますか。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本からお答えします。
  そちらの表記につきましては、現在財政担当では大変申しわけございませんが、把握のほうはしておりません。
  以上とさせていただきます。
委員長(上野 廣委員) 森田委員。
7番(森田泰雄委員) そうしますと、現在クレーンが恐らくあれ、30トンクラスのクレーンではないかと思うのですけれども、そうしますと、クレーンの能力は30トンで、車体というか、本体が仮に30トンあるとすると60トンになりますよね。60トンで安全係数を掛けるとなると、4つの車輪がございまして、4つの車輪で受けるのが恐らく30トンから33トンになると思うので、その基礎を見てみますと、ガントリークレーンのレールが非常に立派にできているのです。ですから、その辺の問題についてはいろいろ話し合ったのかどうか。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本からお答えいたします。
  その辺のクレーン、設置されているクレーンの安全性という点では、こちらとしては検討はしておりませんでした。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 森田委員。
7番(森田泰雄委員) そうしますと、この土地の坪当たりの価格は現在どのくらいしておりますか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本からお答えします。
  坪当たりの評価額ということになるかと思うのですが、そちらのほうは今現在計算のほうしておりません。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 森田委員。
7番(森田泰雄委員) 恐らくこの辺は、坪当たり10万円ぐらいはしているのではないかと思うのですけれども、この学校用地の面積というのは3町ちょっとあるのではないかと思うのです。そうしますと、3億円から下らないところに1,158万9,000円くらいしかもらっていないということでは、やっぱりこれは見直したほうがいいのではないかと思うのですけれども、その辺いかがですか。
委員長(上野 廣委員) 総務課。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本からお答え申し上げます。
  本来使用料というのは、土地の適正な価格から利用時間、その他考慮して算定していくのが適切なところかと思います。いま一度財政担当のほうでその辺を検証しまして、額のほうを算定させていただきたいと思います。
  以上とさせていただきます。
委員長(上野 廣委員) 森田委員。
7番(森田泰雄委員) この用地は学校をつくるということで、地権者から相当無理を言って買ったことで、これを転用、売却することはまかりならぬということを言われておるのですけれども、その辺これだけ高級な設備がされてしまって、すぐには返還してもらえないと思うのですけれども、どのような考え方を持って現在貸してあるのか、お聞きしたいと思います。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本からお答えします。
  おっしゃるとおり、すぐには撤収のほうは難しいというところではございますけれども、今現在1年間の契約で、1年ごとの契約というか、行政財産ですので、使用許可申請出していただいて、こちらが1年間許可するという形なのでございますけれども、それを1年単位でやらしていただいて、翌年については保証しないということで、フジミ工研さんにはご了解いただいた上で使用いただいております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 森田委員。
7番(森田泰雄委員) そういうことで、1年の契約でしたら、次の契約のときに、もしフジミ工研が使いたいということであったら、現在約3万坪のところをほとんど使っておりますので、使用面積だけで割り出したと言いますけれども、これ全面的に使っておるわけですよね。ですから、1年後の契約についてはもっともっと検討した上で、ぜひ契約更新をしていただきたいと思います。
  以上でございます。いかがですか、その辺は。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本がお答えいたします。
  先ほどご指摘のありました使用料の見直し、評価額からの見直し、こちらのほう適正にさせていただいて、また翌年の契約と申しますか、使用料の算定に当たらせていただきたいと思います。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 森田委員。
7番(森田泰雄委員) ぜひそのような形で。約3億円から成る土地を全て使って1,100万円の使用料というのは、ちょっと安過ぎると思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。以上です。
  次に、50ページ、下のほうに車両リース料というのがありますが、ターナちゃんのデマンド交通に使ってる車両……。
委員長(上野 廣委員) これは民生費、文教のほうで。
7番(森田泰雄委員) これ、文教のほう。では、後で聞きます。
  次が73ページに青年就農給付金の中で、経営開始型というのが入っておりますけれども、これは既に一応就労している方があると思うのですけれども、その方のもう150万円はもらえるはずなのですけれども、その辺の計上はどこにあるのですか。
委員長(上野 廣委員) 産業振興課、お願いします。
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、森田委員さんのご質問に対しましてご答弁させていただきます。
  ただいまのご質問につきましては、担当の農林商工担当の齋藤主査のほうからお答えさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
産業振興課主査・農林商工担当(齋藤則行) 産業振興課農林商工担当、齋藤がご答弁申し上げます。
  そちらの150万円の計上につきましては、現在平成27年度から既に開始されている羽尾地区で新規就農を始められましたお一人の方に、29年度も支出するものでございます。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 手を挙げて言ってください。
7番(森田泰雄委員) そうすると、新規の人がことしいるのではなくて、継続なの、これ。
委員長(上野 廣委員) 産業振興課。
産業振興課主査・農林商工担当(齋藤則行) 産業振興課農林商工担当、齋藤がご答弁申し上げます。
  こちらにつきましては、新規就農を開始されてから5年間継続して受けられる県からの補助金となっておりますので、それの29年度が3年目ということで計上されております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 森田委員。
7番(森田泰雄委員) わかりました。では、経営開始型、5年間はオーケーということで、まだことし新規に就労する人がいるわけではないのですね。了解しました。
  次に、83ページ、土地賃借料で238万、公園費とありますけれども、これどこの公園を借りておるのですか。
委員長(上野 廣委員) 建設課。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当のほうで答弁させていただきます。
  月輪球場、2名の方からお借りしております。また、土塩球場、7名の方からお借りしております。計9名の方からお借りしております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 森田委員。
7番(森田泰雄委員) 9名から借りてて、金額がちょっと安いのですけれども、面積はどのくらいあるのですか。
委員長(上野 廣委員) 建設課。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当、神田のほうでご答弁申し上げます。
  月輪球場、平米170円で3,807平米、これが1名の方です。また、もう一名の方が170円で3,807平米、こちらが月輪球場の賃借料になっております。
  また、土塩球場は、平米117円で7名の方がおるのですが、面積的には674平米、また一番多い方では4,190平米、以上になります。
委員長(上野 廣委員) 森田委員。
7番(森田泰雄委員) そうすると、球場の中と球場の外に駐車場がありますけれども、その両方に借りているところがあるということでいいのですか。
委員長(上野 廣委員) 建設課。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当、神田が答弁申し上げます。
  月輪球場につきましては、ほぼ滑川町が所有しておるのですが、この2名の方のみ借りているという形になっております。
  土塩球場につきましては、全て土地をお借りしている形になります。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 森田委員。
7番(森田泰雄委員) 次の85ページの消火栓設置負担金というのは、これはいいのかね、質問して。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課主幹・人権・自治振興担当(大林具視) 総務政策課人権・自治振興担当、大林が答弁させていただきます。
  この消火栓設置工事の負担金でございますが、新規で2つ、2基予定しております。県道深松線の福田地内、水道管の移設工事に伴いまして、そこに新規に設置をするものでございます。もう一つにつきましては、場所はちょっと未定となっております。そのほか修繕、維持管理といたしまして3基を予定しているところでございます。
委員長(上野 廣委員) 森田委員。
7番(森田泰雄委員) それでは、新規に消火栓をつくるということと、それを2基つくる、この程度の金額でできるのですか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課主幹・人権・自治振興担当(大林具視) 総務政策課人権・自治振興担当、大林が答弁申し上げます。
  新規の設置につきましては、1基30万円として考えております。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 森田委員。
7番(森田泰雄委員) 了解。
  以上でございますが、また後にさせていただきます。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 休憩に入りたいと思いますが、質問なさる方はどのくらいあるか、ちょっと手を挙げていただきたいのですが。まだ早いか。わかりました。それでは、これから休憩にします。10時25分にします。
  暫時休憩といたします。よろしくお願いします。
          休 憩  (午前10時14分)

          再 開  (午前10時25分)
委員長(上野 廣委員) それでは、再開します。
  森田委員の先ほどの質問に対して発言を求められておりますので、許可します。
  吉野建設課長、お願いします。
建設課長(吉野徳生) 上野委員長の許可をいただきましたので、森田委員の質問に対して、先ほどの占用料の関係なのですけれども、について答弁をさせていただきたいと思います。
  先ほど担当のほうから説明があったのですけれども、占用料につきましては、滑川町の道路及び河川占用料徴収条例がございます。その中で電柱については1本幾ら、埋設管については口径によってメーター幾らということで、占用料のほうをいただいております。大きなものにつきましては、東京電力、NTT、東彩ガス、ガス会社さんが主な徴収をさせていただいている業者さんでございまして、トータルで1,000万円、それだけで1,000万円以上の徴収をしております。そのほか個人であるとか、会社もそうなのですけれども、道路の一部を何か違うものに使いたいと、あいているところを使いたいということで、占用申請によって許可をし、営利を目的としているものについては徴収をさせていただいているということでございますので、ご了解いただきたいと思います。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) いいでしょうか。
          〔「はい」と言う人あり〕
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  それでは、質疑に入ります。質疑ありませんか。
  瀬上委員、質問席にお願いします。
13番(瀬上邦久委員) それでは、瀬上でございますが、3点ほど質問をさせていただきます。
  初めに、74ページをお願いをいたします。74ページ、節15ですが、工事請負費、伊古の谷沼の堤体改修工事についてお伺いいたします。谷沼は大変長期間にわたって改修されていないために、地震あるいは豪雨等によっては大変危険な沼でございます。改修工事が実施されれば、地区住民の皆様大変喜ぶものというふうに思います。そこで、何点かお聞きいたします。新年度に入りまして、補助金等の交付決定後にある改修工事の設計、また契約、そして工事に入るわけでございますが、そのおおむねの時期で結構ですので、教えていただければと思います。
委員長(上野 廣委員) 産業振興課、お願いします。
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、瀬上委員さんのご質問に対してご答弁させていただきます。
  ただいまのご質問につきましては、担当の服部副課長のほうからご答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。
産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(服部進也) 産業振興課土地改良担当、服部がご答弁させていただきます。
  おおむねの予定ということですので、ざっと1年間の流れをお話しさせていただきたいと思います。まず、一番最初なのですけれども、補助申請のほうがおおむね4月、5月、こちらのほうで県のほうに申請をさせていただきます。それから交付決定という流れになるのですけれども、この交付決定後に地元のほうにお話とか、水利組合とか、この辺あたり、地元のほうにお話をさせていただきます。そして、その旨、要望をお伺いしながら、設計に入っていきたいと思います。こちらも単年で設計、そして工事を行います。その関係がございますので、まず設計で地元要望等を酌みながら、設計を反映させていただきまして、おおむね田んぼが終わるような、耕作が終わるような時期に工事ができるような状況になっていくかなというふうに考えて、3月までに工事を完了するという形でございます。
  それで、一番問題なのは、ため池の水をためる時期だと思います。ためるのは工事をしながら、下段のほうが施工が終わってくれば、そのまま水をためるような時期になりますので、おおむね水のためる時期というのは、2月ぐらいからはためられるのではないかなというふうに考えてございます。そして、3月に完了をもって引き渡すというような段取りになるかと思いますので、お願いいたします。
  そして、工事をやりながら、やはり要望も、この分もこうしてもらいたいという形もあると思いますので、その辺は産業振興課の担当のほうまでお話しいただければ、反映できるものに関しては反映させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 瀬上委員、再質問お願いします。
13番(瀬上邦久委員) ありがとうございました。
  それから、工事の内容について簡単にお聞きしたいと思うのですが、既存の堤防をそのまま生かして悪いところだけやっていくのか、あるいはもう全体をすっと取り除いて、新たに堤防を築くのか、その辺はどうなのでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 産業振興課。
産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(服部進也) 産業振興課土地改良担当、服部がご答弁させていただきます。
  基本的に、今回補助金をいただきました県費単独土地改良事業に関しては、全体を改修するという形では考えてございません。国庫補助金をいただくものに関しては、全体的にそうなるのですけれども、今回金額がちょっと若干国庫から比べると低いものですから、堤体の前面、沼側になりますけれども、そちらのほうに張りブロック、もしくは間地ブロック、こういったもので波消しのコンクリートをつくります。そして、その裏には、刃金土という形で粘性土の泥を入れるのですけれども、こちらのところに関しては、表面側にするような形になりますので、若干劣ると言ったら申しわけないのですけれども、国庫からは劣るのですが、水のためるに関しては十分な考え方をしてやってございます。
  それで、あと余水吐、そして取水の段樋、こちらに関しては、若干金額にもよるのですけれども、なるべく対応はしたいと思っていますが、ご要望によってできる、できないがちょっとあると思いますので、その辺はご容赦いただきたいと思います。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 瀬上委員、再質問お願いします。
13番(瀬上邦久委員) どうもありがとうございました。
  それでは、続きまして、79ページをお願いしたいのですが。79ページの節13委託料で、先ほど建設課長が説明をいたしましたが、防犯灯のLED化の調査委託料、これが713万9,000円、大変高額なので、調査ってこんなにかかるものなのか、具体的にその調査内容を教えていただければというふうに思います。よろしくお願いします。
委員長(上野 廣委員) 建設課だと思うのですが。手挙げてください。
建設課副課長兼主席主幹・管理担当(飯塚 晃) 建設課管理担当、飯塚のほうからご答弁申し上げます。
  現在データで、町のほうで防犯灯の基数が二千数百程度のものになっておりまして、それに対して現状分析、事業計画策定、それらの照明灯設置状況の把握、現地調査、それらから導入計画、スケジュールの設定、概算事業費の算出と、そういった内容につきまして、おおむね必要を満たすと思われる金額として出させていただいております。主に計画の設計ということになります。
委員長(上野 廣委員) マイクをちょっと。聞こえない。もっと大きい声で言ってください。
建設課副課長兼主席主幹・管理担当(飯塚 晃) そういった調査事業ということになります。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 再質問をお願いします。
13番(瀬上邦久委員) よくわからなかったのですが、わかりました、結構でございます。
  それでは、次に……
          〔「課長が答える」と言う人あり〕
13番(瀬上邦久委員) では、済みません、課長お願いします。
委員長(上野 廣委員) 建設課。
建設課長(吉野徳生) 建設課長、瀬上委員の質問に補足説明をさせていただきます。
  現在滑川町に先ほど申し上げたとおり、2,400基程度の防犯灯がございます。中にはLED化したものもございます。調査的には、今台帳、滑川町の建設課のほうでもどこに何があるというのは把握をしているところなのですけれども、当然交換していくには、処分費等々もかかってきますので、そういったものがどこに何があって、どのくらいの設置費で処分費がかかるのか、そういうものをトータル的に調査をいたしますので、最終的にその金額が幾らになるか、つけかえの工事費が幾らになるかというのもはじきますので、その辺につきまして調査をするのに700万円程度のお金ということでございますので、よろしくご理解のほどをお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) 瀬上委員。
13番(瀬上邦久委員) よくわかりました。ありがとうございました。
  次に、80ページをお願いしたいと思います。80ページの節15の工事請負費でございますが、社会資本整備総合交付金事業道路等の工事ということでございますが、これ103号線ということでございますが、前にもお聞きいたしましたが、改修工事の延長は1,500メートルということで、28年度末で約790メートル終わっておるということで、52%はもう既に完了しているというふうに聞いております。そうしますと、29年度でどのくらい工事が進むのか、その辺を、どのくらいの距離が進むのか、その辺をお聞きしたいと思うのですが、よろしくお願いします。
委員長(上野 廣委員) 建設課、お願いします。
建設課主査・道路整備担当(江森 徹) 建設課道路整備担当、江森がお答えいたします。
  平成29年度につきましては、伊古の里のほうから工事を進めまして、延長約160メートルを今見込んでおるところでございます。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 再質問お願いします。
13番(瀬上邦久委員) 160メートルということになりますと、かなり残るわけですが、そうすると、これから数年はかかると、二、三年はかかるということなのでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 建設課、お願いします。
建設課主査・道路整備担当(江森 徹) 建設課道路整備担当の江森がお答えいたします。
  平成29年度まで、今年度も、平成28年度も工事のほう2本、当初分と補正分のほう、工事を出しまして、主に大型ブロックとかL型擁壁とか間地ブロックとか、そういったお金がかかる部分を先行して工事のほう進めております。なので、今後道路工事を進める上で、そういった大きな構造物は今後もやりませんので、本当の道路の施設、U字溝と路盤工、舗装工、歩車道境界ブロック等の比較的安い部材を使用した道路本体の工事になりますので、比較的今よりも今後毎年の施工延長が大分ふえるのかなと、そう思っております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 瀬上委員、再質問お願いします。
13番(瀬上邦久委員) わかりました。補助等も大変厳しい財政状況だと思うのですが、一日も早い完成をひとつお願いしたいと思います。
  私の質問は以上でございます。ありがとうございました。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございました。
