平成25年第189回滑川町議会定例会〔決算審査特別委員会〕
平成25年第189回滑川町議会定例会
〔決算審査特別委員会〕
1.日 時 平成25年9月6日(金)
午前 9時00分 開会
午後 4時24分 閉会
2.場 所 滑川町議会議場
3.議 題
(1)委員長互選
(2)副委員長互選
(3)認定第1号 平成24年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定について
(4)認定第2号 平成24年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定につ
いて
出席委員(12名)
1番 井 上 奈 保 子 委員 2番 北 村 徳 章 委員
3番 田 幡 宇 市 委員 6番 上 野 廣 委員
7番 長 谷 川 元 夫 委員 8番 森 田 泰 雄 委員
9番 高 坂 清 二 委員 10番 紫 藤 昌 久 委員
11番 上 野 憲 子 委員 12番 石 川 正 明 委員
13番 大 山 尚 美 委員 14番 北 堀 一 廣 委員
欠席委員(なし)
出席者
滑 川 町 議 会議長 金 井 塚 徳 一
代 表 監 査 委 員 稲 葉 一 正
監 査 委 員 伊 東 康 夫
事務局職員出席者
事 務 局 長 吉 野 正 和
書 記 今 井 茂 子
録 音 武 内 章 泰
説明のため出席した人
町 長 吉 田 昇
副 町 長 柳 克 実
教 育 長 小 澤 正 司
総 務 政 策 課 長 新 井 佳 男
税 務 課 長 上 俊 一 郎
健 康 福 祉 課 長 木 村 幸 一
町 民 保 険 課 長 吉 野 一 男
環 境 課 長 横 田 一 己
産 業 振 興 課長兼 吉 田 利 好
農業委員会事務局長
建 設 課 長 赤 沼 裕
会 計 管 理 者 兼 山 下 進
会 計 課 長
水 道 課 長 篠 ア 一 美
議 会 事 務 局 長 吉 野 正 和
教育委員会事務局長 江 森 不 二 男
代 表 監 査 委 員 稲 葉 一 正
議 選 監 査 委 員 伊 東 康 夫
総 務 政策課副課長 森 田 耕 司
総務政策課副課長兼 堀 口 幸 男
主 席 主 幹 ・
企 画 調 整 担 当
総務政策課副課長兼 笠 原 直
主席主幹・総務担当
総 務 政 策 課 岩 附 利 昭
主 幹 ・ 人 権 ・
自 治 振 興 担 当
総 務 政 策 課 篠 ア 仁 志
主 幹 ・ 財 政担当
総 務 政 策 課 木 村 寿 美 代
主 幹 ・ 総 務担当
総 務 政策課主幹・ 稲 村 茂 之
秘 書 広 報 担 当
総 務 政策課主事・ 武 内 章 泰
総 務 担 当
会 計 課 副 課長兼 柳 沢 雅 代
主 席 主 幹 ・
会 計 用 度 担 当
税務課副課長兼主席 石 川 光 男
主 幹 ・資産税担当
税務課副課長兼主席 赤 沼 正 副
主 幹 ・町民税担当
税 務 課主席主幹・ 小 原 直 美
管 理 担 当
産業振興課副課長兼 吉 田 浩
主 席 主 幹 ・
農 林 商 工 担 当
産 業 振興課主幹・ 木 村 晴 彦
土 地 改 良 担 当
農 業 委員会事務局 権 田 正 司
主 幹 ・ 農 地担当
建 設 課 主 幹 ・ 福 島 吉 朗
都 市 計 画 担 当
建 設 課 主 幹 ・ 會 澤 孝 之
管 理 担 当
建 設 課 主 事 ・ 鯨 井 丈 晴
都 市 計 画 担 当
議 会 事務局主幹・ 今 井 茂 子
庶 務 担 当
健康福祉課主席主幹 市 川 明 浩
・ 福 祉 担 当
健 康 福祉課主任・ 斉 藤 訓 行
福 祉 担 当
健 康 福祉課主任・ 奥 野 忠
福 祉 担 当
健康福祉課主席主幹 小 柳 博 司
・健 康 増 進 担当
健 康 福祉課主幹・ 篠 ア 美 幸
高 齢 者 福 祉担当
健 康 福祉課主事・ 小 久 保 友 貴
福 祉 担 当
教 育 委員会事務局 小 原 由 之
次 長 兼主席主幹・
生 涯 スポーツ担当
教 育 委員会事務局 櫻 井 誠
指 導 主 事 ・
学 校 教 育 担 当
教 育 委員会事務局 澄 川 淳
主幹・教育総務担当
教 育 委員会事務局 木 村 俊 彦
主 席 主 幹 ・
エ コ ミュージアム
セ ン タ ー 担 当
教 育 委員会事務局 武 井 宏 見
主 幹 ・図書館担当
教 育 委員会事務局 紫 藤 晴 美
主 席 主 幹 ・
公 民 館 担 当
教 育 委員会事務局 関 口 正 幸
主幹・生涯学習担当
教 育 委員会事務局 冨 永 茉 莉
主事・生涯学習担当
環 境 課 主 幹 ・ 島 田 昌 徳
生 活 環 境 担 当
環 境 課 主 幹 ・ 服 部 進 也
下 水 道 担 当
環 境 課 主 事 ・ 西 須 弘 明
下 水 道 担 当
町民保険課副課長兼 二 ノ 宮 京 子
主席主幹・町民担当
町 民 保険課主幹・ 宮 島 栄 一
年 金 国 保 担 当
町民保険課副主幹・ 福 島 知 子
年 金 国 保 担 当
町 民 保険課主幹・ 関 静
介 護 保 険 担 当
水 道 課 副 課長兼 大 塚 信 一
主席主幹・管理担当
〇議長(金井塚徳一議員) おはようございます。
一昨日の議会において、議長並びに議会選出の監査委員を除く12名の委員で構成する決算審査特別委員会の設置が決定しました。現在、当委員会には正副委員長がおりません。委員会条例第9条に「委員長及び副委員長がともにいないときは、議長が委員長の互選を行わせる」とあります。そして、「互選に関する職務は、年長の委員が行う」とあります。ただいま出席している委員の中で年長委員は森田泰雄委員であります。森田泰雄委員に臨時委員長をお願いいたします。委員長席にお着きください。よろしくお願いします。
〔臨時委員長 森田泰雄委員委員長席に着席〕
◎開会及び開議の宣告
〇臨時委員長(森田泰雄委員) おはようございます。森田泰雄でございます。
年長のゆえをもちまして暫時臨時委員長を務めさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
ただいま遅刻届が1件出ております。13番大山委員でございます。ただいまの出席委員は11名でございます。定足数に達しておりますので、ただいまから決算審査特別委員会を開会いたします。
(午前 9時00分)
◎委員長互選
〇臨時委員長(森田泰雄委員) これより委員長の互選を行います。
お諮りいたします。委員長の互選は指名推選の方法により行いたいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇臨時委員長(森田泰雄委員) 異議なしの声がありますので、委員長の互選は指名推選により行います。
ご指名をお願いいたします。
高坂委員。
〇9番(高坂清二委員) 北堀委員をお願いいたします。
〇臨時委員長(森田泰雄委員) ただいま北堀一廣委員を委員長にとのご指名がありましたが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇臨時委員長(森田泰雄委員) 異議なしと認めます。
よって、北堀一廣委員が委員長に当選いたしました。
ただいま委員長が決まりましたので、臨時委員長の職を解かせていただきます。
北堀委員長、委員長席にお着きください。
〔臨時委員長 委員長と交代〕
◎副委員長互選
〇委員長(北堀一廣委員) おはようございます。
ただいま委員各位からご推挙を賜り、委員長という重責を担うことになりました。平成24年度の決算審査に当たり、皆さんの絶大なるご支援、ご協力をいただき、特別委員会のスムーズな運営ができますよう努めさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。
これより副委員長の互選を行います。
お諮りします。副委員長の互選は指名推選とし、委員長より指名したいと思います。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 異議なしと認めます。
副委員長に北村徳章委員を指名します。これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 異議なしと認めます。
よって、北村徳章委員が副委員長に当選されました。
北村副委員長、副委員長席にお着き願います。
北村徳章副委員長にご挨拶をお願いします。
〇副委員長(北村徳章委員) ただいま北堀委員長よりご指名を賜り、副委員長に当選した北村でございます。微力でございますが、北堀委員長を補佐し、平成24年度の決算審査に当たり特別委員会のスムーズな運営ができますよう努めさせていただきます。皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
◎会議録署名委員の指名
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、会議録署名委員の指名でございますが、委員長において指名いたします。
6番 上 野 廣 委員
7番 長谷川 元 夫 委員
8番 森 田 泰 雄 委員
以上、3名の方にお願いをいたします。
◎認定第1号の上程、説明、討論、採決
〇委員長(北堀一廣委員) それでは、決算の審査に入らせていただきます。
当委員会に付託された案件は、本定例会において付託された認定第1号 平成24年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定についての件と、認定第2号 平成24年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定についての件の各会計決算8件の審査であります。
審査日程は1日とし、既に一昨日の本会議において会計管理者である山下会計課長から平成24年度滑川町一般会計及び特別会計決算6件の説明を受けた後、篠ア水道課長から平成24年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の説明をいただいております。このため平成24年度滑川町一般会計決算から順次審査を行いたいと思います。
なお、審査に当たっては、各常任委員会の所管ごとに審査を行いたいと思います。
このような進め方でよろしいでしょうか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) では、そのように進めさせていただきます。
それでは、平成24年度滑川町一般会計決算の審査を行います。
最初に、総務経済建設常任委員会の所管の審査を行います。
また、質疑に入る前に、各担当課の説明員の紹介をお願いいたします。
まず最初に、総務政策課長、お願いいたします。
〇総務政策課長(新井佳男) 総務政策課の説明員の紹介を申し上げます。
私、総務政策課長の新井と申します。人数が大変いますので、それぞれ個人にやってもらいますのでよろしくお願いいたします。
〇総務政策課主幹・財政担当(篠ア仁志) 財政担当の篠アです。よろしくお願いします。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・企画調整担当(堀口幸男) 企画調整担当、堀口です。よろしくお願いいたします。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 人権・自治振興担当の岩附です。よろしくお願いします。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・総務担当(笠原 直) 総務担当の笠原です。よろしくお願いいたします。
〇総務政策課主幹・総務担当(木村寿美代) 総務担当の木村です。よろしくお願いいたします。
〇総務政策課主事・総務担当(武内章泰) 総務担当の武内です。よろしくお願いします。
〇総務政策課副課長(森田耕司) 副課長をやっています森田です。よろしくお願いします。
〇総務政策課主幹・秘書広報担当(稲村茂之) 秘書広報担当の稲村です。よろしくお願いいたします。
〇総務政策課長(新井佳男) 以上でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
続いて、会計課長、お願いいたします。
〇会計管理者・会計課長(山下 進) 皆さん、おはようございます。本日参加しております会計課の説明のご紹介をさせていただきます。
私、会計管理者兼会計課長の山下と申します。
それから、私の隣におります会計課の副課長兼主席主幹の柳沢でございます。
〇会計課副課長兼主席主幹・会計用度担当(柳沢雅代) よろしくお願いします。
〇会計課長(山下 進) 以上、2名で説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
続いて、町民保険課長。
〇町民保険課長(吉野一男) おはようございます。町民保険課長の吉野と申します。
本日の決算特別委員会の説明員をご紹介いたします。
町民担当の二ノ宮副課長でございます。
〇町民保険課副課長兼主席主幹・町民担当(二ノ宮京子) よろしくお願いします。
〇町民保険課長(吉野一男) 以上でございます。
よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
続きまして、税務課長。
〇税務課長(上 俊一郎) 税務課長、上でございます。
税務課、本日の説明員を紹介を申し上げます。
副課長兼主席主幹の資産税担当、石川でございます。
〇税務課副課長兼主席主幹・資産税担当(石川光男) よろしくお願いします。
〇税務課長(上 俊一郎) 副課長兼主席主幹の町民税担当、赤沼でございます。
〇税務課副課長兼主席主幹・町民税担当(赤沼正副) よろしくお願いします。
〇税務課長(上 俊一郎) 主席主幹の管理担当、小原でございます。
〇税務課主席主幹・管理担当(小原直美) よろしくお願いします。
〇税務課長(上 俊一郎) 以上、4名でございます。よろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
続きまして、産業振興課、お願いいたします。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田利好) おはようございます。産業振興課説明員のご説明をいたします。
私、産業振興課長の吉田と申します。
左におりますのが、吉田副課長でございます。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・農林商工担当(吉田 浩) よろしくお願いします。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田利好) 農林商工を担当しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
その隣が木村主幹でございます。主に土地改良を担当しておりますので、よろしくお願いします。
〇産業振興課主幹・土地改良担当(木村晴彦) よろしくお願いします。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田利好) それと、一番左が権田主幹です。農業委員会を担当しておりますのでよろしくお願いします。
〇農業委員会事務局主幹・農地担当(権田正司) よろしくお願いします。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田利好) 本日はよろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
続きまして、建設課、お願いいたします。
〇建設課長(赤沼 裕) おはようございます。建設課長の赤沼でございます。
本日の説明員の紹介をいたします。
私の隣が都市計画担当の福島主幹でございます。
〇建設課主幹・都市計画担当(福島吉朗) よろしくお願いします。
〇建設課長(赤沼 裕) その隣が管理担当の會澤主幹でございます。
〇建設課主幹・管理担当(會澤孝之) よろしくお願いします。
〇建設課長(赤沼 裕) その隣が都市計画担当の鯨井主事でございます。
〇建設課主事・都市計画担当(鯨井丈晴) よろしくお願いします。
〇建設課長(赤沼 裕) 以上4名で本日の対応をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
続きまして議会事務局、お願いいたします。
〇議会事務局長(吉野正和) 議会事務局の説明員を紹介させていただきます。
まず私、事務局長の吉野でございます。よろしくお願いいたします。
続きまして、議会事務局の今井主幹でございます。
〇議会事務局主幹・庶務担当(今井茂子) よろしくお願いします。
〇議会事務局長(吉野正和) 2人で説明をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
それでは、質疑に入ります。質疑は委員ごとに1回とし、一問一答、なお40分間とします。また、質問と回答については、質問者は質問席で行い、回答者は自席でお願いいたします。
それから、委員長権限で、質問者、答弁者は着座のまま質問、答弁を行って結構です。
なお、町長、副町長、教育長に答弁を求める場合は、みずから指名をお願いいたします。
早速質疑に入らせていただきます。
質疑ございませんか。
井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) おはようございます。1番、井上です。
これより何点か質問させていただきますのでよろしくお願い申し上げます。
それでは、最初に行政報告書の30ページのところで、滑川町地域防災計画を作成したということで、そこに作成した費用が出ております。この目的は、町民の命を守ったり、財産を守ったり、美しい郷土を守ると、そういうことで策定したということで、この内容につきましては、以前あったものを東日本大震災の教訓を受けての見直しということで、今回新たにまた内容を精査し作成というお話で、これがダイジェスト版ですけれども、全戸配布されました。これは25年度に行われたわけでございますけれども、その策定の内容等につきましては、23年、24年のときにもう既にその内容はやっておるわけでございますので、その中身について質問をさせていただきます。
まず、災害時における家庭、それから避難所等への備蓄について伺いたいと思いますが、国の、自治体の平均を見ますと、その備蓄量というのが、埼玉県のところを見ますと、およそこの避難者の総定数ですけれども67万人ということで、食料が2.63日、それから水が0.13ということで、合計のこの読売新聞で調べた各自治体のトータルしたもの、全部ではないのだそうですが、ピックアップしたものを調べたところ、避難の食料が大体自治体平均で0.77日分だったのだそうですね、備蓄が。ということで、大変少ないというデータが載っておりました。政府のつくった特別委員会からの報告ですと、水とか食料品は、およそ1週間分ぐらいは備蓄しておく、確保しておくようにという、そういう呼びかけが出ております。
そういうことで、先日来も地震がありましたし、大雨の想定外の雨量も、降雨量もそのようなこともありましたし、それこそ最近いつでも災害が起きるということはもう想定しておかなくてはいけないときでございます。まして、また8日には、防災の訓練が行われるわけでございます。そういうことで時期的にも私、今ここは質問しておいていいかなというふうに思いました。
この行政報告書にありましたのは、町の対応としては、主食品が備蓄としてアルファー化米、乾パン、おかゆ、クラッカー等、それから乳児食として粉ミルクとか離乳食、それからその他として保存水という、そういうのが載っておりますが、これが県の平均、あるいは国の平均等と比べまして、町のこの想定は何人を何日ぐらいやっているのか、また主食品とかそういうものがどのぐらいの量が現在、24年度までに備蓄されているか、それをまず質問いたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 総務政策課人権・自治振興担当の岩附がお答えいたします。
防災関係の備蓄につきましては、今町の防災倉庫に保存をさせていただいております。先ほど井上委員からお話があったとおり、なかなか備蓄のほうは、もしもの災害の際には全ての方に行き渡るような量はまだ確保はできておりません。防災計画でうたっているのは、先ほどお話があったとおり県の2.63人、目標が3日分の食料の確保でございます。どうしても備蓄となりますと場所または保存期間が限られておりますので、なかなか難しいところではございますが、今のところ町では業務継続計画、職員分の食料と、また避難した方の食料等含めて、今のところ1日分が確保できるかどうかの量でございます。
それと、滑川町につきましては、県の防災基地が中央防災基地、川島町にある防災基地が範囲になってございます。そちらに備蓄が確保されておりますので、何かあったときには中央防災基地に依頼を出して備蓄品をそろえるということになってございます。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) ただいま町の対応についてお答えいただきました。
3日分というのは、今職員分と避難者で1日分あるかどうかというそういうお答えでしたけれども、避難者といっても大きな災害になりますと災害の人数は随分ふえると思いますけれども。そうしますと、およそ滑川町で避難者を何人ぐらい想定していますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 防災担当。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 申しわけございません。ちょっと今、防災計画のほうの詳しい数字がわかりませんので、申しわけございませんが、お答えできません、済みません。
〇1番(井上奈保子委員) はい、ありがとうございます。
それから、そこに保存水というのがありますけれども、その保存水については、滑川町もほかにももう既にそれが実施されているようでございますけれども、災害時の応援指定ということで災害対応型の自販機がいろんなところでもう既に設置されており、災害が起こったときに各メーカー、自販機を置いてあるメーカーの会社からの遠隔操作や、あるいはその施設の管理者からの施錠、開錠ですね、鍵をあけるその操作等で在庫されている飲料水が無料で町民に提供されるという、そういうシステムがあるということでございますけれども、大変これはいいことで、たしか昨年度もコカ・コーラボトリングの会社ですか、そことの提携があるというようなお話を聞きまして、水は大丈夫だという、そんなような話を聞いた記憶がありますけれども、今自販機ですね、いざというときの水は、もちろんいろいろな流通機構を利用して運ぶのもできると思いますけれども、すぐに水が必要になったときには、この自販機の無料化は、災害対応型自販機はとてもためになる、すぐすぐ利用できるものだと思いますけれども、現在、滑川町でこれが何台ぐらいで、どこにあるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 防災担当。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 総務政策課人権・自治振興担当がお答えいたします。
災害型の自販機につきましては、町でいろんな施設に置いてあるものがございますけれども、まず役場に1台、それと総合体育館に1台、それとコミュニティーセンターに1台が今のところ把握しているところでございます。ほかのところは、一般のところは申しわけございませんが、把握はしておりません。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) そうしますと、3台ということですね。
そうしますと、何かが起こったときにすぐにこれを利用するというのは、どなたがこれは操作をするのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 総務政策課人権・自治振興担当の岩附がお答えいたします。
役場のコカ・コーラにつきましては、遠隔操作で解除することができます。そちらにつきましては、総務政策課において解除して使えるようにいたします。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) そうしますと、体育館とコミュニティーセンターはどなたなのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 役場の庁内にあるものは、パソコンから遠隔操作で飛ばすのですけれども、体育館とコミセンについてはちょっと、申しわけございませんが、把握しておりません。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) ありがとうございます。
それでは、後ほどまたそれはお願いしたいと思います。
次に、備蓄のことですけれども、せっかく町民にダイジェスト版の防災計画を配布しました。それは配布しただけで、それを何の利用もなくして終わるということは、大変財政というか、お金も出ますし、もったいないことだと思います。これを何とか利用して人の命が守れるような、そのようなものに利用されたらいいかなというふうに思いますので、一般住民にこのダイジェスト版等を利用しての、あるいはほかの広報とかそういうことを利用してのこの備蓄ですね、それを呼びかけているかと思いますけれども、今まででどのような方法でこれを敷衍というか広げていっているのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課、総務政策課長。
〇総務政策課長(新井佳男) 備蓄の関係につきましては、総務政策課長のほうから一言答弁のほうをさせていただきたいと思います。
町のほうで防災備蓄倉庫ということで備蓄してある部分については、大きな災害というか、そんなに想定が大規模な避難者のための備蓄ということではなくて、スポット的に起きたような災害のときに対応できればいいかなという形で、備蓄のほうは進めてきております。
水なんかにつきましては、今例えばコーラとか自販機の契約もやっておりますけれども、今回も伊藤園というところが災害支援協定をやろうということで、今回の防災訓練でもその自動販売機から飲料水の、狭山茶なのですけれども、その狭山茶の取り出し体験をしようということで、今回も計画しておりますけれども、水につきましては水道タンクが3カ所、3本立っています。それが大規模な地震が起きた場合は、自動遮断弁というのがありまして、例えば本管に大きな亀裂が出た場合は、そこから全部水が流れてしまうわけですけれども、自動遮断弁によりまして、タンクの中の水だけは確保しようということになっておりますので、そこから給水車に積み込んで皆さんに飲み水をお分けできるということで対応できますので、相当の期間はその水で使えるのかなというふうに考えております。
それと、食料につきましては、各農家の倉庫に備蓄が大分ありますので、お米ですね、そういったものを分けてもらうような形で、長期の災害対応には農家のお米を分けてもらいながら、それらを炊き出し訓練、炊き出ししながら、何とか乗り切っていければいいかなというふうに考えております。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) ありがとうございました。
今総務課長さんのほうからそのようなご説明がありましたけれども、それはお米をあるのを利用させてもらえばいいかなという、そういうようなお考えですけれども、それはあくまでも役場の、こちらの執行部というか行政側のほうのお考えだと思いますし、一般住民はそのことを知らないと思うのですよ。ですから、やっぱり住民に対して、ある程度こういうことだよということを町のほうからは知らせておく必要があると思うのですよ。大きな事件というか、ことを発生しないだろうというそれはあくまでも想定でございますので、それ以上のものも起こるかもしれません。
そのようなことで、一般住民だっていつ何があるかわからない。安心しているわけではないと思います。ということで、いろんな方面から言われているのは一般住民であっても、水だとか、水も1人1日3リットルということで1週間分、それから食料も1週間分ということで、それが備蓄の基本だということをいろんな人も述べておりますので、ぜひそのあたりも町のほうで今後、住民にも備蓄の必要さを広げていってほしいと思います。ありがとうございます。
次に、よろしいですか。
〇委員長(北堀一廣委員) はい、井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) この行政報告書にアレルギー対応食品の供給体制の整備を行うほか、町がアレルギー食品注意カードを避難所等で配布できるように支援するとありますけれども、この内容についてお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員、今の健康福祉課はまだこの後になるのですけれども。
〇1番(井上奈保子委員) これアレルギーは、いやいや、これは多分こっちの総務のほうにあったと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務のほうですか。
済みません、ページのほうちょっと教えてもらえます。
〇1番(井上奈保子委員) ページをちょっと書き抜いておかなかったのですけれども。
〔「総務がわかれば総務に聞いてもいい」と言う人あり〕
〇1番(井上奈保子委員) 総務のほうに、多分総務ね、これは。総務の分野だと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課、説明をお願いします。
〔「総務でわからなければ総務じゃない」と言う人あり〕
〇1番(井上奈保子委員) でも、避難所のあれというのは、ある程度総務のほうが把握するのではないかと思いますけれども。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務担当。
〇1番(井上奈保子委員) では、いいです、いいです。また、これ後でお願いいたします。
〔「委員長、もう少しきちんとやんなさいよ、きちんと」と言う人
あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) では、次に移らせていただきますが、やはり報告書の34ページの松寿荘の跡地緑化事業について358万9,950円出ておりますが、ここのところは芝生を張ったという、そういう説明がありますけれども、この芝生を張ったことによって、ここのところはどのように利用を行うのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課、担当。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・企画調整担当(堀口幸男) 総務政策課企画調整担当、堀口から説明いたします。
松寿荘の跡地につきましては、子どもたちの遊べる空間を確保するということを第一に、また谷津の里に遊びに来た人たちの憩いの場ということで、雑草の生い茂ったままではまずいということで、芝生化を昨年1,227平米図りました。危険防止のために、跡地に浄化槽等ありまして、そこのネットフェンスをしたのが今回のでございます。種子吹きつけ工ということで芝生を張ったわけなのですが、現状ではちょっと草が生えておりますので、この辺につきましては改善を行うということで業者のほうに芝の張りかえ等を要請してございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) ここで358万、およそ360万、ここで芝生の張りかえで載っているということは、それだけお金を使っているわけですから、せっかくこの緑化をして何の利用もないということは、大変もったいないと思いますので、張って、何かこうそれによって利用し、何かの効果があったというそういうことを、ぜひそういうことを私たちは報告を聞きたいと思いますので、今後ぜひこれについてはよろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課、担当。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・企画調整担当(堀口幸男) 総務政策課企画調整担当、堀口から申し上げます。
ここは谷津の里ということで、来る方とかいろいろふえておりますので、そういった方たちの憩いの場ということで検討しておりますし、また産業振興課のほうでも、ここのところの利用を今後考えるということでございますので、そういった点を含めて結果を後で報告していきたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) そういうことで、谷津の里の管理ということですけれども、ぜひ有効利用をしていただきたいと思います。
それから、もう一つ、やっぱり報告書の43ページの納税についてですけれども、納税でスムーズに徴収できるということが一番いいわけでございますが、それも100%になればいいと思うのですけれども、なかなかそれになるというのは難しいことで、そのためには町職員の方が臨宅徴収、電話催告とかいろんな方法を用いて収納に努力なさっておられることで、本当に大変なことだなというふうに私も感心しておるところでございますが、最近は、平成22年度から、一つコンビニエンスストアで納入できるという方法になったということでこの表にもあります。口座振替と、それからコンビニエンスストアの納付ということで、とても便利になったということで徴収率が上がっているようでございますが、この表の振替と、それからコンビニエンス利用の2つの表を見て、例えば口座振替分の口座の振替率なのですけれども、これはパーセンテージはこれでよろしいのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課、担当。
