平成29年第209回滑川町議会定例会(第2号)

              平成29年第209回滑川町議会定例会 平成29年9月6日(水曜日)         議 事 日 程 (第2号)    開議の宣告                                      1 一般質問                                       2 認定第1号 平成28年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定について         3 認定第2号 平成28年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定について  4 総括質疑                                      出席議員(14名)    1番  菅  間  孝  夫  議員      2番  高  坂  清  二  議員    3番  石  川  正  明  議員      5番  井  上  奈 保 子  議員    6番  長 谷 川  元  夫  議員      7番  森  田  泰  雄  議員    8番  服  部  幸  雄  議員      9番  宮  島  一  夫  議員   10番  吉  田  文  夫  議員     11番  阿  部  弘  明  議員   12番  松  本  幾  雄  議員     13番  瀬  上  邦  久  議員   14番  上  野     廣  議員     15番  北  堀  一  廣  議員 欠席議員(なし)
地方自治法第121条の規定により説明のため出席した人      町       長    吉   田       昇      副   町   長    柳       克   実      教   育   長    小   澤   正   司      総 務 政 策 課 長    大   塚   信   一      税  務 課  長    赤   沼   正   副      会 計 管 理 者 兼    木   村   俊   彦      会  計 課  長      健 康 福 祉 課 長    堀   口   幸   男      町 民 保 険 課 長    小   柳   博   司      健 康 づ く り課長    小   原   由   之      環  境 課  長    笠   原       直      産 業 振 興 課長兼    吉   田       浩      農業委員会事務局長      建  設 課  長    吉   野   徳   生      教育委員会事務局長    森   田   耕   司      水  道 課  長    高   坂   省   吾      代 表 監 査 委 員    稲   葉   一   正
本会議に出席した事務局職員      議 会 事 務 局 長    木   村   晴   彦      書       記    今   井   茂   子      録       音    小   林   晴   美
議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
  相互に礼。
  おはようございます。ご着席願います。

    開議の宣告
議長(北堀一廣議員) 皆さん、おはようございます。議員各位には、第209回滑川町議会定例会第2日目にご参集をいただきまして、まことにありがとうございます。
  ただいまの出席議員は14名全員であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
  本日の議事日程は、お手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
                                   (午前10時00分)

    一般質問
議長(北堀一廣議員) 日程第1、昨日に引き続きまして一般質問を行います。
  一般質問は、通告順に行います。

           服 部 幸 雄 議 員
議長(北堀一廣議員) 通告順位4番、議席番号8番、服部幸雄議員、ご質問願います。
          〔8番 服部幸雄議員登壇〕
8番(服部幸雄議員) 8番、服部幸雄です。議長のお許しをいただきましたので、通告に基づいて一般質問をいたします。よろしくお願いいたします。
  高齢者から子どもまで住みやすい町づくりを念頭に、滑川町は執行部を初め町民の皆さんが平素より取り組んでいるところですが、本日は在宅介護についての理解と支援をの視点で質問や要望をさせていただきます。
  1点目ですが、自宅介護についてであります。高齢化の昨今、自宅で障害のある家族の介護をしている家庭がふえているように思います。また、誕生より障害を抱えている子どもや成人の方も大勢いらっしゃいます。各ご家庭も、町の健康福祉課の適切なアドバイス等を参考にさまざまな工夫をしながらやりくりしているのが実態です。
  私ごとですが、我が家にも重度脳性麻痺の姉がおり、家族で介護をしています。重度の障害を持った姉は、誕生してより69歳になる今日まで、24時間365日、家族の介護なくしては一日たりとも生きてはこられませんでした。そして、高齢化になった今日、家族の介護にかかわる時間はより長時間になっています。本人の高齢化に伴い、最近では、夜中に大声でわめく、何度もおむつの交換を要求するなど、家族への要求がふえています。あれほど物わかりがよかった姉が、次第に変わっていく姿をなすすべもなく見守るばかりです。加えて、介護する私たち家族も高齢化し、まさに老老介護です。どちらが先に倒れてしまうかというのが厳しい現実です。日々を気力で乗り切っているのも現状です。
  しかし、似たようなご家庭は町内にも数多くあると思います。では、なぜ介護施設への入所やデイサービス等を利用しないのかといいますと、姉の場合、環境が変わると食事をとらない、大声を出して入所者に迷惑をかけることが多分に懸念されるからです。このように、さまざまな理由から、入院や介護施設の入所をちゅうちょしているご家庭もあります。しかし、介護する家族は年々確実に疲弊しています。
  そこで、要望を含めた質問です。1点目は、介護家庭の不安を多少でも解消するために、健康福祉課や関係者による定期的な家庭訪問を通しての要介護の方の状況把握と、介護者への悩み相談等の実施は難しいでしょうか。
  2点目です。2点目は、直接健康福祉課の窓口に行くと、介護用品の掲載された冊子を見せていただき、アドバイス等もいただけますが、家庭にいるとなかなか現在の状況に合った介護用品を思いつくことはできません。
  そこで、お尋ねしますが、健康福祉課の窓口に行かなくても、障害に応じた介護用品の冊子の家庭配布は今後お考えでしょうか。
  3点目です。近所の高齢者のご夫婦の悩みですが、自分たちが介護を必要となったとき、今の年金で施設を利用できるのかという相談を受けることがありました。切実な悩みです。当然介護認定度で利用料金は異なってきますが、健康福祉課の窓口ではどの程度説明をしていただけるのでしょうか。また、町内外の介護施設の一覧表や標準的な利用料金表は窓口にあり、「詳しくはケアマネに相談してください」とのアドバイスはありますが、一般家庭では、どのケアマネの方に相談してよいか、それさえも検討がつかないのが現実だと思います。今後の対応についての取り組みをお聞かせいただければと思います。
  4点目は、要望を含んだ質問ですが、介護者の皆さんと町の福祉担当、社会福祉協議会、民生委員さんとが年に1度程度、一堂に会して、情報交換や意見交換の場を設定していただくと、介護者の実際の現実の悩みや相談に乗っていただくよい機会になるのではないかと思います。今後考えをいただけたらありがたいと思います。
  また、健常者にはさまざまなイベントや集いが用意されていますが、障害者の皆さんが参加するイベント等はごく限られています。ご多用の中ですが、ぜひ今後とも社会福祉協議会、それからボランティアグループとタイアップして、障害者の皆さんが少しでも参加できる運動やゲーム、音楽会等が企画されることを願っています。限られた楽しみしか享受できない障害者だけに、少しでも生きる喜びを感じてもらえる取り組みを考えていただけたらと思います。
  続いては、教育委員会への質問ですが、その前に、教員の長時間勤務の管理と改善についてですが、8月29日中央教育審議会は改善について、タイムカードの導入、夏休みの学校閉庁等の緊急提言をいたしました。滑川町教育委員会は、埼玉県教育委員会の方針に沿い、中央教育審議会の提言を先取りした形で、今年度からすぐに実施されたそうです。よかれということは、間髪を入れずに迅速に対応されたことに敬意を表したいと思います。
  さて、質問は、身体障害者への理解と対応についてです。相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19名のとうとい命が奪われ、けがを負った多くの入所者が今も治療に苦しんでいます。この施設の元職員であった犯人は、「障害者は意思疎通ができないから犯行に及んだ」と身勝手な供述をしており、いまだに反省の言葉はないようです。この許しがたい動機で犠牲になった全く罪のない被害者の皆さんやご家族の無念さは、はかり知れないものがあり、人として強い怒りを覚えます。健常者も障害者もともに助け合って生きていく共存・共生社会の実現には、まだほど遠い現実があります。障害者も健常者と同じ人格を持った一人の人間です。皆さんと同じように、当たり前に生きています。しかし、まだ差別意識を払拭するには至っていない場面もあります。日本人の美徳であった寛容が少しずつ姿を消して、不寛容が世にあふれているように思います。感謝の念も薄れてきてしまっているのかもしれません。
  さて、憲法の前文では、国民主権、平和主義、基本的人権の尊重をうたっています。そして、基本的人権の尊重を受け、13条では、「すべて国民は、個人として尊重される。」と明記されています。憲法は、国会議員を初めとする政治家が、その実現に向けて努力すべき最高法規であり、それを享受するのが国民であるという趣旨であります。
  そこで、要望を含んだ質問です。1つ目は、滑川町は人権尊重の町を掲げています。そして、町民憲章には、親切と思いやりの心で、手をとり合う町づくりを提案しています。それらを受け、現在学校教育では障害者への理解教育に取り組まれていると思います。また、特別支援学校より普通学校への入級を希望する家庭もふえています。そんな中で、実際の授業では、学年に応じさまざまな取り組みをされていると思います。特色ある取り組み等の例がありましたら、教えていただきたいと思います。
  2つ目は、難しい実態把握になりますが、その成果はいかほどでしょうか。
  3つ目、今、大人社会は、子ども社会の一部にある弱い者いじめの身障者差別の延長線上にあります。解消までには、まだまだ多くのアプローチと繰り返しての指導が必要です。根絶に向けての取り組みとして、小中学校への指導はもちろんのこと、子どものお手本となる成人に向けて、人権尊重と弱者への配慮、いじめ防止につながるような、そういう配慮の講演会、またはチラシ等による全戸配布などの啓発の方法が考えられます。今後検討していただけるでしょうか。
  次は、要望です。人はお互いいたわり合える気持ちがあれば、多少貧しくても幸福な人生を歩むことができます。今後は、機会あるごとにいたわり合う気持ちの大切さを町民の皆様が理解し、浸透していく取り組み、町を挙げて振興していただき、また私自身も心がけたいと思っています。
  最後に、スマートフォンによる質問です。スマートフォン、通称スマホですが、小中学生の生活態度から学習への弊害、犯罪防止について質問いたします。
  ことし6月に放映されたNHKスペシャルで、「家族が非常事態!突然キレるわが子の謎」という番組がありました。深く考えさせられました。それは、子どもたちとスマホ依存にかかわる内容でした。我が子が、ある日突然親の意見にキレる、引きこもる、家庭学習に身が入らない、常にいらいらしている等の異常行動に走るという内容でした。いわゆるスマホ依存の症状です。それに加えて、中学生のころは成長ホルモンがアンバランスであり、余計に不安定になっています。スマホを介して犯罪に巻き込まれたり、仲間外れやいじめの温床にもなっている等、健全な成長を疎外していることも多いと考えます。また、友達からいつメールやLINEが来るかわからず、一瞬たりとも手元から離せず、集中して家庭学習に取り組めないなど、学力低下の大きな原因になっているという放送でした。
  しかし、スマホが小中学生にまで広く浸透している今日、スマホから子どもを引き離すことは不可能であります。ゆえに、家庭や学校での適切な指導が必要です。十分な基礎学力を身につけるべき小学生のときに、スマホに振り回され、一生を棒に振るような悲しい思いは避けなければなりません。それは、滑川町の将来に向けて大きな損失にもなりかねません。そこで、次の取り組みについてお尋ねしたいと思います。
  1点目、スマホの正しい取り扱いについて、学校ではどのような指導を行っているのでしょうか。
  2点目、スマホを所持している小中学生の人数はどのくらいいますか。
  3点目、スマホにかかわるトラブルは発生していますか。
  4点目、保護者への注意喚起のアプローチはどう行っていますか。
  質問は以上です。よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 順次答弁を求めます。
  在宅介護家庭への理解と支援をは、堀口健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 堀口幸男登壇〕
健康福祉課長(堀口幸男) 健康福祉課長、服部議員の質問に答弁を申し上げます。
  ご家族の献身的な介護に支えられたということで、69歳ですか、お姉様は大変な現状で、ご家族の方の心労もいかばかりかと思うところでございます。
  最初の質問の1でございます。町では、身体等に障害を抱える方の支援は、健康福祉課の福祉担当で対応し、65歳以上の高齢者の介護等については、町民保険介護保険担当、健康福祉課包括支援センター担当、高齢者担当で対応しています。
  初めに、身障者についてですが、町がどのように対応しているか、ご説明申し上げます。平成29年6月末で、町には身体に障害のある方が454名、1級から6級の程度による身体障害者手帳をお持ちです。知的に障害のある方が117名、マルAからマルCの程度で区分される療育手帳をお持ちです。精神に障害がある方は95名、1級から3級の程度で区分される精神障害者保険福祉手帳をお持ちです。合計で666名の方がいます。直接窓口での相談や電話、また民生委員さんなどからの相談は受けていますし、時には家庭の訪問も実施し、不安や悩みに対応しています。また、担当だけでは解決できないような事案に対しましては、専門的な機関として委託しています東松山市社会福祉協議会、社会福祉協議会昴、医療法人緑光会、東松山病院の相談支援事業所で対応に当たっていただいております。事案の内容により、戸別に訪問して家族構成や家庭の状況等を把握して、本人に合った支援ができるように医療機関や福祉施設と連携しながら支援の方法を徹底しています。
  例えば訪問の状況を把握した結果、医療が必要な状況である。しかし、寝たきりの状態で、家から出ることはできない。このようなときは、訪問看護、訪問診療、訪問薬剤師等の派遣調整ができます。このためには、家族を含めた関係者によるケアカンファレンス、いわゆる支援会議を開いて、家族の介護方法や悩み相談等に応じることとしております。
  次に、65歳以上の高齢者の介護についてどのように対応しているのか、ご説明申し上げます、平成29年4月末で、町には65歳以上の方が4,037名で、高齢化率は21.98%となっています。このうち、介護保険の認定、要支援1、2を受けている方が84名、要介護1から5の認定を受けている方が421名でございます。合計で505名でございます。介護認定を受けている方は、介護施設への入所をされている方を除いて、在宅介護の何らかのサービスを必要とする方でございます。このような介護が必要な方の窓口の相談も含めた高齢者の方の安心安全な暮らしのための窓口は、町では健康福祉課、地域包括支援センターで総合相談支援事業として対応しております。平成28年度では、直接の窓口相談、電話相談、訪問相談を含めて564件の相談を受けています。相談者も、本人、家族、親族、ケアマネジャー、事業所からでございました。
  在宅介護が必要な方が訪問などのサービスを受けるためには、介護保険の認証が必要で、このために要介護認定を受けた区分を決めていただく必要がありますが、こういった相談を受けた場合はどのような手順ですればよいか、担当者の訪問調査も含めて相談に応じています。また、家族の方の介護支援として、家族介護教室の開催、認知症サポーター養成講座の開催、高齢者の心の相談所は、認知症専門医による相談を行い、適切なサービスへとつなげています。
  このように、身障者、高齢者を問わず、介護する家庭の不安や悩みを軽減するために、関係者による家庭訪問等は実施しているところでございますが、手を差し伸べてもかたくなに拒否される方も中にはいます。こういったところにつきましては、民生委員さんとの連携により、辛抱強く対応しているところでございます。
  質問の2でございます。介護用品の冊子を希望される家庭へ届けることはできるかということでございますが、これは家庭のほうへ届けることはできます。ただ、福祉用具のレンタルや購入には、介護保険の申請により介護保険の認証を受けることが必要であります。このような場合、介護保険制度の説明や福祉用具事業所の紹介などを行い、担当の介護支援専門員、ケアマネジャーに必要な介護用品が何かを引き継いで対応を図っていただいております。