  ほかに質問ございますか。
  吉田委員、お願いします。
10番(吉田文夫委員) よろしくお願いします。私のほうから予算編成に至るちょっと過程についてお伺いしたいと思います。
  これは初めてだったと思うのですけれども、昨年12月の26日、平成29年度一般会計当初予算要求概要ということで、歳入51億8,402万5,000円、歳出61億7,408万4,000円ということで、9億9,005万9,000円の歳出オーバーということでお話が、説明がございました。そして、2回目に2月7日に、平成29年度の一般会計予算の概要ということで、そのときには歳入歳出それぞれ54億3,000万円ということで、2億5,975万円の増ということで、歳入のほうが増ということでお話がございました。そうしますと、当初圧縮すべき金額が9億9,005万9,000円あったところ、7億4,408万4,000円に圧縮されたということになりますけれども、この歳入見込みが最終的に決定される時期というのは、いつになるのでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課、お願いします。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 総務政策課財政担当、松本からお答えしたいと思います。
  歳入が最終的に確定するのは、最後の確定のところからお話ししますけれども、町長査定が今回は1月の23日に行われまして、そのときに歳出が確定します。その時点で歳入不足がございますと、財政調整基金からの繰り入れ等を検討して実施するということで、財政調整基金の繰り入れ、今回1億4,200万円見ておりますけれども、こちらのほうなのですが、そこは1月の23日に決定したということで、それ以外の部分、それ以外の部分について申し上げたいと思います。
  年末の全協での説明会以降なのですけれども、12月の下旬、28日ぐらいなのですけれども、毎年県のほうから国の地方財政対策の概要というのが、情報が来るのです。こちらのほうで、例えば地方譲与税ですとか利子割交付金、配当割交付金、その他地方消費税交付金等の税交付金についての、国の概算の予算見込みが出てまいります。そういったものを加味しまして、最初要求額としていた歳入額からその後譲与税交付金の査定を行います。そして、年が明けて1月の中旬ぐらい、中旬ぐらいになりますと、今度県の市町村課から、先ほど申し上げました配当割交付金とかの税交付金についての県の予算見込みが出てまいります。そういったところで、また再度査定を財政担当のほうでさせていただいております。地方消費税の収入見込みについてもその場で出てまいりますので、そこで査定して、今回は地方消費税交付金、その査定の段階で1,000万円ほど増額とさせていただいております。そういった流れがございまして、最終的に町長査定をもって決定ということに、流れになっております。そのようにして歳入予算についての案を決定しているところでございます。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 吉田委員。
10番(吉田文夫委員) そうしますと、今回は12月26日、年末押し迫ってやったわけですけれども、若干早かったというような気もしますけれども、その点のお考えどうですか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) ただ、今回全協での説明会の趣旨というのが、こちらで伺っているところですと、各課からの予算要求内容を全て議員の皆様がお知りになりたいということで、たしかご依頼いただいたところかと思います。そういったところですと、やはり時期的に、そのぐらいになると、こちらとしても取りまとめが済んで、ちょうどいい時期であったのかなと考えております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 吉田委員。
10番(吉田文夫委員) わかりました。それで、結果的というか、12月の段階では10億円近い歳出増というお話がございましたけれども、これ担当課から出されたものを全て計上する方法と、今言ったように、1月の中旬、歳入がほぼ確定した段階、二通り考えられると思うのですけれども、それぞれのメリットというかデメリットはどのようにお考えか、ありましたら、ちょっと伺いたいのですけども。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、お答え申し上げます。
  年が明けて歳入に合わせて歳出の要求を行うというと、スケジュール的にかなり厳しいものがございます。そうしますと、歳入に合わせてと申しますと、予算編成の手法として、滑川町で行っておりませんけれども、秋ごろに翌年度の歳入で一般財源額を見込みまして、それを各課に配分、その一般財源を配分して、その一般財源によって各課で自由にと申しますか、実情に沿ったように予算を組んでいただくという枠配分方式と言われる予算編成の方法ございます。
  こちらのメリット、デメリットということで説明させていただきたいと思うのですけれども、まず、メリットといたしましては、歳出を削減させたい場合、財政担当のほうで一般財源を一方的に決めて、それによって各課・局にやりくりしてもらうという、歳出削減という点では比較的簡単と申しますか、余り手間をかけずに行えるところが財政担当としてのメリットかなと思います。それから、実際実施しているわけではございませんので、よその自治体で上がっている、メリットとして上げているものを紹介させていただきたいと思います。一般財源を各課・局でやりくりするとなると、各課で自主的に予算編成を組んでいく、予算とか財政についての主体性、自立性が促進される、そういったところがメリットだそうです。財政に対する危機感というのも全庁的に醸成される、そういったところが枠配分方式のメリットというふうに紹介されております。
  ただ、デメリットといたしましては、一般財源をこちらで固定してしまいますので、それに一般財源というのは、各課・局に配分される一般財源というのは年々縮小していく方向で進んでいきます。そういったところで申しますと、特にもともとの予算額が少ない課・局においては、すぐにその課・局の財政が硬直化してしまう、やりくりできる部分がなくなってきてしまう、そういった面がデメリットとして上がっているそうです。
  あと、各課・局の裁量としてやりくりしていただきますけれども、そういったところで、全庁的な主要施策として取り組んでいきたいところが各課・局にとってその主要施策が軽くなってしまったり、重くなってしまったり、そういった不整合といいますか、ちぐはぐな部分が生まれてきてしまう、そういった部分がデメリットということで、10年ぐらい前からこういった枠配分方式についての検討が、よその自治体ではなされてきたところです。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 吉田委員。
10番(吉田文夫委員) わかりました。枠配分でやると、そういう硬直した面もあるというようなお話のようですけれども、今後、来年以降ですけれども、先ほど申し上げたように、歳入に見合った額で予算編成していくような指導といいますか、そういう方向性の考えはありますか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、お答え申し上げます。
  歳入に見合った額で申しましたメリットとして、先ほど申し上げました財政担当としては、比較的歳出削減が楽にいくということで申し上げましたが、ほかにまだもう一点、デメリットと申しますか、困難な点ございまして、特に福祉分野とかというと、国、県の事業が年々ころころ変わっていくのです。ですから、国、県の補助制度もころころ変わっていく。そういった中で一般財源を、当然それに合わせて一般財源をころころ変わっていくわけですけれども、そこをどう的確に把握していくか、そういったところは困難な点かと思います。
  また、この枠配分方式と先ほど申し上げましたけれども、いろいろ自治体によっては、経常的経費に限って枠配分方式を取り入れるとか、部分的に取り入れるのですけれども、その取り入れる部分が違うということで、まちまちなやり方をされているということです。その実施手法とかも検討するとなると、かなりの年数がかかってくるかと思います。そういったところ、まずは財政担当として学習しまして、検討が可能であれば検討に入ってまいりたいと考えております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 吉田委員。
10番(吉田文夫委員) わかりました。それで、2月の段階では、歳入のほうが2億4,597万5,000円ふえたわけですけれども、このふえた要因というのは、先ほど来伺っております、各部署といいますか、県等のその辺の補助といいますか、その辺が変わってきたというのが主な理由なのでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答え申し上げます。
  約2億円歳入がふえたというのは、まず1億4,200万円は財政調整基金の繰入金が入ったことによる増です。それから、約8,000万円ですが、こちら町税のほうの徴収率を若干多く見ていただいたりとかの増額による増です。そのほか1,000万ほどは、地方消費税交付金が県の通知によって増額できたという流れでの増になっております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 吉田委員。
10番(吉田文夫委員) わかりました。それで、当初歳出カットすべきところ約10億円あったわけですけれども、最終的には7億4,000万円程度に変わったわけですけれども、歳出カットするに当たりまして、どのような観点で、12月の段階ではかなり新規事業等、多く出されていたわけですけれども、歳出カットのどういう見方でカットしたか、その辺の手法といいますか、その辺をお聞かせいただきたいのですけども。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課、お願いします。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答え申し上げます。
  まず、昨年秋、当初予算の編成方針というのを組んでまいります。その編成方針の中で、もろもろの方針があるのですけれども、そこで当初予算の策定方針を決める段階で、やはり単独の工事、補助が絡まない工事というのは難しいということで、極力そういったところをカットしていくというのが、まず一番手となる段階でございます。
  それから、そういう大きくカットしていく部分もあるのですけれども、あと今度は要求以降の査定段階で、物件費、需用費の中の消耗品費とか光熱費、こういったものについては節約、職員による節約を期待してカット、一律でカットさせていただいております。
  それから、時間外勤務手当につきましても職員の作業の効率化、こういったものを期待しまして、カットをさせていただいております。この結果、時間外勤務手当については、前年に比べて大幅な減になっているところでございますけれども、そういった細かいカットのほうもさせていただいております。
  それから、やはりカットをするに当たって、逆にカットができないものというのが、例えば起債の、借金の返還です、公債費、それから基本的な部分での給与とか手当とかの人件費、それから扶助費と言われる福祉関係の経費、そういった経常的経費というのはカットできない部分となっております。こういった部分は優先して残すようにさせていただいております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 吉田委員。
10番(吉田文夫委員) 了解です。消耗品と需用費等では微々たるものでしょうけれども、大きなところでは補助の絡まない単独費関係が大きい額になるのだとは思うのですけども。
  それで、今回29年度予算、当初で予算をこのように圧縮した、圧縮というかカットしたとしても、昨年もそうだったのですけれども、道路工事等だったと思うのですけれども、補正予算で復活するものが年度途中、9月補正なりでありますよね。その場合、今言ったカットする理由といいますか、補助が絡まない単独費とか消耗品、需用費等があるということなのですけれども、それらの中で復活させる場合、その予算が復活させる場合がありますよね。その場合の判断基準といいますか、どういう見方でそれを補正予算で組むのか、その辺をちょっと伺いたいと思います。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本からお答えします。
  まず当初予算ですと、見込める歳入に限りがあって、やむなくカットのほうをさせていただいているところでございますけれども、年度途中の、例えば9月補正とかになりますと、その年の収入の見通しが多少は出てまいります。それから、翌年度からの繰り越しというのも出てまいります。そういったところで9月補正予算は、特に9月補正予算なのですけれども、歳入の増額補正が可能になってまいります。そういった中で、歳入の増額補正があって、まずやはり先ほど申し上げました経常的経費、そういったものにどうしても必要なものですから、配分していかなければいけないということで、それの残った額について吉田委員さんがおっしゃっている復活という部分が行われることになるかと思うのですけれども、こちらのほうの、例えば工事とか、例えば建設課さん、産業振興課さんから、9月補正になると予算要求上がってまいりまして、やはり優先順位というのございます。そちらの優先順位とかをよく話し合いまして、優先順位の高いものから、あくまで予算の許す範囲でですけれども、優先順位高いものからつける、復活するということになります。余裕がなければ、優先順位が高くても、工事の場合は復活することができないということになります。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) では、町長、お願いします。
町長(吉田 昇) それでは、私のほうから予算編成方針について、今担当のほうからお話があったとおりでございますけれども、特に、いわゆる圧縮の問題があるわけでございますが、これらにつきましては、先ほど担当が申し上げた枠配分方式とか、いろいろ方式がございますけれども、私は職員の能力を引き出す、これがやっぱり一番だというふうに思っていますから、枠配分はしません。
  そして、職員にいろいろアイデアを出していただいて、いい要望をどんどん出していただくと。しかし、職員がどんどん要望を出しても、先ほどから申し上げているとおり、歳入に限りがありますから、なかなかできませんけれども、やっぱり職員が伸び伸びと、そうしたいわゆるすばらしい発想のもとにいい事業、アイデアを出して、いろいろ出してくれる、その結果がそうしたいわゆる多くの予算要求となってくるわけでございまして、私はそうした面では枠配分にしない、やっぱり職員の能力を引き出すという面では、これは非常にいいというふうに思っておるわけでございます。しかし、予算に限りがございますから、そうしたものを圧縮する、査定をする、そしてやっぱり最終的にどう判断をするかというものを私がいつも申し上げておるとおり、緊急度の高いもの、それから町民要望の高いもの、そうしたものから順次やらせていただくということで、今松本が申し上げたように、優先順位をそれによってつけさせていただいて、いろいろな事業をやらせてもらうと。
  ですから、その年できなかった分、今年度もやっぱり5億円、6億円とかできなかった分がありますが、それやっぱり補正予算ですとか次年度とか、職員が大いに考えていい案を出してくれたものですから、そうしたものはやっぱり取り入れていくと。職員がせっかく出したけれども、やっていただけないというような失望するようなことでは困りますので、そうした優先順位等、町民要望の高いものでやるのだよということで職員にも理解をいただいて、皆さんから出していただいた要望は必ずやりますよという方向で予算も編成はやらせてもらっている。そういったことで、今枠配分でなく、こうした皆さんの要望を全面的に出してもらうという方向でやっておる、その理由につきましては、今申し上げたような考えでやらせてもらっているということでご理解をいただきたいというふうに思います。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 吉田委員。
10番(吉田文夫委員) わかりました。以上で私の質問は終わりにさせていただきます。ありがとうございました。
委員長(上野 廣委員) ほかに質問ございますか。
  井上委員。
5番(井上奈保子委員) 井上です。何点か質問させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
  それでは、最初にただいま吉田委員のほうからも質問がありましたように、本年度予算編成につきましてるるご説明いただきました。最初の編成のときと比べて大変ご苦労されたという経緯がございますが、その編成に当たっての多分経緯の中で、職員の皆様が知恵を出し合っての編成に臨んだわけでございますが、これが多分職員の皆さんにとっては大変な勉強になったのではないかなというふうに私は思っております。これが収入と、それから予算、それと今度歳出、その両方が簡単にスムーズにいってしまったらば、ああ、こんなことなのだという、そういうことで多分頭を使うそういう、また職員の皆さんが知恵を、能力ですか、そういうものを出すという、そういうチャンスもなかったのかなというふうに思いますが、今年度はこんなに、およそ10億円も最初から歳出が多かったという、そういうことに対して、職員の皆さんは各課ともいろいろ策を練って、こういうことを今度事業しようということで、いろんなことに挑戦をしていくということで、多分いろんな予算がふえて多くなっていたのかと思いますが、しかし、それもまだ後に回せるかな、あるいはこの後でもまだどんどんチャンスも出てくるのではないかって、そういうことでいろいろ皆さんが、それこそ町長がいつもおっしゃるように、汗と知恵を出し合っての予算編成ですか、そういうのをするのだという、そういうお話もありますが、ことしこそは、今年度こそ、多分皆さんがそういう力を出し合って、このような立派な予算編成ができたのではないかなというふうに私は思っておりまして、こんないい予算ができたことは本当によかったなというふうに思っております。
  そこで、質問なのですけれども、予算概要の一般会計予算の概要のところで、4ページにあるのですけれども、歳入予算のところで、国庫支出金が今年度は防災、それから安全社会資本整備交付金と農山漁村活性化プロジェクト支援交付金の減額となったということで、国庫支出金でございますけれども、ここのところが減っているという説明いただきましたが、どうして減になっているか、その理由をお聞かせください。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課、お願いします。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) それでは、財政担当、松本のほうからお答え申し上げたいと思います。
  こちらに書いてある、まず農山漁村活性化プロジェクト支援交付金、これ土地改良事業関係の交付金なのですけれども、これ28年度の当初予算までは、町の予算として町に入ってくるという見込みだったのですけれども、平成29年度は農林公社のほうに、じかにこの交付金が行ってしまう。もともと町に入っても、農林公社にお支払いしていたのですけれども、その補助金のお金の流れが変わったので、減ってしまったという。ですから、町の持ち出し部分に関しては影響がない国庫補助金の減額です、この農山漁村活性化プロジェクト交付金ですね。そして、防災・安全社会資本整備交付金、こちら冒頭、吉野建設課長のほうからも説明ありましたけれども、舗装修繕工事を29年度は行わないということで減額ということになっております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 井上委員。
5番(井上奈保子委員) そうしますと、両表とか大木の今圃場整備していますよね。ああいうところと同じような方法で、例えば農林公社へじかにお金入るとか説明ありましたけれども、町を通らないで、その方法と同じに、この農山漁村活性化プロジェクトの支援金というのもそっちへ、町を通らないで行ってしまうという、そういうことでよろしいのですか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課、お願いします。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、お答え申し上げます。
  今井上委員さんがおっしゃったとおりです。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 井上委員、お願いします。
5番(井上奈保子委員) それでは、その問題についてはありがとうございました。
  それから、次に先ほどの予算編成に関係しておりますけれども、どこから切るかという、そういうことで、今年度の予算の中では、各種町の団体の補助の助成金ですか、そこを各種団体が30%のカットをするという、そういう方針になりましてカットをされたわけでございますけれども、今年度は幾つの団体で、カットした分は幾らぐらいになったでしょうか、お願いします。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課、お願いします。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答え申し上げます。
  団体数に関してはちょっと申しわけないのですが、後ほどお知らせしたいと思います。削減額については約400万円ほどになっております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 井上委員、再質問お願いします。
5番(井上奈保子委員) 団体の数はちょっと今把握していないというお話ですけれども、400万円減額されているということでありますが、この中に健康課の健康づくりのほうの補助金も、43団体健康づくりに団体があるそうですが、この健康づくりのほうの団体もこれに含まれているのでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課、お願いします。健康づくりだから、総務政策課にしてもらいます。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本より申し上げます。