〇税務課長(上 俊一郎) 税務課長、井上委員の質問にご答弁申し上げます。
これにつきましては、このとおりで間違いございません。上が口座振替の件数別、23年と24年の比較、下の方がコンビニの単位が期別になっております。間違いございません。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) そうしますと、両方のこの納付のパーセンテージ見ますと、例えば固定資産なんかは随分コンビニのほうでするのが少ないし、口座振替でしたほうが多いというようなそういうものがありますけれども、税務課としてこの2通りの納付方法とか、あるいは臨宅徴収とか、そういうのを状況をあわせて、どのようなことが見受けられますでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課、担当。
〇税務課長(上 俊一郎) 税務課長、答弁申し上げます。
この(2)の口座振替の表からですと、平成24年度当初課税の中段、右側ですか、口座振替率というのがございます。この中で言えますのは、合計欄が口座振替が100%のうちの28.5%、ですから、この残りは口座を使っていないというふうに捉えていただきまして、この表で言えますことは、固定資産税が36.9%、100%のうち3分の1以上固定資産税は口座振替を利用されている方が多い。逆にその下へ行きまして、軽自動車税につきましては、口座振替率が19.8%、20%を割っておりますので、10人のうち2人ぐらいの方が口座振替を利用している。それ以外は利用していないという税目別の振替率、口座を使った利用率というのですか、振替率でございます。
下につきましては、コンビニエンスストアの平成24年と23年度の比較でございますが、ここでは逆に上から3行目、軽自動車税、軽自動車税が33%とありますので、上の口座振替とは逆に3人に1人の方が軽自動車税はコンビニを利用しているというふうに捉えていただきまして、合計ではコンビニは21.5%、右端へ行きまして、平成23年度のコンビニ利用率は合計が18.8%ですから、18.8%から平成24年は21.5%と、全体的には利用状況がコンビニとして上がってきていると、このように捉えていただければと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) 私もそう思います。やっぱりコンビニエンスストアで払えるという、そういう利便性があるということは、本当に町民にとってもいい方法なので、ぜひこれからも大いにこういうのを住民に広げて、この税金の徴収をいい率に引き上げていただきたいなというふうに思っております。
それでは、私の質問は以上で終わります。どうもありがとうございました。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかにございませんか。
上野廣委員。
〇6番(上野 廣委員) 6番、上野廣です。幾つか質問させていただきます。
まず最初に、ページ10の町税について伺います。町税が今回0.9%増の決算ができたのは、固定資産評価がえで固定資産税がかなり落ち込むということは予想されていましたので、それを何がカバーしたのかということになりますと、町民個人税の増と法人税、特に法人税が16%の増と、大幅に増加したことによるものというふうに思います。大変町税については、いい決算になったのではないかなと思います。
この法人税の大幅な増加について、ちょっとお聞きしたいと思います。この大幅な増加は、予測としては、ボッシュとか日立オートモーティブシステムステアリング(株)とか、大塚ポリテックのような自動車関連の会社が、政権交代によって大幅な金融緩和によって円安になって、工業成績、数カ月ですけれども、それでこのような法人税の大幅なアップになったというような解釈でよろしいのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課、担当。
〇税務課長(上 俊一郎) 赤沼副課長がお答え申し上げます。
〇税務課副課長兼主席主幹・町民税担当(赤沼正副) 税務課町民税担当、赤沼のほうから申し上げます。
先ほど上野委員さんのお話しされた内容のとおり、大型の企業の法人税が上がったということでございます。具体的に申しますと、日立オートモティブシステムズステアリング、車のステアリング関係の工場でございますけれども、ユニシアジェーケーシーと前は言ってたかと思うのですけれども、そこのところで法人税が約5,000万上がっております。それから、東武鉄道が業績回復をいたしまして、あるいは不動産の売却かちょっと内容はわかりませんけれども、約3,000万円、法人税が前年度に比べて上がっております。
今お話に出たボッシュは、逆に今回法人税が2,000万円下がっております。それから、滑川にできましたワタミの関係につきましては、24年度から法人税が入っております。ワタミは300万円ぐらいなのですけれども。そういったことが要因で今回法人税が大幅に上がっております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野廣委員。
〇6番(上野 廣委員) ありがとうございます。
そうすると、日立オートモティブシステムステアリングがかなり大幅であって、ボッシュはむしろ少ないと。それで、東武とかワタミとか、そういった自動車以外の会社の業績も非常にいい方向にあるということです。そういう解釈でいいわけですね。
そういうことであると、非常に滑川町としては大変バランスのとれた企業群があって、それぞれがうまく法人税を維持しているというふうに解釈できます。
ボッシュがちょっと悪いということなのですが、ボッシュはやはりグローバル企業でございますので、利潤至上主義のところがございます。ドイツの会社ですから、いろいろと地域へ貢献するとかいろいろな配慮をしている会社なのですけれども、私が聞いた情報によりますと、来年ぐらいから500人規模の早期退職をしていくのではないかというふうなことを言われています。ただ、滑川町については、これはどういうことで減らすかというと、例えば太田工場とか群馬県にある工場を縮小あるいは閉鎖と、そういうふうな動きがあるように聞いております。それを滑川町の武蔵工場に減らした分の機能を持ってくるような話も聞いております。こういった企業の情報については、滑川町はどのような形で企業の動き等を把握しているのかお聞きしたいと思います。それは総務ではないかなと思うのですけれども。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務ですか。
産振でしょうね。
〇6番(上野 廣委員) 産業振興課ですね。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課、担当お願いします。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・農林商工担当(吉田 浩) 産業振興課農林商工担当、吉田のほうからお答えさせていただきます。
ただいま上野委員さんからお話というかご質問をいただいた企業に関する情報なのですけれども、なかなかそういった情報というのは、マスコミを通じてとか、テレビとか新聞、そういったものを通じてでの情報収集以外、なかなか今できていない状態でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野廣委員。
〇6番(上野 廣委員) 私は、これは個人的に太田工場に行っている人から聞いている、働いている人から聞いたので、インフォーマルな情報でございますけれども。
こういった企業との、これからは産、官、学の協力というかがコラボレーションして、いい方向に持っていくという動きになってくると思います。ボッシュについては、多分今900人ぐらいですけれども、いずれは千五、六百人に持っていくような計画だと思います。それは、太田とかそういったところから移ってくるということで。ボッシュは、やっぱり環境にも非常に配慮しておりますし、地域との協力をやっておりますので、ぜひいろんな形での協力、産、官、学ですね、立正大学だとかそういうようないろんな大学の協力も得ながらやっていっていただければと思います。これは要望でございます。
あとは、法人関係なのですけれども、行政報告書の中のP92に、産業振興課の中に書いてあるのですけれども、企業進出についての相談ですね。滑川町にいろいろと企業を誘致する場所は幾つか用意してあるのですけれども、その相談は幾つかあるものの希望に沿うような場所はなかなか見つからなかったと。どのような土地がいいのかということなのですが、どういう企業が来て、どういうような問題があって来れなくなったのかということをお聞きしたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課、担当。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・農林商工担当(吉田 浩) 産業振興課農林商工担当、吉田のほうからお答えさせていただきます。
ただいまご質問のございました企業からの進出に関する問い合わせなのですけれども、企業さんからすると、できればすぐに着工して工場を建て始めたい、あるいはなるべく投資を少なくして工場を建てたいというようなご希望がございまして、今町内で企業さんが問い合わせがあったときにご紹介できる土地というのが、山田それから和泉、それと上福田、そして東武のサッカーグラウンドなのですけれども、一番スピードが上がるのが東武のサッカーグラウンドかなということでご紹介もするのですけれども、地権者が東武さんということ、そして立地条件、そういったもろもろのことを加味しますと、土地に対する値段というのがかなり双方でのギャップがございまして、なかなかまとまっておりません。
そして、今問い合わせがございましたというような形の企業さんなのですけれども、最近その窓口のほうでご相談を受けさせていただいた企業さんが、旧川本町にございました風月堂さん、それとちょっと名前を忘れたのですけれども、運送系の会社さんが窓口に来られまして、ご相談受けて、一番スピードの上がるということで東武鉄道さんの土地、そして東武鉄道さんの担当者のお名前と電話番号をお教えして、そちらのほうでまず用地のお話をしてくださいということでご紹介しましたけれども、今の時点でなかなかまとまっていないのが現状でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野廣委員。
〇6番(上野 廣委員) ありがとうございます。
確かに東武グラウンドは非常に、多分高いのではないかなと思うのですけれども、北部のほうで非常にいい土地をこれからもいろんな形でできてくればいいかなと思います。それで、両表の土地改良でそういう産業に使えるような土地が出てくるというのは、将来的にはあると考えていいのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課、担当。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田利好) 産業振興課長がお答えいたします。
両表地区につきましては、ことしから測量のほうを始めております。その中で3割の減歩で、要は工業団地を生み出すという形、将来は生み出すという形なのですけれども、とりあえずは農村公園的なもので町のほうで確保しておきまして、その後もし工場のほうが増設とか新規で来た場合には、その用地を使用させていただきますということになっております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野廣委員。
〇6番(上野 廣委員) ありがとうございます。
法人税は非常に滑川町にとって長期的に大事でございますので、粘り強くやっていったらいいかなと思いますので、よろしくお願いします。
次に、個人町民税の8.6%増なのですけれども、行政報告書のP40を見ると、人口増だけではなくて分離課税が結構あったということと、給料はまだ上がっては来ていないと。そういう意味では、まだ景気が町民の給料レベルまでまだまだ来ていないと。
それで、分離課税に関しては、これは土地売買が消費税が上がるとかそういうようなことで、非常に滑川町は去年から、24年度からそういう動き、大きく動いているということ、そういう解釈でいいのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当。
〇税務課長(上 俊一郎) 税務課長。担当の赤沼副課長のほうでお答え申し上げます。
〇税務課副課長兼主席主幹・町民税担当(赤沼正副) 税務課町民税担当赤沼からお答えをいたします。
分離課税につきましては、一つは退職も分離課税になりますので、特に退職したときの退職金もありますので、それも若干伸びております。
それから、今お話にありました土地の関係の長期譲渡所得、それから今回は株式の関係が、24年に手放した方が、23年ですか、何か多かったようなので、株式とかそういったものの分離が伸びております。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野廣委員。
〇6番(上野 廣委員) ありがとうございます。
個人町民税は当然のことながら人口ですね、労働生産人口がもちろんきいてきているわけでございますけれども、今後の滑川町の労働生産人口の推移ということなのですけれども、ことし3月28日に埼玉新聞に大々的に載っていたのですけれども、埼玉県の人口2040年の未来予測というのが出てきて、皆さんも読んだと思いますけれども、これは不動産鑑定士なんかも入っていろいろやったらしいのですけれども、労働生産人口の推移をベースに推定されたようです。
滑川町は2040年の人口が1万9,943人という予測で、もちろん比企郡でも、埼玉県でこの人口増は115.1%、15.1%の増なのですけれども、埼玉県でトップですし、全国的にも8番目の増加率のようです。そういった意味で、滑川町の人口はいずれは伸びていくと。当然これは私たちも予想しているわけなのですが、特に森林公園駅周辺の開発が進みますと、一層進みますと、人口はもっと多くなるように感じています。
今の1万9,943人という2040年の予測なのですけれども、総務課長というか、滑川町の長期計画の中で考えますと少し少ないような感じがしますが、その点、お伺いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課、担当。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・企画調整担当(堀口幸男) 総務政策課企画調整担当の堀口のほうから説明いたします。
将来人口予測でございますが、これにつきましては方法がございまして、高位のものと中位のものと低位のもの、また違った方法ということで、1万9,000につきましては一番低い算定をしてございまして、高位の算定で行きますと2万4,000ぐらいになります。
しかし、先ほど上野委員さんが申しましたように、森林公園の北側の開発がなければそれほどの人口増はこれからは望めないということで、一番低い方法としては1万9,000前後だろうということでございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野廣委員。
〇6番(上野 廣委員) ありがとうございました。
そういう意味では、森林公園の北側の開発が非常に大事だということで、とにかく人口は非常に大事だということだと思います。
それでは次に、P90というか、自然災害に関してのことなのですけれども、ちょっと地震とか竜巻とか最近非常に想定外なのですけれども、想定外の竜巻等が埼玉県なんかでも起こっておりますけれども、3.11のときも感じたのですけれども、電気は停電すると非常に交通安全というか、信号がつかなくなるというのが大変、安全安心について非常に大きな問題になってくるというような感じがあの時したのですけれども。
埼玉県が「安心・成長・自立自尊の埼玉へ」という知事の方針が出て、2012年から2016年の埼玉県の5カ年計画を県内10の地域ごとに現状の課題を踏まえ、特性や資源を生かした地域づくりの方向性を実施する主な取り組みを示しているのですけれども、滑川町は県央道の周辺地域という中にあって、川越比企地域に入っております。その中で主要交差点における発電装置付信号機の設置推進が基地災害に備えるための項目に入っております。これは2012年からのことなので、現在滑川町でどういうような形で進んでいるかわからないのですけれども、特に竜巻が起こると電柱が倒れて、なかなか復旧に時間がかかっているわけですけれども、こういう場合でもその信号は、停電しても信号だけは動いているというようなことが大変重要だと思います。
この件については、現在、滑川町の交通安全施設設置工事の内容がP90にあるのですけれども、これは県の仕事だから滑川町では今のところこういう動き、県との関係についてちょっとお聞きしたいのです。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課、担当。
〇総務政策課長(新井佳男) 総務政策課長のほうから答弁させていただきます。
信号機の管理は、町では一切いじくれないという状況になっております。設置等については、公安委員会のもとで設置されて維持管理されておりますので、ちょっとその発電機つきの信号機の設置が町内にあるかどうかというのも把握はしておりません。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野廣委員。
〇6番(上野 廣委員) ありがとうございました。ただ、これは主要交差点における発電装置付信号機の設置推進が県の方針でもあるわけなので、ではこの川越比企地域のどことどことどこにこれを設置するようにするかというのは、その地域の、例えば滑川町ではここのところ、例えば羽尾南の交差点にこれだけはとか、あそこだけはとか、県道の交差点だとかいろいろあるではないですか、そういうところをぜひ私は要望していっていただきたいなというふうに思います。これは要望で、ちょっと調べて要望していただければと思います。
以上で、私の質問を終わります。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田泰雄委員。
〇8番(森田泰雄委員) 森田泰雄でございます。行政報告書に基づいて、ちょっと質問させていただきます。
まず、29ページ、消防組合負担金の件でございますが、常備消防負担金と非常備消防負担金について、対前年比から比較しますと大幅にアップしておりますけれども、その理由についてお聞きしたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課、担当。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 総務政策課の人権・自治振興担当、岩附がお答えいたします。
最初に常備消防のほうなのですけれども、比企広域消防本部全体の負担金がふえたのが、小川町に設置されました小川の消防署の庁舎建設費の関係が一番大きいかと思います。それと非常備消防につきましては、24年度から消防関係のデジタル化の推進が始まっておりまして、設計量等が24年度にたしか盛り込まれていたと思います。現在、25年度デジタル化、それとあとはしご車の購入が一番大きいかと思います。
非常備のほうは、1分団1部の消防車の購入のほうのお金ということになろうかと思います。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 小川の消防署の建てかえということだと思うのですけれども、これから滑川町も建てかえが開始になる予定でございますけれども、そうなった場合やはり比企広域に分散して、その費用は収支されて負担が加算されるということですか。
それと、はしご車を常備したということですけれども、これは非常時のほうですか、常時のほうですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課、担当。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 総務政策課人権・自治振興担当の岩附がお答えいたします。
先ほどのを訂正させていただきます。はしご車につきましては、25年度に購入が見込まれてございます。常備消防の部分です。大変失礼いたしました。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 負担、負担。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 総務政策課の人権・自治振興担当、岩附がお答えいたします。
滑川町に建設が予定されております滑川分署は、26年、27年度の予定で建設予定なのですけれども、そちらの費用につきましても比企広域消防本部全体で費用負担ということになろうかと思います。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 了解しました。
次に、その下のウ、災害対策ということでございますけれども、集中豪雨による災害対応で道路冠水が5月3日にあったということですけれども、これはどこでどのような状況になったのか。
それと、その下の台風4号、台風17号のそれぞれの被害についてお聞きしたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課、担当。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 総務政策課人権・自治振興担当、岩附がお答えいたします。
5月3日の道路冠水につきましては、滑川中学校前交差点からときがわ熊谷線を中尾方面に向かったところの橋があるのですけれども、スズキ自動車の脇の橋があるのですけれども、その手前のところが、ちょうど土地が下がっているところなのですが、そちらのほうが冠水してしまいました。
それと、台風4号のほう……
〇8番(森田泰雄委員) いやいや、土砂流出。5月3日の土砂流出。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 土砂流出につきましては、滑川町福田地内、小久保建材のこちらから熊谷に向かうほうなのですけれども、それの左側の玉石の部分があったのですけれども、その部分が崩れたところでございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 4号と17号について聞いているのですけれども、お願いします。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 台風4号につきましては、道路冠水につきましては、ベイシアのところがあるのですけれども、そこがちょうどベイシアの脇の東松山に向かう道のところが道路冠水、大分水がたまりました。
それと、倒木につきましては、箇所的には都地区の、都地内で起こったのですけれども、なかなかちょっと説明しづらいのですが、申しわけございません。
それと、台風17号につきましては、こちらはあそこの電車庫の脇のところを、道路のほうをちょうどふさいでしまった倒木が1件ございました。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) ありがとうございました。
いずれにしましても、倒木については別としまして、道路冠水と土砂流出についての今後、発生した場所の今後の対応についてはどのようになっておりますか。冠水が防止できるような対策はとれておりますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課、担当。
〇建設課長(赤沼 裕) 建設課長、森田委員さんのご質問に答弁いたします。
まず、最初の5月3日の箇所につきましては、県道のときがわ熊谷線の箇所でございます。こちらにつきましては県のほうの対応になろうかと思います。
続きまして、台風4号で、あともう一つ、土砂流出ということで円正寺地内の土砂流出がございましたが、こちらにつきましては、その後、災害対策工事としまして石積みのほうを行って対処しております。
そのほかの道路冠水ということでございますが、流末の排水的なものもございますので、今後その冠水した箇所の下流等につきましての調査を行いまして、原因等を究明した上で対処をしてまいりたいと考えております。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) ベイシアは、町の管理ではないと思うのですけれども、温泉のところがよく水があふれて車が沈没していますけれども、その対応は町としてはどう考えておりますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課、担当。
〇建設課長(赤沼 裕) 建設課長、ご答弁申し上げます。
以前、花和楽の湯のところの調整池が、かなり大雨が降りますとたびたび浸水して、駐車場のほうまで冠水をしておりました。そういったことから、町といたしましては、246号線という道路が羽尾神社の前を通っておりますが、そちらからの道路排水等が花和楽の湯のほうに流出しないように対策をとっております。
そのほか、よく周りをちょっと調査をしてみました。その結果、花和楽の湯の南側ですね、南側に水路がございます。その水路に休耕の田んぼがあったのですけれども、そこに2カ所、機械を搬入する耕作上の取りつけがありました。そこの水路の断面が小さくて、そこら辺に水が、大雨の場合、排水の能力がかなり低くなっておりまして、そこの場所を耕作者の方にお話しをしまして、入り口の水路の部分につきまして断面を大きくしまして、流れやすいようにいたしました。その結果、駐車場のほうまで冠水することは、それ以後起こっていないのが現状でございます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) わかりました。
次に、34ページ。集会所耐震診断結果について、福田、両表集会所と山田下集会所の補強の必要があるという診断を受けておるようでございますけれども、この辺の対応はどのようになっておりますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課、担当。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・企画調整担当(堀口幸男) 総務政策課企画調整担当、堀口のほうから申し上げます。
福田両表の集会所におきましては、平成25年度の対応で補強工事のほうを完了してございます。山田の集会所につきましては、補強か建てかえかということで地域との話し合いを設けたわけでございますが、議論も地域でやってございますが、現在のところではどうしようという方法のほうは出ておりませんので、予算のほうもつけてございません。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) ちょっと聞こえなかったのですけれども、補強か建てかえかということで、どちらに決まったのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課、担当。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・企画調整担当(堀口幸男) もう一度申し上げます。
補強工事または建てかえ等の両方の議論を地域の中と町とで行いました。しかしながら、地域の要望として上げていくということで、町との合意もできておりまして、それにつきましては地域でどちらにするかを決めてからということで、現状ではどちらにするかは決まっておりません。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 了解しました。
できるだけ早く結論を出していただいて、いつ災害が発生してそこを利用するかわかりませんので、早く結論を出していただけたらと思います。
その下の松寿荘の研修等の耐震結果においては異常なしということでございますけれども、この建物を以前社会福祉協議会がコミセンを間借りしておるということで、他の市町村を見ますとほとんどが独立した形になっておるので、ここを使ってはどうでしょうかという提案をいたしましたけれども、その提案に対して返事がなかったのですけれども、どのような形を今後とるのか教えていただきたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課、担当。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・企画調整担当(堀口幸男) 総務政策課企画調整担当、堀口から申し上げます。
まず、その後のことということでございますが、松寿荘につきましては、子どもの遊べる場所を確保していこうということで、議会等の答弁を当時総務政策課長から申し上げていると思います。
その中で、研修棟につきまして、今トイレとかそういったものが取り外しをされておりまして、利用できる状況ではございません。3.11の地震を受けまして、研修棟は大丈夫かどうかということの確認ということで、耐震診断のほうを実施した状況でございます。
その中で、昭和62年に研修棟ができておりまして、耐震の補強工事の必要はなしということでございます。ただほかに用途を変えて使うということになりますと、非常に修繕料等非常に莫大になってきます。ということで、現状の建物の中で利用するということでございまして、その後、森田委員さんが申しました用途にするかどうかについては、町のほうとしては、一応子どもが遊べる施設を検討するということでございます。
ただ、その後、また周辺の状況等も変わってございますので、また町の中で協議を進めまして、どのように使うかを検討すべきときに来ているかなというふうに思っております。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) そうしますと、継続して何かの用途に使うか解体するかということについては、まだ決まっていないということですね。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課、担当。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・企画調整担当(堀口幸男) 総務政策課企画調整担当、堀口から申し上げます。
解体につきましては、今のところは考えてございません。ほかの用途で使えるように今後トイレ等の改修等をやる中で検討していきたいということでございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) それでは、次の40ページの税務についてでございますが、税務課としても大変ご努力していただいておることに感謝申し上げますけれども、ちょっとお聞きしたいのですが、下のほうの(2)の法人町民税についての法人区分というのがございますが、法人区分で1号法人というのが1,000万以下、50人以下が217社ということで一番多くなっておりますけれども、資本金が1,000万以下の部類というのは、どの程度が一番多いですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課、担当。
〇税務課副課長兼主席主幹・町民税担当(赤沼正副) 税務課、町民税担当、赤沼がお答えいたします。
森田委員さん、ちょっと申しわけないのですけれども、どの程度というその内容について。どの程度が多いというのは、ちょっともう一回ご説明願えますか、済みません。
〇8番(森田泰雄委員) 1,000万円以下、資本金及び従業員の規模が1,000万円以下、50人以下となっておりますけれども、その1,000万円以下というのは、幾らから1,000万までのものを対象にしておるのかということをお聞きしたい。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課、担当。
〇税務課副課長兼主席主幹・町民税担当(赤沼正副) 税務課、町民税担当、赤沼がお答えします。
1,000万円以下というのは、0から1,000万円、までということでご理解いただきたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 企業経営で資本金ゼロというのもあるのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課、担当。
〇税務課副課長兼主席主幹・町民税担当(赤沼正副) 税務課、町民税担当、赤沼がお答えをいたします。
実際問題、資本金ゼロは理論的には考えられませんけれども、申告主義をとっておりますので、うちのほうから資本金がゼロで出てきたものにつきましては、ゼロでそのまま入りますので、数字的にはゼロが入っている企業もございます。理論的には、現実的にはゼロという資本金の会社は存在はいたしてはおりません。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) わかりました。
そうしますと、この区分の中に1号から9号までございますけれども、その課税については売上金額によって決まると思うのですけれども、その辺の基準はどのようになっておりますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課、担当。
〇税務課副課長兼主席主幹・町民税担当(赤沼正副) 税務課、町民税担当、赤沼がお答えをいたします。
