平成25年第185回滑川町議会定例会〔予算審査特別委員会〕
平成25年第185回滑川町議会定例会
〔予算審査特別委員会〕
1.日 時 平成25年3月8日(金)
午前 9時00分 開議
午後 3時30分 閉会
2.場 所 滑川町議場
3.議 題
(1)議案第26号 平成25年度滑川町一般会計予算の議定について
(2)議案第27号 平成25年度滑川町国民健康保険特別会計予算の議定について
(3)議案第28号 平成25年度滑川町介護保険特別会計予算の議定について
(4)議案第29号 平成25年度滑川町後期高齢者医療特別会計予算の議定について
(5)議案第30号 平成25年度滑川町下水道事業特別会計予算の議定について
(6)議案第31号 平成25年度滑川町農業集落排水事業特別会計予算の議定について
(7)議案第32号 平成25年度滑川町浄化槽事業特別会計予算の議定について
(8)議案第33号 平成25年度滑川町水道事業会計予算の議定について
出席委員(13名)
1番 伊 東 康 夫 委員 2番 北 村 徳 章 委員
3番 金 井 塚 徳 一 委員 5番 井 上 奈 保 子 委員
6番 上 野 廣 委員 7番 長 谷 川 元 夫 委員
8番 森 田 泰 雄 委員 9番 高 坂 清 二 委員
10番 紫 藤 昌 久 委員 11番 上 野 憲 子 委員
12番 石 川 正 明 委員 13番 大 山 尚 美 委員
14番 北 堀 一 廣 委員
欠席委員(なし)
出席者
滑 川 町 議 会議長 田 幡 宇 市
事務局職員出席者
事 務 局 長 稲 葉 一 正
書 記 今 井 茂 子
録 音 西 浦 俊 行
説明のため出席した者
町 長 吉 田 昇
副 町 長 小 高 明 也
会 計 管 理 者 兼 山 下 進
会 計 課 長
教 育 長 小 澤 正 司
総 務 政 策 課 長 柳 克 実
税 務 課 長 上 俊 一 郎
健 康 福 祉 課 長 新 井 佳 男
町 民 保 険 課 長 木 村 幸 一
環 境 課 長 江 森 不 二 男
産 業 振 興 課長兼 吉 田 利 好
農業委員会事務局長
建 設 課 長 武 井 揚 一
水 道 課 長 篠 ア 一 美
教育委員会事務局長 宮 島 正 重
総務政策課副課長兼 森 田 耕 司
主 席 主 幹
総務政策課副課長兼 堀 口 幸 男
主 席 主 幹 ・
企 画 調 整 担 当
総務政策課副課長兼 笠 原 直
主席主幹・総務担当
総 務 政 策 課 岩 附 利 昭
主 幹 ・ 人 権 ・
自 治 振 興 担 当
総 務 政 策 課 篠 ア 仁 志
主 幹 ・ 財 政担当
総 務 政策課主幹・ 稲 村 茂 之
秘 書 広 報 担 当
総 務 政策課主任・ 西 浦 俊 行
総 務 担 当
会 計 課 副 課長兼 柳 沢 雅 代
主 席 主 幹 ・
会 計 用 度 担 当
町民保険課副課長兼 二 ノ 宮 京 子
主席主幹・町民担当
町民保険課副課長兼 吉 野 正 和
主 席 主 幹 ・
年 金 国 保 担 当
町民保険課副課長兼 田 島 幸 江
主 席 主 幹 ・
介 護 保 険 担 当
税務課副課長兼主席 石 川 光 男
主 幹 ・資産税担当
税 務 課主席主幹・ 小 原 直 美
管 理 担 当
産業振興課副課長兼 吉 田 浩
主 席 主 幹 ・
農 林 商 工 担 当
産 業 振興課主幹・ 木 村 晴 彦
土 地 改 良 担 当
農 業 委員会事務局 市 川 明 浩
主席主幹・農地担当
建設課副課長兼主席 横 田 一 己
主幹・都市計画担当
建設課副課長兼主席 赤 沼 裕
主幹・道路整備担当
建 設 課主席主幹・ 飯 塚 晃
管 理 担 当
健康福祉課副課長兼 武 井 宏 晃
主 席 主 幹 ・
高 齢 者 福 祉担当
健 康 福 祉 課主席 大 塚 信 一
主 幹 ・ 福 祉担当
健 康 福祉課主査・ 大 林 具 視
福 祉 担 当
健 康 福祉課主任・ 斉 藤 訓 行
福 祉 担 当
健 康 福祉課主任・ 奥 野 忠
福 祉 担 当
健 康 福祉課主幹・ 小 柳 博 司
健 康 増 進 担 当
環境課副課長兼主席 高 坂 省 吾
主 幹 ・下水道担当
環 境 課 主 幹 ・ 権 田 正 司
生 活 環 境 担 当
環 境 課 副 主幹・ 服 部 進 也
下 水 道 担 当
環 境 課 主 事 ・ 西 須 弘 明
下 水 道 担 当
水 道 課 副 課長兼 磯 崎 文 子
主席主幹・管理担当
教 育 委員会事務局 横 田 静 枝
次 長 兼主席主幹・
生 涯 学 習 担 当
教 育 委員会事務局 小 原 由 之
次 長 兼主席主幹・
生 涯 スポーツ担当
教 育 委員会事務局 櫻 井 誠
指 導 主 事 ・
学 校 教 育 担 当
教 育 委員会事務局 紫 藤 晴 美
主幹・教育総務担当
教 育 委員会事務局 澄 川 淳
副 主 幹 ・
教 育 総 務 担 当
教 育 委員会事務局 木 村 俊 彦
主 席 主 幹 ・
エ コ ミュージアム
セ ン タ ー 担 当
教 育 委員会事務局 武 井 宏 見
主 幹 ・図書館担当
教 育 委員会事務局 大 塚 し の ぶ
主 席 主 幹 ・
公 民 館 担 当
◎開議の宣告
〇委員長(長谷川元夫委員) おはようございます。委員各位には第185回滑川町議会予算審査特別委員会にご参集いただき、まことにありがとうございます。
ただいまの出席委員は13名であります。定足数に達していますので、ただいまから予算審査特別委員会を開会いたします。
(午前 9時00分)
◎議案第26号の質疑、討論、採決
〇委員長(長谷川元夫委員) 昨日、説明員の紹介まで終わっております。説明員等の変更等は各課ございますでしょうか。
〔「ございません」と言う人あり〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 昨日既に予算説明をいただいておりますので、直ちに質疑に入ります。質疑ありませんか。
北堀一廣委員、質問席にてお願いをいたします。
〔14番 北堀一廣委員登壇〕
〇14番(北堀一廣委員) 14番、北堀です。皆さん、おはようございます。委員長のお許しをいただきましたので、一、二質問をさせていただきたいというふうに思います。
昨日は、上野憲子委員さんの総務経済常任委員会においての質疑の中で、大変私もうれしく感謝を申し上げたいというような点が幾つかあったので、この場をおかりいたしましてご披露を申し上げたいと、こんなふうに考えております。
実は、昨年の12月に私が一般質問をさせていただいた事柄等が、上野さんのほうからつぶさにお話をしていただき、私も深く感銘をし、またありがたいなあとこんなふうに感じたので、この場をおかりいたしまして御礼を申し上げたいと。
それでは、文化財関連について幾つかお尋ねをしたいと、こんなふうに思います。済みません、座らせていただきます。
テレビ、新聞等で、たしか2月ごろだったと思いますが、長野県と群馬県の県境になるのですか、浅間山ですけれども、その麓と申しますか、山麓、その溶岩流の中から、これは縄文時代でしたか、よろいをまとった人骨が発見をされたというような報道が新聞、テレビ等でありました。現在は、既にもう一般公開をされているというような話も聞いておりますが、そんな中、5日の日の町長のまさに歯切れのよい施政方針演説に勝るとも劣らぬ、また小澤教育長の演説がありました。そんな中で、小澤教育長のお話しの中で、寺谷廃寺の事柄等が幾つか話の中にありました。これは羽尾にある、現在はブルーシート等で覆われておりますが、これも現場保存のためにされているのかなというようなお話もいただきましたが、羽尾地区、町内におかれましては、今羽尾の話が出ましたからですが、代表的なものでは、滑川町には文化財保護指定区域というのは至るところにありますが、その中でもまた形として現在有名なのが五厘沼窯跡あるいは羽尾2区の、あれは何と申しますか、横穴住居跡、大道というのですか。そういったところにもまた昔発掘されたようなことがあったかなと私も記憶にあります。何かの文献で見たのだと思いますが。そんな中で、教育長がこの間お話をされた中で、現在、瓦等が出土されているというようなお話もいただきましたが、それともう一つ、もう少し規模を拡大して、さらに発掘調査等ももう少し続けたいなというようなお話がございましたが、それぞれについて何かひとつお伺いしたいというふうに思いますが、いかがですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) それでは、教育委員会、答弁願います。
〇教育長(小澤正司) それでは、北堀議員さんの質問に私のほうで答弁させていただきます。
先ほどのお話のとおり、私の行政報告の中で、寺谷廃寺の件について文化財関係では1点触れさせていただいたわけですけれども、これについては前の議会のときにもちょっと情報提供させていただいたことがあるわけですけれども、日本に仏教が6世紀の中ごろに伝わってきて、それからまだほどない、時間が余りたっていない時期に、東日本のほうでこういう寺谷廃寺の、いわゆる軒丸瓦なのですけれども、これが見つかったということで、そうするというと、日本の歴史を解明していく上で非常に大きな意義がある。それで、県や国のほうもそれに注目をしていまして、これを国のほうも支援する中でしっかり調査をしていこうというふうなことで、その結果次第によってはロマンが大きく広がるかなという、そういう大きな遺跡になると思うのです。
その手始めとして、少なくともこれは1年、2年でできるものではありませんので、数年かけて取り組んでいかなければいけないということで、今年も国のほうから100万円、それで県のほうが4分の1ということで50万円、町のほうで50万円つけていただきまして、200万円で調査のほうを進めていくということなのです。
来年についても、そういう形でもって進めていくわけですけれども、今年は、24年度はその寺谷廃寺の跡のお寺にくっついたほうではなくて、前の大谷課長の家の裏の栗畑のところを中心に調べました。
それで、行政報告の中で申し上げましたとおり、そこのところで、いわゆるその軒丸瓦を使うような大きなお寺がつくられたのだとすれば、そこのところから柱の礎石ですとか、あるいはその柱の穴ですとか、何かしらそういうふうなものが見つかればありがたいなというふうなことで調査したのですけれども、結果的には、今回調査した中からでは、ちょっと見つからなかったと。
ただ、その中から、軒丸瓦のような大きなものは見つからなかったわけですけれども、小さい瓦が大分出土してきているという。ですから、まだこれからさらにその範囲をどんどん広げる中で調査のほうを進めて、寺谷廃寺の実態について解明し、それが歴史的に価値あるものということで認められたら、それは史跡として国指定を取っていこうということです。
今月の18日、来週の月曜日なのですけれども、その検証委員会のほうの大学の教授の先生も、今年の調査の状況を把握したり、また今後の計画を進めていくためにどうしたらいいかということで、町のほうに来てくれることになっております。ですから、そういった教授の先生等といろいろ情報交換をしながら、今後どの辺を主に調査をしてったらいいかということも含めて、日程的なことも含めて、さらに検証していけたらなというふうに思います。
より詳しいことは、うちのほうの担当は関口が文化財担当でやっていますので、もし必要があれば来て答弁させますけれども、よろしくお願いしたいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 北堀委員。
〇14番(北堀一廣委員) 大変ありがとうございました。
何分にもこういった作業は本当に根気の要る作業かなと、そんなふうに思いますので、ひとつ慎重に作業を進めていただきたいと、そんなふうに思います。
それから、もう一つ、教育関係について若干触れたいと思いますが、ひとつよろしくお願いをしたいというふうに思います。
3月、今月の15日を皮切りに滑川中学校の卒業式を初め3月19日には幼稚園の卒園式、それに今度は3校の小学校の卒業式と立て続けに行事等があります。私も都合のつく限り出席をして、激励等をしていきたいなと、こんなふうに考えております。
また、4月に入りますと入園式あるいはまた入学式等で、それぞれで手分けで行って激励等をさせていただきたいなと、こんなふうにも考えているわけですが、今年の小学校の新入生が、我が中尾でも何と5人、今度新しく小学校に入学をいたします。またひとつ、6年間ですが、よろしくお願いをしたいなとこんなふうに考えております。うちの孫もおかげさまで小学校のほうへ、また今年入学ということで、ひとつまたお世話になりたいというふうに考えております。
しかしながら、現在は大変交通事情等も、田んぼをしておりますからなかなか、今まではそういう幼稚園生あるいは保育園に行っていた方は、保育園の方は保護者に送迎をされ、また幼稚園については幼稚園バスの送迎というような方法で今まで行っていたわけですが、今度は道路を歩いて、あるいは歩道を歩いて通学をするわけです。
そういった中で、いろいろ今そういう登下校時の並んでいるところに車が飛び込んで、大変痛ましい事故等も現在はあります。そういったことがないように、私もハンドルを握る一人として、本当にこういった子どもたちを守るのは、やはり社会、我々の責任だなというふうに深く感じておるところでもございます。特に通学路等を走るときには、細心の注意を払って走行したいなというふうに考えております。私もこの席で改めて子どもたちを守るという立場で、ハンドルを握る立場から、安全運転に徹するということをお誓い申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。大変どうもありがとうございました。
以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) ほかに質疑ありますか。
井上奈保子委員。
〔5番 井上奈保子委員登壇〕
〇5番(井上奈保子委員) 5番、井上です。何点か質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。
それでは、一番初めに82ページをお願いいたします。82ページの民生費の児童福祉費のところですが、新規事業であります子ども・子育て支援事業計画策定のところでございますが、そこに238万7,000円が計上されておりますが、そして策定委員が11人ということでなっております。この内容について伺います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課、答弁願います。
〇健康福祉課長(新井佳男) それでは、担当の大林のほうから説明申し上げます。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) 福祉担当の大林が答弁申し上げます。
この子ども・子育て支援事業計画策定に関してですが、25年度につきましては策定に係るニーズ調査を実施したいと思います。
この策定につきましては、平成24年8月に子育て支援法というのが施行されまして、27年4月から計画にのっとって子育て支援を実施するよう法律で明記されているところでございます。
現在、滑川町の子育て支援につきましては、次世代育成行動計画に基づいて行っておるところでございますが、それにかわる計画ということで位置づけがなっております。
以上でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) ちょっと早口で聞き落したところがあるのですけれども、今まで国では次世代育成支援対策推進法というのを平成17年に制定しているわけでございます。町でも平成22年度に次世代育成支援行動計画の後期計画ですね、前期は17年度から行いまして、またそれが終りまして後期の5カ年計画で、22年度からこの計画を策定しております。この策定は22年度から平成26年度までのもので、今22年度からのは後期計画として策定されております。22年ですから、もう22、23、24、25で4年ですか。ですから、まだあと1年、26年度というものがこの策定の中には入っておるわけでございます。国でもこの推進法を平成17年度に制定しているのです。
そうしますと、今の説明を聞きますと、このたびの新規である子ども・子育て支援事業計画は、これにかわるものと今説明を伺ったのですが、そうしますと町では26年度までこれを計画として入れているわけでございますけれども、それではこの計画とマッチングというか、させるわけでございますが、どのようにこれをやっていくのでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) 福祉担当、大林が答弁申し上げます。
井上議員さんからのご指摘のとおり、滑川町は26年度まで次世代の計画に基づいて子育て支援をやっておるところでございますが、その結果を踏まえての策定となることはもちろんなのですが、現在国のほうでもニーズ調査をするに当たりまして、まだ調査項目等が決まっていないわけでございます。国のほうの詳細につきましては、平成25年4月に国のほうで子ども・子育て会議というものが設置されます。その中で議論をされまして、支援計画に係る調査項目を各都道府県または市町村にお示しするという形になっております。もちろん計画につきましては、次世代育成の進捗状況等を含めて検討して、子育て支援の計画策定していきたいと思っております。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) そうしますと、滑川町では、その17年度に国の推進法が制定されたのを受けて、滑川町では後期の計画を決めているわけでございますよね。そうしますと、滑川町として22年度から後期の26年までの間、今25年になったわけですけれども。そうしますと、一応22年度から24年度までは、この行動計画が進められていると思いますけれども、ではその実務をされている人、係の方は、この内容について今まで進捗状況はどのようになっておるかお示しください。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主席主幹・福祉担当(大塚信一) 健康福祉課、大塚が井上議員の質問に答弁いたします。
ご指摘のとおり、次世代計画の関係なのですけれども、これには7項目の子どもたちの支援政策の中に全て78の事業が組んであります。それをこの機会ですからある程度チェックをしたわけですけれども、5年前につくったときに、ある制度を維持、拡大するものについては、そのまま現在も維持されていますし、拡大を図ったものについては拡大をされております。数値で示されている項目についても、ほぼでき上っているかなと考えております。
そのときになかった計画としては、23年度に町長が打ち出した給食の無料化や18歳までの医療費の無料化と、そういったものも加わりましたので、当時の計画で、要するに子育てのナンバーワンを目指すということで、吉田町長のもとに始まったわけですけれども、その言葉に偽りなく達成できているかなと、私は考えております。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) そうしますと、これは国で新規事業として変更するわけですから、これはいたし方のないことだとは思いますけれども、どうしてこの内容を変えるのかというふうな、私ちょっとこれ不思議というか、どうしたのかなと思うのですけれども、それはどうなのでしょう。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主席主幹・福祉担当(大塚信一) 健康福祉課、大塚が答弁いたします。
この次世代については、まだ26年まで続いて、目標どおりやっていく考えでいます。先ほど大林が言ったとおり、この結果を踏まえて新しい制度に切りかえていくという考えでおりますので、この5年間の計画については引き続きやっていくということでございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) そうしますと、滑川町においては後期計画を22年度から26年度までの5年間はこのまま据え置きで、今までの計画は続けて、次世代育成行動計画という名のもとにこれは続けるのですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課主席主幹・福祉担当(大塚信一) そのとおりです。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) では、それとは別に今度は、この子ども・子育て支援事業計画、国で行うのは26年度からですか、25年ですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課主席主幹・福祉担当(大塚信一) 今年要するにニーズ調査をして、26年に計画を立てて、27年からそれを実施に切りかえていくという考えでいますので、よろしくお願いします。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) そうしますと、ちょうどこの5カ年計画が終了するときですね。
それで、引き続き今度、内容が今7項目で78事業という内容のものだということですけれども、それに切りかわって、ですから内容としては、この78事業はどんなものか私はまだ聞いてませんけれども、その内容としては、ある程度ダブっている部分、そのものが引き継いでいくものもあるわけですね。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課主席主幹・福祉担当(大塚信一) そのとおりだと思います。
先ほどの大林の話にもありましたけれども、まだ具体的なものが出ていないので確約はできませんけれども、子育てに関することについては、今までやってきたことについては、今後も継続する考えに変わりはありませんので、さらにボリュームアップできるような計画になればと考えておりますので、ご理解をお願いできればと思います。よろしくお願いします。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) ありがとうございました。
それでは、次に、町で子育て支援の充実を図って、今いろいろな施策を行っているところでございまして、それに関係していることですけれども、今私が質問いたしました次世代の育成支援計画の行動計画を策定するに当たりまして、21年度ですか、該当する子育て中の保護者の方にアンケートをとっていただいたのです。そのアンケートの中で、充実してほしい子育て支援という項目の中で、どんなことを望みますかという項目があった中で、多かったのが子連れで出かけやすく、楽しめる場所をふやしてほしいとする割合が60%を占めていたのです。やっぱり60%というと、全体としたらウエートは大きいかなというふうに私は思っております。このことに対して、町の計画の中では、60%はできないけれども30%程度は目標値としてするという、そういうことを掲げておるのです。これは今現在で進捗状況はどのようになっているか伺います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課、担当。
〇健康福祉課主席主幹・福祉担当(大塚信一) 健康福祉課、大塚が答弁いたします。
今、私も次世代の計画書を見ているのですけれども、委員が指摘されたとおり、子連れで出かけやすく楽しめる場所をふやしてほしいというのが6割を占めております。
しかしながら、ハード面では、そちらより保育園、そちらの整備のほうがどちらかというと優先されたかなと私は考えております。緊急に必要なものを先にしてきたという形になっております。
ですから、保育園については、この計画のときにはまだありませんでしたけれども、昨年2つの認可保育園ができました。それから、学童保育所についても、当時の中には第3学童をつくるだけの計画でしたけれども、やはり時代の流れで、第4、第5学童ということで、そちらのほうのハード面に重点を置いて整備してきたということです。児童館だとか、そういったものの要望もあるのですけれども、なかなかそれは地域的なものもあるので、実現はできませんでしたけれども、現存している公園等については、毎年予算を上げさせてもらいまして、整備等を進めてきました。そういったところをなるべくご利用いただけるのが、今のところ仕方ないのかなということで考えております。
以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) ただいまの答弁で私理解はできるのですけれども、今私も大塚さんの言われたこの児童館のことについて、私も今お願いしようかと思ったのですけれども、今そのハード面でのこと、保育所とかそういう緊急の問題についての充実が必要だというそういうことで、確かにそれはそうかなと思うのですけれども、やっぱりメンタルというか、心を癒す、子どもさんを大事にするというそういう点からいいますと、やっぱり私は滑川町で確かに子連れで出かけられるようなそういう楽しめる場所というのは、ないのではないかなというふうに思っております。
私が所属しております愛育班では、一月に水曜日、3回、2時間程度ですけれども、保健センターの研修室で、今お子さん連れのお母さんたちに遊びの広場ということを提供しておりまして、楽しんでいただいておりますが、これについては私たちがやっていることなのですけれども、これだけでは多分お母さんたちは満足ではないかなというふうに思っております。今、私はここで、ぜひとも新年度のほうでこういうのも何とかもっと考えていただければなというふうに思いましたので、今出しているわけですけれども、この30%程度だというのだと、やっぱり数値が低いのかなというふうに私は思っておりますが。
ただいまその子育て支援で保育支援センター、そういうのももう第5までできておりますし、この次はもっとメンタルな中でそれを進めていってほしいなというふうに思っております。できれば、先ほどのその児童館ですか、これも長い懸案というか、もう前から私も一般質問で出しております。そういうことで、もう少し、まだまだこれを建てるのには大変かと思いますが、できますれば、児童館というのではなくても、コミュニティーセンターを今度、次に改築するときにでも、これを一部屋とか、子どもさんたちが遊べるような、親子で遊べるようなそういう場所をつくっていただければ、これも子育て支援の一つとしての事業かなというふうに私は思っておりますので、やはり親子が楽しめる場所、これも今後はぜひ事業の一つとして重要視して考えていっていただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
次に、その下の83ページの民生費のところでございますが、地域子育て支援拠点事業補助金についてのところでありますが、これは補助金は国と県からのものでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 同じく健康福祉課。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) 福祉担当の大林が答弁申し上げます。
こちらにつきましては、国の補助が半分出ております。子育て支援交付金という形で国のほうから出ております。
以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) 済みません、もう一度ちょっと。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課、子育て支援担当。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) 済みません、大林が答弁申し上げます。
国のほうから2分の1出ております。国のほうからにつきましては、子育て支援交付金という形で出ております。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) そうしますと、この事業はどのような事業なのですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) 福祉担当、大林が答弁申し上げます。
この事業につきましては、現在滑川町第二ハルム保育園へ事業委託をいたしまして、子育て支援拠点というところで事業委託をして、子育て支援の充実を図っておる事業でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) 今、第二ハルムとおっしゃいましたね。ここの子育て支援ということですけれども、ほかにも今度認可の保育園ができましたけれども、このほかのところは、この拠点という中には入らないのですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 児童福祉担当。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) 福祉担当、大林が申し上げます。
現在この事業の要綱があるわけなのですが、この事業をやるに当たりまして、まずその事業をする子育て支援センターの部屋を用意しなくてはいけない。それから、専任職員を2名置かなくてはいけない。いろんな要件がある中で、現在つきのわ保育園と白い馬保育園がございますが、実施するのにはちょっとまだ難しい状況だというふうに思いますが、保育園等からそのようなことがございましたら、相談には乗っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) 了解しました。