  3の質問です。自分の年金とかそういったもので施設に入れるとか、ケアマネジャーはどういうふうに対応ということなのですが、これにつきましては、先ほども申し上げましたが、高齢者の方が安心して安全に暮らせるようにということで、各種の相談には健康福祉課の窓口、地域包括支援センターで総合相談支援事業として対応しております。
  質問の自分の年金で施設がどのように利用できるのかということですが、介護保険の認証を受けた場合、要介護度1から5の方が利用できます。生活介護中心の施設を利用したいという場合は、介護老人福祉施設、特別養護老人ホームと呼ばれるもので、滑川町では森林園が該当します。また、介護やリハビリを中心の施設を利用したい場合は、介護老人保健施設でいづみケアセンターが町では該当しております。いずれも要介護度や従来型個室、多床室、ユニット型個室により料金は異なっております。新規に入所できる方は、平成27年4月から特別養護老人ホームは原則要介護3以上の方になっています。有料老人ホームについても問い合わせがあった場合は、パンフレットの配布を行っています。
  また、ケアマネジャーの依頼方法については、介護保険の認証が必要になりますが、要介護1から5までの方のうち、自宅で暮らしながらサービスを利用したいという方には、町が発行する医療者一覧から居宅介護支援事業所を選び、連絡して、担当のケアマネジャーが決まります。担当のケアマネジャーと一緒にケアプランを相談しながら、ご家族の方、本人と作成いたします。要介護1から5までの方のうち、介護施設に入所したいという方には、介護施設に連絡します。入所前に見学し、サービス内容や利用料金について検討した上で施設に直接申し込みます。入所した施設のケアマネジャーとケアプランを作成します。
  次に、要支援1、2の方については、健康福祉課、地域包括支援センターに連絡して相談します。介護予防サービスの種類を伝えますので、希望のサービスを受けていただきます。そして、介護予防プランを地域包括支援センターの職員と相談しながら作成します。
  このように、程度により施設への入所やケアマネジャーの依頼方法には違いがありますが、相談内容に応じて適切に対応を図っていくところでございます。
  続きまして、4番目の質問です。滑川町の福祉に関係する健康福祉課、町民保険課、健康づくり課、滑川町社会福祉協議会では、介護に限らず個人情報保護には十分な配慮をしながら情報共有を図っています。こうした情報共有とは別に、個別の事例については、ケア会議を開催してよりよい方向に進むようにしています。時には、民生委員さんや事業所の担当マネジャー、介護者を交えた介護を行い、問題の早期解決を図っています。また、関係する課と町内介護事業所とのケア会議も毎月開催して情報共有を図り、すぐに対応できる体制をとっております。
  これらとは別に、在宅介護支援センター事業として、高齢者やその介護者に対して、在宅介護に関する総合的な相談に応じ、各種の保険、福祉サービスが総合的に受けられるように、関係する機関との連絡調整との便宜を供与するための事業を行っています。滑川町在宅介護支援センターを、特別養護老人ホーム森林園内に設置をお願いしている森林園在宅介護支援センターにお願いしてあるところでございます。
  最後に、障害者の楽しみだとか、いろんなところに出かけるようにということでございますが、これにつきましては在宅生活サポート事業ということで、町に登録した民間サービス団体が障害者、障害児の外出支援、送迎、一時預かり等のサービスを行っております。また、地域活動支援センターにおいては、障害者に交流、憩いの場を提供し、社会との交流を促進しているところでございます。
  以上で答弁といたします。
議長(北堀一廣議員) 次に、2の身体障害者への理解と対応ですが、森田教育委員会事務局長、答弁願います。
          〔教育委員会事務局長 森田耕司登壇〕
教育委員会事務局長(森田耕司) 教育委員会事務局長、服部議員の質問に答弁をいたします。
  学校教育における障害者への理解の取り組みでございますが、本町においては、障害者に対する偏見や差別などの心の障壁を取り除く教育、心のバリアフリーを育む教育を推進するとともに、障害のある児童生徒に対しては、障害のない児童生徒と一緒に学ぶ機会を通して、社会で自立できる自信と力を育む教育に取り組んでおります。具体的には、特別支援学校に通っている児童生徒が、居住地である小中学校に支援籍を置いて学習する支援籍学習を行っております。支援籍とは、埼玉県独自の取り組みで、今年度は宮前小学校と月の輪小学校で1名ずつ、東松山特別支援学校に通う児童が年間3回程度支援籍学習を行っております。この支援籍は、当該児童生徒がいれば、町内全ての小中学校で行うことができます。
  また、宮前小学校では、特別支援教育に対する保護者の理解を深めるために、新入生説明会の際に特別支援教育コーディネーターが、特別支援学級の学習内容や特色、通級指導などについて、支援を要する児童への配慮など丁寧に説明を行っているところでございます。さらに、年度当初に特別支援教育コーディネーターと特別支援学級担任が全クラスを訪問し、特別支援学級に在籍する児童に対する接し方や支援の方法など、交流の際のお願い等を説明する時間を設けております。さらに、福田小学校では、毎年、第4学年の児童が富士見市立富士見特別支援学校との交流学習を行っております。総合的な学習の時間の一環として、特別支援学校の施設を見学してバリアフリーについて学んだり、お互いにダンスを披露したり、給食を一緒に食べたり、グループ対抗のゲームを行ったりと、交流を深める中で、障害者への理解も深められるよう学習をしております。
  全ての学校に、学習生活指導支援員を配置し、特別支援学級を中心に支援を必要とする児童生徒に対し適切な支援を行い、通常学級においてもスムーズに学習や活動に取り組めるよう体制を整備しております。また、特別支援教育コーディネーターを中心に、全ての児童生徒に対して適切な就学相談を適宜行い、生活や学習上の困難を改善、または克服するための適切な指導と適切な支援が行えるよう努めております。
  成果といたしましては、各学校において特別支援学級の児童生徒が通常学級において学ぶ際にも、お互いを気遣いながら学習や活動が行えることであります。
  課題といたしましては、特別支援学級で学ぶことの意義を保護者が理解し、就学相談の結果、特別支援学級で学ぶ児童生徒がふえておりますが、一方で、依然として保護者の理解が得られず、通常学級において生活や学習に支障を来している児童生徒も少なくありません。
  次に、人権尊重と弱者への配慮をした講演会やチラシの配布ですが、人権啓発のチラシの配布につきましては、毎年比企郡市でパンフレットを作成し、全戸配布をしているところでございます。このパンフレットでは、女性、子ども、障害のある人、インターネットによる人権侵害、同和問題などのさまざまな人権問題について啓発を浴するものでございます。
  また、毎年人権作文を発行し、回覧で町内の皆様にごらんをいただき、啓発の一助としております。また、比企郡市で会場持ち回りにより開催しております比企郡市人権フェスティバルは、広く皆様方の参加を呼びかけて開催をしているところでございます。今年度は、11月18日土曜日に鳩山町で開催をされます。このフェスティバルには、さまざまな障害者団体等も参加しており、滑川町からも障害者団体の作品が出展をしております。また、毎年開催されております西部地区人権教育実践報告会には、各方面の団体の皆様にご参加をいただき、さまざまな人権問題について市町村の実情や学校での取り組みが報告され、人権作文の朗読も行われるなど、身近な問題に接する機会となっております。
  講演会等につきましては、現在町職員等の人権研修会や学校教職員の人権教育推進事業の中で、同和問題を初め、児童虐待やいじめ問題等のさまざまな人権問題について取り組んでいるところでございます。今後も機会あるごとにチラシの配布や啓発に努め、人権尊重と弱者への配慮をした講演会につきましても、人権教育研修の中で取り組んでいけるよう検討してまいりたいと考えております。
  次に、スマートフォンの小中学生の学習への弊害や犯罪防止ですが、最初に、スマートフォンの正しい取り扱い等については、NTTやKDDIなど電話会社が行っている携帯教室や、埼玉県で実施しています子ども安全見守り講座、子どもの携帯電話スマートフォン等に関する啓発講座を、小学校は6年生とその保護者、中学校は全校生徒とその保護者を対象に毎年実施しております。そのほかには、年度当初や長期休業前の学級指導において、携帯電話等の正しい使い方や危険性について指導をしているところであります。
  次に、携帯電話を所持している小中学生の人数ですが、平成29年9月1日調査で、小学生は全体で380人、所持率は32.6%でありました。参考までに、平成20年の小学生の所持率は17%で、比較しますと15.6%伸びで、約10年間で2倍になっていることがうかがえます。学年別では、1年生が9.6%、2年生が11.9%、3年生が28.9%、4年生が40.5%、5年生が44.7%、6年生が56.5%という状況でありました。
  次に、中学生は全体で304人、所持率は50.9%でありました。平成20年度の所持率47%と比較しますと3.9%の伸びで、中学生の所持率については、この10年間については微増という状況でありました。学年別では、1年生が44.7%、2年生が53.8%、3年生が55.3%という状況でありました。
  次に、スマートフォンによるトラブルですが、幸いにも大きなトラブルや重大事案のいじめにつながるような問題は発生しておりません。しかし、いついじめにつながるトラブルが発生するかわかりませんので、業者委託によりネットパトロール事業を実施しております。平成28年度の年間調査対象は1,549件で、学校非公式サイト、匿名投書可能な場合が多い掲示板、「掲示板」と言われているものは、月16から17件を検索しています。それから、個人のSNSサイト、ツイッターやインスタグラム等でございますが、年度当初の4月では76件、それから各月ごとにふえていきまして、年度末の3月には149件というような状況でございます。こうした中、誹謗中傷や個人が特定される危険のある書き込みや写真等があった場合には、当該生徒及び保護者に対し、学校から指導を行っているところでございます。
  次に、保護者への注意喚起でございますが、学級懇談会や学年保護者会、三者面談等の際に、県教育委員会や県警等から発行しておりますリーフレットを配布するとともに、家庭におけるルールづくりや、有害サイト等が利用できないようにするフィルタリングの設定などの指導、啓発に努めているところでございます。
  以上、答弁といたします。
議長(北堀一廣議員) 服部議員、再質問願います。
8番(服部幸雄議員) まず、自宅介護等についてですが、本当に手厚い対応をしていただいてありがとうございます。いろいろな話を聞くと、まだまだ私たちが相談できる場所というのはいっぱいあるのだなという、そんな気がいたしました。
  それで、ただ、高齢者というのは、1年に1回ですと、前半と後半で大きく体調等が変わってくる、病状等が変わってくる場合がありますが、今1年に1回でしょうか、家庭訪問的なものは。相談に行けば別なのですけれども、行けない家庭もあるということで、年に1度に限らず、そういうちょっと心配そうな家庭には何度か家庭訪問はしていただけるのでしょうか。
議長(北堀一廣議員) 堀口健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 堀口幸男登壇〕
健康福祉課長(堀口幸男) 健康福祉課長、服部議員の質問に答弁を申し上げます。
  毎月、月1回、民生委員会を開いておりまして、その中では近隣の自分の持ち回りの地区の高齢者の方とか、子どもであるとか、いろんな事案に対しまして班会議等も開いていただきまして、内容をその会議の中でいただいたり、また事案ごとに要望とか、こういう事案があるので何とかということで相談をいただいております。そういったことで、手厚く行っている方については行っております。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 服部議員。
8番(服部幸雄議員) ありがとうございます。
  続いてですが、介護用品の家庭配布なのですが、家庭訪問時にそういった冊子、該当する介護度に応じて、この辺が利用できますよというのが、もし今現状を見ながら、お宅ではこの辺が使えそうですと、そんなようなことがもしできたら、介護する側としてはありがたいなという気がしますが、いかがでしょうか。
議長(北堀一廣議員) 堀口健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 堀口幸男登壇〕
健康福祉課長(堀口幸男) 健康福祉課長、服部議員の質問に答弁を申し上げます。
  包括支援センターのほうに相談があったり、民生委員さんからあったり、またはケアマネさんとかいろんな方から相談があった件に関しては、随時相談に応じていろんなことをやっているわけなのですが、なかなか発信されない方もいらっしゃいますので、そういった家庭についても、生活保護世帯であるとか、そういう外に出るのが嫌だとか、そういった部分につきましても目を光らせてはおりますが、全てを網羅するということはなかなかできない状況でございます。そういった部分についても、なるべくいろんな情報を収集しながら対応をしていきたいというふうに考えております。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 服部議員。
8番(服部幸雄議員) ありがとうございました。入所を考えているようなご家庭も当然中にはあるわけですが、なかなか踏ん切れないというのでしょうか、そういう家庭もあると思いますが、もしできれば家庭訪問以外にも、今現在病状的にはどうでしょうかというようなアンケートでも、ちょっとそういう気になる家庭に配っていただいて、入所、また入院等の希望があるかどうか確認することは可能でしょうか。
議長(北堀一廣議員) 堀口健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 堀口幸男登壇〕
健康福祉課長(堀口幸男) 健康福祉課長、服部議員の質問に答弁を申し上げます。
  アンケートをやるということになると、全体で、その家だけにアンケートをやるというのは非常に難しい部分がありまして、そういったケースにつきましては、結構近所の方からも、こういった状況があるよとか、そういったこともあります。そういった環境の中でやりますので、例えばこの家庭はどうでしょうかと、アンケートの場合は相対的なアンケートになってしまいますので、ピンポイントでそういった家庭をということにはできませんので、相談に応じてやっていくということで。福祉のアンケートであるとか障害者に対するアンケートについては、今年度実施しております。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 服部議員。
8番(服部幸雄議員) ありがとうございました。
  さまざまな方が介護にかかわっていただいているというのは、本当によくわかりました。先ほど質問でも申し上げましたが、介護する側が、何か情報交換する場みたいなものが、もちろんプライバシーも含んでくるので難しい場面もあるのですけれども、そういう情報交換の場がもし、たとえ少人数でもできると、黙々と家庭で介護している方、ちょっと気が楽になるのかなという気もいたすわけですけれども、なかなか現実的にはそういう場面づくりは難しいでしょうか。
議長(北堀一廣議員) 堀口健康福祉課長、答弁願います。
          〔健康福祉課長 堀口幸男登壇〕
健康福祉課長(堀口幸男) 健康福祉課長、服部議員の質問に答弁を申し上げます。
  認知症サポーター研修であるとか、そういったものもありますし、認知症の方のオレンジカフェとか、そういった事業もございますが、なかなか回覧等を回しても参加者が少ない状況でございます。実際に自分の家庭の中で起きた事案とかそういったものに対して、まずは相談窓口がございますので、ご一報いただくのが一番早いかなというふうに思います。そういったことに関しましても、事業をやっていますが、非常に参加者が少ない状況です。
議長(北堀一廣議員) 服部議員。
8番(服部幸雄議員) ありがとうございました。
  続いては、障害者教育のほうの取り組みなのですが、本当に各学校さんでさまざまな取り組みをしていただいて成果も上げているようです。そういった中で、各学校の取り組みと担当教員による町内の小中を交えての情報交換会みたいなのは取り組んでいらっしゃいますでしょうか。
議長(北堀一廣議員) 森田教育委員会事務局長、答弁。
          〔何事か言う人あり〕
議長(北堀一廣議員) 済みません。服部議員、いま一度お願いします。
8番(服部幸雄議員) 障害者担当だと思うのですけれども、うちのほうではこんなことに特に取り組んでいますよというような、そういう町内の小中学校での情報交換みたいなのというのは、取り組んでいらっしゃいますでしょうか。
議長(北堀一廣議員) 森田教育委員会事務局長、答弁願います。
          〔教育委員会事務局長 森田耕司登壇〕
教育委員会事務局長(森田耕司) 教育委員会事務局長、服部議員の質問に答弁をさせていただきます。
  障害者における学校での対応でございますが、特別支援学級の担当者等についても小中連携等を図りながら、その内容については共通理解を持っているところでございます。また、就学指導委員会等も開きまして、就学前の児童についても共通理解を持って対応させてもらっております。
  よろしくお願いします。
議長(北堀一廣議員) 服部議員。
8番(服部幸雄議員) 子どもたちへの啓発なのですが、同時に大人への啓発のことについても、随分いろいろなチラシをつくっていただいたり、やっていただいているのですが、ありがとうございます。ただ、大人向けのこういう人権尊重とかいじめ防止等のチラシは、たびたび、引き続き配布していただいて、多くの人の目にとまるように続いてやっていただければと思います。要望です。