ここに掲げてあります1号から9号のこの区分によりまして、均等割額というのがございまして、例えば9号法人であれば必然的に均等割額の3万円を年間としてお支払いをいただくことになります。それから、1号法人であれば、年間5万円の均等割をいただくことになります。1号法人の場合は、5万円をいただくことになります。
それと、あとは企業の利潤の関係なのですけれども、企業のほうで法人税額というのを求めていきます。その法人の税額に基づきまして、企業の総数の従業員を分母といたしまして、滑川にいる従業員を分子といたしまして、その総額を滑川で何割という形で割り戻します。
それに、滑川町は標準税率の12.3%をとっておりますので、それに12.3%を掛けたものが法人税割という形になりまして、先ほどお話をいたしました均等割の額と法人税額の額を足したものを年間で納めていただくと、そういう計算の仕組みになっております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 了解しました。
次に、44ページ、不納欠損額と収入未済額とございますけれども、この金額が結構大きくなっておるのですが、不納欠損額で1,931万4,000円が計上されておりますけれども、それと収入の未済額が1億5,658万円が計上されておりますけれども、この辺の説明をお願いいたしたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課、担当。
〇税務課長(上 俊一郎) 税務課長、お答え申し上げます。
町民税につきましては、こちらの合計不納欠損額1,931万4,206円というのは、前年度と比較いたしますと増額になっております。416万2,628円ということで約410万円、前年度よりも不納欠損がふえております。
右側の収入未済額につきまして1億5,658万710円というのは、こちらも前年度と比較しますと収入未済額がふえてございます。金額は349万4,242円、こちらも約350万円ほど未済額、この金額がふえておるということでございます。未徴収がふえたというふうにご理解をいただきたいと思います。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) そうしますと、不納欠損額というのは、もう納入が不可能ということで、とりあえず1,931万4,000円は取れないということで、その理由としてはどんな理由なのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課長。
〇税務課長(上 俊一郎) 端的に申し上げますと、未納者が死亡してしまったとか、外国人労働者の方が未納のまま出国、海外へ出ていったとか行方不明、そういった方が主に原因に上げられてくるかと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) わかりました。
それが1,900万に対して何人というか、何家族というか、その辺はわかりますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課長。
〇税務課長(上 俊一郎) お答え申し上げます。
人数的には出ておりません。ちょっと申し上げたいのですが、ただいま不納欠損、収入未済額をお尋ねになられたのですが、これは町民税と下の国民健康保険税のほうの不納決算、収入未済額等トータルで考えますと、前年同様に数字的にはなっております。国民健康保険税の不納欠損が1,404万8,361円とあるのですが、ちょっと聞かれていないので申しわけないのですが、こちらが460万減りまして、未済額も370万円ほど徴収しまして、総合的には去年と同じような形、金額にはついてはおります。ちょっと無駄なことを申し上げまして申しわけありません。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) そうしますと、移動で税金といいますか払わないで、転出先がわかるはずなのですけれども、その辺の追跡調査というのはしていませんか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課長。
〇税務課長(上 俊一郎) 個人の場合は行っております。
転出先、町民保険課のほうで調べられますので、そちらの市町村に問い合わせをしまして、財産調査、家族調査等も含めまして、例えば滑川にいたときには資産がなかったのですけれども、転出先で新たに土地を購入し、家を建てるというような場合がありますれば、こちらではそれをしっかり調べて、状況を把握した上で、家族状況全てを勘案をした条件の中で、差し押さえ等も含めて追跡調査は、高額になってくると行っております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) そうしますと、外国人とか行方不明者については、ちょっと不可能かと思いますけれども、そういう形で追跡をすることによって、1,900万が若干減ることは考えられますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課長。
〇税務課長(上 俊一郎) おのおのに転出先、あるいは海外等で幾らぐらいあるという細かいのは出してございませんが、割合は出してはおりませんが、ほとんど効果は少ないです。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) ひとつご努力のほどをお願い申し上げます。
それと収入の未済額というのも大きな金額を占めておりますけれども、これは順次解消されているものと思うのですけれども、この辺についてはいかがですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当。
〇税務課長(上 俊一郎) 税務課長、お答え申し上げます。
収入未済額につきましては、おおむね未納の方はダブっておる方が多いという特徴がございます。ですので、事務的に地方税法にのっとり、事務処理は進めておるわけですが、徴収はなかなか難しい状況にございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) ダブりが多いということは、不納欠損者と収入未済額の人がダブっているという意味ですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課長。
〇税務課長(上 俊一郎) それも多分にございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 下の国民健康保険だとか医療費、介護、後期それぞれ……
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員、これはちょっと質問のあれが違うのではないかと思いますけれども、どうでしょうね、これ。
〇8番(森田泰雄委員) でも、税務の関係だからいいのではないですか。
税務でここに一覧表になっているから、税務の関係ではだめなのかしら。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課、担当。
〇税務課長(上 俊一郎) 税務課長、お答え申し上げますが、税務課は国民健康保険税につきましては賦課徴収でございまして、制度的な内容につきましては町民保険課のほうで、窓口で行っております。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) では、これは後半に譲らせていただきます。
以上をもちまして質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
〔「委員長ちょっと、発言の訂正」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課、担当。
〇税務課副課長兼主席主幹・町民税担当(赤沼正副) 税務課、町民税担当、赤沼、答弁の訂正をさせていただきます。
先ほど森田委員さんの資本金の関係の質問がございましたけれども、ゼロという設立はございません。しかし、会社を運営していく中でマイナス資本金になるところがございますので、結果的に設立時以降、会社運営の状態によって資本金がマイナスで行っている企業はございます。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) ありがとうございました。
ゼロはないと思ったのですけれども、ありがとうございました。
〇委員長(北堀一廣委員) ここで暫時休憩とします。再開は10時50分。
休 憩 (午前10時38分)
再 開 (午前10時50分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開をします。
先ほどの森田委員さんの質問について、税務課長のほうから、いま一度答弁を求めます。
〇税務課長(上 俊一郎) 税務課長、再度答弁を申し上げます。
先ほどの不納欠損の合計につきまして、期別で調べてまいりました。1,745件でございます。
それから、収入未済額の具体的内容についてということでも答弁が少し足らなかったかと思うのですが、どういった方がこういった理由かといいますと、生活の困窮、資金の不足、収入が少ないという方が上げられてくるかと思います。
それから、もう一点ですが、私が滞納の不納欠損額、収入未済額、どういった方が対象になっているかという中の回答なのでございますが、ダブるという発言をいたしました。これは、不納欠損者と収入未済者の方、おおむね同一の人物という意味でダブるということで発言を申し上げました。不納欠損につきましては、埼玉県の指導基準に基づきまして事務処理を行っているわけでございます。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) はい、わかりました。
冒頭、1,745万の訂正がありましたけれども、それは不納欠損が1,931万4,000円が1,745万になりそうだということですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当。
〇税務課長(上 俊一郎) 申し上げます。
金額の訂正ではございません。件数としまして、不納欠損の合計が1,745件、1万7,000ではございません、1,745件、期別件数にしますとございますということでございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 金額ではなくて、1,745件の方が該当しておるということでよろしいのですね。
そうしますと、その下の国民保険のところも大分大きな滞納繰り越しがございますけれども、この辺の方も、ダブると言ってはおかしいのですけれども、重複している方がおるということですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当。
〇税務課長(上 俊一郎) 税務課長、答弁申し上げます。
ただいま申し上げました1,745と申しますのは、町民税、国民健康保険税、合わせた数字で申し上げました。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) それと、重複の件。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当。
〇税務課長(上 俊一郎) 税務課長、ご答弁申し上げます。
重複の件につきましても、町税と同じような内容でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 了解しました。
先ほどの井上委員の質問の中で、災害時に炊き出し等で米がない場合には、農家とか……
〇委員長(北堀一廣委員) それは、森田委員、あの……
〇8番(森田泰雄委員) いやいや、参考です。農家から一応調達するという話がございましたけれども、農家にしましても現在ほとんど保有米というのは持っておりませんので、その辺はやはり行政側として対応を図っておく必要があるのではないかと思うのですけれども、その辺は、後で検討していただきたいと思います。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) それから、先ほど井上委員さんのほうからの質問に対しまして、総務政策課の岩附さんのほうから、また後日報告をさせていただくと、今現在手元に資料がないということでご了解をいただきたいと、その旨ですがよろしくお願いいたします。
ほかにございませんか。
上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 上野です。何点か質問させていただきます。
最初に、行政報告書のほうの7ページ、先ほどから質問にも上がっておりました町民税の中の法人税について伺いたいと思います。
24年度の決算額として3億6,328万ということで報告されております。これは、23年度から見ると決算額自体ふえてきているということは、やっぱり町内の各会社の業績的なものが上向いているというふうに見てよろしいのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当。
〇税務課副課長兼主席主幹・町民税担当(赤沼正副) 税務課町民税担当、赤沼よりお答えをいたします。
町内が上向いているかということなのですけれども、この今回の24年度の決算において上がってきたという理由につきましては、先ほどもお話をいたしました大手の東武とか日立とかボッシュの関係なのですけれども、半年に1回予定申告というものがされますので、それが前年度決算ベースの半額を納めるということでございますので、その金額が多かったということでございます。
現実問題、東武鉄道につきましては、5月の決算期終わっておりますので、平成25年度5月は随分落ち込んでおります。ですから、前の年の事業がよかったために、その半額を納める予定申告においてかなりの額が上がってきたために、24年度はふえたというふうにご理解をいただきたい。業績が上がったということではございませんので、よろしくお願いしたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) この24年度の当初の見積もりは2億2,000万円になっています。それで、補正で1億2,500万円ふえて3億6,328万という金額になっていて、当初的にはやっぱりかなり低い見積もり、23年度から比べると少なめの見積もりでなっていたのかなというふうに思うのですけれども、その状況を見た中で、私は24年度の1年の経過の中で上向いてきたために、補正がこれだけ出て、最終的な金額は23年度を上回ったのかなというふうに理解したのですけれども、そこら辺はどのように。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当。
〇税務課副課長兼主席主幹・町民税担当(赤沼正副) 税務課町民税担当、赤沼、お答えをいたします。
23年度をベースといたしまして、その23年度の決算の額が出まして、それはまあまあの金額が出たわけです。それの2分の1を24年度に納付をいただいたと。これは、毎年の順繰りなのですけれども、ですから23年度はよかったのですけれども、現実問題24年度がいいかどうかというのは、この後またなるのですけれども、その23年度がよかったためにその6カ月後に予定納税としてその半額を納めていただいたので、24年度はかなり伸びてきたということです。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) それで、引き続いて、今年度25年度の当初の見積もりは2億1,500万ぐらいですか、当初の法人税が。そうするとまた、今年度の業績によっては、これはかなり上積みが見込めるというふうに、これも理解してよろしいでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当。
〇税務課副課長兼主席主幹・町民税担当(赤沼正副) 税務課町民税担当、赤沼、お答えを申し上げます。
上積みはあるかなとはいうふうには、担当としても予想はしておるのですけれども、ことしの決算関係を見ておりますと、先ほどもちょっと触れましたけれども、東武鉄道も結構24年度、大きな額で出てきております。しかし、決算においてはかなり額を5月で減らしてきておりますので、ちょっと心配な部分があります。
あと、大手日立とかボッシュとかあるのですけれども、ちょっとこの動向は読めませんので、東武鉄道と同じような状況に日立、ボッシュがなってくると、今のところ当初ベースよりも約5,000万ぐらいのアップで終わるかなと。日立とかボッシュとか大手が決算ベース、いいのが出てきていただければ、1億ベースのアップは見込めるかなというふうに思っていますが、ちょっと決算待ちで、今のところ予想ができません。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇11番(上野憲子委員) では、希望的観測として、このプラスアルファですね、予定納税プラスアルファの税金がふえると、またいろんな補正額の中で町のいろんな、今までちょっと当初ではつけられなかったことについてもできる部分があると思うので、希望的観測としてふえればいいなということにしておきます。
次に、29ページ、いつもお尋ねするのですけれども、自主防災組織、やはり今いろんな災害状況の見直されている中で、設立数が21組織というふうになっております。1区で複数できているところもかなり出てきたのかなというふうに思うのですけれども、これは例えば新しく設立したときのそれと、あと1年ごとの補助金をどのようにしていたのか、教えていただけたらというふうに思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 総務政策課、人権・自治振興担当、岩附がお答えいたします。
自主防災会の組織につきましては、その設立時には10万円、町のほうから補助という形で出させていただいています。その後、備品等の整備に関しまして、毎年3万円ずつ補助をさせていただいております。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 各1区ごとにですか、それとも一番最初に設立したところについては、防災の建物というか、その備品とかを保存するプレハブみたいなものが建っていたと思うのですけれども、例えば今、新しく設立する場合に、補助金10万円ではそこまでの補充はできないかなというふうに思うのですけれども、そこら辺についてはいかがでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 総務政策課人権・自治振興担当、岩附がお答えいたします。
先ほど、上野委員さんからお話があったとおり、10万円ではなかなか足りません。そこで、町の自治振興団体補助金のその他という部分で補助をさせていただいて、何とかそういったものに使えるようにしてまいってきたところでございます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) いろんな食料の備蓄なども町の倉庫だけではなくて、各地域などでもそのようなものを備えていかなくてはいけないかなというふうに思うのですけれども、これは最低限の食料については、各防災組織に幾らかずつ回っているのでしょうか。これだけは必要だというようなものについて、各倉庫に食料の備蓄というか、できているのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 総務政策課人権・自治振興担当、岩附がお答えいたします。
自治振興団体、自主防災会のほうですね、各自主防災会長が中心になって防災のほう、また啓発活動いろいろと進めていただいているところなのですけれども、町から備蓄については、食料については配給はしておりません。各自主防災会の判断で自治会費だとか、先ほどの3万円の補助金とかを使っていただいて、もしものときに備えていただくような体制をとっていただいております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 確かに今建っている防災の倉庫ですか、あれではやっぱり食料を備蓄するというような状況にはなっていないというふうに思います。でも、各個人でも備蓄の必要性というのは必要性を感じるのですけれども、やはり地域のそういう組織でも、これからは食料の備蓄も考えていかなくてはならないかなというふうに思いますので、ぜひそういう指導のほうについても、今後話し合いの中で入れていっていただきたいというふうに思います。
次に、40ページ、これは先ほど森田委員がちょっと法人の関係を聞いていただいたので、済みません、これは取り下げます。
次に、79ページ、放射線量の測定の関係をお聞きしたいと思います。また、現在、放射能の汚染水がかなり高濃度のものが出てきて、それで今オリンピックの招致の問題なんか……
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員、放射能については、どうでしょうね。
〇11番(上野憲子委員) 産業経済のほうで。
〇委員長(北堀一廣委員) 産振のほうの対象ですか、わかりました。
〇11番(上野憲子委員) のことでお聞きしたいと思うのですけれども、これは東日本大震災関連の農産物の放射能のことで、販売を目的とした農産物とかということで測定をしていただいたというふうに思うのですけれども、これはもう87ページになってしまうのですけれども、その内容につきましては報告がされておりました。私は要望で、一般家庭の方の持ち込みについても測定していただきたいというふうな話もしたのですけれども、そのことについてはいかがでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・農林商工担当(吉田 浩) 産業振興課農林商工担当、吉田、答弁させていただきます。
上野委員さんのほうから今ご質問のございました放射能の検査なのですけれども、当初は販売を目的とした農産物ということで検査をしておりました。その後、滑川町でとれた農産物であれば検査させていただきますということで、ちょっとこの文章の中で言葉足りませんけれども、50検体検査をさせていただいた中に、何件かそれは入っているということでご理解していただければありがたいのですけれども。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 50検体の中に、家庭からの持ち込みの測定も行ったということなのですけれども、物品的にはどのようなものが。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉田副課長。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・農林商工担当(吉田 浩) 産業振興課農林商工担当、吉田、お答えさせていただきます。
まず、ユズが一番最初に持ってきていただいたのを検査した覚えがございます。そのほかにつきましては、区別しないで出てきたものをということで検査させてもらっていますので、書類的には、販売目的ですよ、違いますよということでチェックはしてあるのですけれども、持ち込まれた農産物については全て検査という考えをさせてもらっていますので、最初にユズということで、滑川町でとれたユズということで持ち込まれたのは覚えているのですけれども、申しわけないのですけれども、それ以上はちょっと覚えがありませんので、よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 本当に風化してしまってはいけない問題ですので、最初に消費者庁から機械を貸与されたときに始めていただいたわけですけれども、これはその当時から今までの間で件数的にはどのようになっていますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉田副課長。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・農林商工担当(吉田 浩) 産業振興課農林商工担当、吉田、お答えさせていただきます。
こちらの87ページのほうにも記載させていただいているのですけれども、昨年の10月の中旬から3月末の間に検査をまず平成24年度ではしたわけなのですけれども、うちのほうで消費者庁からお借りして、機械で検査した検体というのが50検体ということでなっております。
内容につきましては、先ほど申し上げましたように農産物ということで、販売目的あるいは滑川町でとれた、それを食べようとする自家消費を目的としてとれた農産物ということで、50検体ということでご理解をお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) ちょっと今お聞きしたかったのは、例えば旬で野菜が出ますよね。そうしたときには、やっぱりはかっていただくような取り組みをしていると思うのですけれども、その機械を設置した時点には、わぁってきたけれども、だんだん、だんだんやっぱり新しいものができても、その検査をしなくなってしまうのではないかなというふうに思って質問させていただけたのですけれども、その経過的にまだ皆さんちゃんとそこら辺はやっていただいているのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉田副課長。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・農林商工担当(吉田 浩) 産業振興課農林商工担当、吉田、お答えさせていただきます。
質問に対する答えが間違って申しわけありませんでした。一応、秋に設置ということで、秋、冬野菜ということで、それが出たころには持ってきていただいたのですけれども、やはり年が明けると検査する品物というのが、畑でとれる農産物も少なくなってきていますので、年が明けてから、1月、2月については、少ない状態は確かに続いておりました。そして、3月で春物の野菜ができまして、その後はぼちぼちと皆さん持ってきていただいておりまして、町としても直売所のほうにお願いをして、こういった機械があるのでぜひご利用くださいということで、そちらのほうの生産者の方にも周知をしております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 原木シイタケもそうだったのですけれども、県のほうの抜き打ちもあったりして、また大きな問題とかが起きても困りますので、やはり最初の旬の野菜なりなんなりとれ始めたときには検査をするとか、そういうことをやっぱり徹底をして、直売所で買う野菜は安心、安全なのだということをやっていただけたらと思います。
大分消費者のほうもそういう意識が薄れてきている部分もあると思うのですけれども、生産者の方にもぜひともそこら辺の徹底をお願いをして、せっかく借りた機械ですので、使用頻度が少なくて返せなんて言われたら困りますので、そこら辺のことも考えてやっていただきたいというふうに思います。
最後になりますが、92ページです。消費生活相談のほうは、その相談窓口ができて、22年度よりその補助金で、これは毎日ではないわけですよね。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興担当。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・農林商工担当(吉田 浩) 産業振興課農林商工担当、吉田のほうからお答えさせていただきます。
昨年まで消費生活相談という形で開催をしていたわけなのですけれども、週1回、毎週火曜日、朝の9時から4時までですか、窓口を開いておりました。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇11番(上野憲子委員) これで、報告では消費生活相談件数5件というふうになっているのですけれども、差し支えなかったらで結構なのですけれども、どのような相談が多かったのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉田副課長。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・農林商工担当(吉田 浩) 振興課農林商工担当、吉田、お答えさせていただきます。
5件ということで記載してありますが、内容的には、やはり契約のトラブルですか、こういうものだと思って買ったのだけれども、ちょっと私が思っているのと違うので、それを解約したいというような契約のトラブル、もしくは無理やり何だかわからなくて買ってしまったのだけれども、それを解約したいので、どういう手続をすればいいですかというようなご相談ということでなっております。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 前に迷惑相談の方についても、このような相談を受けていたのかなというふうに思うのですけれども、やはりお年寄りの方などは、最終的なそういう手続がわからなくて泣き寝入りしてしまうこともあったと思うので、今年度については週1回というのではなくて、制度が変わったわけですよね、どのように変わったのでしたか。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉田副課長。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・農林商工担当(吉田 浩) 産業振興課農林商工担当、吉田のほうから、お答えさせていただきます。
まず、最初にご老人のちょっと関係のお話が出たので、そこでお話させていただきたいのですけれども、県のほうの補助金制度を利用させていただきまして、お年寄りの方々に啓発するようなパンフレットをご用意いたしまして、教育委員会のほうで寿学級を開催していただいておりますので、そちらでお配りして、こういうことが実際にあり得るのですよ、気をつけてくださいよということでお話を、教育委員会を通じてお願いをしております。
そして、今年度の消費生活相談なのですけれども、東松山市さんのほうのお力添えで滑川、川島、吉見、そして東松山市を中心というような形で、毎日開催ということでしております。
そして、これはちょっとあれなのですけれども、昨年の実質件数が5件ということになっておりますが、8月いっぱいまでの滑川町からの相談件数ということで、11件ということで東松山市さんのほうからご報告いただいております。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) テレビなんか見ていても、いろんな事件の中で本当にお年寄りが簡単にたくさんのお金を取られてしまったり、入り用もないものを買わされてしまったりとかというのが多いような気がします。ぜひとも、今回拡充されてきたということもありますが、続けて、そこら辺につきましてもやっていっていただきたいというふうに思います。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかにございませんか。
大山尚美委員。
〇13番(大山尚美委員) 13番、大山です。質問を何点かさせていただきます。
歳入歳出決算書の10ページです。先ほどから町税のところで不納欠損のこととかが出ていますけれども、個人の不納欠損の内容というのは、説明をいただきましてわかりましたけれども、法人のほうでも不納欠損が出ておりますけれども、これはどういう理由で不納欠損が出ているのか、教えてください。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当。
〇税務課長(上 俊一郎) 税務課長、お答え申し上げます。
法人の場合は、解散とか倒産でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) 解散をしたり倒産をしたりしたら、追跡をしてその税金を取ることができないような状況になってしまうということでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課長。
〇税務課副課長兼主席主幹・町民税担当(赤沼正副) 税務課町民税担当、赤沼よりお答えをいたします。
先ほど課長がおっしゃいました倒産、解散の関係なのですけれども、まず解散をされた法人につきましては、最終的に精算をしなくてはなりませんので、代表者がつきます。その場合においては、その方のところに請求をいたします。最終的に、滑川町の法人税分がないということになったとき、取れなくなるということでございます。
それから、倒産をした会社につきましては、倒産の後、弁護士とかついて、代理人等ついてくれればいのですけれども、そのまま倒産をして行方知らずというものについては、追跡はできませんし、その分は不納欠損させていただいております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) では、解散の場合は、最終的に賠償額が取れる可能性があるけれども、倒産の場合は取れないということで、ではここに載っているのは倒産だというふうに考えても大丈夫なのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 税務課担当。
〇税務課副課長兼主席主幹・町民税担当(赤沼正副) 税務課町民税担当、赤沼、お答え申し上げます。
解散した場合においては、清算をして最終的に申告をしなくてはならないというふうに法人はなっておりますけれども、その段階で精算をして、その税金分が入ってくることはほとんどありませんので、制度は違いますけれども、結果的にそういった会社につきましては、最終的には不納欠損をせざるを得ないのが現状でございます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) では、次に92ページです。