  健康づくりの補助金、こちらのほうは減額のほうはされておりません。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 井上委員。
5番(井上奈保子委員) 健康づくりのほうは、ちょっと文教のほうでございますけれども、各種団体といいますと、これも含まれているのかなというふうに思いました。といいますのは、やはり健康づくりって、健康がもとでございますので、そのための埼玉県の長寿モデル事業ですか、これとしての一環で健康づくりで1万歩運動ですか、多分これの人たちや、あるいは各地区にグループができていて、それで歩いたり、それから何かする、歌ったり、そういうする人たちの団体が43団体あるというのですけれども、ぜひこれはカットされないで今あるということでございますが、これはその方針で私はやっていただきたいと思います。それでは、この補助金について、カットの分は了解いたしました。
  それから、次に75ページの一般会計予算の75ページに、先ほどから多分幾らか関係している部分があるのかなというふうに思いますが、多面的機能支払いの交付金というのですか、これが909万6,000円計上されております。その前の74ページに、特定財源としてこれが多面的機能支払事業補助金、これ県の補助金でございますが、677万6,000円ですか、これが特定財源として計上されておりますけれども、この多面的機能支払交付金との関連はどういうふうになっているのですか。
委員長(上野 廣委員) これは産業振興課お願いします。
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、井上委員さんのご質問に対してご答弁させていただきます。
  ただいまのご質問につきましては、担当しております服部副課長のほうから答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。
産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(服部進也) 産業振興課土地改良担当の服部がご答弁させていただきます。
  まず、こちらの補助金の関係なのですけれども、こちらは国庫補助を伴う補助金でございます。まず、こちらの多面的機能支払交付金の受け枠と言ったら変なのですけれども、内容のほう、補助率のほう、お話しさせていただきます。国のほうが50%、そして県が25、町が25、そして全額これで賄ってしまうのです。ですので、こちらのほうの地元のほうの負担というのは労力でございます。それで、基本的には例えば、例で申し上げますと、田畑の草刈りとかそういうようなもの、環境の保全をしていただくような事業展開になっております。そして、こちらのほうは、その算出根拠のほうが、作業を行う田んぼ、畑などの農地のエリアを基準に算定します。ですので、団体と、先ほど井上委員さんがお話しした団体という扱いの中とは、ちょっと若干変わると思うのですけれども、国庫補助がそのまま流れてくるということでお考えいただければ結構だと思います。ですので、こちらの交付金、補助金に関しては削減というよりも、必ず面積に合わせて交付される金額になっておりますので、削減対象ではございません。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 井上委員。
5番(井上奈保子委員) そうしますと、多面的機能というのは、どんな意味なのですか。
委員長(上野 廣委員) 産業振興課。
産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(服部進也) 産業振興課土地改良担当、服部がご答弁させていただきます。
  まず、こちらの多面的というお話になる、ここの部分がちょっとわからないかと思います。こちらの多面的に関しては、まず1つとして、農地支払いの交付金がございます。こちらのほうが先ほどちょっと例にお話しさせていただいた、まず田畑の草刈り、泥上げ、昔でいう道普請という言葉が一番わかりがいいかと思うのですけれども、そういうような感じの行うものが、そちらであります。
  それと、もう一つなのですけれども、資源向上支払いということで、こちらのほうは協働活動でございます。その団体というか、グループがございます。そちらの地域の人たちになるのですけれども、その地域の人たちが、例えばここの部分が、土地改良した部分でお話しした場合ですと、水路がちょっと壊れてしまったよとか、例えば道路の陥没がありますと、そこのところに関して補修を行いたいのだと。今まで要望を行ったものが、市町村が行っていた部分があると思うのですけれども、その部分を国が今後、今までから比べると、今までは個人の方が全部田畑を耕うんというか、草刈りまで含めてやっていただいたのですけれども、今後担い手さんに移行になる時期に今なっております。貸し借りですね。その関係で、担い手さんもそこまで手が回らないよというのを見かねた形で国が交付金という形で地元に、その集落、エリアの方にお支払いして、何とか協働活動をもって、その地域をきれいにしていただきたい。そういうような感じの意味を含めて支払う交付金ですので、そのような感じで、内容的にはみんなで協働活動して、地域をきれいに、農地を保全していきましょうという趣旨をもって行っている事業でございますので、よろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) 井上委員。
5番(井上奈保子委員) そうしますと、県と国と町との、これで100になる、100%というかそういうことで、そこの人たちは負担金はないということで、そのかわり人間がいろんな草刈りしたり、そういうことをするということで、あとは金額の面は、では一切要らないということですよね。そういうことですか。では、これが県と国から出るということですよね。
          〔何事か言う人あり〕
委員長(上野 廣委員) 町長から発言がありました。実例を挙げてくださいということで、何かありますか。
町長(吉田 昇) 実例を挙げて、説明をすれば一番わかりいいと思うのだ。実例を挙げて説明を……
委員長(上野 廣委員) 産業振興課、実例をお願いします。
産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(服部進也) 産業振興課土地改良担当、服部が実例をとりあえずお話しさせていただきます。一番わかりがいいと思いますので。
  一番わかりがいいのは、上福田地区で事業を実施しているのですけれども、ため池の堤体、のりの裏側の、こちらのため池側ではなくて、のりがありますね。そちらのところが、草がいっぱい生えてしまったりなんかして見づらいよとか、そういうときに、私ども今回、今やっているのは、ヒメイワダレソウということで草を植栽しています。そちらのほうは、ちっちゃい花が咲くのですけれども、通常のりをそのままにしておくと、草とかで1メーター、2メーターとかって、背高い草が生えてしまうと思うのですけれども、それをヒメイワダレソウというものを植栽することによって、そちらのほうが繁殖力が大きいものですから、のり面の保護も兼ねて、そして草が生えるのも防ぐというような感じで、そういうような作業を行っています。それが協働活動の例ですね。草刈りと、そういうようなことをやったりとかしていますので、よろしくお願いいたします。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 井上委員。
5番(井上奈保子委員) それでは、細かくさらに説明いただきまして、ありがとうございました。
  以上で私の質問を終わります。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課から発言が求められておりますので。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本より先ほど井上委員さんからご質問いただきました補助金の見直しに係る団体数、こちらのほうをちょっとお伝えしようと思います。
  団体数として23団体ということです。ただし、健康づくり団体とかは、1団体としてカウントしての23団体という数になっております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) ほかにございませんか。
  宮島委員。
9番(宮島一夫委員) 宮島でございます。1件教えていただきたいと思います。
  69ページでございます。この中で労働諸費というものがありますけれども、その中の労働諸費で、節で19というところで、負担金、補助金及び交付金と、これ3つ、協賛金と負担金が載っておりますけれど、下の2つはわかりますけれども、一番上の勤労者厚生活動協賛金というの、これ具体的にどのような活動をしておりますか。
委員長(上野 廣委員) 産業振興課、お願いします。
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、宮島委員さんのご質問に対してご答弁させていただきます。
  ただいまのご質問につきましては、担当をしております齋藤主査のほうから答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。
産業振興課主査・農林商工担当(齋藤則行) 産業振興課農林商工担当、齋藤がご答弁申し上げます。
  そちらにつきましては、連合埼玉比企地域協議会への協賛金というふうになっておりまして、主にこちらの団体は、戦争展であったりですとか、コンサート等をその中で、労働組合の中で開催しているような団体になっておりまして、比企地域の連合埼玉に出している協賛金というふうになっております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 宮島委員、再質問お願いします。
9番(宮島一夫委員) これは、ほかの団体には出しておりませんでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 産業振興課、お願いします。
産業振興課主査・農林商工担当(齋藤則行) 産業振興課農林商工担当、齋藤がご答弁申し上げます。
  連合埼玉比企に加盟している団体につきましては、ボッシュ労働組合の連合ほか46団体がこれに加入しておりますので、そこに一括という形で協賛金として出させていただいているものになります。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 宮島委員。
9番(宮島一夫委員) ありがとうございました。これは、ほかの近隣の自治体と比べて、金額はどうでしょうか。わかったら教えてください。
委員長(上野 廣委員) 産業振興課、お願いします。
産業振興課主査・農林商工担当(齋藤則行) 産業振興課農林商工担当、齋藤がご答弁申し上げます。
  こちらにつきましては、町村会の査定による金額になっておりますので、ほかの団体、平成28年度になりますけれども、東松山市さんについては80万円、嵐山町さん4万円、ときがわ町さん6万2,000円というふうな形で、近隣市町村はなっております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 宮島委員、再質問お願いします。
9番(宮島一夫委員) これは労働者の恐らく福祉のために使っていると思いますので、大事に使っていただいて。いや、私はこれ非常に大事だと思うのです。今お話がありましたけれども、例えば、ボッシュ労働組合とか、そういうところには出さないと思うのです。連合で全体がやるということではなくては。当然だと思うのですけれども、ちょっと少ないなと思っているのです。もうちょっと手厚くしてもらったらどうかな。というのは、ちょっと一例を申し上げますけれども、私も30年ぐらい前に東松山に勤めていましたので、これ、もらいに行きました。当時で百何十万かありまして、もっと少ないので出してくれと言いましたら、担当者は、下げるのはいいのだけれども、上げるのはちょっとこれは市長ではなくてはだめだということで、市長と話をしまして、こういうところではないですけれども、事前調査やりましたけれども、出してもらった経緯があります。講演会だとか全体のことですから、沼を借り切って魚釣りをして、もちろん東松山市といっても、滑川の人も行きましたけれども、誰でもいいわけですから、そういうことでやりましたけれども、非常に私はこういうのは大事なことだと思います。
  私が考えておるのは、額に汗して働く労働者や農民の方、商人の方、それから職人の方、そういう人たちを大事にして生活を守って、さらに向上させていくというのが政治の基本であると思います。恐らく私がちょっと、全部は見られませんけれども、今回の予算の中にもそうした考えがかなり生かされてできているものだと思っております。町長から意見等ありましたらお願いします。
委員長(上野 廣委員) 町長、お願いします。
町長(吉田 昇) 昔は町でも勤労者同志会という組織がございましたので、そうしたところに補助金を出して、この滑川を使っていただきまして、ニジマスの釣り大会ですとか、いろんな行事やってまいりましたけれども、町うちではそうした、いわゆる組織がなくなってしまって今補助を出せないという状況にございますが、私も宮島委員と同じでございまして、そうした働く者を大事にしていきたいというふうに考えておりますから、十分手厚くやっていきたいというふうに思います。
委員長(上野 廣委員) 宮島委員。
9番(宮島一夫委員) ありがとうございました。今のお話ですと、確かにいただいたところが公平に配れないと、これは税金でございますので、無駄になってしまいますけれども、今町長からお話しありましたように働く者、商人の人、農家の人、こういうのを大切にする政治をお願いいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございました。
  ほかに質疑ございますか。
  阿部委員、お願いします。質問席に着いてください。
11番(阿部弘明委員) 阿部弘明、質問させていただきます。よろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) 着座でお願いします。
11番(阿部弘明委員) まず、税制面の問題でちょっと質問させていただきます。
  予算書の歳入の面で、地方交付税が……
委員長(上野 廣委員) ページ言ってください。
11番(阿部弘明委員) 11ページです。地方交付税がマイナスの4,950万円ということになっているわけですけれども、その理由と、それをどのようにしてカバーするという、国からの方針があるというふうに思うのですけれども、お聞かせいただきたいと思います。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課、お願いします。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) 財政担当、松本よりお答え申し上げます。
  普通交付税、まず平成28年度の当初予算のお話をさせていただきたいと思います。28年度当初予算2億9,000万円見込んでおりました。これは国勢調査の人口が平成27年度のものが新たに適用されて、人口増を見込んで2億9,000万円とさせていただいたところでございます。しかし、28年度その2億9,000万円の予算でスタートしたのですけれども、いざ普通交付税の算定になりまして、包括算定経費という部分が普通交付税であるのです。そういったところで大幅に減額されてしまって、思うように国勢調査の人口増の伸びがうまく、人口の伸びの割には交付税の額がふえなかった、そんな経緯がございます。
  そこで、今回、平成29年度なのですけれども、平成28年度2億9,000万円に対して、普通交付税2億4,900万円ということでの算定とさせていただいております。こちらのほうの算定方法なのですけれども、毎年の普通交付税の基準財政需要額、基準財政収入額の算定というのが毎年夏に行われて、各項目ごとに積算が行われるわけでございますけれども、こちらの28年度の算定結果をもとに国等の動向、そういったものを加味しまして算定させていただきまして、若干の去年のような、28年度のようなこともございますので、歳入予算としてデータ額を減額して、若干減額して、この普通交付税の当初予算とさせていただいているところです。
  また、この普通交付税が減額されたことについて、特に国からの補填といいますか、そういったものはございません。逆に普通交付税の性質というものが、税収が少ない自治体に普通交付税を多く配分して標準的な行政運営を担保しようというのが主旨でございます。そういったことで普通交付税が減額されるというのは、逆に税収がそれだけいいということになっております。
  以上、答弁とさせていただきます。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員、再質問お願いします。
11番(阿部弘明委員) 今後の歳入の見込みということで、13ページですが、町民税の増収については見込んでいるわけですね。税務課の説明ですと、それぞれ収納率を1%ずつ上げた歳入を見込むというふうなことを言われているわけですけれども、果たして大丈夫なのかという質問なのです。前年、平成27年度で、法人町民税については、合計で前年度比べて78%になっていますし、固定資産税についても97%というようなことで、こういったような個人町民税については105%というような前年度比になっているわけですが、1%ずつ収納率を上げた計算をつくったということについての根拠をちょっと説明していただきたいのですけども。
委員長(上野 廣委員) 税務課、お願いします。
税務課長(赤沼正副) 税務課長、阿部委員さんの質問に答弁をさせていただきます。
  税というものは、この予算、今年度予算におきましても53.8%、前年の28年度予算についても多分50.8%の歳入の割合を占めているということで、町税については歳入の根幹をなすものであるというふうに考えてもらって結構だと思います。その中で、やはり根幹をなす、そういった税という歳入は、予算を計上したときに歳入が、実際の歳入が予算割れを起こすということがあると、町のこの予算書に組まれた事業等に大きな影響が生まれてきます。そういった中で、予算割れを起こさないように慎重に精査をして予算を組んでくるわけです。そういった中で時間の経過とともに、あるいは各費用等の、町民からの収納の状況に応じて、そういったものを判断して、補正予算ができるものであれば、補正で増額をしていっておりました。ですから、補正予算において、町税が減額の予算をとるということは、ほかのところに対する事業に対する影響が大きいということで、そういったことを避ける意味でやって、今までも予算の見積もりを行ってきております。
  今回その予算で1%通常の見積もりよりは多くしたということなのですけれども、その安全性の問題がありまして、かつての予算の収納率でいけば、安全性の確保は、100%近い安全性の確保ができておったわけでございます。今回1%上げることによって、決算ベースとか、いろんなもろもろの資料をもとに計算をしても、かなりの高い率で、この予算を決算として上回る金額が収納できるという判断のもとに1%上げたわけなのですけれども、できればここまで上げないで、動向を見ながら、安全性を確保の中で石橋をたたいて渡るわけではありませんけれども、予算割れを絶対に起こさない、そういった予算を組むということができればよかったのですけれども、いろいろと歳入歳出のバランスの中で1%上げさせていただきました。上げたことによって歳入割れが起きる可能性があるかと申しますと、税務課サイドとしては、何とかできるというふうに確信が得ましたので、1%上げさせていただいたということでございます。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員、再質問お願いします。
11番(阿部弘明委員) 大丈夫だということで、安心いたしました。
  続いて、法人税なのですけれども、この間、法人税率の引き下げが続いています。市町村税、この法人住民税については9.7から6%まで引き下げられるというようなことを、消費税の増税に伴ってというようなことが言われているわけですけれども、この辺の問題について、今後の法人税収の見通しというか、どういうふうな、この前の説明ですと、その分を、要するに引き下げた分の差額については、国が集めて、それを全体に公平になるように分配するというような話になっているのですけれども、滑川町についてはどんなふうな状況を予想しているのか、お聞かせいただきたい。
委員長(上野 廣委員) 税務課、お願いします。
税務課長(赤沼正副) 税務課長、阿部委員の質問に答弁をいたします。
  今阿部委員がおっしゃったとおり、そういった形で税率は下がっていくわけです。その分の税率が下がった分については、委員さんのおっしゃるとおり、国のほうに全てその金額が入って、地方交付税の財源として使われるということでございます。滑川町において、例えば1億円までは滑川町減収にはならないのですけれども、1億円の減収があったということであれば、そのうちの75%、7,500万円が地方交付税の算定から、先ほど財政説明がありましたけれども、基準財政収入額から7,500万円が減額をされます。ということになりますと、交付税の額の算出は基準財政需要額マイナス基準財政収入額でありますので、収入額が7,500万円下がれば、計算上は7,500万円がそこで生み出されるということになります。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員。
11番(阿部弘明委員) そこが一番心配なのですけれども、その点、要するに減らされた分がきちんと戻ってくるのかというようなことなのですけれども、どうですか。
委員長(上野 廣委員) 税務課。
税務課長(赤沼正副) 税務課長、答弁させていただきます。
  計算上、交付税の歳入の中に入るということでございますので、必ずその金額が入るということではございません。交付税の、今の例で申しますと、1億円の減収があった場合において、7,500万円交付税で措置をされるということですので、交付税の額が7,500万円ふえてくれれば、7,500万円は補填をされます。先ほどの財政担当の説明でありませんけれども、いろんな基準財政需要額の算定の中で、人口がふえたけれども、それは伸びなかったというような算定方式が、例えば基本となる人口1人当たり幾ら、例えば3円で算定しますよというのが、交付税の総枠がふえないために、それが今度は2.5円で算定しますよということになれば、算定上は入りますけれども、総枠のふえがないので、総枠としてふえるということは出てこないということになりますので、理論上計算は入りますけれども、その分が丸々ふえるというふうには思っておりません。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員。