  続いて、よろしいでしょうか。
議長(北堀一廣議員) はい。
8番(服部幸雄議員) スマホに関することですが、NTTの携帯教室とか、さまざまなところを通じながら、防犯とか正しいスマホの使い方等をやっていただいておるところですけれども、結局トラブルというのは大人の目につかないところで発生しているわけです。そういう、多分大人も保護者もわかっているのだけれども、子どもに注意できない、多分そういう家庭もあろうかと思います。そういう意味で、保護者が、そういう悩みを相談できるような各学校での当然窓口みたいなのはあると思うのですが、その辺はいかがでしょうか。
議長(北堀一廣議員) 森田教育委員会事務局長、答弁願います。
          〔教育委員会事務局長 森田耕司登壇〕
教育委員会事務局長(森田耕司) 教育委員会事務局長、服部議員の質問に答弁をさせていただきます。
  スマートフォンに対する問題等につきましても、学校等でも相談体制はできております。特に小学校ですと、ある程度は親の責任が大きな部分を持っておりますので、保護者に対するそういう相談体制等も整っております。また、今年度宮前小では、先ほどもありましたように4年生以降がすごい所持率になって、急になっておりますので、今6年生で対応しておりますが、その対応を5年生におろしたりとか、そういうものも学校では考えておるところでございます。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 服部議員。
8番(服部幸雄議員) かつて中学校が主だったのですけれども、シンナーとか覚醒剤、これが全国的に蔓延したときには、警察が本当に本腰を入れて各中学校を回って指導していただきました。私がちょっと心配しているのは、子どもたちがこのスマホに振り回されて、大事な人生を棒に振ることのないようにしていただきたいなと思うわけですけれども、これからも繰り返しの指導、それからまたさまざまな視点からの指導を、ぜひ子どもと保護者のほうにしていただければと思います。要望です。
  それでは、いろいろと質問させていただきましたが、懇切丁寧な答弁をいただき、まことにありがとうございました。これで私の質問を終わりにさせていただきます。大変どうもありがとうございました。
議長(北堀一廣議員) 以上で、服部幸雄議員の一般質問を終わります。
  ここで、暫時休憩をいたします。再開は11時5分とします。
          休 憩  (午前10時48分)

          再 開  (午前11時05分)
議長(北堀一廣議員) 再開します。

           上 野   廣 議 員
議長(北堀一廣議員) 通告順位5番、議席番号14番、上野 廣議員、ご質問願います。
          〔14番 上野 廣議員登壇〕
14番(上野 廣議員) 14番、上野廣です。議長のお許しを得ましたので、通告に基づいて一般質問いたします。
  まず最初に、森林公園沼まつりの今後はについてご質問いたします。
  既に町長のご挨拶や吉田議員の一般質問にもありましたように、滑川町伝統の「ため池稲作農法」の世界農業遺産認定を目指し、ことし7月7日に滑川町が中心になり、東松山市、熊谷市、深谷市、嵐山町、小川町、吉見町、寄居町、JA埼玉中央、JAくまがや、3市4町JAで構成する「比企丘陵農業遺産推進協議会」が設立いたしまして、今活動を開始しております。
  一方、森林公園では、30年以上前より、滑川町の伝統行事の一つ、「沼普請」の際に行われていた「魚とり」を再現した「沼まつり」を毎年秋に開催しています。ことしは、10月22日に行われます。この「ため池稲作農業」を継続するために、これは大切なイベントでございます。今後は、比企丘陵農業遺産推進協議会も積極的に参加して森林公園沼まつりを充実させ、広く一般にアピールしていくべきと私は考えます。ことしの森林公園沼まつりへの町や協議会のかかわり方等、伺います。
  次に、新交通システムの検討についてご質問いたします。
  ことしの2月10日付で、内閣府のIT総合戦略室が、「ITS・自動運転を巡る最近の動向」を報告しております。それによると、本年9月ごろから、関東地方を中心に高速道路や一部の一般道なども利用して、大規模実証実験を予定しているようです。
  既に沖縄では、ことし3月よりバス自動運転の実証実験を開始しております。滑川町でも、森林公園駅―熊谷駅間にLRTを走らせて、北部活性化を推進しようとしていた時期がございました。これは、現在頓挫しております。ホンダや日産、トヨタなどのメーカーも積極的に自動運転技術を開発、推進しております。そんな中で、バス自動運転システム実用化の候補地として、森林公園駅―熊谷駅間の道路を提案していったらどうかと考えます。北部活性化にも大きく貢献できます。町の考えを伺います。
  以上、よろしくご答弁をお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) まず1の森林公園沼まつりの今後はですが、吉田産業振興課長、答弁を願います。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 吉田 浩登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、上野議員さんのご質問につきましてご答弁させていただきます。
  上野議員さんにおかれましては、毎年沼まつりにご参加いただくとともに、比企自然学校の方々とため池に関するいろいろなイベントを企画、実施していただいておりますことに、この場をかりて感謝申し上げます。
  昭和59年に発行されました「滑川村史 民俗編、第2章 沼の民俗、第1節 沼は語る」の書き出しは、「かつて滑川村の産業の中心は、米麦と養蚕を中心とする農業であった。農業の中でも稲作は、その用水確保が必須の条件である。滑川村の米づくり用用水の約4分の3を占める沼の存在は、私たちの祖先が命をかけて残してくれた貴重な贈り物であるといえよう。」とございます。さらには、「沼の水は、農業用水や生活用水としても一部使用され、沼は村の生命線であった。沼と人のかかわりは、人々の労働を通して全て行われている。生産に伴う喜びや悲しみ、恐れや感謝などを秘めて、きょうも沼の水はたたえられている。」と記載されております。この一文があらわすように、滑川町において、人とため池は言葉では言い尽くせない絆で結ばれているものとなっております。
  現在の日本の農業政策は、農地中間管理事業にあらわされるように、農地を地域の担い手と言われている大規模農家への集積が主流となってきております。担い手に農地の維持管理を任せ、農地の荒廃化を防ぐことは重要ですが、ため池を初めとした農業用施設を維持管理していく上で、地権者でない担い手に負担を求めることができるのか、ゆゆしき問題となっております。
  吉田町長は、みずから発起人となりまして、近隣の同様なため池による稲作農業を行っている首長の皆様方にお声がけし、3市4町の首長様、さらには関係する2つのJAにご賛同をいただきまして、古来より続いております「ため池稲作農業」を日本農業遺産、さらには世界農業遺産への登録を目指し、比企丘陵農業遺産推進協議会が設立されたわけでございます。設立総会におきまして、会員全員の皆様の賛成により、吉田町長が会長に就任されました。その就任の挨拶で、吉田町長は、「ため池は権利と義務を行った中で地域の宝として大切に維持管理され、現在に至っております。ため池稲作農法は、権利と義務を行うことにより豊かな自然環境を保持するとともに、農村での地域コミュニティーを生み出してまいりました。」とおっしゃられておりました。その権利と義務の一つが、今回ご質問いただいております森林公園で開催される沼まつりの中で行われております「魚とり」でございます。
  稲作を行う中で、最後に必要となります穂が出るとき、花が咲くときの出穂水を使った後のため池は、かなり水量が少なくなってきております。地域では、この水の少なくなった沼で傷んできた堤体の補修を行う「沼普請」を行うほか、貴重なたんぱく源の補給や地域の皆さんの農作業を行う中でのレクリエーションの一つが、沼まつりの中で行われております「魚とり」でございます。堤体を維持管理する義務、ため池にいる魚をとる権利、ため池を利用する方々の貴重な文化と捉えております。
  町としての沼まつりとのかかわりでございますが、町としましては、共催という立場で、さらには町観光協会は協賛という立場で、森林公園で開催されております沼まつりには当初よりご協力させていただき、協賛金もご負担させていただいております。また、議会としてもご都合をつけていただき、多くの議員の皆様方にご参加いただいているところでございます。そして、一昨年からは、谷津田米生産者組合にもご参加いただき、町の特産品として育てております谷津田米のPRも行っております。ことしも例年同様に協力を行う予定でございます。
  そして、比企丘陵農業遺産推進協議会としましては、ため池稲作農業の絶好のPRの場所と当初より考えております。議案書におきましても、平成29年度事業計画の中でPR活動を行うことを記載しており、森林公園からも承諾をいただいております。PR活動の内容ですが、まずは協賛団体としまして、協議会の名前をチラシ等に記載していただきたいとお願いし、ご了解を得ております。また、主催者である森林公園に沼まつり用のチラシの作成をお願いしまして、完成後には関係市町におきまして回覧等により周知を図っていく予定でございます。
  さらに、現在協議会としましても、PR用のチラシとポスターを作成中でございます。チラシにつきましては、当日来場者に配布を予定しております。また、ポスターやため池についてのパネルを用意し、広くPRできるよう考えております。今後も主催者たる森林公園よりご理解が得られるのであれば、谷津沼を使ったため池稲作農法を、またため池稲作農法でつくられた谷津田米を広くPRするためにも、参加を続けていきたいと考えております。
  以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 次に、2の新交通システムの検討をですが、大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、上野廣議員の質問に答弁をいたします。
  ご指摘のとおり、今や自動車の自動運転の開発は目をみはるものがあり、テレビコマーシャル等でたびたび流れるシーンを見ていると、実現が近いなという感があります。
  現在国土交通省では、自動運転の実証実験を行うに当たり、地域選定を行っております。平成29年度は「中山間地域における道の駅等を拠点とした自動運転サービス」と題して、高齢化が進行する中山間地域における人物、物流の確保のために道の駅を拠点とした自動運転サービスの2020年実現を目指し、今夏から全国で実証実験を行うとし、5つの地域が発表されております。近いところでは、栃木県の栃木市西方町の「道の駅にしかた」が候補地となっております。
  バスについては、沖縄でことしの6月に2週間実証運転が行われ、その後にアンケート調査等を実施されたようです。また、愛知県では、国家戦略特区に地域指定される中で、ドライバーが乗らない完全自動運転による公道実験を全国に先駆けて実施する予定でございます。
  森林公園駅―熊谷間のバスの自動運転システム実用化候補地としての区間を提案したらいかがとの質問ですが、実現にはまだまだハードルが高いのかなという実感があります。実証運転候補地としての再募集は今後もあろうかと思いますので、国や県の動きを見ながら対応していきたいと思います。また、この道路に関する交通網整備につきましては、平成20年12月議会において上野議員さんから「埼玉群馬軌道新線関連」と題してご質問をいただいております。この構想は、古くは1991年に埼玉、群馬の関係自治体が期成同盟会を発足したことからスタートしておりますが、その後の埼玉県の調査で、熊谷森林公園間でも建設費が1,100億円を超えるという大プロジェクト構想となり、そのことが原因でトーンダウンし、現在では国からの整備指定もなく、さらには東武鉄道も一切の関心を示していない状況の路線となっております。期成同盟会が解散後は、平成3年に2市4町、滑川、熊谷、東松山、嵐山、小川、吉見による熊谷東松山間軌道系新線建設促進研究会が発足し、平成25年には新熊谷大橋新設促進研究会を引き継ぎ、新たに熊谷・比企郡市間新交通システム建設促進研究会として、現在まで現地視察等を行いながら研究を進めております。
  滑川町においても、土地利用構想図に具体的な名称は載せておりませんが、軌道新線計画については図示がしてあり、将来構想としております。
  今回の提案に、自動運行バス路線候補地としての検討についての提案をいただきました。バスの実証運行がまだまだ少ない中ですから、一般道を実際に運行するような実用化となると、もう少し時間がかかるようですので、今後も実験的な実証運行が全国各地で行われ、データ収集等が行われると思います。この区間は、先ほど申し上げた熊谷・比企郡市間新交通システム建設を促進する区域でありますので、そういった候補地として名乗りを上げられるのか、他市町と協議し、今後の課題としたいと思います。
  実証地区から実行地区として自動運転バスの導入が図れれば、全国へ大きなPRになるかとも思いますが、現状のバス路線等の運行事情を考えると、新たな参入する企業等を含め、経営的には相当厳しい現実もあります。しかしながら、将来の夢構想として国や県の動向等に注意を払いながら、担当課としましても情報収集、研究に努め、関係する自治体と連携し進めていければと考えております。今後のご指導もよろしくお願いし、以上、答弁といたします。
議長(北堀一廣議員) 上野議員、再質問願います。
14番(上野 廣議員) ありがとうございます。それでは、1つ目の森林公園沼まつりの今後はについて再質問いたします。
  パネル展示を今回森林公園で、いろんなパネル展示をやるらしいのですけれども、その中で協議会の比企丘陵農業遺産推進協議会から、そういうパネル展示をドームかなんかでやるというような話を聞いているのですが、それは昔からこの地域でやっていたため池農法の全体がわかるような形での、そういったパネル展示というのは可能なのでしょうか。もしあったら、ぜひそれをやっていただきたいなと思っております。
議長(北堀一廣議員) 吉田産業振興課長、答弁願います。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 吉田 浩登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、上野議員さんのご質問につきましてご答弁させていただきます。
  パネル展示のパネルの内容でございますが、今考えておるのが、まず谷津沼の構造について考えてございます。山と山の間、そこをせきとめまして、そこに水をためてつくられた谷津沼、そしてそれに伴いまして、その谷津沼を使った谷津田、こういったものをまずパネルとして考えてございます。そしてまた、それ以上のことにつきましては、今後また協議会の中、あるいはいろんな方にご意見を賜りながら作成をしていきたいと考えておりますので、またもしよい案があるようであれば、ぜひ教えていただければ助かると思いますので、よろしくお願いいたします。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(北堀一廣議員) 上野議員。
14番(上野 廣議員) ありがとうございます。ぜひパネル展示を、森林公園とよく相談して、皆さんがよく見られるような場所に展示していただくようよろしくお願いします。
  森林公園で沼まつりを始めた当初は、公園内にあるたくさんのため池があるわけです、三十幾つとか、たくさんあるのですけれども、それを毎年違う沼を順番に沼まつりをやっていこうという、そして始めたと私は理解しておりますけれども。ところが、なかなか違う沼で沼まつりをするのが難しいということがわかりまして、現在のあざみくぼ沼を毎年、ここ10年とか20年やっていると思います。それは、水を干して沼まつりをしているのですけれども、今後は、沼をきれいにするのにはやはり水を抜くということが非常に大事で、私もここにかかわってやっておりまして、あざみくぼ沼が非常に毎年毎年きれいになっていくのが、魚類調査なんかしていてわかるのです。今は、ヌマエビなんかもたくさんとれまして、本当に食べられるようなヌマエビがあります。
  そんなことなので、他の沼も、できたらいろいろ、やりやすい沼、やりにくい沼があると思うのですけれども、森林公園のほうの中でもこれから毎年やるのですから、提案していくということは、これは要望でもいいのですけれども、してみたらどうかと思いますけれども、ご意見いただきます。
議長(北堀一廣議員) 吉田産業振興課長、答弁願います。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 吉田 浩登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、上野議員さんのご質問につきましてご答弁させていただきます。
  今ご質問をいただきましたように、ここ数年は運動広場にございますあざみくぼ沼で沼まつりのほうが開催されているわけなのですけれども、やはり主催者側からしますと、人が集まりやすく、そういったイベントがしやすい場所ということで、このあざみくぼ沼が選定されていると考えてございます。今おっしゃられましたほかの沼について検討してみたらいかがかというご質問ですが、こちらにつきましては貴重なご意見と賜りまして、主催者でございます森林公園さんとまた今後話し合いをしていければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(北堀一廣議員) 上野議員。
14番(上野 廣議員) ありがとうございます。ぜひお願いします。
