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埼玉県税務連絡協議会会長賞
「税の恩恵に感謝して」 3年 鈴木美穂

 「また消費税が増えて困るね。」増税のニュースがテレビに流れて、こんな会話を耳にしないことはありません。確かに、税金を納めなければならない分、私達の家計は少し苦しくなっているかもしれません。しかし、納めた税は様々な形で、私達に豊かさをもたらしてくれています。
 去年の冬のことです。私は、六時まで部活動に励み、くたくたになって家へと自転車をこいでいました。既に日が沈んだ周囲には、ほとんど明りがありませんでした。私の町は自然が豊かで、通学路も林の隣を走っています。暗い中、風に吹かれる木々の音は、誰かいるようで恐いものでした。過去に何度か不審者の目撃情報があったこともあり、少し不安だからと、母に途中まで自転車で迎えに来てもらうこともしばしばありました。また暗い道から早く抜け出そうと、自転車を猛スピートでこいでしまうことも何度かありました。
 そんな時、母が区長さんとお話をする機会があり、このことをご相談しました。すると、その区長さんが町に頼んでみるとおっしゃって下さり、後日県の担当の方に、街灯が必要かのご確認をして頂くことになりました。私の通学路は町道ではなく県道だったため、町役場の方が県の職員の方に連絡をとってくださったということでした。その結果、数ヵ月後に周囲20メートルの範囲を照らすことができる街灯が設置されました。急な話だったので、その年には1基でしたが、翌年にもう1基設置して頂きました。こうして私の通学路は明るくなり、安心して下校することができるようになりました。
 私は、ふと「街灯を建てるためのお金は、どこから来たのだろう。」と疑問に思いました。その答えは税金でした。その時、改めて税金は私達の暮らしを、よりよいものへと変えていくために使われていることを実感できました。
 日々の生活を振り返ってみても、税金が使われているところは多くあります。例えば、教科書は国の税金によって無償で私たちのもとへ届けられています。また、私の町では医療費が高校生まで無料ですし、学校の給食費も無料です。このように税金は、本当に大きな恵みを私達にもたらしてくれています。
 しかし、無料だからといって、教科書を乱暴に扱ったり、小さなことでもすぐに病院を利用したり、給食を残したりするのは、よくないことです。大人の方々が一生懸命働いて稼いだお金が税金になっていることを忘れてはならないと思います。だから、今は税金がもたらす恵みに感謝しながら、大切に使いたいです。そして、将来は税金によって誰かが幸せになったり、時にはその恩恵が自分のもとへ返ってきたりすることを忘れず、社会で活躍できるようになりたいです。

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