11番(阿部弘明委員) そういうような国の政策、税制の改革で、なかなか地方にお金が回ってこないという仕組みがつくられてきているのかなというふうに思うのです。そういったことに対応する収入について、やはり検討する必要があるだろうというふうに思います。私も前回か前々回かの質問で、法人税割の不均等割についての検討と、資本金、大きな企業については、い利率で掛けるというようなことが可能なのではないかと、嵐山町などでもやっているというなことですが、その辺のお考えについてお聞かせいただきたい。
委員長(上野 廣委員) 税務課、お願いします。
税務課長(赤沼正副) 税務課長、答弁をいたします。
  前の議会のときも阿部委員からご質問をいただいた件につきまして、回答は検討していくという回答をいたしました。その具体的内容につきましては、法人町民税の税率が下がるタイミング、そのタイミングのときにどうするかという形になろうかと思います。今回、法人町民税の税率が下がるのは、平成31年10月、消費税の導入とともに、先ほど阿部委員にお話ししたとおり、6%に下がります。それにつきましては、条例案等も滑川町、6月で報告をさせていただきました。今回の議会でそれを31年の10月に伸ばすというような議案も出させていただく予定になっております。この時期、この時期に合わせて標準税率以外の税率をとるかどうかというのを決めていきたいと。ですから、31年の10月ですので、31年の当初あたりには方針の決定をしていきたいと。今現在、その担当と税務課の中でいろいろと検討しております。その検討結果や検討の内容につきましては、まだ副町長、町長のほうには報告しておりませんので、時期的には31年10月にどうするかということですので、担当部局でよく吟味をして、それで副町長、町長と相談をしながら、今後について決定をしていくという方向で行きたいというふうに考えております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員、再質問お願いします。
11番(阿部弘明委員) それでは、次の質問に入らせていただきたいと思います。
  33ページなのですけれども、臨時職員の賃金についてですが、前回一般質問でも行わさせていただきましたけれども、時給850円ということで、この間推移しているのですけれども、それについては変わってはいないのでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課、お願いいたします。
総務政策課副課長兼主席主幹・総務担当(篠ア仁志) 総務政策課総務担当、篠アがお答えします。
  時給850円については、変更しておりません。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員。
11番(阿部弘明委員) 前回の質問のときに総務課長さんのほうから、ほかの近隣の事業所等のことも含めて検討していくというな話もあり、また近隣の事業所に、町が余り上げると困ってしまうのではないかというような話もあったのですが、私ちょっと調べましたけれども、850円というのは、ほとんどないのです。ほとんどが850円以上な時給で、今募集をかけているというようなことなのです。一番多いのは、やっぱり900円ぐらいなのです。ですから、この辺について、逆に近隣の事業所のパート、アルバイトさんの、そういった時給を逆に引き下げる役割を町が果たすのではないかというふうに心配をするのです。その辺については、どうでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課長(吉野正和) 総務政策課長、阿部委員さんの質問に答弁申し上げます。
  先般の議会の中で阿部委員おっしゃるように、町内の事業所等に波及するのではないかという答弁をさせていただきました。あわせて埼玉県の最低賃金、そういったものを参考に決めさせていただきたいというようなお話もさせていただいたと存じます。今の850円に上げたときも平成26年度だったと思いますけれども、そういったところを勘案しながら上げたというふうに聞いておりますので、今後も埼玉県の基本賃金、あるいは近隣の事業所の賃金等も参考にしながら決めていきたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員。
11番(阿部弘明委員) この臨時職員のやっぱり時給というのが、ほかの皆さんの職員、一般職員の皆さんはベースアップでというか人事院勧告で引き上げられているわけですから、やはり同様の考え方が必要だというふうに思いますので、ここについては改めて要望していきたいというふうに思います。
  次に、76ページの耐震・住宅リフォームの問題でちょっとご質問させてください。前年度よりも20万円アップして30万円になったということなのですけれども、実績からいっても前年度26万幾らの実績も踏まえた形になっているというふうに思います。耐震補強も含めたリフォームができるということで非常に喜ばれているというふうに思うのですけれども、この制度の普及というか、今また、あしたが3・11ですし、そういった防災意識も高まっているというふうに思うので、その辺どう活用、もっと周知できるようなことは考えないでしょうかということです。
委員長(上野 廣委員) 産業振興課、お願いします。
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、阿部委員さんのご質問に対してご答弁させていただきます。
  ただいまのご質問につきましては、担当しております農林商工の担当の齋藤主査のほうからご答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。
産業振興課主査・農林商工担当(齋藤則行) 産業振興課農林商工担当、齋藤がご答弁申し上げます。
  住宅リフォームの周知の方法につきましては、やはり必要と考えておりますので、今後も町の広報ですとかホームページ等で掲示等して、住民の皆さんにご活用いただけるよう周知を考えていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員。
11番(阿部弘明委員) ぜひ活用を知らせるのと同時に、活用しやすい制度についてまた検討をお願いしていきたいと。5%、10万円の上限です。そこを20万円まで上げるとかというようなことも含めて検討をお願いしたいなというふうに思います。
  あと、予算書ではちょっとわからなかったのですけれども、これはそちらだと思うのですが、小規模事業所登録制度の予算というのはどこかにあるのでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課、お願いします。
総務政策課副課長兼主席主幹・企画調整担当(岩附利昭) 総務政策課企画調整担当の岩附からご答弁いたします。
  小規模登録の業者さんにつきましては、現在予算等の措置はしておりません。登録をさせていただきまして、おおむね50万円以下の工事につきまして、小規模業者の方々を使って工事をしていただくというようなぐあいになっております。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員。
11番(阿部弘明委員) わかりました。次に、83ページの公園のところ、公園の修繕というか、いろいろ補修工事、ここに工事請負費で1,000円というふうになっているのですけれども、実際公園の改修、修繕等の計画はないのでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 建設課、お願いします。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当、神田が答弁申し上げます。
  工事をしたい箇所はあるのですが、いろいろと予算の関係もございまして、修理をしながら安全に使える状態にしている状況でございます。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員。
11番(阿部弘明委員) とりあえず補正とかで組まれるのだろうというふうに思いますけれども、安全にというか、住民の皆さんの要望もいろいろ遊具の設置等についてもあるだろうというふうに思うのですけれども、一番重要なのは安全面はどうなのかというのが心配なのですが、その辺についての点検等についてはやっていらっしゃるのだと思うのですが、どうでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 建設課。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当、神田が答弁申し上げます。
  予算書83ページ、委託料の中に公園等遊具点検業務委託という形で、主要な公園につきましては年1度、業者に点検業務を委託しまして、安全確認を行っております。また、2カ月に1度、担当職員が公園に出向きまして、目視もしくはテストハンマー等で点検を行って安全を確認しております。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員。
11番(阿部弘明委員) そこで見つかったとか、そういうのは特に今ないということでよろしいのですか。
委員長(上野 廣委員) 建設課。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当、神田が答弁申し上げます。
  年1度の点検が今年度9月に上がってきまして、遊具の基準が多少変わりました。滑り台のボルト等、安全対策が必要だということを報告を受けております。その報告を受けて、担当といたしましては、安全に使えるような策を講じていきたいと今考えております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員。
11番(阿部弘明委員) 安全にというのは、そこの、例えば滑り台は使用禁止とか、そういうふうになるわけなのですか。
委員長(上野 廣委員) 建設課。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当、神田が答弁申し上げます。
  今現在、安全に使っておる状況なのですが、例といたしましては、ボルト上にキャップをかぶせれば、より安全に子どもたちが遊べるということを報告を受けていますので、ボルトにキャップをするぐらいであれば、ホームセンターで買ってきて、職員が対応する等の安全対策がとれると思いますので、中止をするのではなく、安全に使えるようにしていきたいと考えております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員。
11番(阿部弘明委員) ぜひ安全面に注意をしていただいて、皆さんが喜んで使えるようにしていただきたいというふうに思います。
  続きまして、85ページなのですが、続けていいですか。
委員長(上野 廣委員) 暫時休憩します。阿部委員の質問は継続します。1時から。よろしくお願いします。再開は午後1時とします。ありがとうございました。
          休 憩  (午前11時58分)

          再 開  (午後 1時00分)
委員長(上野 廣委員) それでは、再開いたします。
  阿部委員の質問継続します。阿部委員、お願いします。
11番(阿部弘明委員) それでは、午前中に続いて質問させていただきます。
  85ページの防災費のところで、前年度から1,068万6,000円の減額ということなのですが、この理由と、それと防災無線について、一部地域でなかなか聞きにくいところがあるという話が出てまして、要望もされているというふうに思いますけれども、その改善策についてお聞きしたいと。そのための予算はどのような形で計上されているのかということをちょっとお聞きしたいと思います。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課、お願いします。
総務政策課主幹・人権・自治振興担当(大林具視) 総務政策課人権・自治振興担当、大林のほうで答弁をさせていただきます。
  まず、1点目の防災費の減額の理由でございますが、平成28年度埼玉県の衛星系防災行政無線の再整備事業が終了したことによる減額となっております。費用につきましては1,115万円の県にお支払いしている負担金でございます。
  それと、2点目の防災行政無線の聞こえづらいお宅があるということですけれども、こちらについては、担当のほうにも聞えないという住民からの声が届いております。今現在お聞きしたところは、地図上にポイントに落として、デジタル化等に合わせて改善を図ってまいりたいというふうに現在のところ考えております。
  今のアナログ無線の防災行政無線ですけれども、聞えないお宅については、戸別受信機を配布させていただいているところでございます。こちらのほうももう既に年数がたっておりまして、業者からには、もう販売中止と、製造が中止となっております。現在総務課のほうで配備をしているのは残り、戸別受信機二、三台となっております。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員、再質問お願いします。
11番(阿部弘明委員) それでは、そういった要望については順次応えているということでよろしいのですか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課主幹・人権・自治振興担当(大林具視) 総務政策課人権・自治振興担当、大林が答弁申し上げます。
  聞こえづらいお宅については、要望のほうを取りまとめております。戸別受信機のお話もさせていただいております。欲しいという方がありましたら、数に限りあるのですけれども、可能な限り対応をしているところでございます。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員。
11番(阿部弘明委員) それでは、質問を変えさせていただきたいと思います。
  商工振興費76ページのところなのですけれども、以前お話ししたことあるのですけれども、農業も含めた中小企業の振興計画等について、策定をしてもらえれれば、なかなか中小企業の育成というか、町としてもやっていかなければいけないというふうなお考えだというふうに思いますけれども、年々法人区分でいうと、1号法人、1,000万円以下の資本金のところが年々減少しているわけですけれども、この対策についてどうにかしていこうという、そういった何か政策、この予算書を見る限りそういったところがちょっと余り、幾らかあるのですけれども、そういった基本政策をつくるような意向はどうなのでしょうか、お聞きしたいと思います。
委員長(上野 廣委員) 産業振興課。
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、阿部委員さんのご質問に対してご答弁させていただきます。
  ただいま、ご質問いただきました件なのですけれども、滑川町には滑川町商工会という団体がございます。そういった商工会さんと連絡を密にし、そういった中小企業の皆様と、どういったことをご希望されているかという意見を吸い上げながら政策に生かしていければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員。
11番(阿部弘明委員) 農業含めた中小企業振興基本条例というようなのを各地域でつくって、その条例に基づいて計画等やっていくというような、やられているところが結構あると思うのですけれども、そういったお考えは今のところないということですか。
委員長(上野 廣委員) 産業振興課。
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、阿部委員さんのご質問に対してご答弁させていただきます。
  今言われました方策なのですけれども、近隣市町村さんの動向あるいは調査をさせていただきながら検討させていただければと考えております。よろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員。
11番(阿部弘明委員) よろしくお願いしたいと思います。
  続きまして、これどこに書いてあるかわからない。多分土木だと思うのですけれども、今視覚障害者の皆さんの駅での転落事故などで死亡事故などが多いのですけれども、そういったようなことで、いろいろ駅でもホームの改善など行うようなことが少しずつ進められていますけれども、本町において、例えばそういった点字ブロックや信号機の改善などが、というようなことについての改善策というのは、計画というのはあるのでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課お願いします。
総務政策課主幹・人権・自治振興担当(大林具視) 総務政策課人権・自治振興担当、大林が答弁申し上げます。
  視覚障害等の障害を持たれている方の駅のホームの転落の防護柵でございますけれども、現在国のほうで鉄道事業会社のほうに補助を出しながら整備を進めているところございます。滑川町におきましても森林公園、駅、東武鉄道になりますが、そちらのほうから補助を少し出していただいて、設置をさせていただきたいという、検討していただけないでしょうかというお話は担当のほうにいただいております。しかしながら、点字ブロック新規に張りかえ、つけかえとなりますと、莫大な金がかかりますので、予算の関係を見ながら、今後財政担当、それから関係部局と連携を図りながら対応をしてまいりたいというふうに考えております。
  それから、信号機の件でございますが、視覚障害者の方のための交差点を安全に渡れるような方策でございますが、月輪地区は交差点で1件、そういう要望がございました。警察のほうには視覚障害用の信号機の再整備を今要望を出しているところでございます。
  簡単ではございますが、答弁にかえさせていただきます。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員。
11番(阿部弘明委員) ありがとうございます。ぜひ少しでもそういった政策を進めていただきたいというふうに思います。
  時間ありませんので、最後ですが、33ページの平和啓発事業なのですけれども、ピースバスツアーとかわって、講師を呼んで講習会というか、そういったようなことに切りかえていくということは大変結構だと思うのですが、3万円ということの予算になると、かなり限られた感じになるのではないかなというふうにも思うのですけれども、そういった今お考えになっている規模とか、どういったようなことをお考えになっているのかお聞きしたいということと、引き続き写真・パネル展は開催というかやる予定になっているのか、それは教育課、お願いしたいと思います。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課お願いします。
総務政策課副課長兼主席主幹・総務担当(篠ア仁志) 総務担当、篠アがお答えします。
  ピースバスツアーにかわりまして、今年度は戦争の悲惨さ、それから平和のとうとさを若い世代に語り継ぐということで講演会を予定しております。おおむね7月の広報で募集しまして、8月に予定をしております。講師につきましては、県の平和資料館に問い合わせをしまして、そこから紹介された方を講師として予定しております。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員。
11番(阿部弘明委員) ぜひ大きくたくさんの皆さんに参加していただくような形でお願いしたいというふうに思います。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課副課長兼主席主幹・総務担当(篠ア仁志) 総務政策課、篠アがお答えします。
  パネル展につきましては、教育委員会のほうの管轄となっております。恐らくことしも、コミュニティセンターにおきましてやる予定だと思います。よろしくお願いします。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 阿部委員。
11番(阿部弘明委員) ありがとうございました。これで私の質問を終了させていただきます。どうもありがとうございました。
委員長(上野 廣委員) ほかに質疑ありますか。
  北堀委員、お願いします。
2番(北堀一廣委員) 北堀です。何点かお伺いをしたいと思います。
  まず、過日総括質疑でも若干触れましたが、都市計画について少し教えていただきたいなというふうに思います。現在カニ山、十三塚地区ですか、ここは過去にはいろんないきさつがあったようでございますが、それはそれで置いといて、あそこは現在市街化調整区域になっているかと思います。十三塚地区においては、34条の11号エリアということで、住宅地ができるというようなことで、現在民間のほうでもかなり開発を進めているわけですが、そんな中で過日国交省のほうで若干いろんなことを教えていただきました。しかしながら、簡単ではないというようなお話の中で、そうはいっても若干地区を設定をして、例えば現在の十三塚地域とカニ山地区を、あるいは事によれば、切り離してでも、十三塚だけにでも限定をした上で何か一つ少しでも前へ進めるというような何か方法とか、手段が何かあれば教えていただきなと思いますが、ひとつどうですか、建設課のほうで。
委員長(上野 廣委員) 建設課、お願いします。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当、神田答弁申し上げます。
  今現在、都市計画課、県の都市計画課及び市街地整備課と打ち合わせはしております。ただし、国が進めるコンパクトシティ、また人口フレーム等の件でいろいろ問題が生じております。ただし、このままであると町づくりが進みません。ほかの手法等も検討しながらよりよい町づくりを計画していきたいと思います。
  また、区域等一体というのではなく、優先順位をつけていく方法もいろんな手法の中にあろうかと思いますので、その辺につきましてもいろいろ勉強していきたいと思います。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 北堀委員。