92ページで、節の22補償、補填及び賠償金で、それの備考のところに町道改良物件移転補償料というふうにあります。これは、どこのことでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当。
〇建設課長(赤沼 裕) 建設課長、大山委員さんのご質問に答弁いたします。
こちらの物件移転料でございますが、町道の改良を行っているところにつきまして、電柱または水道等の移転が発生する場合があります。そちらにつきまして、その限定的な何号線という限定ではなく、部分的な補修または町内全域の補修工事、そういった場合におきまして移転が必要となる場合の移転補償料ということになります。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) では、部分的ではなくて町内全般で補修をする場合の場所の補償料というふうに考えていいということですね。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課。
〇建設課長(赤沼 裕) 建設課長、答弁いたします。
そういうことでございます。町内全域につきまして補修等を行う場合に移転等が必要となる場合の補償料でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) 同じページなのですけれども、それのちょっと上のほうに町内全域側溝整備工事というふうにありますが、これはどういう工事を、整備をするのかを教えていただきたいです。
例えば、側溝のふたとかも含まれるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当。
〇建設課長(赤沼 裕) 建設課長、大山委員さんの質問にご答弁いたします。
こちらにつきましては、町内全域でどうしても流末等で側溝の整備が必要な場合等ございまして、各地区の区長さん等から側溝の整備の要望がございます。そういった場合に現地のほう調査いたしまして、必要に応じまして側溝の整備等を行っております。
ふたがけにおきましても、側溝整備事業の中で行うこともできますけれども、ふたがけ等につきましては町内全域補修とか、あといろいろ作業員賃金とか、重機機械等をお借りしまして、そういった対処の方法でふたがけ等は行っている場合もございます。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) 側溝のふたは、町内を見ますと本当にいっぱいあいているところがあって、例えば幼稚園前の部分があいていて、子どもさんがちょっとそこにこけたりとかというのがあったりとか、町民の方からそういうお話をいただいたりとかがあります。ふたなんかに関しても、優先順位とかというのはあるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当。
〇建設課長(赤沼 裕) 大山委員さんのご質問に答弁いたします。
側溝のふたがけでございますが、当時、道路改良以前ですね、する場合には、どうしても道路の改良を延ばすために、側溝は伏せても、入り口等の部分的につきましてはふたをかけておりましたが、以前は全線にふたをかけるということがなかなか困難でございました、予算上の面からおきましてもですね。しかし、現在はもう改良のほうも大分進んでおりますので、随時側溝ぶたのほうは架設をする方向で検討しております。順位的なものもございますが、一応通学路とか生活道でいろんな方が利用する場合、歩行者、自転車等が多く通行する場合等を重点に順位づけのほうはさせていただくようにしております。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) 私が住んでます六軒のほうで、物すごく大きな側溝といったらいいのでしょうか、水路があります。そこはフェンスで囲われていまして、もちろんそこによじ登れば別ですけれども、簡単におっこちたりとかというのはできないようになっているのですけれども、そこが今度通学路になっているのですね。通学路になったために、車が、もちろん交差はできないですし、1台やっと通れるぐらいの場所です。なので、やはり通学路でないときは問題なかったのですけれども、通学路になりまして、お子さんがやっぱり通りづらかったり、危なかったりということがあったりします。ああいう大きな水路といいますか、そういうところをふたをかけて、道路自体を大きくするということというのは、可能性はあるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 建設課担当。
〇建設課長(赤沼 裕) 建設課長、答弁いたします。
そういった大きな水路等にふたですね、その水路等の上を利用して歩行者なり自転車なり通行という形だと思うのですが、実際町でも以前そういった事業はしております。場所を申し上げますと、県道の側道でございますが、ときがわ熊谷線の下福田地内に鈴晃という会社があると思うのですが、それから成安寺ですね、お寺のほうに向かう道路の側道にはふたを架設しまして、中学校の通学路として利用しております。
現場のほうをよく調査してみないと、ちょっとこの場では明確なお答えのほうはできませんけれども、その水路の流れとかそういうのを阻害するようなおそれとか、そういうのもございますので、現場のほう調査して可能であるかどうかということは判断して、今後の検討としてまいりたいと思いますが、そういった水路の利用法は、以前はやっているところがございます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) そういう水路をふたして道路を広げて、道路として使っていたということが過去にあったということでしたら、ぜひ現場を見ていただいて、子どもの通学を見ていただいて、検討の中に入れていただけるとありがたいと思います。
次に、行政報告書のほうの7ページで、町債のほうを伺います。町債の伸び率が67.7%となっています。借入先で臨時財政対策債のことを伺いたいのですけれども、臨時財政対策債として約3億4,800万ほどの借り入れがなされています。今までの臨債の累積金額と、あと今後の償還は何年くらいで償還をしようとされているのか伺います。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課。
〇総務政策課主幹・財政担当(篠崎仁志) 財政担当、篠崎が申し上げます。
今現在の臨時財政対策債の累積金額でございますが、23億2,762万2,000円となっております。
今後、償還というお話ですけれども、毎年借りる償還につきましては20年返済となっておりますので、それが毎年順次借りておりますので、今後も24年度借りた分につきましては、20年後の返済ということになろうかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) 以上で終わります。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかにありませんか。
田幡宇市委員。
〇3番(田幡宇市委員) 田幡です。幾つか質問をさせていただきたいというふうに思います。
行政報告書の39ページです。選挙管理委員会にご質問をさせていただきたいというふうに思います。第46回の衆議院選挙が12月の16日に執行されたということでございます。そうした中で、町の投票率が60.85%ということでございます。1市7町、比企郡の中で滑川町の60.85%の順位と申しましょうか、それはどのような状況だったか教えていただきたいというふうに思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 選挙管理委員会書記の岩附からお答えいたします。
今回の衆議院選挙、比企郡市内から見ますと、確かな順位はちょっとわからないのですけれども、投票率につきましては比企郡内下位のほうであったと記憶してございます。啓発活動等で投票率の向上に努めておるわけですが、新しい地区といいましょうか、南の地区でなかなか投票率が伸び悩んでいる状況でございます。その辺をこれからの啓発活動に役立てて、そういった結果を踏まえて啓発に努めたいと思っております。
〇委員長(北堀一廣委員) 田幡委員。
〇3番(田幡宇市委員) 郡下でも下位だということだそうです。
別にこれは順位を争うというふうなことではないかなというふうに思うのですけれども、執行部といたしましては、選挙があるよという周知をこれはしなくてはならない義務があるというふうに思っております。決して私は投票率を争った、高い方がこれはよろしいのですが、別に低いからというふうなことで申し上げておるわけではございません。
現在、町内の投票所の数、そしてポスターの掲示板の数等はどんなふうなことになっておるか、お聞かせいただきたいというふうに思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 選挙管理委員会担当。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 選挙管理委員会、岩附よりお答えいたします。
滑川町内、ポスター掲示板につきましては57カ所ございます。その57カ所につきましては、各投票区に決められた数がございまして、それに案分いたしまして設置をしております。
〔「投票所の数は」と言う人あり〕
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 投票所の数につきましては、7カ所、7投票区で行ってございます。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 田幡宇市委員。
〇3番(田幡宇市委員) 投票所が7カ所、ポスターの掲示版が57カ所ということでございます。
これは、法定で決まった数ですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 選挙管理委員会担当。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 選挙管理委員会書記の岩附からお答えいたします。
おっしゃるとおりでございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 田幡委員。
〇3番(田幡宇市委員) これは、数は法定で決まっている数だということだそうですけれども、実際、選挙の周知の仕方はいろいろあるというふうに思っております。ことしの7月の21日に行われました参議院選挙でも、うちわ、あるいはティッシュペーパー等々が配られておったようでありますけれども、他の自治体でもそういった選挙の周知の方法、いろいろと考えておるようでございます。ほかの自治体のやっているいろいろ選挙の周知の方法等で、知っている範囲で結構ですから、お答えをいただければというふうに思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 選挙管理委員会担当。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 選挙管理委員会書記の岩附からお答えいたします。
各市町村選挙管理委員会、いろいろな特色を出して啓発、周知を図っていると思います。比企郡内統一してですと、防災行政無線を利用した周知等は全ての町村でやっているところでございます。
あとは、ここで、ほかの市町村の特色あるのはというのはなかなかないのですけれども、県で定められた周知方法等を各選挙管理委員会で行っていくと、まずそれが基本でございます。そのほかに、いろんなのぼり旗だとか、懸垂幕ですか、そういったものを掲げたりして、人が集まるところに多くそういった周知を図るということで、皆さんで工夫を凝らしてやってございます。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 田幡委員。
〇3番(田幡宇市委員) 選挙は国民の権利でもありますし、そして国民が政治に参加をする大きな一つの方法でもあるわけです。これは、選挙はさかのぼりまして1890年、明治28年にそういった選挙が行われてきたわけであります。満25歳以上の男性で、しかも国税を15円以上納めた人でなければ選挙権が与えられなかったわけです。女性は選挙権がなかったということでございます。
そうした中で、さきの大戦、戦後68年経過をするわけでありますけれども、そうした中で310万人以上のとうとい日本人の犠牲が払われたと。そうした中で、初めて男女平等、満20歳以上の男女に選挙権が与えられたということでございます。戦後、そうした敗戦がもたらした大きな日本人の権利だというふうに思っております。ぜひ、こうしたとうとい犠牲のもとに選挙権ができた、与えられたということでありますので、ぜひ投票率を高めながら、そして多くの皆さんに選挙に参加をしていただくと、そういう方法を行政のほうからもとっていただきたいというふうに要望を申し上げるところでございます。
いつも投票率の結果が気になるわけであります。比企郡下の中でもワーストに近い数字だということで、投票率を争うわけではございませんけれども、関心を持っていただくような施策を講じていただきたいというふうに思っておるところでもございますので、これは要望としてお願いを申し上げさせていただきたいというふうに思います。この件につきましては、以上で結構でございます。
それから、もう一つお聞きをさせていただきたいというふうに思いますけれども、同じく39ページの迷惑相談員のところでございますけれども、129件の相談があったということでございます。
非常に世の中が暗い世の中だというふうに思っておりますけれども、こういう相談は少ないほうがいいというふうに思っております。相談内容もここに書いてございますけれども、特に近隣の問題、介護問題、闇金融、金銭トラブル、DV、家庭内暴力、暴力団関係、離婚問題、悪徳商法、不当要求、クリーンオフ等々の相談があったようでございますけれども、もう少しこの相談内容の件につきまして具体的な説明がお願いできたらというふうに思いますので、お願いをいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・総務担当(笠原 直) 総務政策課総務担当、笠原、お答えいたします。
ただいまのご質問ですが、迷惑相談につきましては、最近は近隣との問題も特にふえています。また、家族関係の問題とか、かなり多くなっております。それと、いろいろと家庭内の虐待の問題、子どものいじめとかいろいろな問題、さまざまな問題を内山相談員一人が受けているところであります。
内容の多い順に幾つか申し上げます。一番多いのが、やはり親子、夫婦の関係、これが20件ございます。また、近隣や環境などの問題、これが15件あります。次に、病気や介護の関係、これも家庭内の関係ですが、これが15件ということで、あとは行政に対する相談ということで15件ほどあります。
それから、生活に関するさまざま一般の問題、これも10件ございます。その他は、先ほど言いました闇金やサラ金、交通事故や悪徳商法の消費生活の関係、こういったさまざまな問題が残り54件ということで、平成24年度は計129件ございました。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 田幡委員。
〇3番(田幡宇市委員) ありがとうございました。
129件の内容につきましては、親子だとかそういった非常に第三者が介入するのが難しいような内容の話だというふうに思っております。いろいろな困り事の相談を受けまして、困っている人に対しまして適切なアドバイス、適切な対応をとっていただければというふうに思っております。
そして、この中に、今非常に世間を騒がしておりますオレオレ詐欺だとか、今は母さん助けて詐欺だとか、そんなようないろいろな手口の犯罪もあるようでございますけれども、そういったオレオレ詐欺等につきましては、どの課が担当しておるのだか、ちょっとこの資料の中にもありませんけれども、オレオレ詐欺につきましては総務でよろしいのでしょうか、警察行政等でも盛んに今取り上げておるわけですけれども、これは総務関係でよろしいのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 総務政策課人権・自治振興担当の岩附より、お答えいたします。
防犯関係ということで、オレオレ詐欺を担当させていただいております。総務の人権・自治振興担当のほうでいろいろ警察とタイアップを図りまして、オレオレ詐欺の兆候があったときなどは防災無線等で流して、注意喚起をさせていただいております。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 田幡委員。
〇3番(田幡宇市委員) 毎日のように新聞等にもどこどこで200万詐欺に遭った、あるいは500万遭った、1,000万遭ったなんていう記事等も出ております。幸いにして、町内ではないというふうに思いますけれども、ないという認識でよろしいのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当。
〇総務政策課主幹・人権・自治振興担当(岩附利昭) 総務政策課人権・自治振興担当、岩附がお答えいたします。
滑川町では、いろいろ手だてをしているわけではありませんけれども、今のところ被害はありません。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 田幡委員。
〇3番(田幡宇市委員) 非常に、いろいろな方法で警察あるいは行政等がそういった防犯に努めておられるということでありますけれども、依然としてまだ社会ではそういった犯罪があるようでございます。
今後もこういった問題につきましては、行政のほうからも町民にそういった周知を強力に図っていただきたいというふうにお願いをいたしまして、私の質問は以上で終わりにさせていただきます。大変ありがとうございました。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかにございますか。
長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) 済みません、何分かお昼を我慢してください。
最初に、産業振興課。被災地支援、松島町との関係について。昨年の11月3日、両町による災害相互支援協定、締結をいたしました。同日、滑川まつりの席に松島町の物産展等々が開かれました。その内容は、どんな団体が来て、どのような内容で行って、売り上げその他、どういう関係ができたか、ことしはどうなのか、また来ていただくのか、向こうから来たいと言っているのか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・農林商工担当(吉田 浩) 産業振興課農林商工担当、吉田、お答えさせていただきます。
ただいま、長谷川委員さんのほうからご質問のありました昨年の滑川まつりにおける松島町の参加なのですけれども、まず海産物を扱う業者さん、そして農産物を扱う業者さん、そして林業に関係する業者さん、そして通常の商工関係の業者さん、そういった方々が集まりまして、松島町地産地消の会というのですか、そういった方を中心として滑川町のほうに来ていただきました。
そして、売り上げなのですけれども、売上高まではちょっと把握はしていないのですけれども、お話を伺ったところ、持ってきたものを滑川町の人にほとんど買い上げていただいて、本当に感謝しているということで、滑川町の皆様にお礼を言ってくださいということで、承っております。
そして、今年度の滑川まつりなのですけれども、松島町、当日別のイベントがあるのですけれども、昨年あれだけお世話になって1年限りということでは申しわけない、ぜひことしも参加させていただきたいということで、昨年並みの形でぜひ来たいということで、今ご連絡をいただいておりまして、ブースのほうも用意してあります。
そして、そのイベントの関係で、町の職員の方、今回は約1名ぐらい何とか参加ということで伺っておりまして、ことしも滑川まつりに参加していただけるという段取りになっておりますので、よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) ぜひ、いいまつりになればなというふうに思います。
私は、商工会なのですけれども、商工会はもう実行委員会が町でも始まっていると思うのですけれども、福引の担当で、去年はその商品に松島の物産を使いました。1等、2等で、例えば、これ高いのはわかっているのですけれども、笹かまぼこ1個で鐘を鳴らさなくてはならないので、これは町民の方々も「これかい」という顔はするのだけれども、やっぱり支援という形があったので、クレームは出ませんでした。2年続けるわけにはいかないので、ことし商工会で地域振興券、これは町とのタイアップ、社協ともタイアップしているそれを商品に使いたいというふうに思うのですけれども、それ自体は問題はないでしょうか。その辺だけ聞いておきたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 産業振興課担当。
〇産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田利好) 産業振興課長がお答えいたします。
地域振興券は、商工会さんにお願いしてやるわけですけれども、全然問題ないと私は考えておりますので、よろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) 次に、職員の派遣についてお伺いをいたします。
前年度4人、昨日も高坂省吾さんから報告をいただきました。3カ月に1遍、我々も定例会の席で報告をいただいているのですけれども、現在も行っているのですけれども、3カ月は少し短くはないかいというようなことも考えました。何人か経験者はいらっしゃいますけれども、代表して吉田さん、その辺を、感想をまず聞いてみたいと思うのですけれども。
〇委員長(北堀一廣委員) 吉田副課長。
〇産業振興課副課長兼主席主幹・農林商工担当(吉田 浩) それでは、産業振興課、吉田、長谷川さんのご指名ですのでお答えさせていただきます。
確かに行ってみて、3カ月は非常に短いと思います。やはりその中で、向こうのお手伝いという形で行くのであれば、行ってきたからそういうこと言うと言われたらちょっとまずいのですけれども、最低半年はいて、お仕事のお手伝いというのが理想かなと考えております。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) 滑川町の職員さんが3カ月に1遍交代するということで、先方も3カ月に1遍は歓送迎会など盛大に開かなくてはならない。これも大変ですし、そういったことでことしも続けておりますし、若干は延ばしたほうがいいんかなというふうに思うのですけれども。
財政当局に聞くのですけれども、給料というのはこれどういう体制になっているのですか。こっちで払うのですか、あちらさんで払うのですか、それとも国から何かしらの補填みたいなものがあるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 総務政策課担当。
〇総務政策課副課長兼主席主幹・総務担当(笠原 直) 総務政策課総務担当、笠原、お答えします。
派遣につきましては、地方自治法に基づいて、地方自治法の第252条の17の規定に基づき派遣しております。この中では、費用負担につきましては、退職金の負担金以外は派遣先で払うということになっております。どちらかで払うというのもあるのですが、今回の場合、全額共済の費用だとか給与、全てを松島町のほうで負担していただいております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) 先方で負担していても、やっぱり職員の手が足りないとか、技術的なもので応援をしたいというふうなことなのでしょう。そういったことで、派遣要請がまだ今後も続くというふうに聞いております。
聞くところによると、松島町の庁舎を、狭くなって使い勝手が悪いということで、建てかえ、移転ということも聞いておりまして、それに伴って機構改革もしたいのだというような、向こうさんの関係者からも私聞いたのですけれども、その際には庁舎内のそういった支援ですとかを図るために、副町長なんかを派遣して、1年ぐらい、先頭を切って向こうの機構改革に当たったらなという、これ私の意見なのですけれども。
うちの町長も全国連にいつも行っているので、副町長の仕事は大変でしょうけれども、派遣者として副町長、そういうことがあったら、副町長のお考えを聞きたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 柳副町長。
〇副町長(柳 克実) 長谷川委員のご質問に答弁をさせていただきます。
そのようなことがあるかどうか、ちょっと定かではございませんが、私も松島町との関係には絡ましていただいておる一人と思っております。職員の派遣につきましては、総務課長のほうに1カ月半ぐらい前でしょうか、松島町の総務課長のほうから電話での依頼を受けて、来年度以降も派遣に前向きに取り組むということでお答えを申し上げておるということでございます。
ただ、期間につきましては、ご指摘のとおり3カ月は少し短いのではないかと、6カ月以上というふうな形で来年度以降はやっていきたいというふうに答えております。そんなところで、ご勘弁をいただきたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) 被災地のために、そういうときがあればみずから率先して行くというような気概を聞いているので、気概を持って派遣をしていただきたいというふうに思います。
東松山市は、1人1年ということだそうです。先ほど吉田副課長のお話も聞きましたけれども、派遣をされる町長には、そういった職員の意見も聞きながら、今後のことを考えていただければありがたいというふうに思います。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかにありますか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) ないようですので、これをもちまして平成24年度滑川町一般会計決算の総務経済建設常任委員会の所管の質疑を終結します。
暫時休憩をします。再開は、午後1時ちょうどです。
それから、説明員の皆様には、大変懇切丁寧な説明をいただきまして、本当にありがとうございました。
休 憩 (午後 零時01分)
再 開 (午後 1時00分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開をします。
これより、平成24年度滑川町一般会計決算の文教厚生常任委員会の所管の審査を行います。
質疑に入る前に、各担当課の説明員の紹介をお願いいたします。
まず初めに、健康福祉課お願いいたします。
〇健康福祉課長(木村幸一) 健康福祉課長の木村と申します。本日はどうぞよろしくお願いします。
説明員につきましては、自己紹介という形でやりたいと思います。よろしくどうぞお願いします。
〇健康福祉課主席主幹・福祉担当(市川明浩) 健康福祉課福祉担当の主席主幹の市川です。よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課主席主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康福祉課健康増進担当、小柳です。よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課主幹・高齢者福祉担当(篠ア美幸) 高齢者福祉担当、篠アです。よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 健康福祉課福祉担当、奥野と申します。よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課主事・福祉担当(小久保友貴) 健康福祉課福祉担当の小久保と申します。よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課主任・福祉担当(斉藤訓行) 健康福祉課福祉担当、斉藤です。よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課長(木村幸一) 以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
続きまして、教育委員会よろしくお願いします。
〇教育委員会事務局長(江森不二男) 教育委員会事務局長、江森でございます。よろしくお願いいたします。
自己紹介で進めさせていただきたいと思います。
〇教育委員会事務局主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川といいます。よろしくお願いいたします。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(櫻井 誠) 学校教育担当、櫻井と申します。よろしくお願いいたします。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・生涯スポーツ担当(小原由之) 生涯スポーツ担当の小原と申します。よろしくお願いいたします。
〇教育委員会事務局主幹・図書館担当(武井宏見) 図書館担当の武井と申します。よろしくお願いします。
〇教育委員会事務局主席主幹・エコミュージアムセンター担当(木村俊彦) エコミュージアム担当の木村と申します。よろしくお願いします。
〇教育委員会事務局主幹・生涯学習担当(関口正幸) 生涯学習担当、関口です。よろしくお願いいたします。
〇教育委員会事務局主席主幹・公民館担当(紫藤晴美) 公民館担当の紫藤と申します。よろしくお願いします。
〇教育委員会事務局主事・生涯学習担当(冨永茉莉) 生涯学習担当の冨永と申します。よろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
続きまして、環境課お願いいたします。
〇環境課長(横田一己) 環境課長の横田と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
自己紹介方式でお願いいたします。
〇環境課主幹・生活環境担当(島田昌徳) 生活環境担当の島田と申します。よろしくお願いいたします。
〇環境課主幹・下水道担当(服部進也) 下水道担当、服部と申します。よろしくお願いします。
〇環境課長(横田一己) どうぞよろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
それでは、まず質疑に入る前に1点、午前中の田幡委員さんのほうからの質問がありましたことについて、一部訂正がございますので、新井総務政策課長のほうからお願いいたします。
〇総務政策課長(新井佳男) 午前中の田幡委員の質問の中で、ポスター掲示場の数と投票所の数については、法令で定められているのかというご質問に対しまして、法令で定められていますという答弁を申し上げましたけれども、その点について訂正をさせていただきたいと思います。
実際には、ポスター掲示場の数は、投票所の数によって法令で何カ所ということで定められております。投票所の数につきましては、法令ではなくて、地域の実情等によりまして町の選挙管理委員会のほうで定めることができるということになっておりますので、その点につきましてご訂正申し上げます。
大変失礼いたしました。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
それでは、質疑に入りたいと思います。
質問のある方よろしくお願いします。
森田泰雄委員。
〇8番(森田泰雄委員) 森田でございます。二、三点質問させていただきます。
まず、教育長にお願いいたしたいのですけれども、教育長から羽尾に消防署の移転を伴う場所の遺跡調査をした結果、7戸の住居跡が発見されたという答弁をいただいておりますけれども、それは、どのような住居であるか。
それと、この遺跡によって工期が変更になるのかどうか、その2点をお聞きしたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育長お願いします。
〇教育長(小澤正司) ただいまの森田委員さんの質問ですけれども、あのあたりがちょうど丘から田んぼのほうに出る境目のところで、人々が生活するには生活しやすい場所だったということもあって、平安時代の住居址が7つほど今、発掘されているという報告のほうを受けております。
それによって工期がおくれるということは、今のところないだろうというふうに考えるのですが、担当の関口が真っ黒になって毎日一生懸命やっていますので、関口のほうから補足説明のほうさせますので、よろしくお願いします。
〇教育委員会事務局主幹・生涯学習担当(関口正幸) 教育委員会生涯学習担当、関口がお答えいたします。
ご質問にありました住居址7件出ているということで、平安時代の住居址が7件出ておりまして、それが工期のほうに関係するかということなのですけれども、今年度については一応設計だけということなので、7月の中旬から調査のほうを始めまして、天候等ちょっと不順な点もありますけれども、おおむねあと1月半ぐらいで調査のほうは終了いたしますので、消防署の建設のほうは来年度と聞いておりますので、調査のほうが工期のほうに影響することはないと考えております。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 平安時代の住居跡の7戸というのは、規模はどのくらいのものだったでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局主幹・生涯学習担当(関口正幸) 教育委員会生涯学習担当、関口、お答えいたします。