それでは、次に、ちょっとここには載っていないのですけれども、教育関係で関係があると思いますので質問させていただきたいと思いますが、教育費関係でお願いいたします。
もうこの3月11日が来ますと、3年目を震災で迎えるわけでございますけれども、この震災に当たっては本当に子どもさんもすごく影響を受けたところが多いわけでございますが、文科省でその社会科とか、中学の理科、そういうのに関係しているということですが、例えば原子力とか、エネルギー教育とか、そういうことに関係して、文科省で中学と小学校に副読本を出したというそういう話を聞いております。
これは最初に、小学校と中学校両方に文科省から、震災になる前にもう既にこういう内容で出しますということで、何かもう多分改訂で出す予定があったそうですが、出す前にもう震災が起こってしまったので、内容を変えなくてはならないということで、急いで再改訂したのだそうですけれども、2学期からそれに間に合うようにということで、各学校へ副読本として出したということですけれども、小学校の副読本はわくわく原子力ランド、中学校の副読本としては原子力ワールドという、そういう副読本ということで出したそうですけれども、これ文科省ですから多分全国の小学校、中学に出ているのかなというふうに思っております。私は見たことはないのですけれども、この副読本はどのように各学校で、小中学校の現場で活用されているのかなということをちょっと知りたいと思いまして。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会、学校教育担当。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(櫻井 誠) 教育委員会、学校教育担当、櫻井が答弁申し上げます。
こちらの件につきましては、23年度に入りましてすぐに文科省のほうから届きまして、学校のほうには配布をしております。
実際にどの教科というカテゴリーの中で指導するというところは、明記されていません。ですので、中学校ですと理科の中で、原子力というところの学習が入ってくる中で活用するように、こちらでは指導したり、あるいは小学校のほうだとすると、震災の関係、人権問題ですとかいろいろな形で、どの教科という形ではありませんが、その中で適宜活用できる場所を見つけて活用するようにというようなことで指導はしております。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) 例えば、そうしますと、これは小学生といっても多分小学校の低学年ではなくて、どっちかというと4年生、5年生、6年生の高学年か、中学校の高学年にそれが該当するのかなというふうに思うのですけれども、そうしますと高学年だとやっぱり社会、理科、そういう方面になるかと思うのですが、今はでは主にどこに重点を置いていますか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 学校教育担当。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(櫻井 誠) 教育委員会学校教育担当、櫻井が答弁申し上げます。
基本的に社会科の学習ですと発電所の学習があります。そちらのときに、今までは原子力発電所というのが前面に出てきたところもあるのです。教科書の改訂以前、震災の以前に改訂をされていますので、そこのところで補充をするような形で使っていただいたり、あるいは小学校の内容ですと、理科のほうでは原子力という部分は出てきません。そういうところがありますので、主に小学校のほうですと、社会科の授業等で活用するように指導はしております。
逆に、中学校のほうですと、今度は理科の学習の中で原子力の利用という部分が入ってきています。そちらのほう文科省の内容は、井上委員さんのご指摘のとおり改訂以前は原子力の有効利用ということで、プラス面のみだけの部分が強かったのです。ところが、震災もあっていろいろな被害も受けた、マイナスの面もあると、その両面をきちっと指導していかなければいかないということで改訂のほうはされていますので、当然プラス面の部分とマイナス面の部分、そこも落とさずに指導するように学校には指導しています。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) 中学校だと多分物理的なものにも波及するかと思うのですけれども、中学校だとやっぱりエネルギーとか、そういう面ですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 櫻井先生。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(櫻井 誠) 学校教育担当、櫻井が答弁申し上げます。
理科の学習の中で、その原子力の利用という部分で、エネルギーという部分で、今までも原子力を活用した、核反応等を利用した部分で発電というのが行われるという部分で、学習内容として出てきております。その放射線という部分で利用を促しています。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) ありがとうございます。
震災後、やはり子どもさんたちもこういうことにはとっても敏感だと思いますので、やっぱり原子力がよく使われればとてもそれがプラスになるわけですよね。ところが、それが悪くなると今回みたいなそういう問題になるという、そういうことでやはりそのよしあしというか、その使い方によるということで、やっぱり子どもさんたちに正しいそういう知識を学校教育の中で得させることも重要かなというふうに思いまして、ちょっとどんなふうにこれを利用されているのか質問させていただきました。ありがとうございました。
それでは、もう一点、これも震災についてちょっと聞いたことでございますけれども、東京都で何かこの3月の17日に、全国の各学校で教員の希望している人を集めて、震災のときに避難する訓練、そういうのを教職員の会としてやるというような、そういうシェーク何とかという方法で、何かそれはアメリカからの発想なのだそうです。そういうのをやるので、希望の教師はそこで訓練をやるのだというそういうニュースというか、それを知ったのですけれども、埼玉県のほうではそのようなお話は来ていますか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 櫻井先生、お願いします。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(櫻井 誠) 学校教育担当、櫻井が答弁申し上げます。
埼玉県のほうでは、災害に関して教職員に特に研修を行って、その資質向上を高めるということは、特には働きかけのほうは来ておりません。
ただ、各市町村のほうの学校等の防災マニュアル等の整備ですとか、見直しですとか、そういうことについては毎年行っていることでもありますし、教育委員会のほうからも各学校に指導して、確認をしているところではあります。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) 私もちょっと、これシェーク何とかという、もう一つ言葉がつながるのですけれども、シェークというのですからやっぱり震災のことでこの名前がついているかと思うのですけれども、このことで何か避難訓練の練習、訓練が行われるのだそうです。ですから、多分それ新しい何か違う発想が入ったものかなというふうに私は思っておるので、もし学校のほうでそういうことで参加された方が、これが3月17日だそうですので、参加を予定される人がいらっしゃれば、どんな内容か後でお聞きしたいなというふうに思ったわけでございまして、質問させていただきました。では、わかりました。ありがとうございました。
それでは、以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。
〇委員長(長谷川元夫委員) 以上で、井上奈保子委員の質問は終了いたしました。
委員長より1つ補足で聞きたいことがあります。教育委員会は、今年から朝霞市で放射能教育を授業化するというお話がありますけれども、これについて把握はしておりますか。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(櫻井 誠) 学校教育担当、櫻井のほうがご答弁申し上げます。
こちらのほうは、放射能教育を始めるということで朝霞市のほうで行うということは把握をしておりますけれども、申しわけありませんが、詳細について具体的にどういうカリキュラムで、どこの教科等でというのは、申しわけありませんが把握しておりません。詳細がわかり次第こちらのほうでも検討してまいりたいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) ありがとうございました。
ほかに質疑はありませんか。
森田泰雄委員。
〔8番 森田泰雄委員登壇〕
〇8番(森田泰雄委員) おはようございます。森田泰雄でございます。
まず、25ページをごらんになっていただきたいと思います。25ページの障害福祉サービス介護給付費・訓練等給付費負担金というのが9,450万出ております。24年度を見てみますと8,122万でございますが、これが今度上がったのはどのような理由なのか、お知らせいただきたいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁いたします。
こちらのほうの補助金は、国が2分の1、県が4分の1入ってきます。それで、歳出のほうが、施設入所が増えたことと、平成24年4月から計画相談というものが入りまして、介護保険と同様にケアマネジャーのようなものがつきまして、サービスを見直すことになりました。それによってサービスが若干増えてきたため、支出に基づいて補助金のほうが若干増えているという形になります。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 25ページに国庫、28ページに県支出が出ておりまして、トータルでいきますと1億4,175万、24年度が1億2,183万、1,920万のプラスに今年はなっておりますけれども、先ほどの答弁の中でサービスの増加というものによるものがほとんどかどうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁いたします。
サービスの給付費が増えたことによって、その2分の1が国補助、4分の1が県補助になりますので、こちらのほうの増額についてはサービスの増加によるものになります。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) そうしますと、この関連でもって77ページに同じ給付が出ておりまして、1億8,900万2,000円。前年度が1億6,244万1,000円ということで、今年度が2,651万6,000円プラスになっておりますが、国、県の給付に対して4,725万2,000円がアップになっておりますけれども、この4,725万2,000円は町負担オンリーですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁いたします。
4,725万円分につきましては、町分になります。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) そうしますと、この1億8,900万2,000円に対する対象人員は何名ぐらいになっておりますか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課、担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁申し上げます。
現在ヘルパーや施設入所、通所サービス等を利用されている方は90名になります。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 1億8,900に対して90名の方が利用している。随分高額の利用ですが……。
次に、それでは、滑川町の平均寿命と健康寿命について男女別及び全国の平均寿命と健康寿命をお知らせいただきたいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康増進担当、小柳がご答弁申し上げます。
森田委員のご質問の関係なのですけれども、現在資料のほうを持ち合わせておりませんので、後ほど資料のほうをお届けしたいと思います。
ただ、滑川町単独の健康寿命等の資料につきましては、精査したものがございませんので、県単位ということでご了承いただければと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) それでは、追って表にして出していただければ結構ですが、滑川町の健康寿命が出ていないということは、ちょっと残念でございますけれども、それは出せることは出せるのですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康増進担当。
〇健康福祉課主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康増進担当、小柳がご答弁申し上げます。
健康寿命の算定方法につきましては、国と埼玉県では方式が若干異なります。ですので、どちらの方式をとっていくのかというものがまず第一の障害になるかと思うのですけれども、この健康寿命の精査につきましては、その方が具体的に、例えば入院しましたよというような自己申告等をもとに策定している場合がほとんどでございますので、なかなか現実的に正確な数字を出すのは困難ではないかというふうに感じておるところです。
以上でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) これから滑川町も健康増進を図っていく意味において、滑川町独自の健康寿命等が把握できるようでしたら、把握していただきたいと思いますけれども、それはすぐには出ないと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
次に、同じ25ページでございますが、児童手当の負担金、これが県と国との負担金がございますが、24年度は子ども手当国庫負担金のみということのようでございますが、子ども手当国庫負担金が24年度は2億6,300万、25年度は国庫負担が2億4,200万ということで、2,000万ほどマイナスになっておりますけれども、24年度は県支出がなかったのかどうか、それをお聞きしたいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課児童福祉担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(斉藤訓行) 健康福祉課福祉担当、斉藤が答弁申し上げます。
24年度につきましても県からは負担金はございました。
以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 幾らありましたか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(斉藤訓行) 福祉担当、斉藤が答弁申し上げます。
24年度の歳入につきましては……済みません、24年度の資料につきましては後で調べて数値を報告したいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) それでは、ほとんど24年度の名称が子ども手当ということで、この25年度から児童手当に変更になったのみで、金額的に余り変わらないというふうに見てよろしいのですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(斉藤訓行) 福祉担当、斉藤が答弁申し上げます。
24年度につきましては、子ども手当から児童手当に変換したものがありましたので、子ども手当ということでの予算もあったわけなのですけれども、25年度につきましてはもう児童手当ということで一本でなっておりますので、変わらないと考えていただいて結構かと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) わかりました。
そうしますと、同じく負担金に対して実際にかかっている費用が5,200万ほどアップしていますけれども、これは町のやはり負担ということでよろしいわけですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(斉藤訓行) 福祉担当、斉藤が答弁申し上げます。
児童手当の町の負担分ということで、町のものになっております。
以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) では、次は79ページをお願いしたいのですけれども、79ページの真ん中からちょっと下に、重度心身障害者医療費の助成というのが4,770万3,000円ございますが、重度というのは、今ここに大きな表をいただいておりますけれども、これによって理解できるのですか。支援1、支援2、介護1から介護5までございますけれども、説明をお願いしたいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課社会福祉担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁申し上げます。
今、森田委員さんのお持ちの資料は、多分介護保険の資料ですので、こちらの重度障害者医療の助成制度につきましては、障害者手帳の療育手帳のマルA、A、Bをお持ちの方、あと身体障害者手帳の1級から3級をお持ちの方、それと後期高齢者医療制度の65歳以上で障害認定を受けた方になります。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 失礼しました。
では、ここの介護とは全く違うということで、重度といいますと、どの程度のものを指すのか教えていただきたいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 福祉担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁いたします。
先ほど申し上げましたとおり、療育手帳のマルA、A、B、身体障害者手帳1級、2級、3級の方が重度に該当しますが、身体障害者手帳の1級といいましても、例えば半身まひの方、心臓機能障害の方と幅広いため、詳しくは説明はちょっと難しいのですが。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) まあよくわかんないのですけれども、そうしますとその重度の障害者に該当する対象人員は何名ぐらいですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 福祉担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁申し上げます。
現在この重度医療費の助成制度を受けていらっしゃる方は、380人いらっしゃいます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) ありがとうございました。
次に、99ページ、子宮頸がんワクチンの接種料と児童肺炎球菌ワクチンの接種料とヒブワクチ接種料が、それぞれ県の補助金がなくなったということでございますけれども、その理由についてお聞きしたいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉担当。
〇健康福祉課主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康増進担当、小柳がご答弁申し上げます。
県の補助金あるいは国の補助金の廃止につきましては、平成25年4月より交付税措置をするというような通達が、昨年の暮れ市町村に送られてまいりました。それにより市町村のほうで負担をするというようなことになっております。
以上でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) そうしますと、25年の4月からはまた復活するということですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康増進担当、小柳がご答弁申し上げます。
済みません、24年で廃止と、24年度で国、県の補助金を廃止しますという通知が、昨年の暮れ市町村に送られてきたということでございますので、25年度、新年度からは国、県の補助金が廃止になるということでございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 廃止になってしまうのですか。
そうしますと、これは全て、670万、940万、670万それぞれを町が負担して継続するということですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康増進担当、小柳がご答弁申し上げます。
補助金の打ち切りのかわりに、国の通知を見ますと交付税で措置をするという書き方になっております。率、額等については記載がありませんので不明ではございますけれども、交付税措置ということでございます。
以上でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) やはり、町長、これなくなったとしても大事なことですから、ぜひ続けていただきたいと思うのですけれども。
〇委員長(長谷川元夫委員) 吉田町長、答弁願います。
〇町長(吉田 昇) 今、森田委員さんからご指摘をいただいた問題は、国はそういうふうにやるのが非常に多いのです。始めておいて、四、五年たったら打ち切りにして、後はどうしても市町村としてはやらざるを得ないということになりますので、これは国が打ち切りになったから町も打ち切りにするというわけにはまいりませんので、引き続きやってまいりたいというふうに思っています。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) ぜひそのようにお願いしたいと思いますけれども、国もちょっと汚いですね。
それでは、次の教育委員会のほうにお尋ねしたいのですけれども、143ページに、宮小プール新設の設計委託料が500万計上されておりますけれども、これはプールだけの検討ですか。あわせて体育館の検討は考えておるのですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会事務局長、答弁願います。
〇教育委員会事務局長(宮島正重) 教育委員会事務局、答弁申し上げます。
このプールの位置の検討が中心なわけでございます。今、検討中でございます。今、中間ですけれども、5つの場所、プールについてはどこにつくるかというような検討をしております。それに関連して、体育館についても検討を前からしていこうということでございました。体育館をつくる場合ですと、もう客観的に見て、宮前小学校の裏山側が最高ではないかなというふうには思っております。
ただ、こういった、特に平成25年については、財政的な問題もいろいろと絡んできております。今回建設を、体育館についても同時に検討はしているわけですけれども、主にプールの場所をどこにするのが一番効率的なのかということで検討をしております。これについては今年度いっぱいで検討して、プールをとりあえず25年度に設計して、予算が許せば26年には事業のほうは着手していきたいということでございます。
以上でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 宮前小学校を見てみましても、東側には高圧の線下があってできない。それで、ではグラウンドの南側、前側につくったらどうかというようなことで私提案したことがあるのですけれども、中尾側から上がってきたすぐ左側、山がちょっと傾斜してございますけれども、ここのところに、プールと体育館を一緒に建てているところもございますので、そのような形でやったらどうかということで、簡単な図面をつくって、地主に対して一応アクションをとって、地主としてもやむを得ないのではないかというような答弁をいただいておるのですけれども。
できたら、前々から言っていますように、幼稚園がお遊戯をするにしても、あの小さなところで分散してやらなければいけないというような状況もあるし、入園、卒園等においても親とじいちゃん、ばあちゃんを含めますと6人から見たいというような状況が発生しておりますので、できれば宮小がプールと体育館を一緒につくって、幼稚園に体育館をプレゼントしてやるのが一番理想的ではないかと思って提案したことがあるのですけれども、その辺のことも含めた形でひとつ検討していただけたらと思うので、よろしくお願いしたいと思います。
町長、その辺いかがでございましょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 吉田町長、答弁願います。
〇町長(吉田 昇) 町長、答弁申し上げます。
森田さんの意見のとおり、プールをこちらへ持ってきますと、体育館だけ向こうということになりますと、また大分不便でございますので、あわせて体育館も、プールと同じ年度にはできないというふうに思いますけれども、同じほうへ持ってくる方向で用地を検討してまいりたいというふうに思います。
以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) よろしくお願いいたします。
次は、157ページ、プレハブ校舎等の借り上げ料が2,139万5,000円計上されておりますけれども、これは何年を契約目標にしておるのか、お知らせいただきたいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局副主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川が答弁させていただきます。
こちらは、今現在建築中の中学校のプレハブ校舎なのですが、10年間のリース期間を設定しております。
以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 10年間、一応2,139万5,000円を納入後は、この建物の取り扱いについてはどのような形になるのですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局副主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
10年のリース期間終了後、建物及びこのとき設置している備品については無償譲渡のほうを計画しております。
以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) ちょっと最後が聞き取れなかったので。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局副主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
リースしている校舎並びに備品、什器類については、10年の償還後、無償譲渡という形で町の所有になります。
以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 10年たつと、もうただで使ってよろしいということですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会。
〇教育委員会事務局副主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
そのとおりでございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 次に、161ページと164ページでございますが、関連しております。
161ページに園児輸送車運転嘱託員の報酬が計上されております。それと、164ページに園児バス運転業務等委託料として計上されておりますが、このバスの運転業務委託料というのは、シルバーで今までやっておりましたけれども、シルバーではうまくないということで民間に依頼するというような答弁がございましたけれども、これはどのような理由で民間に依頼するのかお聞かせいただきたいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会。
〇教育委員会事務局長(宮島正重) 教育委員会事務局長、答弁申し上げます。
今、2点ほど質問あったというふうに思います。まず、最初の161ページの関係でございますが、園児輸送車運転嘱託員の報酬でございますが、これについては、現在は正職員の方が休んだときに代替で運転手を頼んでおります。そのお金でございます。