2番(北堀一廣委員) ありがとうございます。現在ご案内のように十三塚地区ではもう既にある程度、区画はできていませんが、そういった区画にはなっていませんが、旧鉄道敷を、あの道路を南と北に分けたときに、若干もう南のほうでも、あるいは北側でもある程度の絵図面ができて、現在住宅も建ち始めています。そういった中で、みなみ野の旧鉄道敷の前の道路の中に、もう一本そういった道路設定なんかをしていくというようなこともひとつ、道路をつくるというのは非常に難しいですけれども、お金もかかる、時間もかかる、また人様の財産に手をつけるわけですから、並大抵のことではありませんけれども、そういったことをやる計画を立てて、少しでも進めていくというようなことが、将来的には区画整理、都市計画に基づいたことになるのではないかなと思いますが、いかがですか。
委員長(上野 廣委員) 建設課。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当、神田が答弁申し上げます。
  今現在、十三塚地区等で11号の開発が頻繁に行われております。その開発の中で、33条の開発の基準がありまして、ある程度大きな面積の開発につきましては取りつけ道路等4メーター以上の道路が必要になってきます。また、3,000平米以上の開発につきましては公園等緑地、いわゆる都市のインフラを強制的に義務づけている許可でございます。開発の許可の中で6メーター以上の道路がきれいに整備されていけば、きれいな町並みができると思いますので、町としても開発業者等にきれいな町並みができるよう指導していきたいと思っております。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 北堀委員。
2番(北堀一廣委員) 大変建設的な前向きな答弁をいただきましたので、ぜひひとつ研究をして少しでも前に進めるところがあるようでしたら、そういったところからひとつやっていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。
  それでは、次に41ページをお願いします。41ページの中ほどの交通指導員さんの件について、若干関連質疑になりますが、教えていただきたいなというふうに思います。数年前に県道、現在はときがわ―熊谷線ですか、あそこに十字路があります、駒形という、そこで前お願いをして、交通指導員さんに募集をしていただいたら、1名入っていただいて、児童生徒の登下校に非常にご尽力をしていただいた交通指導員さんが、不幸にも昨年亡くなってしまいました。そういったことで、町の担当とすれば、もう既に手は打ってあると私は思いますが、どなたか後任の方にまたそういったところに、交通指導員さん等を要請をして、現在決まっているかどうか、私はわかりませんが、わかる範囲ひとつ教えていただきたいなと思います。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課主幹・人権・自治振興担当(大林具視) 総務政策課人権・自治振興担当、大林が答弁申し上げます。
  中尾にあります駒形交差点につきましては、残念なことに、前の指導員さんがお亡くなりになってしまいました。その後、交通指導員の配置はできずにおりました。しかしながら、現在通学ボランティアの方が善意、それからご協力によりまして子どもたちの見守りを行っていただいているところでございます。後任の交通指導員の配置でございますが、平成29年4月1日付で、新しい指導員の方に委嘱をする予定となっております。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 北堀委員。
2番(北堀一廣委員) 今度の後任の方がその場所へまた配属という、配属という言葉が適当かどうかわかりませんが、そういったことでよろしいのですか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課主幹・人権・自治振興担当(大林具視) 総務政策課人権・自治振興担当、大林が答弁申し上げます。
  おっしゃるとおりでございます。
委員長(上野 廣委員) 北堀委員。
2番(北堀一廣委員) ありがとうございました。よろしくお願いします。
  次に、69ページお願いします。一番下のほうの農業委員さんの関連質問ですが、ひとつ教えていただきたいなというふうに思います。滑川町には農協の理事さんが現在2人おります。それで、宮前選出と福田選出、それで現在は福田から選出をされている方が農業委員さんを今やっていただいております。この方は農協の理事さんでもありますから、ことし近々、その理事さんの任期が今度は満了になるわけです。そうしますと、現在の農業委員さんの任期が約1年ぐらいあるでしょうか、そうした場合に理事さんは退いて、農業委員さんの任期はまだ残ります。そうしたときに、その農業委員さんの現在は農業委員会法は、新法の中の旧法が適用になっているかと思います。そうした中で、その農業委員さんは今度どのようなふうになるか、ちょっとわからないのでひとつ教えていただきたいなと思います。
委員長(上野 廣委員) 農業委員、産業振興課。
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 農業委員会事務局長、北堀委員さんのご質問についてご答弁させていただきます。
  ご質問いただきましたとおり、平成27年8月に農業委員会法の改正法案が成立しまして、9月に公布されております。平成28年4月1日から、そして施行となっております。当町の農業委員さんにつきましては、平成27年の4月に改選ということで、委員さんのおっしゃるとおり、旧法による委員さんの選出となっております。ご質問のございました団体から推薦された選任委員さんが推薦団体の理事等でなくなった場合につきましては、旧法の場合には、次の理事さんが所属団体からの所属を受けまして、町長から委嘱を受けて、また農業委員さんとしてご活躍をいただいたわけなのですけれども、新法の施行日以降につきましては、原則としまして農業委員さんを退任になった場合については、欠員となるというような形となっております。ただし、退任の前に推薦されております母体から、あらかじめ組合員として引き続き同一の者を推薦する旨の内部了承をとった場合については、農業委員さんとしての身分を継続させることが可能となっております。
  現在、農協推薦さんの委員さん、共済推薦の委員さん、2名の委員さんにご活躍いただいております。共済推薦の委員さんにつきましては、この4月に県内の共済組合が合併となるのですけれども、新しく合併されました組合のほうから同一の方の推薦書が当該市町に提出される予定ということで、共済組合からはお話をいただいております。農協推薦委員さんにつきましては、6月に総代会が開催予定となっておりまして、理事として退任される予定の農業委員さんにつきましては、現在どう対応していこうかということで、農協内で協議中とのことで、まだ結論は出ておりません。共済推薦、農協推薦委員さんにつきまして、比企管内で滑川町のほか東松山市、吉見町、川島町の1市3町が該当しておりまして、皆同じような形で今後展開されていくのかと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) 北堀委員。
2番(北堀一廣委員) ありがとうございました。これは了解です。
  次、72ページお願いします。72ページの上から3行目あたりの有害鳥獣捕獲従事者という欄があるかと思いますが、近年年々、有害鳥獣等による農作物への被害等は今大変増加をしております。そういった中で、産業振興課内でも大変なご尽力をいただいて、いろいろな施策を今打っていただいております。電気柵あるいは箱わな、あるいは、くくりわなといったさまざまな施策を打って今効果が上がっているかと思いますが、そういった中で、また新年度はどういったところに、さらに力を入れて、少しでも作物等への被害の軽減を図るかというような何か考えがありましたら教えていただきたいと思います。
委員長(上野 廣委員) 産業振興課、お願いします。
産業振興課主査・農林商工担当(齋藤則行) 産業振興課農林商工担当、齋藤が北堀委員さんの質問に対してご答弁申し上げます。
  北堀委員さんのおっしゃるとおり、有害鳥獣につきましては、年々ふえておりまして、町といたしましても対策は考えなければいけないということで、平成28年度には、こちらにおります松本委員さんを有識者ということで、鳥獣保護員という立場、また東松山猟友会支部長、滑川の支部長という立場で、有識者の立場から対策の会議を2回ほど開かさせていただきました。その中で、どこにわなを、現在あるわなを設置したら有効にイノシシ等の捕獲ができるかとか、そういったことも対策の中で考えておりまして、そういうものを生かして、29年度以降も引き続き、先ほど言われた電気柵であったりですとか、箱わなの補助も引き続き行いながら、町民の皆様のご協力も得ながら、産業振興課としては有害鳥獣の対策を図っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 北堀委員。
2番(北堀一廣委員) ありがとうございました。近ごろは特にイノシシが日中でもあちらこちらに出没するようになって、それでイノシシ自体、彼らが人間を怖くないのだというような学習能力ですか、こういったものを持ってしまうと、今非常に危惧されるのが特に児童生徒の登下校時の通学路等にもこういったものが出没してくると、甚大な被害等も出るおそれがありますので、ぜひ非常に難しい対策かもしれませんが、さらなるご尽力をいただきたいというふうに思います。ひとつよろしくお願いいたします。
  続きまして、75ページをお願いします。一番上のため池の安全対策ということで、これも同じく関連質問になるかと思いますが、あしたで東日本大震災発生より丸6年を迎えるわけですが、平成23年のちょうど東日本大震災のときに、福島県のあるため池が決壊をして、堤が決壊をして下流にとうとい8名でしたか、の人の犠牲がそういった災害がありました。そういったことで滑川町もため池診断とか、いろいろ過去やっていただいているわけですが、そうした中で、ため池の安全対策というのは、一つには、ため池ですから、農業用水、もう一つはため池のある場所によっては、これは非常に貴重な防火水槽の役割も十分果たしているかなと思います。そういった面におかれましても、今までそういった診断をされた中で、例えば先ほど瀬上委員さんのほうの質問にも若干かぶるところもあるかと思いますが、現在これから新年度は今度伊古の谷沼の堤の改修工事が行われると。大変喜ばしいことですが、ほかにもそういったこの堤は、昔からよく言いますよね、千丈の堤も蟻の一穴、そういうふうに申しますので、ぜひ沼の漏水対策あるいは堤の決壊、そういったものについては非常にお金もかかるし、ある意味法的な面もあるかと思いますが、そういった調査もさらに進めていただいて、適切な施策を講じていただければありがたいなというふうに思いますが、いかがですか、この点については。
委員長(上野 廣委員) 産業振興課。
産業振興課副課長兼主席主幹・土地改良担当(服部進也) 産業振興課土地改良担当、服部がご答弁させていただきます。
  ため池診断等、25年度に実施してきた次第なのですけれども、その中でやはり危険なため池等ございます。今後も引き続き国等、県、今回、次年度は県単なのですけれども、そういったものを活用しながら今後も引き続きため池のほうの保全に活動していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
  以上、報告させていただきます。
委員長(上野 廣委員) 北堀委員。
2番(北堀一廣委員) ぜひよろしくお願いします。
  次に、79ページお願いします。道路維持費のほうで、先ほど瀬上委員さんのほうが若干触れましたが、LEDの防犯灯の調査委託ということで713万円ほど予算が計上されておりますが、これら等について、さらにこの先の準備等はどのようになっているか、ひとつ教えていただければと思いますが。
委員長(上野 廣委員) 建設課、お願いします。
建設課長(吉野徳生) 建設課長、北堀委員さんの質問に答弁をさせていただきます。
  町内における防犯等のLED化に向けていろいろご指導いただいて、費用対効果とかを考慮し、施工方法とかを調査検討いたしました。そこで、環境省が実施する地方公共団体向けの補助事業である、地域におけるLED照明導入促進事業を導入することとし、予算を計上させていただきました。事業の内容でございますけれども、町内の防犯灯をリースの方式を活用して効率的にLED照明に更新をしていくという内容でございます。スケジュールにつきましては、平成29年度は補助事業の申請を行い、事業採択になれば、調査事業を実施、設置数や設置費用の調査をいたします。平成30年度に導入事業として工事のほうに着手をしていくというふうな予定になっております。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 北堀委員。
2番(北堀一廣委員) ありがとうございます。さらにそれは手を挙げて認可されれば、それなりの予算がついてくるかと思いますが、例えば本体の価格、あるいは取りつけ費用等あるかと思いますが、そういった予算はどちらにこれウエートを置くのでしょうか、次のワンステップに進んだときに。
委員長(上野 廣委員) 建設課。
建設課長(吉野徳生) 建設課長、北堀委員の質問に答弁をさせていただきます。
  今先ほども申し上げたのですけれども、防犯灯の数が2,400基ぐらいで見込んでおりまして、それの撤去費等を含めて、新たにつけかえた場合の予算の概要が出てくるかと思います。予算外予算が見込まれます。約2,400基で8,000万円程度の予算を予定しております。リース事業になりますので、10年間のリース、8,000万円程度を予定しております。それを10年間で償還をしていくということでございますので、今回の調査を踏まえて、概算の事業費、そして年間のリース料金等が算出される予定になりますので、それを踏まえて今後発注のほうに向けて進めていきたいというふうに思っています。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 北堀委員。
2番(北堀一廣委員) ぜひお願いいたします。
  最後にもう一つ、82ページお願いします。中ほどに開発許可システムという欄があるかと思いますが、これもやはり関連質疑になろうかと思いますが、現在は滑川町は開発許可システムというのは、県のほうが握っているかと思いますが、行く行くは今度は町のほうへこれがおりてくるわけですか。
委員長(上野 廣委員) 建設課。
建設課長(吉野徳生) 北堀委員の質問に答弁をさせていただきます。
  平成30年からの権限移譲に向けて現在準備を進めているところでございます。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 北堀委員。
2番(北堀一廣委員) 現在、もう既に町ではそういった許可をする、もう認可をされている自治体というのは、滑川町はまだですが、ほかに比企かいわいではあるのですか。
委員長(上野 廣委員) 建設課。
建設課長(吉野徳生) 建設課長、北堀委員の質問に答弁をさせていただきます。
  近隣でいきますと、ことし29年度が嵐山町、28年度から吉見、川島、その前は小川町、26年ですかね。権限移譲を受けないところについては、鳩山、越生、宮代町でございます。比企管内では、滑川が残るだけでございます。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 北堀委員。
2番(北堀一廣委員) そういったものが県から町のほうに移管をされてくれば、さらにそういった開発関連に関した事項、案件がさらにスムーズに進むかと思いますが、そういったことも含めまして、先ほど申し上げましたが、そういった区画整理だとか、都市計画そのものについても多少のいい方向へ行くとも限らないのですか。これらとは直接余り関係がありませんか、どうでしょうか、その辺は。
委員長(上野 廣委員) 建設課長。
建設課長(吉野徳生) 建設課長、北堀委員の質問に答弁をさせていただきます。
  基本的には、開発許可事務等につきましては、県の権限を市町村が受けるものでございまして、みずから条例等を策定しなくてはならないということにもなりますけれども、大幅な変更による条例の作成というのは県のほうが認めていないような状態がございますので、柔軟にというわけには、なかなかいかないというふうに考えております。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 北堀委員。
2番(北堀一廣委員) 都市計画関係では、非常に建設課さんには少し苦しい答弁を求めたようだが、少し私も恐縮をしておりますが、これに懲りずに少しでも前に進めていただきますよう、私どもも勉強をし、事によればそういったことで、また我々と一緒に勉強、研究をして、少しでもいい方向の都市づくりができますように、ひとつ願いたいものだと思います。大変どうもありがとうございました。
  以上で私の質問を終わります。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございました。
  ほかに質疑ありますか。
  田幡委員。
6番(田幡宇市委員) 田幡です。何点か質問させていただきます。
  P33、節の8です。平和啓発事業についてお尋ねをしたいというふうに思います。先ほど阿部委員のほうからも質問がございましたけれども、平和啓発事業というふうなことで3万円が計上されたというところでございます。前年まではピースバスツアーを開催しておったと。本年は、さきの大戦の語り部を頼んで講演会をするというようなことでございますけれども、講師等についてはもう決まっておるのですか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課副課長兼主席主幹・総務担当(篠ア仁志) 総務担当、篠アのほうでお答えします。
  講師の方につきましては、県の平和資料館のほうに問い合わせをいたしまして、そこから紹介された方を講師として予定するつもりでございます。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 田幡委員。
6番(田幡宇市委員) ありがとうございます。それに関連しまして、また本年もパネル展を開いてくださるというふうなことでございますけれども、これは教育委員会の所管になろうかというふうに思いますけれども、先ほどパネル展もというふうな話もありましたので、どんな内容のパネル展になるのかわかりましたら、お知らせいただきたいというふうに思います。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課、わかったらお答えください。
総務政策課副課長兼主席主幹・総務担当(篠ア仁志) 総務担当、篠アのほうでお答えします。
  そちらにつきましては、おっしゃるとおり教育委員会のほうの所管でございます。総務担当といたしましては、内容については存じ上げておりません。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 田幡委員。
6番(田幡宇市委員) それは、また教育委員会の所管というふうなことでございますので、そちらのほうは、また後で聞かさせていただきたいというふうに思います。
  先日、平和啓発事業というふうなことで、埼玉県の平和資料館でイベントがございました。これ多分東松山の歴史資料館で行われたのだというふうに思いますけれども、これも教育委員会のほうになってしまうのでしょうか、どうなのでしょうか。篠アさんでいいのかな。大丈夫ですか。では、委員長いいですか、篠アさんオーケーということですから。
  戦争体験証言者ビデオ上映会というのが3月の4日に開かれたのです、東松山の歴史資料館だというふうに思います。定員が当時先着160名ということでございました。上映内容は、「従軍看護婦(宇都宮陸軍病院新川分院)」の内容だそうでございます。「夫の戦死と戦後の生活」というふうなこと。これは大変結構なことだというふうに思ったのですが、「広報なめがわ」の3月号に、3月4日の事業が掲載されたのです。私がこの「広報なめがわ」を手にしたのが、3月4日の午後なのです。開いてみて、ああこれいいイベントだから行きたいなと思って見たら、3月4日なのです。もう間に合わないです。このことについて、どういうふうにお考えですか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課。
総務政策課副課長兼主席主幹・総務担当(篠ア仁志) 総務担当、篠アのほうでお答えします。
  大変申しわけございませんが、その埼玉県平和資料館で行われた事業については、私のほうではちょっと把握をしておりませんでした。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 田幡委員。
6番(田幡宇市委員) これは、ではどこが取り扱ったのでしょうか。
          〔「広報を発行するところだよ、委員長」と言う人あり〕
委員長(上野 廣委員) 広報発行は総務政策課だよね、総務政策課お願いします。
総務政策課長(吉野正和) 総務政策課長、田幡委員さんの質問に答弁申し上げます。
  3月4日の事業が3月1日発行の「広報なめがわ」の記事として載られたということで、大変タイミングに関しまして非常に不適切だったと考えますので、今後そのようなことがないように、記事を精査しまして掲載に努めてまいりたいと存じます。よろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) 田幡委員。
6番(田幡宇市委員) ぜひそうしていただきたいなというふうに思っております。私はこの記事を見たときに、2月号に載ったのかなと思ったのです。3月4日の開催事業を3月号に発行に出したのでは、誰が見ても間に合わない話ですから、2月号に出たのかなと思って2月号を開いて見たのですけれども、2月号にはありませんでした。そんなこともありますし、このことばかりではなくて、こういった事業案内を掲載するときには十分この広報の読者に、見て、ああこういうことがあるのだな、では行ってみようかな、参加してみようかなという人もかなりいると思うのです。そういう人のことも十分配慮した掲載をお願いをしたいというふうに思っております。よろしくお願いをいたします。この件は以上で終わりにさせていただきます。
  それから、P14ページです。町税の部分ですけれども、町たばこ税1億5,780万円の本年度予算というふうなことでございます。そして、473万9,000円の増になると見込んでおるというふうなことでございます。先ほど赤沼課長のほうから説明がございましたけれども、私もちょっと聞き漏らしてしまったのですが、売り上げ本数は減っているけれども、後のことはよく聞き取れなかったので、再度説明をお願いしたいと思います。