規模のほうは、1辺が約4メートルの四角の家の跡、またあと5メートルの四角の方形の家の跡が出ております。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) ありがとうございました。
次に、行政報告書の58ページ、緊急通報システムの事業というのがございますが、ひとり暮らしの方に必要な措置のようでございますけれども、加入者が39名、使用料が15万2,115円となっており、それで設置負担金が2万6,775円ですけれども、これを39で使用料を割りますと、3,900円になりますけれども、これは個人負担が3,900円なのか、町の負担が3,900円なのか、この辺どうなのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主幹・高齢者福祉担当(篠ア美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当、篠アよりご答弁申し上げます。
使用料は全て自己負担になっておりまして、電話機の機種と所得に応じてあります。月204円から949円自己負担になっております。その合計が、月平均1万2,676円ということで、それ掛ける12カ月分で15万2,115円が出ております。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) そうすると、負担金はあるのですね。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主幹・高齢者福祉担当(篠ア美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当、篠アがご答弁申し上げます。
自己負担金は所得に応じてあります。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 次の、設置負担金が2万6,775円で、39名で割りますと686円になるわけですけれども、この通報システムというのは、電話回線を利用するのか、特殊回線を使うのか、その辺はいかがでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主幹・高齢者福祉担当(篠ア美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当、篠アが答弁申し上げます。
電話回線を使っております。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) そうすると、普通電話と同じような状態で、即これを押すことによって通報ができるというような、普通の電話とちょっと違うのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主幹・高齢者福祉担当(篠ア美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当、篠アが答弁申し上げます。
普通の電話機に機種をつけます。その機種に大きなボタンがついておりますので、そこを押すと消防署のほうへ通報が行くようになっております。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 利用度はどうでしょう。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主幹・高齢者福祉担当(篠ア美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当、篠アが答弁申し上げます。
詳しい数字は消防署のほうから上がってきてはおりませんが、それによって救急車を要請したということは、直接は聞いておりません。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 次に、70ページ、滑川町法定外予防接種実施要綱に定められた予防接種でございますが、小児肺炎球菌とかヒブワクチン、これらは対象人員に対して接種人員が相当接近しておりますけれども、子宮頚がん予防ワクチンが対象人員に対して非常に接種人員が少ないのですけれども、この辺の状況はどうなのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主席主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康福祉課健康増進担当、小柳がご答弁申し上げます。
子宮頚がんの予防ワクチンの接種につきましては、接種するとき相当な痛みが伴うというようなお話が、インターネットを初めとしてさまざまなところで情報としてもたらされております。そういった関係もありまして、接種率がなかなか向上しないのではないかというふうに予想しております。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) そうすると、これ法定でやりなさいということではないわけですね。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主席主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康福祉課健康増進担当、小柳がご答弁申し上げます。
平成24年度まで、こちら3つの予防接種につきましては、法定外予防接種ということで接種になっておりました。ただ、本年4月よりこの3ワクチンにつきましては、法定の予防接種に移行しておりますので、現在は法定予防接種ということで接種のほうを開始しております。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) ありがとうございました。
次のオでございますけれども、高齢者肺炎球菌ワクチンの対象人員が1,717人に対して49と、これも少ないのですけれども、これは理由としてはいかがでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主席主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康福祉課健康増進担当、小柳がご答弁申し上げます。
滑川町高齢者の肺炎球菌ワクチンにつきましては、平成23年度より事業を開始しております。ご指摘のとおり、24年度につきましては非常に低い数値ということになっております。これについては、情報提供、PR不足というようなものを痛感しておりますので、本年については町民に対して十分周知を図りたいというふうに考えております。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 23年度から開始のために、まだPRが不足しているということですか。
それでは、1,700人もの対象者がおりますので、ぜひPRをよくして、受診者を多くふやしていただきたいと思います。
以上でございます。ありがとうございました。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかにございますか。
井上奈保子委員。
〇1番(井上奈保子委員) 井上です。何点か質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
最初に、教育関係でお願いいたします。埼玉県は、24年度から教育にネット活用ということで、大きな見出しで新聞に載っておりました。活用として、教育にクラウドを導入するということが出ておりましたが、何か個人のデータの保存とか、それから処理などをインターネットで行うという仕組み、これを24年度からということでございますけれども、滑川町でもこのネット活用にクラウドを導入しているのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
平成24年度より、文科省のほうで教育分野についてのクラウドの活用、推進が始まっておりますが、今現在滑川町の小中学校ではまだクラウドのほうは導入はしておりません。
その理由としては、クラウドはネット回線を使ったものなのですが、クラウドを使ってのセキュリティーの確保、それから学校のほうとしてのセキュリティーの体制、こちらのほうがまだ確立されていない状況にあります。ですので、その辺の問題がクリアになったときに、また施設整備のほうが進められたときに、クラウドのほうの活用を検討したいと思っております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) ただいま澄川さんのほうからそのような答弁がありましたけれども、埼玉県の中では、もう既にこれを取り入れてやっているところはあるのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
県内の状況につきましては、こちらのほうではまだ把握しておりません。申しわけありません。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) どこもまだ使っていないということ。
まだ、わからないわけですね。
それでは、ちょっと聞きたいのですけれども、私もこういうことは余り詳しくないので、どういうことかちょっとわからないのですけれども、例えば教育にこのクラウドを導入した場合には、今現場においての教員の、いろいろな昔と違って繁忙だというそういうことを先日も教育長さんのほうからお聞きしたようだったのですけれども、確かに今の先生方は学校においては、学校にいてもまた家に帰っても、多分いろいろお仕事が大変で、頭から離れないのではないかなというふうに思いますけれども、もしネット活用にクラウドを採用した場合、取り入れた場合には、どの程度か私わかりませんけれども、何か違いが、教育の現場において違いがどのように出るのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当、櫻井先生。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(櫻井 誠) 教育委員会学校教育担当、櫻井がご答弁申し上げます。
今、井上委員さんのほうからありました教員の多忙化というところではあるのですけれども、クラウドを使った場合の利用の仕方にもよります。現在、教員のほうは個人情報の保護ということもありまして、仕事をうちに持って帰って行うということで、そういうところに制限がかかっております。ですので、日曜日、土曜日も時間がないときには、仕事が終わらないときには学校に来て仕事をするという状況にあります。
クラウドコンピューティングを使った場合に、セキュリティーの問題さえ解決できれば、自宅のコンピューターからそのクラウドのホストコンピューターのサーバーのほうにアクセスをして、直接書き込みができたりということはできるようになると思います。ですので、その場合については、今まで8時まで残って、お母さんの先生方8時まで残って仕事を仕上げていたということがありますけれど、一度おうちに帰ってお子さんのご飯をつくってからお仕事をされるというようなところもできると思います。
ただ、本来でしたら勤務時間内の4時50分ぐらいまでに終わらせる仕事量、あるいは終わらせるべき仕事内容だとは考えますが、そういった面でメリットはあると考えます。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) ありがとうございました。
確かに生徒個人個人のデータが入ったり、あるいはそれを処理するというようなそういうことをするわけですから、いつどのようにその情報が漏れるかというそのおそれはいつでもあるわけです。ですから、やっぱりそういうことでこれをもし取り入れた場合は、扱いなどは先生方も大変かとは思いますが、もしこれの利点があれば、また県がせっかくこれを導入するということですから、学校のほうでも考え置きいただければなと、私も思ったところでちょっとお聞きしたところでございます。その件につきましては、ありがとうございました。
次に、もう一ついいですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) これも教育関係なのですけれども、最近子どもたちもいろいろ勉強する時間がとても多くなって、遊ぶ時間が減ってきているようでございますが、聞くところによりますと、今子どもが使用している教科書が、何年か前よりも厚さが平均30%教科書が厚くなったということを聞いておりまして、私ちょっと教科書を見ていないもので、30%厚くなったのかなというふうにちょっとわかりませんし、小学校なんかに行って授業参観というか、授業の風景見せていただいて、生徒さんのところへ行ってちょっと教科書を見たことがあるのですけれども、それが果たして30%も厚くなっているかどうかは、ちょっと気がつかなかったのですけれども、あるものを見たらば、そういう文章が載っておりました。
この厚くなったということに対して、問題点が出ているというのを指摘している人がいたのです。その指摘、3点ばかりありました。1点は、教科書が厚くなったために、授業をやっている中で生徒、児童が倦怠感を覚えるという、飽きるのですね、そういうのを抱くということと、それからそういうことによって生徒が学校不信に陥るのではないか。そしてまた、その勉強が大変だ、嫌だとそういうことから考えて、子どもが不登校だとか、それが原因でいじめにつながる、そういう心配もあるのではないかという、そういう3点を取り上げているのを私は目にしたのですけれども、これが本当に30%、私は厚くなっているかどうかもわかりませんけれども、これらのことについて教育長さん、お願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 小澤教育長。
〇教育長(小澤正司) 井上委員さんの質問に、教育長、答弁をさせていただきます。
井上委員さんのご指摘のとおり、教科書の内容は量的に、平均して一般に3割と言われていますけれども、増量している。それは、いわゆるゆとり教育への反動というのですか、今までゆとり教育というふうな形でもって進めてきたわけですけれども、それに対する批判から、学力低下等の批判が出てきたことによって、ここのところでまた授業時数の増加ですとか、あるいは今までは6年生でやっていたものを、中学校に送っていたものを、今度はまたそれが中学校から小学校に戻ってきたというふうな形で、大分増量されたという部分はあると思います。
ただ、その問題点、消化不良で子どもが何となく学校嫌いになってしまうのではないかとか、あるいは不登校になってしまうのではないかとか、いじめの原因にもなってしまうのではないかというふうな懸念ももちろんあるわけですけれども、その辺については我々のほうもそれを仕事でやっていますので、そうならないように指導方法を工夫したりしながら、子どもたちが授業を楽しく学べるようにやっております。
きのうの答弁の中でも答えさせてもらいましたけれども、やっぱり授業というのは子どもたちにとってみれば学校生活の中の一番大きなウエートを占めるわけですから、その中で、やっぱり1時間の授業の中で、やったあ、できた、見て見てというそういう声がお互い交わせるようなそういう授業経営というか、授業力を教師のほうがつけて、その辺のところについては対応していければなと。授業時数がふえたとはいってみても、教科内容はその時間の中で一応消化できるような分量にはなっているわけなのですけれども。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) 今、教育長さんのほうからの説明でわかりましたけれども、内容的に30%というのは、どうしてこれがふえて、今までやっていなかったことを入れたとか、そういうこともありましたけれども、30%というと、10分の3というと、3分の1では、本当に子どもにとったら大変かと思うのです。今までやっている中で、不足というか、そういうことを生じたのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 小澤教育長。
〇教育長(小澤正司) 先ほど申し上げましたとおり、ゆとり教育という中で、やっぱり内容をかなり時間数を減らすわけですから、内容を削減しないとおさまらないわけです。ですから、今までは学習してたものをカットしたり、あるいは学年を先送りしたりというふうな形で取り組んでいたわけです。それが、今度は新しい学習指導要領になって、ゆとり教育の見直しの中で学力低下を何とかしなければならないというふうなことから、全体的な見直しを行ったわけです。そして、授業の時間数もふやす必要があるだろうということで、時間数もふやしました。そして、そこで教える内容についても、今までカットしていたものを復活させたり、あるいは先送りしてたものをその前の学年でここのところまできちっと学習していくというふうな形で取り組むような形でやって、それが多いところでは、場合によっては3割ぐらいのページ数の増にはなっているという、そういう見方で、必ずしも全ての教科で分量が今までよりも子どもたちが30%余計勉強するようになったと、そういうことではないと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) これは、この教科書は、各地区で採択するものは違いますよね。そうしますと、これは多分文科省のほうから、こういうふうになるというのが来たのだと思うのですけれども、そうしますと教科書は各学校、地区で採択が違うと思いますけれども、どの教科書においてもこれはあれですか、今教育長さんがおっしゃったように教科書の内容は、教科によって必ずしも30%ふえたとか、そういうことはないと言いますけれども、そうしますとどこの学校でも採択している、現在使っている教科書は大体3割ぐらいふえているのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 小澤教育長。
〇教育長(小澤正司) 教育長、答弁させていただきます。
教科書の内容については、学習指導要領に基づいて、この学年でこれだけのことはきちっと学習しなければいけないというふうな形でもって決められていますので、それをもとにして各教科書会社が教科書を編集するわけですから、それぞれ教科書会社による特徴はあると思いますけれども、内容的にはそこで学ばなければならない内容を、全てその中に含めていると、必ず載せていると、そういう形になると思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) そのこだわる、私はそんな肯定したくはないのですけれども、先ほどのお話ですと、やっぱりそうしますと、何か今聞いていて、究極的にはゆとり教育そういうのがちょっと、いい面ばかりではなくてマイナス面も出ていたのかなというふうに思いますし、それがまた今の教科書の厚くなったとかそういうのに出ているのかという、一つそれも思ったのですけれども。
やっぱり時代が変わると、いろいろ授業とかそういうあれも変わると思いますけれども、基本的にはどこの学年ではどの程度のものを履修するというそれはもう決まっているわけですね。ですから、それのある程度、何割かは上、下はあるかと思いますけれども、やっぱり急に30%もふやさなくても、徐々にしていっても、3割ではなくても、10%でもいいかなというふうに私は、なぜこれ急にこういうふうにしたのかなと。今教育長さんのお話も理解できないわけではないのですけれども、やっぱり子どもさんにとったら、余り急激に30%もふやすという、そういうののプラスの面、マイナスの面、そうしてこういうふうに今やったというお話はわかったのですけれども、急に30%もこういうふうにここでやるということがちょっとどうかなというふうに私思いまして質問したのですけれども、今教育長さんのご答弁ですと、滑川町ではこういう今私が申し上げた不登校とかいじめとか、そういうことには問題点はないという今お話ですけれども、本当に先生方が日ごろ生徒、児童に対して、本当に熱心に向き合い、理解できるようなそのような指導のもとで何も問題なく、生徒がこれに対応できるように授業を進めておられるのかなと思いまして、では滑川町では今の問題については大丈夫ということで理解してよろしいですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 小澤教育長。
〇教育長(小澤正司) 3割、3割という数字がひとり歩きしてしまっているような感じもするのですけれども、実際に前のゆとりの時代から比べれば授業時数もふえたわけですから、それだけやっぱり内容的には押し詰まっているわけですので、1日の時間がふえたわけではないですから、実際に子どものほうの授業時数はふえて、例えば1、2年生なんかでも、5時間の日はもう2日しかないとか、3年生になると5時間の日は1日しかないとか、高学年になると毎日6時間になってしまうとか、そういうふうな形で大変さはあると思いますけれども、やっぱりそういう中でもって子どもたちが、今滑川のほうで一番課題にしているのは、そういうやる気を育てるという、意欲を育てるという、その意欲を育てない限り学力の向上にはつながりませんので、そういう視点でもって各学校とも取り組んでおりますので、余り大きいことは言えませんけれども、子どもたちの学力低下は絶対来たさないように、しかも子どもたちがきちっとした充実した学校生活が送れるように、創意工夫して取り組んいきますので、またいろいろご支援をお願いしたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) 先日、お配りいただきました教育報告ですか、評価の内容につきましても、1項目、1項目ずつとっても整備されて、研究されたのが報告されておりますけれども、本当に教育委員会の今賛否というのはありますけれども、私は滑川町の教育委員会さんはとてもいろいろ深く研究なさって、あれだけのものをつくっていらっしゃるということは、すばらしいなというふうに思っておりますし、教育長さん初め教育委員さん、本当にその人たちが町の教育のことを考えてくださり、各学校への指導もやってくださっていると、本当にそのことで今の子どもさんたちが安心して教育してもらえるのだということで、本当に私は、滑川町そういうことで、先生方に本当に恵まれて、いい環境で育っているのかなというふうにいつも思っております。それでは、今の教科書につきましてありがとうございました。
次に、決算書の106ページをお願いいたします。そこのところに、保守点検の委託料があるのですけれども、ここでは各小学校、宮小、福小、月小ですか、その校内LANと校務用パソコン、そして学習用パソコンの保守点検委託料が載っておりまして、学校では宮小が57万7,500円、福小が36万5,400円、月小が69万3,000円ということですけれども、学習用のパソコンは各小学校に何台設置されているのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
学校別のパソコンの所有台数なのですが、まず宮前小学校、こちら学習用のパソコンにつきましては41台になります。それから、校内LAN用、これは各教室で使えるパソコンなのですが、こちらが18台、学習に主に使うパソコンはそちらの2種類になりまして、全部で58台になっています。
続いて、福田小学校ですが、学習用のパソコン、こちらが33台、それから校内LAN用のパソコン、こちらが7台、学習で使うパソコンについては合計40台となっております。
月の輪小学校、こちらは学習用のパソコンが40台、それから校内LAN用のパソコンが24台、合計で64台です。
それから、滑川中学校、こちらは学習用のパソコンが45台、それから中学校にはタブレットPCといってスマートフォンのちょっと大きいような感じの指で、タッチパネルで動かせるA4サイズのタブレットPCが6台入っております。それから、校内LAN用が17台、ですので合計で68台が学習用として使えるパソコンとして整備されております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) そうしますと、校務用パソコンは先生方が使うあれですから少ないのですけれども、生徒さんが学習用に使うパソコンというのは、つながる、学習する内容はどの程度までのをやるのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
生徒が使うパソコンは、主にパソコン教室に整備されているものが1学校、1教室当たり40台、1教室の生徒たちが使えるものが整備されております。
校内LANについては、先ほどお話ししたとおり各教室に1台ずつという割合で整備されております。これは、それぞれ調べ学習等できるように、インターネット等にもちろん接続できるような形にはなっております。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) そうしますと、校務用パソコンというのは、これは教師がいろいろな情報交換とかそういうので使うのだと思うのですけれども、そうしますとこの保守点検は別々にお金が支払われておりますが、この学習用パソコンと校務用のパソコン等は、ほとんど内容が同じなのではない、違うのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
使われているパソコン自体には、性能の差はほとんどありません。機械としてはほとんど同じものを使っておりますが、中に入っているソフト、使われるソフトが先生用のものと子ども用のものは大きく違います。
また、導入時期によって、それぞれ契約をさせていただいていますので、そういった関係もありまして校内LANと校務用が一つの契約単位、それから校務用ということで一つの契約単位という形で、それぞれ学校ごとに区分されて予算計上、それから執行させていただいております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) 委託料が、校内LANの校務用パソコンと、それから生徒さんが使う学習用パソコンと分けて委託料を出しているのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
そのとおりでございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) そうしますと、その委託というか、保守点検するのに、手のかかるというか、複雑な保守点検するのは、校務用パソコンかと思うのですけれども、点検内容というかそういう差はどの程度あるのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
こちら、保守点検なのですが、主に機械自体、それから中のソフトの不具合が生じたときに対応していただくことがほとんどとなります。やっぱりそうなりますと、どうしても使用頻度としては、校務用、先生方がふだん事務で使うパソコンのほうが使用頻度は高いので、こちらのほうにウエートとしては、多くなります。
ただ、実際の委託料の算定に当たっては、1台当たり幾らという形で、委託料のほうは算定させていただいていますので、故障があっても、なくても1台当たり幾らということになりますので、まずこちらの委託料については基本的に台数当たりの契約額となっております。
先ほどおっしゃったとおり、ふぐあいに関しては校務用のほうが件数としては多いです。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) わかりました。
そのために、両方分けて保守点検に出しているわけですね。
これは、年に1回なのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
年間契約という形をとらせていただいております。1年に1回、24年度であれば24年度1年間、1度当たり幾らの単価で、1年間ふぐあいがあった等のときには対応してくださいという形の契約をしていただいております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) ありがとうございました。
それでは、もう一つ、行政報告書の100ページで滑川幼稚園のところですけれども、滑川幼稚園のこの3歳児の入園児が23、24、そのあたり減っているのかなというふうに思うのですけれども、多少の減少なのですけれども、条例では100名ということで入園の数を示していると思うのですけれども、何か4人とか9人とか、その年によって入園した子が少なくて、人数に満たないのかなというふうに思うのですけれども、満たなかったこの要因は何なのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育長(小澤正司) 井上委員さんの質問にお答えさせていただきます。
3歳児のほうは、先ほどお話がありましたけれども、100名ということで、25人掛ける4クラスということで募集させていただいているわけですけれども、多いときには十何名も100名の定員をオーバーする年もあって、抽せん等々でやってきたわけですけれども、ここのところ100名前後でもって推移しているという状況です。
その要因としては、前の議会でも答弁させていただいたことがあるかと思うのですけれども、やはり家庭のほうの働き方が、共働きや何かが多くなってきて、あるいはお年寄りや何かが子どものお迎え等ができなかったりというふうなことがあって、希望者のほうが幼稚園よりも保育園とかというふうな形でいっているのだろうと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) 何か、話に聞くと、何か公立ではなくてわざわざ私立へ初めからやってしまうのだと、そういうおうちもありますけれども、やっぱり町にちゃんとした公立があるので、入園費も安いし、いろんな面で町の幼稚園に入れればいいのではないかしらというふうに私は思っておりますが、どうしても、わざわざ行きたくないのだけれども、私立へ入園しなくてはという、例えば応募してくじで外れたとか、そういうので私立へ入園してしまうというケースはありますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局長(江森不二男) 教育委員会事務局長、答弁させていただきます。
入園の際に、100名という定員を設けていますがそれ以下で入ってきているわけです。その人数ですから、入ってからほかに行くという、そういうことは今のところございません。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) ありがとうございました。
では、済みません、もう一点だけお願いします。64ページのアレルギー等の対応特別給食提供事業のところですけれども、保育園に、ハルム保育園とそれからハルム第二保育園にその対象者がいるということで、1施設に1月当たり5万補助金を出しているということで、それで合計が90万という数字が出ているのですけれども、この内容についてご説明をお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(斉藤訓行) 健康福祉課福祉担当、斉藤がご答弁申し上げます。
そちらのアレルギーの対応なのですけれども、月5万円となっておりまして、通常ですと60万円掛ける2カ所になりますので、120万円となるところなのですが、該当した月が1年通じてではなくて、アレルギーの該当、こちらにあるとおり2人以上該当になった場合にこの補助金の対象になるというものになりますので、2人以上になった月が、該当した月が年の途中からでしたので、90万円の支払いとなっております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 井上委員。
〇1番(井上奈保子委員) そういうことですか、何か計算すると、それにならないから、どうして11人でそれなのかなというふうに、ちょっと納得できませんでしたので、質問させていただきました。
それでは、私の質問は以上でございます。ありがとうございました。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかにございませんか。
紫藤昌久委員。
〇10番(紫藤昌久委員) 10番、紫藤です。
行政報告書の73ページ、町でやっております健康づくり推進事業というところで質問したいと思います。
まず、大変多くのそういう事業に参加する団体ができたということで、大変喜ばしいと思っております。私がお聞きしたいのは、まず羽尾のマレット場と言えばいいのかな、の利用条件、まず最初にその利用条件からお教えいただけますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当、お願いします。
〇教育委員会事務局次長兼主席主幹・生涯スポーツ担当(小原由之) 教育委員会事務局・スポーツ担当、小原が答弁させていただきます。
うちの教育委員会のほうでは、マレットゴルフ場の貸し出しの許可等は、うちのほうでは担当しておりません。担当は、多分健康づくりというか、福祉関係のほうで貸し出しのほうをやっているかと思うのですけれども。それと、あと建設課のほうで設備の維持管理等はされているかと思います。教育委員会のほうで、マレットゴルフ場の予算等はちょっと持っていないもので、よろしいでしょうか。
