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川の風景

 滑川町には3本の川が流れています。北に熊谷市との境界になる和田川、中央に滑川、そして南には市野川があります。全国の川の多くが山地を水源としているのに対して、この3本の水源の多くはため池であることが特徴です。どの川も比企郡吉見町で市野川と合流し、やがては荒川へと続きます。人の暮らしの源というべき水ですが、かつて堤防技術もまだ未熟だった時代には、川筋は常に氾濫の危険性も伴っていました。そこで、地形的にため池をつくることに適していた滑川町では、古くからため池を築いて灌漑に利用することを考えたのです。
 それでも川が、町の人々に親しまれ、大切な役割を果たしてきたことに変わりはありません。中でも滑川は、町名の由来でもあり、その流域は、ため池の周辺と並ぶ町最大の穀倉地帯となっています。氾濫を繰り返しながらも、たくさんの命を育み、町の歴史をつくってきました。いまでは滑川町の象徴ともいえる国指定天然記念物のミヤコタナゴも、もともとは川に生息していたものが、人間の手によって沼に持ち込まれたものです。役場周辺の広がる大地の中をゆったりと流れる滑川の姿は、町の名にふさわしいといえるでしょう。土手には季節の花を咲かせ、えさをついばむ鳥を集め、流域のあちこちで釣りを楽しむ人たちを見守りながら流れ続けています。

滑川

滑川  町の中央を流れ、町名の由来にもなっています。流域は公共施設も多く、同時に最大の穀倉地帯でもあります。

市野川

市野川  町の南部を流れる川で、川幅も広く、豊かな自然が残されています。釣りをする人や、辺りを散歩する人などを見かけます。

和田川

 町の北部を流れ、熊谷市との自然の境界線となる川です。東松山市で和田吉野川に合流、その後、吉見町で市野川と合流し、やがて荒川に流れ込んでいきます。