委員長(上野 廣委員) 税務課長、お願いします。
税務課長(赤沼正副) 税務課長、田幡委員のご質問にお答えをいたします。
  確かにたばこの売り上げ本数は減少をしております。通常町でたばこの本数の減少分を10%ぐらい予定をしておって、それで当初予算等を組んでいくわけですけれども、どういうわけか滑川町、田幡委員さんもご承知のとおり、住民1人当たりのたばこを吸う本数が県下第2位という形で、なかなか減数の本数が最終的には落ちてまいりませんので、そういったものを加味した中で、10%ではなくて7%ぐらいの落ち込みで計算をしてきたということでございます。
委員長(上野 廣委員) 田幡委員。
6番(田幡宇市委員) 喫煙と健康の問題は社会問題にもなっているところでもございます。私も若干排煙をするのですが、なぜか滑川町は毎年ふえているのです。近隣の町、東松山市あるいは近隣の町等のたばこ税の内容がわかったら、教えていただけますか。
委員長(上野 廣委員) 税務課、お願いします。
税務課長(赤沼正副) 税務課長、答弁いたします。
  近隣の市町村のたばこ税につきまして把握しておりません。今後調べてご報告させていただきます。
委員長(上野 廣委員) 田幡委員。
6番(田幡宇市委員) 後でお知らせをいただくというふうなことでございますけれども、恐らく私の知る範囲だと、比企郡ではかなり高いところへ位置をしているのかなというふうに思っております。こうした社会環境は、そういったたばこに対しての厳しい社会の目があるわけですけれども、健康と喫煙の問題につきましては、非常に愛煙家にとっては厳しい話なのですが、赤沼税務課長、この点について見解があったら教えていただけますか。
委員長(上野 廣委員) 税務課、お願いします。
税務課長(赤沼正副) 税務課長、田幡委員のご質問に答弁をいたします。
  確かにたばこのこの収入、町にとってはかなりの重要な収入源になりまして、税務課長としては1億5,000万円からのこういった収入、大変大切なものと思っております。これはたばこ、健康には害があるということで、いろいろと施策をとられているわけでありますけれども、その施策等につきましても国のほうはいろいろと施策をとりまして、それを法律に反映させまして、いろんなことをやっていくと。その中で、やはりたばこ税につきましても昔専売公社から、今JT等が行っておりますけれども、それについても国も何もやっていないわけではありませんし、それなりのいろんなことを考えてやっていると。両方を加味した中で国策でやっておるということなので、現在こういった制度である以上は、税務課長としてはこのまま、国のほうが両方を加味した政策の中でやっていくのを見守っていきたいというふうに考えております。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 田幡委員。
6番(田幡宇市委員) これは、確かに国策の事業でございます。我々もそういったものは非常に気にしているところなのですが、町のあるいは国の税収に大きなウエートを占めているということでもございます。私は、あえて何も申し上げませんけれども、そういったことを言っていただけるだけで私は十分でございます。今後たばこに対してもよろしくご理解をいただきたいというふうに思います。たばこの関係につきましては、以上で終わりにさせていただきます。
  それからPの13です。町税につきましてですけれども、ことしの町税29億2,000万何がし、全体の予算の中の53.8%を占めているということでございます。大変税務課の皆さんにはご苦労いただいているというふうなことで感謝を申し上げるところでもございます。そうした中で、ことしの町税の個人税につきましても1%の増を見込んだと、そして法人税につきましても1%アップを見込んだと、大変勇気ある決断だったというふうに思います。そうした中で滞納繰越分、町税、個人税ですけれども、滞納繰越分800万円、そして法人の滞納繰り越しが15万円、さらに下へ行きまして、固定資産税の滞納繰越分が920万円計上されておるところでもございます。これらにつきましてはどんな対応をとられますか、お尋ねをしたいと思います。
委員長(上野 廣委員) 税務課、お願いします。
税務課主査・管理担当(高坂真理子) 税務課管理担当、高坂が答弁申し上げます。
  滞納繰越分につきましては、滞納者の方々、各種調査をさせていただきます。まず収入があるかどうかを調査いたしまして、ある一定以上の収入がある方につきましては、さらに財産調査をさせていただきます。その上で生活を十分し得るだけの収入があるといった前提をもとにしまして、預金、生命保険など、各種財産を調査いたしまして、そちらを差し押さえさせていただいております。それで、差し押さえさせていただいた時点で、ご本人から一括でお支払いしたいという申し出があった場合には差し押さえの解除などを行っております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 田幡委員。
6番(田幡宇市委員) そうした滞納整理大変だというふうに思っております。大変な労力を要するのだろうというふうに思います。しかしながら、税の公平性、公平な負担をいただくというふうなことを踏まえると、大変であっても、やはりそれは収納率を上げていかなければならないというふうなことだろうというふうに思っております。実際昨年、28年度でしたか、まだ28年度の決算になりませんからわかりませんけれども、課長さん以上が滞納整理に出かけておるというふうな話も聞きましたけれども、滞納整理等々で大変な思いをされるのだというふうに思いますけれども、それらはどんな計画でやられますか、滞納整理。
委員長(上野 廣委員) 税務課、お願いします。
税務課主査・管理担当(高坂真理子) 管理担当、高坂が答弁申し上げます。
  滞納整理計画につきましては、毎月納期限を過ぎますと、1カ月後に督促状をまず送付させていただいております。そして、督促状を送付して、なおかつ1カ月以上納付がない場合は、今度は納付書を同封した期別催告書を送らさせていただいております。それでもなおかつ納付がない場合につきましては、今は年に2回ほど行っているのですけれども、滞納繰越分現年度分を含めた催告書を送らさせていただいております。個人住民税につきましては、東松山県税事務所と共同いたしまして、一斉催告書という形で送らせていただいております。また、高額滞納者につきましては、県税事務所、また県庁の個人県民税対策課と連携をとりまして、個別に滞納整理に当たっております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 田幡委員。
          〔「税務課長、補足説明をさせていただきます」と言う人あり〕
委員長(上野 廣委員) お願いします。
税務課長(赤沼正副) 税務課長、補足説明をさせていただきます。
  今担当のほうから申し上げたように、平成28年度から滞納繰越分につきまして、期別催告といって、各税金に各期ごとの納付の日がございます。従前ですと、年に一、二回、それをまとめて催告をしておったのですけれども、1期ごとに催告をして、なおかつ今コンビニ納付ができますので、コンビニの納付書を中に入れるということで、少しでも回数を多くして、小まめにすることによって、また納付しやすいコンビニの納付書を入れることによって、そういったものも改善していくという形を28年度からとらさせていただいております。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 田幡委員。
6番(田幡宇市委員) ありがとうございました。この予算書を見ますと、約1,800万円ぐらいの滞納繰り越しがあるということでございます。どのくらい徴収をしていただけるのかどうか、やってみないとわからないのですが、非常に大事なことだろうというふうに思いますけれども、税の公平性の観点に戻りますと、やっぱりその辺のところもしっかりと整理をしていただきたいというふうに思います。大変な仕事だなというふうによく理解をしておりますけれども、先ほども申し上げましたけれども、公平性を保つためにはやっぱりそうした滞納整理も仕方ないのかなというふうに思うところでもございます。よろしくお願い申し上げまして、私の質問を終わらさせていただきます。大変ありがとうございました。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございました。
  ほかに質疑ございますか。
  高坂委員、お願いします。
1番(高坂清二委員) それでは、2点ほど質問のほうをさせていただきます。
  83ページ、8款土木費、6目公園費、13節委託料、公園植樹管理委託料として606万5,000円計上されております。そして、月輪の区画整理の中には公園のほうは何カ所ありますか。
委員長(上野 廣委員) 建設課、お願いします。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当、神田がご答弁申し上げます。
  月輪地内の公園ですが、6カ所ございます。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 高坂委員。
1番(高坂清二委員) 6カ所のうち、1つを多分古墳公園のほうが入っていますかね。
委員長(上野 廣委員) 建設課。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当、神田が答弁申し上げます。
  古墳公園につきましては、地元の方の協力をいただき清掃等、年2回行っていただいております。それに足らない分につきましては、町のほうで行っている状況でございます。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 高坂委員。
1番(高坂清二委員) 606万5,000円のうち、この公園の6カ所の金額は幾らになりますか。
委員長(上野 廣委員) 建設課、お願いします。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当、神田が答弁申し上げます。
  6カ所のうち、剪定が20万4,600円、草刈りが38万8,080円を予定しております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 高坂委員。
1番(高坂清二委員) 合計しますと、幾らになりますか。
委員長(上野 廣委員) 建設課、お願いします。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当、神田が答弁申し上げます。
  合計につきまして59万6,080円を予定しております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 高坂委員。
1番(高坂清二委員) 大体60万円ぐらいだと思うのですけれども、1カ所、そうしますと、大体10万円ぐらいですか。
委員長(上野 廣委員) 建設課。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当、神田が答弁申し上げます。
  6カ所の公園のうち大小がございますので、積算見積もりにつきましては、1人当たり、1時間当たり1,100円を見込みまして6時間、それが31人ということの積算で行っております。1カ所幾らという計算ではございません。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 高坂委員。
1番(高坂清二委員) 大体平均しますと、幾らぐらいになりますか。
委員長(上野 廣委員) 建設課、お願いします。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当、神田が答弁申し上げます。
  1カ所9万8,780円という形になります。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 高坂委員。
1番(高坂清二委員) 大体1カ所10万円ぐらいですよね。そして、8番の報償費、公園管理等謝礼として4万5,000円あるのです。これは、4万5,000円は地元の小字のほうで全部管理しているのですけれども、やっぱり年に2回管理のほうを行っております。夏の暑いときと、あと冬の寒いとき、2回行っているのですけれども、こちらのほうは七、八年前だと思うのですけれども、大体4万5,000円をいただいているのです。さっきの話からすると、ちょっと安いのではないかなと思うのですけれども、どうでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 建設課、お願いします。
建設課主幹・都市計画担当(神田 等) 建設課都市計画担当、神田が答弁申し上げます。
  確かに1カ所10万円程度の費用を考えておりますが、地区公園ということで地元の協力をいただき、きれいな公園を維持していくために4万5,000円の報酬という形を考えております。金額的に上げたい部分もあるのですが、地域の方がコミュニケーションをとる場所ということで、地元の方で整備し、守っていただくということで金額は大きくしておりません。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 高坂委員。
1番(高坂清二委員) 夏の暑いときは、本当にアイス1本とジュースを1本でやっているのですよ。できれば、もうちょっと考えてもらえばいいなと思っております。こちらのほうは要望ですけれども、次回にはよろしくお願いいたします。
  それから、8款2目の13節の委託料、先ほど2人の委員さんが質問のほうをしているのですけれども、LEDのことについて質問のほうをしたいと思います。ページは79ページです。ほかの市町村では防犯灯設置条例が多分あると思うですけれども、滑川町にはありますか。
委員長(上野 廣委員) 建設課、お願いします。
建設課長(吉野徳生) 建設課長、高坂委員の質問に答弁をさせていただきます。
  防犯灯の設置条例についてはありません。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 高坂委員。
1番(高坂清二委員) ほかのまちの条例のほうを見ますと、設置距離が大体25メーターから50メーター、そして防犯灯の高さは4.5メーターから5メーターになっていると思います。そして、各市町村によって照明のワット数は多分違うと思うのですけれども、従来町のほうで設置している防犯灯のほうは多分20ワットだと思いますけれども、20ワットでよろしいですか。
委員長(上野 廣委員) 建設課、お願いします。
建設課副課長兼主席主幹・管理担当(飯塚 晃) 建設課管理担当、飯塚のほうでご答弁申し上げます。
  主に20ワットがつけられておると認識しております。
委員長(上野 廣委員) 高坂委員。
1番(高坂清二委員) 20ワットですと、大分暗いと思うですけれども、ここにいる皆さんのうちで、部屋ごとに20ワットの照明があるうちはありますか。多分20ワットの家はないと思います。今、各家庭ではLEDの大体100ワット相当の電気がついていると思います。100ワット相当だと多分LEDは40ワットぐらいで出力が出ると思います。そして、現在月輪の区画整理地内なんかでは、防犯灯の整備がもう済んでおります。それで、今度計画の策定には、そういうところの防犯灯は撤去をして新しいものをつくる予定ですか。
委員長(上野 廣委員) 建設課、お願いします。
建設課副課長兼主席主幹・管理担当(飯塚 晃) 建設課管理担当、飯塚のほうでご答弁申し上げます。
  現在設置されております、LEDがついておるところにつきましては、今回の事業の事業外となっております。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 高坂委員。
1番(高坂清二委員) 月輪区画整理は、全てLEDには1個もなっていないです。現在LEDがなっているのは10ワットのLEDがついていると思います。区画整理地内は、製品は東芝の製品を使っているのですけれども、蛍光灯は大体36ワットです。ですから、20ワット程度と同等のLEDになると思います。そういうところは、もし10ワットをつけると、ますます暗くなってしまうと思うのです。そういう点はどうでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 建設課。
建設課長(吉野徳生) 建設課長、高坂委員の質問に答弁をさせていただきます。
  今回の調査事業の中で、そういう場所について明るくしなくてはならない場所、そうでもない場所いろいろあると思います。そういう状況に応じた設置を考えていきますので、よろしくお願いいたします。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 高坂委員。
1番(高坂清二委員) ほかの場所にも、例えば月輪の関越の下から斎場へ向かう町道108号線については、岩崎電気のナトリウムと70ワットのほうが整備されているのです。ですから普通の照明に換算しますと、120ワットぐらいの出力になると思います。それからあとは、中によっては500ワットの照明、みなみ野の区画整理に以前ついていたものなのですけれども、それを破棄したものを宮前小学校から学校橋に通じる道路につけております。ですから、500ワットの照明はなかなかできないと思うのですけれども、そういうのを考慮して、できるだけ40ワットぐらいのLEDのほうを、要望のほうできればしたいな、していきたい。調査のほうで、それは要望立てのほうお願いしたいと思います。
委員長(上野 廣委員) 要望でいいでしょうか。
1番(高坂清二委員) はい、要望でいいです。
  それからもう一つ、それから、ひとつ県道なのですけれども、県道は県道の照明ですね。県道では、新規の道路照明はもう設置をしないという話ですけれども、そして防犯灯について、県のほうも設置をしますということで、4年前に福田―吹上線の水房と嵐山の境、関越の下に2つの防犯灯をつけてもらったのですけれども、そっちのほうは120ワットです、1基に。120ワットが2基で、160万円かかりました。そういう大きな出力は要らないと思いますけれども、ある程度の出力のは必要ではないかなと思います。
  以上で質問のほう終わりにしたいと思います。ありがとうございました。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  ほかに質疑ございませんか。
  石川委員。
3番(石川正明委員) 石川です。質問させていただきます。
  他の委員の皆さんからも新年度の当初の予算編成につきましての全体的な質問等もございましたけれども、私、総務政策課長に、最後の予算編成だとは思うわけですが、議会事務局等で私も大変お世話になりました。その当時、いわゆるコミセンの建てかえの問題が出まして、複合施設はどうだろうかということで、いろいろと吉野総務政策課長に、あちこち先進地の調査をしていただきまして、いろいろ一緒に見に行ったわけなのですけれども、せっかく28年度で複合施設の検討委員会というのができて、結果が出たのかどうかよくわからないのですけれども、29年度にはその複合施設に関する予算措置が全くないのです。確かに財政的には、大変厳しい状況にあって、今すぐ複合施設をつくるということは難しいのだと思うのですけれども、いずれにしろ予算編成を方針を立てるときに、将来の複合施設を建設するに当たって、今から何かできることはないのだろうかというようなことは、検討はしなかったのでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課、お願いします。
総務政策課長(吉野正和) 総務課長、石川委員のご質問に答弁申し上げます。
  石川委員、ご指摘のように、私が議会事務局のときに複合施設といいますか、公共施設の視察ということで、当時総務経済建設常任委員会だったと思いますけれども、石川委員さんが委員長でいらっしゃったときに、千葉の香取と、それから宮城県の利府町にも計画があるということで、所管事務調査をさせていただき、私も同行をさせていただきました。千葉に行ったときには、施設のほう見学をさせていただいて、すばらしい施設だなというふうに感じておりました。翌年、2年目のときですけれども、宮城県の利府町へ行かれたときに、公共施設の整備計画を策定してこれから進めていくというところで、その計画について、一緒に勉強をさせていただきました。石川委員さんからも、そのときに、私が総務政策課長になるときに、これからのことも研修してきたよねという話も聞いたところでございます。
  27年度につきまして、複合施設建設検討委員会を設定をさせていただきました。議会からは北堀議員さんに参画をいただきまして、委員長を務めていただきまして、作業のほうを進めていただきました。複合施設の建設場所、それからどういったものを複合させるか、それから今後の事業スキームについて検討をしていただきました。建設場所につきましては、現在総合グラウンドの東側の砂利の駐車場を中心としまして、図書館等を含めた場所を建設場所にするということで、決定をいただきました。そのほかの複合施設の内容、それから事業スキームについては、今後の検討とするということで、27年度につきましては終了をさせていただきました。ただ、その複合施設建設検討委員会につきましては今後も継続するということで、そのときにお話をさせていただいて、委員皆さんにご了解をいただいたところでございます。
  そして、28年度につきまして、今年度につきましては、特に取り組みもなく進んできたところでございます。28年度予算、それから29年度予算を策定する中で、非常に財政状況が厳しいというところを、今までも議員の皆様にも説明をさせていただきました。これで複合施設の建設に、町長の10のお約束にもございますので、すぐにも取りかかりたいところであったわけですけれども、森田議員さんの一般質問のときにもお答えしましたが、計画の流れとしましては基本設計、それから実施設計、それから建築という流れになるかと思います。その前に、石川委員ご指摘のように、建設計画というものの策定も必要になるかとも思いますけれども、ただ財政的な面で非常に厳しい中で、そういった計画的な作業を進めていくのも重要であると認識をしておりますけれども、スムーズな中で事業を進めていく上で、財政のことを前提に出してしまっては大変申しわけないのですけれども、すぐに実行に移せる段階ではないと判断し、担当である企画調整担当のほうからも29年度の予算についてどうしましょうかという相談を受けました。ただ、今の時点では財政的な面で、そのほかに緊急性、優先性を踏まえて事業展開を図る必要があったというふうにも考えまして、29年度予算については特段何の予算も計上していないというのが今の状況でございます。