これは、今回平成25年度についてもこれを計上したのは、3台バスが幼稚園にはございます。2台については全面委託というような形でございます。1台については、今の予定ですと現在の職員に残っていただいて、運転のほうをしていただくという計画になっております。その方が休んだ場合には、本年度と同じような形で、ピンチヒッターの形でお願いするというふうな経費でございま す。
それと次に、園児バスの運転をシルバーから民間委託というようなことでございます。これについては、シルバーのほうの作業できる事業というのがあるそうなのですが、危ないことはシルバーはやってはいけないのですよということが常々言われております。そういった中において、昨年においては鳩山がシルバーに運転業務等を委託していたわけなのですけれども、滑川においても運転業務というのは危険業務、シルバーが本来行うべきで委託事業ではないというようなことで、法的にもうまくないというようなことが言われておりましたので、これについては委託ということで25年度から2台というような形で考えております。
以上でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) そうすると、シルバーには定款に入っていないからだめだということだと思うのですけれども、バスが3台あって、2台を委託して、1台は嘱託に依頼するということになって、バスの2台を委託するのに680万、委嘱委託者に13万6,000円ということは、金額的にどうも差があるのですけれども、その辺の内容についてお聞かせいただきたいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会事務局長。
〇教育委員会事務局長(宮島正重) 教育委員会事務局長、宮島が答弁申し上げます。
これは、161ページの報酬の13万6,000円というのは、先ほど申し上げましたけれども、現在いる正職員が25年度から臨時職員になります。その臨時職員が休んだ場合のピンチヒッターというふうになりますので、この方については常時来ているわけではございませんので、ピンチヒッターの報酬でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) わかりました。
では、次に178ページ、文化スポーツセンター管理委託料、これが247万5,000円計上されておりますが、前年が二百十何万でございまして、管理の方法が変わったのかどうかわかりませんけれども、金額が変わった理由についてお知らせいただきたいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会保健体育担当。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・生涯スポーツ担当(小原由之) 生涯スポーツ担当、小原、答弁申し上げます。
金額が上がった件につきましては、あそこの建物については夜間10時まで使えることになっております。その点を含めまして、実際あそこを使っているのが文化サークルの手芸の会だとか、あとは、夜間等で太極拳だとか、あと地域の会議で、滑川環境云々というその団体等が使う関係で夜間の利用の関係が増えましたので、そんな関係でシルバーのほうと委託契約をしているのですけれども、夜間の利用について人件費という形で委託料を若干増やしております。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 今までも夜間は10時まで使ってよろしいということであったのが、今年度からは10時以降も使えるということですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・生涯スポーツ担当(小原由之) 生涯スポーツ担当、小原、答弁いたします。
説明が足りなくて申しわけありません。従前10時まで使えておりました。ただ、使用団体の数が少なかったのですけれども、今、夜間について利用する回数が増えると、そういう見込みに立ちましたので、二十数万予算のほうを増やさせていただきました。清掃が終って10時には勤務者も含めて閉館になりますので、10時以降使えるということは施設としてはございません。夜間の勤務が増えるであろうという見込みで二十数万増やさせていただきました。
以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) これはどういう方がお使いになるのかわからないのですけれども、利用金額を取っているのと、取っていないのがありますけれども、その辺の絡みはどうなのですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・生涯スポーツ担当(小原由之) 生涯スポーツ担当、小原、答弁いたします。
基本的には建物、テニスコートを使うについても、町内在住、在勤の方は一切無料ということで、当面無料ということで、条例では使用料はございます。ただ、町外等で使う場合につきましては、使用料をいただくということで徴収をしております。建物とテニスコート、その辺で使用料の関係、特にテニスコートにつきましては町外の方も、整備をされたということで利用が増えて、使用料のほうも増えております。町内、町外を含めて、利用につきましての使用料の関係で多い少ない……。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) まあ10時以降、テニスもやって、建物での会議もやるということですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・生涯スポーツ担当(小原由之) 生涯スポーツ担当、小原、答弁いたします。
整理してお話し申し上げます。申しわけありません。体育施設としてのテニスコートの利用が、室内人工芝に整備した関係で、そちらのほうのテニスを使う方の関係で、使用料を取る団体が増えています。それと、建物の関係で、夜間使う、建物は10時まで使えるのですけれども、そちらの利用をする団体が増えているので、そこに委託しているシルバーの人は5時まで勤務なので、9時、5時の勤務で年間の計算をしておりまして、その回数が増えると。
もう一点落としてしまったのですけれども、シルバーに従事される方の単価が、県のほうの指示もありまして、シルバーのほうから示された金額が若干上がってきているということで、その分が、ちょっと先ほど説明を落としてしまったのですけれども、値上げした理由でございます。
あと、夜間の利用が増えたと。10時以降使えることは決してございませんので、その点、説明不足で申しわけありませんでしたけれども、そういった事情でございます。よろしくご理解いただきたいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) よくわかりました。
最後に、180ページの一番上に給食用品費とありますけれども、その下の下に給食委託料というのが8,123万5,000円で、給食用品費というのが8,600万で、ちょっと委託料よりかも多いのですけれども、この給食用品費というのはどういうものなのか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会。
〇教育委員会事務局長(宮島正重) 教育委員会事務局長、宮島、答弁申し上げます。
この給食用品費というのは、これは食材でございます。食材、材料費でございます。
それと、委託料というのは、現在、学校給食を業者に委託していますので、そこで加工してもらって運搬してもらっております。その料金でございます。
以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) よくわかりました。
では、これで終わりにさせていただきます。どうもありがとうございました。
〇委員長(長谷川元夫委員) 森田委員の質問に際し、答弁の申し出がありました。
健康福祉課長。
〇健康福祉課主任・福祉担当(斉藤訓行) 福祉担当、斉藤が答弁申し上げます。
先ほど森田委員さんの児童手当の昨年度の県の負担金の予算をご質問された内容が、わかりましたのでここで報告させていただきます。
昨年度、児童手当県負担金につきましては、前年度当初といたしまして4,645万2,000円が計上されております。
以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) よろしいですか、森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 結構です。ありがとうございました。
〇委員長(長谷川元夫委員) 以上で、森田委員の質問は終了いたしました。
暫時休憩をいたします。午前中最後の休憩といたします。再開は10時35分、お願いをいたします。
休 憩 (午前10時20分)
再 開 (午前10時35分)
〇委員長(長谷川元夫委員) 再開します。
審査を続けます。
ほかに質疑はありませんか。
金井塚徳一委員。
〔3番 金井塚徳一委員登壇〕
〇3番(金井塚徳一委員) 質問させていただきます。
まず、民生費で87ページ、長寿ふれあい温泉の件で質問をさせていただきます。ことしの予算が134万4,000円ということで組まれておるのですが、前年度が168万、これは30万以上の差があるということで、この辺は対象人員が大幅に違ったりとか、いろいろ考えてみたのですが、そんなに変わりはないのではないかと思うのですが、その差額の問題点をちょっと教えてください。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(武井宏晃) 高齢者福祉担当、武井がお答えいたします。
予算要求はもっと多額を要求していたのですが、財政の都合もありまして減額になっております。
〇3番(金井塚徳一委員) ちょっと聞き取れない。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(武井宏晃) 予算要求でもっとたくさん要求したのですけれども、査定の段階で足りなかったら補正をするというような形で予算ができております。実際のところ、46万2,000円ほど少ない金額になっておりますが、多分年度末に来て補正をするというような形で予算設定になっております。
〇委員長(長谷川元夫委員) 金井塚委員。
〇3番(金井塚徳一委員) そうすると、これは利用者というか、対象者が減ったのではなくて、今までの実績利用者の数によって金額を変えたということですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 老人福祉担当。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(武井宏晃) 高齢者福祉担当、武井がお答えいたします。
正直なところ、担当のほうでは134万円ぐらいは必要だろうというふうに考えて、利用人数は1,900名超というような予算を考えているのですが、利用実績、見込みを見ながら考えた金額でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 金井塚委員。
〇3番(金井塚徳一委員) そうすると、去年の実績なんかもある程度出ているとは思うのだけれども、去年の実績で、中間でも結構ですから、大体どのぐらい対象者に対して利用度がいっているかな。
〇委員長(長谷川元夫委員) 老人福祉担当。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(武井宏晃) 高齢者福祉担当、お答えいたします。
昨年実績ですが、1,648人の利用がありました。
〇委員長(長谷川元夫委員) 金井塚委員。
〇3番(金井塚徳一委員) いや、何%ぐらいいっているのかということなのです、お願いします。
〇委員長(長谷川元夫委員) 老人福祉担当。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(武井宏晃) 高齢者福祉担当、お答えいたします。
利用率ということでよろしいでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) そうです。
〇3番(金井塚徳一委員) 済みません、もう一回、質問をはっきりさせます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 金井塚委員、再度質問願います。
〇3番(金井塚徳一委員) 配布した利用券に対しての利用度が何%ぐらいいっているのかということを聞きたいのです。
〇委員長(長谷川元夫委員) 老人福祉担当。
さっき実績報告をしなかったですか、それを率にすればいい。
〇3番(金井塚徳一委員) では、後でも結構ですよ。
〇委員長(長谷川元夫委員) ちょっと待ってください。
それをもとに予算を立てるのでしょうから、当然……。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(武井宏晃) 高齢者福祉担当、武井です。
大変失礼しました。利用率になりますが、63.7%になります。
〇委員長(長谷川元夫委員) 金井塚委員。
〇3番(金井塚徳一委員) 63.7%と言いましたね。
そうすると、3分の2ぐらいの利用者ということになるのですが、非常に年齢のいった方々なんかは楽しみにしているその利用券なのですよ。ただ、それが3分の2きり使われていないということに対してどのように考えていますか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 老人福祉担当。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(武井宏晃) 高齢者福祉担当、武井、お答えいたします。
利用率なのですが、人数の捉え方なのですけれども、1人2枚ありまして、2回利用できているのです。利用枚数でいくと63.7%です。1回利用した方、2回利用した方もいるので、単純な枚数で割ると63.7%、2回利用した方だとするともう少し減るかもしれないというのが実際で、利用率は63.7になっております。
また、このあと、利用促進ということで、行政とすれば広報に掲載するとか、その程度しか今のところ考えておりません。
以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 金井塚委員。
〇3番(金井塚徳一委員) 町内にあるああいう施設なのですから、年間2枚ですよね。行きたいという人は年間に2回では済まないと思うのです。それで、うちの近所の人たちもそうなのですけれども、年輩の人で、もうお風呂まで行けないというような人がおって、その券を使わしてもらおうと思ったら、まだ名前が入っていますよね、利用者の。私の名前で来ているものだから、使っては困ると。何か問題が起きたらしようがないというふうに、非常にかたい話なのですけれども、そういうような券がまだまだたくさん使われずに放置されていると思うのです。せっかく予算組みして、トップの判断でもってやってくれたわけで、ありがたい話なのですけれども、予算を組む以上はそれに対してのやっぱり効果があってこそ初めて予算組みをするわけですから、ましてその年配者に対しての恩典ですから、たくさん使ってもらうことが前提だというふうに思います。
何かこの質問については、初めてではないですよね、私は、担当に聞くのは。この前もやらせてもらっていると思う。それから改善されたのかどうかわかりませんけれども、やはり予算を組むことで終わってしまっているような気がして、やはり効果がどういうふうに出ているのかというところを追求してもらって、効果薄だったら、それに対しての対策が必要だなというふうに思います。もうこればかりではないのですけれども、その辺は担当としてどんなふうな動きをしていますか、考え方を伺いたい。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課、担当。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(武井宏晃) 高齢者福祉担当、武井、お答えいたします。
この制度なのですが、22年度から始まった制度でございます。22年度が1,101人、23年度が1,648人、それから24年度はまだ途中なのですが、2,000人を今超えたところです。利用枚数は着実に増えております。
それと、ふれあい温泉のためのバスのコースのほうも変えたりして、利用促進は図っているかなと思っております。
〇委員長(長谷川元夫委員) 金井塚委員。
〇3番(金井塚徳一委員) それで、この前も話させてもらいました。さっきもちょっと私話しましたけれども、記名されているその券についての改善は、偽造があったとかという話がありましたけれども、そんなにたくさん印刷して偽造券を使うというのは考えられないのですけれども、その辺も含めて、名前を入れないで誰にでも使えるような券を……。
これから配布するのだと思いますけれども。
〇委員長(長谷川元夫委員) 老人福祉担当。
〇健康福祉課長(新井佳男) この件につきましては、健康福祉課長のほうから答弁させていただきたいと思います。
以前も、記名式は問題があるということでご指摘をいただいていたのですけれども、そのときは不正使用がないようにというのと、もう一点は、どなたが利用されたかということによって、75歳以上の方が利用されますと、後期高齢のほうから補助金がもらえるという部分もありまして、利用された方がはっきりと誰が利用したかというのがわかったほうが補助金がもらえるからいいよねということで、記名をさせていただいたのですけれども。今回、24年度については、75歳以上の方とそれ以下の方で色分けをしたということで対応ができるようになりましたので、そうしますと25年度も色分けをして出すことにすれば、75歳以上の方はこの色だからということで、何人利用したから幾らくださいという申請ができるようになりましたので、記名の方法については、記名にするか無記名にするかについては、これからまだ時間がありますので、庁内で十分協議して決定をさせていただければと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 金井塚委員。
〇3番(金井塚徳一委員) ありがとうございます。
確かに記名すれば間違いなくその人が使ってくれると、大体データも出てくるのかなと思いますけれども。やはりああいう券については、配布された人が必ず使わなくてはならないというふうなことであると、利用価値はうんと落ちてきてしまうのだと思うのです。せっかくいい制度を設けてくれたわけですから、ぜひ券が無駄にならないように、予算組みをしたら予算を効果的に使っていただいて、消化していただけるようにお願いできればと、よろしくお願いしたいと思います。済みません。ありがとうございました。
次には、教育委員会のほうへ、ちょっとお聞きしたいと思います。東武グラウンド、これは年々契約をしていきながら、継続してお借りしているような形になっているとかと思うのです。ちょっとこれは書類の中から私が抜粋できなかったものですから、お願いしたのですが。
来年度も問題なく利用ができるようになっているのでしょうか。この辺をお聞かせください。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・生涯スポーツ担当(小原由之) 生涯スポーツ担当、小原、答弁申し上げます。
従前1年契約で、賃貸契約ということで更新をしておりました。2年前からそこを処分して売却したいというお話がございまして、そのあと毎月申請をするという形で許可証をいただいて、今も使えているということです。毎月使用していいですよという賃貸契約の書類を東武の不動産部のほうからこちらのほうに届いておりますので、そういった形で月更新で使用の許可をいただいております。
ですから、いつまでという期限が当面という形での許可ということで、東武グラウンドは専らサッカー少年団のほうが利用されている状況でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 金井塚委員。
〇3番(金井塚徳一委員) そうすると、月々という形になるのですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・生涯スポーツ担当(小原由之) 生涯スポーツ担当、小原、答弁いたします。
毎月その許可証が、月末に東武鉄道の不動産部のほうから教育委員会の担当のほうに送られてまいります。
〇委員長(長谷川元夫委員) 金井塚委員。
〇3番(金井塚徳一委員) あれだけの施設の利用度が、月々契約というのも非常に不安定だと思いますし、代替の用地を東武さんからまた見つけてもらってもいいし、町からとしてもやはり当然見つけておく必要があるのではないかと思いますが、その辺どんなふうにお考えですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 今後の方針について、教育委員会。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・生涯スポーツ担当(小原由之) 生涯スポーツ担当、小原、答弁いたします。
従前、年間契約でお借りできたものが月契約になってしまったということで、そのあと事務局長からも指示されて、このあともし東武のグラウンドを売却という形、というか返すようなことになったときに、東武鉄道の事情でそういうことになったときには、既設の学校あるいは総合グラウンド等そこで活動ができるように、サッカー少年団の場の確保をとりあえず考えておけということで、それなので2年前に1月契約になったときには協議を、サッカー少年団の代表等と事務局長を交えてしております。
とにかく今の中では、教育委員会のスポーツ担当としては、学校を有効利用して分散活動という形で、活動をとりあえず考えると。用地の取得とかグラウンドをここにどう確保するというのはちょっと今、教育委員会のスポーツ担当とすると、考えを今ちょっと持ち合わせていません。
〇委員長(長谷川元夫委員) 金井塚委員。
〇3番(金井塚徳一委員) はい、わかりました。
非常に広い土地を確保するということで、難しい話なのだと思うのです。ですから、だからこそやはりある程度計画を立てながら、将来のことも考えていかなくてはならぬかなというふうに思っていますが、他市町村を見ても、非常にやっぱりスポーツ関係のグラウンドについては充実したものが用意されているのです。
滑川については、サッカーのグラウンドはそこの町営の総合グラウンド、そこぐらいで、ほとんど東武のグラウンド以外はないと思うのです。ですから、やはり今のうちから心がけておけば、それに適したようなところがどこかから出てくるかなというふうな、非常に難しい話かもしれませんけれども、心がけておいたほうがいのかなというふうに思いますので、ぜひお願いしたいなというふうに思います。
それともう一つ、これも教育委員会のほう、これは教育長にお聞きしたいのですが、今日の新聞にもちょっと出ていたのですが、教員ばかりではなくて職員も含めて退職制度が変わったということで、早期退職者、早期というか何カ月かです。ここで退職する人が非常に多いというふうなことで問題になっております。
また、さいたま市ですか、早期退職者に対して再雇用というふうな形で、4分の1ぐらいの人をまた再雇用しなくては間に合わないと。当然、必要な人が退職していくし、間に合わないのかなと思います。それに対して上田知事の談話が載っていましたけれども、非常に納得がいかないような談話でございました。決めてしまったのだからしようがない、制度的には問題がないのではないかというふうな話をされておりましたけれども、やはり教員というのは昔から、今でもそうなのですが、今非常にそういうことも重要視されている、倫理的なこと、道徳的なことの教育が非常に重要であるというふうに言われている中で、やっぱり指導する立場の人が、生活上の問題もあるし、一身上の問題もあるというふうに私も考えますけれども、早期退職して、またそれで復活しないのならいいけれども、すぐ1カ月か2カ月で復職すると。これは臨時雇用みたいな形ですけれども、ちょっと納得がいかないと、知事ではなくても納得がいかないので、この辺を教育長、滑川には幸いおいでにならなかったのかもしれませんけれども、教育長としてのご見解をひとつ聞かせていただければ。
〇委員長(長谷川元夫委員) 早期退職並びに再任用について、小澤教育長、答弁願います。
〇教育長(小澤正司) 教育関係のほうは、ここのところ非常に話題が豊富というか、ちょっと恥ずかしいようなことがいろいろあって、本当にいじめ問題、体罰問題、1.31問題ということで、いわゆる余り喜べないような3点セットがそろってしまったということで、住民の皆さんにも非常に不安に感じられた方もいるのではないかと思うのですけれども。
はっきり言って、1.31の問題については、急にやっぱり制度がここのところで変わってしまったということで、教員のほうも本当に戸惑ったと思うのです。いわゆる踏み絵を踏まされているような感じでもって、マスコミなんかでは盛んに子どもをとるのか、金をとるのかというふうな形で論じられた時期がありましたので。
ですから、それは埼玉や何かみたいに、制度を1月31日段階で取り入れたところというのが批判の的になったわけですけれども、それ以降の都道府県なんかについては、その反響を見て、ではその制度の導入を4月まで遅らせようとか、あるいは差額が余り出ないように、400万も差額が出てしまったのでは困るから、それを少し圧縮して、教員の負担も軽減しようとかというふうな形で対応をとったところもありますし、あるいはそのときにやめた職員について、そのまま再雇用をしてった県もあるわけです。
ただ、埼玉県の場合には、退職金を満額そこの1月31日段階でもらっておいて、それでそのまま再雇用として今度は非常勤職員として、臨時職員として、ちょっと給料よりは低いですけれども、さらに給料をもらうというのは、やっぱり道義的に許せないであろうということで、埼玉県ではそういったような形での再任用は一切やらせないということでもって、2月、3月については対応しているのです。ですから、そういう人を使わないで、それ以外の臨時職員等を使って対応している。実際にうちのほうも2名退職が出ましたので、そういうふうな形の対応をとらせていただきました。
それで、4月以降については、今日の新聞なんかにも出ていましたけれども、埼玉の場合というのが出てましたけれども、これについては、そもそも再任用制度というのができたのが、いわゆる年金をもらえるまでの間の保障というふうな形でもってそういう制度ができているのです。ですから、それについては、2月、3月についてはそういう道義的なこともあって、再任用は使わないけれども、4月以降、もし本人からそういう申し出があった場合には、それを何でかんで拒否するというわけにはいかないだろうと。
それと、もう一つは、やっぱり教員の、臨時職員も含めて人材の確保というのが、絶対数の確保というのが非常に厳しいところなのです。ですから、そんなふうなこともあったりして、やむにやまれず、あるいは今言ったような年金との絡みで、4月以降については再任用せざるを得ないという、そんなふうな形になっているのだと思います。
それで、やはり私なんかも滑川町から2名出たということは、制度が急にそういうふうに変わったので、教員も戸惑った中で苦渋の選択を、つらい選択をさせられたなというふうに思う反面、やっぱり最後まで、子どもたちに後ろ姿で、先生はそういうことで最後まで頑張れたのだよ、頑張ったのだよ、みんなのおかげでということをやっぱり言ってほしかったなという気持ちは本音としてはあります。ただ、でもむやみに、ただ教師聖職論みたいなことばかり言っているわけにもちょっといかないということで、私なんかも非常に複雑な部分はあるのですが、今回の場合にも突然のことで、ある面ではやむを得なかったかなと、そんなふうに考えております。
ただ、町のほうでも日ごろ、私なんかも本当に滑川町の教職員は、やめた職員も含めて本当に子どもたちのために全力でそれまで頑張ってきた職員ですし、そういった職員が、ともかく一生懸命町の期待に応えようということで頑張っているので、やっぱり子どもたちもいい方向に変容してきているというのは、はっきり胸を張って言えると思うのです。
だから、その逆で残念な面もあるのですが、町民の皆さんの信託に応えるようには、これからもともかく取り組んでいたいなと。きのう伊東さんのほうからお褒めの言葉をいただきましたけれども、やっぱりそういうふうな形で一生懸命町民の期待に応えていたいなと、そんなふうには考えております。
〇委員長(長谷川元夫委員) 金井塚委員。
〇3番(金井塚徳一委員) わかりました。
本当です。教員の方にしても、一般職員の方にしても生活があるわけですし、ここに来てお金の話をしてもあれですけれども、何カ月かで何百万も違うというふうなことになれば、私でも辞めたくなるかなというふうには思います。
ただ、先ほど申し上げたとおり、多くのこれから成長していく子どもを担当して育ててきた人たちが、やはり報道が過激過ぎたのかもわからないけれども、新聞に出るたのびにやっぱりそういふうな報道がされていると、子どもも大きくなってくるとちゃんと理解しているわけですから、非常に残念だなというふうに思っておるのです。