〔「委員長、ちょっととめてください」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 暫時休憩とします。
休 憩 (午後 1時48分)
再 開 (午後 1時49分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開します。
それでは、健康福祉課長お願いします。
〇健康福祉課長(木村幸一) 健康福祉課長、紫藤さんの質問に答弁したいと思います。
マレットゴルフにつきましては、マレットゴルフの町の愛好会がございます。愛好会のほうで、運営とかについては全てやっていると思います。健康福祉課については、マレットゴルフ愛好会のほうへ補助金交付をしているということで、運営についてはタッチしておりません。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 紫藤委員。
〇10番(紫藤昌久委員) 私は、運営を聞いているのではないですよ、利用条件を聞いているのです。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課長。
〇健康福祉課長(木村幸一) 運営とか利用条件、貸し出し、全てのことについては、マレットの愛好会のほうでやっていると思いますので、町のほうでは利用とかそういうことについては、今のところタッチしていませんので、よろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) 紫藤委員。
〇10番(紫藤昌久委員) あそこへ、マレット場に行って見てきたほうがいいのではないですか。あそこに町で利用条件とちゃんと大きな看板に、滑川町教育委員会と書いて、こういう町の方しか使えませんとかと書いてありますよ。これが利用条件ではないですか。
どこに、愛好会に全部委託していると書いてあるのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 暫時休憩します。
休 憩 (午後 1時51分)
再 開 (午後 1時52分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開します。
健康福祉課、お願いします。
〇健康福祉課長(木村幸一) 健康福祉課のほうで答弁したいと思います。
最初マレットゴルフ場をつくったときの担当ということで、その当時は町の町民課のほうで設置しました。それで、設置してから貸し出しにつきましては教育委員会のほうでやっていたという経過がございます。途中からその運営、貸し出し、利用、全てマレットの愛好会のほうで自主運営ということになっているのが現状でございます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 紫藤委員。
〇10番(紫藤昌久委員) 経過はわかりました。
ご存知のように、福田地区、中尾地区、いろいろな地区から愛好会の管理というより町の管理であるがために、ふれあい活動で皆利用していると思うのです。
私がなぜ利用条件とかを聞きたかったのは、ある町民の方が、愛好会に1,000円払わなければできないのですかと、私は何人かの方にお聞きしました。まず、その辺が、愛好会というのは愛好会でやる事業に参加する方に1,000円いただくのだというのを私は愛好会で聞きました。
今、おっしゃっているように、今会員がどのくらいいるのだか、役場のほうは知っているのだか、知らないのだかわかりませんけれども、会員がどのくらいかご存じですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課。
〇健康福祉課主幹・高齢者福祉担当(篠ア美幸) 健康福祉課高齢者福祉担当、篠アが答弁申し上げます。
うちのほうで補助金を出している関係で実績報告は上がっておりますけれども、今ここに細かい数字は持ってきておりませんので、後で報告いたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 紫藤さん、後ほど報告をするそうです。
〇10番(紫藤昌久委員) わかりました。そういう流れですか、私もマレットがどうのこうのと言っているのではございません。何か、何人かの町民の方が、なぜ1,000円払わなければ町の施設が使えないのですかというご意見もございます。愛好会員に入らなければという、愛好会というのは年、2カ月に1遍だか愛好会としての試合をするための愛好会会員を募っているだけでございます。
一昨年だか、名前を挙げて言いたくはないから言わないですけれども、ある夫婦の方が迷っていて、私たちは愛好会のゲームに参加しないから、自由にやっているのですよという方もいました。でも、ある方によると、愛好会に1,000円払って入ってくださいと言われましたと。
その辺町で補助金を出す、出さないより、町の税でつくっているところで、ましてこういう健康づくり行動宣言した町が、自由に町の施設でできないということは、足かせになるのではないかと、そんな気もありまして、聞いてみようと、いい機会ですから。
私も立場もございますから、今おっしゃった女性の方に、そういうどのくらいの補助金と、どのくらいのメンバーがいるのだか、それから補助金出す以上は、年間こういうことで使いましたという決算書はいただいているのでしょうから、それはあとでお示ししてください。議会が終わってでも、いつでも結構でございます。
使いまして、町長もマレット場に来て皆さんを激励していいのです。次に新しいのも、福田の地区でもつくろうという何かお話も聞いたような気もいたします。早く福田のほうにできればよろしいのではないかなとも思いますけれども、滑川町健康づくり行動宣言の中の一環として、ましてこんなでっかい何百人いるのだかわからないですけれども、ましてマレット場に行けば60歳なんていないですから、70歳から上の方が主流でやっているのですから、その方々の健康づくりを優先して使いいいマレット場にしていきたい。
あと、町長ひとつ、ましてこんなでっかい健康づくりの団体ですから、年寄りがトイレではちょっと不便だというお話を行くたびに聞いているのですけれども、議員は私しかいないものですから、できることだったら、その年寄りでも……
〇委員長(北堀一廣委員) 紫藤委員、済みません、言葉を1つ訂正してください。言葉を言いかえて、少し不適切な……
〇10番(紫藤昌久委員) 高齢者と言えばよろしいですか。
〇委員長(北堀一廣委員) はい、よろしくお願いします。
〇10番(紫藤昌久委員) 高齢者が大変多いために、もっと楽に使用ができるものを欲しいですねというお話も伺いました。ぜひ、町長にお会いしたらお話をしておきますということで、終わります。
ありがとうございました。答弁はいいです。
〇委員長(北堀一廣委員) いいですか。せっかくですから、吉田町長にお願いします。
〇町長(吉田 昇) マレットゴルフ場のトイレの件につきましては、私もトイレがどんなふうでどうということを知りませんでしたけれども、そういう使い勝手とか、いろいろそういうものが非常にまずいということであれば、それは後で現地を調査をして直してもらいたいというふうに思います。
〇10番(紫藤昌久委員) どうもありがとうございました。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかにございますか。
上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 上野憲子です。何点か質問させていただきます。
最初に、行政報告書の中の54ページで、生活保護の関係をお聞かせください。実績では、108世帯160人という形で報告されておりますが、ざっと計算しても単身者が多いのかなというふうに思います。状況的なものはどのような感じなのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主席主幹・福祉担当(市川明浩) 健康福祉課福祉担当、市川が答弁させていただきます。
生活保護につきましては、この行政報告のほうに載っている数字は、平成25年3月の時点の県の西部福祉事務所からの数字を上げさせていただいております。
確かに、単身世帯が大体非常に多い比率を占めております。ここにはあるのですが、一応単身世帯でも高齢者ということで、ほぼ今のところ何割ぐらいが高齢者かというところまで計算はしていないのですけれども、今の感じでは、ほぼやはり単身世帯のほとんど7割以上は、7割、8割は高齢者ではないかと。特に65歳以上というふうに今思っております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) この報告自体25年3月末ですか、今年度から生活保護法のいろんな見直しの中で、かなり金額的に下がっているところもあるというような話だったのですけれども、一番影響を受けているというのが、子どもさんが多い家庭とかということだったのですけれども、決算ですので、去年の状況の中での質問ですので、そこまではいいのですけれども、単身世帯また高齢世帯が多いとなると、このいろんな生活の中で見守りも大変なのかなというふうに思って質問させていただいたのですけれども、現状ではやっぱり単身が多いということで、それからやっぱり高齢者が多いということですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主席主幹・福祉担当(市川明浩) 健康福祉課福祉担当、市川が答弁させていただきます。
細かい数字を計算していなくて申しわけないのですが、確かに単身の場合は高齢者が7割、8割は占めていると思いますし、それで最近になってやはり問題になってきているのが、ひとり暮らしでなかなか、高齢者の男性の方なんか特に家事ができないとかいろいろなもので、ごみ屋敷化しているようなアパートがございます。そういう方をことしになってですけれども、保護というか、一応病気も疑われたので、病院のほうへ入院していただいている方もおります。ですから、そういった面で、いろいろひとり暮らしの方は本当に交通事故とかもあったし、そういった面で本当に役場に保護費を受給に来るときもタクシーで来たりして大変な方もおりますので、本当に見守りというか、そういったところも、西部福祉事務所とともに、町のほうも力を入れていかないと、暑いときに亡くなってしまったりというふうなことのないように、やっていきたいと考えております。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) わかりました。
では、続きまして65ページの一番下の段にあるのですけれども、ファミリーサポートセンター事業、これも始まっていて、今実績を見せていただくと結構利用されている方も多いというふうに思います。なかなか安心して子どもさんを預けて、いろんな用事ができたときに、本当に有償ボランティアの方の活動というか、なってくれる方がいるのかなというふうに私も思っていたのですけれども、サポートしてくれる方が16人いて、こういう実績が出ておるということで、どういうような事業内容があったのか、もしわかる範囲で結構ですので、お知らせいただきたいというふうに思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(斉藤訓行) 健康福祉課福祉担当、斉藤がご答弁申し上げます。
先ほどのファミリーサポートセンターの主な内容なのですけれども、こちらにつきましては、主に保育園ですとか学童保育の送迎というのが主な内容になっております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇11番(上野憲子委員) ありがとうございました。
先ほども言いましたが、ほかの人には頼めなくても、きちんとこういう制度があれば安心して、ちょっと遅くなってしまったりするときに見ていていただけたりするのは、本当に助かると思います。
去年ですか、前倒しでふれあい事業として、それは社協のほうで始めた事業だというふうに思うのですけれども、そのほうもなかなかお手伝いしてくれる人、また利用する人の数がそろっていないというようなお話が初めあったというふうに思うのですけれども、この社協関係の質問も今でいいのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 結構です。
〇11番(上野憲子委員) そのふれあい事業……わかりませんか。
それもだから、お年寄りまた子どもさんの違いがあってもお互いに助けを必要とする人、またお手伝いをしてくれる人、そういう立場立場でやっていただくということは、本当に大変だと思うのですけれども、子育て中の方また高齢者の方にしてみれば、両制度とも本当に重要なことですので、この事業が大きくなって利用者がふえるようにしていただけたらというふうに思います。
それから、続きまして66ページの一番下なのですけれども、これ介護施設整備費補助事業ということで、ふれあい大笑庵のことが出ているのですけれども、これは内容的なものは介護保険で聞いたほうがよろしいのでしょうか、ここでいいのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 暫時休憩します。
休 憩 (午後 2時06分)
再 開 (午後 2時07分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開します。
健康福祉課担当。
〇11番(上野憲子委員) 介護と今、言ったのではないの。
〇委員長(北堀一廣委員) 暫時休憩します。
休 憩 (午後 2時07分)
再 開 (午後 2時08分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開します。
大変失礼しました。
上野委員、質問をどうぞ。
〇11番(上野憲子委員) 内容が聞きたいので、では介護のほうで質問をさせていただいたほうがいいですね、わかりました。
次に、70ページの法定外予防接種実施要綱、先ほど森田委員が予防接種のことで質問されていたと思うのですけれども、小児肺炎球菌、ヒブワクチンなど、私もぜひやってほしい、推進してほしいというふうに議会でも言った側なのですけれども、ある新聞を見ておりましたら、この小児肺炎球菌とかヒブワクチンとか実施して、たくさん受けている方がいて、本当に突発で熱を出してくる子どもさんが本当に減ってきて、お医者さんとしては緊急のそういう対応が少なくなって、本当によかったというような新聞に出ておりました。
ある意味、親の側にしてみましても、突然高熱を出して、どこに連れていこうとあたふたすることもなくて、そういう部分では本当に助かっているというふうに思うのですけれども、これは法定外予防接種ということで、これはちょっと確認なのですけれども、これは今年度も続けているし、これは今度は法定外ではなくて、法定で決められたというふうに理解してよろしいでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主席主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康福祉課健康増進担当、小柳、ご答弁申し上げます。
上野委員さんおっしゃられるとおり、本年から法定予防接種ということに移行になっております。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇11番(上野憲子委員) 安心しました。
本当に子育てしている中ではいろんな病気にかかりますし、熱を出すだけではなくてけがをしたり大変な状況が続くのですけれども、そういう心配が一つでも減るような状況になるということは、本当に子育てが楽に、楽にということはないのですけれども、ある意味そういう安心ができるというふうに思いますので、ぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。
次に、71ページの健診事業の中で、胃がん検診について質問させていただきます。
先日ある方から、集団のほうの胃がん検診に申し込んだのですが、申し込みが遅かったので受けられなかったという話がありました。本当に集団検診で受けたかったのだけれどもという話をされましたので、集団以外でもできますという話はしたのですけれども、この集団で受ける場合の人数、この実績を見ますと199人というふうになっているのですけれども、この人数というのは、できる許容範囲というか、受け付けられる許容範囲いっぱいなのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主席主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康福祉課健康増進担当、小柳がご答弁申し上げます。
集団検診で行っておりますバリウムの検診につきましては、こちら199名は実受検者になります。予約の段階では220名から230名予約のほう受けております。現在の開催日数から比較しますと、その辺が上限ということでご理解をいただければということでございます。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 受け付けがあったので、1日ぐらいおくれたとか、幾日かおくれて電話をしたら、もう既にいっぱいですよということで、できなかったということなのですけれど、そこら辺、例えば日数をふやすとか、そういう部分で特定健診の受診率をふやすという中で、今後対応はどうでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主席主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康福祉課健康増進担当、小柳、ご答弁申し上げます。
今後がん検診、胃がんに限らずなのですけれども、受診機会を積極的にふやしたいという計画を持っておりますので、準備が整い次第、こちらにつきましては、こちらでお願いしても医療機関で受け入れてくれないと改正できないという事情もございますので、医療機関と調整をしながら受診の機会のほうをふやしたいというふうに考えております。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 早速そのように報告をしていきたいと思いますので、ぜひ医療機関とも連携をとっていただいて、至急人数をふやしていただけるような方向でお願いしたいというふうに思います。
次に、73ページ。ことし町長が健康づくり元年ということでお話しになりましたが、昨年から滑川町健康づくり行動宣言ということで、健康づくりにスタートしたわけですが、まだ1年たったところですけれども、例えば医療費を減らすとか、健康寿命を延ばすとか、いろんな目的があると思うのですけれども、何か少しでも実績が出ているでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主席主幹・健康増進担当(小柳博司) 健康福祉課健康増進担当、小柳がご答弁申し上げます。
こちらの健康づくりの事業につきましては、まだ本当に産声を上げたばかりということになっておりまして、比較をする資料自体も、新しいものはまだデータがとれておりません。今後の課題ということでご理解をいただければと思います。
以上でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 見附市に視察に行ったときもそうなのですけれども、その運動を始めて、皆さんの協力を得て、医療費がこれだけ下がりましたよ、健康寿命がこれだけ延びましたよという、そういう一つの数字があらわれると、皆さんやっぱりやってよかったとか、そういう継続のまた意欲も出てきたりする部分もありますので、それ以外でも何か少しでもこういうことを行ったことでこういう傾向が出てきたよというものがあったらどんどん発表して、皆さんの意識を高めるという意味でやっていただけたらというふうに思います。
最後に、110ページ。ふれあい弁当について質問させていただきます。このふれあい弁当の趣旨も、親と子の触れ合いを願ってというふうに第1番に書いてあるのですけれども、なかなかこの親と子の触れ合いという部分での今ふれあい弁当になっているのかなというのをいつも私は疑問に思っているのですけれども、ここら辺は、教育サイドからするとどのような指導をしているのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育長(小澤正司) 上野委員さんの質問に教育長答弁させていただきます。
この制度も、学校給食で生活している中で、少しでも今上野委員さんおっしゃいましたように、親と子の触れ合いを願ってということで始めているわけですけれども、中学校ぐらいになるというと、できれば少しは子どもたちにも自分でできる弁当をつくるようにというふうな形で、学校のほうでも指導してくださいということで、校長会等では話をしているわけなのですけれども、実際には家でもって親がつくって、それを子どもが持って来ているという状況が多いのかなというふうには思います。
ただ、なかなかこういうふうないい制度を簡単になくしてしまうということよりは、せっかく始めている事業ですので、しかも毎回のことではありませんので、月に1度ぐらいのことですので、家庭のほうでも子どもといろんなその辺について、この弁当をきっかけに話し合いでもしてもらえればありがたいなと。少しでもそういうことをきっかけにして、弁当以外のことにも親子のきずなが深まっていけばありがたいなということで、我々のほうはこれを続けておりますので、その辺のところはご理解いただければというふうに思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) これもいろいろお話を聞くのですけれども、中学生ぐらいになりますと、土曜日の部活であるとか、また対外試合であるとか、そういうときにお弁当をつくる、結局週1回ぐらいはお弁当を親御さんが子どもさんに持たせているということがあるわけです。だから、その触れ合いの趣旨が本当に通じて、そういう家庭でお弁当についての話であるとか、食べ物についての話であるとか、そういう会話の中でお弁当がつくられていればいいのですけれども、ある意味、負担にばっかりなっていて、ふれあい弁当になっていないのではないかというお話も聞いたものですから、今質問させていただいたのですけれども、やはりこれも趣旨を徹底して先ほど教育長さんがおっしゃったように、本当にわずかな会話でも、そのあした持っていくお弁当について、何が食べたいかなということで、それはどういうふうにつくるかなとかいろんな話になればいいのですけれども、またそれ以上に子どもたちが手伝ってつくれるようになればいいと思うのですけれども、そういう部分で、今位置づけがなっているのかなというふうな疑問も持っております。
また、衛生面からいっても、夏の暑いときなど、年に2回ぐらいはお弁当をなくしている月があると思うのですけれども、そこら辺の実情をお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) 小澤教育長。
〇教育長(小澤正司) そこの、4、5、6、それから、10、11、1、2というふうな形でなっていますけれども、前は7月あたりも、あるいは9月あたりも持っていったのですけれども、やはりこの時期はどうしても、学校に持って来ても涼しいところで保管するということがなかなかできませんので、その時期は、暑い時期は、ふれあい弁当を外そうということで、その部分はカットしてあります。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) いろんな食中毒の心配もありますし、そういう対処をとられているのだと思うのですけれども、このふれあい弁当も一度やっぱり議論に、皆さんの議論の中で再確認をして、位置づけをしていったほうがいいのかなというふうに思います。
今後、私もこれをなくせとかそういう意味ではなくて、趣旨を徹底した上でやはりしていかないと、いろんな地域から今、越してこられる親御さんもいらっしゃいますし、このふれあい弁当の位置づけが何だろうとわからない方もいると思うのです。そういうことで、年に1遍くらいは、例えば保護者会であるとかそういうときにでも、きちんとお話をされたほうがいいのではないかなというふうに質問させていただきました。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかにございませんか。
長谷川元夫委員。
〇7番(長谷川元夫委員) 教育委員会にお願いをいたします。
先日この24年度の教育委員会のみずからの点検・評価報告書というすばらしい資料をいただきました。これに基づきまして決算について質問をさせていただきたいと思います。
最初に、聞きたいのですが、主要施策の点検評価というふうになっておりまして、自己点検というふうにはなっておりますけれども、このA、B、C、D、さすがにCとDはございませんでしたが、これは、5人の教育委員さんが点数をつけるのか、各担当者が点数をみずからつけるのか、その辺はどうなっているのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育長(小澤正司) それでは、長谷川委員さんの質問に、教育長のほうで答弁させていただきます。
この評価ですけれども、私たちのほうで取り組みについてまとめて、それについて自己評価のほうをします。そして、それをほかのところに第三者委員がおりますので、そちらのほうでいろいろ検討していただいて、その評価については、我々は自分たちでやっている仕事ですから、かなり厳しい評価をしていたわけですけれども、これは、第三者評価をやっていただいている馬場先生が文科省の仕事で全国を駆けめぐってた先生で、その先生はただ結果の数値だけをもとにして評価するのではなくて、やはり取り組みの状況等を勘案して評価するものなので、これについてはAでいいのではないかというふうな形で指導をいただいて、それに基づいて評価のほうは出させていただいております。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) ありがとうございました。
それでは、少し教育委員会の定例会を中心とした会議について質問をさせていただきたいと思うのですが。こんなことを言ったら失礼なのですけれども、最近いじめの扱いの中途半端な対応ですとか、はだしのゲンですとか、全国的に教育委員会は非難のほうが多いのではないかなというふうに思っております。
そんな中で、我々が会議録を請求しない限り、会議録は出さないというふうになっておるそうなので、ここに抜粋だというふうには思いますけれども、24年度の教育委員会の会議の開催実績というのが載っておりますので、これに沿って若干お聞きしたい点がございます。
まず、教育委員会定例会には教育委員さん5名、そしてどのような方が出席をされて会議が開かれるのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局長(江森不二男) 教育委員会事務局長、答弁申し上げます。
教育委員会、教育長を含んで5名です。それから、私事務局、もう2人事務局として指導主事が2名参加をしております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) ここに載っている各委員さんから提言ですとか、意見、質問等その答弁者として事務局というふうな使い方をしていますけれども、この事務局の中には教育長さんは入るのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局長(江森不二男) 教育委員会事務局長、答弁を申し上げます。
教育長も入ります。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) 第4回定例会24年の4月の27日の中に、ALTはどのような事業をしていますか、ALTとは何ですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当、櫻井先生。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(櫻井 誠) 教育委員会学校教育担当、櫻井がご答弁申し上げます。
ALTは、アシスタント・ランゲージ・ティーチャーということで、外国籍の方で、公用語に英語を持っているお国の方で、学校の教員、小学校、中学校の教員とともに英語の授業、小学校でいうと外国語授業なのですけれども、に参加してネイティブなより国際的に通用するような発音で英語を教えていただくという、そういう先生になっています。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) 次に、学力テストの結果云々というのがありますけれども、新聞等で見たのですけれども、高知県は今まで最下位のほうだったと。それを小人数ですか、そのサポートの教員をつけてやったら上位のほうへ上がってきたと、そういったものとALTというのは、方針が違うのですか、これは。
〇委員長(北堀一廣委員) 櫻井先生。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(櫻井 誠) 学校教育担当指導主事、櫻井がご答弁申し上げます。
ALTは、外国語活動を補助する教員です。中学校でいいますと英語の授業、小学校でいいますと外国語の授業、外国語活動の授業に教員の補助として入る教員ですので、基本的にはここに出ている学力テスト等には、小学校の場合ですと外国語活動は入ってきていませんので、本当に補助員という形でALTのほうは入っております。ただ、中学校においては、どちらかというと書くということよりは表現です。発音ですとか、あるいは外国の方を見たときに、今までですとなかなか声をかけられなかったのですが、ALTの先生が毎週来てくれることによって、外国の方との接点を持てるようになったりというような態度面です。そちらのほうを主に指導していただいております。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) 全国学力テストの向上とはまた違った方針だということがあったのですけれども、学力向上等の話も先ほどから出ていますように、高知ですとか、あと東北ですか、いいのは、そういったところを目標に全国的に展開をされると思いますので、その辺もしっかり教育委員会として勉強なりしておいていただければありがたいというふうに思います。
ゆとりと、学力向上の問題で井上奈保子委員のほうからも出ていましたけれども、最後のほうのページに、川島町でクーラーを入れたから、夏休みを短くしたというお話が出ています。我が小学校、中学校にも伊東議員がクーラーを入れてくれるということですので、来年あたりから我が町の生徒、児童も夏休みが少なくなるのかなあというふうなことが、これは心配するのか、いいことなのかわかりませんけれど、その辺までは教育委員会としてまだ議論にはなっていないのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局指導主事・学校教育担当(櫻井 誠) 教育委員会学校教育担当指導主事、櫻井がご答弁申し上げます。
本町では、授業数確保として県民の日あるいは開校記念日を授業日として行っております。夏休みは、クーラーが入ったということもありますけれど、本町では今のところは夏季休業日を減らすというところまでは、話は及んでおりません。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) 了解しました。
5月22日の定例会の中で、委員から、県内で飲酒運転等の不祥事があるが滑川町でもあるのかという質問が出ています。これは、不祥事というのは教職員というか、関係者ということなのでしょうけれども、この質問は、町民だとか議員が質問するのならいいけれども、委員が教育委員会の中でこういう質問をするということは、これ知らなかったら教育委員会の隠蔽ですよね、これ。委員自体がこれは状況を把握していなければならないということなのだと思うのですけれども、本当に会議の内容ですとかこういったものを見ると、若干心配といっては失礼な面もあります。
ということで、これは次の25年の1月の18日の定例会の中に、子どもたちが教師を評価するところが出てきているか、うちのほうはどうなのかというような質問がやっぱりこれ委員から出ているのです。事務局、誰がお答えになったかわかりませんけれども、そういった導入する考えはないと、これで全面的にノーを出しています。私は、こういうことも教育委員会としてそういった先生方を評価するかどうかというのを決めるのだというふうに思うのですけれども、事務局がそういうことは考えていないというようなことで、教育委員会というのは回っているのかなと。
さっきの問題も考えて会議の内容、これ抜粋だけではわかりませんけれど、私とすればもう少し見たいなということもあるので、会議録は要請がなければ公表しないということだそうですけれども、ぜひ全面公開の方向でいってもらえないだろうかというふうに思うのですけれども、これは誰に聞けばいいのですか。教育委員会みずからに聞いたほうがいいのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育長(小澤正司) それでは、ただいまの件について、教育長、答弁させていただきます。
何点かご指摘をいただいたわけですけれども、委員さんのほうから飲酒運転の不祥事云々について、滑川町であるのかという、そういう質問が出たということですけれども、これについては、私が毎月教育長報告の中で、西部教育事務所管内あるいは県の状況について、職員事故あるいは子どもたちの事故について報告をしておりますので、その中で新聞をにぎわすようなそういう飲酒事故等が実際に起こっておりますので、そういうのについて滑川町なんかでは聞いていないけれどもどうなのですかというふうな形で出てきているようなもので、委員さんがそういうことについて全く無知であるという、そういうことではありませんので、補充しておきたいと思います。また、これから表記についても、ちょっと考えたいと思います。