  以上でございます。
委員長(上野 廣委員) 石川委員。
3番(石川正明委員) ありがとうございます。町民の皆さんもコミュニティセンターを新しくするのにそんな簡単にできるとは恐らく思っていないと思うのです。大変なお金がかかるわけですし、それから補助事業があるのか、メニューがあるのかどうかも、今ないということなのですけれども、いずれにしろ27年度に複合施設検討委員会で、ある程度の結論までは出たわけですけれども、その結論が私はベストではないと思っているのですが、いずれにしろ財政が厳しい、だけれども例えばいろんな指標を見ますと、恐らくあと3年か4年、借金の返済を、今の借金ですよ、返済をしていく中で、その4年後、5年後ぐらいには何か財政的、いわゆる起債をするという意味ですよ、借金をするという意味で、先が見えるようなところに行くはずなのですよね、滑川町、今の財政状況だと。
  そうすると、この3年、4年間何もしないで、しかも予算措置というのは、例えば基金ですよね。これはもう建てかえなければならないことはわかりきっているわけです。これを大規模改修と言う人はいないと思うのです、あのコミセンを。それから、当然複合施設ですから、図書館は欠かせないと思うのです。これはほかの先進地も含めて、どうしても複合施設の中に図書館は稼働率等考えて欠かせないというのが一般的な結論になっていますので、それらを考えていくと、29、30、31年、この辺はじっくり基本計画、1年で何も結論出す必要ないと思うのです。3年かけてもいいと思うのです。それはわずかな予算でいいと思います。それよりも基金、これをどうしても1億円とか本当は欲しいところですけれども、毎年ですよ。そういう検討を財政のほうでするには、例えば今コミセンを指定管理者にしていますよね。運営費の委託料だけで済んでいるわけです。図書館もそうなはずです。これを例えば今後、今民間が図書館運営、投資も含めてなのですけれども、複合施設というのは、民間が初期投資も含めて全部ではないにしても、そういう可能性もあるわけです。そうすると、それらのことを十分に、ここで検討を、1年、2年で、そういう事業スキームもあらゆる限りのシミュレーションをしてみて、それで基金は必ず決まった金額は積み上げていくという中で、ここで今やらないと、借金があと3年か4年すると、大体先行きの水準であると3年から9年で返せる額になるわけです、総額が。そうすれば、ここでやらない手はないと思うのです。大きな予算を措置しろということではないのですけれども、どうも話がすっかり27年度の検討委員会の結論が出て、お金がないということでとまってしまっているのが非常にもったいないなというふうに思います。
  ですから、そのことについて、これ財政担当もその辺のシミュレーションもよく、総額も借金があとどのくらいでというのはわかり切っているわけです。ただ、全部返す必要ないのだし、起こしている起債も臨財債が大変な額なわけなのです。裏負担の起債って、これからそんなに起きないです。大きいな道路つくるとかって、そんなないのですから。そうすると、必ず3年、4年後には借金ができるようなときが来るわけです。そうすると、もうここでやらないとだめだと思うのです。そういうことを財政担当は、課長にどうしましょうかと言ったときに、その辺のことまで含めて考えていたのでしょうか。
委員長(上野 廣委員) 総務政策課、お願いします。
総務政策課主幹・財政担当(松本由紀夫) それでは、財政担当、松本のほうからお答え申し上げたいと思います。
  複合施設の建設の推進ということで、町長も10のお約束にもございますので、財政担当としても十分承知申し上げているところでございます。そして、今石川委員さんからご指摘があったとおり、あと三、四年で借金のほうがある程度落ちつくということなのですけれども、確かに当初は、数年前まではそう考えていたのですが、今現在、今後避けられない支出として想定されるもの、これ一部事務組合、例えば中部資源循環組合への建設費の負担金、それから東松山斎場への負担金、そういったものもございます。こちらも中部資源循環組合につきましても億を超える建設費負担になってくるといったところで、確かに借金のほうが減ったり、月小のPFIの償還が進んだりというのはあるのですけれども、そういう新たな負担が、また数年後には橋梁の修繕工事の負担、これも今のところ額は未定ですが、2億円ほど負担する見込みだそうです。こういった不可避な支出がある中で、なかなか財源捻出というと難しいところがあるというふうに財政担当としては予測しております。
  また、今後滑川もお子さん多くなっていますけれども、同時に高齢化が進んでいるところでございます。当然高齢化率も上がってくると、介護保険への操出金、それから後期高齢者医療の操出金、そういったものも増額してくる。そういった中ですので、なかなか財源の捻出が難しいところかなとは考えておりまして、それで石川委員さんが今おっしゃった、今できることと申しますと、昨日でしょうか、全協で公共施設総合管理計画のほうの説明させていただきました。そういった中で、私のほうでもこの計画をつくって、この下に個別計画を個々に策定しないと、国庫補助金とか起債ができなくなってくるというお話をさせていただいたところでございますけれども、まずできることというと、そこの公共施設総合管理計画の個別計画をまず策定しておくこと、それの中である程度複合化の検討をするということが可能なのではないかと、財政担当としては考えているところです。あくまで財政担当としての判断ですので、あとは上司の判断になるかと思うのですけれども、以上答弁とさせていただきたいと思います。
委員長(上野 廣委員) 石川委員。
3番(石川正明委員) きのう全協で公共施設等総合管理計画、これは他の自治体でもっと早い時期からやっているというのは、人口減少にというのが大きな理由なのですけれども、実際に滑川町では、1人当たりの延べ床面積というのがうんと低いのです、平均より。そこの水準をそのまま10%削減でいってしまうと、滑川町の住民というのは、本当に1人当たりの公共施設の利用面積が他の市町村と比べてうんと低いままずっと30年も40年も行ってしまうということなのです。だから、総面積はふえていきますよ、10%削減の人口まだふえていくわけですから。ただ、1人当たりの延べ床面積、きのうも申し上げたのだけれども、それはやっぱり一旦上げて計画を立てていかないと、永遠に滑川町の町民はほかの町村と比べて、1人当たりの面積の低い団体になってしまいますよということなのです。そこは気をつけてほしいのだよね。
  それと、個別で計画をこれに載せていくということなのだけれども、それはぜひやらなければならないよね。それで、財政的に吉田町長になってから積極的に公共投資を教育から始まって、農業基盤整備等たくさんやってくれたおかげで、おかげですと言ってはあれですけれども、借金もふえたわけです。それが最高ピークのとき、恐らく返済可能年数で13年とか14年というのがあったのではないですか、恐らくピークのとき。今11年ですよね。これ3年から9年が妥当と言われている水準なのだけれども、いずれにしろもう来るわけですよ、それが。2億円、今橋梁にかかるとか、中部に1億円以上負担がかかるということにあっても、これは間違いなく起債可能な事業になってくるとは思うのです。すると、さっき言った返済可能年数、13年とかで計算すると恐らく5億円とか、そのくらいは基金で積み上げられるはず。3年ではないですよ。3年ではないけれども。5年とか6年かかるかもしれないけれども、生み出せるはずなのだよね。だから、その辺を私も厳密に計算していないからなのだけれども、これは財政担当計算している人に後でその辺のシミュレーションしてほしいのだけれども、そういうことを考えながら29年度をどうしていくのだとか、30年度はどうしていくのだとかということをやってほしいわけ。そうではないと、何かもうお金がないから何もできませんというような話で終わってしまって、これもったいない話なので、せっかく議会の皆さんもそうだし、恐らく職員の人もそうだと思うのだけれども、複合施設というものが今後滑川町にも必要だし、建設されるのだろうという機運が、そのことを吉野総務政策課長には成田市とか香取市とか武蔵野市も行ったかな、いろいろ行かせてもらって大変先進的なところを見させてもらって、いい勉強をさせてもらったのですけれども、大変進んでいるところがたくさんあるわけです。ですから、30年、40年使う施設ですから、やっぱり皆さん想像つかないような、27年度に結論が出たもの以上のものをやっぱりつくっていくべきだと思うので、今後の3年、4年は大事だと思います。そういう意味では、これは総務政策課長、最後の今そういう決意を聞いてもあれなのですけれども、一言お願いしたいのですけれども、その後町長にちょっと決意をお願いしたいのですけれども。
委員長(上野 廣委員) それでは、総務政策課長、お願いします。
総務政策課長(吉野正和) 総務政策課長、石川委員さんのご質問に答弁申し上げます。
  ここで決意と言われましても、もう残り少なくなりましたので、大変恐縮なのですけれども、確かに財政あっての事業になると思いますので、その前に計画ということも必要になるかと思います。財政シミュレーションのことも石川委員さんからもう何回も言われておりますので、1度、25年のときに財政担当でつくった財政シミュレーションあるかと思うのですけれども、その後財政シミュレーションを今後またつくりながら、複合施設、決して忘れたわけではありませんので、頭の中にはずっと残っていましたので、私もさっき石川委員言われました武蔵野の施設を見に行ったときにすごくいい施設だなというふうに感激をしておりますので、こういった施設が滑川町にあったら住民の方もきっといい生涯教育、生涯学習ができるのかなというふうに感じておりますので、今後少しでも前進できるように残された期間ですけれども、対応してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) では、町長、お願いします。
町長(吉田 昇) 石川委員さんの質問に答弁を申し上げます。
  私もこの複合施設は、町長選に出るときの一番の大きな公約だというふうに思って出たわけでございまして、皆さんに約束をしてきたわけですけれども、こうしたような非常に財政が厳しいというような状況になってしまいました。しかし、今石川さんから指摘をいただいたとおり、借入金の返済、これもあと二、三年で最高ピークが来る、それからはずっと落ちていくわけでございまして、そうした面では多少そうした財政力とか、そういうものもある程度今後は期待をできるのではないかというふうに考えておるところでございますが、先ほど担当がお話をしたとおり、また、それに町長、このような金が大概かかってくるのですよというお話を聞いたとき、私もこれは本当にまた弱ったな、複合施設が、これではまたなお伸びてしまうのかなという気持ちは思ったわけでございますが、そうした中でもやっぱり複合施設は近い将来やらなくてはならないということでございますから、いろいろ検討委員会で検討いただいて、場所も決めていただいたということになりますので、これからはそれをつくるということになりますと、やっぱり利用する方、そうした皆さんの意見も聞いたりする必要があるというふうに思いますので、そうしたいわゆる検討も両者の意見も聞いたり、そうしたものもある程度期間が要だというふうに思いますので、そうしたものはやっぱりこの二、三年で十分内容的なものを詰める。先ほど石川さんの言うとおり、図書館の複合するとか体育館をどうするのだとか、そういったものをやっぱりある程度検討する期間ということで、この二、三年の間にはそうしたものをやっぱり検討していく必要があるだろうという話を私は総務のほうへもお話がしてございます。
  そういったことで、経費がことし全然盛っていないわけでございますが、できれば補正予算においてもそうしたものをやっぱり多少盛れるような方向に私はしたほうがいいというふうに考えておるところでございます。ここで、私がその話をしていいかどうかわかりませんけれども、最終的には私はもちろんその資金の積み立てや、できるだけやってまいりますけれども、最終的にはきょうも話に出ております学校施設としてとってありますフジミ工研の使っておる3町の土地もあるわけでございまして、最終的にはこれらのことも考えてもいいのではないかなというふうに思っておるわけでございます。大きな公共施設の建設ということは、私は、複合施設が大体大きなものとしては最後かなというふうに思っておりますので、これらの土地の件も頭の中に入れながら、そうしたいわゆる借金の返済もあと二、三年がピーク、それ以後はだんだん減っていくという状況にございますので、何はともあれ財政の健全化が一番でございますから、それを念頭に今後考えさせていただきたいというふうに思います。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) 石川委員。
3番(石川正明委員) どうもありがとうございました。吉野総務政策課長には大変長い間お世話になりまして、ありがとうございました。
  松本財政担当には、複合施設建設に向けてのやはりその検討を財政として、29年度も、30年度も、31年度もやっていくのだと。そのため、いつごろ可能なのかと今町長が言うように、我々はもう本当に大ざっぱな数字で、大ざっぱな話をしているのだけれども、できると思うのだよね、財政担当は。それはやっぱり毎年毎年つくっていって、変更していけばいいわけだから、それはぜひやってほしいですよ。
  それから、町長にはちょっときょう出た土地のところまで踏み込んで、ぜひそこは手をつけないで、できることを考えてほしいよね、財政担当には。
  それだけ申し上げて私の質問を終わりにします。ありがとうございました。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  ほかに質疑ありますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
委員長(上野 廣委員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして平成29年度滑川町一般会計予算の総務経済建設常任委員会の所管事項の質疑を終結いたします。ありがとうございました。
  説明員各位には大変お疲れさまでした。説明員の交代をお願いします。
  暫時休憩します。再開は3時5分といたします。
議会事務局長(笠原 直) ご起立願います。
  相互に礼。
          休 憩  (午後 2時40分)

          再 開  (午後 3時05分)
議会事務局長(笠原 直) ご起立願います。
  相互に礼。
  ご着席願います。
委員長(上野 廣委員) それでは、再開します。
  ただいまから平成29年度滑川町一般会計予算の文教厚生常任委員会の所管事項の審査を行います。
  最初に各担当課長、局長から自席にて歳入歳出予算の所管事項の説明を求めます。
  最初に大塚健康福祉課長、よろしくお願いします。
健康福祉課長(大塚信一) 健康福祉課長、平成29年度予算の概要についてご説明申し上げます。
  まず最初に歳入から説明を申し上げたいと思います。予算資料17ページをお開きいただきたいと思います。中段の款12分担金及び負担金、項2負担金、目2民生費負担金、節2児童福祉総務費負担金ですが、本年度予算額9,356万1,000円、前年対比492万1,000円の増額の計上となっております。内容として、保育所入所児童保護者負担金、いわゆる保育料となります。
  続きまして、19ページをごらんください。下段の款14国庫支出金、項1国庫負担金、目2民生費国庫負担金でございます。本年度予算額4億6,953万1,000円、対前年比400万9,000円の減でございます。減額の主な要因としては、児童手当負担金の減額でございます。内容としては、節2の障害福祉費国庫負担金の中の障害福祉サービス介護給付費訓練等給付費負担金として1億277万4,000円、節3児童福祉総務費国庫負担金関係では、保育所運営費負担金8,378万8,000円、児童手当負担金として2億4,676万円が主な負担金となっております。
  続きまして、20ページをごらんください。中段の款14国庫支出金、項2国庫補助金、目2民生費国庫補助金でございますが、本年度予算額5,593万1,000円、対前年比2,948万7,000円の増額でございます。主な補助金は、節1社会福祉総務費国庫補助金ですが、国が実施する経済対策事業である臨時福祉給付金給付事業補助金3,750万円、節3児童福祉総務費国庫補助金1,477万7,000円が主なものであります。
  続きまして、22ページをごらんください。埼玉県関係の負担金及び補助金等ですが、款15県支出金、項1県負担金、目2民生費県負担金になりますが、総額で本年度予算額2億43万9,000円、昨年比94万6,000円の減額となっております。このうち健康福祉課予算の主なものとしては、国庫負担に関連する埼玉県の負担分として、節2障害福祉費県負担金の中の障害福祉サービス介護給付費・訓練等給付費負担金、さらに節3児童福祉総務費県負担金としての保育所運営費児童手当等に対する県負担金等になっております。
  次に、23ページ、項2県補助金、目2民生費補助金ですが、本年度予算額7,964万5,000円、対前年比2,777万5,000円の増額の計上となっております。主なものとして、節1の社会福祉総務費県補助金に、民生委員児童委員活動費補助金として250万2,000円を計上、節2の障害福祉費県補助金として2,312万円、節3児童福祉総務費県補助金に保育園運営に関する補助金等を主なものとして、3,771万3,000円の計上となっております。さらに節5老人福祉総務費県補助金として、本年度より始まる埼玉県地域密着型サービス等補助金として1,597万円を計上しております。
  以上が健康福祉課が所管する民生費の主な歳入の説明でございます。
  続きまして、これら国、県の補助を取り入れながら実施いたします平成29年度健康福祉課の事業の主な歳出のご説明を申し上げます。49ページをごらんください。中段の款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費でございますが、本年度1億2,747万2,000円の歳出予定で、前年比3,764万2,000円の増額となっております。内訳として、まず節1報酬及び、さらには次の50ページ、節13委託料に本年度改定予定の地域福祉計画策定関連予算を計上しております。また、節14使用料及び賃借料としてデマンド交通の車リース料130万6,000円、51ページになりますが、節19負担金、補助及び交付金に社会福祉協議会補助金として3,205万6,000円、民生児童委員協議会補助金として411万1,000円を計上しております。さらに大きなものとして、節20扶助費として国が景気対策として実施する臨時福祉給付金支給事業として3,750万円を計上しております。
  続きまして、中段の目3障害福祉費関連予算ですが、3億3,031万7,000円、前年比304万円の増額の予算計上をさせていただきました。節1報酬及び節13委託料に421万9,000円、障害者計画・障害福祉計画改定のための報酬及び計画策定委託料を計上いたしました。そして、特に大きな金額としては、52ページに節19負担金、補助及び交付金に障害福祉サービス介護給付費・訓練等給付費として2億554万9,000円を計上いたしました。これは、障害者の介護給付費として居宅介護や生活介護、施設の入所支援に関する経費、また将来のための訓練等給付費等が主なものとなっております。また、節20扶助費として重度心身障害者の医療費助成として4,332万円を計上させていただきました。
  次に、54ページをごらんください。項2児童福祉費、目1児童福祉総務費ですが、8億8,134万3,000円、対前年比1,667万2,000円増額の予算計上をさせていただきました。内容といたしましては、54ページの下段から続く節13委託料に6カ所の学童協議会への委託、1カ所の保育園の委託によります放課後児童対策事業委託料として3,100万円、町内4カ所の認可保育所保育実施委託料3億2,456万6,000円が主な内容となっております。
  さらに節19の負担金、補助及び交付金として、安心・元気!保育サービス支援事業費として、1歳児担当保育士雇用事業や乳児途中入所支援事業を初めとした保育園運営に対する県補助事業や町単独の補助事業費として総額で6,938万8,000円、節20の扶助費として滑川町の子育て支援策である18歳までの無償化事業であるこども医療費として6,500万円、国、県の支出である児童手当費として3億7,056万6,000円を主なものとして、合計4億3,821万6,000円を計上しております。
  続いて、56ページをごらんください。目2児童福祉施設費ですが、493万2,000円、前年比15万6,000円の減額予算ですが、主な支出として、学童保育の施設である子育て支援センターの管理委託料を中心に、節13委託料として269万9,000円、節14使用料及び賃借料として子育て支援センターの敷地の借り上げとして土地賃借料178万4,000円を主なものとして計上しております。
  続いて、下段の項3老人福祉費、目1老人福祉総務費ですが、本年度予算額5,999万7,000円、前年対比1,590万9,000円の増額となっております。主には57ページにあります節8報償費に75歳以上を対象とした敬老祝金としての900万円、さらに100歳を迎えられた方への一世紀長寿祝金として150万5,000円を計上するとともに、節13委託料として、次回の平成30年からスタートする第7期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定業務委託料として238万8,000円を計上いたしました。さらに節19負担金、補助及び交付金として、長寿ふれあい入浴補助金に136万円、58ページに続きますが、シルバー人材センター活動費補助金へ600万円の計上、さらに今年度より始まる新規事業、地域密着型サービス等整備助成事業補助金として、県の全額補助で実施する新規の高齢者に対するサービスであります定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業のための経費1,597万円を計上いたしました。また、中段の目2老人福祉施設費として、マレットゴルフ場関連の予算をおのおの計上させていただきました。