中学3年生になると受験を控えた子どもたちですし、それを途中で放棄されたような形になると、その子どもたちの将来も含めて影響してくるような状況になるかなというふうに思いました。
ぜひ教育に携わる方々、また町政もそうかと思うのですが、多くの人たちに影響を及ぼす仕事をなさっているわけですから、ぜひその辺も含めて、教育という、今大分やられているようですけれども、必要なのかなというふうに思いますし、ぜひその辺もふだんの環境の中から、そういう話をされて、理解をしていただけるようにお願いしていただきたいというふうに思いまして、ちょっと質問させていただきました。
以上でございます。ありがとうございました。
〇委員長(長谷川元夫委員) 以上で、金井塚委員の質問は終了いたしました。
ほかに質疑ありませんか。
上野憲子委員。
〔11番 上野憲子委員登壇〕
〇11番(上野憲子委員) 上野憲子です。何点か質問させていただきたいと思います。
最初に、予算書のほうの82ページに、保育所保育実施委託料2億7,800万という計上がされております。先ほど大塚担当のほうからもお話がありましたが、子育て支援の中で昨年2つ認可され、3つの認可保育園がスタートされたわけですけれども、この財源内訳を見たときに、国から6,678万2,000円、県から3,339万1,000円、それから保護者負担が7,800万という、この数字を見たときに国、県が結局半分、運営費というのですか、それを出しているということでよろしいのでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) 福祉担当、大林が答弁申し上げます。
この国と県の補助金の割合でございますが、保育園に、私立保育園ですが、支払います委託料、それから公立保育料分は補助がつきません。交付税措置となっておりますので。それを差し引きまして、それから国で定められた保育料というのがあります。基準額です。町は独自で保育料を設定しているのですが、それを差し引いた額の2分の1が国庫補助率となっております。県も同じくそういう算定で4分の1、あとの4分の1は町負担でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 私も、大分昔になるのですけれども、保育園に勤めておりました。そのときは、国から9割来ておりました。1割が結局市町村負担になっていたのかなというふうに思うのですけれども、それが5割になったり、だんだん各末端の町村に負担が増えてきているというふうに思うのですけれども、保育園が増える中で、補助金も多く入っては来るのですけれども、実施自治体というのは本当に大変な歳出が出てきてしまうので、本当に申し訳ないし、また利用する保護者にとってはありがたいなというふうに思っていると思います。
東京都ですか、今認可保育園の数が少なくて、お母さんたちが働けないということで、今いろんな運動を起こして、各ところに訴えているというのを毎日のようにテレビでやっておりますが、そういう状況の中で、本当に滑川町は恵まれているなというふうに思っております。
今年の入所状況を、3つの保育園、教えていただけたらなというふうに思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) 福祉担当、大林が答弁申し上げます。
24年度の入所状況でございますが、概数なので、ちょっと手元に持ち合わせていないので申し訳ないのですが、25年度の4月の入所がもう決定しておりますので、そちらの人数でしたらわかりますので。
〇11番(上野憲子委員) それで結構です。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) ハルム保育園でございますが、町内の乳幼児、152名の4月からの入所がございます。町外からの受け入れは、ハルム保育園7名となっております。第二ハルム保育園につきましては、町内の乳幼児が94名、町外からの受け入れが6名となっております。
続きまして、つきのわ保育園ですが、町内の乳幼児の入所につきましては38名、町外からの受け入れ児童が22名となっております。続いて、白い馬保育園ですが、町内の乳幼児が34名、町外の受け入れ児童が21名となっております。
合計で、4つの保育園を合わせまして、町内町外の児童まぜまして374名の入所を予定しておるところであります。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 定数からいって充足率というか、待機はいないと思うのですけれども、どの程度になっておりますか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 福祉担当。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) 福祉担当、大林が答弁申し上げます。
ハルム保育園につきましては、定員に対しての入所率ですが115.2%となっております。第二ハルム保育園につきましては、定員は90名ですが、111.1%、つきのわ保育園につきましては、定員60名で入所率がとりあえず100%、白い馬保育園につきましては、定員72名のところ入所率が76.4%となっております。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) では、滑川に越して来られて保育園を利用したいという中でも、まだ枠があるという理解でよろしいでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 福祉担当。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) 福祉担当、大林が答弁申し上げます。
入所枠はまだ、年齢によってはございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 次に84ページで、保育サービス支援の中で、アレルギー対応をするということで120万円計上されております。一般質問の中で、アレルギー食、各保育園対応していってくれるということで、皆さんにお話をしたところなのですけれども、この支援についてはどのように今年度はなされるのでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) 福祉担当、大林が答弁申し上げます。
アレルギー対応の給食提供でございますが、平成25年度、ハルム保育園と第二ハルム保育園、平成24年度から引き続いてアレルギー対応の補助をしていくということでなっております。実際の4月からの入所者を見ましても、アレルギーの対応給食が必要な乳幼児がいらっしゃいますので、そこは対応してまいりたいと思います。
そのほか、つきのわ保育園には、アレルギー対応の乳幼児は入所しておりません。
白い馬保育園につきましては、4月から2名の方がアレルギー対応の給食を希望しているというところでございますが、このアレルギー対応の補助要件が、調理師さんがアレルギー対応の給食を提供するに当たりまして、調理師さんの加配、最低基準より1人多くの調理師さんを雇った分ということで補助はつくという制度でございますので、そのような形になっています。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) ありがとうございました。
先ほど、朝、テーブルのところに幼稚園、また学校との連携とか、いろんな部分での資料をいただきましたが、保育園なりこういうところでサービスというか、アレルギー対応の子どもたちの対応をしていて、小学校へ行った場合には、個々の対応ができない部分も出てきてしまうということで、保育園のほうの先生のほうから、やっぱり保育園でやっていて、今度制度が小学校にないということで、親から、保育園のときは本当にありがたかったというようなお話をされているということもあったのですけれども、今の現状の町の給食の形態では、できないということで理解はしているのですけれども、やはりその中で学校と保護者、あと子どもさん、例えば皆さんと違うものを食べていて、いじめの問題であるとか、そういう部分もありますので、保育園でこれだけ手厚くアレルギー食をやっている中で、学校での対応というものについては、これからもぜひ進めていっていただきたいというふうに思います。
続けて99ページ。健康づくり団体に100万円の補助が出ております。今年度から各地区に役員を決めてこの健康づくりを、滑川町は大々的にスタートしようというところでのこの100万円だというふうに思うのですけれども、大ざっぱでよろしいのですけれども、この団体、どの程度のどういう補助を考えているのでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康増進担当、小柳がご答弁申し上げます。
補助金でついております金額100万円の中身につきましては、各健康づくり設立団体への補助金、それから健康づくりの団体で町道等の除草作業を積極的に行っていた場合についての補助金ということで、2本立てで考えております。
健康づくりの団体につきましては、既に設立している団体、あるいはこれから設立に向けて会議を進めていく地区等がございます。今現在の集約ですと、既に正式に設立した団体、まだ届け出のほうは出ておりませんけれども、町内で7団体、それから地区でお話を進めているところが2カ所ございます。
当初の予定としましては、団体の構成人数としては、全体で600名程度の方を見込んでおります。
以上でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 先ほども申しましたが、各地区に役員さんができるわけです。そうすると、かなりの地域でこの団体が立ち上がるのではないかなというふうに考えます。
うちのほうもそうなのですけれども、地域でやはりスポーツにものすごく興味を持っている若い方がいまして、その方にお願いして役員を引き受けていただくことになりました。そんな中で、各集会所に血圧計を配置していただいたので、それを使いながらやっていこうではないかという話が出ていて、この3月に役員が引き継がれて、新しくまた4月から就任される中で、数的には本当に増えてくるのかなというふうに思うのですけれども、これは設立時だけ補助金というのを出されるわけでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 健康増進担当。
〇健康福祉課主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康増進担当、小柳がご答弁申し上げます。
団体の補助金につきましては、町の今掲げております健康づくり運動、これに協力をいただく、賛同いただくというものが条件になります。そのための要綱のほうも整備をしているところでございます。
したがいまして、各グループ、つくったから補助金をくださいといったものではなくて、町の保健事業、あるいはこの健康事業に積極的に協力をいただくというのが大きな前提になっておりますので、ご理解をいただければと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 集会所で、これからラジオ体操なりなんなり、指導的な立場の人がちょうど役員をやってくれるということになりましたので、それこそ年齢を問わず、みんなでやってみようという話まで出かかっているのですけれども、そういう中でやはり地域でみんなで健康増進のために頑張って、また地域のコミュニティーのそういう部分での後押しになればいいなというふうに思って、会議があったときにお話ししました。
そうしたら、高齢者の方が60代の方が会議に招集されました。招集されていないのだけれども、そういうのに参加していいのだろうかというふうなお話も出たので、年齢は問わず、皆さん来てやっていただくということが一番いいのですよとお話ししました。
これで何団体ぐらいできるかわからないのですけれども、やはり地域に役員さんがいて、また役員さん以外でもほかの部分で手助けができる人たちも含めて、大きな組織にしていけたらいいのではないかなというふうに、私なんかは思っております。ぜひ、これについては、きちんと規則を定めてやっていってほしいというふうに思っています。
それから、教育委員会のほうで、概要の30ページにあるのですけれども、これも一般質問のときにお話しした、要保護、準要保護児童援助事業のほうで、宮小、福小、月の輪小、滑中、それぞれ金額が出ておりました。この一般質問の中で、ぜひこれを進める基準という中で、局長のほうがまず数字で一つ決めていくのだというようなお話をされた中で、それだけではなくて、もうちょっといろんな方も含めて、みんなの目で見て、大変なところについてはしていただけないでしょうかというようなことをお話ししたと思うのですけれども、あとからのお話で、もう既に滑川町でも、そういう援護体制とっているというようなお話を聞きましたので、ぜひそこら辺、局長のほうからもう一度お願いしたいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会事務局長。
〇教育委員会事務局長(宮島正重) 教育委員会事務局長、答弁申し上げます。
今、委員さんが言われたとおり、こういった方については、特に地域、それと学校、特に学校においてPTA会費等が滞るというような方については、原因が何であるかということは、学校のほうですと大体わかると思いますので、そういった方については、学校のほうでこういった制度がありますよというような形で保護者の方に説明し、またこちらのほうでも、そういったことについて滞納といいますか、そういったものがある者については、ぜひそういった形で利用するように、先生にもやってくださいよと、そういうようなことでお願いをしております。
以上でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 質問の中で、以前に比べて、やはり対応児童なり生徒なりが増えているのではないかなというふうにお話はしたのですけれども、数値的な回答はちょっともらっていなかったと思うのですけれども、経年変化でやはり増えているということがわかるような資料はありますでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会。
〇教育委員会事務局長(宮島正重) 細かい資料はないのですけれども、確実に増えているということは言えます。そういった形で生活に、なかなかこういった景気でございますので、給料のほうも上がらないというような状態でございますので、確実に増えているということです。
今、平成何年が何人とか、そういった細かい資料については、25年度については資料のほうは持っているのですが、過去の5年からどうかという資料は、申しわけないのですけれどもここには持ってきておりませんので、もし後ほどでよいならば、調べてお知らせできるかというふうに思います。
以上でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) ちょっと櫻井先生に伺いたいのですけれども、学校の実際の中で、やはり子どもさんたちの経済状態というか、一応子どもの貧困という問題もあるのですけれども、長く教員生活を送られてきていると思うのですけれども、そこら辺はどうでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 櫻井先生。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(櫻井 誠) 学校教育担当、櫻井がご答弁申し上げます。
まずは、教員が日々生活している中で家庭の状況を知るという中では、やはり服装があります。寒いのに半袖、半ズボン。そういう場合には、ご家庭の方針で元気な体をつくるためという方は、大体服装はきれいです。ところが、汚れていて毎日同じ服装を着て来ているという方については、やはり担任としても気になります。
あるいは、表面はきれいなのですけれども、健康診断ですとか体重測定のときに下着が汚いとか、あるいは持ち物が忘れ物が多くて不備がある。それがずっと重なって、連絡帳に書いても保護者の方が買い与えないというような状況ですとか、そういったところで把握ができます。
ですので、それについては町内でも生徒指導の委員会もありますので、そんなところで情報交換をしております。ですから、学校として直接ではないですけれども、子どもたちの様子から経済状況を把握するということはできます。
また、家庭訪問、面談を行っておりますので、その際に保護者の方と話し合う中で、これも推測ではあるのですけれども、身なりですとか、家庭のおうちの様子ですとかを拝見する中で推測して、そういった目で、経済的な不安定さがあるのではないかという目で常日ごろから見ていって、今局長が答弁しましたが、こちらからお話をしていくという形をとっております。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) ある意味、町を挙げてネットワークを持ってやっていっていただきたいというふうに思います。
続きまして、最後の質問になるのですけれども、104ページに埼玉中部一般廃棄物処理広域化推進協議会で53万6,000円の計上がされております。これにつきましても、衛生議会のほうの報告をさせていただいたのですけれども、その衛生議会終了後に会議が持たれたということで、町長はちょうど全協のときだったので、副町長が行ってくださったということですので、その後の会議でどのような話になったのか、ご答弁いただけたらというふうに思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 小高副町長、答弁願います。
〇副町長(小高明也) 上野憲子議員さんの質問に対しまして、副町長、答弁をさせていただきます。
お尋ねの今後組織を立ち上げて事業を進めていくという組織につきましては、事務レベルでの原案等が26日の日に市町村長の会議で示されまして、原案どおり全て承認が得られまして、来る3月26日にその組織の立ち上げということが決定をいたしました。
その中で、一部事務組合を立ち上げるための準備、組織でございますので、およそ2年ぐらいをかけて一部事務組合を立ち上げていくと。その後、具体的な施設の検討に入っていくと。おおよそ当日事務局から示された案ですと、6、7年ぐらいでこれが稼働できるようにという目標を持った中で進めていきたいと。なお、状況の進みぐあいによっては、できるだけその期間を短縮をしていきたいということが示されております。
以上でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) この中部環境につきましては、かなり長い年月をかけてきて、それが途中でまた分解してしまったということで、今後できるだけ早くということですけれども、六、七年を見込んだ稼働の中で、確実に進んでいかないと、本当に小川の処理施設はパンクしてしまうような状況だと思うので、そういう部分での安心感が町民なり、この立ち上げの中に含まれている人たちで、大丈夫なのか、このことについても途中でだめになったりしないのかなという心配もあるのですけれども、そこら辺、町長いかがでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 吉田町長、答弁願います。
〇町長(吉田 昇) 上野議員さんのご質問に、町長答弁申し上げます。
これは、ここで大丈夫だということは確約はできませんけれども、これは大丈夫なようにどうしてもしていかなくてはなりませんから、我々も仲間へ入れてもらった以上、最大の協力をして大丈夫なようにしていきたいというふうに思っています。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 前にも申し上げましたが、今の施設では毎年毎年修理費が億単位でかかってしまったりする中で、稼働がよくない。新しい施設になれば、そういう部分での見通しが立ってくるかなと思うのですけれども、それにはまず第一にごみの少量化ということが、1番にやっていかなくてはならないことかなというふうに思いますので、環境課のほうではこの新しい施設を進めていくとともに、町の人たちのごみの減量化に向けた取り組みというか、考えておりましたらお話いただきたいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 環境課塵芥処理担当。
〇環境課長(江森不二男) 環境課長、ご答弁申し上げます。
昨年の滑川まつりのときにもそういうPRをさせていただきました。そういう形で、環境課としても、減量化はもう間違いなくしなければ、小川の衛生組合も本当にパンクしてしまうというような状態ですので、極力町民の皆さんにご協力をいただくようなPR活動を進めていきたいというふうに思っています。そのために、コンポストの補助金等も用意をしております。ぜひ、そういうものを活用していただいたり、ご利用していただくように、広報紙もですけれども、また滑川まつりのときにもそういう形でPR活動を積極的に進めてまいりたいというふうに思っております。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 以上で終わります。
〇委員長(長谷川元夫委員) 委員長から一言、町長に。
仮称中部の役員については、まだ発表の段階ではないのでしょうか。
〇町長(吉田 昇) 一応、決まっておりますので、副町長のほうから報告をいただきます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 副町長、お願いします。
〇副町長(小高明也) 管理者には吉見町の町長。それから副管理者2名でございますけれども、桶川市長さんと東松山市長さん。そのほかの町村長さんがその下の理事という役務分担が内定をしております。
それから、枠組みについてでございますけれども、当初2月の10日ごろまでは北本市が参画をするという予定で話を進めてきたのですけれども、北本市が議会等へ図ったところ、そこからは離脱をすべきだという全員の一致が見られたということでもって、北本につきましては行田と鴻巣、その枠組みのほうへ移行するということで、こちらの枠組みからは離脱をしておるところでございます。それを踏まえての今後の組織化ということで準備を進めております。
以上でございます。
〔「8市町村ということでよろしいですね」と言う人あり〕
〇委員長(長谷川元夫委員) ありがとうございました。
以上を持ちまして、上野憲子委員の質疑は終了いたしました。
ここで、委員長交代いたします。
〔委員長 副委員長と交代〕
〇副委員長(高坂清二委員) それでは、引き続いて審議のほうを行います。
ほかに質問ありますか。
北村委員お願いします。
〔2番 北村徳章委員登壇〕
〇2番(北村徳章委員) 北村です。では、幾つか質問をさせていただきます。
まず、きのうと少々ダブってしまうこともあるのですが、まず全体的な部分できのうは総務の管轄だったので、きょうは文教ということで多少ダブってしまいますけれども、まず最初にリースと借り上げ、そこら辺の件です。きのうもちょっと質問させていただいたので、簡単にちょっと。これはもう質問というよりも聞いていただければいいかなと思うのですけれども。
全体的にこの予算の中で、リース契約、借り上げ、賃借みたいな形があるのですが、これが本当にその形が有効性が高かったのかどうかというのを、いま一度、各課でそれぞれちょっと検討していただきたいということを、まず要望させていただきます。
続きまして、その上でというか、町民福祉課にちょっとお伺いしたいのですが。以前、井上奈保子さんがAEDの件で質問されていることについて、質問いたします。このときもAEDが要するにリース契約というか、これはどういう契約だったのですか。そういう借りるような形のものだったかと思うのですが、そのときに結局定期点検が必要なので、バッテリーの寿命が2年から5年ということで、その交換に3万円から7万円かかるということをご質問されていました。それを今後の契約で、先日のお話だと要するにリース契約みたいなものだと5年から7年に延びるということで、その上で、確かその当時のときの答弁としては、メンテナンス費用も含まれていますと。要するに月1回担当を決めておいて、バッテリーチェックをやらないと、バッテリーがなくなってはそのAEDの意味が全然ないので、職員のほうでみずからそこら辺のチェックをします」という答弁をされてました。月1度になるか、週1度になるかはわからないけれども、そこら辺のことを定期的に、要するに期間を決めてチェックは行っていきたいというお話がありましたが、そこら辺はいかがでしょう。ちゃんとチェックはされているのでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉、お願いします。
〇健康福祉課長(新井佳男) 健康福祉課長、答弁いたします。
AEDにつきましては、健康福祉課のカウンターのところに1つありまして、それにつきましては担当を決めて、定期的にバッテリーチェックは行っております。
そのほかにも、健康福祉課ではないのですけれども、学童の施設のほうに各1つずつ、5カ所に今配置されております。
〇副委員長(高坂清二委員) 北村委員。
〇2番(北村徳章委員) AEDのこの予算書の中で、大体1台あたり15万何がしかの費用がかかっているかと思うのですけれども、1カ所だけ何かすごい安い7万幾らというところがあったのが、これが何なのかよくわからないのですけれども。
いずれにしても、以前に大山議員さんが質問した、これは購入したほうが安いのではないかという話の中で、きのうもちょっと軽くお話ししましたけれども、要するに年間15万幾らのレンタルというのですか、年間なのかどうかわからないのですけれども、している中で、買っても二十何万というところで、3年ほど使えば2台分なのかなというような、そんなところです。
結局チェックは、職員のほうでバッテリーチェックはやっているということであれば、何か余り、そういう借りるというのが本当に得なのかどうかというのが、ちょっとわからないなと思うのですけれども、そこら辺も踏まえて、先ほどの話ではないですけれども、もう一度本当にリースが得なのか、購入してしまうほうが得なのかというのも、ちょっと検討していただきたいと思います。これはもう要望なので、検討していただければと思います。よろしくお願いします。
続きまして、次は教育委員会のほうにちょっとご質問させていただきたいのですが、以前上野憲子委員さんが、教育費の中の中学校費の備品購入費というところで、435万4,000円という中の説明で、要するに吹奏楽部の楽器の件のお話があったのですけれども。今回ちょっとそこら辺がどこに該当するのかなと思って見たのですけれども、これというのは教育振興部品という形の項目でよろしかったでしょうか。159ページの。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会お願いします。
〇教育委員会事務局副主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
北村委員のおっしゃるとおり、教育振興備品の費目の中で吹奏楽部楽器のほうは購入させていただいております。
ちなみに、平成25年度は楽器の購入予定はありませんので、金額としては予算書に計上させてもらっているとおり、50万円という形になっております。
〇副委員長(高坂清二委員) 北村委員。
〇2番(北村徳章委員) では、前回のそのときの宮島局長の答弁で、要するに今回の予定としてオーボエ、コントラバス、ティンパニの32インチと29インチというのが予定になっていますというお話だったのですが、そこら辺はそのような予定どおりだったのでしょうか。
購入予定というのが、オーボエ、コントラバス、ティンパニの32インチと29インチ、これは台数はよくわからないのですけれども、そういうのが予定になっているということで、その予定のものを予定どおり購入したのでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会事務局長、お願いします。
〇教育委員会事務局長(宮島正重) 教育委員会事務局長、答弁申し上げます。
そのお話は今年度のことではなくて、来年度購入するというような話でしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 北村委員。
〇2番(北村徳章委員) 済みません。このときは平成23年度の一般会計補正予算のときの内容なのですが、なので恐らく24年度なので、今年度購入されているものかと思うのですけれども。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会事務局長、お願いします。
〇教育委員会事務局長(宮島正重) そのときに確か、また来年、25年度についても、吹奏楽部の人数は増えていくだろうということで話したかと思います。そういった中において、財政的なことを3月にも、学校のほうからの要望とすると、もう少し増えますので、楽器を買ってくれというような要望はございました。