  ため池は、何もしないのに比較的きれいな状況、水はきれいだと思います。あざみくぼ沼は、毎年やっていますので非常にきれいなのですけれども、私たち比企自然学校で、羽尾の八王子沼、これは山屋敷にある沼なのですけれども、その上沼の水を、沼底の土と水を検査したことがございます。もちろん魚類調査もやりまして、ほとんど外来種の魚だったのですけれども、その土とか水は、全く問題ないレベルでございました。ここはほとんど沼の水を抜いたりなんかしていないところなのですけれども、非常にきれいでした。これは、水が循環しているからきれいなのですね。物理的な循環として、新しく雨が流れ込んで、川や地下にしみ込んで、絶えず池の水が入れかわっているからきれいさを維持しているのです。
  生物系な循環も重要だというふうに言われています。池に流れ込んだ落ち葉のような有機物などが池の中の細菌によって分解されて、このように水の浄化にかかわる細菌軍が、ろ過細菌というのですけれども、ろ過細菌が他の生物に有害な化学物質、亜硝酸などを分解して、毒性の低い硝酸塩や窒素ガスに変化させます。そうすることで水が浄化され、他の生物がすみやすい水質をつくり出していきます。また、細菌によって分解された硝酸塩は、窒素肥料としても、植物の肥料となって植物がそれを吸収するわけで、そういった非常に生物循環がうまくいっているような沼ならばいいわけです。八王子沼は、たまたまかもしれませんが、いいところだったです。
  ただ、ほとんどの沼がそういった循環がいい沼になっていると思うのですけれども、やはりその循環が崩れますと、例えば生活排水が入るとか、洗剤が入るとか、そういうことがありますと、細菌は食えないものが来ると腐敗が始まるのです。そういった形で、多分沼によってはそういうところもあるかと思いますので、今回こういった農業遺産として登録を目指すのであれば、目指そうとしているわけですけれども、それであるとすれば、ある程度の検査をこれから、滑川町だったら二百幾つある沼を順番に調べていくとか、これは余り金をかけなくても、正式なちゃんとした測定ではなくても、BODなんかも簡易な測定方法もあります。市野川水系の会でも、毎年市野川の川を我々が調べているのですけれども、そういうこともできますので、そういったことをそれぞれの関係市町村を含めて沼の名前とか、それから住所とか場所とか、そういったデータをこれからとっていくべきだと思うのです。だから、そういうようなこともぜひやっていただきたいと思います。これも要望ですけれども、ぜひ計画の中に入れていただきたいなというふうに思いますので、何かご意見がありましたらよろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 吉田産業振興課長、答弁を願います。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 吉田 浩登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、上野議員さんのご質問につきましてご答弁させていただきます。
  ただいまご質問いただきました沼の調査ということでございますが、今回比企丘陵農業遺産推進協議会を設立するに当たりまして、関係市町、そして関係団体の中から、幹事さんを会長でございます町長から指名をしていただきまして、幹事会というのを開催しているわけなのですけれども、関係市町の幹事につきましては、農政担当課長にお願いをしているところでございます。
  8月の頭に第4回の幹事会を開催したわけでございますが、その中で、各市町にございますため池についての調査をお願いしてございます。こちらにつきましては、ため池の面積、おおよそのため池の水量、そしてそのため池の下にございます受益地がどのくらいあるのか、そういったデータを調査をしていただきまして、それを取りまとめて申請書の中で記載を考えてございます。そういったデータをもとに、今言われました水質についても順次考えていければと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(北堀一廣議員) 上野議員。
14番(上野 廣議員) ありがとうございます。そういうデータにぜひ取り組んでいと思います。それに加えて、データの中でもちょっと興味があるのですけれども、ため池の名前について伺います。
  先ほど申し上げた羽尾山屋敷にある八王子沼は、なぜ八王子沼なのかなと思って。八王子市があって八王子沼があるので、調べたところ、八王子沼上沼の北に、沼の10メーターぐらい上に天王さまがあるのですね。天王さまのお祭りというのは山屋敷で毎年やっているのですけれども、天王さまには8人の王子がいると言われて八王子沼と名づけたのではないかというふうに私は推定しております。
  この沼の名前というのは非常におもしろくて、羽尾平の寺谷廃寺の側にある沼が五厘沼がございますよね。それから、和泉の比企一族との関係があると思われるような甚太沼とか、中尾の両頭庵沼とか、悪太郎沼とか、水房の金沼とか、金が出たのかなというような名前とかがあるのですよ。そういった地域の歴史や文化と非常に関係しているような、もちろん地域の名前をつけた沼が多いのですけれども、そういうふうな興味ある名前の沼があります。多分教育委員会なんかは、そういった歴史の中でそういうような沼の名前を研究しているかどうかわかりませんけれども、こういった名前のいわれのようなそういった研究というのはなされているのかどうか。ため池稲作農法というのは、何千年の歴史や文化とともにできてきているものですが、そういったことを新たな視点で見ることができるように思います。これは、教育委員会だと思いますけれども。
議長(北堀一廣議員) 吉田産業振興課長、答弁願います。
          〔産業振興課長兼農業委員会事務局長 吉田 浩登壇〕
産業振興課長兼農業委員会事務局長(吉田 浩) 産業振興課長、上野議員さんのご質問にご答弁させていただきます。
  沼のお名前ということでございますが、先ほどの答弁の中でお話しさせていただきました「滑川村史」、こちらの「民俗資料第3集 滑川村の沼とその民俗」という冊子がございます。こちらの「第2章 沼の呼び名」ということで少し書いてございますので、それについてちょっとご説明申し上げます。沼の呼び名別分類ということで、@、沼の所在する付近の地名からつけたもの。地区名からということで、例えば山田大沼、追山、倉林、そういった沼があるということで記載されてございます。そして、沼の形、大小、状態、付近の地形、機能等からということで、形状から、長沼、笠沼、細沼、そういった名前がある。そういった形で、動植物名に関したもの、沼の新旧、歴史、伝説に関したもの。5、人名を示すもの。6、意味不明のもの、こういった形で6通り、5項目からですか、分類されているということで記載されておりまして、こちらについてまたよく私のほうでも読ませていただきまして、また新たにご説明できればと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
  以上、答弁とさせていただきます。
議長(北堀一廣議員) 上野議員。
14番(上野 廣議員) ありがとうございます。ちゃんと分類してありますね。私がわけわからないのは、和泉にある根肥沼というのがございます。根肥沼というのはどういうのかわかりません。わけのわからない沼の一つだと思います。
  ぜひ、そういったことも入れて、この世界農業遺産に向けて、沼がやっぱりキーポイントだと思いますので、ぜひお願いしたいと思います。
  それでは、新交通システムの検討について再質問いたします。
  ご答弁にありましたように、大変難しいとは思いますけれども、自動運転バスを活用した新交通システムの実現は、僕は現実、夢のような話ではなくなってきたというふうに思います。
  平成27年度の東京都都心と臨海副都心とを結ぶBRT、BRTという名前はBus Rapid Transitというのがあるのですけれども、その計画が策定されて、運行だとか停留所の考え方やルート案等について基本計画をまとめ、運行業者を京成バスにし、今年度、平成29年度から実際の道路上で実証実験を開始し、技術検証、運用上の課題の洗い出しなどを実施し、このような実証実験では、新しいバスシステム等に関する各自治体の公共交通担当者や海外の専門家への情報発信等を通じて、導入ニーズの喚起、東京都以外の自治体等への展開。ですから、この展開の中に、ここの熊谷―森林公園駅間なんかを入れてもらいたい。それから、普及促進を図ろうとしているわけです。図ることを検討していくことと東京都は考えているのです。2019年に運行を開始して、東京オリンピックに活用すると。その後は、地域住民や観光客等日常的に利用する利便性の高い次世代の公共バスシステムとして運行していくということでございます。ことし新会社が設立し、開業時は新橋、勝どき、豊洲でスタートし、順次拡大していく予定とのことです。
  こういったような動きがございますので、そういったところに、東京都がそういった各種、ほかの埼玉県、ほかの自治体に展開しようとしている動きがございますので、ぜひここら辺のところを、こういう動きがありますので、今後そういったことを手を挙げるような、熊谷市と滑川町で相談していただいてやっていただけるようにお願いしたいのですけれども、そこら辺のご意見を伺います。
議長(北堀一廣議員) 大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長、上野議員さんのご質問に答弁をいたします。
  先ほど申し上げたとおり、熊谷、それから滑川間の新交通システムのための研究会が実際にあります。そういった中で、今こういった状況に進んでいるということで、そういったものを視野に入れて研究していくのはどうかというのは、滑川町としても提案はしたいと思います。
  それと、まだ私たちも勉強不足ですけれども、例えば愛知県なんかは、県そのものが特区指定を受けて、その愛知県が各自治体に募集をかけて手を挙げた自治体に実証運行している。さすが自動車県だなというところもあるのですけれども、埼玉県がどのような考えを持っているのかもわかりませんし、今、では滑川、熊谷が県を飛び越えて手を挙げたからといって、それがどうなるのかということもありますので。ただ、そういった流れはあるのだということは、これから研究の課題としていきたいなというふうに考えていますので、よろしくお願いします。
議長(北堀一廣議員) 上野議員。
14番(上野 廣議員) ありがとうございます。やはり県がある程度入らなくてはいけないと思いますね。
  このシステム、前我々がいろいろ研究したLRTのような線路が必要ないわけです。破線マーカーとか、破線を読み取ってバスが走るとか、あるいは磁気を埋め込んで磁気の上をバスが認識しながら走るとか、そういったことで設備投資が大きく軽減されると思います。そういったことで、バスセンターも森林公園には東武のバスセンターが結構土地も残っておりますし、活用できると思います。将来は、深谷とのルートも考えられると思います。そういった意味では、非常に夢のある構想ができると思います。
  滑川町としては、北部活性化の起爆剤になりますし、隣の福田小学校なんかも、今各学年1クラスでございますけれども、通勤が楽だということで家がたくさん建って、駅のところはたくさん新興住宅が建ちますと2クラスぐらいが実現できるかもしれません。他の自治体も手を挙げるところが多いと思いますので、できる限り早く動いていたほうがいいと思います。町長にご意見をお伺いしたいと思います。
議長(北堀一廣議員) 吉田町長、答弁願います。
          〔町長 吉田 昇登壇〕
町長(吉田 昇) 町長、上野議員さんの質問に答弁申し上げます。
  この熊谷―森林公園間、これにつきましては、今までいろいろ研究会でやってまいりました。今課長が答弁を申し上げたとおりでございます。私が職員の時代には、妻沼を抜けて太田までということで、この線を延ばしていこうということで話があったわけでございますけれども、それがだんだん先ほど課長が申し上げたとおり、大きな金がかかるということでだんだんトーンダウンをして現状になっているというような状況でございますが、大変時代が変わってきまして、今上野さんからご提案をいただいたような、もうそうしたバス利用というようなことでいろいろできるというような時代になってまいりましたので、そうした方向で今後はいろいろ検討していくということで、先ほど課長のほうからも県の対応等の話がありましたけれども、県にもそうしたことを私も働きかけてみながらこの問題には取り組んでまいりたいというふうに思いますので、ご理解をお願いします。
議長(北堀一廣議員) 上野議員。
14番(上野 廣議員) ありがとうございました。ぜひ一刻も早く、こういった動きが、世の中の動きが物すごく早いので、それに乗りおくれないようにぜひ滑川町と熊谷市で頑張っていただきたいと思います。
  以上で、私の一般質問を終わりにいたします。ありがとうございました。
議長(北堀一廣議員) 以上で、上野廣議員の一般質問を終わります。
  暫時休憩とします。再開は午後1時とします。
          休 憩  (午前11時45分)

          再 開  (午後 1時00分)
議長(北堀一廣議員) 再開します。

    認定第1号、認定第2号の説明
議長(北堀一廣議員) 日程第2、認定第1号及び日程第3、認定第2号を一括議題とします。
  事務局長より朗読願います。
          〔事務局長朗読〕
議長(北堀一廣議員) 朗読が終わりました。
  認定第1号 平成28年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定についての説明を会計管理者、木村会計課長に求めます。
          〔会計管理者兼会計課長 木村俊彦登壇〕
会計管理者兼会計課長(木村俊彦) 会計管理者、会計課長、認定第1号 平成28年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定についてにつきまして、概要の説明を申し上げます。
  お手元にお届けしてある決算書に基づいて説明をさせていただきたいと思いますが、歳入については款別に収入済額を中心に、また歳出についても款別に支出済額を中心に説明申し上げますので、関係個所をごらんいただきたいと思います。
  それでは、初めに、1、2ページをお開きいただきたいと思います。平成28年度滑川町一般会計歳入歳出決算につきまして、歳入より説明申し上げます。
  まず、歳入の根幹をなす款1の町税ですが、収入済額は30億4,248万5,505円で、一般会計における収入全体の49%を占めています。前年度に比べ0.9%のマイナス、金額にして2,673万8,000円の減収となりましたが、その主な要因は、標準税率が引き下げられた法人町民税の減収によるものです。不納欠損額は1,863万3,248円でございました。
  次に、款2の地方譲与税につきましては、収入済額8,999万1,000円で、前年度比115万9,000円の増額となりました。
  款3利子割交付金は、収入済額208万3,000円、前年度比112万円のマイナスとなりました。
  款4配当割交付金は、収入済額870万5,000円で、前年度比433万7,000円のマイナスとなりました。
  款5株式等譲渡所得割交付金は、収入済額532万5,000円で、前年度比792万6,000円のマイナスとなりました。
  款6地方消費税交付金は、収入済額2億9,949万4,000円で、前年度比1,224万6,000円のマイナスとなりました。
  続いて、款7ゴルフ場利用税交付金については、収入済額7,359万3,549円で、前年度比106万1,620円の増額となりました。
  款8自動車取得税交付金は、収入済額2,847万7,000円で、前年度比161万7,000円の増額となりました。
  款9地方特例交付金は、収入済額1,728万9,000円で、前年度比254万8,000円の増額となりました。
  続いて、款10地方交付税は、収入済額3億4,290万7,000円で、前年度比1,355万1,000円の増額となりましたが、これは普通交付税の算定において、平成27年度国勢調査人口が適用されたことによるものでございます。
  款11交通安全対策特別交付金は、収入済額293万3,000円で、前年度比1万9,000円のマイナスとなりました。
  款12分担金及び負担金は、収入済額1億421万8,099円で、前年度比846万1,366円の増額となりました。
  款13使用料及び手数料は、収入済額6,167万3,560円で、前年度比759万814円のマイナスとなりました。
  続いて、3ページ、4ページをお願いいたします。
  款14国庫支出金、収入済額7億4,219万3,910円、前年度に比べ746万4,086円のマイナスとなりました。
  款15県支出金、収入済額3億5,766万2,963円、前年度に比べ20.7%のマイナス、金額にして9,337万827円の大幅な減額となりました。
  款16財産収入、収入済額1,684万339円、前年度比63万8,342円のマイナスとなりました。
  款17寄附金、収入済額230万、前年度に比べ208万円の増額となりました。
  款18繰入金、収入済額1億4,750万9,757円、前年度比2,894万6,798円の増額となりましたが、これは財政調整基金と介護保険特別会計からの繰入金の増額によるものでございます。
  続いて、款19繰越金、収入済額4億4,206万715円、前年度比2,793万5,970円の増額となりました。
  款20諸収入、収入済額8,168万2,492円、前年度比1,819万3,667円の増額です。
  款21町債、収入済額3億4,097万7,000円、前年度比12%、金額にして3,642万2,000円の増額となりましたが、これは地方公共団体情報セキュリティ強化対策事業債と、両表・大木地区土地改良事業債の増額によるものでございます。