  以上が健康福祉課に関する歳出歳入予算となりますが、国、県の補助金はあるものの、町負担分も右肩上がりで増加中でございます。保育園児、障害者等の対象者の増加により大幅に過不足を生じることから、年度途中の補正をお願いする機会が生じてまいります。特段のご理解をいただきますことをお願いし、健康福祉課が所管する予算の概略の説明とさせていただきます。よろしくご審議をお願いいたします。
  以上です。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  次に、小柳町民保険課長、お願いします。
町民保険課長(小柳博司) 町民保険課長、町民保険課関連の予算説明を着座にてさせていただきます。
  最初に歳入の主な項目についてご説明申し上げます。予算書の19ページをお願いいたします。款14国庫支出金、項1国庫負担金、目2民生費国庫負担金のうち節7国民健康保険金国庫負担金として892万9,000円を、節8介護保険費国庫負担金として79万7,000円を計上しております。いずれも前年度とほぼ同額の予算となっております。内容につきましては、保険税の軽減に対する公費負担分でございます。
  続いて、21ページをお願いいたします。款14国庫支出金、項3国庫委託金、目2民生費国庫委託金のうち節3国民年金費国庫委託金として301万円を予算計上しております。こちらも前年度とほぼ同額の金額となっております。内容につきましては、年金事務に係る交付金でございます。
  次に、22ページをお願いいたします。款15県支出金、項1県負担金、目2民生費県負担金のうち節7国民健康保険費県負担金として2,092万8,000円を、節8後期高齢者医療保険費県負担金として1,951万1,000円を、節9介護保険費県負担金として39万8,000円を予算計上しております。こちらも額的には前年度とほぼ同様の額になっております。内容につきましては、保険税の軽減に対する公費負担分でございます。
  続いて、歳出の主な項目についてご説明申し上げます。53ページをお願いいたします。款3民生費、項1社会福祉費、目4国民年金費でございますが、合わせまして793万3,000円を予算計上しております。前年度比18万1,000円の減額となっております。内容につきましては、年金事務に係る人件費等でございます。
  次に、59ページをお願いいたします。款3民生費、項5国民健康保険費、目1国民健康保険費でございますが、総額で6,053万1,000円の予算を計上させていただきました。前年度比88万8,000円の減額となっております。内容としましては、節28繰出金、国民健康保険特別会計へのものが主なものでございます。
  次に60ページをお願いいたします。款3民生費、項7介護保険費、目1介護保険費でございますが、こちらも総額で1億6,603万3,000円の予算を計上しております。前年度比555万円の増額になっております。内訳としましては、こちらも節28にございます介護保険特別会計の繰出金が主なものでございます。
  次に、61ページをお願いいたします。款3民生費、項6後期高齢者医療費、目1後期高齢者医療費でございますが、こちらも総額で1億6,074万1,000円の予算を計上しております。前年度比216万3,000円の減額となっております。歳出の内訳として大きなものは62ページにございます節19後期高齢者医療広域連合市町村負担金及び節28後期高齢者医療特別会計繰出金、こちらの2点でございます。
  以上、簡単ではございますが、予算説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  次に、小原健康づくり課長、お願いします。
健康づくり課長(小原由之) 自席にて失礼いたします。
  歳入の面につきましてですが、予算書の20ページ、衛生費国庫補助金97万9,000円、前年に対して減額となっております。
  23ページ、3衛生費県補助金229万円、前年に対して減額という形で、保健衛生と予防費の補助金ということで金額が入っております。
  支出の概要につきまして申し上げます。62ページになります。保健衛生費、保健センター施設を含む管理関係ですが、本年度7,657万円、前年比719万4,000円増額になっておりますが、過日総務課長のほうからお話しありましたように、育休の職員のほうが復帰という形で金額の増額になっております。
  次の64ページになりますが、予防費ですが、前年1億520万6,000円、前年に対して減額という形になっておりますけれども、特に大きい金額として歳入として入ってきます諸費のところで123万円が大きな歳入の中でございます。それと、細目ですけれども、節のところの母子保健事業という形で講師等の謝礼を含めまして、特にこれは医師や在宅の保健師、歯科衛生士、そういった形の年間事業をしております毎月の健診の中でかかる費用という形で350万円、1万歩運動のところで100万2,000円という形で大きな金額となっております。
  次のページ、65ページになります。委託料のところで、予算の委託料、妊婦健康診査業務委託料1,500万円、母子健康手帳の中にあります14回の健診の関係でかかる費用です。昨年も出生児が多く補正をさせていただいて、今年度当初1,500万円という形で予算計上いたしました。予防接種の委託料という形で、大きな金額で4,268万円、各種予防接種です。それと、その中である700万円という形の中の高齢者インフルエンザ予防接種という形で700万円を予算計上しております。
  雑駁な説明ですが、以上とさせていただきます。よろしくお願いします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  次に、堀口環境課長、お願いします。
環境課長(堀口幸男) 環境課長、堀口です。よろしくお願いします。
  平成29年度滑川町一般会計予算環境課所管の衛生費について、歳入歳出予算の説明をいたします。
  初めに歳入でございます。18ページをお開きください。款13使用料及び手数料、項2手数料、目3衛生手数料でございますが、115万5,000円を計上させていただきました。主な手数料でございますが、節2環境手数料として犬登録料等手数料65万円、節3塵芥処理手数料のうち粗大ごみ収集運搬手数料といたしまして47万2,000円を計上いたしました。
  24ページをお開きください。款15県支出金、項2県補助金、目3衛生費補助金でございますが、節環境衛生費県補助金としまして6万1,000円を計上しました。彩の国環境保全交付金になります。
  28ページをお開きください。款20諸収入、6雑入、目1雑入でございますが、節3汲取券売捌手数料といたしまして13万6,000円を計上しました。小川地区衛生組合より納入される手数料でございます。
  次に、29ページをごらんください。節15雑入の中に、資源物売却代金として239万4,000円を計上しました。紙類、段ボール、紙パック、衣類、アルミ缶等を資源回収したものの売却代金でございます。前年度比53万円の減額でございますが、主な原因はアルミ缶の価格に変動がありまして下落傾向が続いたためでございます。
  歳入については以上でございます。
  続きまして、歳出の説明でございます。66ページをお開きください。款4衛生費、項1保健衛生費、目3環境衛生費でございますが、本年度予算1,555万3,000円を計上しました。対前年比384万円の増でございます。主な歳出でございますが、節1報酬95万2,000円のうち、環境委員報酬費といたしまして77万9,000円を計上しました。また、新規の事業として環境審議会委員報酬17万3,000円を計上しました。環境基本計画、地球温暖化対策実行計画の策定に当たりまして、環境審議会を立ち上げて審議をお願いするものでございます。
  次に、67ページをごらんください。節13委託料419万8,000円でございます。環境基本計画策定委託料180万円を計上しました。また、比企河川合同水質調査委託料として63万6,000円、農業用水路水質調査委託料として42万2,000円を計上しました。
  次に、地球温暖化対策実行計画委託料でございますが、72万円を計上いたしました。
  次に、節負担金、補助金及び交付金でございますが、比企広域市町村圏組合、斎場及び霊柩車の負担金256万1,000円を計上しました。斎場の改築に係る建設負担金は、平成30年度から加わってきます。また、住宅用太陽光発電システム設置事業補助金を200万円を計上しました。補助金の内容は、1キロワット以上のシステムで、一律5万円を補助するもので40基分を計上しております。
  続きまして、68ページをお開きください。款4衛生費、項2清掃費、目2塵芥処理費でございますが、本年度予算2億4,825万2,000円を計上しました。対前年比1,047万3,000円の増でございます。これは埼玉中部資源循環組合負担金の増額によるものが多くを占めております。主な歳出でございますが、節13委託料7,294万9,000円のうち、一般廃棄物処理運搬業務委託料7,000万円を計上しました。滑川町内の一般家庭から出されるごみの収集と運搬を委託しているものでございます。清掃作業委託料は111万3,000円、生活環境パトロール町内美化推進委託料136万6,000円を計上しました。どちらも通常の収集では対応できないごみの回収でございます。
  次に、節19負担金、補助及び交付金でございます。小川地区衛生組合塵芥処理費負担金1億4,445万6,000円を計上しました。滑川町の家庭から出される一般ごみ、粗大ごみ、事業系ごみの処理をするための負担金でございます。埼玉中部資源循環組合負担金といたしまして2,901万7,000円を計上しました。対前年比980万9,000円の増でございます。増額につきましては、現在建設計画を進めています。(仮称)埼玉中部資源循環センターの建設負担金が主なものでございます。
  続きまして、款4衛生費、項2清掃費、目3し尿処理費でございますが、本年度予算4,904万8,000円を計上しました。主なものは、節19負担金、補助及び交付金、小川地区衛生組合し尿処理費負担金で4,891万2,000円でございます。滑川町から排出されるし尿及び浄化槽汚泥の処理をするための負担金でございます。
  続きまして、款4衛生費、項2清掃費、目4浄化槽事業費でございますが、本年度予算1,100万1,000円を計上しました。節28繰出金が主なものですが、浄化槽事業特別会計繰出金として1,100万円でございます。
  以上でございます。ご審議のほどをよろしくお願い申し上げます。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  次に、森田教育委員会事務局長、お願いします。
教育委員会事務局長(森田耕司) 教育委員会事務局長、教育費の予算説明をさせていただきます。
  最初に、歳入予算の主な項目を説明いたします。款13使用料及び手数料、項1使用料、目3教育使用料の節1幼稚園使用料ですが……
委員長(上野 廣委員) ページ数言ってください。
教育委員会事務局長(森田耕司) 済みません。予算書の18ページをお願いします。款13使用料及び手数料、項1使用料、目3教育使用料の節1幼稚園使用料ですが、現年度保育料として2,096万円を計上させていただいております。平成27年度からスタートした子ども・子育て支援制度に基づき、所得により5階層での徴収をさせていただいております。
  20ページの上段をごらんください。款14国庫支出金、項1国庫負担金、目10教育費国庫負担金の節4教育振興費国庫負担金として129万2,000円を計上させていただいております。子ども・子育て支援法に基づく認定こども園に対する国庫負担金でございます。
  21ページをごらんください。次に、項2国庫補助金、目7教育費国庫補助金の節6文化財保護費国庫補助金として125万円を計上させていただいております。こちらは寺谷廃寺の調査に対する国庫補助金で、国が2分の1、県が4分の1、町が4分の1の負担区分でございます。
  28ページをごらんください。款20諸収入、項5給食費、目1学校給食費の節1現年度給食費として751万6,000円を計上させていただいております。内容は、教職員等の給食費の徴収分でございます。
  以上、歳入予算の説明とさせていただきます。
  続きまして、歳出予算の主な項目を説明いたします。教育費の総額は7億9,665万2,000円で、前年度比2,970万5,000円の増額の予算計上とさせていただいております。
  87ページをごらんください。款10教育費、項1教育総務費の目2事務局費でございます。本年度予算額1億1,947万6,000円で、前年度と比較して578万5,000円の減額の予算計上としております。減額の主な要因は、教育委員会事務局職員の人事異動による人件費の減でございます。
  88ページをごらんください。次に、目3教育振興費でございます。本年度予算額4,402万7,000円で、前年度と比較して466万2,000円の減額予算でございます。主な内容としましては、節7賃金の学習、生活指導支援員賃金1,420万円で、幼稚園、小学校、中学校で支援が必要な園児、児童生徒に対して生活指導支援員を配置するものでございます。
  次に、スクールソーシャルワーカー賃金の50万3,000円は、家庭環境により就学が困難な児童生徒に対し、家庭環境の改善に向けた相談や指導を行うもので、28年度から県費により週2日勤務をいただいておりますが、相談件数の増加に対応するため、町単独として週1回勤務をいただくものの予算であります。
  89ページの節13委託料ですが、1,554万1,000円で、英語指導助手2名分の派遣委託料787万5,000円と、東松山市への区域外就学委託料の470万2,000円が主なものでございます。
  90ページの下段をごらんください。款10教育費、項2小学校費、目1学校管理費でございます。本年度予算額1億7,398万4,000円で、前年度と比較し906万6,000円の増額の予算を計上させていただいております。主に小学校3校の空調設備等借上料を初め、パソコン、プレハブ校舎等の借上料でございます。
  95ページをごらんください。目2教育振興費でございます。本年度予算額965万4,000円で、前年度と比較して31万6,000円の増額で予算計上をさせていただいております。小学校3校の学習指導等に対する費用でございます。
  100ページをごらんいただきたいと思います。款10教育費、項3中学校費、目1学校管理費でございます。本年度予算額5,465万7,000円で、前年度と比較して177万9,000円の減額で予算計上をさせていただいております。主に中学校の維持管理に関する費用でございます。
  101ページの下段をごらんください。次に、目2教育振興費でございます。本年度予算額625万2,000円で、前年度と比較して175万3,000円の減額で予算計上をさせていただいております。中学校の学習指導に対する費用でございます。
  103ページをごらんください。款10教育費、項4幼稚園費、目1幼稚園費でございます。本年度予算額1億1,907万1,000円で、前年度と比較して1,567万8,000円の増額で予算計上をさせていただいております。
  104ページの節13委託料ですが、園児バス運転業務委託料の1,075万7,000円ですが、運転手を1名増員するための増額となっております。
  105ページの下段をごらんください。款10教育費、項5社会教育費、目1社会教育総務費でございます。本年度予算額711万1,000円で、前年度と比較して16万2,000円の減額で予算計上をさせていただいております。生涯学習全般に対する費用でございます。
  107ページをごらんください。次に、目2文化財保護費でございます。本年度予算額1,297万1,000円で、前年度と比較して20万5,000円の増額で予算計上をさせていただいております。文化財法及びミヤコタナゴ保護繁殖、エコミュージアムセンターの維持管理に対する費用でございます。また、昨年に続きまして寺谷廃寺の調査も行ってまいります。
  108ページをごらんください。次に、目3公民館費でございます。本年度予算額1,274万9,000円で、前年度と比較して6万5,000円の増額で予算計上をさせていただいております。子どもまつり、文化祭を初めとする公民館事業全般に対する費用でございます。
  110ページをごらんください。次に、目4図書館費でございます。本年度予算額3,313万2,000円で、前年度と比較して272万5,000円の減額で予算計上をさせていただいております。図書館運営全般に対する費用でございます。
  111ページの下段をごらんください。款10教育費、項6保健体育費、目1保健体育総務費でございます。本年度予算額755万5,000円で、前年度と比較して58万7,000円の減額で予算計上をさせていただいております。
  112ページをごらんください。次に、目2体育施設費でございます。本年度予算額1,350万2,000円で、前年度と比較して22万2,000円の減額で予算計上をさせていただいております。主な内容は、体育施設の維持管理に対する費用でございます。
  113ページをごらんください。目3学校給食費でございます。本年度予算額1億8,116万2,000円で、前年度と比較しまして2,206万5,000円の増額予算でございます。食材費に係るもの、委託契約に係るものでございます。
  以上、説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございました。
  所管事項ごとの説明、ありがとうございました。
  ここで、各担当課、局の説明員の方がおりますので、各課局長からの説明員の紹介をお願いします。
  最初に、大塚健康福祉課長、お願いします。
健康福祉課長(大塚信一) 健康福祉課長の大塚でございます。よろしくお願いいたします。説明員につきましては、各自、自分のほうから紹介いたしますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。
健康福祉課副課長兼主席主幹・福祉担当(木村晴彦) 健康福祉課副課長、木村と申します。福祉担当でお世話になっております。よろしくお願いします。
健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(篠ア美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当の篠アです。よろしくお願いいたします。
健康福祉課主事・福祉担当(齋藤敬己) 健康福祉課福祉担当、齋藤です。よろしくお願いいたします。
健康福祉課主査・福祉担当(奥野 忠) 健康福祉課福祉担当、奥野と申します。よろしくお願いいたします。
健康福祉課主任・福祉担当(石川恵子) 健康福祉課福祉担当の石川と申します。よろしくお願いします。
健康福祉課長(大塚信一) 以上6名でお世話になります。よろしくお願いします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  次に、小柳町民保険課長、お願いします。
町民保険課長(小柳博司) お世話になります。町民保険課の説明員につきましては、自己紹介で申し上げます。
  最初に、町民保険課長の小柳でございます。よろしくお願いいたします。
町民保険課副主幹・年金国保担当(堀口章子) 町民保険課年金国保担当の堀口と申します。よろしくお願いいたします。
町民保険課長(小柳博司) 以上2名で説明にさせていただきます。よろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  次に、小原健康づくり課長、お願いします。
健康づくり課長(小原由之) 健康づくり課長の小原と申します。同様に自己紹介ということで職員の紹介をいたします。
健康づくり課副課長兼主席主幹・健康づくり担当(市川明浩) 健康づくり担当の市川と申します。よろしくお願いいたします。
健康づくり課主幹・保健予防担当(関  静) 健康づくり課保健予防担当の関です。よろしくお願いいたします。
健康づくり課長(小原由之) 以上3名です。よろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  次に、堀口環境課長、お願いします。
環境課長(堀口幸男) 環境課長の堀口でございます。説明員につきましては、自己紹介で行います。よろしくお願いいたします。
環境課主幹・生活環境担当(島田昌徳) 環境課生活環境担当、島田と申します。よろしくお願いいたします。
環境課長(堀口幸男) 以上2名でございます。よろしくお願いいたします。
委員長(上野 廣委員) ありがとうございます。
  次に、森田教育委員会事務局長、お願いします。
教育委員会事務局長(森田耕司) 教育委員会事務局長の森田です。よろしくお願いしたいと思います。それでは、説明員のほうは自己紹介でさせていただきますので、よろしくお願いします。
教育委員会事務局次長兼主席主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育委員会事務局教育総務担当、澄川と申します。よろしくお願いいたします。
教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(山崎則枝) 学校教育担当、山崎です。よろしくお願いいたします。
教育委員会事務局次長兼主席主幹・生涯学習担当(小林晴美) 教育委員会生涯学習担当の小林と申します。よろしくお願いいたします。
教育委員会事務局次長兼主席主幹・文化財保護担当(関口正幸) 教育委員会文化財保護担当、関口と申します。よろしくお願いいたします。
教育委員会事務局主査・図書館担当(野本健一郎) 教育委員会図書館担当の野本と申します。よろしくお願いいたします。
教育委員会事務局副主幹・生涯スポーツ担当(吉野和弘) 生涯スポーツ担当の吉野と申します。よろしくお願いいたします。
教育委員会事務局長(森田耕司) 以上7名で担当させていただきます。よろしくお願いします。
委員長(上野 廣委員) 説明の紹介、ありがとうございます。
  お諮りします。本日の審査はこの程度にとどめたいと思います。これにご異議ございますか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
委員長(上野 廣委員) 異議なしと認めます。
  よって、本日の審査は、これにて終わることに決定いたしました。
  次回の審査は、3月13日月曜日午前9時から開会いたします。よろしくお願いします。

    延会の宣告
委員長(上野 廣委員) 以上をもちまして本日の審査を終了します。
                                   (午後 3時44分)
議会事務局長(笠原 直) ご起立願います。
  相互に礼。