しかし、入のほうの関係がございますので、今までたしか楽器については、私のときで1,000万近くの楽器が投入されていると思いました。そういった中において、要望はあるのですけれども、予算を作成する意味において、特に25年度予算については大変な苦労、今までにない苦労というのが町長も言われていますし、財政のほうもそういった苦労がありました。だから、そういった意味で、希望どおりにはいかなかった面も多少あったというふうに思います。
以上でございます。
〇副委員長(高坂清二委員) 北村委員。
〇2番(北村徳章委員) ありがとうございます。
そのときも、そのように人数が増えていくからということも含めて、ただ、この滑中の吹奏楽部は、とにかくいろんなところでご協力をしていただいているようなところが多いかと思うのですけれども、そういう中でコンクールにおいても、その当時宮島局長が、入賞とか3位とか、最近はもうそういう入賞の常連になっているのだということのお話があったようで、要するに最近は町のイベントなんかでも、椅子を100個ぐらい多く用意しても埋まってしまという。せっかくそういうふうに子どもたちもやる気がある中で、楽器というのはやっぱり、そのとき上野憲子議員さんもおっしゃっていましたけれども、一つ一つが高価なものなので自前で用意するのは大変だから、何とかしてあげて欲しいというよう要望も最後にあったようですが、私としても、できれば学校の、滑中の吹奏楽部は一生懸命ご協力していただいていると思いますので、また少しずつでも増やしていただければなと思います。これは最後要望だけさせていただいて、この件は終わりにします。
続きまして、またちょっと教育委員会さんのほうにお伺いなのですが、先日ちょっとテレビのニュースを見ておりまして、そのときはバイクに乗る方のプロテクターの重要性みたいなものをテレビで放送しておりました。この滑川町でも中学校まで自転車通学がやっぱ多いのかなと思うのですが、町としても講習関係をいろいろやっているかと思うのですけれども、この講習、要するに例えばいろんな講習があると思うのです。歯科講習も含めていろいろ。その講習費というのはどこら辺に当たるのでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会お願いします。
〇教育委員会事務局長(宮島正重) 教育委員会事務局長、答弁申します。
予算書のどこに当たるかというところでございましょうか。
〔「はい」と言う人あり〕
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会お願いします。
〇教育委員会事務局長(宮島正重) 教育委員会事務局長、答弁申します。
例えば、158ページの報償費というのがございます。この中に授業研究会講師謝礼というのが報償費というような形で予算は計上されております。また、交通の指導というのは警察にお願いします。警察のほうは官でございますので、そういったお礼というのはございません。
こういった講師謝礼というのは、民間の方をお願いしてやる場合も、何々の、例えば人権問題の講習だとかそういったときには、民間の方をお願いするときには、講師謝礼というようなことで予算のほうは計上しておりますので、今言った例えば交通指導というものについては、各学校で東松山市の警察の交通係の人に来ていただいて、幼稚園なんかではぬいぐるみとか、そんなような形で来ていただくのですけれども、それについては無償でございます。
以上でございます。
〇副委員長(高坂清二委員) 北村委員。
〇2番(北村徳章委員) では、できれば小学校も、学校の通学には使わないでしょうけれども、ふだん自転車なんかも乗られると思いますし、できれば学校側のほうにもちょっとお話ししていただいて、そういうのを定期的にやっていただく、やっているのかもしれませんけれども、いろんな形で、安全に関してはそういう講習みたいなほうが子どもたちも身になるというか、そうなのかなというイメージがありますので、そこら辺お願いしたいなと思います。
〇副委員長(高坂清二委員) 櫻井先生お願いします。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(櫻井 誠) 学校教育担当、櫻井がご答弁申し上げます。
毎年、各小学校、中学校とも交通安全教室というものを開催しております。こちらのほうは全学年が行っているというものです。その中で小学校においても、自転車の乗り方ということで指導を行っています。ただ、人数が多い関係もありまして学年を絞って、例えば3年生ぐらいから自転車に乗る利用率が高くなるといった場合には3年生という形で、学校によって学年等の限定があるのは事実ですけれども、その段階で校庭に模擬道路をつくって、信号を設置していただいて、東松山警察の方にご協力いただいて毎年行っているというのが現状です。
以上です。
〇副委員長(高坂清二委員) 北村委員。
〇2番(北村徳章委員) 講習は恐らくやっているだろうなとは思っていましたけれども、そういうふうにしっかりと指導していただいて、事故のない形を学校側としてもとっていたただけるのはとてもうれしいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
では、続きまして、またちょっと教育委員会さんになるのですが、1つは質問なのですけれども、滑川町における文化とか伝統みたいなものというのがいろいろあると思うのです。そういう中で文化事業的なものというか、そういうものが今もいろいろ残っているものがあると思うのですけれども、例えば月輪神社の獅子舞とか、福田熊野神社の獅子舞とか、あと伊古のフセギですか、草履というか、1階に大きいのがあったかと思うのですけれども。
〔「わらじですよね」と言う人あり〕
〇2番(北村徳章委員) わらじですか。例えばそういうものを子どもたちというのはどこまでわかっているのかなというか、そこら辺をちょっとお聞きしたいのですけれども。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会お願いします。
〇教育長(小澤正司) それでは、ただいまの質問について、教育長のほうで答弁させていただきます。
今、獅子舞とかフセギとか、そういう話が出てきましたけれども、獅子舞についても、昔は町内の各地区で行われていたわけですけれども、今残っているのが熊野神社の獅子舞と月輪の獅子舞ということです。月輪の獅子舞なんかについては、実際に月輪の獅子舞の保存会の人たちが、月の輪小学校なんかのほうにも来ていただいて、そこのところで子どもたち向けに披露していただいたり、逆に月輪の地区の子どもたちが獅子舞にはみんな入っていますので、そこのところで大人の人から、いろいろそういう手ほどきを受けたりしながら、文化の伝承を子どもたちが支えていくというような、そういう形が地域の皆さんのご協力のおかげでできております。
下福田の熊野神社の獅子舞のほうについても、去年も私も行って見させていただきましたけれども、やはり子どもたちも加わりながら、本当に地域の大人の皆さんたちに面倒見ていただきながら、いい経験をさせてもらっているな、いい体験をさせてもらっているなと、大変喜んでるところですので、ぜひこれからもそんな形を取り組んでいきたいと思っています。
あるいは、最近ではこの間の土曜日の日に、福田小学校のほうで6年生を送る会というのを行ったのです。普通は平日に行っていたのですけれども、この間は土曜日の日に行って、少しでも地域の方に来ていただければということで、区長さんや民生委員さんや相談員さん、通学ボランティアの方、皆さんにも声をかけて本当に盛大にやったのですけれども。その中でも、雅楽の箭弓神社のほうへ行っている吉田さんがおりますので。吉田さんに来ていただいて、そういう雅楽の演奏や何かを子どもたちにやっていただいたり、あるいは子どもたちがそれに触れたりというふうな形でやったのです。
今までは平日だったものですから、なかなか演奏していただける方も3名とか4名とかしか来られなかったのですけれども、今年の場合には土曜日開催したということで、吉田さんのほうで8名も皆さんをあちこちから連れてきていただいて、あるいは来ていただいて、本当に来てくれた方も土曜日にやってもらえると、俺たちも来やすいんだよなとか言いながら、とってもいい活動をさせていただいたということです。折に触れながらそういったものを、子どもたちに本物の体験をさせていきたいなというふうに考えております。
以上です。
〇副委員長(高坂清二委員) 北村委員。
〇2番(北村徳章委員) そういった部分に関しては、なかなか、先日の上野廣議員さんの一般質問の中にころ柿とかあったかと思うのですけれども、やはりだんだん、せっかくあったものがなくなっていってしまうのはもったいないなというか、そういうような気がします。また、学校としても一部地域だけではなくて、町の伝統的なものということで何か、例えば伊古のフセギですか、学校の授業の中でみんなでつくるとかということも、仮にの話ですけれども、何かそういう伝統をそのまま継承していくような何かがあるといいのではないのかなというふうに思いますので、少し検討していただければと思います。
また、これはちょっと文教ではなくなってしまうかなとは思うのですけれども、今の時代に即したような新たな何かそういう、はやりというのですか、そういったものを子どもたちにも逆に考えてもらうような、要するに新たな文化をつくるような、そういうようなものも検討していただければと思うのですが。ちょっとそういった意味では、予算の中にそういうものというのは入っていないのかなと思ったので、ちょっと今回は質問させていただいたのですが。もし、あれでしたら、ちょっとそういうところにもお金を少し回していただければと思います。いかがでしょうか。そのあたりのことは。
〇副委員長(高坂清二委員) では、教育委員会お願いします。
〇教育長(小澤正司) 先ほども、本物に触れる体験を少しでも多くさせたいというふうなことで答弁させていただいたわけですけれども、例えば昨年なんかの場合には、議会でも報告させていただきましたけれども、町内の3校の子どもたちを対象にして、「ものづくり技の教室」というのを月の輪小学校で行ったのです。それで、上野廣議員さんなんかに本当に間に入ってお骨折りいただいたわけですけれども、その中で子どもたちはやっぱり本物のプロの職人の方からそういう技を学んだり、あるいはその生き方を学んだり、とってもいい体験ができたのです。
逆にそのときに指導に来てくれた、石を使った石工さんなんかは、いい機会をいただいたということで、各学校にそれこそ購入したら1つ何十万もしたのだろうと思うのですけれども、御影石のすばらしいのに校章を彫っていただいて、今各学校に子どもたちの目につくところに置いてあるのです。だから、やはりそういうふうな形で、我々のほうとしてもいろんな機会を捉えながら、子どもたちにそういう本物体験をさせていきたいというふうに考えておりますし、あるいは例えば劇団四季によるミュージカルなんかもそうなのですけれども、ここのところ何年間かそういう取り組みもさせていただいています。
ですから、そういった中から少しでも子どもたちにそういう目を、種を植えつけて、さらに伸ばしていければなと、いろんな機会を使ってこれからも一生懸命取り組んでいきたいと思います。
以上です。
〇副委員長(高坂清二委員) 北村委員。
〇2番(北村徳章委員) どうもありがとうございました。
今のお話の中で、ぜひその本物を経験させてあげたいというか、今のお話を聞いて逆にすばらしいなと思ったので、今後もそういうところにも目を向けていってあげてほしいなと思います。
これで、私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。
〇副委員長(高坂清二委員) 北村委員の質疑を終了いたしました。
ほかに質疑はありませんか。
伊東委員さん、お願いします。
〔1番 伊東康夫委員登壇〕
〇1番(伊東康夫委員) 1番の伊東です。よろしくお願いします。
まず、質問をする前に、今日はお礼を申し上げたいなというふうに考えております。というのは、昨年の予算委員会の中で、ぜひということで私指摘をさせていただいた件、実行されておるわけでございます。この予算書の、例えば77ページあたりだったらば、本年度の財源内訳という欄があるわけです。これについて23年、24年は全然記録していなかったのです。私たちはたまに見るわけですから、ここのところは、やはり国、県からとか、町の一般財源から出ているとかという欄があるわけですから、ぜひやってくださいということを申し上げたら、ちゃんと復活してくださったことに対して、感謝を申し上げたいと思います。今後ともまたこれは続けてやっていただければありがたいなと考えております。
そこで、時間もないのですけれども、きのうトップバッターということで、最初総務かなと思って振ってみたら、それは文教だと言われましたので、その点から入っていきたいと思います。
36ページです。学校給食の問題なのですけれども、36ページの節の2、過年度分給食費ということで50万が計上されているわけでございますけれども、これは多分学校給食は23年から吉田町長の公約で実施をされて、無料ということになったわけで、現年度という上にあるのは先生方のということだろうと思うのですが、過年度分というのは、恐らく22年度までの納めていなかった分のを上乗せしているのかなというふうに思うのですが、それでいいのでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会お願いします。
〇教育委員会事務局副主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
伊東委員のおっしゃるとおりです。22年度以前の給食費で滞納分についての収入見込み額を予算額として計上させてもらっております。
〇副委員長(高坂清二委員) 伊東委員。
〇1番(伊東康夫委員) この問題については、余り私も触れたくはないのですけれども、やはり真面目に納めている人の気持ちというものをやはりわかってもらって、そのときそのときによってどこの家庭でも浮き沈みといいますか、いろいろ問題があって、どうしても納められなかった、これはいると思います。しかし、現在になって、また生活が楽になったなということであるならば、やはり税金とは違いますので、いつまでたってもこの取る権利というのは役場にもあるわけですから、続けていっていただくことをお願いをしたいと思います。この件はこれで結構です。
次に、77ページ。民生費のうちの社会福祉費の中の節の委託料、訪問入浴サービス事業委託料というのが137万円計上されております。身体上の障害により家庭において入浴をすることが困難、寝たきり老人とか身体障害者に対して、月4回だったと思うのですけれども、入浴するサービスを実施するということで、家庭介護の負担を軽減する意味においてとてもよい制度でございます。町内の利用者について、何名かお伺いいたします。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉お願いします。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁いたします。
現在この訪問入浴サービスをご利用されている方は2名となります。
〇副委員長(高坂清二委員) 伊東委員。
〇1番(伊東康夫委員) 2名ですか。デイサービスとか、いろいろ利用している人が多いということで、なかなか利用者が少ないのかなというふうにも考えているとともに、やはり1級から3級ということで、制度内容も厳しいので、それ以上の人はやはり対象から外れているのかなというふうに思います。わかりました。この辺は結構です。
〇副委員長(高坂清二委員) 質問の途中ですが、時計のほうを停止いたします。
それでは、暫時休憩といたします。再開は午後の1時といたします。
休 憩 (午後 正 午)
再 開 (午後 1時00分)
〇副委員長(高坂清二委員) それでは再開のほうをいたします。
伊東委員、引き続いてお願いします。
〇1番(伊東康夫委員) 77ページをお願いします。
民生費の社会福祉費なのですが、節の19負担金の関係ですけれども、障害福祉サービス介護給付費訓練等給付費ということで1億8,900万2,000円計上されております。国が2分の1、県と町が4分の1の負担だろうと思いますけれども、昨年から見ますると2,656万1,000円の増額になっているわけですけれども、障害者が増加したのか、その辺について伺いたいと思います。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁申し上げます。
障害者の数自体も増えていますが、こちらのほうの給付費に関しましては、施設入所者が増えたことと、ヘルパーサービス等利用が多くなったことが影響してまいります。
〇副委員長(高坂清二委員) 伊東委員。
〇1番(伊東康夫委員) それでは、事業所は何カ所ぐらいあるのか。できたら名前まで知りたいのですけれども。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁いたします。
利用されている事業所の数でよろしいですか。
〇1番(伊東康夫委員) はい。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 事業所、入所施設や居宅介護の施設等あるのですが、町内または町外等いろいろあるのですけれども、使っている事業所名を上げればよろしいですか。
〇副委員長(高坂清二委員) 伊東委員。
〇1番(伊東康夫委員) 町内はいくつありますか。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁いたします。
町内の施設に関しましては、入所施設で滑川珠美園、療護園滑川の入所施設が2施設。ヘルパー事業所に関しましては、滑川社会福祉協議会、就労継続支援施設につきましては、たけのこ、トゥッティフォルテ、よるべ、ハーモニーの4カ所になります。
〇副委員長(高坂清二委員) 伊東委員。
〇1番(伊東康夫委員) わかりました。ありがとうございました。
続きまして、86ページ。ここは、やはり民生費なのですが、老人福祉費のうちの節の8報償費なのですが、敬老年金ですが710万円が計上されております。75歳以上の人ということで、5,000円だろうと思いますから1,420人分だろうと思います。私も昨年は初めて5,000円をいただきましたので、記念として使わずにもっているわけでございます。それは、本当はいけないのだろうと思いますけれども。いろいろとこの目的というのは、滑川町に居住されている方で、高齢者に対して長寿を祝福するということで支給が目的でございます。そういったことで、多く使っていただきたいのですけれども、年寄りというのは結構お金を持っている方もいますし、私は持っていないのですよ。人によっては1年に1回で非常にこの日を来るのを待ち遠しくしている方もおると思います。
できたら町内で使ってもらいたいなというのが一つあるわけでございまして、町長になってからアンケートの結果、買い物が不便だということで大型店、ベイシア等ができたわけでございますけれども、その間において、町内業者、戦前戦後ですけれども、町のため、私たちの生活のために一生懸命努力してくれた小売店の方が、町内をちょっと見ると、大分店を閉めているという傾向が最近見られるようになってしまいました。これも時代の流れだからしようがないのだなというふうに感じますけれども、今まだ一生懸命やってくれている人に対して、何らかのやはり町としても考えなければいけない時期に来ているのかなというふうにも考えるところでございます。
これは、やはりこの間については、ベイシア等を誘致するのには、町長とそして商工会の皆さんでいろいろ話し合った結果、時代に沿ったということで今の現状があるわけでございますけれども、そういった中でこの5,000円ですけれども、現金の欲しい方もいると思いますので、これは私の案です。3,000円は現金で、あとの2,000円は社協とも相談をしながら、町内の業者、加盟店の人のうちで使えるような商品券というものを、ぜひとも9月までに検討していただいて、やっていただければいいのかなというふうにも考えているところです。やはり、町内の業者に少しでも活性化を与える意味において、町長のご意見をお伺いしたい。
〇副委員長(高坂清二委員) 町長お願いします。
〇町長(吉田 昇) 伊東委員さんの質問に答弁申し上げます。
その考えは非常にいい考えだというふうに私も思います。普通の5,000円ですとどこでも使えますけれども、2,000円なり、今社協と商工会で行っております地域支え合いでございますが、これについても各商店にご協力をいただいて、そうした商品券を発行して、その商品券は町内の加盟している店だけ使えるわけでございますから、本当に町へ金が落ちるということになりますので、商工業振興という面からも、大変私はそれはいい考えだというふうに思います。
伊東委員から提案をいただきましたもの、内部でいろいろ検討いたしまして、できる方向で考えてまいりたいというふうに思います。
以上です。
〇副委員長(高坂清二委員) 伊東委員。
〇1番(伊東康夫委員) ぜひともそういった方向をとっていただくよう切に要望いたしたいと思います。よろしくお願いします。
次は、149ページ。教育費の関係なのですけれども、項の小学校費の関係で節の19に負担金補助金及び交付金という欄があります。ここのところで、一番上には小学校長の負担金ということで宮小、その下には福小とあるのですが、これちょっとめくっていきましたら、最後ではないと月小が出てこないのです。ということで、もう3校になったわけですから、項目をぜひ同じものは3校とも続けて書いていただきたいのです。これ何でないのかなと思ってやっていったら、どこだか下のほうに、月小のほうは152ページに出ているのです。同じ金額なのですけれども、2万6,000円のが出ていますけれども。やはり、学校、同じ項目を3つを並べるような書き方に、ぜひとも事務局長さん、お願いをいたしたいと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会事務局長。
〇教育委員会事務局長(宮島正重) 教育委員会事務局長、答弁申します。
これは、教育委員会のほうでこういった並べはしているわけではございませんので、財政のほうのシステムがこのような形に、月小が出たものですから、そこにプラスしたものですので、システムのほうを変えれば順番に出てくるのではないかと思いますので、この辺についても財政のほうと相談して対応していきたいというふうに思います。
以上でございます。
〇副委員長(高坂清二委員) 伊東委員。
〇1番(伊東康夫委員) では、財政のほうに、ぜひともそのようにやってくれることをお願いしたいのです。見つけて、あれ、これはおかしいなと思っていると、下のほう、次をめくっていくと出てくるので、やはりこれは統一をぜひ、やはりわかりやすいようにしていただければ私たちとしてはありがたいなと思いますし、皆さんもそうだと思うのです。きちんとその辺、お願いですけれども、要望としてお願いをいたしたいと思います。
私のほうは以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。
〇副委員長(高坂清二委員) 伊東委員の質疑のほうも終了いたしました。
ほかに質疑はありますか。
大山委員、お願いします。
〔13番 大山尚美委員登壇〕
〇13番(大山尚美委員) 13番大山です。質問させていただきます。
まず、27ページです。27ページの民生費県負担金のところで、障害者自立支援医療費負担金が出ていますが、これは障害者優先調達推進法と何か関係がありますか。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁申し上げます。
その障害者優先調達推進法とは関係はありません。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) わかりました。
それでは、30ページの目7教育費県補助金で、節1教育振興費県補助金のところで、学校教育に係る市町村総合助成金、これ先日の説明のときに、教育相談員のことだというふうに言われたのですけれども、再度、この教育相談員は何人になるのかお伺いします。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会、お願いします。
〇教育委員会事務局長(宮島正重) 教育委員会事務局長、答弁申し上げます。
25年度予算でございますが、これについては、25年については、今のところ2名を予定しております。24年度については、現在3名おるのですが、1名の方が違う就職口が見つかったということでございますので、2名でございます。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) その2名の方は、学校が小学校3校、中学校1校ありますが、そこを巡回という形で相談を受けられるということでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会、お願いします。
〇教育委員会事務局長(宮島正重) 教育委員会事務局長、答弁申し上げます。
ふだんは、滑川中学校が基地といいますか、おります。そして、各小学校を週に1度、必要に応じて回って相談を受けているという、そういう状態でございます。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) 今いじめの問題とかというのはすごい全国的な問題になっておりますけれども、その中で常設のそういう相談員さんが必要ではないかというお声がとても大きくなっていると思います。それで、今2名で、ふだんは滑中にいらして、各水曜日に週1度小学校を回っていらっしゃるということなのですけれども、やっぱり子どもたちが何かを相談したいときに、いつでもそこに行けば聞いてくださる方がいるというふうな状況にするというのは、とても大事なことだと思うのですけれども、そういうふうにする予定があるかお考えを伺いたいと思います。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会、お願いします。
〇教育長(小澤正司) 大山委員さんの質問にお答えさせていただきます。
相談員2名でやっているのですけれども、2人が一緒に中学校をあけるということはありませんで、必ず1人は中学校のほうにも常駐するような形でやっております。
そのほかに、県のほうからスクールカウンセラーがおりまして、今滑川中学校の場合には、美和健太郎さんという方が、前にもちょっとお話ししたことがあるのですけれども、相談員で来ていただいて、普通は1年ごとに交代してしまうのですけれども、とってもいい方ですので、我々も今年の夏にも美和さんに講師になってもらって研修したりしていますので、県のほうに直接お願いをしまして、継続して今やってもらっているところです。
それで、来年度についても、滑川の場合には、美和さんをそのまま3年目に突入して結構ですということで、しかも、今はスクールカウンセラーは臨床心理士ですけれども、3週間に1度しか来られないのですけれども、来年度は2週間に1度来られるように配慮していただけるということで、そういう答えをいただいています。
美和さんも、この町の2名の相談員も、小学校のほうへも、さっき局長が答えたように訪問しています。小学校のほうへ行ったときにも、相談室でもって、さあいらっしゃいと言って待っているようなことはしていませんで、授業が始まれば子どもたちは必ず教室に行くわけですが、やっぱり教室へ相談員も一緒に行って、子どもたちの様子を監視をしたり、授業のお手伝いをしたりしながら、やっぱり子どもたちが常に相談しやすいような雰囲気づくりをやっていただいております。それは中学校においても同じなのですけれども。ですから、そんなふうな形で子どもたちと、ともかく何かあれば、学校の先生に言いづらいときでも、そういった相談員さんにだったら相談できるとかというふうな形に、いい関係をつくりながらやっております。
ちょっと長くなって恐縮なのですが、今私が非常にうれしいのは、美和さんなんかもそういうふうな形で小学校に行って積極的にかかわっていただいたりして、月の輪小学校でも完全に不登校になってしまうかなという子が2名いたのですけれども、その子たちが美和さんとのカウンセリングのおかげで、今は毎日登校できるようになっているのです。ぜひこれが続いていけばいいなというふうなことで、お父さんが亡くなったりして非常に大きなショックを受けて不登校になってしまった子ですので、今それが学校に来られるようになったということで、大変ありがたいなというふうに思っております。