それから、評価については、今大学や何かで、あるいは高校や何かで、かなりこういうふうな形で、特に大学なんかでは評価を取り入れております。実際に、中学校や何かでも、教師が自分の授業について子どもたちにいろいろ書かせて、子どもたちの声を聞くというふうな形は取り入れています。ただ、学校全体として、今言ったような、大学や何かでやっているような、そういう形を今のところまだ検討していませんので、すぐすぐ取り入れるというふうな、そういう状況は考えていないという、そういうことでございます。
それから、この会議録のほうの公開の件ですけれども、これらについては、また教育委員会等で諮って検討していきたいと思います。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) 次に、滑川町複合施設検討委員会から説明を受けて、コミセンの建てかえ云々だというふうに思うのですけれども、「フレサよしみ」を視察研修を行ったという、これ教育委員会ではなくて検討委員会でやったのだというふうに思うのですけれども、これは総務課長、どういった委員会ですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 新井総務課長。
〇総務政策課長(新井佳男) 総務政策課長、答弁をさせていただきたいと思います。
この複合施設検討委員会というのは、役場の内部の職員で構成された検討委員会でございます。実際に、コミュニティーセンターの建てかえ工事に伴う複合施設をどのような形でこれから考えていったらいいのかということを、24年度中にいろいろと、先進地の視察も含めて検討した結果を町長のほうに、こういった形がいいのではないですかということで上げさせていただいたところでございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) ありがとうございました。
議会の総務委員会等もことし視察に行くそうですから、いろいろ詰めていただければありがたいというふうに思います。
第11回の定例会、24年12月19日、例の先生方の駆け込み退職、私もこの問題を聞いて、教育長のほうから「あるよ」ということだったのですけれども、実際あったようでございますけれども、児童生徒などに動揺はなかったのか、学校運営そのものに支障はなかったのか、お聞かせください。
〇委員長(北堀一廣委員) 小澤教育長。
〇教育長(小澤正司) 長谷川委員さんの質問に答弁させていただきます。
1月31日の件につきましては、本町の場合には、該当職員は2名おりました。本人のほうから申し出があった段階で、早目の対応をしておりますので、特に混乱等はありませんでした。また、保護者等からも、その件に関しての特に意見等もありませんでした。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) 次に、成人式の成人者に対して、「返事がないよね、あったほうがいいよね」とありますけれども、大人になった成人者に、注意はできないのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当、お願いします。
〇教育委員会事務局長(江森不二男) 事務局長、答弁させていただきます。
大人ですから、やっぱり名前を呼ばれたら返事ぐらいできるのが、今までの教育課程の中で少し足りなかったのではないかというような気がします。ですから、これからはそういう面も含めて、中学校時代からの教育も進めていければというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) ことしになりまして、2月の21日の会議、私は幼稚園の奨励費返還について、ゴルフ場の税金のもらい過ぎについての返還というのは出た覚えがあるのですけれども、21、22年度に不適切な計算があったので、ことしの3月議会に上程して修正したいというようなことを書いてありますけれども、私が忘れてしまったのなら申しわけないのですけれども、どのような議案、補正なりに出たのか、お知らせください。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
こちらにつきましては、平成24年度の、恐らく3月最後の補正だったと思います。こちらの返還金については、幼稚園就園奨励費、こちらに対する算定誤りによる補助金の返還になります。平成21年度分が6万6,000円、平成22年度分が5万円ということで、11万6,000円の補助金のほうを返還させていただきました。
こちらにつきましては、算定方法の誤りなのですが、幼稚園就園奨励費の補助金の額を決定するために必要な算定の基準になるものが、その幼稚園に通っているお子様がいる世帯の市町村民税の税額について当区分が決まって、それによって補助金の額が決定しているところなのですが、こちらについて税額控除されている家庭の税額控除分を考慮しない、税額控除前の数字で判断すべきところを税額控除後の数字で判断してしまって、補助金該当にならない方についても該当ということで、誤って補助金交付をしたために返還という形になりました。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) ありがとうございました。
最後の同じく、同じ日の会議、委員から総合体育館耐震大規模改修工事について説明を求められました。その答弁が、「費用が多くかかることが判明したので、25年度工事は行わず、建てかえを含めた検討することとした」と。これは、町長などの説明も昨日ありましたけれども、教育委員会の事務局長が判断をして、この工事はとめるということになったのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会事務局長。
〇教育委員会事務局長(江森不二男) 教育委員会事務局長、答弁させてもらいます。
私の代でなかったのですけれども、私も内容的にちょっと読ませてもらいましたけれども、その段階では、しっかりと相談をして今後の対応を考えていくということで、聞いたり読み物を読んだりしております。
要するに、設計段階が終わった段階でそれに基づいて、きのうも町長がお話をしていましたけれども、次の3つの方法があるということでお話しましたけれども、それについて考えていくということで、読んだものについては、私はそういうふうに思っております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) 総務課長に聞きます。
教育委員会の工事はやらないほうがいいよということを聞いて、この工事はとまっているのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 新井総務政策課長。
〇総務政策課長(新井佳男) 総務政策課長、答弁させていただきます。
私も当事者ではなかったもので、詳しいことについてはよくわからないのですけれども、聞いた私の知っている限りのことを申し上げると、実施設計が組めた段階で3億4,000万円もかかるという話を教育委員会が補正予算のことで相談に来て、町長のほうと相談をして、町長の決断のもとに、これは新年度の当初にはのせられないという話は聞きました。そのときの町長の話は、「俺一人の判断では困るので、教育委員会にも諮っておけよ」という話をされたという話はお聞きしております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) いずれにしても、900万の設計費でこれが建てかえたほうがいいか、耐震補強したほうがいいか、それがこのたった900万でできたわけですから、それに基づいて立派な耐震に劣らない建てかえにするには、よく詰めて行っていただければというふうに思うのですけれども、現段階では教育委員会はどっちを利とするのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局長(江森不二男) 教育委員会事務局長、答弁させてもらいます。
私的な考えとしては、私的な考えです、あくまでも。建てかえのほうがいいのではないかというふうに考えております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 長谷川委員。
〇7番(長谷川元夫委員) 設計900万ぐらいと言ったけれども、高いという意見もあるし、これを本当に無駄にしないようにやっていただければありがたい。
教育委員会の内容ですと、町長、建てかえのほうがいいそうですから、今度教育委員会に十分に相談を受けたので、その方向にするというふうに、意見も聞いたほうがいいと思います。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 暫時休憩とします。
再開は2時55分です。
休 憩 (午後 2時43分)
再 開 (午後 2時55分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開をします。
ほかに質疑ございませんか。
上野廣委員。
〇6番(上野 廣委員) 6番、上野廣です。幾つかご質問いたします。
環境問題について関連なのですけれども、行政報告書の78ページの7番の騒音測定についてなのですけれども、これは関越道沿線の住民から寄せられているということで、私もかなりみなみ野の先の都のあたりとか、あるいは月輪の関越道周辺のところに住居がたくさんできてきたので、これは騒音だけではなくて排気ガスの問題もあると思います。そういった意味で、この件についてご質問いたします。
この場所と、あと内容と、あと要望を出していると思うのですけれども、どういった形での要望なのか。どのくらいの幅でどういう遮音壁の取りつけ要望をしているのか、お聞きしたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 環境課担当。
〇環境課主幹・生活環境担当(島田昌徳) 環境課、生活環境担当、島田が答弁させていただきます。
騒音の要望につきまして、関越自動車道の月輪地区、都地区より要望が出ておりまして、平成22年の10月18日付で都地区から要望が出されております。
遮音壁につきましては、現在3メートルということで出ておるのですが、それをかさ上げ2メートルをしていただきたいということで、5メートルとするように要望が出されております。
昨年について騒音測定しましたところ、都地区と月輪地区において、夜間について環境基準を超えております。なお、要請限度というのがさらに5デシベル高い基準があるのですが、それについては超えていないというような状況であります。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野廣委員。
〇6番(上野 廣委員) ありがとうございます。
それで、幅、距離はどのくらいなのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 環境課。
〇環境課主幹・生活環境担当(島田昌徳) 環境課、生活環境担当、島田が答弁させていただきます。
距離についてなのですけれども、今手元に資料がございませんので、後で示させていただきたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野廣委員。
〇6番(上野 廣委員) ありがとうございます。
あと、先ほど私申し上げたのですけれども、排気ガスの問題もこれから考慮していっていただきたいと思います。やはり関越自動車道、物すごく今車が多くなってきておりますので、しかも高いところに関越道が走っていて、そこから排気ガスが下に落ちてくるわけですね。排気ガスは空気より重いですから、下に行くのですね。そういう意味で、下に住んでる家の健康問題、今健康長寿のまちづくりをしているわけですから、できるだけ環境のいい形でみんなに生活していただくということであれば、排気ガスのPM2.5とか、いろんな測定のあれがありますけれども、大丈夫かどうか、一番車が多いときにぜひ測定していただきたいと思いますが。今後も、そこら辺のところを十分気をつけてください。これは、要望です。
次に、79ページ、その次のページなのですけれども、放射線量の測定の結果が、昨年の23年度と比較はされていませんけれども、この空間線量の結果があります。これを見ますと、福田小学校0.093で、前にも私いろいろ指摘したことあるのですけれども、福田小学校が高目に出るということでございます。福田小学校と月の輪小学校です。それから、滑川中学校も若干高いというようなことで。
今回、土壌の放射線物質測定で、ゲルマニウムの半導体で、土の測定を(ウ)のほうでやっております。これは、やっていただいて大変よかったなと思っています。なぜかといいますと、やっぱり福田小学校が土の中が若干高いと。空間線量で高いものは、そこにある土からもやはり若干高目に出ていると。セシウムの137とかですね、滑中でも67.2ですけれども、若干高目に出ているということがわかります。それから、あと白い馬保育園が極端に低くなっております、土が。これは、結局あそこは土をはぐって、山をはぐって、それに建物建てて、そこの土だと思うのです。ですから、取ってしまったからこれはこんな低く出ているというふうに解釈できます。
ということになると、やはり土に、非常に表面に、ここら辺は大体粘土層ですから、セシウムが落ちたものが吸着していると。しかも、福田小学校はやっぱり谷津ですから、最初に降ったときに水が流されて、そこに積もったものがなかなか取れないと。このなかなか取れないというのは、もう福島県で、私は郡山とか福島市とか、あるいは干し柿の伊達市とか、そういうところに行っていろいろ調べていますけれども、ほとんど下がっていないのです。ですから、これは134が半減期が低いですから、いずれは低くなるとは思うのですけれども、こういう状況になっていると。ですから、もし低くするのだったら、取ればいいということですね。
ただ、滑川町のレベルでは、年間1ミリシーベルトにはいっていませんので、人体にすぐ影響があるとか、そういう問題ではないと思いますが、大変いいデータを出していただいて、本当にありがとうございます。
次に、74ページに戻ってください。ごみの減量化対策という問題がございます。この生ごみの処理機とか、今いろいろやっておりますが、これは最近こういった生ごみ処理機を使用する方がふえてきているのか、どうなのでしょうかね、そこら辺お聞きしたいのですけれども。
〇委員長(北堀一廣委員) 環境課担当。
〇環境課主幹・生活環境担当(島田昌徳) 環境課生活環境担当、島田が答弁させていただきます。
減量化ということですが、生ごみ処理機、これにつきましては、上限といたしまして1基につき2万円の補助金を出させていただいております。ただ、24年度につきましては、行政報告にもあるとおり電気式が1基、コンポスト式が8基ということで、私も8年ほど前に環境課にいたわけなのですが、その当時と比べまして、台数的には減っているということを考えております。
これにつきましては、回覧、ホームページ、広報を使いまして、皆さんに減量化ということで、電気式やコンポストを購入していただきたいというふうに考えております。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野廣委員。
〇6番(上野 廣委員) 今小川地区衛生組合でも、し尿処理のほうは減ってきているのですけれども、塵芥処理のごみがどんどんふえてきているということで、非常に問題になっております。ですから、若干町民の減量化に対する意識が低いような気がします。
今後こういったごみが際限なく出てくるということは非常に危険だと思います。僕が最近非常に懸念に思っているのは、うちの近くは新旧住民が一緒に住むようなところなのですが、農家の人が落ち葉とか、あるいは刈った草とか、枯れた枝とか、そういったものを燃しますよね。燃したときに、それに対してすぐ苦情、どこかからか情報が流れて警察が来るということが何回もございまして、今うちの近所の農家の人が、刈った草だとか枝とか、そういうものを小さく切って、一般ごみとして、可燃ごみとして出しているのです。だから、山のように積んでいるのです。こういう状況になりますと、これは幾ら新しい燃焼炉つくって大きくしても、本当に切りがなくなるというふうな感じがします。
私の考えは、そういった植物、葉っぱだとか落ち葉だとか草とか、あるいは木とかというのは、これはある意味ではバイオ燃料、バイオエネルギーなのですね。ですから、本来それは炭酸ガスから酸素をつくったものですから、それは十分つくった後そういうふうにしたものですから、これはバイオエネルギーとして今それを活用するという動きが、全体としては動いているわけですよ。
そういう中で、こういうものをごみとして出しているということに対して、非常に違和感があるし、例えば震災があったときに、ガスもないし何もなくなったときに、煮炊きするのはやっぱりまき、木でしょう。でも、そういうこと考えると、ではそのときに燃してはいけないのだと、法律で燃してはいけないのだとかということはできないと思うのです。そういった矛盾について、環境課としてはどういうふうに理解しているかお聞きしたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 環境課担当。
〇環境課主幹・生活環境担当(島田昌徳) 環境課、生活環境担当、島田が答弁させていただきます。
剪定枝についてなのですが、例外規定ということで、少量であれば燃やすことも可能なわけですが、苦情等があります関係もありまして、通報があれば環境課のほうで燃やさないようにということでお話をしている状況です。
それから、リサイクルにつきましては、夏場については、剪定枝につきまして、滑川町内にもリフォレという事業所がありますので、そちらへ剪定枝につきましては、委託業者の滑川環境保全のほうからリフォレのほうに搬入をして、リサイクルを行っている状況です。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野廣委員。
〇6番(上野 廣委員) 法律が、これからどういうふうに変わるかわかりませんが、今県も、例えば暖房でもこういった木くずは全部バイオエネルギーとして考えて、チップを使ったストーブとか、そういったものを家の中で燃しているのになぜ外で燃してはいけないかという問題もありまして、それである程度燃焼炉自体も、結構いいのが多分できてきていると思います。ですから、地区、地区である程度の、大字に1つとかそういうような形でやるような時代にこれから変わってくる可能性もありますので、そういったことについて十分チェックしていっていただきたいなと思います。
以上、要望です。以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) ここで、先ほど、紫藤昌久委員の質疑の中で、マレットゴルフに関連しての説明の準備ができているということでございますので、ここで説明を求めます。
健康福祉課担当、よろしくお願いします。
〇健康福祉課主幹・高齢者福祉担当(篠ア美幸) 健康福祉課、高齢者福祉担当、篠アが答弁申し上げます。
先ほど、ご質問がありましたマレットゴルフの実績になります。平成24年度の実績です。会員数が265名おりました。やはり年会費1,000円を取っているようです。その年会費と、町からの補助金5万円と利子等で事業を賄っているようです。
事業の内容ですけれども、月の定例会が10回、町の大会が5回、町外の大会が4回、研修会参加、コース整備、またパソコン等借用料等になっております。
以上、報告いたします。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
ほかに質疑ございますか。
大山尚美委員。
〇13番(大山尚美委員) 13番、大山です。何点か質問させていただきます。
行政報告書の59ページです。移動支援事業ということで、屋外での移動が困難な障害のある方について外出のための支援を行ったということで、利用者数が8人、支給金額が317万9,861円。1人に換算しますと年間39万ちょっとかかっておりますけれども、これはご本人の負担額というのはあるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 健康福祉課福祉担当、奥野が答弁いたします。
利用者負担につきましては所得に応じてで、非課税の方に関してはゼロ、それ以外の方に関しては3万7,200円。ほとんど、今回ご利用の方に関しましてはゼロ円となっております。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) これは、保険か何かを使用して、その残りを町のほうで負担をしてあげているというような形ですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 健康福祉課福祉担当、奥野が答弁いたします。
こちらのほうは、障害者の地域生活支援事業という事業の中で行っておりまして、障害福祉サービスの一環として実施しております。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) では、保険関係は何も使っていないということでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 健康福祉課、福祉担当、奥野が答弁いたします。
保険のほうは使っておりません。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) 屋外での移動の外出のための支援と書いてありますけれども、具体的にはどういう外出の支援のときに使われているのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 健康福祉課福祉担当、奥野が答弁いたします。
こちらの移動支援事業の対象者としましては、知的障害の方、精神障害の方が主な対象者となります。知的障害の方で道路で突然飛び出したりするのが危ないので、ご利用の方は大体買い物支援と、あとは公共交通機関を使った映画鑑賞等でご利用されております。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) これは、1人月何回ぐらい利用されているのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 健康福祉課、福祉担当、奥野が答弁いたします。
利用状況につきましてはそれぞれなのですけれども、毎月映画のほうに行っている方もおりますし、毎日買い物のほうに出かけている方もおります。基本的に、通学、通勤には使えない事業となっております。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) 8人の利用で、年間320万近くかかっていますが、人数が8人でこの金額も何かちょっと大きいなというふうに思ったりもしますけれども、これから仮に人数がふえるとかという可能性というのはあるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 福祉担当、奥野が答弁いたします。
ご利用の可能性としましては、ふえることが予想されますが、対象者のほうが、移動支援ともう一つ別の事業で行動援護というサービスがあります。行動援護のほうは、もっと重度の方の外出支援のほうになりますので、どちらか一方というか調査をしまして、行動援護のほうが多く該当する方も可能性としてはあります。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) わかりました。
あと、次に行政、61ページなのですけれども、下のほうの(4)番に、難聴児補聴器購入費助成事業とあります。身体障害者手帳の交付対象とならない軽度、中等度の聴覚障害児に対して補聴器の購入の一部を助成したとありますけれども、購入費の何%ぐらいでこの金額なのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 健康福祉課福祉担当、奥野が答弁いたします。
こちらの補助につきましては、購入金額の3分の2を補助しております。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) これは手帳がない方ですから、軽度、中等度ということは、自己申請か何かをされた方に一部の助成をしたということですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 健康福祉課福祉担当、奥野が答弁いたします。
対象者の方は、身体障害者手帳の基準が70デシベルでして、病院のほうに受診した際に70デシベル以下の場合にはこちらの対象となりまして、申請者の方には病院から意見書をいただいて、意見書をもとに補聴器を使ったほうが聞き取りやすいという児童に関して支給しております。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) それは、何か健診か何かで、ちょっと難聴がありますよとか、子どもの健診か何かで難聴が軽度ありますとかというのがわかって、病院に行っていただいて、それで自己申告、申請という形でしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 健康福祉課福祉担当、奥野が答弁いたします。
聴覚障害の診断は、どちらのほうでされたのかはちょっと定かではありませんが、大体病院のほうに皆さん受診されて、こちらのほうに自己申請という形で申請に来られております。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) こういう補助事業制度があるというのは、一般の方といいますか、それは広く皆さんご存じなような、例えば広報で知らせてあるとか、保健所に張り出してあるとかというふうにはしてあるのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 健康福祉課担当。
〇健康福祉課主任・福祉担当(奥野 忠) 健康福祉課福祉担当、奥野が答弁いたします。
こちらのほうは埼玉県の事業で、平成24年度から開始された事業になります。滑川町も10月から開始しまして、その際には広報のほうに掲載しております。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) ありがとうございました。
次に、決算書のほうの76ページなのですけれども、環境衛生費の節13委託料、備考で畜犬システム保守委託料とありますが、これはどういう意味合いでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 環境課担当、お願いします。
〇環境課主幹・生活環境担当(島田昌徳) 環境課生活環境担当、島田が答弁させていただきます。
畜犬システムにつきましては、パソコン1台導入してありまして、犬の登録の管理、それから狂犬病の注射の管理をしているシステムでございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) ありがとうございました。
次に、同じ決算書で106ページなのですけれども、備考のところで、下のほうから七、八段目のクスノキ治療委託料、福小と書いてありまして、50万5,050円というふうに書いてありますけれども、これはクスノキが何本治療をされているのでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
このクスノキにつきましては、福田小学校校庭の真ん中にある大きなクスノキで、福田小学校のシンボルとなっております。こちらは、大分もう樹齢がたっていまして、毎年樹木医さんに診ていただいて、何とか維持管理をしているような状態でして、その樹木医さんの治療費も含めた委託料ということで、こちらは計上させていただいております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) 過去、何年くらい前からこの治療をしている木ですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
平成12年か3年ぐらいから、継続的に治療のほうはさせていただいております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) 今まで治療費というのは、どのくらいかかっているものですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
ちょっと今手元に資料がないので、数字のほうはちょっとまた後ほどお知らせさせてもらいたいと思います。
ただ、毎年、治療のメニューのほうは変わっておりますので、こちらの金額は年度ごとでちょっとばらばらな数字になっております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) 今、平成12年か13年からとおっしゃっていただきましたけれども、ことし50万かかっています。12年からことし平成25年、そうすると10年以上治療していて、単純に毎年50万かかっていれば500万ぐらいはかかっていますかね。では、これからどれだけ、あと何年間ぐらい治療をしていくような予定でしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 教育委員会担当。
〇教育委員会事務局主幹・教育総務担当(澄川 淳) 教育総務担当、澄川、答弁させていただきます。
こちらの木につきましては、先ほどお話ししたとおり福田小学校のシンボルとなっております。長い間、福田小学校と一緒に、ともにしてきた木ですので、昨年もしかしたらお話ししたかもしれないのですけれども、実はクスノキ自体はかなりもう樹齢がきていまして、それほど長くはもたないかもしれないというふうに樹木医さんには言われてはおります。ただ、シンボルとして、できる限り治療のほうは続けていきたいと思っています。もう見込みがないと言われるまでは、できればシンボルとしてありますので、残して、治療のほう続けていきたいと、こちらのほうでは考えております。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 大山委員。
〇13番(大山尚美委員) もう樹齢がさほどないだろうという、それは素人にはわからないですし、樹木医とかそういう方たちが判断されていくと思うのですけれども、樹齢がないと言っても、仮にあと10年樹齢があったとしたら、毎年50万かけましたら、あと500万かかる。クスノキ1本に、1,000万円以上のお金がトータルしてかかる可能性もあるということを考えると、シンボルというのはすごく大切ですし、よくわかるのですけれども、それというのはちょっとこうどうなのかなという疑問が一瞬残ったりもします。よく検討していただければいいかなと思います。
以上で質問を終わります。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかに質疑ございませんか。
石川正明委員。
〇12番(石川正明委員) 12番、石川です。
クスノキの話が出たものですから、黙っていられないので出てきたのですけれども。私も大変お金をかけているなと思って、今までもいました。今ちょっと澄川さんから、実は寿命もそんなになさそうだという話も聞いたのですけれども、驚いているのですけれども、いずれにしろ延命治療になるかもしれないのですけれども、クスノキについてはできるだけの施しをしてほしいなというふうには思っています。
大山議員にも一度福田小学校へ来ていただいて、大規模改修に合わせて、校長先生もかわったこともあって、大変きれいになって、24年度も駐車場のアスファルト整備ですとか、のり面もグランドカバーできれいにするとかという事業が進んでるように見えるのですが、そのことについて実は私も気になっていることがあります。
それは、教育環境、これは通学路も含めてなのですけれども、イコール子どもたちの遊び場環境として考えると、アスファルトとグラウンドと、あとは入ってはいけませんよという場所しかないと。これは学校だけではないと思うのですけれども、公園もどうも余り子どもたちの遊び場環境として、のり代というか、遊びの部分というか、グレーゾーンというか、そういうものがどんどん、いわゆるパブリックなスペースですとか、コマーシャルスペースもそうなのですけれども、そういうところから失われていく中で、子どもたちの遊び場環境がどんどん、どんどんなくなってきているという状況に、これは大分前から言われていることなのですけれども。
福田小学校、大変きれいにはなっているのですけれども、ヒメイワダレソウというグランドカバーは、もともと水路ののり面等で、もう手が届かないと、人の手で除草ができないとか、草刈りができない、そういう管理しにくいところ、そういうところにあわせて本来は生産されたグランドカバーですよね。校庭ののり面、これは誰も、本来なら子どもたちは上ったりおりたりしたいものですよね。だから、私は校庭ののり面にはヒメイワダレソウは適さないのではないかと、芝にすべきではないかと。そういうことを、子どもたちの遊び場環境として学校は捉えて、ああいう設計等をしているのかどうか、したのかどうか、それでああいう事業をやってきたのかどうか。これは教育長にお伺いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 小澤教育長。