  以上、一般会計の歳入合計は、収入済額62億1,040万1,889円で、前年度比0.2%のマイナス、金額にして1,264万2,552円の減額となりました。
  続きまして、5ページ、6ページをお願いいたします。歳出についてご説明申し上げます。
  款1議会費、支出済額9,397万4,911円。
  款2総務費、支出済額7億6,714万5,964円。
  款3民生費、支出済額19億7,342万2,664円。前年度比4.8%の増額となりましたが、これは臨時福祉給付金や保育所保育実施委託料等の増額によるものでございます。
  款4衛生費、支出済額5億876万1,530円、前年度比4.4%の増額でございますが、これは埼玉中部資源循環組合負担金や予防接種委託料等の増額によるものでございます。
  款5労働費、支出済額19万1,300円。
  款6農林水産業費、支出済額3億7,626万6,518円、関連する県支出金の減額などがあったものの、前年度比1.1%の増額となりました。これは、滑川町特産品の市場拡大とグラウンド化推進事業委託料や公社営両表大木地区土地改良事業補助金等の増額によるものでございます。
  款7商工費、支出済額1,701万957円。
  款8土木費、支出済額4億844万4,037円、前年度に比べ12.8%の増額となりましたが、これは町道9303号線、旧鉄道敷でございますが、この道路の改良工事や道路橋の定期点検委託料の増額によるものでございます。執行率が87.3%と前年度に比べ約10%低いものとなりましたが、これは29年度への繰り越し事業費によるものでございます。
  次に、7ページ、8ページをお願いいたします。款9消防費、支出済額3億692万8,998円。
  款10教育費、支出済額8億1,662万5,434円、前年度に比べ1.5%のマイナスとなりました。
  款11災害復旧費、支出済額436万7,742円。
  款12公債費、支出済額6億5,140万5,540円、前年度に比べ6.3%の増額となりました。これは地方債の元金償還金5億7,462万1,000円と、その利子7,678万5,000円の支出でございます。
  款13諸支出金、支出済額1,239万2,648円。
  款14予備費の支出済額はございませんでした。
  以上、一般会計の歳出合計は、支出済額59億3,693万8,243円で、前年度に比べ2.7%、金額にして1億5,595万4,517円の増額となりました。執行率につきましては、前年度より2%伸びまして97.2%でございました。歳入歳出差し引き残額2億7,346万3,646円。
  平成29年9月5日提出、埼玉県比企郡滑川町長、吉田昇。
  次に、実質収支に関する調書について、129ページをお願いいたします。一般会計の実質収支に関する調書でございますが、129ページの表を上から順に説明申し上げます。
  1、歳入総額62億1,040万2,000円、2、歳出総額59億3,693万8,000円、3、歳入歳出差引額2億7,346万4,000円、4、翌年度へ繰り越すべき財源の計として892万3,000円でございます。内容につきましては、全て繰越明許費繰越額でございます。5、実質収支額2億6,454万1,000円、6、実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございません。
  以上で、一般会計歳入歳出決算の説明を終わりにさせていただきます。
  次に、特別会計に移らせていただきます。
  130ページ、131ページをお願いいたします。最初に、滑川町国民健康保険特別会計です。平成28年度滑川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、歳入より説明申し上げます。
  款1の国民健康保険税、収入済額3億8,824万9,719円、前年度比367万818円の増額となりました。この保険税は、国保収入全体の20.2%を占めております。不納欠損額につきましては2,359万1,582円ございました。
  款2使用料及び手数料、収入済額はございませんでした。
  款3国庫支出金、収入済額4億253万9,406円、前年度比265万3,900円の増額となりました。国保収入全体の21%を占めております。
  款4療養給付費交付金、収入済額2,534万1,725円、前年度比1,663万6,275円のマイナスとなりました。
  款5前期高齢者交付金、収入済額4億3,927万8,302円、前年度比2,860万5,256円のマイナスとなりました。国保収入全体の22.9%を占めております。
  款6県支出金、収入済額1億1,221万7,342円、前年度比320万9,320円の増額となりました。国保収入全体の5.8%を占めております。
  款8共同事業交付金、収入済額4億6,027万415円、前年度比3,158万8,801円の増額となりました。
  款10繰入金、収入済額は5,017万7,000円、一般会計からの繰り入れによるもので、国保収入全体の2.6%を占めております。
  款11繰越金、収入済額4,032万6,761円。
  款12諸収入、収入済額208万6,449円でした。
  以上、国民健康保険特別会計の歳入合計は、収入済額19億2,048万7,119円で、前年度比2.7%のマイナス、金額にして5,428万8,281円の減額となりました。
  次に、132ページ、133ページをお願いいたします。国民健康保険特別会計の歳出について説明申し上げます。
  款1総務費、支出済額521万8,934円。
  款2保険給付費、支出済額11億3,536万5,195円、前年度比4,618万2,921円のマイナスとなりました。この保険給付費は歳出全体の60%を占めております。
  款3後期高齢者支援金等、支出済額2億2,501万3,091円、歳出全体の11.9%を占めております。
  款4前期高齢者納付金等、支出済額16万6,086円。
  款5老人保健拠出金、支出済額5,498円。
  款6介護納付金、支出済額8,213万892円。
  款7共同事業拠出金、支出済額4億1,048万637円、前年度比2,554万7,721円の増額となりました。歳出全体の21.7%を占めております。
  款8保健事業費、支出済額1,664万4,155円。
  款9基金積立金につきましては、支出がございません。
  款10諸支出金、支出済額1,694万3,914円。
  款11予備費の支出済額もございません。
  以上、歳出合計は、支出済額18億9,196万8,402円で、前年度比2.2%のマイナス、金額にして4,248万237円の減額となりました。執行率につきましては98.8%でございます。
  次に、134ページをお願いいたします。歳入歳出差し引き残額2,851万8,717円。
  平成29年9月5日提出、埼玉県比企郡滑川町長、吉田昇。
  次に、155ページをお願いいたします。国民健康保険特別会計の実質収支に関する調査でございますが、155ページの表を上から順に説明申し上げます。
  1、歳入総額19億2,048万7,000円、2、歳出総額18億9,196万8,000円、3、歳入歳出差引額2,851万8,000円、4、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額2,851万9,000円、6、実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございません。
  以上で、滑川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の説明を終わりとさせていただきます。
  続いて、介護保険特別会計ですが、156ページ、157ページをお願いいたします。平成28年度滑川町介護保険特別会計歳入歳出決算について説明申し上げます。
  初めに、歳入でございますが、款1保険料、収入済額2億4,096万6,400円、前年度比1,088万8,100円の増額となりました。この保険料が歳入全体の24.1%を占めております。不納欠損額につきましては74万3,500円ございました。
  款3使用料及び手数料、収入済額はございませんでした。
  款4国庫支出金、収入済額1億6,532万8,389円、前年度比192万906円の増額となりました。
  款5支払基金交付金、収入済額2億3,103万8,690円、前年度比362万2,260円の増額となりました。
  款6県支出金、収入済額1億2,885万157円、前年度比656万9,079円の増額となりました。
  款7の財産収入と款8の寄附金については、収入済額はございませんでした。
  款9繰入金、収入済額1億4,177万3,000円、前年度比428万円の増額となりました。
  款10繰越金、収入済額9,063万9,183円、前年度比1,079万2,636円の増額となりました。
  款12諸収入、収入済額19万6,817円、前年度比69万1,997円のマイナスとなりました。
  以上、介護保険特別会計の歳入合計は、収入済額9億9,879万2,636円で、前年度比3,738万984円の増額となりました。
  続いて、158ページ、159ページをお願いします。歳出について説明申し上げます。
  款1総務費、支出済額914万1,253円。
  款2保険給付費、支出済額8億1,045万1,604円、この保険給付費が歳出全体の91.3%を占めております。
  款5地域支援事業費、支出済額1,770万7,789円。
  款6基金積立金、支出済額2,886万2,000円、前年度比1,886万2,000円の増額となりました。
  款8諸支出金、支出済額2,159万4,636円。
  款9予備費の支出はございませんでした。
  以上、介護保険特別会計の歳出合計は、支出済額8億8,775万7,282円、執行率は88.8%でございました。歳入歳出差し引き残額1億1,103万5,354円。
  平成29年9月5日提出、埼玉県比企郡滑川町長、吉田昇。
  次に、180ページをお願いいたします。介護保険特別会計の実質収支に関する調書でございますが、180ページの表を上から順に説明申し上げます。
  1、歳入総額9億9,879万3,000円、2、歳出総額8億8,775万8,000円、3、歳入歳出差引額1億1,103万5,000円、4、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額1億1,103万5,000円、6、実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございません。
  以上で、滑川町介護保険特別会計歳入歳出決算の説明を終わりとさせていただきます。
  次に、181、182ページをお願いします。平成28年度滑川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算につきまして説明を申し上げます。
  初めに歳入です。款1後期高齢者医療保険料、収入済額1億191万7,110円、前年度比607万5,780円の増額となりました。歳入全体の70.8%を占めています。
  款2使用料及び手数料及び款3の寄附金の収入済額はございませんでした。
  款4繰入金、収入済額2,672万5,910円、歳入全体の18.6%を占めています。
  款5繰越金、収入済額1,451万3,780円。
  款6諸収入、収入済額80万715円。
  以上、後期高齢者医療特別会計の歳入合計は、収入済額1億4,395万7,515円で、前年度に比べ768万6,156円の増額となりました。
  183ページ、184ページをお願いいたします。続いて、歳出について説明申し上げます。
  款1総務費、支出済額150万7,324円。
  款2後期高齢者医療広域連合納付金、支出済額1億2,645万7,770円、前年度比629万6,624円の増額でございます。この納付金は、制度の運営主体である埼玉県後期高齢者医療広域連合へのもので、歳出全体の98.4%を占めております。
  款3諸支出金、支出済額49万4,160円。
  款4予備費の支出済額はございませんでした。
  以上、後期高齢者医療特別会計の歳出合計は、支出済額1億2,845万9,254円、執行率は89.3%でございます。歳入歳出差し引き残額1,549万8,261円。
  平成29年9月5日提出、埼玉県比企郡滑川町長、吉田昇。
  次に、191ページをお願いいたします。後期高齢者医療特別会計の実質収支に関する調書ですが、上から順に説明申し上げます。
  1、歳入総額1億4,395万7,000円、2、歳出総額1億2,845万9,000円、3、歳入歳出差引額1,549万8,000円、4、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額1,549万8,000円、6、実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございません。
  以上で、滑川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の説明を終わりにさせていただきます。
  続いて、滑川町下水道事業特別会計に移らせていただきます。
  192ページ、193ページをお願いいたします。平成28年度滑川町下水道事業特別会計歳入歳出決算について説明申し上げます。
  初めに、歳入です。款1の分担金及び負担金、収入済額1,499万250円。
  款2使用料及び手数料、収入済額1億9,141万159円、歳入全体の48.6%を占めております。前年度比428万3,881円の増額となりました。不納欠損額につきましては50万9,504円となりました。
  款3国庫支出金、収入済額2,430万円、前年度比370万円のマイナスでございます。
  款4財産収入、収入済額は6,338円。
  款5繰入金、収入済額1億95万4,000円、歳入全体の25.6%を占めております。
  款6繰越金、収入済額1,993万8,213円。
  款7諸収入の収入済額はございませんでした。
  款8町債、収入済額4,210万円、前年度比490万円の増額となりました。
  以上、下水道事業特別会計の歳入合計は、収入済額3億9,369万8,960円、前年度比532万5,085円の増額となりました。
  続いて、194ページ、195ページをお願いいたします。歳出について説明申し上げます。
  款1総務費、支出済額1億3,292万2,917円。
  款2事業費、支出済額7,052万2,738円、前年度比1,133万9,024円のマイナスとなりました。
  款3公債費、支出済額1億7,381万5,690円、前年度比63万3,601円の増額です。歳出全体の46.1%を占めております。
  款4諸支出金、支出済額6,338円。
  款5予備費の支出済額はございませんでした。
  以上、下水道事業特別会計の歳出合計は、支出済額3億7,726万7,683円、執行率は96.8%でございました。歳入歳出差し引き残額1,643万1,277円。
  平成29年9月5日提出、埼玉県比企郡滑川町長、吉田昇。
  続いて、206ページをお願いいたします。下水道事業特別会計の実質収支に関する調書でございますが、206ページの表を上から順に説明申し上げます。
  1、歳入総額3億9,369万9,000円、2、歳出総額3億7,726万8,000円、3、歳入歳出差引額1,643万1,000円、4、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額1,643万1,000円、6、実質収支額のうち、地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございません。
  以上で、滑川町下水道事業特別会計歳入歳出決算の説明を終わりとさせていただきます。
  次に、滑川町農業集落排水事業特別会計に入りたいと思います。
  207ページ、208ページをお願いいたします。平成28年度滑川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について説明申し上げます。
  初めに、歳入ですが、款1分担金及び負担金、収入済額316万円。
  款2使用料及び手数料、収入済額1,574万7,510円、前年度比261万7,512円のマイナスでございます。歳入全体の14%を占めております。不納欠損額は18万3,922円でございました。
  款3県支出金、収入済額271万円、前年度と同額で増減なしでございます。
  款4繰入金、収入済額5,400万円、前年度と同額で増減なしでございます。繰入金につきましては、歳入全体の48.2%を占めております。
  款5繰越金、収入済額1,222万2,132円。
  款6諸収入はございませんでした。
  款7町債、収入済額1,430万円、前年度比930万円の増額となりました。歳入全体の12.8%を占めております。
  款8国庫支出金、収入済額1,000万円、前年度比500万円の増額となりました。
  以上、農業集落排水事業特別会計の歳入合計は、収入済額1億1,213万9,642円、前年度比11.7%、金額にして1,172万7,195円の増額となりました。
  次に、209ページ、210ページをお願いいたします。歳出についてご説明申し上げます。
  款1施設費、支出済額2,934万9,195円。
  款2農業集落排水事業費、支出済額3,174万7,256円、前年度比1,026万1,663円の増額でございました。
  款3公債費、支出済額3,589万6,163円。
  款4諸支出金、支出済額271万円、前年度と同額で増減なしでございます。
  款5の予備費はございませんでした。
  以上、農業集落排水事業特別会計の歳出合計は、支出済額9,970万2,614円で、前年度比13.1%の増額となりました。執行率につきましては87.4%でございます。歳入歳出差し引き残額1,243万7,028円。
  平成29年9月5日提出、埼玉県比企郡滑川町長、吉田昇。