学校からも、先生方も相談員が来るからもう全てそっちにお任せということは全くありませんで、先生方も常に、あくまでも子どもたちの相談を受けるのは、ねえ、先生といい関係をつくった教職員であり、その足らない部分をそういった人たちに支援していただくのだという姿勢で取り組んでおりますので、本当にいろいろ町のほうで、議会のほうで配慮していただいて、人をつけていただいたことによって、滑川町ではそれなりの効果が上がっているなというふうに実感しているところでございます。大変ありがとうございます。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) それでは、24年度は3名で、来年度は2名になるけれども、そういうスクールカウンセラーなんかの方が入ってくださるということで、もっと今までより多く入ってくださるということなので、人数的にはこれで大丈夫というふうに考えていらっしゃるのでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会、お願いします。
〇教育長(小澤正司) 十分ということはないのですけれども、今年が1名増えたというのは、臨床心理士に近い人がいましたので、今いる相談員さんはそういう経験はありませんから、そういう人たちの研修にもなるからということで、今年1人特別議会のほうにお願いして増やしていただいたわけですので、来年度については、その方は就職してしまうということで、ほかに適任者もいませんので、今は2名ということで、極力教師や地域の人たちと連携をいろいろとりながらバックアップしていければいいなと。もし、どうしてもまたいろんな面でさらに必要だなというふうな場合には、また財政当局や、あるいは議会の皆さんのほうにお願いをしながら、対応を考えていくということもあるかもしれませんので、またそのときにはよろしくお願いしたいと思います。
以上です。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) ありがとうございます。
次に、78ページです。節20扶助費の中の自動車燃料費助成事業給付費なのですけれども、これは障害者の方に給付する自動車の燃料費だと思いますけれども、この中にタクシーを利用される方の費用も入っているのでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁いたします。
タクシーの利用料金助成はまた別に設けてありますので、この中には入っておりません。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) それは、それのずっと下のほうの79ページの福祉タクシーの利用料金助成ということでよろしいですか。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁いたします。
はい、そのとおりでございます。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) そのタクシーの利用の仕方なのですけれども、大体年間に何枚ぐらい給付されて、助成されているのでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁いたします。
1人当たり36枚を1年間に交付しておりまして、枚数としましては、66人対象者が今年度おりまして、2,376枚交付しております。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) その利用の仕方ですけれども、1回につきどういうふうな利用をするというふうに決まったものがありますか。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁いたします。
埼玉県のほうで決まっていまして、1回当たり1枚の利用となっております。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) 以前、目の悪い方からご相談いただきまして、このタクシー券を補助でいただいているのだけれども、1回福祉課のほうにお話に行ったこともありますが、1回1枚だけだと足りないと。いつもは家族の方が送り迎えしているのですけれども、どうしても家族が送り迎えできないときに、電車を降りて自分家に帰るまでに、それが3枚ぐらい使えば利用できるのだけれども、1回1枚では足りないのですと。そこら辺を少し町として考えていただけないだろうかという話があったのですけれども、県の事業ということで、それは変えられないだろうというお話をいただきましたけれども、町のほうでそこら辺を融通するような形にするとかというお考えはいかがでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課長(新井佳男) 今の件につきまして、健康福祉課長のほうから答弁させてもらいます。
今ちょっと確認させていただいたのですけれども、この福祉タクシーの利用料金の助成事業につきましては、町の単費事業だということでございますので、ある程度融通はきくと思いますので、今後それらの、今申されましたことについても十分検討させていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) 何かタクシー会社の運転手さんが、やっぱり1回1枚ではないということで言われているみたいなので、もし町のほうで考えてくださるのだったら、タクシー会社とも連携をとっていただけると、利用する方がとても利用しやすくなるかなと思いますので、これは要望ですがよろしくお願いしたいと思います。
次に、82ページの節13委託料、ファミリー・サポート・センター事業委託料ですが、これ昨年度からたしか始まった事業だと思いますが、まだ1年たっていないかと思うのですけれども、利用者数はどのくらいいたかを教えてください。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) 福祉担当、大林が答弁申し上げます。
平成24年度の12月までの実績がございますので、お知らせいたします。
ファミリー・サポート事業の利用数ですが、6月からなので、12月までの合計で10名いらっしゃいます。それから、緊急サポート事業につきましては、利用者はございません。
以上でございます。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) ありがとうございます。
次、85ページ、ふれあい広場等遊具点検委託料があります。ふれあい広場というのは、町にどれだけありますか。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) 福祉担当、大林が答弁申し上げます。
町内14カ所でございます。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) いわゆる公園でしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) 福祉担当、大林が答弁申し上げます。
公園とは位置づけが違いまして、公園につきましては都市計画法にのっとった公園でございます。ふれあい広場につきましては、ほとんどゲートボール場に併設された小さい広場といいますか、ブランコがあったり、シーソーがあったりというところでございます。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) 遊具は、どういう遊具が置いてあるのでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) 福祉担当、大林が答弁申し上げます。
地域によって置いてある遊具についてはばらばらなのですが、一番多いのはやっぱりブランコ、シーソー、滑り台等はあろうかと思います。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) ブランコ、シーソーとか、そういうものがあるということは、もちろん子どもも大人も利用するということですよね。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主査・福祉担当(大林具視) 福祉担当、大林が答弁申し上げます。
そのとおりでございます。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) その遊具なのですけれども、私も何カ所かいろいろ見てみたのですけれども、ブランコ、滑り台があって、ベンチがあって、3台ほど、コアラとか、あとシカとか何かの子どもが乗るようなものがあるのですけれども、誰も乗っていないのです。そこに行って楽しいなと思えるような、そういう遊具ではないのですね。創造性が全然ない遊具だなといつも思っているのですけれども、そういう遊具というのを少し、まるきりどこの公園も広場も全部同じ遊具ではなくて、少し変えていくとか、あるいはお年寄りの方がちょっと健康遊具として使えるようなものにするとか、そういうふうな遊具自体を変えたりとかするような可能性というのは、いかがでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課長(新井佳男) 健康福祉課長のほうから答弁申し上げます。
確かに、遊具は右に倣えではないですけれども、ブランコ、滑り台、シーソー、そういった3点セットのものが多いように見受けられます。設置した当時というのは、お年寄りと子どものふれあい広場ということで、たしか大字に1カ所ぐらいつくろうということで設置して、それが福祉のほうの、ゲートボールがあるから福祉だよということで、福祉のほうの管轄になっているのですけれども、それを今まで地域のほうの主な管理は地域のほうでお願いしますということで、地域に管理を委託して、福祉のほうでそれの予算を持っているという状況でございます。
管理の中でも、地域は維持管理をするということで、町は点検と壊れた部分にあっては補修しますよということで見ているのですけれども、これから都市計画サイドでの公園、位置づけられている公園には、いろんな遊具等も設置ができるのかなと思いますけれども、お年寄りと子どものふれあい広場の中の遊具については、特に今のところ更新するとか、そういった考えは持っていません。どうしてもそういったものが地域において必要だよということであれば、またその時点で地域の皆さんといろいろと検討する中で考えていければいいかなというふうに考えております。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) ありがとうございます。
以前議員の研修でそういう説明を受けたことがあるのですけれども、ご年配の方がそこへ行けば、ちょっとした簡単な体の運動ができるような安全性の高い遊具といいますか、健康器具みたいなのを置いて、そこにはお年寄りも行くことができる、ほかの遊具で子どもも遊ぶことができるというすごく創造性の高いものを説明を受けたのです。なので、もし滑川町もそういうものが少しでもあればいいかなと思って質問をさせてもらいました。ありがとうございました。
次に、95ページです。95ページの説明のところで、在宅当番医運営事業費委託料に関してなのですが、これは在宅当番医制運営事業料と、あと病院群輪番制病院事業というのが両方ありまして、734万あるのですけれども、これは、町の人数割とか、どういう計算式の仕方でこの費用というのがかかってきているのでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康増進担当、小柳がご答弁申し上げます。
まず、比企地区の在宅当番医制につきましては、負担金の割合については全て人口割で、東松山市、嵐山町、小川町、ときがわ町、川島町、吉見町、鳩山町、東秩父村、それに滑川町というところで構成しております。
続いて、病院群輪番制の運営事業の割合ですけれども、これについては均等割が20%、人口割が80%、構成市町村については先ほどと同様でございます。
以上でございます。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) ありがとうございました。
次に、98ページです。
98ページの節13委託料の中で、医療廃棄物処理委託料とありますけれども、これはどういう意味合いのものですか。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康増進担当、小柳がご答弁申し上げます。
医療廃棄物の処理委託料につきましては、保健センターで医薬品等を買い込んでいる部分がございます。こういったものの使用期限が切れたもの等を、廃棄物処理業者のほうに処理として委託をしているものでございます。
以上でございます。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) 保健センターで医薬品を買っているのですか。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康増進担当、小柳がご答弁申し上げます。
具体的には、例えばインフルエンザ発症時期などで消毒液等を幾つか買い込んでおります。また、予防接種の関係で、次年度からはなくなりますけれども、ポリオの生ワクチンというのは保健センターのほうで購入しておりましたので、そういったものの使用期限の切れたものの廃棄物処理ということになっております。
以上でございます。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) この医療廃棄物処理というのは、では毎年あるということですか。
〇副委員長(高坂清二委員) 健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康増進担当、小柳がご答弁申し上げます。
基本的に毎年少しずつではありますけれども、生じてくるものというふうに考えていただいてよろしいかと思います。
以上でございます。
〇13番(大山尚美委員) ありがとうございました。
次に、142ページです。説明のところで、健康診断機器滅菌処理委託料というふうにありまして、見たら、各小学校、中学校ともにこれ滅菌処理の委託料があります。それは、このことで健康診断というのは年に何回やっているのでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会、お願いします。
〇教育委員会事務局副主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川が答弁させていただきます。
健康診断は年に1回行っております。健診の科目というのですか、健診については、内科が1回、歯科が2回、耳鼻科が1回、眼科が2回、こういったことで健診を行っております。
以上です。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) まず、滅菌対象になる器材というのはどういうものでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会、お願いします。
〇教育委員会事務局副主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
滅菌の対象となる検診器具なのですが、鼻鏡、鼻の中を診る鼻鏡と、それから耳の中を診る耳鏡、こちらの2種類が滅菌の対象になっております。
以上です。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) それというのは、各小学校、中学校に何本ずつぐらいあるものなのですか。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会、お願いします。
〇教育委員会事務局副主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
宮前小学校につきましては鼻鏡が550本、耳鏡が440本、福田小学校につきましては鼻鏡が200本、耳鏡が200本、それから、月の輪小学校につきましては鼻鏡が680本、同じく耳鏡が680本になります。それから、滑川中学校、こちらは、鼻鏡が500本、耳鏡が500本、それぞれ滅菌処理をしております。
以上です。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) 滅菌処理は、どこに依頼されるのでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会、お願いします。
〇教育委員会事務局副主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
ちょっと記憶なのでもしかすると違っているかもしれないですけれども、多分鴻池メディカルというところに委託をしているかと思います。鴻池メディカルです。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) ありがとうございました。
次に、147ページです。節18の備品購入費で、図書の購入費が上げられています。月小で82万上げていただいますが、これ購入した後の月小の図書比率というのを教えてください。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会、お願いします。
〇教育委員会事務局副主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
25年度予算で計上させていただいている82万円ですが、こちらで買える本の数というのは、25年度明けてから、課題図書の関係ですとかありますので、何冊買えるというのはちょっと見込みになってしまいますので、とりあえず25年2月、現在の図書標準達成率のほうをちょっと報告させていただきたいと思います。
月の輪小学校なのですが、図書標準はその小学校、中学校でまた違います。それから、学級数でも当然図書標準数が変わってくるのですが、現在月の輪小学校の標準数が1万1,560冊になります。これに対して現在の蔵書数が9,419ということで、図書標準達成率は81.48%になっております。
以上です。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) ありがとうございました。
次に、170ページです。エコミュージアムに関して伺います。エコミュージアムは、いろんな学校とかでタナゴを見に行ったりとかいろいろしていますが、町内のそういう学生を除いた一般の方とかの利用者というのは、何人ぐらい年間でいらっしゃるのでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会、お願いします。
〇教育委員会事務局主席主幹・エコミュージアムセンター担当(木村俊彦) エコミュージアムセンター担当、木村が答弁申し上げます。
エコミュージアムセンターについては、開館以来、年間ほぼ4,000人の一般来園者の方がいらっしゃいます。5年前ほどより社会福祉協議会のいきいきサロン、そちらのほうの団体利用がありまして、その分が大体年間2,000人から2,500人で、大体6,000人前後で推移しています。そのうち、学校の利用は年々増えているところなのですが、学校で生活科、それから社会科、それから総合学習等でご利用いただくのが、各校年間通じて平均して三、四回の機会ではないかなと。それ以外が、一般の方、特に何人というその内訳別に統計をとっていないものですから、その内訳があれなのですが、来る方の年齢層ですとか、いろいろ考えますと、団体の利用の方はほとんどがウォーキング等に絡んで来られる方、学生さんも中にもいますが、どちらかというと壮年以上の方ですので、学校を除いた学生というのは、余りそういう意味では利用がないかもしれません。
あとは博物館実習、最近は学生の申し込みがありませんけれども、博物館実習、それから専門学校の実習等での利用もありましたので、学生等もそういう意味では、大学生、大学院生の利用というのも少なからずありますが、人数的には、ちょっと把握していませんので、申しわけありません。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) ありがとうございました。
次に、173ページ、図書館に関連して伺います。今度あの図書館はトイレの改修がありまして、多目的トイレの中にオストメイトがついておりますが、オストメイトとはという啓発を目的としたコメントですか、オストメイトというのはこういうものですというものを、やっぱり表に張っていただくと、該当者だけではなくて、使用が必要ない人にも理解が進むと思います。そういうものを、コメントを張るということは、いかが考えていらっしゃいますでしょうか。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会、お願いします。
〇教育委員会事務局長(宮島正重) 教育委員会事務局長、答弁申し上げます。
オストメイト、それと和風から洋風に、2週間ぐらい前に実際終わりました。今のお話を聞いて、そういったことは大変参考になりました。早速担当と相談して、そういった張り紙をしていきたいというふうに考えております。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) ありがとうございました。
ちょっと最後になります。158ページに戻るのですけれども、先ほど北村委員の聞かれたことに関してちょっと関連して質問させていただきます。自転車の交通指導に関して伺いますが、私は、以前一般質問で、自転車交通指導ということで、スケアード・ストレイト教育技法というスタントマンなんかを使って実際に危ないというのを見ていただく自転車教育というのをしていただけますかという話をしたときに、取り入れていきたいと思っていますというふうに言われましたけれども、それはどうなっているのか伺います。
〇副委員長(高坂清二委員) 教育委員会、お願いします。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(櫻井 誠) 学校教育担当、櫻井が答弁申し上げます。
そのスケアード・ストレイト技法というので研修会のほうあるのですけれども、平成24年度につきましては、県ですとか申し込みがありまして、それに申し込んだのですけれども、やはり競争倍率が高いということもありまして、本年度は当たらなかったということがあります。町の教育委員会としても、継続してそのほうの希望は出していきたいとは考えております。
以上です。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) ありがとうございました。以上で終わります。
〇副委員長(高坂清二委員) 大山委員の質疑も終了いたしました。
こちらもかわります。
〔副委員長 委員長と交代〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 委員長席、長谷川にかわりました。
ほかに質疑ありませんか。
石川委員。
〔12番 石川正明委員登壇〕
〇12番(石川正明委員) 12番、石川です。時間も大変押していますので、短い時間で結構です。
答弁者を指名して質問させていただきます。
まず、この25年度予算全体で議員各位からいろんな質問等も出たわけですけれども、年々民生費、人口増えているというせいもあるのですけれども、教育関係の予算が増えてきているという中で、細かく聞いてみると、本当に手取り足取り細かい対応を行政というのはしなければならないのだなということが改めてわかるわけですが、そこで長年滑川町職員としてこの3月で定年を迎えるお2人に、きのうもちょっと質問させていただいたのですけれども、ここで質問させていただきたいと思います。
まず、生涯教育を担当されている横田さんに先に質問させていただきますけれども、昨年から健康づくり宣言ということで、滑川町も一歩を踏み出したわけですが、教育委員会のほうでも生涯教育の中でいろいろと重なるような事業もあろうかと思います。横田さんにその辺のことを、どんな仕事をされていて、しかも健康づくりのほうとの連携も当然やられていると思うのですが、横田さんは幼稚園の園長としても長くお務めになったりして、いろいろとそういう健康づくり以外のことでも結構ですが、何か我々に対してでも結構ですので、横田さんのご意見等も含めてお話しいただけたらというふうに思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 教育委員会次長、元幼稚園長、横田静枝さん、答弁願います。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・生涯学習担当(横田静枝) ご丁寧な紹介ありがとうございます。生涯学習、横田がご答弁させていただきます。
健康教育のほうでは、寿学級の中で歯の健康ということで、はつらつ健康体操、口腔ケアですね、そちらのほうとか、それから歌を歌って元気になろうとか、そういうことで寿学級のほうで取り入れてやっております。
また、2学期には町外学習ということで、外へ出て歩いたりなんかした中で健康をつくっていくといったような形で、取り入れております。よろしいでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 石川委員。
〇12番(石川正明委員) 今後、滑川町は介護の認定率が高いとか医療費が年々高くなっているとかということを含めて健康づくり宣言がされたわけですけれども、今後のそうした取り組みに対して、横田さんのほうで何かお考えがあったら、ご意見で結構ですので、短くて結構ですので、一言よろしくお願いいたします。
〇委員長(長谷川元夫委員) 横田次長。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・生涯学習担当(横田静枝) これから60歳定年ということで、3月いっぱいでお世話になった役場を退職いたしますけれども、私自身健康に気をつけて、あるいは周りの地域の方々と一緒に健康づくりについて考えて、実行していきたいというふうに考えております。
〇委員長(長谷川元夫委員) 石川委員。
〇12番(石川正明委員) ありがとうございました。
では、続いて、宮島教育委員会事務局長に質問させていただきます。
私も教育委員会のほうに関しましては、教育長も含めてですが、質問をたくさんさせていただきました。宮島局長にも、宮島局長は事業課も長かったということもあって、そういうところでも質問をさせていただいて、大変お世話になりました。お二人ともこの3月で晴れて定年ということで、大変おめでとうございます。
それで、いろいろ教育行政について、大変ここで児童数が増えて、そういう中で教育環境整備、特にハード整備に関して大変陣頭指揮をとっていただいた宮島局長に、今までのこともそうですけれども、これからの滑川町の教育行政についても、一家言あるのではないかと思ってご質問しますけれども、私は議員として、あるいはほかの議員各位もそうなのですけれども、それから答弁する皆さんもそうなのですが、どうも教育というのは第一義的に私は保護者に責任があるのだと、いろんな問題が叫ばれて、いろんなメディアでいろんなことが言われるわけですけれども、どうもそのことが最初に教育行政を担う人たちから出てこないというのが、非常に歯がゆく感じた一人なのですけれども、その辺も含めて、宮島教育局長に一言ご意見をいただければと思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 宮島教育委員会事務局長、答弁願います。
〇教育委員会事務局長(宮島正重) 宮島教育委員会事務局長、答弁申し上げます。
教育委員会のほうには5年間お世話になったわけでございます。この間いろいろと、先ほどの石川委員もおっしゃいますとおり、ハード事業ということが多かったわけでございます。一番大きかった事業としては、平成22年の月の輪小学校の開校、それと宮小、福小の耐震、また大規模改修と、それと福田小学校のグラウンド、プール、数を上げればいろいろと、今現在あるのはほとんどこの5年間で整備のほうはやってきたのではないかなというふうに思っております。その間、議員の皆様にはいろいろと、大きな事業だったものですから、協力いただいて、予算のほうもいただいて、ほとんど一段落したのではないかなというふうに思っております。
特に月の輪の小学校の開校においては、やったことのある人間というのは、開校というのはいかなかったわけでございます。それについては、一つの備品を買うにしても、何を買ったらいいのかと、そういった苦労もあったように思います。また、特別な事業、PFI事業ということでございましたので、それについても本町では初めてだったということで、担当した者も初めてだらけの教育委員会の仕事だったかなというふうに思います。
また、ハード面においては、そういったことが思い浮かばれるのですけれども、それとソフト面においては、やはり今5年間教育のほう、今まで過去に35年ほど勤めた中で一度も異動したことのない職場が最後になったわけです。何の経験もないところに来て5年間お世話になったわけですけれども、やはり教育というのは、今言われるとおり家庭、それと地域、学校、先生、そういった方の輪によって成り立っていくのだなというふうに教育委員会に来て特に思いました。やはり、先生が子どもに対して指導しただけではだめだし、例えば子どもが地域、通学の行き帰りのときにちょっと悪いこととか、ふざけたことをしているようなときには、やはり地域住民が注意してやるということも必要ではないかと。これは先生が注意したよりも、やはり違った形で子どもには心に残るというか、注意を受けたものに対しては心に残っていくのではないかなというふうに思っております。これからも、教育については、3月で終わるのですけれども、いろいろと暇になりますので、学校のほうに行って、ぜひできるボランティアはしていきたいなというふうに思います。