〇教育長(小澤正司) それでは、教育長、答弁させていだきます。
福田小学校に限らず、今町内の学校については、子どもたちにやっぱり本来学校のあるべき姿というものを復元して、よりよい環境を提供しようということで一生懸命取り組んでおります。
その中で、福田小学校についても、グラウンド整備とあわせて、あそこののり面についてもどういうふうな形で整備してくのがいいだろうかということでいろいろ検討した結果、あるいはほかの課のいろんな知恵等もいただきながら、ヒメイワダレソウについてそれで取り組んでみようということで、進めてきたものでございます。見方によっては、当然芝のほうがいいとか、あるいは自然なのだから雑草のままのほうがいいとか、いろんな見方はあると思うのですけれども、我々のほうとしては、今大変ヒメイワダレソウがうまくついて、学校の緑の環境として、校庭まで芝生というわけにはいきませんけれども、いい環境が保てているのかなというふうに思っていますし、また地域の方からもそういう声をたくさんいただいていますので、そんなところでございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 石川委員。
〇12番(石川正明委員) 一見してきれいに見えるというのは、これは大変誰しもがそう感じると思います。
ただ、さっき話したように、子どもたちの遊び場環境というのは、やっぱり遊びの部分、グレーの部分というものがあって初めて、多様な環境の中に身を置くことによっていろんなものが育まれていくという、これははっきりしているわけですね。私は、実は本屋に勤めていたことがあって、当時なのですけれども、絵本とか児童書で有名な福音館書店から、恐らく「野の花道ばたの草」かな、これは低学年向けだと思うのですけれども、課題図書にも指定されたことがあると思います。そのくらい子どもたち、特に低学年ですね。これが育つ環境の中で、そういう中に身を置くという大事さというのは、これは恐らく先生であれば皆さんわかっていると思いますので、あえて「学校ファーム」なんていう看板上げて、そういうものまで整備を、これは上田知事の肝いりで各学校につくったという経緯もあるぐらいですので、まあ看板倒れというふうに最初は思っていましたけれども、最近は大変きれいになってきているようですので、結構なことなのですけれども。
やはり、そこは今教育長が本来の学校の姿という表現をしましたけれども、私はもっと多様な環境を用意すべきだと。ちょっと管理する側の目線論理で学校を設計し過ぎていないかというふうに映っています、福田小学校は。大変きれいになって気持ちいいのですけれども、その辺のことについて、今後ほかの宮前小ですとか、月の輪小学校、滑川中学校等、ほかにもあるわけですけれども、福田小学校があれだけヒメイワダレソウで埋まって、どうも私の敷地まで入ってきそうなぐらいたくさん植わっているのですけれども、ちょっとあの辺はもう少し多様なものを選定をしてつくっていってほしいなと。そういう配慮、それはどうも管理者の目線、管理する側の目線、よくある、私はさっきアスファルトか入ってはいけないところしかなくなってしまっているという、これ、マル・バツ教育の弊害みたいなことをよく言われるわけですけれども、これはやっぱり大人の都合でつくっている。教育もそうですけれども、そういう場面が多過ぎるのではないかと。
きれいにしてもらうことに対して大変感謝はしていますけれども、もっとどうせやるなら踏み込んで、そこまで掘り下げて、それでつくっていってほしいというふうに考えますけれども、教育長、いま一度答弁をお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) 小澤教育長。
〇教育長(小澤正司) 貴重な意見、ありがとうございます。
ただ、今言ったような石川委員さんのおっしゃる形で、子どもたちがやっぱり自然の中で身を置きながらたくましく育っていくということが、学校教育の本来の理想ではないかというふうな考え方ですので、それはそういう考え方はもちろん大事だと思います。ただ、福田小学校なんかにしてみても、いろいろ今までの困っている状況の中から、やはり少しでもよりよい、子どもたちにとってよりよい環境というふうなつもりで整備はしてきているつもりです。ですから、そういうヒメイワダレソウを植えるゾーンですとか、あるいは花を植えるゾーンですとか、今まで本当に雑草だけで、ある方からは「福田小学校はものぐさ学校と言われているのを知っているか」と、「あんな草だらけの中で学校教育ができるのか」というふうな厳しい声を聞いていました。そういった中で、校長さんもじかにそういうのを聞く中で、また石川委員さんのところが余りにもきれいに斜面なんかをやったりなんかしていますので、それに負けないようにぜひ頑張ろうということで、一生懸命、朝出、残業で取り組んでいるところですので、今おっしゃったことというのは、またこれだけ自然の豊かな滑川町ですので、子どもたちにいろんな場でもってそれにかわるような、体験活動をするような場所というのもこれは十分提供していきたいと思いますので、そんなところでもってご理解いただければと思いますけれども、よろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) 石川委員。
〇12番(石川正明委員) これは、徐々にお願いをしていくのですけれども、公園ですとか子どもたちの今置かれている遊び場環境というのは、非常に狭くなっている状況にあると、都市化ということも一つなのですけれども、福田小学校に通っている生徒ですら野山で遊ばないわけですから、結局そういうライフスタイルも含めて、遊び場環境がなくなってきていることに加えて、ライフスタイルが変わってきているということもあって、子どもたちの置かれている状況というのは遊びから随分離れてしまっていると、その部分について公園ですとか、町並みですとか、そういうことを整備してく中で、ぜひその辺を掘り下げて考えて、設計をしていってほしいと。
教育長には、最後にお願い申し上げますが、やっぱりああいうふうにきれいになって、保護者がなかなか学校に、勤労奉仕というのが昔あって、我々の時代からあったのですけれども、草刈り等は年に1遍ぐらいだったと思うのですけれども行って、やはりちょっと保護者は、これは特定の人たち、熱心な人たちはかかわるのだけれども、それだとやっぱり公教育の意味がないと思うのです。全員にかかわってもらうということを前提に、やっぱり考えていかなければならないのではないかと思うのです。熱心な方だけが学校で活動するというのであれば、これは私立だっていいわけです。公立の公教育の何たるかというのは、やっぱり私はそこにあるような気がしますので、そういう部分も含めて環境づくりを保護者や生徒と一緒になってつくっていけるようにしてほしいなと。余りにも大人がきれいにし過ぎないほうがいいのではないかなというふうに、最近ちょっと感じましたので申し上げます。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 小澤教育長。
〇教育長(小澤正司) ありがとうございます。
私は、PTAの方々や地域の方々に一生懸命協力してもらうというのはもちろん大事なことですし、今どこの学校もそういう形でもって学校運営がなされています。物すごく感謝しているわけですけれども、ただ私の信念として、やっぱり地域にそれだけのことをお願いするのだったら、やっぱり自分たちでもそれ以上のことを頑張れよということを常に言っていますので、宮前小学校でも上野教頭なんかが、PTAで夏休みに草刈りしてくれる、ではその前に自分でできることをとにかくやろうということでもって、あの斜面の草刈りを一生懸命やったりとか、そういうふうな形でどこの学校の職員も、ともかく町でこれだけのいい環境をつくってくれているのだから、俺たちもできることを精一杯やろうよということで、今一生懸命頑張ってくれているので、そのはざまでもっていろいろ私も感じるとこもあるわけですけれども、ただ本当に、では福田小学校は全職員がかかわって何かやるというふうなことはないかというと、夏休みの除草作業も皆さん来てくれてやっていますし、そのほかの行事や何かでいろんな人を呼び込みながら、一所懸命取り組んで、全ての人ができるだけ何回も何回も学校にかかわれるような形を今計画してやっているのですね。
それはそれとして、いずれにしても全員でかかわって、幾ら学校がきれいになっても、俺たちも一生懸命やってきれいになったのだよという感じが持てなければ、効果は半減だろうというふうな意味合いだと思いますので、それらについてもまたぜひPTAあるいは地域の人の協力をいただきながら、いい学校をつくっていきたいと思います。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) 石川委員。
〇12番(石川正明委員) ありがとうございます。
切りがないので、また懇親会の席にでも。
以上、終わります。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかにございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) なしと認めます。
これをもちまして平成24年度滑川町一般会計決算の全ての質疑を終結します。
暫時休憩をします。再開は3時50分をお願いします。
なお、説明員の皆様には大変丁寧なご説明をいただきまして、ありがとうございました。入れかえをお願いします。
休 憩 (午後 3時39分)
再 開 (午後 3時50分)
〇委員長(北堀一廣委員) 再開をします。
◎会議時間の延長
〇委員長(北堀一廣委員) ここでお諮りします。
委員会条例には特に定めはございませんが、会議終了時間が4時を過ぎてしまう可能性が大となりました。本日の会議時間を議事の都合により延長したいと存じますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 異議なしと認めます。
よって、本日の会議時間は延長することに決定をいたしました。
〇委員長(北堀一廣委員) これより特別会計決算の審査を行います。
質疑に入る前に各担当課の説明員の紹介をお願いいたします。
まず初めに、町民保険課、よろしくお願いします。
〇町民保険課長(吉野一男) 町民保険課長の吉野でございます。よろしくお願いいたします。
それから、本日の決算委員会の説明員をご紹介します。町民保険課の説明員であります年金国保担当の宮島主幹でございます。
〇町民保険課主幹・年金国保担当(宮島栄一) 年金国保担当の宮島と申します。よろしくお願いします。
〇町民保険課長(吉野一男) 続きまして、年金国保担当の福島副主幹でございます。
〇町民保険課副主幹・年金国保担当(福島知子) よろしくお願いいたします。
〇町民保険課長(吉野一男) もう一方、後ろ側になりますが、介護保険担当の関主幹でございます。
〇町民保険課主幹・介護保険担当(関 静) 介護保険担当の関です。よろしくお願いいたします。
〇町民保険課長(吉野一男) 以上、4名になります。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
続きまして、健康福祉課、お願いいたします。
〇健康福祉課長(木村幸一) 健康福祉課長、木村です。よろしくお願いします。
説明員の紹介を申し上げます。高齢者福祉担当、篠ア主幹でございます。
〇健康福祉課主幹・高齢者福祉担当(篠ア美幸) よろしくお願いいたします。
〇健康福祉課長(木村幸一) 以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
続きまして、環境課、お願いいたします。
〇環境課長(横田一己) 環境課長の横田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
下水道事業、農業集落排水事業、浄化槽事業の特別会計についてご審議いただきます。
説明員をご紹介申し上げます。
下水道担当の服部主幹でございます。
〇環境課主幹・下水道担当(服部進也) 服部です。よろしくお願いします。
〇環境課長(横田一己) 下水道担当の主事であります、西須でございます。どうぞよろしくお願いします。
〇環境課主事・下水道担当(西須弘明) 西須です。よろしくお願いします。
〇環境課長(横田一己) どうぞよろしくお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
それではまず初めに、平成24年度滑川町国民健康保険特別会計決算の審査を行います。
質疑ございませんか。
上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 上野ですけれども、1点だけ。
先ほど一般会計のほうで出してしまったのですけれども、説明書のほう43ページに、今年度から短期保険証のほかに平成24年度から資格証明書を出したというような報告があったのですけれども、これの実情をお願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) 町民保険課担当、お願いします。
〇町民保険課主幹・年金国保担当(宮島栄一) 町民保険課、年金国保担当、宮島よりお答えいたします。
国民健康保険被保険者の資格者証の件でございますが、平成24年度より交付のほうを開始いたしました。とりあえず24年度の通常の更新時に際しまして、税務課より納税相談や納付のお願いの通知を送付させていただきました。それで、納税相談や納付のほうをしていただいた滞納者の方を除きまして、何の反応もなかった滞納者の方につきまして、まず第1回目といたしまして44世帯の方に資格証のほうをお送りさせていただきました。
その後、資格証をお送りした世帯の方から、納税相談や納税のほうがありまして、続きましてその資格証の有効期限のほうが6カ月になっておりますので、3月31日までということで、また3月の末に、4月1日からの有効期限の資格証のほうを28世帯の方にお送りさせていただきました。24年度の実情としては、今現在28世帯の方に送付しているという状況でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 短期保険証も、これは期限的にはどのくらいだったのでしたか。
〇委員長(北堀一廣委員) 町民保険課担当。
〇町民保険課主幹・年金国保担当(宮島栄一) 町民保険担当、宮島よりお答えいたします。
短期保険証の有効期限も、同じく6カ月の有効期限となっております。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇11番(上野憲子委員) 各地域でこの資格証明書が出されていた中、滑川町は本当に短期保険証までで、資格証明書には行っていなかったのですけれども、24年度から税金は、皆さんやっぱり平等に払ってもらいたいということで、納税相談とかいろいろして、何の反応もなかった方にその資格証明書ということで、最初44件という話ですが、やっぱり資格証明書になると、医者行ったときにやっぱりかかりにくいという状況があって、重病化してしまうというようなそういうこともあるのですけれども、そのような状況はないでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 町民保険担当。
〇町民保険課主幹・年金国保担当(宮島栄一) 年金国保担当、宮島よりお答えいたします。
きょう現在で資格証を発行させていただいた世帯の方から、ちょっと医者にかかれないのでどうにかしてくれという相談はございません。ただ、10割でかかってしまって、今後どうしたらいいのですかという相談はありましたので、とりあえず税務課さんのほうにご案内させていただいて、納税相談等を受けていただいた上で、通常の保険証なり短期保険証なりを発行させていただいた実例はございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野憲子委員。
〇11番(上野憲子委員) 例えばその44件の中で、子どもさんがいて、修学旅行などで個人別の保険証とかを持っていくようにとか、いろんな指導があると思うのですけれども、そういうときに不都合とか生じないでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 町民保険課担当。
〇町民保険課主幹・年金国保担当(宮島栄一) 年金国保担当、宮島よりお答えいたします。
18歳以下のお子様については、資格証世帯であっても、法令上短期証を交付するようにとの法令でございますので、18歳以下のお子様に際しましては短期証のほうを発行させていただいております。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇11番(上野憲子委員) 公のお金、税金ですので、ぜひとも払っていただくということがもう建前なのですけれども、いろんな家庭の事情で払えない、そういう中でこういう措置に踏み切ったのだと思うのですけれども、ぜひともこの状況をよく見ながら、ケース・バイ・ケースでいろいろやっていただきたいというふうに要望しておきます。
では、プラスでもう一件、質問させていだきます。議会のときに、松島に指定保養所を認定するようにという要望があったように思いますが、これは24年度の決算ですから、24年度にはないわけですよね。ちょっと質問が合っていないと思います。済みません、失礼しました。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員、答弁よろしいですか。
〇11番(上野憲子委員) では、答弁お願いします。
〇委員長(北堀一廣委員) 町民保険課、お願いします。
〇町民保険課長(吉野一男) 町民保険課長。
引き継ぎのほう行っておりまして、前課長から引き継いでおりまして、松島の関係の国保の指定の保養所の関係について引き継いでおります。
現在、ことしの5月ですか、松島町の観光商工課のほうに問い合わせをしております。あと、埼玉県の国保連合会、そちらのほうの指定になりますので、その辺のご案内をさせていただいております。観光協会のほうで理事会というのがありまして、松島町ではなくて観光協会ですね。そちらのほうで、理事会のほうで一応協議していただけるような話になっております。
それと、一応その橋渡しとして、松島町の副町長にも、理事さんをやっているということを確認できましたので、口添えをいただいております。
それと、現在まだ回答のほうは来ておりませんけれども、観光協会の理事会、そちらのほうで正式に諮って、ホテルのほうにご案内はしていただけるということにはなっております。実際、これは観光協会として提携するものではございませんので、一個一個のホテルが、埼玉県の国保の指定旅館として手続をしなくてはならないという関係で、そこまでのお話はしてあります。ただ、まだ現在は調整中ということで、まだ連絡はいただいておりませんので、いずれまたその辺についてはできるかなと思います。
あともう一点、埼玉県の国保連合会ということで指定になりますので、滑川町または東松山市、さいたま市、全ての方が旅館を使えるわけです。そういった形になりますので、一応手続のほうは内容を説明してお話はしておりますので、あとで回答はできると思います。一応、経過として、現状ではそのようになっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
以上になります。
〇委員長(北堀一廣委員) 上野委員。
〇11番(上野憲子委員) 復興支援という立場からいうと、本当に松島はそういう保養所の契約をしてくれると行きやすくなりますし、お互いに繁栄にもなりますし、そういう観点からぜひとも今後ともよろしくお願いいたします。
以上です。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして、平成24年度滑川町国民健康保険特別会計決算の質疑を終結します。
次に、平成24年度滑川町介護保険特別会計決算の審査を行います。
質疑ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして、平成24年度滑川町介護保険特別会計決算の質疑を終結します。
次に、平成24年度滑川町後期高齢者医療特別会計決算の審査を行います。
質疑ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして、平成24年度滑川町後期高齢者医療特別会計決算の質疑を終結します。
次に、平成24年度滑川町下水道事業特別会計決算の審査を行います。
質疑ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして、平成24年度滑川町下水道事業特別会計決算の質疑を終結します。
次に、平成24年度滑川町農業集落排水事業特別会計決算の審査を行います。
質疑ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして、平成24年度滑川町農業集落排水事業特別会計決算の質疑を終結します。
次に、平成24年度滑川町浄化槽事業特別会計決算の審査を行います。
質疑ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして、平成24年度滑川町浄化槽事業特別会計決算の質疑を終結します。
これをもちまして、認定第1号 平成24年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定についての質疑を全て終結します。
これより討論に入ります。
討論ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 討論なしと認めます。
これをもちまして討論を終結します。
これより認定第1号 平成24年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定について採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(北堀一廣委員) 賛成全員です。
よって、認定第1号 平成24年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定については、原案のとおり認定することに決しました。
◎認定第2号の上程、説明、質疑、討論、採決
〇委員長(北堀一廣委員) 次に、認定第2号 平成24年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定についての審査を行います。
まず、質疑に入る前に、篠ア水道課長に説明員の紹介をお願いいたします。
〇水道課長(篠ア一美) 水道課長、篠アです。よろしくお願いいたします。
〇水道課副課長兼主席主幹・管理担当(大塚信一) 水道課副課長の大塚です。よろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) ありがとうございました。
本件についても既に説明が終わっていますので、直ちに質疑に入ります。
質疑ございませんか。
高坂清二委員。
〇9番(高坂清二委員) 9番、高坂です。
それでは、1つだけ質問のほうをしたいと思います。これは、行政報告書のほうなのですが、29ページ、こちらのほうに、総務課のほうの関係になると思いますが、水道課のほうから10万3,425円の負担金を支払っております。こちらのほうは、消火栓を去年度1基設置したような格好になっております。通常、消火栓は10万円ではできないのです。30万円から40万円ということなのですけれども、去年設置した消火栓は10万円きり負担金のほうが請求していないのですけれども、こちらの説明のほうをよろしくお願いいたします。
〇委員長(北堀一廣委員) 水道課担当。
〇水道課長(篠ア一美) 水道課長、篠ア、高坂委員の質問に対しまして回答させていただきます。
先ほどの質問に対しましては、消火栓設置の工事依頼が平成23年度にありました。それで、本来ですと、委員さんが今申されたとおり、1基30万だとか40万だとか設置費がかかります。依頼が23年度にありましたので、水道課としては工事をしました。しかし、23年度に予算がなかったために24年度に全体の工事費のうちの10万3,425円ということで、24年度に負担金として水道課のほうにいただきました。ということで、この行政報告の中に、24年度に設置したというような書き方をされておるようですが、工事につきましては平成23年度にやったものです。その残金として10万3,425円を24年度に水道課のほうに繰り入れたということでございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 高坂委員。
〇9番(高坂清二委員) それでは、その前年度には多分1基設置したと思います。大体30万から40万ですから、あと大体30万ぐらい前年度のほうに請求のほうはしておりますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 水道課担当。
〇水道課長(篠ア一美) 回答いたします。
そのとおりでございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 高坂委員。
〇9番(高坂清二委員) わかりました。ありがとうございました。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかに質疑ございませんか。
森田泰雄委員。
〇8番(森田泰雄委員) 8番、森田でございます。
ちょっと関連して質問させていただきたいのですけれども、金がなかったので繰り越したと言っていますけれども、23年度の決算書を見ますと、3,136万5,000円の純利益が出ておるということで、どこで金がなかったのかなのですけれども。それで、本年度を見ますと、5,092万1,000円の純利益が出ているということで、繰越金を見ますと13億7,400万も繰越金があるということでございますが、それでちょっとお尋ねしたいのですけれども、ページは14ページを見ていただきたいと思うのです。供給単価が23年が150円67銭、24年度が152円56銭、1円89銭アップになっておりますけれども、その理由はどういう理由か、それを教えていただきたいと思います。
それと、給水原価が、23年度は142円54銭が、24年度は139円35銭と、3円19銭も下がっている。片方は上がって片方は下がっておる、その理由について、ちょっとお聞きしたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 水道課担当。
〇水道課長(篠ア一美) 今の質問に対しましてご回答させていただきます。
給水単価につきましては、単価を出すために給水収益を年間の有収水量で割ると供給単価が出ます。それと、給水原価につきましては、経常費用を年間の総有収水量で割ると給水原価になります。そういった関係で、供給単価と給水原価が出てくるようになっております。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) そうしますと、25年度の給水原価の予想はどのくらいになりそうですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 水道課。
〇水道課長(篠ア一美) 回答いたします。
若干ふえるとは思いますけれども、あくまでも給水収益、それから年間の有収水量、それから費用等がちょっと今の時点だと想像がつかないので、数字としてあらわすことはちょっと不可能かなというふうに思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 決算書を見ますと純利益が5,000万も出ておると。それと、繰越金が13億7,400万もある。余りにもぜいたく過ぎるのではないかと思うのですけれども、その辺の見解を聞かせていただきたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 水道課長。
〇水道課長(篠ア一美) 水道課長、回答いたします。
過去に埋設した古い管があります。これから年々その管の更新工事の時期に来ておりますので、そのために積み立てが必要であるため、この余剰金を更新工事のほうに使うためには、ぜいたくというよりこのぐらいないと足らないのではないかなというふうに感じます。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 以前に聞いたのですけれども、この水道関係が県のほうに全面的に委託になるというような話も聞きましたけれども、仮に委託になってしまった場合に、農協が合併したときに8億の金額を持って合併したのですけれども、何の恩典もなかったのです。ですから、これは13億7,400万も持って県に委託された場合には、もったいないので、使えるものはどんどん使ったほうがいいのではないかと思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。
〇委員長(北堀一廣委員) 水道課長。
〇水道課長(篠ア一美) 今の質問に対しまして回答させていただきます。
先ほど申し上げましたが、更新工事でかなりの工事費がかかると思います。その工事費のために使える財源になろうかというふうに思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) 県と何か一緒になるとかというのは、何年先ぐらいなのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 水道課長。
〇水道課長(篠ア一美) 回答いたします。
まだ日にちは決まっていないのですが、今、打ち合わせ等をやりまして進行中でございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) おおよそ何年ぐらいですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 水道課長。
〇水道課長(篠ア一美) 回答いたします。
恐らく平成30年代になろうかというふうに思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) そうしますと、四、五年のうちに仮にいろんな管を交換するというふうなことで、この13億7,000万の使途計画というのはできておりますか。
〇委員長(北堀一廣委員) 水道課長。
〇水道課長(篠ア一美) 回答いたします。
水道課には、第4次拡張事業計画という計画書がございます。これに沿って事業を進めているところでございます。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) その拡張計画としては、何億ぐらい使う予定になっているのですか。
〇委員長(北堀一廣委員) 水道課長。
〇水道課長(篠ア一美) 回答いたします。
ちょっと今ここに資料を持ち合わせていないので、改めてご報告させていただきたいと思います。
〇委員長(北堀一廣委員) 森田委員。
〇8番(森田泰雄委員) それは、後でお願いしたいと思いますけれども、いずれにしても一緒になるような場合、余り残金を持ってやると、取られるだけで何の恩典もありませんので、その辺のところはひとつ十分注意して、これからの計画をやっていただきたいと。さっきも言いましたけれども、農協の場合がいい例でございますので、よろしくお願いしたいと思います。
以上で終わりにします。
〇委員長(北堀一廣委員) ほかにございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 質疑なしと認めます。
これをもちまして質疑を終結します。
これより討論に入ります。
討論ございませんか。
〔「なし」と言う人あり〕
〇委員長(北堀一廣委員) 討論なしと認めます。
これをもちまして討論を終結します。
これより認定第2号 平成24年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定についてを採決します。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立全員〕
〇委員長(北堀一廣委員) 賛成全員。
よって、認定第2号 平成24年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定については、原案のとおり認定することに決しました。
◎閉会の宣告
〇委員長(北堀一廣委員) 閉会の宣言を行います。
以上をもちまして当委員会への付託案件は全て終了いたしました。
委員会の審査並びに議事の進行につきましては、委員各位並びに執行部、説明員の皆さんの誠意と熱意あるご発言をいただき、当委員会の目的が達成できましたことに感謝と御礼を申し上げます。
これをもちまして、認定第1号 平成24年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定について並びに認定第2号 平成24年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定についてに係る決算審査特別委員会を閉会いたします。大変ありがとうございました。
〇議長(金井塚徳一議員) 大変ご苦労さまでした。
決算審査特別委員会、北堀一廣委員長、北村徳章副委員長を初め各委員、町執行部の皆さんには、9時からの開会にもかかわらず、真剣かつ熱心なる質疑をいただき、大変感激しております。
この決算審査特別委員会を受け、北堀委員長にはこの後、審査報告を議場で行っていただくことになりますので、よろしくお願い申し上げます。
議員各位には、来週9日月曜日午前10時から議案審議を行いますので、よろしくお願い申し上げます。
本日は大変ご苦労さまでございました。
(午後 4時24分)