  続いて、221ページをお願いいたします。農業集落排水事業特別会計の実質収支に関する調書でございます。221ページの表を上から順に説明申し上げます。
  1、歳入総額1億1,214万、2、歳出総額9,970万3,000円、3、歳入歳出差引額1,243万7,000円、4、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額1,243万7,000円、6、実質収支額のうち地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございません。
  以上で、滑川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の説明を終わりにさせていただきます。
  次に、滑川町浄化槽事業特別会計をお願いします。
  222ページ、223ページをごらんいただきたいと思います。平成28年度滑川町浄化槽事業特別会計歳入歳出決算について説明申し上げます。
  初めに、歳入でございますが、款1分担金及び負担金、収入済額221万2,800円。
  款2使用料及び手数料、収入済額723万9,343円、前年度比62万5,639円の増額となりました。歳入全体の14.6%を占めております。
  款3国庫支出金、収入済額1,037万3,000円、歳入全体の21%を占めております。
  款4県支出金、収入済額550万円。
  款5繰入金、収入済額1,100万円、前年度と同額でございました。歳入全体の22.3%を占めております。
  款6繰越金、収入済額742万7,801円。
  款7諸収入、収入済額6,172円。
  款8町債、収入済額570万円、前年度比330万円のマイナスでございます。
  以上、浄化槽事業特別会計の歳入合計は、収入済額4,945万9,116円、前年度比18.2%、額にして1,761万67円の増額となりました。
  続いて、224ページ、225ページをお願いいたします。歳出について説明申し上げます。
  款1総務費、支出済額154万5,150円。
  款2施設管理費、支出済額1,879万6,216円、歳出全体の39.8%を占めております。
  款3施設整備費、支出済額2,650万5,800円、前年度比1,159万9,520円の増額でございます。歳出全体の56%を占めております。
  款4公債費、支出済額42万8,600円。
  款6予備費の支出済額はございません。
  以上、浄化槽事業特別会計の歳出合計は、支出済額4,727万5,766円、前年度に比べ37.3%の増額となりました。執行率は94.6%でございます。歳入歳出差し引き残額218万3,350円。
  平成29年9月5日提出、埼玉県比企郡滑川町長、吉田昇。
  続いて、234ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。上から順に説明申し上げます。
  1、歳入総額4,945万9,000円、2、歳出総額4,727万6,000円、3、歳入歳出差引額218万3,000円、4、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。5、実質収支額218万3,000円、6、実質収支額のうち、地方自治法第233条の2の規定による基金繰入額はございません。
  以上で、滑川町浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の説明を終わりにさせていただきます。
  続いて、財産に関する調書に移りたいと思います。235ページ、236ページをお願いいたします。財産に関する調書について説明を申し上げます。
  1、公有財産の(1)土地及び建物に関する表ですが、決算年度中、増減高におきまして、土地についてのみ移動がございました。後ほどごらんいただきたいと思います。
  次に、237ページ、238ページをお願いいたします。(2)の山林から(6)の有価証券までにつきましては、増減はございませんでした。
  次に、(7)の出資による権利ですが、表の区分欄には11件の権利等について記載がございます。下から2つ目の水洗便所改造資金預託金のマイナス10円は、定期預金の書きかえまでの間についた普通預金相当の利子でございます。預託金につきましては、本来無利子のものであるために、雑入として一般会計へ繰り入れさせていただきました。
  次に、一番下の段の(8)の不動産の信託の受益権ですが、該当はございませんでした。
  1枚めくっていただきまして、239、240ページをお願いします。2の物品は、町の備品として登録されている50万円以上の物品でございます。町特産品の関係で、食味計、保冷庫、冷蔵庫が1つずつふえるなど、若干の移動がございました。後ほどごらんいただきたいと存じます。
  次に、241ページ、242ページをお願いいたします。3の債権につきましては、該当する事項はございませんでした。
  次に、4の基金ですが、基金につきましては、1つふえまして、1から17までの基金がございます。それぞれ表の中央にある決算年度中、増減高の欄をごらんいただきたいと思います。ここでは、決算年度中の増減高に移動のあった基金について説明申し上げます。
  (1)の財政調整基金ですが、決算年度中増減高のマイナス1億2,994万7,161円は、一般会計の1億3,000万円の繰り入れと定期預金の利子によるものでございます。
  (2)の減債基金ですが、決算年度中増減高の1,506円は定期預金の利子でございます。
  (3)の公共施設整備基金、決算年度中増減高の1,010万1,151円は、基金積立金の1,000万円と定期預金の利子でございます。
  (4)、(5)、(6)の基金については、増減はございませんでした。
  (7)の土地開発基金では、表の一番下、現金の欄の決算年度中増減高853万6,152円は、過年度分の公有財産購入に伴う償還金と定期預金の利子によるものでございます。
  (8)の奨学基金ですが、増の41万円は、今まで貸し付けた奨学資金の返済額、減の200万円につきましては、新たに貸し付けた奨学資金でございます。
  (9)から(12)までの基金については、増減はございませんでした。
  (13)の介護保険給付費準備基金ですが、決算年度中増減高の2,886万2,000円は、介護保険特別会計からの積み立てによるものでございます。
  次に、(14)の下水道事業基金の決算年度中増減高6,338円は、定期預金の利子でございます。
  (15)のまちづくり応援基金の20万円は、一般会計からの積み立てによるものでございます。
  滑川町まちづくり応援寄附条例に基づいて、滑川町の発展と活性化を願い、応援しようとする人々から募った寄附金を財源とするものでございます。
  (16)の農業集落排水事業基金の271万円は、農業集落排水県補助金収入を財源として、これと同じ額を基金に積み立てているもので、24年度から続いているものでございます。
  (17)の滑川町贄田春吉教育支援基金は、28年度に新たに設けられた基金で、200万円は基金の名称にもありますとおり、次代を担う滑川町の子どもたちの教育支援のため、全額贄田春吉先生から寄附されたものが原資となっております。
  以上をもちまして、平成28年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算につきまして説明を終わりにさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 次に、認定第2号 平成28年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定についての説明を高坂水道課長に求めます。
          〔水道課長 高坂省吾登壇〕
水道課長(高坂省吾) 水道課長、認定第2号 平成28年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定について、ご説明をさせていただきます。
  決算書をごらんいただきたいと思います。最初に、1ページでございます。平成28年度滑川町水道事業決算報告書からご説明いたします。
  (1)収益的収入及び支出の収入についてご説明いたします。
  第1款の事業収益ですが、一番上の行、真ん中ほどにあります予算額合計は3億9,228万3,000円に対して、決算額は第1項営業収益、第2項営業外収益合わせて、一番上の行4億466万2,925円で、予算額に比べ1,237万9,925円の増になりました。執行率は103.2%でございます。
  続いて、支出の第1款事業費ですが、予算額合計は真ん中ほどで一番上の行3億7,426万5,000円に対して決算額は、第1項営業費用、第2項営業外費用、第3項特別損失合わせて3億5,717万9,211円で、1,708万5,789円の不用額が生じました。予備費の執行はなく、執行率は95.4%です。
  次に、2ページ、(2)資本的収入及び支出について申し上げます。
  初めに、収入の第1款資本的収入ですが、予算額合計は一番上の行、真ん中ほどになりますが1,117万8,000円に対して、決算額は2,129万5,520円で、1,011万7,520円の増となっております。これは、主に加入金の増加によるものでございます。執行率は190.5%でございます。
  続いて、支出について申し上げます。第1款、一番上の行、真ん中ほどになりますが、資本的支出ですが、予算額合計は9,124万5,000円に対して決算額は8,445万575円です。不用額は679万4,425円になりました。第1項建設改良費の主な内容につきましては、町道8187号線ほか配水管布設工事の第1工区と第2工区等によるものでございます。なお、ページ一番下の欄外でございますが、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額6,315万5,055円は、当年度消費税資本的収支調整額133万4,280円及び過年度損益勘定留保資金6,182万775円で補填いたしました。
  次に、3ページをお願いいたします。平成28年度滑川町水道事業損益計算書について、ご説明いたします。
  この損益計算書は、経営成績を明らかにするため、期間中に得た収益と、これに対応する費用を記載いたしまして、純損益とその発生由来を表示したものでございます。細かい内容につきましては、20ページ以降に収益的費用明細書がありますので、後ほどごらんいただきたいと思います。ここでは、概要について申し上げます。なお、損益計算書は税抜きでございます。
  まず、1、営業収益の給水収益3億4,634万2,807円は、年間有収水量に係る水道料金でございます。その他の営業収益2,131万6,142円は、加入金、量水器取りつけ料等が主なものでございます。
  以上、営業収益の合計は3億6,765万8,949円となりました。
  続いて、2、営業費用について申し上げます。
  (1)原水及び浄水費1億6,070万7,075円は、埼玉県水等の受水費、配水場の維持管理費でございます。
  (2)配水及び給水費2,530万9,346円は、配水管及び給水管の維持管理費が主なものでございます。
  (4)業務費1,542万3,126円は、水道メーター検針及び料金徴収等に係る経費でございます。
  (5)総係費は5,038万8,300円は、人件費及び経常経費でございます。
  (6)減価償却費6,385万2,390円は、固定資産に対する本年度の減価償却費でございます。
  以上、営業費用の合計が3億1,568万237円で、営業収益3億6,765万8,949円から差し引きますと、営業利益は5,197万8,712円となりました。
  次に、3、営業外収益について申し上げます。
  (1)受取利息及び配当金1万9,792円は資金運用による利息です。
  (2)長期前受金戻入79万1,100円については、以前に交付された補助金等により取得した償却資産の減価償却見合い分を収益化したものでございます。
  (3)雑収益645万2,348円は、電波管理局等による施設使用料及び下水道料金徴収事務委託料等でございます。
  以上、合わせて営業外収益が726万3,240円となりました。
  続いて、4、営業外費用の(1)支払利息1,204万5,478円ですが、これは起債に対する支払利息でございます。
  営業外費用計が1,206万290円となりました。営業外収益726万3,240円より営業外費用の1,206万290円を差し引きますと、ページの一番右列の一番下から2行目のとおり479万7,050円の不足が生じますが、営業収支の結果としては、営業利益、営業外収支を合わせると、右列一番下の経常利益は4,718万1,662円となりました。
  続いて、4ページをごらんください。5、特別損失の(1)過年度損益修正損の35万8,019円を先ほどの経常利益から差し引きますと、当年度純利益は4,682万3,643円となりました。それに前年度繰越利益剰余金1億7,574万7,262円を加えますと、当年度未処分利益剰余金は2億2,257万905円となりました。
  次に、平成28年度滑川町水道事業剰余金計算書についてご説明いたします。この剰余金計算書は、年度中に剰余金がどのように増減したかをあらわしたものでございます。
  まず、利益剰余金の部、1、減債積立金ですが、1、前年度末残高2億1,032万3,000円に、2、前年度繰入額が1,000万円ありましたので、4、当年度末残高は2億2,032万3,000円となりました。
  2、建設改良積立金は、1、前年度末残高が3億6,939万8,850円で、2、前年度繰入金が3,000万円あり、3、前年度処分額及び4、当年度処分額はともにゼロ円であります。5、当年度末残高が3億9,939万8,850円となり、積立金の合計は6億1,972万1,850円となりました。
  続きまして、5ページの3、未処分利益剰余金は、1、前年度未処分利益剰余金は2億1,574万7,262円で、2、前年度利益剰余金処分額の(1)減債積立金に1,000万円と(2)建設改良積立金に3,000万円積み立ていたしましたので、繰越利益剰余金年度末残高は1億7,574万7,262円となりました。この金額に3、当年度純利益4,682万3,643円を加えまして、当年度未処分利益剰余金は2億2,257万905円となりました。
  続いて、資本剰余金の部ですが、1、その他の資本剰余金、1、前年度末残高14億160万6,698円に、3、当年度発生額として1,649万円を加えた額が、5、当年度末残高14億1,809万6,698円でございました。その額が翌年度繰越資本剰余金となります。
  次に、6ページをお願いいたします。平成28年度滑川町水道事業剰余金処分計算書(案)についてご説明いたします。
  1、当年度未処分利益剰余金は2億2,257万905円です。この額は、5ページの中段の3、当年度純利益、当年度未処分利益剰余金と同じ額になります。
  6ページに戻りまして、2、利益剰余金処分額として1,000万円を減債積立金として積み立てさせていただきたいと思います。これは、地方公営企業法施行令第24条第1項で、純利益の20分の1以上を積み立てるよう義務づけられており、その規定に従いまして、企業債の償還額、財政運営等を考慮して積み立てるものでございます。その他に、今年度も3,000万円を建設改良積立金に積み立てさせていただきたいと思います。この額につきましては、資本的収支の補填財源の留保資金が工事の関係で減少してきており、補填財源として使用できる建設改良積立金を増額するものでございます。処分額の合計額は4,000万円で、この額を1、当年度未処分利益剰余金から差し引きますと、3、翌年度繰越利益剰余金は1億8,257万905円となります。
  続きまして、7ページでございます。平成28年度滑川町水道事業貸借対照表についてご説明いたします。
  この貸借対照表は、水道事業の財政状態を明らかにするため、年度末における水道事業が保有する全ての資産、負債及び資本をあらわしたものでございます。
  まず、資産の部の1、固定資産、(1)有形固定資産の合計額は、7ページの一番下の行、19億8,628万2,715円でございます。
  次に、8ページをごらんいただきたいと思います。(2)無形固定資産、(3)投資はございませんので、固定資産合計は中段にございます19億8,628万2,715円となります。
  2の流動資産は、(1)現金預金、(2)未収金、(3)はなく、(4)貯蔵品、(5)その他流動資産の合計が10億2,909万3,937円でございます。したがいまして、資産の合計は一番下の行、30億1,537万6,652円となりました。
  続いて、9ページ、負債の部ですが、3、固定負債、(1)企業債が2億6,496万3,948円ございます。これは過去の設備投資の際に借り入れた政府資金、金融公庫資金の元本残でございます。固定負債合計額が同額でございます。
  4、流動負債は、(2)企業債で年度内償還分でございます。(5)未払金、(6)前受金、(7)賞与引当金、(10)その他流動負債を合わせまして流動負債合計が、右側の列の一番下の行、1億923万3,971円でございます。
  次に、10ページをお開きください。5、繰り延べ収益、(1)長期前受金が5,483万3,137円、(2)収益化累計額がマイナス1,960万2,700円で、繰り延べ収益合計が3,523万437円でございます。
  前の9ページの固定負債合計と流動負債合計及び10ページの繰り延べ収益合計を合わせますと、負債合計4億942万8,356円となります。
  次に、資本の部ですが、6、資本金合計は3億4,555万8,843円であります。7、剰余金ですが、(1)資本剰余金は14億1,809万6,698円であります。(2)利益剰余金(積立金等)、10ページの一番下から4行目の利益剰余金合計8億4,229万2,755円であります。