それと、私は教育についてはそういうような形にしたいのですけれども、ほかもということもであるので、ちょっと思い出話になってしまうかもしれないのですけれども、私は 上水道が約16年、下水道が約10年ということで、上下水道で私の役場の生活は終わったのかなというふうに思っております。そういった中において、水道についても創設から仕事をさせてもらいました。そして、創設のときに、滑川町の全戸給水までやることもできました。そういった中において、私が水道ということで、どちらかといったら技術系で自分は好きだったわけで、その中でも配水管の設計、いわゆる75ミリ以上を配水管というのですが、それの53キロの設計をさせてもらったということは、うれしく思っております。
また、水道においては、配水塔の1号塔、2号塔、それと県水の受け入れ、そういった事業もさせていただきました。本当に水道についてはちょうどいい時期といいますか、そういうことでやらせていただきました。
それと、また思い出に残っているのは、今ここに吉田町長おりますけれども、処理場の買収でございます。これについては、嵐山町と一緒になって流域下水道をやるということで、処理場用地の買収について、夜となくいろいろと地域の方と話をして、用地買収について仕事をしたわけです。そういった中において、一番今も思うのですけれども、さすが吉田町長なる人は、今から考えてみるとすごいのだなということで思っております。
といいますのは、一括で6ヘクタールを買うことができました。こんなことはないということで、買うのは県なのですけれども、口をきくのは町の私たちのほうが中心なのですけれども、そういった形でできたというふうに思っております。これについても、ちょうどそこに運よく担当させてもらったことにありがたく思っております。
また、下水道についても、最初からやらせていただきました。みなみ野が最初の供用区域ということで、これも条例の制定から仕事のほうもさせていただきました。本当に下水道、上水道のほうについても創設から仕事をさせてもらったことに感謝しております。
それと、もう一つ、月輪の区画整理についても、これはたまたまそこに行ったときが、月輪の区画整理が着工するということで、非公式から始めることにも参加させていただきました。また、みなみ野の完成式にも参加させていただきました。今ちょうど傍聴席に元小沢議長さんがおるのですが、そういったことでみなみ野の区画整理の完成にも立ち合わせてもらったということで、節目といいますか、そういった面において大変な仕事をさせていただきました。
それと、もう一つ、産業振興課もいたわけです。これは、羽尾北部の土地改良についてをやらせていただきました。これについても、ほぼ大体になりましたので、異動したわけです。
それと、あと水房の土地改良が、私が産業振興課長になったときなのですけれども、そこで水房の土地改良を立ち上げ、そして山田、上福田についても関連をしてきたというふうに思ってきております。
こういった42年間お世話になったわけですけれども、いろいろなことで節目節目の仕事といいますか、創設だとか、完了だとか、そういった節目のときに巡り合ったということは、本当にありがたく思っております。今後とも、ひとつよろしくご指導のほういただければというふうに思います。
以上でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) ただいまの答弁で、 の文言については、委員長権限で削除をいたします。
石川委員。
〇12番(石川正明委員) どうもお二人、大変ありがとうございました。40年余りにわたって大変ご苦労さまでございました。その間に滑川町に大変な功績を残されたお二人、本当におめでとうございます。
以上で、私の質問にならない質問を終わりにさせていただきます。以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 以上で、石川委員の質問は終了いたしました。
ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 質疑なしと認めます。
ここで、既に質問は終了いたしました金井塚委員より発言を求められております。質問外にてこれを許します。自席にて発言をお願いいたします。
〇3番(金井塚徳一委員) 午前中に発言をさせていただいた中で、大変不適切な発言をしたということで、ここでおわびをするとともに、削除をお願いしたいと思います。
申しわけありませんでした。
〇委員長(長谷川元夫委員) 委員長として了解いたしました。
これで文教厚生常任委員会の所管事項の質疑を終結します。
以上をもちまして、一般会計予算についての全ての質疑を終結します。
これより討論に入ります。
〔発言する人なし〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 討論なしと認めます。
これより議案第26号 平成25年度滑川町一般会計予算の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 賛成全員であります。
よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。
暫時休憩をいたします。2時15分再開。
休 憩 (午後 2時02分)
再 開 (午後 2時15分)
〇委員長(長谷川元夫委員) 再開をいたします。
◎議案第27号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(長谷川元夫委員) これより各特別会計の審査を行うわけでありますけれども、当初各会計ごとに予算案の説明を既に受けております。改めて説明を受けるわけですが、説明は簡潔にお願いをしたいというふうに思います。
議案第27号 平成25年度滑川町国民健康保険特別会計予算の審査を行います。
木村町民保険課長に説明を求めます。
〇町民保険課長(木村幸一) 町民保険課長。国民健康保険の特別会計予算について説明申し上げます。
209ページからの歳入歳出事項明細についてですけれども、まず、最初に歳入のほうから説明申し上げます。
款1の国民健康保険税の中の目1一般被保険者国民健康保険税につきましては、前年度より1,003万5,000円増の3億8,748万6,000円の計上をさせていただいております。これにつきましては、一般被保険者の医療給付、それから後期高齢者支援金、介護納付金等の対象者増を見込んでいるものでございます。
次に、210ページをお願いいたします。款3国庫支出金の中の項1国庫負担金、これにつきましても前年度より1,539万3,000円の増額を見込んでおります。2億6,573万7,000円の計上です。これは、一般被保険者の医療給付費等の増加を見込んでいるものでございます。項2の国庫補助金につきましては、前年度より829万2,000円の増額で、6,679万7,000円の計上でございます。これも先ほどと同じように、医療給付費の増加を見込んでいるものでございます。
続いて、211ページをお願いしたいと思います。款5前期高齢者交付金につきましては、前年度より3,053万1,000円の減額でございまして、3億4,534万7,000円の計上でございます。これについては、概算の交付金額の減額を見込んでいるものでございます。
続きまして、212ページの款8共同事業交付金、これにつきましては前年度より3,720万3,000円の減額でございまして、1億4,988万1,000円の計上でございます。高額医療費の共同事業交付金、過去3年間の決算額の平均によりまして減額と見込んでいるものでございます。
続きまして、217ページからの歳出予算の事項別明細について説明を申し上げます。款2の保険給付費の中の目1につきましては、一般被保険者療養給付費でございまして、前年度より4,204万9,000円の減額を見込んでおりまして、7億240万7,000円の計上でございます。これにつきましては、歳入調整ということで当初は減額の計上とさせていただいております。
目の2退職被保険者等の療養給付費、これにつきましても1,003万5,000円の前年よりの減額で計上させていただいております。これも歳入調整させていただいております。
続きまして、218ページをお願いいたします。項2の高額療養費の目1、これにつきましては前年比1,114万3,000円の減額で、7,667万2,000円の予算計上でございます。これも歳入調整させていただいております。
続きまして、220ページの款3後期高齢者の支援金等の目1後期高齢者支援金でございますけれども、これは前年より1,659万3,000円の増額計上で、2億3,198万1,000円の計上でございます。被保険者が大分増加するということで増額で見込んでおります。
続きまして、223ページをお願いします。款6の介護納付金、目1の介護納付金でございますけれども、これにつきましても前年より744万1,000円の増額で、1億230万3,000円の予算計上でございます。該当者の増加を見込んでいるためでございます。
最後に、227ページをお願い申し上げます。款11の予備費につきましては、本年度は1,311万1,000円の計上とさせていただいております。
簡単ですけれども、以上で説明とさせていただきます。よろしくお願いします。
〇委員長(長谷川元夫委員) 説明が終わりました。
説明員の紹介をお願いします。
〇町民保険課長(木村幸一) 年金国保担当の吉野副課長でございます。
〇町民保険課副課長兼主席主幹・年金国保担当(吉野正和) 吉野です。よろしくお願いします。
〇町民保険課長(木村幸一) 以上でございます。よろしくお願いします。
〇委員長(長谷川元夫委員) ありがとうございました。
これより質疑に入ります。質疑はありませんか。
井上委員。
〔5番 井上奈保子委員登壇〕
〇5番(井上奈保子委員) 5番、井上です。1点だけ質問させていただきます。
以前、私は国民保険税についてある町民からの意見があるということで、この場で質問させていただいたことがあるのですけれども、それの内容は、滑川の場合は算定方式が4方式でやっているということで、固定資産税について二重払いみたいな形になっているのではないかというそんなような意見がありまして、どんなものかなと思って私もそれについて質問させていただいたわけですけれども、その私が質問させていただいたときにも、その時点でほかの市町村では、4方式をとっているところは64市町村のうち54市町村が4方式をやっているということ、そして資産割を除いたのは10市町村でそれをやっているという、そういう答弁をいただいたのです。では、今後はどういうお考えがあるのですかということを質問いたしましたならば、今度は県レベルということで県単位ですか、それで今度は所得割と均等割ですか、何か2方式でやっていくような話があるということで、ちょっと私もそこのところをしっかり覚えていないのですけれども、恐らく県レベルで今度は26年を目指して、そこからスタートをするというようなことで、今度は町単位ではなくて県レベルでそれをやっていくという考えがあるのだというお話を聞いておりますが、その後の進みぐあいはどんなふうになっていますでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 町民年金課に答弁を求めます。
〇町民保険課副課長兼主席主幹・年金国保担当(吉野正和) 町民保険課年金国保担当の吉野ですけれども、お答えさせていただきます。
国保税の方式、課税賦課方式につきましては、井上委員さんおっしゃるようにただいま医療分につきましては4方式で賦課をさせていただいております。そこで、今全国的な動きとして国保の運営を県レベルに持っていくということで、広域化の動きがございます。その中で、埼玉県の中でもその話を進めておりまして、国保の担当者レベルの会議で比企の担当者会議を持ったところ、平成26年度に2方式にしていくということで、事務レベルでの意見、統一見解は出しているところでございます。
以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) その2方式は、そうすると所得と均等割とその2つですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 担当お願いします。
〇町民保険課副課長兼主席主幹・年金国保担当(吉野正和) はい、そのとおりです。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) そうしますと、県レベルですから一律同じ方法で、所得と均等割で算出するのだと思うのですけれども、その市町村によってみんな額が違うわけですから、やっぱり例えば今国保税が高いということで、滑川町もちょっと、今これからちょっと心配だというような話をこの間の説明会で聞きましたけれども、やっぱり値上げせざるを得ないというか、そんなようなことについてはどうでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 町民保険課、答弁願います。
〇町民保険課副課長兼主席主幹・年金国保担当(吉野正和) 町民保険課年金国保担当の吉野ですけれども、お答えさせていただきます。
先ほど申し上げましたように、埼玉県で広域化の動きがございます。その前段として県の方針としては、県内どこにいても同じ所得でしたら同じ保険税であるという方針で進めているということで、2方式化にもっていくのだということで進めております。
国保税が上がるかということにつきましては、全体的な動きもございますのでその中で、あとは国保の医療費とかそういったものの動きに関連してのことになると思いますので、今のところでは何とも申し上げられないと思います。
以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 井上委員。
〇5番(井上奈保子委員) それでは、わかりました。
以上で終わります。ありがとうございました。
〇委員長(長谷川元夫委員) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 討論なしと認めます。
これより議案第27号 平成25年度滑川町国民健康保険特別会計予算の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 賛成全員です。
よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。
◎議案第28号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(長谷川元夫委員) 議案第28号 平成25年度滑川町介護保険特別会計予算の審査を行います。
木村町民保険課長に説明を求めます。
〇町民保険課長(木村幸一) 町民保険課長、滑川町介護保険特別会計の予算について説明申し上げます。
237ページをお願い申し上げます。歳入の事項別明細でございますけれども、本年度については、款1の保険料、目1第1号被保険者保険料、これにつきましては1億8,642万1,000円の計上でございます。前年比2,016万7,000円の増額計上でございます。対象者が増加していることに伴いましての現年度分の保険料の増によるものでございます。
続きまして、款4の国庫支出金、項1国庫負担金でございますけれども、目1の介護給付費の負担金につきましては1億5,534万3,000円の計上でございます。これにつきましても、前年より2,015万1,000円の増額で予算計上させていただいております。保険給付費の増加に伴うものでございます。
項2の国庫補助金につきましても4,356万9,000円の計上でございまして、前年度より542万1,000円の増額でございます。これにつきましても保険給付費の増加を見込んでいるものでございます。
続きまして、238ページお願いします。款5の支払基金の交付金につきましては、2億5,495万2,000円の計上でございます。前年度より3,198万3,000円の増額計上でございます。これにつきましても保険給付費の増加を見込んでいるものでございます。
款6の県支出金、項1県負担金でございますけれども、本年度1億2,789万5,000円で、前年より1,512万5,000円の増額計上でございます。保険給付費の増加を見込んでいるものでございます。
続きまして、239ページをお願いいたします。款9の繰入金の目1介護給付費の繰入金でございます。1億893万5,000円で、前年度より1,356万5,000円の増額で計上させていただいております。介護給付費の増加に伴うものでございます。
続きまして、歳出の予算事項明細について説明申し上げます。242ページをお願いしたいと思います。
総務費については、本年度は663万円でございまして、269万6,000円の減額となっております。制度改正に係る電算システムの対応委託料が25年度についてはなくなるため、減額で計上させていただいております。
続きまして、244ページお願いします。款2保険給付費項1介護サービス等の諸費、本年度7億6,396万3,000円でございまして、8,981万4,000円の増額計上でございます。目1の居宅介護サービス給付費につきましては2,837万2,000円の増加を見込んでおります。これは、23年度実績に基づいて計上させていただいております。
目3地域密着型の介護サービス給付費につきましては5,113万7,000円でございまして、前年度より大幅に増額させていただいております。3,124万1,000円の増でございます。事業所が新しく町内に開設するため、そのサービス利用の増加を見込んで計上させていただいたものでございます。
次に、245ページの目5施設介護サービス給付費につきましては、前年度より3,118万4,000円の増額を見込んでおります。実績をもとに計上させていただいております。
続きまして、飛びまして248ページをお願いします。介護予防サービス等の諸費についてでございますけれども、これにつきましては要支援の方への給付サービスの事業費でございまして、23年度実績をもとに予算計上させていただいております。
目3の地域密着型の介護予防サービス給付費、これにつきましては1,080万5,000円の増額でございます。先ほど申しましたように、新しく事業所が町内に開設されるということで、サービスの利用増加を見込んでいるものでございます。
256ページをお願いします。款5地域支援事業費の項1介護予防事業費、これについては介護予防が必要な人に対しまして運動機能等の向上を行う経費でございます。762万9,000円の計上でございます。
257ページから項2の包括的支援事業・任意事業につきましては、包括支援センターに係る経費を予算計上させていただいております。598万5,000円でございます。
そういうことで、最後になりますけれども、歳出につきましては歳入歳出とも9億300万ということで、前年より1億336万7,000円の増額予算でございます。
以上で説明とさせていただきます。よろしくどうぞお願いします。
〇委員長(長谷川元夫委員) 説明が終わりました。
説明員の紹介をお願いします。
〇町民保険課長(木村幸一) 介護担当の田島副課長でございます。
〇町民保険課副課長兼主席主幹・介護保険担当(田島幸江) 田島です。よろしくお願いします。
〇委員長(長谷川元夫委員) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
石川委員。
〔12番 石川正明委員登壇〕
〇12番(石川正明委員) 12番、石川です。少し質問させていただきます。
まず、これは今日資料をいただいた、上野憲子さんの質問に関しての資料だということなのですけれども、要するに介護保険のほうが年々給付費も上がって対象者も増えてきているということなのですけれども、施設も新しく地域密着型のグループホームというのができたり、オープンをするという状況にあって、今後もまだ増え続けるのだと思うのですけれども、どうも県によって随分取り組みが違うようなとこがあって、私も全県を見ているわけではないのですけれども、要するに施設介護の中で改善率というのをどの程度意識して施設事業者がやっているかというのを調査等は、あるいはそういうことを施設事業者に聞いたことはございますか。
〇委員長(長谷川元夫委員) これは副課長に指名ですか。
〔「そうしたいのですけれどもね」と言う人あり〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 田島副課長、答弁願います。
〇町民保険課副課長兼主席主幹・介護保険担当(田島幸江) 介護保険担当、田島がお答えさせていただきます。
ちょっと勉強不足で施設改善率というのがよく理解できなくて、済みません。
〇委員長(長谷川元夫委員) 石川委員。
〇12番(石川正明委員) 要介護度の改善率です。
全国平均ですと、施設介護で改善率というのは1割ぐらいなのだそうですけれども、中には70%を超えている施設もあったりして、大きな開きがあるのです。なので、要介護度が高ければ介護報酬も高いわけですよね。だから、よくなってくれたほうがいいわけですよね。これは、要望のことも含めて考えると、そういう意識が介護事業者にあるかどうかということを、私は今後十分、今後も5カ年計画なんかいろいろあるらしいですけれども、新しい事業者が当然滑川町にも出てくると思いますので、その辺のことをぜひ今後の課題としていただきたいと。
田島さんには、この3月で定年大変おめでとうございます。いろんな仕事をされてきたと思うのですけれども、最後介護保険のほうで終わるわけですけれども、私ちょっと田島さんに聞きたかったのは、そのこともあるのですけれども、去年から町民福祉課が分かれて、住民のほうの戸惑いみたいなものが役場に来てあるのかどうか、その辺、田島さん何か感じたことはございますか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 田島副課長、答弁願います。
〇町民保険課副課長兼主席主幹・介護保険担当(田島幸江) 介護保険担当、田島、お答えします。
住民の方には、ちょっと場所が新しくなったばかりなので、25日に引っ越したのですけれども、ちょっとわかりづらいということで、それを想定して一生懸命張り紙とか案内をつくったつもりだったのですが、まだわかりづらいようなので、一生懸命職員が対応してカウンターを縦横無尽に動いて対応させていただいています。
町民担当のほうに行った方については、言葉で説明して案内していただいたりとかはしてもらっています。特に苦情としては上がってきてはいない状況です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 石川委員。
〇12番(石川正明委員) どうもありがとうございました。
田島さん、長い間お疲れさまでございました。
では、以上で終わります。
〇委員長(長谷川元夫委員) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
〔発言する人なし〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 討論なしと認めます。
これより議案第28号 平成25年度滑川町介護保険特別会計予算の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 賛成全員です。
よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。
◎議案第29号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(長谷川元夫委員) 議案第29号 平成25年度滑川町後期高齢者医療特別会計予算の審査を行います。
新井健康福祉課長に説明を求めます。
〇健康福祉課長(新井佳男) 健康福祉課長、議案第29号 平成25年度滑川町後期高齢者医療特別会計予算の議定について説明を申し上げます。
265ページとあわせて266も一緒にごらんいただきたいと思います。平成25年度の後期高齢者医療特別会計の総額ですが、歳入歳出それぞれ1億600万円、昨年に比べて471万9,000円の増額で、率にして4.7%の伸びとなっております。高齢者の増加によります自然増となっております。
267ページをごらんいただきたいと思います。歳入の主な項目について説明いたします。
款1後期高齢者医療保険料、項1後期高齢者医療保険料、目1特別徴収保険料、節1現年度分4,571万4,000円ですが、これは75歳以上の方から直接年金から徴収する部分になっております。
続きまして、目2普通徴収保険料節1現年度分3,448万6,000円ですが、これにつきましては75歳以上の方から納付書及び口座振替により徴収する部分になっております。保険料につきましては、前年対比639万5,000円の増になります。
続きまして、款4繰入金項、1一般会計繰入金、目1一般会計繰入金ですが、2,481万2,000円で、前年対比マイナス157万9,000円になります。これは、事務費を前年度より110万円減額、保険基盤安定繰入金を47万9,000円減額したものであります。
続きまして、270ページをごらんください。歳出の主な項目について説明いたします。
款2後期高齢者医療広域連合納付金、項1後期高齢者医療広域連合納付金、目1後期高齢者医療広域連合納付金1億238万2,000円になります。前年度対比で591万6,000円の増となっております。主な要因は、対象人数の増加によるものです。
簡単でありますが、以上で説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(長谷川元夫委員) 説明が終わりました。
説明員の紹介をお願いします。
〇健康福祉課長(新井佳男) 説明員は、副課長の武井でございます。よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課副課長兼主席主幹・高齢者福祉担当(武井宏晃) 副課長の武井です。よろしくお願いいたします。
〇委員長(長谷川元夫委員) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 討論なしと認めます。
これより議案第29号 平成25年度滑川町後期高齢者医療特別会計予算の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙手全員〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 賛成全員です。
よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。
◎議案第30号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(長谷川元夫委員) 議案第30号 平成25年度滑川町下水道事業特別会計予算の審査を行います。
江森環境課長に説明を求めます。
〇環境課長(江森不二男) 環境課長、平成25年度滑川町下水道事業特別会計について説明を申し上げます。
平成25年度の主工事としましては、管渠築造工事となります。工事延長約2,200メートルを予定しております。計画区域が24年度に比べまして若干狭くなったことから、工事費を減額した予算となりました。
それでは、予算書によりまして説明を申し上げます。281ページ、歳入のほうから説明を申し上げます。281ページをお願いいたします。
款1分担金及び負担金、目1下水道事業負担金となりますが、715万8,000円の計上をいたしました。219万円の減額となっております。受益者負担金が主なものでございます。
続きまして、款2使用料及び手数料でございますが、目1使用料といたしまして1億6,265万1,000円の計上としております。下水道の使用料となっております。
次のページお願いいたします。国庫支出金、目1国庫補助金になりますが、5,300万円の計上でございます。前年比3,700万円の減額となっております。事業の縮小によりまして交付金の減額となっております。
款5繰入金でございますが、一般会計繰入金としまして1億円の繰入金となっております。
次ページをお願いいたします。項2基金繰入金ですが、目1下水道事業基金繰入金として本年度4,000万円を計上いたしました。前年比2,000万円の増額となっております。繰越金でございますが、920万6,000円を計上しております。
次ページをお願いいたします。款8町債になりますが、7,080万円を計上しております。2,520万円の減額となっております。
次に、歳出でございます。286ページをお願いいたします。
款1総務費、目1一般管理費でございます。節13の委託料といたしまして下水道使用料徴収事務等委託料624万3,000円を計上させていただいております。これは、水道課に検針の依頼をしているところでございます。