  (1)資本剰余金と(2)利益剰余金の合計が、下から3行目の剰余金合計22億6,038万9,453円となります。剰余金合計と6、資本金を合わせた資本合計額は26億594万8,296円でございます。
  したがいまして、当ページの上段に記載の負債合計4億942万8,356円と、下から2行目の資本合計を合わせた一番下の負債資本合計は30億1,537万6,652円となりました。この額については、戻りまして8ページの一番下の行、資産合計とこの負債資本合計額がともに30億1,537万6,652円となりますので、貸借対照となります。
  続きまして、11ページでございます。滑川町水道事業会計キャッシュフロー計算書でございます。これは、水道事業会計における現金及び現金同等物の増減をあらわしたものでございます。下から3行目の現金及び現金同等物の増加額ですが、平成28年度の期間中の増加額が5,411万2,000円となります。一番下の行の期末残高は9億6,408万9,000円となりました。
  1ページをめくっていただきたいと存じます。決算附属書類であります。これが12ページから25ページとなっております。平成28年度水道事業の実績報告書でございます。後ほどご参照をいただきたいと思います。
  また、26ページからは監査委員さんの意見書となっております。
  以上で説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
議長(北堀一廣議員) 暫時休憩します。再開は2時20分とします。
          休 憩  (午後 2時07分)

          再 開  (午後 2時20分)
議長(北堀一廣議員) 再開します。
  認定第1号及び認定第2号の説明が終わりました。
  ここで、本件につきましては、監査委員による決算審査がなされておりますので、その結果について稲葉代表監査委員より報告をお願いします。
          〔代表監査委員 稲葉一正登壇〕
代表監査委員(稲葉一正) 監査委員の稲葉一正です。議長の指名を受けましたので、決算の審査報告をさせていただきます。
  それでは、こちらの滑川町一般会計・特別会計決算審査意見書の冊子をごらんいただきたいというふうに思います。
  1ページをお開きいただきたいと思います。朗読させていただきます。滑監委第23号、平成29年8月16日、滑川町長、吉田昇様。滑川町監査委員、稲葉一正、同高坂清二。
  平成28年度決算審査結果について、地方自治法第233条第2項の規定により、審査に付された平成28年度滑川町一般会計歳入歳出決算について審査した結果、別記のとおり意見書を提出します。
  なお、この後の特別会計、そして水道事業会計の報告につきましては、この部分の朗読は割愛させていただきたいと思います。
  それでは、2ページをお開きいただきたいと思います。審査の概要でございます。審査の期間は、平成29年7月19日から26日までの6日間行いました。審査の場所は、滑川町役場でございます。審査の対象は、平成28年度滑川町一般会計・歳入歳出決算。審査の方法でございますが、審査に当たっては、決算計数に誤りはないか、予算の執行が関係法令及び予算決議の趣旨に沿って効率的かつ経済的に行われたか。また、収支事務、財産の取得管理は適正に処理されたか等を主眼に置き、課局長、担当者の出席を求めて慎重に行いました。
  審査の結果でございますけれども、財政の推移は、説明がありましたとおり、歳入では前年度を下回り、歳出では前年度を上回る結果となったわけでございます。実質収支は、引き続き黒字を維持しておりまして、実質収支比率も6.4%を示しております。収支の状況は、おおむね良好と言えるものと考えます。
  3ページの表の下段、平成28年度一般会計歳入決算は、予算現額61億1,018万9,000円に対し、収入額は62億1,040万1,889円で、伸長率は101.6%ということでございました。
  4ページをお開きいただきたいと思います。同じく表の下段にあります平成28年度一般会計歳出決算は、予算現額61億1,018万9,000円に対し、支出済額は59億3,693万8,243円で、翌年度繰越額は6,015万5,000円で、不用額は1億1,030万5,775円という結果になっております。予算額に対する執行率は、前年度を上回る97.2%でありました。
  続いて、5ページをお願いします。4の財政の構造でございます。自主財源と依存財源に区別してございますけれども、自主財源と依存財源の割合は62.8%対37.2%ということになっておりまして、自主財源は対前年度比で1.1%増加した結果になってございます。
  続きまして、6ページをお開きいただきたいと思います。アの財政力指数についてでございますが、平成28年度は0.92ということで、前年度比較では0.01ポイント上昇しており、高い数値を示してございます。イの経常収支比率でございますが、平成28年度は91.4%ということで、前年度比較では1.7%上昇しております。ウの実質収支比率でございますが、平成28年度は6.4%ということでございまして、前年度比較では3.9%下降しております。エの公債費比率でございます。平成28年度は9.9%ということでございまして、前年度比較では0.5%上昇しております。
  3の意見に移らせていただきます。審査に付された一般会計の歳入歳出決算書、歳入歳出決算書事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書は、法令に準拠して作成されており、決算計数は関係諸帳簿及び証拠書類と照合した結果、誤りのないものと認められました。
  7ページに移らせていただきます。町税を見ますと、全体で30億4,248万5,000円の収入済額となったわけでございます。収納率は95.62%で、前年度に比較して0.19%上昇しております。
  収納率の向上対策につきましては、差し押さえ、電話催告、文書催告等を実施しております。また、納税者の利便性を図るため、コンビニエンスストアの納付を開設しておりまして、利用者が大変ふえているというところでございます。収納努力につきましては、口座振替制度の利用推進、そして町の徴収金等収納対策委員会を開催し、関係各課局との連携を図っている等、いろいろな手法に取り組んで収納努力されております。しかし、その一方で、不納欠損額は増額となっているため、収納体制の充実を図っていただき、また税負担の公平性からも、なお一層の収納率向上の努力をお願いしたいというふうに思います。
  このような中、本町の財政状況は、相変わらず厳しい状況下にあるわけでございます。町は今、将来を担う子どもたちのために子育て環境の整備等に力を注いでおります。また、滑川町健康づくり行動宣言を採択して、「みんなが健康で長寿のまち」をスローガンに、各種の健康づくり事業に取り組んでおり、各種の施策のために財源投資を行っております。
  このような中、引き続いて予算の見積もりについては、十分な積算根拠を吟味しながら財源の有効活用に努めていただきたいというふうに思います。
  (3)の工事関係事務については、抽出しまして、産業振興課で2件、建設課で3件、教育委員会で2件の工事審査を実施いたしました。その結果、関係書類の処理及び工事施工につきましては、おおむね良好に処理されておりました。工事の適切な執行はもとより、工事期間及び完成検査等についても、引き続き慎重に対処されるよう努めていただきたいと思います。また、工事請負契約については、予算残額による変更契約が見受けられましたので、工事価格の積算に当たっては適正な積算に努めていただきたいというふうに思います。
  (4)の財産管理については、適正に処理されておりました。
  (5)の備品管理につきましては、台帳の整備及び備品が明らかにされているかどうかを重点に、平成28年度購入備品を中心に審査を実施した結果、一部の備品に備品シールを張っていないものが見受けられました。備品購入に当たっては、必要数、価格等を十分に精査し、購入されたいと思います。備品管理台帳の整備は、おおむね適正に行われておりました。保管については、今後も適切な場所に保管されますよう徹底されたいと思います。なお、管理は定期的に物品点検等も行い、紛失等がないよう管理を徹底し、大切に使用されたいと思います。
  次に、7ページの一番下段から8ページに移らせていただきます。4の結びでございます。一般会計の財政構造を示す各種の数値を見ますと、実質収支は今年度も黒字を維持しておりますが、実質収支比率は前年度の10.3%から6.4%に下がっております。また、経常収支比率は前年の89.7%から91.4%に上がっております。財政指数の経常収支比率は、財政構造の弾力性を判断するものでありますので、人件費、扶助費、公債費などの経常的経費の抑制に十分留意されたいと思います。
  このような財政状況の中で、町民ニーズの多様化に対応する施策を実現するため、さまざまな事業に取り組んでいる状況でありますが、その事業の財源確保のため町債を活用しております。その町債残高は、平成24年度をピークに若干の減少傾向にあるものの、長期間の借金であります公債費の継続的増大を伴うものであることから、極力抑制に努められたいというふうに思います。
  そして、今後も行政要望に伴う事務事業や教育環境整備等にかかわる財政負担等、今後も財政を取り巻く状況は依然として厳しさが続くものと思います。したがいまして、予算の執行に当たっては、事務の効率化、事業の必要性を徹底検証されたいと思います。そして、受益者負担等の自主財源確保や、一部の事務事業の見直しを含めた事業効果を十分検討の上、引き続き経費の削減に取り組んでいただきたいと思います。また、経常収支比率はここ数年上昇しているため、財政の健全化になお一層の努力をされたいというふうに思います。
  以上、一般会計を終わりにします。
  続きまして、10ページをお開き願います。平成28年度滑川町国民健康保険特別会計歳入歳出決算について申し上げます。
  審査の期日は、7月21日でございました。審査の方法等におきましては、一般会計に準拠して実施しております。審査の結果ですけれども、財政の推移は、歳入歳出とも前年度を下回った結果となったわけでございます。財政収支の状況ですけれども、歳入総額は19億2,048万7,000円、歳出総額は18億9,196万8,000円で、差し引き2,851万9,000円となったわけでございます。
  11ページをお願いいたします。3の意見に移らせていただきます。審査に付された滑川町国民健康保険特別会計収支決算及び附属書類については、法令に準拠して作成されており、計数は関係諸帳簿と照合の結果、誤りは認められず、適正なものと認めました。自主財源の確保の面からも、被保険者に対して、税負担の原則について十分な理解が得られますよう、引き続き国保納税相談を行い、現年分の収納率向上を図られたいと思います。なお、収納率は1.49%上昇いたしておりますが、依然として低いため、職員相互協力しながら、時効完成前に未収金の解消に向け一層の努力をしていただきたいと思います。
  また、歳出の抑制という面からも、診療報酬明細書の調査点検事務の充実や特定健康診査の受診率向上に努め、被保険者に対する健康管理の推進及び医療保険に関する意識を深める啓発活動にも積極的に進められたいというふうに思います。
  続きまして、13ページをお開きいただきたいと思います。平成28年度滑川町介護保険特別会計歳入歳出決算について申し上げます。
  審査の期日は、7月21日でございました。審査の方法等におきましては、一般会計に準拠して行っております。審査の結果ですけれども、財政の推移は、歳入歳出とも前年度を上回った結果となったわけでございます。財政収支の状況ですけれども、歳入総額は9億9,879万3,000円、歳出総額は8億8,775万8,000円で、差し引き1億1,103万5,000円となったわけでございます。
  14ページをお開きいただきたいと思います。3の意見に移らせていただきます。審査に付された滑川町介護保険特別会計収支決算及び附属書類については、法令に準拠して作成されており、計数は関係諸帳簿と照合の結果、誤りは認められず、適正なものと認めました。保険料については、歳入総額の24.1%を占め、そのほか国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、繰入金等により運営をされております。歳出につきましては、保険給付費が全体の91.3%ということで、おおむねを占めている状況でございます。保険料の収納率につきましては、高い数値を維持しておりますが、保険料負担の公平性から今後も引き続き努力されたいと思います。
  続きまして、16ページをお開きいただきたいと思います。平成28年度滑川町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算について申し上げます。
  審査の期日は、7月21日でございました。審査の方法等におきましては、一般会計に準拠して行っております。審査の結果でございますが、財政の推移は、歳入歳出とも前年度を上回った結果となったわけでございます。財政収支の状況ですけれども、歳入総額で1億4,395万7,000円、歳出総額で1億2,845万9,000円で、差し引き1,549万8,000円となったわけでございます。
  17ページをお開きください。3の意見に移らせていただきます。審査に付された滑川町後期高齢者医療特別会計決算及び附属書類については、法令に準拠して作成されており、計数は関係諸帳簿と照合の結果、誤りは認められず、適正なものと認めました。
  この後期高齢者医療制度は、現役世代と高齢者世代の費用負担の不公平性をなくすことや、世代間を通じた負担が明確で、公平な制度として創設されてから9年が経過いたしました。この制度に対してはさまざまな指摘をされておりますが、関係機関等と連携を密にして、適正で円滑な運営と町民サービスの向上に引き続き努力されたいというふうに思います。
  続きまして、19ページをお開きいただきたいと思います。平成28年度滑川町下水道事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。
  審査の期日は、7月20日でございました。審査の方法等におきましては、一般会計に準拠して行っております。審査の結果でございますが、財政の推移は、歳入歳出とも前年度を下回った結果となったわけでございます。財政収支の状況ですけれども、歳入総額は3億9,369万9,000円、歳出総額は3億7,726万8,000円で、差し引き1,643万1,000円となったわけでございます。
  20ページをお開きいただきたいと思います。3の意見に移らせていただきます。審査に付された滑川町下水道事業特別会計収支決算及び附属書類については、法令に準拠して作成されており、計数は関係諸帳簿と照合の結果、誤りは認められず、適正なものと認めました。今後も引き続き、事業の推進に伴い財源の有効活用を図られたいというふうに思います。
  続きまして、22ページをお開きいただきたいと思います。平成28年度滑川町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。
  審査の期日ですが、7月20日でございました。審査の方法等におきましては、一般会計に準拠して行っております。審査の結果ですけれども、財政の推移は、歳入歳出とも前年度を上回った結果となったわけでございます。財政収支の状況ですけれども、歳入総額で1億1,214万円、歳出総額で9,970万3,000円で、差し引き1,243万7,000円となったわけでございます。
  23ページの3の意見に移らせていただきます。審査に付された滑川町農業集落排水事業特別会計収支決算及び附属書類については、法令に準拠して作成されており、計数は関係諸帳簿と照合の結果、誤りは認められず、適正なものと認めました。なお、今後の事業推進につきましては、財源の有効活用を図るとともに、現場管理、施設管理等にも十分注意をしながら、消耗機材等に対しては定期点検を徹底されて、突発的な事故を誘発しないよう努められたいと思います。
  続きまして、25ページをお開きいただきたいと思います。平成28年度滑川町浄化槽事業特別会計歳入歳出決算について申し上げます。
  審査の期日は、7月20日でございました。審査の方法等におきましては、一般会計に準拠して行っております。審査の結果ですけれども、財政の推移は、歳入歳出とも前年度を上回った結果となったわけでございます。財政収支の状況ですけれども、歳入総額で4,945万9,000円、歳出総額で4,727万6,000円で、差し引き218万3,000円となったわけでございます。
  26ページをお開きいただきたいと思います。意見に移らせていただきます。審査に付された滑川町浄化槽事業特別会計収支決算及び附属書類については、法令に準拠して作成されており、計数は関係諸帳簿と照合の結果、誤りは認められず、適正なものと認めました。なお、今後の事業推進につきましては、財源の有効活用を図るとともに、現場管理、施設管理等にも十分注意をしながら、消耗機材等に対しては定期点検を徹底され、突発的な事故を誘発しないように努められたいというふうに思います。
  引き続いて、28ページ、平成28年度基金運用状況の審査報告をさせていただきます。これにつきましては、7月19日に滑川町土地開発基金、滑川町奨学資金貸付基金、滑川町贄田春吉教育支援基金、滑川町国民健康保険高額療養費資金貸付基金、出産費資金貸付基金について審査を行ったわけでございます。審査の方法等につきましては、運用状況調書の計数は正確であるか、運用は設置の目的に沿って円滑かつ効率的に行われたか、また所定の手続に従ってなされていたか等に主眼を置いて、関係諸帳簿、証拠書類を点検、照合するとともに、資料の提出を求め、関係者の説明を聞き、慎重に審査を行いました。
  29ページ6の意見に移らせていただきます。審査の結果、各基金の運用状況調書の計数は正確であり、運用は設置の目的に沿い、正規の手続に従って行われたものと認めました。なお、近年の急激な社会状況、経済状況の変化を直視し、各基金の設置された時代背景を再考し、基金の目的に沿った運用及び円滑な執行に努めていただきたいというふうに思います。