次に、288ページをお願いいたします。款1総務費、目1管渠維持管理費でございます。節13委託料ですが、保守点検業務委託等に740万円の計上をしております。節15工事請負費でございますが、下水道管渠の修繕として200万円の計上でございます。負担金補助及び交付金といたしまして、市野川流域下水道維持管理負担金として8,700万円の計上をしております。
次のページをお願いいたします。款2事業費目1建設事業費でございます。節13委託料でございますが、下水道管渠等実施設計業務委託料として2,800万円の計上をしております。月輪、中組地区の業務委託ということになっております。
次のページをお願いいたします。目1の建設事業費の中の節15の工事請負費でございますが、1億843万5,000円の計上となっております。幹線及び枝線の工事、舗装復旧等も含めておるものが1億800万円の計上でございます。負担金補助及び交付金でございますが、流域下水道建設負担金として794万円を計上しております。
款3公債費でございます。公債費につきましては、元金、利子を含んで1億7,170万3,000円の計上でございます。前年費165万4,000円の増となっております。
次ページお願いいたします。予備費でございますが、182万3,000円の計上でございます。
歳入歳出4億4,300万円の計上となっております。
以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(長谷川元夫委員) 説明が終わりました。
説明員の紹介をお願いします。
〇環境課長(江森不二男) 副課長の高坂でございます。
〇環境課副課長兼主席主幹・下水道担当(高坂省吾) 高坂です。よろしくお願いします。
〇委員長(長谷川元夫委員) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔発言する人なし〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
〔発言する人なし〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 討論なしと認めます。
これより議案第30号 平成25年度滑川町下水道事業特別会計予算の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 賛成全員です。
よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。
◎議案第31号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(長谷川元夫委員) 議案第31号 平成25年度滑川町農業集落排水事業特別会計予算の審査を行います。
江森環境課長に説明を求めます。
〇環境課長(江森不二男) 環境課長。平成25年度滑川町農業集落排水事業特別会計予算について、説明を申し上げます。
土塩地区において24年度をもって工事を完了し、25年度におきましては施設の維持管理や補修工事が主な事業となる当初予算となりました。前年度に比べおおむね3分の1の予算編成となっております。
予算書によりまして、歳入歳出についてご説明をいたします。初めに、309ページをお願いいたします。
歳入でございます。款2使用料及び手数料、目1使用料でございますが、本年度予算額1,545万円といたしました。農業集落排水事業の使用料でございます。
款3県支出金、目1農業集落排水県補助金でございます。260万2,000円を計上しております。農業集落排水県補助金となっております。
款4繰入金、目1一般会計繰入金でございますが、5,500万円の計上でございます。
款5繰越金ですが、894万1,000円の繰り越しとなっております。
次に、312ページをお願いいたします。歳出になりますが、款1施設費、目1維持管理費でございます。節13委託料でございますが、1,704万4,000円の計上でございます。保守点検業務委託が1,434万4,000円となっております。ポンプ保守点検が200万でございます。
節15工事請負費でございます。集落排水処理施設等の修繕工事ということで330万円でございます。節19負担金補助及び交付金でございますが、農業集落排水処理施設維持管理負担金ということで302万6,000円を組んでおります。土塩地区の負担金となります。熊谷及び滑川分の負担割が、熊谷市65%、滑川町35%ということで決定をしているところでございます。
続いて、315ページをお願いいたします。款2農業集落排水事業費目2施設建設費でございますが、委託料といたしまして254万5,000円を計上しております。処理施設設計業務委託料ということで160万円の計上でございます。伊古処理施設機能強化概要書の作成ということでございます。
節15工事請負費でございますが、管路施設工事請負費として450万円を計上しております。これは分家住宅等ができまして、そのときに工事費が町負担分がかかるわけなのですが、それのおおむね3件分を見ております。それから、節19負担金補助及び交付金でございますが、162万6,000円を見ております。ふるさと集落排水事業償還補助金ということで、伊古、山田地区への補助金ということになっております。
款3公債費でございます。元金、利子合わせまして3,242万円の計上でございます。
次ページをお願いいたします。諸支出金でございます。目1農業集落排水事業基金費ということで206万2,000円を計上しております。この後、基金条例の議決をいただいた後に、これを基金積立金として繰り入れていくということでございます。
予備費でございます。188万円の計上をいたしました。
本年度予算額につきましては、歳入歳出8,200万円ということで計上をさせていただいております。
以上でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 説明が終わりました。
説明員の紹介をお願いします。
〇環境課長(江森不二男) 説明員の紹介でございますけれども、下水道係、服部でございます。
〇環境課副主幹・下水道担当(服部進也) 下水道係、服部です。よろしくお願いいたします。
〇委員長(長谷川元夫委員) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔発言する人なし〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
〔発言する人なし〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 討論なしと認めます。
これより議案第31号 平成25年度滑川町農業集落排水事業特別会計予算の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 賛成全員です。
よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。
◎議案第32号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(長谷川元夫委員) 議案第32号 平成25年度滑川町浄化槽事業特別会計予算の審査を行います。
江森環境課長に説明を求めます。
〇環境課長(江森不二男) 環境課長、平成25年度滑川町浄化槽事業特別会計について説明を申し上げます。
平成25年度におきましては、設置基数の増によりまして前年に比べ大幅な予算増となりました。国庫補助、県費補助を大いに活用いたしまして、町民負担の軽減を図りながら事業を推進していきたいというふうに思っております。
予算書にて説明をさせていただきます。初めに、335ページをお願いいたします。
歳入詳細でございます。款1分担金及び負担金、目1設置費分担金でございます。本年度1,126万円の計上となっております。合併浄化槽の設置費の分担金でございます。
款2使用料及び手数料でございます。浄化槽使用料といたしまして451万2,000円の計上となっております。使用料及び清掃料の現年度分及び、過年度分はございませんけれども、現年度分の使用料ということになっております。
款3国庫支出金、目1国庫補助金でございます。3,441万2,000円の計上でございます。汚水処理施設整備交付金ということでございます。
次ページをお願いいたします。款4県支出金、目1県補助金でございます。5,100万6,000円ということで計上をさせていただいております。浄化槽の整備事業費の補助金及び市町村整備型モデルタウン事業補助金ということでございます。
款5繰入金でございます。繰入金につきましては、一般会計より1,100万円の繰り入れをしております。
款6繰越金は、100万円を計上させていただいております。
続きまして、337ページ、下段をお願いいたします。款8町債でございます。下水道事業債といたしまして、4,030万円の計上をさせていただきました。
次ページお願いいたします。続きまして、歳出に移らせていただきます。
款1総務費、目1総務管理費でございますが、168万2,000円の計上となっております。
次ページお願いします。款2施設管理費、目1浄化槽管理費でございますが、次のページ、340ページをお願いいたします。委託料といたしまして、浄化槽清掃委託料として227万5,000円、保守点検委託料として125万4,000円を計上させていただいております。
次に、款3施設整備費、目1浄化槽整備費でございます。本年度予算額1億3,513万3,000円の計上となっております。
節15工事請負費で7,500万円、浄化槽の設置工事費でございます。
節16原材料費3,010万円、補修材料費が10万円、その次のページでございますが、浄化槽本体購入費ということで3,000万円の計上でございます。
負担金補助及び交付金ですが、これは全て補助金となります。浄化槽撤去費補助金1,000万円、生活排水路等整備費補助金2,000万円ということで、合計3,000万円の計上となっております。
款4公債費でございます。元金、利子合わせまして30万1,000円となっております。本年度利子のみの公債費ということでございます。
次のページお願いします。予備費になります。予備費は205万6,000円の計上でございます。
以上、浄化槽事業内容の説明とさせていただきます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 説明が終わりました。
説明員の紹介をお願いします。
〇環境課長(江森不二男) 下水道係、西須でございます。よろしくお願いいたします。
〇環境課主事・下水道担当(西須弘明) 西須でございます。よろしくお願いします。
〇委員長(長谷川元夫委員) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
〔発言する人なし〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 討論なしと認めます。
これより議案第32号 平成25年度滑川町浄化槽事業特別会計予算の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 賛成全員です。
よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。
◎議案第33号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(長谷川元夫委員) 続いて、企業会計に移ります。
議案第33号 平成25年度滑川町水道事業会計予算の審査を行います。
篠ア水道課長に説明を求めます。
〇水道課長(篠ア一美) 水道課長、平成25年度滑川町水道事業会計予算についてご説明申し上げます。
最初に、事項別明細書の主な内容についてご説明いたします。23ページをお開きください。
収益的収入ですが、款1事業収益は3億7,572万4,000円で、前年度より36万7,000円の減額でございます。目1給水収益節1水道料金については、総配水量236万3,000立米に対して有収水量226万9,056立米は、96%の有収率で見込んであります。また、その下、節の部分の加入金につきましては、新規見込み130件を4条予算と3条予算で半分ずつ予算計上してあります。そして、節5他会計負担金ですが、集落排水分の50万円の減額でございます。
次に、24ページ、項2営業外収益の13万3,000円の増は、目2雑収益の下水道料金徴収委託料の件数の増加によるものでございます。
続いて、25ページの収益的支出の款1事業費は3億4,203万3,000円であり、前年度より684万9,000円増額になっております。目1の原水及び浄水費は、受水費及び配水場の維持管理のための費用でございます。この節3委託料の中で毎年電気計装設備点検委託料を計上しておりましたが、今年度修繕費で配水場内の計装盤の更新工事をするため、委託料から修繕費で工事したため40万3,000円減額をしました。また、節6の受水費が152万7,000円の減額となります。これは、行田系から県水受水をし、市水の受け入れを少なくしたための減額となっています。
次に、26ページ、目2の配水及び給水費は、給配水管等の維持管理に関する費用です。昨年度より1,007万9,000円増額となっております。これは、節4委託料管網図修正業務委託料を100万円、昨年路線の変更がなく今年度は路線変更が見られるため増額したものです。
それと、管路データ整備業務委託料50万円を新たにしました。これは、現在、埋設管の古い順に埋設されたデータを整備するものでございます。
また、節6修繕費の配水場計装盤の更新のため890万円増額しました。
次に、27ページ、目3業務費は、水道料金賦課徴収に伴う経費でございます。
節5委託料及び節6賃借料は、水道料金末端借り上げ料が24年度実績と新システム機器に移行したため、合わせて108万6,000円減額になっています。
28ページからの目4総係費は、人件費及び庶務的経費です。昨年度より345万6,000円減額になっております。
次に、29ページ、節12委託料の中で企業会計制度に伴う委託料50万円と制度改正に伴い企業会計システムの変更料として70万円を増額しました。
30ページ、節17負担金については3万4,000円減額になっています。これは、西部地区水道研究会会費がなくなったためです。
続いて、目5減価償却費ですが、管路の布設がえ及び県水流量計の更新工事等に伴う減価償却分が計上してあります。
目6資産減耗費は、工事等に伴う除却分で固定資産除却費となっております。
31ページ、項2営業外費用は、企業債の利息でございます。元金については、4条の資本的支出で計上してあります。項3特別損失は、水道料金の不納欠損分でございます。
続きまして、32ページ、資本的収入及び支出についてご説明いたします。
資本的収入は1,478万9,000円で負担金と加入金でございます。負担金の減額は配水管移設工事負担金で、集排事業がなくなり減額しました。加入金については、3条のところに計上されていますが、3条、4条、半分ずつ計上してあります。今年度は昨年と同様としました。
次に、33ページ、資本的支出は1億4,675万9,000円で、3,003万4,000円の減額でございます。昨年度は行田系から県水受水工事に伴う工事が行われたため工事費が大きくなり、今年度は県水受け入れの工事も終了し、昨年より予算を減額としたためでございます。今回の予算では、前に説明いたしましたが、第4次拡張計画に基づく工事及び耐震工事で、安全な水の安定給水のための予算を組ませていただきました。
項1建設改良費、節17工事請負費の1号配水池耐震補強工事または1号配水池流入管布設工事に受水管を新設する工事でございます。また、県道深谷東松山線配水管布設工事は、和泉地内向地区から向船川を結ぶバイパス管で配水管を布設する工事です。
節18工事負担金については、建設課で舗装工事を計画していた路線だったところに水道管を埋設したため、舗装工事を同時に発注することで経費が削減できるため、工事の一部分の経費を負担金として計上したものでございます。
項2企業債償還金は、起債の元金分償還金です。利息分は3条で予算計上してあります。
次に、3ページに戻っていただきまして水道事業会計予算実施計画がございますが、この3ページから5ページが今まで説明してきたものを集約したものでございます。
次に、6ページについては、予算に対する資金計画でございます。当年度予定額の受け入れ資金は14億836万2,000円で、支払資金は6億9,995万6,000円ですので、差し引き7億840万6,000円になる予定でございます。
次の7ページから12ページにかけては、人件費に関する事項が掲載してあります。
続きまして、13ページから16ページにかけて、平成25年度予定貸借対照表が掲載してあります。
次に、17ページから18ページについては、平成24年度の予定損益計算書が掲載してありまして、純利益が4,346万円程度になる予定でございます。
最後に19ページから22ページにかけては平成24年度の予定貸借対照表が掲載してありまして、資産合計及び負債資本合計とも28億8,355万5,349円になる予定でございます。
以上で説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
〇委員長(長谷川元夫委員) 委員長より確認をさせていただきます。
水量のところで立米という表現がございましたが、これはイコール立方メートルということでよろしいのでしょうか。
〇水道課長(篠ア一美) そのとおりでございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 説明員の紹介をお願いいたします。
〇水道課長(篠ア一美) 管理担当の磯崎です。
〇水道課副課長兼主席主幹・管理担当(磯崎文子) 管理担当の磯崎と申します。よろしくお願いします。
〇委員長(長谷川元夫委員) これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
北堀一廣委員。
〔14番 北堀一廣委員登壇〕
〇14番(北堀一廣委員) 14番、北堀です。1点だけ、確認とお願いなのですがやらせていただきます。
これから4月、5月にかけて田植え等がこれから始まるわけですが、今のところなかなか雨等が降っていなくて、ため池等に大変今水が少ない状況です。それで、過日水道課のほうの吉野さんのほうにお話をちょっと聞いたのですが、今現在本管の工事がされておりますよね。300ミリと聞いております。これら等の最終的に工事が終わったときに、その本管を清掃するということで、貴重な水を排水路を使って流すわけですので、これら等について確認ができ次第、済みませんがひとつ忘れないで、私のほうに連絡をいただきたいなと思いますが、よろしいですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 水道課長、答弁願います。
〇水道課長(篠ア一美) 水道課長、お答えします。
わかりました。
〇委員長(長谷川元夫委員) 北堀委員。
〇14番(北堀一廣委員) よろしくお願いします。
以上です。ありがとうございました。
〇委員長(長谷川元夫委員) 続いて、上野廣委員。
〔6番 上野 廣委員登壇〕
〇6番(上野 廣委員) 6番、上野廣です。1点だけご質問します。
29ページの総係費の節12の委託料のところで、会計制度改正委託料として50万円、会計制度改正システム変更料として70万が計上されております。これは、多分平成24年4月1日に地方公営企業法の一部改正があって、それに基づいて平成26年度に公営企業会計制度の改正が行われるための準備の予算だと思うのですけれども、かなり大幅な会計基準の見直しが行われていると聞いていますので、この内容をちょっと説明していただきたいのですが。
〇委員長(長谷川元夫委員) 水道課長、答弁願います。
〇水道課長(篠ア一美) 水道課長、お答えします。
内容については、私もまだ1年足らずで、前のこともまだ勉強している最中なので、過日、3月の18日に監査委員さんを含めて業者の方に依頼して説明をさせていただきますということになっております。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野廣委員。
〇6番(上野 廣委員) これは、水道事業は大体日本全国比較的しっかりやっているということなのですが、病院等が大変ずさんな経営したりなんかしているので、国際基準に基づいた公営企業の会計基準に改正していこうという流れで、今度キャッシュフロー計算書とか、そういうことも準備しなくてはならなくなるので、多分公認会計士さんだとか、そういう方の指導を仰がないとなかなか難しいと思うので、そこら辺は今進めているところですか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 水道課長。
〇水道課長(篠ア一美) 水道課長、お答えします。
今度、18日に説明していただくことの内容は、平成26年度から新しい会計制度に変わります。新しい会計制度に対応した会計システムの変更と過去のデータの整理、そして消費税が上がることで、それに対応する経費として70万を計上させていただきました。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野廣委員。
〇6番(上野 廣委員) ありがとうございます。
それでは、こういったかなり大幅な会計基準見直しがありますので、しっかりとぜひやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。終わります。
〇委員長(長谷川元夫委員) 次に、上野憲子委員。
〔11番 上野憲子委員登壇〕
〇11番(上野憲子委員) 上野憲子です。2点ほど質問させていただきます。
最初に、27ページです。節の5の委託料の中で、下に口座引き落とし委託料43万1,000円、コンビ二収納委託料45万9,000円とありますが、これはこのことによって利便性があり、また集金の幅が増えるということで、口座引き落とし、コンビ二収納というのがあると思うのですけれども、この金額的な算定なのですけれども、1件幾らということでするのですか、それとも金額はどうなでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 磯崎副課長。
〇水道課副課長兼主席主幹・管理担当(磯崎文子) 管理担当、磯崎と申します。よろしくお願いします。
口座引き落とし委託料ですけれども、1件10円になります。コンビ二収納委託料ですけれども、基本料金が消費税込みで1万500円で、1件について50円の手数料がかかります。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) そうしますと、計上された金額よりもそれなりの利益というか、集金があるということで理解してよろしいでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 磯崎説明員。
〇水道課副課長兼主席主幹・管理担当(磯崎文子) 管理担当、磯崎です。そのとおりです。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) それから、私は役職で水道審議会委員ということで委嘱状をいただいていると思うのですけれども、多分ここ2年間会議はなかったかなというふうに思うのですけれども、どういうときにこの審議会は開かれるのですかという話の中で、水道料金の改定とかあった場合は開くのだと説明があったと思うのですけれども、また25年度審議会委員の報酬が上がっていますが、引き下げとかそういう考えがあるのでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 水道課長。
〇水道課長(篠ア一美) 水道課長、お答えします。
下げるということは今考えてございません。
それから、審議会の開催についてなのですが、私の知っている範囲だと料金改定だとか、そういうことのときに開くというふうに聞いてございましたので、もしこの中で開くような内容に該当するものであれば、ちょっと があったかなというふうなところも考えられます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 当初予算ですので、何があるかわからないので上げていただくことはもうもちろん当然のことですので、そういう少し引き下げをしてくれるような兆候があったのかなと思ったので、質問をさせていただきました。
いつも加入金の問題ばかり言っているのですけれども、今回も2分の1、3条、4条、2分の1、2分の1ということで説明がありましたので、できるだけ利用者に丁寧に説明してください。
〇委員長(長谷川元夫委員) 町長の答弁の前に、先ほどの課長の 、この文言については議事録より削除いたします。
吉田町長、答弁を求めます。
〇町長(吉田 昇) 審議会の報酬につきましては、引き下げばかりでなく、委員さんに研修等もやっていただくということで、1年に1回ぐらい一応研修も予定しておりますので、その費用ということでご理解をいただきたいというふうに思います。
〇委員長(長谷川元夫委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) くどくなりますが、2年ほど開かれておりませんでしたので、今回質問させていただきました。
そういうことで、水道の有収率、本当に優秀な率でやっていただいているのでありがたく思っております。
以上です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 石川委員、ありますか。
石川委員。
〔12番 石川正明委員登壇〕
〇12番(石川正明委員) 12番、石川です。無理に質問しているようで大変恐縮なのですけれども、篠ア水道課長には大変申しわけないのですが、管理担当の磯崎さんのほうに質問をさせていただきたいと思いますけど、よろしくお願いいたします。
これは磯崎さんに質問していいのかどうかわからないのですけれども、今ちょっと無理にということで。実は私これ初めてきょう見たのですけれども、33ページ、委託料で県道深谷東松山線配水管布設工事設計業務委託料330万、それから工事請負費、県道深谷東松山線配水管布設工事450万、これはちょっと工事費が450万で設計料が330万というのは、これはちょっとこれだけだと理解しにくいので、説明をお願いします。
〇委員長(長谷川元夫委員) 水道課長に補足をいただいて、磯崎副課長、答弁を求めます。
暫時休憩します。
休 憩 (午後 3時26分)
再 開 (午後 3時27分)
〇委員長(長谷川元夫委員) 再開します。
それでは、答弁を求めます。
水道課。
〇水道課長(篠ア一美) 水道課長、お答えします。
委託料の設計委託料につきましては、県道の全体的な委託料でございまして、工事はその中の一部分でございます。
〇委員長(長谷川元夫委員) 石川委員。
〇12番(石川正明委員) ありがとうございました。
そうだとは思うのですけれども、ちょっと無理に探したから私の質問もこんなことになってしまったと思うのですが。
磯崎さん、臨時職員というのは2人水道課にはいるのですが、磯崎さんが主とは言わないけれども、相当長く水道行政には精通しているようなのですけれども、臨時職員の方というのはどんなことをやってもらっているのでしょうか。
〇委員長(長谷川元夫委員) 答弁を求めます。水道課。
〇水道課副課長兼主席主幹・管理担当(磯崎文子) 管理担当、磯崎、お答えします。
主に窓口業務、電話の応対、水道料金の消し込み、納入通知書とかそういう封筒を詰めたり、発送したり、あと伝票整理です。
〇委員長(長谷川元夫委員) 石川委員。
〇12番(石川正明委員) どうもありがとうございました。
磯崎さんも田島さんも私同級生で、大変長い期間役場にお勤めいただき、3月で晴れて定年ということで大変おめでとうございます。きょうは無理な質問をして大変失礼いたしました。ありがとうございました。
〇委員長(長谷川元夫委員) ほかに質疑はありませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
〔発言する人なし〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 討論なしと認めます。
これより議案第33号 平成25年度滑川町水道事業会計予算の議定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(長谷川元夫委員) 賛成全員です。
よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。
◎閉会の宣告
〇委員長(長谷川元夫委員) 以上をもちまして当委員会の付託案件は全て終了いたしました。
委員会の審査並びに議事の進行につきまして、委員各位並びに執行部、説明員の皆さんの誠意と熱意あるご発言をいただき、当委員会の目的が達せられましたことに感謝とお礼を申し上げます。
これをもちまして平成25年度滑川町各会計当初予算にかかわる予算審査特別委員会を閉会といたします。大変ありがとうございました。
(午後 3時30分)