  続いて、水道事業会計の意見を申し上げたいと思います。こちらの平成28年度水道事業会計決算書の冊子をごらんいただきたいと思います。27ページをお開きいただきたいと思います。
  審査の期日は、6月27日でございます。審査の場所は滑川町役場でございます。審査の対象は、平成28年度滑川町水道事業会計決算でございます。審査の方法ですが、審査に当たっては、審査に付された決算書並びに附属財務諸表が、地方公営企業法等、関係法令の規定に準拠して作成されているか否かを、当該年度中、毎月執行してきた例月出納検査の結果を参照、勘案しつつ、前述の諸表に関係諸帳簿、証拠書類を抽出、照合し、審査を進め、いわゆる決算諸表の適法性、妥当性と本事業年度末の財政状態並びに期間の経営成績を適正に表示しているか否かに主眼を置いて審査を行ったわけでございます。経営状況等におきましては、先ほど水道課長のほうから説明がございましたので、ごらんいただきたいというふうに思います。
  続いて、32ページ、4の審査の結果及び意見に移らせていただきます。審査に付された滑川町水道事業会計決算附属書類については、法令に準拠して作成されており、帳簿、証書類を照合した結果、計数に誤りはなく、水道事業の経営成績及び財政状態を正確に表示しており、適正なものと認めました。また、現金預金は確実に保管されておりました。資金運用についてですが、ペイオフ解禁以来、やはり安全性の確保ということから、普通預金が主体となってございます。
  そんな中、平成28年度中には、普通預金の一部を定期預金に振りかえております。利息収入の向上を目指しているものと考えられます。それに際しましては、金融機関の決算書や財務資料等をもとに、公金の安全性を確保した上で、できる限り効率性を考えた運用を行う必要があると考えます。また、地域経済への影響も考慮し、地元金融機関に対しては、預金移行も慎重に取り扱う必要があります。管理、整理については良好でありました。
  当年度純利益については、経済不況の中、平成28年度も黒字を維持しておりまして、収益の面から見ますと、中心をなす給水収益は比較的安定しているものの、受け取り利息については大変低利率でございまして、増収は望める状況にありません。また、企業債償還金については、借り入れがないため減少に転じております。また、現金は増加しておりまして、平成26年度の会計制度改正により導入されたキャッシュフロー計算書を活用して、引き続き費用節減や経営効率化による健全財政の維持を図られたいというふうに思います。
  有収率でございますが、92.3%ということで、前年度と同一でありまして、依然として県内平均よりも上回っている状態であります。今後とも配水管等の適切な維持管理により、その率を下げることのないよう引き続き努力をされたいというふうに思います。
  給水人口の増加に対応した施設の整備は、良好な状況で実施されており、今後も遺漏のないよう安全を図られたいというふうに思います。
  また、今後予想される配水管等の老朽化については、アセットマネジメントを精査し、最少の経費で最大の効果を上げられますよう進められたいと思います。
  滞納者の料金徴収については、積極的に収納努力されていると認め、適切に処理なされておりました。しかしながら、未納額を見ますと、平成28年度は531万4,000円となり、平成26年度の620万5,000円に対して89万1,000円減少している状況ですが、さらに努力を望むところでございます。
  なお、過年度分の未納金についても、確実に収納が進んでいると認められますが、今後も収納率向上対策として、臨宅徴収、給水停止等を行い、未納者への誓約書の提出を求めるなど、引き続いてより一層の努力をされたいというふうに思います。
  それでは、最後になりますが、こちらの冊子、平成28年度決算に基づく健全化判断比率、資金不足比率に関する報告書をごらんいただきたいと思います。
  こちらの後ろについてございます平成28年度決算に基づく財政健全化審査並びに経営健全化審査の意見書のほうをお願いします。意見書がついていると思うのですが、これの3枚目をお開きいただきたいと思います。こちらの平成28年度決算に基づく滑川町財政健全化審査意見書の審査概要でございますが、これは町長から提出されました健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施をしてまいりました。
  審査の時期は、7月26日でございました。3の審査の結果でございます。(1)の総合意見ですが、審査に付された下記の健全化判断比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認めました。
  次に、(2)の個別意見ですけれども、@の実質赤字比率、Aの連結実質赤字比率は、両方とも赤字額が発生しておらないということでございます。Bの実質公債費比率、Cの将来負担比率については、両方とも数字はありますけれども、早期健全化の基準と比較すると、これを下回っているという状況でございます。
  したがいまして、4の財政改善を要する事項ですが、特に指摘すべき事項はないということでございます。
  続きまして、もう一枚、その下に後ろにあると思いますけれども、滑監委第26号と記載されておりますこれをごらんいただいて、そして1枚めくっていただきたいと思います。
  平成28年度決算に基づく滑川町公営企業会計経営健全化審査意見書というのがあると思います。
  その概要ですけれども、これも町長から提出されました資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施をしてまいりました。審査の時期は、7月26日でございました。
  3の審査の結果でございます。(1)の総合意見ですけれども、審査に付された表の資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成をされているものと認めました。
  次に、(2)の個別意見ですけれども、水道企業会計、下水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計、浄化槽事業特別会計のいずれの会計も実質的な資金不足は生じておらず、よって、資金不足比率も発生しておらないというところでございます。
  したがいまして、4の是正改善に要する事項ですけれども、特に指摘すべき事項はないというところでございます。
  長くなりましたけれども、以上をもちまして決算審査の意見といたします。ご審議のほど、よろしくお願いします。
議長(北堀一廣議員) 稲葉代表監査委員さんには、認定第1号及び認定第2号の決算審査報告、大変ありがとうございました。

    総括質疑
議長(北堀一廣議員) これより総括質疑を行います。
  総括質疑は、認定第1号及び認定第2号の決算の認定議案に対する総括的な質疑とします。
  これより総括質疑に入ります。質疑時間は、質問者1人につき原則一括質問、一括答弁とし、答弁を含み30分以内とします。
  なお、再質問はできるだけ避けていただくようお願いを申し上げます。
  それでは、総括質疑ありますか。
  森田泰雄議員。
          〔7番 森田泰雄議員登壇〕
7番(森田泰雄議員) 森田泰雄でございます。議長のお許しを得たので、総括質問をさせていただきます。
  現在滑川町財政難でありますが、質問をちゅうちょいたしておりましたが、第5次滑川町総合振興計画に計上されておりますので、あえて質問をいたします。
  まず1番でございますが、宮前小学校の件でございます。第5次滑川総合振興計画に、プール、体育館の移設の検討、整備を進めます。特に老朽化が著しい宮前小学校のプールについては、早急な事業着手を図りますと位置づけされております。
  それで、質問をさせていただきます。急いでプール用地を確保いたしましたが、立木が繁茂し、どのような計画でその立木を処分するのか、わかっている範囲、答弁をお願いいたしたいと思います。
  2番目、全体の計画はどのようになっておりますか、プールの完成まででございますが、その辺も合わせて答弁をお願いいたしたいと思います。
  それで、3番目でございますが、プールの建設総費用については、まだ精査していないからよくわからないと思いますけれども、概算でどのくらいになるか、お答えができたら答えていただきたいと思います。
  その次が、この体育館についてでございますけれども、体育館はプールの後につくる予定になっておりますが、現在の体育館を幼稚園に利用してもらい、現在の幼稚園の集会所が狭く、園児1人に対して父兄1人しか参加できません。園児の入園や卒園、その他催し時には、父母、祖父母、2人、2人、2人の6人が参加いたします。体育館が利用できれば、全員一堂に会することができますが、見通しについてお伺いいたします。
  次に、町民会館及び複合施設についてでございますが、文化の振興と生涯学習の拠点になる新たな地域拠点となる地域拠点施設(複合設備)について検討し、建設を推進するとあります。
  1番目でございますが、町長就任以来、文化の殿堂である町民会館の建設の要望中ですが、予算の関係で様子を見ざるを得ない状況です。
  2番目、用地は確保されておるので、いつでも着手できるように検討、計画を立てていただきたい。見通しはいかがでしょうか。
  次に、庁舎内に建設されておる体育館、これは耐震ゼロとの報告がありましたが、近々の報道によると、大地震が発生する可能性が高いと報じられております。この体育館利用の皆様のよく見えるところに、地震発生時、速やかに体育館の外に避難するように書いていただいたらどうかと思います。
  それで、現在滑中の体育館が隣接されておりますが、この体育館を一般と中学生と供用するにはどのような制約がありますか、お答えをいただきたいと思います。その答えによっては、滑川市独自の条例を制定して解決できるものかどうか、検討していただきたいと思います。
  以上、質問をさせていただきます。
議長(北堀一廣議員) まず、前半、森田教育委員会事務局長、答弁願います。
          〔教育委員会事務局長 森田耕司登壇〕
教育委員会事務局長(森田耕司) 教育委員会事務局長。森田議員の質問に答弁をさせていただきたいと思います。
  森田議員さんにおかれましては、宮前小学校のプールの用地買収に当たりましては、地権者との交渉などご尽力をいただき、無事買収することができました。大変感謝申し上げます。
  さて、現在のプールの状況でありますが、開発行為の許可が済んでおります。今後は財政当局と協議を詰めて、建設に向けた準備を進めてまいりたいと考えております。
  それから、全体計画でありますが、用地的にはプールと体育館の用地を宮前小学校の北側の裏山に確保しております。とりあえずはプールを移転をさせていただいて、その後、体育館という形になると思います。
  次に、プールの建設費用でございますが、まず用地内が山林でありますので、用地の中の伐採、抜根、それから造成工事等を行います。こちらが約4,300万円程度、まだ概算でありますが、4,300万程度でございます。
  それから、宮前小学校プールの建設でございますが、約3億円程度を見込んでおります。それから、文化財の試掘調査費が約600万円程度、総事業費的には3億6,000万円程度を今予定をさせていただいているところでございます。あくまでも、これはまだ概算の費用でございます。
  それから、宮前小学校体育館の見通しでございますが、まだプール等もそちらのほうに移設をしておりませんので、まだもうちょっと体育館についてはあのままの状態かなというふうに考えております。
  以上でございます。
議長(北堀一廣議員) 次に、町民会館、あるいは総合施設等については大塚総務政策課長、答弁願います。
          〔総務政策課長 大塚信一登壇〕
総務政策課長(大塚信一) 総務政策課長。森田議員の質問に答弁いたします。
  複合施設につきましては、ご存じのとおり前々からの懸案事項ということで、吉田町政のこの前の10の約束の中にもそういったものは明確にうたわれているわけです。町長が在任中にそういった目鼻を立てようということで、一昨年来始めたわけですけれども、現実には、今ここにおられる北堀議長さんが建設委員長になりまして、そういった検討をし、場所の選定やら、どの程度の規模でやれるのかということを、住民を交えて一定の方針は出させていただきました。しかしながら、前々からの質問にもありますけれども、それを建てるための財政的な余裕がいまだにないということが現実にネックになっているなと思います。
  昨日もお話ししましたけれども、臨財債を十数年で30億円も借りざるを得なかったと。これがもし全て地方交付税で賄われていたのなら、恐らく財源的には今と同じような形でお金を返すにしても、建物は何らかの、複合施設かわかりませんけれども、何らかの形で残ったのではないかというのが個人的な考えです。今は、逆に臨財債の借金だけが残っている現状でございますので、今後の見通しについても非常に厳しいところがあるのかなと思います。
  先ほどの教育委員会のほうでも、宮小のプール云々の話もありました。一応財政のほうでは、すぐにやらなければならない防災無線のデジタル化とか、そういったもののために、やはりまた臨財債を借りざるを得ないと。その後がプールの建設というふうになりますので、やはりその後体育館となっているわけですけれども、そういった臨財債の借入がどんどん、どんどんふえていく。その現状の中では、町民会館の建設というのは非常に見通しが難しいのかなというのが個人的な考えでございます。何らかの手はずが変わって、いろんな交付金等がもらえるのであれば、そういったものをもらいながらやりたいというのが今の考えでございます。
  以上です。
議長(北堀一廣議員) 森田教育委員会事務局長、答弁願います。
          〔教育委員会事務局長 森田耕司登壇〕
教育委員会事務局長(森田耕司) 教育委員会事務局長。森田議員の質問に答弁をさせていただきます。
  総合体育館の耐震関係でございます。総合体育館のほうは、体育室の部分と柔剣道部分がありまして、それをつないでいる玄関、ロビーのところがあるわけですが、体育室の大きさと柔剣道室の大きさ、これが異なるために、その揺れに対するひずみが玄関やロビーの部分のつなぎ部分に発生をするということでございました。
  現に東日本大震災では、玄関の左上のガラスがゆがみによって割れたというような状況がありました。人的被害等はございませんでした。今後は、まちの公共施設等の総合管理計画に基づいて整備等を図ってまいれればと考えております。
  それから、滑川中学校の関係でございますが、教育活動に支障がない限り学校開放をさせてもらっております。中学校については、平日の夜間については一般開放をさせてもらっております。小学校の体育館につきましても、土日部分と平日の夜の部分につきましては学校開放させて、一般のほうが利用をしている状況でございます。
  以上です。
          〔何事か言う人あり〕
教育委員会事務局長(森田耕司) 済みません、あと、済みません。
  体育館2の速やかな避難の関係でございますが、こちらのほうは、いつ災害が来るかわかりませんので、掲示等は考えていきたいと思います。よろしくお願いします。
議長(北堀一廣議員) できるだけ再質問は控えていただきますようお願いします。
  森田議員。
7番(森田泰雄議員) もうちょっと質問したいところがあるのですけれども、再質問は控えるということでございますので、とりあえず理解させていただきまして、これで質問を終わりにいたします。
  以上でございます。
議長(北堀一廣議員) ほかに質疑はありますか。
          〔「なし」と言う人あり〕
議長(北堀一廣議員) 質疑なしと認めます。
  これをもちまして総括質疑を終結します。

    決算審査特別委員会設置、委員会付託
議長(北堀一廣議員) お諮りします。
  認定第1号 平成28年度滑川町一般会計及び特別会計決算の認定について及び認定第2号 平成28年度滑川町水道事業会計における剰余金処分及び決算の認定についてにつきましては、12人の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(北堀一廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、認定第1号及び認定第2号については、12人の委員で構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定をいたしました。
  お諮りします。ただいま設置されました決算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第2項の規定により、議長並びに議会選出の監査委員を除く12人全ての議員を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。
          〔「異議なし」と言う人あり〕
議長(北堀一廣議員) 異議なしと認めます。
  よって、決算審査特別委員会の委員は、議長並びに議会選出の監査委員を除く12人全ての議員とすることに決定をいたしました。
  以上で本日の日程は全て終了しました。

    次会日程の報告
議長(北堀一廣議員) あす7日は休会となります。
  明後日8日は休会ですが、午前10時から全員協議会を開きます。
  9日、10日は休日休会とします。
  来る11日は、午前9時から決算審査特別委員会を議場にて開きます。

    散会の宣告
議長(北堀一廣議員) 本日はこれにて散会をいたします。
                                   (午後 3時10分)
議会事務局長(木村晴彦) ご起立願います。
  相互に礼。
  お疲れさまでした。